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JP4202468B2 - 開閉装置 - Google Patents

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JP4202468B2
JP4202468B2 JP20513298A JP20513298A JP4202468B2 JP 4202468 B2 JP4202468 B2 JP 4202468B2 JP 20513298 A JP20513298 A JP 20513298A JP 20513298 A JP20513298 A JP 20513298A JP 4202468 B2 JP4202468 B2 JP 4202468B2
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JP
Japan
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tank
opening
closing
switchgear
power transmission
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JP20513298A
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正行 高橋
稔正 丸山
丈明 山中
典史 篠原
善治 四元
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Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、電力用電路の開閉に使用する開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は例えば特開平5ー300616号公報に示された従来の開閉装置を示す断面図である。図において、1は開閉装置の箱体、2は開閉装置の前面扉、3は箱体1内を区画する隔壁、4は遮断器、5は図8において紙の表裏方向に延在する3相の母線、6は箱体1に保持されて母線5を支持する碍子、7は外部の電源または負荷(図示せず)に接続されるケ−ブル、8は遮断器4の断路接触子、9はケ−ブル7と断路接触子8とを接続する接続導体、10は母線5と断路接触子8とを接続する接続導体、11は遮断器4の真空バルブ(開閉部)、12は遮断器4の操作機構、13は真空バルブ11と操作機構12とを連結するリンク機構である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の開閉装置では、遮断器4の操作機構12が真空バルブ11の前面側に配置され、さらに遮断器4の上方及び後方に大きな絶縁空間をとって母線5及び接続導体9、10を配置しているため、開閉装置の全体形状が大きくなるという問題点があった。
【0004】
この発明は、上述のような問題点を解消することを課題とするものであって、従来の開閉装置に比べて大幅に小形化できる開閉装置を得るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
の発明に係る開閉装置は、略角箱状のタンクと、このタンク内に収納され固定接触子と可動接触子との開離により通電を遮断する開閉部と、前記タンクの外部に設けられた、前記可動接触子を動作させる動作エネルギーを蓄積・放出する動力機構および動力機構を前記開閉部に伝達する動力伝達機構を有する操作機構の主要部と、前記開閉部の前記固定接触子側に接続された母線とを備え、前記タンクは隅部で内側に陥没した段部を有しており、この段部に、前記母線が前記開閉部と前記動力機構とで挟まれるように前記操作機構を取り付けたものである。
【0007】
また、この発明に係る開閉装置では、タンク内に絶縁性ガスを封入し開閉部を真空バルブとしたものである。
【0008】
また、この発明に係る開閉装置では、タンクを真空タンクとしその内部を真空にしたものである。
【0009】
また、この発明に係る開閉装置では、動力伝達機構はリンク機構である。
【0010】
また、この発明に係る開閉装置では、操作機構は段部と間隔をおいて固定する固定手段により固定されたものである。
【0011】
また、この発明に係る開閉装置では、固定手段は、大径部とこの大径部に接続されネジ山が形成された小径部とからなるボルトと、前記ネジ山に螺着されたナットとから構成されたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図3はこの発明の実施の形態1である開閉装置を示すもので、図1は開閉装置(投入)の側断面図、図2は開閉装置(投入)の正断面図、図3は開閉装置(開放)の側断面図である。
図において、12は操作機構で動作エネルギ−を蓄積・放出する動力機構13と、リンク機構の一端が前記動力機構13に接続され動力機構13から取り出された動作エネルギーを後述する真空バルブ(開閉部)に伝達する動力伝達機構14とから構成されている。15〜17はそれぞれ固定の軸芯を中心に回動自在に支持された軸、18は投入ばねで軸15に設けられた腕19を介して軸15に回転力を付勢している。20は軸15に固着された駆動輪、21はレバ−で軸16に固着されるとともにリンク22により駆動輪20と変位自在に連結されている。22は軸16に固着されたレバ−、23はレバ−22を上方に付勢する引外しばね、、25、26はレバ−22、24間を連結するリンクである。
【0013】
27は内部に絶縁性ガスであるSFガスを充填したタンクで、操作機構12を配置する側に階段状の段部27aを設けている。28は両端部がタンク27の両壁に固着された支持部材、29は支持部材28に支持され固定の軸芯を中心に回動する軸、30は両側に腕部を有し軸29を中心にシ−ソ−動作をするレバ−、31は真空バルブ(開閉部)で、図1において段部27a横の狭い空間内で、かつ図1の紙面に対して奥行方向に3個の真空バルブ31が所定の間隔をおいて配置されている。32は図2に示すように横方向に延在し隣接する開閉装置間を電気的に接続する母線、33は前記母線32をエポキシ等の絶縁物で一体に固めて保持する母線支持部材、34は前記母線32から分岐して当該同相の前記真空バルブ31の固定導体とを接続する分岐接続線、35は一端が真空バルブ31の可動導体に接続されたフレキシブル(flexible)導体、36は一端がフレキシブル導体35に接続され他端がタンク27外に導出された接続導体、37はタンク27外に敷設されるケ−ブル(図示せず)に接続するためのケ−ブル接続部である。38は一端がレバー24に接続されタンク27を摺動自在に貫通する貫通棒であり、タンク27の貫通部には図示されていないが、ガスシ−ルが設けられている。39は絶縁材で形成された絶縁ロッドであり、レバ−30の一端と貫通棒38とを連結するとともに、主回路と大地電位であるタンク27との間を電気的に絶縁している。またレバ−30の他端は真空バルブ31の可動導体の一端に連結されている。
【0014】
タンク27の段部27aには、動力伝達機構14の主要部、および出力レバー24、貫通棒38が配置されている。
このように、タンク27の上部に操作機構12の主要部を設けたため、開閉装置の奥行寸法を小さくできる。また、タンク27の上部の前面扉側の隅部で内部に陥没した段部27aが形成されており、この段部27a上に動力伝達機構14の主要部および出力レバー24、貫通棒38を配置したため、動力伝達機構14の主要部部分の高さ分だけ開閉装置の高さを低く構成することができる。
また、母線32が真空容器31と動力機構13との間に配設され、開閉装置を小形化することができる。
【0015】
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2の開閉装置の側断面図であり、以下の説明では、実施の形態1と同一または相当部分は同一符号を付して説明する。
この実施の形態では、タンク27を真空タンクとし、貫通棒38をベロ−ズ40を介してタンク27を貫通しており、実施の形態1の真空バルブ31を使用する必要はなく、固定接触子31a、可動接触子31bがタンク27内において露出した状態で配設されている。
また、母線32の部分を含めて同一のタンク27中に収納されており、絶縁性が向上するため、充電部間及び対地間の絶縁距離を小さくすることができ、開閉装置を更に小さく構成することができる。
【0016】
実施の形態3.
図5ないし図7はこの発明の実施の形態3の開閉装置を示すもので、図5は開閉装置の側断面図、図6は開閉装置の正断面図、図7はボルト50が垂設されたタンク27の側面図である。
この実施の形態では、タンク27の段部27aに固定手段によりユニット化された操作機構12が間隔52をおいて固定されている。固定手段は、大径部53とネジ山が形成された小径部54とからなるボルト50と、小径部54に螺着されたナット51とから構成されている。ボルト50はエポキシ樹脂からなるタンク27に接着剤で接着されている。また、タンク27の上方には真空バルブ31の開閉操作を制御する制御部が設けられている。
この実施の形態では、間隔52を利用して操作機構12をタンク27の段部27aに固定することができ、円滑に固定作業を行うことができる。また、出力レバー24を操作機構12の軸17に固定し、また貫通棒38に接続する作業も円滑に行うことができる。
【0017】
なお、上記の各実施の形態では、操作機構12をタンク27の上方に設けた場合について述べたが、相互の位置関係は上下に限定されるものではなく、双方の位置が上記と逆であっても、また横方向であっても上記の実施の形態1、2で説明したものと同等の効果を奏することはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る開閉装置によれば、略角箱状のタンクと、略角箱状のタンクと、このタンク内に収納され固定接触子と可動接触子との開離により通電を遮断する開閉部と、前記タンクの外部に設けられた、前記可動接触子を動作させる動作エネルギーを蓄積・放出する動力機構および動力機構を前記開閉部に伝達する動力伝達機構を有する操作機構の主要部と、前記開閉部の前記固定接触子側に接続された母線とを備え、前記タンクは隅部で内側に陥没した段部を有しており、この段部に、前記母線が前記開閉部と前記動力機構とで挟まれるように前記操作機構を取り付けたもので、開閉部に隣接して母線配設され、開閉装置を小形化することができる。
【0020】
また、この発明に係る開閉装置によれば、タンク内に絶縁性ガスを封入し開閉部を真空バルブとしたので、絶縁の所要空間距離を小さくすることができ、開閉装置を小形化することができる。
【0021】
また、この発明に係る開閉装置によれば、タンクを真空タンクとしその内部を真空にしたので、絶縁の所要空間距離を絶縁性ガスと比べて小さくすることができ、開閉装置をさらに小形化することができる。また、開閉部としてコストの高い真空バルブを用いなくてよい。
【0022】
また、この発明に係る開閉装置によれば、動力伝達機構はリンク機構であるので、強い力を伝達できるとともに動作ストロークの設計変更を容易に行うことができる。
【0023】
また、この発明に係る開閉装置によれば、操作機構は段部と間隔をおいて固定する固定手段により固定されたので、間隔を利用して操作機構をタンクの段部に簡単に固定することができる。また、操作機構と例えば動力を開閉部に伝達する出力レバーとの接続作業も円滑に行うことができる。
【0024】
また、この発明に係る開閉装置によれば、固定手段は、大径部とこの大径部に接続されネジ山が形成された小径部とからなるボルトと、前記ネジ山に螺着されたナットとから構成されたので、簡単な構成で、かつ確実にタンクに操作機構を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す開閉装置(投入)の側断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す開閉装置(投入)の正面断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す開閉装置(開放)の側断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す開閉装置(投入)の側断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す開閉装置(投入)の側断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す開閉装置(開放)の正断面図である。
【図7】 図5のタンクにボルトが取り付けられたときの側面図である。
【図8】 従来の開閉装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
12 操作機構、13 動力機構、14 動力伝達機構、27 タンク、27a 段部、31 真空バルブ(開閉部)、32 母線、50 ボルト、51 ナット、52 間隔、53 大径部、54 小径部。

Claims (6)

  1. 略角箱状のタンクと、
    このタンク内に収納され固定接触子と可動接触子との開離により通電を遮断する開閉部と、
    前記タンクの外部に設けられた、前記可動接触子を動作させる動作エネルギーを蓄積・放出する動力機構および動力機構を前記開閉部に伝達する動力伝達機構を有する操作機構の主要部と、
    前記開閉部の前記固定接触子側に接続された母線と、
    を備え、前記タンクは隅部で内側に陥没した段部を有しており、この段部に、前記母線が前記開閉部と前記動力機構とで挟まれるように前記操作機構を取り付けた開閉装置。
  2. タンク内に絶縁性ガスを封入し開閉部を真空バルブとした請求項1に記載の開閉装置。
  3. タンクを真空タンクとしその内部を真空にした請求項1に記載の開閉装置。
  4. 動力伝達機構はリンク機構である請求項1ないし3の何れかに記載の開閉装置。
  5. 操作機構は段部と間隔をおいて固定する固定手段により固定された請求項1ないしの何れかに記載の開閉装置。
  6. 固定手段は、大径部とこの大径部に接続されネジ山が形成された小径部とからなるボルトと、前記ネジ山に螺着されたナットとから構成された請求項に記載の開閉装置。
JP20513298A 1997-10-20 1998-07-21 開閉装置 Expired - Lifetime JP4202468B2 (ja)

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JPH11191905A JPH11191905A (ja) 1999-07-13
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