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JP4172749B2 - Environmental impact assessment device - Google Patents

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JP4172749B2
JP4172749B2 JP2001200222A JP2001200222A JP4172749B2 JP 4172749 B2 JP4172749 B2 JP 4172749B2 JP 2001200222 A JP2001200222 A JP 2001200222A JP 2001200222 A JP2001200222 A JP 2001200222A JP 4172749 B2 JP4172749 B2 JP 4172749B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、環境調和型製品の計画・開発・設計・評価を支援する環境影響評価装置に関し、特に多世代製品系列を計画する際に有効な環境影響評価およびコスト評価を実施するための環境影響評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業や経済の発達に伴って増大する一方の排出ガスの影響による温室効果により、地球の温暖化、また、廃棄処分された膨大なゴミの投棄による自然破壊や有害物質による環境汚染など様々な問題から、産業界においては地球に対する環境負荷の軽減が重要な課題となっている。
【0003】
製造業において環境負荷を考える場合、製品の材料調達から製造、そして、製造された製品の出荷までの範囲に照準を当てるのでは不十分であり、リサイクルを含めて処分段階までを範疇に入れる必要がある。
【0004】
そこで、製品の誕生から用済み処分に至る全生涯を捉えての視点から、環境負荷軽減を図る必要がある。製品の材料調達から用済みとなったその製品の処分に至る製品ライフサイクル全体(製品の生涯)における環境負荷が従来製品よりも確実に低減されるように製品開発するための支援技術の重要度が増大している。そのようなライフサイクルプロセスを重要視した設計のための設計支援技術の確立が嘱望されている。
【0005】
もちろん、従来においても製品のライフサイクル全体に関わる環境負荷や環境影響を算出する手法として、例えば、ISO14040が規定するライフサイクルアセスメント(LCA: Life Cycle Assessment)があった。
【0006】
このLCAとは、製品ライフサイクルにおいて発生する例えば、CO(炭酸ガス)やNOx(窒素酸化物)等と云った環境に悪影響を及ぼすこととなる“環境負荷”を算出し(インベントリ分析)、その環境への影響を評価(インパクト分析)するというものである。従って、LCAによって設計解(製品と製品ライフサイクルプロセス)を評価し、その評価結果をもとに設計解を改善すれば環境影響を低減することのできる環境に優しい製品を供給することができる。
【0007】
しかしながら、従来のLCA手法は発生する環境影響を製品1台当たりに平均化して計算するものである。この従来の手法では、例えば、一つの製品モデルが、部分改良によって何代にも亙り基本設計が引き継がれて製品製造されるいわゆる多世代製品系列において、製品を回収して特定の部品を取り出し、同一製品系列内でリユースするケースに当て嵌める場合には、リユース部品の供給量とその部品の必要量が釣り合うと仮定しなければならない。
【0008】
つまり、リユースを考えた場合、最も適しているのは、一つの製品モデルが何代にも亙り、部分改良で発展していく多世代製品系列である。これは新規製品が、古い製品の多くの構成部品と同じ部品で構成されていると云うケースが多いからである。このような多世代製品系列の製品製造はユーザの手元で不要になった使用済み製品を回収してその構成部品などを再利用(リユース)できることを意味する。
【0009】
そこで、近年では、レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)に代表されるように、用済みの製品はメーカで回収して、分解し、分解した部品は次の製品の部品として再利用するいわゆる部品リユースが他の工業製品にも求められるようになってきた。
【0010】
工業製品の場合、構成部品を標準化すれば多世代製品系列に限らず、広く共通に部品リユースが可能である。
【0011】
それに当たって、従来のLCA手法を適用する場合には、リユース部品の供給量とその部品の必要量が釣り合うと仮定して利用しなければならなかった。
【0012】
しかし、実際の部品リユースが環境影響に与える効果は、リユース部品供給量とその部品を組込む製品の生産量から導出される部品必要量とのバランスに大きく依存する。
【0013】
つまり、リユース部品の供給量が必要量に対して少なくては新規生産する部品数を増やさなくてはならないし、逆にリユース部品の供給量が過剰であれば余った部品を廃棄しなければならない。従って、部品リユースの環境影響効果を正確に見積もって、環境負荷の一層の低減を図る製品製造を実現するためには、生産量を加味した多世代製品系列の中でLCAを実施しなければならない。
【0014】
すなわち、部品リユースの環境影響効果を正確に見積もるには、生産量を加味した多世代製品系列の中で、LCAを実施しなければならない。
【0015】
同様のことは、同一製品系列内で材料リサイクルする場合にも当て嵌まる。
【0016】
また、ある製品のライフサイクル全体のコストを算出するための概念として、ライフサイクルコスト(LCC: Life Cycle Costing)がある。
【0017】
このLCCとは、材料調達から廃棄に至る製品ライフサイクル全体でかかるコストである。このLCCについても、LCAの場合と同様に、部品リユースの環境影響効果を正確に見積もるには、生産量を加味した多世代製品系列の中でLCCを求めるようにしなければならない。もちろん、これは同一製品系列内で材料リサイクルする場合にも同様である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術は部品リユースや材料リサイクルに当たって、供給量とその部品の必要量が釣り合うとの仮定のもとに成立するものであったため、多世代製品系列全体として環境影響やコストを正確に見積もることは出来なかった。
【0019】
すなわち、物作りは企業活動として実施される以上、コストは無視できないから、経済活動として成り立つ適正な範囲に納めるようにしなければならず、従って、企業はLCAやLCCに関しての配慮のもとに、効果のある製品製造を実施する必要がある。そして、そのためには、多世代製品系列の開発計画時に、同一製品系列で使用可能なリユース部品やリサイクル材料の供給量を精度良く反映させて実態に合う予測ができるようにする必要があり、部品リユースやリサイクルに関わる事象を、事前に不確定要素として考慮し、実態に合うようにする必要がある。しかし、従来の手法は、リユース部品の供給量とその部品の必要量が釣り合うと仮定することを原点としていることから、実態に合う評価ができない。
【0020】
従って、本発明の目的は、部品リユースや材料リサイクルを加味した物作りを実施するに当たり、多世代製品系列の製品集団から発生する環境影響や発生コストをできる限り正確に予測し、評価できるようにして効果のある部品リユースや材料リサイクルを実行可能にする環境影響評価装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の局面は、回収製品から再利用される第1対象およびリサイクルされる第2対象と、再利用やリサイクルをして組み立てようとする新規生産製品の対象に関する材料調達、製造、流通、使用、回収、廃棄段階における環境影響情報およびコスト情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段から前記第1および第2対象と、前記新規生産製品の対象に関する環境影響情報およびコスト情報を読み取り、それぞれアイコン化したアイコンを表示する表示手段と、製品毎の生産台数、生産開始時期、生産期間等を入力する手段と、ユーザからの操作を受付け、前記表示手段に表示された読み取り情報に基づいて前記回収製品から前記新規生産製品に転用できる前記第1および前記第2対象のうち少なくとも1つを示すアイコンから前記新規生産製品を示すアイコンへ、前記表示装置の画面上に矢印を表示することで、前記第1および前記第2対象のうち少なくとも1つと前記新規生産製品の対象とを関係付けるライフサイクルモデルを作成し、前記ライフサイクルモデルに基づいて、環境影響およびコストの評価をする処理と、前記ライフサイクル・モデリングにより再利用またはリサイクルの対象とした製品の使用期間を、ユーザにとって製品が価値を維持している期間を示す製品価値寿命と製品耐用寿命のうち短い方の値とし、且つ再利用またはリサイクルの対象の製品の生産台数分布を、前記生産台数を前記生産期間で除した単位期間あたりの平均生産台数として、前記第1および第2対象の少なくとも1つの回収量分布を近似予測する処理と、前記新規生産製品の生産台数分布と前記回収量分布に基づいて、前記新規生産製品に充当できる前記第1および第2対象の充当可能数量を求める処理と、前記新規生産製品の生産台数、前記充当可能数量、並びに前記読み取られた環境影響情報およびコスト情報に基づき、再利用またはリサイクルした前記第1および第2対象を利用して製品を生産する場合と、再利用またはリサイクルした前記第1および第2対象を利用しないで製品を生産する場合の、当該製品の生産に伴う環境影響およびコストを算出し、その結果を表示する処理と、を行うプロセッサとを具備することを特徴とする環境影響評価装置を提供する。
【0022】
本発明の第2の局面は、回収製品から再利用される第1対象およびリサイクルされる第2対象と、再利用やリサイクルをして組み立てようとする新規生産製品の対象に関する材料調達、製造、流通、使用、回収、廃棄段階における環境影響情報およびコスト情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段から前記第1および第2対象と、前記新規生産製品の対象に関する環境影響情報およびコスト情報を読み取り、それぞれアイコン化したアイコンを表示する表示手段と、製品毎の生産台数、生産開始時期、生産期間等を入力する手段と、ユーザからの操作を受付け、前記表示手段に表示された読み取り情報に基づいて前記回収製品から前記新規生産製品に転用できる前記第1および前記第2対象のうち少なくとも1つを示すアイコンから前記新規生産製品を示すアイコンへ、前記表示装置の画面上に矢印を表示することで、前記第1および前記第2対象のうち少なくとも1つと前記新規生産製品の対象とを関係付けるライフサイクルモデルを作成し、前記ライフサイクルモデルに基づいて、環境影響およびコストの評価をする処理と、前記ライフサイクル・モデリングにより再利用またはリサイクルの対象とした製品の使用期間を、ユーザにとって製品が価値を維持している期間を示す製品価値寿命と製品耐用寿命のうち短い方の値とし、且つ再利用またはリサイクルの対象の製品の生産台数分布を、前記生産台数を前記生産期間で除した単位期間あたりの平均生産台数として、次機種投入時にピーク値を有する三角分布を用いて前記第1及び第2対象の少なくとも1つの回収量分布を近似予測する処理と、前記新規生産製品の生産台数分布と前記回収量分布に基づいて、前記新規生産製品に充当できる前記第1および第2対象の充当可能数量を求める処理と、前記新規生産製品の生産台数、前記充当可能数量、並びに前記読み取られた環境影響情報およびコスト情報に基づき、再利用またはリサイクルした前記第1および第2対象を利用して製品を生産する場合と、再利用またはリサイクルした前記第1および第2対象を利用しないで製品を生産する場合の、当該製品の生産に伴う環境影響およびコストを算出し、その結果を表示する処理と、を行うプロセッサとを具備することを特徴とする環境影響評価装置を提供する。
【0029】
上記の環境影響評価において、前記近似予測する処理は、前記ライフサイクル・モデリングにより再利用対象となる製品の使用期間を、製品価値寿命と製品耐用寿命のうち短い方の値とし、且つ製品の生産台数分布を、見込み総生産台数を見込み生産期間で除した単位期間あたりの平均生産台数を用いて近似して予測する。
【0030】
これにより、回収量と転用量を予測するに際して、簡単に、実生産台数分布に非常に近いモデルとして計算できる。そのため、部品リユースや材料リサイクルを実施するに当たり、比較的簡易な処理でありながらも、環境影響およびコストを実態に即してより正確に評価可能になり、効果的な部品リユースや材料リサイクルを実施可能になる。
【0031】
また、本発明により、製品系列計画時に系列全体としての環境影響やコストを見積もることができるので、例えば環境負荷に対して課税する動きの一環として検討されている炭素税(炭酸ガス排出税)実施などに当たって負担しなければならなくなる環境コストを勘案した全体コストを最小化するために最も相応しい部品リユース形態や材料リサイクルの在り方を評価決定することができるようになる。
【0032】
上記の環境影響評価において、前記近似予測する処理は、前記ライフサイクル・モデリングにより再利用対象となる製品の使用期間を、製品価値寿命と製品耐用寿命のうち短い方の値とし、且つ製品の生産台数分布を、次機種投入時にピーク値を有する三角分布で近似して予測する。
【0033】
これにより、回収量と転用量を予測するに際して、簡単に、実生産台数分布に非常に近いモデルとして計算できる。そのため、部品リユースや材料リサイクルを実施するに当たり、簡易な処理にて環境影響およびコストを実態に即してより正確に評価可能になり、効果的な部品リユースや材料リサイクルを実施可能になる。
【0034】
また、本発明により、製品系列計画時に系列全体としての環境影響やコストを見積もることができるので、例えば環境負荷に対して課税する動きの一環として検討されている炭素税(炭酸ガス排出税)実施などに当たって負担しなければならなくなる環境コストを勘案した全体コストを最小化するために最も相応しい部品リユース形態や材料リサイクルの在り方を評価決定することができるようになる。
【0035】
上記の環境影響評価において、ライフサイクル・モデリング処理は、要素の関連情報にリンクされた回収製品の要素シンボルおよびその構成部品もしくは材料の転用先製品の要素シンボルとを画面上に配置することにより、製品名、前機種、製品耐用寿命、製品価値寿命、生産開始時期、生産台数の情報の少なくともいずれかを含む項目内容入力画面を前記要素シンボル対応に表示し、入力された情報はそれぞれ要素シンボルに関連付けられるようにした画面展開をサポートするものである。これにより、簡易な操作でモデリングが実施できるようになる。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明は、部品リユースや材料リサイクルを実施する場合に、多世代製品系列の集団が、環境に及ぼす影響と、企業において発生するコストを同時に評価することができるようにするための技術であって、以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0037】
<本システムの構成>
図1は、本発明の実施形態に従った環境影響評価装置を示している。同図によると、環境影響評価装置には、プロセッサ(CPU)10、製品生産量・回収量分布予測部11、ライフサイクル・モデリング部12、環境影響・コスト積算部13、表示装置14、入出力装置15、環境影響情報データベース16、コスト情報データベース17、外部記憶装置18が設けられている。製品生産量・回収量分布予測部11、ライフサイクル・モデリング部12および環境影響・コスト積算部13はメモリ100に格納されたプログラムに相当する。プロセッサ10はメモリ100に格納されたプログラムを実行することにより、入出力制御や各種演算処理を含め、必要な各種制御処理を実施する。
【0038】
製品生産量・回収量分布予測部11は、多世代製品系列を構成する各製品へのリユース部品・リサイクル材料供給量を予測するための装置であり、何年度に何を何台回収できて、どの部品をどのくらい次製品の部品として利用できるか、あるいは、どの材料をどのくらい原料として再利用できるかといった命題を処理して供給量を予測することができる。また、ライフサイクル・モデリング部12は、多世代製品系列のライフサイクル・モデリングを行うためのものであって、詳細は後述する。
【0039】
環境影響・コスト積算部13は、多世代製品系列全体としての環境影響およびコストを算出する。表示装置14は、処理結果や入力内容、入力画面など、システムに対する操作や結果内容を表示するためのディスプレイ装置であり、入出力装置15は、オペレータであるライフサイクル計画者との間のマンマシンインタフェースであって、入力装置としてのキーボードやポインティングデバイス等、出力装置としてのプリンタやオーディオ装置等から構成される。
【0040】
環境影響情報データベース(DB)16は、製品の材料調達、製造、流通、使用、回収・廃棄段階に関する環境影響情報、並びに部品リユース・材料リサイクル時に発生する環境影響情報を保持したデータベースである。これら情報はLCAツールによって取得される。コスト情報データベース(DB)17は、製品の材料調達、製造、流通、使用、回収・廃棄段階に関するコスト情報並びに部品リユース・材料リサイクル時に発生するコスト情報を保持したデータベースであって、これら情報はLCCツールにより取得される。
【0041】
LCAツールは対象製品のライフサイクルにおいて発生する“環境負荷”を算出し(インベントリ分析)、その環境への影響を評価(インパクト分析)するためのものであって、このLCAツールを使用することにより、設計解(製品と製品ライフサイクルプロセス)を評価し、その評価結果をもとに設計解を改善することで環境影響を低減する製品の開発を可能にする。LCCツールは、材料調達から廃棄に至る製品ライフサイクル全体でかかるコストを算出するといったことなどを行う支援ツールである。外部記憶装置18は評価の途中結果や最終結果を保存する。
【0042】
<動作の説明>
次に、このような構成の本発明システムの作用を説明する。
本発明のシステムは、多世代製品系列全体としての環境影響およびコストを算出して呈示しようと云うものであり、図2で示される手順S1ないしS4で実施される。すなわち、ライフサイクル・モデリング(S1)、製品生産量・回収量分布の予測(S2)、環境影響・コスト積算(S3)および得られた結果としての環境影響・コストの呈示(S4)の4段階が順次実行される。本発明の実施形態に従ったシステムは、部品のリユースや材料リサイクルを実施するに当たり、その環境影響評価およびコスト評価は、環境影響評価およびコスト積算部13により行われるが、それに先駆けて、多世代製品系列のライフサイクル・モデリングを行う(図2のステップS1)。これは段階S1の処理である。このライフサイクル・モデリング処理は、用済みとなって回収される前世代製品の何を、これから生産しようとする次期世代の何と云う製品のどれに転用するかを決める定義をするための処理であって、メモリにおけるライフサイクル・モデリング部12により行われる。
【0043】
この中で、ライフサイクル・モデリングの処理は図3で示した手順で行われる。すなわち、ユーザは入出力装置15のキーボードなどを操作して、ライフサイクル・モデリングの処理機能の起動指令をプロセッサ10に与える。これにより、プロセッサ10はライフサイクル・モデリング部12を起動させ、ライフサイクル・モデリング処理を実行可能にする。次にユーザはまず、製品を構成する部品名称をアイコン化して、表示装置14の画面上に呼び出す操作をする(図3のステップS11)。すなわち、製品を構成する部品名称をシンボル表示して画面に貼り付けていく如きの形態をとるわけである。
【0044】
アイコン化した部品名称の画面上の貼り付け位置はユーザが任意に指定できる。マウスなどによるアイコン位置の移動を行えば済むからである。
【0045】
例えば、この様子を示すと図4、図5,図6の如きであり、まずユーザはリユースやリサイクルをする対象としての初代製品の部品名をアイコン化したアイコン31を画面の所望位置にユーザは貼り付ける(図4(a))。同様に次の対象部品があればその部品名称をアイコン化して、このアイコン化して得たアイコン32として画面に貼り付ける(図4(b))。この例の場合、最初に貼り付けたのは初代製品の液晶ディスプレイなる部品のアイコン31であり、次に貼り付けたのが初代製品のノートパーソナルコンピュータ本体なる部品のアイコン32である。これらの部品は初代製品から転用するものであるからユーザは両アイコン31,32を近接配置する。この状態が図4Bの状態である。
【0046】
次にユーザはリユース部品や材料リサイクルをして組み立てようとする対象としての次世代製品の部品名をアイコン化したアイコン33を画面の所望位置に貼り付ける(図5(a))。同様に次の対象部品があればその部品名称をアイコン化して、このアイコン化して得たアイコン33として画面に貼り付ける(図5(b))。この例の場合、最初に貼り付けたのは次世代製品の液晶ディスプレイなる部品のアイコン33であり、次に貼り付けたのが次世代製品のノートパーソナルコンピュータ本体なる部品のアイコン34である。これらの部品は次世代製品を構成するものとなるので、ユーザは両アイコン33,34を近接配置する。この状態が図5(b)の状態である。
【0047】
更にユーザはリユース部品や材料リサイクルをして組み立てようとする対象としての別製品があればその製品の部品名をアイコン化する。得られたアイコン35、36を画面の所望位置に貼り付ける(図6)。この例の場合、最初に貼り付けたのは別製品の液晶ディスプレイなる部品のアイコン35であり、次に貼り付けたのが当該別製品の電源ボックスなる部品のアイコン36である。これらの部品は当該製品を構成するものとなるので、ユーザは両アイコン35,36を近接配置する。この状態が図6の状態である。
【0048】
次にユーザはマウスなどのポインティングデバイスを操作することにより、製品単位としての部品名称のアイコンを囲む等してグループ化指定する。これにより部品をグループ化して製品を構成することができる(図3のステップS12)。この例の場合、アイコン31,32を線で囲む等してグループ化し、アイコン33,34を線で囲む等してグループ化し、アイコン35,36を線で囲む等してグループ化する。プログラムであるライフサイクル・モデリング部12は、これにより、アイコン31,32で1グループ、アイコン33,34で1グループ、アイコン35,36で1グループとして認識することとなる。
【0049】
次に、ユーザはグループ化された製品それぞれについての製品情報を入力する(図3のステップS13)。製品の情報としては“製品名称”、“次機種名称”、“製品耐用寿命”、“生産開始時期”、“総生産台数”等である。
【0050】
すなわち、グループ化が終了すると、ライフサイクル・モデリング部12はグループ化された製品それぞれについての製品情報を入力する入力窓w1,w2,w3を図7に示す如く、グループ対応に表示装置14の画面に表示すべく制御する(例えば、ポップアップ表示)。従って、ユーザはグループ化された製品それぞれについての製品情報を上記入力窓w1,w2,w3を利用して例えば、キーボード操作により入力する。この状態を図8および図9に示す。
【0051】
このようにグループ化された製品それぞれについての製品情報を上記入力窓w1,w2,w3を利用して入力し終えたならば、次にリユースする部品間、および材料リサイクルする部品間に有向リンクを張る(図3のステップS14)。
【0052】
これはユーザがマウスなどのポインティングデバイスを操作することにより、グループ化済み部品名称のアイコンとアイコンとをドラッグアンドドロップ操作する等して線を引くことで実施される。
【0053】
この例の場合、図10(a)に示す如く、まずアイコン32にマウスカーソルを置き、ここからアイコン34に向け、マウスをドラッグアンドドロップ操作して両者の間に線37を引く。これにより、プロセッサ10はアイコン32からアイコン34に向う矢印付きの線37が引かれた画像として図10(a)に示す如き画像を表示装置14の画面上に表示し、ライフサイクル・モデリング部12はアイコン32からアイコン34に向け関係付けられたことを認識することとなる。
【0054】
次にユーザは、アイコン31にマウスカーソルを置き、ここからアイコン35に向け、マウスをドラッグアンドドロップ操作して両者の間に線38を引く。これにより、プロセッサ10はアイコン31からアイコン35に向う矢印付きの線38が引かれた画像として図10(b)に示す如き画像を表示装置14の画面上に表示し、ライフサイクル・モデリング部12はアイコン31からアイコン35に向け関係付けられたことを認識することとなる。
【0055】
次に、ユーザは矢印の線37,38の任意点をマウスでクリックする。すると、部品リユースするのか、材料リサイクルするのかの選択画面がポップアップされ、いずれかを選ぶとその線が部品リユースのための関連付けなのか、材料リサイクルのための関連付けなのかが規定されることになる。この例の場合、それぞれ部品リユースを選択決定したとすると、各線37,38が部品リユースのために関連付けられたとライフサイクル・モデリング部12は認識する。そして、プロセッサ10は、それを反映して画面には線37,38の位置にリユースと表示する。以上の処理が終わった状態での画面を図11に示す。
【0056】
これで部品間に有向リンクを張る処理が終了し、ライフサイクル・モデリングが完了することとなる。
【0057】
このようにして、ライフサイクル・モデリング処理においては、部品名称をアイコン化したアイコン群をグループ化し、これらのグループ化された製品それぞれについての製品情報(“製品名称”、“次機種名称”、“製品耐用寿命”、“生産開始年度”、“見込み総生産台数”等)を入力するが、“次機種名称”には関連情報としてその製品における構成部品の製品LCAの情報、およびLCC情報が付属する。これらは、環境影響情報データベース16とコスト情報データベース17から、ライフサイクル・モデリング部12が取得する。
【0058】
環境影響情報データベース16には、LCAツールを用いての従来より利用されているLCA手法により算出された製品の材料調達、製造、流通、使用、回収・廃棄段階に関する環境影響情報、並びに部品リユース・材料リサイクル時に発生する環境影響情報が保持されており、コスト情報データベース17には、LCCツールを用いての従来より使用されているLCC手法によって算出された製品の材料調達、製造、流通、使用、回収・廃棄段階に関するコスト情報並びに部品リユース・材料リサイクル時に発生するコスト情報が保持されているので、ライフサイクル・モデリング部12は図3で示した手順でライフサイクル・モデリングの処理を実施する結果、例えば、図12で示されるような形式で、製品単体の環境影響情報(製品LCA)、コスト情報(LCC情報)を得ることができる。
【0059】
例えば、“材料調達段階”で部品名“14″LCD(14インチ液晶表示器)”は重量が800[g]であり製造CO2(その製造までに発生させることとなって地球環境に排出した炭酸ガス量)は3500[g]、部品コスト(かかったコスト)は20000[円]であり、“リユース段階”で部品名“14″LCD(14インチ液晶表示器)”は回収・検査CO(その回収およびリユースのための検査に当たって発生させることとなって地球環境に排出した炭酸ガス量)は100[g]、回収・検査コスト(回収と検査にかかったコスト)は500[円]であり、…といった具合であり、 また“回収段階”での単位重量当たりの CO(その回収に当たって発生させることとなって地球環境に排出する単位重量当たりの炭酸ガス量)は0.1[g]、単位重量当たりの回収コストは1[円]であり、“廃棄段階”での単位重量当たりの CO(その廃棄に当たって発生させることとなって地球環境に排出する単位重量当たりの炭酸ガス量)は0.8[g]、単位重量当たりのコストは0.5[円]であり、…といった具合である。
【0060】
これらの情報は、前記画面上のアイコン(製品を構成する部品名称をシンボル表示して画面に貼り付けたもの)とリンク付け(関連付け)されて管理され、リンクされた情報を集計したりして、データ利用できるようになっている。
【0061】
なお、ここで用いられている環境影響情報およびコスト情報は、ノートパーソナルコンピュータを例にした製品LCAおよびLCC情報の例であって、従来より利用されているLCA手法およびLCC手法を用いて算出されるものであり、産業連関表を用いた算出方式や積み上げ法を用いた手法などが適用可能である。
【0062】
このような、ライフサイクル・モデリングの処理が終わったならば、次にリユース部品、リサイクル材料の供給量を図15、あるいは図16、あるいは図18のような手順で予測する(図2のステップS2)。この供給量予測の処理は、製品生産量・回収量分布予測部11によって行われる。
【0063】
図15に示される手順によると、計算する全期間数Kが入力される(S21)。初期値の設定、即ち、製品番号i=1、期数k=1,製品の累計使用量U(i)=0が設定される(S22)。製品iに次機種が存在するかが判定される(S23)。この判定がYESであると、製品iの生産期間Tp(i)=製品iの次機種の生産開始時期Tpn(i)−製品iの生産開始時期Tsが計算される(S24)。判定がNOであると、Tp(i)=製品iの生産可能期間Ta(i)が計算される(S25)。
【0064】
Ts(i)≦k<Ts(i)+Tp(i)が判断される(S26)。この判断がYESであると、k期における製品iの生産量P(k,i)=製品iの総生産P(i)/Tp(i)が計算される(S27)。判断がNoであると、P(k,i)=0が計算される(S28)。その後、Ts(i)+min{製品耐用寿命la(i)、製品価値寿命lr(i)}≦k≦Ts(i)+min{la(i)、lr(i)}が判定される(S29)。この判定がNOであれば、k期における製品iの回収量C(k,j)=0が計算される(S30)。判定がYESであると、C(k,j)=製品iの総生産量P(i)×回収率C(i)/製品iの生産期間Tp(i)が計算される(S31)。
【0065】
次に、製品iの累積使用量U(i)=U(i)+P(k,i)−C(k,j)/C(i)が計算される(S32)。k=Kが判定され(S33)、この判定がNOであると、kに1が加算され(S34)、処理がステップS26に戻る。判定がYESであると、i=Iが判定される(S35)。この判定がNOであると、iに1が加算され(S36)、処理がステップS23に戻る。ステップS35の判定がYESであると、結果が外部記憶装置に格納される(S37)。
【0066】
図16に示される手順では、ステップS23の判定がYESであるとき、製品iの生産期間Tp(i)=製品価値寿命lr(i)が計算され(S41)、処理がステップS26に進む。
【0067】
図18に示される手順では、ステップS23の判定がYESであると、製品iの生産期間Tp(i)=2×{製品iの次機種の生産開始時期Tpn(i)−製品iの生産開始時期Ts(i)}が計算される(S51)。この後、ステップS26の判定がYESであると、k期における製品iの生産量P(k,i)はk≦Tp(i)/2のときはk×P(i)/[{(Tp(i)+1)2/4}の商]であり、k>Tp(i)/2のときは{Tp(i)−k+1}×P(i)/[{(Tp(i)+1)2/4}の商]として計算される(S52)。また、ステップ29の判定がYESのときには、C(k,j)=P(k−min{la(i)、lr(i)},i)×回収率C(i)が計算され(S53)、処理がステップS32に進む。
【0068】
製品生産量・回収量分布予測部11は、多世代製品系列を構成する各製品の生産量・回収量分布を予測する。すなわち、何年度に何を何台回収できて、どの部品をどのくらい次製品の部品として利用できるか、あるいは、どの材料をどのくらい原料として再利用できるかといった命題を処理してそれらの供給量を予測する。
【0069】
リユース部品とリサイクル材料の供給量予測が終わったならば、次に環境影響・コスト積算を図19の手順で行う(図2のステップS3)。この手順では、計算する全期間数Kが入力される(S61)。初期値の設定、即ち製品番号i=1、期数k=1,リユース対象部品j=1、リユース部品の充当可能数量R(j)=0が設定される(S62)。k期における製品iの生産量、回収量、累積使用量が外部記憶装置18から読み込まれる(S63)。i=Iが判定され(S64)、この判定がNOであると、iに1が加算され(S65)、処理がステップS63に戻る。判定がYESであると、R(j)=R(j)+全製品種類の総和Σ[C(k,i)×部品jが製品iで使用されている個数N(j,i)]が計算される(S66)。
【0070】
次に、R(j)>0が判定され(S67)、この判定がYESであると、需給バランスΔj=R(j)+全製品種類の総和Σ[P(k,i)×部品jが製品iで使用されている個数N(j,i)]が計算される(S68)。この後、Δj=0が判断される(S69)。この判断がYESであると、リユース対象部品はすべてリユースして余りなしとしてR(j)=0が決定される(S70)。判定がNOであると、Δj>0が判定される(S71)。この判定がYESであると、すべてリユースして且つ不足分は新規製造するとしてR(j)=0が決定される(S72)。ステップS71の判定がNOであると、リユースした余りは次期に持ち越すものとしてR(j)=|Δj|が決定される(S73)。
【0071】
次に、j=Jが判定される(S74)。この判定がNOであると、jに1が加算され(S75)、処理はステップS66に戻る。判定がYESであると、k期における企業コスト、発生CO、算出される(S76)。ここで、企業コストとは製品ライフサイクルにおける材料調達コスト、製造コスト、流通コスト、製品回収コスト、リユースコスト、リサイクルコスト、廃棄コストを指し、このうちk期における該当コストを積算する。また、発生COとは、製品ライフサイクルの全体、すなわち材料調達、製造、流通、使用、製品回収、リユース、リサイクル、廃棄段階の各段階で発生するCOを指し、このうちk期における該当CO発生量を積算する。
【0072】
この後、k=Kが判定される(S77)。この判定がNOであると、kに1が加算され(S78)、処理がステップS63に戻る。判定がYESであると、全期間に渡る企業コスト、発生COが算出され(S79)、結果が外部記憶装置18に格納される(S80)。
【0073】
上記[3]の段階の処理である。上記の環境影響・コスト積算処理は、環境影響・コスト積算部13により環境影響情報データベース16,コスト情報データベース17の情報を用いて行われ、多世代製品系列全体としての環境影響およびコストが算出される。
【0074】
次にこの積算結果を表示装置14に表示する(図2のステップS4)。上記[4]の段階の処理である。この結果、オペレータは、多世代製品系列全体としての環境影響およびコストを知ることができ、リユースおよびリサイクルを実施するに当たって、適用する製品の枠を適正に配分できるようになり、LCAとLCCの双方を考慮した最適な部品リユースと材料リサイクルを実施可能にする。
【0075】
本発明システムの全体の動作概要は、以上のようなものである。
【0076】
ここで、本発明システムで実現したい点は、次の生産において、使用済み製品から転用することとなるリユース部品・リサイクル材料を、過不足無く供給して、LCAとLCCから見ての最大の効果を得ることのできるような運用を実現することにある。従って、本発明システムにおいては、リユース部品・リサイクル材料の供給量を、如何にして精度良く、しかも、簡易に予測できるようにするかが、最大のカギとなっている。従って、この部分の実施形態を少し具体的に説明する。
【0077】
<製品生産量・回収量予測>
上述したように、本発明システムにおいては、リユース部品・リサイクル材料の供給量は、製品生産量・回収量分布予測部11により予測する。そして、本発明システムでは、この予測は次に示す如き回収分布の近似モデルを使用して行うようにすることで、できるだけ処理の簡易化を図りつつも、リユース部品・リサイクル材料の供給量を現実に見合うように予測できるようにする。
【0078】
一般的に、製品系列内でリユース部品やリサイクル材料を採用したときの環境影響やコストに対する効果は、製品の生産台数・回収台数や生産時期(市場投入時期)の影響を受ける。このことは、先の環境影響やコストを正確に見積もろうとするならば、製品1台当たりではなく、ある期間内に環境影響やコストを発生させる集団として取り扱わねばならないことを意味する。
【0079】
図13は、そのことを説明するための図である。図13は初代および次世代の製品の生産時期と初代製品の使用期間(ユーザに渡った製品の活用期間)とリユースとの関係を示す図である。この例においては、初代製品はL1で示す製造ロット1において図の如き生産期間で生産され、その生産量は長方形でグラフ表示された面積グラフAの表示面積で示される。 “製造ロット1”L1で製造された初代製品は所定の使用期間PTuseを経過した時点で用済みとなって回収され、この時点で開始されるL2なる符号を付した製造ロット2での製品製造に、当該回収品から得た部品(リユース部品)や回収材料は再利用される。
【0080】
その形態は大別して“case1”,“case2”,“case3”の3種類ある。これらのうち、“case1”の場合は回収された部品は50[%]分が余剰部品となって廃棄され(面積グラフB1)、残りの50[%]分が“製造ロット2”L2でリユース可能であることを示している(面積グラフB2は、“製造ロット2”L2における生産量を表す)。
【0081】
また、“case2”の場合は回収された部品で“製造ロット2”L2における生産を100[%]賄えることを示している(面積グラフC)。
【0082】
“case3”の場合は回収された部品で“製造ロット2”L2での生産量の50[%]分が賄えるが(面積グラフD2)、残りの50[%]分は新規部品生産が必要であることを示している(面積グラフD1)。
【0083】
ここで、本発明システムの効果を理解し易くするために、解析しようとしている対象の製品が、例えば、非常に短い使用期間の製品であり、使用後に製品は100[%]回収可能で、さらにその製品に含まれる部品をすべてリユースできるような場合(すなわち、リユース可能率=100[%])を想定し、説明していくものとする。
【0084】
この想定例の場合、部品リユースの環境影響・コストに対する効果は、リユース部品が組み込まれる製品の生産量に依存する。従って、“製造ロット1”L1で使用した部品量が、“製造ロット2”L2において必要となる部品量より多ければ回収部品は余ってしまうことになるし(“case1”)、逆に少なければ回収部品で不足する分を新規生産して使用しなければならないこととなる(“case3”)。
【0085】
これから明らかなように、“製造ロット2”L2で発生する環境影響・コストは、“製造ロット1”L1で生産されて市場に供給された製品の回収量と“製造ロット2”L2での製品生産量、および“製造ロット1”L1で生産されてユーザの手に渡った製品の回収時期と、“製造ロット2”L2の製品生産時期に依存していることがわかる。
【0086】
従って、これを如何にしてできるだけ単純かつ的確に表現できるようにするかで、評価結果の精度が決まってくる。
【0087】
本発明では、そのための表現形式として2種類、即ち近似モデル1と近似モデル2を用意した。
【0088】
<近似モデル1>
本発明の主眼とするところは、できるだけ簡単化して実施できるようにするために、回収状態を現実に即した状態にモデル化してリユース部品・リサイクル材料の供給量を予測することにある。これに基づいてLCAとLCCを評価するものである。
【0089】
現実世界(実際)では、主に製品製造企業の都合によって、ある期間中の製品生産台数分布が決まり、次に主に製品使用者の都合により、製品使用期間の分布および製品回収率が決まり、その結果として実際の製品回収台数の分布が決まることとなる。
【0090】
“近似モデル1”の想定する現実世界の説明として図14(a)に示すように、主に製品製造企業の都合によってある期間中の製品生産台数分布が決まり、次に主に製品使用者の都合により製品使用期間の分布および製品回収率が決まり、その結果として実際の製品回収台数の分布が決まると云う現実世界を、この“近似モデル1”においては次のようにして当該現実世界を、ほぼ忠実に反映させるべく、モデル化している(図14参照)。
【0091】
すなわち、ここでは生産開始時から次機種投入時までを生産期間tpとして、全生産見込み台数を生産期間で除算することにより求めた単位期間当たりの平均生産台数を、生産台数分布として用いる(図14)。次機種が設定されていない製品では、ライフサイクルモデリング段階で設定された見込み生産期間が用いられる。
【0092】
この手法の場合、回収期間は生産期間と同一期間とし、固定値の製品回収率を用いて総製品回収台数を算出し、これを回収期間で除して単位期間あたりの平均回収台数を算出する。
【0093】
また、製品使用期間はmin{製品価値寿命、製品耐用寿命}とする。ここで“min”とは、上述同様、最小のものを選択すると云う意味であり、“製品価値寿命”、“製品耐用寿命”の2要素のうち、最小となっている要素を使用期間として用いると云う意味である。なお、製品価値寿命とは製品ユーザにとってその製品が価値を維持している期間を指すものであり、製品耐用寿命とは製品が要求された故障率より小さい故障率を維持している期間を指すものである。これら製品耐用寿命と製品価値寿命は製品毎に個別に決定される。
【0094】
これら製品耐用寿命と製品価値寿命は実状と経験に基づき、本システムのユーザ(評価しようとしている製品の設計開発実務担当者)によって製品毎に個別に決定される。
【0095】
本近似モデルは、例えば単年度で生産を打ち切って次の製品機種を生産するような製品カテゴリーに適している(小型家電品、パーソナルコンピュータなど)。なお、図14のグラフで横軸として示されている期は年度や月度としても適用可能である。
【0096】
以上で、使用済みのある製品の期間別の回収量を精度良く予測することができるようになる。この例は、簡易手法ではあるが、簡単に、実生産台数分布に非常に近いモデルとして計算できる効果がある。
【0097】
なお、本近似モデルにおいて、生産期間Tpを製品価値寿命の値とすれば、本モデルは市場ニーズがある限り生産を続ける製品カテゴリー(例えば自動車)にも適用可能である(図16)。
【0098】
<近似モデル2>
この“近似モデル2”は三角近似モデルであり、この近似方法は図17および図18に示す如きのものである。現実世界の説明図は図17(a)であり、これは図14(a)で説明したものと同様である。この“近似モデル2”においては、見込み総生産台数を与えた上で、次機種投入までの期間tpnを中心とする二等辺三角分布で生産台数分布を近似する。すなわち、この場合の生産期間Tpは2Tpnとする。
【0099】
生産台数の三角分布を、時間方向に製品使用期間分(=min{製品価値寿命、製品耐用寿命})だけずらし、さらに三角形の面積が回収台数に等しくなるように三角形の高さを調整する。
この結果、三角近似された回収台数分布を得ることができる。なお、次機種が設定されていない製品では、ライフサイクルモデリング段階で設定された見込み生産期間が用いられる。
【0100】
本近似モデルは比較的長期間生産を続ける製品カテゴリーに適している。例えば、大型電機製品、産業用製品などの次機種投入後は少しずつ生産量を減らしながら生産を続ける製品に適する。本近似モデルを用いることにより、簡易手法ではあるが、簡単に、実生産台数分布に非常に近いモデルとして計算できる効果がある。なお、図17のグラフで横軸として示されている期は年度や月度としても適用可能である。
【0101】
以上で、使用済みのある製品の期間別の回収量を精度を保ちつつ予測することができるようになる。
【0102】
製品生産量・回収量分布予測部11においては、以上の2種類(“近似モデル1”、“近似モデル2”)のうちのいずれかの回収分布の近似モデルを適用し、これに実際に部品リユースにかかる作業(洗浄・検査など)時間数、および材料リサイクルにかかる作業(材料メーカーの所要日数)時間数を勘案させて演算処理させるようにすれば、リユース部品・リサイクル材料の供給量をより実際に見合うように予測できるようになり、次の生産において、使用済み製品から転用することとなるリユース部品・リサイクル材料を、過不足無く供給して、LCAとLCCから見ての最大の効果を得ることのできるような運用を実現することができるようになる。
【0103】
なお、使用済み製品から転用することとなるリユース部品・リサイクル材料は、次の生産する製品の生産開始前に予測して生産開始時には過不足無く供給できるようにする必要があり、そのために各近似モデルを最適に設定して、精度の良い回収量予測ができるようにしておく必要があるわけであるが、運用初期においては、経験的に定めることとなるので、実態からずれている心配があるが、これは学習させて成長させる仕組みを適用することで次第に良好にチューニングされることとなり、現実にフィットするモデルが得られるようになる。
【0104】
上述したように、本発明システムにおける処理の手順をまとめると、
[1]ライフサイクル・モデリング
[2]製品生産量・回収量予測
[3]環境影響・コスト積算
[4]得られた結果としての環境影響・コストの呈示
の4段階からなるものである。
【0105】
上記[1]でのライフサイクル・モデリングは、用済みとなって回収される前世代製品の何を、これから生産しようとする次期世代の何と云う製品のどれに転用するかを決める定義をするための処理であって、多世代製品系列について行うので、本発明では、自製品あるいは製品系列間でクローズされた部品リユースや材料リサイクルを実施するにあたっての流れの方向を定義するため、マテリアルフローを矢印で明示的に記述する。同時に各製品について“製品名称”、“次機種名称”、“製品耐用寿命”、“製品価値寿命”、“生産開始時期”、“総生産台数”、などの情報を記述して定義に反映させるようにする(図11)。これにより、どの製品から回収するどの部品や材料をどの製品のどこに転用するかが定まることになる。
【0106】
そして、ライフサイクル・モデリングを終了した後に、近似モデルを使用しての部品リユース、材料リサイクルための供給量予測を行う。なお、話を簡素化するため、ここではこの予測に当たっての前提として、図14のモデル(“近似モデル1”)を用い、且つ、材料リサイクルはオープン・クローズともに考えていない。従って、製品使用後は部品リユースか、廃棄処理かの二つの選択肢しかないとしている。また、製品回収率は固定値で80[%]、製品の材料調達、製造、流通、回収・廃棄、リユースにかかる期間は無視してできるものとしている。ただし、製品回収率の80[%]は経験値である。
【0107】
一方、環境影響情報DB、コスト情報DB、およびリユース・リサイクル情報DBからは、(図12に示すような)製品単体の環境影響、コスト情報が得られている。ここで用いられる環境影響情報は、従来のLCA手法によって算出される。
【0108】
以上の回収分布の近似モデルに、実際に部品リユースにかかる作業時間数(洗浄・検査などの時間数)および材料リサイクルにかかる作業時間数(材料メーカの所要日数)を勘案することで、リユース部品・リサイクル材料の供給量をより現実的に予測することができる。
【0109】
この予測値を用いてリユース、リサイクルに当たっての環境影響・コストを積算してその値を評価する(図19に示す手順)。
【0110】
本発明システムを使用した結果を示しておく。
図20は、図11で示したライフサイクルモデルについて”近似モデル1”(図14および15の生産量・回収量分布予測結果を用いて、環境影響とコストを図19の手順で算出した例である。図20においては、部品リユースした場合としない場合を比較している。部品リユースした時のCO発生量およびメーカコストの削減効果を棒グラフで表現して表示装置14の画面上に視覚的に表示した様子を示している。比較対比してグラフ表示することで、次期製品に適用しようとしている予定条件下でのリユースの効果の程を、客観的に把握することができるようになる。
【0111】
このように、本発明の評価方法により多世代製品系列におけるリユース効果を定量的に比較することができる。なお、このような比較はリサイクルの場合も全く同様に可能である。また、必要に応じて計画者は図12に示したような詳細データを参照することができる。
【0112】
以上、詳述したように本発明は、製品構成物のリユースもしくは材料リサイクルの少なくとも一方を実施する場合における再利用計画支援装置において、回収される製品の何を、新生産しようとするどの製品のどれに転用するかを決める定義をするための処理である再利用対象製品間のライフサイクル・モデリングを実施するモデリング部と、このモデリング部によりモデリングされたモデルに当て嵌めることにより再利用物供給量の予測を行う予測部と、この予測部による予測結果から再利用した場合に負担する環境影響およびコストの評価をする環境影響・コスト評価装置とを備える構成としたものである。
【0113】
そして、製品構成物のリユースもしくは材料リサイクルの少なくとも一方を実施するに当たり、回収される製品の何を、新生産しようとするどの製品のどれに転用するかを決める定義をするための処理である再利用対象製品間のライフサイクル・モデリングを実施し、このモデリングされたモデルに当て嵌めることにより再利用物供給量の予測を行い、得られた予測結果から再利用した場合に負担する環境影響およびコストの評価をすることで、製品構成物再利用のための計画支援を行うものである。これにより、部品リユースや材料リサイクルを実施するに当たり、環境影響およびコストを実態に即してより正確に評価可能になり、効果的な部品リユースや材料リサイクルを実施可能になる。また、本発明により、製品系列計画時に系列全体としての環境影響やコストを見積もることができるので、例えば環境負荷に対して課税する動きの一環として検討されている炭素税(炭酸ガス排出税)実施などに当たって負担しなければならなくなる環境コストを勘案した全体コストを最小化するために最も相応しい部品リユース形態や材料リサイクルの在り方を評価決定することができるようになるものである。
【0114】
本発明の他の実施形態としては、図21に示すようにライフサイクルモデリング(S1)の後に環境影響およびコスト評価を行う(S3)ことも可能である。ただし、この場合は評価者が各期ごとの製品生産量や回収量およびリユース部品の需給バランスを自ら把握して入力する必要がある。図22は、本例のライフサイクルモデリング画面例であり、図23はその結果を示す。本例は、既に生産や製品回収を実施した後で、確認のために評価を行う場合に特に有効である。その場合は、現実世界の生産量分布や回収量分布が既に把握できているからである。
【0115】
ライフサイクルモデリングの後、環境影響およびコスト積算を行い(図24)、全体としての環境影響とコストを評価する。この処理では、図19の処理におけるステップS62の後の処理としてk期における製品iの生産量、回収量、累積使用量がユーザにより入力される(S81)。他の処理は図19の処理と同じである。なお、本実施形態による評価結果も、図20と同様に得ることができる。
【0116】
本発明における実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、MOなど)、半導体メモリなどの記録媒体に格納して頒布することもでき、また、ネットワークを介しての伝送により、頒布することもできる。
【0117】
【発明の効果】
以上、詳述したように本発明により、多世代製品系列の環境影響およびコストを実態に即してより正確に評価可能になる。また、本発明により、製品系列計画時に系列全体としての環境影響やコストを見積もることができるので、例えば環境負荷に対して課税する動きの一環として検討されている炭素税(炭酸ガス排出税)実施などに当たって負担しなければならなくなる環境コストを勘案した全体コストを最小化するために最も相応しい部品リユース形態や材料リサイクルの在り方を評価決定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に従った環境影響評価装置を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の実施形態による環境影響評価およびコスト評価の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるライフサイクル・モデリングの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるパーソナルコンピュータを例にしたライフサイクル・モデリングのための操作展開例を説明する図である。
【図5】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるパーソナルコンピュータを例にしたライフサイクル・モデリングのための操作展開例を説明する図である。
【図6】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるパーソナルコンピュータを例にしたライフサイクル・モデリングのための操作展開例を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるパーソナルコンピュータを例にしたライフサイクル・モデリングのための操作展開例を説明する図である。
【図8】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるパーソナルコンピュータを例にしたライフサイクル・モデリングのための操作展開例を説明する図である。
【図9】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるパーソナルコンピュータを例にしたライフサイクル・モデリングのための操作展開例を説明する図である。
【図10】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるパーソナルコンピュータを例にしたライフサイクル・モデリングのための操作展開例を説明する図である。
【図11】本発明の実施形態の環境影響評価装置におけるパーソナルコンピュータを例にしたライフサイクル・モデリングのための画面例を示す図である。
【図12】ライフサイクルモデリング結果の保存例を示す図である。
【図13】同一製品で部品を全てリユースするときの3態様を説明する図である。
【図14】本発明の実施形態の環境影響評価装置で用いる生産量、回収量分布の近似モデル1を説明するための図である。
【図15】製品生産量分布および回収量分布の予測フローを示す図である。
【図16】製品生産量分布および回収量分布の予測フローを示す図である。
【図17】本発明の実施形態の環境影響評価装置で用いる生産量、回収量分布の近似モデル2を説明するための図である。
【図18】製品生産量分布および回収量分布の予測フローを示す図である。
【図19】環境影響・コスト積算のフローを示す図である。
【図20】リユース効果の算出例を示す図である。
【図21】本発明の実施形態に係る環境影響評価およびコスト評価手順を示す図。
【図22】パーソナルコンピュータを例にしたライフサイクルモデリング画面例を示す図である。
【図23】ライフサイクルモデリング結果例を示す図である。
【図24】環境影響・コスト積算フローを示す図である。
【符号の説明】
10…プロセッサ
11…製品生産量/回収量予測部
12…ライフサイクルモデリング部
13…環境影響・コスト積算部
14…表示装置
15…入出力装置
16…環境影響情報データベース
17…コスト情報データベース
18…外部記憶装置
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention supports the planning, development, design and evaluation of environmentally conscious products. Environmental impact assessment device For conducting environmental impact assessments and cost assessments that are particularly useful when planning multi-generation product lines Environmental impact assessment device About.
[0002]
[Prior art]
Various problems such as global warming due to the effect of exhaust gas, which is increasing with the development of industry and economy, global warming, natural destruction due to the disposal of a large amount of discarded waste, and environmental pollution due to harmful substances Therefore, reducing the environmental burden on the earth is an important issue in the industrial world.
[0003]
When considering the environmental impact in the manufacturing industry, it is not sufficient to focus on the range from product material procurement to production and shipment of the manufactured product, and it is necessary to put it into the disposal stage including recycling There is.
[0004]
Therefore, it is necessary to reduce the environmental burden from the viewpoint of capturing the entire life from the birth of the product to the disposal of used products. Importance of assistive technology to develop products so that the environmental impact of the entire product lifecycle (product lifetime) from product material procurement to disposal of the used products is reduced more reliably than conventional products Has increased. The establishment of design support technology for design that places importance on such life cycle processes is desired.
[0005]
Of course, conventionally, as a method for calculating the environmental load and the environmental impact related to the entire life cycle of a product, for example, there has been a life cycle assessment (LCA) defined by ISO14040.
[0006]
This LCA is, for example, CO generated in the product life cycle. 2 (CO2 gas), NOx (nitrogen oxides), etc. "environmental impact" that will have an adverse effect on the environment (inventory analysis), and to evaluate the impact on the environment (impact analysis) is there. Therefore, if the design solution (product and product life cycle process) is evaluated by LCA and the design solution is improved based on the evaluation result, it is possible to supply an environmentally friendly product that can reduce the environmental impact.
[0007]
However, the conventional LCA method calculates the average environmental impact generated per product. In this conventional method, for example, in a so-called multi-generation product series in which a single product model is produced by inheriting a basic design for several generations by partial improvement, a product is collected and a specific part is taken out. When applying to the case of reusing within the same product line, it must be assumed that the supply amount of the reuse parts and the required quantity of the parts are balanced.
[0008]
In other words, when considering reuse, the most suitable product line is a multi-generation product line in which a single product model is developed over several generations and evolves with partial improvements. This is because the new product is often composed of the same parts as many of the components of the old product. Such multi-generation product manufacturing means that used products that are no longer necessary at the user's hand can be collected and their components can be reused.
[0009]
Therefore, in recent years, as represented by lens-equipped films (disposable cameras), used products are collected by manufacturers, disassembled, and the disassembled parts are reused as parts for the next product. It has also been required for other industrial products.
[0010]
In the case of industrial products, if components are standardized, not only multi-generation products but also parts can be reused widely.
[0011]
In that case, when applying the conventional LCA technique, it must be used on the assumption that the supply amount of the reuse parts and the required amount of the parts are balanced.
[0012]
However, the effect of the actual reuse of parts on the environmental impact largely depends on the balance between the supply quantity of reuse parts and the required quantity of parts derived from the production volume of products incorporating the parts.
[0013]
In other words, if the amount of reused parts is less than the required amount, the number of newly produced parts must be increased. Conversely, if the amount of reused parts is excessive, the remaining parts must be discarded. . Therefore, in order to accurately estimate the environmental impact effects of component reuse and realize product manufacturing that further reduces the environmental burden, LCA must be implemented in a multi-generation product line that takes production volume into account. .
[0014]
In other words, in order to accurately estimate the environmental impact effect of component reuse, LCA must be performed in a multi-generation product line that takes production volume into account.
[0015]
The same applies to material recycling within the same product line.
[0016]
Further, as a concept for calculating the cost of the entire life cycle of a certain product, there is a life cycle cost (LCC).
[0017]
This LCC is the cost of the entire product life cycle from material procurement to disposal. As for this LCC, as in the case of LCA, in order to accurately estimate the environmental impact effect of component reuse, the LCC must be obtained in a multi-generation product line that takes into account the production volume. Of course, this also applies to the case of material recycling within the same product line.
[0018]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the conventional technology was established on the assumption that the supply amount and the required amount of parts are in balance when parts are reused or recycled, it is possible to accurately estimate the environmental impact and cost of the entire multi-generation product line. I couldn't.
[0019]
In other words, since manufacturing is carried out as a corporate activity, the cost cannot be ignored, so it must be kept within the proper range of economic activities. Therefore, the enterprise must consider the LCA and LCC. It is necessary to carry out effective product manufacturing. For this purpose, it is necessary to accurately reflect the supply of reused parts and recycled materials that can be used in the same product line when developing a multi-generation product line, so that predictions that match the actual situation can be made. It is necessary to consider the events related to reuse and recycling as uncertain factors in advance and to match the actual situation. However, since the conventional method is based on the assumption that the supply amount of the reuse parts and the required amount of the parts are balanced, it cannot be evaluated according to the actual situation.
[0020]
Therefore, the object of the present invention is to be able to predict and evaluate as accurately as possible the environmental impact and cost generated from a product group of a multi-generation product line when implementing manufacturing that takes into account parts reuse and material recycling. Enable effective component reuse and material recycling Environmental impact assessment device Is to provide.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
The first aspect of the present invention is: In the procurement, manufacturing, distribution, use, recovery, and disposal stages of the first target to be reused from the recovered product and the second target to be recycled and the target of the newly produced product to be assembled by reuse and recycling Storage means for storing environmental impact information and cost information; reading environmental impact information and cost information relating to the first and second objects and the object of the newly produced product from the storage means; and displaying icons as icons respectively Display means, means for inputting the number of products for each product, production start time, production period, etc., accepting operations from the user, and based on the read information displayed on the display means, the newly produced product from the collected product Icon indicating the newly produced product from an icon indicating at least one of the first and second objects that can be diverted to And displaying an arrow on the screen of the display device to create a life cycle model for associating at least one of the first and second objects with the object of the newly produced product, and the life cycle model Product value indicating the period during which the product maintains its value for the user, and the period of use of the product that is subject to reuse or recycling by the above life cycle modeling The first production value is defined as the average production quantity per unit period obtained by dividing the production quantity distribution of the product to be reused or recycled by the shorter one of the lifetime and the product useful life, and dividing the production quantity by the production period. And a process for approximating at least one collection amount distribution of the second object, the production number distribution of the newly produced product, and the collection amount The process for obtaining the applicable quantities of the first and second targets that can be applied to the newly produced product, the number of newly produced products, the applicable quantity, and the read environmental impact information and cost Based on the information, when producing a product using the reused or recycled first and second objects, and when producing a product without using the reused or recycled first and second objects, An environmental impact evaluation apparatus comprising: a processor that calculates an environmental impact and a cost associated with production of the product and displays the result. I will provide a.
[0022]
The second aspect of the present invention is In the procurement, manufacturing, distribution, use, recovery, and disposal stages of the first target to be reused from the recovered product and the second target to be recycled and the target of the newly produced product to be assembled by reuse and recycling Storage means for storing environmental impact information and cost information; reading environmental impact information and cost information relating to the first and second objects and the object of the newly produced product from the storage means; and displaying icons as icons respectively Display means, means for inputting the number of products for each product, production start time, production period, etc., accepting operations from the user, and based on the read information displayed on the display means, the newly produced product from the collected product Icon indicating the newly produced product from an icon indicating at least one of the first and second objects that can be diverted to And displaying an arrow on the screen of the display device to create a life cycle model for associating at least one of the first and second objects with the object of the newly produced product, and the life cycle model Product value indicating the period during which the product maintains its value for the user, and the period of use of the product that is subject to reuse or recycling by the above life cycle modeling The next model is introduced as the average production quantity per unit period with the production quantity distribution of the product to be reused or recycled as the shorter of the service life and the product useful life, and the production quantity divided by the production period. A process of approximating at least one collection distribution of the first and second objects using a triangular distribution that sometimes has a peak value; Based on the production unit distribution of the newly produced product and the collection amount distribution, a process for obtaining the applicable quantity of the first and second targets that can be applied to the newly produced product, the production number of the newly produced product, and the appropriation Based on the possible quantity and the read environmental impact information and cost information, a product is produced using the reused or recycled first and second objects, and the reused or recycled first and second items. 2. Environmental impact assessment characterized by comprising a processor that calculates the environmental impact and cost associated with the production of the product when the product is produced without using the target, and displays the result. apparatus I will provide a.
[0029]
In the above environmental impact assessment, Approximation prediction Processing Is the shorter of the product life expectancy and product life expectancy, and the product production number distribution is the estimated total production quantity is the expected production period. Approximate using the average number of units produced per unit period divided by.
[0030]
As a result, when predicting the recovered amount and the transferred dose, it can be easily calculated as a model very close to the actual production number distribution. As a result, when performing component reuse and material recycling, it is possible to evaluate environmental impacts and costs more accurately in accordance with the actual situation while performing relatively simple processing, and implement effective component reuse and material recycling. It becomes possible.
[0031]
In addition, according to the present invention, it is possible to estimate the environmental impact and cost of the entire series at the time of product series planning. For example, the implementation of a carbon tax (carbon dioxide emission tax) being studied as part of the movement to tax the environmental load It is possible to evaluate and determine the most suitable parts reuse form and material recycling method in order to minimize the total cost in consideration of the environmental cost that must be borne by the company.
[0032]
In the above environmental impact assessment, Approximation prediction Processing Uses the shorter period of product life and product life, and the product production number distribution has a peak value when the next model is introduced. Predict by approximating with triangular distribution.
[0033]
As a result, when predicting the recovered amount and the transferred dose, it can be easily calculated as a model very close to the actual production number distribution. For this reason, when performing component reuse and material recycling, it becomes possible to more accurately evaluate the environmental impact and cost according to the actual situation with simple processing, and it becomes possible to carry out effective component reuse and material recycling.
[0034]
In addition, according to the present invention, it is possible to estimate the environmental impact and cost of the entire series at the time of product series planning. For example, the implementation of a carbon tax (carbon dioxide emission tax) being studied as part of the movement to tax the environmental load It is possible to evaluate and determine the most suitable parts reuse form and material recycling method in order to minimize the total cost in consideration of the environmental cost that must be borne by the company.
[0035]
In the above environmental impact assessment, the life cycle modeling process arranges the element symbol of the collected product linked to the relevant information of the element and the element symbol of the product to which the component or material is diverted on the screen. An item content entry screen that includes at least one of the following information: product name, previous model, product useful life, product value life, production start time, and number of productions is displayed. It supports screen expansion that can be associated. As a result, modeling can be performed with a simple operation.
[0036]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is a technology for enabling a group of multi-generation product families to simultaneously evaluate the environmental impact and the costs generated in a company when parts reuse and material recycling are carried out. Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0037]
<Configuration of this system>
FIG. 1 shows an environmental impact assessment apparatus according to an embodiment of the present invention. According to the figure, the environmental impact assessment apparatus includes a processor (CPU) 10, a product production / recovery amount distribution prediction unit 11, a life cycle modeling unit 12, an environmental impact / cost integration unit 13, a display device 14, and input / output. A device 15, an environmental impact information database 16, a cost information database 17, and an external storage device 18 are provided. The product production / recovery amount distribution prediction unit 11, life cycle modeling unit 12, and environmental impact / cost integration unit 13 correspond to programs stored in the memory 100. The processor 10 executes necessary programs, including input / output control and various arithmetic processes, by executing programs stored in the memory 100.
[0038]
The product production / recovery amount distribution forecasting unit 11 is a device for predicting the amount of reused parts / recycled material supplied to each product that constitutes a multi-generation product series. The supply quantity can be predicted by processing the propositions such as which parts can be used as parts of the next product, and how much materials can be reused as raw materials. The life cycle modeling unit 12 is for performing life cycle modeling of multi-generation product lines, and will be described in detail later.
[0039]
The environmental impact / cost integrating unit 13 calculates the environmental impact and cost of the entire multi-generation product line. The display device 14 is a display device for displaying the operation and result contents of the system such as processing results, input contents, and input screens, and the input / output device 15 is a man-machine with a life cycle planner who is an operator. The interface includes a keyboard and a pointing device as an input device, and a printer and an audio device as an output device.
[0040]
The environmental impact information database (DB) 16 is a database that holds environmental impact information related to product material procurement, manufacture, distribution, use, recovery / disposal stages, and environmental impact information generated during component reuse / material recycling. These information are acquired by the LCA tool. The cost information database (DB) 17 is a database that holds cost information related to product material procurement, manufacturing, distribution, use, recovery / disposal stages, and cost information generated when parts are reused / recycled. Obtained by the tool.
[0041]
The LCA tool is used to calculate the "environmental load" that occurs in the life cycle of the target product (inventory analysis) and to evaluate its impact on the environment (impact analysis). By using this LCA tool, It enables the development of products that reduce environmental impact by evaluating design solutions (products and product life cycle processes) and improving the design solutions based on the evaluation results. The LCC tool is a support tool for calculating costs for the entire product life cycle from material procurement to disposal. The external storage device 18 stores intermediate results and final results of evaluation.
[0042]
<Description of operation>
Next, the operation of the system of the present invention having such a configuration will be described.
The system of the present invention is intended to calculate and present the environmental impact and cost of the entire multi-generation product line, and is implemented in steps S1 to S4 shown in FIG. That is, life cycle modeling (S1), product production / recovery amount prediction (S2), environmental impact / cost integration (S3), and the resulting environmental impact / cost presentation (S4) Are executed sequentially. In the system according to the embodiment of the present invention, the environmental impact evaluation and the cost evaluation are performed by the environmental impact assessment and cost accumulating unit 13 when the parts are reused and the material is recycled. Life cycle modeling of the product series is performed (step S1 in FIG. 2). This is the process of step S1. This life cycle modeling process is a process for defining what is to be used and collected and what is to be used for the next generation to be produced. This is performed by the life cycle modeling unit 12 in the memory.
[0043]
In this process, the life cycle modeling process is performed according to the procedure shown in FIG. That is, the user operates the keyboard or the like of the input / output device 15 to give the processor 10 an activation command for the life cycle modeling processing function. As a result, the processor 10 activates the life cycle modeling unit 12 and enables the life cycle modeling process. Next, the user first performs an operation of iconizing the names of parts constituting the product and calling them on the screen of the display device 14 (step S11 in FIG. 3). That is, it takes a form in which the names of parts constituting the product are displayed as symbols and pasted on the screen.
[0044]
The user can arbitrarily specify the pasting position of the iconized part name on the screen. This is because the position of the icon can be moved with a mouse or the like.
[0045]
For example, FIG. 4, FIG. 5, and FIG. 6 show this state. First, the user places an icon 31 in which the part name of the original product to be reused or recycled is iconified at a desired position on the screen. Paste (FIG. 4A). Similarly, if there is a next target part, the part name is iconified and pasted on the screen as an icon 32 obtained by this iconization (FIG. 4B). In the case of this example, the icon 31 of the component that is the first product liquid crystal display is pasted first, and the icon 32 of the component that is the notebook personal computer body of the first product is pasted next. Since these parts are diverted from the original product, the user places both icons 31 and 32 close together. This state is the state of FIG. 4B.
[0046]
Next, the user pastes an icon 33 in which a part name of a next-generation product as an object to be assembled by reusing reused parts and materials is iconified at a desired position on the screen (FIG. 5A). Similarly, if there is a next target part, the part name is converted into an icon and pasted on the screen as an icon 33 obtained by the iconization (FIG. 5B). In the case of this example, the first icon pasted is the icon 33 of the component of the next generation product liquid crystal display, and the second pasted icon is the icon 34 of the component of the next generation product notebook personal computer main body. Since these parts constitute a next-generation product, the user places both icons 33 and 34 close to each other. This state is the state of FIG.
[0047]
Furthermore, if there is another product as a target to be assembled by recycling recycled parts or materials, the user iconizes the part name of the product. The obtained icons 35 and 36 are pasted to desired positions on the screen (FIG. 6). In the case of this example, the icon 35 of the component that is a liquid crystal display of another product is pasted first, and the icon 36 of the component that is a power supply box of the separate product is pasted next. Since these parts constitute the product, the user places both icons 35 and 36 close to each other. This state is the state of FIG.
[0048]
Next, the user operates a pointing device such as a mouse to specify grouping by surrounding a part name icon as a product unit. Thus, parts can be grouped to form a product (step S12 in FIG. 3). In this example, the icons 31 and 32 are grouped by surrounding them with lines, the icons 33 and 34 are grouped by surrounding them with lines, and the icons 35 and 36 are grouped by surrounding them with lines. As a result, the life cycle modeling unit 12 as a program recognizes the icons 31 and 32 as one group, the icons 33 and 34 as one group, and the icons 35 and 36 as one group.
[0049]
Next, the user inputs product information for each of the grouped products (step S13 in FIG. 3). The product information includes “product name”, “next model name”, “product useful life”, “production start time”, “total production number”, and the like.
[0050]
That is, when the grouping is completed, the life cycle modeling unit 12 displays the input windows w1, w2, and w3 for inputting the product information about each of the grouped products as shown in FIG. To control the display (for example, pop-up display). Therefore, the user inputs product information about each of the grouped products by using, for example, a keyboard operation using the input windows w1, w2, and w3. This state is shown in FIGS.
[0051]
Once the product information for each of the products grouped in this way has been entered using the input windows w1, w2, and w3, a directed link between the parts to be reused and the parts to be recycled. (Step S14 in FIG. 3).
[0052]
This is implemented by drawing a line by dragging and dropping the icons of grouped part names and the icons by the user operating a pointing device such as a mouse.
[0053]
In the case of this example, as shown in FIG. 10A, the mouse cursor is first placed on the icon 32, and the mouse is dragged and dropped from here to the icon 34 to draw a line 37 therebetween. As a result, the processor 10 displays an image as shown in FIG. 10A on the screen of the display device 14 as an image in which a line 37 with an arrow from the icon 32 to the icon 34 is drawn, and the life cycle modeling unit 12 Will recognize that the icon 32 is related to the icon 34.
[0054]
Next, the user places a mouse cursor on the icon 31, points it to the icon 35, and drags and drops the mouse to draw a line 38 therebetween. As a result, the processor 10 displays an image as shown in FIG. 10B on the screen of the display device 14 as an image in which a line 38 with an arrow from the icon 31 to the icon 35 is drawn, and the life cycle modeling unit 12 Recognizes that the icon 31 is related to the icon 35.
[0055]
Next, the user clicks an arbitrary point on the arrow lines 37 and 38 with the mouse. Then, the selection screen of whether to reuse parts or material recycling pops up, and if you select either, the line will be defined whether it is an association for parts reuse or an association for material recycling . In this example, if the part reuse is selected and determined, the life cycle modeling unit 12 recognizes that the lines 37 and 38 are associated for part reuse. Then, the processor 10 reflects it and displays “reuse” at the positions of the lines 37 and 38 on the screen. FIG. 11 shows a screen after the above processing is completed.
[0056]
This completes the process of creating a directed link between the parts, and the life cycle modeling is completed.
[0057]
In this way, in the life cycle modeling process, a group of icons in which part names are iconified are grouped, and product information (“product name”, “next model name”, “ "Product life expectancy", "Production start year", "Estimated total production", etc.) "Next model name" includes product LCA information of component parts and LCC information as related information To do. These are acquired by the life cycle modeling unit 12 from the environmental impact information database 16 and the cost information database 17.
[0058]
The environmental impact information database 16 includes environmental impact information on material procurement, manufacturing, distribution, use, recovery / disposal stages of products, as well as component reuse / calculation, which are calculated by LCA methods using LCA tools. Environmental impact information generated during material recycling is held, and the cost information database 17 includes material procurement, manufacturing, distribution, use of products calculated by the LCC method used in the past using the LCC tool. Since the cost information related to the collection / disposal stage and the cost information generated at the time of component reuse / material recycling are held, the life cycle modeling unit 12 performs the life cycle modeling process according to the procedure shown in FIG. For example, the environmental impact information (product L A), it is possible to obtain cost information (LCC information).
[0059]
For example, the part name “14” LCD (14-inch liquid crystal display) ”at the“ material procurement stage ”has a weight of 800 [g] and is manufactured CO 2 (carbon dioxide generated by the manufacturing process and discharged to the global environment). Gas amount) is 3500 [g], parts cost (cost) is 20000 [yen], and the part name “14” LCD (14-inch liquid crystal display) is recovered / inspected in the “reuse stage”. 2 (The amount of carbon dioxide emitted to the global environment due to the inspection for recovery and reuse) is 100 [g], and the recovery / inspection cost (cost for recovery and inspection) is 500 [yen]. Yes, and so on, and CO per unit weight at the “recovery stage” 2 (The amount of carbon dioxide per unit weight that is generated during the recovery and discharged into the global environment) is 0.1 [g], and the recovery cost per unit weight is 1 [yen]. CO per unit weight of 2 (The amount of carbon dioxide per unit weight that is generated in the disposal and discharged into the global environment) is 0.8 [g], the cost per unit weight is 0.5 [yen], and so on. is there.
[0060]
These pieces of information are managed by being linked (associated) with the icons on the screen (the names of the parts that make up the product are symbolized and pasted on the screen), and the linked information is aggregated. The data is now available.
[0061]
The environmental impact information and cost information used here are examples of product LCA and LCC information taking a notebook personal computer as an example, and are calculated using the LCA method and LCC method that have been used conventionally. The calculation method using the input-output table and the method using the stacking method are applicable.
[0062]
When the life cycle modeling process is completed, the supply amount of the reuse parts and the recycled material is predicted by the procedure shown in FIG. 15, FIG. 16, or FIG. 18 (step S2 in FIG. 2). ). This supply amount prediction process is performed by the product production / recovery amount distribution prediction unit 11.
[0063]
According to the procedure shown in FIG. 15, the total number of periods K to be calculated is input (S21). The initial value is set, that is, the product number i = 1, the period k = 1, and the cumulative use amount U (i) = 0 of the product is set (S22). It is determined whether the next model exists in the product i (S23). If this determination is YES, the production period Tp (i) of the product i = the production start time Tpn (i) of the next model of the product i−the production start time Ts of the product i is calculated (S24). If the determination is NO, Tp (i) = Productable period Ta (i) of product i is calculated (S25).
[0064]
Ts (i) ≦ k <Ts (i) + Tp (i) is determined (S26). If this determination is YES, the production quantity P (k, i) of the product i in the k period = the total production P (i) / Tp (i) of the product i is calculated (S27). If the determination is No, P (k, i) = 0 is calculated (S28). Thereafter, Ts (i) + min {product useful life la (i), product value life lr (i)} ≦ k ≦ Ts (i) + min {la (i), lr (i)} is determined (S29). ). If this determination is NO, the recovery amount C (k, j) = 0 of the product i in the k period is calculated (S30). If the determination is YES, C (k, j) = total production amount P (i) of product i × recovery rate C (i) / production period Tp (i) of product i is calculated (S31).
[0065]
Next, the cumulative usage amount U (i) = U (i) + P (k, i) −C (k, j) / C (i) of the product i is calculated (S32). k = K is determined (S33). If this determination is NO, 1 is added to k (S34), and the process returns to step S26. If the determination is YES, i = I is determined (S35). If this determination is NO, 1 is added to i (S36), and the process returns to step S23. If the determination in step S35 is yes, the result is stored in the external storage device (S37).
[0066]
In the procedure shown in FIG. 16, when the determination in step S23 is YES, the production period Tp (i) = product value life lr (i) of the product i is calculated (S41), and the process proceeds to step S26.
[0067]
In the procedure shown in FIG. 18, if the determination in step S23 is YES, the production period of product i Tp (i) = 2 × {production start time Tpn (i) of the next model of product i−production start of product i Time Ts (i)} is calculated (S51). Thereafter, if the determination in step S26 is YES, the production amount P (k, i) of the product i in the k period is k × P (i) / [{(Tp when k ≦ Tp (i) / 2. (i) +1) 2 / 4} quotient], and when k> Tp (i) / 2, {Tp (i) −k + 1} × P (i) / [{(Tp (i) +1) 2 / 4}]] (S52). When the determination in step 29 is YES, C (k, j) = P (k−min {la (i), lr (i)}, i) × recovery rate C (i) is calculated (S53). The process proceeds to step S32.
[0068]
The product production / recovery amount distribution prediction unit 11 predicts the production / recovery amount distribution of each product constituting the multi-generation product series. In other words, the number of units collected in what year, how many parts can be used as parts of the next product, and how much materials can be reused as raw materials are processed to predict their supply. To do.
[0069]
If the supply amount prediction of the reuse parts and the recycled materials is finished, the environmental impact / cost integration is performed by the procedure of FIG. 19 (step S3 of FIG. 2). In this procedure, the total number of periods K to be calculated is input (S61). Setting of initial values, that is, product number i = 1, period k = 1, reuse target part j = 1, reuse part applicable quantity R (j) = 0 is set (S62). The production amount, the recovery amount, and the cumulative usage amount of the product i in the k period are read from the external storage device 18 (S63). i = I is determined (S64). If this determination is NO, 1 is added to i (S65), and the process returns to step S63. If the determination is YES, R (j) = R (j) + sum of all product types Σ [C (k, i) × number of parts j used in product i N (j, i)] is Calculated (S66).
[0070]
Next, R (j)> 0 is determined (S67), and if this determination is YES, supply and demand balance Δj = R (j) + sum of all product types Σ [P (k, i) × part j is The number N (j, i)] used in the product i is calculated (S68). Thereafter, Δj = 0 is determined (S69). If this determination is YES, R (j) = 0 is determined as all the reuse target parts are reused and there is no remainder (S70). If the determination is NO, Δj> 0 is determined (S71). If this determination is YES, R (j) = 0 is determined (S72) as all reuse and shortage is newly manufactured. If the determination in step S71 is no, R (j) = | Δj | is determined assuming that the remainder of reuse is carried over to the next period (S73).
[0071]
Next, j = J is determined (S74). If this determination is NO, 1 is added to j (S75), and the process returns to step S66. If the determination is YES, the company cost in the k period, generated CO 2 Is calculated (S76). Here, the company cost refers to material procurement cost, manufacturing cost, distribution cost, product collection cost, reuse cost, recycling cost, and disposal cost in the product life cycle. CO generated 2 Means CO generated in the entire product life cycle, that is, material procurement, manufacturing, distribution, use, product recovery, reuse, recycling, and disposal. 2 Of which the relevant CO in period k 2 Accumulate the amount generated.
[0072]
Thereafter, k = K is determined (S77). If this determination is NO, 1 is added to k (S78), and the process returns to step S63. If the determination is YES, the company cost over the entire period, CO generated 2 Is calculated (S79), and the result is stored in the external storage device 18 (S80).
[0073]
This is the process of the above stage [3]. The environmental impact / cost accumulation process is performed by the environmental impact / cost accumulation unit 13 using the information in the environmental impact information database 16 and the cost information database 17, and the environmental impact and cost of the entire multi-generation product line are calculated. The
[0074]
Next, this integration result is displayed on the display device 14 (step S4 in FIG. 2). This is the process of the above stage [4]. As a result, the operator can know the environmental impact and cost of the entire multi-generation product line, and when reusing and recycling, the operator can properly allocate the product frame to be applied. Both LCA and LCC Enables optimal parts reuse and material recycling that take into account
[0075]
The overall operation outline of the system of the present invention is as described above.
[0076]
Here, what we want to realize with the system of the present invention is that in the next production, reuse parts / recycled materials that will be diverted from used products are supplied without excess and deficiency, and the greatest effect seen from LCA and LCC It is to realize the operation that can be obtained. Therefore, in the system of the present invention, the greatest key is how to accurately and easily predict the supply amount of reuse parts / recycled materials. Therefore, the embodiment of this part will be described more specifically.
[0077]
<Product production / recovery forecast>
As described above, in the system of the present invention, the supply amount of reused parts / recycled materials is predicted by the product production / recovery amount distribution prediction unit 11. In the system of the present invention, this prediction is performed using an approximate model of the recovery distribution as shown below, so that the amount of reused parts / recycled materials supplied can be reduced while simplifying the processing as much as possible. To be predictable to meet
[0078]
In general, the environmental impact and cost effects of using reused parts and recycled materials within a product line are affected by the number of products produced / recovered and the production time (market launch time). This means that if the previous environmental impacts and costs are to be accurately estimated, they must be handled as a group that generates environmental impacts and costs within a certain period rather than per product.
[0079]
FIG. 13 is a diagram for explaining this. FIG. 13 is a diagram showing the relationship between the production time of the first and next generation products, the use period of the first product (product use period across users), and reuse. In this example, the first product is produced in the production lot 1 indicated by L1 in the production period as shown in the figure, and the production amount is indicated by the display area of the area graph A displayed in a rectangular graph. "Production lot 1" The original product manufactured in L1 is used and collected when a predetermined use period PTuse has elapsed, and the product is manufactured in production lot 2 labeled L2 that starts at this point. In addition, parts (reused parts) and recovered materials obtained from the recovered products are reused.
[0080]
There are three types, "case1", "case2", and "case3". Of these, in the case of “case 1”, 50% of the collected parts are discarded as surplus parts (area graph B1), and the remaining 50% is reused in “production lot 2” L2. (Area graph B2 represents the production amount in “manufacturing lot 2” L2).
[0081]
In the case of “case 2”, it is shown that the collected parts can cover 100% production in “production lot 2” L2 (area graph C).
[0082]
In the case of “case3”, the collected parts can cover 50% of the production volume in “Manufacturing Lot 2” L2 (area graph D2), but the remaining 50 [%] requires production of new parts. It is shown that there is (area graph D1).
[0083]
Here, in order to facilitate understanding of the effect of the system of the present invention, the product to be analyzed is, for example, a product with a very short use period, and the product can be collected 100% after use, The case will be described assuming that all the parts included in the product can be reused (that is, the reusability rate = 100 [%]).
[0084]
In the case of this assumption example, the effect of reuse of parts on the environmental impact and cost depends on the production volume of the product in which the reuse parts are incorporated. Therefore, if the amount of parts used in “Manufacturing Lot 1” L1 is larger than the amount of parts required in “Manufacturing Lot 2” L2, there will be a surplus of recovered parts (“case 1”). The shortage of recovered parts must be newly produced and used (“case 3”).
[0085]
As is clear from this, the environmental impact / cost generated in “Manufacturing Lot 2” L2 is the amount of product collected in “Manufacturing Lot 1” L1 and supplied to the market and the product in “Manufacturing Lot 2” L2. It can be seen that this depends on the production amount, the collection time of the product produced in the “manufacturing lot 1” L1 and delivered to the user, and the product production time of the “manufacturing lot 2” L2.
[0086]
Therefore, the accuracy of the evaluation result is determined by how this can be expressed as simply and accurately as possible.
[0087]
In the present invention, two types of representation formats, that is, an approximate model 1 and an approximate model 2 are prepared.
[0088]
<Approximate model 1>
The main point of the present invention is to predict the supply amount of reuse parts / recycled materials by modeling the state of recovery in a state that is realistic in order to make the implementation as simple as possible. Based on this, LCA and LCC are evaluated.
[0089]
In the real world (actual), the distribution of product production during a certain period is determined mainly by the convenience of the product manufacturer, and then the distribution of product usage and the product recovery rate are determined mainly by the convenience of the product user. As a result, the distribution of the actual product collection number is determined.
[0090]
As shown in FIG. 14 (a) as an explanation of the real world assumed by “approximate model 1,” the distribution of product production during a certain period is determined mainly by the convenience of the product manufacturer, The distribution of the product use period and the product collection rate are determined by convenience, and as a result, the distribution of the actual number of products collected is determined. In this “approximate model 1”, the real world is determined as follows. It is modeled to reflect it almost faithfully (see FIG. 14).
[0091]
That is, here, from the start of production until the next model is introduced as the production period tp, the average production quantity per unit period obtained by dividing the total production expected quantity by the production period is used as the production quantity distribution (FIG. 14). ). For products for which the next model is not set, the expected production period set in the life cycle modeling stage is used.
[0092]
In this method, the collection period is the same as the production period, the total number of products collected is calculated using a fixed product collection rate, and this is divided by the collection period to calculate the average number of collections per unit period. .
[0093]
Further, the product use period is min {product value life, product useful life}. Here, “min” means that the minimum one is selected as described above, and the minimum element among the two elements “product value life” and “product life expectancy” is used as the usage period. It means that. Product life expectancy refers to the period during which the product maintains its value for the product user, and product useful life refers to the period during which the product maintains a failure rate lower than the required failure rate. Is. These product service life and product value life are determined individually for each product.
[0094]
These product useful life and product value life are determined individually for each product by the user of this system (the person in charge of design and development of the product to be evaluated) based on the actual situation and experience.
[0095]
This approximate model is suitable for a product category in which, for example, production is discontinued in a single fiscal year and the next product model is produced (small household appliances, personal computers, etc.). In addition, the period shown as a horizontal axis in the graph of FIG. 14 is applicable also as a fiscal year or a monthly degree.
[0096]
With the above, it becomes possible to accurately predict the amount of collection of used products by period. Although this example is a simple method, there is an effect that it can be easily calculated as a model very close to the actual production number distribution.
[0097]
In this approximate model, if the production period Tp is the value of product value life, this model can also be applied to product categories (for example, automobiles) that continue to be produced as long as market needs exist (FIG. 16).
[0098]
<Approximate model 2>
This “approximation model 2” is a triangular approximation model, and this approximation method is as shown in FIG. 17 and FIG. An explanatory diagram of the real world is FIG. 17 (a), which is the same as that described in FIG. 14 (a). In this “approximate model 2”, the estimated total production quantity is given, and the production quantity distribution is approximated by an isosceles triangular distribution centering on the period tpn until the next model is introduced. That is, the production period Tp in this case is 2 Tpn.
[0099]
The triangular distribution of the number of produced units is shifted by the product use period (= min {product value life, product useful life}) in the time direction, and the triangle height is adjusted so that the area of the triangle is equal to the number of collected items.
As a result, it is possible to obtain a collection number distribution approximated by a triangle. For products for which the next model is not set, the expected production period set in the life cycle modeling stage is used.
[0100]
This approximate model is suitable for product categories that have been in production for a relatively long time. For example, it is suitable for products that continue production while gradually reducing production after the introduction of the next model, such as large electrical products and industrial products. By using this approximate model, although it is a simple method, there is an effect that it can be easily calculated as a model very close to the actual production number distribution. In addition, the period shown as a horizontal axis in the graph of FIG. 17 is applicable also as a fiscal year or a monthly degree.
[0101]
As described above, it is possible to predict the collection amount of a used product for each period while maintaining accuracy.
[0102]
The product production / recovery amount distribution prediction unit 11 applies one of the above two types (“approximate model 1”, “approximate model 2”) of the approximate model of the recovery distribution, and actually uses it as a part. Considering the number of hours for reuse (cleaning, inspection, etc.) and the number of hours for material recycling (the number of days required by the material manufacturer), the amount of reused parts / recycled materials can be increased. We will be able to make predictions that will actually meet the requirements, and in the next production, we will supply reuse parts / recycled materials that will be diverted from used products without excess or deficiency, and achieve the maximum effect seen from LCA and LCC. Operations that can be obtained can be realized.
[0103]
Reusable parts / recycled materials that will be diverted from used products must be predicted before the start of production of the next product to be produced and supplied at the beginning of production without excess or deficiency. Although it is necessary to set the model optimally so that it is possible to predict the collection amount with high accuracy, it is determined empirically at the initial stage of operation, so there is a concern that it may deviate from the actual situation. However, this is gradually tuned better by applying a mechanism for learning and growing, and a model that fits in reality can be obtained.
[0104]
As described above, the processing procedure in the system of the present invention can be summarized as follows:
[1] Life cycle modeling
[2] Product production / recovery forecast
[3] Environmental impact / cost estimation
[4] Presentation of environmental impact and cost as a result
It consists of four stages.
[0105]
The life cycle modeling in the above [1] is to define what is to be used for the next generation to be produced and what is to be used for the next generation to be produced. In the present invention, in order to define the flow direction when carrying out part reuse or material recycling that is closed between the own product or product series, the material flow is indicated by an arrow. Explicitly describe in. At the same time, information such as “product name”, “next model name”, “product useful life”, “product value life”, “production start time”, “total number of units produced”, etc. is described and reflected in the definition. (FIG. 11). As a result, it is determined which part or material collected from which product is used for which product.
[0106]
After the life cycle modeling is completed, the supply amount prediction for parts reuse and material recycling using the approximate model is performed. In order to simplify the story, the model shown in FIG. 14 (“approximate model 1”) is used as a premise for this prediction, and material recycling is not considered for both open and closed. Therefore, after the product is used, there are only two options of component reuse or disposal. The product recovery rate is a fixed value of 80 [%], and the period for product material procurement, manufacturing, distribution, recovery / disposal, and reuse can be ignored. However, 80% of the product recovery rate is an empirical value.
[0107]
On the other hand, from the environmental impact information DB, cost information DB, and reuse / recycle information DB, environmental impact and cost information of a single product (as shown in FIG. 12) is obtained. The environmental impact information used here is calculated by a conventional LCA method.
[0108]
By considering the actual number of hours required for parts reuse (hours for cleaning / inspection) and the number of hours required for material recycling (the number of days required by the material manufacturer) in the approximate model of the above recovery distribution,・ The supply of recycled materials can be predicted more realistically.
[0109]
Using this predicted value, the environmental impact and cost for reuse and recycling are integrated to evaluate the value (procedure shown in FIG. 19).
[0110]
The results of using the system of the present invention will be shown.
FIG. 20 is an example in which the environmental impact and cost are calculated by the procedure of FIG. 19 using the “approximate model 1” (the production / recovery amount distribution prediction results of FIGS. 14 and 15) for the life cycle model shown in FIG. Fig. 20 compares the case where parts are reused and the case where parts are not reused. 2 A state in which the reduction effect of the generation amount and the maker cost is expressed in a bar graph and visually displayed on the screen of the display device 14 is shown. By displaying the graph in comparison, it becomes possible to objectively grasp the effect of reuse under the planned conditions to be applied to the next product.
[0111]
Thus, the reuse effect in the multi-generation product series can be quantitatively compared by the evaluation method of the present invention. Such a comparison can be made in the same way even in the case of recycling. Further, the planner can refer to the detailed data as shown in FIG. 12 as necessary.
[0112]
As described above in detail, the present invention is a reuse planning support apparatus in the case of performing at least one of reuse of product components and material recycling. A modeling part that performs life cycle modeling between products to be reused, which is a process for defining which is to be diverted, and a recycle supply amount by fitting to a model modeled by this modeling part A prediction unit that predicts the environmental impact, and an environmental impact / cost evaluation device that evaluates the environmental impact and cost that are incurred when reused from the prediction result of the prediction unit.
[0113]
When at least one of the reuse of product components and material recycling is performed, reprocessing is a process for defining what of the collected products is to be used for which of the products to be newly produced. Performing life cycle modeling between products to be used, predicting the amount of reused material by applying it to the modeled model, and the environmental impact and cost incurred when reused from the obtained prediction results In this way, planning support for product component reuse is provided. As a result, when parts reuse and material recycling are performed, it becomes possible to more accurately evaluate the environmental impact and cost according to the actual situation, and it becomes possible to carry out effective parts reuse and material recycling. In addition, according to the present invention, it is possible to estimate the environmental impact and cost of the entire series at the time of product series planning. For example, the implementation of a carbon tax (carbon dioxide emission tax) being studied as part of the movement to tax the environmental load It is possible to evaluate and determine the most suitable part reuse form and material recycling method in order to minimize the total cost in consideration of the environmental cost that must be borne by the company.
[0114]
As another embodiment of the present invention, as shown in FIG. 21, it is also possible to perform environmental impact and cost evaluation (S3) after life cycle modeling (S1). However, in this case, the evaluator needs to grasp and input the product production amount and the collection amount and the supply-demand balance of reuse parts for each period. FIG. 22 shows an example of the life cycle modeling screen of this example, and FIG. 23 shows the result. This example is particularly effective when evaluation is performed for confirmation after production or product recovery has already been performed. In that case, it is because the production volume distribution and the recovery volume distribution in the real world have already been grasped.
[0115]
After life cycle modeling, environmental impact and cost integration are performed (FIG. 24), and the overall environmental impact and cost are evaluated. In this process, as a process after step S62 in the process of FIG. 19, the production amount, the recovery amount, and the cumulative usage amount of the product i in the k period are input by the user (S81). Other processes are the same as those in FIG. The evaluation result according to the present embodiment can also be obtained in the same manner as in FIG.
[0116]
The method described in the embodiment of the present invention includes, as programs that can be executed by a computer, a magnetic disk (flexible disk, hard disk, etc.), an optical disk (CD-ROM, CD-R, CD-RW, DVD, MO, etc.). It can also be stored in a recording medium such as a semiconductor memory and distributed, or can be distributed by transmission via a network.
[0117]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to more accurately evaluate the environmental impact and cost of a multi-generation product line according to the actual situation. In addition, according to the present invention, it is possible to estimate the environmental impact and cost of the entire series at the time of product series planning. For example, the implementation of a carbon tax (carbon dioxide emission tax) being studied as part of the movement to tax the environmental load It is possible to evaluate and determine the most suitable parts reuse form and material recycling method in order to minimize the total cost in consideration of the environmental cost that must be borne by the company.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram for explaining an environmental impact assessment apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing processing procedures for environmental impact assessment and cost assessment according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing a life cycle modeling process in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram for explaining an operation development example for life cycle modeling taking a personal computer as an example in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 5 is a diagram for explaining an operation development example for life cycle modeling taking a personal computer as an example in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 6 is a diagram for explaining an operation development example for life cycle modeling taking a personal computer as an example in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 7 is a diagram for explaining an operation development example for life cycle modeling taking a personal computer as an example in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 8 is a diagram for explaining an operation development example for life cycle modeling taking a personal computer as an example in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 9 is a diagram for explaining an operation development example for life cycle modeling taking a personal computer as an example in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 10 is a diagram for explaining an operation development example for life cycle modeling taking a personal computer as an example in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention;
FIG. 11 is a diagram showing an example of a screen for life cycle modeling taking a personal computer as an example in the environmental impact assessment apparatus of the embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of saving a life cycle modeling result.
FIG. 13 is a diagram illustrating three modes when all parts are reused in the same product.
FIG. 14 is a diagram for explaining an approximate model 1 of production volume and recovery volume distribution used in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a diagram showing a prediction flow of product production amount distribution and collection amount distribution;
FIG. 16 is a diagram showing a prediction flow of product production amount distribution and collection amount distribution;
FIG. 17 is a diagram for explaining an approximate model 2 of a production amount / recovery amount distribution used in the environmental impact assessment apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 18 is a diagram showing a prediction flow of product production volume distribution and collection volume distribution.
FIG. 19 is a diagram showing a flow of environmental impact / cost integration.
FIG. 20 is a diagram illustrating a calculation example of a reuse effect.
FIG. 21 is a diagram showing an environmental impact evaluation and cost evaluation procedure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 22 is a diagram illustrating an example of a life cycle modeling screen using a personal computer as an example.
FIG. 23 is a diagram illustrating an example of a life cycle modeling result.
FIG. 24 is a diagram showing an environmental impact / cost integration flow.
[Explanation of symbols]
10 ... Processor
11 ... Product production / recovery forecast
12 ... Lifecycle modeling department
13 ... Environmental Impact / Cost Accumulation Department
14 ... Display device
15 ... I / O device
16 ... Environmental impact information database
17 ... Cost information database
18 ... External storage device

Claims (5)

回収製品から再利用される第1対象およびリサイクルされる第2対象と、再利用やリサイクルをして組み立てようとする新規生産製品の対象に関する材料調達、製造、流通、使用、回収、廃棄段階における環境影響情報およびコスト情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段から前記第1および第2対象と、前記新規生産製品の対象に関する環境影響情報およびコスト情報を読み取り、それぞれアイコン化したアイコンを表示する表示手段と、
製品毎の生産台数、生産開始時期、生産期間等を入力する手段と、
ユーザからの操作を受付け、前記表示手段に表示された読み取り情報に基づいて前記回収製品から前記新規生産製品に転用できる前記第1および前記第2対象のうち少なくとも1つを示すアイコンから前記新規生産製品を示すアイコンへ、前記表示装置の画面上に矢印を表示することで、前記第1および前記第2対象のうち少なくとも1つと前記新規生産製品の対象とを関係付けるライフサイクルモデルを作成し、前記ライフサイクルモデルに基づいて、環境影響およびコストの評価をする処理と、前記ライフサイクル・モデリングにより再利用またはリサイクルの対象とした製品の使用期間を、ユーザにとって製品が価値を維持している期間を示す製品価値寿命と製品耐用寿命のうち短い方の値とし、且つ再利用またはリサイクルの対象の製品の生産台数分布を、前記生産台数を前記生産期間で除した単位期間あたりの平均生産台数として、前記第1および第2対象の少なくとも1つの回収量分布を近似予測する処理と、前記新規生産製品の生産台数分布と前記回収量分布に基づいて、前記新規生産製品に充当できる前記第1および第2対象の充当可能数量を求める処理と、前記新規生産製品の生産台数、前記充当可能数量、並びに前記読み取られた環境影響情報およびコスト情報に基づき、再利用またはリサイクルした前記第1および第2対象を利用して製品を生産する場合と、再利用またはリサイクルした前記第1および第2対象を利用しないで製品を生産する場合の、当該製品の生産に伴う環境影響およびコストを算出し、その結果を表示する処理と、を行うプロセッサとを具備することを特徴とする環境影響評価装置。
In the procurement, manufacturing, distribution, use, recovery, and disposal stages of the first target to be reused from the recovered product and the second target to be recycled and the target of the newly produced product to be assembled by reuse and recycling Storage means for storing environmental impact information and cost information ;
Display means for reading the environmental impact information and cost information relating to the first and second objects and the object of the newly produced product from the storage means, and displaying iconified icons respectively;
A means to input the number of products produced, the production start time, the production period, etc.
The new production from the icon indicating at least one of the first and second objects that can be transferred from the collected product to the new production product based on the read information displayed on the display means. A life cycle model that associates at least one of the first and second objects with the object of the newly produced product by displaying an arrow on the screen of the display device to an icon indicating a product, on the basis of the life cycle model, and the process of the environmental impact and cost assessment of, the period for the use of products intended for reuse or recycling by the life cycle modeling, the product is maintaining the value to the user a shorter value of the product worth life and product useful life indicating a period, and reuse or recycling of the target The production volume distribution of goods, the production volume as the average production volume per unit time divided by the production period, the process of predicting approximate at least one recovery amount distribution of the first and second target, the new production A process for obtaining applicable quantities of the first and second targets that can be applied to the newly produced product based on the product production number distribution and the collection amount distribution, and the number of newly produced products produced, the applicable quantity, In addition, based on the read environmental impact information and cost information, a case where a product is produced using the reused or recycled first and second objects, and the reused or recycled first and second objects in the case of producing a product without using calculates the environmental impact and costs associated with the production of the product, a processor for performing the processing for displaying the results, the EIA apparatus characterized by comprising.
前記プロセッサは、生産期間を生産開始時から次機種投入時までとして前記予測処理を行う請求項1記載の環境影響評価装置。  The environmental impact evaluation apparatus according to claim 1, wherein the processor performs the prediction process by setting a production period from the start of production to the time of introduction of the next model. 前記プロセッサは、生産期間を生産開始時から製品価値寿命までとして前記予測処理を行う請求項1記載の環境影響評価装置。The environmental impact evaluation apparatus according to claim 1, wherein the processor performs the prediction process by setting a production period from a production start time to a product value life. 回収製品から再利用される第1対象およびリサイクルされる第2対象と、再利用やリサイクルをして組み立てようとする新規生産製品の対象に関する材料調達、製造、流通、使用、回収、廃棄段階における環境影響情報およびコスト情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段から前記第1および第2対象と、前記新規生産製品の対象に関する環境影響情報およびコスト情報を読み取り、それぞれアイコン化したアイコンを表示する表示手段と、
製品毎の生産台数、生産開始時期、生産期間等を入力する手段と、
ユーザからの操作を受付け、前記表示手段に表示された読み取り情報に基づいて前記回収製品から前記新規生産製品に転用できる前記第1および前記第2対象のうち少なくとも1つを示すアイコンから前記新規生産製品を示すアイコンへ、前記表示装置の画面上に矢印を表示することで、前記第1および前記第2対象のうち少なくとも1つと前記新規生産製品の対象とを関係付けるライフサイクルモデルを作成し、前記ライフサイクルモデルに基づいて、環境影響およびコストの評価をする処理と、前記ライフサイクル・モデリングにより再利用またはリサイクルの対象とした製品の使用期間を、ユーザにとって製品が価値を維持している期間を示す製品価値寿命と製品耐用寿命のうち短い方の値とし、且つ再利用またはリサイクルの対象の製品の生産台数分布を、前記生産台数を前記生産期間で除した単位期間あたりの平均生産台数として、次機種投入時にピーク値を有する三角分布を用いて前記第1及び第2対象の少なくとも1つの回収量分布を近似予測する処理と、前記 新規生産製品の生産台数分布と前記回収量分布に基づいて、前記新規生産製品に充当できる前記第1および第2対象の充当可能数量を求める処理と、前記新規生産製品の生産台数、前記充当可能数量、並びに前記読み取られた環境影響情報およびコスト情報に基づき、再利用またはリサイクルした前記第1および第2対象を利用して製品を生産する場合と、再利用またはリサイクルした前記第1および第2対象を利用しないで製品を生産する場合の、当該製品の生産に伴う環境影響およびコストを算出し、その結果を表示する処理と、を行うプロセッサとを具備することを特徴とする環境影響評価装置。
In the procurement, manufacturing, distribution, use, recovery, and disposal stages of the first target to be reused from the recovered product and the second target to be recycled and the target of the newly produced product to be assembled by reuse and recycling Storage means for storing environmental impact information and cost information ;
Display means for reading the environmental impact information and cost information relating to the first and second objects and the object of the newly produced product from the storage means, and displaying iconified icons respectively;
A means to input the number of products produced, the production start time, the production period, etc.
The new production from the icon indicating at least one of the first and second objects that can be transferred from the collected product to the new production product based on the read information displayed on the display means. A life cycle model that associates at least one of the first and second objects with the object of the newly produced product by displaying an arrow on the screen of the display device to an icon indicating a product, on the basis of the life cycle model, and the process of the environmental impact and cost assessment of, the period for the use of products intended for reuse or recycling by the life cycle modeling, the product is maintaining the value to the user a shorter value of the product worth life and product useful life indicating a period, and reuse or recycling of the target The production volume distribution of goods, the production volume as the average production volume per unit time divided by the production period, with a triangular distribution having a peak value at the next model on of the first and second target at least one a process of approximating predict recovery weight distribution, and on the basis the production volume distribution of new production products to the recovery weight distribution, the new production may appropriated to the product determining the first and appropriated possible quantity of the second target process, Based on the production number of the newly produced product, the applicable quantity, and the read environmental impact information and cost information, a product is produced using the first and second objects that are reused or recycled, and Calculating the environmental impact and cost associated with the production of the product when the product is produced without using the recycled or recycled first and second objects, EIA apparatus characterized by comprising a processor for performing a process of displaying the results, the.
前記プロセッサは、前記環境影響情報およびコスト情報と前記ライフサイクルモデルとに基づいて多世代製品系列全体としての環境影響およびコストを算出する処理を行う請求項1乃至4のいずれか1記載の環境影響評価装置。 Wherein the processor environmental impact information and cost information to the lifecycle model and Based on multi-generation products processing for calculating the environmental impact and costs of the entire sequence claims 1 to 4 as set forth in any one of the environment Impact assessment device.
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