JP4194512B2 - 現像ローラ、電子写真プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Description
ここで、軸芯体と、該軸芯体上に設けられた導電性弾性層と、最表層を構成する導電性樹脂層とを有し、該最表層の現像領域における表面のマイクロ摩擦度μが300以上2000以下である現像ローラの製造方法としては、
(i)2官能ポリオール(a)と2官能イソシアネート化合物(b)を鎖延長させてなり、重量平均分子量が10000〜50000、かつ分子量分散度がMz/Mw=2.5以下の直鎖状ポリウレタンポリオールプレポリマーを70〜95質量%と、イソシアネート化合物と、導電性材料とを含むウレタン樹脂原料混合物を、該導電性弾性層の周面で硬化させてウレタン樹脂層を得る工程と、
(ii)該ウレタン樹脂層を130℃以上180℃以下の温度で1時間以上24時間以下、熱処理する工程と、
を有する方法が好適である。
Mz=(ΣMi3Ni)/(ΣMi2Ni)
このMz/Mwを2.5以下とすることが好ましい。さらに好ましくはMz/Mwを2.0以下である。Mz/Mwを2.5以下とすることで、環境変動における材料の機械特性の変化を少なくすることができ、ブレード当接跡による横スジが発生しない。
外径8mmの芯金(軸芯体)を内径16mmの円筒状金型内に同心となるように設置し、導電性弾性層の材料として液状導電性シリコーンゴム(東レダウシリコーン社製、ASKER−C硬度:40°、体積抵抗率:107Ω・cm品)を注型後、130℃のオーブンに入れ20分加熱成型し、脱型後、200℃のオーブンで4時間2次加硫を行い、厚み4mmの導電性弾性層を形成した。
実施例1において作製した現像ローラと全く同じ組成、層厚の導電性弾性層を軸芯体上に形成したものを用いて、下記する手順で導電性樹脂層を被覆形成して、現像ローラを作製した。
実施例1において作製した現像ローラと全く同じ組成、層厚の導電性弾性層を軸芯体上に形成したものを用いて、下記する手順で導電性樹脂層を被覆形成して、現像ローラを作製した。
実施例1において作製した現像ローラと全く同じ組成、層厚の導電性弾性層を軸芯体上に形成したものを用いて、下記する手順で導電性樹脂層を被覆形成して、現像ローラを作製した。
実施例1において作製した現像ローラと全く同じ組成、層厚の導電性弾性層を軸芯体上に形成したものを用いて、下記する手順で導電性樹脂層を被覆形成して、現像ローラを作製した。
実施例1において作製した現像ローラと全く同じ組成、層厚の導電性弾性層を軸芯体上に形成したものを用いて、下記する手順で導電性樹脂層を被覆形成して、現像ローラを作製した。
実施例1において作製した現像ローラと全く同じ組成、層厚の導電性弾性層を軸芯体上に形成したものを用いて、下記する手順で導電性樹脂層を被覆形成して、現像ローラを作製した。
実施例1において作製した現像ローラと全く同じ組成、層厚の導電性弾性層を軸芯体上に形成したものを用いて、下記する手順で導電性樹脂層を被覆形成して、現像ローラを作製した。
上記現像ローラを電子写真プロセスカートリッジに装着し、カラーレーザープリンタ(キヤノン社製、商品名:LBP5500)で実際に画だしをし、画像評価を行った。用いたトナーは個数平均粒径約7.0μmのマゼンダトナーを使用した。
上記現像ローラのドラム汚染評価は、高温高湿環境(30℃/80%RH)にて1万5千枚画だし後に、感光ドラム上にトナーが融着し汚染されているかを下記の基準で判断した。
◎:感光ドラムにトナーの融着が全く認められない。
○:目視では感光ドラムの融着が目視では認められないが、顕微鏡で拡大すると融着が確認できる。しかし、実用上問題なし。
×:感光ドラムにトナーの融着が目視で認められ、実画像に弊害をおよぼす。
上記現像ローラのブレード当接跡による横スジ評価は、現像ローラを有する電子写真プロセスカートリッジを高温高湿環境(40℃/95%RH)に一週間放置し、その後常温常湿(23℃、55%RH)環境においてベタ画像を出力し、ブレード当接跡による横スジが見られるかを下記の基準で判断した。
○:横スジが全く認められない
△:横スジがわずかに認められるが、実用上問題ない。
2 導電性弾性層
3 導電性樹脂層
4 現像ローラ
5 感光ドラム
6 トナー塗布用ローラ
7 現像ブレード
8 帯電ローラ
9 クリーニングブレード
10 転写ローラ
11 定着ローラ
Claims (8)
- 軸芯体と、該軸芯体上に設けられた導電性弾性層と、最表層を構成する導電性樹脂層とを有しており、
該導電性樹脂層が、2官能ポリオール(a)と2官能イソシアネート化合物(b)を鎖延長させてなる直鎖状ポリウレタンポリオールプレポリマーを70〜95質量%の範囲で含むと共にイソシアネート化合物を含んでいるウレタン樹脂原料混合物を硬化させて得られたウレタン樹脂を含有している現像ローラであって、
該現像ローラ表面の現像領域におけるマイクロ摩擦度μが300≦μ≦2000であることを特徴とする現像ローラ。 - 前記現像ローラ表面の現像領域におけるマイクロ摩擦度μが500≦μ≦1200である請求項1に記載の現像ローラ。
- 前記直鎖状ポリウレタンポリオールプレポリマーは、重量平均分子量が10000〜50000、かつ分子量分散度がMz/Mw=2.5以下であり、
かつ、前記導電性樹脂層のMD1硬度が25〜50°である請求項1又は2に記載の現像ローラ。 - 前記2官能ポリオール(a)がポリエーテルポリオールである請求項1〜3のいずれかに記載の現像ローラ。
- 前記導電性樹脂層の硬化反応を終えた後、更に熱処理を施されたものである請求項1〜4のいずれかに記載の現像ローラ。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の現像ローラを有することを特徴とする電子写真プロセスカートリッジ。
- 表面にトナーを担持してトナー薄膜を形成し、この状態で潜像担持体に接触して該潜像担持体に前記トナーを供給することにより可視化するための現像ローラを有する電子画像形成装置において、該現像ローラが請求項1〜5のいずれかに記載の現像ローラであることを特徴とする電子写真画像形成装置。
- 軸芯体と、該軸芯体上に設けられた導電性弾性層と、最表層を構成する導電性樹脂層とを有し、該最表層の現像領域における表面のマイクロ摩擦度μが300以上2000以下である現像ローラの製造方法であって、
(i)2官能ポリオール(a)と2官能イソシアネート化合物(b)を鎖延長させてなり、重量平均分子量が10000〜50000、かつ分子量分散度がMz/Mw=2.5以下の直鎖状ポリウレタンポリオールプレポリマーを70〜95質量%と、イソシアネート化合物と、導電性材料とを含むウレタン樹脂原料混合物を、該導電性弾性層の周面で硬化させてウレタン樹脂層を得る工程と、
(ii)該ウレタン樹脂層を130℃以上180℃以下の温度で1時間以上24時間以下、熱処理する工程と、
を有することを特徴とする現像ローラの製造方法。
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