JP4193396B2 - 伝送用メタルケーブル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディジタル伝送に適した構造を有する伝送用メタルケーブル等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
伝送用メタルケーブルとして、例えば差動伝送用メタルケーブルでは、それぞれ絶縁体で被覆された少なくとも一対の導電体の外周を覆うようにシールドが設けられた構造を備える。しかしながら、シールド自体は理想導体であり得ないため、該シールド上に電界が形成されると渦電流(Eddy Current)が発生する。このようにシールド内に閉じ込められた渦電流の発生に起因したジュール損によって、見かけ上の導体抵抗が悪化することが知られている。
【0003】
従来、このようなジュール損を低下させるためには、シールドの抵抗値を下げる必要があり、例えば、高導電率の金属膜をシールドに使用したり、十分な厚さを有するシールドを用意するなどの方策が採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
発明者らは、従来の伝送用メタルケーブルについて検討した結果、以下のような課題を発見した。すなわち、シールド内で発生する過電流は、伝送される信号と同じ周波数を有し、表皮効果(Skin Effect)により周波数が高くなるほど表面に分布する。このため、ジュール損は周波数が高くなるほど大きくなり、結果的に、図1中のグラフG100に示されたように、周波数が高くなるほど導体抵抗(Ω/m)が大きくなる。特に、高周波数帯域での信号伝送ほどシールドの厚みを増すことの有効性が低減する。
【0005】
通常、伝送用メタルケーブルを使用したディジタル伝送では、導体抵抗の周波数依存性(図1のグラフG100)により、高周波帯域側において導体抵抗の悪化に起因した信号劣化が生じ、十分な伝送品質の維持が難しくなるという課題があった。
【0006】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、ディジタル伝送におけるケーブル減衰量の周波数依存性を低減することにより、信号歪みを抑制する構造を備えた伝送用メタルケーブル、並びに、該伝送用メタルケーブルを利用した通信方法、システム及びコネクタ付きコードを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、この発明に係る伝送用メタルケーブルは、100Mbps〜3Gbpsの伝送帯域において、周波数依存性に対する優れた低減効果が得られる差動伝送用メタルケーブルを志向しており、それぞれ絶縁体により被覆されるとともに、所定方向に沿って伸びた少なくとも一対の導電体と、該導電体を取り囲むよう配置されるとともに、該導電体に対面する金属層を含むシールドテープを備える。特に、上記シールドテープにおいて、導電体に対面する金属膜は、1μm以上かつ10μm以下、好ましくは2μm以上かつ6μm以下の厚みを有することを特徴としている。
【0008】
ここで、ディジタル伝送に伴って上記シールドテープ上に発生する渦電流の該シールドテープ内部へ向かう分布深度である表皮厚は、上記金属層の膜厚は、伝送されるディジタル信号の基本周波数(Hz)をf、該金属膜の導電率(mho/m)をσ、透磁率(H/m)をμとするとき、以下の式(1)で与えられる。
【0009】
【数2】
【0010】
このとき、伝送されるディジタル信号に対して上記金属層の厚みは、上記式(1)で与えられる表皮厚の50%以上かつ300%以下になるよう設計される。
【0011】
上述のような金属膜を含むシールドテープを備えた伝送用メタルケーブルでは、該金属膜内に閉じ込められる過電流を低減することはできても該過電流の発生を回避することはできない。そこで、この発明では、図1中の矢印A1及びA2で示されたように、低周波数帯域側における導体抵抗を意図的に増加させる一方、高周波数帯域側における導体抵抗を低減させるようシールドテープ、特に金属膜の膜厚を制御することで、信号波長帯域全体に亘るケーブル減衰量の周波数依存性の低減、すなわちゲインの平坦化を実現している。この発明に係る伝送用メタルケーブルでは、上述のようにシールドテープに含まれる金属膜内に閉じ込められる過電流によって生じる導体抵抗を、特に低周波数帯域側で積極的に利用しようとする技術であり、直接信号を送信する必要がなく、すなわち該金属膜を接地した場合、該金属膜を接地しない場合のいずれにおいても同等の効果が得られる。
【0012】
なお、上記シールドテープは、上記金属層単体で構成されても、該金属層とプラスティック層の多層構造であってもよい。また、このシールドテープが多層構造を備える場合、金属層は上記導電体に対面するよう配置される。
【0013】
この発明に係る伝送用メタルケーブルは、上記導電体とともにシールドテープの内側に収納された状態で、上記所定方向に沿って伸びたドレインワイヤーを備えてもよい。また、当該伝送用メタルケーブルは、シールドテープの外周に設けられた絶縁材料の最外層を備えてもよい。
【0014】
この発明に係る伝送用メタルケーブルは、シールドテープの外周を取り囲むように配置された金属材料層を備えてもよく、該シールドテープの外周を取り囲むように最外層が設けられた場合、該金属材料層は、シールドテープと最外層との間に配置されるのが好ましい。
【0015】
さらに、この発明に係る伝送用メタルケーブルは、それぞれが、上述の構造と同様の伝送用メタルケーブルと同じ構造を有する複数のケーブルユニットを含んでもよい。
【0016】
上述の構造を備えた伝送用メタルケーブルが適用された伝送システムでは、100Mbps〜3Gbps伝送帯域(信号波長帯域を含む)においてケーブル減衰量の周波数依存性を効果的に低減する通信方法が実現される。また、当該伝送用メタルケーブルの先端にコネクタが接続されたコネクタ付きコードを構成することにより、半導体テスタ装置等、種々のシステムへの応用も可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る伝送用メタルケーブルやその応用に関する各実施形態を、図2〜図11を用いて説明する。なお、図の説明において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。また、必要に応じて図1も参照する。
【0018】
図2(a)は、この発明に係る伝送用メタルケーブルの第1実施形態の全体構成を示す図であり、図2(b)は図2(a)中のI−I線に沿った断面構造を示す図である。
【0019】
これら図2(a)及び(b)に示されたように、第1実施形態に係る伝送用メタルケーブル1は、プラスティックなどの絶縁体11により被覆された導電体10を有する。この導電体10の外周にはさらにシールドテープ12が巻かれており、導電体10を覆った該シールドテープ12をさらに覆うように樹脂層(最外層)14が設けられている。なお、この図2(a)及び(b)には、第1実施形態に係る伝送用メタルケーブル1として、少なくとも一対の導電体10を備えた差動伝送用メタルケーブルが示されている。
【0020】
一方、第2実施形態に係る伝送用メタルケーブル2も、図3(a)及び(b)に示されたように、少なくとも一対の導電体10を有する差動伝送用メタルケーブルとして示されている。なお、図3(a)は、この発明に係る伝送用メタルケーブルの第1実施形態の全体構成を示す図であり、図3(b)は図3(a)中のII−II線に沿った断面構造を示す図である。
【0021】
この第2実施形態において、導電体10それぞれは、第1実施形態と同様にプラスティックなどの絶縁体11により被覆され、さらに、シールドテープ12、樹脂層(最外層)14により、その外周が順次覆われている。また、第2実施形態に係る伝送用メタルケーブル2は、接地用のドレインワイヤー15が導電体10に併設するように設けられており、該ドレインワイヤー15は導電体10とともにシールドテープ12の内側に収納されている。
【0022】
いずれの実施形態であっても、導電体10(絶縁体11で被覆されている)をシールドテープ12で覆う方法は種々考えられる。代表的な例としては、例えば、図2(a)に示されたように、シールドテープ12の両端が導電体10の長手方向に沿って重なるよう導電体10をシールドテープ12で包んでもよく、また、図3(a)に示されたように、導電体10にシールドテープ12を巻き付けてもよい。
【0023】
なお、上述の第1及び第2実施形態に係る伝送用メタルケーブル1、2が差動伝送用メタルケーブルである場合、樹脂層14内に収納される少なくとも一対の導電体10は、図4(a)に示されたように、互いに併設された状態で収納されてもよく、また、図4(b)に示されたように、互いに撚合された状態で収納されてもよい。
【0024】
図5(a)及び図5(b)は、上記シールドテープ12の断面構造を示す図である。シールドテープ12は、図5(a)に示されたように、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、あるいは、いずれかの合金である、厚さWを有する金属層120のみを含むか、図5(b)に示されたように、厚さWの金属層120とプラスティック層121で構成されてもよい(以下の説明において、単に「アルミニウム」、「銅」と記す場合には全てその合金も含むものとする)。ただし、シールドテープ12が金属層120とプラスティック層121の多層構造である場合、該金属層120は導電体11に対面するよう配置されるのが好ましい。なお、プラスティック層121の外側には、金属ネットが設けられてもよい。
【0025】
図6(a)及び(b)は、それぞれ導電体10の断面構造の例を示す図であり、図6(a)は、導電体10の断面構造として、中心に設けられたスチール製ワイヤー101と、該スチール製ワイヤー101の外周に設けられた銅層(銅あるいは銅合金)102と、該銅層102の表面をコーティングしている銀層103とを備えた構造が示されている。一方、図6(b)には、導電体10の断面構造として、銅層(銅あるいは銅合金)102と、該銅層102の表面をコーティングしている銀層103とを備えた構造が示されている。
【0026】
この発明に係る伝送用メタルケーブルは、図1中の矢印A1及びA2で示されたように、低周波数帯域側における導体抵抗を意図的に増加させる一方、高周波数帯域側における導体抵抗を低減させるようシールドテープ、特に金属膜の膜厚を制御することで、信号波長帯域全体に亘るケーブル減衰量の周波数依存性の低減、すなわちゲインの平坦化を実現する構造を備える。
【0027】
特に、ディジタル伝送に伴って上記シールドテープ上に発生する渦電流の該シールドテープ内部へ向かう分布深度である表皮厚は、上記金属層の膜厚は、伝送されるディジタル信号の基本周波数(Hz)をf、該金属膜の導電率(mho/m)をσ、透磁率(H/m)をμとするとき、以下の式(2)で与えられる。
【0028】
【数3】
【0029】
このとき、伝送されるディジタル信号に対して上記金属層の厚みは、上記式(1)で与えられる表皮厚の50%以上かつ300%以下になるよう設計されている。
【0030】
具体的には、上記シールドテープにおいて、導電体に対面する金属膜は、1μm以上かつ10μm以下、好ましくは2μm以上かつ6μm以下の厚みを有することを特徴としている。
【0031】
図7は、この発明に係る伝送用メタルケーブルと従来の伝送用メタルケーブルについて、データレート(Mbps)とケーブル減衰比Vout/Vin(%)の関係を示したグラフである。
【0032】
図中、グラフG710は、比較例であるケーブルサンプルについて、データレート(Mbps)とケーブル減衰比Vout/Vin(%)の関係を示している。なお、この比較例のケーブルサンプルは、図6(b)に示された断面構造を有する導電体を有するが、シールドテープを有しないメタルケーブルである。また、導電体は、銀メッキされた軟銅線である。
【0033】
一方、グラフG720、G730は、いずれもこの発明に係る伝送用メタルケーブルとして用意されたケーブルサンプルである。いずれのケーブルサンプルも導電体は、厚さ5μmの銀メッキが施された銅合金である。また、グラフG720に相当するケーブルサンプルは、厚さ6μmを有するアルミニウムの金属膜を含むシールドテープを備える。グラフG730に相当するケーブルサンプルは、厚さ3.5μmを有する銅の金属膜を含むシールドテープを備える。
【0034】
この図7からも分かるように、比較例のケーブルサンプルにおけるケーブル減衰量の周波数依存性(グラフG710)に対し、この発明に係る伝送用メタルケーブルとして用意されたケーブルサンプルにおけるケーブル減衰量の周波数依存性(グラフG720、G730)は、いずれも低周波数帯域側で低下する一方、高周波数帯域側で増加し、全体としてフラットな特性が得られる(図7中の矢印B1、B2で示された方向にケーブル減衰量が制御される)。
【0035】
また、図8は、この発明に係る伝送用メタルケーブルとして用意された複数のケーブルサンプルについて、データレート(Mbps)とケーブル減衰比Vout/Vin(%)の関係を示したグラフである。
【0036】
なお、いずれのケーブルサンプルも、導電体として、図6(b)に示された断面構造を有し、厚さ5μmの銀メッキが施された銅合金である。また、各ケーブルサンプルは、それぞれ異なる膜厚の金属膜を含むシールドテープを備えており、グラフG810は、シールドテープに含まれる金属膜として、厚さ1μmの銅膜が適用されたケーブルサンプル、グラフG820はシールドテープに含まれる金属膜として、厚さ2μmの銅膜が適用されたケーブルサンプル、グラフG830はシールドテープに含まれる金属膜として、厚さ3μmの銅膜が適用されたケーブルサンプル、グラフG840はシールドテープに含まれる金属膜として、厚さ4μmの銅膜が適用されたケーブルサンプル、グラフG850はシールドテープに含まれる金属膜として、厚さ9μmの銅膜が適用されたケーブルサンプル、そして、グラフG860はシールドテープに含まれる金属膜として、厚さ7μmのアルミニウム膜が適用されたケーブルサンプルそれぞれにおける、ケーブル減衰量の周波数依存性を示す。
【0037】
この図8から分かるように、ケーブル減衰量の周波数依存性の低減、すなわちゲインの平坦化に最も有効と思われる金属膜厚は、4μm±2μm(2μm〜6μm)である。ただし、シールドテープの形成方法としては、例えばプラスティック膜上に金属膜を蒸着したり、プラスティック膜と金属膜を直接張り合わせる方法が一般的である。金属蒸着の場合、形成される金属膜の膜厚は1μm未満であるのが一般的であり、この範囲では、この発明に係る伝送用メタルケーブルにようなゲインの平坦化を実現する効果は得られない。一方、金属張り合わせ場合、用意される金属膜の膜厚は10μmを越えてしまうため、この範囲でも、この発明に係る伝送用メタルケーブルにようなゲインの平坦化を実現する効果は得られない。したがって、実用的な金属膜の膜厚としては、1μm〜10μmが好ましい。
【0038】
なお、上述の構造を有する伝送用メタルケーブルと1ユニットとして、複数のケーブルユニットを利用した多芯ケーブルも構成可能である。
【0039】
ドレインワイヤー15等をグランド結線に適用するとともに当該ケーブル内部に上述の構造を有するシールドテープを有する伝送用メタルケーブルであれば、例えばグランドとしてDCレベルまで低い抵抗値を有した装置間結線を実現しなければならない場合や、外部ノイズからの十分な遮断を実現する必要がある場合でも、ケーブル減衰量の周波数依存性を低減する効果(ゲインの平坦化)が得られる。また、シールドテープは接地用の導体などから電気的にアイソレートされていた方がより高い効果(周波数依存性の低減効果)が得られるが、完全あるいは不完全に接地された場合でもある程度の効果が得られるので、用途の拡張性が高くなる。
【0040】
図9は、この発明に係る伝送用メタルケーブルが適用される代表的なシステムとして、伝送システムの構成を示す図である。図9に示された伝送システムは、上述の構造を備えた当該伝送用メタルケーブル1又は2と、該伝送用メタルケーブル1、2の一方の端部に電気的に接続された信号出力用ドライバ20と、該伝送用メタルケーブル1、2を伝搬した信号を受けるレシーバー30を備える。この構成により、100Mbps〜3Gbps伝送帯域のディジタル伝送に適した伝送システムが得られる。
【0041】
また、当該伝送用メタルケーブルは、上記伝送システムの他、半導体テスタ装置等を構成するシステムにも適用可能である。図10は、その半導体テスタ装置の概略構成を示す図であり、この半導体テスタ装置は、半導体テスタ40と、演算部、外部記憶部、端末装置等を含むシステム本体50とを備え、当該伝送用メタルケーブル1又は2は、これら半導体テスタ40とシステム本体50との間において伝送システムの一部を構成する。
【0042】
さらに、図11には、図3に示された構造を備えた伝送用メタルケーブル2の先端にコネクタ60が接続されたコネクタ付きコードの、特に端子間接続部分の構成を示す図である。このようなコネクタ付きケーブルは、5m〜20m、さらには1m〜100mのディジタル伝送(100Mbps〜3Gbpsの伝送範囲)に適している。
【0043】
【発明の効果】
上述のようにこの発明によれば、導電体を覆うシールドテープに含まれる金属膜の膜厚が、低周波帯域側における導体抵抗を意図的に低下させつ一方、高周波帯域側で導体抵抗を増加させるよう設定されているので、信号波長帯域全体に亘ってケーブル減衰量の周波数依存性を低減させることが可能になる。その結果、特に差動伝送においてアイハイトが大きくなる一方、ゼロクロスジェッターが小さくなる。
【0044】
また、この発明は、シールドテープに含まれる金属膜内部に閉じ込められる渦電流に起因した導体抵抗を積極的に利用しているため、直接信号を送信する必要がなく、すなわち該金属膜を接地した場合、該金属膜を接地しない場合のいずれにおいても同等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の伝送用メタルケーブルにおける導体抵抗(Ω/m)の周波数特性を示すグラフである。
【図2】この発明に係る伝送用メタルケーブルの第1実施形態の全体構造及びI−I線に沿った断面構造を示す図である。
【図3】この発明に係る伝送用メタルケーブルの第2実施形態の全体構造及びII−II線に沿った断面構造を示す図である。
【図4】伝送用メタルケーブルへの導電体の導入形態を説明するための図である。
【図5】シールドテープの断面構造を示す図である。
【図6】伝導体の断面構造を示す図である。
【図7】この発明に係る伝送用メタルケーブルと従来の伝送用メタルケーブルについて、データレート(Mbps)とケーブル減衰比Vout/Vin(%)の関係を示したグラフである。
【図8】この発明に係る伝送用メタルケーブルの複数サンプルについて、データレート(Mbps)とケーブル減衰比Vout/Vin(%)の関係を示したグラフである。
【図9】この発明に係る伝送用メタルケーブルが適用されたシステムとして、伝送システムの構成を示す図である。
【図10】この発明に係る伝送用メタルケーブルが適用されたシステムとして、半導体テスタ装置の概略構造を示す図である。
【図11】この発明に係る伝送用メタルケーブルが適用されたコネクタ付きコードの接続部分の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、2…伝送用メタルケーブル、10…導電体、11…絶縁体(プラスティック)、12…シールドテープ、120…金属層、121…プラスティック層、14…外層、15…ドレインワイヤー、60…コネクタ。
Claims (7)
- 前記導電体とともに前記シールドテープの内側に収納された状態で、前記所定方向に沿って伸びたドレインワイヤーをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の伝送用メタルケーブル。
- 前記シールドテープは、前記金属層と、該金属層を介して前記導電体と反対側に設けられたプラスティック層を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の伝送用メタルケーブル。
- 前記シールドテープの外周に設けられた、絶縁材料の最外層をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の伝送用メタルケーブル。
- それぞれが、請求項1〜4のいずれか一項記載の伝送用メタルケーブルと同じ構造を有する複数のケーブル・ユニットを含む伝送用メタルケーブル。
- 請求項1〜5のいずれか一項記載の伝送用メタルケーブルを含むシステム。
- 請求項1〜5のいずれか一項記載の伝送用メタルケーブルと、該伝送用メタルケーブルに含まれる導電体それぞれと電気的に接続された端子を有するコネクタとを備えたコネクタ付きコード。
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