JP4100034B2 - Medium having image change function - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、隠し文字やパターンでなる潜像画像が形成されていて、視角によって顕像化する機能を有する媒体に関するものであり、例えばカードや証券類、あるいはやブランド商品等の偽造防止を必要とする商品に付加することができる像変化機能を有する媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、潜像画像の形成に関する方法は種々ある。例えば透明インキメジウム中にフィラーを入れたものを印刷し鉛筆でその部分を擦ると鉛筆の粉が印刷部分に付着して隠し文字が現れる鉛筆出し印刷(デコマット)があるが、この潜像画像はよく見るとわかってしまうため、本格的な潜像というよりは、遊び用として使用されている。
また、例えば不可逆性感熱発色インキは、熱をかけることによって発色するインキであって、白色もしくは無色透明のインキを用いたものがあるが、潜像画像としては有効であるが、潜像画像を顕像化させるための熱源装置が必要であり、かつ一回潜像画像を表示させたものを消色することができないため、用途が限定されるという問題がある。
また、酸化チタン等金属よりも硬いフィラーを含有させた白色インキを白色の紙に印刷し、コイン等で擦ることにより潜像画像を顕像化させる方法があり、これにマット調のニスを設けることにより目視で見えなくできるが、顕像化できるのは一回限りであることより用途が限定される。
これに対し繰り返し顕像化可能な媒体として可逆性感熱発色インキ(サーモクロミックインキ)がある。このサーモクロミックインキは熱をかけることにより可逆的に発色するインキで、熱を加えると発色もしくは消色し、しばらく放置すると元の状態に戻るものである。このインキも潜像画像としてもしくは画像を隠蔽するという形で使われているが、耐性とくに耐熱性が劣ることから用途が限定される。
また、繰り返し顕像化可能な媒体としてフォトクロミックインキがあり、このフォトクロミックインキは、光、特に紫外線を照射することにより発色するインキで、白色もしくは無色透明のインキがあることより潜像画像として用いられているが、耐性とくに耐光性が弱いことより用途が限定されている。
また、蛍光インキは紫外線を照射することにより発光するインキで、白色または無色透明のインキがあることより潜像画像として用いられている。この蛍光インキには有機タイプと無機タイプがあり、有機タイプは印刷インキ中にごく少量含有するだけで発光が確認されるが、耐光性が弱いため用途が限定される。また、無機タイプは印刷インキ中に多く入れる必要があり(10〜20%程度)、潜像画像としては目視でわかってしまうため、デザイン等に工夫が必要である。
さらにまた、網点等のモアレ(干渉縞)を利用して潜像画像を形成する方法は、網点のピッチもしくは角度を部分的に変えることにより、整然と並んだ網点の透明フィルムを潜像画像に重ねることでモアレが発生し、画像が出現するもので、この場合、簡単な表示媒体で繰り返しの使用が可能であるが複雑な画像を形成できないという問題がある。
また、磁性インキによる潜像画像は磁気記録可能な保持力(約300Oe以上)のある磁性層をパターン状に磁化させる方式で画像形成を行い、磁性層状に鉄粉をふりかけることで磁化されている部分に鉄粉が集まる性質を利用し画像表示する方式で、この方式では潜像画像を表示させる工程が煩雑であり、また画像の書き換えが可能であることより用途が限定される。
また、赤外線域を利用し赤外光を吸収するインキにて画像を形成し、この上に前記画像を隠蔽し目視できないようにするとともに赤外線領域で光を透過する層を設けた潜像画像があるが、この潜像画像を表示させるためには赤外線カメラ等が必要であり、装置的に大がかりとなる。また、可視光域では白色もしくは無色であるが赤外線域に吸収のあるインキ(IVインキ)があるが、これも前記同様赤外線カメラ等が必要である。
【0003】
一方、近年の電子写真技術を利用したコピー機の急速な普及と供に、最近のカラーコピー機を利用すれば、誰でも簡単に原稿か複写物か見分けが極めて困難な複写物を容易に作成することができるようになった。このように、カラーコピーは便利である反面、株券、債券、約束手形、小切手などの有価証券や、入場券、搭乗券等の印刷物が容易に偽造されるという問題が増加しつつある。このようなコピーを牽制し、セキュリティ性を高める手段として、上記有価証券類等に各種コピーによる偽造防止技術が施されている。例えば、透かしを入れた紙、着色用紙、チップ入り紙等の基材自体によるコピー防止技術や、地紋、彩紋、棒彩紋、ロゴライン等の印刷及び蛍光インキ、消色インキ等の特殊インキを使用した特殊印刷によるコピー防止技術、また、印刷原稿内に複写禁止対象物であることを示す情報を含ませて作成する電子透かしと呼ばれるコピー防止技術等がある。しかし、これら技術は煩雑になり、コスト高になる等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、市販のカラー複写機などによる偽造や複製が困難な、隠し文字やパターン等潜像画像の形成にコストが嵩まず、かつその潜像画像の顕像化(真偽判定も含む)に特殊な装置等を必要とせず、さらにその顕像化が繰り返しも可能で、耐熱性や耐光性にも優れる像変化機能を有する媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、基材の少なくとも片面の一部領域もしくは全域に、潜像パターン部とそれを取り巻く非潜像部とが同一形状の透明樹脂でなる万線で形成されている像変化機能を有する媒体であって、該潜像パターン部を形成する万線及び該非潜像部を形成する万線が前記基材上に直接形成されており、かつ無色透明または着色透明であり、該潜像パターン部を形成する万線は、非潜像部を形成する万線に対し45〜135°の傾きで形成されていることを特徴とする像変化機能を有する媒体としたものである。
また、請求項2の発明では、前記潜像パターン部を形成する万線と非潜像部を形成する万線が無色透明であることを特徴とする請求項1に記載の像変化機能を有する媒体としたものである。
また、請求項3の発明では、前記潜像パターン部を形成する万線が、非潜像部を形成する万線に対し90°の傾きで形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の像変化機能を有する媒体としたものである。
【0006】
上記請求項1の発明によれば、基材上に潜像パターン部と非潜像部とが同一形状の透明樹脂でなる万線で形成し、かつ前記基材上に直接形成して像変化機能を有する媒体としているので、製造コストが嵩まず、かつ耐熱性や耐光性に優れ、またこの潜像パターン部と非潜像部を構成する万線が無色透明または着色透明であり、その万線のそれぞれが45〜135°の傾きで形成されているので、これら潜像パターン部と非潜像部での万線の頂上(天面)での反射光量に差ができ、この潜像パターン部の顕像化が、光源からの反射の角度変化で視認でき、よって複写機による複写(偽造)が困難で、この顕像化に特殊な装置を必要とせず、かつ繰り返しが可能な像変化機能を有する媒体を提供できる。この潜像パターン部と非潜像部を構成する万線の傾きが45°に満たなく、135°を越えると両部の万線上の天面の反射光量に差が無くなり、潜像パターン部の顕像化では、コントラストに欠ける顕像パターンとなり好ましくない。
【0007】
また、請求項4の発明では、前記万線の厚みは、5〜10μmの範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の像変化機能を有する媒体としたものである。
【0008】
上記請求項4の発明によれば、上記万線の厚みを、5〜10μmの範囲とすることによって、潜像パターン部と非潜像部の万線の頂上(天面)での反射光量に差ができ、よって視角の変化によって潜像パターン部が、高コントラストの顕像パターンを得る像変化機能を有する媒体とすることができる。この万線の厚みが、5μmに満たないと万線の頂上(天面)が偏平になり、潜像パターン部と非潜像部の万線の頂上(天面)での反射光量に差がなくなり、その結果視角の変化によって潜像パターン部が、コントラストのない顕像パターンとなり、また万線の厚みが10μmを越えると、製品を重ねた場合、傾いてしまい、製造や保管あるいは搬送等に支障をきたしたり、カード等に適用された場合では、自動販売機等での搬送で誤作動を起こしたり、さらに低コストで可能な印刷等で形成することが困難となるので好ましくない。
【0009】
また、請求項5の発明では、前記万線の線幅は、50〜200μmの範囲で、その間隔は、該線幅と略同一であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の像変化機能を有する媒体としたものである。
【0010】
上記請求項5の発明によれば、上記万線の線幅を、50〜200μmの範囲で、その間隔(万線と万線の間で白い部分をいう)を、この線幅と略同一とすることによって、この万線の厚みも均一なものとすることができ、万線の線幅が50μmに満たないと、印刷等による再現性が困難となり、かつ上記のような厚みがとれず不均一となり、逆に万線の線幅が200μmを越えると形成されている万線が目立ち過ぎ、通常でも潜像パターン部が視認され、さらにまたカード等に適用される場合等では、読み取り機械等での搬送適性で耐摩擦等に劣るという問題があるので好ましくない。
【0011】
さらにまた、請求項6の発明では、前記透明樹脂でなる万線は、紫外線硬化型インキで形成され、紫外線照射で硬化されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の像変化機能を有する媒体としたものである。
【0012】
上記請求項6の発明によれば、上記透明樹脂でなる万線を、紫外線硬化型インキを用い、スクリーン印刷法で形成され、紫外線照射で即硬化されているので、得られた万線の頂上(天面)が、通常の蒸発乾燥型のインキのようにレベリング等で平坦にならず、シャープな鋭角を形成することができ、よって潜像パターン部と非潜像部の万線の頂上(天面)での反射光量に差がより大きくなり、その結果視角の変化によって潜像パターン部が、より高コントラストの顕像パターンとなる像変化機能を有する媒体とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いながら説明する。
本発明の像変化機能を有する媒体として、例えば図1の平面図に示すように、基材(10)として、カード用の白色プラスチックシートの片面に、文字等でなる印字部(12)とその一部領域に、透明樹脂でなる万線パターン(20)が施されている像変化機能を有するカード(1)であって、上記請求項1に係る発明は、例えば図2の平面拡大図に示すように、上記万線パターン(20)は、「T」の字を示す潜像パターン部(22)とその周囲に、この潜像パターン部(22)を取り巻く非潜像部(24)とで構成されていて、この潜像パターン部(22)を形成する万線と非潜像部(24)を形成する万線の交差する角度を90°としたものである。
【0014】
上記潜像パターン部(22)とその周囲にある非潜像部(24)とでなる万線パターン(20)の形成は、図示しないが、表裏両面の一部領域に形成してもよく、片面もしくは表裏両面の全域に形成したものでも構わない。
【0015】
また、上記請求項2に係る発明は、例えば、図2のB−B面断面を表す図3の側断面拡大図に示すように、潜像パターン部(22)とその周囲にある非潜像部(24)とを形成する万線の厚み(D)は、5〜10μmの範囲とし、また上記請求項3に係る発明は、例えば、図3の側断面拡大図に示すように、上記潜像パターン部(22)と非潜像部(24)とを形成する万線の線幅(W)を50〜200μmの範囲とするもので、その万線の間隔(S)をこの線幅(W)と略同一とするものである。
【0016】
さらにまた、上記請求項4に係る発明は、例えば、図3の側断面拡大図に示すように、潜像パターン部(22)と非潜像部(24)とを形成する透明樹脂でなる万線パターン(20)は、紫外線硬化型スクリーンインキを用い、スクリーン印刷法で形成され、キセノンランプ等の紫外線照射で硬化されている像変化機能を有するカード(1)とするものである。
【0017】
以上のような、例えば図3の側断面拡大図に示すように、潜像パターン部(22)の万線と90°の角度で交差している非潜像部(24)の万線とでなる万線パターン(20)に、非潜像部(24)側の光源(60)からの光(62)は、光(62)の方向に延びる万線でなる潜像パターン部(22)に当たり、その光(62)は、その潜像パターン部(22)の万線の頂上(天面)で正規反射して、光源(60)と対向する方向の人間の目(64)には明るいパターンとして視認される。これに対しこの光(62)の方向と直交する万線でなる非潜像部(24)の頂上(天面)では、光源(60)からの光(62)が乱反射し、光源(60)と対向する方向の人間の目(64)には暗いパターンとして視認されるようになる。従って図2に示す万線パターン(20)の真上から見ると、透明樹脂でなる潜像パターン部(22)と非潜像部(24)とからの反射光量に差がなくなるため、それらの区別はつかないが、万線パターン(20)の上方向からの光の反射を下方向から見ると、潜像パターン部(22)が白っぽい「T」の文字として視認されるものである。
【0018】
これとは逆に、例えば上記図2に示す像変化機能を有するカード(1)を左側に90°回転させて、上記と同様な条件で見ると、潜像パターン部(22)が黒っぽい左側を天とする「T」の文字として視認されることになる。この場合も万線パターン(20)を真上から見ると、万線パターン(20)の存在は認識できたとしても、潜像パターン部(22)は視認できないものである。
【0019】
上記本発明に係わる万線パターン(20)を形成する紫外線硬化型スクリーンインキとしては、例えばポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、アルキッドアクリレート等でなるポリマーに、長鎖脂肪族アクリレート、アルリアクリレート、ベンジルアクリレート等でなる光反応性希釈剤と、ベンゾイン系、ベンゾフェノン系、アセトフェノン系等でなる光重合開始剤と、脂肪族アミン系、芳香族アミン系等でなる光増感剤などからなり、このようなインキを用いてスクリーン印刷法で形成し、それをキセノンランプ等による紫外線照射で即時に硬化させ、上記のように厚さ5〜10μmの万線パターン(20)とすることができる。なお、この紫外線硬化型スクリーンインキは、必ずしも無色透明である必要はなく、透明インキと同様の効果(透明感と表面反射性)があればよく、例えば明るい色の顔料が含んでいる着色透明インキであってもよい。
【0020】
また、本発明に係わる基材としては、上質紙やOCR用紙等の他、図1に示す像変化機能を有するカード(1)の場合は、プラスチックシートが好適で、例えば厚さ0.6〜0.8mm程度の塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)あるいはABSのシートなどが挙げられ、特にエンボス適性等から塩化ビニルが多く使用され、近年では焼却での環境問題等から非晶性のPET等を含め前記の樹脂を工夫して使用するようになってきている。
【0021】
また、像変化機能を有するカード(1)の場合、例えばカードの表裏面の最外層に印字部(12)等を保護する保護層を設けることもでき、その保護層としては、厚さ5〜15μmの透明な塩化ビニルフィルムを熱ラミネートするのが一般的であるが、その他アクリル、ポリエステル(PETを含む)樹脂等耐熱性と堅牢性に優れた樹脂を主成分とし、機械等での滑り性等を考慮してシリコンやエチレン系ワックスを1〜5重量%の割合で配合されている樹脂をグラビア法等によるコーティングで形成することもできる。但しこの保護層で万線パターン(20)を覆うようにしてはいけない。これは万線パターン(20)での反射光量に影響するためである。
【0022】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明において、基材の少なくとも片面の一部領域もしくは全域に、潜像パターン部とそれを取り巻く非潜像部とが同一形状の透明樹脂でなる万線で形成され、かつ前記基材上に直接形成されている像変化機能を有する媒体としているので、製造コストが嵩まず、かつ耐熱性や耐光性に優れ、またこの潜像パターン部と非潜像部を構成する万線が無色透明または着色透明であり、その万線のそれぞれが45〜135°の傾きで、特に、上記請求項3に係る発明においては、90°の傾きで形成されているので、これら潜像パターン部と非潜像部での万線の頂上(天面)での反射光量に差ができ、この潜像パターン部の顕像化が、光源からの反射の角度変化で視認でき、よって複写機による複写(偽造)が困難で、この顕像化に特殊な装置を必要とせず、かつ繰り返しが可能な像変化機能を有する媒体を提供できる。
【0023】
また、上記請求項4に係る発明において、上記万線の厚みを、5〜10μmの範囲とすることによって、潜像パターン部と非潜像部の万線の頂上(天面)が偏平にならず、その反射光量に差ができ、よって視角の変化によって潜像パターン部が、高コントラストの顕像パターンを得る像変化機能を有する媒体とすることができる。
【0024】
また、上記請求項5に係る発明において、上記万線の線幅を、50〜200μmの範囲で、その間隔(万線と万線の間で白い部分をいう)を、この線幅と略同一とすることによって、この万線の厚みも均一なものとすることができ、万線の線幅が50μmに満たないと、印刷等による再現性が困難となり、かつ上記のような厚みがとれず不均一となり、逆に万線の線幅が200μmを越えると形成されている万線が目立ち過ぎ、通常でも潜像パターン部が視認されるようになるので好ましくない。
【0025】
さらにまた、上記請求項6に係る発明において、上記透明樹脂でなる万線を、紫外線硬化型インキを用い、スクリーン印刷法で形成され、紫外線照射で即時硬化されているので、得られた万線の頂上(天面)が、通常の蒸発乾燥型のインキのようにレベリング等で平坦にならず、シャープな鋭角を形成することができ、よって潜像パターン部と非潜像部の万線の頂上(天面)での反射光量に差がより大きくなり、その結果視角の変化によって万線パターン内の潜像パターン部が、より高コントラストの顕像パターンとなる像変化機能を有する媒体とすることができる。
【0026】
従って本発明は、隠し文字やパターンでなる潜像画像が形成されていて、視角によって顕像化する像変化機能を有する媒体において、例えばカードや証券類、あるいはやブランド商品等の偽造防止を必要とする商品に付加することができる像変化機能を有する媒体として、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の像変化機能を有する媒体の一実施の形態を正面で表した説明図である。
【図2】本発明の像変化機能を有する媒体の一実施の形態を示すもので、図1の拡大正面図である。
【図3】本発明の像変化機能を有する媒体の一実施の形態を示すもので、図2のB−B面断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥像変化機能を有するカード
10‥‥基材
12‥‥印字部
20‥‥万線パターン
22‥‥潜像パターン部
24‥‥非潜像部
60‥‥光源
62‥‥光
64‥‥目
D‥‥万線パターンの厚み
S‥‥万線の間隔
W‥‥万線の線幅[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a medium on which a latent image composed of hidden characters and patterns is formed and has a function of visualizing according to a viewing angle. For example, it is necessary to prevent forgery of cards, securities, or brand products, etc. The present invention relates to a medium having an image change function that can be added to a product.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there are various methods related to formation of a latent image. For example, there is a pencil print (deco-matte) that prints a transparent ink medium with a filler and rubs the part with a pencil, and the pencil powder adheres to the printed part, and hidden characters appear. It is used for play rather than a full-fledged latent image because it can be understood if you look closely.
In addition, for example, irreversible thermosensitive coloring inks are inks that develop color when heated and use white or colorless and transparent inks, which are effective as latent image images. There is a problem that the heat source device for making the image visible is necessary, and the one on which the latent image is displayed cannot be erased, so that the application is limited.
In addition, there is a method in which a white ink containing a filler harder than a metal such as titanium oxide is printed on white paper, and a latent image is visualized by rubbing with a coin or the like. Although it can be made invisible by visual inspection, it can be visualized only once, so that its use is limited.
On the other hand, there is a reversible thermosensitive color ink (thermochromic ink) as a medium that can be repeatedly visualized. This thermochromic ink is an ink that reversibly develops color when heated, and develops or loses color when heated, and returns to its original state when left for a while. This ink is also used as a latent image or in the form of concealing the image, but its use is limited because of its poor resistance, particularly heat resistance.
In addition, photochromic ink is a medium that can be repeatedly visualized. This photochromic ink is an ink that develops color when irradiated with light, particularly ultraviolet rays, and is used as a latent image due to the presence of white or colorless and transparent ink. However, its use is limited due to its low resistance, particularly light resistance.
Fluorescent ink is an ink that emits light when irradiated with ultraviolet rays, and is used as a latent image because of the presence of white or colorless and transparent ink. This fluorescent ink has an organic type and an inorganic type. The organic type can be confirmed to emit light only by being contained in a very small amount in the printing ink, but its use is limited because the light resistance is weak. Further, it is necessary to put a large amount of inorganic type in the printing ink (about 10 to 20%), and since the latent image is known visually, it is necessary to devise the design and the like.
Furthermore, the method of forming a latent image by using moire (interference fringes) such as halftone dots is a method of partially changing the pitch or angle of the halftone dots to form transparent images of halftone dots arranged in an orderly manner. When the image is superimposed on the image, moire is generated and the image appears. In this case, a simple display medium can be used repeatedly, but a complicated image cannot be formed.
In addition, a latent image formed by magnetic ink is magnetized by forming an image by magnetizing a magnetic layer having a holding force (about 300 Oe or more) capable of magnetic recording in a pattern, and then sprinkling iron powder on the magnetic layer. This is a method of displaying an image by utilizing the property that iron powder collects in a portion. In this method, the process of displaying a latent image is complicated, and the application is limited because the image can be rewritten.
In addition, a latent image is formed by forming an image with an ink that absorbs infrared light using an infrared region, and concealing the image so that the image cannot be seen, and providing a layer that transmits light in the infrared region. However, in order to display this latent image, an infrared camera or the like is necessary, which is large in terms of apparatus. In addition, there are inks (IV inks) that are white or colorless in the visible light range but have absorption in the infrared range, and this also requires an infrared camera or the like.
[0003]
On the other hand, along with the rapid spread of copiers using recent electrophotographic technology, anyone can easily create copies that are extremely difficult to distinguish between manuscripts and copies using recent color copiers. I was able to do that. Thus, while color copies are convenient, securities such as stock certificates, bonds, promissory notes, checks, and printed matter such as admission tickets and boarding passes are easily forged. As a means for checking such a copy and improving security, the above-mentioned securities and the like have been subjected to a technique for preventing forgery by various copies. For example, copy prevention technology using base materials such as watermarked paper, colored paper, and chipped paper, printing of background patterns, color patterns, stick color patterns, logo lines, and special inks such as fluorescent ink and decoloring ink And a copy prevention technique called electronic watermark that is created by including information indicating that the object is a copy-prohibited object in a printed document. However, these techniques are complicated and costly.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves the problems of the prior art, and the problem is that the cost of forming a latent image such as a hidden character or pattern that is difficult to forge or duplicate by a commercially available color copying machine or the like. An image with excellent heat resistance and light resistance that does not require a special device for visualization (including true / false determination) of the latent image, and can be repeated. It is to provide a medium having a change function.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object in the present invention, first, in the invention of claim 1, the latent image pattern portion and the non-latent image portion surrounding the same are formed in the same shape in at least a partial region or the entire area of one side of the substrate. A medium having an image change function formed by a transparent line made of a transparent resin, and a line forming the latent image pattern part and a line forming the non-latent image part are directly formed on the substrate. The transparent lines are colorless and transparent or colored and transparent, and the lines forming the latent image pattern part are formed at an inclination of 45 to 135 ° with respect to the lines forming the non-latent image part. And a medium having an image changing function.
According to a second aspect of the present invention, the line forming the latent image pattern part and the line forming the non-latent image part are colorless and transparent, and have the image changing function according to claim 1 It is a medium.
According to a third aspect of the present invention, the line forming the latent image pattern portion is formed at an inclination of 90 ° with respect to the line forming the non-latent image portion. 2. A medium having an image change function described in 2.
[0006]
According to the first aspect of the present invention, the latent image pattern portion and the non-latent image portion are formed on the base material by a single line made of transparent resin having the same shape , and are directly formed on the base material to change the image. Since the medium has a function, the manufacturing cost is not high, the heat resistance and the light resistance are excellent, and the lines constituting the latent image pattern portion and the non-latent image portion are colorless and transparent or colored and transparent. Since each of the lines is formed at an inclination of 45 to 135 °, the amount of reflected light at the top (top) of the line in the latent image pattern portion and the non-latent image portion can be different. The visualization of the image can be visually recognized by the change in the angle of reflection from the light source, making it difficult to copy (counterfeit) with a copying machine, and no special device is required for this visualization, and the image can be repeated. A medium having a function can be provided. The inclination of the lines constituting the latent image pattern part and the non-latent image part is less than 45 °, and if it exceeds 135 °, there is no difference in the amount of reflected light on the top surface on both lines. In the visualization, a visible pattern lacking in contrast is not preferable.
[0007]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the medium having an image change function according to any one of the first to third aspects, wherein a thickness of the line is in a range of 5 to 10 μm. .
[0008]
According to the fourth aspect of the invention, by setting the thickness of the line to a range of 5 to 10 μm, the amount of reflected light at the top (top surface) of the line of the latent image pattern portion and the non-latent image portion can be reduced. Therefore, the latent image pattern portion can be a medium having an image changing function for obtaining a high-contrast visible image pattern by changing the viewing angle. If the thickness of this line is less than 5 μm, the top of the line (top surface) becomes flat, and there is a difference in the amount of reflected light at the top of the line (top surface) of the latent image pattern part and the non-latent image part. As a result, the latent image pattern portion becomes a visible image pattern with no contrast due to a change in viewing angle, and if the thickness of the line exceeds 10 μm, the product will be tilted when stacked, and may be used for manufacturing, storage or transportation. In the case where it is hindered or applied to a card or the like, it is not preferable because it becomes difficult to cause a malfunction in conveyance with a vending machine or the like, and it is difficult to form by printing or the like that can be performed at low cost.
[0009]
Further, in the invention of claim 5, the line width of the line screen is in the range of 50 to 200 [mu] m, the interval is, in any one of claims 1-4, characterized in that該線width and is substantially the same The medium has the image change function described.
[0010]
According to the invention of claim 5 , the line width of the line is in the range of 50 to 200 μm, and the interval (the white portion between the line and the line) is substantially the same as this line width. By doing this, the thickness of this line can be made uniform, and if the line width of the line is less than 50 μm, reproducibility by printing or the like becomes difficult, and the above-mentioned thickness cannot be obtained. On the contrary, if the line width of the line exceeds 200 μm, the formed line becomes too conspicuous, the latent image pattern portion is normally visible, and when it is applied to a card or the like, the reading machine etc. This is not preferable because there is a problem that it is inferior in friction resistance and the like in terms of transportability in
[0011]
Furthermore, in the invention of claim 6, wherein the line screen made of a transparent resin, is formed by the ultraviolet curable ink, according to any one of claims 1-5, characterized in that it is cured by ultraviolet radiation This is a medium having an image changing function.
[0012]
According to the sixth aspect of the present invention, the line made of the transparent resin is formed by a screen printing method using an ultraviolet curable ink and is immediately cured by ultraviolet irradiation. The top surface is not flattened by leveling or the like as in normal evaporative drying type ink, and can form a sharp acute angle. Therefore, the top of the lines of the latent image pattern portion and the non-latent image portion ( The difference in the amount of reflected light on the top surface becomes larger, and as a result, the latent image pattern portion can be a medium having an image change function that becomes a higher-contrast visible image pattern due to a change in viewing angle.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
As a medium having an image changing function of the present invention, for example, as shown in the plan view of FIG. 1, as a base material (10), on one side of a white plastic sheet for cards, a printing portion (12) made of characters and the like and its A card (1) having an image change function in which a line pattern (20) made of a transparent resin is applied to a partial area, and the invention according to claim 1 is, for example, an enlarged plan view of FIG. As shown, the line pattern (20) includes a latent image pattern portion (22) indicating a letter “T” and a non-latent image portion (24) surrounding the latent image pattern portion (22) around the latent image pattern portion (22). The angle at which the line forming the latent image pattern portion (22) and the line forming the non-latent image portion (24) intersect is 90 °.
[0014]
Although the line pattern (20) formed by the latent image pattern portion (22) and the non-latent image portion (24) around the latent image pattern portion (22) is not shown, it may be formed in partial areas on both the front and back surfaces. It may be formed on the entire surface of one side or both sides.
[0015]
Further, the invention according to claim 2 is, for example, a latent image pattern portion (22) and a non-latent image therearound as shown in the enlarged side sectional view of FIG. The thickness (D) of the line forming the portion (24) is in the range of 5 to 10 μm, and the invention according to claim 3 is, for example, as shown in the enlarged side sectional view of FIG. The line width (W) of the lines forming the image pattern part (22) and the non-latent image part (24) is set in the range of 50 to 200 μm. W) and substantially the same.
[0016]
Furthermore, the invention according to claim 4 is made of, for example, a transparent resin that forms the latent image pattern portion (22) and the non-latent image portion (24) as shown in the enlarged side sectional view of FIG. The line pattern (20) is a card (1) having an image changing function which is formed by a screen printing method using an ultraviolet curable screen ink and cured by ultraviolet irradiation such as a xenon lamp.
[0017]
As described above, for example, as shown in the enlarged side sectional view of FIG. 3, the line of the latent image pattern part (22) and the line of the non-latent image part (24) intersecting at an angle of 90 °. The light (62) from the light source (60) on the non-latent image portion (24) side hits the latent image pattern portion (22) consisting of a parallel line extending in the direction of the light (62). The light (62) is regularly reflected at the top (top surface) of the line of the latent image pattern portion (22) and is bright in the human eye (64) in the direction facing the light source (60). As visible. On the other hand, the light (62) from the light source (60) is irregularly reflected at the top (top surface) of the non-latent image portion (24) formed by a line perpendicular to the direction of the light (62), and the light source (60). It will be visually recognized as a dark pattern by the human eye (64) in the direction opposite to. Therefore, when viewed from right above the line pattern (20) shown in FIG. 2, there is no difference in the amount of reflected light from the latent image pattern portion (22) and the non-latent image portion (24) made of transparent resin. Although the distinction cannot be made, when the reflection of light from the upper direction of the line pattern (20) is viewed from the lower direction, the latent image pattern portion (22) is visually recognized as a whitish “T” character.
[0018]
On the contrary, for example, when the card (1) having the image change function shown in FIG. 2 is rotated 90 ° to the left and viewed under the same conditions as described above, the latent image pattern portion (22) has a dark left side. It will be visually recognized as the letter “T” as heaven. Also in this case, when the line pattern (20) is viewed from directly above, even if the existence of the line pattern (20) can be recognized, the latent image pattern part (22) cannot be visually recognized.
[0019]
Examples of the UV curable screen ink for forming the line pattern (20) according to the present invention include polymers such as polyurethane acrylate, polyester acrylate, alkyd acrylate, etc., long chain aliphatic acrylate, allyl acrylate, benzyl acrylate, etc. A photoreactive diluent comprising, a photopolymerization initiator comprising benzoin, benzophenone, acetophenone, etc., and a photosensitizer comprising an aliphatic amine, aromatic amine, etc. Can be formed by a screen printing method and immediately cured by ultraviolet irradiation with a xenon lamp or the like to form a multi-line pattern (20) having a thickness of 5 to 10 μm as described above. The ultraviolet curable screen ink does not necessarily need to be colorless and transparent, and may have the same effect (transparency and surface reflectivity) as the transparent ink. For example, a colored transparent ink containing a bright color pigment It may be.
[0020]
Moreover, as a base material concerning this invention, in the case of the card | curd (1) which has an image change function shown in FIG. 1 other than quality paper, OCR paper, etc., a plastic sheet is suitable, for example, thickness 0.6- There are about 0.8mm of vinyl chloride (PVC), polyethylene terephthalate (PET), polyethylene (PE), polypropylene (PP), polystyrene (PS) or ABS sheet, etc. In recent years, the above-mentioned resins including amorphous PET have been devised and used due to environmental problems caused by incineration.
[0021]
In the case of the card (1) having an image changing function, for example, a protective layer that protects the printing portion (12) or the like can be provided on the outermost layer on the front and back surfaces of the card. It is common to heat laminate a 15 μm transparent vinyl chloride film, but other materials such as acrylic and polyester (including PET) resins that have excellent heat resistance and fastness are the main components and are slippery on machines. In consideration of the above, a resin containing 1 to 5% by weight of silicon or ethylene wax may be formed by coating using a gravure method or the like. However, this protective layer should not cover the line pattern (20). This is because the amount of light reflected by the line pattern (20) is affected.
[0022]
【The invention's effect】
Since this invention is the above structure, there exist the following effects.
That is, in the invention according to claim 1, the latent image pattern portion and the non-latent image portion surrounding the latent image pattern portion are formed of a single line made of transparent resin having the same shape on at least a partial region or the entire area of one side of the substrate. In addition, since the medium has an image change function directly formed on the base material , the manufacturing cost is low, the heat resistance and the light resistance are excellent, and the latent image pattern portion and the non-latent image portion are configured. The lines to be transparent are colorless and transparent, and each of the lines has an inclination of 45 to 135 °, and in particular, in the invention according to claim 3, the lines are formed with an inclination of 90 °. There is a difference in the amount of reflected light at the top (top) of the line in the latent image pattern portion and the non-latent image portion, and the visualization of this latent image pattern portion can be visually recognized by the change in the angle of reflection from the light source, Therefore, it is difficult to copy (counterfeit) using a copying machine. It is possible to provide a medium having an image changing function that does not require a special device for imaging and can be repeated.
[0023]
Further, in the invention according to claim 4 , by setting the thickness of the line to a range of 5 to 10 μm, the top (top surface) of the line of the latent image pattern part and the non-latent image part becomes flat. Accordingly, a difference can be made in the amount of reflected light, so that the latent image pattern portion can be a medium having an image changing function for obtaining a high-contrast visible image pattern by changing the viewing angle.
[0024]
Further, in the invention according to claim 5 , the line width of the line is in the range of 50 to 200 μm, and the interval (which means a white portion between the line and the line) is substantially the same as this line width. Therefore, the thickness of this line can be made uniform, and if the line width of the line is less than 50 μm, reproducibility by printing or the like becomes difficult, and the above thickness cannot be taken. On the contrary, if the line width of the line exceeds 200 μm, the formed line is too conspicuous, and the latent image pattern portion is normally visible, which is not preferable.
[0025]
Furthermore, in the invention according to claim 6 , since the lines made of the transparent resin are formed by a screen printing method using an ultraviolet curable ink and are immediately cured by ultraviolet irradiation, the obtained lines The top (top surface) of the ink does not become flat by leveling or the like as in normal evaporative drying type ink, and can form a sharp acute angle. Therefore, the lines of the latent image pattern portion and the non-latent image portion The difference in the amount of reflected light at the top (top surface) becomes larger, and as a result, the latent image pattern portion in the line pattern is a medium having an image change function that becomes a higher-contrast visible image pattern due to a change in viewing angle. be able to.
[0026]
Therefore, the present invention needs to prevent forgery of, for example, cards, securities, or branded products in a medium having an image changing function in which a latent image composed of hidden characters and patterns is formed and visualized according to a viewing angle. As a medium having an image changing function that can be added to the product, excellent practical effects are exhibited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an embodiment of a medium having an image changing function of the present invention in front.
FIG. 2 is an enlarged front view of FIG. 1, showing an embodiment of a medium having an image change function of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating an embodiment of a medium having an image change function according to the present invention, and is an explanatory view represented by a cross section taken along a line BB in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
Claims (6)
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