JP4039516B2 - Coating film scraper - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、回転駆動されるホイールの切削面でコンクリート(モルタル)の床または壁等の面に塗布された塗膜を削り取る塗膜削り取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、塗膜削り取り装置は、コンクリート床またはコンクリート壁等の硬質の面に塗布された塗膜を削り取るのに用いられる(例えば、特開2000−202777号公報、特開2000−326233号公報参照)。このような塗膜削り取り装置はグラインダやディスクサンダとして知られている。塗膜削り取り装置(ディスクサンダ)は、図11に示されるように、持ち運び可能な本体2と、この本体2に取り付けられ本体2の駆動モータに接続され、回転駆動して切削面で塗膜を削り取るホイール3とを備えて構成される。このホイール3は図12に示されるように、本体2の回転軸4にワッシャ5およびショックアブソーバ6を介してクランプナット(止めねじ)7により取り付けられるようになっている。
【0003】
ホイール3は、鉄材からなり、図12および図13に示すように、中心に取り付け孔8が穿設された円板状部9と、この円板状部9外周から下方に延びる円筒状部10と、この円筒状部10下端から水平に延びる鍔部11とを備えて構成される。鍔部11の下面外周側には、厚肉でかつ下面が平坦に形成された切削部12が形成される。切削部12には、切削刃13が周方向等間隔に所定の数(この例では6個)溶接されて設けられる。切削刃13は、回転方向R1(図13の反時計回り方向)前方側の鋼製刃部13Aと、この刃部13Aの回転方向後方側に形成され刃部13Aを支持するとともに切削部12に溶接される鉄製の支持部13Bとを備えて構成される。切削刃13は厚さ1ないし2mm、径方向幅2ないし3mm、回転方向の前後長さ5ないし13mmの直方体形状で、これら各寸法は、切削刃13の数や径により適宜変更される。
【0004】
切削刃13は、図13に示すように、円周の接線方向L1(径方向の直線L2に対し直交する線)に対し回転方向前方側が径方向外側に回転方向後方側が径方向内側に傾斜して設けられる(特開2000−202777号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の塗膜削り取り装置では、コンクリート面に塗布された塗膜を削り取るのに、時間がかかるという問題があった。このため、作業時間に制約がある場合や、広い面積の塗膜を処理する場合、多数の作業員を配しそれぞれの作業員に塗膜削り取り装置を持たせて作業を行わなければならず、コストアップを招くという問題があった。さらに、上記従来の構成に係る塗膜削り取り装置では、切削刃のうち、鉄製の支持部13Bの摩耗が激しく、使用時間が長くなると、支持部13Bが薄肉化し切削刃13の損傷を招くという問題があった。このため、所定の使用時間毎に切削刃の損耗度をチェックし、摩耗が進むと、高価なホイール3を交換しなければならず、コストアップを招くという問題があった。
【0006】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、塗膜の削り取り性能を向上させることができるとともに、切削刃の損耗を抑制し、ホイールの長寿命化を図ることができる塗膜削り取り装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る塗膜削り取り装置は、本体に取り付けられ回転駆動されるホイールと、このホイールの下面に下方に突出し周方向等間隔に設けられた切削刃とを備え、ホイールを回転駆動させて塗布面に塗布された塗膜を削り取る塗膜削り取り装置において、ホイールの外周面に、ホイール下面から下方に突出し切削刃の削り取りに先行して塗膜を傷つける刻み刃を設け、この刻み刃を、回転方向前方側の刃部とこの刃部の回転方向後方側に形成され刃部を支持するとともにホイール外周面に溶接される支持部とを備えて構成し、刃部をホイール下面から下方に突出させ、かつ、刃部の回転方向前面が斜め下方を向くようにし、刻み刃と切削刃とのホイール下面からの突出高さを同一にしたものである。
【0008】
本発明に係る塗膜削り取り装置では、本体に取り付けられ回転駆動されるホイールと、このホイールの下面に下方に突出し周方向等間隔に設けられた切削刃とを備え、ホイールを回転駆動させて塗布面に塗布された塗膜を削り取る塗膜削り取り装置において、ホイールの外周面に、ホイール下面から下方に突出し切削刃の削り取りに先行して塗膜を傷つける刻み刃を設け、この刻み刃を、回転方向前方側の刃部とこの刃部の回転方向後方側に形成され刃部を支持するとともにホイール外周面に溶接される支持部とを備えて構成し、刃部をホイール下面から下方に突出させ、かつ、刃部の回転方向前面が斜め下方を向くようにし、刻み刃と切削刃とのホイール下面からの突出高さを同一にしたことにより、塗膜削り取り時、回転するホイールの移動方向すなわち進行方向では、ホイール外周面に設けられた刻み刃が、まず初めに塗膜を切り刻み削りほぐして剥離し易くし、続いてこの削りほぐされた塗膜をホイール下面に設けられた切削刃が削り取るので、塗膜が確実に削り取られ、塗膜の削り残しが少なくなり、削り取り効率が向上する。このため、回転するホイールを何度も往復させて削り残りを取り除く作業が必要なくなり、作業効率が向上する。
【0009】
また、請求項2に係る塗膜削り取り装置は、ホイール下面に設けられた切削刃を、回転方向前方側の刃部とこの刃部の回転方向後方側に形成され刃部を支持するとともにホイールに溶接される支持部とを備えて構成するとともに、この支持部を回転方向に対し前方側が径方向内側に後方側が径方向外側にそれぞれ位置するよう傾斜させて設けたものである。
【0010】
請求項2に係る塗膜削り取り装置では、ホイール下面に設けられた切削刃を、回転方向前方側の刃部とこの刃部の回転方向後方側に形成され刃部を支持するとともにホイールに溶接される支持部とを備えて構成するとともに、この支持部を回転方向に対し前方側が径方向内側に後方側が径方向外側にそれぞれ位置するよう傾斜させて設けたことにより、塗膜削り取り時、支持部の径方向内側には、削り取られた塗膜が当たりにくくなり支持部径方向内側の損耗を抑えることができる。また、支持部の径方向外側は、回転方向前方側の刃部により塗膜が径方向外方にはじき飛ばされるので、塗膜が当たりにくくなる。このため、支持部径方向外側の損耗も抑えることができるので、支持部は摩耗しにくくホイールを長期にわたり使用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明のうち第1の発明の一実施の形態に係る塗膜削り取り装置の要部を示す底面図、図2は図1の側面図である。この実施の形態に係る塗膜削り取り装置は、図11ないし13に示す上記従来のものとホイールの構成が異なる点を除いてほぼ同一の構成を備えている。すなわち、上記実施の形態に係る塗膜削り取り装置は、持ち運び可能な本体2(図11参照)と、図1に示すように、この本体2に取り付けられ本体2の駆動モータに接続され、回転駆動して切削面で塗膜を削り取るホイール20とを備えて構成される。
【0018】
このホイール20は、鉄材からなり、図1および図2に示すように、中心に取り付け孔28が穿設された円板状部29と、この円板状部29外周から下方に延びる円筒状部30と、この円筒状部30から円錐状に下方に拡がる円錐状部31と、この円錐状部31下端から水平に外方に延びる鍔部32とを備えて成型される。鍔部32の下面外周側には、厚肉でかつ下面が平坦に形成された切削部33が設けられる。切削部33は、径方向に所定の幅寸法W1(図2参照、本実施の形態では、およそ5〜6mm)を有している。
【0019】
成型されたホイール20の切削部33には、図3の(A)、(B)に示すように、下面33Aと外周面33Bとにそれぞれ、切削刃溶接用の凹陥部34と刻み刃溶接用の凹陥部35が穿設される。切削刃溶接用の凹陥部34は、周方向等間隔に所定の数(この例では6個)設けられ、回転方向R2(図1および図3(A)の反時計回り方向)に対し前方側が浅く後方側が深くなるように傾斜して形成される。刻み刃溶接用の凹陥部35は、周方向等間隔に所定の数(この例では6個)設けられ、回転方向R2(図1および図3(A)の反時計回り方向)に対し前方側が径方向中心側に向かって浅く後方側が径方向中心側に向かって深くなるように傾斜して形成される。
【0020】
切削部33の凹陥部34には、図1および図2に示すように、切削刃40が溶接されて設けられる。切削刃40は、図4に示すように、回転方向R2(図1の反時計回り方向)前方側に配置された硬質の鋼製刃部40Aと、この刃部40Aの回転方向後方側に形成され刃部40Aを支持するとともに凹陥部34に溶接される鉄製の支持部40Bとを備えたチップにより構成される。刃部40Aは、厚さおよそ0.3から1.0mmの薄片からなり、支持部40Bは、厚さ1ないし2mm、径方向幅2ないし3mm、回転方向前後長さ5ないし13mmの直方体形状で、これら各寸法は、切削刃40の数や径により適宜変更される。切削刃40は、図5に示すように、支持部40Bの幅広の一面40C(図4参照)が凹陥部34の傾斜面に溶接され、刃部40Aが切削部下面33Aから下方(図5では上方)に突出し、支持部40Bの回転方向後方側が凹陥部34内に沈み込むようになっている。このため、切削刃40は切削部下面33Aに対して傾斜して設けられる。
【0021】
ところで、本実施の形態に係る塗膜削り取り装置では、切削刃40の直方体状支持部40Bは、図1および図5に示すように、回転方向前方側の刃部40Aの前面が、回転方向に対し径方向内側に傾斜して向くように、支持部40Bの回転方向前方側を径方向内側に、回転方向後方側を径方向外側にそれぞれ位置させ回転方向に対して内側に傾斜させて溶接される。しかも、切削刃40は、図5に示すように、切削部下面33Aに対して支持部40Bの回転方向前方側が下方に突出し、支持部40Bの回転方向後方側が凹陥部34の内部に沈み込むように傾斜して設けられている。このため、塗膜削り取り時、支持部40Bの径方向内側には、削り取られた塗膜が当たりにくくなり支持部40B径方向内側の損耗を抑えることができる。また支持部40Bの径方向外側には、回転方向前方側の刃部40Aにより塗膜が径方向外方にはじき飛ばされるので、塗膜が当たりにくくなる。このため、支持部40B径方向外側の損耗も抑えることができるので、支持部40Bは摩耗しにくく高価なホイールを長期にわたり使用することができる。
【0022】
さらに、本実施の形態に係る塗膜削り取り装置では、上記切削刃40と略同一の構成を有する刻み刃(刃)41を、図1、図2、図6および図7(A)ないし(C)に示すように、刃部40Aを切削部下面33Aにより形成される平面より下方(図2では下方向、図6では上方向)に突出させて刃部40Aの前面が切削部外周面33Bの接線方向に対し斜め下方を向くように、支持部40Bを傾斜させ幅広の一面40Cを凹陥部35の傾斜面に溶接している。すなわち、直方体状の刻み刃41の幅広の一面40Cを凹陥部35の傾斜面に溶接する際、刃部40Aが切削部下面33Aから下方に突出し、かつ、刃部40Aの前面が斜め下方を向くように傾斜させて溶接するようにしている。刻み刃41は、刃部40Aの長手方向が刃幅となる切削刃40に比べて、刃部40Aの短寸方向が刃幅となる鋭利な刃となっており、切削刃40の削り取りに先行して塗膜を傷つけ剥離しやすくさせるようになっている。
【0023】
刻み刃41の刃部40A下端と切削刃40の刃部40A下端とは、いずれも同一の寸法W3(図2参照)で切削部下面33Aから下方に突出するようになっている。なお、刃部40Aの傾斜角度や突出寸法は、ホイール20の大きさや形状、刻み刃41の数により変わることがあるのはいうまでもない。本実施の形態では、刻み刃41を周方向等間隔に6個設けているがこれに限られるものではなく、2個、3個、4個というように、性能とコストを勘案して個数の増減を図ってもよいことはいうまでもない。
【0024】
この塗膜削り取り装置では、切削部33の外周側に、切削部下面33Aにより形成される平面より下方に突出した刻み刃41を設けるようにしているので、塗膜削り取り時、回転するホイールの進行方向前方側では、ホイールの外周側に設けられた刻み刃41が塗膜を傷つけ削りほぐして剥離しやすくし、続いてこの削りほぐされた塗膜をホイール下面に設けられた切削刃40が削り取るようになっている。
【0025】
次に、上記実施の形態に係る塗膜削り取り装置の作用について説明する。上記実施の形態に係る塗膜削り取り装置では、ホイール20が回転駆動され、切削部33がコンクリート(モルタル)の塗膜に押し当てられて塗膜を削り取る際、回転するホイール20の移動方向すなわち進行方向では、ホイール20の外周面33Bに設けられた刻み刃41がまず塗膜を切り刻んで削りほぐし、塗膜を軟化させて剥離しやすくし、続いてこの削りほぐされた塗膜を切削部下面33Aの切削刃40が削り取るので、塗膜が確実に削り取られ、塗膜の削り残しが少なくなり、削り取り効率が向上する。このため、回転するホイールを何度も往復させて削り残りを取り除く作業が必要なくなり、作業効率が向上する。また、上記実施の形態に係る塗膜削り取り装置では、切削刃40の支持部40Bは、回転方向に対して前方側が径方向内側に傾斜して溶接され、支持部40Bの回転方向後方側が凹陥部34の内部に沈み込むように切削部下面33Aに対して傾斜して設けられている。このため、塗膜削り取り時、切削刃40の支持部40Bの径方向内側には、削り取られた塗膜が当たりにくくなり支持部40B径方向内側の損耗を抑えることができる。また切削刃40の支持部40Bの径方向外側には、回転方向前方側の刃部40Aにより塗膜が径方向外方にはじき飛ばされるので、塗膜が当たりにくくなる。このため、支持部40B径方向外側の損耗も抑えることができるので、切削刃40の支持部40Bは摩耗しにくく高価なホイールを長期にわたり使用することができる。
【0026】
なお、上記実施の形態では、刻み刃41を、切削部外周面33Bの凹陥部35に設けるようにしているがこれに限られるものではなく、刻み刃41は切削刃40の外周側に設けられていればよく、切削部下面33Aの外周縁に設けるようにしてもよいことはいうまでもない。
【0027】
次に、本発明の参考例に係る塗膜削り取り装置の一実施の形態について、図8および図9を参照して説明する。参考例に係る塗膜削り取り装置は、第1の発明に係る塗膜削り取り装置が、ホイール20の切削部33に切削刃40を溶接して設けるようにしているのに対し、図8ないし図10に示すように、ホイール50の切削部53に上下面を貫通する貫通孔60を穿設し、この貫通孔60に切削刃61を取り換え可能に取り付けた点が異なっている。
【0028】
ホイール50は、鉄材からなり、図8および図9に示すように、中心に取り付け孔28が穿設された円板状部29と、この円板状部29外周から下方に延びる円筒状部30と、この円筒状部30から円錐状に下方に拡がる円錐状部31と、この円錐状部31下端から水平に延びる鍔状の切削部53とを備えて成型される。切削部53は、所定の厚肉を有しかつ下面が平坦に形成され、径方向に所定の幅寸法W2(本実施の形態では、およそ10〜12mm、W2>W1)を有している。
【0029】
成型されたホイール50の切削部53には、図10に示すように、上下面を貫通する貫通孔60が穿設される。貫通孔60は、切削部53下面に形成され回転方向R3(図8の反時計回り方向)前方側に開口する四角形状開口部60Aと、この四角形状開口部60Aと同じ形状で、切削部53上面に形成され回転方向R3後方側に開口する四角形状開口部60Bとを結ぶ傾斜した貫通孔として形成される。すなわち、貫通孔60は傾斜した四角柱状の空間が切削部53を貫通するように形成され、この傾斜した四角柱状の空間60は回転方向前方側の延長空間が切削部53下面から斜め下方に向かって延び、回転方向後方側の延長空間が切削部53上面から斜め上方に向かって延びるようになっている。
【0030】
この貫通孔60には、図10に示すように、回転方向後方側の傾斜した壁面54に、板状の切削刃61がねじ62により取り付けられる。切削刃61は、下端の硬質の鋼製刃部61Aが貫通孔60の切削部下面開口部60Aから、上端61Bが貫通孔60の切削部上面開口60Bからそれぞれ突出し、鉋刃のように切削部53に取り付けられる。ねじ62は、切削部上面開口60Bから工具により取り付けられる。このため、切削刃61の着脱が容易にできるようになっている。
【0031】
切削刃61の前面61Cと貫通孔60の前方側傾斜壁面55との間には、図10に示すように、ガイド孔(空隙)S1が形成される。このガイド孔S1は、塗膜削り取り時、削り取られた塗膜を下面開口部60Aから上面開口部60Bに導いて外部に排出するようになっている。
【0032】
切削部53の下面には、図8および図10に示すように、下面開口部60Aの回転方向前方側と後方側とにそれぞれ鋭利な刻み刃(刃)63、64が設けられる。回転方向前方側の刻み刃63は、下面開口部60Aより径方向外側に、回転方向後方側の刻み刃64は、下面開口部60Aより径方向内側にそれぞれ設けられるようになっている。刻み刃63、64は、刃幅の長い切削刃61に比べて、刃幅が短寸の鋭利な刃となっており、切削刃61の削り取りに先行して塗膜を傷つけ剥離しやすくさせるとともに、切削刃61により削り取られた削りかすをより細かく切断して削り取り性能を向上させるようになっている。なお、これら刻み刃63、64の径方向位置は逆でもよい。
【0033】
次に、上記参考例に係る塗膜削り取り装置の作用について説明する。上記参考例に係る塗膜削り取り装置では、ホイール50が回転駆動され、切削部53がコンクリート(モルタル)の塗膜に押し当てられて塗膜を削り取る際、回転するホイール50の移動方向すなわち進行方向では、切削部53下面の刻み刃63、64がまず塗膜を切り刻んで帯状に削りほぐし、塗膜を軟化させて剥離し易くし、続いてこの削りほぐされた塗膜を切削部53下面の切削刃61が削り取るので、塗膜が確実に削り取られ、塗膜の削り残しが少なくなり、削り取り効率が向上する。切削刃61により削り取られた塗膜は、切削刃61の傾斜した前面に当たって下面開口部60Aからガイド孔S1内に導かれ、上面開口部60Bから外部に排出される。このため、塗膜削り取り時、切削部53下面に削りかすが滞留しにくくなり、削り取り効率がより向上する。切削刃61が損耗した場合、ねじ62を外して新たな切削刃61に交換することができるので、高価なホイールを取り換える必要がなく、コストダウンを図ることができる。さらに、切削刃61はホイール50の切削部53上面からねじ62により取り外しができるようになっているので、切削刃61の交換時、交換作業を容易に行うことができる。
【0034】
なお、上記実施例および参考例に係る塗膜削り取り装置では、図11に示すように、手で持って作業する持ち運び可能なものを一例に挙げているがこれに限られるものではなく、車輪を有する重量のある大型のものにも適用可能であることはいうまでもない。また、回転駆動されるホイールは単一のものに限られるものではなく、複数のホイールを備えたものにも適用可能であることはいうまでもない。さらに、上記参考例に係る実施の形態では、切削刃61の取り付けをねじ62により行っているがこれに限られるものではなく、切削刃61を貫通孔60内に確実にかつ交換可能に取り付けることができるものであれば、他の締結具や締結機構を用いてもよいことはいうまでない。また、貫通孔60は傾斜した四角柱状空間に限られるものではなく、切削刃の形状や種類に応じて適宜変更してもよいことはいうまでもない。また、ホイール20、50は、強度上、円筒状部30や円錐状部31を設けているがこれに限られるものではなく、下面が平坦で外周部を有する切削部を有するものであればよいことはいうまでもなく、円盤状でも円板状でもよい。さらに、参考例に係るホイール50について、刻み刃63、64に代えて、第1の発明の構成に係る刻み刃41をホイール50の外周側に設けるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る塗膜削り取り装置によれば、本体に取り付けられ回転駆動されるホイールと、このホイールの下面に下方に突出し周方向等間隔に設けられた切削刃とを備え、ホイールを回転駆動させて塗布面に塗布された塗膜を削り取る塗膜削り取り装置において、ホイールの外周面に、ホイール下面から下方に突出し切削刃の削り取りに先行して塗膜を傷つける刻み刃を設け、この刻み刃を、回転方向前方側の刃部とこの刃部の回転方向後方側に形成され刃部を支持するとともにホイール外周面に溶接される支持部とを備えて構成し、刃部をホイール下面から下方に突出させ、かつ、刃部の回転方向前面が斜め下方を向くようにし、刻み刃と切削刃とのホイール下面からの突出高さを同一にしたことにより、塗膜削り取り時、回転するホイールの移動方向すなわち進行方向では、ホイール外周面に設けられた刻み刃が、まず初めに塗膜を切り刻み削りほぐして剥離し易くし、続いてこの削りほぐされた塗膜をホイール下面に設けられた切削刃が削り取るので、塗膜の削り取り性能を向上させることができ、作業効率が向上するとともに、切削刃の損耗を抑制し、ホイールの長寿命化を実現しコストダウンを図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施の形態に係る塗膜削り取り装置のホイールを示す底面図である。
【図2】図1のホイールのII-II線から見た一部破断側面図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ、図1のホイールに切削刃および刻み刃を溶接する前の凹陥部を形成した状態を示す底面図およびその側面図である。
【図4】切削刃および刻み刃を構成するチップを示す斜視図である。
【図5】図1のホイールに溶接された切削刃を示す説明図である。
【図6】図1のホイールに溶接された刻み刃を示す説明図である。
【図7】(A)ないし(C)はそれぞれ、刻み刃がホイールの切削部に溶接された状態を下方から見た説明図、側方からみた説明図および上方から見た説明図である。
【図8】第2の発明の一実施の形態に係る塗膜削り取り装置のホイールを示す底面図である。
【図9】図8のホイールのIX-IX線から見た一部破断側面図である。
【図10】図8のホイールの要部を拡大して示す断面図である。
【図11】塗膜削り取り装置を示す斜視図である。
【図12】塗膜削り取り装置の回転軸にホイールを取り付ける際の説明図である。
【図13】従来のホイールを示す底面図である。
【符号の説明】
2 塗膜削り取り装置本体
20 ホイール
33A ホイール下面
33B ホイール外周面
40 切削刃
41 刻み刃[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a coating film scraping device that scrapes off a coating film applied to a surface of a concrete (mortar) floor or wall with a cutting surface of a wheel that is driven to rotate.
[0002]
[Prior art]
In general, the coating film scraping device is used to scrape a coating film applied to a hard surface such as a concrete floor or a concrete wall (see, for example, JP 2000-202777 A, JP 2000-326233 A). . Such a coating film scraping apparatus is known as a grinder or a disk sander. As shown in FIG. 11, the coating film scraping device (disc sander) is connected to a portable main body 2 and a driving motor of the main body 2 and is rotated to drive the coating film on the cutting surface. It comprises a
[0003]
The
[0004]
As shown in FIG. 13, the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the said conventional coating-film scraping apparatus, there existed a problem that it took time to scrape off the coating film apply | coated to the concrete surface. For this reason, when there is a restriction on the work time or when processing a large area of the coating film, a large number of workers must be arranged and each worker must have a coating film scraping device to perform the work, There was a problem of incurring a cost increase. Furthermore, in the coating film scraping device according to the above-described conventional configuration, when the wear of the iron support portion 13B is severe among the cutting blades and the usage time becomes long, the support portion 13B becomes thin and causes damage to the
[0006]
The present invention has been made to solve the above problems, and can improve the coating performance of the coating film, suppress wear of the cutting blade, and extend the service life of the wheel. it is intended to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A coating film scraping apparatus according to the present invention includes a wheel that is attached to a main body and is rotationally driven, and a cutting blade that protrudes downward on the lower surface of the wheel and is provided at equal intervals in the circumferential direction, and is applied by rotating the wheel and applying it. in coating scraping device scraping a coating film applied to a surface, on the outer peripheral surface of the wheel is provided with a knurled edge hurt coating from the wheel bottom surface prior to the chipping of the projecting cutting edge downward, the increment blade, rotary A blade portion on the front side in the direction and a support portion formed on the rear side in the rotation direction of the blade portion to support the blade portion and welded to the outer peripheral surface of the wheel, and the blade portion protrudes downward from the lower surface of the wheel. In addition, the front surface in the rotational direction of the blade portion faces obliquely downward, and the protruding heights of the knitting blade and the cutting blade from the lower surface of the wheel are the same .
[0008]
The coating film scraping device according to the present invention includes a wheel that is attached to the main body and is rotationally driven, and a cutting blade that protrudes downward on the lower surface of the wheel and is provided at equal intervals in the circumferential direction. in coating scraping device scraping a coating film applied to a surface, on the outer peripheral surface of the wheel is provided with a knurled edge hurt coating from the wheel bottom surface prior to the chipping of the projecting cutting edge downward, the increment blade, rotary A blade portion on the front side in the direction and a support portion formed on the rear side in the rotation direction of the blade portion to support the blade portion and welded to the outer peripheral surface of the wheel, and the blade portion protrudes downward from the lower surface of the wheel. and the rotation direction front of the blade portion so as to face obliquely downward, by which the projection height from the wheel bottom surface of the increments blade and the cutting edge in the same, when scraping the coating, the wheel rotates The dynamic direction, i.e. travel direction, increments blades provided on the wheel outer peripheral surface, and easily removed by loosening cutting minced First coating, followed by provided the shaving loosened paint film to the wheel bottom surface cutting Since the blade is scraped off, the coating film is surely scraped off, and the uncut portion of the coating film is reduced, and the scraping efficiency is improved. For this reason, the work which reciprocates the rotating wheel many times and removes a shaving residue becomes unnecessary, and work efficiency improves.
[0009]
Further, the coating film scraping device according to claim 2 is configured such that the cutting blade provided on the lower surface of the wheel is formed on the blade portion on the front side in the rotational direction and on the rear side in the rotational direction of the blade portion, and supports the blade portion. And a support portion to be welded. The support portion is provided so as to be inclined with respect to the rotation direction so that the front side is positioned radially inward and the rear side is positioned radially outward.
[0010]
In the coating film scraping device according to claim 2, the cutting blade provided on the lower surface of the wheel is formed on the blade portion on the front side in the rotational direction and on the rear side in the rotational direction of the blade portion, and is welded to the wheel while supporting the blade portion. The support portion is provided with an inclination so that the front side is located radially inward and the rear side is located radially outward with respect to the rotational direction. It is difficult for the scraped paint film to hit the inner side in the radial direction of the steel plate, and wear on the inner side in the radial direction of the support portion can be suppressed. Moreover, since the coating film is repelled radially outward by the blade part on the front side in the rotation direction, the coating film is less likely to hit the radially outer side of the support part. For this reason, since wear on the outer side in the radial direction of the support portion can be suppressed, the support portion is less likely to be worn and the wheel can be used for a long period of time.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to embodiments shown in the drawings. FIG. 1 is a bottom view showing a main part of a coating film scraping apparatus according to an embodiment of the first invention of the present invention, and FIG. 2 is a side view of FIG. The coating film scraping apparatus according to this embodiment has substantially the same configuration except that the configuration of the wheel is different from that of the conventional apparatus shown in FIGS. That is, the coating film scraping device according to the above embodiment includes a portable main body 2 (see FIG. 11) and, as shown in FIG. 1, is attached to the main body 2 and connected to a drive motor of the main body 2, and is rotationally driven. And a
[0018]
The
[0019]
As shown in FIGS. 3A and 3B, the cutting
[0020]
As shown in FIGS. 1 and 2, a
[0021]
By the way, in the coating-film scraping apparatus which concerns on this Embodiment, as shown to FIG. 1 and FIG. 5, as for the rectangular
[0022]
Furthermore, in the coating film scraping apparatus according to the present embodiment, a cutting blade (blade) 41 having substantially the same configuration as that of the
[0023]
The
[0024]
In this coating film scraping device, the
[0025]
Next, the effect | action of the coating-film scraping apparatus which concerns on the said embodiment is demonstrated. In the coating film scraping apparatus according to the above-described embodiment, when the
[0026]
In the above embodiment, the
[0027]
Next, an embodiment of a paint film scraping apparatus according to a reference example of the present invention will be described with reference to FIGS. The coating film scraping apparatus according to the reference example is such that the coating film scraping apparatus according to the first invention is provided by welding the
[0028]
The
[0029]
As shown in FIG. 10, a through
[0030]
As shown in FIG. 10, a plate-
[0031]
As shown in FIG. 10, a guide hole (gap) S <b> 1 is formed between the
[0032]
As shown in FIGS. 8 and 10, sharp cutting blades (blades) 63 and 64 are provided on the lower surface of the cutting
[0033]
Next, the operation of the coating film scraping device according to the reference example will be described. In the coating film scraping device according to the above reference example , when the
[0034]
In coating scraping device according to the above you施例and the reference example, as shown in FIG. 11, but the present invention is cited what portable working by hand in one example is not limited to this, Needless to say, the present invention can also be applied to a large-sized one having wheels. Needless to say, the rotationally driven wheel is not limited to a single wheel, and can be applied to a wheel having a plurality of wheels. Furthermore, in the embodiment according to the above reference example , the
[0035]
【The invention's effect】
As described above, the coating film scraping apparatus according to the present invention includes a wheel that is attached to the main body and is driven to rotate, and a cutting blade that protrudes downward on the lower surface of the wheel and is provided at equal intervals in the circumferential direction. In the coating film scraping device that drives the wheel to scrape off the coating film applied to the coating surface, the outer peripheral surface of the wheel protrudes downward from the lower surface of the wheel and has a notch blade that damages the coating film prior to scraping the cutting blade. The cutting blade is configured to include a blade portion on the front side in the rotational direction and a support portion formed on the rear side in the rotational direction of the blade portion to support the blade portion and welded to the outer peripheral surface of the wheel. the protruding from the wheel bottom surface downwardly, and, by the rotation direction front of the blade portion so as to face obliquely downward, and a protrusion height from the wheel bottom surface of the increments blade and the cutting edge in the same, the coating scraped In the moving direction of the rotating wheel, that is, the traveling direction, the cutting blade provided on the outer peripheral surface of the wheel first chops up the coating to make it easy to peel off, and then removes the crushed coating on the lower surface of the wheel. since scraped cutting edge provided on, it can improve the scraping performance of the coating film, thereby improving work efficiency, to suppress the wear of the cutting edge, to reduce the cost and achieve a long life of the wheel There is an effect that can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a bottom view showing a wheel of a paint film scraping device according to an embodiment of the first invention.
2 is a partially broken side view of the wheel of FIG. 1 as seen from the line II-II.
FIGS. 3A and 3B are a bottom view and a side view, respectively, illustrating a state in which a recess is formed on the wheel of FIG. 1 before welding a cutting blade and a cutting blade.
FIG. 4 is a perspective view showing chips constituting a cutting blade and a knitting blade.
5 is an explanatory view showing a cutting blade welded to the wheel of FIG. 1. FIG.
6 is an explanatory view showing a knitting blade welded to the wheel of FIG. 1; FIG.
7A to 7C are an explanatory diagram viewed from below, an explanatory diagram viewed from the side, and an explanatory diagram viewed from above, respectively, in a state in which the cutting blade is welded to the cutting part of the wheel.
FIG. 8 is a bottom view showing a wheel of a paint film scraping device according to an embodiment of the second invention.
9 is a partially cutaway side view of the wheel of FIG. 8 as seen from line IX-IX.
10 is an enlarged cross-sectional view showing a main part of the wheel of FIG. 8. FIG.
FIG. 11 is a perspective view showing a coating film scraping device.
FIG. 12 is an explanatory diagram when a wheel is attached to the rotating shaft of the coating film scraping device.
FIG. 13 is a bottom view showing a conventional wheel.
[Explanation of symbols]
2 Coating film scraping device
Claims (2)
ホイールの外周面に、ホイール下面から下方に突出し切削刃の削り取りに先行して塗膜を傷つける刻み刃を設け、
この刻み刃を、回転方向前方側の刃部とこの刃部の回転方向後方側に形成され刃部を支持するとともにホイール外周面に溶接される支持部とを備えて構成し、刃部をホイール下面から下方に突出させ、かつ、刃部の回転方向前面が斜め下方を向くようにし、刻み刃と切削刃とのホイール下面からの突出高さを同一にしたことを特徴とする塗膜削り取り装置。A wheel that is attached to the main body and is rotationally driven, and a cutting blade that protrudes downwardly on the lower surface of the wheel and is provided at equal intervals in the circumferential direction. The coating applied on the coating surface is scraped off by rotating the wheel. In the film scraper,
On the outer peripheral surface of the wheel, a cutting blade that protrudes downward from the lower surface of the wheel and damages the coating film prior to scraping of the cutting blade is provided ,
The notching blade is configured to include a blade portion on the front side in the rotation direction and a support portion formed on the rear side in the rotation direction of the blade portion to support the blade portion and welded to the outer peripheral surface of the wheel. A coating film scraping device characterized by projecting downward from the lower surface and having the blade surface in the rotational direction face obliquely downward, so that the projecting height from the lower surface of the wheel of the knitting blade and the cutting blade is the same. .
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