JP4098787B2 - カチオン染料可染性及び難燃性のポリエステル重合体及びその製造方法 - Google Patents
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Description
また、本発明は、このポリエステル重合体から製造されるポリエステル繊維に関する。
さらに詳しくは、本発明は、イソフタル酸(以下「TPA」という)を原料としてポリエチレンイソフタレート(以下「PET」という)固有の優れた物性を維持しながら、常圧でカチオン染料による優れた染色性を有し、紡糸時に紡糸性低下の原因となるパック圧上昇が通常のポリエステルと近似し、優れた難燃性を発揮するポリエステル重合体に関する。
さらに詳しくは、本発明は、繊維製造時にカチオン染料によって常圧で染色可能で、重合体中のパック圧上昇の原因となる未反応物などの異物の含量が極めて低く、パック圧上昇速度が速くないため工程作業性に優れ、難燃性の基準となる限界酸素指数(Limited Oxygen Index、以下「LOI」という)が26以上となるポリエステル重合体とその製造方法に関する。
また、PET繊維は、LOI20〜22水準で大気中で容易に燃焼するため熱安定性に問題があるため、ヨーロッパや米国など先進国を中心として難燃機能の要求が高まっており、難燃性を向上させようとする研究が活発に行われている。
1.染色性の改善
特許文献1では、エステル形成性スルフォン酸塩化合物を0.5〜5モル%共重合してカチオン染料可染性共重合ポリエステルを製造しているが、この方法は、イソフタル酸を用いるTPA重合法を採用している。ところが、TPA重合法は、イソフタル酸エステルによるエステル交換を用いるDMT重合法に比べて生産性、製造コストの面で不利であり、実際ポリエステル製造会社の大多数が使用する設備であるDMT重合設備で合成したとき、未反応物の含量が多くて紡糸作業性が低下するという問題点がある。
ポリエステル繊維に難燃性を与える方法としては、(1)繊維の表面に難燃剤処理を施す方法と、(2)紡糸時に難燃性物質を添加して紡糸する方法及び(3)重合時に難燃性物質を添加して共重合する方法がある。
しかしながら、(1)の方法は、製造コストの面では有利であるが、耐久性に問題があり、(2)の方法は、難燃性を発揮する物質(難燃剤)を混合紡糸する方法と、難燃剤を過量含む難燃マスタバッチ(master batch)をブレンディングして紡糸する方法に分けられるが、前者の場合は、紡糸性が低下し、原糸の物性も低下するという問題点があり、後者の場合は、難燃マスタバッチを所望の粘度や色相などの物性を持つように製造することが難しい。(3)の方法は、共重合による難燃性ポリエステルの製造方法であり、難燃性の耐久性の面で有利であり、通常のポリエステル製造工程と類似した製造工程を採用できるという利点がある。
ところが、この特許で用いられたイソフタル酸(以下「TPA」という)を原料とする場合、ジメチルフタレート(以下「DMT」という)重合法による重合体より製造コストが高い。また、この方法によって製造された重合体は紫外線などによって劣化するという問題点がある。
それ故に、本発明が提供しようとするカチオン染料可染性と難燃性を同時に有する繊維を製造するために、難燃性のポリエステル重合体とカチオン染料可染性のポリエステル重合体を紡糸時に物理的に混合するポリマーブレンドで製造する方法もあるが、この方法で製造されるポリエステル繊維は、前記2つのポリマーを単に混合することにより難燃剤のリンの含量が減って難燃性を保障し難く、カチオン染料可染性を与えるイオン性物質の含量も減ってカチオン染料に対する反応部位の減少でカチオン染料可染性が低下する上に、難燃剤とイオン性物質の正確な含量調節及び均一分散が難しくなって原糸物性の不均一をもたらすおそれがあるという問題点がある。
(但し、Mは、Na、Li及びKから選ばれるアルカリ金属である。)
(但し、Mは、Na、Li及びKから選ばれるアルカリ金属である。)
(但し、R1及びR2は、ヒドロキシエチル基であり、Pは原子価5のリン原子であり、nは1〜5の整数である。)
したがって、本発明に係る重合体は、通常のポリエステルとは異なり、カチオン染料によって染色可能であり、鮮明な色相を発現することができ、一般的な難燃性共重合ポリエステル繊維と混用して使用するとき、染色後にツートーン効果を発揮するなど難燃性と優れた染色性に起因して幅広い用途に使用できる。
1.難燃性の向上
本発明者は、難燃性を改良するために、下記化学式1で表わされるリン系難燃剤を用いることによって難燃性共重合ポリエステルを開発した。
すなわち、環境への負荷を考慮してハロゲン系難燃剤ではなくリン系難燃剤を使用した。また、永久的で且つ作業性に優れた難燃糸を製造するためにはポリエステルとの共重合が可能でなければならないので、2官能(bifunctional)の難燃剤を選択し、リン系化合物の中で、とりわけ下記化学式1で表わされる難燃剤が最も適することがわかった。
(化学式1)
ところが、マンガン化合物を重合時に直接添加するときに凝集が生じてポリマー中の異物形成が多く、これにより紡糸時にパック圧上昇などの問題が発生した。
また、マンガン化合物は、ポリエステルの重合時に原料のエチレングリコールに溶解されないため、配合上の問題も発生した。
したがって、本発明者らは、マンガン化合物を重合系中で生成させる方法を選択し、マンガン塩とリン系化合物を別途に添加する方法で解決し、本発明に至った。
前記特許文献1では、エステル形成能のあるスルフォン酸塩化合物を0.5〜5モル%共重合して共重合ポリエステルを製造し、これを繊維化しているが、本発明者らがこの重合条件をTPA重合法に適用した結果、TPAと前記特許文献1で使用された共重合モノマーを用いる場合、未反応物による急激なパック圧上昇で紡糸時に紡糸作業性が低下することが明らかになった。
(化学式2)
(化学式3)
上記DMSを原料としてDESを製造するときに用いられる触媒は、エステル交換反応の触媒として多く用いられる大抵の金属塩を使用することができる。例えば、周期律表上のアルカリ金属、アルカリ土金属、そしてその他のチタニウム、バナジウム、クロム、コバルト、アルミニウム、亜鉛、ゲルマニウム又はジルコニウムなどの水酸化物とこれらの酢酸塩、アルコキシドなどを使用することができる。
したがって、本発明者らは、下記化学式1の難燃剤と下記化学式3のイオン性物質を異なる添加工程、すなわちスラリー調製槽、エステル化反応槽、重縮合反応槽の中から異なる2つの反応槽を選択して添加することにより、反応器への負荷を減らして生産性を高めることができることを見出した。
(化学式1)
(化学式3)
この際、製造された重合体の品質を考慮するとき、上記化学式3のイオン性物質はスラリー調製槽又はエステル化反応槽に添加し、上記化学式1の難燃剤はエステル化反応させる重縮合反応槽に添加することがより好ましい。
(化学式2)
(化学式1)
(化学式2)
(化学式3)
(化学式3)
1.未反応DMS含量:製造された重合体をソックスレー抽出器を用いてメタノールで12時間抽出し、これを液体クロマトグラフィにより、未反応のDMSと一方にのみエステルが反応したDMS(以下、「m-DMS」という)を定量分析した。
2.IV:フェノールと1,1,2,2-テトラクロロエタンが60/40の重量比で混合されている溶液に重合体を溶解させ、30℃の恒温槽でウベローデ型粘度計を用いて測定した。
3.DEG含量:製造された共重合体をモノエタノールアミンで加水分解した後、ガスクロマトグラフィ(Gas Chromatography)で分析した。
4.末端カルボン酸(Carboxylic End group、以下「CEG」という):製造された重合体をベンジルアルコール(Benzyl alcohol)に溶かした後、水酸化カリウム溶液により中和滴定で定量した。
5.溶融温度:Perkin Elmer社の示差走査熱量計DSC7を用いて10℃/分の昇温速度で溶融範囲内のピークにより分析した。
6.パック圧の上昇:紡糸機のパックに刺されている圧力計の記録を見ながら、パック圧が初期より100Kgf上昇する時間を記録した。
7.染色性:製造された原糸を丸編してDyestarのGolden Yellow GL染料を用いて100℃で染色し、肉眼によって判断した。
8.紫外線安定性:ポリマーをホットプレスを用いてフィルム状に形成し、紫外線ランプで20時間照射した後、極限粘度を測定して極限粘度保持率で評価した。
9.加水分解安定性:紡糸された原糸を用いて130℃、加圧下で3時間処理した後、強度保持率で評価した。
10.難燃性:製造された原糸を用いて編物に製造して精練、減量、染色した後、極限酸素指数(LOI、KS M 3032、B-1)値と衣料用繊維の防炎性評価方法としての45°傾斜法(KS K 0580)で評価した。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
メタノール還流流出装置付き反応器で、MがNaであるDMSをエチレングリコール(EG)に60%溶液となるように溶かした後、エステル交換反応触媒として水酸化ナトリウム(NaOH)をDMSに対し5重量%添加して反応を行った。流出されるメタノールが理論値の99%を超えたとき、加熱を中止した後冷却させてDESを製造した。
製造されたDESを用いてDES/(TPA+DES)のモル%が1.5となるようにしてスラリーを調剤し、この際、全酸成分(TPA+DES)に対する二価アルコールであるEGのモル比は1.15とした。
スラリーのような組成を有するベースオリゴマーを直接エステル化反応槽で255℃に維持しながら撹拌し、反応器の内温を255℃に維持しながらスラリーを添加し、スラリー添加完了後に30分間撹拌して内部エステル化反応率95%水準で重縮合反応槽に移し、化学式1でR1、R2がヒドロキシエチル(CH2CH2OH)基、n=1である難燃剤を、難燃剤中のリン原子を基準として6100ppmとなるように添加し、マンガン塩としては酢酸マンガンをマンガン原子を基準として11ppm、リン酸系化合物としてはリン酸をリン原子を基準として15ppm、触媒としてはEGに2重量%溶解されている三酸化アンチモンを基準として重合体に対し350ppm添加した後、高真空を開始して200分後に真空破壊し、重合体を排出してIV0.61dl/gのチップを得た。
製造された重合体から、通常の溶融紡糸装置を用いて紡糸温度288℃で、88℃に維持される第1ゴデットローラの速度を1,350m/分、130℃に維持される第2ゴデットローラの速度を4,000m/分にして75d/36fの繊維を製造した後、丸編し、DysterのGolden Yellow GL染料で染色して染色性を評価した。
製造された重合体及び原糸の物性を表1に示した。
メタノール還流流出装置付き反応器で、MがNaであるDMSをEGに60%溶液となるように溶かした後、エステル交換反応触媒として水酸化ナトリウム(NaOH)をDMSに対し5重量%添加して反応を行った。流出されるメタノールが理論値の99%を超えたとき、加熱を中止した後、冷却させてDESを製造した。
製造されたDESを用いてDES/(TPA+DES)のモル%が1.2となるようにしてスラリーを調剤した。この際、全酸成分(TPA+DES)に対する二価アルコールであるEGのモル比は1.15とした。
スラリーのような組成を有するベースオリゴマーを直接エステル化反応槽で255℃に維持しながら撹拌し、反応器の内温を255℃に維持しながらスラリーを添加し、スラリー添加完了後に30分間撹拌して内部エステル化反応率95%水準で重縮合反応槽に移し、化学式1でR1、R2がヒドロキシエチル(CH2CH2OH)基、n=1である難燃剤を、難燃剤中のリン原子を基準として6500ppmとなるように添加し、マンガン塩としては酢酸マンガンをマンガン原子を基準として55ppm、リン酸系化合物としてはリン酸をリン原子を基準として50ppm、触媒としてはEGに2重量%溶けている三酸化アンチモンを基準として重合体に対し350ppm添加した後、高真空を開始して200分後に真空破壊し、重合体を排出してIV0.63dl/gのチップを得た。
製造された重合体から、通常の溶融紡糸設備を用いて紡糸温度288℃で、88℃に維持される第1ゴデットローラの速度を1,350m/分、130℃に維持される第2ゴデットローラの速度を4,000m/分にして75d/36fの繊維を製造した後、丸編し、DysterのGolden Yellow GL染料で染色して染色性を評価した。
製造された重合体及び原糸の物性を表1に示した。
EG/TPAのモル比が1.15であるスラリーを調剤した。
DES/(TPA+DES)のモル%が1.5を維持し、撹拌されているDE反応槽を255℃に維持させてスラリーを添加した後、DESを添加して30分間撹拌し続けた。反応物の組成であるDES/(TPA+DES)のモル%が1.5となるようにスラリーとDESを計量して添加した後、30分間反応を行った結果、反応率が95.2%に至った。
重縮合反応槽に移して化学式1においてR1、R2がヒドロキシエチル(CH2CH2OH)基、n=1である難燃剤を、難燃剤中のリン原子を基準として6100ppmとなるように添加し、マンガン塩としては酢酸マンガンをマンガン原子を基準として55ppm、リン酸系化合物としてはリン酸をリン原子を基準として50ppm、触媒としてはEGに2重量%溶解されている三酸化アンチモンを基準として重合体に対し350ppm添加した後、高真空を開始して200分後に真空破壊し、重合体を排出してIV0.62dl/gのチップを得た。
実施例1と同一に実験を行って製造された重合体及び原糸の物性を表1に示した。
二酸化チタンを重合体に対し0.3重量%添加したことを除いては、実施例1と同様に行い、その結果を表1に示した。
実施例1で製造された重合体を用いて第1ゴデットローラと第2ゴデットローラを加熱せず、それぞれの速度を3280m/分、3300m/分にして紡糸し、延伸比1.67、加熱温度を160℃にしてベルト型仮撚機で仮撚して75d/36fの原糸を製造した。製造された重合体及び原糸の物性を表1に示した。
マンガン塩とリン酸を添加していないことを除いては実施例1と同一に行った。
難燃剤(化学式1)を添加していないことを除いては実施例1と同一の方法で行い、その結果を表1に示した。
DMSやDESなどの金属スルホネート基含有イソフタル酸を添加していないことを除いては実施例1と同一の方法で行い、その物性結果を表1に示した。
DESの代わりにDMSを添加したことを除いては実施例1と同様に行い、その物性結果を表1に示した。
DESの含量を重合体内の(TPA+難燃剤+DES)からなる酸成分に対し6モル%、難燃剤を難燃剤中のリン原子を基準として51,000ppmとなるように重合したことを除いては、実施例1と同一に行った。PC反応槽で400分間反応させた後排出したが、収得された重合体のIVが0.36dl/gに過ぎないため、原糸製造への利用が不可能であった。
リン含量10,000ppm、IV0.65の難燃PETチップとDESを1.2モル%含有するIV0.55のカチオン染料可染性PETチップを50:50の重量比でブレンディングして、通常の溶融紡糸設備を用いて紡糸温度288℃で、88℃に維持される第1ゴデットローラの速度を1,350m/分、130℃に維持される第2ゴデットローラの速度を4,000m/分にして75d/36fの繊維を製造した後、丸編し、DysterのGolden Yellow GL染料で染色して染色性を評価した。
紡糸段階で不均一混合によるblow-outが頻発に発生して工程作業性が良くなく、丸編して染色した結果、淡色で染色されながら染め筋が発生した。
実施例1と同一に製造されたDESと実施例1で使用された難燃剤とをスラリー製造時に同時に添加してDES/(TPA+DES+難燃剤)のモル%が1.5となるようにし、EG/(TPA+DES+難燃剤)のモル比が1.2となるようにしてスラリーを調剤した。難燃剤はリン原子を基準として重合体に対し6,000ppmとなるように調剤した。
その結果、スラリーの粘度があまりに高くなってスラリーの供給が不可能になり、重合工程進行が不可能であった。
スラリーの粘度を低めるために、実施例1と同一の難燃剤とDESとをDE反応槽に同時に添加した。DESと難燃剤の含量は、重合体内の含量を比較例7と同一となるように添加した。過量のEGの蒸気によって還流塔に負荷がかかって(還流塔内の蒸気圧の増加)生成水の除去が円滑でなく、DE反応が遅延してエステル化反応率が低くなることにより、重縮合反応が行われないため重合体の正常的な製造が不可能であった。
難燃剤をスラリーに添加し、DESを重縮合反応槽に添加したことを除いては、DESと難燃剤の含量を実施例1と同一にして実施例1と同一の方法で行った。重合体内のDEG含量が一番目のバッチで2.1重量%、二番目のバッチで2.8重量%、三番目のバッチで3.9%のように持続的に増加して生成されるDEGの量を制御することができなかったため、製造された重合体の品質が良くなく且つ均一でなくて使用が不可能であった。
化学式1でR1、R2がH(水素原子)である難燃剤を使用し、実施例1と同一の方法で重合を行った。
TPA重合法によるセミバッチ重合法で重合するとき、重合体内のDEG含量が一番目のバッチで2.3重量%、二番目のバッチで3.2重量%、三番目のバッチで4.7重量%のように持続的に増加して生成されるDEGの量を制御することができなかったため、製造された重合体の品質が良くなく且つ均一でなくて使用が不可能であった。
(化学式1)
Claims (3)
- 下記化学式3の金属スルフォン酸塩含有ビスヒドロキシエチルイソフタレートをポリエステル重合時に二塩基酸成分の0.01〜5モル%添加して重合体組成物を調製し、次に下記化学式1のリン系難燃剤をリン原子を基準として上記組成物に対して500〜40,000ppmとなるように配合して共重合させることによるポリエステル重合体の製造法であって、下記化学式3の化合物は、下記化学式2の金属スルホネート基含有ジメチルイソフタレートとエチレングリコールとを反応率95%以上になるまで反応させたものを使用することを特徴とするカチオン染料可染性及び難燃性ポリエステル重合体の製造方法。
(但し、R1及びR2は、ヒドロキシエチル基であり、Pは原子価5のリン原子であり、nは1〜5の整数である。)
(但し、Mは、Na、Li及びKから選ばれるアルカリ金属である。)
(但し、Mは、Na、Li及びKから選ばれるアルカリ金属である。) - 重合時に二酸化チタンを5重量%以下用いることを特徴とする請求項1記載のカチオン染料可染性及び難燃性ポリエステル重合体の製造方法。
- UV安定剤としてマンガン塩をマンガン原子を基準として重合体に対し0.1〜500ppm、リン酸をリン原子を基準として重合体に対し0.1〜500ppm用いて重合系中でリン酸マンガンを生成させることを特徴とする請求項1記載のカチオン染料可染性及び難燃性ポリエステル重合体の製造方法。
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