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JP4121491B2 - 液体燃料混合装置及びこれを適用した直接液体燃料電池 - Google Patents

液体燃料混合装置及びこれを適用した直接液体燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は液体燃料混合装置及びこれを適用した直接液体燃料電池に係り、さらに詳細には微細気孔を有する透過膜を通じて液体燃料を水または希釈された液体燃料溶液で前記液体燃料を透過させて水と液体燃料とを混合させる液体燃料混合装置及びこれを適用した直接液体燃料電池に関する。
直接液体燃料電池は、メタノール、エタノールなどの有機化合物燃料と酸化剤である酸素との電気化学反応によって電気を生成する発電装置であってエネルギー密度及び電力密度が非常に高く、メタノールなど液体燃料を直接使用するため、燃料改質器など周辺装置が不要であり、燃料の保存及び供給が容易であるという長所を有している。
直接液体燃料電池の単位セルは、図1に示されたように、アノード電極2とカソード電極3間に電解質膜1が介在されている構造を有する。アノード電極2とカソード電極3の構造は、燃料の供給及び拡散のための燃料拡散層22,32と燃料の酸化/還元反応が起こる触媒層21,31、そして電極支持体23,33を揃える。電極反応のための触媒は、低温でも優秀な特性を有する白金のような貴金属触媒が使用されて反応副生成物である一酸化炭素による触媒被毒現象を防止するためにルテニウム、ロジウム、オスミウム、ニッケルのような転移金属の合金触媒が使われる。電極支持体は、炭素紙、炭素クロスが使われ、燃料の供給と反応生成物の排出とが容易になるように撥水処理して使用する。電解質膜は、厚さが50〜200μmである高分子膜であって水分を含有し、イオン伝導性を有する水素イオン交換膜が使われる。
直接液体燃料電池のうち、メタノールと水とを混合燃料として使用する直接メタノール燃料電池(Direct Methanol Fuel Cell、以下DMFC)の電極反応は、燃料が酸化されるアノード反応と水素イオンと酸素の還元によるカソード反応とより構成され、反応式は次の通りである。
反応式1
CHOH+HO→CO+6H+6e(アノード反応)
反応式2
3/2O+6H+6e→3HO(カソード反応)
反応式3
CHOH+3/2O→2HO+CO(全体反応)
酸化反応(反応式1)が起こるアノード電極2では、メタノールと水との反応によって二酸化炭素、6個の水素イオン及び電子が生成され、生成された水素イオンは、水素イオン交換膜1を経てカソード電極3に伝えられる。還元反応(反応式2)が起こるカソード電極3では、水素イオンと外部回路を通じて伝えられた電子そして酸素間の反応によって水が生成される。したがって、DMFC全体反応(反応式3)は、メタノールと酸素とが反応して水と二酸化炭素とを生成する反応となる。
DMFCの単位セルの発生電圧は、理論的には1.2Vほどであるが、常温、常圧条件で開回路電圧は1V以下となり、実際作動電圧は活性化過電圧及び抵抗過電圧による電圧降下が起こるために0.4〜0.6Vほどとなる。したがって、所望の容量の電圧を得るためには数枚の単位セルを直列に連結しなければならない。スタックは、数枚の単位セルが積層され、積層された単位セルが電気的に直列連結されたものである。単位セル間には導電性プレート(通常、バイポーラプレートという)が介在されて電気的に隣接した単位セルを電気的に相互連結する。バイポーラプレートとして電気伝導性と機械的強度とが優秀でかつ加工性が良好な黒鉛ブロックが主に適用され、メタルまたは伝導性高分子が含まれている複合材料によるブロックも適用される。バイポーラプレートの表面にはアノードとカソードに燃料と空気を独立的に供給するために流路(チャンネル)が形成されている。スタックの中間に位置するバイポーラプレートの両面に空気供給チャンネル及び燃料供給チャンネルがそれぞれ形成されており、スタックの端部に位置するバイポーラプレート(この場合、さらに正確にはモノポーラプレートという)には空気供給チャンネルまたは燃料供給チャンネルが形成されている。
図2に示されたように、空気供給チャンネル及び燃料供給チャンネル91の各形態は、導電性プレート9の表面全体にわたって空気または燃料が流動できるように一列及び平行またはサーペンタイン状を有する。図2では、サーペンタイン状のチャンネル91を示し、91aは燃料または空気の流入口であり、91bはその出口である。
前記のような電池またはスタックに燃料を供給するための燃料供給装置には、燃料を保存する燃料タンクと、液体燃料を燃料タンクから電池またはスタックに燃料を給送するための燃料ポンプと、酸化剤である空気を供給するためのコンプレッサまたは空気ポンプと、を含む。
理論的に、液体燃料であるメタノールは、反応式1のように水と1:1モル(M)比で反応するため、メタノール1Mと水1Mとの混合液(約64wt.%のメタノール)を使用できるが、このように1:1(メタノール:水)の高濃度燃料を使用する場合、電解質として使われる高分子膜(水素イオン交換膜)での燃料のクロスオーバー(燃料がイオン交換膜を通過する現象)による発電性能の減少が大きいため、一般的に2〜5M(6〜16wt.%)の低濃度メタノールを使用する。低濃度のメタノールを使用する場合、同じ燃料体積でメタノールが占める比率が小さいため、燃料のエネルギー量が顕著に少なくなり、したがって、高いエネルギーの発電のためには燃料ポンプに燃料を多量にスタックに供給しなければならない。
図3は、メタノールと水とが混合された混合燃料のスタックに対する供給及び回収構造を示す従来の典型的な直接液体燃料電池システムの混合燃料循環回路を示す図面である。
図3を参照すれば、スタック4の内部カソード(電極)側に還元反応のための空気が供給され、またカソードから使われた空気は再び外部に排出される。そして、液体燃料、例えばメタノール及び水の混合燃料が混合燃料タンク5から燃料ポンプ6によってスタック4の内部のアノード(電極)側に供給され、そして使用後に未反応の燃料は再びアノード(電極)から混合燃料タンク5に復帰させる。
このようにメタノールと水とが混合された状態でスタックに供給され、再び燃料タンクに復帰する循環供給構造によれば、スタックの内部から混合燃料のうちメタノールが酸化反応によって消耗及び還元反応によって水が発生することによって、スタックの内部で混合燃料内のメタノール濃度が低下し、この状態で燃料タンクに復帰して燃料タンク内の混合燃料をさらに希釈させる。このような混合燃料のうちメタノールの消耗及び水の増加は、結果的に発電効率を低下させる。このように希釈された濃度のメタノールを使用する図3に示されたようなシステムは、混合燃料タンクのサイズによってメタノールの保存容量が制限されるだけでなく、メタノールが希釈された状態であるために長時間の発電が難しいという欠点を有している。
このような点を補完するためにメタノールと水を別途に保存し、これを混合器で混合した後にスタックに供給する方式が提案され、このような方式に関する一例が特許文献1に開示されている。
図4は、前記のようにメタノールと水とが別途に保存される直接液体燃料電池システムの混合燃料循環回路を示す図面である。
図4を参照すれば、スタック4の内部カソード側に還元反応のための空気が供給され、カソードから使われた空気は再び外部に排出され、この時に空気中に含まれた反応副産物としての水は回収されて水タンク6に送られる。一方、メタノールタンク7には高濃度または純粋メタノールが保存される。
燃料として使われる水及びメタノールは、別途のタンク6,7に保存され、水及びメタノールは各ポンプPによって燃料混合器8に供給され、ここで、水とメタノールが混合された後にスタック4のアノード側に送られる。
この方式は、水とメタノールとが別途のタンクに保存されるために使われる水の体積を大きく減らすことができ、一方、メタノールの体積を増大させることができるので長時間の発電が可能である。しかし、別途に保存されたメタノールと水とを混合するための燃料混合器が追加的に必要であるという欠点を有している。また、混合された状態の燃料の供給及び回収過程を反復する循環構造で使用する場合、未反応のメタノールと水との相互分離が難しく、一旦混合された燃料は、図3に示された従来の電池システムのように混合された状態で循環しなければならず、したがって、混合燃料の循環による欠点を依然として有している。
一方、特許文献2にはメタノール測定センサーを使用してメタノールと水とを混合器でのメタノール濃度を測定することによって水とメタノールとの比率を調節するシステムが開示されている。
しかし、メタノールセンサーを採用した燃料電池システムは、数百ワット以上の中、大型燃料電池システムで適用されるが、小型燃料電池システムにメタノールセンサーを適用する時に燃料電池システムの重量と体積とが増加するという問題がある。
米国特許第6,303,244号公報 米国特許第6,306,285号公報
本発明は前記従来の技術の問題点を改善するために創出されたものであって、別途のメタノール濃度センサーを使用せずに回収される液体燃料及び水と高濃度の液体燃料とを混合する液体燃料混合装置及びこれを適用した直接液体燃料電池装置を提供するところにその目的がある。
また、本発明は従来の同等燃料体積の燃料電池に比べてさらにすぐれた発電能力を有する直接液体燃料電池装置を提供するところにその他の目的がある。
前記目的を達成するために、本発明の液体燃料混合装置は、直接液体燃料電池に供給される液体燃料を混合する燃料混合装置において、液体燃料タンク及び水タンクと、前記液体燃料タンクの液体燃料に接触するように配置されて前記液体燃料タンク内の液体燃料を前記水タンクから供給された液体に混合する液体燃料混合器と、を備え、前記液体燃料混合器は、前記水タンクから供給される液体を流動させるウォーターチャンネルと、前記ウォーターチャンネルで前記ウォーターチャンネルの液体と接触する時に前記液体燃料を前記ウォーターチャンネルに透過させて前記液体は前記液体燃料タンクに透過させない液体燃料透過膜と、を備える。
本発明の一実施形態によれば、前記ウォーターチャンネルが前記液体燃料タンクの下部に形成される。
前記液体燃料透過膜及び前記液体燃料タンクの前記液体燃料間にウィッキング部材をさらに備えることが望ましい。
本発明の他の実施形態によれば、前記ウォーターチャンネルが前記液体燃料タンクの一側面に垂直に形成される。
また、前記液体燃料タンクで前記液体燃料が保存される領域の底部には所定傾斜度で傾斜板がさらに配置される。
前記ウォーターチャンネルは、サーペンタイン状の流路を備えることが望ましい。
前記液体燃料タンク及び前記水タンクには埃の流入を防止するフィルタがそれぞれ配置されることが望ましい。
また、前記ウォーターチャンネルの出口に連結されたフィーディングポンプをさらに備えることが望ましい。
前記目的を達成するために本発明による直接液体燃料電池装置の第1類型は、第1及び第2面を有する電解質膜と、前記第1面に配置されたアノード電極と前記第2面に配置されたカソード電極とを備えるMEA(Membrane Electrode Assembly)と、前記MEAのアノード電極に接触するものであってアノード電極に供給される液体燃料が流動する流路チャンネルが形成された第1導電性プレートと、前記MEAのカソード電極に空気を供給する第2導電性プレートと、液体燃料タンク及び水タンクと、前記液体燃料タンクの液体燃料に接触するように配置されて前記液体燃料タンク内の液体燃料を前記水タンクから供給された液体に混合して前記流路チャンネルに供給する液体燃料混合器と、を備え、前記液体燃料混合器は、前記水タンクからの液体を流動させるウォーターチャンネルと、前記ウォーターチャンネルで前記ウォーターチャンネルの液体と接触する時に前記液体燃料を前記ウォーターチャンネルに透過させ、前記液体は前記液体燃料タンクに透過させない液体燃料透過膜と、を備える。
前記流路チャンネルと、前記水タンク及び前記燃料混合器は液体燃料が循環する循環経路に連結され、前記第2導電性プレートを通過した空気及び生成された水は前記水タンクに回収されることが望ましい。
前記目的を達成するために本発明による直接液体燃料電池装置の第2類型は、第1及び第2面を有する電解質膜と前記第1面に設けられたアノード電極と前記第2面に設けられたカソード電極とを揃えた少なくとも二つのMEAによるスタックと、前記スタックの中間に介在されて隣接した一つのMEAのアノード電極及び他のMEAのカソード電極に接触する少なくとも一つの導電性中間プレートと、前記スタックの両側端部にそれぞれ設けられて対向するMEAに接触する導電性エンドプレートと、各電極と接触するプレートの内面に形成されて供給される燃料が流動される流路チャンネルと、前記スタックから垂直に貫通して前記流路チャンネルに該当する燃料を供給または排出するラインを形成する多数の燃料出入り孔と、液体燃料タンク及び水タンクと、前記液体燃料タンクの液体燃料に接触するように配置されて前記液体燃料タンク内の液体燃料を前記水タンクから供給された液体に混合して前記燃料出入り孔を通じて前記アノード電極と接触するプレートに形成された流路チャンネルに供給する液体燃料混合器と、を備え、前記液体燃料混合器は、前記水タンクからの液体を流動させるウォーターチャンネルと、前記ウォーターチャンネルで前記液体燃料を前記ウォーターチャンネルに透過させて前記液体は前記燃料タンクに透過させない液体燃料透過膜と、を備える。
また、前記アノード電極と連結された燃料出入り孔と、前記水タンク及び前記液体燃料混合器は液体燃料が循環する循環経路に連結され、前記カソード電極と連結された燃料出入り孔を通過した空気及び生成された水は、前記水タンクに回収されることが望ましい。
本願発明によれば、直接液体電池スタックに高いエネルギー密度の液体燃料が保存できて発電時間の延長が可能であり、1台のフィーディングポンプのみ使用し、高コストのメタノールセンサーを使用しないので、燃料電池の製造コストを節減でき、小型の直接液体燃料電池の製作も可能になる。
以下、添付された図面を参照しつつ本発明による直接液体燃料電池の燃料供給方法及びこれを適用した直接液体燃料電池装置の望ましい実施形態を詳細に説明する。
図5は、本発明の第1実施形態による燃料電池システムの直接メタノール電池装置の概略的な構成を示す図面であり、図6は、図5のメタノール混合装置を概略的に示す図面である。
まず、図6を参照すれば、純粋メタノールが保存されたメタノール燃料タンク210の下部に水が通過するウォーターチャンネル215が形成されており、ウォーターチャンネル215の上部にはウォーターチャンネル215を通過する水と接触するように透過膜214、例えば、デュポン社のNAFION(登録商標)を使用するか、またはUF(Ultra−Filtration)メンブレンが配置されている。そして、透過膜214の上部にはウィッキング部材、例えば、所定厚さの多孔性フォームであるスポンジ212が配置され、スポンジ212の上部には純粋メタノールが保存される。
前記ウォーターチャンネル215は、図2に示されたように、一面にサーペンタイン状に形成されている。
メタノール燃料タンク210のメタノールは、表面張力が小さくて透過膜214を容易に通過するが、水は表面張力が大きいので、透過膜214を通過できない。すなわち、メタノールがウォーターチャンネル215を通過する水に染み込む。
ウォーターチャンネル215の一側に所定流量で水を流入させれば、この水はウォーターチャンネル215に沿って流れつつ透過膜214から染み出るメタノールと共に移動する。すなわち、メタノールの下部のウォーターチャンネル215と、透過膜214及びスポンジ212は水とメタノールとの燃料混合器211を形成する。
図5を参照すれば、一つの電解質膜110の両面にアノード電極120及びカソード電極130が形成された一般的な構造を有するMEAに対する空気及び液体燃料(メタノール)の供給構造を概略的に示す。
本発明の液体燃料のメタノールは、前述したように燃料タンク210の下部の燃料混合器211のウォーターチャンネル215を通過する時にメタノールと水とが混合された状態で循環経路218を通じて直接液体燃料電池100のアノード電極120側の液体燃料供給部140に供給される。そして、空気はコンプレッサ230またはエアポンプからカソード電極130に接した空気供給部150を通じてエアーがカソード電極130に供給される。
前記のような液体燃料部140及び空気供給部150は、導電性プレート、例えばバイポーラプレートに形成された流路チャンネルに設けられる。前記液体燃料供給部140を通過した残りの液体燃料は、水タンク220を経由する循環経路218に連結される。
循環経路218上にはフィーディングポンプ216が設けられており、したがって、循環経路218を通じてメタノールと水とが混合されて循環される。循環過程中でメタノール濃度は漸進的に上昇する。空気供給部150側からの反応副生成物の排出経路231を通じて排出される反応生成物のうち水は回収されて前記循環経路218を通じてまたは水タンク220に直接回収される。図5では、前記排出経路231が前記循環経路218に連結されていることが示されている。これは、理解を助けるためのものであって例示的なものに過ぎない。
本発明の燃料供給装置において、液体燃料タンク210には純粋または高濃度の液体燃料、例えばメタノールが保存され、このメタノールは循環経路218を通じて循環する。一方、本発明によれば、水タンク220が燃料タンク210に比べて相対的に小さなサイズに形成されうる。これは、すべての水が外部から供給されるものではなく、カソード電極から発生した多量の水を回収してこれをアノード電極反応に使用するためである。したがって、水タンク220内の水に対比して多量のメタノールを保存して使用するため、燃料電池システムの長期間の使用が可能になる。そして、アノード電極に対する混合燃料の濃度調節は、循環経路を通過する流量調節、すなわち、フィーディングポンプの給送量の調節を通じてなされうる。
前記実施形態では一つのMEAによる燃料電池装置を記述したが、本発明は多数のMEAが積層された燃料スタック電池にも適用されうる。
図7は、本発明の燃料混合装置が適用される燃料スタック電池の概略的な構成図を示す図面である。
図7を参照すれば、燃料スタック電池には電解質膜110を中央としてその両側にアノード電極120及びカソード電極130が設けられた多数のMEAが電気的に順方向に配置されており、各MEAの間に中間導電性プレート160が介在されている。この中間導電性プレート160はバイポーラプレートに該当する。そして、前記スタックの上下に導電性エンドプレート161,162が位置する。前記導電性エンドプレート161,162はそれぞれMEAに接触する面にのみ流路チャンネル143,153が形成されており、その他には中間導電性プレート160と実質的に同じ構造を有する。すなわち、一側(図面で上端側の)導電性エンドプレート161の内面に液体燃料流路チャンネル143が形成され、他側(図面で下端側の)導電性エンドプレート162の内面に空気流路チャンネル153が形成されている。そして、前記導電性エンドプレート161,162の外面に電流集電板171,172が位置する。
前記MEA及びこれらの間の中間導電性プレート160、及びスタックの上下の導電性エンドプレート161,162は両固定用エンドプレート181,182によって相互固定される。
そして、前記スタックには垂直方向への多数の貫通孔である燃料出入り孔145,155が形成され、各燃料出入り孔145,155には混合液体燃料または空気が区別されて入り込んでそれぞれ流路チャンネル143,153を通過した後、未反応の燃料(液体燃料または空気)と反応生成物である水、COがそれぞれ燃料出入り孔(図示せず)を通じて排出される。図7には、混合燃料が入る燃料出入り孔145と、エアーが入る燃料出入り孔155のみ図示した。適切な流路を形成するために流動遮断のためのガスケット141が必要な部分に適用されるが、このような流路形成構造は一般的な技術であるので、ここで具体的に説明されない。
前記のようなスタック構造の燃料出入り孔145,155に図5及び図6に示された循環経路218及び排出経路231を連結しうる。
図8は、本発明の第2実施形態によるDMFCの概略的な構成を示す図面であり、図9は、図8のメタノール混合装置を概略的に示す図面であり、第1実施形態と同じ部材には同じ参照番号を使用し、ここで詳細な説明は省略する。
まず、図9を参照すれば、純粋メタノールが保存されたメタノール燃料タンク310の一側内面に水が通過するウォーターチャンネル315が形成されており、ウォーターチャンネル315の上部にはウォーターチャンネル315を通過する水と接触するように透過膜314、例えば、デュポン社のNAFION(登録商標)を使用するか、またはUFメンブレンが配置されている。そして、透過膜314の上部にはウィッキング部材、例えば所定厚さの多孔性フォームであるスポンジ312が配置され、スポンジ312の上部には純粋メタノールが保存される。
前記ウォーターチャンネル315は、図2に示されたように、一面にサーペンタイン状に形成されている。
メタノール燃料タンク310のメタノールは、表面張力が小さくて透過膜314を容易に通過するが、水は表面張力が大きいので、透過膜314を通過できない。すなわち、メタノールがウォーターチャンネル315を通過する水に染み込む。
ウォーターチャンネル315の一側に所定流量で水を流入させれば、この水はウォーターチャンネル315に沿って流れつつ透過膜314から染み出るメタノールと共に移動する。すなわち、メタノールの下部のウォーターチャンネル315と、透過膜314及びスポンジ312は水とメタノールとの燃料混合器311を形成する。
319は傾斜板であって、燃料タンク310内のメタノールの使用効率を高める。
図8を参照すれば、水タンク220からフィーディングポンプ216によって水がウォーターチャンネル315に沿って流れる。この時、燃料タンク310内のメタノールはスポンジ312を濡らし、スポンジ312内のメタノールは透過膜314を通じてウォーターチャンネル315に流れる。ウォーターチャンネル315を通過した液体、すなわち、水と混合されたメタノールはアノード供給部140を通過しつつ一部はアノード電極120に吸収され、残りの未反応の希釈されたメタノールは循環経路218に沿って水タンク220に回収される。
一方、エアコンプレッサ230によって圧縮された空気は、カソード供給部150を通じてカソード電極130に酸素を供給し、カソード電極130から生成された水を、排出経路231を通じて循環経路218に送る。この水は水タンク220に回収される。
第2実施形態による燃料混合装置を備えた燃料電池システムで、水タンク220に回収される水に希釈されたメタノールが混合されている。したがって、水タンク220からウォーターチャンネル315に引き込まれる液体にはメタノールが混ざっているので、液体燃料の循環過程が反復すればするほど、ウォーターチャンネル315に引き込まれるメタノールの濃度が高まる。しかし、メタノール燃料タンク310内のメタノールが減少するにつれて、透過膜と接触するメタノールの水位が低くなり、したがってスポンジ312を通過してウォーターチャンネル315に入り込むメタノールの流量が減少する。したがって、ウォーターチャンネル315に引き込まれる液体のメタノール濃度は高まるが、透過膜314を通過するメタノール流量は減少するので、ウォーターチャンネル315を通過するメタノール濃度は一定のレベルに維持される。
図10、図11及び図12は、本発明の第2実施形態に適用されるメタノールと水との混合装置を示す図である。
図10を参照すれば、図の左側には水タンク220が配置されており、右側にはメタノールタンク310が配置されている。各タンク220,310の上部にはこれらタンクを大気圧と連通させて外部から引き込まれる埃をこすフィルタ220a,310aが配置されている。一方、メタノールタンク310内には底部に傾斜板319が形成されている。この傾斜板319は、透過膜314から遠ざかる方向に上方に傾いている。この傾斜板319を使用すれば、メタノールタンク310内で燃料電池スタックに供給されるメタノールの量を最大に活用できる利点がある。
図11を参照すれば、水タンク220の上部には二つのニップルが配置されている。第1ニップル221にはアノード電極120を通過する循環経路218が連結される。アノード電極を通過した循環経路218には希釈されたメタノール溶液とCOガスとが含まれている。第1ニップル221を通過したメタノール溶液及びCOガスは壁体に当接した後、メタノール溶液は水タンク220に流入され、COガスは上部に形成された排気口221aを通じて大気中に排出される。この第1ニップル221及び排気口221aはCOセパレータを形成する。
一方、第2ニップル222にはカソード電極130を通過する排出経路231に連結される。カソード電極を通過したラインには水と空気とが含まれている。第2ニップル222を通過した水及びエアーは壁体にぶつかった後、水は水タンク220に流入され、空気は上部に形成された排気口222aを通じて大気中に排出される。この第2ニップル222及び排気口222aはエアセパレータを形成する。
図12は、ウォーターチャンネル315の形状を示す図であって、第3ニップル318にはフィーディングポンプ216の吸入口が連結される。フィーディングポンプ216が稼動されれば、水タンク220内の水(希釈されたメタノール溶液)は水タンク220の下部に形成されたウォーターチャンネルの入口317から上方に上がった後、サーペンタイン状の流路を過ぎて第3ニップル318に流入される。この時、水が半透過性膜314に接触しつつメタノール溶液がウォーターチャンネル315内の流体に入り込みつつ第3ニップル318に流れる。
図13は、2Mのメタノール溶液を燃料電池スタックに供給する時と、本発明による燃料混合装置を使用してメタノール溶液を燃料電池スタックに供給する時との燃料電池スタックの性能変化を示すグラフである。
図13で見れば、一定の電圧で2Mメタノール溶液を供給する時に一定の電流密度を表し、本発明の第2実施形態による方法で混合されたメタノール溶液を供給する時にも、メタノールセンサーを使用せずとも一定の電流密度を示すことが分かる。
表1は、図12の透過膜の面積が3.7cmである場合、ウォーターチャンネルに通過される流量を第3ニップルに連結されたフィーディングポンプで調節した時、ウォーターチャンネルを通過するメタノール透過量の変化を実験したデータであり、図14は、表1のデータをプロットしたグラフである。
図14及び表1を共に参照すれば、アノード供給部に供給される水の流束を変化させれば、透過性膜を通過するメタノールの流束が線形的に変わることが分かる。したがって、ウォーターチャンネルを流れる流束を調節すれば、メタノールの透過流束を調節できることが分かる。このような原理を利用すれば、ウォーターチャンネルを通過する流体のメタノール濃度を調節でき、特に本発明の第1実施形態に有用に利用できる。
前記のような本発明によれば、メタノール1M(約40cm)が反応すれば、2M(約36cm)の水が生成されるため(反応式3)、水の再循環効率が30%以上になれば、水保存タンクの水の体積は一定量以上を維持しうる。したがって、水タンクの水の量を最少化させることが可能であるため、従来の技術に比べて同じ燃料体積(メタノール+水)でエネルギー量(メタノール量)を大きく向上させる。
液体燃料を使用する直接液体燃料電池は、燃料の取扱いが容易であり、ガスに比べて同じ体積で多量のエネルギーが得られるという長所がある。しかし、固体電解質膜でのクロスオーバーによる性能低下によって低濃度の液体燃料を使用することは同じ燃料体積でエネルギー密度と効率とを大きく低下させる。エネルギー密度を向上させるためには、高濃度の液体燃料を使用してスタックから排出される未反応混合液(液体燃料+水)を再使用しなければならない。
本発明では低濃度の液体燃料+水混合液とカソードから生成される水とを共に再循環して使用することによって、初期に使われる水の体積を大きく減らせ、同じ体積内に多量のエネルギーを保存させてエネルギー密度を大きく向上させる効果をもたらす。
実際に、1L(1,000cm)のメタノール保存タンクを有するDMFCシステムを構築する時、従来の技術を使用すれば、2〜5Mほどの低濃度メタノールを使用するため、総燃料体積のうちメタノールの量は、2Mの場合に80cm(6.4wt.%メタノール)、5Mの場合に200cm(16wt.%メタノール)に過ぎない。本発明によれば、水の体積を100cm以下に減らせてメタノールの体積が900cm以上になって2Mと5Mとに比べてそれぞれ11.3、4.5倍多い量のメタノールを同じ体積に保存できてエネルギー密度を大きく向上させる効果がある。
本発明は、図面に示された実施形態を参考として説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であることが分かる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲によって決定されなければならない。
本発明の液体燃料混合装置及びこれを適用した直接液体燃料電池は、例えば、火力を使用しない発電装置、特に小型の直接液体燃料電池の製作に適用可能である。
直接液体燃料電池の基本的な構造を示す断面図である。 従来の直接液体燃料電池に燃料を供給するために適用される導電性プレートの平面図である。 従来の直接液体燃料電池の基本的な構造を示す構成図である。 従来の他の直接液体燃料電池の基本的な構造を示す構成図である。 本発明の第1実施形態によるDMFC装置の概略的な構成を示す図面である。 図5のメタノール混合装置を概略的に示す図面である。 本発明の燃料混合装置が適用されるスタック電池の概略的な構成を示す図面である。 本発明の第2実施形態による直接メタノール電池装置の概略的な構成を示す図面である。 図8のメタノール混合装置を概略的に示す図面である。 本発明の第2実施形態に適用されるメタノール及び水の混合装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に適用されるメタノール及び水の混合装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に適用されるメタノール及び水の混合装置を示す図である。 2Mのメタノール溶液を燃料電池スタックに供給する時と、本発明による燃料混合装置を使用してメタノール溶液を燃料電池スタックに供給する時との燃料電池スタックの性能変化を示すグラフである。 図12のウォーターチャンネルに通過される流量を変化させた時、ウォーターチャンネルを通過するメタノール濃度の変化をフローティングしたグラフである。
符号の説明
210 メタノール燃料タンク
211 燃料混合器
212 スポンジ
214 透過膜
215 ウォーターチャンネル

Claims (29)

  1. 直接液体燃料電池に供給される液体燃料を混合する燃料混合装置において、
    液体燃料タンク及び水タンクと、
    前記液体燃料タンクの液体燃料に接触するように配置されて前記液体燃料タンク内の液体燃料を前記水タンクから供給された液体に混合する液体燃料混合器と、を備え、
    前記液体燃料混合器は、前記水タンクから供給される液体を流動させるウォーターチャンネルと、
    前記ウォーターチャンネルで前記ウォーターチャンネルの液体と接触する時に前記液体燃料を前記ウォーターチャンネルに透過させて前記液体は前記液体燃料タンクに透過させない液体燃料透過膜と、を備えることを特徴とする液体燃料混合装置。
  2. 前記ウォーターチャンネルが前記液体燃料タンクの下部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液体燃料混合装置。
  3. 前記液体燃料透過膜及び前記液体燃料タンクの前記液体燃料間にウィッキング部材をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の液体燃料混合装置。
  4. 前記ウォーターチャンネルが前記液体燃料タンクの一側面に垂直に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液体燃料混合装置。
  5. 前記液体燃料透過膜及び前記液体燃料タンクの前記液体燃料間にウィッキング部材をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の液体燃料混合装置。
  6. 前記液体燃料タンクで前記液体燃料が保存される領域の底部には所定傾斜度で傾斜板がさらに配置されたことを特徴とする請求項4に記載の液体燃料混合装置。
  7. 前記ウォーターチャンネルは、サーペンタイン状の流路を備えたことを特徴とする請求項1に記載の液体燃料混合装置。
  8. 前記液体燃料タンク及び前記水タンクには埃の流入を防止するフィルタがそれぞれ配置されたことを特徴とする請求項1に記載の液体燃料混合装置。
  9. 前記ウォーターチャンネルの出口に連結されたフィーディングポンプをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の液体燃料混合装置。
  10. 第1及び第2面を有する電解質膜と、前記第1面に配置されたアノード電極と前記第2面に配置されたカソード電極とを備える電解質膜/電極複合体(MEA)と、
    前記MEAのアノード電極に接触するものであって、アノード電極に供給される液体燃料が流動する流路チャンネルが形成された第1導電性プレートと、
    前記MEAのカソード電極に空気を供給する第2導電性プレートと、
    液体燃料タンク及び水タンクと、
    前記液体燃料タンクの液体燃料に接触するように配置されて前記液体燃料タンク内の液体燃料を前記水タンクから供給された液体に混合して前記流路チャンネルに供給する液体燃料混合器と、を備え、
    前記液体燃料混合器は、前記水タンクからの液体を流動させるウォーターチャンネルと、
    前記ウォーターチャンネルで前記ウォーターチャンネルの液体と接触する時に、前記液体燃料を前記ウォーターチャンネルに透過させて前記液体は前記液体燃料タンクに透過させない液体燃料透過膜と、を備えることを特徴とする直接液体燃料電池。
  11. 前記ウォーターチャンネルが前記液体燃料タンクの下部に形成されたことを特徴とする請求項10に記載の直接液体燃料電池。
  12. 前記液体燃料透過膜及び前記液体燃料タンクの前記液体燃料間にウィッキング部材をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の直接液体燃料電池。
  13. 前記ウォーターチャンネルが前記液体燃料タンクの一側面に垂直に形成されたことを特徴とする請求項10に記載の直接液体燃料電池。
  14. 前記液体燃料透過膜及び前記液体燃料タンクの前記液体燃料間にウィッキング部材をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の直接液体燃料電池。
  15. 前記液体燃料タンクで前記液体燃料が保存される領域の底部には所定傾斜度で傾斜板が形成されたことを特徴とする請求項13に記載の直接液体燃料電池。
  16. 前記ウォーターチャンネルは、サーペンタイン状の流路を備えたことを特徴とする請求項10に記載の直接液体燃料電池。
  17. 前記液体燃料タンク及び前記水タンクには埃の流入を防止するフィルタがそれぞれ配置されたことを特徴とする請求項10に記載の直接液体燃料電池。
  18. 前記ウォーターチャンネルの出口から前記流路チャンネル間に連結されたフィーディングポンプをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の直接液体燃料電池。
  19. 前記流路チャンネルと、前記水タンク及び前記液体燃料混合器は前記液体燃料が循環する循環経路に連結され、
    前記第2導電性プレートを通過した空気及び生成された水は、前記水タンクから回収されることを特徴する請求項18に記載の直接液体燃料電池。
  20. 第1及び第2面を有する電解質膜及び前記第1面に設けられたアノード電極と前記第2面に設けられたカソード電極とを備えた少なくとも二つのMEAによる燃料電池スタックと、
    前記スタックの中間に介在されて隣接した一つのMEAのアノード電極及び他のMEAのカソード電極に接触する少なくとも一つの導電性中間プレートと、
    前記スタックの両側端部にそれぞれ設けられて対向するMEAに接触する導電性エンドプレートと、
    各電極と接触するプレートの内面に形成されて供給される燃料が流動する流路チャンネルと、
    前記スタックから垂直に貫通して前記流路チャンネルに該当する燃料を供給または排出するラインを形成する多数の燃料出入り孔と、
    液体燃料タンク及び水タンクと、
    前記液体燃料タンクの液体燃料に接触するように配置されて前記液体燃料タンク内の液体燃料を前記水タンクから供給された液体に混合して前記燃料出入り孔を通じて前記アノード電極と接触するプレートに形成された流路チャンネルに供給する液体燃料混合器と、を備え、
    前記液体燃料混合器は、前記水タンクからの液体を流動させるウォーターチャンネルと、
    前記ウォーターチャンネルで前記液体燃料を前記ウォーターチャンネルに透過させて前記液体は前記燃料タンクに透過させない液体燃料透過膜と、を備えることを特徴とする直接液体燃料電池。
  21. 前記ウォーターチャンネルが前記液体燃料タンクの下部に形成されたことを特徴とする請求項20に記載の直接液体燃料電池。
  22. 前記液体燃料透過膜及び前記液体燃料タンクの前記液体燃料間にウィッキング部材をさらに備えることを特徴とする請求項21に記載の直接液体燃料電池。
  23. 前記ウォーターチャンネルが前記液体燃料タンクの一側面に垂直に形成されたことを特徴とする請求項20に記載の直接液体燃料電池。
  24. 前記液体燃料透過膜及び前記液体燃料タンクの前記液体燃料間にウィッキング部材をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の直接液体燃料電池。
  25. 前記液体燃料タンクで前記液体燃料が保存される領域の底部には所定傾斜度で傾斜板がさらに形成されたことを特徴とする請求項23に記載の直接液体燃料電池。
  26. 前記ウォーターチャンネルは、サーペンタイン状の流路を備えたことを特徴とする請求項20に記載の直接液体燃料電池。
  27. 前記液体燃料タンク及び前記水タンクには埃の流入を防止するフィルタがそれぞれ配置されたことを特徴とする請求項20に記載の直接液体燃料電池。
  28. 前記ウォーターチャンネルの出口及び前記流路チャンネル間に連結されたフィーディングポンプをさらに備えることを特徴とする請求項20に記載の直接液体燃料電池。
  29. 前記アノード電極と連結された燃料出入り孔と、前記水タンク及び前記液体燃料混合器は液体燃料が循環する循環経路に連結され、
    前記カソード電極と連結された燃料出入り孔を通過した空気及び生成された水は、前記水タンクから回収されることを特徴とする請求項28に記載の直接液体燃料電池。
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