JP4250839B2 - Transmission path utilization method, information transmission system, and electronic equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、IEEE1394規格などのデジタル・インターフェースを通じて電子機器間でデータを伝送する場合の伝送路利用方法、この方法が用いられる情報伝送システム、このシステムに用いられる電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、放送メディアやインターネットなどの通信メディアを通じて、あるいは、DVD(デジタルビデオディスク)などの記録媒体を通じて、様々なデジタルコンテンツが豊富に提供されるようになってきている。これにともない、デジタル・インターフェースを備えたIRD(インテグレイティド・レシーバ・デコーダ)と呼ばれるデジタル放送の受信機や、DTV(デジタルテレビ受像機)、DVTR(デジタルビデオテープレコーダ)などの各種の家庭用のデジタル・オーディオ・ビジュアル機器(以下、デジタルAV機器という。)が提供されるようになってきている。
【0003】
そして、家庭において、デジタル・インターフェースを備えた各種のデジタルAV機器をデジタル・バスを通じて接続していわゆるホームネットワークシステムを形成することにより、豊富に提供されるようになったデジタルコンテンツの利用範囲を広げるとともに、使用者(ユーザ)にとって使い勝手のよいデジタルコンテンツの利用環境を提供することができるようになってきている。
【0004】
そして、デジタル・インターフェースには、様々なものがあるが、リアルタイム性の要求されるデジタル映像信号やデジタル音声信号などを高速に伝送することが可能なIEEE(米国電気電子技術者協会)において規格化されたIEEE1394規格のデジタル・シリアル・インターフェースが注目されている。
【0005】
このIEEE1394規格のデジタル・インターフェースは、複数のチャンネル(伝送路)を有するようにされている。そして、デジタル・バスに接続された電子機器間でデータを伝送するチャンネルを形成(接続)する方式として、ブロードキャスト(Broadcast)接続方式と、ポイント ツー ポイント(Point to Point)接続方式(以下、PtoP接続方式と略称する。)との2つの接続方式が用意されている。
【0006】
ブロードキャスト接続方式は、1つの出力プラグを1つのチャンネルに結び付けるブロードキャストアウト接続と、1つの入力プラグを1つのチャンネルに結び付けるブロードキャストイン接続とからなっているものである。
【0007】
そして、ブロードキャスト接続の場合、データの出力元の電子機器は、デジタル・バスに接続されたすべての電子機器を出力先の対象としてデータを出力(ブロードキャストアウト)し、データの供給を受けたい電子機器が、データが伝送されてくるチャンネルに対してブロードキャストイン接続することによって、その電子機器間にチャンネルが形成され、このチャンネルを通じたデータの送受が可能となる。
【0008】
そして、このブロードキャスト接続方式の場合には、既にブロードキャストアウト接続してデータを送出している電子機器があっても、そのチャンネルに対して後からブロードキャストアウト接続した電子機器からのデータの送出が許可される。この場合、先にブロードキャストアウト接続してデータを送出している電子機器からのデータの送出は停止され、後からブロードキャストアウト接続した電子機器からのデータがデジタル・バスを通じて伝送するようにされている。
【0009】
つまり、IEEE1394規格のデジタル・バスに、例えば、IRDとデジタルモニタ装置とDVTRとが接続されている場合であって、デジタルモニタ装置が、IRDとの間にブロードキャスト接続により形成されたチャンネルを通じて、IRDからデジタルデータの供給を受けている状態にあるときに、DVTRがブロードキャストアウト接続によりそのチャンネルに接続してデータを送出するようにすると、IDRからのデータの送出が停止され、DVTRからのデータがデジタルモニタ装置に供給される。
【0010】
この場合、デジタルモニタ装置に対しては、使用者は何の操作を行うこともなく、例えば、DVTRに対してビデオテープに記録されているデータの再生を指示するだけで、IRDからのデータに変えて、DVTRからのデータをデジタルモニタ装置に供給することができるようにされる。
【0011】
このため、上述の例において、ブロードキャスト接続方式を用いた場合には、使用者は、デジタル・バスに接続されたIDR、デジタルモニタ装置、DVTRのそれぞれに対して複雑な操作を行うことなく、目的とする電子機器からのデータをデジタルモニタ装置に供給することができるようにされる。
【0012】
一方、PtoP接続方式は、1つの入力プラグと1つの出力プラグとを1つのチャンネルに結び付けるものである。したがって、PtoP接続によりチャンネルが形成された電子機器でのみデータの伝送が可能とされ、PtoP接続されている電子機器以外の電子機器が、そのチャンネルに対して後からデータを送出するようにしてもそのデータの送出は、そのチャンネルにおいて受け付けられない。
【0013】
例えば、前述の例の場合と同様に、IRDとデジタルモニタ装置とDVTRとがデジタル・バスを通じて接続されている場合であって、デジタルモニタ装置が、IRDから送出されたデータをPtoP接続方式により形成されたチャンネルを通じて供給を受けている状態にあるときに、DVTRがデータを例えばブロードキャストアウト接続によりそのチャンネルに接続してデータを送出するようにしても、DVTRからのデジタル・バスへのデータの送出は受け付けられず、IRDからデジタルモニタ装置へのデータの伝送が維持される。
【0014】
これらブロードキャスト接続方式とPtoP接続方式との使い分けは、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを備えた電子機器毎に予め決められている。つまり、各電子機器においては、予め決められた条件にしたがって、ブロードキャスト接続方式とPtoP接続方式とのうち、いづれの接続方式を用いるかが予め決められている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、IEEE1394規格のデジタル・バスに複数の電子機器を接続した場合に、それらの電子機器のすべてが、IEEE1394規格のデジタル・バス上の同じチャンネルにブロードキャスト接続してデータの伝送を行うようにされていた場合には、常に、後からデータを送出してきた電子機器からのデータの送出が許可されることになる。このため、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースが有する複数のチャンネルを有効に活用できない場合がある。
【0016】
そこで、デジタル・バスに接続された電子機器がデータを送受信する際に、機器毎に送受信チャンネルを予め設定し、チャンネルの利用の競合を防止して、デジタル・バス上のチャンネルを効率よく活用する方法が考えられている。この方法の基本的な考え方は、データを受信する受信機器が予め設定されているチャンネルからデータの供給を受けようと待ち受け、データを送信する送信機器が、当該チャンネルに、受信機器を指定せずにデータを送出することにより、静的にデータの送受信が可能となる。
【0017】
また、この方法では、データの待ち受け側である受信機器と、データの送出側である送信機器とは、デジタル・シリアル・インターフェースの規格である、IEEE1394規格、もしくは、IEC61883−1の標準化規格で規定されている前述したブロードキャスト接続方式によりチャンネルを接続するようにしている。
【0018】
したがって、この方法においても、使用者の操作などのトリガにより送信機器が変更された場合には、新たにデータを送出する送信機器は、目的とする受信機器に割り当てられたチャンネルに先にデータを送出している送信機器のデータの送出を停止させた後に、当該チャンネルに自機がブロードキャストトアウト接続してデータを送出することになる。
【0019】
このため、受信機器においては、何ら操作することなく、入力データを切り換えることができる。しかも、チャンネルは各機器毎に送受信チャンネルを割り当てるので、データの送信先が異なれば、データを伝送するチャンネルも異なることになり、1つのチャンネルを複数の機器が奪い合うこともない。
【0020】
しかしながら、前述のようにして、目的とする受信機器に割り当てられたチャンネルにブロードキャストアウト接続してデータを送出している送信装置からのデータを、例えば、DVTRなどの記録装置により記録する場合には、その記録装置は、ブロードキャスト接続方式により既に接続されて送信装置がデータを送出しているチャンネルに、PtoP接続方式によるチャンネルを重ねて接続する。
【0021】
このように、データの記録の場合には、PtoP接続方式によりチャンネルを接続する。これは、単にデータをモニタする場合と異なり、目的とするデータを確実に記録媒体に記録したい場合が多いので、他の電子機器によりチャンネルを奪いとられることのないPtoP接続方式でチャンネルを接続したほうが、記録についての確実性を確保することができる。
【0022】
しかし、PtoP接続方式により接続されたチャンネルは、チャンネルを接続した受信機器が解放しない限り、他の機器が使用できなくなる。したがって、前述した方法を、例えば、DTVやDVTRなどをIEEE1394規格のデジタル・バスを通じて接続したホームネットワークシステムに適用した場合には以下のような不都合が生じる場合がある。
【0023】
例えば、DTVが自機に割り当てられたブロードキャスト接続のチャンネルを通じてデータの供給を受けている場合に、そのデータをDVTRが記録するようにすると、DTVに割り当てられたブロードキャスト接続によるチャンネルが、DVTRによりPtoP接続のチャンネルに変えられてしまう。
【0024】
この場合には、DTVが、他の機器からの出力データの供給を受けようとしても、自機に割り当てられたチャンネルは、DVTRによりPtoP接続方式のチャンネルとして使用されているので、そのチャンネルを奪いとることができず、DTVへの出力データを切り換えることができない。
【0025】
つまり、図23に示すように、例えば、DTVにチャンネル番号(チャンネルNo.)63のチャンネルが割り当てられており、そのチャンネルに、例えば、機器K2と機器K3との間で、PtoP接続方式のチャンネルが接続された場合には、機器K1がブロードキャスト接続方式でチャンネルを接続し、データを送出しようとしてもチャンネルを接続することができない。また、機器K4が、PtoP接続方式でチャンネルを接続しようとしてもチャンネルを接続することはできない。
【0026】
この場合には、機器K2と機器K3との間に接続されたPtoP接続方式のチャンネルが解放されなければ、そのチャンネルには他の機器はデータを送出することができない。このように、ブロードキャスト接続方式と、PtoP接続方式とを併用するようにした場合には、IEEE1394規格のデジタル・バスに接続されたすべての電子機器が、同じチャンネルを使用するようにされた場合と同様の不具合が生じる場合がある。
【0027】
また、ブロードキャスト接続方式のチャンネルの場合には、前述もしたように、受信機器に対して何等操作を行うことなく、そのチャンネルにデータを送出する送信機器を変更するようにするだけで、受信機器に供給するデータを変更することができる。これに対して、データを記録する場合には、PtoP接続方式でチャンネルを接続してしまうので、データの供給元の送信機器を変更するだけで、記録機器である受信機器に供給するデータを変更するということができない。
【0028】
また、前述した各機器ごとに送受信チャンネルを割り当てる方法の場合、例えば、タイマー録画や予約録画のように、設定された時間に送信機器からのデータを記録する場合のように、使用者やDTVなどのモニタ装置の関知しないチャンネルを通じて、データを伝送し、これを記録しているような場合、データの伝送を行っているチャンネルの情報を使用者が知ることができない。
【0029】
このため、外出する予定があったため、タイマー録画するようにしたが、外出が取りやめになり、録画するようにした番組を視聴しようとしても、目的とする番組のデータがどのチャンネルを通じて伝送されているか分からないために、即座に現在録画中の番組を視聴することができない場合がある。
【0030】
以上のことにかんがみ、この発明は、上記問題点を一掃し、デジタル・バス上の複数のチャンネルを効率よく利用して、より使い勝手のよいデジタルコンテンツの利用環境を提供できるようにする伝送路利用方法、この方法が適用された情報伝送システム、この情報伝送システムで用いられる電子機器を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の伝送路利用方法は、
複数の伝送路を有し、前記複数の伝送路のそれぞれについて、第1の接続方式と、第2の接続方式とのいづれの接続方式で伝送路を形成するかを選定することが可能なデジタル・バスの前記複数の伝送路の利用方法であって、
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とを分類し、
前記分類の結果に基づいて、前記複数の伝送路のうちの幾つかを、前記第1の受信機器が用いる前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当て、前記複数の伝送路のうち、前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当てた伝送路以外を、前記第2の受信機器が用いる前記第2の接続方式で形成する伝送路に割り当てる。
【0032】
この請求項1の記載の発明の伝送路利用方法によれば、例えば、デジタル・バスに接続されたいずれかの電子機器により、デジタル・バスに接続された電子機器のそれぞれが、第1の受信機器と、第2の受信機器とに分類される。そして、デジタル・バス上の複数の伝送路のうちの幾つかを、第1の接続方式用に確保し、この確保された第1の接続方式用の伝送路以外が、第2の接続方式による伝送路に割り当てるようにされる。
【0033】
これにより、第1の接続方式による伝送路と、第2の接続方式による伝送路とを、同じ伝送路に形成することを防止することができるようにされる。そして、第1の電子機器と、第2の電子機器とで異なる伝送路を通じてデータを受信することができるなど、デジタル・バスが有する複数の伝送路を効率よく利用することができるようにされる。
【0034】
また、請求項2に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項1に記載の伝送路利用方法あって、
前記デジタル・バスに接続されている前記第1の受信機器の数に応じて、前記第1の接続方式による複数の伝送路を確保することを特徴とする。
【0035】
この請求項2に記載の発明の伝送路利用方法によれば、デジタル・バスに接続されている第1の受信機器の数に応じて、第1の接続方式による伝送路が確保される。これにより、第1の接続方式による伝送路を無駄に確保してしまうことがなく、デジタル・バス上の複数の伝送路を効率よく利用することができるようにされる。
【0036】
また、請求項3に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項1に記載の伝送路利用方法であって、
前記第1の受信機器が、一の伝送路を通じてデータを受信しているときに、他の伝送路を通じてもデータを受信することが可能な機能を有する場合には、受信が可能な伝送路ごとに、前記第1の受信機器が存在するものとして得られる前記第1の受信機器の数に応じて、前記第1の接続方式のために複数の伝送路を確保することを特徴とする。
【0037】
この請求項3に記載の発明の伝送路利用方法によれば、例えば、2画面機能やPinP(ピクチャ イン ピクチャ)機能を有するモニタ受像機の場合には、2つの映像信号の入力を受けて、そのそれぞれを別個に処理し、それらを同じ表示素子の表示画面に表示領域を変えるなどして、表示することができる。
【0038】
このように、第1の受信機器が、複数の伝送路を通じて、同時にデータの供給を受けることができるものである場合には、受信可能な伝送路数ごとに、第1の受信機器が存在するものとして、第1の接続方式による伝送路が確保される。
【0039】
これにより、予め確保する第1の接続方式による伝送路が不足することなく、適正な数の伝送路を確保することができるようにされ、デジタル・バス上の複数の伝送路を効率よく利用することができるようにされる。
【0040】
また、請求項4に記載の発明の伝送路利用方法は、
複数の伝送路を有し、前記複数の伝送路のそれぞれについて、第1の接続方式と、第2の接続方式とのいづれの接続方式で伝送路を形成するかを選定することが可能なデジタル・バスの前記複数の伝送路の利用方法であって、
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とを分類し、
主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する前記第1の受信機器のそれぞれには、1対1に対応するように前記第1の接続方式による伝送路を割り当てることを特徴とする。
【0041】
この請求項4に記載の伝送路利用方法によれば、第1の受信機器のそれぞれには、1対1に対応する第1の接続方式による伝送路が割り当てられる。これにより、複数の第1の受信機器がある場合でも、それら複数の第1の受信機器のそれぞれを同時にしかも別々に利用することができるようにされる。
【0042】
また、請求項5に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項4に記載の伝送路利用方法であって、
前記第1の受信機器のそれぞれには、前記第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、
前記第1の受信機器の予め設定された伝送路に、前記第1の受信機器で処理不能なデータが存在することが検出された場合には、前記第1の受信機器に対しては、前記予め設定された伝送路とは異なる伝送路を割り当てることを特徴とする。
【0043】
この請求項5に記載の伝送路利用方法によれば、第1の受信機器のそれぞれには、第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、この設定されている伝送路に、第1の受信機器では処理不能なデータが流れているなどして、その伝送路を利用することが不能である場合には、その第1の受信機器に対して設定されている伝送路とは異なる伝送路が割り当てられる。
【0044】
これにより、第1の受信機器の予め設定された伝送路には、処理不能なデータが送出されており、使用不能な場合でも、その第1の受信機器には、第1の接続方式による他の伝送路を確保することによって、その第1の受信機器が使用できなくなることが防止される。
【0045】
また、請求項6に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項4または請求項5に記載の伝送路利用方法であって、
前記第1の受信機器に対して割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器に専有されている場合には、前記第1の受信機器に対して割り当てる伝送路を変更することを特徴とする。
【0046】
この請求項6に記載の伝送路利用方法によれば、第1の受信機器に対して割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器により専有されているために使用できない場合には、伝送路を割り当てようとしている第1の受信機器に対して割り当てる伝送路が変更される。
【0047】
これにより、第1の受信機器に割り当てようとしている伝送路が、既に他の機器により専有されている場合であっても、その第1の受信機器には、他の伝送路を割り当てることによって、第1の受信機器が使用できなくなることを防止することができる。
【0048】
また、請求項7に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項6に記載の伝送路利用方法であって、
前記第1の受信機器のそれぞれには、前記第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、
前記デジタル・バスに接続された前記第1の受信機器のそれぞれの設定情報を参照し、
前記第1の受信機器に対して割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器に対して既に割り当てられている場合には、他の電子機器に専有されているものと判別し、前記第1の受信機器に対して割り当てる伝送路を変更することを特徴とする。
【0049】
この請求項7に記載の伝送路利用方法によれば、第1の受信機器には、第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、第1の受信機器のそれぞれの設定情報を参照して、設定された伝送路が重複して設定されている場合などには、第1の受信機器に割り当てる第1の接続方式による伝送路を変更する。
【0050】
これにより、第1の受信機器に予め設定された伝送路が、他の第1の受信機器に設定された伝送路と重複している場合でも、これを修整して、第1の受信機器のそれぞれに、第1の接続方式による伝送路を確保することができるようにされる。
【0051】
また、請求項8に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7に記載の伝送路利用方法であって、
前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性を検出した電子機器が、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保を行うことを特徴とする。
【0052】
この請求項8に記載の伝送路利用方法によれば、必要に応じて、確保した第1の接続方式による伝送路を変更することができるようにされる。これにより、第1の受信機器により処理不能なデータを出力する電子機器などが接続されたり、あるいは、確保された伝送路にノイズが多く混入するなどしている場合に、確保した伝送路を変更することができるようにされる。これにより、常時、良好に通信が可能な伝送を第1の受信機器に割り当てることができるようにされる。
【0053】
また、請求項9に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7に記載の伝送路利用方法であって、
前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保は、前記デジタル・バスに接続された電子機器のうち予め決められた電子機器が行うようにされており、前記予め決められた電子機器が、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性を検出した場合に、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保を行うことを特徴とする。
【0054】
この請求項9に記載の伝送路利用方法によれば、機器の分類、伝送路の確保は、デジタル・バスに接続された電子機器のうちの予め決められた電子機器により行うようにされる。例えば、デジタル・バスに接続された電子機器をコントロールするコントロール装置を設けるなどして、伝送路を効率よく利用するようにすることができる。
【0055】
また、請求項10に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項8または請求項9に記載の伝送路利用方法であって、
前記デジタル・バスへの電子機器の装着、あるいは、前記デジタル・バスからの電子機器の取り外しを検出した場合に、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性有りと判断し、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保を行うことを特徴とする。
【0056】
この請求項10に記載の発明の伝送路利用方法によれば、デジタル・バスへの接続機器の増減が検出された場合に、第1の受信機器と第2の電子機器の分類および伝送路の確保が行われるようにされる。これにより、デジタル・バスに接続された電子機器に変更が生じた場合には、変更後の状態で電子機器の分類や伝送路の割り当てを行うことができるようにされ、常時、適正な分の第1の接続方式による伝送路を確保することができるようにされる。
【0057】
また、請求項11に記載の伝送路利用方法は、請求項8または請求項9に記載の伝送路利用方法であって、
使用者からの指示があった場合に、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性有りと判断し、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保を行うことを特徴とする。
【0058】
この請求項11に記載の伝送路利用方法によれば、使用者からの指示に応じても、第1の受信機器と第2の電子機器の分類および伝送路の確保が行われるようにされる。これにより、使用者が必要と判断したときには、機器の分類および伝送路の確保を行うことができるので、適宜のときに、適正な分の第1の接続方式による伝送路を確保することができるようにされる。
【0059】
また、請求項12に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11に記載の伝送路利用方法であって、
前記第2の受信機器は、
前記デジタル・バスに接続された目的とする電子機器からデータの供給を受ける場合には、前記第1の接続方式による伝送路として確保された伝送路を避けて、前記第2の接続方式による伝送路を形成して、その伝送路を通じてデータの供給を受け、
前記デジタル・バスの前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されるデータの供給を受ける場合には、データの伝送に用いられる前記第1の接続方式による伝送路に接続して、データの供給を受けることを特徴とする。
【0060】
この請求項12に記載の伝送路利用方法によれば、第2の受信機器が、目的とする電子機器からデータの送出を受けようとする場合には、その第2の受信機は、確保された第1の接続方式のための伝送路を避けて、目的とする電子機器との間に第2の接続方式により伝送路が形成される。また、第1の接続方式による伝送路に接続して、その第1の接続方式の伝送路を通じて伝送されているデータを受信することもできるようにされる。
【0061】
これにより、デジタル・バスの複数の伝送路を効率よく使用し、第1の接続方式による伝送路と、第2の接続方式による伝送路とを通じてデータを受信することができるようにされる。
【0062】
また、請求項13に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項12に記載の伝送路利用方法であって、
前記第2の受信機器は、前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されているデータを、前記第2の接続方式による伝送路を通じて供給を受けようとする場合には、前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されているデータの出力元を、自機にデータを供給する前記目的とする電子機器として特定し、その特定した電子機器との間に前記第2の接続方式による伝送路を形成することを特徴とする。
【0063】
この請求項13に記載の発明の伝送路利用方法によれば、例えば、確保された第1の接続方式による伝送路を通じて、第1の受信機器にデータが供給されている場合などにおいて、その第1の接続方式による伝送路にデータを送出している送信機器が、第2の受信機器に対してデータを供給する送信機器として特定される。
【0064】
これにより、第1の受信機器に供給されているデータと同じデータを第2の受信機器が、第2の接続方式による伝送路を通じて供給を受けて処理するなどのことができるようにされる。
【0065】
また、請求項14に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項12または請求項13に記載の伝送路利用方法であって、
前記第2の受信機器は、目的とする電子機器からデータの供給を受けようとする場合には、前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器の中から出力元となる電子機器を選択するための使用者からの選択入力を受け付け、前記選択入力に応じて、自機にデータを供給する前記目的とする電子機器を特定し、その特定した電子機器との間に前記第2の接続方式による伝送路を形成することを特徴とする。
【0066】
この請求項14に記載の発明の伝送路利用方法によれば、第2の受信機器にデータを供給する送信機器は、第2の受信機器の使用者によって選択される。これにより、第2の受信機器は、使用者の指示に応じた機器との間に、第2の接続方式による伝送路を形成して、データの供給を受けることができるようにされる。
【0067】
また、請求項15に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項13または請求項14に記載の伝送路利用方法であって、
前記デジタル・バスにデータを送出する電子機器である送出機器は、
前記第1の接続方式で接続された伝送路と、前記第2の接続方式で接続された伝送路との両方を通じてデータを送出する態様でのデータの送出が可能であることを特徴とする。
【0068】
この請求項15に記載の伝送路利用方法によれば、デジタル・バスにデータを送出する送信機器は、第1の接続方式の伝送路にも、第2の接続方式の伝送路にもデータを送出することができるようにされ、使用者の指示や、受信機器からの指示などに応じて、第1の接続方式の伝送路と、第2の接続方式の伝送路の両方を通じて同時にデータを送出することができるようにされる。
【0069】
これにより、第1の接続方式による伝送路と、第2の接続方式による伝送路との使い分け、および、第1の接続方式による伝送路と、第2の接続方式による伝送路との併用を可能にし、デジタル・バス上の複数の伝送路を効率よく使用することができるようにされる。
【0070】
また、請求項16に記載の発明の伝送路利用方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項13または請求項14に記載の伝送路利用方法であって、
前記デジタル・バスにデータを送出する電子機器である送出機器は、
前記第1の接続方式で接続された伝送路にデータを送出するようにする使用者からの指示入力を受け付けたときには、確保された前記第1の接続方式による伝送路に接続してデータを送出することを特徴とする。
【0071】
この請求項16に記載の伝送路利用方法によれば、送信機器は、使用者から指示を受けた場合に、第1の接続方式の伝送路にデータを出力するようにされる。これにより、使用者は、いつでも、送信機器から第1の接続方式による伝送路にデータを送出することができるようにされる。
【0072】
また、請求項17に記載の発明の伝送路利用方法、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項13、請求項14、請求項15または請求項16に記載の伝送路利用方法であって、
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、確保された前記第1の接続方式による伝送路の変更の必要性を検出したときには、確保された前記第1の接続方式による伝送路を変更することを特徴とする。
【0073】
この請求項17に記載の伝送路利用方法によれば、第1の受信機器のために確保した第1の接続方式による伝送路の変更の必要性を検出した電子機器により、確保した第1の接続方式による伝送路が変更される。この変更は、例えば、第1の接続方式用に確保した伝送路にノイズが多く混入するなど、何らかの原因により、適正にデータを伝送することができなくなった場合などにおいて、確保した伝送路が変更される。これにより、伝送路を効率よく使用し、伝送路が使用できないために、電子機器が使えないなどということを防止することができる。
【0074】
また、請求項18に記載の伝送路利用方法は、請求項17に記載の伝送路利用方法であって、
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、確保された前記第1の接続方式による伝送路に、前記第1の受信機器が処理することができないデータが送出されていることを検出した場合には、確保された前記第1の接続方式による伝送路を変更することを特徴とする。
【0075】
この請求項18に記載の伝送路利用方法によれば、第1の接続方式用に確保した伝送路に、第1の受信機器が処理不能なデータが送出されていることが検出された場合には、確保された伝送路の変更が行われる。これにより、伝送路を効率よく使用し、伝送路が使用できないために、電子機器が使えないなどということを防止することができる。
【0076】
また、請求項19に記載の伝送路利用方法は、請求項17または請求項18に記載の伝送路利用方法であって、
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、確保された前記第1の接続方式による伝送路の変更が使用者から指示された場合には、前記第1の受信装置用に確保した前記第1の接続方式による伝送路を変更することを特徴とする。
【0077】
この請求項19に記載の伝送路利用方法によれば、使用者により指示された場合に、確保された伝送路の変更が行われる。これにより、使用者は、デジタル・バスの複数の伝送路を使い分け、複数の伝送路を柔軟にかつ効率よく使用することができるようにされる。
【0078】
また、請求項20に記載の伝送路利用方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請求項16、請求項17、請求項18または請求項19に記載の伝送路利用方法であって、前記デジタル・バスは、IEEE1394規格のデジタル・シリアル・インターフェースであることを特徴とする。
【0079】
この請求項20に記載の伝送路利用方法は、デジタル・バスは、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースであり、このIEEE1394規格のデジタル・インターフェースが提供する複数の伝送路を、ブロードキャスト接続方式(第1の接続方式)と、ポイント ツー ポイント接続方式(第2の接続方式)とで使い分けるようにするなどして、複数の伝送路を効率よく使用し、使い勝手のよい、デジタルコンテンツの利用環境を整えることができるようにされる。
【0080】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら、この発明による伝送路利用方法、情報伝送システムおよび電子機器の一実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、この発明による伝送路利用方法、情報伝送システムおよび電子機器をIEEE1394規格のデジタル・インターフェースを有するデジタルAV機器を接続して形成したホームネットワークシステムに適用した場合を例にして説明する。
【0081】
[ホームネットワークシステムについて]
図1は、この実施の形態のホームネットワークシステムを説明するための図である。図1に示すように、この実施の形態のホームネットワークシステムは、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを有するIRD(インテグレイティド レシーバ デコーダ)1、DTV(デジタルテレビ受像機)2、DVTR(デジタルVTR)3、4をデジタル・バス5を通じて接続して形成したものである。
【0082】
IEEE1394規格のデジタル・インターフェースは、アシンクロナス(非同期)通信方式と、アイソクロナス通信方式の2つの通信方式でデジタルデータの転送を行うことができるものである。アシンクロナス通信方式の場合には、指定したアドレスに対して、様々な量のデータを送り、その応答を得るようにされている。これに対して、アイソクロナス通信方式の場合には、様々な量のデータを伝送チャンネルに一定の間隔で送り出す。この通信方式の場合には、送出したデータに対する応答はない。
【0083】
そして、例えば、各種の制御データなどは、アシンクロナス通信方式で伝送される。また、映像データや音声データなどのリアルタイム性の要求されるデータは、アイソクロナス通信方式で伝送される。また、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースは、前述もしたように複数の伝送チャンネルを用いることができるようにされている。この実施の形態においては、図1に示すように、チャンネル番号が0番のチャンネルからチャンネル番号が63番のチャンネルまでの全部で64チャンネルを利用することができるようにされている。
【0084】
[IRDについて]
次に、この実施の形態のホームネットワークシステムを構成するデジタルAV機器のそれぞれについて説明する。なお、以下に説明するAV機器のそれぞれは、映像信号とともに音声信号をも処理することができるものであるが、説明を簡単にするため、音声系の説明は省略する。
【0085】
図2は、この実施の形態のIRD1を説明するための図である。この実施の形態のIRD1は、デジタル衛星放送を受信選局して復調し、復調した放送信号をDTVやDVTRなどの電子機器に供給することができるものである。
【0086】
図2に示すように、この実施の形態のIRD1は、デジタルテレビ放送用の受信アンテナ11、チューナ部12、デ・スクランブル部13、デ・マルチプレックス部14、MPEGデコード部15、デジタル/アナログ変換部(以下、D/A変換部という。)16、アナログ出力端子16a、IEEE1394I/F回路17、デジタル入出力端子17d、コントロール部100を備えている。
【0087】
コントロール部100は、CPU101、ROM102、RAM103が、CPUバス104を通じて接続されて形成されたマイクロコンピュータである。また、コントロール部100には、IRD1のリモートコマンダ111からのリモコン信号(赤外線信号)を受光し、これを電気信号に変換してコントロール部100に供給するリモコン信号受光部110が接続されている。
【0088】
そして、受信アンテナ11により受信されたデジタルテレビ放送信号は、チューナ部12に供給される。チューナ部12は、コントロール部100からの選局制御信号に応じて、目的とするデジタルテレビ放送信号を選局し、これを復調してデ・スクランブル部13に供給する。ここで、チューナ部12に供給される選局制御信号は、リモートコマンダ111、リモコン信号受光部110を通じて、IRD1に入力するようにされた使用者からの選局指示に応じて、コントロール部100において形成されるものである。
【0089】
デ・スクランブル部13は、復調されたデジタルテレビ放送信号に施されているスクランブル処理(暗号化処理)を、例えば、コントロール部100から供給される暗号解読キー情報などの情報を用いて解除する。スクランブルが解除されたデジタルテレビ放送信号は、デ・マルチプレックス部14と、IEEE1394I/F回路17とに供給される。
【0090】
デ・マルチプレックス部14は、これに供給されたデジタル情報信号が複数の放送番組やEPG(電子番組表)などが多重化されたものである場合には、使用者からの選択指示入力に応じたコントロール部100からの選択制御信号に基づいて、使用者からの指示に応じた放送番組あるいはEPGを抽出し、これをMPEGデコード部15に供給する。
【0091】
MPEGデコード部15は、これに供給されたデジタル映像信号を圧縮伸長処理(MPEGデコード)して、圧縮前のデジタル映像信号を復元し、この復元したデジタル映像信号をD/A変換部16に供給する。D/A変換部16は、これに供給されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換し、これをアナログ出力端子16aを通じて出力する。
【0092】
このアナログ出力端子16aを通じて出力されたアナログ映像信号は、例えば、アナログ入力端子を備えたテレビ受像機やDVTRなどの記録機器などの各種の電子機器に供給されて利用される。
【0093】
一方、IEEE1394I/F回路17は、デ・スクランブル部13からのデジタル放送信号から、デジタル・バス5に送出するパケット化したデジタルデータを形成し、これをデジタル入出力端子17dを通じて出力する。また、IEEE1394I/F回路17は、各電子機器からのデジタルデータを受信して、自機に取り込み、デ・マルチプレックス部14に供給することができるようにされている。これにより、他の電子機器からの映像データの供給をうけて、これをデコードしてアナログ信号に変換し出力することができるようにされている。
【0094】
さらに、IEEE1394I/F回路17は、受信したパケットから、例えばそのパケットのヘッダ部などに付加されている出力元の電子機器のSID(装置ID)などの情報を抽出して、これをコントロール部100に供給したり、制御情報パケットから必要な情報を抽出して、これをコントロール部100に供給することができるものである。また、IEEE1394I/F回路17は、コントロール部100からの制御により、制御情報パケットを形成し、これをデジタル入出力端子17dを通じてデジタル・バスに送出することもできるものである。
【0095】
なお、IRD1のIEEE1394I/F回路17は、後述もするように、ブロードキャスト接続方式(第1の接続方式)やPtoP接続方式(第2の接続方式)によりチャンネルを接続するためのアウトプットプラグコントロールレジスタ(以下、oPCRと略称する。)と、インプットプラグコントロールレジスタ(以下、iPCRと略称する。)とを有するレジスタ171を備えている。このレジスタ171のoPCR、iPCRを用いることによって、ブロードキャスト接続方式、あるいは、PtoP接続方式、あるいは、その両方の方式で、デジタル・バス5に接続された電子機器間にチャンネル(伝送路)を接続することができるようにされる。
【0096】
[DTVについて]
次に、この実施の形態のDTV2について説明する。図3は、この実施の形態のDTV2を説明するためのブロック図である。図3に示すように、この実施の形態のDTV2は、アナログテレビ放送用のアンテナ21、アナログテレビ放送用のチューナ部22、映像信号処理部23、セレクタ24、IEEE1394I/F回路25、デ・マルチプレックス部26、MPEGデコード部27、D/A変換部28、表示回路29、表示素子30、コントロール部200を備えている。
【0097】
コントロール部200は、前述したIRD1のコントロール部100と同様に、CPU201、ROM202、RAM203が、CPUバス204を通じて接続されて形成されたマイクロコンピュータである。また、コントロール部200には、DTV2のリモートコマンダ211からのリモコン信号(赤外線信号)を受光し、これを電気信号に変換してコントロール部200に供給するリモコン信号受光部210が接続されている。
【0098】
そして、受信アンテナ21により受信されたアナログテレビ放送信号は、チューナ部22に供給される。チューナ部22は、コントロール部200からの選局制御信号に応じて、目的とするアナログテレビ放送信号を選局し、これを復調して映像信号処理部23に供給する。ここで、チューナ部22に供給される選局制御信号は、リモートコマンダ211、リモコン信号受光部210を通じて、DTV2に入力された使用者からの選局指示に応じて、コントロール部200において形成されるものである。
【0099】
映像信号処理部23は、これに供給された映像信号を処理し、出力用の映像信号を形成する。そして、映像信号処理部23において形成された出力用の映像信号は、セレクタ24に供給される。また、映像信号処理部23には、アナログ入力端子23aが接続されている。そして、映像信号処理部23は、アナログ入力端子23aを通じて外部機器から供給されたアナログ映像信号についても処理し、外部からのアナログ映像信号に応じた映像をこのDTV2において映出することができるようにしている。
【0100】
なお、この実施の形態において、映像信号処理部23は、リモートコマンダ211を通じて入力される使用者からの指示入力に応じてコントロール部200において形成される制御信号により、チューナ部22からのアナログ映像信号を処理して出力するか、アナログ入力端子23aを通じて供給を受けたアナログ映像信号を処理して出力するかを切り換えることができるようにされたものである。
【0101】
一方、IEEE1394I/F回路25は、前述したIRD1のIEEE1394I/F回路17とほぼ同様の機能を有するものである。つまり、EEE1394I/F回路25は、デジタル入出力端子25dを通じて供給されるIRD1や後述するDVTR3、4からの映像データなどのデジタル情報を取り込むことができるものである。
【0102】
そして、IEEE1394I/F回路24は、取り込んだデジタル情報のうち、デジタル映像信号は、デ・マルチプレックス部26に供給し、出力元のノードIDや制御情報などはコントロール部200に供給する。また、IEEE1394I/F回路25は、コントロール部100からの制御により、制御情報パケットを形成し、これをデジタル入出力端子25dを通じてデジタル・バスに送出することもできるようにされている。
【0103】
しかし、この実施の形態のDTV2は、IEEE1394I/F回路25を通じて、自機が出力元となり映像信号や音声信号を出力することはない。すなわち、DTV2は、デジタル映像信号などのデジタル主情報信号については、受信専用機器である。
【0104】
また、このDTV2のIEEE1394I/F回路25も、ブロードキャスト接続方式やPtoP接続方式によりチャンネルを接続するためのoPCRと、iPCRとを有するレジスタ251を備えている。
【0105】
そして、デ・マルチプレクサ26は、これに供給されたデジタル映像信号が複数の放送番組やEPG(電子番組表)などが多重化されたものである場合には、使用者からの選択指示入力に応じたコントロール部200からの選択制御信号に基づいて、使用者からの指示に応じた放送番組あるいはEPGを抽出し、これをMPEGデコード部27に供給する。
【0106】
MPEGデコーダ27は、これに供給された放送番組のデジタル映像信号を圧縮伸長処理(MPEGデコード)して、圧縮前のデジタル映像信号を復元し、この復元したデジタル映像信号をD/A変換部28に供給する。D/A変換部28は、これに供給されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換し、これをセレクタ24に供給する。
【0107】
セレクタ24は、コントロール部200において形成される切り換え制御信号により、映像信号処理部23からのアナログ映像信号を出力するか、または、D/A変換部28からのアナログ映像信号を出力するかを切り換える。コントロール部200において形成される切り換え制御信号は、リモートコマンダ211を通じて入力された使用者からの切り換え指示に応じて形成されるものである。
【0108】
そして、セレクタ24から出力されたアナログ映像信号が、表示回路29に供給される。表示回路29は、これに要求された映像信号から表示素子30に供給する信号を形成する。ここで形成された信号が、DTV2の陰極線管やLCD(液晶ディスプレイ)などの表示素子30に供給され、その表示画面に、受信選局したアナログテレビ放送の映像信号に応じた映像、あるいは、デジタル入出力端子25dを通じて供給を受けたデジタル映像信号に応じた映像が表示される。
【0109】
[DVTRについて]
次に、この実施の形態のDVTR3、4について説明する。図4は、この実施の形態のDVTR3、4を説明するためのブロック図である。この実施の形態において、DVTR3と、DVTR4とは同様に構成されたものである。
【0110】
図4に示すように、この実施の形態のDVTR3、4は、アナログ入力端子31a、アナログ/デジタル変換部(以下、A/D変換部という。)31、圧縮処理部32、セレクタ33、デジタル入出力端子34d、IEEE1394I/F回路34、記録処理部35、再生処理部36、デ・マルチプレックス部37、MPEGデコード部38、D/A変換部39、アナログ出力端子39a、コントロール部300を備えている。
【0111】
コントロール部300は、前述したIRD1やDTV2のコントロール部と同様に、CPU301、ROM302、RAM303が、CPUバス304を通じて接続されて形成されたマイクロコンピュータである。また、コントロール部300には、IRD1のリモートコマンダ311からのリモコン信号(赤外線信号)を受光し、これを電気信号に変換してコントロール部300に供給するリモコン信号受光部110が接続されている。
【0112】
そして、この実施の形態のDVTR3、4は、アナログ映像信号の供給を受けて、これをデジタル映像データに変換し、このデジタル映像データを記録媒体に記録したり、あるいは、デジタル映像データの供給を受けて、これを記録媒体に記録する記録機能を有している。また、この実施の形態のDVTR3、4は、記録媒体に記録されたデジタル映像データを読み出し、アナログ映像信号として、あるいは、デジタル映像信号のまま出力する再生機能をも有している。
【0113】
まず、DVTR3、4の記録機能について説明する。DVTR3、4の使用者は、記録処理を開始させるに先立って、リモートコマンダ311を介して、アナログ入力端子31aを通じて供給されたアナログ映像信号と、デジタル入出力端子34dを通じて供給されたデジタル映像データとのうち、いづれの信号を記録するかの選択入力を行う。この選択入力に応じて、コントロール部300は、セレクタ33を切り換える切り換え制御信号を形成し、これをセレクタ33に供給することによって、セレクタ33から出力される信号が切り換えられる。
【0114】
そして、使用者により、アナログ入力端子31aを通じて供給されたアナログ映像信号が選択され、そのアナログ映像信号の記録が指示された場合には、コントロール部300は、各部を制御して、自機を記録モードにする。そして、アナログ入力端子31aを通じて供給されたアナログ映像信号が、A/D変換部31に供給される。
【0115】
A/D変換回路31は、これに供給されたアナログ映像信号をデジタル映像データに変換し、これを圧縮処理部32に供給する。圧縮処理部32は、これに供給されたデジタル映像データを、この実施の形態においては、MPEG方式でデータ圧縮処理を行い、データ圧縮後のデジタル映像データを、セレクタ33に供給する。
【0116】
セレクタ33は、前述したように、使用者からの選択指示により、アナログ入力端子31aからの信号を出力するように切り換えられるので、圧縮処理部33からのデータ圧縮されたデジタル映像データが、セレクタ33を通じて記録処理部35に供給される。
【0117】
記録処理部35は、これに供給されたデジタル映像データから記録用のデジタル映像データを形成し、これを記録ヘッドに供給する。これにより、アナログ入力端子31aを通じて供給されたアナログ映像信号が、デジタル映像データとして記録媒体にデジタル記録される。
【0118】
同様に、使用者により、デジタル入出力端子34dを通じて供給されたデジタル映像データが選択され、そのデジタル映像データの記録が指示された場合には、デジタル入出力端子34dを通じて供給されたデジタル映像信号が、IEEE1394I/F回路34により取り込まれ、セレクタ33に供給される。
【0119】
そして、セレクタ33は、前述したように、リモートコマンダ311を通じて入力された使用者からの選択指示に応じて、デジタル入出力端子34dからのデジタル信号を出力するように切り換えられる。これにより、IEEE1394I/F回路34により取り込まれたデジタル映像データが、セレクタ33を通じて記録処理部35に供給される。
【0120】
そして、記録処理部35は、前述もしたように、これに供給されたデジタル映像データから記録用のデジタル映像データを形成し、これを記録ヘッドに供給する。これにより、デジタル入出力端子34dを通じて供給されたデジタル映像データが、記録媒体にデジタル記録される。
【0121】
このように、この実施の形態のDVTR3、4は、アナログ入力端子31aを通じて供給されたアナログ映像信号であっても、デジタル入出力端子34dを通じて供給されたデジタル映像データであっても、記録媒体にデジタル記録することができるようにしている。
【0122】
次に、この実施の形態のDVTR3、4の再生機能について説明する。リモートコマンダ311を通じて、使用者により再生が指示された場合には、コントロール部300は、各部を制御して、自機を再生モードにする。そして、再生処理部36は、コントロール部300により制御され、記録媒体に記録されているデジタル信号を読み出し、これを復調してデ・マルチプレックス部37と、IEEE1394I/F回路34に供給する。
【0123】
デ・マルチプレックス部37は、これに供給されたデジタル信号が、複数の番組などが多重化されたものである場合には、リモートコマンダ311を通じて入力される使用者からの選択指示に応じて、目的とする番組のデジタル映像信号を抽出し、これをMPEGデコード部38に供給する。
【0124】
MPEGデコード部38は、これに供給されたデジタル映像信号を圧縮伸長し、データ圧縮前の元のデジタル映像信号を復元して、これをD/A変換部39に供給する。D/A変換部39は、これに供給されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換し、これをアナログ出力端子39aを通じて出力する。このアナログ映像信号が、アナログモニタ装置などの電子機器に供給されて利用される。
【0125】
一方、再生処理部36からのデジタル信号の供給を受けたIEEE1394I/F回路34は、供給を受けたデジタル信号から、パケット化した送信用のデータを形成する。そして、パケット化したデータをデジタル入出力端子34を通じて出力することによって、デジタル・バスに接続された電子機器に送信することができるようにされている。
【0126】
このように、この実施の形態のDVTR3、4は、記録媒体にデジタル記録されている映像信号を、アナログ出力することもできるし、デジタル出力することもできるようにされている。
【0127】
なお、この実施の形態のDVTR3、4のIEEE1394I/F回路34もまた、前述したIRD1のIEEE1394I/F回路17とほぼ同様に構成されたものである。すなわち、IEEE1394I/F回路34は、上述のように、デジタル・バスを通じて供給される各電子機器からのデジタルデータを取り込んだり、他の電子機器に供給するパケット化したデジタルデータを形成して、これをデジタル・バスに送出するなどの処理を行うことができるものである。
【0128】
また、IEEE1394I/F回路34は、受信したパケットから、出力元の電子機器のSID(装置ID)などの必要な情報を抽出して、これをコントロール部300に供給したり、制御情報パケットから必要な情報を抽出して、これをコントロール部300に供給することができるものである。また、IEEE1394I/F回路34は、コントロール部300からの制御により、制御情報パケットを形成し、これをデジタル入出力端子34dを通じてデジタル・バスに送出することもできるものである。
【0129】
また、DVTR3、4のIEEE1394I/F回路34も、ブロードキャスト接続方式やPtoP接続方式によりチャンネルを接続するためのoPCRと、iPCRとを有するレジスタ341を備えている。
【0130】
[oPCR、iPCRについて]
図5、図6は、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを通じて接続される各電子機器のIEEE1394I/F回路に設けられるレジスタと、そのレジスタを用いて行う電子機器間のチャンネルの接続について説明するための図である。
【0131】
図5、図6に示すように、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを通じて接続される各電子機器は、データの入力を受けるチャンネルを制御するためのiPCRと、データを出力するチャンネルを制御するためのoPCRとを有している。これらiPCR、oPCRは、接続可能なチャンネルに対応して設けられるとともに、ブロードキャスト接続を行う場合に用いるレジスタBCと、PtoP接続を行う場合に用いるレジスタPtoPとを備えている。
【0132】
したがって、この実施の形態のIRD1、DTV2、DVTR3、4のIEEE1394I/F回路17、25、34に設けられるレジスタ171、251、341もまた、図5、図6に示すレジスタと同様に構成されたものである。
【0133】
そして、送信機器と受信機器とが、予め決められたチャンネル、例えば、No.63のチャンネルを通じてブロードキャスト接続する場合には、図5に示すように、送信機器のチャンネルNo.63のoPCRにおいて、ブロードキャスト用のレジスタBCにフラグを立てる。また、受信機器においては、チャンネルNo.63のiPCRにおいて、ブロードキャスト用のレジスタBCにフラグを立てる。
【0134】
これにより、送信機器は、No.63のチャンネルにブロードキャストアウト接続してデータを送出し、受信機器は、No.63のチャンネルにブロードキャストイン接続して、そのチャンネルを通じてアイソクロナス伝送されてくるデータを受信する。
【0135】
そして、このNo.63のチャンネルに、データを送出しようとする他の送信機器は、既にNo.63のチャンネルにデータを送出している電子機器のNo.63のoPCRのレジスタBCのフラグをクリアすることにより、自機より前にデータを送出している送信装置のNo.63のチャンネルへのデータの送出を停止させて、自機が、No.63のチャンネルにデータを送信することができる。
【0136】
これに対して、送信機器と受信機器との間において、No.63のチャンネルにPtoP接続方式でチャンネルを接続する場合には、受信機器から送信機器にPtoP接続によりチャンネルを接続することを要求する。そして、図6に示すように、要求を受けた送信装置は、No.63のチャンネルのoPCRにおいて、PtoP用のレジスタPtoPにフラグを立てる。また、受信機器は、No.63のiPCRにおいて、PtoP用のレジスタPtoPにフラグを立てる。
【0137】
これにより、図6に示すように、送信機器と受信機器との間にPtoP接続方式によりチャンネルが接続されデータの伝送が可能となる。そして、PtoP接続方式の場合には、PtoP接続を要求してきた受信機器しか、送信機器のoPCRのフラグをクリアすることができないので、そのPtoP接続されたチャンネルを通じてのデータの伝送が終了しない限り、他の機器がそのチャンネルにデータを出力することができなくなる。
【0138】
[機器の分類とチャンネルの属性の割り当て]
そして、この実施の形態においては、ホームネットワークシステムを構成する電子機器のうちのいづれかの電子機器が、デジタル・バス5に接続された電子機器のうち、主にブロードキャスト接続方式により接続されるチャンネルを通じてデータを受信する電子機器(第1の電子機器)と、主にPtoP接続方式により接続されたチャンネルを通じてデータを受信する電子機器(第2の電子機器)とに分類し、この分類結果に基づいて、ブロードキャスト接続方式により接続するチャンネルを予め確保するようにしている。
【0139】
この実施の形態においては、DTVなどのもっぱら他の電子機器からデジタル映像信号の供給を受けて、使用者に提供するようにするモニタ機器を、主にブロードキャスト接続方式により接続されたチャンネルを通じてデータの供給を受ける第1の電子機器とする。
【0140】
そして、この実施の形態においては、例えば、デジタル・バス5に対する接続機器の増減を検出した電子機器や、ホームネットワークシステムのコントロール機器として位置付けられた機器が、分類を実行する機器とされ、この分類を実行する機器が、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいて規定されているアシンクロナス通信を用いて、デジタル・バス5に接続された電子機器のそれぞれに対して、モニタ機器か否かを問合わせ、その応答に基づいて、第1の電子機器と、第2の電子機器とに分類するようにしている。
【0141】
この場合、モニタ機器か否かは、例えば、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいて規定されているAV/C(Audio/Video Control)コマンドで規定されるモニタサブユニット(Monitor Sub−unit)を含む機器か否かを問い合わせることにより判別するようにする。もちろん、これに限るものではなく、各機器の有する機器のカテゴリ情報を問い合わせ、主にデータを受信するモニタ機器か否かを判別するようにしてもよい。
【0142】
そして、分類を実行する機器は、デジタル・バス5に接続されている機器の分類結果に基づいて、ブロードキャスト接続方式により接続するチャンネルを予め確保する。そして、予め確保したブロードキャスト接続方式により接続するチャンネルにはPtoP接続方式によりチャンネルを接続しないようにして、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの複数のチャンネルを柔軟に活用することができるようにしている。
【0143】
図7、図8は、機器の分類とチャンネルの属性の割り当てについて説明するための図である。この実施の形態においては、前述したように、分類を実行する機器が、デジタル・バス5に接続された各機器に対して問い合わせを行い、モニタ装置とそれ以外の装置とを分類する。そして、この実施の形態においては、図7に示すように、DTVなどのモニタ装置であると判別した機器に、ブロードキャスト接続方式で接続するチャンネル(ブロードキャストチャンネル)を割り当てる。
【0144】
図7においては、デジタル・バス5には、2台のDTV51、52が接続されている。そして、DTV51には、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいて利用可能なチャンネルNoが63のチャンネルを割り当てる。また、DTV52には、チャンネルNoが62のチャンネルを割り当てる。
【0145】
このように、この実施の形態においては、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの接続端子を有するモニタ装置に対して1つのブロードキャストチャンネルを割り当てるようにしている。すなわち、デジタル・バス5に接続された物理的なモニタ装置のそれぞれに対して異なる独立のブロードキャストチャンネルが割り当てられる。
【0146】
なお、以下においては、チャンネルNoが63のチャンネルを、単にチャンネル63と、また、チャンネルNoが62のチャンネルを、単にチャンネル62というように、チャンネルをチャンネルNoと対応付けていうことにする。
【0147】
ところで、DTVの中には、いわゆる2画面機能、PinP(ピクチャ インピクチャ)機能などの2つの映像信号を独立に処理して、その2つの映像信号に応じた映像のそれぞれをDTVの表示画面上において、表示領域を異ならせて表示したり、一方の映像の一部分に他方の映像を表示するなどして映出する機能を有するものがある。
【0148】
この場合には、1台のDTVであっても、2つの映像信号を独立に、しかも同時に処理することができるので、論理的にはモニタ装置が2台存在することになる。このように、モニタ装置が、複数の入力信号を同時に処理することが可能である場合には、その分だけ別のブロードキャストチャンネルを割り当てるようにする。
【0149】
すなわち、図8に示すように、DTV53が、いわゆる2画面機能を有するものである場合には、第1の信号処理系(MON1)と、第2の信号処理系(MON2)とのそれぞれに対して独立にブロードキャストチャンネルを割り当てる。図8に示した例の場合には、DTV53の第1の信号処理系(MON1)には、チャンネル62を割り当て、DTV53の第2の信号処理系(MON2)には、チャンネル61を割り当てるようにしている。
【0150】
このように、物理的には1台のモニタ装置であっても、複数の映像信号などの情報信号入力を同時に処理する機能を有するモニタ装置の場合には、論理的に存在するモニタ装置の数をも考慮してブロードキャストチャンネルを割り当てる。
【0151】
なお、複数の情報信号入力を同時に処理する機能を有するか否かを判別可能にするために、複数の情報信号入力を同時に処理する機能を有するモニタ装置には、その機能の数分のモニタサブユニット情報を含めるようにしたり、あるいは、モニタサブユニットが、複数の情報信号入力を同時に処理する機能を有する装置であることを示す情報をも含むようにしておけばよい。もちろん、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを通じて問い合わせ可能な他の情報に基づいて、複数の情報信号入力を同時に処理する機能を有するモニタ装置か否かを判別するようにしてもよい。
【0152】
そして、DTVなどのモニタ装置に対するブロードキャストチャンネルの割り当ては、各モニタ装置のIEEE1394I/F回路が有するiPCRにおいて、自機に割り当てられたチャンネルのブロードキャスト接続を行う場合に用いるレジスタ(ブロードキャスト接続用レジスタ)BCにフラグ”1“を立てるようにする。これにより、そのモニタ装置は、自機に割り当てられたブロードキャストチャンネルを通じてデータの入力を待ち受ける状態となる。
【0153】
もちろん、モニタ装置のそれぞれが、自機に割り当てられたブロードキャストチャンネルのチャンネルNoを、例えば、コントロール部のRAMなどのメモリに保持し、実際にブロードキャスト接続をする場合に、そのチャンネルのiPCRのブロードキャスト接続用レジスタBCにフラグ”1“を立てるようにすることもできる。
【0154】
このように、この実施の形態においては、分類を実行する機器とされた電子機器が、モニタ装置とそれ以外の装置とを分類し、モニタ装置のそれぞれに対して異なるブロードキャストチャンネルを割り当てるようにしている。そして、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいては、利用可能な伝送チャンネル数は予め決められている。
【0155】
したがって、モニタ装置毎に異なるブロードキャストチャンネルを割り当てることによって、そのホームネットワークシステムにおいて、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいて利用可能な複数の伝送チャンネルのそれぞれについて、ブロードキャスト接続方式で接続されるチャンネルか、PtoP接続方式で接続されるチャンネルかの属性が割り当てられることになる。
【0156】
[機器の分類とチャンネルの属性の割り当て時の動作について]
次に、この実施の形態においては、デジタル・バス5への接続機器の増減を最初に検出した機器や、ホームネットワークシステムのコントロール機器として位置付けられた機器により行われる機器の分類とチャンネルの属性の割り当て処理について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
【0157】
なお、以下の説明においては、デジタル・バス5への接続機器の増減を検出した機器が、機器の分類とチャンネルの属性の割り当て処理を実行するものとして説明する。すなわち、この実施の形態において、デジタル、バス5に接続された電子機器のそれぞれは、IEEE1394規格のデジタル・インターフェース用の接続ポートの電圧変化を監視することにより、デジタル・バス5への電子機器の装着(接続機器の増加)、および、取り外し(接続機器の減少)を検出することができるようにされている。
【0158】
そして、デジタル・バス5への接続機器の増減の発生を検出した機器が、分類を実行する機器となり、図9に示した処理を行う。したがって、この実施の形態においては、ホームネットワークシステムを構成するIRD1、DTV2、DVTR3、4のうちのいづれかが分類を実行する機器となるが、ここでは、DTV2が、分類を実行する機器となったものとして以下の説明を行う。
【0159】
デジタル・バス5への接続機器の増減を検出し、分類を実行する機器となったDTV2においては、自機のコントロール部200とIEEE1394I/F回路25とが協働して、この図9に示す処理を実行する。まず、DTV2のコントロール部200は、IEEE1394I/F回路25を制御して、自機をも含めて、デジタル・バス5に接続された電子機器のそれぞれに対してモニタ装置か否かを問い合わせ、デジタル・バス5にモニタ装置が接続されているか否かを判断する(ステップS101)。
【0160】
ステップS101の判断処理において、モニタ装置が接続されていないと判断したときには、この実施の形態においては、この図9に示す処理を終了することになる。しかし、ステップS101の判断処理において、モニタ装置が接続されていると判別したときには、DTV2のコントロール部200は、最初のモニタ装置を決定する(ステップS102)。このようにするのは、デジタル・バス5に複数のDTVなどのモニタ装置が接続されている場合があるためである。
【0161】
そして、DTV2のコントロール部200は、IEEE1394I/F回路25を制御して、決定したモニタ装置に対して、ブロードキャストキャストイン接続する予め決められたチャンネル(以下、この明細書においてはデフォルトチャンネルという。)の設定があるか否かを問い合わせ、デフォルトチャンネルの設定があるか否かを判別する(ステップS103)。
【0162】
このデフォルトチャンネルは、各電子機器のメーカー側において、例えば製造時において、各電子機器に対して決まったチャンネルを、その機器がブロードキャストイン接続するチャンネルとして設定するようにしている。
【0163】
そして、この実施の形態においては、図1に示したように、モニタ装置はDTV2しか存在しない。このためステップS103においては、DTV2は、自機のデフォルトチャンネルを自分で問い合わせる処理となる。そして、ステップS103の判別処理において、デフォルトチャンネルの設定がないと判別したときには、そのモニタ装置に対するデフォルトチャンネルの設定入力を、例えば自機のリモートコマンダを通じて受け付ける(ステップS104)。
【0164】
そして、DTV2のコントロール部25は、デフォルトチャンネルの設定終了操作が行われたか否かを判別し(ステップS105)、設定終了操作が行われていない場合には、ステップS104からの処理を繰り返す。ステップS103の判別処理において、モニタ装置にデフォルトチャンネルの設定があると判別した場合、あるいは、ステップS105の判別処理において、デフォルトチャンネルの設定終了操作が行われたと判別したときには、DTV2のコントロール部200は、IEEE1394I/F回路25を制御して、そのモニタ装置のデフォルトチャンネルは、使用中か(既にデータが伝送されているか)、あるいは、他の電子機器用として既に専有されているか否かを調べる(ステップS106)。
【0165】
そして、DTV2のコントロール部200は、ステップS106の結果に基づいて、モニタ装置のデフォルトチャンネルとして設定されたチャンネルは、使用中か否かを判断する(ステップS107)。ステップS107の判断処理において、使用中でないと判断したときには、DTV2のコントロール部200は、モニタ装置のデフォルトチャンネルとして設定されたチャンネルは、既に他の電子機器により専有されているか否かを判断する(ステップS108)。
【0166】
ステップS107の判断処理において、モニタ装置のデフォルトチャンネルが既に使用中であると判断した場合、あるいは、ステップS108に判断処理において、モニタ装置のデフォルトチャンネルは、他の電子機器に割り当てられ、既に専有されていると判断したときには、DTV2のコントロール部200は、そのモニタ装置のデフォルトチャンネルを変更し(ステップS109)、そのモニタ装置に対して、変更後のデフォルトチャンネルを割り当てる(ステップS110)。
【0167】
この実施の形態においては、デフォルトチャンネルの変更(割り当てるチャンネルの変更)は、そのデフォルトチャンネルからチャンネルNoが1つ小さいチャンネルが空いているか否かを検出し、空いている場合には、そのチャンネルに変更する。空いていない場合には、さらにチャンネルNoを1つ小さくして空きを調べるようにする。
【0168】
このように、この実施の形態においては、チャンネルNoを1つづつずらして、空いているチャンネルを検出し、その空きチャンネルに変更するようにする。ここで、空きチャンネルは、前述のように、使用中でなく(伝送されているデータがなく)、かつ、他の電子機器にも割り当てられていないチャンネルである。
【0169】
そして、前述したステップS110において、そのモニタ装置のIEEE1394I/F回路のiPCRにおいて、変更前のデフォルトチャンネルに対応するレジスタBCのフラグがクリアされ、変更後のデフォルトチャンネルに対応するレジスタBCにフラグがたてられる。
【0170】
また、ステップS108の判断処理において、モニタ装置のデフォルトチャンネルが、他の電子機器によっても専有されていないと判断したときには、デフォルトチャンネルの変更をする必要はないので、ステップS111の処理に進むことになる。
【0171】
ステップS110のデフォルトチャンネルの割り当てが終了した場合、および、ステップS108の判断処理において、モニタ装置のデフォルトチャンネルが、他の電子機器によっても専有されていないと判断したときには、DTV2のコントロール部25は、デフォルトチャンネルの割り当て未了のモニタ装置があるか否かを判断する(ステップS111)。
【0172】
ステップS111の判断処理において、デフォルトチャンネルの割り当て未了のモニタ装置があると判断した場合には、その割り当て未了のモニタ装置に対してステップS103からの処理が行われることになる。また、ステップS111の判断処理において、デフォルトチャンネルの割り当て未了のモニタ装置はないと判断したときには、モニタ装置のそれぞれに対して、ブロードキャスト接続方式により接続するチャンネルであるデフォルトチャンネルの割り当ては終了したので、この図9に示す処理を終了する。
【0173】
そして、この実施の形態においては、図1に示したように、モニタ装置はDTV2しか存在しないので、DTV2は、自機に対してブロードキャスト接続方式により接続するチャンネルを割り当てることになる。この実施の形態においては、DTV2には、後述もするように、チャンネル63が割り当てられる。
【0174】
そして、DTV2は、このチャンネル63を通じて伝送されてくるデータを待ち受け、データが伝送されてきたときにはそのデータの入力を受け付ける。そして、このようにして受け付けたデータに応じた映像が、DTV2の表示素子30の表示画面に表示される。
【0175】
なお、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを有するモニタ装置には、前述したように、製造時において、デフォルトチャンネルとして、予め決められたチャンネルNoのチャンネル、例えばチャンネル63が割り当てられる。もちろん、前述もしたように、デフォルトチャンネルが設定されていない場合には使用者からの設定入力に応じて入力することもできる。また、既に設定されているデフォルトチャンネルは考慮せずに、モニタ装置に対しては、分類を実行する機器が自動時に割り当てるようにすることもできる。
【0176】
また、この実施の形態においては、DTV2が、分類を実行する機器となった場合を例にして説明した。しかし、前述もしたように、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを有する電子機器のそれぞれは、例えば、自機のコントロール部とIEEE1394I/F回路とが協働することにより、図9に示した処理を行うことができるようにされている。
【0177】
したがって、この実施の形態においては、DTV2だけでなく、IRD1、DVTR3、4も図9に示した処理を行うことができるものである。そして、デジタル・バス5への接続機器の増減を検出した機器が、この図9に示した処理を行うようにすることにより、デジタル・バス5への電子機器の接続状態に応じて、いつでも適切に機器を分類し、モニタ装置に対してブロードキャスト接続方式により接続するチャンネルを割り当てることができる。
【0178】
また、図9に示した機器の分類およびチャンネルの属性の割り当て処理は、使用者からの指示があった時に行うようにするなど、所定のタイミングで行うようにすることができる。
【0179】
また、ここでは、図7、図8を用いて前述したように、モニタ装置のそれぞれに対して、モニタ装置が複数の入力信号を同時に処理することができる場合には、複数の入力信号のそれぞれを処理する機能ごとに、異なる1つのチャンネルを割り当てるようにした。しかし、これに限るものではない。
【0180】
複数のモニタ装置が存在する場合には、例えば、2台に1つのチャンネルを割り当てるようにするなど、モニタ装置の数に応じて、割り当てるチャンネル数を変更するようにしてもよい。そして、モニタ装置が、どのチャンネルを使用するかを選択するようにしてもよい。しかし、前述したように、モニタ装置のそれぞれに対して独立に異なるチャンネルを割り当てておくことにより、複数のモニタ装置が同時に使用されても何の制限も受けることなく利用できるようにすることができるので便利である。
【0181】
また、ここでは、DTV2のコントロール部200と、IEEE1394I/F回路25とが協働することにより、図9に示す処理を行うものとして説明したが、これに限るものではない。IEEE1394I/F回路25に図9に示した処理を行う機能を搭載するようにしてもよい。また、IEEE1394I/F回路専用のコントローラを設け、そのコントローラとIEEE1394I/F回路とにより図9に示した処理を行うようにしてもよい。
【0182】
そして、このように、モニタ装置にブロードキャストイン接続するチャンネル(デフォルトチャンネル)を予め割り当てることにより、以下に説明するように、IRD1からデータを出力する場合、あるいは、DVTR3、4からデータを出力したり、あるいは、DVTR3、4がデータの供給を受けて記録を行う場合に、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースにおいて利用可能なチャンネルを効率よく利用し、使い勝手のよいホームネットワークシステムを実現している。
【0183】
[再生出力時のチャンネル接続について]
前述したように、この実施の形態においては、自機が送信元となり映像データや音声データなどの主情報データを出力することないDTV2は、自機に割り当てられたチャンネル63を通じて伝送されてくるデータの供給を待ち受ける。
【0184】
これに対して、IRD1やDVTR3、4などの、映像データや音声データなどの主情報データの送出元となる電子機器が、自機からデータを出力する再生出力時においては、DTV2に割り当てられたチャンネルにブロードキャストアウト接続して、データを出力することになる。
【0185】
図10は、IRD1、DVTR3、DVTR4のそれぞれにおいて、データを出力する再生出力時に行われる処理を説明するためのフローチャートである。この図10に示す処理は、IRD1においては、電源が投入された場合、DVTR3、DVTR4においては、「再生キー」が操作された場合に、それらのデータを送出する送信機器(出力装置)において行われる。
【0186】
なお、図10において、二重線で囲んだステップS301は、使用者によって行われる処理であることを示している。また、この図10に示す処理の説明においては、図4を用いて前述したDVTR3が送信機器となり、このDVTR3において図10に示す処理が実行される場合を例にして説明する。
【0187】
DVTR3のリモートコマンダ311の「再生キー」が使用者により操作されることにより、データの再生指示が入力されると、DVTR3のコントロール部300は、自機のIEEE1394I/F回路34を制御し、デジタル・バス5を通じてモニタ装置であるDTV2のデフォルトチャンネルを検出する(ステップS201)。
【0188】
そして、DVTR3のコントロール部300は、ステップS201の検出の結果に基づいて、デジタル・バス5に、DTVなどのデジタルデータの処理が可能なモニタ装置が複数台接続されているか否かを判断する(ステップS202)。ステップS202の判断処理において、モニタ装置は複数台ないと判断した場合には、ステップS205の処理に進む。
【0189】
また、ステップS202の判断処理において、モニタ装置が複数台あると判断した場合には、DVTR3のコントロール部300は、モニタ装置の選択が必要なことを、自機のLCD(液晶ディスプレイ)に表示したり、LED(発光ダイオード)を点灯させたり点滅させるなどして、使用者に報知する(ステップS203)。
【0190】
このステップS203の報知に応じて、使用者は、DVTR3のリモートコマンダ311を通じて、モニタ装置の選択入力を行う(ステップS301)。そして、DVTR3のコントロール部300は、使用者からのモニタ装置の選択入力を受け付ける(ステップS204)。
【0191】
そして、DVTR3のコントロール部300は、IEEE1394I/F回路34を制御して、DVTR3からの出力データの送出先のモニタ装置にデータを出力しているデータの送信機器を調べる(ステップS205)。この実施の形態においては、DVTR3からの出力先となるモニタ装置はDTV2しかないため、DTV2のデフォルトチャンネル(チャンネル63)にデータを送出している送信機器を調べることになる。
【0192】
この場合、デジタル・バスに送出された各パケットのヘッダ部を調べ、チャンネルNoが63のパケットのSID(装置ID)を調べることにより、チャンネル63にデータを送出している送信機器を特定することができる。
【0193】
そして、DVTR3のコントロール部300は、チャンネル63にデータを送出している送信機器があるか否かを判断する(ステップS206)。ステップS206の判断処理において、DTV2のデフォルトチャンネルにデータを送出している送信機器はないと判断したときには、ステップS208の処理に進む。
【0194】
また、ステップS206の判断処理において、DTV2のデフォルトチャンネルにデータを送信している送信機器があると判断したときには、ステップS205で特定したその送信機器のIEEE1394I/F回路のoPCRのチャンネル63のブロードキャスト接続のためのレジスタBCをクリアする(ステップS207)。
【0195】
そして、DVTR3のIEEE1394I/F回路34は、自己のoPCRのチャンネル63のブロードキャスト接続のためのレジスタBCにフラグ”1“を立てることによりチャンネル63にブロードキャストアウト接続して、そのチャンネルにデータを出力する(ステップS208)。
【0196】
このように、この実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、モニタ装置にデータを送信しようとする場合には、目的とするモニタ装置に割り当てられたチャンネルを特定し、そのチャンネルにブロードキャスト接続方式で接続してデータを送出する。
【0197】
したがって、データの受信側のモニタ装置に対して、既にデータを供給している送信機器がある場合でも、その送信機器からのデータの送出を停止させた後に、後からデータを送信するようにしてきた装置がデータを送出することができる。
【0198】
つまり、後からのデータの送出を常に許可するというブロードキャスト接続方式の特質を活かし、モニタ装置に対しては何等操作を行うことなく、データを送出する送信機器を変更するだけで、モニタ装置に供給するデータを変更することができるようにされる。
【0199】
したがって、ただ単にデジタル映像信号を再生してモニタ使用とする場合には、PtoP接続方式ではなくブロードキャスト接続方式でチャンネルを接続することにより、複数の送信機器からのデジタル映像信号に応じた映像を手軽に切り換えて視聴することができるようにされる。
【0200】
図11、図12は、この実施の形態において、IRD1やDVTR3、4における再生出力時の処理を具体的に説明するための図である。この図11、図12において、実線矢印はブロードキャスト接続を示し、点線矢印はPtoP接続を示している。そして、矢印の向きがデジタル・バス5の所定のチャンネルに向いている方が機器からのデータの出力(アウトプット)、矢印の向きが機器に向いている方が機器へのデータの入力(インプット)を示している。
【0201】
そして、前述したように、この実施の形態においては、DTV2には、チャンネル63がブロードキャスト接続方式により接続するチャンネルであるデフォルトチャンネルとして割り当てられる。したがって、図11Aに示すように、IRD1は、チャンネル63にブロードキャストアウト接続してデータを送出することにより、IRD1からの映像データをDTV2に供給し、DTV2はIRD1からの信号に応じた映像を自己の表示素子に表示することができる。
【0202】
この図11Aの状態にある時に、DVTR3の「再生キー」が押下されると、図11Bに示すように、DVTR3は、図10に示した処理を実行し、IRD1のチャンネル63へのブロードキャストアウト接続を解除し、自機がチャンネル63にブロードキャストアウト接続する。そして、DVTR3からのデータをチャンネル63に送出して、DTV2を通じて視聴することができるようにする。
【0203】
同様に、図12Aに示すように、DVTR3は、チャンネル63にブロードキャストアウト接続してデータを送出することにより、DVTR3からのデジタル信号に応じた映像をDTV2に表示することができる。
【0204】
この図12Aの状態にある時に、IRD1の電源をオンにすると、IRD1は、図10に示した処理を実行し、図12Bに示すように、DVTR3のチャンネル63へのブロードキャストアウト接続を解除し、IRD1をチャンネル63にブロードキャストアウト接続して、IRD1からデータをチャンネル63に送出して、DTV2を通じて視聴することができるようにされる。
【0205】
このようにして、データの送信機器を変更するようにするだけで、簡単にDTV2の表示素子30の表示画面に表示する映像を他の送信機器からのものに変更することができる。
【0206】
なお、この実施の形態においては、モニタ装置がデジタル・バス5に複数台接続されている場合には、どのモニタ装置を用いるかの選択入力を受け付けるようにした。しかし、これに限るものではない。
【0207】
例えば、IRD1やDVTR3、4に予めデータを送信するモニタ装置を設定しておく。そして、IRD1やDVTR3、4において、データの再生出力時において、その予め設定されたモニタ装置にデータを送信するようにしてもよい。また、使用者からの選択入力を受け付けるようにし、予め決められた一定の時間内に選択入力がなかったときには、予め設定されたモニタ装置にデータを送信するようにすることもできる。
【0208】
[記録実行時のチャンネル接続について]
そして、この実施の形態において、DVTR3、4がデジタルデータの供給を受けて、これを記録媒体に記録する記録実行時においては、図11、図12において、点線矢印で示したように、モニタ装置であるDTV2に割り当てたデフォルトチャンネル以外のチャンネルにPtoP接続方式のチャンネルを接続するようにしている。
【0209】
図13は、デジタル・バス5に接続された記録機器や記録再生機器において、デジタル・バス5を通じて供給を受けたデータを記録媒体に記録する記録実行時の処理を説明するためのフローチャートである。すなわち、この実施の形態においては、DVTR3、DVTR4において、「記録開始キー(RECキー)」が操作されたときに、その機器において行われる処理である。
【0210】
DVTR3がデジタル・バス5を通じて供給を受けるデータを記録するようにセレクタ33が切り換えられ、リモートコマンダ311の「記録開始キー」が操作されると、DVTR3のコントロール300は、図13に示す処理を実行する。まず、DVTR3のコントロール部300は、IEEE1394I/F回路34を制御し、デジタル・バスに送出されているパケットのヘッダ部に含まれるSID(装置ID)を検出し、その機器を記録するデータを送信する送信機器として決定する(ステップS401)。
【0211】
このように、この実施の形態において、DVTR3、4は、記録開始時において、デジタル・バスにデータを送出している電子機器を、記録するデータの送信機器として決定する。
【0212】
そして、DVTR3のコントロール部300は、IEEE1394I/F回路34を制御し、デジタル・バス5に接続された各電子機器のiPCR、oPCRを参照し、モニタ装置に割り当てられたデフォルトチャンネルを検出し、そのデフォルトチャンネル以外のチャンネルにステップS401において決定した送信機器との間にPtoP接続方式によりチャンネルを接続する(ステップS402)。
【0213】
このようにして、目的とする送信機器との間にPtoP接続方式でチャンネルを接続した後に、その接続したチャンネルを通じて伝送されてくるデータを受信し、記録処理を開始する(ステップS403)。
【0214】
これにより、DVTR3に対して記録処理を停止する操作(「ストップキー」の押下)がされるまで、他の機器にそのチャンネルを奪われることなく、確実に送信機器からのデータをデジタル・バス5を通じて受信して記録媒体に記録することができるようにされる。
【0215】
しかも、後述もするように、DTV2に割り当てられたブロードキャストイン接続するチャンネル(デフォルトチャンネル)を避けてPtoP接続方式のチャンネルを接続する。これにより、記録中のデータをDTV2でモニタすることができるなど従来できなかったことができるようになる。
【0216】
なお、ここでは、DVTR3が記録を開始したときに、デジタル・バスにデータを送出している機器を、DVTR3が記録するデータを送信する送信機器として決定するようにしたが、これに限るものではない。送信機器は、使用者が選択するようにすることもできる。
【0217】
すなわち、DVTR3の「記録開始キー」が操作された場合に、DVTR3が、使用者に対して、データの送信元となる送信機器の選択入力を行うことを促すようにする。この処理は、例えば、バスリセット直後の機器情報をIEEE1394I/F回路34を通じて収集し、この収集した情報のうち、データを送出する送信機器についての情報をDVTR3の例えばLCDなどに表示して、送信機器の選択を促す。
【0218】
具体的には、DVTR3から見ると、IRD1、DVTR4の2つの電子機器が送信機器となることができる。このため、DVTR3は、選択可能な機器は、IRD1と、DVTR4との2つであることをLCDに表示し、使用者にその選択を促す。
【0219】
これに応じて、使用者は、DVTR3のリモートコマンダ311を通じて、送信機器の選択入力を行うようにする。そして、DVTR3のコントロール部300は、使用者からの送信機器の選択入力を受け付ける。そして、DVTR3のコントロール部300は、IEEE1394I/F回路34を制御して、モニタ装置に対して割り当てられているチャンネル以外のチャンネルに、使用者により選択された装置との間で、PtoP接続方式によるチャンネルを接続する。このPtoP接続方式で接続したチャンネルを通じて伝送されてくる選択された送信機器からのデータを、DVTR3が、記録媒体に記録する。
【0220】
このように、使用者からの選択入力に応じて、記録するデータの送信機器を決定し、その装置との間に、DTV2に割り当てられたブロードキャスト接続のためのチャンネル(デフォルトチャンネル)を避けて、PtoP接続方式によるチャンネルを接続するようにしてもよい。
【0221】
図14、図15は、この実施の形態において、DVTR3、4における記録実行時の処理を具体的に説明するための図である。この図14、図15においても、実線矢印はブロードキャスト接続を示し、点線矢印はPtoP接続を示している。また、矢印の向きがデジタル・バス5の所定のチャンネルに向いている方が機器からのデータの出力(アウトプット)、矢印の向きが機器に向いている方が機器へのデータの入力(インプット)を示している。
【0222】
まず、図14の例から説明する。前述したように、この実施の形態においては、DTV2には、チャンネル63がブロードキャストイン接続するチャンネルであるデフォルトチャンネルとして割り当てられる。したがって、図14Aに示すように、IRD1は、チャンネル63にブロードキャストアウト接続してデータを送出することにより、IRD1からのデジタル信号をDTV2に供給し、DTV2は、IRD1からの信号に応じた映像を自己の表示素子に表示することができる。
【0223】
この図14Aの状態にあるときに、使用者によりDVTR3の「記録開始キー」が押下されると、DVTR3のコントロール部300は、図13に示した処理を実行する。そして、DVTR3のコントロール部300は、IEEE1394I/F回路34を制御して、デジタル・バス5に送出されているデータ(パケット)のヘッダ部の情報に基づいて、現在データをデジタル・バス5に送出している機器を、この例においてはIRD1を記録するデータの送信機器として決定する。
【0224】
そして、DVTR3のコントロール部300は、IEEE1394I/F回路34を制御して、図14Bに示すように、DTV2に割り当てられたデフォルトチャンネル以外のチャンネルに、IRD1との間でPtoP接続方式によりチャンネルを接続し、IRD1からのデータの記録を行うようにする。この例の場合には、IRD1とDVTR3との間においては、チャンネル62にPtoP接続方式によるチャンネルが接続される。
【0225】
このように、IRD1とDVTR3と間にPtoP接続方式で接続されるチャンネルは、DTV2に割り当てられたデフォルトチャンネルを避けて接続されるので、IRD2からのデータは、DTV2に供給される状態のままとなり、DTV2においてのIRD1からの映像データによる映像の再生が停止されることがない。
【0226】
そして、この実施の形態のDVTR3、4には、「モニタキー(モニタ釦スイッチ)」が設けられている。この「モニタキー」は、DVTR3、4において、記録しているデータのモニタを行いたい場合に押下するものである。そして、この「モニタキー」が押下されると、DVTR3、4のコントロール部300は、記録処理を実行したまま、図10を用いて前述した再生出力時の処理を行う。
【0227】
これにより、図14Cに示すように、DVTR3は、IRD1のoPCRのチャンネル63に対するブロードキャストアウト接続用のレジスタBCをクリアして、IRD1のチャンネル63に対するブロードキャストアウト接続を解除する。
【0228】
そして、DVTR3は、自らDTV2のデフォルトチャンネルであるチャンネル63にブロードキャストアウト接続して、記録中のデータをチャンネル63に送出する。このようにすることによって、使用者は、DVTR3において記録中のデータをDTV2を通じてモニタすることができる。
【0229】
また、この例の場合には、PtoP接続方式でチャンネルが接続されたIRD1で、例えば、電源断あるいは選局信号の切り換え、選択番組の切り換えなどの記録の対象となっているデータの送出の停止や変更が指示された場合には、IRD1がその指示に応じて動作する前に、記録の対象となっているデータの送出が停止されたり変更されることを使用者に警告するようにすることもできる。
【0230】
これは、記録の対象となっているデータの送信機器がIRD1の場合に限るものではなく、送信機器がDVTR3、4などの他の装置の場合にも同様に警告を行うことができる。これにより、データの送信機器の誤操作を防止し、目的とするデータを確実に記録することができる。
【0231】
次に、図15の例について説明する。この例の場合には、DVTR3が再生モードの状態にあり、図10を用いて前述した再生出力時の処理により、図15Aに示すように、DVTR3が、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストアウト接続するようにされている。これにより、DVTR3からの映像データが、DTV2に供給され、DTV2において、DVTR3からの映像データに応じた映像が表示するようにされている。
【0232】
この図15Aに示した状態にあるときに、使用者によりDVTR4の「記録開始キー」が押下されると、DVTR4は、図13を用いて前述した記録実行時の処理を行う。これにより、図15Bに示すように、DVTR4は、DTV2に割り当てられているデフォルトチャンネルを避けて、DVTR3との間にPtoP接続方式によりチャンネルを接続し、DVTR3からの映像データの記録を開始する。
【0233】
この図15Bの状態においては、DVTR3のDTV2のデフォルトチャンネルであるチャンネル63へのブロードキャストアウト接続は解除されないので、DVTR3からの映像データに応じた映像がDTV2を通じてモニタすることができる。
【0234】
そして、使用者によりDVTR4の前述した「モニタキー」が押下されると、DVTR4は、図15Cに示すように、記録処理を実行したまま、図10を用いて前述した再生出力時の処理を実行し、DVTR3のチャンネル63へのブロードキャストアウト接続を解除し、DVTR4が、DTV2のデフォルトチャンネルであるチャンネル63にブロードキャストアウト接続して、記録している映像データをこのチャンネル63に送出する。これにより、使用者は、DVTR4において記録されている映像データをDTV2を通じてモニタすることができるようにされる。
【0235】
そして、使用者が、DVTR4により記録している映像データは、後で見ることにし、現在放送中のデジタルテレビ放送番組を視聴したい場合がある。この実施の形態のIRD1は、例えば、「モニタ入力キー」などの操作釦スイッチが設けられており、この「モニタ入力キー」が押下された場合には、図10を用いて前述した再生出力時の処理を行うようにされている。
【0236】
したがって、図15Cに示す状態にあるときに、IRD1の「モニタ入力キー」が押下されることにより、IRD1は、前述した図10に示す処理を実行し、図15Dに示すように、DVTR4のチャンネル63へのブロードキャストアウト接続を解除する。
【0237】
そして、DTV2に割り当てられたデフォルトチャンネルであるチャンネル63にブロードキャストアウトキャスト接続して、デジタルテレビ放送番組の映像データをDTV2に供給する。これにより、DVTR3により再生された映像データをDVTR4がダビングする処理を実行しながら、IRD1からの映像データをDTV2で再生して見ることができる。
【0238】
このように、記録を行うときには、DTV2の割り当てられたデフォルトチャンネルを避けて、データを送信する送信機器と、そのデータを記録する記録装置との間にPtoP接続方式でチャンネルを接続することにより、他の機器によりデータの記録を邪魔されることなく記録を行うことができる。
【0239】
さらに、DTV2に割り当てられたデフォルトチャンネルは、ブロードキャスト接続方式でチャンネルを接続することができるので、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースが有する複数のチャンネルを効率よく使用し、デジタルコンテンツの利用環境をより便利なものとして整えることができる。
【0240】
[見て録機能実行時のチャンネル接続について]
また、前述したように、記録時においては、記録機器は、送信機器との間にPtoP接続方式でチャンネルを接続し、他の機器により邪魔されることなく送信機器からのデータを記録できるようにした。しかし、使用者が送信機器を変更した場合には、即座にその変更した送信機器からのデータを記録したい場合もある。
【0241】
ところが、送信機器と記録機器との間にPtoP接続方式でチャンネルを接続した場合には、まず記録機器において、一旦記録処理を停止させて、PtoP接続方式で接続したチャンネルを解放し(ステップ1)、送信機器を変更した後に(ステップ2)、再度記録機器において記録を開始させるようにしなければならない(ステップ3)。したがって、送信機器を変更して記録を開始させるまでに手間や時間が掛かる場合がある。
【0242】
そこで、この実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、この発明を利用することにより、送信機器を変更するだけで、記録機器に対しては何等の操作を行うことなく、変更された送信機器から送出されたデータを連続的に記録することができるようにしている。この機能は、DTV2に割り当てられたデフォルトチャンネルを用いることにより実現され、使用者が見ている映像の映像データをそのまま記録できるようにするもので、この明細書においては、見て録機能ということにする。
【0243】
図16は、この実施の形態において実現される見て録機能実行時の処理を説明するためのフローチャートである。この図16に示す処理は、記録機器において実行される処理であり、この実施の形態においては、DVTR3、4において実行される処理である。
【0244】
以下においては、DVTR3において見て録機能が実行された場合を例にして説明するが、DVTR4においても同様の処理を行うことができるようにされている。この実施の形態においては、DVTR3、4には、「見て録キー(見て録釦スイッチ)」が設けられている。使用者によりDVTR3の「見て録キー」が押下されると、DVTR3のコントロール部300は、図16に示す処理を実行する。
【0245】
まず、DVTR3のコントロール部300は、IEEE1394I/F回路34を制御して、デジタル・バスに接続された各電子機器のiPCR、oPCRを参照し、現在ブロードキャスト接続方式により接続されているチャンネルをサーチする(ステップS601)。
【0246】
このステップS601の処理は、ブロードキャスト接続方式により接続するためのチャンネルとして、モニタ装置に割り当てられたデフォルトチャンネルを検出する処理である。そして、DVTR3のコントロール部300は、検出したデフォルトチャンネルに処理が可能な信号(データ)が送出されているか否かを判断する(ステップS602)。
【0247】
ステップS602の判断処理において、検出したデフォルトチャンネルに処理が可能なデータがないと判断したときには、ステップS601からの処理を繰り返す。また、ステップS602の判断処理において、検出したチャンネルに処理が可能なデータがあると判断したときには、DVTR3のコントロール部300は、そのチャンネルにブロードキャストイン接続して(ステップS603)、そのチャンネルを通じて伝送されてくるデータの記録を実行する(ステップS604)。
【0248】
このように、DVTR3が、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストイン接続することにより、DTV2に供給されているデータと同じデータの記録を行うことができるとともに、DTV2のデータの再生を停止させることもない。また、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストアウト接続する機器を変更することにより、DTV2が再生する映像データとDVTR3が記録する映像データとを変更することができる。
【0249】
すなわち、DTV2を通じて映像をモニタしながら、その映像の映像データをDVTR3により記録することができるとともに、送信装置を変更するだけで、モニタする映像の映像データと、記録する映像データとを変更することができる。この場合、モニタする映像の映像データと、記録する映像データとは同じものである。
【0250】
なお、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストアウト接続する機器の変更は、前述もしたように、ブロードキャスト接続方式の場合、常に後からデフォルトチャンネルにデータを送出してきた装置からのデータが受け付けられる。したがって、目的とする機器において、再生出力を行うようにするだけで、デフォルトチャンネルにデータを送出する機器を手軽に変更することができる。
【0251】
図17は、この実施の形態において、DVTR3、4において実行される見て録機能実行時の処理を具体的に説明するための図である。この図17においても、実線矢印はブロードキャスト接続を示し、点線矢印はPtoP接続を示している。また、矢印の向きがデジタル・バス5の所定のチャンネルに向いている方が機器からのデータの出力(アウトプット)、矢印の向きが機器に向いている方が機器へのデータの入力(インプット)を示している。
【0252】
そして、図17Aに示すように、DTV2に割り当てられているデフォルトチャンネルであるチャンネル63に、DVTR3がブロードキャストアウト接続し、DVTR3からの再生出力をDTV2を通じてモニタしている。このとに、DVTR4が記録処理を開始すると、DVTR4は、DTV2のデフォルトチャンネル(チャンネル63)を避けて、DVTR3との間にPtoP接続方式でチャンネル(チャンネル62)を接続し、DVTR3からの再生出力の記録を開始する。
【0253】
この図17Aに示す状態にあるときに、使用者によりDVTR4の「見て録キー」が押下されると、DVTR4は、DVTR3との間にPtoP接続方式で接続したチャンネル62を解放し、図16に示した処理を実行する。そして、DVTR4は、図17Bに示すように、DTV2のデフォルトチャンネル(チャンネル63)にブロードキャストイン接続して、DVTR3からの再生出力の記録を続行する。
【0254】
このとき、DVTR3からの再生出力は、DTV2にもチャンネル63を通じて供給されるので、DVTR3からの再生出力をDTV2を通じてモニタすることができる。そして、使用者が、IRD1の「モニタ入力キー」を押下すると、IRD1は、前述した図10の再生出力時の処理を実行して、図17Cに示すように、DVTR3のチャンネル63へのブロードキャストアウト接続を解除し、自己が、チャンネル63にブロードキャストアウト接続して、チャンネル63にデータを送出する。
【0255】
これにより、DTV2、DVTR4には、IRD1からの映像データがチャンネル63を通じて供給される。そして、IRD1からの映像データをDTV2により再生してモニタすることができるとともに、そのIRD1からの映像データをDVTR4により記録媒体に記録することができる。
【0256】
このように、映像データの記録をも、DTV2に割り当てられたデフォルトチャンネルを通じて行うことにより、ブロードキャスト接続方式の機能を生かし、DTV2を通じてモニタする映像の映像データを、そのままDVTR4により記録することができる。そして、DTV2に映像データを供給する送信装置を変更した場合には、そのままDVTR4に映像データを供給する送信装置を変更することになる。したがって、DTV2を通じてモニタする映像データを、そのままDVTR4により記録することができる。
【0257】
[その他のチャンネル接続について]
[タイマー録画について]
また、タイマー録画の場合には、この場合にもデフォルトチャンネルを避けて、PtoP接続方式でチャンネルを接続するようにする。図18は、IRD1のタイマー録画機能を用いた場合のチャンネル接続について説明するための図である。
【0258】
図18Aに示すように、DTV2のデフォルトチャンネルであるチャンネル63に、DVTR3がブロードキャストアウト接続し、DTV2を通じてDVTR3からの再生出力をモニタしている場合に、図18Bに示すように、IRD1のタイマー録画機能が動作したとする。この場合には、IRD1は、DTV2にデフォルトチャンネルを避けて、PtoP接続方式によりチャンネルを接続し、記録を開始するようにする制御信号をデジタル・バス5を通じて、例えば使用者により指定されたDVTR4に送信する。
【0259】
DVTR4は、IRD1からの制御信号に応じて、図18Cに示すように、DTV2のデフォルトチャンネルであるチャンネル63を避けて、IRD1との間にPtoP接続方式でチャンネル(チャンネル62)を接続し、IRD1からの映像データの記録を開始する。
【0260】
そして、使用者がIRD1からの映像データをモニタする必要が生じた場合には、DVTR4の「モニタ入力キー」を押下することにより、DVTR4は、図10を用いて前述した再生出力時の処理を実行し、図18Dに示すように、DVTR3のDTV2のデフォルトチャンネルであるチャンネル63へのブロードキャストアウト接続を解除する。
【0261】
そして、DVTR4が、DTV2のデフォルトチャンネルであるチャンネル63にブロードキャストアウト接続して、記録している映像データをチャンネル63に送出する。これにより、DVTR4により記録している映像データをDTV2を通じてモニタすることができるようにされる。
【0262】
[IRDのデコード機能の利用について]
また、この実施の形態にIRD1は、デジタル・バス5を通じて供給を受けた映像データをデコードし、アナログ映像信号に変換して出力することができるようにされたものである。このデコード機能を用いる場合には、IRD1は、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストイン接続する。
【0263】
図19は、IRD1のデコード機能利用時のチャンネル接続について説明するための図である。図19Aに示すように、IRD1がDTV2にデフォルトチャンネルであるチャンネル63にブロードキャストアウト接続し、DTV2を通じてIRD1からの映像データをモニタしている。
【0264】
この図19Aの状態にあるときに、DVTR3が再生を実行すると、図19Bに示すように、DVTR3は、IRD1のチャンネル63へのブロードキャストアウト接続を解除し、自分がチャンネル63にブロードキャストアウト接続して、DTV2に再生出力を供給するようにする。
【0265】
この図19Bの状態にあるときに、IRD1の例えば「デコード機能キー」が押下されると、図19Cに示すように、IRD1は、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストイン接続して、DTV2に供給するようにされているDVTR3からの再生出力の供給を受けて、これをデコードし、アナログ信号に変換して出力する。
【0266】
このIRD1からのアナログ映像信号を図19Cに示すように、DTV2のアナログ入力端子を通じて供給することにより、DTV2は、DVTR3からの再生出力であって、IRD1においてデコードされアナログ信号に変換されたアナログ映像信号に応じた映像を再生する事ができるようにされる。
【0267】
このように、映像データの供給を受けることが可能な電子機器の場合には、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストイン接続することによって、DTV2に供給される映像データと同じ映像データの供給を受けて、これを処理することができる。
【0268】
[モニタ装置が複数台接続されている場合のチャンネル接続の例]
また、前述したように、デジタル・バス5に図20に示すように、モニタ装置であるDTVが2台接続されている場合には、図9のフローチャートを用いて前述したように、そのそれぞれのモニタ装置、この図20の場合にはDTV2と、DTV6とのそれぞれに、異なるデフォルトチャンネルを設定することができる。
【0269】
すなわち、この図20の例の場合には、DTV2には、チャンネル63がデフォルトチャンネルとして割り当てられ、DTV6には、チャンネル62がデフォルトチャンネルとして割り当てられている。そして、図20Aに示すように、IRD1が、DTV2のデフォルトチャンネルであるチャンネル63にブロードキャストアウト接続して、IRD1からの映像データをDTV2でモニタしている。
【0270】
この図20Aの状態にあるときに、DVTR3が、再生を行うようにした場合には、図9を用いて前述したように、DVTR3が、DTV6をモニタ装置として選択することにより、図20Bに示すように、DVTR3がDTV6のデフォルトチャンネルであるチャンネル62にブロードキャストアウト接続することにより、DTV6を通じて、DVTR3からの再生出力をモニタすることができる。つまり、同じデジタル・バス5に接続されたモニタ装置のそれぞれは、異なる送信装置からデータの供給を受けるようにして、他のモニタ装置とは独立に、自機の供給された映像データを再生することができる。
【0271】
また、この実施の形態のDTV2、6は、自己に割り当てられたデフォルトチャンネルを、例えば、使用者からの指示により変更することができるようにされている。例えば、DTV2に設けられた「チャンネル変更キー」が押下されると、DTV2は、自機に割り当てられたデフォルトチャンネルを変更する。
【0272】
このデフォルトチャンネルの変更は、自機のiPCRのブロードキャスト接続のためのフラグを他のチャンネルに変更したり、iPCRのブロードキャスト接続のためのフラグを追加するようにすることにより行う。具体的には、使用者により選択されたチャンネルを自己のデフォルトチャンネルにしたり、また、他のモニタ装置に割り当てられているデフォルトチャンネルを変更して、自機のデフォルトチャンネルとするなどのことができるようにされる。
【0273】
これにより、図20Cに示すように、DTV2は、自機に割り当てられたデフォルトチャンネルを、チャンネル63からチャンネル62に変更することにより、DTV2とDTV6とがともにDVTR3からの再生出力の供給を受けて、その映像データの映像を映出することができるようにされる。
【0274】
さらに、図20Cの状態にあるときに、DVTR4が記録処理を実行すると、図13を用いて前述した記録処理実行時の処理が行われ、図20Dに示すように、DVTR4は、モニタ装置に割り当てられているデフォルトチャンネルを避けて、DVTR3との間にPtoP接続方式によりチャンネルを接続し、DVTR3からの再生出力を記録媒体に記録することができる。
【0275】
そして、DVTR4において、「モニタ入力キー」が押下された場合には、図20Eに示すように、DVTR4は、自機が選択したモニタ装置であるDTV6に割り当てられているデフォルトチャンネル(チャンネル62)にデータを送出しているDVTR3のブロードキャストアウト接続を解除する。
【0276】
そして、DVTR4が、DTV6のデフォルトチャンネル(チャンネル62)にブロードキャストアウト接続して、記録している映像データをそのチャンネルに送出する。これにより、DVTR4により記録している映像データをDTV2、DTV6を通じてモニタすることができる。
【0277】
このように、デジタル・バス5に複数のモニタ装置が接続された場合であっても、各モニタ装置にデフォルトチャンネルを割り当てることにより、効率よくIEEE1394規格のデジタル・インターフェースが有する複数のチャンネルを効率よく使用し、より使い勝手のよいホームネットワークシステムを構築することができる。
【0278】
また、図21は、この実施の形態のホームネットワークシステムの各電子機器に電源が投入された直後のチャンネル接続について説明するための図である。図21に示すように、ホームネットワークシステムの各電子機器に電源が投入された場合、原則として各電子機器は、自機がデータを受信する受信装置(入力機器)となるように動作する。
【0279】
この実施の形態においては、図21Aに示すように、使用者の指示に応じてデータの記録処理などを行うことがないIRD1と、DTV2とは、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストイン接続して自機を受信装置となるように初期化する。そして、IRD1は、自機がブロードキャストイン接続したチャンネルにデータが存在しない場合には、図21Bに示すように、自機が送信装置(出力機器)となり、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストアウト接続してデータを送出する。
【0280】
このように、ホームネットワークシステムに接続された各機器を受信装置として動作させることにより、DTV2のデフォルトチャンネルにデータが送出されていた場合などにおいて、デフォルトチャンネルのデータの送出を停止させてしまうことを防止し、使用者の意図しない動作をさせないようにすることができる。
【0281】
なお、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースの場合、1つの送信機器との間に複数の受信機器が同じチャンネルにPtoP接続方式でチャンネルを接続するようにすることができる。図22は、1つの送信機器との間に複数の受信機器が同じチャンネルにPtoP接続方式でチャンネルを接続する場合について説明するための図である。
【0282】
図22に示すように、2つの受信機器のそれぞれが、自機のiPCRの目的とするチャンネルのPtoP接続のためのレジスタPtoPと、送信装置のoPCRの目的とするチャンネルのPtoP接続のためのレジスタPtoPとにフラグをたてるようにする。この場合、送信装置は、PtoP接続のためのフラグをたてる場合には、フラグをインクリメントするようにする。
【0283】
すなわち、2つの受信機器からPtoP接続方式でチャンネルを接続するように要求があった場合には、図22に示すように、送信機器のoPCRの目的とするチャンネルのPtoP接続のためのレジスタPtoPには、フラグ”2“がたつことになる。このように、PtoP接続のためのレジスタPtoPは、カウンタの構成とされている。
【0284】
この機能を用いることによって、例えば、前述した実施の形態において、DVTR3とDVTR4とが、DTV2のデフォルトチャンネルを避けて、IRD1との間にPtoP接続方式でチャンネルを接続し、IRD1から映像データの供給を受けて、それを記録するなどのことができるようにされる。
【0285】
このように、この実施の形態においては、IRD1の映像をDTV2で視聴しようとする場合、例えば、IRD1の電源を投入すると、IRD1は、DTV2にブロードキャスト接続のための割り当てられたチャンネルにブロードキャストアウト接続してデータを送出するので、DTV2側では使用者が何等操作をすることなくIRD1からのデータを再生して、視聴することができる。
【0286】
同様に、DVTR3に装填された記録媒体に記録されている映像データを再生して視聴しようとする場合には、例えば、DVTR3の「再生キー」を押下することにより、DVTR3は、DTV2にブロードキャスト接続のための割り当てられたチャンネルにブロードキャストアウト接続してデータを送出するので、「再生キー」の押下とほぼ同時に、DVTR3からの映像データをDTV2を通じて視聴することができるようにされる。もちろん、DVTR4についても同様である。
【0287】
また、IRD1からのデータをDTV2が受信している場合に、DVTR3、あるいは、DVTR4が、DTV2を通じて使用者が視聴しているデータを記録する場合には、その時点において、DTV2で視聴するようにしているIRD1から送出されたデータのヘッダ情報から、DVTR3、4は、データの送信元の機器が分かるので、その送信元の機器との間で、DTV2のデフォルトチャンネルを避けてPtoP接続方式でチャンネルを接続することにより、その送信機器が送信するデータをとぎれることなく記録することができる。
【0288】
また、DVTR3、DVTR4は、前述した「見て録キー」などのブロードキャストキャスト接続用の操作キーなどを操作することにより、PtoP接続方式でチャンネル接続を確立することなく、DTV2と同様に、DTV2のデフォルトチャンネルに対してブロードキャストキャストイン接続する。これにより、複雑な操作を行うことなく、信号の送信機器の変更によらず常にDTV2の表示素子に表示されている映像の映像データを記録するようにすることができる。
【0289】
なお、この実施の形態においては、記録機器に「見て録キー」などの専用キーを設けるようにしたが、これに限るものではなく、データの送信装置に「見て録キー」などの専用キーを設け、送信装置側から受信装置を制御するようにするようにしてもよい。
【0290】
さらに、タイマー録画や予約録画などと呼ばれるアプリケーションでは、予めデータの送信機器(出力機器)が特定されるので、DTV2で、その記録する信号を確認することなく、その送信機器と記録機器との間にPtoP接続方式によりチャンネルを接続して、他の機器に邪魔されることなく、送信機器からのデータを記録機器で記録することができる。
【0291】
この場合、録画内容を確認するには、例えば、送信機器に設けられる「モニタ入力キー」を押下することにより、その送信機器は、DTV2のデフォルトチャンネルにブロードキャストアウト接続して、録画している映像データと同一のデータを送出することにより、録画している映像データをDTV2を通じてモニタすることができる。
【0292】
また、DTV2に対しては、使用者は、送信装置の変更操作などの操作を一切行うことなく、データの送信機器に対する操作だけで、その送信装置からのデータを視聴することができる。
【0293】
また、前述の実施の形態においては、「記録開始キー」と「モニタキー」とは、別々の操作キーであるものとして説明した。しかし、これに限るものではない。例えば、「記録&モニタキー」を設け、このキーが押下された時には、デフォルトチャンネルを避けて、送信機器との間にPtoP接続方式でチャンネルを接続し、記録を行うとともに、モニタ装置のデフォルトチャンネルにブロードキャストアウト接続して、記録データのモニタを行うようにすることもできる。
【0294】
また、前述の実施の形態において、図9のフローチャートを用いて前述したように、モニタ装置のためにブロードキャスト接続によるチャンネルを確保する場合に、モニタ装置に設定されたデフォルトチャンネルが、モニタ装置が処理できないデータが送出されていたり、他の機器に割り当てられている場合には、デフォルトチャンネルを変更するようにした。これは、モニタ装置に対してデフォルトチャンネルを確保する場合の処理である。
【0295】
しかし、デフォルトチャンネルが設定された後に、モニタ装置が処理不能なデータをデジタル・バスに送出してくる場合もある。そこで、デジタル・バス5に接続される複数の電子機器のそれぞれが、モニタ装置のデフォルトチャンネルにモニタ装置が処理不能なデータを送出してきたか否かを監視するようにし、処理不能なデータが送出されたことを検知した機器が、デフォルトチャンネルや、その他使用されているチャンネルの変更を行うようにすることもできる。
【0296】
また、使用者からの指示応じて、モニタ装置の検出を行って、ブロードキャスト接続方式用の伝送路を確保するようにすることもできるし、使用者からの指示応じて、確保したブロードキャスト接続方式用の伝送路を変更するようにすることもできる。
【0297】
また、モニタ装置の検出およびブロードキャスト接続方式用の伝送路の確保の実行タイミングは、必要に応じて、適宜のタイミングで行うようにすることができる。予め決められた時刻に行うようにしたり、最初に電源が投入された装置が行うようにするなどのことができる。
【0298】
また、例えば、図11AのIRD1がチャンネル63にブロードキャストアウト接続する場合に、DTV2のデフォルトチャンネル以外のチャンネル、この例の場合には、IRD1からの点線矢印が示すように、チャンネル62を、他の機器からのPtoP接続要求に備えて、IRD1がPtoP接続に用いることを宣言するようにしてもよい。
【0299】
これにより、PtoP接続要求に対して即座に応答するようにすることができる。この場合には、IRD1が、PtoP接続要求がきたときには、チャンネル62を用いることを示す情報をIEEE1394I/F回路17のレジスタや、コントロール部100のメモリに保持するようにしておけばよい。
【0300】
また、前述の実施の形態において、機器の分類およびチャンネルの割り当て処理、再生出力時のチャンネル接続処理、記録実行時のチャンネル接続処理、見て録機能実行時のチャンネル接続処理は、それぞれの電子機器が有するIEEE1394I/F回路と、コントロール部とが協働することにより行うものとして説明した。しかし、これに限るものではない。
【0301】
例えば、それぞれの機器のIEEE1394I/F回路に、上述の各処理を行うための機能を搭載するようにしてもよい。また、IEEE1394I/F回路専用のコントローラを設け、そのコントローラとIEEE1394I/F回路とにより上述した各処理を行うようにすることもできる。
【0302】
また、前述した実施の形態においては、IRD、DTV、DVTRによりホームネットワークシステムを形成するようにしたが、これに限るものではない。例えば、DVD(デジタルビデオディスク)の再生装置や記録再生装置、あるいは、パーソナルコンピュータなどの各種の電子機器をデジタル・バスに接続して形成する情報伝送システムにこの発明を適用することができる。
【0303】
もちろん、データを送出したり、データを受信して処理する電子機器にこの発明による電子機器を適用することができる。また、デジタル・インターフェースも、IEEE1394規格のデジタル・インターフェースに限るものではなく、USB(ユニバーサルシリアルバス)などのデジタル・インターフェースを用いて形成する情報伝送システムにこの発明を適用することができる。
【0304】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、デジタル・インターフェースが提供する複数の伝送チャンネルを効率よく使用するとともに、ことなる接続方式を効果的に併用することによって、より使い勝手のよいデジタル・コンテンツの利用環境を整えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による情報伝送システムの一実施の形態が適用されたホームネットワークシステムを説明するための図である。
【図2】この発明による電子機器の一実施の形態が適用されたIRDについて説明するためのブロック図である。
【図3】この発明による電子機器の一実施の形態が適用されたDTVについて説明するためのブロック図である。
【図4】この発明による電子機器の一実施の形態が適用されたDVTRについて説明するためのブロック図である。
【図5】ブロードキャスト接続方式とoPCR、iPCRの使用を説明するための図である。
【図6】PtoP接続方式とoPCR、iPCRの使用を説明するための図である。
【図7】モニタ装置へのブロードキャスト接続のためのチャンネルの割り当てについて説明するための図である。
【図8】モニタ装置へのブロードキャスト接続のためのチャンネルの割り当てについて説明するための図である。
【図9】機器の分類とチャンネルの属性の割り当て処理について説明するためのフローチャートである。
【図10】データを出力する再生出力時に行われる処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】再生出力時の処理を具体的に説明するための図である。
【図12】再生出力時の処理を具体的に説明するための図である。
【図13】記録実行時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】記録実行時の処理を具体的に説明するための図である。
【図15】記録実行時の処理を具体的に説明するための図である。
【図16】見て録機能実行時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図17】見て録機能実行時の処理を具体的に説明するための図である。
【図18】IRD1のタイマー録画機能を用いた場合のチャンネル接続について説明するための図である。
【図19】IRD1のデコード機能利用時のチャンネル接続について説明するための図である。
【図20】モニタ装置が複数台接続されている場合のチャンネル接続について説明するための図である。
【図21】ホームネットワークシステムの各電子機器に電源が投入された直後のチャンネル接続について説明するための図である。
【図22】1台の送信装置と複数の受信装置との間に接続するPtoP接続方式のチャンネルについて説明するための図である。
【図23】IEEE1394規格のデジタル・インターフェースを用いた場合の従来のチャンネル接続について説明するための図である。
【符号の説明】
1…IRD、11…デジタルテレビ放送用の受信アンテナ、12…チューナ部、13…デ・スクランブル部、14…デ・マルチプレックス部、15…MPEGデコード部、16…D/A変換部、16a…アナログ出力端子、17…IEEE1394I/F回路、17d…デジタル入出力端子、100…コントロール部、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…CPUバス、110…リモコン信号受光部、111…リモートコマンダ111、2…DTV、21…アナログテレビ放送用のアンテナ、22…アナログテレビ放送用のチューナ部、23…映像信号処理部、24…セレクタ、25…IEEE1394I/F回路、26…デ・マルチプレックス部、27…MPEGデコード部、28…D/A変換部、29…表示回路、30…表示素子、200…コントロール部、201…CPU、202…ROM、203…RAM、204…CPUバス、210…リモコン信号受光部、211…リモートコマンダ、3、4…DVTR、31a…アナログ入力端子、31…A/D変換部、32…圧縮処理部、33…セレクタ、34d…デジタル入出力端子、34…IEEE1394I/F回路、35…記録処理部、36…再生処理部、37…デ・マルチプレックス部、38…MPEGデコード部、39…D/A変換部、39a…アナログ出力端子、300…コントロール部、301…CPU、302…ROM、303…RAM、304…CPUバス、310…リモコン信号受光部、311…リモートコマンダ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a transmission path utilization method in the case of transmitting data between electronic devices through a digital interface such as IEEE 1394 standard, an information transmission system using this method, and an electronic device used in this system.
[0002]
[Prior art]
In recent years, various digital contents have been provided in abundance through communication media such as broadcast media and the Internet, or through recording media such as DVDs (digital video discs). Along with this, various types of home use such as digital broadcast receivers called IRD (Integrated Receiver Decoder) with digital interface, DTV (Digital TV Receiver), DVTR (Digital Video Tape Recorder), etc. Digital audio-visual equipment (hereinafter referred to as digital AV equipment) has been provided.
[0003]
At home, various digital AV devices equipped with a digital interface are connected via a digital bus to form a so-called home network system, thereby expanding the range of use of digital content that has become abundantly provided. At the same time, it has become possible to provide an environment for using digital contents that is convenient for the user (user).
[0004]
There are various digital interfaces, but standardized by IEEE (American Institute of Electrical and Electronics Engineers) that can transmit digital video signals and digital audio signals that require real-time performance at high speed. The IEEE 1394 standard digital serial interface has attracted attention.
[0005]
The digital interface of the IEEE 1394 standard has a plurality of channels (transmission paths). like Has been. As a method for forming (connecting) a channel for transmitting data between electronic devices connected to the digital bus, a broadcast connection method and a point-to-point connection method (hereinafter referred to as PtoP connection). Two connection methods are prepared.
[0006]
The broadcast connection method broadens one output plug to one channel. Cast out Broad connection and tie one input plug to one channel Cast-in It consists of connections.
[0007]
In the case of broadcast connection, the electronic device that is the output source of data outputs (broadcasts) data to all electronic devices connected to the digital bus as the output destination. Cast out ) And the electronic device that wants to receive the data is broadcasting to the channel through which the data is transmitted. Cast-in By connecting, a channel is formed between the electronic devices, and data can be transmitted and received through this channel.
[0008]
And in the case of this broadcast connection method, it is already broad. Cast out Even if there is an electronic device that is connected and sending data, it will be broadcast to that channel later. Cast out Data transmission from the connected electronic device is permitted. In this case, broaden first Cast out Sending data from electronic devices that are connected and sending data is stopped. Cast out Data from connected electronic devices is transmitted through a digital bus.
[0009]
That is, for example, when an IRD, a digital monitor device, and a DVTR are connected to a digital bus of the IEEE 1394 standard, the digital monitor device passes through a channel formed by a broadcast connection with the IRD. When DVTR is receiving digital data from the DVTR Cast out When data is transmitted by connecting to the channel by connection, data transmission from the IDR is stopped, and data from the DVTR is supplied to the digital monitor device.
[0010]
In this case, the user does not perform any operation with respect to the digital monitor device. For example, the user can instruct the DVTR to reproduce the data recorded on the video tape, and can convert the data from the IRD. Instead, the data from the DVTR can be supplied to the digital monitor device.
[0011]
Therefore, in the above example, when the broadcast connection method is used, the user can perform the purpose without performing complicated operations on each of the IDR, digital monitor device, and DVTR connected to the digital bus. The data from the electronic device can be supplied to the digital monitor device.
[0012]
On the other hand, the PtoP connection method links one input plug and one output plug to one channel. Therefore, data can be transmitted only by an electronic device having a channel formed by PtoP connection, and an electronic device other than the electronic device connected by PtoP may send data to the channel later. The transmission of the data is not accepted on the channel.
[0013]
For example, as in the case of the above-described example, the IRD, the digital monitor device, and the DVTR are connected through a digital bus, and the digital monitor device forms data transmitted from the IRD by the PtoP connection method. DVTR is able to broadcast data, for example, when it is being fed through a designated channel Cast out Even if data is transmitted by connecting to the channel by connection, data transmission from the DVTR to the digital bus is not accepted, and transmission of data from the IRD to the digital monitor device is maintained.
[0014]
The proper use of the broadcast connection method and the PtoP connection method is determined in advance for each electronic device having a digital interface of the IEEE 1394 standard. That is, in each electronic device, it is determined in advance which connection method to use between the broadcast connection method and the PtoP connection method in accordance with a predetermined condition.
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when a plurality of electronic devices are connected to the IEEE 1394 standard digital bus, all of those electronic devices are broadcast-connected to the same channel on the IEEE 1394 standard digital bus to transmit data. In such a case, it is always permitted to send data from an electronic device that has sent data later. For this reason, there are cases where a plurality of channels of the digital interface of the IEEE 1394 standard cannot be effectively used.
[0016]
Therefore, when an electronic device connected to the digital bus transmits / receives data, a transmission / reception channel is preset for each device to prevent contention of channel usage and to efficiently use channels on the digital bus. A method is considered. The basic idea of this method is that a receiving device that receives data waits to receive data from a preset channel, and the transmitting device that transmits data does not designate the receiving device as the channel. Data can be transmitted and received statically by sending data to.
[0017]
In this method, a receiving device that is a data standby side and a transmitting device that is a data transmission side are defined by the IEEE 1394 standard or the standardized standard of IEC 61883-1, which is a digital serial interface standard. The channels are connected by the broadcast connection method described above.
[0018]
Therefore, even in this method, when the transmitting device is changed by a trigger such as a user operation, the transmitting device that newly transmits data transmits the data to the channel assigned to the target receiving device first. After stopping the transmission of data from the transmitting device that is transmitting, the own device broadcasts out to the channel and transmits the data.
[0019]
For this reason, in the receiving device, input data can be switched without any operation. Moreover, since a transmission / reception channel is assigned to each device for each channel, if a data transmission destination is different, a channel for transmitting data is also different, and a plurality of devices do not compete for one channel.
[0020]
However, as described above, in the case of recording data from a transmission device that transmits data by broadcast-out connection to a channel assigned to a target receiving device, for example, by a recording device such as a DVTR. The recording apparatus connects the channel based on the PtoP connection method by overlapping the channel that is already connected by the broadcast connection method and the transmission device transmits data.
[0021]
Thus, in the case of data recording, the channels are connected by the PtoP connection method. Unlike simply monitoring data, there are many cases where it is often desired to reliably record the target data on a recording medium, so the channel is connected by a PtoP connection method that does not take the channel by other electronic devices. In this way, certainty about recording can be secured.
[0022]
However, channels connected by the PtoP connection method cannot be used by other devices unless the receiving device connected to the channel releases it. Therefore, when the above-described method is applied to a home network system in which, for example, a DTV or a DVTR is connected through an
[0023]
For example, when the DTV is supplied with data through a broadcast connection channel assigned to itself, and the DVTR records the data, the broadcast connection channel assigned to the DTV is set to PtoP by the DVTR. It will be changed to the connected channel.
[0024]
In this case, even if the DTV tries to receive supply of output data from another device, the channel assigned to itself is used as a channel of the PtoP connection method by the DVTR. The output data to the DTV cannot be switched.
[0025]
That is, as shown in FIG. 23, for example, a channel of channel number (channel No.) 63 is assigned to the DTV, and for example, a channel of the PtoP connection method between the device K2 and the device K3. Is connected, a channel cannot be connected even if the device K1 connects a channel by the broadcast connection method and tries to send data. Further, even if the device K4 tries to connect the channel by the PtoP connection method, the channel cannot be connected.
[0026]
In this case, if the PtoP connection channel connected between the device K2 and the device K3 is not released, other devices cannot send data to the channel. Thus, when the broadcast connection method and the PtoP connection method are used together, all electronic devices connected to the
[0027]
Also, in the case of a broadcast connection type channel, as described above, the receiving device can be changed by changing the transmitting device that sends data to the channel without performing any operation on the receiving device. The data supplied to can be changed. On the other hand, when recording data, since the channel is connected by the PtoP connection method, the data supplied to the receiving device as the recording device can be changed simply by changing the transmitting device of the data supply source. I can't do that.
[0028]
In addition, in the case of the above-described method of assigning transmission / reception channels for each device, for example, when recording data from a transmitting device at a set time, such as timer recording or scheduled recording, a user, a DTV, etc. When data is transmitted and recorded through a channel that is not known by the monitor device, the user cannot know the information of the channel through which the data is transmitted.
[0029]
For this reason, the timer recording was performed because there was a plan to go out, but even if the user decided to go out and watched the recorded program, the channel through which the target program data was transmitted Since it is not known, there is a case where the program currently being recorded cannot be watched immediately.
[0030]
In view of the above, the present invention eliminates the above-described problems and efficiently uses a plurality of channels on the digital bus to provide a more convenient use environment for digital contents. It is an object to provide a method, an information transmission system to which the method is applied, and an electronic device used in the information transmission system.
[0031]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the transmission line utilization method of the invention according to
Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using a first connection method or a second connection method. A method of using the plurality of transmission paths of a bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
Among the plurality of electronic devices connected to the digital bus, data is received mainly through a first receiving device that receives data through a transmission path according to the first connection method, and mainly through a transmission path according to the second connection method. And the second receiving device that receives the
Based on the result of the classification, Some of the plurality of transmission lines are Used by the first receiving device The first connection method Assigned to the transmission line formed by The first connection method among the plurality of transmission lines Assigned to the transmission line formed by Other than the transmission line Used by the second receiving device Second connection method Transmission line formed by Split Hit .
[0032]
According to the transmission path utilization method of the first aspect of the present invention, for example, any one of the electronic devices connected to the digital bus causes each of the electronic devices connected to the digital bus to receive the first reception. It is classified into a device and a second receiving device. Then, some of the plurality of transmission lines on the digital bus are reserved for the first connection method, and other than the reserved transmission line for the first connection method is based on the second connection method. It is assigned to the transmission line.
[0033]
Thereby, it is possible to prevent the transmission line according to the first connection method and the transmission line according to the second connection method from being formed in the same transmission line. In addition, the first electronic device and the second electronic device can receive data through different transmission paths, so that a plurality of transmission paths of the digital bus can be used efficiently. .
[0034]
The transmission path utilization method of the invention described in
A plurality of transmission paths according to the first connection method are secured according to the number of the first receiving devices connected to the digital bus.
[0035]
According to the transmission path utilization method of the second aspect of the present invention, a transmission path according to the first connection method is secured according to the number of first receiving devices connected to the digital bus. As a result, it is possible to efficiently use a plurality of transmission paths on the digital bus without unnecessarily securing transmission paths according to the first connection method.
[0036]
The transmission line utilization method of the invention described in
When the first receiving device has a function capable of receiving data through another transmission path when receiving data through one transmission path, each transmission path that can be received In addition, a plurality of transmission paths are secured for the first connection method in accordance with the number of the first receiving devices obtained assuming that the first receiving device exists.
[0037]
According to the transmission path utilization method of the invention described in
[0038]
As described above, when the first receiving device can receive data simultaneously through a plurality of transmission paths, there is a first receiving apparatus for each number of receivable transmission paths. As a thing, the transmission line by the first connection method is secured.
[0039]
As a result, an appropriate number of transmission paths can be secured without a shortage of transmission paths using the first connection method secured in advance, and a plurality of transmission paths on the digital bus can be efficiently used. To be able to.
[0040]
Moreover, the transmission line utilization method of the invention described in
Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using a first connection method or a second connection method. A method of using the plurality of transmission paths of a bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
Among the plurality of electronic devices connected to the digital bus, data is received mainly through a first receiving device that receives data through a transmission path according to the first connection method, and mainly through a transmission path according to the second connection method. And the second receiving device that receives the
A transmission path according to the first connection method is assigned to each of the first receiving devices that mainly receive data through the transmission path according to the first connection method so as to correspond to the one-to-one correspondence. .
[0041]
According to the transmission path utilization method according to the fourth aspect of the present invention, a transmission path according to the first connection method corresponding to one-to-one is assigned to each of the first receiving devices. Thus, even when there are a plurality of first receiving devices, each of the plurality of first receiving devices can be used simultaneously and separately.
[0042]
Moreover, the transmission path utilization method of the invention described in
Each of the first receiving devices is preset with a transmission path according to the first connection method,
If it is detected that there is data that cannot be processed by the first receiving device in a preset transmission path of the first receiving device, the first receiving device A transmission path different from a preset transmission path is allocated.
[0043]
According to the transmission path utilization method according to
[0044]
As a result, data that cannot be processed is sent to the preset transmission path of the first receiving device, and even if it cannot be used, the first receiving device has other data according to the first connection method. By securing this transmission path, it is possible to prevent the first receiving device from being unusable.
[0045]
The transmission line utilization method according to the invention described in
When a transmission path to be allocated to the first receiving device is exclusively used by another electronic device, the transmission path to be allocated to the first receiving device is changed. .
[0046]
According to the transmission path utilization method of
[0047]
Thereby, even if the transmission path to be allocated to the first receiving device is already occupied by another device, by allocating the other transmission path to the first receiving device, It can be prevented that the first receiving device cannot be used.
[0048]
Moreover, the transmission line utilization method of the invention described in claim 7 is the transmission line utilization method according to
Each of the first receiving devices is preset with a transmission path according to the first connection method,
Refer to each setting information of the first receiving device connected to the digital bus,
If the transmission path to be assigned to the first receiving device has already been assigned to another electronic device, it is determined that the transmission channel is dedicated to the other electronic device, and the first The transmission path allocated to the receiving device is changed.
[0049]
According to the transmission path utilization method according to claim 7, a transmission path according to the first connection method is set in advance in the first receiving device, and the respective setting information of the first receiving device is referred to. Then, when the set transmission path is duplicated, the transmission path according to the first connection method assigned to the first receiving device is changed.
[0050]
As a result, even if the transmission path set in advance in the first receiving device overlaps with the transmission path set in the other first receiving device, this is corrected, In each case, a transmission path according to the first connection method can be secured.
[0051]
Further, the transmission line utilization method of the invention according to
The electronic device that has detected the necessity of securing the classification and transmission path of the first receiving device and the second electronic device is classified into the classification of the first receiving device and the second electronic device and securing the transmission path. It is characterized by performing.
[0052]
According to the transmission path utilization method of the eighth aspect, the transmission path according to the secured first connection method can be changed as necessary. As a result, the secured transmission path is changed when an electronic device that outputs data that cannot be processed by the first receiving device is connected or when there is a lot of noise in the secured transmission path. To be able to. Thereby, it is possible to always assign transmission capable of good communication to the first receiving device.
[0053]
The transmission line utilization method according to the ninth aspect of the invention is the transmission line utilization method according to the first, second, third, fourth, fifth, sixth, or seventh aspect. Because
The classification of the first receiving device and the second electronic device and the securing of the transmission path are performed by a predetermined electronic device among the electronic devices connected to the digital bus. When the determined electronic device detects the necessity of classifying the first receiving device and the second electronic device and securing a transmission path, the first receiving device and the second electronic device It is characterized by classifying and securing a transmission path.
[0054]
According to the transmission path utilization method of the ninth aspect, the classification of the equipment and the securing of the transmission path are performed by a predetermined electronic equipment among the electronic equipment connected to the digital bus. For example, a transmission device can be used efficiently by providing a control device for controlling an electronic device connected to the digital bus.
[0055]
Moreover, the transmission line utilization method of the invention described in
Classification of the first receiving device and the second electronic device and securing of a transmission path when it is detected that the electronic device is attached to the digital bus or the electronic device is removed from the digital bus. It is judged that there is a necessity, and the first receiving device and the second electronic device are classified and a transmission path is secured.
[0056]
According to the transmission line utilization method of the invention described in
[0057]
Moreover, the transmission line utilization method of
When there is an instruction from a user, it is determined that there is a need to classify the first receiving device and the second electronic device and secure a transmission path, and the first receiving device and the second electronic device It is characterized by classifying electronic devices and securing transmission paths.
[0058]
According to the transmission line utilization method of the eleventh aspect, the first receiving device and the second electronic device are classified and the transmission line is secured even in response to an instruction from the user. . As a result, when the user determines that it is necessary, the equipment can be classified and the transmission path can be secured. Therefore, the transmission path using the first connection method can be secured at an appropriate time. To be done.
[0059]
The transmission line utilization method according to the twelfth aspect is the first, second, third, fourth, fifth, sixth, seventh, eighth, and eighth aspects. 9. A transmission line utilization method according to
The second receiving device is
When receiving data from a target electronic device connected to the digital bus, transmission by the second connection method is avoided, avoiding a transmission line secured as a transmission line by the first connection method. Form a path, receive data supply through the transmission path,
When receiving the data transmitted through the transmission line according to the first connection method of the digital bus, the data is supplied by connecting to the transmission line according to the first connection method used for data transmission. It is characterized by receiving.
[0060]
According to the transmission path utilization method of the twelfth aspect, when the second receiving device is to receive data from the target electronic device, the second receiver is secured. In addition, the transmission path for the first connection method is avoided, and the transmission path is formed between the target electronic device and the second connection system. In addition, it is possible to connect to a transmission line according to the first connection method and receive data transmitted through the transmission line according to the first connection method.
[0061]
As a result, a plurality of transmission paths of the digital bus can be efficiently used, and data can be received through the transmission path according to the first connection method and the transmission path according to the second connection method.
[0062]
A transmission line utilization method according to the invention described in
When the second receiving device is to receive data transmitted through the transmission line according to the first connection method through the transmission line according to the second connection method, the first connection device The output source of the data transmitted through the transmission path by the method is specified as the target electronic device that supplies data to the own device, and the transmission path by the second connection method with the specified electronic device It is characterized by forming.
[0063]
According to the transmission path utilization method of the invention described in
[0064]
As a result, the same data as the data supplied to the first receiving device can be received and processed by the second receiving device through the transmission path according to the second connection method.
[0065]
Moreover, the transmission line utilization method of the invention of
The second receiving device selects an electronic device as an output source from the plurality of electronic devices connected to the digital bus when receiving data from the target electronic device. Accepting a selection input from a user to identify the target electronic device that supplies data to the own device in accordance with the selection input, and the second connection with the identified electronic device It is characterized by forming a transmission line by a method.
[0066]
According to the transmission path utilization method of the fourteenth aspect of the invention, the transmitting device that supplies data to the second receiving device is selected by the user of the second receiving device. As a result, the second receiving device can receive the supply of data by forming a transmission path according to the second connection method with the device according to the instruction of the user.
[0067]
Further, the transmission line utilization method of the invention according to
The sending device, which is an electronic device that sends data to the digital bus,
It is possible to send data in a mode in which data is sent through both the transmission line connected by the first connection method and the transmission line connected by the second connection method.
[0068]
According to the transmission line utilization method of the fifteenth aspect, the transmission device that sends data to the digital bus transmits data to both the transmission line of the first connection method and the transmission line of the second connection method. Data can be sent simultaneously, and data is sent simultaneously through both the transmission line of the first connection method and the transmission line of the second connection method in accordance with an instruction from the user or an instruction from the receiving device. To be able to.
[0069]
As a result, it is possible to selectively use the transmission line according to the first connection method and the transmission line according to the second connection method, and to use the transmission line according to the first connection method and the transmission line according to the second connection method together. Thus, a plurality of transmission paths on the digital bus can be used efficiently.
[0070]
Further, the transmission line utilization method of the invention according to
The sending device, which is an electronic device that sends data to the digital bus,
When receiving an instruction input from the user to send data to the transmission line connected by the first connection method, the data is transmitted by connecting to the secured transmission line by the first connection method. It is characterized by doing.
[0071]
According to the transmission path utilization method of the sixteenth aspect, the transmission device outputs data to the transmission path of the first connection method when receiving an instruction from the user. As a result, the user can always send data from the transmitting device to the transmission path according to the first connection method.
[0072]
Further, the transmission line utilization method of the invention of
When the electronic device connected to the digital bus detects the necessity for changing the transmission path according to the secured first connection method, the electronic device changes the secured transmission path according to the first connection method. It is characterized by.
[0073]
According to the transmission line utilization method of
[0074]
The transmission path utilization method according to claim 18 is the transmission path utilization method according to
When the electronic device connected to the digital bus detects that data that cannot be processed by the first receiving device is sent to the transmission path according to the secured first connection method Is characterized in that the transmission path according to the secured first connection method is changed.
[0075]
According to the transmission line utilization method of claim 18, when it is detected that data that cannot be processed by the first receiving device is transmitted to the transmission line reserved for the first connection method. The secured transmission path is changed. Accordingly, it is possible to efficiently use the transmission path and prevent the electronic apparatus from being used because the transmission path cannot be used.
[0076]
The transmission line utilization method according to claim 19 is the transmission line utilization method according to claim 17 or claim 18, wherein
The electronic device connected to the digital bus has the first reserved for the first receiving device when the user instructs to change the transmission path according to the secured first connection method. The transmission path according to the connection method is changed.
[0077]
According to the transmission line utilization method of the nineteenth aspect, when the instruction is given by the user, the reserved transmission line is changed. As a result, the user can use the plurality of transmission paths of the digital bus properly, and can use the plurality of transmission paths flexibly and efficiently.
[0078]
Further, the transmission line utilization method according to claim 20 is the method according to
[0079]
In the transmission path utilization method according to claim 20, the digital bus is an
[0080]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a transmission line utilization method, an information transmission system, and an electronic device according to the present invention will be described with reference to the drawings. In the embodiments described below, the transmission path utilization method, information transmission system, and electronic device according to the present invention are applied to a home network system formed by connecting digital AV
[0081]
[About home network system]
FIG. 1 is a diagram for explaining a home network system according to this embodiment. As shown in FIG. 1, the home network system of this embodiment includes an IRD (Integrated Receiver Decoder) 1, a DTV (Digital Television Receiver) 2, a DVTR (Digital VTR) 3 having an IEEE1394 standard digital interface. 4 are connected through a
[0082]
The digital interface of the
[0083]
For example, various control data and the like are transmitted by an asynchronous communication method. In addition, data requiring real-time properties such as video data and audio data is transmitted by an isochronous communication method. In addition, the digital interface of the
[0084]
[About IRD]
Next, each of the digital AV devices constituting the home network system of this embodiment will be described. Each of the AV devices described below can process an audio signal as well as a video signal, but the description of the audio system is omitted for the sake of simplicity.
[0085]
FIG. 2 is a diagram for explaining the
[0086]
As shown in FIG. 2, the
[0087]
The
[0088]
The digital television broadcast signal received by the receiving
[0089]
The descrambling
[0090]
The
[0091]
The
[0092]
The analog video signal output through the analog output terminal 16a is supplied to and used for various electronic devices such as a television receiver having an analog input terminal and a recording device such as a DVTR.
[0093]
On the other hand, the IEEE 1394 I /
[0094]
Further, the IEEE 1394 I /
[0095]
The IEEE 1394 I /
[0096]
[About DTV]
Next, the
[0097]
The
[0098]
The analog television broadcast signal received by the receiving
[0099]
The video
[0100]
In this embodiment, the video
[0101]
On the other hand, the IEEE 1394 I /
[0102]
The IEEE 1394 I /
[0103]
However, the
[0104]
The IEEE 1394 I /
[0105]
The
[0106]
The
[0107]
The
[0108]
The analog video signal output from the
[0109]
[About DVTR]
Next, the
[0110]
As shown in FIG. 4, the
[0111]
The
[0112]
The
[0113]
First, the recording function of the
[0114]
When the analog video signal supplied through the analog input terminal 31a is selected by the user and recording of the analog video signal is instructed, the
[0115]
The A /
[0116]
As described above, the
[0117]
The
[0118]
Similarly, when the digital video data supplied through the digital input /
[0119]
Then, as described above, the
[0120]
Then, as described above, the
[0121]
As described above, the
[0122]
Next, the playback function of the
[0123]
When the digital signal supplied to the
[0124]
The
[0125]
On the other hand, the IEEE 1394 I /
[0126]
As described above, the
[0127]
Note that the IEEE 1394 I /
[0128]
Also, the IEEE 1394 I /
[0129]
The IEEE 1394 I /
[0130]
[About oPCR and iPCR]
FIG. 5 and FIG. 6 are diagrams for explaining a register provided in an IEEE 1394 I / F circuit of each electronic device connected through a digital interface of the
[0131]
As shown in FIG. 5 and FIG. 6, each electronic device connected through a digital interface of the
[0132]
Therefore, the
[0133]
Then, the transmitting device and the receiving device are connected to a predetermined channel, for example, No. When the broadcast connection is made through the
[0134]
As a result, the transmitting device is No. The broadcast-out connection is made to channel 63 and data is transmitted. Broadcast-in connection is made to 63 channels and data transmitted isochronously through the channels is received.
[0135]
And this No. Other transmitting devices that are trying to send data to the
[0136]
On the other hand, no. When a channel is connected to the 63 channel by the PtoP connection method, the receiving device requests the transmitting device to connect the channel by the PtoP connection. Then, as shown in FIG. In the oPCR of 63 channels, a flag is set in the PtoP register PtoP. The receiving device is No. In the 63 iPCR, a flag is set in the PtoP register PtoP.
[0137]
As a result, as shown in FIG. 6, a channel is connected between the transmitting device and the receiving device by the PtoP connection method, and data can be transmitted. In the case of the PtoP connection method, since only the receiving device that has requested PtoP connection can clear the oPCR flag of the transmitting device, unless the data transmission through the PtoP connected channel is completed, Other devices cannot output data to that channel.
[0138]
[Assignment of device classification and channel attribute]
In this embodiment, any one of the electronic devices constituting the home network system is connected to the
[0139]
In this embodiment, a monitor device that receives a digital video signal exclusively from another electronic device such as a DTV and provides it to a user mainly transmits data through a channel connected by a broadcast connection method. The first electronic device that receives the supply is assumed.
[0140]
In this embodiment, for example, an electronic device that detects an increase or decrease in the number of devices connected to the
[0141]
In this case, whether the device is a monitor device is, for example, a device including a monitor subunit (Monitor Sub-unit) defined by an AV / C (Audio / Video Control) command defined in the digital interface of the
[0142]
Then, the device that executes the classification secures in advance a channel to be connected by the broadcast connection method based on the classification result of the device connected to the
[0143]
7 and 8 are diagrams for explaining device classification and channel attribute assignment. In this embodiment, as described above, the device that executes the classification makes an inquiry to each device connected to the
[0144]
In FIG. 7, two
[0145]
As described above, in this embodiment, one broadcast channel is assigned to a monitor device having a connection terminal of a digital interface of the
[0146]
In the following description, the channel No. 63 is simply referred to as the
[0147]
By the way, in the DTV, two video signals such as a so-called two-screen function and a PinP (picture-in-picture) function are processed independently, and each of the videos corresponding to the two video signals is displayed on the display screen of the DTV. Have a function of displaying by changing the display area or displaying the other video on a part of one video.
[0148]
In this case, since two video signals can be processed independently and simultaneously even with one DTV, there are logically two monitor devices. As described above, when the monitor apparatus can process a plurality of input signals at the same time, another broadcast channel is allocated accordingly.
[0149]
That is, as shown in FIG. 8, when the DTV 53 has a so-called two-screen function, each of the first signal processing system (MON1) and the second signal processing system (MON2) Assign broadcast channels independently. In the case of the example shown in FIG. 8, the
[0150]
As described above, even if one monitor device is physically a monitor device having a function of simultaneously processing input of information signals such as a plurality of video signals, the number of monitor devices logically present. Allocating broadcast channels in consideration of
[0151]
In order to be able to determine whether or not it has a function of simultaneously processing a plurality of information signal inputs, a monitor device having a function of simultaneously processing a plurality of information signal inputs includes monitor subs as many as the number of functions. Unit information may be included, or information indicating that the monitor subunit is a device having a function of simultaneously processing a plurality of information signal inputs may be included. Of course, it may be determined whether or not the monitor device has a function of simultaneously processing a plurality of information signal inputs based on other information that can be inquired through the digital interface of the
[0152]
Broadcast channels are assigned to monitor devices such as DTVs in a register (broadcast connection register) BC used when performing broadcast connection of channels assigned to the own device in the iPCR included in the IEEE 1394 I / F circuit of each monitor device. Flag “1”. As a result, the monitor device waits for data input through the broadcast channel assigned to the own device.
[0153]
Of course, when each of the monitor devices holds the channel No. of the broadcast channel assigned to the own device in a memory such as a RAM of the control unit and actually performs the broadcast connection, the broadcast connection of the iPCR of that channel is performed. It is also possible to set the flag “1” in the register BC.
[0154]
As described above, in this embodiment, the electronic device that is the device that executes the classification classifies the monitor device and the other devices, and assigns a different broadcast channel to each of the monitor devices. Yes. In the
[0155]
Therefore, by assigning a different broadcast channel to each monitor device, in the home network system, for each of a plurality of transmission channels that can be used in the digital interface of the
[0156]
[Operations when assigning device classification and channel attributes]
Next, in this embodiment, the classification and channel attributes of the device performed by the device that first detects the increase or decrease in the number of devices connected to the
[0157]
In the following description, it is assumed that a device that detects an increase / decrease in the number of devices connected to the
[0158]
Then, the device that detects the increase / decrease in the number of connected devices to the
[0159]
In the
[0160]
If it is determined in step S101 that the monitor device is not connected, in this embodiment, the processing shown in FIG. 9 ends. However, when it is determined in step S101 that the monitor device is connected, the
[0161]
The
[0162]
For the default channel, a manufacturer's side of each electronic device sets, for example, a channel determined for each electronic device at the time of manufacture as a channel to which the device is broadcast-in connected.
[0163]
In this embodiment, as shown in FIG. 1, only the
[0164]
Then, the
[0165]
Then, the
[0166]
When it is determined in the determination process of step S107 that the default channel of the monitor device is already in use, or in the determination process of step S108, the default channel of the monitor device is assigned to another electronic device and is already occupied. If it is determined, the
[0167]
In this embodiment, the change of the default channel (change of the assigned channel) is performed by detecting whether or not a channel whose channel number is one smaller than the default channel is vacant. change. If it is not available, the channel number is further reduced by one to check the available space.
[0168]
As described above, in this embodiment, the channel No. is shifted one by one to detect an empty channel and change it to the empty channel. Here, as described above, the empty channel is a channel that is not in use (no data is transmitted) and is not assigned to another electronic device.
[0169]
In step S110, the flag of the register BC corresponding to the default channel before the change is cleared in the iPCR of the IEEE 1394 I / F circuit of the monitor device, and the flag is set in the register BC corresponding to the default channel after the change. You can.
[0170]
If it is determined in step S108 that the default channel of the monitor device is not occupied by another electronic device, it is not necessary to change the default channel, and the process proceeds to step S111. Become.
[0171]
When the assignment of the default channel in step S110 is completed, and in the determination process in step S108, when it is determined that the default channel of the monitor device is not occupied by another electronic device, the
[0172]
If it is determined in step S111 that there is a monitor device that has not been assigned a default channel, the processing from step S103 is performed on the monitor device that has not been assigned a default channel. If it is determined in step S111 that there is no monitor device that has not yet been assigned a default channel, assignment of the default channel, which is a channel connected to each monitor device by the broadcast connection method, has been completed. Then, the process shown in FIG.
[0173]
In this embodiment, as shown in FIG. 1, since only the
[0174]
The
[0175]
Note that, as described above, a channel having a predetermined channel No., for example,
[0176]
In this embodiment, the case where the
[0177]
Therefore, in this embodiment, not only the
[0178]
Further, the device classification and channel attribute assignment processing shown in FIG. 9 can be performed at a predetermined timing, for example, when an instruction from the user is given.
[0179]
Here, as described above with reference to FIGS. 7 and 8, when the monitor device can simultaneously process a plurality of input signals for each of the monitor devices, A different channel is assigned to each function that processes the. However, it is not limited to this.
[0180]
When there are a plurality of monitor devices, the number of assigned channels may be changed according to the number of monitor devices, for example, one channel is assigned to two devices. Then, the monitor device may select which channel is used. However, as described above, by assigning different channels independently to each of the monitor devices, even if a plurality of monitor devices are used at the same time, they can be used without any limitation. So convenient.
[0181]
Further, here, the
[0182]
And, in this way, broadcast-in to the monitor device Connecting By allocating channels (default channels) in advance, as described below, when data is output from IRD1, data is output from DVTR3, 4, or DVTR3, 4 is supplied with data. When recording, a channel that can be used in the digital interface of the
[0183]
[About channel connection during playback output]
As described above, in this embodiment, the
[0184]
On the other hand, an electronic device that is a transmission source of main information data such as video data and audio data such as IRD1 and DVTR3 and 4 is assigned to DTV2 at the time of reproduction output in which data is output from its own device. Broadcast out connection to the channel and output data.
[0185]
FIG. 10 is a flowchart for explaining processing performed at the time of reproduction output for outputting data in each of IRD1, DVTR3, and DVTR4. The processing shown in FIG. 10 is performed in the transmitting device (output device) that transmits the data when the power is turned on in the
[0186]
In FIG. 10, step S301 surrounded by a double line indicates that the process is performed by the user. In the description of the processing shown in FIG. 10, the case where the
[0187]
When a “playback key” of the
[0188]
Then, the
[0189]
If it is determined in step S202 that there are a plurality of monitor devices, the
[0190]
In response to the notification in step S203, the user performs selection input of the monitor device through the
[0191]
Then, the
[0192]
In this case, by checking the header part of each packet sent to the digital bus and checking the SID (device ID) of the packet whose channel number is 63, the transmitting device sending data to the
[0193]
Then, the
[0194]
If it is determined in step S206 that there is a transmitting device transmitting data to the default channel of DTV2, broadcast connection of
[0195]
Then, the IEEE 1394 I /
[0196]
As described above, in the home network system of this embodiment, when data is to be transmitted to the monitor device, the channel assigned to the target monitor device is specified and connected to the channel by the broadcast connection method. And send the data.
[0197]
Therefore, even if there is a transmitting device that already supplies data to the monitor device on the data receiving side, after sending data from the transmitting device is stopped, the data is transmitted later. Devices can send data.
[0198]
In other words, taking advantage of the characteristics of the broadcast connection method that always allows the transmission of data later, the monitor device is supplied to the monitor device by simply changing the transmitting device that sends the data without performing any operation on the monitor device. You will be able to change the data you want.
[0199]
Therefore, when the digital video signal is simply played back and used for monitoring, the channels corresponding to the digital video signals from a plurality of transmitting devices can be easily obtained by connecting the channels using the broadcast connection method instead of the PtoP connection method. It is made possible to switch to and view.
[0200]
FIG. 11 and FIG. 12 are diagrams for specifically explaining processing at the time of reproduction output in the
[0201]
As described above, in this embodiment, the
[0202]
When the “playback key” of the
[0203]
Similarly, as shown in FIG. 12A, the
[0204]
When the power of the
[0205]
In this way, the video displayed on the display screen of the
[0206]
In this embodiment, when a plurality of monitor devices are connected to the
[0207]
For example, a monitor device that transmits data to the
[0208]
[About channel connection during recording]
In this embodiment, when the
[0209]
FIG. 13 is a flowchart for explaining processing at the time of recording in which data supplied through the
[0210]
When the
[0211]
Thus, in this embodiment, the
[0212]
The
[0213]
In this way, after a channel is connected to the target transmission device by the PtoP connection method, data transmitted through the connected channel is received, and recording processing is started (step S403).
[0214]
As a result, the data from the transmitting device is reliably transferred to the
[0215]
In addition, as will be described later, the channel of the PtoP connection method is connected avoiding the channel (default channel) assigned to the
[0216]
In this example, when the
[0217]
That is, when the “recording start key” of the
[0218]
Specifically, when viewed from the
[0219]
In response to this, the user performs selection input of the transmission device through the
[0220]
Thus, according to the selection input from the user, the data transmission device to be recorded is determined, and the device Between In addition, the channel for the broadcast connection (default channel) assigned to the
[0221]
FIG. 14 and FIG. 15 are diagrams for specifically explaining processing at the time of recording in the
[0222]
First, the example of FIG. 14 will be described. As described above, in this embodiment, the
[0223]
In the state of FIG. 14A, when the “recording start key” of the
[0224]
Then, the
[0225]
As described above, since the channel connected between the IRD1 and the DVTR3 by the PtoP connection method is connected avoiding the default channel assigned to the DTV2, the data from the IRD2 remains supplied to the DTV2. The reproduction of the video by the video data from the
[0226]
The
[0227]
As a result, as shown in FIG. 14C, the
[0228]
Then, the
[0229]
In the case of this example, the transmission of the data to be recorded is stopped by the
[0230]
This is not limited to the case where the data transmission device to be recorded is the
[0231]
Next, the example of FIG. 15 will be described. In this example, the
[0232]
In the state shown in FIG. 15A, when the “recording start key” of the
[0233]
In the state of FIG. 15B, the broadcast-out connection to the
[0234]
When the above-described “monitor key” of the
[0235]
The user may want to watch the video data recorded by the
[0236]
Therefore, when the “monitor input key” of the
[0237]
Then, broadcast outcast connection is made to channel 63, which is the default channel assigned to DTV2, and video data of a digital television broadcast program is supplied to DTV2. Thus, the video data from the
[0238]
In this way, when recording, avoiding the default channel assigned to the
[0239]
Furthermore, since the default channel assigned to the
[0240]
[About channel connection when executing the record function]
Further, as described above, at the time of recording, the recording device connects the channel with the transmitting device by the PtoP connection method so that the data from the transmitting device can be recorded without being disturbed by other devices. did. However, when the user changes the transmitting device, it may be desired to immediately record data from the changed transmitting device.
[0241]
However, when a channel is connected between the transmitting device and the recording device by the PtoP connection method, the recording device first stops the recording process and releases the channel connected by the PtoP connection method (step 1). After changing the transmission device (step 2), the recording device must start recording again (step 3). Therefore, it may take time and effort to change the transmitting device and start recording.
[0242]
Therefore, in the home network system according to the present embodiment, by using the present invention, the transmission device can be transmitted from the changed transmission device without performing any operation on the recording device only by changing the transmission device. The recorded data can be recorded continuously. This function is realized by using the default channel assigned to the
[0243]
FIG. 16 is a flow chart for explaining the processing at the time of executing the recording function realized in this embodiment. The process shown in FIG. 16 is a process executed in the recording device. In this embodiment, the process is executed in the
[0244]
In the following, a case where the recording function is executed as viewed in the
[0245]
First, the
[0246]
The process of step S601 is a process of detecting a default channel assigned to the monitor device as a channel for connection by the broadcast connection method. Then, the
[0247]
If it is determined in the determination process in step S602 that there is no processable data in the detected default channel, the process from step S601 is repeated. If it is determined in step S602 that there is data that can be processed in the detected channel, the
[0248]
As described above, the
[0249]
That is, the video data of the video can be recorded by the
[0250]
As described above, in the case of the broadcast connection method, the change of the device that is broadcast-out connected to the default channel of the
[0251]
FIG. 17 is a diagram for specifically explaining the processing at the time of executing the recording function executed in the
[0252]
As shown in FIG. 17A, the
[0253]
In the state shown in FIG. 17A, when the user presses the “watch and record key” of the
[0254]
At this time, the playback output from the
[0255]
Thereby, the video data from the
[0256]
As described above, video data can also be recorded through the default channel assigned to the
[0257]
[Other channel connections]
[About timer recording]
Also, timer recording In this case also Avoid the default channel and connect the channel using the PtoP connection method. FIG. 18 is a diagram for explaining channel connection when the timer recording function of the
[0258]
As shown in FIG. 18A, when DVTR3 is broadcast-out connected to channel 63, which is the default channel of DTV2, and playback output from DVTR3 is monitored through DTV2, timer recording of IRD1 is performed as shown in FIG. 18B. Suppose the function works. In this case, the
[0259]
As shown in FIG. 18C, the
[0260]
When the user needs to monitor the video data from the
[0261]
Then, the
[0262]
[Use of IRD decoding function]
In this embodiment, the
[0263]
FIG. 19 is a diagram for explaining channel connection when the decoding function of the
[0264]
This FIG. 19A of When the
[0265]
In the state of FIG. 19B, when the “decode function key” of the
[0266]
By supplying the analog video signal from the IRD1 through the analog input terminal of the DTV2 as shown in FIG. 19C, the DTV2 is a reproduction output from the DVTR3 and is decoded by the IRD1 and converted into an analog signal. The video corresponding to the signal can be reproduced.
[0267]
In this way, we are supplied with video data Can In the case of a possible electronic device, the same video data as the video data supplied to the
[0268]
[Example of channel connection when multiple monitoring devices are connected]
Further, as described above, when two DTVs as monitor devices are connected to the
[0269]
That is, in the example of FIG. 20, the
[0270]
In the state of FIG. 20A, when the
[0271]
Further, the
[0272]
The default channel is changed by changing the flag for iPCR broadcast connection to another channel or adding a flag for iPCR broadcast connection. Specifically, the channel selected by the user can be set as its own default channel or assigned to another monitor device. Has been The default channel can be changed to be the default channel of the own device.
[0273]
As a result, as shown in FIG. 20C, the
[0274]
Further, when the
[0275]
When the “monitor input key” is pressed in the
[0276]
Then, the
[0277]
As described above, even when a plurality of monitor devices are connected to the
[0278]
FIG. 21 is a diagram for explaining channel connection immediately after power is supplied to each electronic device of the home network system of this embodiment. As shown in FIG. 21, when power is supplied to each electronic device of the home network system, each electronic device operates as a receiving device (input device) that receives data in principle.
[0279]
In this embodiment, as shown in FIG. 21A, IRD1 and DTV2, which do not perform data recording processing in response to a user's instruction, are broadcast-in connected to the default channel of DTV2, and their own devices are connected. Is initialized to be a receiving device. When there is no data in the channel to which the
[0280]
As described above, by operating each device connected to the home network system as a receiving device, when data is transmitted to the default channel of the
[0281]
In the case of a digital interface conforming to the
[0282]
As shown in FIG. 22, each of the two receiving devices has a register PtoP for the PtoP connection of the target channel of its own iPCR and a register for the PtoP connection of the target channel of the oPCR of the transmitting device. A flag is set to PtoP. In this case, the transmission apparatus increments the flag when setting a flag for PtoP connection.
[0283]
In other words, when there is a request from the two receiving devices to connect the channels using the PtoP connection method, as shown in FIG. 22, the register PtoP for the PtoP connection of the channel intended for the oPCR of the transmitting device is stored. Will be flagged "2". As described above, the register PtoP for PtoP connection has a counter configuration.
[0284]
By using this function, for example, in the above-described embodiment, DVTR3 and DVTR4 connect channels with IRD1 by avoiding the default channel of DTV2, and supply video data from IRD1. You will be able to record it and so on.
[0285]
As described above, in this embodiment, when IRD1 video is to be viewed on the DTV2, for example, when the IRD1 is turned on, the IRD1 is connected to the DTV2 for broadcast connection to the assigned channel for broadcast connection. Since the data is transmitted, the data from the
[0286]
Similarly, when video data recorded on a recording medium loaded in the
[0287]
Further, when the data from the
[0288]
Further, the DVTR3 and DVTR4 operate the operation keys for the broadcast cast connection such as the “watch and record key” described above, etc., so that the channel connection is not established in the PtoP connection method, and the DTV2 Broadcast cast-in connection to the default channel. This Thus, it is possible to record the video data of the video that is always displayed on the display element of the
[0289]
In this embodiment, the recording device is provided with a dedicated key such as “see record key”. However, the present invention is not limited to this, and the data transmission device is provided with a dedicated key such as “see record key”. A key may be provided to control the receiving device from the transmitting device side.
[0290]
Furthermore, in an application called timer recording or scheduled recording, a data transmission device (output device) is specified in advance, so that the
[0291]
In this case, in order to check the recorded content, for example, by pressing a “monitor input key” provided on the transmitting device, the transmitting device broadcasts out to the default channel of the
[0292]
In addition, the user can view data from the transmission device with respect to the
[0293]
In the above-described embodiment, the “recording start key” and the “monitor key” have been described as separate operation keys. However, it is not limited to this. For example, “Record & Monitor key When this key is pressed, the default channel is avoided, the channel is connected to the transmitting device by the PtoP connection method, recording is performed, and broadcast out connection is performed to the default channel of the monitor device. Recorded data monitor It is also possible to perform.
[0294]
In the above-described embodiment, as described above with reference to the flowchart of FIG. 9, when a channel by broadcast connection is secured for the monitor device, the monitor device processes the default channel set in the monitor device. Data that cannot be transmitted or assigned to other devices Has been In case you changed the default channel. This is a process for securing a default channel for the monitor device.
[0295]
However, after the default channel is set, the monitor device may send data that cannot be processed to the digital bus. Therefore, each of the plurality of electronic devices connected to the
[0296]
In addition, it is possible to detect the monitor device in accordance with an instruction from the user and secure a transmission path for the broadcast connection method, or for the secured broadcast connection method in accordance with an instruction from the user. It is also possible to change the transmission path.
[0297]
Moreover, the execution timing of the monitor device detection and the securing of the transmission path for the broadcast connection method can be performed at an appropriate timing as required. It can be performed at a predetermined time, or can be performed by a device that is first turned on.
[0298]
Further, for example, when the
[0299]
Thereby, it is possible to immediately respond to the PtoP connection request. In this case, when the
[0300]
In the above-described embodiment, the device classification and channel assignment processing, the channel connection processing at the time of reproduction output, the channel connection processing at the time of recording execution, and the channel connection processing at the time of executing the recording function are the respective electronic devices. The IEEE 1394 I / F circuit and the control unit described in FIG. However, it is not limited to this.
[0301]
For example, a function for performing each of the above-described processes may be installed in the IEEE 1394 I / F circuit of each device. It is also possible to provide a controller dedicated to the IEEE 1394 I / F circuit and perform the above-described processes by the controller and the IEEE 1394 I / F circuit.
[0302]
In the above-described embodiment, the home network system is formed by IRD, DTV, and DVTR. However, the present invention is not limited to this. For example, the present invention can be applied to an information transmission system formed by connecting various electronic devices such as a DVD (digital video disk) playback device, a recording / playback device, or a personal computer to a digital bus.
[0303]
Of course, the electronic device according to the present invention can be applied to an electronic device that transmits data or receives and processes data. The digital interface is not limited to the
[0304]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a plurality of transmission channels provided by the digital interface can be used efficiently and different connection methods can be used. effect By using them together, it is possible to create a more convenient usage environment for digital contents.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining a home network system to which an embodiment of an information transmission system according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a block diagram for explaining an IRD to which an embodiment of an electronic device according to the present invention is applied;
FIG. 3 is a block diagram for explaining a DTV to which an embodiment of an electronic device according to the present invention is applied.
FIG. 4 is a block diagram for explaining a DVTR to which an embodiment of an electronic apparatus according to the present invention is applied.
FIG. 5 is a diagram for explaining a broadcast connection method and use of oPCR and iPCR.
FIG. 6 is a diagram for explaining the use of a PtoP connection method and oPCR and iPCR.
FIG. 7 is a diagram for explaining channel assignment for broadcast connection to a monitor device;
FIG. 8 is a diagram for describing channel assignment for broadcast connection to a monitor device;
FIG. 9 is a flowchart for explaining device classification and channel attribute assignment processing;
FIG. 10 is a flowchart for explaining processing performed at the time of reproduction output for outputting data.
FIG. 11 is a diagram for specifically explaining processing at the time of reproduction output.
FIG. 12 is a diagram for specifically explaining processing at the time of reproduction output.
FIG. 13 is a flowchart for explaining processing during recording execution;
FIG. 14 is a diagram for specifically explaining processing at the time of recording execution.
FIG. 15 is a diagram for specifically explaining processing at the time of recording execution.
FIG. 16 is a flowchart for explaining processing when a recording function is executed.
FIG. 17 is a diagram for specifically explaining processing when a recording function is executed.
FIG. 18 is a diagram for explaining channel connection when the timer recording function of the
FIG. 19 is a diagram for explaining channel connection when using the decoding function of IRD1;
FIG. 20 is a diagram for explaining channel connection when a plurality of monitor devices are connected.
FIG. 21 is a diagram for explaining channel connection immediately after power is turned on to each electronic device of the home network system.
FIG. 22 is a diagram for explaining a channel of a PtoP connection method that is connected between one transmission device and a plurality of reception devices.
FIG. 23 is a diagram for explaining a conventional channel connection when a digital interface of the
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (60)
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とを分類し、
前記分類の結果に基づいて、前記複数の伝送路のうちの幾つかを、前記第1の受信機器が用いる前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当て、前記複数の伝送路のうち、前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当てた伝送路以外を、前記第2の受信機器が用いる前記第2の接続方式で形成する伝送路に割り当てる伝送路利用方法。Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using a first connection method or a second connection method. A method of using the plurality of transmission paths of a bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
Among the plurality of electronic devices connected to the digital bus, data is received mainly through a first receiving device that receives data through a transmission path according to the first connection method, and mainly through a transmission path according to the second connection method. And the second receiving device that receives the
Based on the result of the classification, some of the plurality of transmission lines are assigned to transmission lines formed by the first connection method used by the first receiving device , and among the plurality of transmission lines, wherein the non-transmission channel assigned to the transmission line to form a first connection method, transmission path utilization method to assign a transmission path formed by the second connection method in which the second receiving device is used.
前記デジタル・バスに接続されている前記第1の受信機器の数に応じて、前記第1の接続方式のために複数の伝送路を確保することを特徴とする伝送路利用方法。A transmission path utilization method according to claim 1,
A transmission path utilization method, comprising: securing a plurality of transmission paths for the first connection method according to the number of the first receiving devices connected to the digital bus.
前記第1の受信機器が、一の伝送路を通じてデータを受信しているときに、他の伝送路を通じてもデータを受信することが可能な機能を有する場合には、受信が可能な伝送路ごとに、前記第1の受信機器が存在するものとして得られる前記第1の受信機器の数に応じて、前記第1の接続方式のために複数の伝送路を確保することを特徴とする伝送路利用方法。A transmission path utilization method according to claim 1,
When the first receiving device has a function capable of receiving data through another transmission path when receiving data through one transmission path, each transmission path that can be received In addition, a plurality of transmission paths are secured for the first connection method according to the number of the first receiving apparatuses that are obtained assuming that the first receiving apparatus exists. How to Use.
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とを分類し、
主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する前記第1の受信機器のそれぞれには、1対1に対応するように前記第1の接続方式による伝送路を割り当てることを特徴とする伝送路利用方法。Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using a first connection method or a second connection method. A method of using the plurality of transmission paths of a bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
Among the plurality of electronic devices connected to the digital bus, data is received mainly through a first receiving device that receives data through a transmission path according to the first connection method, and mainly through a transmission path according to the second connection method. And the second receiving device that receives the
A transmission path according to the first connection method is assigned to each of the first receiving devices that mainly receive data through the transmission path according to the first connection method so as to correspond to the one-to-one correspondence. Transmission line usage method.
前記第1の受信機器のそれぞれには、前記第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、
前記第1の受信機器の予め設定された伝送路に、前記第1の受信機器で処理不能なデータが存在することが検出された場合には、前記第1の受信機器に対しては、前記予め設定された伝送路とは異なる伝送路を割り当てることを特徴とする伝送路利用方法。The transmission path utilization method according to claim 4,
Each of the first receiving devices is preset with a transmission path according to the first connection method,
When it is detected that there is data that cannot be processed by the first receiving device in a preset transmission path of the first receiving device, the first receiving device A transmission path utilization method, wherein a transmission path different from a preset transmission path is allocated.
前記第1の受信機器に対して割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器に専有されている場合には、前記第1の受信機器に対して割り当てる伝送路を変更することを特徴とする伝送路利用方法。A transmission path utilization method according to claim 4 or claim 5, wherein
When a transmission path to be allocated to the first receiving device is exclusively used by another electronic device, the transmission path to be allocated to the first receiving device is changed. Transmission line usage method.
前記第1の受信機器のそれぞれには、前記第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、
前記デジタル・バスに接続された前記第1の受信機器のそれぞれの設定情報を参照し、
前記第1の受信機器に対して割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器に対して既に割り当てられている場合には、他の電子機器に専有されているものと判別し、前記第1の受信機器に対して割り当てる伝送路を変更することを特徴とする伝送路利用方法。The transmission path utilization method according to claim 6,
Each of the first receiving devices is preset with a transmission path according to the first connection method,
Refer to each setting information of the first receiving device connected to the digital bus,
If the transmission path to be assigned to the first receiving device has already been assigned to another electronic device, it is determined that the transmission channel is dedicated to the other electronic device, and the first A method of using a transmission line, characterized in that the transmission line assigned to the receiving device is changed.
前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性を検出した電子機器が、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保を行うことを特徴とする伝送路利用方法。A transmission path utilization method according to claim 1, claim 2, claim 3, claim 4, claim 5, claim 6 or claim 7,
The electronic device that has detected the necessity of securing the classification and transmission path of the first receiving device and the second electronic device is the classification of the first receiving device and the second electronic device and securing the transmission path. A transmission line utilization method characterized by performing
前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保は、前記デジタル・バスに接続された電子機器のうち予め決められた電子機器が行うようにされており、前記予め決められた電子機器が、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性を検出した場合に、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保を行うことを特徴とする伝送路利用方法。A transmission path utilization method according to claim 1, claim 2, claim 3, claim 4, claim 5, claim 6 or claim 7,
The classification of the first receiving device and the second electronic device and the securing of the transmission path are performed by a predetermined electronic device among the electronic devices connected to the digital bus. When the determined electronic device detects the necessity of classifying the first receiving device and the second electronic device and securing a transmission path, the first receiving device and the second electronic device A method of using a transmission line, characterized by classifying and securing a transmission line.
前記デジタル・バスへの電子機器の装着、あるいは、前記デジタル・バスからの電子機器の取り外しを検出した場合に、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性有りと判断し、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保を行うことを特徴とする伝送路利用方法。The transmission line utilization method according to claim 8 or 9, wherein
Classification of the first receiving device and the second electronic device and securing of a transmission path when it is detected that the electronic device is attached to the digital bus or the electronic device is removed from the digital bus. A transmission path utilization method, characterized in that it is determined that there is a necessity, and the first receiving apparatus and the second electronic apparatus are classified and a transmission path is secured.
使用者からの指示があった場合に、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性有りと判断し、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保を行うことを特徴とする伝送路利用方法。The transmission line utilization method according to claim 8 or 9, wherein
When there is an instruction from a user, it is determined that there is a need to classify the first receiving device and the second electronic device and secure a transmission path, and the first receiving device and the second electronic device A method of using a transmission line, comprising classifying electronic devices and securing a transmission line.
前記第2の受信機器は、
前記デジタル・バスに接続された目的とする電子機器からデータの供給を受ける場合には、前記第1の接続方式による伝送路として確保された伝送路を避けて、前記第2の接続方式による伝送路を形成して、その伝送路を通じてデータの供給を受け、
前記デジタル・バスの前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されるデータの供給を受ける場合には、データの伝送に用いられる前記第1の接続方式による伝送路に接続して、データの供給を受けることを特徴とする伝送路利用方法。The transmission path utilization method according to claim 1, claim 2, claim 3, claim 4, claim 5, claim 6, claim 8, claim 9, claim 10, or claim 11. Because
The second receiving device is
When receiving data from a target electronic device connected to the digital bus, transmission by the second connection method is avoided, avoiding a transmission line secured as a transmission line by the first connection method. Form a path, receive data supply through the transmission path,
In the case of receiving supply of data transmitted through the transmission path according to the first connection method of the digital bus, the supply of data is performed by connecting to the transmission line according to the first connection method used for data transmission. The transmission line utilization method characterized by receiving.
前記第2の受信機器は、前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されているデータを、前記第2の接続方式による伝送路を通じて供給を受けようとする場合には、前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されているデータの出力元を、自機にデータを供給する前記目的とする電子機器として特定し、その特定した電子機器との間に前記第2の接続方式による伝送路を形成することを特徴とする伝送路利用方法。A transmission path utilization method according to claim 12,
When the second receiving device is to receive the data transmitted through the transmission line according to the first connection method through the transmission line according to the second connection method, the first connection device An output source of data transmitted through a transmission path according to the method is specified as the target electronic device that supplies data to the own device, and the transmission path according to the second connection method is connected to the specified electronic device. A transmission line utilization method characterized by forming
前記第2の受信機器は、目的とする電子機器からデータの供給を受けようとする場合には、前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器の中から出力元となる電子機器を選択するための使用者からの選択入力を受け付け、前記選択入力に応じて、自機にデータを供給する前記目的とする電子機器を特定し、その特定した電子機器との間に前記第2の接続方式による伝送路を形成することを特徴とする伝送路利用方法。A transmission path utilization method according to claim 12 or claim 13, wherein
The second receiving device selects an electronic device as an output source from the plurality of electronic devices connected to the digital bus when receiving data from the target electronic device. Accepting a selection input from a user to identify the target electronic device that supplies data to the own device in accordance with the selection input, and the second connection with the identified electronic device A transmission line utilization method characterized by forming a transmission line by a method.
前記デジタル・バスにデータを送出する電子機器である送出機器は、
前記第1の接続方式で接続された伝送路と、前記第2の接続方式で接続された伝送路との両方を通じてデータを送出する態様でのデータの送出が可能であることを特徴とする伝送路利用方法。Claim 1, Claim 2, Claim 3, Claim 4, Claim 5, Claim 6, Claim 7, Claim 8, Claim 9, Claim 11, Claim 12, Claim A transmission path utilization method according to claim 13 or claim 14,
The sending device, which is an electronic device that sends data to the digital bus,
Transmission characterized in that data can be transmitted in a mode in which data is transmitted through both the transmission line connected by the first connection method and the transmission line connected by the second connection method. How to use the road.
前記デジタル・バスにデータを送出する電子機器である送出機器は、
前記第1の接続方式で接続された伝送路にデータを送出するようにする使用者からの指示入力を受け付けたときには、確保された前記第1の接続方式による伝送路に接続してデータを送出することを特徴とする伝送路利用方法。Claim 1, Claim 2, Claim 3, Claim 4, Claim 5, Claim 6, Claim 7, Claim 8, Claim 9, Claim 11, Claim 12, Claim A transmission path utilization method according to claim 13 or claim 14,
The sending device, which is an electronic device that sends data to the digital bus,
When receiving an instruction input from a user that sends data to the transmission line connected by the first connection method, the data is transmitted by connecting to the reserved transmission line by the first connection method. A transmission path utilization method characterized by:
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、確保された前記第1の接続方式による伝送路の変更の必要性を検出したときには、確保された前記第1の接続方式による伝送路を変更することを特徴とする伝送路利用方法。Claim 1, Claim 2, Claim 3, Claim 4, Claim 5, Claim 6, Claim 7, Claim 8, Claim 9, Claim 11, Claim 12, Claim 13. A transmission path utilization method according to claim 13, claim 14, claim 15 or claim 16,
When the electronic device connected to the digital bus detects the necessity of changing the transmission path according to the secured first connection method, the electronic device changes the secured transmission path according to the first connection method. A transmission line utilization method characterized by the above.
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、確保された前記第1の接続方式による伝送路に、前記第1の受信機器が処理することができないデータが送出されていることを検出した場合には、確保された前記第1の接続方式による伝送路を変更することを特徴とする伝送路利用方法。The transmission path utilization method according to claim 17,
When the electronic device connected to the digital bus detects that data that cannot be processed by the first receiving device is sent to the transmission path according to the secured first connection method The transmission path utilization method characterized by changing the transmission path according to the secured first connection method.
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、確保された前記第1の接続方式による伝送路の変更が使用者から指示された場合には、前記第1の受信装置用に確保した前記第1の接続方式による伝送路を変更することを特徴とする伝送路利用方法。The transmission line utilization method according to claim 17 or claim 18,
The electronic device connected to the digital bus has the first reserved for the first receiving device when the user instructs to change the transmission path according to the secured first connection method. A method of using a transmission line, characterized in that the transmission line is changed according to the connection method.
前記デジタル・バスは、IEEE1394規格のデジタル・シリアル・インターフェースであることを特徴とする伝送路利用方法。Claim 1, Claim 2, Claim 3, Claim 4, Claim 5, Claim 6, Claim 7, Claim 8, Claim 9, Claim 11, Claim 12, Claim The transmission path utilization method according to claim 13, claim 14, claim 15, claim 16, claim 17, claim 18 or claim 19,
The transmission path utilization method, wherein the digital bus is an IEEE1394 standard digital serial interface.
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、
前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とを分類する機器分類手段と、
前記分類手段による分類の結果に基づいて、前記複数の伝送路のうちの幾つかを、前記第1の受信機器が用いる前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当て、前記複数の伝送路のうち、前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当てた伝送路以外を前記第2の受信機器が用いる前記第2の接続方式で形成する伝送路に割り当てる伝送路確保手段と
を備える情報伝送システム。Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using either the first connection system or the second connection system An information transmission system formed by connecting a plurality of electronic devices to a bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
The electronic device connected to the digital bus is
Among the plurality of electronic devices connected to the digital bus, data is received mainly through a first receiving device that receives data through a transmission path according to the first connection method, and mainly through a transmission path according to the second connection method. Device classifying means for classifying the second receiving device for receiving
Based on the result of classification by the classification means , some of the plurality of transmission lines are assigned to transmission lines formed by the first connection method used by the first receiving device , and the plurality of transmission lines of, and a transmission line securing means for assigning a transmission path formed by the first and the second connection method in which the second receiving device other than the transmission channel allocated by used transmission path formed by the connection method of Information transmission system.
前記電子機器の前記伝送路確保手段は、前記デジタル・バスに接続されている前記第1の受信機器の数に応じて、前記第1の接続方式のために複数の伝送路を確保することを特徴とする情報伝送システム。The information transmission system according to claim 21, wherein
The transmission path securing means of the electronic device secures a plurality of transmission paths for the first connection method according to the number of the first receiving devices connected to the digital bus. Characteristic information transmission system.
前記電子機器の前記伝送路確保手段は、前記第1の受信機器が、一の伝送路を通じてデータを受信しているときに、他の伝送路を通じてもデータを受信することが可能な機能を有する場合には、受信が可能な伝送路ごとに、前記第1の受信機器が存在するものとして得られる前記第1の受信機器の数に応じて、前記第1の接続方式のために複数の伝送路を確保することを特徴とする情報伝送システム。The information transmission system according to claim 21, wherein
The transmission path securing means of the electronic device has a function capable of receiving data through another transmission path when the first receiving apparatus is receiving data through one transmission path. In some cases, a plurality of transmissions for the first connection method may be performed according to the number of the first receiving devices obtained for the transmission paths that can be received, assuming that the first receiving device exists. An information transmission system characterized by securing a road.
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、
予め決められたタイミングで、前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とを分類する機器分類手段と、
主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する前記第1の受信機器のそれぞれには、1対1に対応するように前記第1の接続方式による伝送路を確保し、前記複数の伝送路のうち、前記第1の接続方式のために確保した伝送路以外を前記第2の接続方式による伝送路に割り当てる伝送路確保手段と
を備える情報伝送システム。Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using either the first connection system or the second connection system An information transmission system formed by connecting a plurality of electronic devices to a bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
The electronic device connected to the digital bus is
Of the plurality of electronic devices connected to the digital bus at a predetermined timing, a first receiving device that mainly receives data through a transmission path according to the first connection method, and mainly the second A device classification means for classifying a second receiving device that receives data through a transmission path according to a connection method;
In each of the first receiving devices that mainly receive data through the transmission line according to the first connection method, a transmission line according to the first connection method is secured so as to correspond one-to-one, of the transmission line, the information transmission system and a transmission line securing means for assigning a non-transmission path secured in the transmission path by the second connection scheme for the first connection method.
前記第1の受信機器のそれぞれには、前記第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、
前記電子機器の前記伝送路確保手段は、前記第1の受信機器に対して予め設定されている前記伝送路に、前記第1の受信機器で処理不能なデータが存在することが検出された場合には、前記第1の受信機器に対して予め設定されている伝送路とは異なる伝送路を割り当てることを特徴とする情報伝送システム。The information transmission system according to claim 24, wherein
Each of the first receiving devices is preset with a transmission path according to the first connection method,
The transmission path securing means of the electronic device detects that there is data that cannot be processed by the first receiving device in the transmission path set in advance for the first receiving device. In the information transmission system, a transmission path different from a transmission path set in advance is assigned to the first receiving device.
前記電子機器の前記伝送路確保手段は、前記第1の受信機器に対して割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器に専有されている場合には、前記第1の受信機器に対して割り当てる伝送路を変更することを特徴とする情報伝送システム。The information transmission system according to claim 24 or claim 25,
When the transmission path to be allocated to the first receiving device is exclusively used by another electronic device, the transmission path securing unit of the electronic device applies to the first receiving device. An information transmission system characterized by changing a transmission path to be allocated.
前記第1の受信機器のそれぞれには、前記第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、
前記電子機器の前記伝送路確保手段は、前記デジタル・バスに接続された前記第1の受信機器のそれぞれの設定情報を参照し、前記第1の接続方式による伝送路の割り当ての対象となっている前記第1の受信機器に対して、割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器に対して既に設定されている場合には、前記第1の受信装置に割り当てる伝送路を変更することを特徴とする情報伝送システム。The information transmission system according to claim 26, wherein
In each of the first receiving devices, a transmission path according to the first connection method is set in advance,
The transmission path securing unit of the electronic device refers to the setting information of each of the first receiving devices connected to the digital bus, and becomes an object of transmission path allocation according to the first connection method. If the transmission path to be allocated to the first receiving device is already set to another electronic device, the transmission path to be allocated to the first receiving device is changed. Characteristic information transmission system.
前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性を検出する検出手段を備え、
前記電子機器の前記機器分類手段は、前記検出手段により、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性が検出された場合に、機器の分類を行い、
前記電子機器の前記伝送路確保手段は、前記検出手段により、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性が検出された場合に、伝送路の確保を行うことを特徴とする情報伝送システム。An information transmission system according to claim 21, claim 22, claim 23, claim 24, claim 25, claim 26 or claim 27,
A detecting means for detecting the necessity of classifying the first receiving device and the second electronic device and securing a transmission path;
The device classification unit of the electronic device classifies the device when the detection unit detects the classification of the first receiving device and the second electronic device and the necessity of securing the transmission path. ,
The transmission path securing means of the electronic device secures the transmission path when the detecting means detects the classification of the first receiving device and the second electronic device and the necessity of securing the transmission path. An information transmission system characterized by
前記機器分類手段と、伝送路確保手段とを備える電子機器は、前記デジタル・バスに接続された電子機器のうちの予め決められた電子機器であり、
前記予め決められた電子機器は、
前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性を検出する検出手段を備え、
前記予め決められた電子機器の前記機器分類手段は、前記検出手段により、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性が検出された場合に、機器の分類を行い、
前記予め決められた電子機器の前記伝送路確保手段は、前記検出手段により、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性が検出された場合に、伝送路の確保を行うことを特徴とする情報伝送システム。An information transmission system according to claim 21, claim 22, claim 23, claim 24, claim 25, claim 26 or claim 27,
The electronic device comprising the device classification means and the transmission path securing means is a predetermined electronic device among electronic devices connected to the digital bus,
The predetermined electronic device is:
A detecting means for detecting the necessity of classifying the first receiving device and the second electronic device and securing a transmission path;
The device classification unit of the predetermined electronic device is configured to detect a device when the detection unit detects the classification of the first receiving device and the second electronic device and the necessity of securing a transmission path. Classification,
The transmission path securing means of the predetermined electronic device is detected when the detection means detects the classification of the first receiving device and the second electronic device and the necessity of securing the transmission path. An information transmission system characterized by securing a transmission path.
前記電子機器の前記検出手段は、前記デジタル・バスへの電子機器の装着あるいは前記デジタル・バスからの電子機器の取り外しを検出するものであることを特徴とする情報伝送システム。An information transmission system according to claim 28 or claim 29,
The information transmission system according to claim 1, wherein the detection means of the electronic device detects attachment of the electronic device to the digital bus or removal of the electronic device from the digital bus.
前記電子機器の前記検出手段は、使用者からの前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の実行指示入力を検出するものであることを特徴とする情報伝送システム。An information transmission system according to claim 28 or claim 29,
The information transmission means characterized in that the detecting means of the electronic device detects an execution instruction input for classification and transmission path reservation of the first receiving device and the second electronic device from a user. system.
前記第2の受信機器は、
前記デジタル・バスに接続された目的とする電子機器からデータの供給を受ける場合には、前記第1の接続方式による伝送路として確保された伝送路を避けて、前記第2の接続方式による伝送路を形成する伝送路形成手段と、
前記デジタル・バスの前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されるデータの供給を受ける場合には、データの伝送に用いられる前記第1の接続方式による伝送路に接続する接続手段と
を備えることを特徴とする情報伝送システム。The information transmission system according to claim 21, claim 22, claim 23, claim 24, claim 25, claim 26, claim 27, claim 28, claim 29, claim 30, or claim 31. There,
The second receiving device is
When receiving data from a target electronic device connected to the digital bus, transmission by the second connection method is avoided, avoiding a transmission line secured as a transmission line by the first connection method. Transmission path forming means for forming a path;
A connection means for connecting to the transmission line according to the first connection method used for data transmission when receiving the data transmitted through the transmission line according to the first connection method of the digital bus; An information transmission system characterized by that.
前記第2の受信機器は、
前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されているデータを、前記第2の接続方式による伝送路を通じて供給を受けようとする場合に、前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されているデータの出力元を、自機にデータを供給する前記目的とする電子機器として特定する送信機器特定手段を備え、
前記伝送路形成手段は、前記送信機器特定手段により特定された目的とする電子機器との間に前記第2の接続方式による伝送路を形成することを特徴とする情報伝送システム。An information transmission system according to claim 32, wherein
The second receiving device is
When the data transmitted through the transmission line according to the first connection method is to be supplied through the transmission line according to the second connection method, the data is transmitted through the transmission line according to the first connection method. A transmission device specifying means for specifying a data output source as the target electronic device for supplying data to the own device;
The information transmission system, wherein the transmission path forming means forms a transmission path according to the second connection method with a target electronic device specified by the transmitting equipment specifying means.
前記第2の受信機器は、
目的とする電子機器からデータの供給を受けようとする場合に、前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器の中から出力元となる電子機器を選択するための使用者からの選択入力を受け付ける機器選択入力受付手段を備え、
前記伝送路形成手段は、前記機器選択入力受付手段を通じて受け付けた機器選択入力により指示される電子機器との間に前記第2の接続方式による伝送路を形成することを特徴とする情報伝送システム。An information transmission system according to claim 32 or claim 33,
The second receiving device is
Selection input from a user for selecting an electronic device as an output source from among the plurality of electronic devices connected to the digital bus when receiving data from the target electronic device Device selection input receiving means for receiving,
The information transmission system, wherein the transmission path forming means forms a transmission path according to the second connection method with an electronic device instructed by a device selection input received through the device selection input receiving means.
前記デジタル・バスにデータを送出する電子機器である送出機器は、
前記第1の接続方式で接続した伝送路と、前記第2の接続方式で接続した伝送路との両方を通じてデータを送出する態様でデータの送出が可能なデータ送出手段を備えることを特徴とする情報伝送システム。Claim 21, claim 22, claim 23, claim 24, claim 25, claim 26, claim 27, claim 28, claim 29, claim 30, claim 31, claim 32, claim 33 or an information transmission system according to claim 34,
A sending device, which is an electronic device that sends data to the digital bus,
And a data transmission means capable of transmitting data in a mode of transmitting data through both the transmission path connected by the first connection system and the transmission path connected by the second connection system. Information transmission system.
前記送出機器は、
前記第1の接続方式で接続された伝送路にデータを送出するように指示する使用者からの指示入力を受け付ける指示入力受付手段を備え、
前記指示入力受付手段を通じて、使用者からの指示入力を受け付けたときには、前記データ送出手段は、前記第1の接続方式による伝送路にデータを送出することを特徴とする情報伝送システム。36. The information transmission system according to claim 35, wherein
The sending device is
Comprising an instruction input receiving means for receiving an instruction input from a user instructing to send data to a transmission line connected by the first connection method;
When receiving an instruction input from a user through the instruction input receiving means, the data sending means sends data to a transmission line according to the first connection method.
前記デジタル・バスに接続された電子機器は、
前記第1の受信装置のために確保された伝送路の変更の必要性を検出する変更必要性検出手段と、
前記変更必要性検出手段により、前記第1の受信装置のために確保された伝送路の変更の必要性を検出したときに、前記第1の受信装置用に確保した前記第1の接続方式による伝送路を変更する伝送路変更手段と
を備えることを特徴とする情報伝送システム。Claim 21, claim 22, claim 23, claim 24, claim 25, claim 26, claim 27, claim 28, claim 29, claim 30, claim 31, claim 32, claim 33, an information transmission system according to claim 34, claim 35 or claim 36,
The electronic device connected to the digital bus is
Change necessity detecting means for detecting the necessity of changing the transmission line reserved for the first receiving device;
When the necessity of changing the transmission path reserved for the first receiving apparatus is detected by the change necessity detecting means, the first connection method reserved for the first receiving apparatus is used. An information transmission system comprising: a transmission path changing means for changing the transmission path.
前記変更必要性検出手段は、前記第1の受信装置のために確保された伝送路に、前記第1の受信機器が処理することができないデータが送出されている場合に、前記第1の受信装置のために確保された伝送路の変更の必要性有りと検出することを特徴とする情報伝送システム。An information transmission system according to claim 37, wherein
The change necessity detection means is configured to receive the first reception when data that cannot be processed by the first reception device is transmitted to a transmission path reserved for the first reception device. An information transmission system for detecting the necessity of changing a transmission path reserved for a device.
使用者からの伝送路の変更指示入力を受け付ける変更指示入力受付手段を備え、
前記変更必要性検出手段は、前記変更指示入力受付手段を通じて変更指示入力を受け付けた場合に、前記第1の受信装置のために確保された伝送路の変更の必要性有りと検出することを特徴とする情報伝送システム。An information transmission system according to claim 37 or claim 38,
A change instruction input receiving means for receiving a transmission path change instruction input from a user;
The change necessity detecting means detects that there is a need to change a transmission path reserved for the first receiving device when a change instruction input is received through the change instruction input receiving means. Information transmission system.
前記デジタル・バスは、IEEE1394規格のデジタル・シリアル・インターフェースであることを特徴とする情報伝送システム。Claim 21, claim 22, claim 23, claim 24, claim 25, claim 26, claim 27, claim 28, claim 29, claim 30, claim 31, claim 32, claim 33, an information transmission system according to claim 34, claim 35, claim 36, claim 37, claim 38 or claim 39,
The information transmission system according to claim 1, wherein the digital bus is an IEEE1394 standard digital serial interface.
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とを分類する機器分類手段と、
前記機器分類手段による分類の結果に基づいて、前記複数の伝送路のうちの幾つかを、前記第1の受信機器が用いる前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当て、前記複数の伝送路のうち、前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当てた伝送路以外を前記第2の受信機器が用いる前記第2の接続方式で形成する伝送路に割り当てる伝送路確保手段と
を備える電子機器。Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using a first connection method or a second connection method. An electronic device connected to the bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
Among the plurality of electronic devices connected to the digital bus, data is received mainly through a first receiving device that receives data through a transmission path according to the first connection method, and mainly through a transmission path according to the second connection method. Device classifying means for classifying the second receiving device for receiving
Based on the result of classification by the device classification means , some of the plurality of transmission lines are assigned to transmission lines formed by the first connection method used by the first receiving device , and the plurality of transmissions of road, and a transmission line securing means for assigning a transmission path formed by the first and the second connection method in which the second receiving device other than the transmission channel allocated by used transmission path formed by the connection method Electronic equipment provided .
前記伝送路確保手段は、前記デジタル・バスに接続されている前記第1の受信機器の数に応じて、前記第1の接続方式のために複数の伝送路を確保することを特徴とする電子機器。An electronic device according to claim 41,
The transmission path securing means reserves a plurality of transmission paths for the first connection method according to the number of the first receiving devices connected to the digital bus. machine.
前記伝送路確保手段は、前記第1の受信機器が、一の伝送路を通じてデータを受信しているときに、他の伝送路を通じてもデータを受信することが可能な機能を有する場合には、受信が可能な伝送路ごとに、前記第1の受信機器が存在するものとして得られる前記第1の受信機器の数に応じて、前記第1の接続方式のために複数の伝送路を確保することを特徴とする電子機器。An electronic device according to claim 41,
The transmission path securing means, when the first receiving device has a function capable of receiving data through another transmission path when receiving data through one transmission path, For each receivable transmission path, a plurality of transmission paths are secured for the first connection method in accordance with the number of the first receiving apparatuses obtained as the first receiving apparatus is present. An electronic device characterized by that.
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
予め決められたタイミングで、前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とを分類する機器分類手段と、
主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する前記第1の受信機器のそれぞれには、1対1に対応するように前記第1の接続方式による伝送路を確保し、前記複数の伝送路のうち、前記第1の接続方式のために確保した伝送路以外を前記第2の接続方式による伝送路に割り当てる伝送路確保手段と
を備えることを特徴とする電子機器。Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using a first connection method or a second connection method. An electronic device connected to the bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
Of the plurality of electronic devices connected to the digital bus at a predetermined timing, a first receiving device that mainly receives data through a transmission path according to the first connection method, and mainly the second A device classification means for classifying a second receiving device that receives data through a transmission path according to a connection method;
In each of the first receiving devices that receive data mainly through the transmission path according to the first connection method, a transmission path according to the first connection method is secured so as to correspond one-to-one, of the transmission line, the electronic device characterized in that it comprises a transmission line securing means for the non-transmission path reserved allocate to the transmission line by the second connection scheme for the first connection method.
前記第1の受信機器のそれぞれには、前記第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、
前記伝送路確保手段は、前記第1の受信機器に対して予め設定されている前記伝送路に、前記第1の受信機器で処理不能なデータが存在することが検出された場合には、前記第1の受信機器に対して予め設定されている伝送路とは異なる伝送路を割り当てることを特徴とする電子機器。45. The electronic device according to claim 44, wherein
In each of the first receiving devices, a transmission path according to the first connection method is set in advance,
The transmission path securing means, when it is detected that there is data that cannot be processed by the first receiving apparatus in the transmission path preset for the first receiving apparatus, An electronic apparatus characterized by assigning a transmission path different from a preset transmission path to the first receiving device.
前記伝送路確保手段は、前記第1の受信機器に対して割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器に専有されている場合には、前記第1の受信機器に対して割り当てる伝送路を変更することを特徴とする電子機器。An electronic device according to claim 44 or claim 45,
The transmission path securing means determines a transmission path to be allocated to the first receiving device when the transmission path to be allocated to the first receiving device is dedicated to another electronic device. An electronic device characterized by changing.
前記第1の受信機器のそれぞれには、前記第1の接続方式による伝送路が予め設定されており、
前記伝送路確保手段は、前記デジタル・バスに接続された前記第1の受信機器のそれぞれの設定情報を参照し、前記第1の接続方式による伝送路の割り当ての対象となっている前記第1の受信機器に対して、割り当てようとしている伝送路が、他の電子機器に対して既に設定されている場合には、前記第1の受信装置に割り当てる伝送路を変更することを特徴とする電子機器。47. The electronic device according to claim 46, wherein
In each of the first receiving devices, a transmission path according to the first connection method is set in advance,
The transmission path securing means refers to the setting information of each of the first receiving devices connected to the digital bus, and the first transmission path is subject to transmission path allocation according to the first connection method. The transmission path to be allocated to the first receiving device is changed when the transmission path to be allocated to the other receiving apparatus is already set for another electronic apparatus. machine.
前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性を検出する第1の検出手段を備え、
前記機器分類手段は、前記第1の検出手段により、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性が検出された場合に、機器の分類を行い、
前記伝送路確保手段は、前記第1の検出手段により、前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の必要性が検出された場合に、伝送路の確保を行うことを特徴とする電子機器。An electronic device according to claim 41, claim 42, claim 43, claim 44, claim 45, claim 46 or claim 47,
First detection means for detecting the necessity of classifying the first receiving device and the second electronic device and securing a transmission path;
The device classification means performs device classification when the first detection device detects the classification of the first receiving device and the second electronic device and the necessity of securing a transmission path,
The transmission path securing means secures the transmission path when the first detection means detects the classification of the first receiving device and the second electronic device and the necessity of securing the transmission path. Electronic equipment characterized by performing.
前記第1の検出手段は、前記デジタル・バスへの電子機器の装着あるいは前記デジタル・バスからの電子機器の取り外しを検出するものであることを特徴とする電子機器。49. The electronic device according to claim 48, wherein
The electronic device is characterized in that the first detection means detects attachment of an electronic device to the digital bus or removal of the electronic device from the digital bus.
前記電子機器の前記第1の検出手段は、使用者からの前記第1の受信機器と前記第2の電子機器の分類および伝送路の確保の実行指示入力を検出するものであることを特徴とする電子機器。49. The electronic device according to claim 48, wherein
The first detection means of the electronic device detects an execution instruction input for classifying the first receiving device and the second electronic device and securing a transmission path from a user. Electronic equipment.
前記第1の受信装置のために確保された伝送路の変更の必要性を検出する変更必要性検出手段と、
前記変更必要性検出手段により、前記第1の受信装置のために確保された伝送路の変更の必要性を検出したときに、前記第1の受信装置用に確保した前記第1の接続方式による伝送路を変更する伝送路変更手段と
を備えることを特徴とする電子機器。 An electronic device according to claim 41, claim 42, claim 43, claim 44, claim 45, claim 46, claim 47, claim 48, claim 49 or claim 50,
Change necessity detecting means for detecting the necessity of changing the transmission line reserved for the first receiving device;
When the necessity of changing the transmission path reserved for the first receiving apparatus is detected by the change necessity detecting means, the first connection method reserved for the first receiving apparatus is used. An electronic device comprising: a transmission line changing means for changing a transmission line.
前記変更必要性検出手段は、前記第1の受信装置のために確保された伝送路に、前記第1の受信機器が処理することができないデータが送出されている場合に、前記第1の受信装置のために確保された伝送路の変更の必要性有りと検出することを特徴とする電子機器。52. The electronic device of claim 51, wherein
The change necessity detection means is configured to receive the first reception when data that cannot be processed by the first reception device is transmitted to a transmission path reserved for the first reception device. An electronic device characterized by detecting the necessity of changing a transmission line reserved for a device.
使用者からの伝送路の変更指示入力を受け付ける変更指示入力受付手段を備え、
前記変更必要性検出手段は、前記変更指示入力受付手段を通じて変更指示入力を受け付けた場合に、前記第1の受信装置のために確保された伝送路の変更の必要性有りと検出することを特徴とする電子機器。An electronic device according to claim 51 or claim 52,
A change instruction input receiving means for receiving a transmission path change instruction input from a user;
The change necessity detecting means detects that there is a need to change a transmission path reserved for the first receiving device when a change instruction input is received through the change instruction input receiving means. Electronic equipment.
前記デジタル・バスに接続された電子機器のうちの予め決められた電子機器であることを特徴とする電子機器。Claim 41, claim 42, claim 43, claim 44, claim 45, claim 46, claim 47, claim 48, claim 49, claim 50, claim 51, claim 52 or claim 53. The electronic device according to 53,
An electronic device which is a predetermined electronic device among the electronic devices connected to the digital bus.
前記デジタル・バスに接続される前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とに分類し、
前記分類の結果に基づいて、前記複数の伝送路のうちの幾つかを、前記第1の受信機器が用いる前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当て、前記複数の伝送路のうち、前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当てた伝送路以外を、前記第2の受信機器が用いる前記第2の接続方式で形成する伝送路に割り当てる情報伝送システムにおいて用いられ、前記第2の受信機器に分類される電子機器であって、
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであり、
前記デジタル・バスに接続された目的とする電子機器からデータの供給を受ける場合には、前記第1の接続方式による伝送路として確保された伝送路を避けて、前記第2の接続方式による伝送路を形成する伝送路形成手段と、
前記デジタル・バスの前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されるデータの供給を受ける場合には、データの伝送に用いられる前記第1の接続方式による伝送路に接続する接続手段と
を備えることを特徴とする電子機器。Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using a first connection method or a second connection method. -Formed by connecting multiple electronic devices to the bus ,
Among the plurality of electronic devices connected to the digital bus, data is received mainly through a first receiving device that receives data through a transmission line according to the first connection method, and mainly through a transmission line according to the second connection method. And the second receiving device that receives the
Based on the result of the classification, some of the plurality of transmission lines are assigned to transmission lines formed by the first connection method used by the first receiving device, and among the plurality of transmission lines, Used in an information transmission system for assigning to a transmission line formed by the second connection method used by the second receiving device other than the transmission line assigned to the transmission line formed by the first connection method, An electronic device classified as a receiving device of
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection scheme state, and are not to form a transmission path to perform the transmission of data only between two predetermined electronic apparatus is not accepted, even for the data has been transmitted from other electronic apparatus ,
When receiving data from a target electronic device connected to the digital bus, transmission by the second connection method is avoided, avoiding a transmission line secured as a transmission line by the first connection method. Transmission path forming means for forming a path;
A connection means for connecting to the transmission line according to the first connection method used for data transmission when receiving the data transmitted through the transmission line according to the first connection method of the digital bus; An electronic device characterized by that.
前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されているデータを、前記第2の接続方式による伝送路を通じて供給を受けようとする場合に、前記第1の接続方式による伝送路を通じて伝送されているデータの出力元を、自機にデータを供給する前記目的とする電子機器として特定する送信機器特定手段を備え、
前記伝送路形成手段は、前記送信機器特定手段により特定された目的とする電子機器との間に前記第2の接続方式による伝送路を形成することを特徴とする電子機器。56. The electronic device according to claim 55, wherein
When the data transmitted through the transmission line according to the first connection method is to be supplied through the transmission line according to the second connection method, the data is transmitted through the transmission line according to the first connection method. A transmission device specifying means for specifying a data output source as the target electronic device for supplying data to the own device;
The electronic apparatus characterized in that the transmission path forming means forms a transmission path according to the second connection method with a target electronic apparatus specified by the transmitting apparatus specifying means.
目的とする電子機器からデータの供給を受けようとする場合に、前記デジタル・バスに接続された前記複数の電子機器の中から出力元となる電子機器を選択するための使用者からの選択入力を受け付ける機器選択入力受付手段を備え、
前記伝送路形成手段は、前記機器選択入力受付手段を通じて受け付けた機器選択入力により指示される電子機器との間に前記第2の接続方式による伝送路を形成することを特徴とする電子機器。57. The electronic device according to claim 55 or claim 56,
Selection input from a user for selecting an electronic device as an output source from among the plurality of electronic devices connected to the digital bus when receiving data from the target electronic device Device selection input receiving means for receiving,
The electronic apparatus characterized in that the transmission path forming means forms a transmission path according to the second connection method with an electronic apparatus instructed by an apparatus selection input received through the apparatus selection input receiving means.
前記デジタル・バスに接続される前記複数の電子機器のうち、主として前記第1の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第1の受信機器と、主として前記第2の接続方式による伝送路を通じてデータを受信する第2の受信機器とに分類し、
前記分類の結果に基づいて、前記複数の伝送路のうちの幾つかを、前記第1の受信機器が用いる前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当て、前記複数の伝送路のうち、前記第1の接続方式で形成する伝送路に割り当てた伝送路以外を、前記第2の受信機器が用いる前記第2の接続方式で形成する伝送路に割り当てる情報伝送システムにおいて用いられ、前記デジタル・バスにデータを送出する送出機器として動作する電子機器であって、
前記第1の接続方式は、1つの電子機器から送出されたデータを、前記デジタル・バスに接続された他のすべての電子機器が受信可能なようにして伝送する伝送路を形成するものであり、
前記第2の接続方式は、所定の2つの電子機器間のみでデータの伝送を行い、他の電子機器からデータが送出されてもこれを受け付けないようにする伝送路を形成するものであって、
前記第1の接続方式で接続した伝送路と、前記第2の接続方式で接続した伝送路との両方を通じてデータを送出する態様でデータの送出が可能なデータ送出手段を備えることを特徴とする電子機器。Digital that has a plurality of transmission paths and that can select whether to form a transmission path for each of the plurality of transmission paths by using a first connection method or a second connection method. -Formed by connecting multiple electronic devices to the bus ,
Among the plurality of electronic devices connected to the digital bus, data is received mainly through a first receiving device that receives data through a transmission line according to the first connection method, and mainly through a transmission line according to the second connection method. And the second receiving device that receives the
Based on the result of the classification, some of the plurality of transmission lines are assigned to transmission lines formed by the first connection method used by the first receiving device, and among the plurality of transmission lines, Used in an information transmission system for assigning to a transmission line formed by the second connection method used by the second receiving device other than the transmission line assigned to the transmission line formed by the first connection method , An electronic device that operates as a sending device that sends data to a bus,
The first connection method forms a transmission path for transmitting data transmitted from one electronic device so that all other electronic devices connected to the digital bus can receive the data. ,
The second connection method forms a transmission path that transmits data only between two predetermined electronic devices, and does not accept data transmitted from other electronic devices. ,
Data transmission means capable of transmitting data in a mode in which data is transmitted through both the transmission line connected by the first connection method and the transmission line connected by the second connection method is provided. Electronics.
前記第1の接続方式で接続された伝送路にデータを送出するように指示する使用者からの指示入力を受け付ける指示入力受付手段を備え、
前記指示入力受付手段を通じて、使用者からの指示入力を受け付けたときには、前記データ送出手段は、前記第1の接続方式による伝送路にデータを送出することを特徴とする電子機器。59. The electronic device according to claim 58, wherein
Comprising an instruction input receiving means for receiving an instruction input from a user instructing to send data to a transmission line connected by the first connection method;
An electronic apparatus characterized in that, when an instruction input from a user is accepted through the instruction input accepting means, the data sending means sends data to a transmission line according to the first connection method.
IEEE1394規格のデジタル・バスに接続されるものであることを特徴とする電子機器。Claim 41, Claim 42, Claim 43, Claim 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50, 51, 52, 52 53, claim 54, claim 55, claim 56, claim 57, claim 58 or claim 59,
An electronic device connected to an IEEE1394 standard digital bus.
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