JP4009316B2 - Pallet cleaning method and apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレットやこれに類似したトレイ・コンテナなどの矩形状等のワーク(以下、単にパレットという)を洗浄するとともに洗浄後に付着した液滴を遠心力の作用によって除去するパレットの洗浄システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、樹脂等からなるパレットを遠心脱水する場合には、コンベヤ上の搬送状態のまま、水平状態で遠心脱水するのが一般的であった。しかしながら、パレットのフォーク差込孔に面する部分など、パレットの内部には、強度を上げるために多数のリブが設けられており、それらのリブによって形成される多数の凹部に溜まった洗浄液は、遠心脱水してもなかなか除去できないのが実状であった。そこで、パレットの遠心脱水に関して、パレットを起立させた状態で回転させるものも開示されている(実開平6−52973号公報)。この場合には、凹部に残留する洗浄液を効率よく除去することができる。しかしながら、この従来技術の場合には、パレットを保持する際に回転中心がずれやすいため、そのまま回転させると、アンバランスによる危険も大きいという技術的な問題があった。このような事情から、パレットをしっかり保持する必要上、ホルダが複雑で大型化する傾向にあった。また、パレットの種類は非常に多く、サイズや矩形を構成する縦横比の異なるパレットを同じ装置で兼用することも難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、パレットの遠心脱水時における重心のずれを容易かつ的確に抑えることができ、しかもサイズや縦横比の異なるパレットに対する兼用が可能であるとともに、洗浄工程と液滴の除去工程とを含むパレットの洗浄システムとしての流れを改良したパレット洗浄技術を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1及び請求項2の発明では、パレットに洗浄液を吹付けて洗浄した後、そのパレットに付着した液滴を除去するパレット洗浄において、前記パレットに対して、その一辺が底部になるように起立した状態において洗浄を実施し、洗浄後、前記パレットを1つの角部が底部になるように傾斜させ、その傾斜状態においてパレットの対角線を回転軸にして遠心脱水を実施するという技術手段を採用した。これに伴い、請求項3の発明ではパレットを水平状態から一辺が底部になるように起立した状態に起す起立手段、請求項4の発明ではパレットを一辺が底部になるように起立した状態から1つの角部が底部になるように傾斜させる傾斜手段、請求項5の発明ではパレットを1つの角部が底部になるように傾斜した状態から一辺が底部になるように起立した状態に戻す傾斜戻し手段、請求項6の発明ではパレットを一辺が底部になるように起立した状態から水平状態に倒す転倒手段を備えた。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、正方形や長方形のパレットの洗浄に広く適用できる。一般的に、樹脂製のパレットの場合には、10〜30Kg程度の重量で、厚さが130mm〜150mm程度のものが使用されているが、これらの形態に限らず広く適用できる。また、フォークの挿入形態に関しても、2方差しのパレットと4方差しのパレットがあるが、両形態に適用できることはいうまでもない。前記洗浄液に関しても特段の限定はなく、水道水等の水だけを使用する形態や、洗剤を加えたものなど、適宜の液体の使用が可能である。適宜の液体に気体を混入した気液混合流の使用も可能である。さらに、汚れがひどい場合には、洗浄液を加熱したり粉粒体メディアを混入したものでもよい。また、洗剤による洗浄の後にすすぎ洗浄を加えた洗浄形態でもよい。なお、洗浄液の吹付けによる洗浄の前に、洗浄液槽にパレットを浸漬する浸漬洗浄を組込んでもよい。遠心脱水の後に熱風あるいは高圧エアの吹付けによる乾燥工程を組込んでもよい。遠心脱水の前あるいは後に衝撃や振動による水切り工程を組込んでもよい。因みに、遠心脱水に際してパレットの回転方向を正逆切替えることは非常に有効である。
【0006】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の実施例に関して説明する。図1は本発明に係る一実施例の要部に関するレイアウトを示した概略配置図である。パレット1はマガジン2に水平に複数積重ねた状態に収納され、排出コンベヤ3を介して一枚ずつ起立手段4に搬送される。起立手段4に搬送されたパレット1は、その一辺を底部として載置面が垂直になるように起され、搬入コンベヤ5上に起立状態で載置される。搬入コンベヤ5上に載置されたパレット1は起立状態のまま洗浄室6に搬送され、その洗浄室6の両側に移動可能に配設された洗浄手段としての洗浄ノズル7,8から洗浄液を表裏両面に吹付けることにより、パレット1に対する洗浄が実施される。また、パレット1の各側面も、洗浄ノズル7,8や図示しない別の洗浄ノズルを用いて洗浄される。なお、パレット1の洗浄室6への搬送は、そのサイズや形状いかんに関わらず、パレット1の最前部が基準位置に一致するように停止させ、前記基準位置を基準にして洗浄ノズル7,8を例えば前後に往復移動させながら上辺部から下降させることにより洗浄処理が実施される。さらに、パレット1を停止させずに、搬入コンベヤ5により搬送しながら洗浄ノズル7,8を上下に移動させて洗浄する形態も可能である。洗浄液としては、水道水や、洗剤を加えたもの、更には液体に気体を混入した気液混合流や、汚れがひどい場合には、洗浄液を加熱したり粉粒体メディアを混入したものなどの使用が可能である。また、洗剤による洗浄の後にすすぎ洗浄を加えた形態でもよい。洗浄後、洗浄済みのパレット1は起立状態のまま脱水室9に搬送される。脱水室9に搬送されたパレット1は、搬入コンベヤ5から持上げられる際に後述の傾斜手段により1つの角部を底部として傾斜され、その傾斜状態のまま遠心脱水手段10まで移送され、パレット1に付着した液滴が遠心脱水される。遠心脱水処理の終了したパレット1は、傾斜状態のまま搬出コンベヤ11まで搬送され、その傾斜状態を一辺を底部とする起立状態に戻して搬出コンベヤ11上に載置される。搬出コンベヤ11上に載置された脱水済みのパレット1は、起立状態のまま転倒手段12まで搬送され、その転倒手段12において水平状態に転倒された上、パレットストッカー13等を経由して積重ねた状態あるいは1枚ずつ搬出されることになる。なお、起立手段4と転倒手段12とは、その使用形態に関して、水平状態のパレット1を起立させるか、あるいは起立状態のパレット1を水平状態に倒すかで相違するが、反転機構としては同様の機構が使用される。
【0007】
次に、以上の各構成部分に関して説明する。先ず、前記起立手段4に関して説明する。図2は起立手段4の部分を示した正面図であり、図3はその平面図、図4は左側面図、図5は部分拡大図である。起立手段4は、パレット1の下面を支持する平行に離間した下部支持部材14,15と、該下部支持部材14,15と直交する方向に平行に離間した上部支持部材16,17を主要素として構成し、それらの下部支持部材14,15と上部支持部材16,17との間にマガジン2から1枚ずつ搬送されるパレット1を挿入して起立するように構成した。上部支持部材16,17は、連結部材18,19を介してパレット1を挿入し得る間隔をあけて下部支持部材14,15側に連結固定した。上部支持部材16,17の相互間は、連結部材20,21により連結した。また、上部支持部材17に係止板22を取付け、その係止板22の下端を図4に示したようにパレット1の挿入空間に張出すように設定して、パレット1の端面が係止するようにした。図3に示したように、下部支持部材14,15は、それぞれ支持板23,24を介して支軸25に回転可能に枢着した。また、下部支持部材14,15相互間は連結部材26により連結固定し、それらの下部支持部材14,15あるいは連結部材26の適宜部位に駆動用のシリンダ27,28を設置した。なお、図4中の29は連結部材18,19と上部支持部材16,17との間に設置した補強板である。
【0008】
図3に示したように、排出コンベヤ3は起立手段4の下方まで延設し、下部支持部材14,15の間に位置するように配設した。しかして、その排出コンベヤ3を介してマガジン2に収納されたパレット1が1枚ずつ起立手段4に搬送されると、パレット1は下部支持部材14,15と上部支持部材16,17との間に挿入され、その進行方向の端部が係止板22に係止して定位置に停止する。しかる後、図5の部分拡大図に示したように、シリンダ27,28を駆動して出力軸30を突出させると、連結ピン31を介して下部支持部材14,15が支軸25を中心に上方に回動する。これにより、下部支持部材14,15と上部支持部材16,17との間に挿入されたパレット1は、係止板22に係止した側の一辺を底部にして搬入コンベヤ5上に起立する。そして、搬入コンベヤ5上に起立状態に載置されたパレット1は、図4に示したように上部支持部材16,17の先端部に形成された間隙部32から抜出して、起立状態のまま前記洗浄室6に搬送され、その洗浄室6において両側に移動可能に配設された洗浄ノズル7,8から洗浄液が表裏両面に吹付けられて洗浄が実施される。しかる後、洗浄室6から起立状態のまま脱水室9に搬送されることになる。この搬送の際には、下部支持部材14,15と上部支持部材16,17はガイドとして機能し、パレット1の傾倒を防止する。また、上部支持部材16,17と下部支持部材14,15との間に形成されるパレット挿入間隔は、パレット1のサイズに対する兼用化が図られており、対象とする全てのパレットに対して起立が可能である。なお、洗浄室6の入口及び出口には必要に応じて洗浄液が外部へ飛散しないようにシール手段を施す。
【0009】
次に、脱水室9に搬送されたパレット1を搬入コンベヤ5から持上げる際に1つの角部を底部として傾斜させる傾斜手段、さらにパレット1を傾斜状態のまま遠心脱水手段10まで移送する第1移送機構、及び脱水後のパレット1を遠心脱水手段10から傾斜状態のまま搬出用の搬出コンベヤ11まで移送する第2移送機構に関して説明する。図6はパレット1の傾斜手段を示した正面図であり、図7はその部分拡大側面図である。図6に示したように、搬入コンベヤ5を構成するスプロケット34,35間に例えば2列に並設して掛渡したチェーンコンベヤ36の搬送面上の所定位置に、そのチェーンコンベヤ36によって搬送されるパレット1の前端部が係止する係止部37と、該係止部37に対して垂直方向に一体的に形成され、パレット1の下辺を支持する下辺支持部38とを備えた傾斜手段39を配設した。この傾斜手段39は、チェーンコンベヤ36の動作と干渉しないように支軸40によって回動可能に支持するとともに、その駆動アーム41の先端部を連結ピンを介して駆動用のシリンダ42の出力軸43と回転自在に連結した。しかして、チェーンコンベヤ36の搬送面上を搬送されるパレット1が傾斜手段39の部分に差掛かると、先ずその前端部が2点鎖線で示した係止部37に係止して停止する。しかる後、適宜のタイミングでシリンダ42を駆動して出力軸43を前進させ、傾斜手段39を支軸40を中心に回動することにより、パレット1を実線で示したように傾斜させることができる。この傾斜時にはパレット1に付着する洗浄液が滴下する。また、この傾斜手段39によりパレット1の1つの角部を支持することから、パレット1のサイズ等の形状変更による型替えは不要であり兼用化が図れる。なお、以上において、パレット1が係止部37に近づいた時点で適宜センサにより検出してチェーンコンベヤ36を減速するようにしてもよい。また、パレット1が係止部37に係止して停止する時点に合わせてチェーンコンベヤ36を停止するようにしてもよい。あるいは、傾斜機構39の回動後にチェーンコンベヤ36を停止するようにしてもよいし、次のパレット1の搬送のために常時駆動させたままの状態にしてもよい。図中、44はチェーンコンベヤ36の駆動モータ、45はシリンダ42を回動自在に支持した支持部である。
【0010】
図8は脱水室9内の内部機構を示した正面図、図9は脱水室9の中央からみた場合の内部機構を示した側面図である。本実施例では、図8に示したように、脱水室9の手前側の両側部に、前記傾斜手段39上に載置された傾斜状態にあるパレット1を持上げて傾斜状態のまま遠心脱水手段10まで移送する第1移送機構を構成する一対の移送機構46,47を設置した。また、図9に示したように、脱水室9の後方の両側部に、遠心脱水手段10による脱水処理が終了した傾斜状態にあるパレット1を持上げて傾斜状態のまま、搬出コンベヤ11側に設置されたパレット1を傾斜状態から水平状態に戻すための傾斜戻し手段まで移送する第2移送機構を構成する一対の移送機構48,49を設置した。なお、それらの第1移送機構を構成する移送機構46,47及び第2移送機構を構成する移送機構48,49は、それぞれ両側部に水平に設置した上下のレール50〜53により支持案内しながら移動するように構成した。また、図8に示したように、それぞれ一方の移送機構46ないし移送機構48の設置高さを、他方の移送機構47ないし移送機構49の設置高さより高く設定した。
【0011】
図10〜図12は第1移送機構を構成する一方の移送機構46を拡大して示したもので、それぞれ図10は正面図、図11は平面図、図12は側面図である。また、図13及び図14は移送機構46の他の動作状態を示した正面図である。図10に示したように、移送機構46は、前記レール50,51に対して摺動可能に嵌合する嵌合部材54,55を介してそれらのレール50,51に沿って水平方向に移動可能に構成した角パイプ状の取付部材56を備える。この取付部材56には、上下方向にレール57を設置し、該レール57に対して摺動可能に嵌合する嵌合部材58,59を介して昇降可能に昇降板60を設置した。この昇降板60は、取付部材56に設置したシリンダ61の出力軸62に連結部63を介して連結し、シリンダ61の駆動により昇降可能に構成した。昇降板60の外面には、図11に示したように軸受64を介してパレット1を支持するための支持アーム65を回動可能に取付けた。この支持アーム65は、同図に示したように軸受64に沿って水平に張出した張出し部66を介在させた後、直角に屈曲して水平に延びる回転アーム部67を形成し、更に図10に示したように上方に屈曲した構成からなり、その先端部には傾斜状態のパレット1の辺部を支持する支持部68を設けた。なお、張出し部66は、パレット1の持上げ時に、支持部68を搬入コンベヤ5に配設した傾斜手段39上に載置されたパレット1の下方まで張出すためのものである。支持部68はコ字状に形成され、傾斜したパレット1の辺部に当接する傾斜面69と、その傾斜面69の両側に図12に示したように支持片70,71を備える。この支持片70,71間の内幅は、パレット1の厚さより広く設定してあるので、それらの支持片70,71の間にパレット1を挿入するだけで支持が可能であり、他のパレットに対する兼用も可能である。なお、移送機構によるパレット1の辺部の支持に関しては、なるべく中心から離れた位置を支持することにより安定した移送が可能になる。また、傾斜面69を摩擦抵抗や付着力の低減可能な樹脂等によって被覆すれば、双方の移動機構46,47により持上げ時期をずらしながらパレット1を支持する際に、スムーズに支持状態に移行することができるとともに、パレット1を所定位置に載置して離れる際に、傾斜面69とパレット1の辺部との引離しがよりスムーズに行える。
【0012】
前記昇降板60の外面には、更に支軸72を介してくの字状の駆動アーム73を回動可能に取付け、その駆動アーム73の先端部を、昇降板60の外面に固着した取付板74に取付部材75を介して回動可能に設置したシリンダ76の出力軸77に連結ピン78を介して回転可能に連結した。さらに、駆動アーム73の中央部の屈曲部には、前記支持アーム65を構成する回転アーム部67の途中に連結ピン79を介して回転可能に取付けた連結部材80の他端部を連結ピン81を介して回転可能に連結した。なお、前記取付部材56の裏面に、サーボモータ82により回転駆動される送りネジ軸83に螺合する雌ネジ部材84を設置し、サーボモータ82により取付部材56を介して移送機構46の水平移動を行うように構成した。
【0013】
以上のように構成した移送機構46は、図10の状態から図13に示したように、シリンダ61を駆動して出力軸62を下方へ突出すると、連結部63を介して出力軸62に連結された昇降板60が、取付部材56に設置したレール57と嵌合部材58,59との嵌合に誘導されて下降し、パレット1に対する支持部68を下方へ移動する。その状態で、図14に示したように、今度はシリンダ76を駆動して出力軸77を引込めると、その出力軸77に連結ピン78を介して連結したくの字状の駆動アーム73が支軸72を中心に下方へ回動する。これに伴い、前記駆動アーム73の中央部の屈曲部に連結ピン81により連結された連結部材80を介して、支持アーム65を構成する回転アーム部67が軸受64を中心に下方へ回動し、前記支持部68を図示のように下方位置へ回動する。以上のように、シリンダ61を駆動することにより昇降板60を介して支持部68を上下することができる。また、シリンダ76を駆動することにより支持アーム65を介して支持部68を軸受64を中心に水平位置と下方位置との間を回動することができる。
【0014】
図15は第1移送機構を構成する他方の移送機構47を拡大して示した正面図であり、図16はその平面図である。図示のように、この他方の移送機構47は、殆どの部分を前記移送機構46と対称的に構成した。すなわち、この移送機構47の場合には、図8に示したように、パレット1の辺部を前記移送機構46に比べて低い位置で支持する関係から、レール52,53の設置位置が低い点と、パレット1を支持するための支持アーム85及びその先端部に設置した支持部86の形状が異なるだけである。その他の部分に関しては、前記移送機構46と対称的な構成を採用しており、各機能において基本的な差異はないことから、同じ符号を付して説明は省略する。なお、支持アーム85は、図16に示したように軸受64に沿って水平に張出した張出し部87を介在させた後、直角に屈曲して水平に延びる回転アーム部88を形成し、その回転アーム部88の先端部に直接的に傾斜状態のパレット1の辺部を支持する前記支持部86を設けた。支持部86は、傾斜したパレット1の他の辺部に当接する逆向きの傾斜面89を備え、その傾斜面89の両側には支持片90,91を備える。図15に示したように、取付部材56の裏面には、サーボモータ92により回転駆動される送りネジ軸93に螺合する雌ネジ部材94を設置し、サーボモータ92により移送機構47の水平移動を行うように構成した。
【0015】
しかして、第1移送機構を構成する移送機構46,47の水平方向の移動及び位置決めは、サーボモータ82,92の駆動制御を介して実行することになる。因みに、洗浄済みのパレット1を搬入コンベヤ5に配設した傾斜手段39上に搬入する際には、そのパレット1の搬入動作と干渉しない位置に移送機構46,47を退避させておく。パレット1が傾斜手段39上に載置され、前記シリンダ42により所定角に傾斜されることを見計らって、サーボモータ82,92により移送機構46,47を水平移動して、支持部68,86をパレット1の下方まで張出す。この場合には、移送機構46,47の双方のシリンダ61の出力軸62を突出させて昇降板60を下降位置にセットするとともに、必要に応じて移送機構46,47の双方あるいは一方のシリンダ76の出力軸77を引込めて、くの字状の駆動アーム73を支軸72を中心に下方へ回動し、更に連結部材80を介して支持アーム65,85を軸受64を中心に下方へ回動する。以上により、パレット1を支持する支持部68,86は、それぞれ下方位置にセットされた状態で傾斜手段39上に載置されたパレット1の下方に張出すことになる。
【0016】
次に、支持部68,86が傾斜手段39上に載置されたパレット1の下方に張出した状態において、シリンダ76の出力軸77を突出させ、双方の支持アーム65,85を軸受64を中心に上方へ回動して水平状態に戻すとともに、移送機構46,47の双方のシリンダ61の出力軸62を引込めて昇降板60を上昇させる。なお、それらのシリンダ76,61の駆動タイミングは、同時でも時間差を設けてもよい。以上のようにして支持部68,86が上昇されると、パレット1の下方の2辺部がそれぞれ支持片70,71間あるいは支持片90,91間に挿入されて傾斜面69,89に当接した上、傾斜状態を維持しながらパレット1を傾斜手段39から上方へ持上げる。しかる後、双方のサーボモータ82,92を駆動して、第1移送機構を構成する双方の移送機構46,47を水平移動させて、パレット1を傾斜状態のまま、後述の遠心脱水手段10の下方保持手段の上方まで移送する。そして、移送機構46,47の双方のシリンダ61の出力軸62を突出させて昇降板60を下降させ、パレット1を遠心脱水手段10の下方保持手段に傾斜状態のまま載置し、必要に応じて移送機構46,47の双方あるいは一方のシリンダ76の出力軸77を引込めて、駆動アーム73を支軸72を中心に下方へ回動し、更に連結部材80を介して支持アーム65,85を軸受64を中心に下方へ回動して支持部68,86を邪魔にならないように退避させるとともに、前記パレット1の上部を上方保持手段により支持する。しかる後、双方のサーボモータ82,92を駆動し、双方の移送機構46,47を水平移動して遠心脱水手段10による脱水動作と干渉しない位置に退避させ、次の動作まで待機させることになる。
【0017】
次に、脱水後のパレット1を遠心脱水手段10から傾斜状態のまま搬出コンベヤ11まで移送する第2移送機構に関して説明する。図17及び図18は第2移送機構を示したもので、図17はその第2移送機構を構成する一方の移送機構48を拡大して示した平面図であり、図18は他方の移送機構49を拡大して示した平面図である。これらの第2移送機構を構成する移送機構48,49は、図9に示したように、前記レール50〜53上を前記第1移送機構を構成する移送機構46,47とは反対の方向に水平移動して、前記傾斜手段39と同様の機構からなり、パレット1を傾斜状態で受取って起立状態に戻して搬出コンベヤ11上に載置する傾斜戻し手段95に脱水処理済みのパレット1を受渡すことになる。したがって、移送機構48,49におけるパレット1の支持部は、傾斜戻し手段95に脱水処理済みのパレット1を受渡す際に、前記第1移送機構を構成する移送機構46,47とは逆の方向に張出す必要がある。このため、図17及び図18に示したように、移送機構48,49の支持アーム96,97は、軸受98,99に沿って、前記移送機構46,47の場合とは逆の方向に水平に張出した張出し部100,101を介在させた後、直角に屈曲して水平に延びる回転アーム部102,103を形成し、更にそれらの先端部に傾斜状態のパレット1の辺部を支持する支持部104,105を設けた。なお、第2移送機構を構成する移送機構48,49は、以上の支持部104,105の張出す方向が異なる点と、第1移送機構を構成する移送機構46,47の場合には、パレット1が洗浄液に濡れた状態にあることから、パレット1の辺部との当接部が単なる傾斜面69,89であっても、支持部68,86をパレット1から引離す場合に容易に引離すことができるのに対して、第2移送機構の場合には、パレット1の表面から液分が除去されており、引離しが困難なことから、支持部104,105の場合のパレット1の辺部との当接部には、図示のようにローラ等を設置して引離し時に摩擦力がかからないように工夫する必要がある点で相違するものの、他の基本的な構成においては第1移送機構を構成する移送機構46,47の場合と異なるところはなく、同様の機能を有する。なお、図10中に示した106は、以上の第2移送機構を構成する一方の移送機構48を駆動するためのサーボモータであり、該サーボモータ106により回転駆動される送りネジ軸107及び雌ネジ部材108を介して移送機構48を水平移動するように構成した。また、図15中に示した109は、第2移送機構を構成する他方の移送機構49を駆動するためのサーボモータであり、該サーボモータ109により回転駆動される送りネジ軸110及び雌ネジ部材111を介して移送機構49を水平移動するように構成した。
【0018】
次に、前記遠心脱水手段10に関して説明する。図9に示したように、遠心脱水手段10は、脱水室9のほぼ中央部に配設した。図19はこの遠心脱水手段10の部分を示した正面図である。図示のように、遠心脱水手段10は、パレット1の対角線上の角部を支持する下方保持手段112と上方保持手段113を備え、それらの両保持手段112,113によりパレット1を傾斜状態で支持しながらパレット1の対角線を回転軸にして回転することにより遠心脱水処理を行う。図20は下方保持手段112を拡大して示した縦断面図であり、図21はそのA−A断面図である。図示のように、下方保持手段112は、ベアリング等の軸受114を介して機枠115側に対して回転可能に支持した回転軸116と、その回転軸116の上部に設置した2枚の側板117,118からなり、それらの側板117,118の間にパレット1の角部が挿入可能な収納空間119を形成した角部保持部120から構成した。回転軸116の下部にはギヤ等の駆動輪121を固着し、図19に示したように歯付きベルト122等を介してブレーキ付きモータ123により回転駆動するように構成した。因みに、遠心脱水に際して、回転軸116の回転方向を正逆切替えてパレット1の回転方向を切替えるようにすれば、脱水効果上、非常に有効である。
【0019】
図20及び図21に示したように、回転軸116の上部に該回転軸116と一体的に形成した端板124を介して略U字状の連結部材125を固着し、その連結部材125に対して両側の連結ピン126,127を介して角部保持部120を回転可能に連結するとともに、角部保持部120を貫通した支軸128,129に回転可能に枢着したロッド130,131に外嵌した状態に、角部保持部120と連結部材125側に取付けた支持板132との間にスプリング等の弾性部材133,134を配設することにより、角部保持部120を常に図21に示した水平状態に復帰するように付勢した。なお、本実施例では、以上のように角部保持部120を両側の連結ピン126,127を用いて前記略U字状の連結部材125に対して回動可能に連結することにより、それらの連結ピン126,127の間にパレット1の角部を挿入し得る空間を形成して、前記角部の頂点を角部保持部120の回転中心と一致できるように構成したが、図20において2点鎖線で示したように、1本の支軸を用いて、その支軸の中間部を半円状に切欠くことにより角部の頂点を角部保持部120の回転中心と一致できるように構成することも可能である。さらに、角部保持部120には、円筒ローラ135〜138を回転可能に外嵌した支軸139〜142を貫通設置してそれぞれナットにより固定した。因みに、パレット1が当接する円筒ローラ135,136の当接部を結んだ平面と円筒ローラ137,138の当接部を結んだ平面との交差部が、連結ピン126,127の中心に一致するように支軸139〜142を位置決めする。すなわち、円筒ローラ135〜138によりパレット1を支持した場合に、パレット1の角部の頂点が連結ピン126,127の中心と一致するように支軸139〜142を位置決めする。なお、角部保持部120の内方には、図20に示したように、パレット1の厚さの変化に対応するため、弾性を有する挟持手段としての押圧支持部材143を設け、厚さ方向にぐらつかないようにした。
【0020】
図22はパレット1の上方の角部を保持する上方保持手段113を拡大して示した縦断面図である。図示のように、上方保持手段113は、パレット1を誘導するためのガイド板144,145を設けた点と、回転軸146をパレット1の回転に応じて回転し得るように軸受147に支持した点以外は、前記下方保持手段112と同様の構成を採用していることから、同じ符号を付して説明は省略する。因みに、ガイド板144,145は、特に下方保持手段112上に載置されたサイズや縦横比の異なるパレット1の上方の角部を上方保持手段113内へ誘導して保持する際などに有効である。
【0021】
しかして、第1移送機構を構成する移送機構46,47により傾斜した状態で下方保持手段112の上方へ移送されたパレット1は、下方の角部を角部保持部120内に挿入して傾斜したまま載置される。この時点では、前記弾性部材133,134の弾性作用により角部保持部120はほぼ水平状態を維持する。しかる後、支持フレーム148あるいは回転軸116部分を適宜の方法で下降させ、上方保持手段113を下降させると、パレット1の上方部の角部がガイド板144,145により角部保持部120内へ誘導される。この場合、パレット1が正方形の場合には、ほぼそのままの傾斜状態で上方の角部が角部保持部120内へ誘導されるが、長方形の場合には、上下方向の対角線が下方保持手段112と上方保持手段113とを結ぶ回転中心に近づくように傾斜状態を徐々に変えて、上方の角部が角部保持部120内へ誘導されることになる。さらに、上方保持手段113を下降させると、パレット1の辺部と円筒ローラ135,136との当接により、下方保持手段112及び上方保持手段113の双方の角部保持部120が、弾性部材133,134の弾性力に打勝って、パレット1の辺部と円筒ローラ135,136とが密着できるように傾斜する。これにより、パレット1の対角線が回転軸116上にセットされ、振れの少ない安定した遠心脱水が可能になる。以上のように、本パレット洗浄装置の各構成部分において、装置の兼用化が可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、パレットを1つの角部が底部になるように傾斜させ、その傾斜状態においてパレットの対角線を回転軸にして遠心脱水を実施するようにしたので、遠心脱水時におけるパレットの重心のずれを容易かつ的確に抑えることができ、しかもサイズや縦横比の異なるパレットに対する兼用が可能であるとともに、パレットの一辺が底部になるように起立した状態において実施する洗浄工程と組合わせたので、洗浄工程を終了した濡れたパレットを載置面に沿って傾斜することにより簡便に次の液滴の除去工程に移行できることから、洗浄システムとしての洗浄工程と液滴の除去工程との連係が改良され、両作業工程間の流れが改善される結果、洗浄システムとしての作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施例の要部に関するレイアウトを示した概略配置図である。
【図2】 パレットの起立手段の部分を示した正面図である。
【図3】 同起立手段の部分を示した平面図である。
【図4】 同起立手段の部分を示した左側面図である。
【図5】 同起立手段を示した部分拡大図である。
【図6】 パレットの傾斜手段の部分を示した正面図である。
【図7】 同傾斜手段を示した部分拡大側面図である。
【図8】 脱水室内の内部機構を示した正面図である。
【図9】 脱水室の中央からみた内部機構を示した側面図である。
【図10】 第1移送機構を構成する一方の移送機構を拡大して示した正面図である。
【図11】 同平面図である。
【図12】 同側面図である。
【図13】 同移送機構の他の動作状態を示した正面図である。
【図14】 同移送機構のさらに他の動作状態を示した正面図である。
【図15】 第1移送機構を構成する他方の移送機構を拡大して示した正面図である。
【図16】 同平面図である。
【図17】 第2移送機構を構成する一方の移送機構を拡大して示した平面図である。
【図18】 第2移送機構を構成する他方の移送機構を拡大して示した平面図である。
【図19】 遠心脱水手段の部分を示した正面図である。
【図20】 パレットの下方保持手段を拡大して示した縦断面図である。
【図21】 図20のA−A断面図である。
【図22】 パレットの上方保持手段を拡大して示した縦断面図である。
【符号の説明】
1…パレット、2…マガジン、3…排出コンベヤ、4…起立手段、5…搬入コンベヤ、6…洗浄室、7,8…洗浄ノズル、9…脱水室、10…遠心脱水手段、11…搬出コンベヤ、12…転倒手段、14,15…下部支持部材、16,17…上部支持部材、22…係止板、25…支軸、27,28…シリンダ、37…係止部、38…下辺支持部、39…傾斜手段、46〜49…移送機構、112…下方保持手段、113…上方保持手段、116…回転軸、120…角部保持部、125…連結部材、126,127…連結ピン、130,131…ロッド、133,134…弾性部材、143…押圧支持部材、144,145…ガイド板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pallet cleaning system for cleaning a rectangular workpiece such as a pallet or a tray container similar to the pallet (hereinafter simply referred to as a pallet) and removing droplets adhering after the cleaning by the action of centrifugal force. .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when centrifugally dewatering a pallet made of resin or the like, it is common to perform centrifugal dewatering in a horizontal state while being conveyed on a conveyor. However, inside the pallet, such as the part facing the fork insertion hole of the pallet, a large number of ribs are provided to increase the strength, and the cleaning liquid accumulated in the numerous recesses formed by these ribs is In fact, it was difficult to remove even after centrifugal dehydration. Then, what is rotated about the centrifugal dehydration of a pallet in the state which stood the pallet up is disclosed (Japanese Utility Model Laid-Open No. 6-52973). In this case, the cleaning liquid remaining in the recess can be efficiently removed. However, in the case of this prior art, since the center of rotation tends to shift when holding the pallet, there is a technical problem that if it is rotated as it is, there is a great risk of unbalance. Under these circumstances, the holder tends to be complicated and large in size because it is necessary to hold the pallet firmly. In addition, there are many kinds of pallets, and it is difficult to use pallets with different sizes and rectangles having different aspect ratios in the same apparatus.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made to solve the above-described problems of the prior art, and can easily and accurately suppress the deviation of the center of gravity during centrifugal dehydration of the pallet, and also has a pallet having a different size and aspect ratio. It is an object of the present invention to provide a pallet cleaning technique that can be used in combination with the pallet cleaning system and has an improved flow as a pallet cleaning system including a cleaning step and a droplet removal step.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, in the inventions of
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention can be widely applied to cleaning of square or rectangular pallets. Generally, in the case of a resin pallet, a pallet having a weight of about 10 to 30 kg and a thickness of about 130 mm to 150 mm is used, but the present invention is not limited to these forms and can be widely applied. In addition, there are two-way pallet and four-way pallet for the fork insertion form, but it goes without saying that it can be applied to both forms. There is no particular limitation on the cleaning liquid, and it is possible to use an appropriate liquid such as a form using only water such as tap water or a detergent added. It is also possible to use a gas-liquid mixed flow in which gas is mixed in an appropriate liquid. Furthermore, when the dirt is severe, the cleaning liquid may be heated or mixed with granular media. Moreover, the washing | cleaning form which added the rinse washing | cleaning after the washing | cleaning by a detergent may be sufficient. In addition, before washing | cleaning by spraying of a washing | cleaning liquid, you may incorporate the immersion cleaning which immerses a pallet in a washing | cleaning-liquid tank. A drying step by blowing hot air or high-pressure air may be incorporated after centrifugal dehydration. A draining process by impact or vibration may be incorporated before or after centrifugal dehydration. Incidentally, it is very effective to switch the rotation direction of the pallet between forward and reverse during centrifugal dewatering.
[0006]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic layout diagram showing a layout related to the main part of one embodiment according to the present invention. A plurality of
[0007]
Next, each of the above components will be described. First, the
[0008]
As shown in FIG. 3, the
[0009]
Next, when the
[0010]
FIG. 8 is a front view showing the internal mechanism in the
[0011]
10 to 12 are enlarged views of one
[0012]
A
[0013]
As shown in FIG. 13, the
[0014]
FIG. 15 is an enlarged front view showing the
[0015]
Therefore, the horizontal movement and positioning of the
[0016]
Next, in a state where the
[0017]
Next, a second transfer mechanism for transferring the
[0018]
Next, the centrifugal dewatering means 10 will be described. As shown in FIG. 9, the centrifugal dewatering means 10 is disposed at the substantially central portion of the
[0019]
As shown in FIGS. 20 and 21, a substantially U-shaped connecting
[0020]
FIG. 22 is an enlarged longitudinal sectional view showing the upper holding means 113 for holding the upper corner of the
[0021]
Thus, the
[0022]
【The invention's effect】
In the present invention, the pallet is inclined so that one corner is at the bottom , and the centrifugal dehydration is performed with the diagonal line of the pallet as the rotation axis in the inclined state. Can be easily and accurately controlled, combined with a pallet with a different size and aspect ratio, and combined with a cleaning process that is performed with the side of the pallet standing up to the bottom. Since the wet pallet that has finished the process can be easily moved to the next droplet removal process by tilting along the mounting surface, the linkage between the cleaning process and the droplet removal process as a cleaning system has been improved. As a result of improving the flow between the two work steps, workability as a cleaning system can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic layout diagram showing a layout related to a main part of an embodiment according to the present invention.
FIG. 2 is a front view showing a part of a pallet standing means.
FIG. 3 is a plan view showing a portion of the standing means.
FIG. 4 is a left side view showing a part of the standing means.
FIG. 5 is a partially enlarged view showing the standing means.
FIG. 6 is a front view showing a part of the pallet tilting means.
FIG. 7 is a partially enlarged side view showing the tilting means.
FIG. 8 is a front view showing an internal mechanism in the dehydration chamber.
FIG. 9 is a side view showing the internal mechanism as seen from the center of the dehydration chamber.
FIG. 10 is an enlarged front view showing one transfer mechanism constituting the first transfer mechanism.
FIG. 11 is a plan view of the same.
FIG. 12 is a side view of the same.
FIG. 13 is a front view showing another operation state of the transfer mechanism.
FIG. 14 is a front view showing still another operation state of the transfer mechanism.
FIG. 15 is an enlarged front view showing the other transfer mechanism constituting the first transfer mechanism.
FIG. 16 is a plan view of the same.
FIG. 17 is an enlarged plan view showing one transfer mechanism constituting the second transfer mechanism.
FIG. 18 is an enlarged plan view showing the other transfer mechanism constituting the second transfer mechanism.
FIG. 19 is a front view showing a portion of centrifugal dewatering means.
FIG. 20 is an enlarged longitudinal sectional view showing the lower holding means of the pallet.
FIG. 21 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG.
FIG. 22 is an enlarged longitudinal sectional view showing the upper holding means of the pallet.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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