JP4270104B2 - Car navigation system - Google Patents
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Description
本発明は、車載ナビゲーション装置に関する。 The present invention relates to an in-vehicle navigation device.
従来より、出発地から目的地までの経路誘導機能を有する車載ナビゲーション装置に関して、経由地を設定した場合にはその経由地を経由した経路を探索し誘導を行う車載ナビゲーション装置が公知である。例えば、特許文献1では、複数の経由地を設定した場合は、最短時間で目的地に到着できるように、その複数の経由地の経由順序も考慮に入れた経路探索方法を提供している。
ドライバーは、当初は経由予定の経由地であっても、例えば、時間的制約から走行中にその経由地を経由するか否かを迷うことがある。この場合、特許文献1の経路探索方法では、その経由地を削除して再度経路探索を行い、目的地への到着予想時間を算出したうえで、その経由地を経由するか否かを判断しなければならないので、その操作が煩わしい問題がある。
The driver may be at a loss whether or not he / she is going through the transit point while traveling, for example, due to time constraints, even if the transit point is originally scheduled to pass through. In this case, in the route search method of
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、一つ以上の経由地を含む経路を車両が走行しているときに、例えば時間的制約から各経由地を経由するか否かを迷うことがあった場合に、ドライバーは容易に各経由地を経由するか否かを判断することができる経路誘導機能を有する車載ナビゲーション装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems. When a vehicle is traveling on a route including one or more waypoints, for example, whether or not each route point is routed due to time constraints. An object of the present invention is to provide an in-vehicle navigation device having a route guidance function that allows a driver to easily determine whether or not to go through each waypoint when he / she gets lost.
以上の目的を達成するために、請求項1の車載ナビゲーション装置は、自車両の現在地を検出する現在地検出手段と、道路地図データを記憶する地図データ記憶手段と、目的地及び経由地を設定する設定手段と、前記道路地図データを用いて、前記自車両の現在地から前記目的地までの経路を探索するものであって、前記設定手段により一つ以上の経由地を設定した場合には当該経由地を経由した経路を探索するとともに、当該経路に対して、前記自車両が次に経由予定の経由地を経由しないときの経路を探索する経路探索手段と、前記経由地を経由しない経路を走行したときと、経由するときの経路を走行したときとの走行時間の差を算出する時間算出手段と、前記時間算出手段によって算出した前記走行時間の差に関する情報を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the in-vehicle navigation device according to claim 1 sets a current position detecting means for detecting the current position of the host vehicle, a map data storing means for storing road map data, and a destination and a waypoint. Searching a route from the current location of the host vehicle to the destination using the setting means and the road map data, and when the setting means sets one or more waypoints, A route search means for searching for a route that passes through the ground, and for searching for a route when the host vehicle does not pass through a route that is scheduled to pass next, and a route that does not pass through the route. A time calculation unit that calculates a difference in travel time between when the vehicle travels and a route on the way through, and information on the difference in travel time calculated by the time calculation unit Characterized in that it comprises a knowledge unit.
このように、請求項1の車載ナビゲーション装置では、車両が次に経由予定の経由地を経由しない場合の短縮時間を報知する。この報知については、例えば、表示画面に表示したり、また音声によって報知してもよい。したがって、ドライバーは、時間的制約がある場合等に、煩わしい操作をすることなく、その経由地を経由して良いか否かを容易に判断することができる。また、車両が次に経由予定の経由地に対してのみこのような報知を行っているので、当初設定した経路を最大限活用することができる。 Thus, in the in-vehicle navigation device according to the first aspect, the shortening time when the vehicle does not pass through the next waypoint is notified. For example, the notification may be displayed on a display screen or may be notified by voice. Therefore, the driver can easily determine whether or not it is possible to go through the waypoint without performing a troublesome operation when there is a time restriction or the like. In addition, since the vehicle performs such notification only to the waypoint that is scheduled to be routed next time, the initially set route can be utilized to the maximum extent.
また、請求項2の車載ナビゲーション装置は、前記自車両が前記経由地を経由する経路に沿って走行するように案内する案内手段を備え、前記時間算出手段は、前記案内手段によって案内を行っている間、継続して前記走行時間の差を算出し、前記報知手段は、前記案内手段によって案内を行っている間、前記走行時間の差に関する情報を継続して更新して報知することを特徴とする。
The in-vehicle navigation device according to
これにより、ドライバーは、例えば道路状況が変化して車両の速度が変わった場合であっても、常に最新の短縮時間を把握することができる。 As a result, the driver can always grasp the latest shortened time even when, for example, the road conditions change and the vehicle speed changes.
請求項3の車載ナビゲーション装置は、前記報知手段は、前記経由地を経由する経路と経由しない経路との分岐点に関する情報を報知することを特徴とする。この分岐点に関する情報としては、例えば表示画面の道路地図上の分岐点に該当する位置を目立つように表示したり、分岐点に対応する交差点の名称を表示してもよい。これにより、ドライバーは、その分岐点に達するまでに経由地を経由するか否かを決定すればよいので、時間的に余裕を持ってこの判断をすることができるとともに、当初設定した経路を最大限活用することができる。
The in-vehicle navigation device according to
また、請求項4の車載ナビゲーション装置は、前記報知手段は、前記経由地を経由する経路と経由しない経路との分岐点において、両経路に関する最終的な案内情報を報知することを特徴とする。これにより、ドライバーは、この分岐点において最終的に経由地を経由するか否かを決定することができ、具体的に分岐点のどちらの道路に進入してよいかを把握することができる。この報知内容としては、例えば「○○を経由しなければ30分短縮できます。○○を経由する場合は左折、経由しない場合は直進して下さい。」等の音声案内をする。 The in-vehicle navigation device according to claim 4 is characterized in that the notifying means notifies final guidance information on both routes at a branch point between a route passing through the route and a route not passing through. As a result, the driver can determine at this branch point whether or not he / she will finally go through the waypoint, and can specifically know which road at the branch point may be entered. As this notification content, for example, voice guidance such as “If you do not go through XX can be shortened for 30 minutes. If you go through XX, turn left, if you do not pass, go straight ahead.”
また、請求項5の車載ナビゲーション装置は、前記自車両が前記経由地を経由するか否かを識別する識別手段を備え、前記案内手段は、前記識別手段によって前記自車両が前記経由地を経由すると識別された後は、当該経由地を経由する経路案内を継続し、前記経由地を経由しないと識別された後は、当該経由地を経由しない経路案内に切り替え、前記報知手段は、前記識別手段によって前記自車両が前記経由地を経由すると識別された後は、当該経由地に対する前記走行時間の差に関する情報を報知しないことを特徴とする。 The in-vehicle navigation device according to claim 5 includes an identification unit that identifies whether or not the host vehicle passes through the waypoint, and the guide unit causes the host vehicle to pass through the waypoint by the identification unit. Then, after being identified, the route guidance via the route point is continued, and after it is identified that the route point is not routed, the route is switched to route route not via the route point, and the notification means After the vehicle is identified as passing through the waypoint, the information regarding the difference in travel time with respect to the waypoint is not notified.
これにより、当初設定した経由地を経由しない場合であっても、再度その他の経由地を設定して経路探索を行う必要がないので、煩わしさを軽減することができる。また、設定した経由地を経由すると判断されたときには、当初の経路によって案内が継続され、その経由地に対しては経由するものとして上述の短縮時間は報知されない。これにより、不要な報知を回避することができる。 Thereby, even if the route is not routed through the initially set route, it is not necessary to set another route again to perform the route search, so that troublesomeness can be reduced. Further, when it is determined that the route is set via the set waypoint, the guidance is continued by the original route, and the above-described shortened time is not notified that the route is routed. Thereby, unnecessary notification can be avoided.
また、請求項6の車載ナビゲーション装置は、前記識別手段は、前記経由地を経由する経路と経由しない経路との分岐点において、前記自車両が前記経由地に向かう道路に進入したときは当該経由地を経由すると識別し、前記経由地に向かう道路に進入しないときは当該経由地を経由しないと識別することを特徴とする。このように、請求項6の車載ナビゲーション装置では、自動的に経由地に経由するか否かが判別される。
In addition, the vehicle-mounted navigation device according to
また、請求項7の車載ナビゲーション装置は、前記識別手段は、ユーザーが前記経由地を経由するか否かを選択することができる選択手段を備え、当該選択手段による選択結果に基づいて前記経由地を経由するか否かを識別することを特徴とする。これにより、例えば、上記分岐点において、誤ってドライバーが意図しない方向に進んでしまった場合や、経由地を経由しないつもりでその方向に進んだ後に気が変わって経由したいと考えた場合にも対処することができる。その選択方法として、例えば、道路地図等を表示する液晶ディスプレイにタッチボタンを設けて、そのボタン操作により選択する方法がある。
The on-vehicle navigation device according to
また、請求項8の車載ナビゲーション装置は、前記報知手段は、前記時間算出手段が算出した前記走行時間の差が所定値以下の場合には、前記走行時間の差に関する情報の報知をしないことを特徴とする。
Further, the in-vehicle navigation device according to
例えば、経由地を経由して目的地に行く場合と、経由地を経由しないで直接目的地に行く場合とで、目的地に到着する時間はほとんど差がないような場合も考えられる。このような場合、請求項8の車載ナビゲーション装置では、通常の当初設定したすべての経由地を経由する経路にしたがって車両を誘導する。これにより、不要な報知を回避することができる。 For example, there may be a case where there is almost no difference in the arrival time at the destination between when going to the destination via the waypoint and when going directly to the destination without going through the waypoint. In such a case, in the in-vehicle navigation device according to the eighth aspect, the vehicle is guided according to a route that passes through all the normal waypoints that are initially set. Thereby, unnecessary notification can be avoided.
以下、本発明の実施の形態について説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
図1は、本実施形態における車載ナビゲーション装置100の全体構成を示すブロック図である。同図に示すように車載ナビゲーション装置100は、位置検出器1、地図データ入力器6、操作スイッチ群7、外部メモリ9、表示装置10、音声出力装置11、リモコンセンサ12、リモコン13、及びこれらと接続する制御回路8から構成される。以下各構成部品について説明する。
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of the in-
制御回路8は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。ROMには、制御回路8が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が各種演算処理を実行する。なお、このプログラムは、外部メモリ9を介して外部から取得することもできる。本実施形態では、特に車両を目的地まで誘導を行う際に、後述する地図データ入力器6から読み出した地図データを用いて、経由地を経由して目的地に至る最短経路を探索する。そして、この経路に対して、車両が次に経由予定の経由地を経由しなかった場合の短縮時間を算出し、表示装置10等を用いてその短縮時間を表示する処理を行う。その他の詳細な処理は後述する。
The
位置検出器1は、いずれも周知の地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離センサ4、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、各センサの精度によっては位置検出器1を上述した一部で構成してもよく、更に、図示しないステアリングの回転センサ、各転動輪の車速センサ等を用いてもよい。この位置検出器1により、車両の現在地が検出され、制御回路8は、車両が経路探索された経路のどの位置を走行しているのかを認識でき、また車両がその経路に沿って走行するように誘導することができる。
The
地図データ入力器6は、地図データ、背景データ、目印データ等を含む各種データを入力するための装置である。各種データを記憶する記憶媒体としては、CD−ROMやDVD−ROM等の再生専用の記憶媒体の他、メモリカードやハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体を用いることもできる。
The map
また、地図データは、リンクデータとノードデータによって構成される。このリンクとは、地図上の各道路を交差・分岐・合流する点等の複数のノードにて分割し、それぞれのノード間をリンクとして規定したものであり、各リンクを接続することにより道路が構成される。リンクデータは、リンクを特定する固有番号(リンクID)、リンクの長さを示すリンク長、リンクの始端及び終端ノード座標(緯度・経度)、道路名称、道路種別、道路幅員、車線数、右折・左折専用車線の有無とその専用車線の数、及び制限速度等の各データから構成される。 The map data is composed of link data and node data. This link divides each road on the map into multiple nodes such as intersections, branches, and merge points, and defines each link as a link. By connecting each link, the road is Composed. Link data includes a unique number (link ID) that identifies the link, link length indicating the link length, link start and end node coordinates (latitude / longitude), road name, road type, road width, number of lanes, right turn・ Consists of data such as the presence of the left turn lane, the number of lanes, the speed limit, etc.
さらに、ノードデータは、地図上の各道路が交差、合流、分岐するノード毎に固有の番号を付したノードID、ノード座標、ノード名称、ノードに接続するリンクのリンクIDが記述される接続リンクID、交差点種類等の各データから構成される。 Furthermore, the node data includes a node ID, a node coordinate, a node name, and a link ID of a link connected to the node, each node having a unique number for each node where roads on the map intersect, merge and branch. It consists of data such as ID and intersection type.
そして経由地及び目的地までの経路を探索する際には、これら各リンク及びノードごとに通過しやすさを示す通過コストが算出される。この通過コストは、各リンクの特性(リンク長、道路種、道路幅等)及び各ノードにおける直進、右左折の種別に応じて算出される。そして、出発地から経由地を経由する目的地までの任意の経路に対して、各経路を構成する各リンク及び各ノードの通過コストの加算値が最小となる経路がダイクストラ法などの経路探索手法などを用いて探索される。 Then, when searching for a route to the waypoint and the destination, a passing cost indicating the ease of passing through each link and node is calculated. This passing cost is calculated according to the characteristics of each link (link length, road type, road width, etc.) and the type of straight travel and right / left turn at each node. A route search method such as the Dijkstra method is used for an arbitrary route from the departure point to the destination via the waypoint, and the route having the minimum added value of the passing cost of each link and each node constituting each route. It searches using etc.
操作スイッチ群7は、例えば、後述する表示装置10と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、経路探索の際の出発地、経由地及び目的地の設定等各種入力に使用される。
The
表示装置10は、例えば液晶ディスプレイによって構成され、表示装置10の画面には位置検出器1により検出された車両の現在位置に対応する自車位置マークと、地図データ入力器6より入力された地図データ、背景データ、目印データ等によって生成される車両周辺の道路地図を表示することができる。また、操作スイッチ群7や後述するリモコン13等の操作により、道路地図を所定の縮尺に変更して表示したり、道路地図をスクロールして表示したりすることも可能である。さらに本実施形態では、操作スイッチ群7やリモコン13等から出発地、経由地及び目的地を入力すると、上述の地図データを用いて、出発地から経由地を経由して目的地に至る任意の経路に対して、コストの合計が最小の経路を自動的に探索して案内経路を計算して表示装置10へ表示する。
The display device 10 is configured by, for example, a liquid crystal display, and the vehicle position mark corresponding to the current position of the vehicle detected by the
音声出力装置11は、例えばスピーカで構成され、経路案内時には、この音声出力装置11により音声案内がされる。また、本実施形態では、経由地を経由しない場合の短縮時間や、経由地を経由する経路と経由しない経路との分岐点において、両経路に関する最終的な案内をこの音声出力装置11を用いて報知する。
The
リモコン13は、例えば各種機能を備えた多機能リモコンであり、リモコンセンサ12を介して、車載ナビゲーション装置100に各種ナビゲーション動作の開始や終了を指示する。なお、この指示に関しては、操作スイッチ群7によって行ってもよい。
The
以下、本発明の特徴的部分である、一つ以上の経由地を含む経路案内を行う際に、車両が次に経由予定の経由地を経由しない場合の短縮時間を算出し報知する処理について説明する。 Hereinafter, the characteristic part of the present invention, the processing for calculating and notifying the shortened time when the vehicle does not pass the next waypoint, when performing route guidance including one or more waypoints, will be described. To do.
先ず、前提として、出発地、経由地及び目的地がドライバーによって入力されたとする。そして、入力された出発地、経由地及び目的地がそれぞれ、出発地A、経由地B、C、D、及び目的地Eとする。また、本実施形態では、出発地Aは、位置検出器1によって検出された車両の現在地としている。なお、これら目的地等の設定については、上述した操作スイッチ群7又はリモコン12によって設定する。
First, as a premise, it is assumed that the starting point, the waypoint, and the destination are input by the driver. Then, it is assumed that the input starting point, waypoint, and destination are a starting point A, waypoints B, C, D, and destination E, respectively. In the present embodiment, the departure point A is the current location of the vehicle detected by the
ステップS10において、制御回路8は、現在地Aから経由地B、C、Dを経由して目的地Eに至る経路を探索する処理を行う。具体的には、上述したように、制御回路8は、地図データ入力器6から地図データを読み出す。そして、経由地を経由し目的地に至る経路に対して、その地図データを構成するリンクデータ及びノードデータに付された通過しやすさを示すコストの合計が最小となるような経路をダイクストラ法などの探索アルゴリズムを用いて探索する。なお、複数の経由地を設定した場合に、それらの経由地を経由する順番については、ユーザーが設定した順番に従って経由するように経路探索を行ってもよい。そして、このようにして探索した結果、図3に示す経路を探索したとする。
In step S10, the
ステップS20では、ステップS10で探索した経路(A→B→C→D→E)を通過して目的地まで到達した場合における総所要時間を算出する処理を行う。具体的には、制御回路8は、経路を構成する各リンク及びノードのコストと車両の速度情報から総所要時間を算出する。なお、制御回路8に渋滞情報を取得することができる装置を接続して、そこで取得する渋滞情報を考慮して上記所要時間を算出してもよい。これにより、より正確に所要時間を予想することができる。
In step S20, a process for calculating the total required time when the vehicle reaches the destination through the route (A → B → C → D → E) searched in step S10 is performed. Specifically, the
ステップS30では、制御回路8は、経由地(B、C、D)を経由しないで直接目的地(E)に至る最短経路を上述と同様な方法で探索する処理を行う。そして、この際、この経路に対する所要時間も算出する(ステップS40)。
In step S30, the
ステップS50では、ステップS20にて算出した経由地を経由して目的地まで至る経路(A→B→C→D→E)を走行したときの所要時間と、ステップS40にて算出した経由地を経由しないで直接目的地に至る経路(A→E)を走行したときの所要時間との差を比較する処理を行う。そして、その差があらかじめ決められた所定値以下の場合は、経由地を経由してもそれ程時間のロスがないと考えられるので図4に示す経由地を経由するか否かに関する報知は行わない。すなわち、通常の経路(A→B→C→D→E)に沿って車両が走行するように案内する。なお、ステップS50における判定結果は表示装置10や音声出力装置11を用いてドライバーに報知してもよい。
In step S50, the required time when traveling on the route (A → B → C → D → E) to the destination via the route calculated in step S20 and the route calculated in step S40 are determined. A process of comparing the difference with the required time when traveling on the route (A → E) directly to the destination without passing through is performed. If the difference is less than or equal to a predetermined value determined in advance, it is considered that there is not much time loss even if the route is routed, so no notification is made regarding whether or not the route is routed as shown in FIG. . That is, guidance is provided so that the vehicle travels along a normal route (A → B → C → D → E). In addition, you may alert | report a determination result in step S50 to a driver using the display apparatus 10 or the audio |
一方、その差が所定値以上の場合は、経由地を経由すると時間のロスが大きいと考えられるので、図4に示す経由地を経由するか否かに関する報知をする処理を行う。以下、この処理を図4のフローチャートを用いて説明する。 On the other hand, if the difference is greater than or equal to a predetermined value, it is considered that there is a large time loss when the route is routed. Hereinafter, this process will be described with reference to the flowchart of FIG.
ステップS101では、制御回路8は、車両が次に経由予定の経由地Bを経由してその次に経由予定の経由地Cに到着する場合の所要時間を算出する。この所要時間は、ステップS20とS40における処理と同様に、車両の速度と経路のコストから算出する。なお、この経路(A→B→C)は、ステップS10にて探索した経路(A→B→C→D→Eの経路のうちA→B→Cの経路)と同じ経路を用いる。
In step S <b> 101, the
ステップS102では、経由地Bを経由しないで、直接経由地Cを経由する最短経路(A→C)を探索する。その結果、図5に示す経路を探索したとする。そして、ステップS103では、この経路(A→C)を走行したときの所要時間を算出する。 In step S102, the shortest route (A → C) that directly passes through the stop point B is searched without passing through the stop point B. As a result, assume that the route shown in FIG. 5 is searched. In step S103, the time required for traveling along this route (A → C) is calculated.
その後、ステップS104において、ステップ101にて算出した経由地Bを経由する経路(A→B→C)を走行したときの所要時間とステップ103にて算出した経由地Bを経由しない経路(A→C)を走行したときの所要時間との差を報知する。この報知は、例えば、表示装置10の表示画面に道路地図とともに表示したり、音声出力装置11を用いて音声による報知をする。これにより、ドライバーは、経由地Bを経由することによる時間的なロスを把握することができる。
After that, in step S104, the time required for traveling along the route via route B calculated in step 101 (A → B → C) and the route not routed via route B calculated in step 103 (A → The difference with the required time when driving C) is notified. For example, the notification is displayed together with a road map on the display screen of the display device 10 or is notified by voice using the
ステップS105では、制御回路8は、経由地Bを経由する経路(A→B→C)と経由しない経路(A→C)との分岐点(交差点)を検出する。この際、分岐点の位置情報を表示画面に表示したり、音声によって報知しても良い。
In step S105, the
そして、ステップS106では、制御回路8は、車両がこの分岐点に到着したか否かを判定する。具体的には、位置検出器1を用いて車両の位置を検出することにより、車両が現在どこを走行しているのかを検出することができる。ここで、車両は未だ分岐点に達していないと判定したときは(否定判定)、再度ステップS101からS105までの処理を行う。すなわち、車両が分岐点に達するまでは、経由地Bを経由しない場合の短縮時間を常時報知し続ける。これによりドライバーは、分岐点に達するまでに経由地Bを経由するか否かを決めればよいことになる。また、常時更新表示することにより、分岐点までの道路状況の変化等も反映した正確な短縮時間を報知することができる。
In step S106, the
そして、車両が分岐点の直前に達したときは(肯定判定)、制御回路8は、両経路に関する最終的な案内情報をドライバーに報知する処理を行う。例えば、表示装置10と音声出力装置11を用いて、「経由地Bを経由するときは左折して下さい。経由しないときは直進して下さい。」や、「経由地Bを経由しない場合、30分時間を短縮することができます。」等の報知を行う。
When the vehicle reaches immediately before the branch point (affirmative determination), the
これによりドライバーは最終的に経由地Bを経由するか否かを決定し、制御回路8はドライバーがどちらの経路を選択したのかを判定する(ステップS108)。なお、ドライバーが経由地Bを経由するか否かについては、分岐点において車両が進入した道路によって判定する。すなわち、図5に示すように、車両が分岐点から進入した道路が、分岐点を左折した道路であると位置検出器1が検出した場合は、ドライバーは経由地Bを経由すると制御回路8は判定する。一方、車両が分岐点から進入した道路が、分岐点を直進した道路である場合は、ドライバーは経由地を経由しないと制御回路8は判定する。
Accordingly, the driver finally determines whether or not the route B is to be routed, and the
ここで、ドライバーが、経由地Bを経由する経路を選択したときは(ステップS108肯定判定)、制御回路8は、経由地Bに至る経路案内を継続する(ステップS110)。このとき、経由地Bを経由する経路が選択されたので、以後経由地Bを経由しないときの短縮時間は表示しない。そして、ステップS111において、位置検出器1による検出結果に基づいて、車両が経由地Bに到着したか否かを判定し、車両が経由地Bに到着するまでは通常の経路案内を行う。
Here, when the driver selects a route that passes through the route point B (Yes determination in step S108), the
その後、車両が経由地Bに到着したときは(ステップS111肯定判定)、処理をステップS101に戻り、次に経由予定の経由地に対して上述と同じ処理を行う。すなわち、今度は経由地Cに対して、経由しない場合の短縮時間を算出して報知し、経由地Cを経由する経路と経由しない経路との分岐点にて、上述と同様に経由地Cを経由するか否かの最終的な案内をする。また、経由地Dに対しても同様の処理を行う。 Thereafter, when the vehicle arrives at the waypoint B (Yes determination at step S111), the process returns to step S101, and the same process as described above is performed on the waypoint that is scheduled to be routed next. That is, this time, the route C is calculated and notified of the shortening time when the route is not routed, and the route point C is determined in the same manner as described above at the branch point between the route passing the route point C and the route not routed. Final guidance on whether or not to go through. The same process is performed for the waypoint D.
一方、ステップS108において、ドライバーが、経由地Bを経由しない経路を選択したときは(否定判定)、直接経由地Cに至る経路の案内に切り替える(ステップS109)。その後、処理をステップS101に戻り、経由地Cに対して上述と同じ処理を行う。また、経由地Dに対しても上述と同じ処理を行う。 On the other hand, when the driver selects a route that does not pass through the waypoint B in Step S108 (No determination), the driver switches to guidance for a route that directly reaches the waypoint C (Step S109). Thereafter, the process returns to step S101, and the same process as described above is performed on the waypoint C. Further, the same processing as described above is performed for the waypoint D.
以上のように、本実施形態における車載ナビゲーション装置100は、一つ以上の経由地が設定されている経路に対して車両を誘導する際に、車両が次に経由予定の経由地を経由しなかった場合における短縮時間を算出しドライバーに報知する。そして、経由地を経由する経路と経由しない経路との分岐点において、両経路に関する最終的な案内情報を報知する。したがって、ドライバーは、その分岐点に達するまでに経由地を経由するか否かを決めればよいので、道路状況等により当初計画していた運転計画よりも経由地を経由する時間的な余裕が少なくなったとしても、時間調整を容易に行うことができる。また、ドライバーは、車両が次に経由予定の経由地から順にその経由地を経由するか否かを判断することができるので、当初設定した経路を最大限活用することができる。
As described above, when the vehicle-mounted
なお、本実施形態では、3つの経由地B、C、Dを設定した場合の経路案内について説明したが、いくつ経由地を設定した場合であっても上述と同様の処理がなされる。 In the present embodiment, route guidance when three waypoints B, C, and D are set has been described. However, the same processing as described above is performed regardless of how many waypoints are set.
また、制御回路8が探索した経路に対して、車両が何らかの原因でその経路から外れた場合(例えば、誤って別の道に進入した場合)、再度ステップS10から処理を行う。
If the vehicle deviates from the route searched for by the
(変形例1)
本実施形態では、ステップS50の処理において、経由地をすべて経由する経路と直接目的地に至る経路との予想所要時間との差が、あらかじめ決められた所定値よりも大きいか否かによって、図4に示す処理を行うか否かを判定している。しかしながら、運転毎で時間的な制約も異なっており、また、各ドライバーによってこの判断基準も異なっていると考えられる。したがって、このようなことを鑑みて、上記所定値をドライバー自らが操作スイッチ群7を介して設定できるようにしてもよい。また、上記所定値を設定しないで、ステップS50において、例えば経由地を経由するときの所要時間と経由しないときの所要時間を表示装置10の表示画面に表示して、この際に図4に示す処理を行うか否かをドライバーに選択させるようにしてもよい。この選択スイッチについては、例えば、表示装置10の表示画面上にタッチスイッチを設ける。これにより、毎回の運転状況や各ドライバーの嗜好に合った経路案内をすることができる。
(Modification 1)
In the present embodiment, in the process of step S50, depending on whether or not the difference between the expected required time between the route passing all the waypoints and the route directly reaching the destination is greater than a predetermined value determined in advance. It is determined whether or not to perform the process shown in FIG. However, the time constraints are different for each driving, and it is considered that this criterion is different for each driver. Therefore, in view of the above, the driver may be allowed to set the predetermined value via the
(変形例2)
本実施形態では、ステップS108において、ドライバーが経由地を経由する経路を選択したか否かの判定について、車両が進入した道路を位置検出器1により検出して、その道路が経由地に向かう道路であるか否かによって判定している。そして、経由地を経由するか否かを判定した後は、経由地を経由する経路案内又は経由しない経路案内に切り替えている。このような判定方法の他に、ドライバー自らが経由地を経由するか否かを選択するという観点から、どちらかの経路をドライバーの操作によって選択するスイッチを設けてもよい。このスイッチは、例えば、表示装置10の表示画面にタッチスイッチを設ける。そして、ステップS107において、「経由地Bを経由する経路と経由しない経路のどちらかを選択して下さい。」等の案内をして、そのタッチスイッチの操作によりどちらかの経路を選択するようにする。また、当初設定した経路を案内することを前提として、ステップS107において、「経由地Bを経由しない場合はスイッチを押して下さい。」等の案内をし、そのスイッチを押した場合のみ、その経由地を経由しない経路案内に切り替えてもよい。
(Modification 2)
In the present embodiment, in step S108, as to whether or not the driver has selected a route that passes through the waypoint, a road on which the vehicle has entered is detected by the
また、例えば、ドライバーは経由地を経由しない経路を選択した後に、気が変わり経由地を経由したいと思うことも予想される。このような場合、本実施形態では、既に経由地を経由しない経路案内に切り替わっているので、再度その経由地を設定して経路探索を行う必要があるので煩わしい。このようなことを鑑みて、経由地を経由するか否かの判定を上述の車両が進入した道路を検出して判定する方法と、ドライバー自らが経路を選択することができる選択スイッチの操作によって判定する方法とを併用してもよい。この場合、通常は車両が進入した道路を検出して自動で経由地を経由するか否かを判定するが、どちらかの経路を選択した後にドライバーの気が変わった場合等を考慮して、選択スイッチの操作によっても経路を選択することができるようにする。このスイッチも、例えば、表示装置10の表示画面上にタッチスイッチとして実現する。これにより、ドライバーは、経由地を経由しない経路を進入した場合であっても、その後選択スイッチを押すことにより経由地を経由する経路に切り替わり、その経由地を経由することができる。 In addition, for example, it is expected that the driver will change his mind after selecting a route that does not go through the waypoint, and want to go through the waypoint. In such a case, in the present embodiment, since the route guidance has already been switched to a route that does not pass through, it is troublesome because it is necessary to set the route again and perform a route search. In view of the above, the method of determining whether or not to pass through a route by detecting the road on which the vehicle has entered and the operation of a selection switch that allows the driver himself to select a route You may use together with the method to determine. In this case, usually the road on which the vehicle has entered is detected and it is automatically determined whether or not the route will be routed. However, considering the driver's change after selecting either route, A route can also be selected by operating a selection switch. This switch is also realized as a touch switch on the display screen of the display device 10, for example. Thereby, even when the driver enters a route that does not pass through the transit point, the driver can switch to the route that passes through the transit point by pressing the selection switch thereafter, and can pass through the transit point.
100 車載ナビゲーション装置
1 位置検出器
2 地磁気センサ
3 ジャイロスコープ
4 距離センサ
5 GPS受信機
6 地図データ入力器
7 操作スイッチ群
8 制御回路
9 外部メモリ
10 表示装置
11 音声出力装置
12 リモコンセンサ
13 リモコン
DESCRIPTION OF
Claims (8)
道路地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
目的地及び経由地を設定する設定手段と、
前記道路地図データを用いて、前記自車両の現在地から前記目的地までの経路を探索するものであって、前記設定手段により一つ以上の経由地を設定した場合には当該経由地を経由した経路を探索するとともに、当該経路に対して、前記自車両が次に経由予定の経由地を経由しないときの経路を探索する経路探索手段と、
前記経由地を経由しない経路を走行したときと、経由するときの経路を走行したときとの走行時間の差を算出する時間算出手段と、
前記時間算出手段によって算出した前記走行時間の差に関する情報を報知する報知手段とを備えることを特徴とする車載ナビゲーション装置。 Current location detection means for detecting the current location of the vehicle;
Map data storage means for storing road map data;
Setting means for setting the destination and waypoint;
The route map data is used to search for a route from the current location of the host vehicle to the destination, and when one or more waypoints are set by the setting means, A route search means for searching for a route, and for searching for a route when the host vehicle does not pass through a route that is scheduled to be routed next, for the route,
A time calculating means for calculating a difference in travel time between when traveling on a route not passing through the route and when traveling on a route passing through;
An in-vehicle navigation device comprising: notifying means for notifying information relating to the difference in travel time calculated by the time calculating means.
前記時間算出手段は、前記案内手段によって案内を行っている間、継続して前記走行時間の差を算出し、
前記報知手段は、前記案内手段によって案内を行っている間、前記走行時間の差に関する情報を継続して更新して報知することを特徴とする請求項1に記載の車載ナビゲーション装置。 Comprising guidance means for guiding the host vehicle to travel along a route passing through the waypoint,
The time calculation means continuously calculates the difference in travel time while performing the guidance by the guidance means,
The in-vehicle navigation device according to claim 1, wherein the notification unit continuously updates and reports information on the difference in travel time while performing the guidance by the guidance unit.
前記案内手段は、前記識別手段によって前記自車両が前記経由地を経由すると識別された後は、当該経由地を経由する経路案内を継続し、前記経由地を経由しないと識別された後は、当該経由地を経由しない経路案内に切り替え、
前記報知手段は、前記識別手段によって前記自車両が前記経由地を経由すると識別された後は、当該経由地に対する前記走行時間の差に関する情報を報知しないことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置。 Comprising identifying means for identifying whether the host vehicle passes through the waypoint,
The guidance means continues the route guidance via the waypoint after the vehicle is identified by the identification means to pass through the waypoint, and after being identified as not going through the waypoint, Switch to route guidance that does not go through the route,
5. The information according to claim 2, wherein the notification means does not notify information relating to the difference in travel time with respect to the transit point after the identification unit has identified that the host vehicle passes through the transit point. The in-vehicle navigation device according to any one of the above.
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