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JP4272919B2 - Glass mounting method - Google Patents

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JP4272919B2
JP4272919B2 JP2003143277A JP2003143277A JP4272919B2 JP 4272919 B2 JP4272919 B2 JP 4272919B2 JP 2003143277 A JP2003143277 A JP 2003143277A JP 2003143277 A JP2003143277 A JP 2003143277A JP 4272919 B2 JP4272919 B2 JP 4272919B2
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車車体や建材などの被取付ワークにガラスを取付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ライン搬送中の車体に取り付けるウインドウガラスに対して、取り付け前に塗布ステーション内で接着剤の塗布を行う方法が知られている(例えば、特許文献1)。ウインドウガラスの接着面に、所望のビード形状を保ちながら高精度の接着剤塗布を行うには、自動による塗布作業が効率的であり、このため塗布用ロボットを搭載した塗布ステーションが活用される。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−263938号公報(第4−6頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例では、手作業用の治具11を用いるため、特に、フロントやリア用の大重量ウインドウガラスを塗布ステーションから搬出入する際に、作業者Mに相当の重量負担が要求される。
【0005】
このような場合、作業者の負担軽減を目的としてラインの近接位置に塗布ステーションを設置するなどの対応が考えられるが、搭載ロボットの可動範囲確保を優先してレイアウトを行う必要があるため、このようなステーションの配置場所による対策には限界がある。
【0006】
また、上記のもののように主に手作業による取り扱いを想定したものでは、実際の接着剤塗布作業の前後に、作業者の不注意でガラスに接触するおそれがあり、工程管理上好ましくない。例えば、接着剤塗布工程前のガラスに対して脱脂やプライマ塗布による前処理工程を介在させるなど工程が多段階に亘るようになった場合、作業者が接触する機会が増えることにより、製品の歩留り低下という事態を招くおそれがある。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑み、重量負荷や手作業時の注意義務徹底など作業者側の負担を軽減し得るガラス取付方法を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、ガラスに対する接着剤塗布工程を経由して被取付ワークにガラスを取付ける方法において、ガラスの位置決め固定機構及び塗布ステーションに対する位置決め固定機構を備えた台車上にガラスを固定して搭載するガラス搭載工程と、台車に搭載された状態のガラスに対して接着剤塗布工程の前処理を行う前処理工程と、前処理済みのガラスを搭載した状態の台車を、台車を位置決め固定する補助的な機構を備えた塗布ステーションに搬送する第1搬送工程と、この塗布ステーションに搬入された台車搭載状態のガラスに対して接着剤の自動塗布を行う接着剤塗布工程と、接着剤塗布済みのガラスを搭載した状態の台車を前記被取付ワークに対するガラス取付エリアへ搬送する第2搬送工程とをこの順に行う。この場合において、ガラスの位置決め固定機構は、略等脚台形形状をなすガラスの一方の底辺側に位置する一方の隅部を挟む底辺部と斜辺部とでガラスに当接する一対の第1当接部材と、他方の隅部を挟む底辺部と斜辺部とでガラスに当接する一対の第2当接部材と、ガラスの位置決めすべき位置におけるガラスの対称軸上に配置された第1回転軸と、該第1回転軸に回動自在に支持された第1リンクと、第1リンクの一端部に回動自在に接続されて一方の隅部側に伸びる第2リンクと、第2リンクと同一の軸間距離を有するとともに第1リンクの他端部に回動自在に接続されて他方の隅部側に伸びる第3リンクと、第1回転軸へ接近離間可能とされガラスを第1回転軸側へ押圧した状態で台車に固定される押圧部材とを備えている。そして、第1当接部材は、共通の第1ブラケットで連結されると共に、第1当接部材のそれぞれから等距離位置にある第2回転軸回りに同軸回転ができるよう一体的に構成され、第2当接部材は、共通の第1ブラケットで連結されると共に、第2当接部材のそれぞれから等距離位置にある第2回転軸回りに同軸回転ができるよう一体的に構成され、各第2回転軸は、第2ブラケットにそれぞれ回動自在に支持され、各第2ブラケットの端部は、第2リンクと第3リンクのそれぞれに回動自在に接続されている
【0009】
これによれば、台車上に固定して搭載された状態でガラスに対して、前処理工程、接着剤塗布工程、及びこれら工程の前後の搬送工程(上記第1及び第2搬送工程)を行うため、この際に作業者が手作業で大重量のガラスを持ち運ぶ必要がなくなる。即ち、ガラスを持ち運ぶ工程が大幅に削減されるため、作業者は重量負荷を軽減でき、また、作業者が不注意でガラスに接触することが少なくなる。
【0010】
なお、上記の前処理工程は、接着剤塗布箇所に対して脱脂を行う脱脂工程と、該脱脂箇所に対してプライマを塗布するプライマ塗布工程とを挙げることができ、また、通例のようにこれら工程をともに手作業により行うことができる。
【0011】
また、接着剤塗布工程でロボットを用いた自動塗布を行うため、好ましくは、塗布ステーションに対して台車上のガラスを位置決めして固定する位置決め工程を行うことが望ましい。
【0012】
自動塗布工程では、塗布サイクル中の接着剤の吐出位置や塗布長及び吐出タイミングなどをあらかじめティーチングロボットに記憶させて塗布作業を行うため、塗布対象のガラスを正確に位置決めすることが特に重要である。
【0013】
さらに、上記した第1及び第2の搬送工程の際に、台車に搭載された状態のガラスを吸着して固定する吸着工程を行うことにより、搬送中であっても、台車に対するガラスの位置ずれが防止できる。このような位置ずれ防止は、特に、上記のような位置決め工程を介在させる際に、位置決めの信頼性を保つために重要である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及び2は、塗布ステーションに対してウインドウガラスの搬出入を行う装置1の概略上面図及び概略正面図である。これらに示すように、直方体形状のフレーム2がその下面側のパイプ2aの走行車輪3を介して床面上に設置されて、把持用取っ手5付きの台車6を構成する。また、フレーム2の上面パイプ2b側で、上下動及び回転動自在な中心軸4を介してテーブル7に接続される。中心軸4は上下動及び回転動自在であるためテーブル7は台車6上でフローティング状態に保たれる。
【0015】
このようにフローティング状態を実現するための詳細機構を図1及び3に示す。図1中で、テーブル7は中心軸4の上端部で固定されており、また、フレーム2の上面側パイプ2bの内側端縁に沿ってステー8が延伸して取り付けられている。この上面側パイプ2bの内方を廻るステー8上には、さらに長手プレート9が治具固定用に架設されている。そして、この長手プレート9を介してローラ支持リング10が固定され、リング10内のローラ11の上端がテーブル7の下面を当接して受け止めることができる。
【0016】
上記したようにテーブル7と一体構成された状態で中心軸4が、外周部を構成するプレート12の中心穴13に嵌合すると、図3に示すように中心軸4はプレート12の下面に設けられたベアリング機構14a及びスプリング機構14bにより上下動及び回転動が可能な状態となる。即ち、中心軸4の上端部に固定されたテーブル7は、ローラ11に着座した状態でフローティング自在に台車6上に載置される。
【0017】
一方、図1及び2に示すように、フレーム2の上面側パイプ2bの外方には、上下方向に進退可能なロックブッシュ15が設けられている。ロックブッシュ15は公知のシリンダ構造から成り、その下端のノブ15aの上下作動に伴い、ブッシュ15内を貫通するロッドの先端15bが進退し、テーブル7のロッド直上位置に設けた補強プレート7a内の開設孔(図示せず)を介してテーブル7上に出没可能となる。即ち、ロッド15bの収納時はフローティング自在であったテーブル7は、上記ノブ15aを押し上げて、ロッド先端15bがテーブル7を貫通することにより、中心軸4回りに回転動自在な状態が断たれ、上下方向のフローティングのみに規制される。
【0018】
なお、ブッシュ15のL字型の切り欠き15cは、ノブ15a及びロッド先端15bと一体構成の案内部15dを誘導するものであり、図示のように案内部15dが切り欠き15cの最上端に位置する場合に、ロックブッシュ15内で図外のスプリングにより伸長方向に付勢されたロッド先端15bがテーブル7を貫通してその上面に突出する。一方、スプリング付勢に抗しながら案内部15dを切り欠き15cに沿って下降させる場合は、ロッド先端15bがテーブル7の下面方向に後退し、最下端位置でブッシュ15内に収納される。さらに、そのまま案内部15dを切り欠き15cの最右端位置に移動することにより、ロッド先端15bの収納状態が固定される。
【0019】
さらに、台車6の下面側パイプ2aの外側には所定間隔で複数のサイドローラ16が設けられ、また、テーブル7の外側端縁部には所定間隔で複数の鼓状ローラ17が設けられ、それぞれ後述するように塗布ステーション側への誘導用に用いられる。
【0020】
次に、図4によりテーブル7上に略等脚台形状のウインドウガラス18を位置決め固定する機構を説明する。
【0021】
図4を参照して、フロントやリアウインドウガラス18に相当する略等脚台形形状において、短底辺19側に位置する隅部20、21のうち、例えば隅部20では、これを挟む短底辺部19と斜辺部22aとでガラス18に当接させるナイロン製の第1当接部材23、24が共通のブラケット25上で連結されると共に、これらから等距離位置にある回転軸26回りに同軸回転ができるよう一体的に構成される(対称位置の第2当接部材27、28も同様の構成である)。また、ブラケット25の回転軸26近傍からは、第1当接部材23、24の連結方向に対して直交する延伸部25aが延設され、その先端にガラス18の下面を支持する支持ロッド29aが立設される。これにより、第1当接部材23、24及び支持ロッド29aが一体構成となる。
【0022】
そして、隅部21側の対称位置でも同様に、第2当接部材27、28及び支持ロッド29bが共通のブラケット30上に一体的に構成されて、回転軸31回りに同軸回転可能に設けられる。即ち、第1当接部材23、24及び支持ロッド29aによる一体構成Aと、第2当接部材27、28及び支持ロッド29bによる一体構成Bとが左右対称位置に配置され、これによりセンタリング機構が構成される。
【0023】
図4の紙面下方から搬送されて来るウインドウガラス18が、このセンタリング機構により正常に対称配置されるためには、上記の一体構成A及びBにより、搬送ガラス18の多少の範囲内の角度ズレが修正される必要がある。即ち、ガラス18の理想的な搬送方向は、その重心の移動方向が、回転軸26及び31の連結線に直交する中央線32に合致するものであるが、実際の搬送の際には、これより多少ずれた角度が生じることは避けられない。
【0024】
このような状態でも正確なセンタリングが可能となるように、一体構成A及びBが同期作動できるようにリンク機構により接続する。このリンク機構は、一体構成A及びBの対称軸32上に設けた回転軸33を中央位置としてこの回りに回動自在の第1リンク34と、該第1リンク34の両端近傍に対称配置される上下方向軸35、36でそれぞれ軸支される第2及び第3の両リンク37a、37bとから成る。このとき、第2リンク37a及び第3リンク37bは、それぞれ軸35、36の反対側に軸38、39を有し、一方、ブラケット25、30には、それぞれの回転軸26、31に一体的に固定された小ブラケット40、41がそれぞれ設けられている。このとき、小ブラケット40、41のそれぞれの延伸方向は、図4に示すように、中央線32を対称軸とする線対称配置となる。そして、小ブラケット40、41の端部は、上記の第2リンク37aまたは第3リンク37bの軸38、39に軸支される。
【0025】
このリンク機構を用いると、固定回転軸26と固定回転軸33及び31とが、それぞれ第1リンク34及び第2リンク37aまたは第3リンク37bを介して逆回転の回転運動として同期作動することができる。即ち、一体構成A及びBのそれぞれで、反対方向の回転作動が行われるが、各構成A及びBは互いに対向する線対称位置に配置されているため、対称軸32に対する相対運動は、一方の構成が対称軸32に対して平行方向に近づくとき他方の構成も同じく平行方向に近づくような対称方向の同期作動となる。このような同期作動は、多少の角度のずれがある搬送方向の修正に有効である。例えば、隅部20が先行すると共に隅部21が遅行するように傾いたガラス18が搬送される際、所期より紙面左上位置で一体構成Aの第1当接部材23、24に隅部20が当接すると共に、所期より紙面左下位置で一体構成B(第2当接部材27、28)に隅部21が当接する。しかし、この場合も、左右非対称に搬送されたガラス18は、時計回りに回動する第1リンク34を介して、ともに対称軸32に対して直交方向に近づいて傾動する一体構成A及びBにより、ガラス18の両隅部20、21が次第に対称軸32に対して左右対称に配置される位置まで送り出される。即ち、最終的にガラス18が左右対称に配置される。
【0026】
上記のようにセンタリングされたガラス18は、短底辺19と両斜辺22a、22bとで位置決め固定された状態であるが、長底辺42が解放されたままである。そこで、中央軸32に沿ってスライドガイド43を設け、ガイド43上を摺動可能にした押圧部材45をガラス18方向に摺動させて、ついには、ガラス18の長辺部42で外側から押圧して位置決め固定を完了するようにした。なお、固定完了後は、トグルクランプ46により押圧部材45の摺動を遮断してロックする。
【0027】
図5は、このトグルクランプ46の詳細を示す略断面図である。スライド43の側端部43aが、プレス47の先端部47aで押圧されて、スライド43内の摺動を断つものである。即ち、レバー48の先端軸とプレス47の上方軸とが同軸(48a)構成され、また、レバー48の後端軸48bと、台座49の右側軸49aとがリンクされている。この状態で、レバー48を上方位置にすると、その先端軸48aが台座49の右側軸49aと左側軸49bとの間に移動して嵌合され、この移動に伴って先端軸48aと同軸のプレス47上方軸が下方軸49b回りに回動して、プレス先端部47aが解放されることになる。レバー48を下方に降ろすと上記とは逆に、プレス先端部47aが側端部43aを押圧することになる。このようなトグルプレスは、位置決めの際のロック機構として確実なものであるため、上記の位置決め固定は信頼度の高いものとなる。
【0028】
ところで、ガラス18は大重量のフロントまたはリアウインドウであるため、図4の紙面下方から搬送されて来る際に、第1及び第2の当接部材23、24及び27、28に到達するまでに補助的な支持があると、搬送がスムースになる。そこで、図4のテーブル7上に対称軸32方向に回転可能な一対のローラ50a、50bを設けている。さらに、図1及び図2において、搬送途上に位置する取っ手5にも、上記ローラ50a、50bと同方向に回転可能なローラ51を設ける。いずれのローラも、搬送時の重量負荷を効果的に軽減するものである。
【0029】
さらに、図4のテーブル7の左右方向に亘り、複数の吸着パッド52a〜52dを付属した把持用治具Hを取付けた。作業者の手作業用に形成された治具Hは、吸着パッド52a〜52dを連結するパイプ52pを介して吸着パッドと一体的に構成される。即ち、負圧発生器52により吸着作動が行われると、ガラス18が多点で均等に吸着されるので、左右の両治具Hを用いれば、車体装着時の作業者がガラス18を持ち上げる等の作業が行い易くなる。また、吸着状態にしたガラス18は、運搬時の上下方向の振動環境下でも位置決め固定を維持できるという利点も有する。
【0030】
このようにして、ウインドウガラス18が搭載されたテーブル7を載置した状態で搬送される台車6に対して、これを収容して受け入れる塗布ステーション側に設けた搬出入装置を図6乃至9に示す。
【0031】
図6は、搬送される台車6を補助的に固定する装置構成を示す略上面図である。ウインドウガラス18の搬入時は、塗布ステーション53の上方に搭載した塗装ロボット54を正面に対峙して台車6を直進させるのが理想であるが、特に、作業者による手押し搬送の場合は、正確な角度で直進を続けるのが難しい場合も想定される。また、現場のスペースに制約がある場合は、直進による軌跡に対応した床面を充分に確保できない場合もある。このため、搬出入口53aに、台車6のサイドローラ16をそれぞれ案内できる一対の台車用ガイドレール55、56を搬送方向に延伸させて配置する。そして、ガイドレール55、56の互いに対向する内方側面55a、56aのそれぞれを、その先端部同士が最大の幅広間隔となるような、いわゆるハの字状に開いた形状とする。これにより、台車6が塗布ステーション53に対して左右方向に若干位置ずれしたり、多少の範囲の角度で斜め方向から搬入されることがあっても、台車6が前進するに従って、台車6がガイドレール55、56間の徐々に狭まる間隔によって、所期通りの正面に対峙した進行方向に修正され、塗布ステーション53の台車用ラフロック機構57に正常位置で当接する。
【0032】
図7は、塗布ステーション53及び台車6にそれぞれ設けられた台車用ラフロックのための装置構成を示す拡大図である。
【0033】
不図示の塗布ステーション53側の下方に垂下して設けた軸受け部58上に、紙面表裏方向に沿った回動軸59を軸装した軸支部60を連結し、さらに、下面中央部に凹部61を形成した係合フック62を軸着し、軸59回りに回動可能とした。また、軸支部60上には、連結部63とピストンロッド64進退用穴を有するブラケット65とを介して、エアシリンダ66が搭載されている。そして、ステーション53側の最下端には対台車6用のストッパ67が垂設されている。
【0034】
これに対し、対向して搬入される台車6の先頭部分では、走行車輪3を取り付けた下面側パイプ2a上にロックポール68が立設される。ロックポール68の上端部68aは、係合フック62の凹部61により係合され、この係合フック62の昇降により台車6が紙面左右方向に前後進可能となる。
【0035】
即ち、台車6が搬入される際、ロックポール68の上端部68aと係合フック62の先端傾斜部62aとが当接して接触した直後から、係合フック62が回動軸59回りに回動して傾斜部62aが上昇する。そして、その後、ロックポール68が係合フックの凹部61まで到達すると、係合フック62が自重及びスプリング69によるばね付勢により下降し、その際に、ロックポール68の上端部68aが、係合フック62の凹部61により係合されてラフロック状態となる。
【0036】
一方、台車6を後退させる際には、上記のラフロック状態で、エアシリンダ66のピストンロッド64を伸張させ、係合フック62を回動軸59回りに回動して傾斜部62aを上昇させる。これにより、上記ラフロック状態は解除されるので、台車6の後退が可能となるのである。
【0037】
上記の台車6と塗布ステーション53との係合は、塗布ステーション53での塗布作業用の本格的固定の前段のラフロックシステムである。このようなラフロック工程を介在させることにより、台車6上でフローティング状態で搬送されるテーブル7に対する精密固定を安定して行うことができる。
【0038】
そして、図8は、ラフロック及びガラス18の位置決め固定を終了した直後の塗布ステーション53と台車6との相対位置を示す概略側面図である。ラフロックシステム部分はガイドレール56により図示しないが、紙面右方向より搬送されて来る台車6は、台車用ガイドレール56に誘導された後に、先頭部分で上記ラフロックシステムにより係合状態となる。一方、台車6の搬入に際して行う精密固定の詳細は以下の通りである。
【0039】
台車6の搬送の際に、図4において位置決め固定されたガラス18を搭載したテーブル7も同時に塗布ステーション53に搬入されるが、ステーション53の搬出入口に至るまでは、台車6側のテーブル7はフローティング状態のままである。これに対し、塗布ステーション53の搬出入口側には、一対のレール70、71が台車搬送方向に延伸して配置される。(図2及び6参照。)このレールの少なくとも一方(図2においてはレール70)は断面菱形に形成され、これに対応して尖形の上面を延伸したものである。これは、テーブル7の外側端縁部に設けた複数の鼓状ローラ17との嵌合を想定したものであり、レール70とローラ17とにより、テーブル7が塗布ステーション53の所期搬送路上を正確に搬送される。ところで、図8に示すように、レール70、71は、ともに搬入方向側の後端部70a、71a側で略水平に延伸した後に、前端部70b、71b側で搬出方向に下方傾斜した形状であり、その先端は、フローティング自在状態でのテーブル7に届く上下位置まで延伸されている。
【0040】
このため、フローティング状態にしたテーブル7に対して、このテーブル7の上下位置まで下方傾斜させたレール70b、71bを伝ってステーション53の奥方への誘導する際に、その昇降位置を規制できる。即ち、ステーション53内への搬入が完了する際には、水平延伸部70a、71a上で水平状態のテーブル7が、レール70、71と接触する以前より上方で上下方向に位置決めされることになる。なお、レール断面の形状に関し、両レール70、71とも菱形形成としても良いが、レール立設に伴う設計精度が厳密でないときは、このうち一方のレールの断面の菱形形状化は不要である。本実施の形態の場合も、これに対応して、レール70とこれに対応するテーブルローラ17のみを、それぞれ断面菱形及び鼓状に形成している。(図2参照。)
【0041】
これまでの工程により、台車6上のテーブル7及び直上のウインドウガラス18が上下方向及び左右方向に固定されるため、前後方向の固定を行うことにより、全体の固定が万全となる。
【0042】
この前後方向の固定のため、図8を参照して、塗布ステーション53側に前方に突出した機台72を設け、その上面にテーブル7の先頭部分73を固定する固定機構74を設けた。
【0043】
テーブル先頭部分73とステーション付属固定機構74との詳細を図9の上面図に示す。テーブル7の先頭中央部には固定用ブラケット75が立設し(図8参照)、また、その左右の離間位置には一対のレシーバ76、77が設けられている。レシーバ76、77に対応する機台72側には、それぞれエアダンパ78、79が対置され、ダンパ78、79の各ブラケット80、81を介してピストンロッド82、83がレシーバ76、77側に延伸される。テーブル7が台車6により搬入されてステーション53に到達する際には、このピストンロッド82、83がレシーバ76、77にそれぞれ当接することにより、テーブル7の搬入速度が減少するため、テーブル7の固定用ブラケット75とこれに対置する機台72のブロック用ブラケット84との間の衝撃緩和機構となる。
【0044】
そして、これによりステーション53側のブラケット84に対して当接状態となった台車6側のブラケット75を、機台72上に設けたエルボ85のコーナに設けたストッパ86により固定する。このエルボ85の両端は、ストッパ86を介した延伸方向の一端部で固定回動軸87に軸支され、反対側の他端部でエアシリンダ88のピストンロッド89に連接される。また、エアシリンダ88は、固定回動軸90回りに回動自在に設けられている。
【0045】
即ち、図9中実線で示すピストンロッド89の伸張時には、エルボ85及びエアシリンダ88がそれぞれ回動軸87及び90回りに反時計回りに回動し、これに伴い、ストッパ86とステーション側ブラケット84との間で、台車側ブラケット75が固定されて、テーブル7と塗布ステーション53との前後方向の固定が完了する。これに対して、ピストンロッド89の縮退時には、図9中の仮想線で示すように、上記と逆の時計回りの回動が生じ、これに伴って、ストッパ86による台車側ブラケット75の固定が解除される。即ち、台車6の後退が可能になる。
【0046】
上記のようにして、塗布ステーション53側に搭載した搬出入装置により、台車6とテーブル7とこのテーブル7に位置決めされていたウインドウガラス18との固定が完了する。即ち、台車用ガイドレール55、56に誘導されて、塗布ステーション53側に台車6がラフロックされ、レール70、71により、塗布ステーション53に対するテーブル7の上下方向及び左右方向の固定が行われ、そして、固定機構74によりテーブル7の前後方向の固定が行われるのである。
【0047】
このようにして、塗布ステーション53内に搬入及び固定された状態の台車6、テーブル7及びガラス18を図10に示す。位置決め状態で固定されたウインドウガラス18に対して、塗布ステーション53に搭載した塗布ロボット54が所定のティーチングデータに基づいて首振り作動及び伸縮作動をして、塗布ノズル91より所望のビード形状の接着剤塗布工程を行う。
【0048】
なお、本実施の形態では、接着剤塗布を行うワークとしてフロントまたはリアウインドウガラスを想定したが、クウォータガラスを用いる際は、クウォータガラス用の位置決め装置を搭載したテーブルにより対応できる。このような位置決め装置付きのテーブルの上面図を図11として示す。
【0049】
図4に示すものと異なるのは、クウォータガラス92の当接部材93〜96及びそれぞれと共通のブラケット97〜100を介して連結する支持ロッド101〜104の構成である。クウォータガラス92は、フロント及びリアウインドウガラスに比べて小重量であるので、ガラス取り付け用の吸着器具が不要であり、また、自重により位置ズレが拡大するおそれが少ない。したがって、吸着パッドなどの構成を省いたものとなる。これ以外は、図4に示すものと同じ形状のテーブル7を用い、このため、先頭部分73の機構やこれを固定する固定機構74、塗布ステーション53への搬送用ローラ17等も同じ位置に設置する。そして、図3と同様の上下動及び回転動可能な中心軸4を変芯可能な構成としている。このため、ワークたるガラス18を搭載したままテーブル7を交換できるので、工程効率も良好となる。即ち、上記のように異種のガラスごとに、これに対応したテーブルを用いることにより、異種のガラス塗布工程への対応を素早く行うことができる。
【0050】
図1乃至図11に示す装置を用いてガラス18の取り付けを行うに際しては、最初に、ロックブッシュ15(図2参照)により回転動のフローティングが抑止された台車6上のテーブル7に対して、図4に示す第1及び第2の当接部材23、24及び27、28、押圧部材45を用いてウインドウガラス18を位置決め固定して搭載する。なお、ガラス18の搭載に先立ち、上記したように図1及び図2の取っ手5のローラ51及びテーブル7上の可動ローラ50a、50bにより支持搬送して、略等脚台形形状のガラス18の短底辺19側が先頭となるようにガラス18の搬送を行う。これにより、図4において、隅部20が先行すると共に隅部21が遅行するように傾いたガラス18が搬送される際も、時計回りに回動される第1リンク34を介して対称軸32に対して直交方向に近づく同期傾動を対称的に行う両構成A及びBにより、最終的に両隅部20及び21が左右対称位置になるようにセンタリングされることは既述の通りである。そして、この状態で、トグルクランプ46により押圧部材45の摺動を遮断してロックして前処理工程に備える。
【0051】
そして、台車6に搭載された状態のガラス18に対して接着剤塗布工程の前処理を行う。接着剤塗布工程は、塗布ステーション53内でロボット54を用い、連続的な自動塗布により行われるため、一連の塗布サイクル中の修正は難しい。このため、脱脂やプライマ処理などの前処理を塗布サイクル開始前に万全の状態で完了する必要がある。このため、上記のように位置決め固定された状態で、作業者によりガラス18の全周に亘る塗布対象部分に脱脂清浄を行い、さらに、これに続いて脱脂部分への接着剤用プライマの塗布を行う。この前処理は、接着剤塗布工程ほどの精度を要さないため、作業者の人手に依るもので良く、テーブル7がガラス18の全周を囲繞できる充分な広さで設定されているため、作業者の不注意によるガラス接触事故も起こりにくい。
【0052】
そして、前処理済みのガラス18を搭載した状態の台車6を塗布ステーション53に搬送する。この際の搬送方法は、人手によるものでも良いし、また、牽引用索条や押進用搬送機などを用いた機械駆動に依っても良い。そして、図6乃至図10に示す台車6側及び塗布ステーション53側の搬出入装置により搬入された台車搭載状態のガラス18に対してステーション搭載のロボット54により所定塗布サイクルで接着剤の自動塗布を行う。
【0053】
さらに、接着剤塗布済みのガラス18を搭載した状態の台車6に対して、図6乃至図10に示す搬出入装置により固定解除を行い、取り付け対象の車体搬送ライン(図示せず)へ台車6を搬送する。上記搬送時と同様、この際の搬送方法は、人手によるものでも良いし、また、牽引用索条や押進用搬送機などを用いた機械駆動に依っても良い。
【0054】
最終的なガラス取り付けに際しては、図4に示す吸着パッド52a〜52dによる吸着を利用するとガラス18の取り扱いの負担が軽減される。即ち、図外の搬送ライン近傍まで台車6を搬送し、吸着パッド52a〜52dによりガラス18を吸着した状態で作業者がそれぞれ治具Hを把持し、そのまま、搬送ラインの車体にガラス18を取り付ける。このような本発明の取付方法により、作業者に対する重量負荷が相当程度軽減されるのである。
【0055】
なお、本実施の形態では、取り付けるガラスとして自動車用ウインドウガラスを用いているが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、建材用ガラスなどを対象としても良い。
【0056】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の取付方法は、台車上に固定して搭載された状態でガラスに対して、前処理工程、接着剤塗布工程、及びこれら工程の前後の搬送工程(上記第1及び第2搬送工程)を行うため、この際に作業者が大重量のガラスを持ち運ぶ作業が少なくなる。このため、作業者は重量負荷を軽減でき、また、作業者が不注意でガラスに接触することが少なくなる。また、自動塗布工程用に、塗布対象のガラスを正確に位置決めすることも容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス搬出入台車の概略上面図
【図2】ガラス搬出入台車の概略正面図
【図3】中心軸拡大断面図
【図4】ガラス位置決め固定機構を示す上面図
【図5】トグルクランプ拡大断面図
【図6】台車の補助固定装置構成の略上面図
【図7】台車用ラフロック装置の拡大断面図
【図8】塗布ステーションと台車との相対位置を示す概略側面図
【図9】テーブル固定機構の拡大上面図
【図10】塗布ステーション内に搬入固定された台車を示す概略正面図
【図11】クウォータガラス用位置決め固定機構を示す上面図
【符号の説明】
6 台車
18 ガラス
23、24 第1当接部材(位置決め手段)
27、28 第2当接部材(位置決め手段)
34 第1リンク(位置決め手段)
37a 第2リンク(位置決め手段)
37b 第3リンク(位置決め手段)
45 押圧部材(位置決め手段)
46 トグルクランプ(位置決め手段)
53 塗布ステーション
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for attaching glass to a work to be attached such as an automobile body or a building material.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a method of applying an adhesive in a coating station before attaching to a window glass to be attached to a vehicle body during line conveyance is known (for example, Patent Document 1). In order to apply the adhesive with high accuracy while maintaining the desired bead shape on the adhesive surface of the window glass, an automatic application operation is efficient, and therefore, an application station equipped with an application robot is used.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-263939 (page 4-6, FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the jig 11 for manual work is used in the above-described conventional example, a considerable weight burden is required for the worker M especially when carrying out the heavy weight window glass for front and rear from the coating station. The
[0005]
In such a case, it can be considered to install a coating station in the proximity of the line for the purpose of reducing the burden on the operator, but it is necessary to give priority to securing the movable range of the mounted robot. There are limits to the measures taken by the location of such stations.
[0006]
Further, in the case of the above-described ones that are assumed to be handled manually, there is a risk of contact with the glass inadvertently by the operator before and after the actual adhesive application operation, which is not preferable in terms of process management. For example, when the process before the adhesive coating process is pre-processed by degreasing or primer coating, the yield of products will increase due to increased opportunities for workers to contact. There is a risk of a decline.
[0007]
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a glass mounting method capable of reducing the burden on the worker side such as weight load and thorough duty of caution during manual work.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention relates to a method for attaching glass to a work to be attached via an adhesive coating process for glass, and a glass on a carriage provided with a glass positioning and fixing mechanism and a positioning and fixing mechanism for a coating station. A glass mounting process in which the glass is fixedly mounted, a pretreatment process in which pretreatment of the adhesive application process is performed on the glass mounted on the cart, and a cart in which the pretreated glass is mounted. A first transporting process for transporting to a coating station provided with an auxiliary mechanism for positioning and fixing, an adhesive coating process for automatically coating the adhesive on the carriage-mounted glass carried into the coating station, A second transporting step for transporting the carriage with the glass coated with adhesive applied to the glass mounting area for the work to be mounted is performed in this order. . In this case, the glass positioning and fixing mechanism is a pair of first abutments that abut against the glass at the bottom and oblique sides sandwiching one corner located on one bottom side of the glass having a substantially isosceles trapezoidal shape. A pair of second abutting members that abut the glass at the bottom and the oblique sides sandwiching the other corner, and a first rotation axis that is disposed on the symmetry axis of the glass at a position where the glass is to be positioned; A first link rotatably supported by the first rotation shaft, a second link rotatably connected to one end of the first link and extending to one corner, and the same as the second link A third link that is pivotally connected to the other end of the first link and extends toward the other corner, and can be moved closer to and away from the first rotation shaft. And a pressing member fixed to the carriage while being pressed to the side. The first abutting member is integrally configured to be connected by a common first bracket and to be coaxially rotated around the second rotation axis that is equidistant from each of the first abutting members, The second contact members are connected by a common first bracket and are integrally configured to be able to rotate coaxially around a second rotation axis that is equidistant from each of the second contact members. The two rotation shafts are rotatably supported by the second bracket, and the end portions of the second brackets are rotatably connected to the second link and the third link, respectively. .
[0009]
According to this, the pretreatment process, the adhesive application process, and the transport processes before and after these processes (the first and second transport processes) are performed on the glass in a state where it is fixedly mounted on the carriage. This eliminates the need for the operator to carry heavy glass by hand. That is, since the process of carrying the glass is greatly reduced, the operator can reduce the weight load, and the operator is less likely to touch the glass inadvertently.
[0010]
The pretreatment step can include a degreasing step for degreasing the adhesive application portion and a primer application step for applying a primer to the degreased portion. Both processes can be performed manually.
[0011]
In order to perform automatic application using a robot in the adhesive application process, it is preferable to perform a positioning process in which the glass on the carriage is positioned and fixed with respect to the application station.
[0012]
In the automatic coating process, since the teaching robot stores in advance the dispensing position, coating length, and dispensing timing of the adhesive during the coating cycle and performs the coating operation, it is particularly important to accurately position the glass to be coated. .
[0013]
Further, during the first and second transport steps described above, by performing a suction step for sucking and fixing the glass mounted on the cart, the glass position shifts relative to the cart even during the transport. Can be prevented. Such prevention of misalignment is particularly important for maintaining positioning reliability when the positioning step as described above is interposed.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 and 2 are a schematic top view and a schematic front view of an apparatus 1 for carrying in and out a window glass with respect to a coating station. As shown in these figures, a rectangular parallelepiped frame 2 is installed on a floor surface via a traveling wheel 3 of a pipe 2a on the lower surface side to constitute a carriage 6 with a grip handle 5. Further, on the upper surface pipe 2b side of the frame 2, it is connected to the table 7 via a central shaft 4 that can be moved up and down and rotated. Since the central shaft 4 can move up and down and rotate, the table 7 is kept floating on the carriage 6.
[0015]
A detailed mechanism for realizing such a floating state is shown in FIGS. In FIG. 1, the table 7 is fixed at the upper end portion of the central shaft 4, and the stay 8 is extended and attached along the inner edge of the upper surface side pipe 2 b of the frame 2. On the stay 8 that goes inward of the upper surface side pipe 2b, a longitudinal plate 9 is further installed to fix the jig. The roller support ring 10 is fixed via the longitudinal plate 9, and the upper end of the roller 11 in the ring 10 can be received by contacting the lower surface of the table 7.
[0016]
When the central shaft 4 is fitted into the central hole 13 of the plate 12 constituting the outer peripheral portion in the state of being integrally formed with the table 7 as described above, the central shaft 4 is provided on the lower surface of the plate 12 as shown in FIG. The bearing mechanism 14a and the spring mechanism 14b thus made can move up and down and rotate. That is, the table 7 fixed to the upper end portion of the central shaft 4 is placed on the carriage 6 so as to float freely while being seated on the roller 11.
[0017]
On the other hand, as shown in FIGS. 1 and 2, a lock bush 15 that can advance and retreat in the vertical direction is provided outside the upper surface side pipe 2 b of the frame 2. The lock bush 15 has a known cylinder structure, and the tip 15b of the rod penetrating through the bush 15 advances and retreats as the knob 15a at the lower end of the lock bush 15 moves up and down, so that the lock bush 15 is in a reinforcing plate 7a provided at a position directly above the rod of the table 7. It becomes possible to appear on the table 7 through an opening hole (not shown). That is, the table 7 that was free to float when the rod 15b was stored pushed up the knob 15a, and the rod tip 15b penetrated the table 7, so that the state of being rotatable about the central axis 4 was cut off. It is restricted only to floating in the vertical direction.
[0018]
The L-shaped notch 15c of the bush 15 guides the guide portion 15d integrally formed with the knob 15a and the rod tip 15b, and the guide portion 15d is positioned at the uppermost end of the notch 15c as shown in the figure. In this case, the rod tip 15b urged in the extending direction by a spring (not shown) in the lock bush 15 penetrates the table 7 and protrudes to the upper surface thereof. On the other hand, when the guide portion 15d is lowered along the notch 15c while resisting the spring bias, the rod tip 15b is retracted toward the lower surface of the table 7 and stored in the bush 15 at the lowermost position. Further, by moving the guide portion 15d as it is to the rightmost position of the notch 15c, the stored state of the rod tip 15b is fixed.
[0019]
Further, a plurality of side rollers 16 are provided at predetermined intervals on the outside of the lower surface side pipe 2a of the carriage 6, and a plurality of drum-shaped rollers 17 are provided at predetermined intervals on the outer edge of the table 7. As will be described later, it is used for guiding to the coating station side.
[0020]
Next, a mechanism for positioning and fixing the substantially isosceles trapezoidal window glass 18 on the table 7 will be described with reference to FIG.
[0021]
Referring to FIG. 4, in a substantially isosceles trapezoidal shape corresponding to the front or rear window glass 18, among corner portions 20 and 21 positioned on the short bottom side 19 side, for example, corner portion 20 has a short bottom side portion sandwiching the corner portion. Nylon first abutting members 23 and 24 that abut the glass 18 at 19 and the hypotenuse 22a are connected on a common bracket 25 and rotated coaxially around a rotating shaft 26 equidistant from them. (The second abutting members 27 and 28 at symmetrical positions have the same configuration). Further, from the vicinity of the rotating shaft 26 of the bracket 25, an extending portion 25a orthogonal to the connecting direction of the first contact members 23, 24 is extended, and a support rod 29a for supporting the lower surface of the glass 18 is provided at the tip thereof. Established. Thereby, the 1st contact members 23 and 24 and the support rod 29a become an integral structure.
[0022]
Similarly, the second contact members 27 and 28 and the support rod 29b are integrally formed on the common bracket 30 so as to be coaxially rotatable around the rotation shaft 31 at the symmetrical position on the corner 21 side. . That is, the integrated configuration A composed of the first contact members 23 and 24 and the support rod 29a and the integrated configuration B composed of the second contact members 27 and 28 and the support rod 29b are arranged at the left and right symmetrical positions, whereby the centering mechanism is Composed.
[0023]
In order for the window glass 18 conveyed from the lower side of the sheet of FIG. 4 to be normally symmetrically arranged by this centering mechanism, the above-described integral configuration A and B causes an angle deviation within a certain range of the conveyance glass 18. Needs to be fixed. That is, the ideal transport direction of the glass 18 is such that the direction of movement of its center of gravity coincides with the center line 32 perpendicular to the connecting line of the rotating shafts 26 and 31. It is inevitable that a slightly deviated angle is generated.
[0024]
In order to enable accurate centering even in such a state, the integrated structures A and B are connected by a link mechanism so that they can operate synchronously. This link mechanism is symmetrically disposed in the vicinity of both ends of the first link 34 and a first link 34 that is rotatable about a rotation shaft 33 provided on the symmetry axis 32 of the integrated structures A and B as a central position. The second and third links 37a and 37b are respectively supported by vertical shafts 35 and 36. At this time, the second link 37a and the third link 37b have shafts 38 and 39 on the opposite sides of the shafts 35 and 36, respectively, while the brackets 25 and 30 are integrally formed with the rotary shafts 26 and 31, respectively. Small brackets 40 and 41 fixed to each other are provided. At this time, the extending directions of the small brackets 40 and 41 are line-symmetrically arranged with the center line 32 as the axis of symmetry, as shown in FIG. The end portions of the small brackets 40 and 41 are pivotally supported on the shafts 38 and 39 of the second link 37a or the third link 37b.
[0025]
When this link mechanism is used, the fixed rotary shaft 26 and the fixed rotary shafts 33 and 31 can operate synchronously as reverse rotational movements via the first link 34 and the second link 37a or the third link 37b, respectively. it can. That is, in each of the integrated configurations A and B, the rotation operation in the opposite direction is performed. However, since the configurations A and B are arranged in line-symmetric positions facing each other, the relative motion with respect to the symmetry axis 32 is When the configuration approaches the parallel direction with respect to the symmetry axis 32, the other configuration also performs a synchronous operation in the symmetrical direction so as to approach the parallel direction. Such a synchronous operation is effective in correcting the transport direction with a slight angle shift. For example, when the glass 18 tilted so that the corner 20 is advanced and the corner 21 is delayed is transported to the first abutting members 23 and 24 of the integrated configuration A at the upper left position of the drawing from the expected position. And the corner 21 abuts against the integrated configuration B (second abutment members 27 and 28) at the lower left position of the drawing. However, in this case as well, the glass 18 conveyed asymmetrically in the left-right direction is caused by the integrated structures A and B that both tilt in the direction orthogonal to the symmetry axis 32 via the first link 34 that rotates clockwise. The two corners 20 and 21 of the glass 18 are gradually fed out to positions where they are arranged symmetrically with respect to the symmetry axis 32. That is, the glass 18 is finally arranged symmetrically.
[0026]
The glass 18 centered as described above is positioned and fixed at the short bottom side 19 and the two oblique sides 22a and 22b, but the long bottom side 42 remains open. Therefore, a slide guide 43 is provided along the central axis 32, and the pressing member 45 that is slidable on the guide 43 is slid in the direction of the glass 18, and finally the long side portion 42 of the glass 18 is pressed from the outside. To complete positioning and fixing. After the fixing is completed, the toggle clamp 46 blocks the sliding of the pressing member 45 and locks it.
[0027]
FIG. 5 is a schematic sectional view showing details of the toggle clamp 46. The side end portion 43 a of the slide 43 is pressed by the tip end portion 47 a of the press 47, and the sliding in the slide 43 is cut off. That is, the front end shaft of the lever 48 and the upper shaft of the press 47 are coaxial (48a), and the rear end shaft 48b of the lever 48 and the right shaft 49a of the base 49 are linked. In this state, when the lever 48 is set to the upper position, the tip shaft 48a is moved and fitted between the right shaft 49a and the left shaft 49b of the pedestal 49, and with this movement, a press coaxial with the tip shaft 48a. 47 The upper shaft rotates around the lower shaft 49b, and the press tip 47a is released. When the lever 48 is lowered, the press front end portion 47a presses the side end portion 43a, contrary to the above. Since such a toggle press is reliable as a locking mechanism at the time of positioning, the positioning and fixing described above is highly reliable.
[0028]
By the way, since the glass 18 is a heavy front or rear window, when the glass 18 is conveyed from the lower side of the sheet of FIG. 4, the glass 18 reaches the first and second contact members 23, 24, 27, and 28. With supplementary support, transport is smooth. Therefore, a pair of rollers 50a and 50b that can rotate in the direction of the axis of symmetry 32 is provided on the table 7 of FIG. Further, in FIGS. 1 and 2, a roller 51 that is rotatable in the same direction as the rollers 50 a and 50 b is also provided on the handle 5 that is positioned on the way of conveyance. Both rollers effectively reduce the weight load during conveyance.
[0029]
Further, a gripping jig H attached with a plurality of suction pads 52a to 52d is attached in the left-right direction of the table 7 in FIG. The jig H formed for the operator's manual work is configured integrally with the suction pad via a pipe 52p connecting the suction pads 52a to 52d. That is, when the suction operation is performed by the negative pressure generator 52, the glass 18 is evenly sucked at multiple points. Therefore, if both the left and right jigs H are used, an operator when mounting the vehicle body lifts the glass 18 or the like. It becomes easy to perform the work. Further, the glass 18 in the adsorbed state also has an advantage that positioning and fixing can be maintained even in a vibration environment in the vertical direction during transportation.
[0030]
6 to 9 show the loading / unloading apparatus provided on the coating station side for receiving and receiving the carriage 6 transported in a state where the table 7 on which the window glass 18 is mounted is placed. Show.
[0031]
FIG. 6 is a schematic top view showing an apparatus configuration for auxiliaryly fixing the carriage 6 to be conveyed. When the window glass 18 is carried in, it is ideal that the carriage 6 is moved straight with the coating robot 54 mounted above the coating station 53 facing the front. It may be difficult to continue straight at an angle. In addition, when there is a restriction on the space at the site, there may be a case where it is not possible to sufficiently secure the floor surface corresponding to the trajectory due to straight travel. For this reason, a pair of cart guide rails 55 and 56 that can respectively guide the side rollers 16 of the cart 6 are arranged in the carry-in / out port 53a so as to extend in the transport direction. And each of the inner side surfaces 55a and 56a which the guide rails 55 and 56 mutually oppose is made into the shape opened so-called C shape so that the front-end | tip parts may become the largest wide space | interval. As a result, even if the carriage 6 is slightly displaced in the left-right direction with respect to the coating station 53 or is carried in at an angle within a certain range from an oblique direction, the carriage 6 is guided as the carriage 6 moves forward. Due to the gradually narrowing interval between the rails 55, 56, it is corrected in the traveling direction facing the front as expected, and comes into contact with the rough lock mechanism 57 for the carriage of the coating station 53 at the normal position.
[0032]
FIG. 7 is an enlarged view showing an apparatus configuration for a truck rough lock provided in each of the coating station 53 and the carriage 6.
[0033]
A shaft support portion 60 provided with a rotating shaft 59 mounted in the front and back direction of the paper surface is connected to a bearing portion 58 provided below the coating station 53 (not shown). An engagement hook 62 formed with a shaft is attached to be pivotable around the shaft 59. An air cylinder 66 is mounted on the shaft support portion 60 via a coupling portion 63 and a bracket 65 having a piston rod 64 advance / retreat hole. A stopper 67 for the anti-cart 6 is suspended from the lowermost end on the station 53 side.
[0034]
On the other hand, the lock pole 68 is erected on the lower surface side pipe 2a to which the traveling wheel 3 is attached at the head portion of the carriage 6 that is carried in oppositely. The upper end portion 68 a of the lock pole 68 is engaged by the recess 61 of the engagement hook 62, and the carriage 6 can move forward and backward in the left-right direction on the paper surface by raising and lowering the engagement hook 62.
[0035]
That is, when the carriage 6 is carried in, the engagement hook 62 rotates around the rotation shaft 59 immediately after the upper end portion 68a of the lock pole 68 and the tip inclined portion 62a of the engagement hook 62 come into contact with and contact with each other. Then, the inclined part 62a rises. After that, when the lock pole 68 reaches the recess 61 of the engagement hook, the engagement hook 62 descends due to its own weight and the spring force of the spring 69, and at this time, the upper end portion 68a of the lock pole 68 is engaged. Engaged by the recess 61 of the hook 62, a rough lock state is established.
[0036]
On the other hand, when the carriage 6 is retracted, the piston rod 64 of the air cylinder 66 is extended in the above-described rough lock state, and the engaging hook 62 is rotated about the rotation shaft 59 to raise the inclined portion 62a. As a result, the rough lock state is released, and the carriage 6 can be moved backward.
[0037]
The engagement between the carriage 6 and the coating station 53 is a rough lock system at the front stage of full-scale fixing for coating work at the coating station 53. By interposing such a rough lock process, the precision fixing to the table 7 conveyed in a floating state on the carriage 6 can be stably performed.
[0038]
FIG. 8 is a schematic side view showing a relative position between the coating station 53 and the carriage 6 immediately after the positioning and fixing of the rough lock and the glass 18 are completed. Although the rough lock system portion is not illustrated by the guide rail 56, the carriage 6 conveyed from the right side of the page is guided to the guide rail 56 for the carriage, and is engaged by the rough lock system at the head portion. On the other hand, details of precision fixing performed when the cart 6 is carried in are as follows.
[0039]
When the carriage 6 is transported, the table 7 on which the glass 18 positioned and fixed in FIG. 4 is also carried into the coating station 53 at the same time, but until reaching the carry-in / out entrance of the station 53, the table 7 on the carriage 6 side is It remains floating. On the other hand, a pair of rails 70 and 71 are arranged extending in the carriage conveying direction on the carry-in / out entrance side of the coating station 53. (See FIGS. 2 and 6.) At least one of the rails (the rail 70 in FIG. 2) is formed in a diamond shape in cross section, and the upper surface of the pointed shape is correspondingly extended. This is assumed to be fitted with a plurality of drum-shaped rollers 17 provided on the outer edge of the table 7, and the table 7 is moved on the intended conveyance path of the coating station 53 by the rail 70 and the roller 17. It is conveyed accurately. By the way, as shown in FIG. 8, both the rails 70 and 71 are extended in the horizontal direction on the rear end portions 70a and 71a side on the loading direction side and then inclined downward in the carrying-out direction on the front end portions 70b and 71b side. Yes, and its tip extends to a vertical position that reaches the table 7 in a free-floating state.
[0040]
For this reason, when the table 7 in the floating state is guided to the back of the station 53 through the rails 70b and 71b inclined downward to the vertical position of the table 7, the lift position can be regulated. That is, when the loading into the station 53 is completed, the table 7 in the horizontal state on the horizontal extending portions 70a and 71a is positioned in the vertical direction above before contacting the rails 70 and 71. . Regarding the shape of the rail cross section, both the rails 70 and 71 may be formed into a rhombus, but when the design accuracy associated with the rail standing is not strict, it is not necessary to make the cross section of one of the rails into a rhombus. In the case of the present embodiment, correspondingly, only the rail 70 and the table roller 17 corresponding thereto are formed in a diamond shape and a drum shape, respectively. (See Figure 2.)
[0041]
Since the table 7 on the carriage 6 and the window glass 18 immediately above are fixed in the vertical direction and the horizontal direction by the steps so far, the entire fixing is ensured by fixing in the front-rear direction.
[0042]
For fixing in the front-rear direction, referring to FIG. 8, a machine base 72 protruding forward is provided on the coating station 53 side, and a fixing mechanism 74 for fixing the leading portion 73 of the table 7 is provided on the upper surface thereof.
[0043]
Details of the table head portion 73 and the station attachment fixing mechanism 74 are shown in the top view of FIG. A fixing bracket 75 is erected at the front center portion of the table 7 (see FIG. 8), and a pair of receivers 76 and 77 are provided at the left and right separated positions. Air dampers 78 and 79 are respectively opposed to the machine base 72 side corresponding to the receivers 76 and 77, and the piston rods 82 and 83 are extended to the receivers 76 and 77 via the brackets 80 and 81 of the dampers 78 and 79, respectively. The When the table 7 is carried by the carriage 6 and reaches the station 53, the piston rods 82 and 83 come into contact with the receivers 76 and 77, respectively. It becomes an impact mitigation mechanism between the bracket 75 and the block bracket 84 of the machine base 72 placed against the bracket 75.
[0044]
Then, the carriage 75 side bracket 75 brought into contact with the station 53 side bracket 84 is fixed by the stopper 86 provided at the corner of the elbow 85 provided on the machine base 72. Both ends of the elbow 85 are pivotally supported by the fixed rotation shaft 87 at one end in the extending direction via the stopper 86 and are connected to the piston rod 89 of the air cylinder 88 at the other end on the opposite side. The air cylinder 88 is provided so as to be rotatable around a fixed rotation shaft 90.
[0045]
That is, when the piston rod 89 shown by the solid line in FIG. 9 is extended, the elbow 85 and the air cylinder 88 are rotated counterclockwise around the rotation shafts 87 and 90, respectively, and accordingly, the stopper 86 and the station side bracket 84 are rotated. The carriage-side bracket 75 is fixed between the table 7 and the table 7 and the application station 53 in the front-rear direction. On the other hand, when the piston rod 89 is retracted, as shown by the phantom line in FIG. 9, a clockwise rotation opposite to the above occurs, and accordingly, the carriage-side bracket 75 is fixed by the stopper 86. Canceled. That is, the carriage 6 can be retracted.
[0046]
As described above, the carriage 6, the table 7, and the window glass 18 positioned on the table 7 are fixed by the loading / unloading device mounted on the coating station 53 side. That is, the carriage 6 is guided to the carriage guide rails 55 and 56, and the carriage 6 is roughly locked to the coating station 53 side. The rails 70 and 71 fix the table 7 to the coating station 53 in the vertical and horizontal directions, and The table 7 is fixed in the front-rear direction by the fixing mechanism 74.
[0047]
FIG. 10 shows the carriage 6, the table 7, and the glass 18 that are brought into and fixed in the coating station 53 in this way. The coating robot 54 mounted on the coating station 53 swings and expands and contracts based on predetermined teaching data to the window glass 18 fixed in the positioning state, and a desired bead-shaped bond is made from the coating nozzle 91. The agent coating process is performed.
[0048]
In the present embodiment, a front or rear window glass is assumed as a workpiece to which the adhesive is applied. However, when the quarter glass is used, it can be handled by a table equipped with a positioning device for the quarter glass. A top view of such a table with a positioning device is shown in FIG.
[0049]
What is different from the one shown in FIG. 4 is the configuration of the contact rods 93 to 96 of the quarter glass 92 and the support rods 101 to 104 that are connected to the respective members via common brackets 97 to 100. The quarter glass 92 is lighter in weight than the front and rear window glasses, so that an adsorption device for attaching the glass is not necessary, and there is little possibility that the positional displacement is increased due to its own weight. Therefore, the configuration such as the suction pad is omitted. Other than this, a table 7 having the same shape as that shown in FIG. 4 is used. For this reason, the mechanism of the leading portion 73, the fixing mechanism 74 for fixing the mechanism, the conveying roller 17 to the coating station 53, and the like are installed at the same position To do. And the center axis | shaft 4 which can be vertically moved and rotated similarly to FIG. 3 is set as the structure which can change center. For this reason, since the table 7 can be replaced while the glass 18 as the workpiece is mounted, the process efficiency is also improved. That is, by using a table corresponding to each different glass as described above, it is possible to quickly cope with different glass coating processes.
[0050]
When the glass 18 is attached using the apparatus shown in FIGS. 1 to 11, first, with respect to the table 7 on the carriage 6 in which the floating of the rotational movement is suppressed by the lock bush 15 (see FIG. 2), The window glass 18 is positioned and fixed using the first and second contact members 23, 24 and 27, 28 and the pressing member 45 shown in FIG. Prior to the mounting of the glass 18, as described above, the glass 51 is supported and conveyed by the roller 51 of the handle 5 and the movable rollers 50a and 50b on the table 7 as shown in FIG. The glass 18 is conveyed so that the bottom 19 side is at the top. Accordingly, in FIG. 4, even when the glass 18 tilted so that the corner portion 20 is advanced and the corner portion 21 is delayed, the symmetry axis 32 is connected via the first link 34 rotated clockwise. As described above, both the corners 20 and 21 are finally centered symmetrically by the two configurations A and B that perform the symmetrical tilt approaching the orthogonal direction symmetrically. In this state, the toggle clamp 46 blocks and locks the sliding of the pressing member 45 to prepare for the pretreatment process.
[0051]
And the pre-process of an adhesive agent coating process is performed with respect to the glass 18 of the state mounted in the trolley | bogie 6. FIG. Since the adhesive application process is performed by continuous automatic application using the robot 54 in the application station 53, correction during a series of application cycles is difficult. For this reason, it is necessary to complete pretreatments such as degreasing and primer treatment in a complete state before the start of the coating cycle. For this reason, in a state where the positioning is fixed as described above, the operator performs degreasing cleaning on the application target part over the entire circumference of the glass 18, and subsequently, the adhesive primer is applied to the degreasing part. Do. Since this pre-processing does not require the accuracy as much as the adhesive application process, it may depend on the hand of the operator, and the table 7 is set with a sufficient width to surround the entire circumference of the glass 18, Glass accidents due to carelessness of workers are unlikely to occur.
[0052]
Then, the carriage 6 on which the pretreated glass 18 is mounted is conveyed to the coating station 53. The conveying method at this time may be manual, or may depend on a mechanical drive using a pulling rope or a pushing conveyor. Then, automatic application of the adhesive is performed in a predetermined application cycle by the station-mounted robot 54 on the glass 18 loaded on the carriage 18 loaded by the loading / unloading device on the carriage 6 side and the application station 53 side shown in FIGS. Do.
[0053]
Further, the carriage 6 on which the glass 18 coated with the adhesive is mounted is unfixed by the carry-in / out device shown in FIGS. 6 to 10, and the carriage 6 is moved to the body transportation line (not shown) to be attached. Transport. As in the case of the above transport, the transport method at this time may be manual, or may depend on a mechanical drive using a pulling rope, a pushing transporter, or the like.
[0054]
When the glass is finally attached, the burden of handling the glass 18 is reduced by using the suction by the suction pads 52a to 52d shown in FIG. In other words, the carriage 6 is transported to the vicinity of the transport line (not shown), and the operator holds the jig H in a state where the glass 18 is sucked by the suction pads 52a to 52d, and the glass 18 is attached to the vehicle body of the transport line as it is. . By such an attachment method of the present invention, the weight load on the worker is considerably reduced.
[0055]
In addition, in this Embodiment, although the window glass for motor vehicles is used as glass to attach, this invention is not limited to this, For example, it is good also considering glass for building materials.
[0056]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the mounting method of the present invention is a pre-treatment process, an adhesive application process, and a transport process before and after these processes on the glass in a state of being fixedly mounted on a carriage. Since the first and second transport steps) are performed, the work for the operator to carry heavy glass is reduced. For this reason, the operator can reduce the weight load, and the operator is less likely to contact the glass carelessly. Further, it is possible to easily position the glass to be coated accurately for the automatic coating process.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic top view of a glass carry-in / out carriage.
[Fig. 2] Schematic front view of the glass loading / unloading cart
FIG. 3 is an enlarged sectional view of the central axis.
FIG. 4 is a top view showing a glass positioning and fixing mechanism.
FIG. 5 is an enlarged sectional view of a toggle clamp.
FIG. 6 is a schematic top view of the configuration of an auxiliary fixing device for a cart.
FIG. 7 is an enlarged sectional view of a rough lock device for a carriage.
FIG. 8 is a schematic side view showing a relative position between a coating station and a carriage.
FIG. 9 is an enlarged top view of the table fixing mechanism.
FIG. 10 is a schematic front view showing a carriage carried in and fixed in a coating station.
FIG. 11 is a top view showing a positioning and fixing mechanism for quarter glass.
[Explanation of symbols]
6 carts
18 glass
23, 24 First contact member (positioning means)
27, 28 Second contact member (positioning means)
34 First link (positioning means)
37a Second link (positioning means)
37b Third link (positioning means)
45 Pressing member (positioning means)
46 Toggle clamp (positioning means)
53 Dispensing station

Claims (3)

ガラスに対する接着剤塗布工程を経由して被取付ワークにガラスを取付ける方法において、ガラスの位置決め固定機構及び塗布ステーションに対する位置決め固定機構を備えた台車上にガラスを固定して搭載するガラス搭載工程と、
該台車に搭載された状態のガラスに対して前記接着剤塗布工程の前処理を行う前処理工程と、該前処理済みのガラスを搭載した状態の台車を、該台車を位置決め固定する補助的な機構を備えた塗布ステーションに搬送する第1搬送工程と、
該塗布ステーションに搬入された台車搭載状態のガラスに対して接着剤の自動塗布を行う接着剤塗布工程と、
該接着剤塗布済みのガラスを搭載した状態の台車を前記被取付ワークに対するガラス取付エリアへ搬送する第2搬送工程とを有し、
前記ガラスの位置決め固定機構は、略等脚台形形状をなす前記ガラスの一方の底辺側に位置する一方の隅部を挟む底辺部と斜辺部とで前記ガラスに当接する一対の第1当接部材と、他方の隅部を挟む底辺部と斜辺部とで前記ガラスに当接する一対の第2当接部材と、
前記ガラスの位置決めすべき位置における前記ガラスの対称軸上に配置された第1回転軸と、該第1回転軸に回動自在に支持された第1リンクと、
前記第1リンクの一端部に回動自在に接続されて前記一方の隅部側に伸びる第2リンクと、前記第2リンクと同一の軸間距離を有するとともに前記第1リンクの他端部に回動自在に接続されて前記他方の隅部側に伸びる第3リンクと、
前記第1回転軸へ接近離間可能とされ前記ガラスを前記第1回転軸側へ押圧した状態で前記台車に固定される押圧部材とを備え、
前記第1当接部材は、共通の第1ブラケットで連結されると共に、前記第1当接部材のそれぞれから等距離位置にある第2回転軸回りに同軸回転ができるよう一体的に構成され、前記第2当接部材は、共通の第1ブラケットで連結されると共に、前記第2当接部材のそれぞれから等距離位置にある第2回転軸回りに同軸回転ができるよう一体的に構成され、
前記各第2回転軸は、第2ブラケットにそれぞれ回動自在に支持され、前記各第2ブラケットの端部は、前記第2リンクと前記第3リンクのそれぞれに回動自在に接続されていることを特徴とするガラス取付方法。
In a method of attaching glass to a work to be attached via an adhesive application process for glass, a glass mounting process for fixing and mounting glass on a carriage equipped with a positioning and fixing mechanism for glass and a positioning and fixing mechanism for a coating station;
A pre-processing step of pre-processing the adhesive application step on the glass mounted on the cart, and an auxiliary for positioning and fixing the cart on which the pre-treated glass is mounted. A first transfer step of transferring to a coating station equipped with a mechanism;
An adhesive application step for automatically applying an adhesive to the glass mounted on the carriage carried into the application station;
The carriage in a state in which mounting the adhesive-coated glass have a second conveying step of conveying the glass mounting area for the object to be attached workpiece,
The glass positioning and fixing mechanism is a pair of first abutting members that abut against the glass at a bottom side and an oblique side sandwiching one corner located on one bottom side of the glass having a substantially isosceles trapezoidal shape. And a pair of second abutting members that abut against the glass at the bottom and the oblique sides sandwiching the other corner,
A first rotating shaft disposed on the axis of symmetry of the glass at a position where the glass is to be positioned; and a first link rotatably supported by the first rotating shaft;
A second link that is pivotally connected to one end of the first link and extends toward the one corner, and has the same inter-axis distance as the second link and is connected to the other end of the first link A third link that is pivotally connected and extends toward the other corner;
A pressing member that is movable toward and away from the first rotation shaft and is fixed to the carriage in a state where the glass is pressed toward the first rotation shaft;
The first contact member is connected by a common first bracket and is integrally configured to be coaxially rotated around a second rotation axis that is equidistant from each of the first contact members, The second contact member is connected by a common first bracket, and is integrally configured to be coaxially rotated around a second rotation axis that is equidistant from each of the second contact members,
Each said 2nd rotating shaft is each supported by the 2nd bracket so that rotation is possible, and the edge part of each said 2nd bracket is rotatably connected to each of the said 2nd link and the said 3rd link. features and to Ruga Las attachment methods that.
前記塗布ステーションに対する位置決め固定機構は、前記塗布ステーションに設けられたレール上を転動するローラと、前記塗布ステーションに設けられた部材に当接して前記塗布ステーション側への移動を阻止するストッパとを備えたことを特徴とする請求項に記載のガラス取付方法。The positioning and fixing mechanism for the coating station includes a roller that rolls on a rail provided at the coating station, and a stopper that abuts against a member provided at the coating station and prevents movement toward the coating station. The glass mounting method according to claim 1 , wherein the glass mounting method is provided. 前記第1及び第2の搬送工程の際に、前記台車に搭載された状態のガラスを前記台車の上面に設けられた把持用治具で吸着して固定する吸着工程を有し、
前記把持用治具は、前記ガラスの下面を吸着する複数の吸着パッドと、前記ガラスの両側に突出する把持部とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のガラス取付方法。
In the first and second transporting steps, there is an adsorption step of adsorbing and fixing the glass mounted on the carriage with a gripping jig provided on the upper surface of the carriage,
The gripping jig comprises a plurality of suction pads for sucking the lower surface of the glass, glass mounting method according to claim 1 or 2, characterized in that it comprises a grip portion which projects on both sides of the glass .
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