JP4027183B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転モードを切り替えるスイッチを備えた空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、圧縮機、室外熱交換器及び室内熱交換器を有し、運転モードに応じて空調運転する空気調和装置が知られている。
【0003】
この空気調和装置本体には、リモートコントローラの操作にて空調運転を行う通常運転と、室内温度を予め決められた一定の所定温度(例えば、27[℃])に至るように運転する応急運転とに切り替えるスライド式のスイッチが設けられている。このスイッチにより応急運転に切り替えられたときは、室内温度が所定温度よりも高ければ冷房運転し、室内温度が所定温度よりも低ければ暖房運転して所定温度に近づけられる。そして、室内温度と所定温度との偏差が所定偏差よりも小さくなれば、圧縮機の運転を停止する制御を行っている。
【0004】
この応急運転に切り替えるスイッチを備えたことで、例えば、リモートコントローラが一時的に使用できないような状態になったとき(例えば、リモートコントローラの電池切れやリモートコントローラの紛失したとき)でも、空調運転することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の応急運転に切り替えられた場合、室内温度を予め決められた一定の所定温度(例えば、27[℃])に至るように運転することから、空調運転させるべく応急運転に切り替えても、応急運転に切り替えた時点で室内温度と所定温度との偏差が所定偏差よりも小さければ、圧縮機は運転停止状態(つまり、空調運転停止状態)であるので、空調性が低いという問題がある。
【0006】
また、応急運転に切り替えられた場合、室内温度を予め決められた一定の所定温度(例えば、27[℃])となるように空調運転するため、ユーザにて冷房運転モード或いは暖房運転モードを選択できず、空調性が低いという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、空調性の向上を図る空気調和装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、冷媒を圧縮するための圧縮機を有し、運転モードに応じて空調運転する空気調和装置において、前記空気調和装置の本体に設けられ、リモートコントローラの操作により空調運転を行う通常運転モードから、前記リモートコントローラを用いずに応急運転を行う応急運転モードに切り替えるとともに、前記応急運転モード時の運転モードを少なくとも二つの運転モードに切り替え可能な応急運転スイッチと、室内温度を検出する温度センサと、前記応急運転スイッチにより応急運転モード時の運転モードが所定の運転モードに切り替えられた場合、この所定の運転モードに対応して予め設定された設定温度範囲内で、当該所定の運転モードに切り替わった時点の室内温度に基づいて設定温度を設定する設定温度設定手段と、前記温度センサによって検出された室内温度が前記設定温度に至るように空調運転を行う空調手段とを備え、前記設定温度設定手段は、前記所定の運転モードに切り替わった時点の室内温度と前記圧縮機を動作させることのできる所定偏差よりも大きい値を有する所定温度差とに基づいて求めた値を前記設定温度とし、この求められた値が前記設定温度範囲外となる場合には、前記設定温度範囲の上限値又は下限値を前記設定温度として設定することを特徴としている。
【0009】
この場合において、前記運転モードには、室内を冷房する冷房運転モードと、室内を暖房する暖房運転モードとが含まれるようにしてもよい。
【0010】
また、前記設定温度は、前記冷房運転モードのときは前記室内温度よりも低い値に設定され、前記暖房運転モードのときは前記室内温度よりも高い値に設定されるようにしてもよい。
【0011】
また、前記応急運転スイッチは、応急運転時の前記運転モードを運転停止を含めてサイクリックに切り替えるものであってもよい。
【0012】
この場合において、前記応急運転スイッチにより所定の運転モードが選択された場合、その選択された運転モードにおける設定温度が自動設定されるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す回路図であり、図2は、空気調和装置の室内機を示す斜視図である。
【0015】
この図1に示すように、空気調和装置10は室外機11及び室内機12を有しており、室外機11の室外冷媒配管14と室内機12の室内冷媒配管15とが、連結配管24及び25を介して連結されている。
【0016】
上記室外機11は室外に配置される。室外冷媒配管14には、圧縮機16が配設されるとともに、この圧縮機16の吸込側にアキュムレータ17が配設され、圧縮機16の吐出側に四方弁18が配設され、この四方弁18側に室外熱交換器19が順次配設されて構成される。圧縮機16は、圧縮機モータ16Aによって駆動される。室外熱交換器19には、この室外熱交換器19へ向かって送風するプロペラファン20(室外ファン)が隣接して配置されている。このプロペラファン20は、ファンモータ20Aによって駆動される。上記の四方弁18は冷房またはドライ運転時に実線で示すように切り替えられ、暖房運転時に点線で示すように切り替えられる。
【0017】
室内機12は室内に設置され、室内冷媒配管15には室内熱交換器21及び電動式膨張弁22が順次配設される。この室内熱交換器21には、室内熱交換器21から室内へ送風するクロスフローファン23(室内ファン)が隣接して配置されている(図2参照)。このクロスフローファン23は、ファンモータ23Aによって駆動される。
【0018】
室内機12は、壁掛け形の室内機であり、図2に示すように、部屋の壁面100等に取り付けられる。この室内機12の本体12Aには、空気の吸込口27A、27Bと吹出口28とが形成されている。
【0019】
この室内機12の本体(空気調和装置本体)12Aには、第1スイッチとして応急運転スイッチ30が、第2スイッチとしてメンテナンス等に用いるメンテナンススイッチ31とが設けられている。これらスイッチ30、31は、押しボタンスイッチである。
【0020】
更に、本体12Aには表示部33が設けられている。この表示部33は、例えば、3つのLED33A、33B、33C(例えば、2色LED又は3色LED)で構成されている。通常、この表示部33には、予め決められた色又は点滅等で運転状態等が表現される。
【0021】
空気調和装置10には、図1に示すように、制御装置40が備えられている。室内機12には、室内センサ29として、吸込口27A(図2)の裏面に吸い込み空気(即ち、室内空気)の温度を検出する温度センサ29Aと、室内熱交換器21内に冷媒の温度を検出する温度センサ29Bと、室内熱交換器21の空気吸込側に室内の湿度を検出する湿度センサ29Cとが設けられている。
【0022】
この制御装置40には、室内センサ29、スイッチ30、31及び表示部33等が信号線でつながれている。尚、空気調和装置10は、無線にて空調運転の操作が可能なリモートコントローラ34を備えている。このリモートコントローラ34には、アドレスが割り振られており、制御装置40は、本体12Aに割り振られているアドレスと一致するときのみ、このリモートコントローラ34の操作を受け付ける。また、この制御装置40には、ブザー35が接続されている。
【0023】
この制御装置40は、マイクロコンピュータ41を備えており、図示しないROM等の記憶媒体に予め格納された制御プログラムに基づいて、空気調和装置10全体の制御を行うものである。
【0024】
この制御装置40は、例えば、室外機11における圧縮機16の運転周波数、四方弁18の切り替え及びプロペラファン20の回転数をそれぞれ制御する。また、制御装置40は、室内機12のクロスフローファン23の回転数及び電動式膨張弁22の開度を制御する。この四方弁18が切り替わることにより、空気調和装置10は冷房(或いはドライ)運転又は暖房運転に設定される。
【0025】
また、要求される空調負荷に応じて、冷房運転時は所定の冷房能力、暖房運転時は所定の暖房能力にすべく圧縮機16の運転周波数等を制御する。即ち、制御装置40は、温度センサ29Aによって検出された室内温度が設定された設定温度に至るように空調運転を行うように制御している。このとき、制御装置40は、室内温度と設定温度との偏差が所定偏差(例えば、1℃)よりも小さければ、圧縮機16の運転を停止する制御を行う。
【0026】
また、制御装置40には、例えばEEPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリである記憶部42が備えられている。この記憶部42には、本体12Aのアドレスが記憶されている。また、この記憶部42には、空気調和装置10(室外機11または室内機12)の異常情報が記憶される。具体的には、室内機12の室内センサ29のエラー、室内機12のクロスフローファン23のファンモータ23Aのエラー、室外機11と室内機12間の通信エラー及び室外機11からのエラー等が記憶される。つまり、制御装置40は、これらエラーが生じたときに記憶部42にこれらエラーを異常情報として記録していく。
【0027】
室内センサ29のエラーとしては、例えば、センサ29における電気抵抗が異常に上昇(センサの切断)したり、センサ29における電気抵抗が異常に減少(センサの短絡)する等の故障や、室内熱交換器21の温度センサ29Bの検出する温度が異常に上昇するような場合等である。室内機12のファンモータ23Aのエラーとしては、例えば、回転数異常や温度異常等がある。通信エラーは、例えば、室外機11と室内機12との間の通信異常である。室外機11のエラーは、例えば、圧縮機16等の異常である。
【0028】
また、制御装置40には、メンテナンススイッチ31の押圧時間を計時する押圧タイマ43Aと、圧縮機16を第1所定時間(例えば、3分)に亘って強制的に運転停止させるときに第1所定時間(例えば、3分)を計時する圧縮機強制オフタイマ43Bと、後述するアドレス設定モードに切り替わってからの第2所定時間(例えば、5秒)を計時するアドレス設定タイマ43Cとが備えられている。
【0029】
本実施の形態において、運転モードには、冷房運転する冷房運転モード、暖房運転する暖房運転モード、ドライ運転するドライ運転モード及び空気清浄運転する空気清浄運転モードがある。
【0030】
冷房運転する冷房運転モードのとき、圧縮機16から吐出された冷媒は、四方弁18における実線の矢印で示すように、四方弁18を経て、室外熱交換器19に流入し、ここから流出した冷媒は、電動式膨張弁22で膨張された後、室内機12に流入する。そして、室内熱交換器21で蒸発して、四方弁18に流れ、アキュムレータ17を経て圧縮機16に戻される。この室内熱交換器21により、室内機12内へ導かれた室内空気が冷却されて室内を冷房する。尚、ドライ運転するドライ運転モードのときは、冷房運転よりも冷房能力の低い弱冷房運転を行って室内を除湿する。
【0031】
また、暖房運転する暖房運転モードのとき、圧縮機16から吐出された冷媒は、四方弁18における点線の矢印で示すように、四方弁18を経て、室内機12に流入する。そして、室内熱交換器21、電動式膨張弁22の順に流れ、室外熱交換器19に流入し、ここから流出した冷媒は、四方弁18を経た後、アキュムレータ17を経て圧縮機16に戻される。これにより、室内熱交換器19が凝縮器として機能し、この室内熱交換器31により、室内機12内へ導かれた室内空気が加熱されて室内を暖房する。
【0032】
空気清浄運転する空気清浄運転モードときは、圧縮機16を停止させ、室内機12のクロスフローファン23を駆動して室内に空気を送風する。
【0033】
スイッチ30、31が押圧操作されていないとき、制御装置40は、リモートコントローラ34にて空調運転の操作を行う通常運転モードにて運転を行う。この通常運転モードのときは、リモートコントローラ34の操作により、運転モードの切り替えや室内温度の目標値を示す設定温度の設定、運転/停止の操作等を行うができる。
【0034】
尚、通常、制御装置40は、空調運転を停止する場合や四方弁18(図1)を切り替えるような運転モードの切り替えを行う場合において、圧縮機16を運転停止する制御を行っている。つまり、空気調和装置10は、圧縮機16の運転停止後の再起動を運転停止から第1所定時間(例えば、3分間)に亘って禁止する強制停止モードを備えており、空調運転が停止された場合、或いは四方弁18を切り替えるような運転モードの切り替えが行われた場合、制御装置40は、強制停止モードに移行するように制御している。更に、空気調和装置10は、強制停止モードへの移行を禁止し、または強制停止モードへの移行が開始された後、その強制停止モードを解除する強制停止解除モードを備えている。
【0035】
図3は、室外機に電源供給する電気回路を示す概略図である。電源は、図示を省略したコンセントから供給され、室内機12に設けた電源部37を介して室外機11の各機器に電源供給している。つまり、室内機12を経由して室外機11に電源供給している。この電源部37から室外機11への電源ライン38には、パワーリレー39が備えられている。
【0036】
空気調和装置10が通常運転モードにて通常運転している場合は、制御装置40の制御の下、パワーリレー39がオンされて室外機11に電源供給している。
【0037】
空気調和装置10は、室内機12または室外機11に異常が発生した場合、室外機11への電源供給を停止する運転停止モードを備えており、制御装置40は、室内センサ29のエラー、室内機12のファンモータ23Aのエラー、通信エラー、又は室外機11のエラーを検出したら、パワーリレー39をオフし、室外機11への電源供給を停止させている。
【0038】
つまり、図4に示すように、通常運転モードのときは、室内センサ29のエラー、室内機12のファンモータ23Aのエラー、通信エラー、及び室外機11のエラーを有効にして、これらエラーが発生したときに、運転停止モードに自動的に切り替える制御を行う。
【0039】
尚、空気調和装置10は、室内機12に設けた室内センサ29の異常の有無に係わらず室内機12を経由して室外機11に電源供給する試運転モードと、室内機12または室外機11の異常の有無に係わらず、室内機12を経由して室外機11に電源供給するトリップ無視モードとを備えている。
【0040】
つまり、試運転モードとは、図4に示すように、室内センサ29のエラーを無効にして空調運転するモードであり、制御装置40は、室内センサ29のエラーを検出しても、運転停止モードへ移行することなく、試運転モードにて空調運転を続行する制御を行う。
【0041】
また、トリップ無視モードとは、室内センサ29のエラー、室内機12のファンモータ23Aのエラー、通信エラー、及び室外機11のエラーを無効にして空調運転するモードであり、運転停止モードへ移行することなく、トリップ無視モードにて空調運転を続行する制御を行う。
【0042】
この試運転モードにて冷房運転、暖房運転またはドライ運転するとき、圧縮機16は所定の運転周波数に固定される。
【0043】
また、トリップ無視モードにて冷房運転、暖房運転またはドライ運転するとき、圧縮機16は要求される運転周波数で運転される。
【0044】
本実施の形態において、空気調和装置10は、応急運転モードとメンテナンスモードとを備えている。図2に示す応急運転スイッチ30が押圧操作された場合、制御装置40は、通常運転モードから応急運転モードへと切り替える制御を行う。また、図2に示すメンテナンススイッチ31が押圧操作された場合、制御装置40は、通常運転モードからメンテナンスモードへと切り替える制御を行う。
【0045】
まず、応急運転スイッチ30が押圧操作された場合の制御装置40による応急運転モードの制御動作について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0046】
制御装置40は、応急運転スイッチ30が押圧操作(プッシュ操作)されたか否かを判断する(ステップS1)。応急運転スイッチ30が押圧操作されていなければ、応急運転モードの処理は行わない。
【0047】
ステップS1の判断において、応急運転スイッチ30が押圧操作されていれば、応急運転モードに移行し、制御装置40は、現在、即ち、応急運転スイッチ30が押されたときの空気調和装置10の空調運転状態を判断する(ステップS2)。
【0048】
ステップS2の判断において、運転停止中である場合、制御装置40は、冷房運転モードに切り替えて冷房運転へ移行する制御を行う(ステップS3)。このとき、表示部33には、冷房運転であることを示す表示を行う。例えば、LED33Cを緑色に点灯させる。
【0049】
制御装置40は、この応急運転モードにおける冷房運転モードに対応し、温度センサ29Aによって検出された室内温度に対応する目標値である設定温度を設定する(ステップS4)。
【0050】
つまり、ステップS4では、冷房運転モードに切り替えられたときに温度センサ29Aによって検出された室内温度(現在温度)に対応する設定温度を設定する。この現在温度とは、例えば、応急運転スイッチ30が押圧操作されて運転モードが切り替わった時点で温度センサ29Aにより検出された温度である。具体的に、設定温度は、現在温度よりも低い値に設定される。例えば、設定温度は、圧縮機16が動作するように現在温度から所定偏差よりも大きい所定温度(例えば2℃)を減じた値に設定される。これによって、応急運転モードに切り替えて冷房運転に移行したときに、室内温度と所定温度との偏差が所定偏差(例えば1℃)よりも大きいので、圧縮機16を動作させることができ、空調性を向上させることができる。
【0051】
尚、このステップ4において、冷房運転モードに応じた設定温度範囲(例えば、20℃〜30℃)が設けられており、設定温度は、この設定温度範囲内の値に設定される。これによって、例えば、室内温度が例えば32℃以上となるような急速に室内を冷房したいときは、設定温度範囲のうち、空調性を損ねない程度の上限値(例えば、30℃)に設定温度が設定されるので、例えば、室温が38℃のときに2℃低い値である36℃に設定温度を設定する場合に比べて、より空調性を向上させることができる。また、例えば、室内温度が例えば22℃以下となるような冷房を必要としないときは、設定温度範囲のうち、空調性を損ねない程度の下限値(例えば、20℃)に設定温度が設定されるので、空調性を向上させることができる。
【0052】
ステップS2の判断において、冷房運転中である場合(つまり、冷房運転モードである場合)、制御装置40は、暖房運転モードに切り替えて暖房運転へ移行する制御を行う(ステップS5)。このとき、表示部33には、暖房運転であることを示す表示を行う。例えば、LED33Cを赤色に点灯させる。尚、この場合の冷房運転モードとは、この応急運転スイッチ30にて設定された場合に限らず、リモートコントローラ34にて切り替えられる通常運転モードにおける冷房運転モードも含んでいるものとする。
【0053】
制御装置40は、この応急運転モードにおける暖房運転モードに対応し、温度センサ29Aによって検出された室内温度に対応する目標値である設定温度を設定する(ステップS6)。
【0054】
つまり、ステップS6では、暖房運転モードに切り替えられたときに温度センサ29Aによって検出された室内温度(現在温度)に対応する設定温度を設定する。具体的に、設定温度は、現在温度よりも高い値に設定される。例えば、設定温度は、圧縮機16が動作するように現在温度から所定偏差よりも大きい所定温度(例えば2℃)を増やした値に設定される。これによって、応急運転モードに切り替えて暖房運転に移行したときに、室内温度と所定温度との偏差が所定偏差(例えば1℃)よりも大きいので、圧縮機16を動作させることができ、空調性を向上させることができる。
【0055】
尚、このステップ6において、暖房運転モードに応じた設定温度範囲(例えば、20℃〜26℃)が設けられており、設定温度は、この設定温度範囲の値に設定される。これによって、例えば、室内温度が例えば18℃以下となるような急速に室内を暖房したいときは、設定温度範囲のうち、空調性を損ねない程度の下限値(例えば、20℃)に設定温度が設定されるので、例えば、室温が2℃のときに2℃高い値である4℃に設定温度を設定する場合に比べて、より空調性を向上させることができる。また、例えば、室内温度が例えば24℃以上となるような暖房を必要としないときは、設定温度範囲のうち、空調性を損ねない程度の上限値(例えば、26℃)に設定温度が設定されるので、空調性を向上させることができる。
【0056】
ステップS2の判断において、暖房運転中である場合(つまり、暖房運転モードである場合)、制御装置40は、空調運転を停止する制御を行う(ステップS7)。尚、この場合の暖房運転モードとは、この応急運転スイッチ30にて設定された場合に限らず、リモートコントローラ34にて切り替えられる通常運転モードにおける暖房運転モードも含んでいるものとする。
【0057】
この応急運転スイッチ30を押圧操作することによって運転停止→冷房運転→暖房運転→運転停止→・・・というように、サイクリックに切り替えることができる。つまり、運転停止を含めてサイクリックに運転モードを切り替えることができるので、運転停止ボタンを別途本体12Aに設ける必要がない。
【0058】
この応急運転スイッチ30にて切り替え可能な運転モードは、応急的に必要な冷暖房運転モードであり、本実施の形態では、ドライ運転モード及び空気清浄運転モードは含まれないが、これら運転モードを含めることも可能である。
【0059】
尚、冷暖房運転モードを除く他の運転モード(例えば、ドライ運転モードまたは空気清浄運転モード)のときに応急運転スイッチ30が押圧操作された場合、つまり、応急運転モードにおける運転モードに含まれない通常運転モードにおける運転モードの運転中に応急運転スイッチ30が押圧操作された場合、制御装置40は、運転停止する制御を行う。これによって、応急運転モードにおける運転モードに含まれない通常運転モードにおける運転モードの運転中にリモートコントローラ34にて操作不能となった場合(例えば、リモートコントローラ34の紛失等)、この応急運転スイッチ30を押圧操作することで、運転を停止させることができる。
【0060】
次に、メンテナンススイッチ31が押圧操作された場合の制御装置40によるメンテナンスモードの制御動作について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0061】
このメンテナンススイッチ31は、応急運転スイッチ30の操作に引き続いて操作を行うことが可能である。つまり、応急運転スイッチ30と、メンテナンススイッチ31とは、互いに独立して操作可能である。従って、操作が単純であるので、操作性が向上する。
【0062】
まず、制御装置40は、メンテナンススイッチ31の押圧操作(プッシュ操作)されているか否かを確認する(ステップS11)。
【0063】
尚、ステップS11においてメンテナンススイッチ31が押圧操作されていなければ、再びこのステップS11の判断動作に戻り、ステップS11においてメンテナンススイッチ31が押圧操作されていれば、メンテナンスモードに移行する。
【0064】
ステップS11にて、メンテナンススイッチ31が押圧操作されていれば、押圧時間を押圧タイマ43Aにて計時開始し、この押圧時間が0秒より大きく1秒未満であれば、制御装置40は、圧縮機16の強制停止モードへの移行を禁止し、または強制停止モードへの移行が開始された後、その強制停止モードを解除する強制停止解除モードへ切り替える制御を行う(ステップS12)。
【0065】
具体的に、ステップS12では、制御装置40は、圧縮機強制オフタイマ43Bをオーバフローさせる制御を行う。圧縮機強制オフタイマ43Bをオーバフローさせることで、制御装置40は、圧縮機16の運転停止時間が第1所定時間(例えば、3分)経過したとみなすことができ、圧縮機16が運転中であれば、強制停止モードへの移行を禁止し、圧縮機16が運転停止中であれば、圧縮機16の強制停止モードを解除する。
【0066】
この強制停止解除モードに切り替えられた場合、四方弁18を切り替えるような運転モードの切り替え(例えば、冷房運転モードから暖房運転モードへの切り替え)時や空調運転を停止させた後に空調運転を再開させる時に第1所定時間(例えば3分)の経過を待たずに空調運転させることが可能になる。特に、空気調和装置10の据付時やサービス時などのメンテナンス時に冷暖房運転モードの切り替え動作確認を時間をかけずに行うことができる。
【0067】
尚、圧縮機16の強制停止モードと強制停止解除モードとの切り替えにおいて、強制停止モードから強制停止解除モードへの切り替えは、メンテナンススイッチ31の押圧操作により行われる。そして、強制停止解除モードの解除、つまり、強制停止解除モードから通常運転モードへの移行は自動的に行われる。つまり、メンテナンススイッチ31は、強制停止モードから強制停止解除モードへの一方向の切り替えが可能である。
【0068】
強制停止解除モードの解除は、例えば、四方弁18を切り替えるような運転モードの切り替え操作、または空調運転を停止させた後に空調運転を再開させる操作を行った後に制御装置40によって自動的に行われる。
【0069】
ステップS12の処理動作が終了すれば、メンテナンスモードから通常運転モードに切り替わり、再びステップS11の判断動作に戻って処理を行う。
【0070】
ステップS11の判断において、メンテナンススイッチ31の押圧時間が、1秒以上5秒未満であれば、制御装置40は、ブザー35を1回鳴らし(ステップS13)、空調運転中であるか否かを判断する(ステップS14)。
【0071】
このステップS14の判断における空調運転中とは、通常運転モードに限るものではなく、応急運転スイッチ30にて切り替えられた応急運転モードにおける空調運転中であってもよい。
【0072】
ステップS14の判断において、空調運転中であれば、制御装置40は、空調運転(冷房運転、暖房運転、ドライ運転又は空気清浄運転)に対応した試運転モードに切り替える制御を行う(ステップS15)。例えば、冷房運転中であれば、制御装置40は、冷房運転の試運転モードに移行する制御を行う。
【0073】
尚、制御装置40は、例えば、試運転モードに切り替わってから1時間後に通常運転モード或いは応急運転モードに自動切り替えするように制御する。
【0074】
また、制御装置40は、試運転モードのときは、リモートコントローラ34の操作を受け付けないように制御する。
【0075】
更に、試運転モードにおいて空調運転中に応急運転スイッチ30が押圧操作された場合、制御装置40は、空調運転を停止する制御を行う。このように、応急運転スイッチ30の操作により試運転モードにおける空調運転を停止させることができるので、本体12A(図2)に運転停止のスイッチを設ける必要がない。
【0076】
ステップS15の処理動作が終了すれば、メンテナンスモードから通常運転モードに切り替わり、再びステップS11の判断動作に戻って処理を行う。
【0077】
ステップS14の判断において、運転停止中であれば、制御装置40は、記憶部42に記憶されている異常情報を表示部33に表示する自己診断モードに切り替える制御を行う(ステップS16)。
【0078】
このステップS16において、記憶部42に記憶されている異常情報は、表示部33におけるLED33A、33B、33Cにおいて予め決められた点灯パターンにて表現される。この記憶部42に記憶されている異常情報は、例えば、新しい異常情報から順次表示される。
【0079】
ステップS16の処理動作が終了すれば、自己診断モードが解除され、メンテナンスモードから通常運転モードに切り替わり、、再びステップS11の判断動作に戻って処理を行う。
【0080】
ステップS11の判断において、メンテナンススイッチ31の押圧時間が、5秒以上であれば、制御装置40は、ブザー35を2回鳴らし(ステップS17)、空調運転中であるか否かを判断する(ステップS18)。
【0081】
このステップS18の判断における空調運転中とは、通常運転モードに限るものではなく、応急運転スイッチ30にて切り替えられた応急運転モードにおける空調運転中であってもよい。
【0082】
ステップS18の判断において、空調運転中であれば、制御装置40は、空調運転(冷房運転、暖房運転、ドライ運転又は空気清浄運転)に対応したトリップ無視モードに切り替える制御を行う(ステップS19)。例えば、冷房運転中であれば、制御装置40は、冷房運転のトリップ無視モードに移行する制御を行う。
【0083】
尚、制御装置40は、例えば、トリップ無視モードに切り替わってから1時間後に通常運転モードに自動的に切り替えるように制御する。
【0084】
また、制御装置40は、トリップ無視モードのときは、リモートコントローラ34の操作を受け付けないように制御する。
【0085】
更に、トリップ無視モードにおいて空調運転中に応急運転スイッチ30が押圧操作された場合、制御装置40は、空調運転を停止する制御を行う。この応急運転スイッチ30の操作によりトリップ無視モードにおける空調運転を停止させることができるので、本体12A(図2)に、別途、運転停止のためのスイッチを設ける必要がない。このように、トリップ無視モードを備えたことから、メンテナンスの作業時に室外機11に対して強制的に電源を供給することができるため、メンテナンス性を向上させることができる。
【0086】
尚、運転停止モードとトリップ無視モードとの切り替えにおいて、運転停止モードから強制停止解除モードへの切り替えは、メンテナンススイッチ31の押圧操作により行われる。そして、トリップ無視モードから運転停止モードへの移行は自動的に行われる。つまり、メンテナンススイッチ31は、運転停止モードからトリップ無視モードへの一方向の切り替えが可能である。
【0087】
ステップS15の処理動作が終了すれば、メンテナンスモードから通常運転モードに切り替わり、再びステップS11の判断動作に戻って処理を行う。
【0088】
ステップS14の判断において、運転停止中であれば、制御装置40は、記憶部42(EEPROM)に記憶されている異常情報(室内センサ29のエラー、室内機12のファンモータ23Aのエラー、通信エラー、及び室外機11のエラー等のエラー情報)を消去(クリア)する消去モードに切り替える制御を行う(ステップS20)。この消去モードに切り替えられたときに、記憶部42(EEPROM)に記憶されている異常情報が消去される。このとき、制御装置40は、記憶部42(EEPROM)に記憶されている空気調和装置本体のアドレスを消去(クリア)する制御を行う。
【0089】
次に、制御装置40は、空気調和装置本体のアドレスをリモートコントローラ34にて送信されるアドレスに設定するアドレス設定モードに切り替える制御を行う(ステップS21)。具体的には、制御装置40は、記憶部42に記憶されている空気調和装置本体のアドレスと、リモートコントローラ34の操作時に送信されるアドレスとを照合し、両者のアドレスが一致していれば、リモートコントローラ34の操作を受け付けるようにしていることから、制御装置40は、アドレス設定モードに切り替えたときに、リモートコントローラ34にて送信されるアドレスを記憶部42に記憶することでアドレス設定している。
【0090】
尚、アドレス設定モードに切り替えられたときにアドレス設定タイマ43Cにより計時が開始され、第2所定時間(例えば、5秒)経過したら、制御装置40は、アドレス設定モードを解除するように制御している。つまり、この第2所定時間(例えば、5秒)を経過したら、リモートコントローラ34によりアドレスが送信されても、アドレス設定は行われない。このように、アドレス設定モードに移行するのに、メンテナンススイッチ31の押圧操作と時間が介在するため、アドレスの語設定が起こりにくく、メンテナンス性が向上する。
【0091】
ステップS21の処理動作が終了すれば、メンテナンスモードから通常運転モードに切り替わり、再びステップS11の判断動作に戻って処理を行う。
【0092】
以上、本実施の形態によれば、1つの応急運転スイッチ30にて、冷暖房運転モードをサイクリックに切り替えることができるので、運転モードに対応した複数のポジションが必要なスライド式のスイッチを用いる場合と比較して、占有領域を狭くすることができ、また、リモートコントローラ34の紛失等リモートコントローラ34の操作不能時においても冷暖房運転が可能となるので、空調性を向上させることができる。
【0093】
また、本実施の形態によれば、応急運転スイッチ30により所定の運転モードが選択された場合、その選択された運転モードにおける設定温度が、冷房運転モードときは、室内温度よりも低い値に自動設定され、暖房運転モードのときは、室内温度よりも高い値に自動設定されることから、応急運転スイッチ冷房運転モード或いは暖房運転モードを選択することができ、更に、冷房及び暖房運転モードのいずれを選択しても、圧縮機16を運転させることができることから、空調性を向上させることができる。
【0094】
また、本実施の形態によれば、1つのメンテナンススイッチ31により、このスイッチ31の押圧時間に応じて、強制停止解除モード、空調運転中であれば試運転モード若しくはトリップ無視モード、または空調運転停止中であれば自己診断モード若しくは消去モードに切り替えるようにしたことから、1つのスイッチ31で、強制停止解除モードと、試運転モードと、トリップ無視モードと、自己診断モードと、消去モードとの切り替えが可能となるので、よりメンテナンス性を向上させることができる。更に、消去モードにより記憶部42のアドレスデータを消去し、アドレス設定モードに移行することから、更にメンテナンス性を向上させることができる。
【0095】
また、本実施の形態によれば、空気調和装置本体12Aに応急運転スイッチ30を設けたことから、リモートコントローラ34の操作不能時においても運転モードを切り替えることができるので、空調性を向上させることができる。
【0096】
また、本実施の形態によれば、空気調和装置本体12Aに応急運転スイッチ30とメンテナンススイッチ31との2つのスイッチを設けたことから、応急運転スイッチ30により運転モードを切り替え、メンテナンススイッチ31により切り替えられた運転モードに対応するトリップ無視モードに切り替えることができるので、メンテナンスの作業時にリモートコントローラ34の操作数を更に減らすことができ、更にメンテナンス性を向上させることができる。
【0097】
尚、本実施の形態では、応急運転スイッチとして押しボタンスイッチの場合について説明したが、これに限るものではなく、スライド式スイッチであってもよい。この場合、運転モードの切り替えは、スイッチをスライドさせることにより行うことができる。
【0098】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでないことは明らかである。
【0099】
【発明の効果】
本発明に係る空気調和装置によれば、空調性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の一実施の形態を示す回路図である。
【図2】壁掛け形室内機の外観を示す斜視図である。
【図3】室外機へ電力供給する電気回路を示す概略図である。
【図4】各運転状態におけるエラーの有効/無効を示す図である。
【図5】応急運転スイッチが押圧操作された場合の制御装置による応急運転モードの制御動作を示すフローチャートである。
【図6】メンテナンススイッチが押圧操作された場合の制御装置によるメンテナンスモードの制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 空気調和装置
11 室外機
12 室内機
12A 本体(空気調和装置本体)
29A 温度センサ
30 応急運転スイッチ
40 制御装置(設定温度設定手段、空調手段)
Claims (5)
- 冷媒を圧縮するための圧縮機を有し、運転モードに応じて空調運転する空気調和装置において、
前記空気調和装置の本体に設けられ、リモートコントローラの操作により空調運転を行う通常運転モードから、前記リモートコントローラを用いずに応急運転を行う応急運転モードに切り替えるとともに、前記応急運転モード時の運転モードを少なくとも二つの運転モードに切り替え可能な応急運転スイッチと、
室内温度を検出する温度センサと、
前記応急運転スイッチにより応急運転モード時の運転モードが所定の運転モードに切り替えられた場合、この所定の運転モードに対応して予め設定された設定温度範囲内で、当該所定の運転モードに切り替わった時点の室内温度に基づいて設定温度を設定する設定温度設定手段と、
前記温度センサによって検出された室内温度が前記設定温度に至るように空調運転を行う空調手段とを備え、
前記設定温度設定手段は、前記所定の運転モードに切り替わった時点の室内温度と前記圧縮機を動作させることのできる所定偏差よりも大きい値を有する所定温度差とに基づいて求めた値を前記設定温度とし、この求められた値が前記設定温度範囲外となる場合には、前記設定温度範囲の上限値又は下限値を前記設定温度として設定すること、
を特徴とする空気調和装置。 - 請求項1に記載の空気調和装置において、
前記運転モードには、室内を冷房する冷房運転モードと、室内を暖房する暖房運転モードとが含まれていることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項2に記載の空気調和装置において、
前記設定温度は、前記冷房運転モードのときは前記室内温度よりも低い値に設定され、前記暖房運転モードのときは前記室内温度よりも高い値に設定されることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和装置において、
前記応急運転スイッチは、応急運転時の前記運転モードを運転停止を含めてサイクリックに切り替えることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項4に記載の空気調和装置において、
前記応急運転スイッチにより所定の運転モードが選択された場合、その選択された運転モードにおける設定温度が自動設定されることを特徴とする空気調和装置。
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