JP4095607B2 - Vibration control device - Google Patents
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Description
本発明は建物等に組み込まれる制振装置に関する。 The present invention relates to a vibration damping device incorporated in a building or the like.
従来、建物の制振装置の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の制振装置は、柱と梁に囲まれた架構の内部空間に取付用ガセット等を介して設置されるブレースの途中に、ダンパ(制振部材)を介在させて、このダンパによって、地震等の際の振動エネルギーを吸収するものであり、ブレース型制振装置と称されている。
しかし、上記の制振装置では、地震などによる建物の変形が小さい場合には制振部材(エネルギー吸収材料)に伝えられる変形も小さいため、制振部材のエネルギー吸収量が小さく、建物の振動を減衰する減衰力も小さくなり、制振構造があまり有効に働かない。そのため、制振部材の配置箇所を多くしなければならなかった。 However, in the above vibration damping device, when the deformation of the building due to an earthquake or the like is small, the deformation transmitted to the vibration damping member (energy absorbing material) is also small, so the energy absorption amount of the vibration damping member is small and the vibration of the building is reduced. The damping force that attenuates also becomes smaller, and the damping structure does not work very effectively. For this reason, it has been necessary to increase the number of locations of the damping members.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、地震などによる建物の変形が小さい場合にも大きなエネルギー吸収を可能とし、大きな減衰力を発揮できる制振装置を提供することを課題としている。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a vibration damping device that can absorb a large amount of energy even when the deformation of a building due to an earthquake or the like is small and can exhibit a large damping force.
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図6に示すように、フレーム2に一対の支持部3,3が対向して設けられ、この一対の支持部3,3によって振り子部材4が支持されており、この振り子部材4は、震動によって一対の支持部3,3が変位した場合に、該一対の支持3,3間の略中央部を中心として振れるように構成され、この振り子部材4の端部と前記フレーム2との間に制振部材(例えば制振ゴム16)が設けられており、
前記振り子部材4の長手方向中央部が前記一対の支持部3,3の長手方向中央部によって支持されており、
前記振り子部材4の中央部には、一対の孔が形成されており、これら一対の孔の一方には、前記一方の支持部3の中央部に設けられた軸10が挿入されており、前記一対の孔の他方には、前記他方の支持部3の中央部に設けられた10軸が挿入されることによって、前記一対の支持部3,3によって振り子部材が支持されており、
前記一対の孔のうち、少なくとも一方の孔は長孔4aとなっており、
前記振り子部材4は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されており、前記支持部材3,3は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されていることを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, the invention described in
The longitudinal center part of the
A pair of holes are formed in the central portion of the
Of the pair of holes, at least one hole is a
The
ここで、前記フレーム2は例えば矩形枠状に形成され、建物の壁、床、対向する柱、対向する梁等に取り付けられる。フレーム2を取り付ける壁は、通常の壁の他、腰壁や垂れ壁でもよい。建物としては、在来の木材や鉄骨の軸組みによるもの、パネル工法やツーバイフォー工法によるもの、直方体状のユニットを組み立ててなるユニット工法によるもの等が挙げられる。ユニットは木材を直方体状に組み立てるものでもよく、鉄骨を直方体状に組み立てるものであってもよい。
建物が在来の軸組みによって構築される場合、フレーム2は対向する柱や壁、梁等に取り付けることができる。柱間には壁材を設けることによって振り子部材を覆い隠すことができる。また、建物が鋼製の柱や梁によって構築される場合でも、フレーム2を取り付けることができる。さらに、建物がパネル工法によって構築される場合、壁パネル内にフレームを取り付ければよい。また、壁パネルのほかにも、床パネルや屋根パネルにフレーム2を取り付けてもよい。なお、パネル工法は、壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組立てることによって建物を構築する工法である。また、建物がツーバイフォー工法によって構築される場合、壁内にある骨組みを構成する木材にフレームを取り付けてもよい。
なお、上記のような制振装置1は、新築の建物に組み込んでもよいし、既設の建物にリフォームとして組み込んでもよい。
Here, the frame 2 is formed in a rectangular frame shape, for example, and is attached to a building wall, a floor, an opposing column, an opposing beam, or the like. The wall to which the frame 2 is attached may be a normal wall, a waist wall or a hanging wall. Examples of the building include a conventional wooden or steel frame, a panel or two-by-four method, and a unit method in which rectangular parallelepiped units are assembled. The unit may be an assembly of wood in a rectangular parallelepiped shape, or an assembly of steel frames in a rectangular parallelepiped shape.
When the building is constructed with a conventional frame, the frame 2 can be attached to opposing columns, walls, beams, and the like. By providing a wall material between the columns, the pendulum member can be covered. Moreover, even when a building is constructed with steel columns and beams, the frame 2 can be attached. Furthermore, when a building is constructed by a panel method, a frame may be attached in the wall panel. Moreover, you may attach the flame | frame 2 to a floor panel or a roof panel besides a wall panel. Note that the panel construction method is a construction method in which a building is constructed by building components such as walls, floors, and roofs in advance at a factory and assembling these panels at a construction site. Moreover, when a building is constructed by a two-by-four method, a frame may be attached to the wood constituting the framework in the wall.
Note that the
請求項1に記載の発明によれば、建物の小さな変形から制振機能を有効に働かせるために、てこ機構を用いて建物の変形を増幅して制振部材に伝達している。
すなわち、建物に地震等の震動によって変形が生じると、一対の支持部3,3がフレーム2を介して変位する。一対の支持部3,3が変位することによって、振り子部材4が一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振り子のように振れ、この振り子部材4の端部は振れが増幅され、これによって、前記一対の支持部3,3の変位が増幅される。したがって、振り子部材4の端部とフレーム2との間に設けられている制振部材(制振ゴム16)の変形を増幅できるので、建物の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。
また、制振部材16の変形速度も建物の変形速度より増幅することができるため、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する制振部材(例えば粘弾性材料など)を用いる場合には、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
According to the first aspect of the present invention, in order to effectively use the vibration damping function from a small deformation of the building, the deformation of the building is amplified and transmitted to the vibration damping member using the lever mechanism.
That is, when the building is deformed by a vibration such as an earthquake, the pair of
Further, since the deformation speed of the
また、前記振り子部材4の長手方向中央部が前記一対の支持部3,3の長手方向中央部によって支持されているので、振り子部材4と支持3,3とにはその長手方向中央部に荷重が集中するが、振り子部材4は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されており、支持部材3,3は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されているので、それらの部分に荷重が集中しても十分耐え得るものとなるとともに、端部側は中央部より幅狭であるので、その分、振り子部材4と支持部3,3の材料軽減を図ることができる。
さらに、振り子部材4の中央部に形成された一対の孔にそれぞれ挿入された軸10,10によって該振り子部材4を支持しており、これら軸10,10は一対の支持部3,3のそれぞれに設けられているので、振り子部材4を一対の支持部3,3によって該一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成することができるとともに、振り子部材4の振れがスムーズなものとなる。
また、一対の支持部3,3が変位することによって、振り子部材4が一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振り子のように振れる際に、一対の支持部3,3にそれぞれ設けられている軸10,10間の距離が若干が増減するが、これら軸10,10が挿入されている一対の孔のうち、少なくとも一方の孔は長孔4aとなっているので、この長孔4aによって前記軸10,10間の距離の増減を吸収して、振り子部材をスムーズに振れさすことができる。
In addition, since the central part in the longitudinal direction of the
Further, the
Further, when the pair of
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の制振装置において、
前記振り子部材4は、略菱形状に形成され、かつ、長手方向を上下に向けて配置されており、前記一対の支持部3,3はそれぞれ略二等辺三角形状に形成され、かつ、それぞれの頂部を前記振り子部材4の中央部において対向させて設けられており、
前記一対の支持部3,3の頂部に、前記振り子部材4の中央部2箇所がそれぞれ支持されていることを特徴とする。
The invention according to claim 2 is the vibration damping device according to
The
Two central portions of the
請求項2に記載の発明によれば、振り子部材4が略菱形状に形成されており、その中央部を境として対称的となるので、振り子部材4が、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れる際のバランスがよくなる。
また、略二等辺三角形状に形成された一対の支持部3,3の頂部が振り子部材4の中央部において対向させて設けられているので、該頂部によって、振り子部材4の中央部を確実に支持できる。
さらに、一対の支持部3,3の頂部に、振り子部材4の中央部2箇所がそれぞれ支持されているので、この振り子部材4を、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成することができる。
According to the second aspect of the present invention, the
Further, since the top portions of the pair of
Further, since the two central portions of the
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の制振装置において、
前記各支持部3は略二等辺三角形状の板材で形成された一対の支持板3a,3aによって構成されており、
前記振り子部材4の中央部の左半分は一方の支持部3の一対の支持板3a,3a間に挟まれており、右半分は他方の支持部3の一対の支持板3a,3a間に挟まれていることを特徴とする。
The invention according to
Each of the
The left half of the central portion of the
請求項3に記載の発明によれば、前記振り子部材4の中央部の右半分は一方の支持部3の一対の支持板3a,3a間に挟まれており、左半分は他方の支持部3の一対の支持板3a,3a間に挟まれているので、振り子部材4が、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れる際に、該振り子部材4の中央部を一対の支持板3a,3aによって振れ方向に案内することができる。よって、振り子部材4の振れをスムーズにすることができる。
According to the invention described in
本発明によれば、建物に地震等の震動によって変形が生じると、フレームを介して一対の支持部が変位する。一対の支持部が変位することによって、振り子部材が一対の支持部間の略中央部を中心として振り子のように振れ、この振り子部材の端部は振れが増幅され、これによって、前記一対の支持部の変位が増幅される。したがって、振り子部材の端部とフレームとの間に設けられている制振部材の変形を増幅できるので、建物の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。
また、制振部材の変形速度も建物躯体の変形速度より増幅することができるため、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する制振部材(例えば粘弾性材料など)を用いる場合には、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
According to the present invention, when the building is deformed by a vibration such as an earthquake, the pair of support portions are displaced via the frame. By the displacement of the pair of support portions, the pendulum member swings like a pendulum around the substantially central portion between the pair of support portions, and the end of the pendulum member amplifies the swing, thereby the pair of support portions. The displacement of the part is amplified. Therefore, since the deformation of the vibration damping member provided between the end of the pendulum member and the frame can be amplified, the vibration damping function can be effectively used from the small deformation of the building.
In addition, since the deformation speed of the vibration damping member can be amplified more than the deformation speed of the building frame, it is more efficient when using a vibration damping member (such as a viscoelastic material) whose energy absorption performance is proportional to the deformation speed. Can absorb energy and exert a great damping force.
また、振り子部材と支持部とにはその長手方向中央部に荷重が集中するが、振り子部材は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されており、支持部材は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されているので、それらの部分に荷重が集中しても十分耐え得るものとなるとともに、端部側は中央部より幅狭であるので、その分、振り子部材と支持部の材料軽減を図ることができる。 Further, the load concentrates on the pendulum member and the support part at the center in the longitudinal direction, but the pendulum member is formed so that the center part in the longitudinal direction is wider than the end side, and the support member is in the longitudinal direction. Since the central part is formed wider than the end part side, it can withstand even if the load concentrates on those parts, and the end part side is narrower than the central part. Material reduction of a member and a support part can be aimed at.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る制振装置1の一例を示す正面図である。この制振装置1はフレーム2と、このフレーム2に対向して設けられた一対の支持部3,3と、この支持部3,3によって支持された振り子部材4と、前記フレーム1に取り付けられた制振ボックス5とを備えている。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view showing an example of a
前記フレーム2は、左右一対の縦フレーム6,6と、上下一対の横フレーム7,7とを矩形枠状に組み立てることによって形成されている。
一対の縦フレーム6,6は平行離間して配置されており、それぞれ帯板状の取付板6aと、この取付板6aに直角に立設された帯板状の立設板6bとから構成され、断面T字状に形成されている。
取付板6aは壁(例えば壁パネル)に形成された矩形状の開口部の内周面に取り付けられるものであり、その外側を向く面は前記開口部の内周面に当接固定される固定面6cとされている。また、取付板6aには、図示しないビス孔が上下に所定で2列形成されている。そして、取付板6aは、その固定面6cを開口部の内周面に当接固定したうえで、ビス孔にビスを通して開口部の内周面にねじ込むことによって、該内周面に取り付けられるようになっている。
また、立設板6bには、上下に所定間隔で孔が複数形成されている。これら孔は、立設板6bに支持部3をボルト6dによって取り付ける際に使用される孔である。
The frame 2 is formed by assembling a pair of left and right
The pair of
The mounting
The standing
また、一対の横フレーム7,7は平行離間して配置されており、それぞれ帯板状の取付板7aを有している。取付板7aは壁(例えば壁パネル)に形成された矩形状の開口部の内周面取り付けられるものであり、その外側を向く面は前記開口部の内周面に当接固定される固定面7cとされている。また、取付板7aの左右両端部には、図2に示すように、プレート7b,7bが厚さ方向に対向して設けられており、これらプレート7b,7bの基端部間には、前記縦フレーム6の立設板6bの端部が挿入されている。プレート7b,7bの基端部と、立設板の端部とにはそれぞれ孔が形成されており、これら孔にボルト7dが挿通され、この挿通されたボルト7dにナットを螺合して締め付けることによって、縦フレーム6と横フレーム7とが連結されている。
Further, the pair of
また、前記プレート7b,7bの先端部間には、平面視T字状をなす、固定部材8の基端部が挿入され、溶接等によって固定されている。固定部材8,8の先端部にある固定板8a,8a間は、設置部9とされており、この設置部9に前記制振ボックス5が設置されるようになっている。固定板8a,8aは、設置部9に設置された制振ボックス5の両端の端板にそれぞれ当接固定されるものであり、それぞれ4つのボルト孔8b・・・が形成されている。
Further, a base end portion of the fixing
前記縦フレーム6,6の立設板6b,6bには、支持部3,3が設けられている。すなわち、支持部3は、図4に示すように、2枚の支持板3a,3aを備えている。支持板3aは、略二等辺三角形状に形成されており、その頂部と対向する辺を上下に向け、かつ、頂部を内側に向けて配置されている。支持板3aは、略二等辺三角形状に形成されているので、その長手方向(上下方向)中央部が端部側より幅広に形成されている。したがって、2枚の支持板3a,3aで構成された支持部3もその長手方向(上下方向)中央部が端部側より幅広に形成されている。さらに、一対の支持部3,3は、それぞれの頂部を振り子部材4の中央部において対向させて設けられている。
また、一対の支持板3a,3aの上下に沿う辺部間には、前記立設板6bが挿入されている。そして、一対の支持板3a,3aの上下に沿う辺部と、前記立設板6bとにはそれぞれ孔が上下に所定間隔で複数形形されており、これら孔に、図1に示すように、ボルト6dが挿通され、この挿通されたボルト6dにナットを螺合して締め付けることによって、立設板6dに一対の支持板3a,3a、すなわち支持部3が設けられている。
Further, the standing
前記一対の支持部3,3の長手方向中央部すなわち対向する頂部によって振り子部材4の長手方向中央部が支持されており、この振り子部材4は、震動によって一対の支持部3,3が変位した場合に、該一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成されている。
すなわち、振り子部材4は板状でかつ略菱形状に形成されており、長手方向を上下に向けて配置されている。振り子部材4の中央部の左半分は、一方の支持部3の支持板3a,3a間に挟まれており、右半分は他方の支持部3の支持板3a,3a間に挟まれている。
また、一方の支持部3の支持板3a,3aの頂部には孔が形成されており、他方の支持部3の支持板3a,3aの頂部にも孔が形成されている。一方、振り子部材4の中央部には、左右に離間して孔が形成されており、これら孔のうち左側の孔4aは左右に長い長孔となっている。
そして、一方の支持部の支持板3a,3aに形成された孔と、振り子部材4の中央部に形成された一方の長孔とには、軸10が振り子部材4を回転可能とするように、かつ、長穴の長さ方向に摺動可能となるように挿通されている。この軸10は例えば先端部にねじ部を有するボルト10で形成されており、このボルト10は前記孔に挿通され、これら孔に挿通されたボルト10にはナットが螺合されている。
また、他方の支持部の支持板3a,3aに形成された孔と、振り子部材4の中央部に形成された他方の孔とには、軸10が振り子部材4を回転可能とするように挿通されている。この軸10も先端部にねじ部を有するボルト10で形成されており、このボルト10は前記孔に挿通され、これら孔に挿通されたボルト10にはナットが螺合されている。
これによって、振り子部材4は、一対の支持部3,3によって軸10,10を介して支持されており、この振り子部材4は、震動によって一対の支持部3,3が変位した場合に、該一対の支持部3,3間の略中央部、言い換えれば、軸10,10間の中央部を中心として振れるように構成されている。
The longitudinal center part of the pair of
That is, the
Further, holes are formed in the top portions of the
Then, the
Further, the
As a result, the
また、前記フレーム2には、制振ボックス5が前記振り子部材4の端部に対向して取り付けられている。
すなわち、図3に示すように、制振ボックス5は、フレーム2の横フレーム7に設けられた設置部9(図2参照)に取り付けられる箱状のボックス15と、このボックス15内に取り付けられた一対の制振ゴム16,16と、これら制振ゴム16,16間に挿入されかつ該一対の制振ゴム16,16に固着されたプレート17とを備えている。
ボックス15は、対向する一対の側板15a,15aと、該側板15a,15aの両端部間にそれぞれ配置され、該側板15a,15aに取り外し可能に対向して取り付けられた一対の端板15b,15bとから構成されている。一対の側板15a,15aの両端部には穴が形成されており、一対の端板15b,15bの側端面には、ボルト孔が形成されている。そして、これら孔とボルト孔を合わせたうえで、孔にボルト18を挿入してボルト孔に螺合して締め付けることによって、側板15a,15aと端板15b,15bとがボックス状に組み立てられており、ボルト18を取り外すことによって、側板15a,15aから端板15b,15bを取り外せるようになっている。また、端板15bにはそれぞれ4つのボルト孔15cが形成されている。
A damping
That is, as shown in FIG. 3, the
The
また、側板15a,15aの対向する内面にはそれぞれ制振ゴム16,16が接着剤等によって固着されている。これら制振ゴム16,16間には、プレート17が挿入されており、該プレート17の表面は前記制振ゴム16,16に固着されている。
プレート17の一端部(上端部)は、ボックス15より上方に突出しており、この突出している一端部には、3つの孔17a・・・が形成されている。
Further, damping
One end portion (upper end portion) of the
そして、上記のように構成された制振ボックス5は、図5に示すように、ボックス15を横フレーム7に設けられた設置部9に設置したうえで、固定板8a,8aをボックス5の端板15b,15bに当接して、ボルト19を固定板8a,8aの孔8b・・・から挿入して端板15のボルト孔15c・・・に螺合して締め付けることによって、設置部9に位置決めされて固定されている。
As shown in FIG. 5, the
さらに、前記制振ボックス5のプレート17と前記振り子部材4の端部とが連結されている。すなわちまず、振り子部材4の端部には、孔が3個横方向に所定間隔で形成されている。この振り子部材4の端面は、制振ボックス5のプレート17の端面に当接されている。そして、振り子部材4の端部とプレート17の端部とを挟み付けるようにしてプレート20,20が設けられている。プレート20,20には、その上部と下部とにそれぞれ3つの孔が横方向に所定間隔で形成されており、上部の孔と振り子部材の端部に形成された孔とにボルト21を挿通し、ナットを螺合して締め付け、下部の孔とプレート17に形成された孔とにボルト21を挿通し、ナットを螺合して締め付けることによって、制振ボックス5のプレート17と振り子部材4の端部とがプレート20,20を介して連結されている。
Further, the
上記のような構成の制振装置1は、例えば図6に示すように、住宅の壁を構成する壁パネル30に組み込まれる。すなわち、壁パネル30は、例えば、上部の小壁パネル31と下部の腰壁パネル32とを左右の柱材33,33で連結してなるものであり、その中央部には、開口部34が形成されている。この開口部34は矩形状に形成されており、その内側に制振装置1のフレーム2が挿入されている。
フレーム2を構成する一対の縦フレーム6,6の取付板6a,6aの外側を向く面が固定面6cとされており、この固定面6cが開口部34の縦方向に沿う内周面に当接固定され、取付板6a,6aにビスを通して開口部の縦方向に沿う内周面にねじ込むことによって、該縦フレーム6,6が縦方向に沿う内周面に取り付けられている。
同様に、フレーム2を構成する一対の横レーム7,7の取付板7a,7aの外側を向く面が固定面7cとされており、この固定面7cが開口部34の横縦方向に沿う内周面に当接固定され、取付板7a,7aにビスを通して開口部の縦方向に沿う内周面にねじ込むことによって、該横フレーム7,7が横方向に沿う内周面に取り付けられている。
このようにして、壁パネル30の開口部34に制振装置30が組み込まれることによって、制振壁パネル35が構成されている。
The
A surface facing the outside of the mounting
Similarly, a surface facing the outside of the mounting
In this way, the damping
上記のような制振壁パネル35では、まず、この制振壁パネル35を組み込んだ建物に地震等の横揺れ震動によって変形が生じると、制振壁パネル35の矩形状のフレーム2が略平行四辺形状に変形する。つまり、フレーム2の横フレーム7,7が左右にずれるようにして移動するとともに、縦フレーム6,6が横方向に傾斜することによって矩形状のフレーム2が略平行四辺形状に変形する。
フレーム2が略平行四辺形状に変形すると、一対の支持部3,3が斜め上下に互いに離間するようにして変位する。
一対の支持部3,3が変位することによって、振り子部材4が一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振り子のように振れ、この振り子部材4の端部は振れが増幅され、これによって、前記一対の支持部3,3の変位が増幅される。
そして、振り子部材4の端部と制振ボックス5のプレート17とが連結されており、この連結プレート17は制振ゴム16,16間に挿入されかつ該一対の制振ゴム16,16に固着されているので、この制振ゴム16,16の変形を増幅できる。したがって、建物の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。
また、制振ゴム16,16の変形速度も建物の変形速度より増幅することができるため、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する粘弾性材料から形成された制振ゴムを用いる場合には、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
In the damping
When the frame 2 is deformed into a substantially parallelogram shape, the pair of
When the pair of
The end of the
Further, since the deformation speed of the
上記のような制振装置1を備えた制振壁パネル35は、例えば、図7に示すように、3枚連続して設けることによって、制振効果を高めることができる。この場合、壁パネル30を構成する柱材33は、隣接する壁パネル30,30どうしで共通としてもよい。
また、建物を構成する複数の壁パネルのうちの所望の壁パネルを、制振壁パネル35と交換することによって、制振構造を容易かつ確実にしかも効果的に建物に導入できる。つまり、地震の際にもっとも揺れるような箇所にある壁部分に制振装置を容易に導入できる。
さらに、制振装置1が取り付けられた制振壁パネル35は、予め工場等で製造しておくことができるので、現場ではこの制振壁パネル35を設置することによって、建物に制振構造を容易に導入することができ、現場での施工が簡単となる。
For example, as shown in FIG. 7, the damping
Further, by replacing a desired wall panel of the plurality of wall panels constituting the building with the damping
Furthermore, since the damping
また、制振ボックス15が振り子部材4に対向して横フレーム7に取り付けられているので、振り子部材4と制振ボックス15のプレート17とを容易に連結できる。
さらに、制振ボックス15を別途製造しておき、この制振ボックス15を横フレーム7に取り付けることができるので、制振装置1の組立てを簡単に行える。
また、ボックス15から突出しているプレート17の一端部が振り子部材4の端部に連結されているので、振り子部材4の端部をボックス15内の制振ゴム16に直接固着しないでも、制振ゴム16の機能を振り子部材4に作用させることができる。振り子部材4の端部をボックス15内の制振ゴム16に直接固着するのは手間がかかる作業となるが、ボックス15から突出しているプレート17の一端部に、振り子部材4の端部を連結するのは容易な作業となる。
Further, since the damping
Further, since the
Further, since one end portion of the
加えて、制振ボックス15を構成する一対の側板15aから一対の端板15bを取り外すことによって、側板15aの内面に容易に制振ゴム16を固着でき、この状態で一対の側板15a,15a間にプレート17を制振ゴム16,16に対向させて配置したうえで、一対の側板15a,15aの端部間に端板15b,15bを配置して該端板15b,15bを側板15a,15aに取り付けることによって、制振ゴム16,16でプレート17を挟み付け、該プレート17に制振ゴム16,16を固着できる。また、ボックス15には底板がないため、その分、重量を軽減できる。
In addition, by removing the pair of
また、横フレーム7に設置部9が設けられているので、この設置部9に制振ボックス5を安定的に設置することができ、また、この設置された制振ボックス5の両端の端板15b,15bに固定板8a,8aを当接固定することによって、フレーム1に制振ボックス5を容易かつ確実に取り付けることができる。
さらに、フレーム2の外周面に固定面6c,7cが形成されているので、この固定面6c,7cを壁パネルの開口部34の内周面に当接して固定することによって、フレーム2を壁パネルに容易かつ確実に取り付けることができる。
Moreover, since the installation part 9 is provided in the
Further, since the fixed
また、振り子部材4の長手方向中央部が一対の支持部3,3の長手方向中央部によって支持されているので、振り子部材4と支持部3,3とにはその長手方向中央部に荷重が集中するが、振り子部材4は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されており、支持部材3,3は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されているので、それらの部分に荷重が集中しても十分耐え得るものとなるとともに、端部側は中央部より幅狭であるので、その分、振り子部材4と支持部3,3の材料軽減を図ることができる。
また、振り子部材4が略菱形状に形成されており、その中央部を境として対称的となるので、振り子部材4が、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れる際のバランスがよくなる。
さらに、略二等辺三角形状に形成された一対の支持部3,3の頂部が振り子部材4の中央部において対向させて設けられているので、該頂部によって、振り子部材4の中央部を確実に支持できる。
また、一対の支持部3,3の頂部に、振り子部材4の中央部2箇所がそれぞれ支持されているので、この振り子部材4を、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成することができる。
Moreover, since the center part in the longitudinal direction of the
Moreover, since the
Furthermore, since the top portions of the pair of
Moreover, since two central parts of the
また、振り子部材4の中央部の右半分は一方の支持部3の一対の支持板3a,3a間に挟まれており、左半分は他方の支持部3の一対の支持板3a,3a間に挟まれているので、振り子部材4が、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れる際に、該振り子部材4の中央部を一対の支持板3a,3aによって振れ方向に案内することができる。よって、振り子部材4の振れをスムーズにすることができる。
加えて、振り子部材4の中央部に形成された一対の孔にそれぞれ挿入された軸10,10によって該振り子部材4を支持しており、これら軸10,10は一対の支持部3,3のそれぞれに設けられているので、振り子部材4を一対の支持部3,3によって該一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成することができるとともに、振り子部材4の振れがスムーズなものとなる。
さらに、一対の支持部3,3が変位することによって、振り子部材4が一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振り子のように振れる際に、一対の支持部3,3にそれぞれ設けられている軸10,10間の距離が若干が増減するが、これら軸10,10が挿入されている一対の孔のうち、左側の孔は長孔4aとなっているので、この長孔4aによって前記軸10,10間の距離の増減を吸収して、振り子部材4をスムーズに振れさすことができる。
Further, the right half of the central portion of the
In addition, the
Further, when the pair of
1 制振装置
2 フレーム
3 支持部
3a 支持板
4 振り子部材
5 制振ボックス
6 縦フレーム
7 横フレーム
8a 固定板
9 設置部
10 軸
15 ボックス
15a 側板
15b 端板
16 制振ゴム
17 プレート
30 壁パネル
34 開口部
35 制振壁パネル
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記振り子部材の長手方向中央部が前記一対の支持部の長手方向中央部によって支持されており、
前記振り子部材の中央部には、一対の孔が形成されており、これら一対の孔の一方には、前記一方の支持部の中央部に設けられた軸が挿入されており、前記一対の孔の他方には、前記他方の支持部の中央部に設けられた軸が挿入されることによって、前記一対の支持部によって振り子部材が支持されており、
前記一対の孔のうち、少なくとも一方の孔は長孔となっており、
前記振り子部材は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されており、前記支持部材は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されていることを特徴とする制振装置。 A pair of support portions are provided opposite to each other on the frame, and the pendulum member is supported by the pair of support portions. When the pair of support portions are displaced due to vibration, the pair of support portions is disposed between the pair of support portions. The vibration damping member is provided between the end of the pendulum member and the frame,
The longitudinal center part of the pendulum member is supported by the longitudinal center part of the pair of support parts,
A pair of holes are formed in the central part of the pendulum member, and a shaft provided in the central part of the one support part is inserted into one of the pair of holes, and the pair of holes In the other, a pendulum member is supported by the pair of support portions by inserting a shaft provided at a central portion of the other support portion,
Of the pair of holes, at least one of the holes is a long hole,
The pendulum member is formed such that the central portion in the longitudinal direction is wider than the end side, and the support member is formed such that the central portion in the longitudinal direction is wider than the end side. apparatus.
前記振り子部材は、略菱形状に形成され、かつ、長手方向を上下に向けて配置されており、前記一対の支持部はそれぞれ略二等辺三角形状に形成され、かつ、それぞれの頂部を前記振り子部材の中央部において対向させて設けられており、
前記一対の支持部の頂部に、前記振り子部材の中央部2箇所がそれぞれ支持されていることを特徴とする制振装置。 The vibration damping device according to claim 1,
The pendulum member is formed in a substantially rhombus shape and is arranged with its longitudinal direction facing up and down, the pair of support parts are each formed in a substantially isosceles triangle shape, and the top part of each of the top parts is the pendulum It is provided opposite to the central part of the member,
The vibration control device, wherein two central portions of the pendulum member are respectively supported on tops of the pair of support portions.
前記各支持部は略二等辺三角形状の板材で形成された一対の支持板によって構成されており、
前記振り子部材の中央部の左半分は一方の支持部の一対の支持板間に挟まれており、右半分は他方の支持部の一対の支持板間に挟まれていることを特徴とする制振装置。 The vibration damping device according to claim 2,
Each of the support portions is composed of a pair of support plates formed of a substantially isosceles triangular plate material,
The left half of the central portion of the pendulum member is sandwiched between a pair of support plates of one support portion, and the right half is sandwiched between a pair of support plates of the other support portion. Shaker.
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