JP4025580B2 - 充電装置及び充電装置の制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、二次電池の充電を行う充電装置及びその制御方法に関するもので、特に、過電圧が入力されたり、逆方向の入力電圧が入力されたときに、検出制御回路が破壊されてしまうことを防止するためのものに係わる。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型の電子機器には、ニッケルカドミウム電子、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、リチウムポリマ電池等の二次電池が装着される。
【0003】
図12は、このような二次電池を充電するための従来の充電回路の一例である。図12において、電源入力端子101には、正の直流電源が供給され、接地端子102には接地レベルが供給される。この直流電源は、例えば、商用交流電源を変圧、整流して形成される。電源入力端子101からの直流電源は、電源ライン121、トランジスタ103、電源ライン122を介して、充電端子107に供給される。電源ライン121の経路中には、スイッチ回路104が配設される。なお、スイッチ回路104より入力側の電源ライン121を電源ライン121Aとし、スイッチ回路104より出力側の電源ライン121を電源ライン121Bとしている。電源ライン122の経路中には、電流検出用の抵抗106が配設される。一方、接地端子102からの接地レベルは、接地ライン123を介して、充電端子108に供給される。
【0004】
充電端子107と充電端子108との間には、二次電池110が装着される。二次電池110は充電可能な電池であり、二次電池110としては、例えば、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、リチウムポリマ電池等が用いられる。
【0005】
二次電池110の充電を制御するために、検出制御回路115が設けられる。検出制御回路115には、電圧検出回路111、電流検出回路112、制御回路113が配設される。検出制御回路115には、電源ライン125及び接地ライン126を介して、電源が供給される。検出制御回路115に配されている電圧検出回路111、電流検出回路112、制御回路113は、この電源により駆動される。検出制御回路115の電源ライン125は、装置の電源ライン121Bに接続される。検出制御回路115の接地ライン126は、装置の接地ライン123に接続される。
【0006】
検出制御回路115には、電圧検出回路111、電流検出回路112、制御回路113が配設される。電圧検出回路111は、電源ライン122と接地ライン123との間の電圧を検出することで、二次電池110に印加される充電電圧を検出している。この電圧検出回路111の検出出力が制御回路113に供給される。
【0007】
電流検出回路112は、抵抗106の両端の電圧を検出することで、二次電池110に流される充電電流を検出している。この電流検出出力が制御回路113に供給される。
【0008】
制御回路113は、電圧検出回路111からの電圧検出出力及び電流検出回路112からの電流検出出力に応じて、トランジスタ103のベースに制御信号を与えて、充電制御を行っている。トランジスタ103は、充電を制御する半導体素子である。例えば、制御回路113で、電圧検出回路111からの電圧検出出力が所定値となるようにトランジスタ103を制御することで、二次電池110を定電圧で充電することができる。また、制御回路113で、電流検出回路112からの電流検出出力が所定値となるようにトランジスタ103を制御することで、二次電池110を定電流で充電することができる。
【0009】
スイッチ回路104は、電源入力端子101及び接地端子102に過大な電源電圧が印加されたり、電源入力端子101及び接地端子102に逆方向に電圧が印加されたときに、検出制御回路115が破壊されてしまうのを防止するためのもので、スイッチ回路104は、入力電圧検出回路114の出力により制御される。
【0010】
すなわち、電源ライン121Aと接地ライン123との間に、入力電圧検出回路114が設けられる。入力電圧検出回路114により、電源入力端子101及び接地端子102に、過大な入力電圧が与えられたことや、電源入力端子101及び接地端子102に、逆方向の入力電圧が供給されたことが検出される。この入力電圧検出回路114の検出出力がスイッチ回路104に供給される。
【0011】
電源入力端子101及び接地端子102から入力される電源が正常な状態なら、スイッチ回路104はオンされている。スイッチ回路104がオンされているときには、検出制御回路115には、電源入力端子101及び電源ライン102から、電源ライン121及び接地ライン123、電源ライン125及び接地ライン126を介して、電源が供給される。
【0012】
電源入力端子101及び接地端子102に過大な電源電圧が印加されたり、電源入力端子101及び接地端子102に逆方向に電圧が印加されると、入力電圧検出回路114の検出出力がスイッチ回路104に供給され、スイッチ回路104がオフされる。これにより、検出制御回路115への電源が止められ、検出制御回路115に過大な電圧が供給されたり、逆方向の電圧が供給されることにより、検出制御回路115が破壊されることが防止される。
【0013】
スイッチ回路104としては、図13に示すようなバイポーラトランジスタ131による構成のものの他、図14に示すように、MOS FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)141、142、ダイオード143、144からなる構成のものを用いることができる。
【0014】
図14に示すようなFETを用いた構成のスイッチ回路では、端子152から端子153の方向に流れる電流のスイッチングと、端子153から端子152の方向に流れる電流のスイッチングとが行える。
【0015】
すなわち、端子152から端子153の方向に流れる電流をスイッチングする際には、端子151に印加される電圧がハイレベルのときには、FET142がオンし、端子152から、ダイオード143、FET142を介して、端子153に電流が流れる。端子151に印加される電圧がローレベルのときには、FET142がオフし、端子152から端子153の方向に流れる電流が止められる。
【0016】
端子153から端子152の方向に流れる電流をスイッチングする際には、端子151に印加される電圧がハイレベルのときには、FET141がオンし、端子153から、ダイオード144、FET141を介して、端子152に電流が流れる。端子151に印加される電圧がローレベルのときには、FET141がオフし、端子153から端子152の方向に流れる電流が止められる。
【0017】
なお、スイッチ回路104は、過大な入力電圧や逆方向の入力電圧の場合の保護ばかりでなく、各種の異常に対する保護回路として機能する。例えば、図15に示すように、温度保護回路155には、端子156から温度情報が供給される。温度保護回路155の出力がスイッチ回路104に供給される。過大な温度が検出されると、温度保護回路155から制御信号が出力される。この温度保護回路155からの制御信号により、スイッチ回路104がオフされる。これにより、過大な温度に対する保護が図られる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の充電回路においては、入力電圧検出回路114及びスイッチ回路104が設けられており、電源入力端子101及び接地端子102に過電圧が供給されたり、逆方向の電圧が供給されたときには、スイッチ回路104がオフされ、検出制御回路115への電圧の供給が停止され、検出制御回路115の保護が図られている。
【0019】
ところが、このような従来の構成では、スイッチ回路104が二次電池110に充電電流を流す経路中に設けられるため、スイッチ回路104として、電流容量の大きなものを用いる必要があり、小型、軽量化の障害になるという問題がある。
【0020】
したがって、この発明の目的は、過電圧が入力されたり、逆方向の入力電圧が入力されたときに、検出制御回路が破壊されてしまうことを防止すると共に、スイッチ回路として大電流容量のものを用いる必要がなく、小型、軽量化が図れるようにした充電装置及びその制御方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明は、二次電池と、二次電池が装着される充電端子と、二次電池を充電するための直流電源が供給される電源入力端子と、充電端子に装着された二次電池の充電を制御する半導体素子と、第1の接地ラインと、充電端子と接続される電源ラインとの間から充電電圧を検出し、二次電池の充電電流を検出し、充電電圧及び充電電流に応じて半導体素子に制御信号を供給する検出制御手段と、第1の接地ラインと、充電端子と接続される第2の接地ラインとの間に設け、検出制御手段を動作させるための電源をオン/オフするスイッチ手段と、スイッチ手段の両端に発生する電圧を検出する両端電圧検出手段と、電源入力端子に過大な入力電圧や逆方向の極性の入力電圧が供給されたことを検出する入力電圧検出手段とを備え、検出制御手段で検出された充電電圧の検出値を、両端電圧検出手段で検出されたスイッチ手段の両端電圧で補正することにより、スイッチ手段が定常状態でオンしているときに、スイッチ手段の両端に発生する電圧の影響を除去し、入力電圧検出手段により、電源入力端子に過大な入力電圧又は逆方向の極性の入力電圧が供給されたことが検出されたら、検出制御手段が破壊されるのを防止するために、スイッチ手段をオフして、検出制御手段への電源を止めるようにした充電装置である。
【0022】
この発明は、電源入力端子からの電源を半導体素子により制御して充電端子に装着された二次電池に与え、検出制御手段で第1の接地ラインと、充電端子と接続される電源ラインとの間から充電電圧を検出し、二次電池の充電電流を検出し、充電電圧及び充電電流に応じて半導体素子に制御信号を供給し、第1の接地ラインと、充電端子と接続される第2の接地ラインとの間にスイッチ手段を設け、検出制御手段を動作させるための電源をオン/オフし、スイッチ手段の両端に発生する電圧を検出し、電源入力端子に過大な入力電圧や逆方向の極性の入力電圧が供給されたことを検出し、検出制御手段で検出された充電電圧の検出値を、検出されたスイッチ手段の両端電圧で補正することにより、スイッチ手段が定常状態でオンしているときに、スイッチ手段の両端に発生する電圧の影響を除去し、電源入力端子に過大な入力電圧又は逆方向の極性の入力電圧が供給されたことが検出されたら、検出制御手段が破壊されるのを防止するために、検出制御手段の接地側に設けられたスイッチ手段をオフして、検出制御手段への電源を止めるようにした充電装置の制御方法である。
【0023】
この発明に係わる充電回路は、二次電池に印加される充電電圧を検出する電圧検出回路と、二次電池に流される充電電流を検出する電流検出回路と、電圧検出回路からの電圧検出出力や電流検出回路からの電流検出出力に応じて充電の制御を行う制御回路を含む検出制御回路と、検出制御回路からの制御信号出力に基づいて二次電池の充電電圧や充電電流を制御する制御用の半導体素子としてのトランジスタとからなる。
【0024】
そして、この発明に係わる充電回路では、過大な入力電圧や逆方向の入力電圧から検出制御回路を保護するためのスイッチ回路を、検出制御回路の接地ライン中に設けている。このようにすると、スイッチ回路に二次電池の充電電流が流れることがなくなり、スイッチ回路として、電流容量の大きいものを用いる必要がなくなる。これにより、機器の小型、軽量化が可能になる。
【0025】
このように、スイッチ回路を検出制御回路の接地ライン中に設けると、スイッチ回路の内部抵抗により、スイッチ回路の両端に電圧が発生し、検出制御回路の接地レベルがその分上昇する。
【0026】
そこで、検出電圧を電源側を基準にして検出することで検出電圧の誤差を軽減する。また、検出制御回路と接地ラインとの間に、高抵抗値の抵抗を挿入して、検出制御回路の接地レベルを装置の接地レベルとする。更に、スイッチ回路の両端の電圧を計測し、この計測値により、二次電池の検出電圧を補正する。これにより、スイッチ回路を検出制御回路の接地ライン中に設けた場合でも、スイッチ回路の内部抵抗による誤差が生じなくなる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用された充電回路の基本構成を示すものである。
【0028】
図1において、電源入力端子1には、正の直流電源が供給され、接地端子2には接地レベルが供給される。この直流電源は、例えば、商用交流電源を変圧、整流して形成される。電源入力端子1からの直流電源は、電源ライン21、トランジスタ3、電源ライン22を介して、充電端子7に供給される。電源ライン22の経路中には、電流検出用の抵抗6が配設される。一方、接地端子2からの接地レベルは、接地ライン23を介して、充電端子8に供給される。
【0029】
充電端子7と充電端子8との間には、二次電池10が装着される。二次電池10は充電可能な電池であり、二次電池10としては、例えば、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、リチウムポリマ電池等が用いられる。
【0030】
二次電池10の充電を制御するために、検出制御回路15が設けられる。検出制御回路15は、電圧検出回路11、電流検出回路12、制御回路13が配設される。検出制御回路15には、電源ライン25及び接地ライン26を介して、電源が供給される。検出制御回路15に配されている電圧検出回路11、電流検出回路12、制御回路13は、この電源により駆動される。検出制御回路15の電源ライン25は、装置の電源ライン21に接続される。検出制御回路15の接地ライン26は、装置の接地ライン23に接続される。接地ライン26の経路中には、スイッチ回路4が設けられる。
【0031】
検出制御回路15には、電圧検出回路11、電流検出回路12、制御回路13が配設される。電圧検出回路11は、電源ライン22と接地ライン26との間の電圧を検出することで、二次電池10に印加される充電電圧を検出している。この電圧検出回路11の検出出力が制御回路13に供給される。
【0032】
電流検出回路12は、抵抗6の両端の電圧を検出することで、二次電池10に流される充電電流を検出している。この電流検出出力が制御回路13に供給される。
【0033】
制御回路13は、電圧検出回路11からの電圧検出出力及び電流検出回路12からの電流検出出力に応じて、トランジスタ3のベースに制御信号を供給し、充電制御を行っている。トランジスタ3は、充電を制御する半導体素子である。例えば、制御回路13で、電圧検出回路11からの電圧検出出力が所定値となるようにトランジスタ3を制御することで、二次電池10を定電圧で充電することができる。また、制御回路13で、電流検出回路12からの電流検出出力が所定値となるようにトランジスタ3を制御することで、二次電池10を定電流で充電することができる。
【0034】
スイッチ回路4は、電源入力端子1及び接地端子2に過大な電源電圧が印加されたり、電源入力端子1及び接地端子2に逆方向に電圧が印加されたときに、検出制御回路15が破壊されてしまうのを防止するためのもので、スイッチ回路4は、入力電圧検出回路14の出力により制御される。
【0035】
すなわち、電源ライン21と接地ライン23との間に、入力電圧検出回路14が設けられる。入力電圧検出回路14により、電源入力端子1及び接地端子2に、過大な入力電圧が与えられたことや、電源入力端子1及び接地端子2に、逆方向の入力電圧が供給されたことが検出される。この入力電圧検出回路14の検出出力がスイッチ回路4に供給される。
【0036】
電源入力端子1及び接地端子2から入力される電源が正常な状態なら、スイッチ回路4はオンされている。スイッチ回路4がオンされているときには、検出制御回路15には、電源入力端子1及び接地端子2から、電源ライン21及び接地ライン23、電源ライン25及び接地ライン26を介して、電源が供給される。
【0037】
電源入力端子1及び接地端子2に過大な電源電圧が印加されたり、電源入力端子1及び接地端子2に逆方向に電圧が印加されると、入力電圧検出回路14の検出出力がスイッチ回路4に供給され、スイッチ回路4がオフされる。これにより、検出制御回路15への電源が止められ、検出制御回路15に過大な電圧が供給されたり、逆方向の電圧が供給されることにより、検出制御回路15が破壊されることが防止される。
【0038】
なお、スイッチ回路4は、過大な入力電圧や逆方向の入力電圧の場合の保護ばかりでなく、各種の異常に対する保護回路として機能する。
【0039】
例えば、図2に示すように、温度保護回路18には、端子19から温度情報が供給される。温度保護回路18の出力がスイッチ回路4に供給される。過大な温度が検出されると、温度保護回路18から制御信号が出力される。この温度保護回路18からの制御信号により、スイッチ回路4がオフされる。これにより、過大な温度に対する保護が図られる。
【0040】
スイッチ回路4としては、バイポーラトランジスタを用いたスイッチ回路や、FETを用いたスイッチ回路が適用できる。
【0041】
図3は、スイッチ回路4として、バイポーラトランジスタ31を使った例である。また、図1における入力電圧検出回路14は、図3に示すように、トランジスタ32、ツェナダイオード33、抵抗34〜36で構成できる。
【0042】
なお、以下、図1と同様な部分については、同一符号を付し、重複説明は省略する。
【0043】
図3において、入力電圧検出回路14は、トランジスタ32、ツェナダイオード33、抵抗34〜36により構成される。
【0044】
すなわち、電源ライン21と接地ライン23との間に、ツェナダイオード33、抵抗34、抵抗35の直列接続が接続される。抵抗34と抵抗35との接続点がトランジスタ32のベースに接続される。トランジスタ32のエミッタが接地ライン23に接続される。トランジスタ32のコレクタが抵抗36を介して電源ライン21に接続されるとともに、抵抗37を介して接地ライン23に接続される。これと共に、トランジスタ32のコレクタがトランジスタ31のベースに接続される。
【0045】
トランジスタ31のコレクタが接地ライン26に接続され、トランジスタ31のエミッタが接地ライン23に接続される。トランジスタ31は、検出制御回路15を保護するためのスイッチ回路4として動作する。
【0046】
電源入力端子1及び接地端子2に供給される電源電圧が通常の電圧の範囲内なら、ツェナダイオード33は、オフしている。このため、トランジスタ32がオフする。トランジスタ32がオフしているときには、トランジスタ31のベースに与えられる電圧が高くなり、トランジスタ31はオンしている。
【0047】
例えば、電源入力端子1及び接地端子2との間に過大な入力電圧が印加されると、ツェナダイオード33がオンし、ツェナダイオード33、抵抗34、抵抗35を介して電流が流れる。これにより、トランジスタ32のベース電圧が上昇し、トランジスタ32がオンする。
【0048】
トランジスタ32がオンすると、トランジスタ31のベース電圧が低レベルになり、トランジスタ31がオフする。これにより、検出制御回路15の電源が止められ、検出制御回路15が保護される。
【0049】
また、電源入力端子1及び接地端子2に逆方向の電圧が供給されると、トランジスタ31がオフする。これにより、検出制御回路15の電源が止められ、検出制御回路15が保護される。
【0050】
このように、図1から図3に示した構成の充電回路では、検出制御回路15の破壊を防止するためのスイッチ回路4が、検出制御回路15の接地ライン26の経路中に設けられ、このスイッチ回路4により、入力電圧が過電圧の場合や、入力電圧が逆方向の場合に、検出制御回路15に送られる電源が止められる。この接地ライン26は検出制御回路15の接地ラインであり、ここには二次電池10に流される充電電流は流れない。このため、スイッチ回路4としては、電流容量の大きいものを用いる必要はない。これにより、回路の小型、軽量化が図れるとともに、コストダウンが図れる。
【0051】
ところが、このような構成では、定常動作時に、スイッチ回路4がオンしているとき、スイッチ回路4の内部抵抗によりその両端に電圧が発生するため、電圧検出回路11で、二次電池10の充電電圧を正確に検出できなくなるという問題が生じてくる。
【0052】
つまり、図3に示したように、スイッチ回路4としては、例えばバイポーラトランジスタ31が用いられる。このトランジスタ31には内部抵抗がある。このため、スイッチ回路4がオンしているときにも、その両端に電圧が発生しており、検出制御回路15の接地レベルは、この電圧の分だけ上がっていることになり、検出電圧にその誤差が生じてくる。スイッチ回路4としてFETを使った場合にも、同様である。
【0053】
すなわち、図4に示すように、スイッチ回路4(トランジスタ31)がオンしているときにも、スイッチ回路4の内部抵抗により、スイッチ回路4の両端には電圧ΔVが発生している。電圧検出回路11では、電源ライン22と接地ライン26との間の電圧を検出しており、接地ライン26のレベルは接地レベルGNDに対してΔVだけ上がっている。したがって、電圧検出回路11で検出される二次電池10の検出電圧は、スイッチ回路4の内部抵抗により生じる両端電圧ΔVだけ誤差が生じる。
【0054】
そこで、電圧検出回路11で、接地ラインを基準にして電源を検出するのではなく、電源ラインの電圧を基準にして電圧検出を行うことが考えられる。
【0055】
つまり、一般的に、電圧検出回路は、図5に示すように、電源ラインVL1と接地ラインVL2との間に抵抗R1と抵抗R2とを設け、この抵抗R1と抵抗R2との間から検出電圧を得るようにしている。そして、接地ラインVL2を基準にして、基準電圧源Vrefを設け、抵抗R1と抵抗R2との接続点から得られる検出電圧と、基準電圧源Vrefの電圧とをコンパレータCMP1で比較するような構成とされている。基準電圧源Vrefは、ツェナダイオードで構成される。
【0056】
通常では、このように、接地ラインVL2を基準として、電圧を計測する構成となっている。ところが、図1〜図4の例では、検出制御回路15の接地側の接地ライン26の経路中にはスイッチ回路4があり、スイッチ回路4には内部抵抗がある。このため、接地ライン26のレベルを接地レベルとし、このレベルを基準にしたのでは、基準レベルに誤差が生じてしまう。
【0057】
そこで、図6に示すように、電源ラインVL1の方を基準にして電圧を計測する方式を採用する。つまり、図6に示すように、電源ラインVL1と接地ラインVL2との間に、抵抗R11と抵抗R12とを設け、この抵抗R11と抵抗R12との間から検出電圧を得る。そして、電源ラインVL1を基準にして、基準電圧源Vrefを設け、抵抗R11と抵抗R12との接続点から得られる検出電圧と、基準電圧源Vrefの電圧とをコンパレータCMP11で比較する。基準電圧源Vrefは、ツェナダイオードで構成される。
【0058】
このように、電源ラインVL1を基準として、電圧を計測する構成、すなわち、図1〜図4の構成なら、電圧検出回路11は、電源ライン22を基準にして、電圧を検出する構成とすると、基準電圧がスイッチ回路4の内部抵抗の影響を受けるということがなくなる。
【0059】
また、図7に示すように、電圧検出回路11と接地ライン23との間に、抵抗40を設けるようにする。抵抗40としては、電源入力端子1及び接地端子2に過大な電圧が印加されたり、電源入力端子1及び接地端子2に逆方向の電圧が印加された場合にも、検出制御回路15に影響を及ぼさないように、高い抵抗値のものが用いられる。
【0060】
このように、電圧検出回路11と接地ライン23との間に、抵抗40を設けると、電圧検出回路11で接地レベルからの電圧を検出できるようになる。
【0061】
以上のように、入力電圧が過電圧であったり、入力電圧が逆方向の場合に、検出制御回路15に対する電源を停止して、検出制御回路15の破壊を防止するためのスイッチ回路4を、検出制御回路15の接地ラインとなる接地ライン26の経路中に設けるようにすると、スイッチ回路4として大電流容量のものを用いる必要がなくなり、小型、軽量化、低価格化が図れる。また、スイッチ回路4の内部抵抗による影響は、電圧検出の基準を電源ライン22側にして計測を行ったり、電圧検出回路11と接地ライン23との間に、高抵抗値の抵抗40を挿入することで除去できる。
【0062】
更に、図8に示すように、スイッチ回路4の内部抵抗により発生する電圧ΔVを検出し、この電圧ΔVだけ、検出電圧を補正するようにしても良い。なお、図8において、図1から図4と同一部分については、同一符号が付されている。
【0063】
図8において、スイッチ回路4により発生される電圧ΔVがΔV検出回路51で検出される。ΔV検出回路51は、スイッチ回路4の両端電圧を検出する両端電圧検出回路である。ΔV検出回路51の検出出力がΔV補正回路52に供給される。ΔV補正回路52の出力が電圧検出回路11に供給され、電圧検出回路11で検出される二次電池10の充電電圧がΔVだけ補正される。すなわち、電圧検出回路11で検出される検出電圧は、接地レベルがΔVだけ上がっているので、その分を下げるように補正される。これにより、電圧検出回路11で検出される検出電圧は、二次電池10の充電電圧と等しくなる。
【0064】
図9は、スイッチ回路4として、FETを用いると共に、スイッチ回路4の両端に発生する電圧ΔVを検出して、電圧検出値を補正するようにした構成である。
【0065】
図9において、検出制御回路15には、電源ライン25及び接地ライン26を介して、電源が供給される。検出制御回路15に配されている電圧検出回路11、電流検出回路12、制御回路13は、この電源により駆動される。接地ライン26の経路中には、FET61及び62からなるスイッチ回路4が設けられる。
【0066】
電源ライン21と接地ライン23との間に、ツェナダイオード33、抵抗34、抵抗35の直列接続が接続される。抵抗34と抵抗35との接続点がトランジスタ32のベースに接続される。トランジスタ32のエミッタが接地ライン23に接続される。トランジスタ32のコレクタが抵抗36を介して電源ライン21に接続されるとともに、抵抗37を介して接地ライン26Aに接続される。これと共に、トランジスタ32のコレクタがFET61及び62のゲートに接続される。
【0067】
FET61のソース・ドレイン間には、ダイオード63が接続される。FET62のソース・ドレイン間には、ダイオード64が接続される。FET63のソースが接地ライン26Aに接続される。FET61のドレインとFET62のドレインが接続される。FET62のソースが接地ライン26Bに接続される。接地ライン26Bが接地ライン23に接続される。
【0068】
接地ライン26Aと接地ライン23との間の電圧がΔV検出回路51で検出される。このΔV検出回路51の出力がΔV補正回路52に供給される。ΔV補正回路52で、検出制御回路15の電圧検出回路11の検出出力が補正される。
【0069】
電源入力端子1及び接地端子2に供給される電源電圧が通常の電圧の範囲内なら、ツェナダイオード33は、オフしている。このため、トランジスタ32がオフする。トランジスタ32がオフしているときには、FET61、FET62がオンしている。FET62がオンしているときには、接地ライン26Aと接地ライン26Bとの間で、ダイオード63、FET62を介して、電流が流れる。
【0070】
例えば、電源入力端子1及び接地端子2との間に過大な入力電圧が印加されると、ツェナダイオード33がオンし、ツェナダイオード33、抵抗34、抵抗35を介して電流が流れる。これにより、トランジスタ32のベース電圧が上昇し、トランジスタ32がオンする。
【0071】
トランジスタ32がオンすると、FET61、62のゲート電圧が低レベルになり、FET61、62がオフする。これにより、検出制御回路15の電源が止められ、検出制御回路15が保護される。
【0072】
また、電源入力端子1及び接地端子2に逆方向の電圧が供給されると、FET61、62がオフする。これにより、検出制御回路15の電源が止められ、検出制御回路15が保護される。
【0073】
このように、この例では、ΔV検出回路51により、スイッチ回路4がオンしているときにスイッチ回路4の両端に発生する電圧が検出され、このΔV検出回路51の出力により、検出制御回路15の電圧検出回路11の検出出力が補正される。これにより、スイッチ回路4の両端に発生する電圧の影響を受けずに、正確な充電電圧を検出することができる。
【0074】
なお、図10に示すように、ΔV検出回路51の検出出力を充電停止回路53に供給し、ΔV検出回路51で検出される電圧が基準値より大きい場合には、検出制御回路15に充電を停止信号を供給し、充電を停止させるようにすると、より安全に動作させることができる。
【0075】
更に、図11に示すように、電源ライン21と接地ライン26Aとの間で、入力電源電圧を検出する電圧検出回路54を設け、ΔV補正回路55により、ΔV検出回路51の検出出力によりこの検出電圧を補正することで、入力電圧を検出することができる。
【0076】
そして、この補正され入力電圧の検出値が所定値以上なら、充電停止回路57から検出制御回路15に充電を停止信号を供給し、充電を停止させるようにすると、より安全に動作させることができる。
【0077】
【発明の効果】
この発明によれば、過大な入力電圧や逆方向の入力電圧から検出制御回路を保護するためのスイッチ回路が検出制御回路の接地ライン中に設けてられている。このようにすると、スイッチ回路に二次電池の充電電流が流れることがなくなり、スイッチ回路として、電流容量の大きいものを用いる必要がなくなる。
【0078】
このように、スイッチ回路を検出制御回路の接地ライン中に設けると、スイッチ回路の内部抵抗により、スイッチ回路の両端に電圧が発生し、検出制御回路の接地レベルがその分上昇する。
【0079】
そこで、検出電圧を電源側を基準にして検出することで検出電圧の誤差を軽減する。また、検出制御回路と装置の接地ラインとの間に、高抵抗値の抵抗を挿入して、検出制御回路の接地レベルを装置の接地レベルとする。更に、スイッチ回路の両端の電圧を計測し、この計測値により、二次電池の検出電圧を補正する。
【0080】
これにより、スイッチ回路を検出制御回路の接地ライン中に設けた場合でも、スイッチ回路の内部抵抗による誤差が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された充電装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用された充電装置の変形例を示すブロック図である。
【図3】この発明が適用された充電装置の具対構成を示すブロック図である。
【図4】スイッチ回路の両端電圧の影響の説明に用いるブロック図である。
【図5】電圧検出の説明に用いる接続図である。
【図6】電圧検出の説明に用いる接続図である。
【図7】この発明が適用された充電装置における検出誤差の改善例の一例の説明に用いるブロック図である。
【図8】この発明が適用された充電装置における検出誤差の改善例の他の例の説明に用いるブロック図である。
【図9】この発明が適用された充電装置における検出誤差の改善例の他の例の具体的構成を示すブロック図である。
【図10】この発明が適用された充電装置の変形例を示すブロック図である。
【図11】この発明が適用された充電装置の他の変形例を示すブロック図である。
【図12】従来の充電装置の一例のブロック図である。
【図13】従来の充電装置におけるスイッチ回路の一例のブロック図である。
【図14】従来の充電装置におけるスイッチ回路の他の例のブロック図である。
【図15】従来の充電装置の他の例のブロック図である。
【符号の説明】
1・・・電源入力端子、2・・・接地端子、3・・・トランジスタ、4・・・スイッチ回路、 7。8・・・充電端子、10・・・二次電池、11・・・電圧検出回路、12・・・電流検出回路、13・・・制御回路、14・・・入力電圧検出回路
Claims (6)
- 二次電池と、
上記二次電池が装着される充電端子と、
上記二次電池を充電するための直流電源が供給される電源入力端子と、
上記充電端子に装着された二次電池の充電を制御する半導体素子と、
第1の接地ラインと、上記充電端子と接続される電源ラインとの間から充電電圧を検出し、上記二次電池の充電電流を検出し、上記充電電圧及び充電電流に応じて上記半導体素子に制御信号を供給する検出制御手段と、
上記第1の接地ラインと、上記充電端子と接続される第2の接地ラインとの間に設け、上記検出制御手段を動作させるための電源をオン/オフするスイッチ手段と、
上記スイッチ手段の両端に発生する電圧を検出する両端電圧検出手段と、
上記電源入力端子に過大な入力電圧や逆方向の極性の入力電圧が供給されたことを検出する入力電圧検出手段とを備え、
上記検出制御手段で検出された充電電圧の検出値を、上記両端電圧検出手段で検出された上記スイッチ手段の両端電圧で補正することにより、上記スイッチ手段が定常状態でオンしているときに、上記スイッチ手段の両端に発生する電圧の影響を除去し、
上記入力電圧検出手段により、上記電源入力端子に過大な入力電圧又は逆方向の極性の入力電圧が供給されたことが検出されたら、上記検出制御手段が破壊されるのを防止するために、上記スイッチ手段をオフして、上記検出制御手段への電源を止めるようにした充電装置。 - 上記両端電圧検出手段で検出された上記スイッチ手段の両端電圧が所定電圧より大きい場合には、充電を停止するようにした請求項1に記載の充電装置。
- 上記検出制御手段の接地ラインを基準にして入力電圧を検出する手段を設け、上記検出制御手段の接地ラインを基準にして検出された入力電圧を上記両端電圧検出手段で検出された上記スイッチ手段の両端電圧で補正し、上記補正された入力電圧が所定電圧より大きい場合には、充電を停止するようにした請求項1に記載の充電装置。
- 電源入力端子からの電源を半導体素子により制御して充電端子に装着された二次電池に与え、
検出制御手段で第1の接地ラインと、上記充電端子と接続される電源ラインとの間から充電電圧を検出し、上記二次電池の充電電流を検出し、上記充電電圧及び充電電流に応じて上記半導体素子に制御信号を供給し、
上記第1の接地ラインと、上記充電端子と接続される第2の接地ラインとの間にスイッチ手段を設け、上記検出制御手段を動作させるための電源をオン/オフし、
上記スイッチ手段の両端に発生する電圧を検出し、
上記電源入力端子に過大な入力電圧や逆方向の極性の入力電圧が供給されたことを検出し、
上記検出制御手段で検出された充電電圧の検出値を、上記検出された上記スイッチ手段の両端電圧で補正することにより、上記スイッチ手段が定常状態でオンしているときに、上記スイッチ手段の両端に発生する電圧の影響を除去し、
上記電源入力端子に過大な入力電圧又は逆方向の極性の入力電圧が供給されたことが検出されたら、上記検出制御手段が破壊されるのを防止するために、上記検出制御手段の接地側に設けられたスイッチ手段をオフして、上記検出制御手段への電源を止めるようにした充電装置の制御方法。 - 検出された上記スイッチ手段の両端電圧が所定電圧より大きい場合には、充電を停止するようにした請求項4に記載の充電装置の制御方法。
- 上記検出制御手段の接地ラインを基準にして入力電圧を検出し、上記検出制御手段の接地ラインを基準にして検出された入力電圧を上記検出された上記スイッチ手段の両端電圧で補正し、上記補正された入力電圧が所定電圧より大きい場合には、充電を停止するようにした請求項4に記載の充電装置の制御方法。
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