Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP4177531B2 - ダイナミックオブジェクト視覚化及びコード発生 - Google Patents

ダイナミックオブジェクト視覚化及びコード発生 Download PDF

Info

Publication number
JP4177531B2
JP4177531B2 JP27981299A JP27981299A JP4177531B2 JP 4177531 B2 JP4177531 B2 JP 4177531B2 JP 27981299 A JP27981299 A JP 27981299A JP 27981299 A JP27981299 A JP 27981299A JP 4177531 B2 JP4177531 B2 JP 4177531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
statement
property
shape
scene
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27981299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000112998A (ja
Inventor
ダグラス ハーシュ ピーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2000112998A publication Critical patent/JP2000112998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4177531B2 publication Critical patent/JP4177531B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/28Databases characterised by their database models, e.g. relational or object models
    • G06F16/289Object oriented databases
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99943Generating database or data structure, e.g. via user interface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベース管理システム(DBMS)上にアプリケーションを組み立てるためのビジネスインテリジェンスツールに関する。
【0002】
【発明の背景】
プロセッサ、メモリ及びデータ記憶装置の進化によって、高性能で、しかも経済的なコンピュータが出現したことにより、コンピューターは現代の企業にとって不可欠なものとなった。これらのコンピュータにとって重要なアプリケーションには、情報がデータモデルに従って収集、構成され、照会に応じて検索されるDBMSが含まれる。DBMSを使えば、ユーザーは、記録を構成する情報がコンピュータ内で実際にどのように記憶されているのか詳細に知らなくても、コンピュータ内に記憶されている記録の場所をつきとめ、追加し、削除し、そして更新するような操作を実行できるようになる。
【0003】
高性能型DBMSの一つは、記憶されている情報がユーザーには、各々がリレーションと呼ばれているテーブルのセットのように見える、リレーショナルDBMSとして知られている。各リレーションでは、情報は、データの列が互いに一つ又はそれ以上の所定の関数よって関連付けられる行列状に配置されているように見える。
【0004】
照会コンパイラは、リレーショナルDBMS内の特定の情報にアクセスするために、通常は構造化照会言語(SQL)のような照会言語で表現されるユーザーの要求を、ユーザーの要求に応じたソリューションを作り出すために1つ又はそれ以上の入力されたリレーション上で実行される一式のオペレーションに変換する。DBMSによって提供される照会言語を使えば、ユーザーは、DBMSからのデータ検索、データ処理及びデータのレポートへの編成を容易にするアプリケーションプログラムを開発することもできる。
【0005】
ビジネスインテリジェンスツールを開発する際の問題の一つは、ツールが作成しようとするレポートのタイプである。通常、ツールは、照会言語を使って予めフォーマットされている定型レポートを作成する。照会言語はベーシック又はC言語のような従来型プログラミング言語よりは使い易いが、新しい各レポートの作成には、更に或る程度のプログラミング技術が必要であり、かなりの時間がかかる。
【0006】
【発明の概要】
本発明は、ユーザーがデータを理解し、眺め、操作できるようにする、シーンと呼ばれる情報スペースを通して、データへのユーザーアクセスを提供する。ある態様では、シーングラフとして表現されているアプリケーションを実行するための方法が開示される。シーングラフは1つ又はそれ以上のオブジェクトの階層的表現であり、各オブジェクトはオブジェクトに関係するコードを生成することができるようになっている。アプリケーションは、シーングラフの階層を横断し、そしてシーングラフ内に記憶されている各オブジェクトに対しては、各オブジェクトが自己実行するように命令することにより実行される。
【0007】
本発明のインプリメンテーションには以下のことが含まれる。本方法は、オブジェクトの各ノードに関係するバイトコードを検索することと、そのバイトコードをシーンの1部として記憶することと、そのシーンに対するバイトコード実行画像を生成することにより、シーングラフの各シーンに対する実行画像を生成する。更に、ノードは幾つかのタイプの中の1つのタイプとして特徴付けられる。ノードタイプが形態タイプである場合、本方法は形態創造ステートメントを生成し、プロパティ開始ステートメントを生成し、各プロパティ毎に、オブジェクトに関係する各プロパティを設定するためのステートメントを生成し、各プロパティをコミットするためのステートメントを生成する。ノードタイプがデータソースタイプである場合、本方法はデータベース照会を生成し、参照可能識別子に関する列名を決め、照会を創造するためのステートメントを生成し、各パラメータ毎に、照会パラメータ値を設定するためのステートメントを生成し、照会を実行するためのステートメントを生成する。次に、バイトコード画像が実行エンジンに供給される。次に実行コンテクストがバイトコードに対し創造される。
【0008】
バイトコード内のステートメントが実行されると、本方法はステートメントが形態創造ステートメントであるか否かを確認し、もしそうであれば、形態を創造し、トークン化された形態名を使って形態をコンテクストハッシュテーブル内に記憶する。ステートメントがプロパティ開始ステートメントである場合、本方法は形態をコンテクストハッシュテーブル内で探し、その形態に関係する開始方法を実行する。ステートメントがプロパティ設定ステートメントである場合、本方法は形態をコンテクストハッシュテーブル内で探し、その形態に関係するプロパティの式の値を求め、プロパティに値を割り当てる。ステートメントがプロパティ終了ステートメントである場合、本方法は形態をコンテクストハッシュテーブル内で探し、プロパティをコミットするためにその形態に関係するプロパティ終了方法を実行し、形態を初期化し、ディスプレイリストに形態を追加する。本方法は又、形態に関係するキャンバスをリフレッシュする。オブジェクトの各プロパティが設定され、オブジェクトには、設定の前及び後に、オブジェクトのプロパティが通知される。
【0009】
もう1つの態様では、データ表現をビジュアルに編集するためのエディタが開示される。データは親グラフと、その親グラフ内に再帰的にネストされた1つ又はそれ以上のグラフィカルなデータエレメントを有している。エディタは親グラフを編集するためのウインドウと、親グラフ内にネストされ、各々がネストされたグラフを含んでいる1つ又はそれ以上のグラフィカルデータエレメントの各々を編集するための1つ又はそれ以上のドリルダウン・ウインドウを有している。
【0010】
エディタのインプリメンテーションには、以下のことの内1つ又はそれ以上が含まれている。属性ウインドウはグラフィカルデータエレメントの各々と関係付けられる。属性ウインドウは、オブジェクト状態と、各々が関数式で定義されランタイムにはデータ値として参照可能な複数の属性を通してオブジェクト状態にアクセスできる1つ又はそれ以上のインタフェースとを有する、コンピューターで実行されるオブジェクトに関係するプロパティを編集するために用いられる。関数式は以下のもの、即ち、関数、オペレータ、データベース、列名、変数、定数、の内1つ又はそれ以上を含んでいる。属性は静的データ値でもよい。関数式は構文解析され、ランタイム値として記憶される関数が生成される。関数は定数であれば、クローンが作られ、デザインタイム値として記憶される。更に、式が無効であればエラーメッセージが表示される。
【0011】
本発明の利点には、次の一つ又はそれ以上が含まれる。本発明は、従来のフォームベース又はレポートベースのアプリケーションにとって本質的な制約を越えて拡張するアプリケーションを組み立てるためのビジュアルなビジネスインテリジェンスツールである。専門化したプログラマーはアプリケーション開発過程から除外され、ユーザーをデータに近づけて、アプリケーション開発時間が低減できるようにする。ユーザーインターフェイスは、情報豊かなデータベースと、データの保管所及び決定支援のようなアプリケーション用に、すぐにしかも簡単に作成できる。
【0012】
本発明のハイパーリンクは、コンテクストと「先見」情報をアプリケーションに提供する。この機能は、データ駆動アプリケーションを組み立てる際に幾つかの効果的な利点をサポートする。まず、ユーザーは、現在いる場所のコンテクストを失うことなく、ポータルを通してデータの他の画面を調べることができる。アプリケーションをブラウジングするユーザーがたどる経路がアプリケーション自体にも影響を与え、アプリケーションのダイナミックなカスタマイゼイションが行われることもある。更に、コンテクストポータルは、単一のアプリケーション内の様々なデータソースの統合を簡単にする。ポータルによって設定されているパラメータによってパラメータ化された照会の場合、異なるデータベースからのデータを意味のある方法で組み合わせられるようにして、事実上、汎用のクライアントサイドの照会結合を提供する。その結果、コンテクストポータルは、ユーザーがデータをハイレベルで理解できるようにし、より良い業務決定ができるようにする。
【0013】
ダイナミックオブジェクトプロパティはデータ駆動アプリケーションの開発を容易にし、スプレッドシートの使用以外にはプログラミング経験の無い専門領域のエキスパートが、ツール作成の強力なアプリケーションを容易に使えるようにする。ダイナミックオブジェクトプロパティは、コンパイルされるときにアプリケーションにハードコード化されるスタティックオブジェクトプロパティを凌ぐ幾つかの利点を有している。第一の利点は、プロパティが継ぎ目無く、自動的にデータに結合されるということである。更に、前記結合は、単に一つのオブジェクトではなく、むしろオブジェクトの全クラス(データエレメントノードで表される全オブジェクト)に適用される(即ち、各オブジェクトに対する計算値はオブジェクトにより示される行によって決まる)。もう一つの利点は、さもなければ、オブジェクトの色をデータソースからの一つのコラムか又はコラムのセットの値によって決めるような簡単なタスクを実行するために必要となる、特殊なコーディングを省略できることである。更に、2つ以上のオブジェクトプロパティを、一行の一つの列に(又は全行で実行される計算にさえ)結合することができる。各オブジェクトが一つのリンクに制限されている従来の開発ツールとは対照的に、本発明では、1つのオブジェクトに関連している各列又は行を、別々のプロパティへリンクできるようにする。
【0014】
シーングラフからコードを生成すればマニュアルプログラミングが不要になるので、開発者は、ツールそのものではなく問題領域に集中できるようになる。その結果、プログラミング経験のない専門領域のエキスパートでも、すぐに強力なアプリケーションを作成できる。更に、シーングラフ表示は、アプリケーションの内容をブラウジングし、ワードプロセッサ内で書類に関するアウトラインをできるだけ簡単に再順序付けできるようにアプリケーションを構成変更するのに効果的な方法を提供する。
【0015】
更に、本発明は、個々のデータポイントの表示を、できるだけ一般的にトップレベルシーン自体として編集できるようにする。この機能により、ドリルダウン及び検索ナビゲーションをサポートする高性能のアプリケーション作成が可能となる。このナビゲーションにより、ユーザーはデータをより深く理解できるようになり、より良い業務決定を下せるようになる。
【0016】
他の特性及び利点は、以下の説明および請求項から明らかとなるであろう。
【実施例】
アプリケーションを組み立てるためのビジュアルビジネスインテリジェンスシステムについて以下説明する。このシステムでは、開発者が対話型でバーチャルワールドを組み立てるが、その組み立てブロックはシーンと、データソースと、グローバルパラメータと、リソースとを含んでいる。シーンは、情報がデータベースに記憶されているデータにリンクされている場合を除いて、プレゼンテーションのスライドに良く似た情報のビジュアルディスプレーである。シーンの中では、データソースから作り出された値が、ユーザー指定のデータエレメントとして図表で表される。データソースは、一つ又はそれ以上のデータベース照会を作成するブロック図表作成ツールを使って組み立てられる。照会は、SQL照会であってもよい。シーンは、データソースを直ぐに分かるようにシーンの図表エレメントに結合するドローイングエディタを使って作成される。バーチャルワールドが完成すると、バーチャルワールドの実行画像は、バイトコード又は引き続いて翻訳されることになるハイレベルコードとして表示される。バーチャルワールドを表示するバイトコードは、アクティブXコントロールのようなランタイムコントロールにより実行することができる。ランタイムコントロールは、ウェブページ又はビジュアルベーシック、C又はC++のようなアクティブXコントロールをサポートする何れかのアプリケーションに埋め込むこともできる。
【0017】
シーンは、一つ又はそれ以上のオブジェクトを含んでいてもよい。シーン内のオブジェクトは一式のプロパティで表示され、クリックや、ユーザーのシーンへの接近や、マウス位置のようなイベントによってトリガされるアクションが割り当てられている。視点は、シーンを見るための三次元位置である。位置は、シーン中心からのユーザーのその時点のカーソルのX及びY方向オフセットと、ユーザーのその時点のズームレベル(しばしば倍率レベルと呼ばれる)とを使って表わされる。視点には、バーチャルワールド内でのナビゲーションを容易にするために、固有名が付けられてセーブされる。ユーザーは名前の付いた視点をマニュアルナビゲーションに使うか、又はイベントベースのジャンプアクションの目標として使うこともできる。
【0018】
データエレメントは、照会の結果生じる行の図表表示である。これはレイアウト及びデータソースと常に関連しており、シーンと同様に構成されている。これはレイアウト及び他のシーンへのワ−ムホールを始めとする、オブジェクトのどんな組み合わせを含んでいてもよい。データエレメントを構成するオブジェクトに関するプロパティは、基準シーンパラメータであるだけではなく、関連したデータソースにある基準コラム名でもある。
シーンエレメント及びデータエレメントはユーザーのズームレベルの機能として別々に表示してもよい。それぞれの表示は詳細さの水準(LOD)と呼ばれ、他のLODとは、視覚的に、互いに排他的である。例えば、一つのドット表示で始まるオブジェクトが、ユーザーがより近くにズームするとアイコンに変化し、更に近くにズームするとチャートに変化するようにしてもよい。
【0019】
詳細さのレベル同士の間の移行点は、ズームファクターという用語で、ユーザーによって定義される。シーンエレメント又はデータエレメントはN個の詳細さのレベルに対してN−1個の移行点を持つ。視認性も、オブジェク毎ベースに、「視認性」プロパティを下記のような条件式に設定することによって制御することができる。
【0020】
If(ユーザーズーム > 2、真、偽)
従って、移行領域は、互いの表示がズームレベルのある範囲で相互に排他的であるのではなく重なり合う場所に作られる。重なりあいは、多種多様なデータエレメントを含む層状マップ作成時には特に重要である。更に、他の効果を達成するために、より複雑な表示を視認性の制御に用いることができる。
データソースは、ランタイムに設定される1つ又はそれ以上の識別子によってパラメータ化できるSQL照会と名前を付けることができる。データソースが定義される際には、名前が付けられて、ワールドに追加され、ワールドマネージャのデータソースカテゴリに表示される。するとこれらを実行に利用できるようになる。その結果はデータシートでブラウジングすることができ、又レイアウトの中で用いることができる。レイアウトの中で用いる場合、照会の結果できる各行はデータエレメントで表示される図表に転換される。その結果生じるデータソース内のコラムは、データエレメントに含まれるオブジェクトの属性にリンクされる。データソース照会内に存在するパラメータはグローバルプログラム変数、ローカルシーンパラメータ、又はワールドツリー階層で高位置にあるデータソース内のコラムに関連付けられる。
【0021】
図1は、一つ又はそれ以上のワールドを同時に編集するための多様なドキュメントのインターフェースを示している。ユーザーインターフェースの主要な部分は、ワールドマネージャーウインドウ10と、プロジェクトワークスペース及びエディタウインドウ20及び22と、オブジェクトインスペクタ30と、コントロールバー40と、アウトプットウインドウ24である。
【0022】
ワールドワークスペースは、エディタウインドウを含むバックグラウンドエリアである。4タイプのエディタウインドウが提供されている。シーンエディタと呼ばれる図表描画エディタが、トップレベルシーンを構成するために提供されている。データエレメントエディタと呼ばれる図表描画エディタが、各データポイントの表示をレイアウト内に定めるために提供されている。照会エディタと呼ばれるツールが、照会の図形ブロック線図を構築するか、又はSQLを直接手動で入力するかのどちらかによって、SQL照会を定義するために提供されている。照会エディタは又、照会の結果を見るためのデータシートも提供する。更に、全バーチャルワールドの二つの視界を示すワールドエディタが提供されており、その2つの内第1はパラメータのリンクと共にワールドのナビゲーション階層を示すワールドの構造画面であり、第2は全ワールドに文書化及び検索の機能を提供する読み出し専用の疑似コードである。
【0023】
ワールドマネージャーウインドウ10は、ユーザーのオープンワールドを編集し管理するための基本的なインターフェースである。これは、タブ12,14,16を備えたドック可能なコントロールバーと対応する情報のパネルとを有している。ユーザーがタブをクリックすると、タブは最上部へ移動し下にあったパネルが表示される。各パネルは、情報のカテゴリを表示するため順に一式のボタンを提示する。ボタンをクリックすると、そのボタンに関連するカテゴリの情報が表示される。図表タブ16は、シーン又はデータエレメントに追加できる全図表オブジェクトの分類別パレットを提示する。
【0024】
ワールドマネージャー10は、ワークスペース20の左右どちらかにドックしておくことができる。ドックされている状態では、パネルの寸法を横方向に拡大又は縮小することができる。浮動状態では、縦横の両方向に拡大又は縮小させることができる。
【0025】
図1の例では、ワールドタブ12と呼ばれる一つのタブが、その時点で開いているワールドの構成と階層に関して3つの異なる画面を表示する。各オープンワールドは、ツリーコントロール18内の主要ワークスペースの項目の下に表示される。コンテクストメニューは、ツリーコントロール内に表示される各項目に関して利用でき、右のマウスボタンをクリックすると、選択された項目に関する共通メニューコマンドのリストが提供される。
【0026】
この例では、シーンカテゴリは、グローバルパラメータと各オープンワールド内に含まれているシーンを表示する。グローバルパラメータは、オブジェクトプロパティとイベントアクション双方内のあらゆるシーンの階層内のどこにでも参照符号を付けて配列しておくことのできる識別子である。各シーンの下には、シーンに関する詳細さのレベル及び各詳細さのレベルから成るオブジェクトの階層リストと共に、そのローカルパラメータ(あれば)と視点のリストがある。一見すると、各詳細のレベルは互いに排他的である。言い換えると、一時に一つの詳細さのレベルが見られるだけである。詳細さのレベルの下にあるツリー内のオブジェクトの順番は、その引用順番である。別のオブジェクトの下に表示されるオブジェクトは、チャイルドオブジェクトと呼ばれ、その所有者はペアレントオブジェクト又は複合オブジェクトと呼ばれる。ツリー内のある項目は、別のシーンを参照するワームホール(後述する)のようなツリー内の他の項目を参照として載せてもよいし、或いはデータソースカテゴリに関するツリー内のデータソースを参照するデータエレメントを参照として載せてもよい。
【0027】
データソースカテゴリは、各オープンワールドに含まれる照会のリストを表示する。各データソースは、照会パラメータ、列名又は別名、及び照会を構成するのに照会線図エディタが使われた場合は線図のリストを順に含んでいる。提示されるときには、照会線図には、構成に使われているブロックとコネクションのリストが含まれている。リソースカテゴリは、シーンやその図表コンテンツ(ノード)に関するプロパティ値の計算に使われる実行リソースのリストを表示する。基本的リソースタイプには、カラーマップ、カラーシーケンス、ストック画像、及びユーザークラスが含まれる。
【0028】
データタブ14は二つの情報のカテゴリを含んでおり、その1つは照会線図を構成するのに用いられるエレメントのパレットを提供する照会デザインであり、もう1つはアクティブなデータベーススキーマのコンテンツをブラウジングできるようびするデータベースコンテンツである。照会デザインカテゴリのコンテンツはパレット形式で提示される。データベースコンテンツのカテゴリはツリー形式で提示され、そこでは各表の下の列名と視界は、列名と種類がダブルコロンで分けられて(例えば、employee_name::varchar)表示される。データベースコンテンツツリーは、アクティブなスキーマをブラウジングするのに用いることができる。
【0029】
各オープンワールドは、ゼロ又はそれ以上のオープンエディタウインドウを含んでいる。4つのタイプのエディタはそれぞれ、エディタのタイプ及びエディタのコンテンツを記述するテキストがその後に続く、独特のアイコンを表示する。テキストのフォーマットは、下記のような省略フォーマット又は拡張フォーマット、即ち、
EditorType : Contents
又は、
EditorType : WorldName[.ExtendedContents]
であり、ここに、EditorTypeとはエディタのタイプ(「シーン」、「データエレメント」、「照会」又は「ワールド」)であり、WorldNameとはコンテンツを含むワールドの名前であり、Contentsとは編集されているオブジェクトの短い名前(例えば「DataElement1」)であり、ExtendedContentsとは編集されているオブジェクトの長い名前であり、これはピリオドで分けられた全ペアレントオブジェクトの象徴化された名前を含んでいる(例えば「Scene1.ScatterChart 1. DataElement 1」)。
【0030】
2つ以上のエディタウインドウがワールドの所与の部分に対し開かれる。例えば、同一のシーンは、シーン全体を見るために、100パーセントの倍率で、一つのエディタの中で編集され、一方別のエディタがそのシーンのより細かい部分にズームインする。どちらかのエディタでシーンが変更されると、両方のウインドウに反映される。
【0031】
シーンエディタウインドウは、トップレベルシーンのコンテンツを図表的に編集し、デバグするために用いられる。エディタは、デザインモードとランタイムモードとの二つのモードを有している。デザインモード画面では、オブジェクトはグラフィックパレットから追加され、照会の実行なしで表示される。一つ又はそれ以上のプロパティ値を通してデータソースに結合されるオブジェクトは位置ホルダオブジェクトで表示される。更に、オブジェクトイベントは何も生成されないので、オブジェクトに関連する何らのアクションも実行されない。シーンは何れのズームレベルででも編集することができ、それはナビゲーションツールバーから設定することができる。
【0032】
デザインモード画面は、セレクターバーとパラメータバーの二つのオプションのドッキングツールバーを提供する。シーンは別々に異なるズームレベルで表示されるが、そこでは、各表示又はドローイングによってLODが定められる。セレクターバーは、現在LODが編集されているコントロールを提供する。パラメータバーは各パラメータ用のボタンをシーン内に表示する。シーンがパラメータを有していなければ、画面メニューから手動でオンに切り替えられない限りバーは表示されない。パレットに表示されるパラメータは、オブジェクトのプロパティの値を設定するためのオブジェクトインスペクタで用いられる。パラメータバーは、パラメータが作成、削除、又は編集されると、自動的に更新される。
【0033】
ランタイムモードが選択されると、シーンのコンテンツは、以下に述べるように、バイトコードへコンパイルされて表示される。何らかの関連する照会が実行されると、オブジェクトイベントが生成され関連するアクションが実行される。ランタイムモードがナビゲーションの全性能をサポートするので、他のシーンへのワームホール又はジャンプリンクはアクセス可能である。他のシーンへジャンプすると、デザイン画面も新しいシーンに切り替えられる。ランタイムモードは編集作業の間に、第二のウインドウを開くことによりデザイン視界内で同時に見ることができる。同一シーンを表示している多種多様なランタイム画面は独立して作動し、互いに従属関係にはない。各画面は、アクティブなランタイム画面のためのワールドシーンツリー内に反映されるグローバルパラメータの各々のコピーを有している。
【0034】
データエレメントエディタウインドウは、照会結果によるデータポイントの表示を図表的に編集するために用いられる。データエレメントエディタウインドウが、デザインモードで図12に示されている。セレクターバーとデータソースバーの両方を見ることができる。
【0035】
シーンエディタウインドウと同様に、データエレメントエディタはデザインモードとランタイムモードの二つのモードを有している。デザインモード画面ではオブジェクトはグラフィックパレットから追加され、照会の実行なしで表示される。一つ又はそれ以上のプロパティ値を通してデータソースに結合されるオブジェクトは、位置ホルダオブジェクトで表示される。更に、オブジェクトイベントは何も生成されないので、オブジェクトに関連する何らのアクションも実行されない。データエレメントは何れのズームレベルででも編集することができ、それはナビゲーションツールバーから設定することができる。
【0036】
データエレメントは別々に異なるズームレベルで表示されるが、そこでは、各表示又はドローイングによってLODが定められる。更に、データエレメント内の異なるオブジェクトは、異なる軸に関連付けられる。例えば、取引の量に関するバーを有するストックチャートは二つのY軸を有する。各取引日に関するデータエレメントは、価格軸に関連するハイ/ロー/クローズバーと、量軸に関連する量バーとを有している。セレクターバーは、LODと軸のセットとを編集できるコントロールを提供する。パラメータバーは各パラメータ用のボタンをシーン内に表示する。パレットに表示されるパラメータは、オブジェクトのプロパティの値を設定するためのオブジェクトインスペクタで用いられる。パラメータバーは、パラメータが作成、削除、又は編集されると、自動的に更新される。
【0037】
データソースバーは、データエレメントの範囲内にある各データソース用のボタンの帯を表示する。各ボタンは、オブジェクトインスペクタで用いられる列名に対応している。レイアウトを単純にするため、単一のデータソースが表示される。ネストされたレイアウトでは、各照会に関して一つの行が表示される。照会は、その関連データエレメントのオブジェクトがデータエレメントの先祖としてワールドのシーンツリー内に存在するかどうかという視野で考えられる。データソースの列が作成、削除、又は編集されると、データソースバーが自動的に更新される。
【0038】
照会エディタは、3つの照会の画面を提示するが、その3つとは、正しく書式化された照会結果を表示するデータシートと、照会の構成のブロック線図を提供する照会線図画面と、実際のSQLテキストを表示するSQL画面とである。ユーザーは、ウインドウの一番下でスクロールバーの左にある、対応するモードボタンの一つをクリックすることにより、画面間の切り替えを行う。
【0039】
データシート画面は表になった照会の結果を示す読み出し専用の画面である。照会がパラメータ化されていれば、データシートは、デフォルト値が照会に含まれる各パラメータに利用できるときにだけ利用できる。データシートは、編集作業の間は、第二ウインドウを開くことにより照会線図又はSQLテキスト画面で同時に見ることができる。照会を変更すると、データシートが対話型でリフレッシュされることになる。データシートモードが選択されない場合は、他の画面への変更があってもリフレッシュされない。行は、画面へ入ってくる場合、データシートへロードされる。
【0040】
ユーザーは、ワールドマネージャのデータタブか又は挿入メニューからブロックを選択することによって、照会線図にブロックを追加する。ブロックは、ソースブロックの出力ポート及び目標ブロックの入力ポートをクリックすることによって接続される。替わりに、ブロックは、マウスをポートの一つから他のポートへドラッグし、ユーザがマウスボタンを放すまで表示される「ゴム結合」接続ラインによっても接続することができる。どちらの場合も、カーソルは、接続操作を示すために、ポート選択アクションの間で変更される。
【0041】
SQL画面は、任意の選択照会が作成され、編集できるようにする。更に、線図エディタによって生成される式の編集もできるようにする。しかし、SQLが編集されれば、線図は利用できなくなる。この場合、ユーザーに警告するために確認ダイアログが表示される。
【0042】
ワールドエディタは、バーチャルワールドと対話するために、構成画面と疑似コード画面の2つの画面を提供する。ワールド構成ウインドウは、全ワールドに関する機構の階層的な画面を表示する。ワールドルートボックスの下にあるボックスはそれぞれ、1つのシーンに対応している。シーンの下にあるボックスは、データエレメント又はワームホールにより接続されている他のシーンに対応している。これらの何れかのボックスをダブルクリックすると、対応するシーン又はデータエレメントエディタが開く。ボックス間のリンクは、ワールドシーンツリー内の階層を表す。
【0043】
一つのボックスは、図表コンテンツに含まれる各データソース及びワームホール用の一つのチャイルドボックスを有している。ワールドの構成次第であるが、ツリーの深さは無限である。例えば、一つのシーンがもう一つのシーンまでのワームホールを含んでおり、そのシーンが今度は第一シーンまで戻るワームホールを含んでいれば、ツリーは第一及び第二シーンの無限の縦方向シーケンスを含んでいることになる。その結果、ツリーは、ユーザーによって明示的に拡張される場合にのみレベルを拡張することとなる。
【0044】
その下の各リンクとボックスは、リンクのトップにあるボタンをクリックすることにより、表示されたり隠されたりする。最初に表示されるとき、ワールドボックスはワールドに含まれる全シーンを表示するために拡張される。ボックスが拡張されると、ツリー構造は新たに表示されるボックス用の空間を作るようになっている。
更に、ワールドのパラメータ化も構成線図に表示される。グローバルパラメータ、シーンパラメータ、及び照会パラメータは、その入力としての役割を示すボックスの左側に伸びるテキストボックスとして表示され、一方照会列は、その出力としての役割を示すボックスの右側に伸びるテキストボックスとして表示される。パラメータと列名が別のエディタウインドウで追加、削除、又は変更される度に、その変更を反映させるためにボックスが更新される。
【0045】
シーン又は照会パラメータが、階層中でより上層のパラメータ若しくは列に設定されている場合には、パラメータのテキストボックスは、ソース値に対して「配線されている」と示される。これらの接続は構成線図内で編集することもできる。新規接続を確立し、パラメータの値を設定するためには、当該パラメータに対する入力接続点と、ソースパラメータ又は列に対する出力接続点とをマウスでクリックする(順不同)。代わりに、接続点は、マウスを一方からもう一方へドラッグして、その結果ユーザーがマウスを放すまで表示される「ゴム結合」接続ラインによっても接続できる。どちらの場合も、カーソルは、接続操作を示すために、選択アクションの間で変更される。ここでの注意点は、接続を有効なものにするためには、ソースはツリー階層中のより高層に存在せねばならないということである。リンクを排除するには、ユーザーは当該リンクを選択して消去キーを押せばよい。
【0046】
疑似コード画面は、ワールドの全コンテンツの読み出し専用画面をテキストフォーマットで提供する。疑似コードは、ワールド名と初期シーンから成る初期ヘッダーを表示するが、これに引き続いて以下のセクション、即ち、
グローバルパラメータ
ユーザークラス
カラーマップ
カラーシーケンス
ストック画像
データベース接続
データソース
シーン
が表示される。
【0047】
1つの実行例では、セクションは1組の点線で、
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
セクション名
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
のように囲まれている。
【0048】
更に、データソースとシーンは、
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
のような一本の分離線により分けられている。
【0049】
これに続くセクションは、各疑似コードエレメントに対するフォーマットを表示する。ここで、角括弧(‘[’と‘]’)はオプションのテキストを意味し、垂直分離線(‘ヲ’)は、二者選択を意味する点に注意されたい。
Figure 0004177531
Figure 0004177531
Figure 0004177531
疑似コードは、カラーコード型構文を使用して表示される。例えば、セクションのヘディングは緑で、データタイプは青で、そして他の全テキストは黒で表示される。疑似コードは、ワールド内どこかで変更がある都度更新されることになる。
【0050】
出力ウインドウは、ワールドが展開され見えてくるにつれ、コンパイルと実行情報を表示する、ドック可能なコントロールバーである。これはまた、警告とエラーメッセージも表示する。出力ウインドウは、ドックされている時は縦方向にサイズを変えることができ、浮動時には縦横両方向にサイズ変更できる。
【0051】
ランタイムモードでは、視点ダイアログボックスがワールドをナビゲートするために設けられる。直接アクセスできるようになっているシーンは、シーン・コンボボックスに表示される。選択されたシーンのための視点は、視点リストボックスに表示される。視点を選択すると位置編集コントロールの値が更新される。これらのコントロールの値は、位置とズーム係数を指定することにより、注文指示通りに変更される。
【0052】
レイアウトウィザードは、新しくレイアウトを作るときにユーザーを各段階を通して案内するために設けられている。全レイアウトに共通な最初の2段階は、レイアウトを選択して、次にデータソースを選択することである。次に、各レイアウトは、当該レイアウトを創造するために必要な限りの多数の追加的レイアウト特有の段階を有する。
【0053】
レイアウトは、軸のセットのようなサポートするコンテクスト情報を伴うデータソースに由来するデータエレメントを空間的に配列させたものである。レイアウトは、以下の5つのカテゴリのセット、即ち、
チャート−連続情報を提示するために使用される、
マップ−1つのデータソース内の多数の曲線や連続情報をレイアウトするために使用される、
階層−オブジェクトの従属物を示すために使用される、
パターン−独立したオブジェクトを指示されたパターンでレイアウトするために使用される、
フォーム−データソース内の単一の記録を表示するために使用される、
のどれかに当てはまる。
【0054】
レイアウトは、シーン或はデータエレメント描画上のどこにでも配置できる。マップや分散チャートのような幾つかのレイアウトタイプには、2つ以上のデータエレメントをサポートするものもあり、このようにして情報を「階層化する」ことができるわけである。この場合、各データエレメントには、現行のズームレベルに依存する視認性が割り当てられるわけで、ズームレベルを上げるとより多くの情報が提示できるようになる。
【0055】
軸ノードは、それらを必要とするレイアウトに添付されている。数値ではなくてテキストレベルに基づく軸を有する棒チャートや列チャートのような幾つかのチャートタイプでは、これらの軸の内の1つ又はそれ以上がデータソースを必要とするので、データ結合型である。サポートされる軸には、線形軸、対数軸、及び日付/時間軸が含まれる。これらの軸は、自動調整式ラベルと小刻みな増分もサポートするので、ズーミングはより多くの情報を正確な軸値で提供することができる。
【0056】
ある種のレイアウトタイプでは、データエレメントを位置づけるのに、軸よりもむしろロケーターを使用するものもある。これらのロケーターは、デザインタイムには目に見えて表示されないが、そのプロパティは、レイアウトの他のオブジェクトのプロパティと共に、オブジェクトインスペクター内に表示される。レイアウト内のデータエレメントがレイアウトそのものを保有するという複合レイアウトも使用できる。普通は、第2レイアウトに関連するデータソースがパラメータ化され、1つ又はそれ以上のパラメータが親レイアウトのデータソースの列とリンクされる。
【0057】
識別子は、バーチャルワールド内の、オブジェクト、データソース、シーン、パラメータ、ユーザークラス、カラーマップ、カラーシーケンス、視点のようなエレメントにとっての名前である。識別子は、ケースには敏感ではなく、1文字に等しいかそれ以上ならどんな長さでもよい。
【0058】
オブジェクトのプロパティは、オブジェクトの外見を関数式の事項で定義づける、名前の付いた属性から成る。これらのプロパティへのアクセスはオブジェクトインスペクターを介して行われる。その値は、式を計算した結果に基づき、ランタイムに設定される。式には、ランタイムに結果として出る行に自動的に結合される1つ又はそれ以上のデータソース列の名前を含んでいる。
【0059】
オブジェクトプロパティ式は結果的に、Boolean、Numeric、String、Point、PointList、及びImageといった基本的なデータタイプの内の1つとなる。導き出されるNumericタイプには、Color、DateTime、Enum、Integer、及びPercentageが含まれる。導き出されるStringタイプには、FilePath(若しくはURL)及びFontNameが含まれる。
【0060】
これより図2の説明に入るが、ここではオブジェクトインスペクター30についてより詳しく示している。オブジェクトインスペクター30は、属性名_列100とプロパティ列110という2つの列を提供する。図2で検査されるオブジェクトは、プロパティ、112、114、116、118、120、122、124、126を有する。特に、プロパティ114、116、118、120、124、126は静的定数である。しかしながら、プロパティ112と122は、動的であって、実行時に値が決められる。動的なプロパティ112と122に起因して、データ駆動アプリケーションを創造する際には、ユーザーは当該動的プロパティを入力しさえすればコードが自動的に生成される。このように、動的プロパティ112と122のデータ結合は、継ぎ目無くプロパティシート30へと統合される。
【0061】
オブジェクトインスペクターウインドウ30は、オブジェクトのプロパティとイベントを表示するドック可能なコントロールバーである。オブジェクトインスペクターは、ドックされている時には横方向にサイズ変更することができ、浮動時には縦横両方向にサイズ変更することができる。ウインドウは、ドラッグ中にその位置がドッキングサイトと重なるときには、ワールドのワークスペースの左又は右にドックされる。オブジェクトインスペクター30は、シーンエディタ又はデータエレメントエディタウインドウが、デザインモードで稼働しているときに表示され、エディタの範囲内の全オブジェクトのリストを保有するドロップダウン・コンボボックスを表示する。「ドット」表記法は複合オブジェクトを示すために使用される。例えば、“ScatterChart1.DataElement1"は、DataElement1がScatterChart1に所有されるオブジェクトであることを表している。
【0062】
オブジェクト選択コンボボックスの下には、あるオブジェクトに関してのプロパティ又はイベントの何れかを表示するタブ式シートがある。プロパティのタブが選択されると、選択されたオブジェクトのプロパティの値を設定するため、2列入力用紙が表示される。左列は、プロパティの名前を表示する読み出し専用列であり、もう一方の右列は、プロパティの値を表示する読み出し/書き込み列である。右列に入力される値は、定数でもよいし、或はデータソースからのパラメータの関数又は名前を含んでいる計算値であってもよい。プロパティ値が計算されるタイプのもの(有限な数の値にしか設定できない値)であるときは、ドロップダウン・コンボボックスはそのプロパティにとって正当な値をリストにして表示される。計算されるタイプには、これに限定するわけではないが、次のもの、即ち、
フォント名(例:“Arial",“Courier")、
カラー(例:赤、青)、
テキスト整列(例:左、右)、
テキストの固定ポイント(例:左下、右上)、
ブール値(例:真、偽)、
線スタイル(例:実線、点線)、
充填パターン(例:べた、横方向)
が含まれる。
【0063】
プロパティが日付或は時間であれば、フィールドがアクティブになるとカレンダーコントロールがプロパティ値の下に表示される。
【0064】
フォーム及びデータエレメントオブジェクトは、オブジェクトインスペクターのリストに載っているQueryParametersオブジェクトを介して照会パラメータの値全体を制御する。QueryParametersオブジェクトは、フォーム又はデータエレメントの子オブジェクトであり、各照会パラメータについてのプロパティを保有している。照会がパラメータ化されていない場合には、QueryParametersオブジェクトは、オブジェクトインスペクターに表示されない。オブジェクトに含まれる値は、ランタイムに、当該照会が実行される前に、照会プロパティーを設定するために使用される。
【0065】
図3は、抄録ベースクラスVcPropertyBag200のプロパティオブジェクトモデルを示している。VcPropertyBag200は、1つ又はそれ以上の導き出されたクラスに特有のプロパティのセットに対しコンテナの役目を果たす。VcPropertyBag200は、プロパティとそれらの値にアクセスしそれらを操作するためのインターフェースを提供する。それは又、導き出されたオブジェクトのプリパティのセットについてのタイプ情報を入手するための純粋に仮想的な方法も提供する。
【0066】
VcPropertyBag200から引き出されるのは、抄録べースクラスVcScene202、及び抄録ベースクラスVcDrawingNode204である。VcScene202はシーンのためのクラスであって、VcPropertyBag200からプロパティを継承する。VcDrawingNode204は、シーンに表示される全グラフィカルオブジェクト用の抄録ベースクラスであり、やはりVcPropertyBag200からプロパティを継承する。VcDrawingNode204は、ムーブメントをサポートしてプロパティを操作するため、スケーリングのため、及び他の標準的な編集オペレーションのための純粋に仮想的な方法のセットを提供する。導き出されたクラスは、適当なプロパティに対する編集オペレーションをマッピングすることに責任を負う。
【0067】
VcPropertyBag200は又、クラスVcProperty210のm_propertiesというプロパティのセットを有しており、このセットには、名前と計算タイプ情報m_expectedTypeを始めとして、特定オブジェクトプロパティについての全情報が含まれている。m_expectedTypeは、求められたプロパティ値のデータタイプ(例:ブール、数字、ストリング等)を記述し、オブジェクトへアクセスする経路m_pathを記憶し、そして当該プロパティに関するデザインタイム値m_designValueとランタイム値m_runtimeValueを管理する。デザインタイムは常に定数に決められるので、コンテナオブジェクトは孤立して(データ或はパラメータにリンクされずに)表示されることになる。ランタイムの値も定数である場合、この2つの値は同じ値に設定される。
【0068】
VcProperty210はプロパティの名前用の保管場所を提供するための標準的なストリングクラスであるCString212に属するm_nameプロパティを有する。VcPropertyオブジェクト210は又、VcPropertyPath214と呼ばれるm_pathプロパティのクラスも有しており、これはVcPropertyBagのプロパティのセット内だけに特有のものであるプロパティに対する識別子を記憶し、ポインターm_nextをVcPropertyPathのリンクされたリストに提供して一まとめにされたプロパティバッグをサポートする。
【0069】
VcProperty210は又、VcPropertyValue216と呼ばれるクラスに属する、プロパティm_design値も有する。VcPropertyValue216は、プロパティ(VcFunction220)にとってのデザインタイム値を表現する関数を記憶し、またユーザーにより入力された式を記憶するので、ケース感受性、スペーシング、及び他の特定項目が、ユーザーの入力に応じて表示されることになる(CString218)。
【0070】
VcFunction220は、構文解析された式エレメントのための抄録ベースクラスであり、この関数はコンテクストオブジェクトを供給することによって求められる式ツリーにとってのルートエレメントである。CString218は、ユーザーにより入力される式の保管場所を提供する標準的なストリングクラスである。
【0071】
最後に、VcPropertyオブジェクト210はまた、抄録ベースクラスVcPropertyValue222に属するm_runtime値も有する。VcPropertyValue222は、当該プロパティに対するランタイム値を表す関数を記憶し、またユーザーにより入力された式を記憶するので、ケース感受性、スペーシング、及び他の特定項目が、ユーザーの入力に応じて表示されることになる。
【0072】
これより図4に移るが、ここでは模範的バイトコードの実行を表す線図が示されている。本例では、ユーザーは関数を式の形で規定している。式は続いて構文解析されバイトコードが生成されるが、このバイトコードは所望のオペレーションを表すインストラクションのハイレベルのセットであり、ランタイムに実行されるものである。バイトコードの実行については図4に図解されている。
【0073】
図4は、模範的VcStmtCreatShapesバイトコード302の実行について示している。バイトコード302は、実行されると特定の形態をしたオブジェクトのインスタンスを作りだし、そのオブジェクに対するトークン型の名前をハッシュテーブル・ルックアップ用に記憶する。バイトコード302により生成されるオブジェクト形態を構築するための1つの模範的実行例としての疑似コードをブロック310として示している。当該オブジェクトの形態を構築するための実行疑似コードブロック310では、VcStmtCreatShape'sPerform()方法が呼び出されると、それはファクトリィオブジェクトのCreatShape()方法を呼び出して新しい形態のオブジェクトを創造し、次にそのオブジェクトに対するポインタを、コンテクストオブジェクトにより所有されているハッシュテーブルに記憶して、後刻プロパティ設定時のルックアップに備える。最後に、本方法は、その創造時に確立される形態に対する参考事項をリリースする。
【0074】
バイト符号302は、当該形態のトークン化された名前の保管場所を提供するために、標準的なCStringクラス300のメンバーであるm_objectIdプロパティを有する。バイトコード302は、シーン内で形態を創造すことに責任を負う抄録ベースクラスVcShapeFactory304のメンバーであるm_factoryプロパティを有する。VcShapeFactory304の導き出されたクラスは、形態の特定のクラスを創造し且つそれをキャンバス表示リストに加えるために、純粋に仮想的なCreatShape()方法を無効にしなければならない。
【0075】
VcShapeFactory304は、概念的なベースクラスVcShape306から導き出される形態オブジェクトのインスタンスを創造する。VcShape306は、全形態オブジェクトにとっての抄録ベースクラスである。それは、形態プロパティを設定するためのトランザクション指向の多形態インターフェースを提供する。VcShapeの導き出されたクラスは、レンダリングとヒット検知サポートを実行することに責任を持つ。
【0076】
図4はまた、抄録クラスVcStmtSetProperty320についても示しているが、これは実行されると形態プロパティの値を設定するバイトコードステートメントのための抄録クラスである。VcStmtSetProperty320の導き出されたクラスは各データタイプを表現する。抄録クラスVcStmtSetProperty320は、形態のトークン化された名前と、プロパティに独自的にアドレスするために必要なプロパティアイデンティティのセットとを記憶する。VcStmtSetProperty320は、CStringクラス322のメンバーであるプロパティm_objectIdと、クラスVcPropertyPath324のメンバーであるm_propPathプロパティとを有する。VcPropertyPath324は、プロパティの形態セット内に特有のプロパティのための識別子を記憶して、1まとめにされた形態をサポートするために、リンクされたリストVcPropertyPathにポインタm_nextを提供する。
【0077】
今度はVcStmtSetProperty320がVcStmtSetStringProperty326により継承されるが、これは、形態のプロパティの値をストリング値に設定し、且つ、形態のプロパティを設定する前にプロパティ値を求めるための抄録ストリング関数VcSftn328に対するポインターを保有している。VcSftn328は所与のコンテクストのためのストリングに対し評価を行うVcFunctionから導き出されるが、この関数は、関数の構文解析されたエレメントを保有している構文解析表現ツリーに対するルートエレメントである。
【0078】
VcStmtSetStringPropertyバイトコード326の1つの実施例を、ブロック330に示す。形態のプロパティを設定するためのこの実施例においては、VcStmtSetStringProperty's Perform()方法が呼び出されると、それはコンテクストのハッシュテーブルから当該形態を検索する。それは次に、所与の文脈を用いてストリング関数を求め、その結果をプロパティパス経由で当該形態に渡す。
【0079】
これより図5に入るが、ここではサンプル構文解析型プロパティ関数を説明する線図を示している。本例中の関数は、VcStmtSetStringProperty関数350である。関数350は、オブジェクト識別値“Text1"352を有しているが、これはクラスCstringのメンバーである。これは、設定予定のプロパティを保有する形態オブジェクトのトークン化された名前である。VcStmtSetStringProperty350は、オブジェクトText1により所有されるTextプロパティの値を、スペース記号によって分離されている付属のlast_nameからfirst_nameまでにより作り出される計算値に設定する、サンプル・バイトコード・ステートメントである。本例では、m_objectIdは目標オブジェクト“Text1"を識別するストリングを指し、m_propPathはテキストオブジェクト内に設定される予定のプロパティのアドレスを指し、m_ftnはプロパティの値に対し評価を行うストリング関数を指す。
【0080】
VcStmtSetStringPropert350は、その値がブロック354で設定されるプロパティパスを有する。最後に、VcStmtSetStringProperty350はVcSftnConcatenate関数360を実行するように指定されている。VcSftnConcatenate360は、2つのメンバーストリング関数であるm_ftn1(first_name+〃〃)とm_ftn2(last_name)の結果を連結する、VcSftnから導き出されるストリング関数である。
【0081】
ブロック360内では2つの関数が更に細かく規定される。ツリーの左枝を下って行くとVcSftnConcatenate関数362が示されている。VcSftnConcatenate362は、2つのメンバーストリング関数m_ftn1とm_ftn2を使用して、式(first_name+〃〃)の数値を求めるすることに責任を負う。ブロック362内には、2つの関数、即ちm_ref(“first_name")に記憶されている識別子の現在値を調べる責任を負うストリング関数であるVcSftnLookup関数364と、一定ストリング値を記憶する責任を負うストリング関数であるVcSftnConstant370とが追加されている。
【0082】
ルックアップ関数364の値は文字ストリング366により求められるが、これは識別子の名前、“fisrt_name"、を保管する場所を提供する標準ストリングクラスである。定関数370で値を求めると、その結果はブロック372のスペース(ストリング定数“ ”)である文字ストリングになる。
【0083】
VcSftnConcatenate関数360からツリーの右側を下っていくと、VcSftnLookup関数380が求められる。VcSftnLookup380は、m_ref(“last_name")に記憶されている識別子の現在値を調べる責任を負うストリング関数である。VcSftnLookup関数380の数値を求めると、文字ストリングになる。
【0084】
シーンからコードを生成するプロセスのオブジェクトモデルについては、図6により詳しく示す。当該シーンは、シーン内の各形態と論理エレメントのためのコードジェネレータを表す描画ノードのリストを保有する。オブジェクトVcScene400は、視認区域に表示される全グラフィカルオブジェクト用の描画層若しくはキャンバスの輪郭を定める。CreatMethod()関数は、実行されると、グラフィカルオブジェクト付きのシーンを創造して定住させる一連のバイトコード・ステートメントを生成する。これらのステートメントは、VcCGMethod410と呼ばれるオブジェクトに記憶される。
【0085】
VcScene400は、クラスVcDrawingNode402から導き出されるオブジェクトのリストm_nodesを保有している。VcDrawingNode402は、シーンのコンテンツを表現する全形態と論理ノードのための抄録ベースクラスである。VcDrawingNode402は、導き出されたクラスにおけるVcStmt実行ステートメントのリストを生成するためのインターフェースGetExecStmt()を定義する。VcDrawingNode402は、VcShapeNode404のサブクラスである。VcShapeNode404は、形態を生成するノード用の抄録ベースクラスである。VcShapeNode404の導き出されたクラスは、各タイプの形態のプロパティを構築し設定するのに必要なバイトコードステートメントを生成する。
【0086】
またVcShapeNode404は、VcDataNodeクラス406のサブクラスであるが、これは、データソースをオブジェクトのレイアウトを表すグラフィカルテンプレートに照会の各行ごとに結合させる形態ノードのクラスである。VcDataNodeにより生成されるバイトコードは、データソースにより供給される結果のセットを反復し、オブジェクトのセットを創造し、それらをアクティブなシーンに付け加える。
【0087】
VcDrawingNode402はまた、描画ノードのクラスVcLogicNode408によっても継承されるが、このクラスが今度はVcDataSource410に継承される。VcLogicNode408は、形態ノードとユーザーの間の関係を定義するバイトコードを生成する描画ノードのクラスである。VcDataScouce410は、データの抄録ソースを表現する論理ノードのクラスである。導き出されるクラスは、レイアウト中のグラフィックを生成するために、データノードにより使用されるデータの表になるバイトコードを生成することに責任を負う。
【0088】
VcDataNode406は、VcDataSource410のインスタンスを保有する。VcDataSource410は、クラスVcQueryDataSource412に継承される。VcQueryDataSource412は、照会インスタンスを構築し、ランタイムパラメータに取って代わり、照会を実行するバイトコードを生成するために、照会オブジェクトと対話をすることに責任を持つ。
【0089】
次にVcQueryDataSource412は、列とパラメータの名前とタイプを始めとする、SQL照会についての情報を記憶する、VcQuery414のメンバーである照会オブジェクトm_queryを指す。またVcQueryオブジェクト414は、VcColumnクラス416に記憶されている列のセットと、VcParameterクラス417に記憶されているパラメータのセットとを有する。VcColumn416は、データベースから検索されるデータの列についての情報を記憶するので、バイトコード実行ステートメントにより使用されるコンテクストオブジェクトにより照会することができる。VcParameter417は、SQL選択ステートメントに対する引数の役をする名前の付けられた位置ホルダオブジェクトを表している。SQLステートメントが実行される時にはその前に、パラメータは、パラメータのランタイム値に置き換えられる。
【0090】
VcSceneオブジェクト400は、そのCreatMehtod()メンバー関数が呼び出されると、クラスVcCGMethod410のインスタンスを生成する。このVcCGMethod410は、抄録ベースクラスVcStmt420に属するオブジェクトのセットを有する。VcStmt420は、全バイトコードステートメント用の抄録ベースクラスである。その完全に仮想的な方法Perform()は、導き出される全クラスにより実行されるべき実行インターフェースを定義する。VcStmt抄録ベースクラス420は、422、424、426、428、430を始めとする多数のバイトコードステートメントにより継承される。VcStmtCreatShape422は、実行されると特定の形態オブジェクトのインスタンスを創造するバイトコードステートメントである。ステートメント422は、ハッシュテーブル・ルックアップのために、オブジェクトのトークン化された名前を記憶する。VcStmtCreatQuery424は、実行されると特定の照会オブジェクトのインスタンスを創造するバイトコードステートメントである。VcStmtBeginProperties426は、そのプロパティが設定される予定の形態インスタンスを通知するバイトコードステートメントである。VcStmtSetProperty428は、実行されると形態のプロパティの値を設定するバイトコードステートメント用の抄録クラスである。導き出されるクラスは、形態のトークン化された名前と当該プロパティを独自的にアドレスするのに必要とされるプロパティIDのセットを記憶する各データタイプを表す。最後に、VcStmtEndProperties430は、そのプロパティに対する変更が完了しており、2つ以上のプロパティに依存する何れの計算をも実行できることを、形態インスタンスに通知するバイトコードステートメントである。
【0091】
コード実行処理のオブジェクトモデルは、図4に示すオブジェクトモデルと同様のものである。簡単に言うと、VcStmtCreatShapeバイトコードは、実行されると、ハッシュルックアップテーブルのオブジェクト用にトークン化された名前を記録し、特定の形態を呈するオブジェクトのインスタンスを創造する。VcStmtCreatShapeバイトコードステートメントは、シーン内に形態を創造することに責任を持つVcShapeFactory抄録ベースクラスから導き出されたファクトリィオブジェクトを保有する。更に、VcStmtSetProperty抄録クラスは、形態のトークン化された名前と当該プロパティを独自的にアドレスするのに必要とされるプロパティIDのセットとを記憶する。VcStmtSetStringPropertyバイトコードステートメントは、ストリング値に対する形態プロパティの値を設定するが、形態のプロパティを設定する前にプロパティ値を求めるための抄録ストリング関数に対するポインタを保有する。
【0092】
これより図7に入るが、プロパティシート入力プロセス440について説明する。プロパティシートの使用に際して、ユーザーはある式を入力する(ステップ440)。その式は次に構文解析され(ステップ444)、有効性がチェックされる(ステップ446)。当該式が無効の場合には、必要なデザイン値を使用してランタイム値をクリアするよう処置され(ステップ448)、エラーメッセージが表示される(ステップ450)。そうではなく当該式が有効である場合には、関数を創造してその関数をランタイム値として記憶する処置がとられる(ステプ452)。次に、その関数が一定であるかどうかを確定し(ステップ454)、もしそうであるなら、関数のクローンを作りデザインタイム値をそれに替えて記憶する(ステップ456)。
【0093】
次に、バイトコードについてのランタイム実行可能コードを保有するバイトコード実行画像を無効にする処理が行われる(ステップ458)。次に、ランタイムディスプレイを自動的に更新する必要があるかどうかをチェックする(ステップ460)。更新が必要であるなら、バイトコードが生成され(ステップ470)、実行される(ステップ472)。ステップ460又はステップ472から出て処理は終了する(ステップ474)。
【0094】
次に図8に移るが、ここではオブジェクトを目に見えるように操ることについてのプロセス820を詳しく説明する。先ずどのオブジェクトプロパティをどの変更された属性にマッピングするのかを確定する(ステップ822)。次に、新しい属性値を表すために定数関数が創造されるが、この値は次にランタイムプロパティ値とデザインタイムプロパティ値として記憶される(ステップ824)。バイトコード実行画像は、ここで無効とされる(ステップ826)。次に、ランタイムディスプレイを自動的に更新する必要があるかどうかを確定する(ステップ828)。もし必要であれば、バイトコードが生成される(ステップ830)。ステップ830については、図9により詳細を示す。ステップ830に続いてバイトコードが実行される(ステップ832)。ステップ832については、図11により詳細を示す。ステップ828又はステップ832から出て処理は終了する(ステップ834)。
【0095】
次に図9に入るが、ここではバイトコードを生成するプロセス600について示す。先ず、事前に記憶されたアプリケーションリソースを入力値とみなし(ステップ602)、第1シーンを入手する(ステップ604)。次に当該シーン中の第1ノードを入手する(ステップ606)。次に、そのノード用のバイトコード実行ステートメントを検索する(ステップ608)。このステップについては、図10により詳しく示す。ステップ608に続いて、ノードを追加して処理する必要があるかどうかを確定し(ステップ610)、必要があれば、ステップ608にループバックする前に次のノードを入手する(ステップ612)。
【0096】
全ノードの処理が済むと、VcCGMethodを創造して、当該シーンに関連するステートメントを記憶する(ステップ614)。次に、他にもまだ処理する必要のあるシーンがあるかどうかを確定する(ステップ616)。もしあれば、次のシーンを入手して(ステップ618)から、ステップ606までループバックし、バイトコード生成プロセスを継続する。全シーンの処理が済むと、バイト符号実行画像を生成し(ステップ620)て、本プロセスは終了する(ステップ622)。
【0097】
次に図10について説明するが、ここではオブジェクトノードについてのバイトコード実行ステートメントを入手するためのプロセス630を示す。先ずノードタイプを確認する(ステップ632)。ノードが形態なら、形態創造ステートメントを生成し(ステップ634)、同様にプロパティ捕捉を開始するためのステートメントを生成する(ステップ636)。次に、ステップ638−644で検索された各プロパティを設定するためのステートメントを生成する。最後に、当該プロパティをコミットするためのステートメントを創造する(ステップ646)。
【0098】
一方、ノードが照会データソースである場合には、照会を入手して、パラメータ化されたSQLステートメントを生成する(ステップ648)。次に照合可能な識別子として使用される列名を確定する(ステプ650)。次に、照会を作り上げるためにステートメントを創造する(ステップ652)。次に、ステップ654−660で、各照会パラメータを設定する1つ又はそれ以上のステートメントを創造する。最後に、照会を実行するステートメントを創造する(ステップ662)。ステップ646又はステップ662から出て処理は終了する(ステップ664)。
【0099】
これより図11に移るが、ここではバイトコードを実行するためのプロセス666を示す。先ず、実行コンテクストが創造される(ステップ668)。次に、VcCGMethodPerform()方法を呼び出す(ステップ670)。当該ステートメントが検索される(ステップ672)。次に、当該ステートメントが分類される(ステップ674)。ステップ674に続いて、VcStmtCreatShapeステートメントに出会うと、新しい形態を生成し(ステップ676)、その形態をコンテクストハッシュテーブルにトークン化された名前を使用して記憶する(ステップ678)。ステップ674に続いて、VcStmtBeginPropertiesステートメントに出会うと、形態情報をハッシュテーブルで調べる(ステップ680)。次に、形態のOnPropertiesBegin()方法を呼び出す(ステップ682)。VcStmtSetPropertyステートメントに出会うと、形態情報をハッシュテーブルで調べる(ステップ684)。次に、その値をプロパティに割り当てるために形態のSetProperty()方法を呼び出す前に、プロパティ式を求める(ステップ686)。VcStmtEndPropertiesステートメントに出会うと、形態情報をハッシュテーブルで調べる(ステップ690)。次に、形態のOnPropertiesEnd()方法を呼び出す(ステップ692)。次に、当該形態は初期化され(ステップ694)て、キャンバス・ディスプレイリストに付け加えられる(ステップ696)。
【0100】
ステップ678、682、688又は696に続いて、ステートメントを追加して実行する必要があるかどうかをチェック(ステップ698)して、必要があれば、ステップ674へとループバックする前に、次のステートメントを入手する(ステップ800)。
【0101】
ステップ698に続いて、実行コンテクストを削除し(ステップ802)、キャンバスを新しくする(ステップ804)。最後に、処理は終了する(ステップ806)。
【0102】
グラフ編集システムを説明する図解を図12に示す。シーングラフ480はアプリケーションの階層を表現している。シーングラフ480中の各エレメントはノードと呼ばれ、バイトコードの生成に際してこのノードが使用される。更に、2つのデータの画面482と484を示している。画面482は、2つのデータセットから検索されたデータを示すレイアウト(マップ)である。
【0103】
484の画面では、データポイントは単一画像485として表示してもよく、図12では強調表示されている。画像485は、位置ホルダ画像付きのデザインモードで示されている。画像485に関連する属性はウインドウ486に示される。各データエレメントは自身の描画ウインドウを有しているのでユーザーは何れのデータエレメントでも編集することができる。このように、グラフはデータポイントに配置されるので、グラフはデータポイント内に存在することになる。
【0104】
図12の編集システムを使えば、ユーザーは、それが次にグラフ自身の中にネストされるデータポイント内にグラフを輪郭付けすることができるようになるので、図12の編集システムは、孔を開けて掘り下げ、より詳しく見る方法を提供しているといえる。このように、詳細さのレベルを変えながらシーンを示すために使用される場合には、ユーザーがドットにズームするとそれはグラフに変り、ユーザーがグラフにズームすると、そのデータポイントは追加的なグラフになってユーザーがより詳細なものをみるために孔を掘り下げることができるようになっている。グラフ編集システムは、単一データポイントの表現と、親シーン自身と同じ程度に普遍的にもなるデータポイント用のあらゆる任意の表現とを編集する便宜的方法を提供する。
【0105】
ワームホールの数学について次に説明する。ワームホールは、ユーザーが1つのシーンのウインドウを通して別のシーンを覗けるようにする特別なオブジェクトである。図13は、この効果を図解し、目標シーンに合わせて複合ズーム係数がどのように計算されるのかについて示している。
【0106】
図13は、ワームホールを示しているが、これはハイパーリンクの1つの型式であって、ユーザーに、ハイパーリンクを介してコンテクストの情報を渡すと同時に、ハイパーリンクを介して反対側を見せるようにしている。ハイパーリンクの反対側が観察できるので、この反対側はユーザーにとって「透けている」ことになる。図13では、ワームホール490は、第1シーン492から第2シーン494へのウインドウとして示されている。従来型のハイパーリンクがステートレスであるのに対し、ワームホール490は、ステート情報を提供する。ユーザー位置491からの、第1シーン492に対する第1高度(elev1)496と第2シーン494に対する第2高度(elev2)との間の関係は、以下の式で表される。
Figure 0004177531
本例では、ズーム係数はそれぞれ倍率係数を表す。又、ズーム係数は関係する高度パラメータに関して逆比例する値である。例えば、100%のズーム係数では、高度パラメータは1となるが、一方ズームウインドウが200%の場合には、高度パラメータは0.5となる。
【0107】
ワームホールウインドウは、シーンに対して定義されているパラメータの値を設定する。ワームホールウインドウは又、目標シーンを拡大することのできるあるタイプのレンズとしての役割も果たす。ワームホールの目標シーンは、同じシーンを反復的に表示するためには、ソースシーンと同じであってよい。ワームホールに適用される増加するズーム係数は、データの密集域の混乱状態を低減するために、或は倍率を追加して詳細さのレベルを増やすために利用できるので、これは格別有用である。ワームホールは反復限界を定義するパラメータを有するので、反復が無限に続くことはない。
【0108】
ユーザーは、より多くの情報を求めて「穴を開ける」ために、そしてまたオブジェクトを目標シーンで「起動させる」ために、ワームホールを抜けてジャンプすることができる。これにより、ズーム率増大の影響が排除されるだけでなく、第1シーンのオブジェクトに使用されるメモリーも開放される。ユーザーがマウスを使用して、ワールドをナビゲートし、オブジェクトと対話すると、通知イベントが生成されて、これが動作をトリガすることになる。動作は、デザインタイムにディベロッパにより決められており、次の2つのオプション段階(順番通り)、即ち、シーン及び/又はグローバルパラメータの値を設定する段階と、活動を実行する段階とから成る。
【0109】
ワームホールは、オブジェクトインスペクターのリストに掲載されているSceneParametersオブジェクトを介してシーンパラメータの値について制御を行う。SceneParametersオブジェクトは、ワームホールの子オブジェクトであり、各パラメータに関するプロパティを保有している。目標シーンがパラメータ化されていなければ、SceneParametersオブジェクトは、オブジェクトインスペクターに表示されない。この値は、オブジェクトに保有され、ランタイムにシーンのプロパティを設定するために使用される。
【0110】
3タイプのパラメータが照会のランタイム値を駆動し、更に種々のユーザーコンテクスト変数、即ちグローバルパラメータ、シーンパラメータ、照会パラメータのモニターと制御をも行う。グローバルパラメータは、ランタイムのユーザーに、コンテナアプリケーションとして設定又はモニターされるべきプロパティとして提示される。更に、組み込み型グローバルパラメータ、即ち、UserX(ユーザーの中心からの現在の横方向オフセットをインチ幅で追跡又は設定する)、UserY(ユーザーの中心からの現在の縦方向オフセットをインチ幅で追跡又は設定する)、UserZoom(ユーザーの現在のズーム(倍率)レベルを追跡又は設定する)、及びUserClass(ユーザーのプロファイルクラス名を保有する)を利用することもできる。
【0111】
照会パラメータは、照会が実行される前にデータソースにより設定される。シーンパラメータはワームホール又はイベント行為により設定される。それらは、次の属性、即ち、
名前−パラメータ識別子
データタイプ−値タイプ
ディスクリプション−内部での文書利用に入手可能
デフォルト値−ワームホールのSceneParameters子オブジェクト又はイベント行為により設定されない場合に使用される値。デフォルト値が入手できなければシーンは見ることができない。
を有する。
【0112】
ユーザークラスは、バーチャルワールドの動作又は外見をユーザーのアイデンティティに基づいてカスタマイズするために使用することができる。例えば、売上予測に対するワームホールは販売職員と管理職社員にしか見えないようにするとか、病院の間取り図のレイアウトでは、管理者向けには空きベッドを強調表示するのに対し、心臓専門医向けには心臓病患者のベッドを強調表示するなどしてもよい。全ての新しいワールドのデフォルトユーザークラスは「匿名」である。
【0113】
ワールドにとっての現在のユーザークラスは、UserClassグローバルパラメータに記憶される。プロパティ値或はイベント方法は、UserClass変数がclass_nameユーザークラスのメンバーであるかどうか次第で、真の値か偽の値を戻すIsUser(class_name)プロパティ関数を使用することにより、現在のユーザークラスに基づくものとなる。標準的なブール式は、直接比較用又は表示用のUserClassパラメータも保有できる。
【0114】
ユーザークラスは、クラスを更に精製するためにサブクラスに分けられる。ある1つのクラスのユーザーサブクラスは、別のクラスのサブクラスであってもよいので、その結果、ユーザークラスは柔軟で多数の継承性を持つ階層となる。あるユーザークラスがユーザーによって削除されても、2つ以上の他のユーザークラスのサブクラスとして存在する場合、ユーザーはユーザークラスの全出現を消去するか否か、或は選択されたインスタンスだけを消去するかを問われることになる。
【0115】
これより図14について説明するが、ここではワームホールのオブジェクトモデルがより詳しく示されている。VcSceneクラス500は、視認域に表示される全グラフィカルオブジェクトに対する描画層(キャンバス)の輪郭を定める。VcScene500は、シーン内に含まれているノードのプロパティによって参照されるパラメータのセットを提供する。当該シーンがレンダーされる前に、各パラメータは設定されねばならず、同様のやり方で、関数に対する引数は関数が呼び出される前に設定されねばならない。次に、ワームホール設定ノードは、ワームホールを通してシーンが見えると、計算された設定を各シーンパラメータに供給する。
【0116】
VcSceneクラス500は、VcParameterクラス502のメンバーであるプロパティと、VcDrawingNodeベースクラス504から導き出されたノードのリストを有する。VcParameter502は、名前とデータタイプを始めとするシーンパラメータについての情報を記憶し、一方VcDrawingNode504は、シーンのコンテンツを表現する全形態及び論理ノードのための抄録ベースクラスである。VcDrawingNode504は、一定でも計算されてもよいプロパティを保有する。計算されたプロパティは1つ又はそれ以上のシーンパラメータに依存する。
【0117】
VcDrawingNode抄録ベースクラス504は、今度はVcShapeNode506に継承されるが、これは更にVcWormhoeNode508に継承される。VcShapeNode506は、全視認ノードタイプ用の抄録ベースクラスである。VcShapeNode506の導き出されたクラスは、形態の各タイプの特定の属性及び動作を実行する。VcWormholeNode508は、別のシーンにリンクするシーンの形態ノードのクラスである。それは、シーンがレンダーされる前に全シーンパラメータの値を設定するための設定用ノードに対するポインタを保有している。
【0118】
VcWormholeNode508は、VcWormholeSettingNode512クラスのメンバーであるm_sceneParameterSettingsプロパティを有する。VcWormholeSettingNode512は、接続シーンのパラメータ毎にワームホール特定の設定を保持する論理ノードのクラスである。これらの設定は、数値を計算されて、シーンがワームホールにレンダーされる前に当該シーンに渡される。
【0119】
VcWormholeSettingNode512も又VcLogicNode510から導き出されるが、このVcLogicNode510はVcDrawingNode504から導き出されるものである。VcLogicNode51は、形態ノードとユーザーの間の関係を定義するノードのための抄録ベースクラスである。
【0120】
図15及び16は、模範的なワームホールの使い方を示している。図15には4つのワームホール、即ち、ポートフォリオリスク管理ワームホール700、市場データワームホール710、考慮中の投資ワームホール720、ファーストコールアナリスト推薦ワームホール730が示されている。ポートフォリオリスク管理ワームホール700は、当該シーンの第3レベル画面を表示する3つの詳細なワームホール702、704、706とチャート708を示している。この3つの詳細なワームホール702、704、706は各々、3種類の別個のファンド又はポートフォリオに関連する金融動向を示す。その上、ある1つのファンド又はポートフォリオを代表する1つのワームホールから生じる所与のシーンの画面は、別のファンドを代表する別のワームホールから生じる同じシーンの画面とは異なる。このようなわけで、例えば、ポートフォリオリスク管理ワームホール700に穴を開け、ファンド702、704、706の1つを通って更に特定のポートフォリオ内の会社に行き当たるまで穴を掘り下げてゆけば、コンテクスト情報は穴を開ける都度累積されていくので、当該会社の最終的な画面は特定のファンド又はポートフォリオに対する関係で生成されることになる。その情報にはそのファンドにより保有される会社の株式の量や、会社の株主である期間、その他が含まれる。
【0121】
図16の各ワームホールに表現されているシーンは、関数に対する引数に類似した方法で、company_IDでパラメータ化される。本例では、シーンそれ自体がユーザーが何の会社を見ているかを特定する引数を有しており、当該シーンは従ってカスタマイズされる。従って、ユーザーがこれらのワームホールの何れかを通して見るときには、シーンはユーザーが見ている特定のワームホール独自の姿をしているので、そのシーンは違って見える。
【0122】
先に述べたように、本システムは、プログラミングの専門知識無しでも、データをダイナミックに見ることができるようにしている。ユーザーは、このようにして、データに近づくことができるので、アプリケーション開発時間が短縮される。ユーザーインターフェースは、情報豊富なデータベースに関して、そしてデータ保管とデシジョンサポートのようなアプリケーションに関して素早く容易に創造できる。更に、従来型のフォームベース若しくはレポートベースのアプリケーションについてまわる制限は回避される。
【0123】
その上、ここに説明した技法は、ハードウェア又はソフトウェアで実行してもよいし、或は両方を組み合わせて実行してもよい。この技法は、1台毎にプロセッサと、プロセッサが読み込み可能な記憶媒体(揮発性、非揮発性メモリ及び/又は記憶エレメントを含む)と、適切な入出力装置とを含んでいる、プログラム可能なコンピュータ上で実行するコンピュータプログラムで実行するのが望ましい。プログラムコードは、入力機器を使用して入力されるデータに適用され、説明済みの関数を実行し、出力情報を生成する。出力情報は、1つ又はそれ以上の出力装置に適用される。
【0124】
各プログラムは、コンピュータシステムと通信するために、高レベルの手順言語又はオブジェクト指向プログラム言語で実行することが望ましい。しかしながら、本プログラムは、必要に応じアッセンブリ言語若しくは機械言語で実行することもできる。何れの場合でも、言語はコンパイル又は翻訳された言語である。
【0125】
このような各コンピュータプログラムは、上記手続きを実行するためにコンピューターが読み込めば構成、作動できるような、汎用或は特殊用途のプログラム可能なコンピュータが読み出すことのできる記憶媒体若しくは記憶装置(例;CD−ROM、ハードディスク、又は磁気ディスケット)に記憶されることが望ましい。本システムはまた、コンピュータープログラムにより構成された、コンピュータが読み出し可能な記憶媒体としても実行できるが、その場合には、そのように構成された記憶媒体がコンピュータを特定且つ事前に指定された方法で作動させることになる。
【0126】
他の実施例は、先の請求項の範囲にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つ又はそれ以上のワールドを編集するための、多文書インタフェースである。
【図2】オブジェクトインスペクターを示す図である。
【図3】アブストラクトベースクラスVcPropertyBagのプロパティオブジェクトモデルを示す線図である。
【図4】2バイトコード実行クラスである、VCStmtCreatShape及びVcStmtSetPropertyを示す線図である。
【図5】サンプル構文解析型プロパティ関数を示す線図である。
【図6】シーンからのコード生成プロセスのオブジェクトモデルを示す線図である。
【図7】プロパティシート入力プロセスを示すフローチャートである。
【図8】オブジェクトを目に見えるように操作するためのプロセスを示すフローチャートである。
【図9】バイトコード生成用のプロセスを示すフローチャートである。
【図10】ノード向けのバイトコード実行ステートメントを入手するためのプロセスを示すフローチャートである。
【図11】バイトコードを実行するためのプロセスを示すフローチャートである。
【図12】グラフ編集システムを示す線図である。
【図13】ワームホールを示す図である。
【図14】ワームホールのオブジェクトモデルを示す線図である。
【図15】ワームホール使用法の1例を示す図である。
【図16】ワームホール使用法の別の例を示す図である。
【符号の説明】
10 ワールドマネジャーウインドウ
12,14,16,40 コントロールバー
18 ツリーコントロール
20 プロジェクト作業空間
22 エディタウインドウ
24 出力ウインドウ
30 オブジェクトインスペクター
100 名前列
110 プロパティ列
112,114,116,118,120,122,124,126 プロパティ
200 VcPropertyBag
202,400,500 VcScene
204,402,504 VcDrawingNode
210 VcProperty
212,218,300,322 CString
214,324 VcPropertyPath
216,222 VcPropertyValue
220 VcFunction
302 バイトコード
304 VcShapeFactory
306 VcShape
310 疑似コードブロック
320 VcStmtSetProperty
326 VcStmtSetStringProperty
328 VcSftn
330 326のバイトコード
350 VcStmtSetStringProperty関数
352 テキスト1
354 350のプロパティ経路値
360,362 VcSftnConcatenate
364,380 VcSftnLookup関数
366,372 文字列
370 VcSftnConcatenate関数
404,506 VcShapeNode
406 VcDataNode
408,510 VcLogicNode
410 VcCGMethod,VcDataSource
412 VcQueryDataSource
414 VcQuery
416 VcColumn
417,502 VcParameter
420 VcStmt
422,424,426,428,430 バイトコードステートメント
480 シーングラフ
482,484 画面
485 画像
486 ウインドウ
490、702、704、706 ワームホール
492,494 シーン
496,498 高度
508 VcWormholeNode
512 VcWormholeSettingNode
700 ポートフォリオリスク管理ワームホール
708 チャート
710 市場データワームホール
720 考慮中の投資ワームホール
730 ファーストコールアナリスト推薦ワームホール

Claims (8)

  1. 各々のオブジェクトが、そのオブジェクトに関連してコードを生成し得るオブジェクトである、1つまたは複数のオブジェクトの階層表示であるシーングラフとしてあらわされたアプリケーションを、コンピュータにより実行するための方法であって、
    前記コンピュータにより、前記シーングラフの階層を辿るステップと、
    前記コンピュータにより、前記シーングラフの各々のオブジェクトに関連付けられたバイト・コードを検索するステップと、
    前記コンピュータにより、前記各オブジェクトを、形状タイプ・オブジェクトを含む複数のタイプの1つとして特徴付け、形状タイプ・オブジェクトである場合、形状創造ステートメントを生成するステップと、
    前記コンピュータにより、前記シーンの一部として前記バイトコードを保存するステップと、
    前記コンピュータにより、前記シーンのバイト・コード実行イメージを生成するステップと、
    前記コンピュータにより、前記バイト・コード実行イメージを実行エンジンに提供し、前記バイト・コード中の各ステートメントを実行するステップと、
    前記コンピュータにより、前記各ステートメントが形状創造ステートメントかどうか判断し、もしそうなら、形状を作成するステップと、
    前記コンピュータにより、トークン化された形状名を用いて、コンテキスト・ハッシュ・テーブル中に、前記形状を保持するステップを有する、
    方法。
  2. 前記ステートメントが、プロパティ開始ステートメントかどうか判断するステップと、
    もしプロパティ開始ステートメントであるなら、前記コンテキスト・ハッシュ・テーブル中で形状を検索するステップと、前記形状に関連付けられた開始メソッドを実行するステップをさらに有する、請求項1の方法。
  3. 前記ステートメントが、セット・プロパティ・ステートメントかどうか判断するステップと、
    もしセット・プロパティ・ステートメントであるなら、前記コンテキスト・ハッシュ・テーブル中で形状を検索するステップと、前記形状に関連付けられたプロパティ表現を評価するステップと、該プロパティに値を割り当てるステップをさらに有する、請求項1の方法。
  4. 前記ステートメントが、プロパティ終了ステートメントかどうか判断するステップと、
    もしプロパティ終了ステートメントであるなら、前記コンテキスト・ハッシュ・テーブル中で形状を検索するステップと、前記形状に関連付けられたプロパティ終了メソッドを実行して前記プロパティをコミットするステップと、前記形状を初期化するステップと、前記形状を表示リストに追加するステップをさらに有する、請求項1の方法。
  5. 各々のオブジェクトが、そのオブジェクトに関連してコードを生成し得るオブジェクトである、1つまたは複数のオブジェクトの階層表示であるシーングラフとしてあらわされたアプリケーションを、コンピュータにより実行するためのシステムであって、
    前記シーングラフの階層を辿る手段と、
    前記シーングラフの各々のオブジェクトに関連付けられたバイト・コードを検索する手段と、
    前記各オブジェクトを、形状タイプ・オブジェクトを含む複数のタイプの1つとして特徴付け、形状タイプ・オブジェクトである場合、形状作成ステートメントを生成する手段と、
    前記シーンの一部として前記バイトコードを保存する手段と、
    前記シーンのバイト・コード実行イメージを生成する手段と、
    前記バイト・コード実行イメージを実行エンジンに提供し、前記バイト・コード中の各ステートメントを実行する手段と、
    前記各ステートメントが形状作成ステートメントかどうか判断し、もしそうなら、形状を作成する手段と、
    トークン化された形状名を用いて、コンテキスト・ハッシュ・テーブル中に、前記形状を保持する手段を有する、
    システム。
  6. 前記ステートメントが、プロパティ開始ステートメントかどうか判断する手段と、
    もしプロパティ開始ステートメントであるなら、前記コンテキスト・ハッシュ・テーブル中で形状を検索し、前記形状に関連付けられた開始メソッドを実行する手段をさらに有する、請求項5のシステム。
  7. 前記ステートメントが、セット・プロパティ・ステートメントかどうか判断する手段と、
    もしセット・プロパティ・ステートメントであるなら、前記コンテキスト・ハッシュ・テーブル中で形状を検索し、前記形状に関連付けられたプロパティ表現を評価し、該プロパティに値を割り当てる手段をさらに有する、請求項5のシステム。
  8. 前記ステートメントが、プロパティ終了ステートメントかどうか判断する手段と、
    もしプロパティ終了ステートメントであるなら、前記コンテキスト・ハッシュ・テーブル中で形状を検索し、前記形状に関連付けられたプロパティ終了メソッドを実行して前記プロパティをコミットし、前記形状を初期化し、前記形状を表示リストに追加する手段をさらに有する、請求項5のシステム。
JP27981299A 1998-08-25 1999-08-25 ダイナミックオブジェクト視覚化及びコード発生 Expired - Fee Related JP4177531B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/139,807 US6263339B1 (en) 1998-08-25 1998-08-25 Dynamic object visualization and code generation
US09/139807 1998-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000112998A JP2000112998A (ja) 2000-04-21
JP4177531B2 true JP4177531B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=22488377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27981299A Expired - Fee Related JP4177531B2 (ja) 1998-08-25 1999-08-25 ダイナミックオブジェクト視覚化及びコード発生

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6263339B1 (ja)
EP (1) EP0982670A3 (ja)
JP (1) JP4177531B2 (ja)
AU (1) AU768387B2 (ja)
BR (1) BR9904072A (ja)

Families Citing this family (135)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6915301B2 (en) * 1998-08-25 2005-07-05 International Business Machines Corporation Dynamic object properties
US6810522B2 (en) * 1998-10-07 2004-10-26 Invensys Systems, Inc. Method and system for associating parameters of containers and contained objects
CA2256931A1 (en) * 1998-12-23 2000-06-23 Robert Weisz Source editing in a graphical hierarchical environment
JP3645723B2 (ja) * 1998-12-25 2005-05-11 日本電気株式会社 編集内容の自動置換機能付き交換サービス開発支援システム
US6385763B1 (en) * 1998-12-29 2002-05-07 At&T Corp. Methodology for mapping use cases to operations for operational profile development
US6970925B1 (en) * 1999-02-03 2005-11-29 William H. Gates, III Method and system for property notification
US6336211B1 (en) * 1999-05-20 2002-01-01 Xilinx, Inc. Method and apparatus for implementing type-safe heterogeneous property lists
US6700590B1 (en) * 1999-11-01 2004-03-02 Indx Software Corporation System and method for retrieving and presenting data using class-based component and view model
US6701306B1 (en) * 2000-03-15 2004-03-02 Cadence Design Systems, Inc. Methods and apparatus for manipulating polygons in a multidimensional space
CA2402543C (en) * 2000-03-17 2010-10-26 Vizible.Com Inc. A three dimensional spatial user interface
US7743074B1 (en) * 2000-04-05 2010-06-22 Microsoft Corporation Context aware systems and methods utilizing hierarchical tree structures
US7139768B1 (en) * 2000-05-04 2006-11-21 Unisys Corporation OLE DB data access system with schema modification features
US10878178B2 (en) * 2000-06-07 2020-12-29 Pt 291, Llc Modifying web pages to be served by computer server system
US6980996B1 (en) * 2000-06-28 2005-12-27 Cisco Technology, Inc. Generic command interface for multiple executable routines having character-based command tree
US7047526B1 (en) * 2000-06-28 2006-05-16 Cisco Technology, Inc. Generic command interface for multiple executable routines
US6938260B1 (en) * 2000-07-14 2005-08-30 International Business Machines Corporation Complex data navigation, manipulation and presentation support for visualage Java
US7568152B1 (en) * 2000-07-14 2009-07-28 International Business Machines Corporation Text file interface support in an object oriented application
US7086067B1 (en) 2000-07-14 2006-08-01 International Business Machines Corporation Dynamic Java bean for VisualAge for Java
US8103496B1 (en) 2000-10-26 2012-01-24 Cypress Semicondutor Corporation Breakpoint control in an in-circuit emulation system
US8149048B1 (en) 2000-10-26 2012-04-03 Cypress Semiconductor Corporation Apparatus and method for programmable power management in a programmable analog circuit block
US8176296B2 (en) 2000-10-26 2012-05-08 Cypress Semiconductor Corporation Programmable microcontroller architecture
US6724220B1 (en) 2000-10-26 2004-04-20 Cyress Semiconductor Corporation Programmable microcontroller architecture (mixed analog/digital)
US7765095B1 (en) 2000-10-26 2010-07-27 Cypress Semiconductor Corporation Conditional branching in an in-circuit emulation system
US7246344B1 (en) * 2000-12-11 2007-07-17 Microsoft Corporation Drag and drop stateless data class specification and programming
US7493565B2 (en) * 2000-12-22 2009-02-17 Microsoft Corporation Environment-interactive context-aware devices and methods
US7739298B1 (en) * 2001-01-26 2010-06-15 Apple Inc. Using a calculation expression to define and control access rights for records in a database
US6748392B1 (en) * 2001-03-06 2004-06-08 Microsoft Corporation System and method for segmented evaluation of database queries
US7099868B1 (en) * 2001-03-30 2006-08-29 Unisys Corporation State management for a step architecture
US8035612B2 (en) 2002-05-28 2011-10-11 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Self-contained interactive video display system
US7259747B2 (en) 2001-06-05 2007-08-21 Reactrix Systems, Inc. Interactive video display system
US8300042B2 (en) 2001-06-05 2012-10-30 Microsoft Corporation Interactive video display system using strobed light
SE0102648A0 (sv) * 2001-08-02 2003-03-06 Lars Höidahl Arrangemang att utföra objekt-orienterad programmering
US7406674B1 (en) 2001-10-24 2008-07-29 Cypress Semiconductor Corporation Method and apparatus for generating microcontroller configuration information
US8078970B1 (en) 2001-11-09 2011-12-13 Cypress Semiconductor Corporation Graphical user interface with user-selectable list-box
US7526422B1 (en) 2001-11-13 2009-04-28 Cypress Semiconductor Corporation System and a method for checking lock-step consistency between an in circuit emulation and a microcontroller
US8042093B1 (en) 2001-11-15 2011-10-18 Cypress Semiconductor Corporation System providing automatic source code generation for personalization and parameterization of user modules
US7844437B1 (en) 2001-11-19 2010-11-30 Cypress Semiconductor Corporation System and method for performing next placements and pruning of disallowed placements for programming an integrated circuit
US6971004B1 (en) 2001-11-19 2005-11-29 Cypress Semiconductor Corp. System and method of dynamically reconfiguring a programmable integrated circuit
US7774190B1 (en) 2001-11-19 2010-08-10 Cypress Semiconductor Corporation Sleep and stall in an in-circuit emulation system
US7770113B1 (en) 2001-11-19 2010-08-03 Cypress Semiconductor Corporation System and method for dynamically generating a configuration datasheet
US6715132B1 (en) * 2001-11-19 2004-03-30 Cypress Semiconductor Corporation Datasheet browsing and creation with data-driven datasheet tabs within a microcontroller design tool
US8069405B1 (en) 2001-11-19 2011-11-29 Cypress Semiconductor Corporation User interface for efficiently browsing an electronic document using data-driven tabs
US8103497B1 (en) 2002-03-28 2012-01-24 Cypress Semiconductor Corporation External interface for event architecture
US7308608B1 (en) 2002-05-01 2007-12-11 Cypress Semiconductor Corporation Reconfigurable testing system and method
US7348963B2 (en) * 2002-05-28 2008-03-25 Reactrix Systems, Inc. Interactive video display system
US7710391B2 (en) 2002-05-28 2010-05-04 Matthew Bell Processing an image utilizing a spatially varying pattern
US20040010793A1 (en) * 2002-07-12 2004-01-15 Wallace Michael W. Method and system for flexible time-based control of application appearance and behavior
US7231630B2 (en) * 2002-07-12 2007-06-12 Ensequence Inc. Method and system automatic control of graphical computer application appearance and execution
US7761845B1 (en) 2002-09-09 2010-07-20 Cypress Semiconductor Corporation Method for parameterizing a user module
US20040075684A1 (en) * 2002-10-21 2004-04-22 Paul Chater System, method and computer program product for constructing and managing CAD data in cooperative engineering environments
AU2003301043A1 (en) 2002-12-13 2004-07-09 Reactrix Systems Interactive directed light/sound system
US7331042B2 (en) * 2002-12-21 2008-02-12 International Business Machines Corporation Fault-tolerant dynamic editing of GUI display and source code
US7466315B2 (en) 2003-03-27 2008-12-16 Microsoft Corporation Visual and scene graph interfaces
US7126606B2 (en) 2003-03-27 2006-10-24 Microsoft Corporation Visual and scene graph interfaces
US7533347B2 (en) * 2003-08-13 2009-05-12 National Instruments Corporation Creating a graphical user interface for selected parameters of a graphical program
US7401104B2 (en) 2003-08-21 2008-07-15 Microsoft Corporation Systems and methods for synchronizing computer systems through an intermediary file system share or device
US7590643B2 (en) 2003-08-21 2009-09-15 Microsoft Corporation Systems and methods for extensions and inheritance for units of information manageable by a hardware/software interface system
US8131739B2 (en) * 2003-08-21 2012-03-06 Microsoft Corporation Systems and methods for interfacing application programs with an item-based storage platform
US8166101B2 (en) 2003-08-21 2012-04-24 Microsoft Corporation Systems and methods for the implementation of a synchronization schemas for units of information manageable by a hardware/software interface system
US8238696B2 (en) 2003-08-21 2012-08-07 Microsoft Corporation Systems and methods for the implementation of a digital images schema for organizing units of information manageable by a hardware/software interface system
EP1510940A1 (en) * 2003-08-29 2005-03-02 Sap Ag A method of providing a visualisation graph on a computer and a computer for providing a visualisation graph
US20050063251A1 (en) * 2003-09-04 2005-03-24 Schlumberger Technology Corporation Dynamic generation of vector graphics and animation of bottom hole assembly
CN102034197A (zh) 2003-10-24 2011-04-27 瑞克楚斯系统公司 管理交互式视频显示系统的方法和系统
US7536032B2 (en) 2003-10-24 2009-05-19 Reactrix Systems, Inc. Method and system for processing captured image information in an interactive video display system
US20050198617A1 (en) * 2004-03-04 2005-09-08 Vivcom, Inc. Graphically browsing schema documents described by XML schema
US7295049B1 (en) 2004-03-25 2007-11-13 Cypress Semiconductor Corporation Method and circuit for rapid alignment of signals
US8069436B2 (en) 2004-08-13 2011-11-29 Cypress Semiconductor Corporation Providing hardware independence to automate code generation of processing device firmware
US8286125B2 (en) 2004-08-13 2012-10-09 Cypress Semiconductor Corporation Model for a hardware device-independent method of defining embedded firmware for programmable systems
US8700671B2 (en) * 2004-08-18 2014-04-15 Siemens Aktiengesellschaft System and methods for dynamic generation of point / tag configurations
US8442938B2 (en) * 2005-01-14 2013-05-14 Siemens Aktiengesellschaft Child data structure update in data management system
US7332976B1 (en) 2005-02-04 2008-02-19 Cypress Semiconductor Corporation Poly-phase frequency synthesis oscillator
US7805422B2 (en) 2005-02-28 2010-09-28 Microsoft Corporation Change notification query multiplexing
US9128519B1 (en) * 2005-04-15 2015-09-08 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Method and system for state-based control of objects
US7400183B1 (en) 2005-05-05 2008-07-15 Cypress Semiconductor Corporation Voltage controlled oscillator delay cell and method
US8081822B1 (en) 2005-05-31 2011-12-20 Intellectual Ventures Holding 67 Llc System and method for sensing a feature of an object in an interactive video display
US7296248B2 (en) * 2005-06-20 2007-11-13 Freescale Semiconductor, Inc. Method and apparatus for compiling a parameterized cell
US8089461B2 (en) 2005-06-23 2012-01-03 Cypress Semiconductor Corporation Touch wake for electronic devices
US7420561B2 (en) * 2005-07-01 2008-09-02 Honeywell International Inc. Diagnostic visual tools and methods for graphical comparison of data point and historical data density
US20070130206A1 (en) * 2005-08-05 2007-06-07 Siemens Corporate Research Inc System and Method For Integrating Heterogeneous Biomedical Information
US8266579B2 (en) 2005-10-14 2012-09-11 International Business Machines Corporation System and method for developing and deploying a model-driven editor
US8098277B1 (en) 2005-12-02 2012-01-17 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Systems and methods for communication between a reactive video system and a mobile communication device
US8085067B1 (en) 2005-12-21 2011-12-27 Cypress Semiconductor Corporation Differential-to-single ended signal converter circuit and method
US8067948B2 (en) 2006-03-27 2011-11-29 Cypress Semiconductor Corporation Input/output multiplexer bus
US8281281B1 (en) * 2006-06-07 2012-10-02 Pixar Setting level of detail transition points
US8260783B2 (en) * 2007-02-27 2012-09-04 Siemens Aktiengesellschaft Storage of multiple, related time-series data streams
US9564902B2 (en) 2007-04-17 2017-02-07 Cypress Semiconductor Corporation Dynamically configurable and re-configurable data path
US7737724B2 (en) 2007-04-17 2010-06-15 Cypress Semiconductor Corporation Universal digital block interconnection and channel routing
US8516025B2 (en) 2007-04-17 2013-08-20 Cypress Semiconductor Corporation Clock driven dynamic datapath chaining
US8040266B2 (en) 2007-04-17 2011-10-18 Cypress Semiconductor Corporation Programmable sigma-delta analog-to-digital converter
US8130025B2 (en) 2007-04-17 2012-03-06 Cypress Semiconductor Corporation Numerical band gap
US8092083B2 (en) 2007-04-17 2012-01-10 Cypress Semiconductor Corporation Temperature sensor with digital bandgap
US8026739B2 (en) 2007-04-17 2011-09-27 Cypress Semiconductor Corporation System level interconnect with programmable switching
US8065653B1 (en) 2007-04-25 2011-11-22 Cypress Semiconductor Corporation Configuration of programmable IC design elements
US9720805B1 (en) 2007-04-25 2017-08-01 Cypress Semiconductor Corporation System and method for controlling a target device
US8266575B1 (en) 2007-04-25 2012-09-11 Cypress Semiconductor Corporation Systems and methods for dynamically reconfiguring a programmable system on a chip
US8024396B2 (en) 2007-04-26 2011-09-20 Microsoft Corporation Distributed behavior controlled execution of modeled applications
US7970892B2 (en) * 2007-06-29 2011-06-28 Microsoft Corporation Tuning and optimizing distributed systems with declarative models
US8239505B2 (en) * 2007-06-29 2012-08-07 Microsoft Corporation Progressively implementing declarative models in distributed systems
US8230386B2 (en) 2007-08-23 2012-07-24 Microsoft Corporation Monitoring distributed applications
US8049569B1 (en) 2007-09-05 2011-11-01 Cypress Semiconductor Corporation Circuit and method for improving the accuracy of a crystal-less oscillator having dual-frequency modes
KR101141087B1 (ko) 2007-09-14 2012-07-12 인텔렉츄얼 벤처스 홀딩 67 엘엘씨 제스처-기반 사용자 상호작용의 프로세싱
US20090113292A1 (en) * 2007-10-26 2009-04-30 Microsoft Corporation Flexibly editing heterogeneous documents
US8181151B2 (en) * 2007-10-26 2012-05-15 Microsoft Corporation Modeling and managing heterogeneous applications
US8099720B2 (en) 2007-10-26 2012-01-17 Microsoft Corporation Translating declarative models
US7974939B2 (en) 2007-10-26 2011-07-05 Microsoft Corporation Processing model-based commands for distributed applications
US8225308B2 (en) 2007-10-26 2012-07-17 Microsoft Corporation Managing software lifecycle
US8159682B2 (en) 2007-11-12 2012-04-17 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Lens system
US20090193067A1 (en) * 2008-01-30 2009-07-30 Microsoft Corporation Server-based recalculation of vector graphics
US8259163B2 (en) 2008-03-07 2012-09-04 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Display with built in 3D sensing
US20090235186A1 (en) * 2008-03-12 2009-09-17 Microsoft Corporation Limited-scope rendering
US8595218B2 (en) 2008-06-12 2013-11-26 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Interactive display management systems and methods
US8620635B2 (en) * 2008-06-27 2013-12-31 Microsoft Corporation Composition of analytics models
US20090322739A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-31 Microsoft Corporation Visual Interactions with Analytics
US8411085B2 (en) 2008-06-27 2013-04-02 Microsoft Corporation Constructing view compositions for domain-specific environments
US8612485B2 (en) * 2008-08-11 2013-12-17 Sony Corporation Deferred 3-D scenegraph processing
US8314793B2 (en) 2008-12-24 2012-11-20 Microsoft Corporation Implied analytical reasoning and computation
US9448964B2 (en) 2009-05-04 2016-09-20 Cypress Semiconductor Corporation Autonomous control in a programmable system
US8259134B2 (en) * 2009-06-19 2012-09-04 Microsoft Corporation Data-driven model implemented with spreadsheets
US8493406B2 (en) 2009-06-19 2013-07-23 Microsoft Corporation Creating new charts and data visualizations
US8692826B2 (en) 2009-06-19 2014-04-08 Brian C. Beckman Solver-based visualization framework
US8866818B2 (en) 2009-06-19 2014-10-21 Microsoft Corporation Composing shapes and data series in geometries
US8531451B2 (en) 2009-06-19 2013-09-10 Microsoft Corporation Data-driven visualization transformation
US9330503B2 (en) 2009-06-19 2016-05-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Presaging and surfacing interactivity within data visualizations
US8788574B2 (en) 2009-06-19 2014-07-22 Microsoft Corporation Data-driven visualization of pseudo-infinite scenes
US8352397B2 (en) 2009-09-10 2013-01-08 Microsoft Corporation Dependency graph in data-driven model
US9043296B2 (en) 2010-07-30 2015-05-26 Microsoft Technology Licensing, Llc System of providing suggestions based on accessible and contextual information
US9002876B2 (en) * 2010-12-02 2015-04-07 Sap Se Interpreted computer language to analyze business object data with defined relations
US9128479B2 (en) * 2011-11-11 2015-09-08 Rockwell Automation Technologies, Inc. Automation control and monitoring system and method
US10108317B2 (en) * 2013-10-14 2018-10-23 Schneider Electric Software, Llc Configuring process simulation data for semantic zooming
US10222953B2 (en) * 2014-04-30 2019-03-05 Disney Enterprises, Inc. Systems and methods for editing virtual content of a virtual space
US10255045B2 (en) 2015-10-28 2019-04-09 Apple Inc. Graphical representation of data in a program code editor
US9971572B2 (en) * 2015-10-30 2018-05-15 International Business Machines Corporation GUI-driven symbol management and code generator
US11573790B2 (en) 2019-12-05 2023-02-07 International Business Machines Corporation Generation of knowledge graphs based on repositories of code
US11663256B2 (en) * 2021-06-15 2023-05-30 Kyndryl, Inc. Searching data repositories using pictograms and machine learning
US11954424B2 (en) 2022-05-02 2024-04-09 International Business Machines Corporation Automatic domain annotation of structured data

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5206950A (en) * 1988-09-23 1993-04-27 Gupta Technologies, Inc. Software development system and method using expanding outline interface
JPH0668158A (ja) * 1992-05-04 1994-03-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データベース内の情報を表示する装置および方法
WO1995019597A1 (en) * 1994-01-14 1995-07-20 Strategic Weather Services A user interface for graphically displaying the impact of weather on managerial planning applications
US6014138A (en) * 1994-01-21 2000-01-11 Inprise Corporation Development system with methods for improved visual programming with hierarchical object explorer
US5603025A (en) 1994-07-29 1997-02-11 Borland International, Inc. Methods for hypertext reporting in a relational database management system
US5850548A (en) * 1994-11-14 1998-12-15 Borland International, Inc. System and methods for visual programming based on a high-level hierarchical data flow model
US5893125A (en) * 1995-01-27 1999-04-06 Borland International, Inc. Non-modal database system with methods for incremental maintenance
US5760788A (en) * 1995-07-28 1998-06-02 Microsoft Corporation Graphical programming system and method for enabling a person to learn text-based programming
WO1997007470A1 (en) * 1995-08-17 1997-02-27 Wall Data Incorporated Method and apparatus for storing and retrieving data in a relational database using an object model
JPH1049544A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 視覚的多次元データ分析支援方法及び装置
US5787431A (en) * 1996-12-16 1998-07-28 Borland International, Inc. Database development system with methods for java-string reference lookups of column names

Also Published As

Publication number Publication date
AU768387B2 (en) 2003-12-11
AU4471499A (en) 2000-03-09
JP2000112998A (ja) 2000-04-21
EP0982670A3 (en) 2005-08-10
US6263339B1 (en) 2001-07-17
EP0982670A2 (en) 2000-03-01
BR9904072A (pt) 2000-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4177531B2 (ja) ダイナミックオブジェクト視覚化及びコード発生
AU768367B2 (en) Property based context portals
US6915301B2 (en) Dynamic object properties
JP2000163490A5 (ja)
JP3136035B2 (ja) データベースシステム用インターフェースのための自動レイアウト・ジェネレータ及びその生成方法
US6154750A (en) Method and system for navigation and data entry in heirarchically-organized database views
Ceri et al. Web Modeling Language (WebML): a modeling language for designing Web sites
US6763498B2 (en) Graphical environment for managing and developing applications
US6792595B1 (en) Source editing in a graphical hierarchical environment
North et al. Applications of graph visualization
KR101213798B1 (ko) 복합 데이터 액세스
US20030204481A1 (en) Method and system for visually constructing XML schemas using an object-oriented model
US8010909B1 (en) Derived hierarchy methods and system for definition, visualization and editing of data
US20060271505A1 (en) Relation navigational context diagram
US20030067481A1 (en) System and method for computer-aided graph-based dependency analysis with integrated documentation
JPH0773083A (ja) 情報検索装置および仮想データベース管理システム
Reiss Visualization for software engineering--programming environments
de Oliveira et al. A framework for designing and implementing the user interface of a geographic digital library
Sawyer et al. Database systems: challenges and opportunities for graphical HCI
MXPA99007845A (en) Dynamic properties of obje
Amsellem ChyPro: A hypermedia programming environment for SmallTalk-80
MXPA99007846A (en) Visualization of dynamic objects and code generation
Staes et al. A seamless integration of graphics and dialogues within a logic based object-oriented language
MXPA99007847A (en) Context portals based on the atribu
Catarci et al. Data models, visual representations, metaphors: how to solve the puzzle?

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080822

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees