JP4278785B2 - Shift lever device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の変速機のシフトレンジを変更するシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、従来のシフトレバー80装置は、車両の変速機に連結され該変速機のシフトレンジを変更するシフトレバー82を備えている。このシフトレバー82の下端部にはシャフト84が形成されており、このシャフト84が樹脂製のベースプレート86に一体形成された一対の側壁88に軸支されている。
【0003】
また、シャフト84の先端部にはノブ90が取り付けられており、ノブ90には解除ボタン34(図1参照)が変位自在に設けられている。また、シフトレバー82の中間部にはディテントピン92が両側壁88側に向けて延在しており、その先端が後述のディテント孔94と係合している。そして、シフトレンジの変更時には、解除レバー34を押し込むことにより、ディテントピン92を押し下げてシフトレバー82を旋回移動させる。
【0004】
さらに、シフトレバー82の略中間部には取付台96が設けられており、この取付台96には円柱状のピン98と貫通孔100がそれぞれ形成されている。そして、この貫通孔100に節度片102の一端を貫通させ、節度片102に予め形成した円孔にピン98を嵌め込むことにより節度片102がワンタッチで取り付けられる。また、この節度片102の先端部は後述の節度溝104と係合するために湾曲して形成されている。
【0005】
一方、図6に示すように、ベースプレート86には節度片102の先端部と係合する節度プレート106が取り付けられている。この節度プレート106には各シフトレンジ(Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ等)に対応した複数の節度溝104が形成されており、シフトレバー82のシフト位置を変化させるに伴い、節度片102も移動してその先端部がシフトレバー82のシフト位置に対応した節度溝104と係合するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、節度片102をシフトレバー82への取付けるときは、まず、シフトレバー82のシャフト84をベースプレート86の側壁88に軸支させた後に、節度片102の先端部が節度溝104と係合しないように、手108で節度片102を節度プレート106の反対側に撓ませ、取り付けなければならなかった。このため、節度片102の取付作業が煩わしいものとなっていた。
【0007】
そこで、本発明は、節度片を撓ませることなく、シフトレバーに容易に取り付けることができるシフトレバー装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のシフトレバー装置は、車両の変速機に連結され、シフト操作により変速機のシフトレンジを変更するシフトレバーと、シフトレバーを軸支する支持具と、シフトレバーに設けられ、シフト操作に伴いシフト操作方向に沿ってシフトレバーと一体的に移動するディテントピンと、ディテントピンと係合し、シフトレンジに対応したシフト位置から他のシフトレンジに対応したシフト位置へのシフトレバーの移動を制限するディテント孔と、シフトレバーに取り付られ先端部が湾曲した弾性を有する節度片と、各シフトレンジに対応して形成され、各シフトレンジで節度片の先端部と係合する複数の節度溝を有する節度プレートと、ディテント孔と連続して形成され、ディテントピンを進入させシフトレバーをシフト範囲外へ位置させる回避孔と、前記節度プレートに形成され、前記シフトレバーをシフト範囲外へ位置させて前記節度片を前記シフトレバーに取付けるときに、前記節度片の先端部と該節度プレートとの接触を回避する回避溝と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、シフトレバーには先端部が湾曲した節度片が取り付けられる。この節度片は、シフトレバーを支持具に取り付け、シフトレバーのディテントピンを回避孔に進入させ、シフトレバーをシフト範囲外へ位置させた状態で、シフトレバーに取付けられる。このため、節度片の先端部と節度プレートに形成された複数の節度溝との係合を回避させて、節度片をシフトレバーに取り付けることができる。
【0010】
この結果、従来のように、節度片の取付時に、節度片の先端部が節度溝と係合しないように予め節度片を節度プレートの反対側へ撓ませる必要がないので、節度片の取付作業を容易に行うことができる。
【0011】
一方、節度片をシフトレバーに取付けた後は、回避孔がディテント孔と連続して形成されているので、シフトレバーをそのまま旋回移動させてディテントピンを回避孔からディテント孔に係合させることができる。このとき、節度片もシフトレバーの移動と共に移動して各シフトレンジに対応した節度溝と係合する。これにより、シフトレバーのシフト操作が可能となり、通常の走行状態とすることができる。
【0013】
また、節度片は、ディテントピンを回避孔に進入させシフトレバーをシフト範囲外へ位置させてシフトレバーに取付けられる。このとき、節度プレートに形成された節度溝により、節度片の先端部と節度プレートとの接触を回避することができる。このため、取付時に節度片が節度プレートと接触して変形することがないので、節度片をさらに容易に取付けることができる。
【0014】
請求項2に記載のシフトレバー装置は、シフトレバーに設けられた解除ボタンを押し込むことによりディテントピンを押し下げてシフトレンジを変更するシフトレバー装置であって、解除ボタンの押込量は、ディテントピンが回避孔に進入するのに必要な押下量よりも小さく設定されていることを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、節度片をシフトレバーに取り付けた後、シフトレバーを旋回移動させディテントピンをディテント孔に係合させることで、各シフトレンジに対応した走行状態が可能となる。そして、シフトレンジの変更は、解除ボタンを押し込みディテントピンを押し下げることにより行うことができる。
【0016】
ここで、解除ボタンの押込量は、ディテントピンが回避孔に進入するのに必要に押下量よりも小さく設定されているので、ディテントピンがディテント孔と係合した場合には、走行中に解除ボタンを誤って押し込んだとしても、ディテントピンが回避孔に進入することがなく、走行時の安全性及び安定性を確保することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係るシフトレバー装置について説明する。
【0018】
図1に示すように、シフトレバー装置12は、シフトレバー10を備えている。このシフトレバー10は、車両上下方向(図1の矢印UP及びその反対方向)に沿って長手とされたパイプ状のレバー本体14を備えている。このレバー本体14の下端部には略車両左右方向(図1の矢印LF及びその反対方向)を軸方向とするシャフト16が形成されており、ベースプレート18の略車両左右方向両端部から立設されて互いに対向する一対の側壁20の各軸受孔22へ軸支されている。
【0019】
また、レバー本体14の外周部からはワイヤ(図示省略)の一端が係止されたワイヤ係止部24が突出形成されている。ワイヤの他端は直接或いはリンク機構等の連結手段を介して間接的に車両の自動変速機(図示省略)へ機械的に連結されており、軸受孔22周りにレバー本体14が旋回した際の旋回位置(シフト位置)に応じてワイヤが引っ張られ又は戻されることにより自動変速機に設定されたシフトレンジが変更操作される。
【0020】
さらに、レバー本体14の上端側は、車両室内とシフトレバー装置12の設置場所とを仕切るハウジング26に形成されたガイド孔28を貫通して車両室内側へ延出しており、更に、その先端部にはノブ30が取り付けられている。
【0021】
図1に示されるように、ノブ30には略車両方向右側の端部で開口した横孔32が形成されており、解除ボタン34が横孔32に沿って変位自在に差し込まれている。ノブ30の内部側の解除ボタン34の端部には、カム面が左下方へ向けられたカム36が形成されている。
【0022】
また、ノブ30には縦孔38が形成されている。縦孔38はノブ30の下端部で開口しており、ノブ30の下端部に差し込まれたレバー本体14の縦孔40と同軸的に連通している。これらの縦孔38、40の内部には略車両上下方向に沿って長手とされた棒状のディテントロッド42が移動可能に収納されている。
【0023】
このディテントロッド42は、縦孔40の下端部近傍に配置された圧縮スプリング(図示省略)により、常に上方へ向けて付勢されており、このため、ディテントロッド42の上端部は常に解除ボタン34のカム36へ当接し、解除ボタン34が押圧操作された場合にその押圧力によって下方へ押し下げられるようになっている。
【0024】
なお、解除ボタン34の押込量は、ディテントピン44が後述の回避孔72に進入するのに必要な押下量よりも小さく設定されており、一旦ディテントピン44が回避孔72からディテント孔48に進入すると、解除ボタン34を押し込んでもディテントピン44が再度回避孔72に進入できなくなっている。
【0025】
また、ノブ30の縦孔38内には管状のスリーブ58が摺動自在に収容されていると共に、このスリーブ58にディテントロッド42が相対移動可能に貫通している。スリーブ58の下方には、圧縮コイルスプリング62が配置されており、この圧縮コイルスプリング62により、スリーブ58は上方へ向けて付勢され、常に解除ボタン34の端部に形成されたカム36に当接している。
【0026】
さらに、ディテントロッド42の長手方向の中間部からは略車両左右方向両側へ向けてディテントピン44が突出形成されている。ディテントピン44はレバー本体14に形成された略車両上下方向に沿って長手のスリット孔46を貫通しており、その先端部は側壁20に形成されたディテント孔48へ入り込んでいる。
【0027】
また、図4に示すように、スリット孔46が形成されている近傍(図1に示すFRの反対方向)には、取付台64がレバー本体14に一体形成されている。この取付台64は、全体としてくさび状に形成されており、その上面には円柱状のピン66が突出形成されている。また、ピン66の近傍には支持片64Aが突出形成されており、この支持片64Aには節度片68が貫通する貫通孔64Bが形成されている。
【0028】
なお、この節度片68は直線状の胴部68Aを有し、この胴部68Aの先端部68Bは湾曲して形成されている。また、胴部68Aの後端にはピン66を嵌め込む円孔70が形成されている。
【0029】
したがって、節度片68は、その後端を貫通孔64Bに貫通させ、ピン66に円孔70を嵌め込むことによりシフトレバー10にワンタッチで取り付けられる。なお、この節度片68は所定の弾性力を有したものであれば、金属製、樹脂製、その他のものでよい。
【0030】
図1及び図2に示されるように、ディテント孔48はその上側内周部50の曲率半径がスリット孔46の上端部若しくはその極近傍に位置した状態で軸受孔22周りにレバー本体14が旋回した際のディテントピン44の旋回軌跡に対応しており、レバー本体14が旋回した際にはディテントピン44が上側内周部50に沿って移動する。
【0031】
また、上側内周部50の一部からは下側内周部52へ向けて制限壁54が突出形成されている。この制限壁54は、車両の駆動輪を自由に回転できる状態とする自動変速機のニュートラルレンジに対応したレバー本体14の旋回位置(シフト位置)、すなわち、ハウジング26に形成された『N』の文字の側方の旋回位置(以下、『N位置』と称する。)と、車両の駆動輪をロックする自動変速機のパーキングレンジに対応したレバー本体14の旋回位置、すなわち、ハウジング26に形成された『P』の文字の側方の旋回位置(以下、『P位置』と称する。)との間でレバー本体14が旋回した際のディテントピン44の旋回軌跡に対応して形成されており、スリット孔46の上端部若しくはその極近傍にディテントピン44が位置した状態でレバー本体14を旋回操作すると、制限壁54がスリット孔46へ当接して、間接的にレバー本体14の旋回を制限する。
【0032】
また、図1及び図2に示されるように、制限壁54の下端部よりも後方側には、その高さが制限壁54の下端部と上側内周部50の中間に設定された段部56が形成されている。この段部56は、車両の駆動輪を反転駆動させる自動変速機のリバースレンジに対応したレバー本体14の旋回位置(シフト位置)、すなわち、ハウジング26に形成された『R』の文字の側方の旋回位置(以下、『R位置』と称する。)にレバー本体14が位置した際のディテントピン44の旋回位置に対応している。
【0033】
また、図1及び図2に示すように、ディテント孔48のLレンジ溝に対応する下側内周部52には長方形状の回避孔72が連続(連通)して形成されている。この回避孔72には、詳細については後述の作用で説明するが、シフトレバー10に節度片68を取り付けるときにディテントピン44が位置する。
【0034】
一方、ベースプレート18には節度プレート74(節度山)が一対の側壁20の間に取り付けられている。この取付けは、節度プレート74をベースプレート18と一体形成したものでもよく、あるいは、ベースプレート18を成形した後、このベースプレート18に強力に接着したり、ネジ止めしてもよい。この節度プレート74には、各シフトレンジに対応した複数の節度溝76が形成されている。
【0035】
具体的には、図2に示すように、節度プレート74には、シフトレバー10がLレンジに位置するときには節度片68の先端部68Bと係合するLレンジ溝76Aが形成されており、シフトレバー10が2レンジに位置するときに節度片68の先端部と係合する2レンジ溝76Bが形成されている。このようにして、節度プレート76には、その他Dレンジ溝76C、Nレンジ溝76D、Rレンジ溝76E、Pレンジ溝76Fが形成されている。
【0036】
また、図2に示すように、Lレンジ溝76Aの下側には回避溝78が形成されている。この回避溝78は、上記各節度溝76と比して溝深に形成されている。この回避溝78は、シフトレバー10のディテントピン44を回避孔72に位置させて節度片68をシフトレバー10の取付台64に取付けるときに、節度片68の先端部68Bが入り込み、節度プレート74との接触を回避させる溝である。
【0037】
次に、本実施形態に係るシフトレバー装置の作用について説明する。
【0038】
節度片68をシフトレバー10へ取付けるときの工程について説明する。まず、ベースプレート18の軸受孔22にシフトレバー10の下端部のシャフト16が嵌め込まれる。そして、シフトレバー10のディテントピン44を圧縮スプリングに抗して直接押し下げた後、ディテントピン44を回避孔72に進入させ、シフトレバー10をシフト範囲外へ傾斜させる。
【0039】
この状態で、図5に示すように、節度片68の湾曲した先端部68Bを回避溝78に位置させる。次に、節度片68を矢印A方向に移動させて、節度片68の後端を支持片64Aの貫通孔64Bに貫通させる。そして、取付台64に形成されたピン66に節度片68の後端に形成した円孔70を嵌め込む。
【0040】
このように、シフトレバー10をシフト範囲外まで傾斜させるので節度片68の先端部68Bが節度溝76と係合せず、かつ、節度片68の先端部68Bが回避溝78に位置することにより節度プレート74と接触することなく、節度片68の直線性を維持してそのままワンタッチで取付けることができる。この結果、取付作業を容易にすることができる。
【0041】
一方、節度片68をシフトレバー10の取付台64に取付けた後は、ディテントピン44が回避孔72とディテント孔48との連続部(連通部72A)に位置するようにシフトレバー10を起こす。
【0042】
ディテントピン44が連通部72Aに位置すると、図3に示すように、ディテントロッド42の下部に設けられた圧縮スプリング(図示省略)によりディテントロッド42が上方に押し上げられ、ディテントピン44がそのままディテント孔48に進入する。そして、ディテントピン44がディテント孔48に進入することにより、車両の通常の走行が可能となる。
【0043】
なお、シフトレバー10のシフト操作によりシフトレンジを変更すると、節度片68の先端部68Bが各シフトレンジに対応した節度溝76と係合していくが、これにより節度感(クリック感)を出すことができ、ドライバーがシフトレバー10のシフト位置を容易に確認することができる。
【0044】
また、例えば、2レンジからLレンジにシフト操作する場合は、解除ボタン34を押すことにより、ディテントロッド42の上端部がカム36により下方へ押し下げられる。そして、シフトレバー10がLレンジに位置した状態では、解除ボタン34の押込量がディテントピン44の押下量よりも小さく設定されているので、解除ボタン34を押し込んでもディテントピン44は下側内周部52へ移動するだけで回避孔72には進入しない。また、ディテントピン44が下側内周部52へ移動した状態でシフトレバー10を傾斜させても、ディテントピン44がディテント孔48の角部48Aと当接しているので、ディテントピン44が回避孔72に進入することがない。このため、走行の安全性及び安定性を確保することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明のシフトレバー装置によれば、節度片を撓ませることなく、節度片をシフトレバーに容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシフトレバー装置の分解斜視図である。
【図2】本発明のシフトレバー装置を構成する節度片の先端部が回避溝に位置した状態を示す断面図である。
【図3】本発明のシフトレバー装置を構成する節度片の先端部が節度溝と係合した状態を示す断面図である。
【図4】本発明のシフトレバー装置を構成する節度片がシフトレバーに取り付けられた状態を示す拡大斜視図である。
【図5】本発明のシフトレバー装置を構成する節度片がシフトレバーに取付けられる前の状態と取付けられた後の状態の変化を示す断面図である。
【図6】従来のシフトレバー装置の断面図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー
12 シフトレバー装置
18 ベースプレート(支持具)
20 側壁(支持具)
34 解除ボタン
44 ディテントピン
48 ディテント孔
68 節度片
72 回避孔
74 節度プレート
76 節度溝
78 回避溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a shift lever device that changes a shift range of a transmission of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 6, the
[0003]
A
[0004]
Further, a
[0005]
On the other hand, as shown in FIG. 6, a
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when attaching the
[0007]
Then, this invention makes it a subject to provide the shift lever apparatus which can be easily attached to a shift lever, without bending a moderation piece.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The shift lever device according to claim 1 is connected to a transmission of a vehicle, and is provided on a shift lever that changes a shift range of the transmission by a shift operation, a support that pivotally supports the shift lever, and the shift lever. A detent pin that moves integrally with the shift lever along the shift operation direction along with the shift operation, and the shift lever moves from a shift position corresponding to the shift range to a shift position corresponding to another shift range by engaging with the detent pin. A detent hole for restricting, a moderation piece having elasticity with a curved tip attached to the shift lever, and a plurality of engagement portions formed corresponding to each shift range and engaged with the tip of the moderation piece in each shift range A moderation plate with moderation grooves and a detent hole are formed continuously, and the detent pin is inserted to move the shift lever out of the shift range. Avoidance hole for, is formed in the detent plate, the detent piece by positioning the shift lever to the shift range when attached to the shift lever, avoiding contact with the tip and nodal degree plate of the detent piece And an avoidance groove .
[0009]
According to this configuration, the moderation piece whose tip is curved is attached to the shift lever. The moderation piece is attached to the shift lever with the shift lever attached to the support, the detent pin of the shift lever entering the avoidance hole, and the shift lever positioned outside the shift range. For this reason, the moderation piece can be attached to the shift lever while avoiding the engagement between the tip of the moderation piece and the plurality of moderation grooves formed in the moderation plate.
[0010]
As a result, it is not necessary to bend the moderation piece to the opposite side of the moderation plate in advance so that the tip of the moderation piece does not engage the moderation groove when attaching the moderation piece. Can be easily performed.
[0011]
On the other hand, since the avoidance hole is formed continuously with the detent hole after the moderation piece is attached to the shift lever, the detent pin can be engaged with the detent hole from the avoidance hole by turning the shift lever as it is. it can. At this time, the moderation piece also moves with the movement of the shift lever and engages with the moderation groove corresponding to each shift range. Thereby, the shift operation of the shift lever becomes possible and a normal traveling state can be obtained.
[0013]
The moderation piece is attached to the shift lever with the detent pin entering the avoidance hole and the shift lever positioned outside the shift range. At this time, contact between the tip of the moderation piece and the moderation plate can be avoided by the moderation groove formed in the moderation plate. For this reason, since the moderation piece does not come into contact with the moderation plate and is not deformed at the time of attachment, the moderation piece can be attached more easily.
[0014]
The shift lever device according to
[0015]
According to this configuration, after the moderation piece is attached to the shift lever, the shift lever is pivoted and the detent pin is engaged with the detent hole, thereby enabling a traveling state corresponding to each shift range. The shift range can be changed by pressing the release button and depressing the detent pin.
[0016]
Here, the pressing amount of the release button is set to be smaller than the pressing amount necessary for the detent pin to enter the avoidance hole, so when the detent pin is engaged with the detent hole, it is released during traveling. Even if the button is pushed by mistake, the detent pin does not enter the avoidance hole, and safety and stability during traveling can be ensured.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a shift lever device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0018]
As shown in FIG. 1, the
[0019]
Further, a
[0020]
Furthermore, the upper end side of the lever
[0021]
As shown in FIG. 1, the
[0022]
A
[0023]
The
[0024]
The pressing amount of the
[0025]
A
[0026]
Further, a
[0027]
Further, as shown in FIG. 4, a mounting
[0028]
The
[0029]
Therefore, the
[0030]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0031]
Further, a
[0032]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, a step portion whose height is set between the lower end portion of the
[0033]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, a
[0034]
On the other hand, a moderation plate 74 (moderation mountain) is attached to the
[0035]
Specifically, as shown in FIG. 2, the
[0036]
As shown in FIG. 2, an
[0037]
Next, the operation of the shift lever device according to this embodiment will be described.
[0038]
A process for attaching the
[0039]
In this state, as shown in FIG. 5, the curved
[0040]
In this way, the
[0041]
On the other hand, after the
[0042]
When the
[0043]
When the shift range is changed by the shift operation of the
[0044]
For example, when shifting from the 2 range to the L range, the upper end of the
[0045]
【The invention's effect】
According to the shift lever device of the present invention, the moderation piece can be easily attached to the shift lever without bending the moderation piece.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a shift lever device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a state in which a distal end portion of a moderation piece constituting the shift lever device of the present invention is positioned in an avoidance groove.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state in which a tip portion of a moderation piece constituting the shift lever device of the present invention is engaged with a moderation groove.
FIG. 4 is an enlarged perspective view showing a state in which a moderation piece constituting the shift lever device of the present invention is attached to the shift lever.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a change in a state before and after the moderation piece constituting the shift lever device of the present invention is attached to the shift lever.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a conventional shift lever device.
[Explanation of symbols]
10
20 Side wall (support)
34
Claims (2)
前記シフトレバーを軸支する支持具と、
前記シフトレバーに設けられ、前記シフト操作に伴いシフト操作方向に沿って前記シフトレバーと一体的に移動するディテントピンと、
前記ディテントピンと係合し、前記シフトレンジに対応したシフト位置から他のシフトレンジに対応したシフト位置への前記シフトレバーの移動を制限するディテント孔と、
前記シフトレバーに取り付られ先端部が湾曲した弾性を有する節度片と、
前記各シフトレンジに対応して形成され、前記各シフトレンジで前記節度片の先端部と係合する複数の節度溝を有する節度プレートと、
前記ディテント孔と連続して形成され、前記ディテントピンを進入させ前記シフトレバーをシフト範囲外へ位置させる回避孔と、
前記節度プレートに形成され、前記シフトレバーをシフト範囲外へ位置させて前記節度片を前記シフトレバーに取付けるときに、前記節度片の先端部と該節度プレートとの接触を回避する回避溝と、
を備えたことを特徴とするシフトレバー装置。A shift lever connected to a transmission of the vehicle and changing a shift range of the transmission by a shift operation;
A support that pivotally supports the shift lever;
A detent pin provided on the shift lever and moving integrally with the shift lever along a shift operation direction in accordance with the shift operation;
A detent hole that engages with the detent pin and restricts movement of the shift lever from a shift position corresponding to the shift range to a shift position corresponding to another shift range;
A moderation piece attached to the shift lever and having elasticity with a curved tip portion;
A moderation plate having a plurality of moderation grooves formed corresponding to each shift range and engaged with the tip of the moderation piece in each shift range;
An avoidance hole formed continuously with the detent hole, for allowing the detent pin to enter and the shift lever to be positioned outside the shift range;
An avoiding groove formed on the moderation plate to avoid contact between the tip of the moderation piece and the moderation plate when the shift lever is positioned outside the shift range and the moderation piece is attached to the shift lever;
A shift lever device comprising:
前記解除ボタンの押込量は、前記ディテントピンが前記回避孔に進入するのに必要な押下量よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載のシフトレバー装置。 A shift lever device that changes the shift range by pushing down the detent pin by pushing a release button provided on the shift lever,
The shift lever device according to claim 1 , wherein the pressing amount of the release button is set to be smaller than a pressing amount necessary for the detent pin to enter the avoidance hole .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21363099A JP4278785B2 (en) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | Shift lever device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21363099A JP4278785B2 (en) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | Shift lever device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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