JP4155930B2 - 空調制御装置および空調機器の運転制御方法 - Google Patents
空調制御装置および空調機器の運転制御方法 Download PDFInfo
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Description
(1)温度差による伝導熱:店舗外、店舗内の温度差、および壁、ガラス等の熱通過率等から算出
(2)太陽輻射熱:日照量、およびガラス窓の熱通過率等から算出
(3)外気負荷:温湿度から導出される店舗外、店舗内それぞれのエンタルピの差から導出
(4)内部発生熱:人体、機器からの発生熱
Qallは(1)〜(4)で導出する要素の総和として求められる。
Qall=QSC+QAC
が成立する。これにより、空調機器12を運転し続けた場合の負荷熱量QACは、(Qall−QSC)で表わすことができる。以上により、1時間の間に、空調機器12を停止させない場合の空調機器12の負荷熱量QACおよび冷設機器14の負荷熱量QSCを求めることができる。
Qrem=(Qall−QSC)×(T/60)
と表わされる。空調機器12を停止することで、店舗内温湿度は設定温湿度から変化することとなり、この負荷熱量Qremは、変化後の店舗内温湿度を推定して求めるために用いられる。なお、QallおよびQSCも、店舗内温湿度の関数であるため、この時点ではQremは求まらない。なお、説明を簡単にするため、以下では、Qremによる湿度の変化は考慮せず、Qremにより温度のみが変化させられるものとする。Qremにより変化した後の店舗内空気の温度をtin2[℃]とすると、
Qrem=m×Cp×(tin2−tin1)
となる。Qremについての2つの数式から、温度tin2が算出される。
m:店舗内空気質量
Cp:定圧比熱
tin1:設定温度
である。
Qret(T)=m×Cp×(tin2−tin1)
QAC(T)=(Qall(T)−QSC(T))×((60−T)/60)
Claims (15)
- 空調機器と、熱量の吸収を行う冷設機器が存在する空間において空調機器の運転を制御する空調制御装置であって、
冷設機器にかかる負荷熱量を計算する第1熱量計算部と、
空調機器にかかる負荷熱量を計算する第2熱量計算部と、
空調機器を停止した場合の空間温度の変化量を計算する変化量計算部と、
第1熱量計算部および第2熱量計算部が、前記変化量計算部により計算された温度変化量を用いてそれぞれ負荷熱量を計算した計算結果をもとに、空調機器を間欠運転した場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算する第1電力量計算部と、
第1熱量計算部および第2熱量計算部による計算結果をもとに、空調機器の運転を停止しない場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算する第2電力量計算部と、
第1電力量計算部および第2電力量計算部による計算結果をもとに、空調機器および冷設機器の全体の消費電力量を、運転停止しない場合の全体の消費電力量よりも小さくするように、空調機器の運転時間と運転停止時間のスケジューリングを行う運転制御部と、
を備えることを特徴とする空調制御装置。 - 空調機器と、熱量の吸収を行う冷設機器が存在する空間において空調機器の運転を制御する空調制御装置であって、
冷設機器にかかる負荷熱量を計算する第1熱量計算部と、
空調機器にかかる負荷熱量を計算する第2熱量計算部と、
空調機器を停止した場合の空間温度の変化量を計算する変化量計算部と、
第1熱量計算部および第2熱量計算部が、前記変化量計算部により計算された温度変化量を用いてそれぞれ負荷熱量を計算した計算結果をもとに、空調機器を間欠運転した場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算する第1電力量計算部と、
第1電力量計算部による計算結果をもとに、空調機器および冷設機器の全体の消費電力量を最小とするように、空調機器の運転時間と運転停止時間のスケジューリングを行う運転制御部と、
を備えることを特徴とする空調制御装置。 - 前記変化量計算部は、空調機器の停止により空調機器で処理されなくなる負荷熱量を計算し、その計算結果をもとに空間温度の変化量を計算し、
前記第1熱量計算部は、空調機器の運転停止時に冷設機器にかかる負荷熱量を計算し、
前記第2熱量計算部は、空調機器の運転再開後に設定されている温度まで復帰させるのに必要な負荷熱量を計算して、空調機器にかかる負荷熱量を計算することを特徴とする請求項1または2に記載の空調制御装置。 - 運転制御部は、所定時間における運転停止時間を導出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空調制御装置。
- 運転制御部は、運転時間と運転停止時間の割合を定めることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空調制御装置。
- 冷設機器にかかる負荷熱量を計算する第1計算ステップと、
空調機器にかかる負荷熱量を計算する第2計算ステップと、
空調機器を停止した場合の空間温度の変化量を計算する第3計算ステップと、
前記第3計算ステップにおいて計算された温度変化量を用いて前記第1計算ステップおよび前記第2計算ステップのそれぞれで計算した負荷熱量をもとに、空調機器の運転を間欠運転した場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算するステップと、
前記第1計算ステップおよび前記第2計算ステップのそれぞれで計算した負荷熱量をもとに、空調機器の運転を停止しない場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算するステップと、
空調機器および冷設機器の全体の消費電力量を、運転停止しない場合の全体の消費電力量よりも小さくするように、空調機器の運転時間と運転停止時間のスケジューリングを行うステップと、
を備えたことを特徴とする空調機器の運転制御方法。 - 冷設機器にかかる負荷熱量を計算する第1計算ステップと、
空調機器にかかる負荷熱量を計算する第2計算ステップと、
空調機器を停止した場合の空間温度の変化量を計算する第3計算ステップと、
前記第3計算ステップにおいて計算された温度変化量を用いて前記第1計算ステップおよび前記第2計算ステップのそれぞれで計算した負荷熱量をもとに、空調機器の運転を間欠運転した場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算するステップと、
計算した消費電力量をもとに、空調機器および冷設機器の全体の消費電力量を最小とするように、空調機器の運転時間と運転停止時間のスケジューリングを行うステップと、
を備えたことを特徴とする空調機器の運転制御方法。 - 前記第3計算ステップは、空調機器の停止により空調機器で処理されなくなる負荷熱量を計算して、その計算結果をもとに空間温度の変化量を計算するステップを含み、
前記第1計算ステップは、空調機器の運転停止時に冷設機器にかかる負荷熱量を計算するステップを含み、
前記第2計算ステップは、空調機器の運転再開後に設定されている温度まで復帰させるのに必要な負荷熱量を計算して、空調機器にかかる負荷熱量を計算するステップを含む、ことを特徴とする請求項6または7に記載の空調機器の運転制御方法。 - スケジューリングを行うステップは、所定時間における運転停止時間を導出するステップを含むことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の空調機器の運転制御方法。
- スケジューリングを行うステップは、運転時間と運転停止時間の割合を定めるステップを含むことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の空調機器の運転制御方法。
- コンピュータに、
冷設機器にかかる負荷熱量を計算する機能と、
空調機器にかかる負荷熱量を計算する機能と、
空調機器を停止した場合の空間温度の変化量を計算する機能と、
計算した温度変化量を用いて計算した冷設機器にかかる負荷熱量および空調機器にかかる負荷熱量をもとに、空調機器の運転を間欠運転した場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算する機能と、
計算した冷設機器にかかる負荷熱量および空調機器にかかる負荷熱量をもとに、空調機器の運転を停止しない場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算する機能と、
空調機器および冷設機器の全体の消費電力量を、運転停止しない場合の全体の消費電力量よりも小さくするように、空調機器の運転時間と運転停止時間のスケジューリングを行う機能と、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
冷設機器にかかる負荷熱量を計算する機能と、
空調機器にかかる負荷熱量を計算する機能と、
空調機器を停止した場合の空間温度の変化量を計算する機能と、
計算した温度変化量を用いて計算される冷設機器にかかる負荷熱量および空調機器にかかる負荷熱量をもとに、空調機器の運転を間欠運転した場合の空調機器および冷設機器の消費電力量を計算する機能と、
計算した消費電力量をもとに、空調機器および冷設機器の全体の消費電力量を最小とするように、空調機器の運転時間と運転停止時間のスケジューリングを行う機能と、
を実行させるためのプログラム。 - 前記空間温度の変化量を計算する機能は、空調機器の停止により空調機器で処理されなくなる負荷熱量を計算して、その計算結果をもとに空間温度の変化量を計算する機能を含み、
前記冷設機器にかかる負荷熱量を計算する機能は、空調機器の運転停止時に冷設機器にかかる負荷熱量を計算する機能を含み、
前記空調機器にかかる負荷熱量を計算する機能は、空調機器の運転再開後に設定されている温度まで復帰させるのに必要な負荷熱量を計算して、空調機器にかかる負荷熱量を計算する機能を含む、ことを特徴とする請求項11または12に記載のプログラム。 - 所定時間における運転停止時間を導出する機能をさらにコンピュータに実行させるための請求項11から13のいずれかに記載のプログラム。
- 運転時間と運転停止時間の割合を定める機能をさらにコンピュータに実行させるための請求項11から13のいずれかに記載のプログラム。
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