JP4261529B2 - ホームロボットにおける処理方法及びホームロボット - Google Patents
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(ステップS401)
ロボット11は、ユーザ10の側で待機する。ステップS401では、ユーザ10からの命令もしくは予め定められたスケジュールに従ったタスクの実行要求があるかどうかを主制御部101が判断する。例えば、ロボット11がユーザ10から「出迎えに行って」という命令を音声で受けると、音声認識部107がその命令を認識し、認識結果が入力制御部105を介して主制御部101に通知される。主制御部101は、この通知を受けて「出迎え」というタスクの実行が要求されたと判断し、これにより処理はステップS402へ移行する。
主制御部101は、ステップS401によりタスクの要求があったと判断されると、要求されたタスクの内容をタスクデータベース104から抽出し、ロボット11が当該タスクを実行するためにユーザ10の側を離れる必要があるか否かを判定する。この判定の結果、ロボット11がユーザ10の側を離れる必要がある場合には家電機器を介した対話方法を選択するためにステップS403へ進み、離れる必要がない場合には対話方法を切り替えることなく、すなわち家電機器を介した対話方法を選択することなく、タスク実行のためにステップS405へ進む。
前述したように、ステップS402でロボット11がユーザ10の側を離れる必要があると判定された場合には、ユーザ10とロボット11との対話方法を選択するためにステップS403へ進む。ステップS403では、家電機器を使った対話方法を選択する。対話方法選択部100は、主制御部101から対話方法の選択が指示されると、まず家電機器制御部108に対して家庭内にある家電機器の中からロボット11との対話に使用できそうな入出力デバイスのリストを要求する。
対話方法選択部100は、選択した対話方法に変更する旨のメッセージをユーザ10に通知して、対話方法を確認する。ユーザ10に通知するメッセージ文は、図9の情報から以下のような式で生成される。
この結果、「出迎えを行います。私からの連絡は以後、TV1に出しますので、TV1の操作で答えてください」というメッセージを音声合成部109から出力する。この後、ユーザ10からの変更を了解した旨を表す「わかった」などの発話を音声認識部107で確認する。
ステップS404の後、ステップS401で要求されたタスクを実行する。
ステップS405のタスクの実行中に、ロボット11がユーザ10の判断を仰ぎたい状況が発生した場合、ステップS407に進み、そうでなければタスクの実行を継続する。
ユーザ10への問い合わせを実行する。主制御部101は、ユーザ10への問い合わせを行う際に例えばDialogという命令を実行する。Dialogには、以下の3つのオプションがある。
[オプション1]Dialog(Message, MB_OK)
[オプション2]Dialog(Message, MB_YESNO)
[オプション3]Dialog(MessageList, MB_SELECT)
[オプション1]は、ユーザ10に対して通知のみを行う場合であり、第1引数のMessageに指定されたテキストの出力のみを行う。通常では音声合成部109から合成音で出力するが、本実施形態では図10のようにTV1の画面にテキストを表示したりする。[オプション2]は、ユーザ10からYES/NOの回答を入力してもらう場合であり、第1引数のMessageに指定されたテキストを出力し、ユーザ10からの回答を受け取る。通常では音声合成部109から合成音でMessageを出力し、音声認識部107からユーザ10の「はい」または「いいえ」の返事を入力してもらう。本実施形態では例えば図11のようにTV1の画面にテキストを表示し、TV1のリモコン16による音量操作でYES/NOを入力してもらう。[オプション3]は、第1引数に指定された複数行のテキストを出力し、何行目のテキストを選択するかユーザ10から選択してもらう場合である。通常では音声合成部109から合成音で例えば「飲み物は、お茶、ジュース、コーヒーのどれにしますか?」といった問い合わせが出力され、ユーザ10の「お茶」といった返事を音声認識部107から入力する。本実施形態では例えば図12のようにTV1の画面に選択肢を表示し、TV1のチャンネルボタンで入力してもらう。
ステップS405で実行されるタスクが終了したか否かを判断し、終了したらステップS409へ進む。
タスクが終了すると、ロボット11はユーザ10の側へ戻り、対話方法選択部100は入力デバイス及び出力デバイスを標準である音声認識部107及び音声合成部108にそれぞれ戻し、ユーザ10に対して音声での対話に戻ったことを通知する。この後、ステップS401に戻り、ロボット11は再びユーザ10の側で待機する。
11・・・ホームロボット;
12・・・アクセスポイント;
13〜15・・・家電機器;
16・・・リモコン;
100・・・対話方法選択部;
101・・・主制御部;
102・・・人抽出部;
103・・・位置測定部;
104・・・タスクデータベース;
105・・・入力制御部;
106・・・出力制御部;
107・・・音声認識部;
108・・・家電機器制御部;
109・・・音声合成部;
110・・・マップメモリ;
111〜11N・・・家電機器
Claims (6)
- ネットワークに接続される少なくとも一つのネットワーク家電が設置された家庭内で使用されるホームロボットにおける処理方法において、
ユーザから離れる必要があるタスクの実行要求を検知するステップと、
前記実行要求の検知により、ユーザに対する問い合わせを行う出力デバイスとして機能するネットワーク家電及びユーザからの回答を受け取る入力デバイスとして機能するネットワーク家電の選択を含む、ユーザとの対話方法を選択するステップであって、前記出力デバイス及び入力デバイスの両方に使用可能なネットワーク家電を優先的に選択するステップと、
選択された対話方法に従ってユーザに対する問い合わせ及びユーザからの回答を含む、ユーザとの対話を実行するステップとを具備するホームロボットにおける処理方法。 - 前記対話を実行するステップは、ユーザに対する回答方法を示す説明文を付加したメッセージとして前記問い合わせを出力する請求項1に記載のホームロボットにおける処理方法。
- 前記対話を実行するステップが前記選択された対話方法に従ってユーザからの回答を行う際に、前記家電機器に対する操作を無視する手段をさらに具備する請求項1に記載のホームロボットにおける処理方法。
- ネットワークに接続される少なくとも一つのネットワーク家電が設置された家庭内で使用されるホームロボットにおいて、
ユーザから離れる必要があるタスクの実行要求を検知する検知手段と、
前記実行要求の検知により、ユーザに対する問い合わせを行う出力デバイスとして機能するネットワーク家電及びユーザからの回答を受け取る入力デバイスとして機能するネットワーク家電の選択を含む、ユーザとの対話方法を選択するものであって、前記出力デバイス及び入力デバイスの両方に使用可能なネットワーク家電を優先的に選択する選択手段と、
選択された対話方法に従ってユーザに対する問い合わせ及びユーザからの回答を含む、ユーザとの対話を実行する対話実行手段とを具備するホームロボット。 - 前記対話実行手段は、ユーザに対する回答方法を示す説明文を付加したメッセージとして前記問い合わせを出力する請求項4に記載のホームロボット。
- 前記対話実行手段が前記選択された対話方法に従ってユーザからの回答を行う際に、前記家電機器に対する操作を無視する手段をさらに具備する請求項4に記載のホームロボット。
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