JP4181674B2 - Combustion device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーナと、このバーナを点火するための点火装置と、前記バーナが発する炎によって加熱されることで起電力を生じる熱電対と、前記バーナに燃焼ガスを供給するか否か切り替える元栓としての電磁安全弁とを有し、前記バーナの炎で加熱された前記熱電対の発する起電力によって前記電磁安全弁を励磁して当該電磁安全弁を開状態に保持する燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給湯器などの燃焼装置には、使用者が器具栓つまみ等を押圧することで燃焼ガスの元栓として機能する電磁安全弁を開状態にし、バーナが点火した後は、その炎で加熱される熱電対の発生する起電力で電磁安全弁を励磁して、当該電磁安全弁を開状態に保持するように構成したものがある。
【0003】
このような燃焼装置では、器具栓つまみが押圧されて電磁安全弁が開いた時点で点火装置の作動を開始させて火花を飛ばし始め、熱電対の発する起電力が上昇して電磁安全弁を開状態に保持し得る状態になった時点で、点火装置の作動を停止させている。すなわち、熱電対の発生する起電力で電磁安全弁が開状態に保持されたことをもって点火が正常に行われたことを確認し、点火装置の作動を停止させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
点火装置から火花を飛ばすと、通常、バーナはすぐに点火するが、この炎によって加熱された熱電対の発する起電力が電磁安全弁を開状態に保持できる値に上昇するまでには比較的長い時間がかかる。このため、熱電対の発する起電力で電磁安全弁が開状態に保持された後に点火装置の作動を停止させると、必要以上の長時間に渡って点火装置から火花を飛ばすことになり、点火装置の劣化を早めてしまう。また点火装置を電池で駆動する場合には、点火のたびに電力が無駄に消費されるので、電池の寿命が短くなるという問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、炎で加熱された熱電対の発する起電力によってガス元栓としての電磁安全弁を励磁して開状態に保持するように構成した燃焼装置であって点火装置の作動時間の短いものを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]バーナ(11)と、このバーナ(11)を点火するための点火装置(61、72)と、前記バーナ(11)が発する炎によって加熱されることで起電力を生じる熱電対(63)と、前記バーナ(11)に燃焼ガスを供給するか否か切り替える元栓としての電磁安全弁(50)とを有し、前記バーナ(11)の炎で加熱された前記熱電対(63)の発する起電力によって前記電磁安全弁(50)を励磁して当該電磁安全弁(50)を開状態に保持する燃焼装置において、
前記バーナ(11)が発する炎を検知するためのフレームロッド電極(62)と、一連の点火動作を制御する点火制御手段(81)とを備え、
前記点火制御手段(81)は、
前記バーナ(11)に点火するとき前記点火装置(61、72)を作動させるとともに前記フレームロッド電極(62)による炎の検知動作を開始し、前記フレームロッド電極(62)が炎を検知したとき前記点火装置(61、72)の作動を停止させるとともに前記フレームロッド電極(62)による炎の検知動作を終了させ、
前記フレームロッド電極(62)による炎の検知動作を終了してから一定時間が経過するまでに前記熱電対(63)の発する起電力が所定値を越えないとき、前記点火装置(61、72)を再度作動させ、
前記所定値を越え且つ前記所定値よりも高い値の基準値を越えない状態が所定時間続いたときは、前記点火装置(61、72)を再度作動させずに前記一連の点火動作を終了させることを特徴とする燃焼装置。
[2]前記点火制御手段(81)は、前記所定値を越えても前記所定値よりも高い値の基準値を越えない場合に、前記所定時間が経過するまでに前記所定値を越えなくなったときは、前記点火装置(61、72)を再度作動させることを特徴とする[1]に記載の燃焼装置。
[3]前記点火制御手段(81)は、前記所定値を越えても前記所定値よりも高い値の基準値を越えない場合に、前記所定時間が経過するまでに前記所定値を越えなくなったときは、前記一定時間が経過した後に前記点火装置(61、72)を再度作動させることを特徴とする[2]に記載の燃焼装置。
【0011】
[4]2以上の熱交換器(20、30)を備え、前記バーナ(11)は、種火を灯すためのパイロットバーナ(11)であり、このパイロットバーナ(11)からの火移りによって点火する、前記2以上の熱交換器(20、30)を加熱する2以上のメインバーナ(12,13)を有し、前記電磁安全弁(50)は、前記パイロットバーナ(11)と前記メインバーナ(12,13)とに共通の元栓であることを特徴とする[1]、[2]または[3]に記載の燃焼装置。
【0012】
前記本発明は次のように作用する。
点火制御手段(81)は、バーナ(11)に点火するとき点火装置(61、72)を作動させるとともに、フレームロッド電極(62)による炎の検知動作を開始させ、このフレームロッド電極(62)が炎を検知したとき点火装置(61、72)の作動を停止させる。その後、点火制御手段(81)は、バーナ(11)の炎によって加熱された熱電対(63)の発する起電力が電磁安全弁(50)を開状態に保持し得る値まで高まったとき、フレームロッド電極(62)による炎の検知動作を終了させる。
【0013】
フレームロッド電極(62)は、点火後、熱電対(63)に比べて短時間のうちに炎を検知することができるので、フレームロッド電極(62)によって点火が確認された時点で、点火装置(61、72)の作動を停止させることにより、火花を飛ばす時間が短くなり、点火装置(61、72)の劣化低減を図ることができる。また点火装置(61、72)の作動時間が短くなるので消費電力が少なくなる。さらに、熱電対(63)の起電力が電磁安全弁(50)を開状態に保持できる値に上昇するまでフレームロッド電極(62)による炎の検知動作を継続するので、一旦点火した炎が後に消えても、これをすぐに検知することができるので、安全性が向上する。
【0016】
点火制御手段(81)は、フレームロッド電極(62)が炎を検知したとき、点火装置(61、72)の作動を停止させるとともにフレームロッド電極(62)による炎の検知動作を同時に終了させる。これにより、より一層の省電力化を図ることができる。さらに、フレームロッド電極(62)による炎の検知動作を終了してから一定時間が経過するまでに熱電対(63)の発する起電力が所定値を越えないときには、一旦、点火した炎が消えてしまったと考えられるので、点火装置(61、72)を再度作動させる。このように、フレームロッド電極(62)による炎の検知動作を終了させた後は、熱電対(63)の起電力に基づいて再点火の要否を判断するので、省電力化を図りつつ不着火のまま終わること等を防止することができる。
【0017】
なお、このようにして点火するバーナ(11)を種火用のパイロットバーナ(11)とし、このパイロットバーナ(11)からの火移りによって点火する1または2以上のメインバーナ(12、13)を設けるとともに、電磁安全弁(50)がパイロットバーナ(11)とメインバーナ(12、13)とに共通の元栓になるように構成してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の各種の実施の形態を説明する。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態にかかる燃焼装置10は、浴室内に浴槽と並べて配置される、いわゆるバランス型風呂釜であって、所定の水栓やシャワーヘッドに向けて出湯する給湯動作と、浴槽に湯張りする湯張り動作と、浴槽内の水を追い焚きするわかす動作の各機能を備えている。
【0019】
燃焼装置10は、種火を灯すためのパイロットバーナ11と、パイロットバーナ11からの火移りによって点火する給湯メーンバーナ12と、同じくパイロットバーナ11からの火移りによって点火する風呂メーンバーナ13の各バーナを備えている。
【0020】
給湯メーンバーナ12の上方には、給水を加熱するための給湯熱交換器20が配置されている。給水の通る給湯用配管21は、出湯温度を調整するための水ガバナ22において、給湯熱交換器20を経由するものと、給湯熱交換器20をバイパスするものとの二手に分かれ、その後、給湯熱交換器20の出側で合流している。出湯温度は、水ガバナ22によって給湯熱交換器20を経由する側と迂回する側との分流比を変更することで調整されるようになっている。
【0021】
給湯用配管21は、給湯熱交換器20の出側で合流した後、再度二手に別れており、その一方は、出湯の有無を検知するための水流スイッチ23を経由した後、シャワーヘッドや出湯栓に通じている。他方は、水電磁弁24を経由した後、浴槽に湯張りするための出湯栓に通じている。この水電磁弁24を開閉することによって、給湯熱交換器20で加熱された給水を浴槽に落とし込むか否かを燃焼装置10自身で切り替えることが可能になっている。
【0022】
風呂メーンバーナ13の上方には、浴槽内の水を追い焚きするための風呂熱交換器30が配置されている。風呂熱交換器30の入側および出側はそれぞれ浴槽内に設けた循環金具に接続されている。
【0023】
各バーナ11〜13に燃焼ガスを供給するためのガス供給管41は、器具の元栓として機能する熱電対電磁弁50(電磁安全弁)に入り、当該熱電対電磁弁50で分岐してパイロットバーナ11、給湯メーンバーナ12、風呂メーンバーナ13のそれぞれに接続されている。従って熱電対電磁弁50を閉じることによってパイロットバーナ11、給湯メーンバーナ12、風呂メーンバーナ13の全てに対する燃焼ガスの供給を遮断することができるようになっている。
【0024】
熱電対電磁弁50の出側と給湯メーンバーナ12との間を結ぶガス配管の途中には、給湯メーンバーナ12に燃焼ガスを供給するか否かを個別に切り替えるための給湯ガス電磁弁42が設けてある。また熱電対電磁弁50の出側と風呂メーンバーナ13との間を結ぶガス配管の途中には、風呂メーンバーナ13に燃焼ガスを供給するか否かを個別に切り替えるための風呂ガス電磁弁43が設けてある。
【0025】
パイロットバーナ11の近傍には、点火装置としてのイグナイター電極61が配置されている。またパイロットバーナ11の近傍には、当該パイロットバーナ11が火炎を上げているとき、その火炎の中に位置するように配置されたフレームロッド電極62と熱電対63とが設けてある。
【0026】
熱電対電磁弁50は、熱電対63で生じた起電力によって駆動される電磁石を有している。使用者が器具栓つまみ70を押下し、パイロットバーナ11が点火してからしばらくたつと、加熱された熱電対63が発電を開始し、当該熱電対63からの電流によって熱電対電磁弁50の電磁石が励磁され、それ以後は、使用者が器具栓つまみ70を離しても、熱電対電磁弁50が開状態に保持されるようになっている。
【0027】
燃焼装置10は、器具栓つまみ70を押下した状態でオンになるマイクロスイッチ71を備えている。マイクロスイッチ71は、図示しない乾電池からの電力をIG(イグナイター)トランス72や制御部80に供給するか否かを切り替えるためのメーンスイッチである。なお燃焼装置10は、浴室内に設置されるので、漏電による感電を避けるために商用電源は用いず、内蔵の乾電池から電力供給を行うようになっている。
【0028】
制御部80は、燃焼装置10の各種動作を制御する回路分部であって、パイロットバーナ11を点火する際の一連の動作を制御する点火制御手段81としての機能を有している。制御部80には、燃焼装置10の動作状態を案内表示するための表示部82が接続されているほか、簡略図示した配線83によって燃焼装置10内の各種電気部品が接続されている。
【0029】
次に作用を説明する。
図2は、燃焼装置10における種火点火動作の流れを示している。使用者によって器具栓つまみ70が「止め」の位置から押しながら「口火」の位置に廻されると(ステップS201)、マイクロスイッチ71がオンになる(ステップS202)。マイクロスイッチ71がオンになると電力の供給が始まって制御部80が作動を開始する。また器具栓つまみ70が押し廻されることによって熱電対電磁弁50が開き、当該熱電対電磁弁50を通じてパイロットバーナ11に燃焼ガスが供給される。なお、この状態では、まだ給湯ガス電磁弁42および風呂ガス電磁弁43は閉止状態にあるので、給湯メーンバーナ12、風呂メーンバーナ13に燃焼ガスは供給されていない。
【0030】
マイクロスイッチ71がオンになるとIG(イグナイター)トランス72への通電が開始されるとともに、これと同時にフレームロッド電極62による炎の検知動作が開始される(ステップS203)。IGトランス72への通電が開始すると、パイロットバーナ11の近傍に配置したイグナイター電極61から放電が始まり、正常であれば、数秒以内にパイロットバーナ11が点火する。
【0031】
制御部80は、点火動作を開始してから10秒以内にフレームロッド電極62(FR)が炎を検知した場合には(ステップS204;Y)、表示部82上の種火表示を点滅させる(ステップS205)。種火表示の点滅は、種火が一応点火したが、まだ器具栓つまみ70の押下を継続する必要のあることを使用者に通知する案内表示である。
【0032】
制御部80は、フレームロッド電極62によって炎が検知されると、IGトランス72への通電を停止してイグナイター電極61による点火動作をオフにする(ステップS206)。その後、通算で30秒以内に熱電対63の発する起電力が熱電対電磁弁50を開状態に保持し得る所定の基準値まで上昇すると(ステップS207;Y)、種火表示を点滅表示から点灯表示に切り替え(ステップS208)、フレームロッド電極62による炎の検知動作を停止する(ステップS209)。
【0033】
すなわち、パイロットバーナ11が点火すると、その火炎によって熱電対63が熱せられてその起電力が次第に高まり、基準値を越えるまで上昇すると、熱電対電磁弁50は熱電対63の発する起電力で励磁されて開状態に保持される。この状態になると使用者が器具栓つまみ70を離しても、パイロットバーナ11への燃焼ガスの供給が維持されるので、その旨を種火表示を点灯表示に切り替えて使用者に通知している。
【0034】
使用者は種火表示が点滅から点灯に変わったことを確認してから器具栓つまみ70を「運転」の位置にあわせて手を離す(ステップS210)。なお、「運転」の位置に合わせることによって、その後、器具栓つまみ70から使用者が手を離しても、マイクロスイッチ71はオンの状態に維持される。
【0035】
一方、点火動作を開始してから10秒が経過してもフレームロッド電極62によって炎が検知されない場合は(ステップS204;N)、表示部82にその旨のエラー情報を表示する(ステップS214)。使用者は、このエラー表示によって正常に点火が行われなかったことを知り、器具栓つまみ70を元の位置に戻す(ステップS215)。これにより、マイクロスイッチ71がオフになり(ステップS216)、一連の点火動作が異常によって終了する。
【0036】
また、イグナイター電極61による点火動作をオフにしてから熱電対63の起電力が基準値まで上昇する間に、フレームロッド電極62が炎を検知しなくなった場合(ステップS207;N、S211;N、S212;N)、すなわち、一旦、点火したパイロットバーナ11の炎が消えてしまった場合には、1回に限り、イグナイター電極61をオンにして再度の点火を試みる(ステップS213;Y、S203〜)。
【0037】
なお2回目の再点火に該当する場合には(ステップS213;N)、エラー情報を表示して異常終了する(ステップS214〜S216)。また、フレームロッド電極62によって炎が検知されているにもかかわらず、熱電対63の起電力が30秒経過しても基準値まで高まらない場合も(ステップS211;Y)、エラー情報を表示して異常終了する(ステップS214〜S216)。
【0038】
このように、フレームロッド電極62によって点火が確認された時点で、イグナイター電極61の作動を停止させるので、火花を飛ばす時間が短くなってイグナイター電極61など点火装置の劣化を低減することができる。また点火装置の作動時間が短くなるので消費電力が少なくなり、乾電池の消耗を抑えることができる。
【0039】
さらに、熱電対63の起電力が熱電対電磁弁50を開状態に保持できる値に上昇するまでフレームロッド電極62による炎の検知動作を継続するので、一旦、点火した後に炎が消えても、これをすぐに検知して、再度の点火を試みることができる。その結果、安全性が向上し、また不着火のままエラーで終わることが防止される。
【0040】
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、器具の構成自体は第1の実施の形態と同様であるが、点火動作の流れが第1の実施の形態で示したものと異なっている。第2の実施の形態では、フレームロッド電極62が炎を検知した時点で、イグナイター電極61による点火動作を停止するとともにこれと同時にフレームロッド電極62による炎の検知動作を停止させて、さらなる省電力化を図っている。
【0041】
図3は、第2の実施の形態にかかる燃焼装置の行う種火点火動作の流れを示している。ステップS306までは、図2に示したものにおけるステップS206までと同様である。フレームロッド電極62によって炎が検知されると(ステップS304;Y)、イグナイター電極61による点火動作をオフにして(ステップS305)、種火表示の点滅を開始させるとともに(ステップS306)、フレームロッド電極62による炎の検知動作を停止させる(ステップS307)。
【0042】
その後、15秒以内に熱電対63の起電力が予め定めた点火基準値まで上昇しない場合には(ステップS308;N、S312;N、S313;Y)、一旦、点火したパイロットバーナ11の炎が消えてしまったものと判定し、1回目に限り(ステップS314;Y)、再点火を試みる(ステップS303〜)。なお、点火基準値は、熱電対電磁弁50を開状態に保持するために必要な起電力の値(保持用基準値)よりも低い値に設定してある。
【0043】
15秒以内に熱電対63の起電力が点火基準値を一旦越えたが(ステップS308;Y)、熱電対電磁弁50を開状態に保持するための保持用基準値まで上昇することなく(ステップS309;N、S315;N)、再び、点火基準値以下に低下した場合にも(ステップS309;N、ステップS315;N、S308;N)、1回に限り(ステップS314;Y)、再点火を試みる(ステップS303〜)。すなわち、点火後、熱電対63の発する起電力が点火基準値を一旦越えるまでパイロットバーナ11が燃焼していたが、その後、消えてしまったような場合にも、再点火が試行される。
【0044】
通算で30秒以内に熱電対63の発する起電力が熱電対電磁弁50を開状態に保持し得る保持用基準値まで上昇した場合には(ステップS309;Y)、種火表示を点滅表示から点灯表示に切り替える(ステップS310)。その後、使用者が器具栓つまみ70を「運転」の位置に合わせて離すことによって(ステップS311)種火の点火動作が正常終了する。
【0045】
なお、点火動作を開始してから10秒が経過してもフレームロッド電極62によって炎が検知されない場合や(ステップS304;N)、30秒が経過しても熱電対63の発する起電力が点火基準値や保持用基準値まで上昇しない場合には、それぞれエラー情報を表示して異常終了する(ステップS316〜S318)。
【0046】
このように、フレームロッド電極62が炎を検知した時点でフレームロッド電極62による炎の検知動作を終了させるので、より一層の小電力化を図ることができる。また、点火後、一定時間が経過しても熱電対63の起電力が所定の基準値まで上昇しないとき、再点火を試みるので、点火後すぐにフレームロッド電極62をオフにしても、不着火のまま終わることが少なく、また安全性が向上する。
【0047】
ただし、一旦点火したパイロットバーナ11が消えてしまったか否かを熱電対63の起電力に基づいて判別する場合には、15秒等の一定時間が経過した後でなければ的確な判別ができないので、炎が消えてから再点火を試みるまでの応答時間は、第1の実施の形態にようにフレームロッド電極62で直接検知する場合に比べて長くなる。
【0048】
以上説明した実施の形態では、パイロットバーナ11に種火を点火するものについて説明したが、種火を用いずに、点火装置でメインバーナを直接点火するものであっても本発明を適用することができる。すなわち、メインバーナに点火するとき、まず、イグナイターによる点火動作とフレームロッド電極による炎の検知動作とを作動させ、フレームロッド電極が炎を検知した時点で、イグナイターを停止させる。なお、その後の立ち消えの監視は、フレームロッド電極と熱電対の双方あるいはいずれか一方によって行えばよい。
【0049】
また実施の形態では、再点火を1回だけ試みるようにしたが、数回に渡って再点火を試みるようにしてもよい。さらに、第2の実施の形態では、15秒が経過しても点火基準値まで熱電対63の発する起電力が上昇しないときに、一旦、点火した炎が立ち消えたものと判別して再点火を行うようにしたが、点火基準値の値やそれを判別するまでの経過時間の長さは、例示したものに限定されない。もちろん、点火基準値を保持用基準値と同一の値に設定し、30秒が経過しても保持用基準値を起電力が越えないとき、再点火を試みるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
本発明にかかる燃焼装置によれば、フレームロッド電極によって点火が確認された時点で点火装置の作動を停止させるので、熱電対の起電力が熱電対電磁弁を開状態に保持し得る値に上昇するまで点火装置を作動させる場合に比べて、火花を飛ばす時間が短くなり、点火装置の劣化を低減することができる。また点火装置の作動時間が短くなるので、その分、消費電力を少なくすることができる。
【0051】
また熱電対の起電力が電磁安全弁を開状態に保持できる値に上昇するまでフレームロッド電極による炎の検知動作を継続するものでは、一旦点火した後に炎が消えても、これをすぐに検知して、再点火することができるので、安全性が向上するとともに不着火のまま終わることが低減される。
【0052】
さらに、フレームロッド電極が炎を検知したとき、点火装置の作動を停止させるとともにフレームロッド電極による炎の検知動作も同時に終了させるものでは、より一層の省電力化を図ることができる。またフレームロッド電極による炎の検知動作を終了してから一定時間が経過するまでに熱電対の発する起電力が所定値を越えないとき、一旦、点火した炎が消えてしまったものと判別して、再点火を試みるものでは、省電力化をしつつ、安全性の向上等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施の形態に係る燃焼装置の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る燃焼装置の行う種火点火動作を示す流れ図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る燃焼装置の行う種火点火動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
10…燃焼装置
11…パイロットバーナ
12…給湯メーンバーナ
13…風呂メーンバーナ
20…給湯熱交換器
21…給湯用配管
22…水ガバナ
23…水流スイッチ
24…水電磁弁
30…風呂熱交換器
41…ガス供給管
42…給湯ガス電磁弁
43…風呂ガス電磁弁
50…熱電対電磁弁
61…イグナイター電極
62…フレームロッド電極
63…熱電対
70…器具栓つまみ
71…マイクロスイッチ
72…IG(イグナイター)トランス
80…制御部
81…点火制御手段
82…表示部
83…配線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a burner, an ignition device for igniting the burner, a thermocouple that generates an electromotive force by being heated by a flame generated by the burner, and a main plug that switches whether or not to supply combustion gas to the burner And a solenoid that excites the electromagnetic safety valve with an electromotive force generated by the thermocouple heated by the flame of the burner and holds the electromagnetic safety valve in an open state.
[0002]
[Prior art]
In a combustion device such as a water heater, a thermocouple that is heated by the flame after the burner is ignited by opening an electromagnetic safety valve that functions as a main plug of combustion gas by pressing the instrument plug knob etc. There is a configuration in which an electromagnetic safety valve is excited by an electromotive force generated by the motor to hold the electromagnetic safety valve in an open state.
[0003]
In such a combustion device, when the appliance stopper knob is pressed and the electromagnetic safety valve is opened, the ignition device starts operating to start sparking, and the electromotive force generated by the thermocouple rises to open the electromagnetic safety valve. When it becomes possible to hold the ignition device, the operation of the ignition device is stopped. That is, it is confirmed that the ignition has been normally performed when the electromagnetic safety valve is held open by the electromotive force generated by the thermocouple, and the operation of the ignition device is stopped.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When a spark is struck from an ignition device, the burner usually ignites immediately, but it takes a relatively long time for the electromotive force generated by the thermocouple heated by this flame to rise to a value that can hold the electromagnetic safety valve open. It takes. For this reason, if the operation of the ignition device is stopped after the electromagnetic safety valve is held open by the electromotive force generated by the thermocouple, a spark will be blown from the ignition device for a longer time than necessary. Deterioration is accelerated. Further, when the ignition device is driven by a battery, there is a problem that the battery life is shortened because electric power is wasted for each ignition.
[0005]
The present invention has been made paying attention to such problems of the prior art, and excites an electromagnetic safety valve as a gas main valve by an electromotive force generated by a thermocouple heated by a flame to keep it open. An object of the present invention is to provide a combustion apparatus configured as described above and having a short operation time of an ignition device.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention for achieving the object lies in the inventions of the following items.
[1] A burner (11), an ignition device (61, 72) for igniting the burner (11), and a thermocouple (63) that generates an electromotive force by being heated by a flame emitted from the burner (11). ) And an electromagnetic safety valve (50) as a main plug for switching whether or not to supply combustion gas to the burner (11), and the thermocouple (63) heated by the flame of the burner (11) emits In the combustion apparatus that excites the electromagnetic safety valve (50) by electromotive force and holds the electromagnetic safety valve (50) in an open state,
A flame rod electrode (62) for detecting a flame emitted by the burner (11), and an ignition control means (81) for controlling a series of ignition operations;
The ignition control means (81)
When the burner (11) is ignited, the ignition device (61, 72) is operated and the flame rod electrode (62) starts a flame detection operation. When the frame rod electrode (62) detects a flame Stop the operation of the ignition device (61, 72) and terminate the flame detection operation by the frame rod electrode (62),
When the electromotive force generated by the thermocouple (63) does not exceed a predetermined value after a predetermined time has elapsed since the flame detection operation by the frame rod electrode (62) has been completed, the ignition device (61, 72) Again,
When the state exceeding the predetermined value and not exceeding the reference value higher than the predetermined value continues for a predetermined time, the series of ignition operations is terminated without operating the ignition device (61, 72) again. Combustion device characterized by that.
[2] said ignition control means (81), when even beyond the predetermined value does not exceed the reference value of a value higher than the predetermined value, no longer exceeds the predetermined value until the plant constant time has elapsed The combustion apparatus according to [1], wherein the ignition device (61, 72) is actuated again.
[3] The ignition control means (81) does not exceed the predetermined value before the predetermined time elapses when the reference value higher than the predetermined value is not exceeded even if the predetermined value is exceeded. when the combustion apparatus according to you, wherein [2] the igniter to be actuated again (61 and 72) after the predetermined time has elapsed.
[0011]
[ 4 ] Two or more heat exchangers (20, 30) are provided, and the burner (11) is a pilot burner (11) for lighting a seed fire, and is ignited by fire transfer from the pilot burner (11). Two or more main burners (12, 13 ) for heating the two or more heat exchangers (20, 30), and the electromagnetic safety valve (50) includes the pilot burner (11) and the main burner ( The combustor according to [1], [2] or [3], wherein the combustor is a common main plug for both 12, 13).
[0012]
The present invention operates as follows.
The ignition control means (81) operates the ignition device (61, 72) when igniting the burner (11), and starts the flame detection operation by the frame rod electrode (62). When the flame detects a flame, the operation of the ignition device (61, 72) is stopped. After that, when the electromotive force generated by the thermocouple (63) heated by the flame of the burner (11) increases to a value that can hold the electromagnetic safety valve (50) open, the ignition control means (81) The flame detection operation by the electrode (62) is terminated.
[0013]
Since the flame rod electrode (62) can detect a flame in a shorter time after ignition than the thermocouple (63), when the ignition is confirmed by the flame rod electrode (62), the ignition device By stopping the operation of (61, 72), the time for sparking is shortened, and the deterioration of the ignition device (61, 72) can be reduced. Further, since the operation time of the ignition device (61, 72) is shortened, power consumption is reduced. Furthermore, the flame detection operation by the flame rod electrode (62) is continued until the electromotive force of the thermocouple (63) rises to a value that can hold the electromagnetic safety valve (50) open, so that the flame once ignited disappears later. However, since this can be detected immediately, safety is improved.
[0016]
Ignition control means (81) when the flame rod electrode (62) has detected the flame, Ru simultaneously terminate the detection operation of the flame by the flame rod electrode to stop the operation of the ignition device (61 and 72) (62) . Thereby, further power saving can be achieved. Further, when the electromotive force generated by the thermocouple (63) does not exceed a predetermined value after a predetermined time has elapsed since the flame detection operation by the frame rod electrode (62) has ended, the fired flame is once extinguished. The ignition device (61, 72) is actuated again because it is considered that it has been closed. As described above, after the flame detection operation by the frame rod electrode (62) is finished, it is determined whether or not reignition is necessary based on the electromotive force of the thermocouple (63). It is possible to prevent the ignition from ending.
[0017]
The burner (11) that ignites in this manner is used as a pilot burner (11) for the seed fire, and one or more main burners (12, 13) that are ignited by fire transfer from the pilot burner (11) are used. While providing, you may comprise so that an electromagnetic safety valve (50) may become a common stopcock for a pilot burner (11) and a main burner (12, 13).
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, various embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the
[0019]
The
[0020]
Above the hot water supply
[0021]
The hot
[0022]
Above the bath
[0023]
A
[0024]
A hot water supply gas
[0025]
An
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
Next, the operation will be described.
FIG. 2 shows the flow of the seed ignition operation in the
[0030]
When the micro switch 71 is turned on, energization to the IG (igniter) transformer 72 is started, and at the same time, a flame detection operation by the
[0031]
When the flame rod electrode 62 (FR) detects a flame within 10 seconds from the start of the ignition operation (step S204; Y), the
[0032]
When the flame is detected by the
[0033]
That is, when the
[0034]
The user confirms that the type display has changed from blinking to lighting, and then moves the
[0035]
On the other hand, if no flame is detected by the
[0036]
Further, when the
[0037]
If it corresponds to the second re-ignition (step S213; N), error information is displayed and the process ends abnormally (steps S214 to S216). Even when the flame is detected by the
[0038]
As described above, when the ignition is confirmed by the
[0039]
Further, since the
[0040]
Next, a second embodiment will be described. In the second embodiment, the configuration of the instrument itself is the same as that of the first embodiment, but the flow of the ignition operation is different from that shown in the first embodiment. In the second embodiment, when the flame is detected by the
[0041]
FIG. 3 shows the flow of a seed ignition operation performed by the combustion apparatus according to the second embodiment. Steps up to step S306 are the same as those up to step S206 shown in FIG. When the flame is detected by the frame rod electrode 62 (step S304; Y), the ignition operation by the
[0042]
After that, if the electromotive force of the thermocouple 63 does not rise to a predetermined ignition reference value within 15 seconds (steps S308; N, S312; N, S313; Y), the flame of the
[0043]
The electromotive force of the thermocouple 63 once exceeds the ignition reference value within 15 seconds (step S308; Y), but does not increase to the holding reference value for holding the
[0044]
When the electromotive force generated by the thermocouple 63 within 30 seconds in total has increased to a holding reference value that can hold the
[0045]
It should be noted that the
[0046]
As described above, the flame detection operation by the
[0047]
However, when determining whether or not the
[0048]
In the above-described embodiment, the
[0049]
In the embodiment, re-ignition is attempted only once. However, re-ignition may be attempted several times. Furthermore, in the second embodiment, when the electromotive force generated by the thermocouple 63 does not rise to the ignition reference value even after 15 seconds have elapsed, it is determined that the ignition flame has once extinguished and reignition is performed. However, the value of the ignition reference value and the length of the elapsed time until it is determined are not limited to those illustrated. Of course, the ignition reference value may be set to the same value as the holding reference value, and reignition may be attempted when the electromotive force does not exceed the holding reference value even after 30 seconds have elapsed.
[0050]
【The invention's effect】
According to the combustion apparatus of the present invention, since the operation of the ignition apparatus is stopped when ignition is confirmed by the frame rod electrode, the electromotive force of the thermocouple increases to a value that can keep the thermocouple solenoid valve open. Compared with the case where the ignition device is operated until the time is reached, the time for sparking is shortened, and deterioration of the ignition device can be reduced. Further, since the operation time of the ignition device is shortened, the power consumption can be reduced accordingly.
[0051]
In addition, if the thermocouple electromotive force rises to a value that can keep the electromagnetic safety valve open, the flame rod electrode will continue to detect flames. Thus, since reignition can be performed, safety is improved and the end of non-ignition is reduced.
[0052]
Further, when the flame is detected by the flame rod electrode, the operation of the ignition device is stopped and the flame detection operation by the flame rod electrode is also terminated at the same time, so that further power saving can be achieved. Also, if the electromotive force generated by the thermocouple does not exceed the predetermined value after a certain period of time has elapsed since the flame rod electrode has completed the flame detection operation, it is determined that the fired flame has once disappeared. In the case of trying to reignite, safety can be improved while saving power.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing a configuration of a combustion apparatus according to first and second embodiments of the present invention.
FIG. 2 is a flow chart showing a seed ignition operation performed by the combustion apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart illustrating a seed ignition operation performed by a combustion apparatus according to a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記バーナが発する炎を検知するためのフレームロッド電極と、一連の点火動作を制御する点火制御手段とを備え、
前記点火制御手段は、
前記バーナに点火するとき前記点火装置を作動させるとともに前記フレームロッド電極による炎の検知動作を開始し、前記フレームロッド電極が炎を検知したとき前記点火装置の作動を停止させるとともに前記フレームロッド電極による炎の検知動作を終了させ、
前記フレームロッド電極による炎の検知動作を終了してから一定時間が経過するまでに前記熱電対の発する起電力が所定値を越えないとき、前記点火装置を再度作動させ、
前記所定値を越え且つ前記所定値よりも高い値の基準値を越えない状態が所定時間続いたときは、前記点火装置を再度作動させずに前記一連の点火動作を終了させることを特徴とする燃焼装置。A burner, an ignition device for igniting the burner, a thermocouple that generates an electromotive force by being heated by a flame generated by the burner, and an electromagnetic safety valve as a main plug for switching whether or not to supply combustion gas to the burner A combustion apparatus that excites the electromagnetic safety valve by an electromotive force generated by the thermocouple heated by the burner flame and holds the electromagnetic safety valve in an open state.
A flame rod electrode for detecting a flame emitted by the burner, and an ignition control means for controlling a series of ignition operations;
The ignition control means includes
When the burner is ignited, the ignition device is operated and a flame detection operation by the frame rod electrode is started. When the flame rod electrode detects a flame, the operation of the ignition device is stopped and the flame rod electrode End the flame detection operation,
When the electromotive force generated by the thermocouple does not exceed a predetermined value until a predetermined time has passed after the flame rod electrode has finished detecting the flame, the ignition device is activated again,
When the state exceeding the predetermined value and not exceeding the reference value higher than the predetermined value continues for a predetermined time, the series of ignition operations is terminated without operating the ignition device again. Combustion device.
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