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JP4028357B2 - Detergent product for coating - Google Patents

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JP4028357B2
JP4028357B2 JP2002317832A JP2002317832A JP4028357B2 JP 4028357 B2 JP4028357 B2 JP 4028357B2 JP 2002317832 A JP2002317832 A JP 2002317832A JP 2002317832 A JP2002317832 A JP 2002317832A JP 4028357 B2 JP4028357 B2 JP 4028357B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣類などに付着した汚れに洗浄剤を直接塗布するのに適した塗布用洗浄剤製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、食べ物や泥、化粧品などが付着してできた汚れなど、通常の洗濯では落ちにくい汚れが付着した衣類などの繊維製品(以下、塗布対象物という)の洗濯に際しては、洗濯前に予め、その汚れに対して液体の洗浄剤や固体の石鹸を塗付することが一般に行われている。
洗浄剤を塗布するための容器としては、種々の容器が提案されている。例えば、発泡したポリエチレンやポリウレタン等の多孔質の成形体を塗布面に用いたものや、塗布面の中央部分に洗浄剤の吐出口を設け、その周囲に複数の凸部を分散配置したもの(例えば、特許文献1参照)、非多孔質性の塗布面の中央部分に所定の大きさの吐出口を設けたもの(例えば、特許文献2)などが提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−255259号公報
【特許文献2】
特開平11−269500号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、多孔質の成形体を用いた容器の場合、使用後に、塗布面上に、塗布対象物の汚れが付着しやすく、その汚れが、汚れていない部分まで広がってしまうという問題があった。また、洗浄剤が多孔質の塗布面に残留しやすいことから、長時間放置した場合、特に洗浄液の粘度が高い場合に、塗布面の洗浄剤や付着した汚れが固まって目詰まりを起こし、洗浄剤が出にくくなるという問題もあった。
また、特許文献1,2のように、比較的大きな孔径の吐出口が塗布面上に設けられている場合には、塗布対象物の汚れが直接、吐出口に付着しやすく、上述のように、その汚れが汚れていない部分にまでひろがる恐れがあった。また、容器を逆さにして用いた場合に、上述のような多孔質を用いた容器に比べて、洗浄剤の「液跳ね」が起こりやすく、収容する洗浄剤には、ある程度以上の粘度が必要であるという問題もあった。
さらに、上述のような容器の場合、洗浄剤を容器から吐出させるために容器をスクイズすると、容器には元に戻ろうとする力が容器に働き、このとき、吐出口に付着した汚れが、洗浄剤と共に容器内に入り込む「逆もどり現象」が生じる恐れがある。このような逆もどり現象は、吐出口の目詰まりを引き起こしたり、容器内が汚れる原因となり、また、容器内に入り込んだ汚れは、洗浄剤に含まれる成分、例えば過酸化水素などの劣化を引き起こすなどの問題もあった。
さらに、特許文献1のように塗布面の上に複数の凸部を分散配置した場合、凸部により塗布対象物が損傷する恐れがあった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、使用時の液跳ねや、逆もどり現象による塗布面や吐出口の目詰まり、容器内への汚れの逆流や洗浄剤の品質の劣化等を効果的に防止することができ、さらに、塗布対象物に損傷を与えない洗浄剤製品を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明は、容器本体の上部に形成された口部に蓋体が施蓋される容器と、該容器本体内に収容された洗浄剤とを備える塗布用洗浄剤製品であって、前記蓋体は、吐出された洗浄剤を塗布対象物に塗布するための非多孔質性の平滑な塗布面を有する頂部部材と、前記頂部部材を戴置する戴置部が上部に形成された蓋体本体と、前記頂部部材を前記戴置部に固定するリングとから構成され、前記蓋体本体の載置部には、前記容器本体内に収容された前記洗浄剤が通過する複数の通液孔が環状に配置され、前記頂部部材は、上端部に前記塗布面を有する円筒状の塗布部と、前記塗布部の下端部外周に形成された鍔部とを備え、前記鍔部の下面には、前記蓋体本体の通液孔の位置と一部重なるように環状の溝が形成され、前記鍔部には、その周面に複数の切り欠きが形成されるとともにその下面に前記切り欠き各々と前記環状の溝とを連絡する複数の凹路が形成され、前記頂部部材が前記戴置部に載置されることによって、前記環状の溝、前記凹路及び前記切り欠きと前記載置部との間に、前記通液孔から流出する前記洗浄剤を前記鍔部の上面にまで導く非直線状の流路が構成され、前記リングは、前記円筒状の塗布部の側面との間隔を有し、かつ前記鍔部の外周部分を前記戴置部との間で狭持させるようにして前記蓋体本体に装着され、前記切り欠きの上部開口面のうち、前記リングによって覆われていない部分が各々、前記洗浄剤が吐出される吐出口とされることにより、前記吐出口、前記塗布面の周辺の、前記塗布対象物と直接接触しない位置に配置され、且つ、前記容器本体内と前記非直線状の流路を介して連通されていることを特徴とする塗布用洗浄剤製品である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の洗浄剤製品の実施形態を説明する。
<容器>
まず、本実施形態の洗浄剤製品に用いられる容器について、添付の図を用いて説明するが、本発明の洗浄剤製品に用いられる容器はこれに制限されるものではない。図1は、本実施形態の容器10を示すもので、(a)は正面図、(b)は位置A〜Dにおける断面図、(c)は側面図である。図2及び図3は、本実施形態の蓋体12の斜視図及び断面図である。
本実施形態の容器10は、基本的に、容器本体11の上部に形成された口部11aに非多孔質の蓋体12が施蓋された構成を有しており、容器本体11の内部に洗浄剤が収納されるようになっている。
【0008】
容器本体11は、口部11aを上側にして、ほぼ平坦な底部11bにより静置できるような形態に構成されている。本実施形態の容器本体11の断面形状は、口部11a付近がほぼ円形で、位置Aにかけて次第に横方向に細長い楕円状になり、位置Aから位置Dは、位置Aよりも横方向の長さが短い略方形で、位置Dで断面積が最も大きくなっている。また、成分によっては、底部11bに凹みを設けて、内圧がかかって容器本体11が多少膨らんでも倒れない様にすることもできる。このような構成とすることにより、静置したときに安定で、使用するときに洗浄剤を吐出させるためにスクイズしやすくなっている。また、容器本体11側面の位置A〜C間には、滑り止めとして、複数の凹線14が形成されている。
【0009】
容器本体11は、たとえば、プラスチックのブロー成形により一体形成される。容器本体11の好ましい材質としては、密度0.91〜0.93g/cmの低密度ポリエチレン(LDPE)又は密度0.94〜0.97g/cmの高密度ポリエチレン(HDPE)、もしくはLDPEとHDPEの混合物が挙げられる。
容器本体11の厚さは、強度に問題が生じない程度に薄くすることができ、容易に屈曲させることができる厚さが好ましい。通常の厚さは0.5〜1.5mm、好ましくは0.6〜1.2mm程度である。
【0010】
本実施形態の蓋体12は、図2(a)に示すように、塗布面21aを有する頂部部材21と、頂部部材21が戴置される戴置部22aが上部に形成された蓋体本体22と、戴置された頂部部材21を戴置部22aに固定するためのリング23とから構成されている。
【0011】
蓋体本体22の戴置部22aには、容器本体11内に収容された洗浄剤が通過する複数の通液孔22bが環状に配置されている。また、図3に示すように、蓋体本体22の下部の内周には雌ねじ22cが設けられており、容器本体11の口部11aの外周に設けられた図示しない雄ねじと螺合することにより、蓋体12が容器本体11に施蓋されるようになっている。さらに、蓋体本体22の上部の外周には雄ねじ22dが設けられており、図1に示すキャップ13の内周に設けられた図示しない雌ねじと螺合することによりキャップ13が被着されるようになっている。
【0012】
頂部部材21は、円筒状の塗布部21bの下端部外周に鍔部21cが形成された、帽子のような形状を有している。鍔部21cの下面には、図2(b)に示すように、環状の溝21dが、蓋体本体22の通液孔22bの位置と一部重なるように形成されている。また、鍔部21cには、その周面の4カ所に切り欠き21eが形成されていると共に、これら切り欠き21e各々と溝21dとを連絡する4つの凹路21fが形成されている。これにより、溝21d、凹路21f及び切り欠き21eと、蓋体本体22の戴置部22aとの間に、通液孔22bから流出する洗浄剤を鍔部21cの上面にまで導く、湾曲した非直線状の流路が構成されるようになっている。
また、塗布部21bの上端部に形成された塗布面21aは、吐出された洗浄剤を、塗布対象物に塗布し、広げる役割をはたす。塗布面21aの面積は、塗布性の観点から、50〜250mm2 の範囲が好ましい。
塗布面21aは、通液性ないし吸油性を実質的に有しないような非多孔質の材質であり、特に硬質な材質で構成されることが好ましく、容器本体と同じ材質によって構成されてもよい。ここで硬質とは、吐出された洗浄剤を塗り延ばすのに十分な硬さを有することを意味する。また、塗布面21aは吐出された洗浄剤の塗り延ばし操作に十分な平滑性を有する。塗布面21aが非多孔質であるため、従来用いられていたような、多孔質の塗布面への汚れの付着や、その汚れが他の衣料に移る再汚染などの問題を防止することができる。
また、本実施形態において、塗布面21aの周辺部分には、さらに、環状の溝21gが形成されており、この溝21gから切り欠き21eの方向に、4本の溝21hが形成されている。これらの溝21g,21hを設けることにより、洗浄剤が塗布面21aの周辺に導かれやすくなると同時に、導かれた洗浄剤が塗布面21aの周辺に保持されやすくなっている。
【0013】
なお、図2において、塗布面21aは、平面状としているが、多少の歪曲のあるものであってもよく、また、その表面に、平滑性を阻害しない程度に溝21gにつながる浅い溝(例えば、格子状の溝)を形成してもよい。表面に浅い溝を形成することで、塗布面全体に洗浄液が良好に拡散し、保持されやすくなる。
また、上述した実施形態では通液孔22bを6個設けたが、本発明において、通液孔の数や大きさに特に制限はなく、好ましくは、2個以上の通液孔を、1個の通液孔の面積が好ましくは1mm以上、通液孔の総面積が6〜20mmとなるように形成することが好ましい。また、切り欠き21e、凹路21f及び溝21hをそれぞれ4つずつ設けたが、本発明において、これらの数や大きさに特に制限はない。好ましくは、切り欠き21e、凹路21f及び溝21hをそれぞれ2カ所以上、これらによって構成される流路の断面積が、好ましくは、単独で0.2〜4mm、合計で0.8〜16mmとなるように形成することが好ましい。切り欠き21eの断面積は、洗浄液の粘度を加味して最適なサイズに設定する。また、切り欠き21e、凹路21f及び溝21hは同一サイズである必要はない。
通液孔21b、切り欠き21e、凹路21f及び溝21hの数及び断面積を上記の範囲にすることにより、洗浄剤による目詰まりを防ぐ一方、使用時に容器を逆さにした際に生じやすい洗浄剤の液跳ねを効果的に防止できる。
【0014】
図3に示すように、リング23は、下部の内周に設けられた凸部23aが、蓋体本体22の上部外周の凹部22eに嵌め込まれることにより、蓋体本体22に取り付けられるようになっている。
このリング23を蓋体本体22に取り付けることによって、頂部部材21側面の鍔部21cの外周部分が、リング23と戴置部22aとの間に狭持されて、頂部部材21が戴置部22a上に固定されるようになっている。このとき、切り欠き21eの上部開口面において、リング23によって覆われていない部分が各々吐出口31となっている。
吐出口31の数や大きさに特に制限はないが、好ましくは、1つの吐出口の面積が好ましくは0.5〜5mm、より好ましくは1.5〜3mm、吐出口の総面積が好ましくは3〜20mm、より好ましくは6.5〜12mmとなるように、2個以上の吐出口を形成することが好ましい。
1つの吐出口の面積を上記範囲内とすることにより、洗浄剤が吐出口に残留して固まるのを防ぐことができ、また、洗浄剤の液跳ねを防止することができる。また、吐出口の総面積を上記範囲内とすることにより、洗浄剤の吐出量が、使用勝手のよい量となる。
【0015】
蓋体12(頂部部材21、蓋体本体22、リング23)は、たとえば、プラスチックの射出成形により形成される。 蓋体21の好ましい材質としては、密度0.91〜0.93g/cmの低密度ポリエチレン(LDPE)又は密度0.94〜0.97g/cmの高密度ポリエチレン(HDPE)、もしくはLDPEとHDPEの混合物が挙げられる。
蓋体12を、例えば上述のように頂部部材21、蓋体本体22及びリング23で構成する場合、頂部部材21、蓋体本体22及びリング23は、それぞれ同じ材質を用いてもよく、異なる材質を用いてもよい。
【0016】
図4に、本実施形態の洗浄剤製品の使用時における洗浄剤の流れを示す。まず、容器を逆さにして容器本体11をスクイズすると、洗浄液41は、蓋体22の戴置部22aの通液孔22bを通って溝21d内に放出される。放出された洗浄液41は、溝21d内を移動し、凹路21f、切り欠き21eを通過し、吐出口31を通って塗布部21bの側面とリング23との間に吐出される。吐出された洗浄剤41は、塗布部21bの側面の上方に設けられた溝21hを通って、塗布面21aの周辺の溝21gに導かれる。溝21gに導かれた洗浄剤41は、塗布面21aを塗布対象物51に擦り付けることにより、塗布対象物51の表面に塗布される。
この際、吐出口31は、塗布面21aの周辺の、塗布対象物51と直接接触しない位置に配置されているので、塗布対象物51の汚れが付着しにくくなっている。そのため、吐出口31が塗布面に設けられている従来のものとは異なり、吐出口に汚れが付着することによる吐出口の目詰まりを防止することができる。また、容器本体内から吐出口31までの洗浄剤41の流路は、複雑な非直線状であるので、容器を逆さにした際に液跳ねしにくく、また、汚れや、一旦吐出された洗浄剤の容器本体11内への逆流も生じにくくなっている。
【0017】
<洗浄剤>
次に、本実施形態の洗浄剤製品の洗浄剤について説明する。本実施形態における洗浄剤には、通常洗浄剤に用いられる種々の洗浄成分や添加剤を使用することができる。
【0018】
本実施態様の洗浄剤は、例えば、洗浄成分として界面活性剤、添加剤としてキレート剤を含むものが好ましい。
界面活性剤としては、通常洗浄剤に使用する任意の界面活性剤であってよいが、好ましくは非イオン界面活性剤又はアニオン界面活性剤である。
【0019】
非イオン界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレン(平均付加モル数1〜20)アルキル(炭素数10〜22)又はアルケニル(炭素数10〜22)エーテル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数1〜20)ポリオキシプロピレン(平均付加モル数1〜20)アルキル(炭素数10〜22)又はアルケニル(炭素数10〜22)エーテル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数1〜20)アルキル(炭素数10〜22)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数1〜20)ソルビタン脂肪酸(炭素数10〜22)エステル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数1〜20)ソルビット脂肪酸(炭素数10〜22)エステル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数1〜20)グリコール脂肪酸(炭素数10〜22)エステル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数1〜20)アルキル(炭素数10〜22)アミン、グリセリン脂肪酸(炭素数10〜22)エステル、高級脂肪酸(炭素数6〜10)アルカノール(炭素数2〜10)アミド、アルキル(炭素数10〜22)グリコシド、及びアルキル(炭素数2〜10)アミンオキサイドが挙げられる。具体的には、商品名エマレックス707として市販されているもの等が好適である。
【0020】
アニオン界面活性剤の例としては、炭素数8〜22の脂肪酸塩、炭素数8〜16のアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10〜20のアルキル硫酸塩又はアルケニル硫酸塩、炭素数10〜20のオレフィンスルホン酸塩、炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有し、平均0.5〜8モルのエチレンオキシドを付加したアルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル硫酸塩、炭素数10〜20のアルキルグリセリルエーテルスルホン酸塩、炭素数10〜20のα−スルホ脂肪酸塩又は低級(炭素数1〜6)アルキルエステル等が挙げられる。これらのうち、特に脂肪酸塩が好適に使用される。脂肪酸は、炭素数が8〜22の範囲にあるものが好ましく、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の飽和脂肪酸、またはオレイン酸、リノール酸、リノレイン酸等の不飽和脂肪酸のいずれであってもよい。特に泥汚れを洗浄する能力の観点から、オレイン酸が最も好ましい。脂肪酸塩としては、ナトリウム、カリウム等の金属塩、アルカノールアミン塩等が挙げられる。これらのうち、特にアルカノールアミン塩が好ましい。アルカノールアミンは、モノアルカノールアミン、ジアルカノールアミン、トリアルカノールアミンのいずれであってもよく、各アルキレン基の炭素数が1〜10の範囲にあるものが好ましい。具体的には、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等を使用することができる。ジエタノールアミンが特に好適である。
【0021】
界面活性剤としては、上記界面活性剤の1種又は2種以上を組み合わせて使用することが可能であるが、少なくとも1種以上の非イオン界面活性剤を含むのが好ましい。また、泥汚れに対する効果の観点からは、更に、脂肪酸塩、特に脂肪酸アルカノールアミン塩、中でもオレイン酸アルカノールアミン塩を含むのが好ましい。
【0022】
本実施形態の洗浄剤において、界面活性剤は、洗浄剤の質量を基準として3〜50重量%の範囲で配合することができ、5〜30重量%の範囲で配合するのが好ましい。特に、非イオン界面活性剤、中でもポリオキシエチレン(平均付加モル数1〜20)アルキル(炭素数10〜22)エーテルを洗浄剤の質量を基準として5〜35質量%、好ましくは7〜30質量%の範囲で配合することが望ましく、10〜25質量%の範囲で配合するのが更に好ましい。また、C〜C22脂肪酸のアルカノールアミン塩を、洗浄剤の質量を基準として0.3〜7質量%、好ましくは0.5〜5質量%の範囲で配合するのが望ましく、1〜3質量%の範囲で配合するのが更に好ましい。更に、非イオン界面活性剤:アニオン界面活性剤の質量比が1:0〜2:1、好ましくは1:0〜5:1、特に好ましくは20:1〜10:1となる範囲で併用するのが望ましい。
【0023】
キレート剤としては、公知の任意のものが使用可能であるが、有機キレート剤が好ましく、例としてはエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸等のアミノポリカルボン酸類又はそのアルカリ金属塩等の塩類、トリポリリン酸塩、ポリリン酸塩等の無機リン化合物、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、2−ホスホノ−1,2,4−トリカルボン酸等のホスホン酸類又はそのアルカリ金属塩等の塩類、フィチン酸等の有機リン酸化合物等を挙げることができる。洗浄剤の洗浄力の点からホスホン酸類が好ましく、特に1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸が好適である。
キレート剤は、洗浄剤の質量を基準として0.1〜5質量%の範囲で配合するのが、洗浄剤の洗浄力及び経済性の観点から好ましく、0.5〜4質量%の範囲で配合するのが更に好ましい。
【0024】
洗浄剤は更に、洗浄力向上の観点から、アルカリ剤を含むのが好ましい。アルカリ剤の例としては、カセイソーダ、カセイカリ、アンモニア、及びモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられる。これらのアルカリ剤は洗浄剤中0.1〜20質量%となるように配合するのがよい。
【0025】
洗浄剤はまた、低級アルコール、多価アルコール、エーテル等の溶剤や、ビルダー、ハイドロトロープ剤、酵素、蛍光増白剤、香料、色素、増粘剤等を含有することができる。
【0026】
洗浄剤は、上述のような成分に、イオン交換水等の水を加えて調製することができる。
【0027】
本実施形態の洗浄剤の粘度は、洗浄剤が容器から必要に応じて適宜排出される程度のものであれば特に制限はないが、好ましくは25℃における粘度が30mPa・s以上、より好ましくは50mPa・s以上であることが望ましい。洗浄剤の粘度が30mPa・s以上であれば、液跳ねなく使用することができる。また、洗浄剤の粘度は、好ましくは200mPa・s以下、より好ましくは150mPa・s以下であることが望ましい。洗浄剤の粘度が200mPa・s以下であれば、洗浄液が出やすく、吐出口の目詰まりが生じにくい。特に、洗浄剤の粘度が30〜200mPa・sの範囲内であれば、容器の吐出口から過不足ない量の洗浄剤を吐出することができ、また吐出された洗浄液が塗布面に適度に保留され、効果的に塗布対象物表面に塗布される。
【0028】
【実施例】
以下、実施例及び試験例を示して本発明およびその効果を具体的に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
実施例1〜5
実施例1〜5として、図1〜3に示したのと同様の構造の、以下の仕様の容器に、下記表1の組成の洗浄液120mLを収容して塗布用洗浄剤製品(実施例1〜5)を得た。得られた塗布用洗浄剤製品は、以下の試験例1〜3に用いた。なお、洗浄液の組成は質量%で示した。
容器本体11[材質:HDPE、満注量:200mL]
蓋体12
・頂部部材21[材質:LDPE]
塗布面21aの面積:28mm
底面から塗布面21aまでの高さ:9.6mm、
塗布部21b(外径:15.6mm、高さ:7.1mm)
鍔部21c(外径:20mm、高さ:2.5mm、凹路21fの総断面積:0.9mm×4=3.6mm、切り欠き21eの総断面積:3.42mm×4=13.68mm
・蓋体本体22[材質:LDPE、通液孔22bの総面積:3.14mm×6=18.84mm
・リング23[材質:LDRE、切り欠き21eの上部開口面を封止する部分の内径17mm]
吐出口31(切り欠き21eの上部開口面とリング23の間に形成される隙間)の総面積:7.2mm
【0029】
【表1】

Figure 0004028357
【0030】
試験例1<液跳ね試験>
10cm×10cmの布(平織り:綿ブロード100、カネボウ製)を厚さ5mmの平タイル(INAX製)上に置いた。実施例1〜5で得られた塗布用洗浄剤製品を、逆さにして手に持ち、布の上、15mmのところから布に向かって軽く叩いた。叩く操作を30回繰り返し、洗浄剤の液跳ねの状態を目視で観察し、下記の基準で判定した。その結果を表2に示す。
○:液跳ねがない
△:わずかに液跳ねが認められる
×:液跳ねが認められる
【0031】
試験例2<塗り伸ばし試験>
10cm×20cmの布(平織り:綿ブロード100、カネボウ製)を厚さ5mmの平タイル(INAX製)上に置いた。片方の手で布を押さえ、もう片方の手に実施例1〜5で得られた塗布用洗浄剤製品を逆さにして手に持ち、布を押さえている方から真横に10cm動かした。このとき、洗浄剤が布の上で塗り伸ばされる状態を目視で観察し、下記の基準で判定した。その結果を表2に示す。
○:1回の動作で洗浄剤がスムーズに塗り伸ばされる
△:1回の動作では洗浄剤が付いていない部分が発生するが、2〜3回の繰り返し動作で洗浄剤がスムーズに塗り伸ばされる
×:2〜3回の繰り返し動作では十分に洗浄剤がスムーズに塗り伸ばされず、塗りのばしが困難である
【0032】
【表2】
Figure 0004028357
【0033】
この結果は、本実施形態の塗布用洗浄剤製品は、幅広い粘度の洗浄剤に適用可能であり、中でも、30〜200mPa・sの範囲内の粘度の洗浄剤の場合には、液跳ねが生じにくく、また、塗り伸ばしやすいものであることを示している。
【0034】
試験例3<逆もどり試験>
実施例1で得られた塗布用洗浄剤製品と、比較例として、蓋体本体22が塗布面を有し、その塗布面の中央に吐出口(直径1mm)を有する容器に、上記実施例1と同じ組成の洗浄剤120mLを充填したもの(比較例1)を用意した。
汚れとして、150μmのメッシュをパスした赤土を1g取り、10mLの水道水に分散させ、これを、2枚重ねにした10cm×10cmの綿メリヤス布上に全て移し、5分間放置した。
次いで、実施例1及び比較例1の塗布用洗浄剤製品を用いてスクイズ操作を行い、綿メリヤス布の泥で汚れた部分を擦り、汚れを取り除くように作業した。この作業を2分間継続した後、ボトル内に泥が入っているかどうかを目視で判定した。
【0035】
その結果、実施例1の塗布用洗浄剤製品の容器内には泥がほとんど認められなかったが、比較例1の塗布用洗浄剤製品の容器内には泥がかなり認められた。
この結果は、吐出口31が、汚れに直接接触しない位置に設けられており、通液孔22bから吐出口31までの洗浄剤の流路が複雑な実施例1の塗布用洗浄剤製品の容器の場合、容器本体11内にまで汚れが入り込みにくくなっていることを示している。
【0036】
【発明の効果】
上述のように、本発明の洗浄剤製品においては、以下の様な効果が得られる。
(1)塗布面に吐出口が設けられている従来技術の様に、汚れ面に洗浄剤を塗布した際に、吐出口が汚れにくい。
(2)蓋体が非多孔質性であるので、汚れや目詰まりが生じにくい。
(3)洗浄剤が、非直線状の流路により該吐出口に導かれるようになっているので、液跳ねしにくく、また、汚れた洗浄剤の容器内への逆流も生じにくい。
(4)吐出口が汚れず、洗浄液の逆もどり現象も生じにくいので、洗浄剤の成分の劣化を防止することができる。
(5)さらに、塗布面に溝を配置した場合には、洗浄剤が塗布面に良好に拡散して保持される。また、微細な凸部が設けられた従来技術に比べて、塗布対象物を痛める恐れが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の容器を示す(a)正面図、(b)位置A〜Dにおける横断面図及び(c)側面図である。
【図2】 上記実施形態の蓋体の(a)分解斜視図及び(b)蓋体を構成する頂部部材を下面側から見た斜視図である。
【図3】 上記実施形態の蓋体の(a)分解縦断面図、(b)縦断面図及び(c)位置Eにおける横断面図である。
【図4】 上記実施形態の洗浄剤製品の使用時における(a)洗浄剤の流れを示す図及び(b)吐出された洗浄剤が塗布対象物に塗布される状態を示す図である。
【符号の説明】
10…容器、11…容器本体、11a…口部、12…蓋体、21…頂部部材、21a…塗布面、21b…塗布部、21c…鍔部、21d…溝、21e…切り欠き、21f…凹路、21g,21h…溝、22…蓋体本体、22a…戴置部、22b…通液孔、22c…雌ねじ、22d…雄ねじ、22e…凹部、23…リング、23a…凸部、31…吐出口、41…洗浄剤、51…塗布対象物[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an application cleaning product suitable for directly applying a cleaning agent to dirt attached to clothing or the like.
[0002]
[Prior art]
When washing textiles such as clothes (hereinafter referred to as “application objects”) with dirt that is difficult to remove by normal washing, such as dirt caused by food, mud, cosmetics, etc., before washing, In general, a liquid detergent or a solid soap is applied to the dirt.
Various containers have been proposed as containers for applying the cleaning agent. For example, a porous molded body such as foamed polyethylene or polyurethane is used for the coated surface, or a cleaning agent discharge port is provided in the central portion of the coated surface, and a plurality of convex portions are distributed around it ( For example, Patent Document 1), and a non-porous coating surface provided with a discharge port of a predetermined size at the center (for example, Patent Document 2) have been proposed.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 11-255259 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-269500
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of a container using a porous molded body, there is a problem that after use, dirt on the application target is likely to adhere to the application surface, and the dirt spreads to a non-dirty part. In addition, since the cleaning agent tends to remain on the porous coated surface, if left for a long time, especially when the viscosity of the cleaning solution is high, the coated surface cleaning agent and adhering dirt harden and cause clogging. There was also a problem that it became difficult to produce the agent.
In addition, as in Patent Documents 1 and 2, when a discharge port having a relatively large hole diameter is provided on the application surface, dirt on the application target tends to adhere directly to the discharge port, as described above. , There was a risk that the dirt spread to the unclean part. In addition, when the container is used upside down, the cleaning agent “splashes” more easily than in the case of the porous container as described above, and the stored cleaning agent must have a certain level of viscosity. There was also a problem of being.
In addition, in the case of the container as described above, when the container is squeezed to discharge the cleaning agent from the container, the container has a force to return to the original state. At this time, the dirt attached to the discharge port is washed. There is a risk of a “reverse return phenomenon” that enters the container together with the agent. Such reverse return phenomenon may cause clogging of the discharge port or cause the inside of the container to become dirty, and the contamination that enters the container may cause deterioration of components contained in the cleaning agent, such as hydrogen peroxide. There was also a problem.
Furthermore, when a plurality of convex portions are dispersedly arranged on the application surface as in Patent Document 1, there is a possibility that the application target is damaged by the convex portions.
[0005]
The present invention has been made in view of the above problems, such as liquid splashing during use, clogging of the application surface and discharge port due to a reverse return phenomenon, backflow of dirt into the container, deterioration of the quality of the cleaning agent, etc. Another object of the present invention is to provide a cleaning product that can be effectively prevented and does not damage the object to be coated.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention that solves the above problems is a cleaning product for coating comprising a container having a lid applied to a mouth formed at the top of a container body, and a cleaning agent housed in the container body. The lid is formed with a top member having a non-porous smooth application surface for applying the discharged cleaning agent to the application object, and a placement part on which the top member is placed. And a ring that fixes the top member to the mounting portion. A plurality of the cleaning agents accommodated in the container body pass through the mounting portion of the lid body. The top member is provided with a cylindrical application part having the application surface at the upper end part, and a collar part formed on the outer periphery of the lower end part of the application part, and the collar part An annular groove is formed on the lower surface of the lid body so as to partially overlap the position of the liquid passage hole of the lid body. Has a plurality of notches formed on the peripheral surface thereof, and a plurality of recesses communicating with each of the notches and the annular groove on the lower surface thereof, and the top member is placed on the mounting portion As a result, a non-linear shape that guides the cleaning agent flowing out from the liquid passage hole to the upper surface of the flange portion is provided between the annular groove, the concave path and the notch and the placement portion. A flow path is configured, and the ring has a gap with a side surface of the cylindrical application portion, and the outer peripheral portion of the flange portion is sandwiched between the lid portion and the lid body. mounted on the main, of the upper opening surface of the notch, the portion not covered by said ring respectively, by the cleaning agent is a discharge port to be ejected, the ejection port, of the coated surface It is arranged at a position that is not in direct contact with the application target in the periphery, and A coating detergent product characterized in that it is communicating via the said container body nonlinear flow path.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the detergent product of the present invention will be described.
<Container>
First, the container used for the cleaning product of the present embodiment will be described with reference to the accompanying drawings, but the container used for the cleaning product of the present invention is not limited to this. 1A and 1B show a container 10 of the present embodiment, where FIG. 1A is a front view, FIG. 1B is a sectional view at positions A to D, and FIG. 1C is a side view. FIG.2 and FIG.3 is the perspective view and sectional drawing of the cover body 12 of this embodiment.
The container 10 of this embodiment basically has a configuration in which a non-porous lid body 12 is applied to a mouth portion 11 a formed at the upper part of the container body 11. A cleaning agent is stored.
[0008]
The container main body 11 is configured in such a form that the mouth 11a can be placed on the upper side and the container 11 can be placed on a substantially flat bottom 11b. The cross-sectional shape of the container main body 11 of the present embodiment is substantially circular in the vicinity of the mouth portion 11a and gradually becomes an elongated ellipse in the lateral direction from the position A. From the position A to the position D, the length in the lateral direction from the position A Is a short square and has the largest cross-sectional area at position D. In addition, depending on the component, it is possible to provide a recess in the bottom portion 11b so that the container main body 11 does not fall down even if the internal pressure is applied and the container body 11 swells somewhat. By adopting such a configuration, it is stable when left standing, and is easy to squeeze in order to discharge the cleaning agent when used. A plurality of concave lines 14 are formed between the positions A to C on the side surface of the container body 11 as a slip stopper.
[0009]
The container body 11 is integrally formed by plastic blow molding, for example. Preferred material of the container body 11, low density polyethylene (LDPE) or density 0.94~0.97g / cm 3 of density polyethylene having a density of 0.91~0.93g / cm 3 (HDPE), or a LDPE A mixture of HDPE is mentioned.
The thickness of the container body 11 is preferably a thickness that can be thinned to such an extent that no problem arises in strength and can be bent easily. The normal thickness is about 0.5 to 1.5 mm, preferably about 0.6 to 1.2 mm.
[0010]
As shown in FIG. 2 (a), the lid body 12 of the present embodiment is a lid body body in which a top member 21 having an application surface 21a and a placement portion 22a on which the top member 21 is placed are formed at the top. 22 and a ring 23 for fixing the placed top member 21 to the placing part 22a.
[0011]
A plurality of liquid passage holes 22 b through which the cleaning agent accommodated in the container body 11 passes are arranged in an annular shape in the placement portion 22 a of the lid body 22. Further, as shown in FIG. 3, a female screw 22c is provided on the inner periphery of the lower portion of the lid body 22, and is screwed with a male screw (not shown) provided on the outer periphery of the mouth portion 11a of the container body 11. The lid 12 is applied to the container body 11. Further, a male screw 22d is provided on the outer periphery of the upper portion of the lid body 22, and the cap 13 is attached by screwing with a female screw (not shown) provided on the inner periphery of the cap 13 shown in FIG. It has become.
[0012]
The top member 21 has a hat-like shape in which a collar portion 21c is formed on the outer periphery of the lower end portion of the cylindrical application portion 21b. As shown in FIG. 2B, an annular groove 21 d is formed on the lower surface of the flange portion 21 c so as to partially overlap the position of the liquid passage hole 22 b of the lid body 22. In addition, the flange portion 21c is formed with notches 21e at four locations on the peripheral surface, and four concave paths 21f that connect each of the notches 21e and the groove 21d. Thereby, between the groove | channel 21d, the concave path 21f, and the notch 21e, and the mounting part 22a of the lid main body 22, it curved so that the washing | cleaning agent which flows out out of the liquid flow hole 22b may be led to the upper surface of the collar part 21c. A non-linear flow path is configured.
The application surface 21a formed at the upper end of the application part 21b serves to apply and spread the discharged cleaning agent on the application object. The area of the application surface 21a is preferably in the range of 50 to 250 mm 2 from the viewpoint of applicability.
The application surface 21a is a non-porous material that does not substantially have liquid permeability or oil absorption, and is preferably composed of a particularly hard material, and may be composed of the same material as the container body. . Here, the term “hard” means that it has sufficient hardness to spread the discharged cleaning agent. Further, the coated surface 21a has sufficient smoothness for the operation of spreading the discharged cleaning agent. Since the application surface 21a is non-porous, it is possible to prevent problems such as adhesion of dirt on the porous application surface and re-contamination that the dirt moves to other clothing, which has been conventionally used. .
In the present embodiment, an annular groove 21g is further formed in the peripheral portion of the coating surface 21a, and four grooves 21h are formed in the direction from the groove 21g to the notch 21e. By providing these grooves 21g and 21h, the cleaning agent is easily guided to the periphery of the application surface 21a, and at the same time, the guided cleaning agent is easily held around the application surface 21a.
[0013]
In FIG. 2, the coating surface 21a is planar, but may be somewhat distorted, and a shallow groove (for example, connected to the groove 21g to the extent that smoothness is not hindered) , Lattice-like grooves) may be formed. By forming a shallow groove on the surface, the cleaning liquid can be well diffused and retained on the entire coated surface.
In the embodiment described above, six liquid passage holes 22b are provided. However, in the present invention, the number and size of the liquid passage holes are not particularly limited, and preferably two or more liquid passage holes are provided. is preferably an area of the liquid passage holes 1 mm 2 or more, the total area of the liquid passage holes are preferably formed so as to be 6 to 20 mm 2. Further, although four each of the notches 21e, the concave paths 21f, and the grooves 21h are provided, in the present invention, there is no particular limitation on the number and size thereof. Preferably, the notch 21e, the recess 21f, and the groove 21h are each at two or more locations, and the cross-sectional area of the flow path constituted by these is preferably 0.2 to 4 mm 2 alone, and 0.8 to 16 mm in total. It is preferable to form so as to be 2 . The cross-sectional area of the notch 21e is set to an optimum size in consideration of the viscosity of the cleaning liquid. Moreover, the notch 21e, the concave path 21f, and the groove 21h do not have to be the same size.
By making the number and cross-sectional area of the liquid passage holes 21b, notches 21e, recesses 21f and grooves 21h within the above ranges, clogging by the cleaning agent is prevented, while cleaning is likely to occur when the container is inverted during use. The liquid splash of the agent can be effectively prevented.
[0014]
As shown in FIG. 3, the ring 23 is attached to the lid body 22 by fitting a convex portion 23 a provided on the inner periphery of the lower portion into a recess 22 e on the upper outer periphery of the lid body 22. ing.
By attaching the ring 23 to the lid body 22, the outer peripheral portion of the flange portion 21c on the side of the top member 21 is sandwiched between the ring 23 and the placement portion 22a, and the top member 21 is placed on the placement portion 22a. It is supposed to be fixed on the top. At this time, portions of the upper opening surface of the notch 21e that are not covered by the ring 23 serve as the discharge ports 31, respectively.
The number and size of the discharge ports 31 are not particularly limited, but preferably the area of one discharge port is preferably 0.5 to 5 mm 2 , more preferably 1.5 to 3 mm 2 , and the total area of the discharge ports is It is preferable to form two or more discharge ports so as to be preferably 3 to 20 mm 2 , more preferably 6.5 to 12 mm 2 .
By setting the area of one discharge port within the above range, it is possible to prevent the cleaning agent from remaining on the discharge port and solidify, and to prevent liquid splashing of the cleaning agent. Further, by setting the total area of the discharge ports within the above range, the discharge amount of the cleaning agent becomes an easy-to-use amount.
[0015]
The lid 12 (the top member 21, the lid body 22, and the ring 23) is formed by, for example, plastic injection molding. Preferred material of the lid 21, low density polyethylene (LDPE) or density 0.94~0.97g / cm 3 of density polyethylene having a density of 0.91~0.93g / cm 3 (HDPE), or a LDPE A mixture of HDPE is mentioned.
When the lid body 12 is constituted by the top member 21, the lid body 22 and the ring 23 as described above, for example, the top member 21, the lid body 22 and the ring 23 may be made of the same material, or different materials. May be used.
[0016]
FIG. 4 shows the flow of the cleaning agent when the cleaning product of this embodiment is used. First, when the container body 11 is turned upside down and the container body 11 is squeezed, the cleaning liquid 41 is discharged into the groove 21 d through the liquid passage hole 22 b of the mounting portion 22 a of the lid body 22. The discharged cleaning liquid 41 moves in the groove 21 d, passes through the recess 21 f and the notch 21 e, passes through the discharge port 31, and is discharged between the side surface of the application part 21 b and the ring 23. The discharged cleaning agent 41 is guided to the groove 21g around the application surface 21a through the groove 21h provided above the side surface of the application part 21b. The cleaning agent 41 guided to the groove 21 g is applied to the surface of the application target 51 by rubbing the application surface 21 a against the application target 51.
At this time, since the discharge port 31 is arranged at a position around the application surface 21a and not in direct contact with the application target object 51, dirt on the application target object 51 is difficult to adhere. Therefore, unlike the conventional one in which the discharge port 31 is provided on the coating surface, it is possible to prevent the discharge port from being clogged due to dirt adhering to the discharge port. Further, since the flow path of the cleaning agent 41 from the container body to the discharge port 31 is a complicated non-linear shape, it is difficult for the liquid to splash when the container is turned upside down, and dirt or cleaning once discharged. Backflow of the agent into the container body 11 is also less likely to occur.
[0017]
<Cleaning agent>
Next, the cleaning agent for the cleaning product of this embodiment will be described. As the cleaning agent in the present embodiment, various cleaning components and additives usually used for cleaning agents can be used.
[0018]
For example, the cleaning agent of this embodiment preferably contains a surfactant as a cleaning component and a chelating agent as an additive.
The surfactant may be any surfactant that is usually used in detergents, but is preferably a nonionic surfactant or an anionic surfactant.
[0019]
Examples of the nonionic surfactant include polyoxyethylene (average addition mole number 1 to 20) alkyl (carbon number 10 to 22) or alkenyl (carbon number 10 to 22) ether, polyoxyethylene (average addition mole number 1). -20) polyoxypropylene (average addition mole number 1-20) alkyl (10-22 carbon atoms) or alkenyl (carbon number 10-22) ether, polyoxyethylene (average addition mole number 1-20) alkyl (carbon number) 10-22) Phenyl ether, polyoxyethylene (average addition mole number 1-20) sorbitan fatty acid (carbon number 10-22) ester, polyoxyethylene (average addition mole number 1-20) sorbit fatty acid (carbon number 10-22) ) Esters, polyoxyethylene (average number of moles added 1-20) glycol fatty acid (carbon numbers 10-22) Este , Polyoxyethylene (average added mole number 1-20) alkyl (carbon number 10-22) amine, glycerin fatty acid (carbon number 10-22) ester, higher fatty acid (carbon number 6-10) alkanol (carbon number 2-10) ) Amides, alkyl (C10-22) glycosides, and alkyl (C2-10) amine oxides. Specifically, what is marketed as a brand name Emalex 707 is suitable.
[0020]
Examples of anionic surfactants include fatty acid salts having 8 to 22 carbon atoms, alkylbenzene sulfonates having 8 to 16 carbon atoms, alkyl sulfates or alkenyl sulfates having 10 to 20 carbon atoms, and olefins having 10 to 20 carbon atoms. Sulfonates, alkyl ether sulfates or alkenyl ether sulfates having an alkyl group or alkenyl group having 10 to 20 carbon atoms, and an average of 0.5 to 8 moles of ethylene oxide added, alkyl glyceryl ethers having 10 to 20 carbon atoms Examples thereof include sulfonic acid salts, α-sulfo fatty acid salts having 10 to 20 carbon atoms, and lower (1 to 6 carbon atoms) alkyl esters. Of these, fatty acid salts are particularly preferably used. Fatty acids having a carbon number in the range of 8 to 22 are preferable, and saturated fatty acids such as caprylic acid, capric acid, lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, or oleic acid, linoleic acid, linolenic acid, etc. Any of unsaturated fatty acids may be used. In particular, oleic acid is most preferable from the viewpoint of the ability to wash mud soil. Examples of fatty acid salts include metal salts such as sodium and potassium, and alkanolamine salts. Of these, alkanolamine salts are particularly preferred. The alkanolamine may be any of monoalkanolamine, dialkanolamine, and trialkanolamine, and those having each alkylene group in the range of 1 to 10 are preferable. Specifically, monoethanolamine, diethanolamine, triethanolamine or the like can be used. Diethanolamine is particularly preferred.
[0021]
As the surfactant, one or a combination of two or more of the above surfactants can be used, but it is preferable to include at least one or more nonionic surfactants. Further, from the viewpoint of the effect on mud soil, it is preferable to further contain a fatty acid salt, particularly a fatty acid alkanolamine salt, especially an oleic acid alkanolamine salt.
[0022]
In the cleaning agent of this embodiment, the surfactant can be blended in the range of 3 to 50% by weight based on the mass of the cleaning agent, and is preferably blended in the range of 5 to 30% by weight. In particular, nonionic surfactants, in particular, polyoxyethylene (average added mole number 1 to 20) alkyl (carbon number 10 to 22) ether is 5 to 35% by weight, preferably 7 to 30% by weight based on the weight of the detergent. It is desirable to mix | blend in the range of%, and it is still more preferable to mix | blend in the range of 10-25 mass%. Desirably, the alkanolamine salt of a C 8 to C 22 fatty acid is blended in an amount of 0.3 to 7% by mass, preferably 0.5 to 5% by mass, based on the mass of the detergent. It is more preferable to blend in the range of mass%. Further, the nonionic surfactant: anionic surfactant is used in combination in a mass ratio of 1: 0 to 2: 1, preferably 1: 0 to 5: 1, particularly preferably 20: 1 to 10: 1. Is desirable.
[0023]
As the chelating agent, any known chelating agent can be used, but an organic chelating agent is preferable. Examples thereof include aminopolycarboxylic acids such as ethylenediaminetetraacetic acid and diethylenetriaminepentaacetic acid or salts such as alkali metal salts thereof, and tripolyphosphoric acid. Inorganic phosphorus compounds such as salts, polyphosphates, phosphonic acids such as 1-hydroxyethane-1,1-diphosphonic acid, 2-phosphono-1,2,4-tricarboxylic acid, or salts such as alkali metal salts thereof, phytic acid And the like, and the like. Phosphonic acids are preferred from the viewpoint of the detergency of the detergent, and 1-hydroxyethane-1,1-diphosphonic acid is particularly preferred.
The chelating agent is preferably blended in the range of 0.1 to 5% by mass based on the mass of the cleaning agent, from the viewpoint of the cleaning power and economy of the cleaning agent, and in the range of 0.5 to 4% by mass. More preferably.
[0024]
The cleaning agent preferably further contains an alkaline agent from the viewpoint of improving the cleaning power. Examples of the alkaline agent include caustic soda, caustic potash, ammonia, and alkanolamines such as monoethanolamine, diethanolamine, and triethanolamine. These alkaline agents are preferably blended so as to be 0.1 to 20% by mass in the cleaning agent.
[0025]
The cleaning agent can also contain solvents such as lower alcohols, polyhydric alcohols, ethers, builders, hydrotropes, enzymes, fluorescent brighteners, fragrances, dyes, thickeners, and the like.
[0026]
The cleaning agent can be prepared by adding water such as ion exchange water to the components as described above.
[0027]
The viscosity of the cleaning agent of the present embodiment is not particularly limited as long as the cleaning agent is appropriately discharged from the container as needed, but preferably has a viscosity at 25 ° C. of 30 mPa · s or more, more preferably It is desirable that it is 50 mPa · s or more. If the viscosity of the cleaning agent is 30 mPa · s or more, it can be used without splashing. The viscosity of the cleaning agent is preferably 200 mPa · s or less, more preferably 150 mPa · s or less. If the viscosity of the cleaning agent is 200 mPa · s or less, the cleaning liquid is easily produced and the discharge port is not easily clogged. In particular, if the viscosity of the cleaning agent is in the range of 30 to 200 mPa · s, a sufficient amount of the cleaning agent can be discharged from the discharge port of the container, and the discharged cleaning liquid is appropriately held on the coating surface. And effectively applied to the surface of the object to be applied.
[0028]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example and a test example are shown and this invention and its effect are demonstrated concretely, these do not limit this invention.
Examples 1-5
As Examples 1 to 5, a container having the same structure as that shown in FIGS. 5) was obtained. The obtained coating detergent product was used in the following Test Examples 1 to 3. The composition of the cleaning liquid is shown in mass%.
Container body 11 [material: HDPE, full injection amount: 200 mL]
Lid 12
・ Top member 21 [Material: LDPE]
Area of application surface 21a: 28 mm 2 ,
Height from bottom surface to application surface 21a: 9.6 mm,
Application part 21b (outer diameter: 15.6 mm, height: 7.1 mm)
Gutter 21c (outer diameter: 20 mm, height: 2.5 mm, total cross-sectional area of concave path 21 f: 0.9 mm 2 × 4 = 3.6 mm 2 , total cross-sectional area of notch 21 e: 3.42 mm 2 × 4 = 13.68 mm 2 )
· The lid body 22 [Material: LDPE, the total area of the liquid holes 22b: 3.14mm 2 × 6 = 18.84mm 2]
Ring 23 [Material: LDRE, inner diameter 17 mm of the portion that seals the upper opening surface of the notch 21e]
Total area of the discharge port 31 (the gap formed between the upper opening surface of the notch 21e and the ring 23): 7.2 mm 2
[0029]
[Table 1]
Figure 0004028357
[0030]
Test Example 1 <Liquid splash test>
A 10 cm × 10 cm cloth (plain weave: cotton broad 100, manufactured by Kanebo) was placed on a flat tile (made by INAX) having a thickness of 5 mm. The coating detergent product obtained in Examples 1 to 5 was held upside down in a hand and tapped on the cloth from 15 mm toward the cloth. The hitting operation was repeated 30 times, and the state of liquid splashing of the cleaning agent was visually observed and judged according to the following criteria. The results are shown in Table 2.
○: No liquid splash Δ: Slight liquid splash is observed ×: Liquid splash is observed [0031]
Test Example 2 <Coating test>
A 10 cm × 20 cm cloth (plain weave: cotton broad 100, made by Kanebo) was placed on a flat tile (made by INAX) having a thickness of 5 mm. The cloth was pressed with one hand, the application cleaning agent product obtained in Examples 1 to 5 was held upside down in the other hand, and moved to the side by 10 cm from the side holding the cloth. At this time, the state in which the cleaning agent was spread on the cloth was visually observed and judged according to the following criteria. The results are shown in Table 2.
○: The cleaning agent is smoothly applied by one operation. Δ: The portion without the cleaning agent is generated by one operation, but the cleaning agent is smoothly applied by two to three operations. ×: Repeated operation 2 to 3 times, the cleaning agent is not sufficiently applied smoothly, and it is difficult to extend the coating. [0032]
[Table 2]
Figure 0004028357
[0033]
As a result, the cleaning product for coating of the present embodiment can be applied to cleaning agents having a wide range of viscosity. In particular, in the case of a cleaning agent having a viscosity in the range of 30 to 200 mPa · s, liquid splashing occurs. It is difficult and easy to spread.
[0034]
Test Example 3 <Reverse Return Test>
As a comparative example, the coating product product obtained in Example 1 and the container body 22 having a coating surface and a discharge port (diameter 1 mm) at the center of the coating surface are used in Example 1 above. (Comparative Example 1) filled with 120 mL of a cleaning agent having the same composition as the above was prepared.
As soil, 1 g of red soil that passed through a 150 μm mesh was taken and dispersed in 10 mL of tap water, and this was all transferred onto a 10 cm × 10 cm cotton knitted fabric layered on two sheets, and left for 5 minutes.
Next, a squeeze operation was performed using the coating detergent products of Example 1 and Comparative Example 1, and the soiled portion of the cotton knit fabric was rubbed with mud to remove the stain. After this operation was continued for 2 minutes, it was visually determined whether mud was contained in the bottle.
[0035]
As a result, almost no mud was observed in the container of the coating detergent product of Example 1, but considerable mud was observed in the container of the coating detergent product of Comparative Example 1.
As a result, the discharge port 31 is provided at a position where it does not come into direct contact with the dirt, and the cleaning agent product container for application of Example 1 in which the flow path of the cleaning agent from the liquid passage hole 22b to the discharge port 31 is complicated. In this case, it is shown that it is difficult for dirt to enter the container body 11.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, the following effects are obtained in the cleaning product of the present invention.
(1) When the cleaning agent is applied to the dirty surface as in the conventional technique in which the discharge port is provided on the application surface, the discharge port is not easily contaminated.
(2) Since the lid is non-porous, dirt and clogging are unlikely to occur.
(3) Since the cleaning agent is guided to the discharge port by a non-linear flow path, it is difficult for the liquid to splash and backflow of the dirty cleaning agent into the container is difficult to occur.
(4) Since the discharge port is not soiled and the reverse return phenomenon of the cleaning liquid does not easily occur, it is possible to prevent deterioration of the components of the cleaning agent.
(5) Further, when the groove is arranged on the application surface, the cleaning agent is diffused and held on the application surface well. Moreover, there is little possibility of damaging an application | coating target object compared with the prior art in which the fine convex part was provided.
[Brief description of the drawings]
1A is a front view showing a container according to an embodiment of the present invention, FIG. 1B is a transverse sectional view at positions A to D, and FIG.
2A is an exploded perspective view of the lid body of the embodiment, and FIG. 2B is a perspective view of a top member constituting the lid body as viewed from the lower surface side.
3A is an exploded longitudinal sectional view, FIG. 3B is a longitudinal sectional view, and FIG. 3C is a transverse sectional view at position E of the lid body of the embodiment.
4A is a diagram illustrating a flow of a cleaning agent when the cleaning product of the embodiment is used, and FIG. 4B is a diagram illustrating a state in which the discharged cleaning agent is applied to an application target.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Container, 11 ... Container body, 11a ... Mouth part, 12 ... Lid, 21 ... Top member, 21a ... Application surface, 21b ... Application part, 21c ... Gutter, 21d ... Groove, 21e ... Notch, 21f ... Concave path, 21g, 21h ... groove, 22 ... lid body, 22a ... placement part, 22b ... liquid passage hole, 22c ... female screw, 22d ... male screw, 22e ... concave part, 23 ... ring, 23a ... convex part, 31 ... Discharge port, 41 ... cleaning agent, 51 ... application object

Claims (1)

容器本体の上部に形成された口部に蓋体が施蓋される容器と、該容器本体内に収容された洗浄剤とを備える塗布用洗浄剤製品であって、
前記蓋体は、吐出された洗浄剤を塗布対象物に塗布するための非多孔質性の平滑な塗布面を有する頂部部材と、前記頂部部材を戴置する戴置部が上部に形成された蓋体本体と、前記頂部部材を前記戴置部に固定するリングとから構成され、
前記蓋体本体の載置部には、前記容器本体内に収容された前記洗浄剤が通過する複数の通液孔が環状に配置され、
前記頂部部材は、上端部に前記塗布面を有する円筒状の塗布部と、前記塗布部の下端部外周に形成された鍔部とを備え、前記鍔部の下面には、前記蓋体本体の通液孔の位置と一部重なるように環状の溝が形成され、前記鍔部には、その周面に複数の切り欠きが形成されるとともにその下面に前記切り欠き各々と前記環状の溝とを連絡する複数の凹路が形成され、
前記頂部部材が前記戴置部に載置されることによって、前記環状の溝、前記凹路及び前記切り欠きと前記載置部との間に、前記通液孔から流出する前記洗浄剤を前記鍔部の上面にまで導く非直線状の流路が構成され、
前記リングは、前記円筒状の塗布部の側面との間隔を有し、かつ前記鍔部の外周部分を前記戴置部との間で狭持させるようにして前記蓋体本体に装着され、
前記切り欠きの上部開口面のうち、前記リングによって覆われていない部分が各々、前記洗浄剤が吐出される吐出口とされることにより、前記吐出口、前記塗布面の周辺の、前記塗布対象物と直接接触しない位置に配置され、且つ、前記容器本体内と前記非直線状の流路を介して連通されていることを特徴とする塗布用洗浄剤製品。
A cleaning product for application comprising a container with a lid applied to the mouth formed at the top of the container body, and a cleaning agent housed in the container body,
The lid body is formed with a top member having a non-porous smooth application surface for applying the discharged cleaning agent to an application object, and a placement part on which the top member is placed. It is composed of a lid body and a ring for fixing the top member to the placement portion,
In the mounting portion of the lid body, a plurality of liquid passage holes through which the cleaning agent accommodated in the container body passes are arranged annularly,
The top member includes a cylindrical application part having the application surface at an upper end part, and a flange part formed on the outer periphery of the lower end part of the application part. An annular groove is formed so as to partially overlap the position of the liquid passage hole, and a plurality of notches are formed on the peripheral surface of the flange portion, and each of the notches and the annular groove are formed on the lower surface thereof. A plurality of concave paths are formed to connect
When the top member is placed on the placement portion, the cleaning agent flowing out from the liquid passage hole is placed between the annular groove, the recess, and the notch and the placement portion. A non-linear flow path leading to the upper surface of the buttock is configured,
The ring has a gap with the side surface of the cylindrical application part, and is attached to the lid body so that the outer peripheral part of the collar part is sandwiched between the mounting part,
Of the upper opening surface of the notch, the part which is not covered by the rings each by the cleaning agent is a discharge port to be ejected, the ejection port, near the coating surface, the coating is arranged at a position which is not in direct contact with the object, and, coated detergent product characterized in that it is communicating via the said container body nonlinear flow path.
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