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JP4242606B2 - 通信制御システム、通信制御方法、移動局及び基地局 - Google Patents

通信制御システム、通信制御方法、移動局及び基地局 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信に関し、特に、通信制御システム、通信制御方法、移動局及び基地局に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に無線通信では、信号は複数の伝搬路(パス)を通って受信され、各パス毎に遅延及びフェージング変動を受けるため、受信機において、予め送信データ変調位相が既知のシンボルであるパイロットシンボルを用いて、各パスの遅延、及びフェージング変動に起因する受信信号の位相及び振幅の変動を推定するチャネル推定を行う必要がある。
【0003】
図11に、従来の「チャネル推定方法」を行う受信機10の構成の一部を示す。なお、図11では、受信機10の構成のうち、チャネル推定を行う部分のみを示している。
【0004】
受信機10は、図11のように、チャネル推定を行う装置として、チャネル推定装置11を具備し、このチャネル推定装置11は、相関部12と、パス選択部13とを具備している。相関部12は、パス選択部13に接続されており、受信した信号内のパイロットシンボルが入力され、このパイロットシンボルを用いて、遅延プロファイルを作成し、作成した前記遅延プロファイルをパス選択部13に送信する。一方、パス選択部13は、相関部12から送信された遅延プロファイルの要素の中から、ノイズと考えられるパスを削除し、有効なパスを選択し、パス選択後の遅延プロファイルを、無線通信チャネルの状況を示すチャネル推定値として出力する。
【0005】
このパス選択部13における、パスの選択処理としては、基準となる電力レベルを閾値とし、各パスの電力レベルと閾値とを比較し、閾値を超える電力レベルのパスを選択する方式が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のチャネル推定方法では、上述したように、パス選択を行う際の基準となる閾値を固定していたため、様々な無線通信チャネルの状況、或いは、サービス種別、或いは、変調方式、或いは、MCSレベルにおいて、その時々の最適な閾値を用いてパス選択を行うことができなかった。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、無線通信において、その時々の無線通信チャネルの状況、サービス種別、変調方式、MCSレベルに対応した最適な閾値でパス選択を行い、通信における誤り率を低減することのできる通信制御システム、通信制御方法、移動局及び基地局を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、送信機と受信機との間で無線通信を行う際に、受信機側において既知系列であるパイロット信号を、送信機側から送信し、このパイロット信号を受信機側において受信し、受信したパイロット信号に対してレプリカ信号を用いて相関を取ることにより、パスを特定する遅延プロファイルを生成し、通信状況に関する指標値に基づいて閾値を決定し、閾値と、遅延プロファイル中の各パスの電力レベルとを比較し、比較結果が所定の条件を満たすパスを有効パスとして選択し、有効パスが選択された後の遅延プロファイルをチャネル推定値として出力する。
【0009】
ここで、本発明において、送信機と受信機との間の無線通信とは、基地局と移動局の間、基地局同士間、或いは移動局同士間の通信を含み、上記送信機や受信機は通信形態における受信側となるか又は送信側となるかに応じて定められ、移動局であると基地局であるとを問わない。
【0010】
なお、上記発明において、指標値を受信機側で取得し、閾値の決定を受信機側において行うようにすることができ、また、閾値の決定を送信機側において行い、この決定された閾値を、送信機側から受信機側へ通知するようにしてもよい。
【0011】
また、上記発明において、指標値は、現在通信を行っている通信チャネルの無線品質指標値や、同時に通信を行っているユーザ数、或いはトラヒック数、MCSレベル、変調方式、フェージング周波数、受信機の位置情報、通信サービス種別、時間帯とすることが好ましい。
【0012】
本発明によれば、受信機が、測定した無線品質に応じて、或いは、サービス種別、変調方式、MCSレベルなどに応じて閾値を変化させることにより、その時々の無線環境において最適な閾値を用いたパス選択を行い、通信における誤り率を低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
[実施形態]
(受信機の構成)
以下に本発明の実施形態に係る通信制御システムについて詳細に説明する。図1は、実施形態1に係る受信機20のチャネル推定に関わる部分の概要構成を示すブロック図である。
【0014】
受信機20は、図1のように、チャネル推定を行う装置として、チャネル推定装置21を具備し、このチャネル推定装置21は、相関部22と、パス選択部23と、閾値決定部24とを具備している。
【0015】
チャネル推定装置21は、受信側で予め送信データ変調位相が既知のシンボルであるパイロットシンボルを用いてチャネル推定を行い、各パスの遅延及びフェージング変動に起因する受信信号の位相及び振幅の変動、すなわちフェージング複素包絡線を推定するものである。
【0016】
相関部22は、パス選択部23に接続されており、入力された受信データ内のパイロットシンボルの位置を検出し、パイロットシンボルS1を抽出する機能を有する。また、相関部22は、図2に示すように、抽出されたパイロットシンボルS1に対して、相関部22に記憶されたパイロットシンボルのレプリカR1、すなわち、前記パイロットシンボルと全く同じシンボル系列を、上述の検出した位置から1チップずつずらして掛け合わして相関を取り、遅延プロファイルPF1を作成する機能を有し、作成された遅延プロファイルPF1はパス選択部23に送信される。
【0017】
パス選択部23は、相関部22と閾値決定部24とに接続されており、閾値決定部24から送信されたパス選択閾値と、相関部22から送信された遅延プロファイルPF1とを受信し、所定のアルゴリズムでパス選択を行い、他の通信者の信号及び自チャネルのマルチパス信号からの干渉及びノイズなどの背景雑音を、遅延プロファイルPF1から除去し、有効なパスのみからなる遅延プロファイル、すなわちチャネル推定値を作成して出力する。
【0018】
ここで、パス選択のアルゴリズムとしては、最大の電力を持つパスの電力レベルから閾値を設けて、その閾値以上の受信電力を有する有効なパスを選択する、遅延プロファイルの平均電力レベルから閾値を設けて、その閾値以上の受信電力を有する有効なパスを選択する、背景雑音電力レベルから閾値を設けて、その閾値以上の受信電力を有する有効なパスを選択する、などが挙げられる。図3に、パス選択処理の例として、最大の電力を持つパスから閾値を設けて、その閾値以上の受信電力を有するパスを選択するアルゴリズムの原理図を示す。
【0019】
詳述すると、例えば、図3(a)に示すように、遅延プロファイルに基づいて、最大パスの電力レベルの1/3に閾値を設定し、この閾値と比較することによって、図3(b)に示すように、複数のパスh…のうち、閾値以上の電力レベルのパスh,h,h…を選択している。
【0020】
閾値決定部24は、パス選択部23に接続されており、閾値を決定する指標値に基づいて、パス選択を行うためのパス選択閾値を決定し、前記パス選択閾値をパス選択部23に送信する。具体的には、図1に示すように、指標値を基地局等から取得する指標値取得部24aと、対応テーブルを記憶する対応テーブル記憶部24bとを備えている。
【0021】
詳述すると、閾値決定部24は、指標値取得部24aから入力される指標値について、対応テーブル記憶部24bに格納された対応テーブルを照合して、閾値を取得し、取得した閾値をパス選択部23に出力する。
【0022】
本実施形態において指標値とは、現在通信を行っている通信チャネルの無線品質を示す無線品質指標値であり、例えば、自局における信号電力対干渉電力比(SIR)、干渉信号に対する希望波信号電力の比(CIR)、信号電力対雑音電力比(SNR)、希望波信号電力対雑音電力比(CNR)、受信電力、RSSI(受信信号強度表示信号)等のことである。
【0023】
対応テーブルは、本実施形態では、上記品質指標値と閾値とを対応付けたテーブルデータであり、例えば、図4(a)に示すように構成されている。すなわち、受信機20の測定するSIRの値がある所定の値、例えば5dBよりも小さい場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから1/10と設定し、5dBよりも大きい場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから1/12と設定することができる。
【0024】
また、例えば、対応テーブルとしては、図4(b)に示すように、受信機20の受信するRSSIの値がある所定の値、例えば、4dBよりも小さい場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの平均電力レベルから1/10と設定し、RSSIの値が4dBよりも大きく5dBよりも小さい場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの平均電力レベルから1/12と設定し、RSSIの値が5dBよりも大きい場合は、パス選択閾値を遅延ブロファイルの平均電力レベルから1/16と設定することができる。
【0025】
ここで、無線品質指標値とパス選択閾値の関係は、無線品質指標値が大きい場合に、パス選択閾値を小さく、無線品質指標値が小さい場合にパス選択閾値を大きくする、という関係だけでなく、無線品質指標値が大きい場合に、パス選択閾値を大きく、無線品質指標値が小さい場合にパス選択閾値を小さくする、という関係でもよい。
【0026】
さらに、無線品質指標値とパス選択閾値の関係は、無線品質指標値に応じて無段階的に、より細かく設定してもよく、例えば、
(パス選択閾値)=f(無線品質指標値)
としてもよい。ここで、f(x)は、一次関数や二次関数など、任意の関数とする。
【0027】
なお、本実施形態に係る受信機は、無線通信を行う全ての受信機に適用することができる。例えば、移動局の受信機や無線基地局の受信機などが考えられる。
【0028】
(受信機の動作)
上記構成を有する受信機20の動作について、図5を参照にして説明する。図5は、受信機20において、チャネル推定を行う際のフローチャート図である。
【0029】
図5に示すように、ステップS201において、相関部22は、受信データ内のパイロットシンボルS1の位置を検出し、パイロットシンボルS1を抽出するとともに、抽出したパイロットシンボルS1に対して、受信側の持つパイロットシンボルのレプリカR1、すなわち、パイロットシンボルと全く同じシンボル系列を、上述の検出した位置から1チップずつずらして掛け合わして相関を取ることにより、遅延プロファイルを作成し、作成した前記遅延プロファイルをパス選択部23に送信する。
【0030】
次いで、ステップS202において、閾値決定部24は、現在通信を行っている通信チャネルの無線品質を示す指標値、無線品質指標値に基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定し、前記パス選択閾値をパス選択部23に送信する。
【0031】
そして、ステップS203において、パス選択部23は、閾値決定部24から送信されたパス選択閾値と、相関部22から送信された遅延プロファイルとを受信し、ある所定のアルゴリズムでパス選択を行い、他通信者の信号及び自チャネルのマルチパス信号からの干渉及びノイズなどの背景雑音を、遅延プロファイルから除去し、有効なパスのみからなる遅延プロファイル、すなわちチャネル推定値を作成して、出力する。
【0032】
(受信機の作用・効果)
一般に、パスの数が多い方が、パスダイバーシチ効果が得られるため、伝送特性が良くなり、通信における誤り率は低減する。しかし、ノイズによるシグナルをパスと誤って判断して復調を行うと伝送特性は悪くなる。したがって、本実施形態に係る受信機によれば、無線品質指標値が大きい、すなわち、ノイズや干渉が小さい場合にはパス選択閾値を小さく設定して、より細かいパスをも考慮して復調することができ、一方、無線品質指標値が小さい、すなわち、ノイズや干渉が大きい場合には、パス選択閾値を大きく設定して、ノイズによるシグナルをパスと誤る確率を低減することができる。これらの結果、本実施形態に係る受信機によれば、その時々の無線環境において最適な閾値を用いたパス選択を行うことができ、通信における誤り率を低減することができる。
【0033】
[変更例]
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような変更を加えることができる。
【0034】
(変更例1)
上述した実施形態において、閾値決定部24は、無線品質指標値の代わりに、同時に通信を行っているユーザ数、或いはトラヒックに基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定してもよい。すなわち、対応テーブル記憶部24bに図6(a)又は(b)に示すような、ユーザ数或いはトラヒック数と閾値とを対応付けたテーブルデータを格納しておくとともに、指標値取得部24aにおいて通信中のユーザ数やトラヒック数を取得するようにする。そして、閾値決定部24は、同時に通信を行っているユーザ数、或いはトラヒックに基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定する。
【0035】
対応テーブルの内容としては、例えば、図6(a)に示すように、同時に通信を行っているユーザ数がある所定の値を超えている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから1/12と設定し、同時に通信を行っているユーザ数がある所定の閾値を超えていない場合は、パス選択閾値を、遅延ブロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから1/16と設定することができる。
【0036】
また、図6(b)に示すように、トラヒックがある所定の値を超えている値を超えている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから1/15と設定し、 トラヒックがある所定の値を超えていない場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから1/18と設定することができる。
【0037】
ここで、同時に通信しているユーザ数或いはトラヒック数とパス選択閾値の関係は、同時に通信しているユーザ数或いはトラヒックが大きい場合に、パス選択閾値を大きく、同時に通信しているユーザ数或いはトラヒックが小さい場合にパス選択閾値を小さくする、という関係だけでなく、同時に通信しているユーザ数或いはトラヒックが大きい場合に、パス選択閾値を小さく、同時に通信しているユーザ数或いはトラヒックが小さい場合にパス選択閾値を大きくする、という関係でもよい。
【0038】
さらに、同時に通信しているユーザ数或いはトラヒックとパス選択閾値の関係は、より細かく設定してもよく、
(パス選択閾値)=f(同時に通信しているユーザ数或いはトラヒック)
としてもよい。ここで、f(x)は、一次関数や二次関数など、任意の関数とする。
【0039】
以上の変更例に係る受信機を用いることにより、同時に通信しているユーザ数或いはトラヒックが大きい時、他ユーザによる干渉が大きくなるため、遅延プロファイルにおける干渉によるシグナルが増大することとなり、パス選択を行うためのパス選択閾値を大きく設定して、干渉によるシグナルをパスと誤って判断して復調を行う可能性を低減することができる。一方、同時に通信しているユーザ数或いはトラヒックが小さい時、他ユーザによる干渉が小さいため、遅延プロファイルにおける干渉によるシグナルは減少することとなり、パス選択を行うためのパス選択閾値を小さく設定して、よりパスダイバーシチ効果を得られるようにすることができるため、通信における誤り率を低減することができる。
【0040】
(変更例2)
また、上述した実施形態において、閾値決定部24は、無線品質指標値の代わりに、MCSレベルに基づいて、パス選択を行うためのパス選択閾値を決定してもよい。
【0041】
ここで、MCSレベルについて以下に簡単な概略を説明する。無線品質や受信機の移動速度に応じて適応的に変調方式及びターボ符号化における符号化レートRを可変とする適応変調(AdaptiveModulation and Coding)において、適応的に変化させる変調方式及び符号化レートの組み合わせを、MCSレベル(Modulation and Coding Schemeレベル)という。
【0042】
すなわち、対応テーブル記憶部24bに、図6(c)に示すような、MCSレベルと閾値とを対応付けたテーブルデータを格納しておくとともに、指標値取得部24aにおいてMCSレベルを取得するようにする。そして、閾値決定部24は、MCSレベルに基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定する。
【0043】
例えば、MCSレベル1(QPSK、R=1/2)、MCSレベル2(QPSK、R=3/4)、MCSレベル3(16QAM、R=1/2)、MCSレベル4(16QAM、R=3/4)の3つのMCSレベルを用いて、AMCを行っている場合を考える。これについて、実際にシミュレーションを行い、各MCSレベルにおける最適な閾値を求めたところ、図7に示すような結果が得られた。
【0044】
よって、例えば、MCSレベル1を用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから0.06と設定し、MCSレベル2を用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから0.05と設定する。また、MCSレベル3を用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから0.03と設定し、MCSレベル4を用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから0.025と設定することができる。
【0045】
以上の変更例2に係る受信機によれば、各MCSレベルを切り替えるたびに、最適なパス選択閾値を用いてパス選択を行うことができるため、通信における誤り率を低減することができる。
【0046】
(変更例3)
上述した実施形態において、閾値決定部24は、無線品質指標値の代わりに、通信を行っている変調方式の種別に基づいて、パス選択を行うためのパス選択閾値を決定してもよい。すなわち、対応テーブル記憶部24bに、図8(a)若しくは(b)に示すような、変調方式と閾値とを対応付けたテーブルデータを格納しておくとともに、指標値取得部24aにおいて、変調方式を取得するようにする。そして、閾値決定部24は、通信を行っている無線品質指標値に基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定する。
【0047】
例えば、QPSKを用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから0.05と設定し、16QAMを用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから0.02と設定することができる。
【0048】
また、例えば、64QAMを用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの平均電力レベルから0.06と設定し、16QAMを用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの平均電力レベルから0.04と設定し、QPSKを用いて通信を行っている場合は、パス選択閾値を遅延プロファイルの平均電力レベルから0.02と設定することができる。
【0049】
以上の発明を用いることにより、通信に用いている変調方式に適したパス選択閾値を用いてパス選択を行うことができ、通信における誤り率を低減することができる。
【0050】
(変更例4)
上述した実施形態において、閾値決定部24は、無線品質指標値の代わりに、通信チャネルが伝搬路において受けるフェージングのピッチ(フェージング周波数)に基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定してもよい。すなわち、対応テーブル記憶部24bに、図8(c)に示すような、フェージング周波数と閾値とを対応付けたテーブルデータを格納しておくとともに、指標値取得部24aにおいて通信中のフェージング周波数を取得するようにする。そして、閾値決定部24は、フェージング周波数に基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定する。
【0051】
例えば、フェージング周波数がある所定の値を超えている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから1/12と設定し、フェージング周波数がある所定の値を超えていない場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから1/16と設定することができる。
【0052】
ここで、フェージング周波数とパス選択閾値の関係は、フェージング周波数が大きい場合に、パス選択閾値を大きく、フェージング周波数が小さい場合にパス選択閾値を小さくする、という関係だけでなく、フェージング周波数が大きい場合に、パス選択閾値を小さく、フェージング周波数が小さい場合にパス選択閾値を大きくする、という関係でもよい。
【0053】
さらに、フェージング周波数とパス選択閾値の関係は、より細かく設定してもよく、
(パス選択閾値)=f(フェージング周波数)
としてもよい。ここで、f(x)は、一次関数や二次関数など、任意の関数とする。
【0054】
以上の変更例4に係る受信機を用いることにより、その時々に無線通信チャネルが受けるフェージングに適したパス選択閾値を用いてパス選択を行うことができるため、通信における誤り率を低減することができる。
【0055】
(変更例5)
上述した実施形態において、閾値決定部24は、無線品質指標値の代わりに、移動局の位置情報に基づいて、パス選択を行うためのパス選択閾値を決定してもよい。すなわち、対応テーブル記憶部24bに、図8(d)に示すような、位置情報と閾値とを対応付けたテーブルデータを格納しておくとともに、指標値取得部24aにおいて、位置情報を取得するようにする。そして、閾値決定部24は、移動局の位置情報に基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定する。
【0056】
ここで、移動局の位置情報とは、GPS等を用いて表示される座標的な位置情報から、あるセル或いはセクタに存在する、或いは屋内である、屋外であるという広範囲の位置情報まで、様々な意味での位置情報をさす。また、移動局の位置情報に基づいて、移動局、無線基地局両方の受信機において、本発明を適用することができる。
【0057】
そして、例えば、移動局が屋内に存在する場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから1/20と設定し、移動局が屋外に存在する場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから1/16と設定することができる。また、例えば、移動局がある所定のエリア(セクタやセル、或いは特定のビル内、会場内など)に存在する場合は、パス選択閾値を、そのエリア固有の値に設定することができる。
【0058】
さらに、移動局の位置情報(例えばGPSによる位置情報)とパス選択閾値の関係は、より細かく設定してもよく、
(パス選択閾値)=f(移動局の位置情報)
としてもよい。ここで、f(x)は、一次関数や二次関数など、任意の関数とする。
【0059】
以上の変更例5に係る受信機によれば、移動局の位置情報に適したパス選択閾値を用いてパス選択を行うことができるため、通信における誤り率を低減することができる。
【0060】
(変更例6)
上述した実施形態において、閾値決定部24は、無線品質指標値の代わりに、サービス種別に基づいて、パス選択を行うためのパス選択閾値を決定してもよい。すなわち、対応テーブル記憶部24bに、図9(a)に示すような、サービス種別と閾値とを対応付けたテーブルデータを格納しておくとともに、指標値取得部24aにおいて通信中のサービス種別を取得するようにする。そして、閾値決定部24は、サービス種別に基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定する。
【0061】
例えば、音声サービスの通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから1/12と設定し、データ通信サービスの通信を行っている場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから1/16と設定することができる。
【0062】
以上の変更例6に係る受信機によれば、サービス種別に適したパス選択閾値を用いてパス選択を行うことができるため、通信における誤り率を低減することができる。
【0063】
(変更例7)
上述した実施形態において、閾値決定部24は、無線品質指標値の代わりに、通信を行う時間帯に基づいて、パス選択を行うためのパス選択閾値を決定してもよい。すなわち、対応テーブル記憶部24bに、図9(b)に示すような、時間帯と閾値とを対応付けたテーブルデータを格納しておくとともに、指標値取得部24aにおいて通信中の時間帯を取得するようにする。そして、閾値決定部24は、通信を行う時間帯に基づいてパス選択を行うためのパス選択閾値を決定する。
【0064】
例えば、通信を夜の時間帯に行う場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの中の最大の電力を持つパスの電力レベルから1/18と設定し、通信を昼の時間帯に行う場合は、パス選択閾値を、遅延プロファイルの最大の電力を持つパスの電力レベルから1/16と設定することができる。
【0065】
以上の変更例7に係る受信機によれば、通信を行う時間帯に適したパス選択閾値を用いてパス選択を行うことができるため、通信における誤り率を低減することができる。
【0066】
(変更例8)
なお、上述した実施形態及び各変更例では、指標値取得部24a、閾値決定部24及び対応テーブル記憶部24bを、受信機である移動局に設けた場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図10に示すように、指標値取得部24a、閾値決定部24及び対応テーブル記憶部24bを基地局30に設けてもよい。
【0067】
この場合には、基地局(送信機)30で指標値に基づいて対応テーブル記憶部24bを照合し、閾値を抽出し、この抽出した閾値を閾値通知部31を通じて、移動局(受信機)40の閾値取得部41に通知する。閾値取得部41は、取得した閾値をパス選択部23に出力し、パス選択部23において、上述した手順によりチャネル推定値を出力する。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の通信制御システム、通信制御方法、移動局及び基地局によれば、受信機が、測定した無線品質、或いは、サービス種別、変調方式、MCSレベル、通信を行っているユーザ数、トラヒック、時間帯、移動局の位置情報、フェージング周波数などに応じてパス選択閾値を変化させることにより、その時々の無線環境において最適なパス選択閾値を用いたパス選択を行い、通信における誤り率を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る受信機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態に係る相関部における遅延プロファイル作成の概略説明図である。
【図3】実施形態に係る選択部におけるパス選択の概略説明図である。
【図4】実施形態に係る対応テーブルの内容を示す説明図である。
【図5】実施形態に係る受信機が、チャネル推定を行うまでのフローチャート図である。
【図6】変更例に係る対応テーブルの内容を示す説明図である。
【図7】変更例2に係る受信機において、各MCSレベルに関して最適な閾値を求めたシミュレーション結果のグラフである。
【図8】変更例に係る対応テーブルの内容を示す説明図である。
【図9】変更例に係る対応テーブルの内容を示す説明図である。
【図10】変更例に係る通信制御システムの概略構成を示すブロック図である。
【図11】従来技術に係る受信機の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
R1…レプリカ
S1…パイロットシンボル
PF1…遅延プロファイル
10,20…受信機
11,21…チャネル推定装置
12,22…相関部
13,23…パス選択部
24…閾値決定部
24a…指標値取得部
24b…対応テーブル記憶部
30…基地局
31…閾値通知部
40…移動局
41…閾値取得部

Claims (33)

  1. 送信機と受信機との間で適応変調が採用された無線通信を制御する通信制御システムであって、
    前記受信機側において、前記送信機が送信した既知系列であるパイロット信号を受信し、この受信したパイロット信号に対してレプリカ信号を用いて相関を取ることにより、パスを特定する遅延プロファイルを生成する相関部と、
    通信状況に関する指標値に基づいて閾値を決定する閾値決定部と、
    前記閾値と、前記遅延プロファイル中の各パスの電力レベルとを比較し、比較結果が所定の条件を満たすパスを有効パスとして選択し、有効パスが選択された後の前記遅延プロファイルをチャネル推定値として出力するパス選択部と
    を有し、
    前記閾値決定部は、前記無線通信において用いられている変調方式及び符号化レートの組み合わせを表すMCSレベルを前記指標値として、前記MCSレベルに対応する前記閾値を決定することを特徴とする通信制御システム。
  2. 前記指標値は、前記受信機側において取得され、
    前記閾値決定部は、前記受信機側に備えられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御システム。
  3. 前記指標値は、前記送信機側において取得され、
    前記閾値決定部は、前記送信機側に備えられ、
    前記送信機側において決定された閾値は、前記送信機側から前記受信機側へ通知されることを特徴とする請求項1に記載の通信制御システム。
  4. 前記閾値決定部は、現在通信を行っている通信チャネルの無線品質を示す指標値を取得し、該無線品質に基づいて前記閾値を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信制御システム。
  5. 前記閾値決定部は、同時に通信を行っているユーザ数、或いはトラヒック数を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信制御システム。
  6. 前記閾値決定部は、フェージング周波数を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信制御システム。
  7. 前記閾値決定部は、前記受信機の位置情報を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信制御システム。
  8. 前記閾値決定部は、現在の通信のサービス種別を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信制御システム。
  9. 前記閾値決定部は、現在の時間帯を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信制御システム。
  10. 送信機と受信機との間で適応変調が採用された無線通信を制御する通信制御方法であって、
    前記受信機側において既知系列であるパイロット信号を、前記送信機側から送信するステップ(1)と、
    このパイロット信号を受信機側において受信し、受信したパイロット信号に対してレプリカ信号を用いて相関を取ることにより、パスを特定する遅延プロファイルを生成するステップ(2)と、
    通信状況に関する指標値に基づいて閾値を決定するステップ(3)と、
    前記閾値と、前記遅延プロファイル中の各パスの電力レベルとを比較し、比較結果が所定の条件を満たすパスを有効パスとして選択し、有効パスが選択された後の前記遅延プロファイルをチャネル推定値として出力するステップ(4)と
    を有し、
    前記ステップ (3) において、前記無線通信において用いられている変調方式及び符号化レートの組み合わせを表すMCSレベルを前記指標値として、前記MCSレベルに対応する前記閾値を決定することを特徴とする通信制御方法。
  11. 前記ステップ(3)において、
    前記指標値は、前記受信機側で取得され、前記閾値の決定は、前記受信機側において行われることを特徴とする請求項10に記載の通信制御方法。
  12. 前記ステップ(3)において、
    前記指標値は、前記送信機側において取得され、前記閾値の決定は前記送信機側において行われ、前記送信機側において決定された閾値は、前記送信機側から前記受信機側へ通知される
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信制御方法。
  13. 前記ステップ(3)においては、現在通信を行っている通信チャネルの無線品質を示す指標値を取得し、該無線品質に基づいて前記閾値を決定することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の通信制御方法。
  14. 前記ステップ(3)においては、同時に通信を行っているユーザ数、或いはトラヒック数を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の通信制御方法。
  15. 前記ステップ(3)においては、現在通信を行っている変調方式を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の通信制御方法。
  16. 前記ステップ(3)においては、フェージング周波数を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の通信制御方法。
  17. 前記ステップ(3)においては、前記受信機の位置情報を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の通信制御方法。
  18. 前記ステップ(3)においては、現在の通信のサービス種別を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の通信制御方法。
  19. 前記ステップ(3)においては、現在の時間帯を前記指標値として前記閾値を決定することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の通信制御方法。
  20. 適応変調が採用された無線通信を基地局と行う移動局であって、
    既知系列であるパイロット信号を前記基地局から受信し、この受信したパイロット信号に対してレプリカ信号を用いて相関を取ることにより、パスを特定する遅延プロファイルを生成する相関部と、
    通信状況に関する指標値に基づいて閾値を決定する閾値決定部と、
    前記閾値と、前記遅延プロファイル中の各パスの電力レベルとを比較し、比較結果が所定の条件を満たすパスを有効パスとして選択し、有効パスが選択された後の前記遅延プロファイルをチャネル推定値として出力するパス選択部と
    を有し、
    前記閾値決定部は、前記無線通信において用いられている変調方式及び符号化レートの組み合わせを表すMCSレベルを前記指標値として、前記MCSレベルに対応する前記閾値を決定することを特徴とする移動局。
  21. 前記指標値は、現在通信を行っている通信チャネルの無線品質であり、前記閾値は、前記無線品質に基づいて決定されることを特徴とする請求項20に記載の移動局。
  22. 前記指標値は、同時に通信を行っているユーザ数、或いはトラヒック数であり、前記閾値は、これらユーザ数、或いはトラヒック数に基づいて決定されることを特徴とする請求項20に記載の移動局。
  23. 前記指標値は、フェージング周波数であり、前記閾値は、前記フェージング周波数に基づいて決定されることを特徴とする請求項20に記載の移動局。
  24. 前記指標値は、前記移動局の位置情報であり、前記閾値は、前記位置情報に基づいて決定されることを特徴とする請求項20に記載の移動局。
  25. 前記指標値は、現在の通信のサービス種別であり、前記閾値は、前記サービス種別に基づいて決定されることを特徴とする請求項20に記載の移動局。
  26. 前記指標値は、現在の時間帯であり、前記閾値は、前記時間帯に基づいて決定されることを特徴とする請求項20に記載の移動局。
  27. 適応変調が採用された無線通信を移動局と行う基地局であって、
    既知系列であるパイロット信号を前記移動局から受信し、この受信したパイロット信号に対してレプリカ信号を用いて相関を取ることにより、パスを特定する遅延プロファイルを生成する相関部と、
    通信状況に関する指標値に基づいて閾値を決定する閾値決定部と、
    前記閾値と、前記遅延プロファイル中の各パスの電力レベルとを比較、比較結果が所定の条件を満たすパスを有効パスとして選択し、有効パスが選択された後の前記遅延プロファイルをチャネル推定値として出力するパス選択部と
    を有し、
    前記閾値決定部は、前記無線通信において用いられている変調方式及び符号化レートの組み合わせを表すMCSレベルを前記指標値として、前記MCSレベルに対応する前記閾値を決定することを特徴とする基地局。
  28. 前記指標値は、現在通信を行っている通信チャネルの無線品質であり、前記閾値は、前記無線品質に基づいて決定されることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  29. 前記指標値は、同時に通信を行っているユーザ数、或いはトラヒック数であり、前記閾値は、これらユーザ数、或いはトラヒック数に基づいて決定されることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  30. 前記指標値は、フェージング周波数であり、前記閾値は、前記フェージング周波数に基づいて決定されることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  31. 前記指標値は、前記受信機の位置情報であり、前記閾値は、前記位置情報に基づいて決定されることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  32. 前記指標値は、現在の通信のサービス種別であり、前記閾値は、前記サービス種別に基づいて決定されることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  33. 前記指標値は、現在の時間帯であり、前記閾値は、前記時間帯に基づいて決定されることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
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