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JP4167073B2 - 光アド/ドロップノード及び光wdmネットワーク - Google Patents

光アド/ドロップノード及び光wdmネットワーク Download PDF

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Description

[関連出願]
本出願は、2001年4月11日出願のスウェーデン国特許出願番号0101300−2、及び2001年5月5日出願の米国予備出願番号60/288,422に基づく優先権及びその利益を主張するものであり、それらの全ての記載は本願に参照によって組み込まれる。
[技術分野]
本発明は、双方向光通信のためのノード構造、及びそのような構造のノードを含むネットワークに関する。
[背景]
波長分割多重方式(WDM)は複数の独立した光信号を一つの光ファイバ上で伝送させるのに用いられる方法である。WDMは、ファイバの両端に配置される2つのノードが接続されるポイントツーポイント通信に用いることができるし、複数のノードが1本或いは1対のファイバ上で伝送容量を共有するマルチツーマルチポイント通信に用いることもできる。マルチツーマルチポイント通信において、使用される1本のファイバ或いは1対のファイバは、通常は閉ループ、すなわちリングを形成する。これは、ファイバ或いは他の装置の故障に備えて1対のノード間に2つの異なるルートを持たせるためである。また、端部のノードが異なる場所に位置するバスネットワークも可能である。そのようなリング或いはバス型のWDMネットワークにおけるアド−ドロップノード(add-drop node)は特許文献1(欧州特許出願公開第0905936号)に記載されている。
図1に、WDMリングネットワークの概要を示す。2つの並行なリングファイバ或いはファイバパス1a,1bにおいてトラフィックは反対方向に進む。また、各ファイバパスは一つの方向のみにトラフィックを運ぶ。ノード3において、波長選択可能な光アド及びドロップ(アド/ドロップ)フィルタ(不図示)が提供されている。このフィルタは、選択された波長チャンネルを、低損失でリングファイバへアドしたりリングファイバからドロップしたりすることが可能であり、また、他のすべてのチャンネルについては、低損失で、リングファイバに沿ってノードを通過させる。図1において、ノードへ入る矢印41及びノードから出る矢印42は、リングネットワークを伝送される情報のペイロード部分(payload portion)のためのインターフェースを記号化して表すものである。
図2は、1対のノードA及びBの間の双方向通信が、2つの伝送ファイバ1a、1b上の単方向通信を用いてどのように実現されるかを示す。通常、2つのファイバにおける光信号には、同じ波長が用いられる。伝送ファイバ1a、1bの通信において、合計4つの接続されたアドフィルタ或いはドロップフィルタが必要である。
また、単一の光伝送ファイバを用いて双方向通信を用いることも提案されている。単一のファイバリングネットワークにおけるそのような通信は、非特許文献1(“再構築可能なWDMアド/ドロップリピータを用いた、200kmを超える単一ファイバ双方向リングネットワークの通信”)において開示されている。双方向のアド/ドロップマルチプレクサB−ADMが用いられる。B−ADMの各々は2つの4ポートサーキュレータがシリーズに、相互に直接に接続されている。1つのサーキュレータは第1の方向でB−ADMから、例えば左へ送信し、同じ方向から、例えば左から受信する。また、他のサーキュレータはB−ADMから第2の方向、例えば右へ送信し、同じ方向、例えば右から受信する。サーキュレータの2つのブランチは、それぞれB−ADKMのアドポート及びドロップポートに接続されたスルーフィルタである。
さらに、特許文献2(欧州特許出願公開第0729248号(出願人:AT&T、発明者:ギル(Giles)))において、2つのターミナル間の単一ファイバにおける双方向通信が開示されている。双方向アンプ或いはアド/ドロップマルチプレクサにおいて、チャンネルがアド及びドロップされ得る。そのような双方向アンプにおいて、2つの4−ポートサーキュレータが用いられる。ここで、各4−ポートサーキュレータは単一のファイバパスにおいて接続される第1ポートと、一般的な光ファイバアンプを通して相互に接続された第2及び第3ポートと、光パワーカプラを介してアド及びドロップポートに接続された第4ポートとを有する。カプラへのブランチにはグレーティングが接続される。アド/ドロップマルチプレクサは、2つの6−ポートサーキュレータを備え、それらはファイバパスによって相互接続され、2つのポートにおいてフィルタを有する。
欧州特許出願公開第0905936号 欧州特許出願公開第0729248号 再構築可能なWDMアド/ドロップリピータを用いた、200kmを超える単一ファイバ双方向リングネットワークの通信(オバラヒタシ、マスダヒロジ、アイダカズオ、11th International Conference on Integrated Optics and Optical FibreCommunications 23 European Conference on Optical Communications IOOC-ECOC97,Edinburgh, UK, 22-25 Sept. 1997, pp.9-12)
[要約]
本発明の目的は、伝送パスに接続されたアド/ドロップノードを有する光ネットワークであって、伝送パスのノードにおいて、伝送パス中のトラフィックがアド/ドロップノードを通過する際に蒙る損失が可能な限り小さくなるような、光ネットワークを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、簡易な構造でノード間の双方向通信を可能とする、光ネットワーク中の伝送パスにおける接続のためのアド/ドロップノードを提供することにある。
光ファイバネットワークにおいて、1つのファイバ上の2つのノード間における双方向WDMトラフィックが可能となる。そのようなファイバとしては、例えば、リング構造を有するネットワークにおけるメイン伝送ファイバ或いはファイバパスである。1対のノード間の双方向通信チャンネルの各々は、2つの異なる波長チャンネルで遂行され、ファイバ上の各伝送方向に対して1つのチャンネルが割り当てられる。それらの2つのチャンネルの波長は、1つの共通の、波長選択性アド/ドロップフィルタを用いることにより、そこからリングファイバにおけるトラフィックへアドされたり、ドロップされたりする。そのようなフィルタとしては、一般には2チャンネルのアド/ドロップフィルタが用いられる。それは例えば、2つの隣接するチャンネルをカバーするバンド幅を有するバンドアド/ドロップフィルタである。
このようにして、伝送ファイバ上のアド/ドロップフィルタの数は、図2に示されるような、現状の技術に従ったWDMリング上の各伝送ファイバで必要とされるフィルタの数より少なくすることができる。そして、一般には最小に、すなわち、可能な限り効率的に少なく維持される。
更なる本発明の目的及び利点は、後述の記載において述べられ、その説明から明らかとなり、或いは本発明の実施により確認されるであろう。本発明の目的や利点は、特に添付の請求の範囲で示される方法、プロセス、装置及び組み合わせの手段によって実現され、取得される。
[詳細な説明]
図1に、全体的なWDMリングネットワークの構造を示す。光ファイバによる2つの並行なリングパス1a、1bが、異なる方向へ進む光信号を運ぶ。各ファイバリングにおいて、信号を含んだ光はパス内のトラフィックと呼ばれる。各ファイバリングにおいて、信号は、複数の区別可能な波長バンド或いは波長チャンネルで搬送される。リングパスにおいて、複数のノード3が接続されている。これらのノードはアド/ドロップノードとも呼ばれる。そのようなノードの各々において、リングパス1a、1bの少なくとも1つにおいて信号がトラフィックから取り出され或いはドロップされ、リングパスの少なくとも1つにおいて信号がトラフィックへ供給或いはアドされる。2つの並行なリングパスは互いに反対方向にトラフィックを搬送し、ノード3間の双方向通信を可能にしている図示のケースにおいて、冗長性或いは保護が提供される。こうして、送信ノードから受信ノードへの伝送のために、2つのパスが使用可能である。第1のパスはそれらファイバリングの第1のファイバリングの部分であり、第2のパスは第2のファイバリングの部分である。第2のパスは、第1のパスに使用されていない第1のリングに対応しているか、もしくは並行している。通常は、第1及び第2パス1a、1bのうちの一つが用いられ、他方は保護のためにのみ利用される。そして、故障発生時には上記他方のパスのみが使用される。
図2の構成図には、例えば図1に示す種類のリングネットワークにおけるノードAとノードBとの間の従来技術による通信が示されている。このネットワークにおいて伝送に用いられる2つのファイバ1a、1b(ここでは伝送ファイバと称する)の各々は、それぞれ1方向のみに進む光信号を運び、2つのファイバにおける光信号の方向は互いに反対の方向となっている。通常は、同じ波長チャンネル(図ではチャンネル番号1が示されている)が2つの伝送ファイバで用いられる。伝送ファイバ1a、1bのパスに接続された、合計4つのアド或いはドロップフィルタ21、41が、2つのノード間の双方向通信を実現するのに必要とされる。2つのノードはまた、チャンネル番号1のための光トランスミッタ91と光レシーバ111を含む。
しかしながら、図2のノードA及びBのような1対のノード間における双方向通信は、図3に示されるように単一の伝送ファイバ1を用いて実現することができる。ここで、1つの伝送ファイバ1は2つの異なる方向に光信号を搬送するのに使用される。伝送ファイバ1のノードAにおいて、2チャンネルアド/ドロップフィルタ5e1-2が接続されている。このフィルタは例えばバンドアド/ドロップフィルタであり、2つの波長チャンネル番号1,2でイースト(east)側よりノードAに到達する光信号をドロップする。ここで、これら2つの波長チャンネルは近接、或いは隣接するのが好ましい。また、ここで、イースト側においては、ノードAの右側すなわち東側に直接的にノードBが接続されているものとし、また、ノードA及びBは、中断個所の無いファイバ部分によって接続されているものと仮定する。一般に、ノードAとBの間の双方向通信に用いられるのと異なる波長の光、すなわち図示の例ではチャンネル番号1及び2において用いられる波長とは異なる波長の光は、低損失で伝送ファイバ上のアド/ドロップノードA、Bを通過する。2チャンネルアド/ドロップフィルタ5e1-2のブランチポートには、チャンネル番号2をドロップするために、内部の、単一チャンネルのドロップフィルタ72が接続される。このフィルタ72は、ドロップされるチャンネル以外の信号、すなわち、チャンネル番号2以外の信号を通過させる通過ポートを有する。そして、この通過ポートには、波長チャンネル番号1における光信号のソースが接続される。このソースには、例えば、ノードA内における、レーザのような光トランスミッタ91である。単一チャンネルのドロップフィルタ72のブランチポートには、光或いは光学レシーバ112が、チャンネル番号2の信号を受信するために接続される。
ノードBはノードAに類似の、しかしながらノードAに対して相補的な構造を有する。従って、2チャンネルのアド/ドロップフィルタ5w1-2が、西側からの信号のみをブランチするために適用される。内部の単一チャンネルのドロップフィルタ71はチャンネル番号1の波長の信号をドロップし、光信号ソース92は波長チャンネル番号2のみにおいて光を伝送し、レシーバ111は波長チャンネル番号1において信号を受信するのに適用される。
ノードAにおける光信号ソース91はチャンネル番号1の波長における信号を生成する。その信号は、ノードA内の単一チャンネルのドロップフィルタ72の通過ポートへ入力される。チャンネル番号1の信号は、こうしてドロップフィルタ72を低損失で通過し、伝送ファイバ1に接続されている2チャンネルアド/ドロップフィルタへ送られる。2チャンネルアド/ドロップフィルタのブランチ方向により、チャンネル番号1の信号は伝送ファイバ1内のトラフィックにアドされる。そのトラフィックは、ノードAからみて東方向へ向かってすすみ、こうして、図3に示されるようにノードBに到達するまで右方向へ進行する。ノードBにおいて、チャンネル番号1の信号は、ノードB内の2チャンネルアド/ドロップフィルタ5w1-2においてドロップされ、そこからノードBの内部の単一チャンネルのドロップフィルタ71へ送られる。チャンネル番号1の波長のすべての光が内部の単一チャンネルのドロップフィルタにおいてドロップされ、ノードB内のレシーバ111へ送られる。
反対方向の信号に関して、ノードBにおいて、光信号ソース92は光信号を波長チャンネル番号2のみにおいて送信する。内部の単一チャンネルドロップフィルタ71を低損失で通る反対方向の信号経路は、ブランチポート或いは2チャンネルアド/ドロップフィルタ5w1-2のアド/ドロップポートに連結され、伝送ファイバ1の中を西へ、すなわち左方向へ、他の同方向のトラフィックとともに進む。ノードAにおいて、考慮されたチャンネル番号2の信号は2チャンネルアド/ドロップフィルタ5e1-2においてドロップされ、単一チャンネルのドロップフィルタ72へ送られ、当該ドロップフィルタでドロップされ、さらにノードAのレシーバ112へ送られる。
2チャンネルのアド/ドロップフィルタ5e1-2及び5w1-2がバンドアド/ドロップタイプであった場合、1対のノード間の通信に用いられる波長チャンネル、すなわち上記例ではチャンネル番号1及び2は、上記で示したように隣接或いは近接していなければならない。これにより、フィルタ5e1-2、5w1-2では他の波長チャンネルをほとんどブロックしないようにすることができ、より好ましくは、他の波長に対してはまったくブロックしないようにすることができる。
ノードA,Bにおける2チャンネルのアド/ドロップフィルタ5e1-2及び5w1-2のアド/ドロップ波長とは異なる波長、或いはアド/ドロップ波長の範囲外の波長のためのアド/ドロップフィルタが、上述した双方向通信の機能を限定することなく、伝送ファイバ1に接続されてもよい。
ノード内の、2チャンネルのアド/ドロップフィルタ5e1-2及び5w1-2と、単一のチャンネルのドロップフィルタ71及び72のそれぞれは、3つのファイバポートを有する。それらは、例えば、薄膜干渉フィルタであり、例えばE−TEK社製の製品タイプDWF1、或いはコーニング(Corning)またはオプリンク(Oplink)から得られる。単一チャンネルのアド/ドロップフィルタの機能は、図4a(Fig.4a)から図4d(Fig.4d)に示されている。
単一チャンネルのドロップフィルタは1〜3に番号付けられた3つのポートを有する。第2ポートは通常の一般的な入出力ポートであり、第1ポートは通過ポートであり、第3ポートはブランチ、ブランチド或いはアド/ドロップポートである。当該フィルタでドロップされるチャンネルを除く他の全ての波長チャンネルの信号は、第1ポートから第2ポートへ、そしてその反対方向、すなわち第2ポートから第1ポートへと低損失で通過する。図4b(Fig.4b)は、伝送を波長の関数として示した図である。第2ポートから第3ポートへ、そしてその反対方向、すなわち第3ポートから第2ポートへは、ドロップされたチャンネルの信号のみが低損失で通過する。この様子は、図4c(Fig.4c)に示されている。また、第1ポートから第3ポートへ、そしてその反対方向の第3ポートから第1ポートへの伝送においては、全ての波長チャンネルの信号が高い損失を被ることになる。この様子は、図4dに示されている。
マルチチャンネル及びバンドアド/ドロップフィルタのポートは、図4aに示されるような方法で番号付けされる。マルチチャンネルアド/ドロップフィルタは、一般に、少なくとも2つのチャンネルの波長をブランチする。他のすべてのチャンネルは、フィルタの第1ポートと第2ポートの間を低い損失で通過する。バンドアド/ドロップフィルタは、ここで用いられる意味において、単一チャンネルのドロップフィルタと同様の基本的な機能を有するが、いくつかのチャンネルを第2ポートと第3ポートの間でドロップ、すなわちブランチし、第1ポートと第2ポートの間でブロックできるように、より広いドロップの波長レンジを有する。
マルチチャンネルアド/ドロップフィルタ5e1-2及び5w1-2の波長依存性が図5a(Fig.5a)及び図5b(Fig.5b)のそれぞれに示されている。ここで、グラフはフィルタの第2ポートと第3ポートの間の伝送を示している。また、図5には、バンドドロップフィルタに関する波長依存性と、ノードA及びBにおける単一チャンネルのドロップフィルタ72と71に関する波長依存性が示され、それらは図3に示した様式に従ってノード内で用いられる。実線は、それぞのれノードのバンドアド/ドロップフィルタにおける伝送を示し、破線は、単一チャンネルのドロップフィルタの伝送を示す。
図6a(Fig.6a)〜図6c(Fig.6c)において、2チャンネルのアド/ドロップフィルタの異なるタイプの例が示される。スペクトル応答、すなわち第2ポートと第3ポートの間の波長を関数とした伝送は、図6d(Fig.6d)〜図6f(Fig.6f)にそれぞれ示される。図6aに示される2チャンネルバンドアド/ドロップフィルタは薄膜干渉フィルタタイプである。このフィルタは図6dに示されるように、2つの隣接するチャンネルをアド/ドロップする。
図6bに示される2チャンネルアド/ドロップフィルタにおいて、中央のエレメントは光サーキュレータ17である。フィルタの通過ポートにおいて、2つのファイバブラッググレイティング19N1、19N2が接続され、各グレイティング(回折格子)は特定の波長チャンネル番号1、番号2の波長を反射する。図6cにおいて、アド/ドロップフィルタは、通過ポートに接続されたサンプルされたファイバブラッググレイティング19Sと図6bのファイバにおいて示したようなサーキュレータ17を有する。グレイティング19Sは、図6fにおいて示されるように、フィルタにおいてドロップされるすべての第3チャンネルの波長を反射する。
図3に示すようなノード構造を用いたWDMリングネットワークの例が、図7aのブロック図によって示される。なお、図においては、ノード内の2チャンネルのアド/ドロップフィルタのみ、すなわち、リングファイバパスに直接に接続されたフィルタのみが示されている。また、唯一の伝送リングファイバ1が用いられている。ネットワークは中央或いはメインノードとしてハブノードHを有する。ハブノードHは、この例においては、文字A〜Dで参照されているサテライトノードの各々と直接的な光接続を有する。ハブノードHの左半分において、サテライトノードA〜Dの各々に対して1つずつ、4つの2チャンネルアド/ドロップフィルタ5eが必要である。例えば、それらはすべて同方向の通信に適用され、その方向は、図においてハブノードから反時計回り或いは西方向である。図においては、チャンネル番号1〜8の8個の波長チャンネルが必要である。
ハブノードとサテライトノードの各々の間の通信にリング構造が必要ではないことは明らかである。しかしながら、完全なファイバリングが、ネットワークにおける冗長性と保護を提供するために用いられる。こうして、保護の目的のために、ハブノードHは、グレーの矩形で示されるようなレギュラーのバンドアド/ドロップフィルタに加えて、保護のために、黒い矩形で示される4つのアド/ドロップフィルタ5wを有する。保護用のバンドアド/ドロップフィルタも、好ましくはすべてが1方向の通信のために接続される。その方向は、レギュラーフィルタに対して選択された方向と反対方向であり、図においては、ハブノードHに関して東方向或いは時計回りである。例えば、ノードBからハブへのレギュラーな通信は波長チャンネル番号3で運ばれ、ノードBからハブへの応答は波長チャンネル番号4で運ばれる。これは、ハブノードHとノードBの両方における2チャンネルアド/ドロップフィルタが、この通信のためにチャンネル番号3及び4をドロップするのに適用されることを意味する。ハブノードHの内部に設けられた単一チャンネルのドロップフィルタ(図7aには不図示である)は、チャンネル番号4をドロップするのに適用され、ノードBの内部の単一チャンネルドロップフィルタ(不図示)はチャンネル番号3をドロップするように適用される。
ファイバリングにおいて、ハブノードHと各サテライトノードA〜Dとの間には2つの利用可能なパスがある。これら2つのパスは、リング上の異なる、相補的な部分、すなわち、図7aに示されるリングにおいて、ハブノードと考慮されているサテライトノードにおいて当該リングを分割することによって得られた右部分と左部分を用いる。図7aの例では、通常のトラフィックに関して、ネットワークのすべてのコンポーネントが動作している場合、ハブノードHからサテライトノードA〜Dへのトラフィックはリングファイバに沿って半時計方向に進み、サテライトノードからハブノードへのトラフィックは反対方向或いは時計回りに進む。このことは、レギュラー通信に用いられる2チャンネルアド/ドロップフィルタの接続方向を決定する。
例えば、図7aに示されるように接続されたノードAとノードBの間でファイバの破損が発生した場合、ハブノードHとサテライトノードB,C及びDとの間のトラフィックは影響を受けず、リングの左側をとおる。一方、ハブノードHとサテライトノードAとの間のトラフィックは他の部分、すなわちリングの右部分へリダイレクトすることができる。これは、ハブノードHとサテライトノードAとの間の保護用の2チャンネルアド/ドロップフィルタを利用することにより達成される。これらの保護用の2チャンネルアド/ドロップフィルタは、レギュラーのものと同じ波長或いは対応する波長チャンネルを用いる。ただし、送信/受信トラフィックは、上述したように反対方向のものとなる。
或いは、図7aに示されるようなリングネットワークにおいて保護が不要である場合、サテライトノードA,B,C及びDとハブノードHとの間のリングの右部分を行く通信パスは、別のトラフィックチャンネルとして使用できるものとなり、これによりリングの全体の容量を増加することができる。
通常のトラフィック及び保護のトラフィックのために、ノードから同じ波長チャンネルで信号を送信することは有利である。その理由は、以下のとおりである。バンドアド/ドロップフィルタにおいてドロップされる光のいくらかは常にリングファイバを通してリークし、当該ノードにおいてアドされた信号にミックスされる。これは、好ましくない影響である。この、望ましくない残光は所望の信号とともに伝送され、最終的にその光を送信した当該ノード内のレシーバに到達する。所望の波長チャンネルとリークした好ましからざる波長チャンネルとが異なる波長を有する場合は、その好ましからざる波長チャンネルはもう一度単一チャンネルのドロップフィルタでフィルタされ、それによってクロストークの影響を強力に低減することができる。
1本のみのリング伝送ファイバに代えて、2つもしくはそれ以上のリング伝送ファイバ、或いは並行なファイバパスが用いられる場合には、各リングに接続される2チャンネルアド/ドロップフィルタの数を減らすことができる。このような構成を図7bのネットワークに示す。図7bでは、2つの並行な伝送ファイバ1a、1bが提供されている。これは、以下のような結果となる。すなわち、各リングファイバにおける光損失を大きく減少させることができ、よって、光アンプを用いずにリングのサイズを大きくすることができる。或いは、光損失を増加させること無く、より多くのトラフィックチャンネルをネットワーク内に伝送させることができる。また、以下のことが観察される。すなわち、2つのリングにおける波長を独立させることができる。例えば、図7bにおいて、チャンネル番号1/2のペアとチャンネル番号3/4のペアは、それぞれ異なるファイバを通るので、同一組み合わせの2つの波長とすることができる。これは、用意すべき異なるコンポーネントの種類を減らすことができ、この点で有利であるし、エルビウムがドープされたファイバアンプによって最も効果的に増幅される波長範囲をより有利に利用することができる。一般に、ノード間の双方向通信に使用されるリンク、すなわち、双方向通信が第1或いは第2リングファイバ上のいずれにおいて運ばれるべきであるかは、2つのリングにおけるトラフィックの最大の損失ができる限り低くなるように選択されるべきである。より一般的には、2つもしくはそれ以上の並列な伝送ファイバリングにおいて、トラフィックの最大の損失が可能な限り低くなるように選択されるべきである。これは、実際においては、例えば、2つもしくはそれ以上のファイバリングにおいて、接続されるアド/ドロップフィルタの数を同数とすることである。しかしながら、第1の並行ファイバパスのフィルタは、短い伝送距離を有した低損失なトラフィックに使用されて、第2の並行なファイバパスのフィルタはより長い伝送距離を有した高損失なトラフィックに用いられるような場合には、一方の第1の並行ファイバパスにより多くのアド/ドロップフィルタを接続するようにし、他方の、すなわち第2の並行なファイバパスに接続されるアド/ドロップフィルタをより少なくしてもよい。。
図3を参照して説明した双方向通信は、また、図8aにおいて図示されたメッシュドトラフィックパターンを有するWDMネットワークにおいても用いられる。ここで、単一のリング伝送ファイバ1はすべてのトラフィックを両方向に運び、保護は用いられない。隣のノードとの間のトラフィックのみがネットワークにおいて許される場合、そのようなトラフィックは厳密に隣接するトラフィックと呼ばれ、図8bに示されるように、ノード間の双方向通信に要求されるチャンネル数は2チャンネルのみである。
メッシュドトラフィックパタンを有し、図3を参照して説明した双方向通信を用い、また、保護を有するWDMリングネットワークが図8cに示す原理図によって説明される。ここで、各々が両方向にトラフィックを運ぶ、2つのリング伝送ファイバ1a、1bは、各ファイバにおける2チャンネルのアド/ドロップフィルタの損失によって生じる損失をより低くするために用いられる。灰色の矩形は、通常の、或いはレギュラートラフィックのために用いられるアド/ドロップフィルタを示す。黒の矩形は、保護トラフィックのために用いられるアド/ドロップフィルタを示す。以下のことが観察される。すなわち、図8cにおいて太字で記載された内側のファイバ1aで用いられるチャンネルの波長チャンネル番号と、通常の文字で記載された外側のファイバ1bで用いられる波長チャンネル番号は、同じチャンネル波長を有するチャンネルとすることができる。図7bで示したネットワークと同様に、各ノード間の双方向通信に用いられるリングファイバは、2つのリングにおけるトラフィックの最大損失が可能な限り低くなるように選択されるべきである。
図7a〜8cで示されるネットワークのノードにおいて、通常のトラフィック及び保護用トラフィックに用いられる2つのアド/ドロップフィルタ、すなわち、ノードからみて西方向と東方向のメインファイバにおける双方向通信のために用いられる各ノード内の2つのアド/ドロップフィルタは、単一のデバイスに置き換えることができる。図9aのブロック図においては、2つの2チャンネルアド/ドロップフィルタに代えて、マッハ・ツェンダー干渉計25の2つの並行なパスにおいてブラッググレイティングを有する4ポートのアド/ドロップフィルタ21が含まれる。この種のアド/ドロップフィルタは、たとえば、アロヨオプティクス(Arroyo Optics)社より、製品名ファイバフィルタAD200(FiberFilter AD 200)として市販されている。
この種のブラッググレーティングマッハツェンダーフィルタ21は4つのポート或いは端子を有する。それらのうちの2つのポート27は通過ポート(express port)と呼ばれ、メインファイバパスに上の組み合わせられたフィルタとの接続に用いられる。また、他の2つのポート29は、アド/ドロップポートと呼ばれ、図3で説明したようなノード内部のドロップフィルタ71、72に接続するために用いられる。図9aからわかるように、左側のアド/ドロップポートでアド/ドロップされた信号は、そのノードの左側に接続された伝送ファイバの部分へ/から反射される。そして、右側のアド/ドロップポートでアド/ドロップされた信号はノードの右側へ接続された伝送ファイバの部分へ/から反射される。アド/ドロップされる2つのチャンネルを除く他のすべての波長チャンネルは、伝送ファイバ或いはメインファイバパスの一方の部分から他方の部分へ、低損失で、連結されたフィルタを通過する。
通常のトラフィック及び保護トラフィックに用いられる1つのノード内の2つのアド/ドロップフィルタ、或いはノードからの互いに反対方向の一般的なトラフィックに用いられる1つのノード内の2つのアド/ドロップフィルタの代わりとなる、別の単一デバイスが図9bに示されている。デバイス31において、ファイバブラッググレイティング33は2つの光サーキュレータ35の間に接続される。デバイスは実質的に、図9aに示されるブラッググレイティングマッハツェンダーフィルタと同一である。
図3を参照して説明した双方向通信のためのノード設計は、いくつかのチャンネルにおける双方向通信を可能とするように、図10に示すように改造することができる。いくつかのチャンネル、例えばノードAにおけるチャンネル番号1〜4とノードBにおけるチャンネル番号5〜8が、一つのマルチチャンネルアド/ドロップフィルタ5e1-8或いは5w1-8を用いて伝送ファイバ中のトラフィックにアドされる。そして、いくつかのチャンネル、例えばノードAにおけるチャンネル5〜8とノードBにおけるチャンネル1〜4が、同じマルチチャンネルアド/ドロップフィルタを用いて、伝送ファイバ中のトラフィックからドロップされる。マルチチャンネルアド/ドロップフィルタ5e1-8或いは5w1-8のチャンネルは、使用されているすべてのチャンネルの波長(図示の例においてはチャンネル番号1〜8)を含む。なお、マルチチャンネルアド/ドロップフィルタはバンドアド/ドロップフィルタとすることができる。また、アドされるチャンネルの波長とドロップされるチャンネルの波長を分離することができる。例えば、一方のグループには長い波長を持たせ、他のグループには短い波長を持たせる。このように、図3におけるノードAの内部の単一チャンネルドロップフィルタ72は、波長バンド分離フィルタ或いは適切なバンド幅を有するバンドドロップフィルタ75-8のような、一般にはマルチチャンネルドロップフィルタによって置き換えられる。この例では、ドロップされるチャンネルはチャンネル番号5〜8を含む。図3のノードBにおける単一チャンネルのドロップフィルタ71は、同様に、波長のチャンネル番号1〜4を含むバンドを有するバンドドロップフィルタのような、マルチチャンネルバンドドロップフィルタ71-4で置き換えることができる。
また、ノード(図におけるAあるいはB)においてアドされるチャンネルの波長とドロップされるチャンネルの波長を分離する別の方法として、例えば波長の増加に対して連続的にチャンネルの番号を付与し、一方のグループは奇数番号のチャンネルを有し、他方のグループは偶数番号のチャンネルを有するように分離することが挙げられる。こうして、内部のバンド分離或いはドロップフィルタ75-8及び71-4の代わりに、光インターリーブフィルタが、1つおきのチャンネルを通過させ、他のチャンネルをブランチさせる。たとえば、ノードAにおいてはチャンネル番号2、4、6、8をブランチ或いは偏向し、ノードBにおいてはチャンネル番号1、3、5、7をブランチ或いは偏向させる。
内部のマルチチャンネルドロップフィルタ、すなわちバンド分離フィルタ75-8又は71-4、或いは光インターリーバフィルタには、光マルチプレクサ131-4或いは135-8がアドされるチャンネルを受信および結合するために接続される。また、光デマルチプレクサ155-8或いは151-4が、個々のドロップチャンネルをフィルタリング出力するために接続される。光マルチプレクサは、こうして、それぞれのチャンネルに対するトランスミッタ91、92、…のような光ソースからの光を受信するべく接続され、それによって発光された光を単一の合成信号に合成させる。光デマルチプレクサは、各チャンネルに対応した光レシーバ111、112、…にデマルチプレクスされた光信号を送信するべく接続される。
図10に示されたノード構造の第1の利点は、ノードが多数チャンネルでの通信を可能としているので、伝送ファイバ1に必要となるアド/ドロップフィルタの数を減らすことができることである。これは、伝送ファイバ上のトラフィックに関して低光損失を意味し、これにより、伝送ファイバ中を進む信号がより遠くに到達できることを意味する。
第2の利点は、中間或いはノード内のフィルタとして、バンド分離フィルタの変わりに光インターリーバフィルタを用いることができる点である。これは、使用されるマルチプレクサ及びデマルチプレクサにおいて広いチャンネル分離を許容し、このため、より簡易で低コストなデバイスを実現可能とする。
1チャンネル以上の双方向通信を可能とするための、図3を参照して説明したノード構造の他の改造方法について、図11を参照して説明する。この構造は、図3に示したノード構造の拡張或いは一般化として示すことができる。図11に示されるノード構造において、2つの双方向チャンネルが、伝送ファイバ1上のマルチチャンネルアド/ドロップフィルタ5e1-4及び5w1-4においてアド/ドロップされる。これらのアド/ドロップフィルタは、上述された他のノード構造と同様に、使用される全ての波長をブランチする。そして、ノード内には、単一チャンネルのドロップフィルタの代わりに、2チャンネルフィルタ71-2及び73-4(例えばバンドドロップフィルタとすることができる)が、2つのチャンネルをドロップするのに用いられる。ここで、2つのチャンネルとは、図示の例では、ノードA及びノードBのそれぞれについてチャンネル番号1及び2、とチャンネル番号3及び4である。2チャンネルドロップフィルタは、それぞれ図3に示されたようなノードの内部構造に類似した構造へと接続される。ここで、類似の構造とは、図示の例において、ノードAにおける、光信号ソース91、92及び光レシーバ112と114に接続される、単一チャンネルのドロップフィルタ7’1、7”3からなる構造である。
図11に示されたノードの構造は、2重信号よりも多くの信号による多重信号をカバーするように容易に拡張することができる。
図10を参照して説明したノード構造に対して、図11に示されるノード構造の利点は、通信によりいくつかのWDMチャンネルが必要とされるノードが、伝送ファイバ上で招く通過損失を最小とすることができることである。
2チャンネル以上での双方向通信を可能とする、図3を参照して説明したノード構造を改造するためのさらに他の方法について、図12を参照して説明する。図11に示した構造のように、2つの双方向リンクが、伝送ファイバ1に接続されているマルチチャンネルアド/ドロップフィルタ5e1-4と5w1-4においてアド/ドロップされる。単一チャンネルのドロップフィルタ71及び73がノード内において、それぞれのマルチチャンネルアド/ドロップフィルタのアド/ドロップポートに接続される。単一チャンネルドロップフィルタのドロップポートは、ドロップされたチャンネルに対するレシーバ111及び113に接続される。また、これらのドロップフィルタの通過ポートは、それぞれ第2の単一チャンネルドロップフィルタ7’2、7’4に接続される。フィルタ7’2、7’4のアド/ドロップポートは、これらフィルタにおいてドロップされたチャンネルに対するレシーバ112、114へ接続される。第2のドロップフィルタの通過ポートはアドフィルタ35に接続されるか、或いは、ノードAにおいては光トランスミッタ93、94、ノードBにおいては光トランスミッタ91、92からの光信号を受信する結合器に接続される。
また、図12に示されるノードの構造は、3つ以上の論理チャンネル或いは波長チャンネルにおける双方向通信への使用に、容易に拡張することができる。
上述したすべての例において、1つのファイバパスの双方向通信に用いられなかったあらゆる波長チャンネルは、他の1つのファイバパスの双方向接続に、或いは標準の単方向WDM接続に用いることができる。
上述したすべての例において、WDMトランスミッタは、クライアント装置と一体化されたレーザのようなWDMトランスミッタ、或いはクライアント装置から光で信号を受信するトランスミットエンドWDMトランスポンダの部分のいずれかとすることができる。
上述したすべての例において、WDMレシーバは、クライアント装置に一体化されたレシーバ、或いはWDMネットワークから光信号を受信してクライアント装置へ光により再送信するレシーブエンドWDMトランスポンダのいずれかにすることができる。
以上、本発明の特定の実施形態を示し、説明したが、当業者は多くの追加的な利点、改良及び変更に想到するであろう。従って、その広い観点において、本発明は、特定の詳細、代表的なデバイス及びここで示され記述されている図解された例に限定されるものではない。従って、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価によって定義された、総合的な発明のコンセプトの精神或いは範疇から逸脱することなく、種々の改良がなされうる。従って、添付の特許請求の範囲は、本発明の真実の精神及び範疇にあるそのような改良や変更のすべてをカバーすることを意図していることが理解されるべきである。
本発明の新規な特徴が添付の特許請求の範囲において詳しく述べられるが、機構と内容の両方に関しての本発明の完全な理解と、それについての上述の及び他の特徴の理解は、そして、本発明のよりよい理解は、添付の図面を参照して、以下に提示される、それによって発明を限定するものではない実施形態の詳細な説明を考慮することにより得られるであろう。
一般的な、保護機能を有するWDMリングネットワークの概要を示す図である。 ノードを通過する伝送ファイバ上での通信のために設けられた1対の光アド・ドロップノードを含む、従来技術に従った光WDMネットワークの部分を示す図である。 図2に類似の図であり、単一の伝送ファイバ上で双方向或いは多重通信のためにもうけられたノードを示す図である。 図4aは、従来のアド・ドロップフィルタを示し、ポートのナンバリングを示す図であり、図4b〜図4dは単一チャンネルのアド/ドロップフィルタの異なるポート間の伝送を、それらポート間を通過する光の波長の関数で示した図である。 図5a、図5bは、メインバンドアド/ドロップフィルタにおけるポート番号2、3の2つのポート間の伝送を波長の関数として実線で示し、図3のノード内部の単一チャンネルドロップフィルタにおける伝送を波長の関数として破線で示す図である。 図6a〜6cは3種類の異なる2チャンネルアド/ドロップフィルタを示す図づであり、図6d〜6fは図6a〜6cの2チャンネルアド/ドロップフィルタのポーお番号2及び3の2つのポート間の伝送を波長の関数として示した図である。 ハブ或いはメインノードを有し、伝送ファイバ或いはメインファイバパスとして単一のファイバを用い、伝送パスに接続されるハブ或いはメインノードと他のノードとの間に双方向通信を可能とするとともに保護を有するネットワークとして構成された、リングタイプの光WDMネットワークを示す図である。 2つの並行なファイバパスを用いる以外は図7aに類似の構成を示す図である。 メッシュドトラフィックパターンを有し、一つの伝送ファイバ或いはメインファイバパスを用いるリングタイプの光WDMネットワークを示す図である。 隣接するノード間のトラフィックのみを有し、一つの伝送ファイバ或いはメインファイバパスを用いるリングタイプの光WDMネットワークを示す図である。 メッシュドトラフィックパターンを有し、ハブ或いはメインノードを有し、2つの並行する伝送ファイバ或いはメインファイバパスを用い、伝送パスに接続されるノード間の双方向通信を可能とするとともに保護を有するネットワークとして構成された、リングタイプの光WDMネットワークを示す図である。 ブラッググレーティングマッハツェンダーフィルタを含むアド/ドロップノードの部分を示す図である。 アド/ドロップノードにおいて用いられる2つの光サーキュレータの間に接続されたブラッググレーティングを含む連結フィルタを示す図である。 図3に示したのと類似の光WDMネットワークの部分を示し、単一の伝送ファイバ上で、複数のチャンネルにおける、双方向或いは2重の通信のために設けられたノードを示す図である。 代替の構造を有するノードを含む、図10に類似の光WDMネットワークの部分を示す図である。 更なる代替の構造を有するノードを含む、図10に類似の光WDMネットワークの部分を示す図である。

Claims (20)

  1. 光WDMネットワークにおける単一のファイバパス上の双方向通信のための光アド/ドロップノードであって、
    前記単一ファイバパスに接続される2つのメインポートと、
    該2つのメインポートの間に接続された波長選択可能なアド/ドロップフィルタとを備え、波長選択可能な前記アド/ドロップフィルタは、前記ノードの前記2つのメインポートのうちの一つのポートに到着し第1のWDMチャンネルの波長を有する光をブランチ或いは偏向し、ブランチ或いは偏向される前記第1のWDM波長チャンネルは複数のWDMチャンネルを含み、
    波長選択可能な前記アド/ドロップフィルタは、前記単一のファイバパスに接続されていない内部の第1ドロップフィルタに前記光をブランチ或いは偏向し、前記第1ドロップフィルタは、少なくとも1つのレシーバへ光をブランチ或いは偏向するとともに、少なくとも一つのソースからの光を受信してこれを前記アド/ドロップフィルタへ送り、当該ノードが光WDMネットワークに接続されている場合に前記アド/ドロップフィルタを通して前記2つのメインポートのうちの前記一つのポートから前記単一のファイバパスへ発行させることを特徴とする光アド/ドロップノード。
  2. 前記内部の第1ドロップフィルタは、前記第1のWDMチャンネルのうちの少なくとも1つである第2のWDMチャンネルの波長の光を前記少なくとも一つのレシーバにブランチ或いは偏向するために設けられ、前記第1のWDMチャンネルのうちの前記第2のWDMチャンネルには含まれない少なくとも1つの第3のWDMチャンネルの波長の光を少なくとも一つのソースから受信することを特徴とする請求項1に記載の光アド/ドロップノード。
  3. 前記アド/ドロップフィルタ及び前記内部の第1ドロップフィルタの少なくともいずれか複数のWDMチャンネルをアド及びドロップするためのバンドアド/ドロップフィルタを備えことを特徴とする請求項1に記載の光アド/ドロップノード。
  4. 前記アド/ドロップフィルタは第1のバンドを有するバンドアド/ドロップフィルタを備え、前記内部の第1ドロップフィルタは第2のバンドを有するバンドドロップフィルタを備え、前記内部の第1ドロップフィルタは前記第2のバンド内の波長の光を前記少なくとも一つのレシーバへ偏向し、前記少なくとも一つのソースより前記第2のバンドの範囲外であって前記第1のバンドの範囲内の波長の光を受信することを特徴とする請求項1に記載の光アド/ドロップノード。
  5. 前記少なくとも一つのソースは光マルチプレクサに接続された複数の光源を含み、前記少なくとも一つのレシーバは光デマルチプレクサに接続された複数の光レシーバを含むことを特徴とする請求項1に記載の光アド/ドロップノード。
  6. 前記少なくとも一つのソース及び/又は少なくとも一つのレシーバは、少なくとも一つのレシーバ及び少なくとも一つのソースに接続される、内部の第2ドロップフィルタを含むことを特徴とする請求項1に記載の光アド/ドロップノード。
  7. 第1のバンドを有する2つのバンドアド/ドロップフィルタが前記2つのメインポート間に接続され、前記2つのバンドアド/ドロップフィルタのうちの第1のフィルタが前記2つのメインポートのうちの第1のポートから当該ノードに到着した光をブランチ或いは偏向し、前記2つのバンドアド/ドロップフィルタのうちの第2のフィルタが前記2つのメインポートのうちの第2のポートから当該ノードに到着した光をブランチ或いは偏向することを特徴とする請求項1に記載の光アド/ドロップノード。
  8. 前記2つのバンドアド/ドロップフィルタは単一のブラッググレーティングマッハツェンダー干渉フィルタに含まれることによって構成されることを特徴とする請求項7に記載の光アド/ドロップノード。
  9. 前記2つのバンドアド/ドロップフィルタは、2つの光サーキュレータの間に接続されたブラッググレーティングを備える単一のデバイスに含まれることによって構成されることを特徴とする請求項7に記載の光アド/ドロップノード。
  10. 2つ以上の光ファイバパスによって接続された複数の、請求項1に記載 された光アド/ドロップノードを備え、前記2つ以上の光ファイバパスの部分であるリンク上のノード対の間に双方向通信チャンネルが設定され、前記ノード対の間の双方向通信チャンネル、それぞれ方向の異なる、2つの異なるWDM波長チャンネルが用いられることを特徴とする光WDMネットワーク。
  11. 前記ノード対の間の双方向通信チャンネルに用いられる前記2つの波長チャンネルの波長は、1つの波長選択可能なアド/ドロップフィルタによって各ノードでアド/ドロップされることを特徴とする請求項10に記載の光WDMネットワーク。
  12. 前記1つの波長選択可能なアド/ドロップフィルタはバンドアド/ドロップフィルタであることを特徴とする請求項11に記載の光WDMネットワーク。
  13. 前記光ファイバパスはクローズしたリングを形成し、前記リンクは、前記2つ以上のリングにおけるトラフィックの最大損失が可能な限り小さくなるように、前記ファイバパスの適切な一つの部分となるべく選択されることを特徴とする請求項10に記載の光WDMネットワーク。
  14. 前記複数のアド/ドロップノードはメインノード及び複数のサテライトノードを含み、前記2つ又はそれ以上の並列な光ファイバパスの少なくとも一つにある前記メインノードとサテライトノードの各々との間には双方向通信チャンネルが設けられ、前記メインノードとサテライトノードの各々との間の前記双方向通信チャンネルは2つの異なるWDM波長チャンネルが用いられ、一つのサテライトノードで用いられる前記2つの異なるWDM波長チャンネルは、同じ光ファイバパス上でメインノードと通信する他のあらゆるサテライトノードによって使用される2つの異なるWDM波長チャンネルから分離されることを特徴とすることを特徴とする請求項10に記載の光WDMネットワーク
  15. 前記メインノードは前記2つ以上の並行な光ファイバパスの各々の両端に接続され、該メインノードによって中断されるリングを形成し、前記サテライトノードの各々は前記2つ又はそれ以上の並行な光ファイバパスのうちの一つのみにおいて、そして、前記サテライトノード及びメインノードによって分割されたファイバパスにおける前記ファイバパスのうちの一つにおける相補的な2つのセグメントの各々においてメインノードと双方向通信をするように構成されることを特徴とする請求項14に記載の光WDMネットワーク。
  16. 前記サテライトノードは、前記セグメントの第1のセグメントにおける双方向通信のために、前記第1のセグメントとは異なる、前記セグメントのうちの第2のセグメントにおける双方向通信に用いた前記2つの異なるWDM波長チャンネルと同一の波長チャンネルを用いるべく構成されることを特徴とする請求項15に記載の光WDMネットワーク。
  17. 第1のノード対が前記2つ以上の並行な光ファイバパスの1つにおいて互いに通信するのに用いた前記2つの異なるWDM波長チャンネルは、当該光ファイバパスにおいて第2のノード対が互いに通信するのに用いた前記2つの異なるWDM波長チャンネルとは分離されることを特徴とする請求項10に記載の光WDMネットワーク
  18. 前記2つ以上の並行な光ファイバパスの各々はクローズドリングを形成するべく接続され、ノード対は前記2つ以上の並行な光ファイバパスの一つにおいて、かつ、当該光ファイバパスにおける前記ノード対によって分割された2つの相補的なセグメントの各々で相互に通信するべく構成されることを特徴とする請求項10に記載の光WDMネットワーク。
  19. 前記ノード対は、前記2つの相補的なセグメントにおける双方向通信のために、同一の2つの異なるWDM波長チャンネルを用いるべく構成されることを特徴とする請求項18に記載の光WDMネットワーク。
  20. 前記2つ以上の並行な光ファイバパスのうちの一つにおける、第1のノード対の間の双方向通信に用いられる部分は、当該2つ以上の並行な光ファイバパスのうちの一つにおける、第2のノード対の間の双方向通信チャンネルのために使用される部分と共有する部分を持たず、前記第1のノード対の間の双方向通信チャンネルに用いられた2つの異なるWDM波長チャンネルが、前記第2のノード対の間の双方向通信チャンネルに用いられることを特徴とする請求項10に記載の光WDMネットワーク。
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