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JP4188487B2 - 目元メーキャップシミュレーションシステム - Google Patents

目元メーキャップシミュレーションシステム Download PDF

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JP4188487B2
JP4188487B2 JP08672999A JP8672999A JP4188487B2 JP 4188487 B2 JP4188487 B2 JP 4188487B2 JP 08672999 A JP08672999 A JP 08672999A JP 8672999 A JP8672999 A JP 8672999A JP 4188487 B2 JP4188487 B2 JP 4188487B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は目元メーキャップシミュレーションシステムに係り、特に、人の顔画像にアイラインやアイシャドウを塗布して表示する目元メーキャップシミュレーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
メーキャップによるイメージの演出法は、造形理論を応用したもので、形の特徴や目に映ったときどのようにどの様な印象を受けるかを把握している。例えば、直線はシャープあるいは静的なイメージを演出させ、曲線はソフトあるいは動的なイメージを演出する。したがって、直線的又は曲線的なメーキャップすることにより、それぞれ、シャープなイメージを演出したりソフトなイメージを演出したりすることができる。同様に、下降線を使用して落ちついたイメージを出したり、太い線を使用してたくましいイメージを演出することができる。
【0003】
このようなメーキャップによるイメージ演出をコンピュータシステムの画像処理技術を用いて実現することが考えられている。従来のコンピュータシステムの画像処理技術では、単に形状を直線的又は曲線的に変形させることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のコンピュータシステムの画像処理技術では、アイラインやアイシャドウを塗るシミュレーションを行う場合、オペレータが顔画像におけるアイラインやアイシャドウを塗る領域の指定、ぼかしの度合い、アイラインやアイシャドウの色の修正、等を細かに入力しなければならず、また、操作には画像処理の専門的な知識を必要とし、手間及び時間がかかるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、メーキャップイメージタイプを選択するだけで、選択したタイプに応じて顔画像の目元部分のアイラインを描画したりアイシャドウを塗布して表示する目元メーキャップシミュレーションシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、顔画像にアイシャドウ及びアイラインを描く目元メーキャップシミュレーションシステムであって、
第1乃至第4のメーキャップイメージタイプから所望のタイプを選択するタイプ選択手段と、
顔画像の目元部分で目の輪郭を検出する輪郭検出手段と、
検出された前記目の輪郭及びその近傍を、前記第1のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、第2のメーキャップイメージタイプでは上瞼の中央から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、第3のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、前記第4のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させてアイラインを描画するアイライン描画手段と、
前記顔画像の目元部分において、前記第1のメーキャップイメージタイプでは上瞼の輪郭線から眉の輪郭線までの縦方向の最大値の1/3を最大塗布サイズとし目頭から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線とするアイシャドウを塗布する領域を設定し、前記第2のメーキャップイメージタイプでは前記最大値の1/6を最大塗布サイズとし目頭より所定長離れた上瞼の輪郭線から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線とする領域を設定し、前記第3または第4のメーキャップイメージタイプでは前記最大値の1/2を最大塗布サイズとし目頭から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線としてアイシャドウを塗布する領域を設定するアイシャドウ塗布領域設定手段と、
前記アイシャドウ塗布領域設定手段で設定されたアイシャドウを塗布する領域において、上瞼の輪郭線の目頭から目尻までの中間位置を塗布の開始点とし前記塗布の開始点を中心とし前記アイシャドウを塗布する領域の上限に接する円の半径を塗布サイズとして前記顔画像の色に、アイシャドウの色を重ねることによりアイシャドウを塗布するアイシャドウ塗布手段とを有する。
【0007】
このように、第1乃至第4のメーキャップイメージタイプから所望のタイプを選択すると、選択されたメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分におけるアイシャドウを塗布する領域を設定し、アイシャドウを塗布する領域の顔画像の色に、アイシャドウの色を重ねることによりアイシャドウを塗布するため、所望のタイプを選択するだけで、選択したメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分にアイシャドウを塗布して表示することができ、顔画像から検出された目の輪郭及びその近傍を、選択されたメーキャップイメージタイプに応じて描画するため、所望のタイプを選択するだけで、選択したメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分にアイラインを描画して表示することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の目元メーキャップシミュレーションシステムにおいて、
前記アイライン描画手段は、前記第1または第2のメーキャップイメージタイプでは顔画像の横方向にアイラインのぼかしを行い、前記第4のメーキャップイメージタイプでは顔画像の縦方向にアイラインのぼかしを行う。
【0009】
これにより、選択したメーキャップイメージタイプに応じたアイラインを描画して表示することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の目元メーキャップシミュレーションシステムにおいて、
前記アイシャドウ塗布手段は、前記アイシャドウを塗布する領域内の塗布の開始点から離間するほどアイシャドウの濃度を低下させるぼかし手段を有する。
【0010】
このように、アイシャドウを塗布する領域内の塗布の開始点から離間するほどアイシャドウの濃度を低下させてぼかしているため、塗布したアイシャドウが顔画像の肌色となじんで違和感のないアイシャドウを表示できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2記載の目元メーキャップシミュレーションシステムにおいて、
前記アイシャドウ塗布手段は、前記アイシャドウを塗布する領域内で塗布の開始点を順次移動させる開始点移動手段を有する。
【0011】
このように、アイシャドウを塗布する領域内で塗布の開始点を順次移動させるため、顔画像におけるアイシャドウを塗布する領域の形状に拘わらず、塗布したアイシャドウが顔画像の肌色となじんで違和感のないアイシャドウを表示できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の目元メーキャップシミュレーションシステムの一実施例のブロック図を示す。同図中、中央処理装置(CPU)10には、バス15を介して入力装置20、記憶装置30、表示装置40、印刷装置50、通信装置60それぞれが接続されている。入力装置20としてはキーボード21,タッチセンサ22,デジタルカメラ(またはCCDカメラ)23等が設けられており、記憶装置30としてはRAM31、ROM32、ハードディスク装置33、フレキシブルディスク装置34等が設けられている。表示装置40としては例えばCRTが用いられ、CRTの前面に透明のタッチセンサ22を設置する。
【0013】
CPU10は、記憶装置30に記憶されている各種処理プログラムを実行し、その結果を記憶装置30に記憶すると共に、表示装置40に表示し、印刷装置50で印刷して出力する。記憶装置30には顔画像の画像データ等が記憶されると共に、各種処理プログラムが予め格納されている。
図2は本発明システムで実行する目元メーキャップシミュレーションのメインルーチンの一実施例のフローチャートを示す。同図中、ステップS10で記憶装置30内に作業用顔画像領域を確保する。次に、ステップS12で、確保した作業用顔画像領域にデジタルカメラ23で撮像した被験者の顔画像(カラー顔画像)の画像データをコピーする。なお、被験者の顔画像の画像データは、既に記憶装置30内の所定領域に格納されている。
【0014】
ステップS14では上記の画像データから顔画像の特徴点を抽出する。ここでは、先ず、顔画像に対し顔位置の認識を行って顔領域のラベリングを行うと共に、顔の輪郭の特徴点を抽出する。なお、顔画像は左上隅を原点として、横方向をX軸、縦方向をY軸とするXY座標で位置を表す。更に、顔領域のエッジ画像(2値画像)を作成し、このエッジ画像をY軸に投影してエッジのヒストグラムを作成するY投影を行う。そして、Y投影によるヒストグラムから顔の各部位、つまり、眉、目、鼻、口それぞれのY座標を検索する。更に、顔のエッジ画像における目及び鼻を含むY座標位置で、目及び鼻の特徴点及びこれに付随する特徴点を抽出し、口を含むY座標位置で、口の特徴点及びこれに付随する特徴点を抽出し、眉を含むY座標位置で、眉の特徴点及びこれに付随する特徴点を抽出する。
【0015】
これによって、図3に示すY軸座標が最大の点C3と、Y軸座標が最小の点C2と、点C2,C3を通る直線と髪の生え際との交点F1とが顔の特徴点として抽出され、瞳PL,PR、目尻EL1,ER1、目頭EL4,ER4、瞳の上下の目の輪郭EL5,ER5,EL3,ER3、鼻の輪郭N1,N2,N3、口の上端M2,M4、左右端M1,M5、下端M6、眉山BL2,BR2、眉頭BL3,BR3、眉尻BL1,BR1、眉底BL4,BR4等の各種特徴点が抽出される。
【0016】
次に、ステップS16で、顔画像の中の例えば頬に対応する領域の複数の画像データを平均化することにより、被験者の肌色データを得る。また、ステップS18で、スイート、クール、キュート、フレッシュの4つのメーキャップイメージタイプうち、いずれのメーキャップイメージタイプを被験者がタッチセンサ22によって選択したかを読み取り、また、ステップS20でアイシャドウの色としてどの色を被験者がタッチセンサ22によって選択したかを読み取る。
【0017】
なお、この目元メーキャップシミュレーションを実行する際には、図4に示すような画面が表示装置40に表示されている。この画面中央には被験者の顔画像が表示され、選択ボックス41A,41B,41C,41Dによってスイート、クール、キュート、フレッシュの4つのメーキャップイメージタイプを選択でき、アイシャドウの選択ボックス43にタッチすることにより、複数のアイシャドウの色がアイシャドウの選択ボックス43内に表示され、アイシャドウの色を選択できる。なお、アイラインの選択ボックス44にタッチすることにより、複数のアイライン描画パターンを選択することも可能である。
【0018】
この後、ステップS22でアイラインの検索処理を実行し、ステップS24でアイラインの描画処理を実行し、ステップS26でアイシャドウ塗布処理を実行し、この処理が終了すると、ステップS28に進んで、ステップS10で確保していた作業用顔画像領域を解放し、この処理を終了する。
図5はステップS22で実行するアイライン検索処理の一実施例のフローチャートを示す。同図中、先ず、ステップS30で目及び眉を囲む矩形領域の顔画像を取得し、ステップS31で2値画像を保持する領域を記憶装置30内に確保する。次のステップS32のループ処理で閾値THを最低値から所定値の増分で最大値まで順次増加させ、ループ内のステップS34で閾値THを用いて目及び眉を囲む矩形領域の顔画像の2値化を行う。このように閾値THを可変して2値化を行うのは、アイラインを正確に検出するためである。
【0019】
次のステップS36では2値化で得たエッジ画像について、メディアンフィルタ処理を行ってノイズを除去する。これはまつげ等で発生するノイズを除去するために行っている。そして、ステップS38でエッジ画像について、目幅方向(矩形領域におけるy方向)に連続して延在する複数のエッジ画素、即ち輪郭線形成画素があるか否かを判別する。上記輪郭線形成画素がなければ閾値THを所定値の増分だけ増加させてステップS34に戻る。上記輪郭線形成画素があればステップS40に進む。
【0020】
ステップS40では、上記の2値画像から輪郭線を抽出する。次に、ステップS42で抽出した輪郭線における不連続の箇所を直線補間(または曲線補間)し、更にステップS44で補間後の輪郭線についてメディアンフィルタ処理を行ってノイズを除去し、この処理を終了する。
図6はステップS24で実行するアイライン描画処理の一実施例のフローチャートを示す。この処理は、目頭EL4,ER4と目尻EL1,ER1を結ぶ上瞼の輪郭線から上側(眉側)の上瞼の領域について行われる。同図中、先ず、ステップS50でアイライン描画パターンを設定する。このアイライン描画パターンは、メーキャップイメージタイプとしてクールが選択された場合には、図7に示すように、上瞼の目頭から目尻までの幅のアイラインであり、斜線を付した領域Iaでx方向目尻側にアイラインのぼかしを行うアイライン描画パターンが設定される。
【0021】
また、メーキャップイメージタイプとしてフレッシュが選択された場合には、図8に示すように、上瞼の中央(目頭と目尻との中間点)から目尻までの幅のアイラインであり、斜線を付した領域Ibでx方向目尻側にアイラインのぼかしを行うアイライン描画パターンが設定される。
また、メーキャップイメージタイプとしてスイートが選択された場合には、図9に示すように、上瞼の目頭から目尻までの幅のアイラインであり、アイラインのぼかしを行わないアイライン描画パターンが設定される。
【0022】
更に、メーキャップイメージタイプとしてキュートが選択された場合には、図10に示すように、上瞼の目頭から目尻までの幅のアイラインであり、斜線を付した領域Idでy方向眉側にアイラインのぼかしを行うアイライン描画パターンが設定される。
上記のメーキャップイメージタイプに対応したアイライン描画パターンは、アイラインの選択ボックス44にタッチしない場合のデフォルト値であり、アイラインの選択ボックス44にタッチしたとき表示される4つのアイライン描画パターンから所望のパターンを選択することも可能である。
【0023】
次に、ステップS52のループ処理でx座標値を0(目頭位置)から画素単位で最大値(目尻位置)まで順次増加させる。このループ内で各x座標値毎にステップS54のループ処理を行う。ここでは、y座標値を0(輪郭線のy座標)から画素単位で最大値(目の高さ幅:上瞼と下瞼の最大離間距離)まで順次増加させて、以下の処理を行う。
【0024】
ステップS56では、上記のx座標及びy座標で指示される画素の明度を計算し、ステップS58でこの画素の明度がアイラインの明度と同一か否かを判別する。ここで、同一でない場合は、y座標値を増加させてステップS56に戻る。この画素の明度がアイラインの明度と同一の場合には、ステップS60に進み、この画素の明度を現在の明度より所定値だけ低下させる。これによって、輪郭線上の画素の明度が低下して濃くなり、結果的にアイラインを目立たせることができる。
【0025】
この後、ステップS62でx座標及びy座標から、図7の領域Iaであるか(スイートの場合)または図8の領域Ibであるか(クールの場合)を判別し、上記の領域Ia,Ibの場合にはステップS64でx方向目尻側にアイラインのぼかしを行う。更に、ステップS66でx座標及びy座標から、図10の領域Idであるか(フレッシュの場合)を判別し、上記の領域Idの場合にはステップS68でy方向眉側にアイラインのぼかしを行う。この後、上記のステップS52,S54のループ処理が終了すると、ステップS70でアイラインを描画した顔画像を表示装置40に表示して、この処理を終了する。
【0026】
図11はステップS26で実行するアイシャドウ塗布処理の一実施例のフローチャートを示す。同図中、先ず、ステップS80でアイシャドウ塗布領域を設定する。ここでは、図12に示す、上瞼の輪郭線から眉の輪郭線までのy方向の最大距離Ymaxを求め、最大塗布サイズMy=Ymax/αを求める。なお、メーキャップイメージタイプがスイートまたはキュートの場合はα=2であり、クールの場合はα=3、フレッシュの場合はα=6である。更に、図13(A),(B)に示す曲線を用いて、メーキャップイメージタイプ毎にアイシャドウ塗布領域の上限(眉側)を求める。この際に、上記の最大塗布サイズMyを使用する。ここで、スイートまたはクールまたはキュートの場合は図13(A)に示す目頭から目尻に至る曲線を用い、フレッシュの場合は図13(B)に示す目頭より所定長だけ離れた上瞼の輪郭線上の一点から目尻に至る曲線を用いる。また、アイシャドウ塗布領域の下限は上瞼の輪郭線とする。
【0027】
また、ステップS82で開始点の移動軌跡を設定し、ステップS84でアイシャドウ塗布の開始点における塗布サイズを設定する。図14は、図13(A)に対応するアイシャドウ塗布領域を示しているが、アイシャドウ塗布領域の下限(上瞼の輪郭線)の略中央位置P0をアイシャドウ塗布の開始点とする。また、開始点を中心としアイシャドウ塗布領域の上限に接する円の半径を塗布サイズとし、更に、アイシャドウ塗布領域の下限に重ねて示す矢印A1及びA2を開始点の移動軌跡としている。
【0028】
次に、ステップS88で被験者の肌色データと選択されたアイシャドウの色から所定の演算式を用いて開始点におけるアイシャドウの濃度を演算し、得られたアイシャドウの色を開始点に塗布する。そして、ステップS90で開始点を中心とし、塗布サイズを半径とする円内で、開始点に塗布されたアイシャドウの色の濃度を開始点からの距離に比例して薄くする(ぼかす)エアブラシ処理を行い、これにより得られた各画素位置の濃度のアイシャドウの色を、その位置の画素の肌色に加算することによりアイシャドウを肌に重ねた各画素の色を求め、これで各画素の色を更新する。
【0029】
なお、上記のエアブラシ処理では、アイシャドウ塗布領域における塗布サイズを半径とする円内のみが処理対象であり、アイシャドウ塗布領域の下限より下の半円部分では処理がなされない。また、エアブラシ処理における中心からの距離と濃度との関係は、メーキャップイメージタイプがキュートまたはフレッシュの場合は図15(A)に示すように中心からの距離に比例して濃度が薄くなる特性を用い、スイートまたはクールの場合は図15(B)に示すように中心からの距離が小さいときに濃度の薄くなる度合いが大きく、中心からの距離が大きいときに濃度の薄く薄くなる度合いが小さい特性を用いる。
【0030】
この後、ステップS92では、矢印A1,A2で示す開始点の移動軌跡に従って、開始点を所定距離だけ移動する。なお、開始点は、位置P0から矢印A1方向に所定距離だけ移動することを繰り返して、移動した開始点がアイシャドウ塗布の領域外となると、位置P0に戻って矢印A2方向に所定距離だけ移動する。この移動距離は例えば塗布サイズの数10パーセントである。更に、ステップS94で新たな塗布サイズを計算する。新たな塗布サイズは、開始点が位置P0から矢印A1,A2方向に移動するにつれて、数パーセントから数10パーセントの割合で減少する。
【0031】
次にステップS96でアイシャドウ塗布の終点か否かを判別し、終点でない場合は上記のステップS88からS94を繰り返し、終点であればアイシャドウの塗布を終了し、ステップS98でアイシャドウを塗布した顔画像を表示装置40に表示してこの処理を終了する。アイシャドウ塗布の終点の判定は、開始点が矢印A2方向に移動してアイシャドウ塗布の領域外となったときアイシャドウ塗布の終点とする。
【0032】
このように、複数のメーキャップイメージタイプから所望のタイプを選択すると、選択されたメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分におけるアイシャドウを塗布する領域を設定し、アイシャドウを塗布する領域の顔画像の色に、アイシャドウの色を重ねることによりアイシャドウを塗布するため、所望のタイプを選択するだけで、選択したメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分にアイシャドウを塗布して表示することができる。
【0033】
また、目の輪郭を検出して検出された目の輪郭及びその近傍を、選択されたメーキャップイメージタイプに応じて描画するため、所望のタイプを選択するだけで、選択したメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分にアイラインを描画して表示することができる。
また、アイシャドウを塗布する領域内の塗布の開始点から離間するほどアイシャドウの濃度を低下させてぼかしているため、塗布したアイシャドウが顔画像の肌色となじんで違和感のないアイシャドウを表示でき、アイシャドウを塗布する領域内で塗布の開始点を順次移動させるため、顔画像におけるアイシャドウを塗布する領域の形状に拘わらず、塗布したアイシャドウが顔画像の肌色となじんで違和感のないアイシャドウを表示できる。
【0034】
なお、選択ボックス41A,41B,41C,41Dが特許請求の範囲に記載のタイプ選択手段に対応し、ステップS80がアイシャドウ塗布領域設定手段に対応し、ステップS88,S90がアイシャドウ塗布手段に対応し、ステップS22が輪郭検出手段に対応し、ステップS24がアイライン描画手段に対応し、ステップS90がぼかし手段に対応し、ステップS92が開始点移動手段に対応する。
【0035】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明は、顔画像にアイシャドウ及びアイラインを描く目元メーキャップシミュレーションシステムであって、
第1乃至第4のメーキャップイメージタイプから所望のタイプを選択するタイプ選択手段と、
顔画像の目元部分で目の輪郭を検出する輪郭検出手段と、
検出された前記目の輪郭及びその近傍を、前記第1のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、第2のメーキャップイメージタイプでは上瞼の中央から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、第3のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、前記第4のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させてアイラインを描画するアイライン描画手段と、
前記顔画像の目元部分において、前記第1のメーキャップイメージタイプでは上瞼の輪郭線から眉の輪郭線までの縦方向の最大値の1/3を最大塗布サイズとし目頭から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線とするアイシャドウを塗布する領域を設定し、前記第2のメーキャップイメージタイプでは前記最大値の1/6を最大塗布サイズとし目頭より所定長離れた上瞼の輪郭線から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線とする領域を設定し、前記第3または第4のメーキャップイメージタイプでは前記最大値の1/2を最大塗布サイズとし目頭から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線としてアイシャドウを塗布する領域を設定するアイシャドウ塗布領域設定手段と、
前記アイシャドウ塗布領域設定手段で設定されたアイシャドウを塗布する領域において、上瞼の輪郭線の目頭から目尻までの中間位置を塗布の開始点とし前記塗布の開始点を中心とし前記アイシャドウを塗布する領域の上限に接する円の半径を塗布サイズとして前記顔画像の色に、アイシャドウの色を重ねることによりアイシャドウを塗布するアイシャドウ塗布手段とを有する。
【0036】
このように、第1乃至第4のメーキャップイメージタイプから所望のタイプを選択すると、選択されたメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分におけるアイシャドウを塗布する領域を設定し、アイシャドウを塗布する領域の顔画像の色に、アイシャドウの色を重ねることによりアイシャドウを塗布するため、所望のタイプを選択するだけで、選択したメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分にアイシャドウを塗布して表示することができ、顔画像から検出された目の輪郭及びその近傍を、選択されたメーキャップイメージタイプに応じて描画するため、所望のタイプを選択するだけで、選択したメーキャップイメージタイプに応じて顔画像の目元部分にアイラインを描画して表示することができる。
【0037】
請求項2に記載の発明は、前記アイライン描画手段は、前記第1または第2のメーキャップイメージタイプでは顔画像の横方向にアイラインのぼかしを行い、前記第4のメーキャップイメージタイプでは顔画像の縦方向にアイラインのぼかしを行う。
これにより、選択したメーキャップイメージタイプに応じたアイラインを描画して表示することができる。
【0038】
請求項3に記載の発明では、アイシャドウ塗布手段は、前記アイシャドウを塗布する領域内の塗布の開始点から離間するほどアイシャドウの濃度を低下させるぼかし手段を有する。
このように、アイシャドウを塗布する領域内の塗布の開始点から離間するほどアイシャドウの濃度を低下させてぼかしているため、塗布したアイシャドウが顔画像の肌色となじんで違和感のないアイシャドウを表示できる。
【0039】
請求項4に記載の発明では、アイシャドウ塗布手段は、前記アイシャドウを塗布する領域内で塗布の開始点を順次移動させる開始点移動手段を有する。
このように、アイシャドウを塗布する領域内で塗布の開始点を順次移動させるため、顔画像におけるアイシャドウを塗布する領域の形状に拘わらず、塗布したアイシャドウが顔画像の肌色となじんで違和感のないアイシャドウを表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の目元メーキャップシミュレーションシステムの一実施例のブロック図である。
【図2】本発明システムで実行する目元メーキャップシミュレーションのメインルーチンの一実施例のフローチャートである。
【図3】顔画像の特徴点を示す図である。
【図4】目元メーキャップシミュレーション実行の際の表示画面の一実施例を示す図である。
【図5】アイライン検索処理の一実施例のフローチャートである。
【図6】アイライン描画処理の一実施例のフローチャートである。
【図7】アイライン描画パターンを示す図である。
【図8】アイライン描画パターンを示す図である。
【図9】アイライン描画パターンを示す図である。
【図10】アイライン描画パターンを示す図である。
【図11】アイシャドウ塗布処理の一実施例のフローチャートである。
【図12】アイシャドウ塗布領域の設定を説明するための図である。
【図13】アイシャドウ塗布領域の上限を示す図である。
【図14】アイシャドウ塗布を説明するための図である。
【図15】エアブラシ処理における中心からの距離と濃度との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 中央処理装置(CPU)
20 入力装置
21 キーボード
22 タッチセンサ
23 デジタルカメラ
30 記憶装置
31 RAM
32 ROM
33 ハードディスク装置
34 フレキシブルディスク装置
40 表示装置
41A,41B,41C,41D 選択ボックス
43,44 選択ボックス
50 印刷装置

Claims (4)

  1. 顔画像にアイシャドウ及びアイラインを描く目元メーキャップシミュレーションシステムであって、
    第1乃至第4のメーキャップイメージタイプから所望のタイプを選択するタイプ選択手段と、
    顔画像の目元部分で目の輪郭を検出する輪郭検出手段と、
    検出された前記目の輪郭及びその近傍を、前記第1のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、第2のメーキャップイメージタイプでは上瞼の中央から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、第3のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させ、前記第4のメーキャップイメージタイプでは上瞼の目頭から目尻までの幅の描画パターン内の画素の明度を低下させてアイラインを描画するアイライン描画手段と、
    前記顔画像の目元部分において、前記第1のメーキャップイメージタイプでは上瞼の輪郭線から眉の輪郭線までの縦方向の最大値の1/3を最大塗布サイズとし目頭から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線とするアイシャドウを塗布する領域を設定し、前記第2のメーキャップイメージタイプでは前記最大値の1/6を最大塗布サイズとし目頭より所定長離れた上瞼の輪郭線から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線とする領域を設定し、前記第3または第4のメーキャップイメージタイプでは前記最大値の1/2を最大塗布サイズとし目頭から目尻までの中間位置で前記最大塗布サイズとなる曲線を上限とし下限を上瞼の輪郭線としてアイシャドウを塗布する領域を設定するアイシャドウ塗布領域設定手段と、
    前記アイシャドウ塗布領域設定手段で設定されたアイシャドウを塗布する領域において、上瞼の輪郭線の目頭から目尻までの中間位置を塗布の開始点とし前記塗布の開始点を中心とし前記アイシャドウを塗布する領域の上限に接する円の半径を塗布サイズとして前記顔画像の色に、アイシャドウの色を重ねることによりアイシャドウを塗布するアイシャドウ塗布手段とを
    有することを特徴とする目元メーキャップシミュレーションシステム。
  2. 請求項1記載の目元メーキャップシミュレーションシステムにおいて、
    前記アイライン描画手段は、前記第1または第2のメーキャップイメージタイプでは顔画像の横方向にアイラインのぼかしを行い、前記第4のメーキャップイメージタイプでは顔画像の縦方向にアイラインのぼかしを行うことを特徴とする目元メーキャップシミュレーションシステム。
  3. 請求項1または2記載の目元メーキャップシミュレーションシステムにおいて、
    前記アイシャドウ塗布手段は、前記アイシャドウを塗布する領域内の塗布の開始点から離間するほどアイシャドウの濃度を低下させるぼかし手段を
    有することを特徴とする目元メーキャップシミュレーションシステム。
  4. 請求項1または2記載の目元メーキャップシミュレーションシステムにおいて、
    前記アイシャドウ塗布手段は、前記アイシャドウを塗布する領域内で塗布の開始点を順次移動させる開始点移動手段を
    有することを特徴とする目元メーキャップシミュレーションシステム。
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