JP4011867B2 - 燃料電池用セパレータの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、セパレータに冷却水通路を形成するときに、シールを必要とせず、容易に形成でき、しかも燃料電池の出力低下を抑えるための燃料電池用セパレータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池は、水の電気分解の逆の原理を利用し、水素と酸素とを反応させて水を得る過程で電気を得ることができる電池である。一般に、水素に燃料ガスを置き換え、酸素に空気や酸化剤ガスを置き換えるので、燃料ガス、空気、酸化剤ガスの用語を使用することが多い。
【0003】
このような燃料電池としては、例えば、特開2000−123848公報「燃料電池」が知られている。
同公報の図1によれば、電解質膜18(符号は公報に記載されているものを使用した。以下同様。)にアノード側電極20及びカソード側電極22を添わせ、これらをガスケット24,26を介して第1セパレータ14及び第2セパレータ16で挟むことでセルモジュールを構成する。
【0004】
詳細には、第1セパレータ14の面14aに燃料ガスの流路となる第1流路38が形成され、第2セパレータ16の面16aに酸化剤ガスの流路となる第2流路46が形成され、各々中央の電解質膜18に燃料ガスと酸化剤ガスとを臨ませる構造である。
【0005】
図1に記載の1個のセルモジュールで得る電気出力はごく小さいので、このようなセルモジュールを多数個積層することで、所望の電気出力を得る。従って、第1・第2セパレータ14,16は隣のセルに燃料ガスや酸化剤ガスが洩れないようにする分離部材であることから「セパレータ」と呼ばれる。
【0006】
第1セパレータ14は面14aに燃料ガスのための流路38を備え、第2セパレータ16は面16aに酸化剤ガスのための流路46を備えるが、ガスを効果的にアノード側電極20及びカソード側電極22に接触させる必要があり、そのために、流路38,46はごく浅い溝を多数本条設する必要がある。
【0007】
そして、第1・第2セパレータ14,16は、流路38,46に燃料ガス又は酸化剤ガスを供給するために上部にそれぞれ燃料ガス供給孔部32a、酸化剤ガス供給孔部34aを備え、下部にそれぞれ燃料ガス排出孔部32b、酸化剤ガス排出孔部34bを備え、また、冷却水を通すための冷却水供給孔部36aをそれぞれの上部に、冷却水排出孔部36bをそれぞれの下部に備える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した冷却水供給孔部36a及び冷却水排出孔部36bは、それぞれ図示せぬ冷却水通路に連結したものである。
冷却水通路は、例えば、第1セパレータ14の面14aの裏側の面及び第2セパレータ16の面16aの裏側の面のそれぞれに冷却水通路用溝を形成し、この冷却水通路用溝と、隣り合うセルのセパレータに設けた冷却水通路用溝とを合わせることにより形成するものである。
【0009】
このようにセパレータ同士を合わせて冷却水通路を形成した場合、セパレータの合わせ部に冷却水の洩れを防止するためのシール材が必要になり、シール材の厚さ、形状、材質等を考慮しなければならない。
【0010】
また、第1セパレータ14又は第2セパレータの一方の面にガス流路用溝、他方の面に冷却水通路用溝を設けることになり、各溝の成形が難しくなる。
更に、セパレータ同士を合わせるために、セパレータ間の電気的な接触抵抗が増し、この接触抵抗で各セルの電圧が降下してしまい、燃料電池の出力が小さくなることがある。
【0011】
そこで、本発明の目的は、燃料電池用セパレータの製造方法において、セパレータに冷却水通路を形成するときに、シールを必要とせず、容易に形成でき、しかも燃料電池の出力低下を抑えることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、カーボンと熱硬化性樹脂との混練物からプリフォームを成形し、このプリフォームを用いて隣接するセパレータ間に冷却水通路を形成する燃料電池用セパレータの製造方法において、2個のプリフォーム間に冷却水通路を形成するための中子を介在させ、これらのプリフォーム、中子を一括して圧縮加熱することでセパレータを成形し、この後の加熱工程で中子を溶融させて排出することにより冷却水通路を形成することを特徴とする。
【0013】
中子を埋め込んだセパレータを成形し、中子を溶融排出させることで冷却水通路を形成するため、従来のように2枚のセパレータを合わせることがなくなってシールが不要になる。
【0014】
また、2個のプリフォーム間に中子を介在させ、プリフォーム、中子を一括して圧縮加熱し、この後の加熱工程で中子を溶融させて排出するので、セパレータへの中子の埋め込み、中子の排出を容易に行うことができ、冷却水通路を容易に形成することができる。
更に、セパレータを合わせることがないため、電気的な接触抵抗が発生せず、燃料電池の出力を低下させることがない。
【0015】
請求項2は、2個のプリフォーム間に中子と共に、この中子をキャビティ内に保持する保持部材を介在させたことを特徴とする。
【0016】
中子及び保持部材を埋め込んだセパレータを成形し、中子を溶融排出させることで冷却 水通路を形成するため、従来のように2枚のセパレータを合わせることがなくなってシールが不要になる。
【0017】
また、2個のプリフォーム間に中子及び保持部材を介在させ、プリフォーム、中子及び保持部材を一括して圧縮加熱し、この後の加熱工程で中子を溶融させて排出するので、セパレータへの中子の埋め込み、中子の排出を容易に行うことができ、冷却水通路を容易に形成することができる。
更に、セパレータを合わせることがないため、電気的な接触抵抗が発生せず、燃料電池の出力を低下させることがない。
【0018】
請求項3は、中子を低融点金属としたことを特徴とする。
中子を容易に溶融することができ、溶融した後はセパレータ内から容易に排出することができ、セパレータの生産性を高めることができる。また、セパレータ内から排出した低融点金属は何度も中子として使用することができ、材料コストを抑えることができる。
【0019】
請求項4は、セパレータを成形した後の加熱工程を、アニール処理の工程としたことを特徴とする。
アニール処理の加熱工程で中子を溶融し排出するため、中子の溶融のために特別に加熱工程を設けなくて済み、セパレータの製造工数を低減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る燃料電池用セパレータの製造フロー図(第1の実施の形態)である。なお、ST××はステップ番号を示す。
ST01……所定の配合割合でカーボン粉末と熱硬化性樹脂粉末とをブレンドし、適量のバインダを加えて、混練する。
ST02…混練したものを次の要領で成形することで、プリフォームを造る。
【0021】
図2(a),(b)は本発明に係るプリフォーム成形の要領を説明する作用図(第1の実施の形態)であり、まず、(a)において、プリフォーム成形下型11の成形面12に混練物13を載せる。そして、プリフォーム成形上型15を白抜き矢印のように下げて、混練物13を加圧成形する。
次に、(b)において、プリフォーム成形下型11とプリフォーム成形上型15とで、所望の形状にプリフォーム17を成形したことを示す。
【0022】
図1に戻り、セパレータの製造フローの説明を続ける。
ST03…2個のプリフォームの間に中子及びこの中子を保持する保持板を介在させ、これらのプリフォーム、中子及び保持板を一括して圧縮成形する。
ST04…上記圧縮成形の開始とほぼ同時に加熱硬化処理を行い、完全に硬化させて、セパレータを造る。
ST05…成形後のセパレータをアニール処理する。
アニール(anneal)は、一般に、ひずみの除去・防止のため、ガラス、陶器、金属などを焼くことを指す用語である。
【0023】
図3は本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第1の実施の形態)を説明する第1作用図である。
まず、ヒータ21を備えるセパレータ成形下型22の成形面23にプリフォーム17を載せ、このプリフォーム17に、セパレータの冷却水通路を形成するための水通路形成部材25を載せ、この水通路成形部材25に更にプリフォーム17を載せる。そして、セパレータ成形下型22の上方から、ヒータ27を備えるセパレータ成形上型28を下降させ、セパレータ成形下型22にセパレータ成形上型28を型合わせする。
【0024】
水通路形成部材25は、中子31…(…は複数個を示す。以下同様。)と、これらの中子31…を保持する熱伝導率の大きい軽金属、例えばアルミニウム合金製の保持部材としての保持板32と、この保持板32をキャビティ内に位置決めする位置決め部材33…を一体的に形成したものである。
ここで、35,36は燃料ガスや酸化剤ガスを流すガス流路溝を形成するための凸部である。
【0025】
図4は本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第1の実施の形態)を説明する第2作用図である。
ヒータ21,27でセパレータ下型22及びセパレータ上型28を加熱しながら、図3に示したプリフォーム17,17及び水通路形成部材25を一括してプレス成形し、両面にガス流路溝38,38を有する中子入りセパレータ41を造る。
【0026】
図5は本発明に係る燃料電池用セパレータのアニール処理方法のフロー図(第1の実施の形態)である。
ST11…セパレータを矯正板で挟持する。
ST12…矯正板で挟持した状態でセパレータを加熱する。
ST13…セパレータの冷却時に矯正板を締め付け、加圧保持することでセパレータを矯正する。
以上のアニール処理及び中子排出について以降で詳細に説明する。
【0027】
図6(a),(b)は本発明に係るアニール処理及び中子排出を説明する第1作用図(第1の実施の形態)であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
(a)及び(b)において、中子入りセパレータ41を矯正するための一対の矯正板のうち、下側に配置した下側矯正板43の四隅及び長手中央にボルト44…を取付けるとともに、中央部にモータ45の出力軸46を取付け、下側矯正板43の長手方向に中子入りセパレータ41の中子31が沿うように下側矯正板43に中子入りセパレータ41,41を並べて載せる。出力軸46は端部におねじを形成したものである。
【0028】
図7(a),(b)は本発明に係るアニール処理及び中子排出を説明する第2作用図(第1の実施の形態)である。
(a)において、下側矯正板43のボルト44…及び出力軸46の位置に対応する位置に孔を開けた上側矯正板48を、ボルト44及び出力軸46を各孔に通しながら、中子入りセパレータ41,41に載せる。
そして、ボルト44…にナット51をねじ込んで、中子入りセパレータ41,41が、がたつかない程度に仮締めする。また、出力軸46にナット52を捩じ込む。
【0029】
(b)において、下側矯正板43及び上側矯正板48のそれぞれにコイル53…を近接させるとともに、モータ45を作動させ、出力軸46を回転させることで、下側矯正板43と上側矯正板48に挟んだ中子入りセパレータ41,41を回転させる。
【0030】
そして、各コイル53に通電することで、中子31が導電性材料である場合に、中子入りセパレータ41,41内の中子31に誘導電流を発生させ、誘導加熱を実施する。
融点に達した中子31は溶融するとともに遠心力によってセパレータ41内から外部に排出する。このようにして、中子が排出した部分に冷却水通路54ができる。
【0031】
中子31が全てセパレータから排出したら、モータ45を停止させて回転を止め、各コイル53の通電を止め加熱を止める。そして、ナット51…(6ヶ所)を締め付けて、中子の取れたセパレータを所定荷重で所定時間加圧保持する。所定時間が経過したら、セパレータの加圧を解除するために各ナット51を弛め、セパレータの矯正を終了する。
【0032】
上記した誘導加熱は、2つのコイル間に導電性材料を配置し、コイル間に高周波数の交流電圧を加えることにより、導電性材料内に誘導電流を発生させ、この誘導電流にて導電性材料自体を発熱させて加熱する方式である。
従って、誘導加熱では、短時間に且つ導電性材料を全体的に加熱することができ、加熱効率を高めることができる。
【0033】
以上の図1、図3及び図7(b)で説明したように、本発明は第1に、カーボンと熱硬化性樹脂との混練物からプリフォーム17を成形し、このプリフォーム17を用いて隣接するセパレータ間に冷却水通路54を形成する燃料電池用セパレータの製造方法において、2個のプリフォーム17,17間に冷却水通路54を形成するための中子31及びこの中子31を保持する保持板32を介在させ、これらのプリフォーム17,17、中子31及び保持板32を一括して圧縮加熱することでセパレータを成形し、この後の加熱工程で中子31を溶融させて排出することにより冷却水通路54を形成することを特徴とする。
【0034】
中子31及び保持板32を埋め込んだ中子入りセパレータ41を成形し、中子31を溶融排出させることで冷却水通路54を形成するため、従来のように2枚のセパレータを合わせることがなくなってシールが不要になる。
従って、シール材の廃止に加えて、シール材の厚さ、形状、材質等の仕様を検討する工数を省くことができ、燃料電池の製造コストを低減することができる。
【0035】
また、2個のプリフォーム17,17間に中子31及び保持板32を介在させ、プリフォーム17,17、中子31及び保持板32を一括して圧縮加熱し、この後の加熱工程で中子31を溶融させて排出するので、セパレータへの中子31の埋め込み、中子31の排出を容易に行うことができ、冷却水通路54を容易に形成することができる。
更に、セパレータを合わせることがなくなって、電気的な接触抵抗が発生せず、燃料電池の出力低下を防止することができる。
【0036】
請求項3は、中子31を低融点金属としたことを特徴とする。
中子31を容易に溶融することができ、溶融した後はセパレータ内から容易に排出することができ、セパレータの生産性を高めることができる。また、セパレータ内から排出した低融点金属は何度も中子として使用することができ、材料コストを抑えることができる。
【0037】
請求項4は、中子入りセパレータ41を成形した後の加熱工程を、アニール処理の工程としたことを特徴とする。
アニール処理の加熱工程で中子31を溶融し排出するため、中子31の溶融のために特別に加熱工程を設けなくて済み、セパレータの製造工数を低減することができる。
【0038】
図8は本発明に係るアニール処理及び中子排出の別の実施の形態(第2の実施の形態)を説明する作用図であり、第1の実施の形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
まず、中子入りセパレータ41を一対の矯正板61,61で挟み、これらの矯正板61,61内に埋め込んだヒータ62…で加熱する。
【0039】
中子入りセパレータ41の中子31が溶融したら、セパレータ41の側面に取付けたエア供給管63からエアを噴出させ、セパレータ41内に吹込んで溶融した中子31を外部に排出させる。
【0040】
中子31が全てセパレータ41から排出したら、ヒータ62…への通電を止め、ボルト64…にねじ込んだナット65…を締め付けて、中子の取れたセパレータを所定荷重で所定時間加圧保持し、セパレータを矯正する。
【0041】
図9は本発明に係るアニール処理及び中子排出の更に別の実施の形態(第3の実施の形態)を説明する作用図であり、第1・第2の実施の形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
まず、中子入りセパレータ41を一対の矯正板71,71で挟み、これらの矯正板71,71に取付けた電極72…と電極73…との間に通電し、セパレータ41に直接に電流を流すことで中子入りセパレータ41の抵抗加熱(詳しくは、直接抵抗加熱である。)を実施する。
【0042】
中子入りセパレータ41の中子31が溶融したら、セパレータ41の側面に取付けたエア供給管63からエアを噴出させ、セパレータ41内に吹込んで溶融した中子41を外部に排出させる。
【0043】
中子31が全てセパレータ41から排出したら、電極72…,73…への通電を止め、ボルト64…にねじ込んだナット65…を締め付けて、中子の取れたセパレータを所定荷重で所定時間加圧保持し、セパレータを矯正する。
【0044】
図10(a),(b)は本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第4の実施の形態)を説明する第1作用図であり、第1〜第3の実施の形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
まず、(a)において、プリフォーム17に、中子のための溝(詳細は後述する。)を形成するための溝形成用凸部81,81を備えたプリフォーム成形上型82と、プリフォーム成形下型84とを準備し、プリフォーム成形下型84の載置面85にプリフォーム17を載せ、プリフォーム成形上型82を白抜き矢印のように下降させる。
【0045】
(b)において、プリフォーム成形上型82の溝形成用凸部81,81でプリフォームに中子用溝87,87を形成する。ここで、中子用溝87を形成したプリフォームをプリフォーム90とする。
【0046】
図11(a),(b)は本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第4の実施の形態)を説明する第2作用図である。
(a)において、セパレータ成形下型22の成形面23にプリフォーム90を載せ、このプリフォーム90に、セパレータの冷却水通路を形成するための水通路形成部材91を載せ、この水通路成形部材91に更にプリフォーム90を載せる。そして、セパレータ成形下型22の上方から、セパレータ成形上型28を下降させ、セパレータ成形下型22にセパレータ成形上型28を型合わせする。
【0047】
水通路形成部材91は、低融点金属で成形した保持部材としての金網93と、この金網93に一体成形した低融点金属からなる棒状の中子94,94とから構成したものであり、プリフォーム90に水通路成形部材91を載せるときに、中子94,94を、プリフォーム90の中子用溝87,87に収納する。
金網93は、次に説明するプリフォーム90,90のプレス成形時のなじみを良くし、プリフォーム90,90の一体化を促進するものである。
【0048】
(b)において、ヒータ21,27でセパレータ成形下型22、セパレータ上型28及びプリフォーム90,90を加熱しながら、プリフォーム90,90及び水通路形成部材91を一括してプレス成形し、両面にガス流路溝38,38を有する中子入りセパレータ95を造る。
【0049】
この後の中子入りセパレータ95のアニール処理及び中子排出については、第1の実施の形態〜第3の実施の形態と同様であり、説明は省略する。
また、金網93については、中子94と同様に溶融排出させる。
【0050】
図12(a),(b)は本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第5の実施の形態)を説明する第1作用図であり、第1〜第4の実施の形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
まず、(a)において、プリフォーム成形下型11の成形面12にプリフォーム101を載せ、このプリフォーム101に、セパレータの冷却水通路を形成するための低融点金属からなる中子としての水通路形成用棒材102…を載せ、この水通路形成用棒材102…の上に更にプリフォーム101を載せる。
【0051】
そして、プリフォーム成形下型11の上方から、プリフォーム成形上型15を白抜き矢印のように下降させ、プリフォーム成形下型11にプリフォーム成形上型15を型合わせする。
【0052】
(b)において、プリフォーム101,101((a)参照)及び水通路形成用棒材102…を一括してプレス成形して中子入りプリフォーム103を造る。
【0053】
図13(a),(b)は本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第5の実施の形態)を説明する第2作用図である。
(a)において、セパレータ成形下型22の成形面23に中子入りプリフォーム103を載せ、この中子入りプリフォーム103に、低融点金属からなる金網105を載せ、この金網105に更に中子入りプリフォーム103を載せる。そして、セパレータ成形下型22の上方から、セパレータ成形上型28を白抜き矢印のように下降させ、セパレータ成形下型22にセパレータ成形上型28を型合わせする。
【0054】
金網105は、次に説明する中子入りプリフォーム103,103のプレス成形時のなじみを良くし、中子入りプリフォーム103,103の一体化を促進するものである。
【0055】
(b)において、ヒータ21,27でセパレータ成形下型22、セパレータ上型28及び中子入りプリフォーム103,103((a)参照)を加熱しながら中子入りプリフォーム103,103及び金網105を一括してプレス成形し、両面にガス流路溝38,38を有する中子入りセパレータ107を造る。
【0056】
この後の中子入りセパレータ107のアニール処理及び中子排出については、第1の実施の形態〜第3の実施の形態と同様であり、説明は省略する。
また、金網105については、水通路形成用棒材102と同様に溶融排出させる。
【0057】
前記セパレータを構成する熱硬化性樹脂は、例えば、フェノール樹脂であり、それの硬化温度が190℃、アニール処理温度は170℃である。
中子は、210℃〜240℃の範囲で溶融する樹脂、ワックス、低融点金属などを適宜選択するが、低融点金属の場合は、融点が220℃のSn−Ag−Cu合金や融点が230℃のSnが好適である。
【0058】
尚、本発明の第1の実施の形態では、中子を誘導加熱で加熱するとともに遠心力で排出し、第2の実施の形態では、中子を間接的にヒータで加熱するとともに圧縮エアで排出したが、これに限らず、中子を誘導加熱で加熱するとともに圧縮エアで排出してもよいし、中子をヒータで加熱するとともに遠心力で排出してもよい。
【0059】
また、第3の実施の形態では、中子に通電して直接に加熱するとともに圧縮エアで排出したが、これに限らず、中子に通電して直接に加熱するとともに遠心力で排出してもよい。
【0060】
更に、第5の実施の形態では、プリフォーム内に中子となる水通路形成用棒材を埋め込んでこのプリフォーム2個を圧縮成形することでセパレータを成形したが、これに限らず、水通路形成用棒材を直接に2個のプリフォーム(例えば、図2(b)に示したプリフォーム17)間に介在させて一括して圧縮成形することでセパレータを成形してもよい。
【0061】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の燃料電池用セパレータの製造方法は、2個のプリフォーム間に冷却水通路を形成するための中子を介在させ、これらのプリフォーム、中子を一括して圧縮加熱することでセパレータを成形し、この後の加熱工程で中子を溶融させて排出することにより冷却水通路を形成するので、従来のように2枚のセパレータを合わせることがなくなってシールが不要になる。
従って、シール材の廃止に加えて、シール材の仕様を検討する工数を省くことができ、燃料電池の製造コストを低減することができる。
【0062】
また、2個のプリフォーム間に中子を介在させ、プリフォーム、中子を一括して圧縮加熱し、この後の加熱工程で中子を溶融させて排出するので、セパレータへの中子の埋め込み、中子の排出を容易に行うことができ、冷却水通路を容易に形成することができる。
更に、セパレータを合わせることがないため、電気的な接触抵抗が発生せず、燃料電池の出力低下を防止することができる。
【0063】
請求項2の燃料電池用セパレータの製造方法は、2個のプリフォーム間に中子と共に、この中子をキャビティ内に保持する保持部材を介在させたので、従来のように2枚のセパレータを合わせることがなくなってシールが不要になる。
従って、シール材の廃止に加えて、シール材の仕様を検討する工数を省くことができ、燃料電池の製造コストを低減することができる。
【0064】
また、2個のプリフォーム間に中子及び保持部材を介在させ、プリフォーム、中子及び保持部材を一括して圧縮加熱し、この後の加熱工程で中子を溶融させて排出するので、セパレータへの中子の埋め込み、中子の排出を容易に行うことができ、冷却水通路を容易に形成することができる。
更に、セパレータを合わせることがないため、電気的な接触抵抗が発生せず、燃料電池の出力低下を防止することができる。
【0065】
請求項3の燃料電池用セパレータの製造方法は、中子を低融点金属としたので、中子を容易に溶融することができ、溶融した後はセパレータ内から容易に排出することができ、セパレータの生産性を高めることができる。また、セパレータ内から排出した低融点金属は何度も中子として使用することができ、材料コストを抑えることができる。
【0066】
請求項4の燃料電池用セパレータの製造方法は、セパレータを成形した後の加熱工程を、アニール処理の工程としたので、中子の溶融のために特別に加熱工程を設けなくて済み、セパレータの製造工数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る燃料電池用セパレータの製造フロー図(第1の実施の形態)
【図2】 本発明に係るプリフォーム成形の要領を説明する作用図(第1の実施の形態)
【図3】 本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第1の実施の形態)を説明する第1作用図
【図4】 本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第1の実施の形態)を説明する第2作用図
【図5】 本発明に係る燃料電池用セパレータのアニール処理方法のフロー図(第1の実施の形態)
【図6】 本発明に係るアニール処理及び中子排出を説明する第1作用図(第1の実施の形態)
【図7】 本発明に係るアニール処理及び中子排出を説明する第2作用図(第1の実施の形態)
【図8】 本発明に係るアニール処理及び中子排出の別の実施の形態(第2の実施の形態)を説明する作用図
【図9】 本発明に係るアニール処理及び中子排出の更に別の実施の形態(第3の実施の形態)を説明する作用図
【図10】 本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第4の実施の形態)を説明する第1作用図
【図11】 本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第4の実施の形態)を説明する第2作用図
【図12】 本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第5の実施の形態)を説明する第1作用図
【図13】 本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法(第5の実施の形態)を説明する第2作用図
【符号の説明】
17,90…プリフォーム、31,94…中子、32,93…保持部材(保持板、金網)、54…冷却水通路。
Claims (4)
- カーボンと熱硬化性樹脂との混練物からプリフォームを成形し、このプリフォームを用いて隣接するセパレータ間に冷却水通路を形成する燃料電池用セパレータの製造方法において、2個の前記プリフォーム間に前記冷却水通路を形成するための中子を介在させ、これらのプリフォーム、中子を一括して圧縮加熱することでセパレータを成形し、この後の加熱工程で前記中子を溶融させて排出することにより前記冷却水通路を形成することを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法。
- 2個の前記プリフォーム間に前記中子と共に、この中子をキャビティ内に保持する保持部材を介在させたことを特徴とする請求項1記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
- 前記中子は低融点金属であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
- 前記セパレータを成形した後の加熱工程は、アニール処理の工程であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
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