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JP4253329B2 - 内燃機関の給気通路 - Google Patents

内燃機関の給気通路 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関における、インタークーラーからの給気をシリンダブロックへ案内する給気通路に関する。
従来、過給機付きディーゼル機関では、過給機で温度上昇した給気を冷却して、シリンダブロックの給気通路に送り込むため、インタークーラーを配設している。このインタークーラーは、シリンダブロックもしくはギアケースの側面に固設したインタークーラー取付台に設置されていた。
また、インタークーラー取付台には給気通路が形成され、インタークーラーからの給気をシリンダブロックもしくはギアケースの側面から、シリンダブロック内の給気通路へ案内していた。
実開平5−933号公報
一方、インタークーラーからの給気をシリンダブロック内の給気通路へ案内するインタークーラー取付台は、シリンダブロックもしくはギアケースの側面のみに固設していたので、剛性的に充分な構造とはいえず、例えば振動に対して不利な構造となっていた。
また、インタークーラー取付台からシリンダブロック内に給気を吸入する吸気口もシリンダブロックもしくはギアケースの側面のみに開口していたので、吸気口面積を充分に確保するのは難しく、給気の流れがスムーズでなかった。その上、配管構造が複雑になっていた。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
インタークーラー(9)を上部に設置するとともに内部に給気通路を設けたインタークーラー取付台(12)を、ギアケース(10)の上面及び側面に取付け、該ギアケース(10)にギアケース(10)の上面及び側面と、シリンダブロック(2)の給気通路(55)とを連通する給気通路を設けて、インタークーラー(9)からの給気をシリンダブロック(2)の給気通路(55)へ案内するものである。
以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
即ち、請求項1記載の如く、インタークーラー(9)を上部に設置するとともに内部に給気通路を設けたインタークーラー取付台(12)を、ギアケース(10)の上面及び側面に取付け、該ギアケース(10)にギアケース(10)の上面及び側面と、シリンダブロック(2)の給気通路(55)とを連通する給気通路を設けて、インタークーラー(9)からの給気をシリンダブロック(2)の給気通路(55)へ案内することにより、インタークーラー取付台をギアケースの上面及び側面に取付けたので、該インタークーラー取付台はギアケースに強固に取付けられることとなり、充分な剛性が得られ、振動に対しても有利な構造とすることができた。
また、インタークーラーからの給気を、インタークーラー取付台を介して、ギアケースの上面給気入口及び側面給気入口から該ギアケースに導き、シリンダブロック内の給気通路内へ案内したので、インタークーラー取付台からギアケースへ通じる給気通路面積を充分確保することができ、給気の流れをスムーズにすることができた。その上、給気通路の簡素化も図れた。
次に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本構成の給気通路を有したエンジンを示す正面図、図2は同じく側面断面図、図6はインタークーラー取付台を示す平面図、図7は同じく正面図、図8は同じく底面図、図9は同じくギアケース合わせ面側側面図、図10はギアケースを示す平面図、図11は同じくフライホイール合わせ面側側面図、図12は同じくシリンダブロック合わせ面側側面図、図13はシリンダブロックを示すギアケース合わせ面側側面図である。
本構成の給気通路を有したディーゼルエンジンの概要について図1、図2により説明する。
複数のシリンダライナ13・13・・・を列状に内設するシリンダブロック2の上部に複数(本構成例では6個)のシリンダヘッド3・3・・・をシリンダライナ13・13・・・の位置に対応させて取付け、エンジン本体1を構成している。エンジン本体1の正面略中央部に燃料噴射ポンプ4を設けて、右側面にはギアケース10を配設し、該ギアケース10の右側面にはフライホイールハウジング11を取付けている。
また、前記ギアケース10の右側面上部及び上面には、インタークーラー取付台12の側面取付け部12b及び上面取付け部12aを取付けて、該インタークーラー取付台12の上部にはインタークーラー9を配設している。エンジン本体1上部に配設した過給機には第一給気連絡管6を連結し、該第一給気連絡管6と継手7によって接続した第二給気連絡管8を前記インタークーラー9に連結して、過給機で圧縮した吸入空気をインタークーラー9に供給するよう構成している。なお、前記継手7はゴムや合成樹脂などにより形成されている。
インタークーラー9に供給された空気は該インタークーラー9で冷却され、インタークーラー取付台12の給気通路を通過して、側面取付け部12b及び上面取付け部12aからギアケース10の給気通路へ入り、その後シリンダブロック2内の給気通路55へ至る。給気通路55内の給気は、各シリンダヘッド3・3・・・の給気ポート30を経て燃焼室27内に進入して、燃料油とともに燃焼に供されるのである。
また、シリンダブロック2正面上部には、左右方向に始動空気主管21を取付けて、エアタンクからの圧縮空気を該始動空気主管21を通じてシリンダブロック2内の始動給気通路に導き、該始動給気通路から始動弁40へ、さらに燃焼室へ案内することで、エンジンの始動を可能としている。
次に、インタークーラー9からの給気をシリンダブロック2内へ導く給気通路について、図6ないし図13により説明する。
インタークーラー取付台12の上面には、インタークーラー取付座12cが形成され、インタークーラー9を設置可能にしている。また、該インタークーラー取付台12の上面取付部12aと、ギアケース10の上面取付部10aとを接合し、側面取付部12bと側面取付部10bとを接合することで、インタークーラー取付台12はギアケース10に取付けられている。
インタークーラー9には、過給機5により圧縮された給気が、第一・第二給気連絡管6・8を通じて供給されている。この給気は、インタークーラー取付台12上面に開口した給気入口51より該インタークーラー取付台12に取り入れられる。給気入口51から取り入れられた給気はインタークーラー取付台12内に形成した給気通路を通って、上面取付部12aに開口した上面給気出口52からギアケース10の上面取付部10aに開口した上面給気入口52’へ、また側面取付部12bに開口した側面給気出口53から側面給気入口53’へ案内される。
ギアケース10はシリンダブロック2に固設され、側面給気入口53’の反対面において、該ギアケース10の給気通路連結部10cとシリンダブロック2の給気通路連結部2aとが連結され、ギアケース10の給気出口54とシリンダブロック2の給気入口54’とが連通されている。前記上面給気入口52’及び側面給気入口53’からギアケース10内に取り入れられた給気は、ギアケース10内に形成した給気通路を通って、給気出口54を介して給気入口54’へ供給され、シリンダブロック2内の給気通路55へ案内されるのである。そして、給気通路55内へ案内された給気は、各シリンダヘッド3・3・・・の給気ポート30を経て燃焼室27内に進入して、燃料油とともに燃焼に供されるのである。
以上のように、インタークーラー取付台12をギアケース10の上面及び側面に取付けたので、該インタークーラー取付台12はギアケース10に強固に取付けられることとなり、充分な剛性が得られ、振動に対しても有利な構造とすることができた。また、インタークーラー9からの給気を、インタークーラー取付台12を介して、ギアケース10の上面給気入口52’及び側面給気入口53’から該ギアケース10に導き、シリンダブロック2内の給気通路55内へ案内したので、インタークーラー取付台12からギアケース10へ通じる給気通路面積を充分確保することができ、給気の流れをスムースにすることができた。その上、給気通路の簡素化も図れた。
次に、始動空気用通路について説明する。
図3は始動空気用通路を示す側面断面図、図4は同じく始動空気用通路の第二の構成例を示す側面断面図、図5は同じく始動空気用通路の第三の構成例を示す側面断面図である。
従来、ディーゼル機関における始動手段として、シリンダ内へ空気を送り込んで、空気圧によりピストンを摺動させる空気始動装置が公知となっている。この空気始動装置では始動給気通路として、始動空気を空気槽から始動空気主管を通じて各シリンダ付近まで送り、始動空気主管から分岐した枝管によって各シリンダへ案内していた。また、前記始動空気主管及び枝管はシリンダヘッドに多数のボルトなどによって取付けられていた。
まず、空気始動装置の始動給気通路では、前記始動空気主管及び枝管がシリンダヘッドに取付けられているので、シリンダヘッドをシリンダブロックから取り外して分解や整備を行う場合には、始動空気主管及び枝管もシリンダヘッドから取り外す必要があるので、作業が煩雑になり、配管構造も複雑になっていた。また、シリンダヘッドを取り外す度に、シリンダヘッドと始動空気主管及び枝管とのシール性に気を配ったり、調整を行なったりしなければならず、頻繁にシリンダヘッドの取り外し作業を行なうと、始動空気主管や枝管に亀裂が生じる恐れもある。
また、シリンダブロックに始動空気主管を固設し、もしくはシリンダブロック内に始動空気主管を設け、該始動空気主管から供給される始動空気を、シリンダブロック内に設けた始動空気通路及びシリンダヘッド内の始動空気通路を通じて、始動弁へ案内したことである。
次に、空気始動装置における始動弁への始動空気の供給用通路について、図1、図3により説明する。
前記シリンダブロック2の正面上部において、左右方向に始動空気主管21が配設され、複数の固定具45・45・・・によってシリンダブロック2に固定されている。シリンダブロック2には各シリンダ毎に、始動空気通路22a・22bを穿設している。始動空気通路22aの一端はシリンダブロック2の正面側に開口して他端は始動空気通路22bの一端と連通し、始動空気通路22bの他端はシリンダブロック2の上面に開口している。前記固定具45には始動空気取出し口45aを設けて、始動空気通路22aと始動空気主管21とを連通し、始動空気取出し口45aと始動空気通路22aとの接合面にはパッキン41を挟装して、始動空気の漏れを防止している。
各シリンダヘッド3には正面から、始動弁40がそれぞれ水平方向に内嵌している。始動弁40は、弁ケース34に先端に弁頭32を有した弁ステム32a及び、該弁ステム32aに固設したピストン36を内蔵している。該ピストン36と前記弁ケース34との間にスプリング39を介装して、弁ステム32aをシリンダヘッド3の外側に向けて付勢し、弁頭32を弁案内33に当接させている。また、弁蓋35がボルトなどによって弁ケース34に取付けられている。
シリンダヘッド3下面の、前記始動空気通路22bと対応する位置から上方に始動空気通路23aを設けて、弁内通路24と始動空気通路22bとを連通させている。また、シリンダヘッド3には始動空気通路23bを設けて、始動弁40と燃焼室27とを連通させている。そして、シリンダヘッド3とシリンダブロック2及びシリンダライナ13との接合面にはヘッドガスケット42を挟装して、始動空気及び燃焼ガスなどの漏れを防止している。
以上のように構成して、パイロット圧空気管31より始動弁40内にパイロット圧空気が導入されると、間隙37に侵入したパイロット圧空気が、ピストン36をスプリング39の付勢力に逆らって押す。そして、弁ステム32a及び弁頭32が摺動して、始動用空気溜まり38と始動空気通路23bとの間が開弁して連通するのである。
すると、始動空気主管21から始動空気通路22a・22b・23a及び弁内通路24を通じて、始動用空気溜まり38まで達していた始動空気が、始動空気通路23bを介して燃焼室27内に吐出され、シリンダライナ13内のピストン26を下方に押し下げるのである。
複数のシリンダヘッド3に設けた各始動弁40・40・・・におけるパイロット圧空気管31へのパイロット圧空気の供給タイミングは、パイロット圧空気制御装置により制御され、各始動弁40・40・・・へのパイロット圧空気の供給タイミングを、各燃料噴射ポンプ4における燃料噴射タイミングと同様にして、全気筒のピストン26・26・・・を連動させて、クランク軸及びカム軸を回転し、燃料噴射ポンプ4や吸気弁25及び排気弁の駆動を促すのである。なお、パイロット圧空気の供給源は、始動空気と共通のエアタンクによるものである。
このように、始動空気主管21をシリンダブロック2に直接固設して、シリンダブロック2内及びシリンダヘッド3内に始動空気通路を設けたので、シリンダヘッド3をシリンダブロック2から取り外して分解や整備を行う場合においても、始動空気主管21はシリンダブロック2に固定したままでよく、作業が簡便になり、始動空気主管21と始動空気通路22aとのシール性を気にかけたり、調整を行なうことも必要なくなった。また、シリンダヘッド3の取り外しが頻繁に行なわれても、始動空気主管21に亀裂が生じる心配はないのである。その上、給気通路の簡素化も図れた。
次に、空気始動装置における始動弁への始動空気の供給用通路の第二の構成例を図4により説明する。
シリンダブロック2’の正面上部において、前記第一の構成例と同様に始動空気主管21が固設されている。シリンダブロック2’には各シリンダ13毎に、始動空気通路22a’・22b’を穿設している。始動空気通路22a’の一端はシリンダブロック2’の正面側に開口して他端は始動空気通路22b’の一端と連通し、始動空気通路22b’の他端はシリンダブロック2’の上面に開口している。前記始動空気主管21には始動空気取出し口45aを設けて、始動空気通路22a’と始動空気主管21とを連通し、始動空気取出し口45aと始動空気通路22a’との接合面にはパッキン41を挟装して、始動空気の漏れを防止している。
前記各シリンダヘッド3には前記始動弁40を、第一の構成例と同様にそれぞれ水平方向に内嵌し、該始動弁40と燃焼室27とを始動空気通路23bによって連通させている。また、シリンダヘッド3に設けた始動空気通路23aと前記始動空気通路22b’との間に連絡金具29を介装して、該始動空気通路22b’と始動弁40とを連通している。そして、シリンダヘッド3とシリンダライナ28との接合面にはヘッドガスケット42’を挟装して、始動空気及び燃焼ガスなどの漏れを防止している。
以上のように構成して第一の構成例と同様に、パイロット圧空気制御装置により燃料噴射タイミングに合わせてパイロット圧空気が始動弁40内に導入されると、始動用空気溜まり38と始動空気通路23bとの間が開弁して連通する。
そして、始動空気が、始動空気通路23bを介して燃焼室27内に吐出され、シリンダライナ13内のピストン26を下方に押し下げ、燃料噴射ポンプ4や吸気弁25及び排気弁の駆動を促すのである。
このように、始動空気主管21をシリンダブロック2’に直接固設して、シリンダブロック2’内に設けた始動空気通路22b’とシリンダヘッド3内に設けた始動空気通路23aとを連絡金具29により連結したので、シリンダヘッド3をシリンダブロック2’から取り外して分解や整備を行う場合においても、始動空気主管21はシリンダブロック2’に固定したままでよく、作業が簡便になり、始動空気主管21と始動空気通路22a’とのシール性を気にかけたり、調整を行なうことも必要なくなった。また、シリンダヘッド3の取り外しが頻繁に行なわれても、始動空気主管21に亀裂が生じる心配はないのである。その上、給気通路の簡素化も図れた。
次に、空気始動装置における始動弁への始動空気の供給用通路の第三の構成例を図5により説明する。
シリンダブロック62には各シリンダ毎に、始動空気通路62a・62bを穿設している。始動空気通路62aの一端はシリンダブロック2の正面側に開口して他端は始動空気通路62bの一端と連通し、始動空気通路62bの他端はシリンダブロック62の上面に開口している。シリンダブロック62には、各シリンダ毎に設けた始動空気通路62a・62a・・・と垂直に交わるように、水平方向に始動空気主通路21’が穿設され、各始動空気通路62a・62a・・・とそれぞれ連通している。該始動空気主通路21’によりエアタンクからの圧縮空気が始動空気通路62a・62a・・・に供給される。また、始動空気通路62aのシリンダブロック62正面側の開口部には、ネジプラグ43を螺合し、始動空気の漏れを防止している。
前記各シリンダヘッド3には前記始動弁40を、第一の構成例と同様にそれぞれ水平方向に内嵌し、該始動弁40と燃焼室27とを始動空気通路23bによって連通させている。また、シリンダヘッド3下面の、前記始動空気通路62bと対応する位置から上方に始動空気通路23aを設けて、弁内通路24と始動空気通路62bとを連通させている。そして、シリンダヘッド3とシリンダブロック62及びシリンダライナ13との接合面にはヘッドガスケット42を挟装して、始動空気及び燃焼ガスなどの漏れを防止している。
以上のように構成して第一の構成例と同様に、パイロット圧空気制御装置により燃料噴射タイミングに合わせてパイロット圧空気が始動弁40内に導入されると、始動用空気溜まり38と始動空気通路23bとの間が開弁して連通する。すると、始動空気主通路62bから始動空気通路62a・62b・23a及び弁内通路24を通じて、始動用空気溜まり38まで達していた始動空気が、始動空気吐出路23bを介して燃焼室27内に吐出され、シリンダライナ13内のピストン26を下方に押し下げ、燃料噴射ポンプ4や吸気弁25及び排気弁の駆動を促すのである。
このように、始動空気主通路21’をシリンダブロック62内に直接設けて、シリンダブロック62内及びシリンダヘッド3内に設けた始動空気通路と連通させたので、シリンダヘッド3をシリンダブロック62から取り外して分解や整備を行う場合においても、始動空気主通路21’はシリンダブロック62内に直接設けているので、作業が簡便になり、始動空気主通路21’と始動空気通路62aとのシール性を気にかけたり、調整を行なうことも必要なくなった。また、シリンダヘッド3の取り外しが頻繁に行なわれても、始動空気主通路21’に亀裂が生じる心配はないのである。その上、給気通路の簡素化も図れた。
シリンダブロック内及びシリンダヘッド内に始動空気通路を設けて、始動空気主管からの始動空気をこれら始動空気通路を通じて始動弁へ案内したので、始動給気通路の簡素化が図れ、シリンダヘッドをシリンダブロックから取り外して分解や整備を行う場合における作業が簡便になった。
また、始動空気主管をシリンダブロックに固設したり、シリンダブロック内に直接設けて、シリンダブロック内及びシリンダヘッド内に設けた始動空気通路と連通させたので、シリンダヘッドをシリンダブロックから取り外して分解や整備を行う場合においても、作業が簡便になり、始動空気主管と始動空気通路とのシール性を気にかけたり、調整を行なうことも必要なくなった。また、シリンダヘッドの取り外しが頻繁に行なわれても、始動空気主通路に亀裂が生じる心配がなくなった。その上、給気通路の簡素化も図れた。
本発明の給気通路を有したエンジンを示す正面図である。 同じく側面断面図である。 本発明の始動空気用通路を示す側面断面図である。 同じく始動空気用通路の第二の構成例を示す側面断面図である。 同じく始動空気用通路の第三の構成例を示す側面断面図である。 インタークーラー取付台を示す平面図である。 同じく正面図である。 同じく底面図である。 同じくギアケース合わせ面側側面図である。 ギアケースを示す平面図である。 同じくフライホイール合わせ面側側面図である。 同じくシリンダブロック合わせ面側側面図である。 シリンダブロックを示すギアケース合わせ面側側面図である。
符号の説明
1 エンジン本体
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
5 過給機
9 インタークーラー
10 ギアケース
12 インタークーラー取付台
12a 上面取付部
12b 側面取付部
21 始動空気主管
22a・22b 始動空気通路
23a・23b 始動空気通路
26 ピストン
27 燃焼室
40 始動弁
45 固定金具
55 給気通路

Claims (1)

  1. インタークーラー(9)を上部に設置するとともに内部に給気通路を設けたインタークーラー取付台(12)を、ギアケース(10)の上面及び側面に取付け、該ギアケース(10)にギアケース(10)の上面及び側面と、シリンダブロック(2)の給気通路(55)とを連通する給気通路を設けて、インタークーラー(9)からの給気をシリンダブロック(2)の給気通路(55)へ案内することを特徴とする内燃機関の給気通路。
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