Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP4181972B2 - 凝集沈殿処理装置 - Google Patents

凝集沈殿処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4181972B2
JP4181972B2 JP2003386665A JP2003386665A JP4181972B2 JP 4181972 B2 JP4181972 B2 JP 4181972B2 JP 2003386665 A JP2003386665 A JP 2003386665A JP 2003386665 A JP2003386665 A JP 2003386665A JP 4181972 B2 JP4181972 B2 JP 4181972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floc
sedimentation
tank
fine sand
sludge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003386665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005144350A (ja
Inventor
比良久 瀬尾
正章 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Industries Inc
Original Assignee
Maezawa Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maezawa Industries Inc filed Critical Maezawa Industries Inc
Priority to JP2003386665A priority Critical patent/JP4181972B2/ja
Publication of JP2005144350A publication Critical patent/JP2005144350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4181972B2 publication Critical patent/JP4181972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)

Description

本発明は、凝集沈殿処理装置に関し、詳しくは、原水に凝集剤を添加するとともに微粒砂のような沈降促進材を混合して沈降速度の大きいフロックを形成することによりフロックの沈降を促進し、原水中の懸濁成分を急速に沈殿分離させることができる凝集沈殿処理装置に関する。
原水中の懸濁成分(SS)を沈殿分離する装置として、原水中に凝集剤と微粒砂のような沈降促進材とを添加混合し、微粒砂を核としたフロックを凝集形成することにより、フロックを重量化させて沈降速度を高め、沈殿分離処理を極めて短時間で行えるようにした高速凝集沈殿処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような凝集沈殿処理装置は、原水に凝集剤及び微粒砂を添加混合してフロックを形成するためのフロック形成手段と、該フロック形成手段で生成したフロックを沈殿分離するためのフロック分離手段と、該フロック分離手段で沈殿分離した沈殿物から前記微粒砂を分離して前記フロック形成手段に循環させる微粒砂分離手段とを備えており、沈降促進材である不溶性の微粒砂を系内で循環使用するようにしている。
前記微粒砂分離手段は、フロックにおける汚泥と微粒砂との重量差により両者を分離するサイクロンが一般的に用いられているが、サイクロンで汚泥と微粒砂とを分離するためには、フロックを高速でサイクロンに導入する必要がある。このため、フロックをサイクロンに高速で導入するために大容量のポンプを必要とするだけでなく、微粒砂を含むフロックが配管内を高速で通過することによって配管が摩耗するという問題があった。このため、設備費や電力費が嵩むだけでなく、ポンプや配管等のメンテナンスに要する維持管理費も嵩むものとなっていた。さらに、サイクロンの目詰まりを防止するため、原水の流入部等に微細目あるいは細目スクリーンを設置して細かな夾雑物も取り除かなければならなかった。
また、サイクロンを使用しない微粒砂分離手段として、撹拌機を備えた分離槽内にフロックを導入し、撹拌機によってフロックを破砕して汚泥と微粒砂とに分離するとともに、分離槽の底部から微粒砂を抜き出して循環させ、分離槽の上部から汚泥をオーバーフローさせて抜き出すようにした分離手段が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第2634230号公報 特開2000−325704号公報
しかし、特許文献2に記載の分離手段では、撹拌機によって分離槽内が高速で撹拌された状態となっているため、フロックから分離した微粒砂が汚泥と一緒に分離槽の上部からオーバーフローして系外に流出してしまうことがあった。このため、微粒砂を頻繁に補充する必要が生じることになる。また、十分に破砕されないフロックが分離槽の底部に沈降して抜き出され、フロック形成手段に循環して処理負荷を増大させてしまうおそれもあった。
そこで本発明は、微粒砂を確実に分離することができ、微粒砂の系外への流出を防止して微粒砂の略全量を循環させることが可能で、設備費や維持管理費を大幅に削減することができる凝集沈殿処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の凝集沈殿処理装置は、原水に凝集剤及び不溶性微粒子からなる沈降促進材を添加混合して沈降促進材含有フロックを形成するためのフロック形成手段と、該フロック形成手段で生成した沈降促進材含有フロックを沈殿分離させて処理水を得るためのフロック分離手段と、該フロック分離手段で沈殿分離した沈降促進材含有フロックから前記沈降促進材を分離して前記フロック形成手段に循環させる沈降促進材分離手段とを備えた凝集沈殿処理装置において、前記沈降促進材分離手段は、前記沈降促進材含有フロックを破砕して汚泥と沈降促進材とに分離するフロック破砕手段を備えたフロック破砕部と、該フロック破砕部で分離した汚泥と沈降促進材とを含む混合物から沈降促進材を沈殿分離させる沈降促進材沈殿分離部と、該沈降促進材沈殿分離部で沈殿分離した沈降促進材を抜き出して前記フロック形成手段に循環供給する沈降促進材抜出経路と、沈降促進材沈殿分離部の上部に上昇した汚泥を抜き出す汚泥抜出経路とを備えていることを特徴としている。
さらに、本発明の凝集沈殿処理装置は、前記沈降促進材沈殿分離部から混合物の一部を抜き出して前記フロック破砕部に循環させる循環経路を備えていること、前記沈降促進材沈殿分離部は、槽内中央部の混合物中に設けられたドラフトチューブと、該ドラフトチューブの内周に下降流を発生させるとともに、ドラフトチューブの外周に上昇流を発生させるための下降流発生機とを備えていることを特徴としている。
本発明の凝集沈殿処理装置によれば、フロック分離手段から抜き出したフロックの破砕をフロック破砕手段を備えたフロック破砕部で行うので、フロックを高速で移送する必要がなくなり、大容量のポンプが不要となり、配管等の摩耗もほとんどなくなる。また、微粒砂の分離回収は、沈降促進材沈殿分離部で行うので、汚泥と微粒砂とを確実に分離することが可能となり、微粒砂の略全量を循環させることができる。したがって、設備費や電力費の削減が図れるとともに、微粒砂の補充がほとんど不要となり、配管等の交換時期も大幅に延長されるので、維持管理費も大幅に削減することができる。
図1は本発明の一形態例を示す凝集沈殿処理装置の系統図である。まず、凝集沈殿処理装置は、原水に凝集剤及び不溶性微粒子からなる沈降促進材としての微粒砂を添加混合して沈降性の良好なフロックを凝集形成するためのフロック形成手段10と、該フロック形成手段10で生成した沈降促進材を含有するフロックを沈殿分離するためのフロック分離手段20と、該フロック分離手段20で沈殿分離した沈殿物(フロック)から微粒砂を分離して前記フロック形成手段10に循環させる沈降促進材分離手段30とを有している。
フロック形成手段10は、原水流入経路11,無機凝集剤添加経路12及び撹拌機13Mを備えた第1撹拌槽(急速撹拌槽)13と、高分子凝集剤添加経路14、微粒砂添加経路15及び撹拌機16Mを備えた第2撹拌槽(注入撹拌槽)16と、撹拌機17Mを備えたフロック形成槽17とで形成されている。第1撹拌槽13と第2撹拌槽16とは隔壁18の上部で連通しており、第2撹拌槽16とフロック形成槽17とは隔壁19の下部で連通している。
フロック分離手段20は、槽底部に設けられた汚泥ピット21から沈殿物搬送ポンプ22を介して沈殿物(沈降促進材含有フロック、以下、フロックという)を抜き取る沈殿物抜取経路23を有するとともに、槽上部に設けられた集水樋24を介して処理水を流出させる処理水流出経路25を有する沈殿槽26であって、槽底面部には、槽底面に沈降したフロックを前記汚泥ピット21に掻き寄せるための汚泥掻寄機27が設けられている。また、前記集水樋24の下方にはフロックの分離効果を促進するための傾斜板28が設けられており、沈殿槽26の一側には、前記フロック形成槽17に上部で連通する隔壁29が設けられている。
沈降促進材分離手段30は、前記沈殿物抜取経路23に抜き取ったフロックを破砕して微粒砂と汚泥とに分離するフロック破砕部としてのフロック破砕槽31と、該フロック破砕槽31で分離した微粒砂と汚泥とを含む混合物から微粒砂を沈殿分離させる沈降促進材沈殿分離部としての微粒砂沈殿槽32と、該微粒砂沈殿槽32の底部に沈殿した微粒砂を抜き出して前記微粒砂添加経路15に循環供給する沈降促進材抜出経路33と、微粒砂沈殿槽32の上部に上昇した汚泥を抜き出す汚泥抜出経路34と、フロック破砕槽31から微粒砂沈殿槽32へ微粒砂と汚泥とを含む混合物を供給する混合物供給経路35と、微粒砂沈殿槽32からフロック破砕槽31へ微粒砂沈殿槽32内の混合物の一部を循環ポンプ36により循環させる混合物循環経路37とを有している。
フロック破砕槽31には、フロックを破砕するためのカッター等をフロック破砕手段として備えた破砕機38が設けられており、この破砕機38を作動させることにより、フロックが破砕されて微粒砂と汚泥とに分離する。
また、微粒砂沈殿槽32の内部には、槽内中央部の混合物中に設けられたドラフトチューブ41と、該ドラフトチューブ41の内周に下降流を発生させるとともに、ドラフトチューブ41の外周に上昇流を発生させるためのスクリューのような下降流発生機42と、槽上部を内外に区画する上部隔壁43とが設けられており、該上部隔壁43が設けられた部分の上部槽壁32aは、下部槽壁32bよりも拡大した形状となっており、上部隔壁43と上部槽壁32aとの間に面積の広い汚泥上昇部44が形成されている。
原水流入経路11から第1撹拌槽13に流入した原水は、無機凝集剤添加経路12から供給される無機凝集剤と混合した後、隔壁18の上方を通過して第2撹拌槽16に流入する。第2撹拌槽16では、高分子凝集剤添加経路14から供給される高分子凝集剤と、微粒砂添加経路15から投入される微粒砂と混合した後、隔壁19の下方を通ってフロック形成槽17に流入し、フロック形成槽17で原水中の懸濁成分が凝集する際に沈降促進材である微粒砂を吸着し、沈降性の高い凝集フロックを形成する。
フロックを含有した原水は、隔壁29の上方を通って沈殿槽26に流入し、フロックが槽底部に沈殿分離して処理水が処理水流出経路25から抜き出されるとともに、槽底部に沈降したフロックが汚泥ピット21から沈殿物抜取経路23に抜き取られ、フロック破砕槽31に送られる。
フロック破砕槽31に流入したフロックは、高速回転する破砕機38のカッター等で破砕され、微粒砂と汚泥とが分離した状態の混合物となる。この混合物は、混合物供給経路35を通って微粒砂沈殿槽32に供給される。このとき、微粒砂沈殿槽32に供給される混合物中には、フロック破砕槽31で分離した微粒砂及び汚泥と、未破砕のフロックとが存在した状態となっており、これらの比重は、微粒砂、フロック、汚泥の順に小さくなっている。
下降流発生機42は、ドラフトチューブ41の外側を上昇する混合物に、一番比重の大きな微粒砂が沈降し、フロック及び汚泥が上昇するような流速を発生させている。したがって、微粒砂は、混合物がドラフトチューブ41の外側を上昇する間に槽底部に向かって沈降することになる。槽底部に沈降した微粒砂は、沈降促進材抜出経路33に抜き出され、微粒砂添加経路15を通って第2撹拌槽16に循環供給される。沈降促進材抜出経路33から微粒砂添加経路15への微粒砂の搬送は、両者の位置関係に応じて任意に最適なものを選択することができ、例えば、スクリュー式コンベヤ等を使用することができる。
このとき、搬送手段として使用する機器、例えばスクリュー式コンベヤに微粒砂の貯留機能を持たせておくことにより、凝集沈殿操作の終了後に全ての微粒砂をスクリュー式コンベヤ部分に回収して貯留しておくことができるので、次回の凝集沈殿操作の開始時にスクリュー式コンベヤを所定速度で運転することにより、第2撹拌槽16に微粒砂を定量供給することができるため、運転の再開を短時間で行うことができる。
また、汚泥上昇部44は、混合物供給経路35からの混合物流入量と、沈降促進材抜出経路33からの微粒砂引抜量及び混合物循環経路37の混合物循環量とに応じて、一番比重の小さな汚泥は上昇するが未破砕のフロックは沈降するような流速になるように水面積が設定されている。したがって、上部隔壁43の下端から汚泥上昇部44に汚泥とフロックとが流入すると、汚泥は汚泥上昇部44の上昇流に同伴されて上昇し、槽上部を越流して汚泥抜出経路34から抜き出され、フロックは汚泥上昇部44を上昇することなく、ドラフトチューブ41の外側を上昇する混合物の流れに戻される。
このように、微粒砂沈殿槽32内の上昇流の流速を、微粒砂が沈降してフロック及び汚泥が上昇するドラフトチューブ41の外側の領域と、汚泥が上昇してフロックが沈降する上部隔壁43の外側の領域とに区分けすることにより、汚泥抜出経路34から抜き出される汚泥に、微粒砂やフロックが同伴されることがなくなるので、微粒砂の分離を確実に行うことができ、フロック形成手段10への微粒砂の補充もほとんど不要となる。
さらに、沈殿物抜取経路23や混合物供給経路35等の微粒砂を含むフロックや混合物が移送される経路では、サイクロンのような高流速を必要としないため、沈殿物搬送ポンプ22等の小容量化が図れるとともに、沈殿物抜取経路23を形成する配管やポンプ部品等の摩耗もほとんど生じなくなる。加えて、細かな夾雑物が侵入しても微粒砂の分離にはほとんど影響がないため、原水の流入部には、粗大な夾雑物を取り除くスクリーンを設置すればよいとの副次的な効果も得られる。
また、微粒砂沈殿槽32内の混合物の一部は、微粒砂沈殿槽32の上部で、上部隔壁43の内側部分から混合物循環経路37に抜き出され、フロック破砕槽31に戻されてフロックの破砕処理が再び行われる。なお、微粒砂沈殿槽32からフロック破砕槽31に循環する混合物は、混合物循環経路37の位置にもよるが、主として汚泥とフロックとであり、フロックには、フロック破砕槽31で未破砕の状態まま微粒砂沈殿槽32に流入したフロックと、微粒砂沈殿槽32の内部で再凝集したフロックとが含まれている。
このように、微粒砂沈殿槽32内の混合物の一部をフロック破砕槽31に循環させることにより、フロック破砕槽31で十分に破砕できなかったり、微粒砂沈殿槽32の内部で再凝集したりしたフロックを確実に汚泥と微粒砂とに分離することができ、微粒砂の分離効率を大幅に高めることができる。但し、未破砕のフロック及び再凝集したフロックを下降流発生機42によって破砕可能な状態ならば、混合物循環経路37による混合物の循環は省略することができる。
また、少量のフロックが微粒砂と共にフロック形成手段10に戻されても問題がない場合は、微粒砂沈殿槽32での上昇流の流速を、汚泥のみが上昇し、フロック及び微粒砂が沈降する条件に設定することにより、混合物循環経路37を省略することができる。
さらに、ドラフトチューブ41及び下降流発生機42を設けて前述のような上昇流を形成することにより、微粒砂の分離を確実にかつ短時間で行うことができる。一方、微粒砂沈殿槽32内の上昇流は、混合物供給経路35からの混合物をドラフトチューブ41内に直接下向きに供給することによっても形成可能であり、この場合は、下降流発生機42を省略することができる。また、ドラフトチューブ41を設けずに、混合物供給経路35からの混合物を槽下部から供給することによっても上昇流を形成することができ、この場合は、ドラフトチューブ41及び下降流発生機42を省略することもできる。
図2は沈降促進材沈殿分離部の他の形態例を示す断面図である。なお、以下の説明において、前記形態例で示した沈降促進材沈殿分離部における構成要素と同一の構成要素には、それぞれ同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本形態例に示す沈降促進材沈殿分離部は、微粒砂沈殿槽32に設けたドラフトチューブ51の内部に、下降流発生機52とカッター等の破砕機53とを設け、フロック破砕部と沈降促進材沈殿分離部とを一体化している。このように、フロック破砕部と沈降促進材沈殿分離部とを一体化することにより、設置面積の縮小や設備費の削減が図れる。また、この一体化した沈降促進材沈殿分離部と前記フロック破砕槽31とを設置して前記混合物循環経路37を省略することもできる。
本発明の凝集沈殿処理装置は、設備費や維持管理費を抑えながら原水中の懸濁成分を急速に沈殿分離させることができるので、各種水処理設備における懸濁成分の除去装置として利用できる。
本発明の一形態例を示す凝集沈殿処理装置の系統図である。 沈降促進材沈殿分離部の他の形態例を示す断面図である。
符号の説明
10…フロック形成手段、11…原水流入経路、12…無機凝集剤添加経路、13…第1撹拌槽(急速撹拌槽)、14…高分子凝集剤添加経路、15…微粒砂添加経路、16…第2撹拌槽(注入撹拌槽)、17…フロック形成槽、18,19…隔壁、20…フロック分離手段、21…汚泥ピット、22…沈殿物搬送ポンプ、23…沈殿物抜取経路、24…集水樋、25…処理水流出経路、26…沈殿槽、27…汚泥掻寄機、28…傾斜板、29…隔壁、30…沈降促進材分離手段、31…フロック破砕槽、32…微粒砂沈殿槽、33…沈降促進材抜出経路、34…汚泥抜出経路、35…混合物供給経路、36…循環ポンプ、37…混合物循環経路、38…破砕機、41…ドラフトチューブ、42…下降流発生機、43…上部隔壁、44…汚泥上昇部、51…ドラフトチューブ、52…下降流発生機、53…破砕機

Claims (3)

  1. 原水に凝集剤及び不溶性微粒子からなる沈降促進材を添加混合して沈降促進材含有フロックを形成するためのフロック形成手段と、該フロック形成手段で生成した沈降促進材含有フロックを沈殿分離させて処理水を得るためのフロック分離手段と、該フロック分離手段で沈殿分離した沈降促進材含有フロックから前記沈降促進材を分離して前記フロック形成手段に循環させる沈降促進材分離手段とを備えた凝集沈殿処理装置において、前記沈降促進材分離手段は、前記沈降促進材含有フロックを破砕して汚泥と沈降促進材とに分離するフロック破砕手段を備えたフロック破砕部と、該フロック破砕部で分離した汚泥と沈降促進材とを含む混合物から沈降促進材を沈殿分離させる沈降促進材沈殿分離部と、該沈降促進材沈殿分離部で沈殿分離した沈降促進材を抜き出して前記フロック形成手段に循環供給する沈降促進材抜出経路と、沈降促進材沈殿分離部の上部に上昇した汚泥を抜き出す汚泥抜出経路とを備えていることを特徴とする凝集沈殿処理装置。
  2. 前記沈降促進材沈殿分離部から混合物の一部を抜き出して前記フロック破砕部に循環させる循環経路を備えていることを特徴とする請求項1記載の凝集沈殿処理装置。
  3. 前記沈降促進材沈殿分離部は、槽内中央部の混合物中に設けられたドラフトチューブと、該ドラフトチューブの内周に下降流を発生させるとともに、ドラフトチューブの外周に上昇流を発生させるための下降流発生機とを備えていることを特徴とする請求項1記載の凝集沈殿処理装置。
JP2003386665A 2003-11-17 2003-11-17 凝集沈殿処理装置 Expired - Fee Related JP4181972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003386665A JP4181972B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 凝集沈殿処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003386665A JP4181972B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 凝集沈殿処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005144350A JP2005144350A (ja) 2005-06-09
JP4181972B2 true JP4181972B2 (ja) 2008-11-19

Family

ID=34694294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003386665A Expired - Fee Related JP4181972B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 凝集沈殿処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4181972B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018182338A1 (ko) * 2017-03-29 2018-10-04 한양대학교 산학협력단 합성가중응집제를 이용한 복합 상향류식 경사판 응집/침전 시스템

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2910822B1 (fr) * 2006-12-29 2009-02-27 Otv Sa Procede et installation de traitement d'eau par floculation lestee et decantation
JP5326055B2 (ja) * 2011-07-12 2013-10-30 積水アクアシステム株式会社 沈降性評価装置および最適添加量算出装置
KR101329723B1 (ko) * 2011-12-21 2013-11-14 금호산업주식회사 자성체를 이용한 총인 제거 고속응집 침전장치
JP6943854B2 (ja) * 2016-07-26 2021-10-06 水ing株式会社 有機性排水の処理方法及び装置
FR3068614B1 (fr) 2017-07-06 2019-08-09 Veolia Water Solutions & Technologies Support Installation pour le traitement des eaux par floculation lestee et decantation integrees et procede correspondant

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018182338A1 (ko) * 2017-03-29 2018-10-04 한양대학교 산학협력단 합성가중응집제를 이용한 복합 상향류식 경사판 응집/침전 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005144350A (ja) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4224402B2 (ja) バラスト混入フロキュレーション−デカンテーション処理によって水を浄化する方法
US4927543A (en) Method and installation for treating liquid by sedimentation using fine sand
US5770091A (en) Method of plain sedimentation and physical-chemical sedimentation of domestic or industrial waste water
CN101528317B (zh) 浓缩装置和浓缩方法
KR100970689B1 (ko) 전자석분말을 이용한 하.폐수처리방법
JP2010214360A (ja) 固形物分離システム
CN109019791A (zh) 水处理系统
KR20120125323A (ko) 슬러지 재순환을 단순화한 밸러스트 응집 및 침강식 물 처리 시스템, 및 이를 위한 방법
JP4181972B2 (ja) 凝集沈殿処理装置
US7244362B2 (en) Water treatment by ballasted flocs and degreasing
JP4368717B2 (ja) 凝集沈殿処理装置
JP2005046787A (ja) 凝集分離装置
JP4949110B2 (ja) メタン発酵前処理装置、メタン発酵処理システム及びこれらの方法
JP4453190B2 (ja) 廃家電再資源化処理装置の汚水処理装置
JP4118191B2 (ja) 凝集沈殿処理装置
JP4416144B2 (ja) 凝集沈澱方法および装置
WO2006036014A1 (ja) 凝集分離装置
JP4909101B2 (ja) 廃棄物溶融炉の水砕処理物の処理方法及びその設備
CN207347304U (zh) 一种含煤废水处理系统
JP2000317220A (ja) 凝集沈澱装置
JP3744699B2 (ja) 凝集沈澱方法及び装置
JP2014237123A (ja) 凝集沈殿装置及び凝集沈殿方法
JP4535419B2 (ja) 凝集沈澱装置
KR101694919B1 (ko) 무동력 혼화응집조 및 이를 포함하는 용존공기부상장치
CN104925993A (zh) 砂石加工冲洗废水处理系统及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080812

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4181972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees