JP4094875B2 - instrument panel - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用インストルメントパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用インストルメントパネルとしては、特開2000−190791号公報に示すように、インストルメントパネルの内側に車両幅方向に延在されてなるステアリングメンバに沿ってワイヤハーネスが配索されていて、クリップやプロテクタによって、該ステアリングメンバへ固定する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる前記従来例の構成では、ワイヤハーネスをステアリングメンバに沿って配索するには、ステアリングメンバに締結される空調装置やステアリングコラム部品との干渉を避けながら配索しなければならず、ワイヤハーネスの配索及び組付けは煩雑な作業を必要とする。また、インストルメントパネル側へ締結されるダクトとの隙間が小さくレイアウトされている場合、自動車走行時の振動による部品間の接触により異音発生のおそれがあり、異音発生を防止するために、不織布を介在させたり、ウレタン系の防音材を貼り付けるなどを施せば、原価が高騰することになる。
【0004】
そこで、本発明は、ワイヤハーネスのインストルメントパネル内への配索を簡便にすると共に異音が安価な手段で発生しない構造体とした自動車用インストルメントパネルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、車両幅方向に沿って配置される合成樹脂製の空調用ダクト体の裏面側に、車載電気機器への信号、電源等を伝達可能なるワイヤハーネスを配索可能なる断面逆U字状の幹線配索経路を形成した構造体と、該構造体を覆うカバーとにより少なくとも構成されてなり、前記幹線配索経路の開口の真下にステアリングメンバが配設されてなることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイヤハーネスの幹線から分岐した分岐線の分岐配索経路は、空調用ダクト体の接続部に形成した開口より裏面側から表面側に配索されてなると共に空調用ダクト体のダクト体及び接続部の中央ベント吹き出し口との間の峡谷状の部位に挟持されてなる。
【0008】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、インストルメントパネルを構成する構造体の車両幅方向に沿って配置される合成樹脂製の空調用ダクト体の裏面側に、車載電気機器への信号、電源等を伝達可能なるワイヤハーネスの直線状の幹線配索経路を形成したことで、インストルメントパネル内への配索を簡便にできる。また、配索手段が既存の空調ダクト体を用いるので、原価が高騰することなく異音が発生しないことになる。更に、ワイヤハーネスの幹線配索経路は、断面逆U字状に形成されてなるので、溝内に差し込み易く、しかも、前記幹線配索経路の開口の真下にステアリングメンバが配設されてなるので、ワイヤハーネスが支持できる分、製造原価が安価になる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ワイヤハーネスの分岐配索経路が、空調用ダクト体の接続部の開口より裏面側から表面側に配索されてなるので、接続部の表面側に配設されてなる機器との接続が容易である。また、空調用ダクト体のダクト体及び接続部の中央ベント吹き出し口との間の峡谷状の部位に、分岐線が挟持されてなるので、ワイヤハーネスは確実に保持されて、車両走行に伴う振動によってもワイヤハーネスが遊動せず、異音発生が確実に予防される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図9に基づいて説明する。
【0012】
符号1は、自動車用インストルメントパネルであり、該自動車用インストルメントパネル1は、モジュールインスト2とガーニッシュモールディング3とより構成され、前記モジュールインスト2とガーニッシュモールディング3との組み立て後の前後幅寸法がドア開口4の前後幅寸法より大きくなるものである。該ドア開口4は、図示しない周知のドアが開閉されるために車体に形成された開口のことで、フロントピラー6,アッパサイドレール7、センターピラー8、サイドシル9そして「車体」としてのフロントピラーロアパネル10とよりなる構成部材により形成されてなる。
【0013】
前記モジュールインスト2は、ステアリングメンバ11に固設可能なると共に予め補機部品21が支持されてなる構造体31と、該構造体31を覆う合成樹脂製のカバー41とにより予め組み立てられてなると共に前記構造体31及びカバー41全体の前後幅寸法がドア開口4の前後幅寸法より小さい。
【0014】
前記ステアリングメンバ11は、前記フロントピラーロアパネル10、10間に架橋される長さの中空丸棒状に形成されてなり、その両端部11a,11b(図4及び図5参照)には、ブラケット12、13が溶接により支持され、前記ブラケット12、13は、前記フロントピラーロアパネル10に図示しないボルトなどで締結支持されてなる。図5に示す符号14は、ステイで、該ステイ14は、上端部が該ステアリングメンバ11の左右略中央部に固設され、下端部が車体の床のトンネル15(図1及び図2参照)にボルトなどにより締結支持されることで、前記ステアリングメンバ11を下側LWRから支えている。図4及び図5に示す符号18は、周知のカウルボックス16の上側縁部16aに前記ステアリングメンバ11を上側UPから支持するブラケットである。
【0015】
前記カバー41の前端部42と、前記カウルボックス16の上側縁部16aとの間には、前記ガーニッシュモールディング3が、上側UPから覆うように着脱自在に架橋されてなる。即ち、前記カバー41の前端部42及びカウルボックス16の上側縁部16aには、それぞれ係合部43、17が複数形成されてなり、前記ガーニッシュモールディング3の図示しないボスを該係合部43,17に係合することで、支持されてなる。該係合部43,17には、ボスを狭持するスプリング状のストッパ(図示省略)が配されている。
【0016】
前記ガーニッシュモールディング3は、平板状に形成されてなる合成樹脂製の本体51よりなり、該本体51の前側FRの前端部52には、デフロスタ吹き出し口53が形成されてなり、前記本体51の後ろ側RRの後端部58は前記カバー41の前端部42の上側UPから乗るようにして配されてなる。前記本体51の左右の両端部の後側RRには、迫り出し部材54が形成されてなる。該迫り出し部材54には、サイドデフロスタ吹き出し口55が形成されてなる。前記ガーニッシュモールディング3の裏側には、フロントデフノズル56とサイドデフノズル57とが支持されていて、前記デフロスタ吹き出し口53には、前記フロントデフノズル56が連通され、前記サイドデフロスタ吹き出し口55には、前記サイドデフノズル57が連通されている。また、必要に応じ、前記ガーニッシュモールディング3の裏面側に、ヘッドアップディスプレイユニット、ヘッドアップディスプレイコントローラ、ユニット一体ETCアンテナ等の電子機器を装着することが可能である。
【0017】
前記構造体31は、前記ステアリングメンバ11に固設可能なる合成樹脂製の空調用ダクト体19及び該空調用ダクト体19により抱え込まれる位置に配されたボックス37,38により一体に形成されてなると共に補機部品21を支持可能としている。
【0018】
前記空調用ダクト体19は、自動車の左右方向のほぼ中央に配された空調装置5に接続されてなる接続部20と、該接続部20より左右に延在されてなる左右ダクト体34,35とより構成されている。
【0019】
図5に示す符号32は、台座部で、該台座部32は、自動車の左右中央に配されてなる空調装置5の中央ベント吹き出し口61及び左右ベント吹き出し口62,62にその下部が接続されて、上部の中央開口32a及び左右開口32b,32bが前記各ベント吹き出し口61,62に連通してなる。
【0020】
図5に示す前記接続部20は、該台座部32を介して前記空調装置5の中央ベント吹き出し口61及び中央デフロスタ吹き出し口63に前記左右ダクト体34,35の連結されてなる接続部材36と、前記空調装置5の中央ベント吹き出し口61及び左右ベント吹き出し口62,62に連通した中央ベント吹き出し口33、33と、前記左右ダクト体34,35との間を図4に示すように架橋してなる断面逆U字状(図9参照)の強度部材59と、該強度部材59に対して前後に延在されてなり且つ中央ベント吹き出し口33に一体に形成されてなる複数のリブ60と、下端部が前記接続部材36を介して前記空調装置5の中央デフ吹き出し口63に連通され且つ上端部が前記フロントデフノズル56に連通されてなる通風路40とより一体に形成されてなる。
【0021】
一方、前記左右ダクト体34,35は、接続部20の接続部材36から前側FRに延出させた後、それぞれ左右方向に分岐して延びて、更に先端開口が後ろ側RR(手前側)を向くように折曲させた平面視で後ろ側RRが開いた略コの字状に形成されており、上側UPが開口したボックス37,38が、前記ダクト体34,35を一体に形成することで、左右ダクト体34,35がボックス37,38を抱え込む構成になっている。そして、接続部20の強度部材59は、ボックス37,38と車幅方向に略一直線となるような位置とされて、接続部20の車幅方向の曲げ剛性を高め、更に、この強度部材59と交差する複数のリブ60は、図9に示すように、その前端を通風路40の後壁に、後端を中央ベント吹き出し口33の前壁にそれぞれ接続されるようになっていて、接続部20の前後方向の曲げ剛性を高めている。
【0022】
前記強度部材59の開口の真下には、ステアリングメンバ11が配設されてなると共に前記強度部材59の内側には、センターモニター22、オーディオ25,通信機器26などの車載電気機器への信号、電源等を伝達可能なるワイヤハーネス87が配されて、図6に示すように、直線状の幹線配索経路88(図9参照)が形成されていて、該ワイヤハーネス87を囲繞したクリップ89が強度部材59の天井に係止されることで、確実に支持されている。
【0023】
図4及び図5に示す符号90は、空調用ダクト体19の接続部20の強度部材59の左端に形成された開口で、該開口90より、接続部20の裏面側に配索されたワイヤハーネス87の幹線から分岐した分岐線88aは、裏面側から表面側に配索されてなると共に中央ベント吹き出し口33方向に屈曲させ、空調ダクト体19のダクト体35及び接続部20の中央ベント吹き出し口33との間の峡谷状の部位91に挟持されてなることで、左右への分岐線88aの移動が阻止された分岐配索経路が形成される。接続部20の裏面には、前記ワイヤーハーネス87が配設されているので、分岐線88aを引っ張ってもずるずると出てくるようなことはない。
【0024】
図6乃至図8に示すように、符号92は、前記ボックス37,38の下側LWRから垂下されて手前側(後ろ側RR)に曲がっているL字固定部であり、符号93は、該L字固定部92の屈曲方向側で、前記ワイヤーハーネス87の直径分の間隔をおいて前記ボックス37,38の下側LWRから垂下されたI字固定部であり、該L字、I字固定部92,93を、図6に示すように、交互に形成することで、ワイヤーハーネス87が前後方向から挟まれて固定されている。
【0025】
前記左側のボックス38の後側RRには、エアバッグ装置27の収納庫39が配され、該収納庫39内にエアバッグ装置27が収納されている。前記ダクト体34,35は、補強部材として形成されているので、カバー41の前端部42の支持剛性が向上し、ガーニッシュモールディング3を上側UPからの装着時に影響を受けない。
【0026】
前記カバー41は、図3に示すように、前記前端部42が形成された平面状の上側部材44と、乗員に対向する側の縦面状部材45とよりなり、上側部材44には、前記ボックス37、38の開口を開閉する蓋体46,47と、前記補機部品21のセンターモニター22の露出した開口48aを有すると共にナビゲーションや文字通信などのセンターモニター22を内蔵するモニター収納部48と、前記蓋体46の後ろ側RR(手前側)に配された計器49と、前記ダクト体34,35の左右の開口に連通するための開口50とが形成されてなる。
【0027】
前記空調装置5は、図5に示すように、エバポレータ、ヒーターなど周知の空気温度調整手段を内蔵したハウジング64と、該ハウジング64の上側UP且つ後ろ側RRに配された中央ベント吹き出し口61及び左右ベント吹き出し口62,62と、同じく前記ハウジング64の上側UPに配された中央デフ吹き出し口63とよりなる。符号65は、室内空気取り入れ口で、図5は、該室内空気取り入れ口65が開いた状態を示す。符号66は、前記ステアリングメンバ11を下側LWRから囲繞する凹部で、前記中央ベント吹き出し口61及び左右ベント吹き出し口62,62と、前記中央デフ吹き出し口63とによる立ち上げ壁67、68及び前記中央デフ吹き出し口63の立ち上げ壁68から迫り出したブラケット69、69により前記ステアリングメンバ11の上側UPを囲繞する。
【0028】
前記台座部32の後ろ側RR(手前側)には、第1,第2支持部材71、72が一体に形成されてなり、第1支持部材71には、補機部品21の1つである図示しない周知の自動変速機を操作可能なる操作手段24が支持され、前記第2支持部材72と前記空調装置5のハウジング64の後ろ側RR(手前側)の面に支持されたブラケット69との間に、支持手段76により補機部品21の1つであるオーディオ25,通信機器26が支持されている。
【0029】
前記補機部品21としては、この他にステアリングメンバ11に支持されてなるステアリングコラム23や収納庫39に収納されてなる前記エアバッグ装置27などがある。
【0030】
次に、モジュールインスト2を車両へ搭載する方法を説明する。まず、モジュールインスト2を図示しない治具に支持させる。その状態のモジュールインスト2及び支持治具の前後幅寸法は、ドア開口4の前後幅寸法より小さくなるようにしてあるので、ドア開口4よりそのまま車両内に投入し、モジュールインスト2を車両内の所定位置に取付ける。該取付後、支持治具は車両外に搬出させる。次に、ガーニッシュモールディング3をモジュールインスト2の前端部42の係合部43及びカウルボックス16の上縁部16aの係合部17それぞれに上側UPから架橋して取付ける。
【0031】
この実施形態は、以上よりなるから、次に作用を説明する。
【0032】
インストルメントパネル1を構成する剛性のある構造体31の車両幅方向に沿って配置される合成樹脂製の空調用ダクト体19の裏面側に、車載電気機器への信号、電源等を伝達可能なるワイヤハーネス87の直線状の幹線配索経路88を形成したことで、ワイヤハーネス87が直線状となり、また、重量のあるワイヤーハーネス87を確実に支持でき、インストルメントパネル1内への配索を簡便にできる。また、配索手段が既存の空調ダクト体19を用いるので、原価が高騰することなく異音が発生しないことになる。
【0033】
ワイヤハーネス87の幹線配索経路88は、前記空調用ダクト体19より裏面側に突出した位置に断面逆U字状に形成されてなるので、溝内に差し込み易く、しかも、前記幹線配索経路88の開口の真下にステアリングメンバ11が配設されてなるので、ワイヤハーネス87が支持できる分、製造原価が安価になる。
【0034】
ワイヤハーネス87の分岐線88aが、空調用ダクト体19の接続部20の開口90より裏面側から表面側に配索され車両後方側RRに屈曲されてなるので、接続部20の表面側に配設されてなる機器であるモニター22などとの接続が容易である。また、空調ダクト体19のダクト体34.35及び接続部20の中央ベント吹き出し口33との間の峡谷状の部位91に、ワイヤハーネス87が挟持されてなるので、ワイヤハーネス87は確実に保持されて、車両走行に伴う振動によってもワイヤハーネス87が遊動せず、異音発生が確実に予防される。
【0035】
空調用ダクト体19の左右ダクト体34,35が、ボックス37,38により抱え込まれて一体に形成されてなることで、フロントピラーロアパネル10に支持されるステアリングメンバ11に固設可能な骨格部材となり、化粧部材であるカバー41と骨格部材である空調用ダクト体19の左右ダクト体34,35との二部品というシンプル化したインストルメントパネル1とすることができる。また、前記空調用ダクト体19の左右ダクト体34,35は、車両のほぼ中央に配された接続部20が、空調装置5に接続されてなるので、空調装置5と共に一体になり、強度が更に向上する。また、該接続部20より左右に延在されてなる左右ダクト体34,35がボックス37,38を抱え込むことで、空調用ダクト体19の強度が著しく向上するので、構造体31が合成樹脂であるにも関わらず、さまざまな補機部品21を支持可能である。
【0036】
また、空調用ダクト体19の接続部20が、空調装置5に連結してなる接続部材36と、強度部材59と、リブ60とより格子状に形成されてなるので、該接続部20の強度が著しく向上する。また、この強度を付加する部材が、空調用ダクト体19と一体で他の部品を必要としない分、製造原価が安価になる。
【0037】
車両へのモジュールインスト2の組み込み前は、ドア開口4の前後幅より小さなモジュールインスト2のみなので、ドア開口4から室内へのインストルメントパネル1の挿入性を向上することができる。また、前記ガーニッシュモールディング3が、モジュールインスト2のカバー41の前端部42及びカウルボックス16の上側縁部16a間に着脱自在に架橋されてなるので、車体へのインストルメントパネル1の搭載後に補修の必要性が生じた場合、ガーニッシュモールディング3を外すだけでカバー41の裏側及びモジュールインスト2の車両前方部位が露出するので、インストルメントパネル1、つまりカバー41を外さなくても補修できることになり、補修性を向上した。
【0038】
一枚のガーニッシュモールディング3に、デフロスタ吹き出し口53及びサイドデフロスタ吹き出し口55が形成されてなるので、他の部品を必要としない分製造原価が安価になる。
【0039】
前記ガーニッシュモールディング3の本体51の後端部51aは、前記モジュールインスト2のカバー41の前端部42に対して上側UPから覆うようにして支持されてなるので、ガーニッシュモールディング3の本体51の支持時は上側UPからたたき込むことで可能である。
【0040】
インストルメントパネル1の色調デザインにおいて、インストルメントパネルのカバー41の上面と手前側の面とを分割したことにより、ツートンカラー(例えば、上面は光が反射しずらい色とし、手前側は明るい色にするなど)の組み合わせが可能となる。また、形状違いとすることで、さまざまな組み合わせが可能となり、車種間での部品の共用化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す自動車に搭載したインストルメントパネルの側面図である。
【図2】 図1のインストルメントパネルとドア開口との関係を示す側面図である。
【図3】 図1のインストルメントパネルの分解斜視図である。
【図4】 図3のモジュールインストの斜視図である。
【図5】 図4の分解斜視図である。
【図6】 図4の状態におけるワイヤーハーネスの状態を示す斜視図である。
【図7】 図5のSA−SA線に沿った断面図である。
【図8】 図5のSB−SB線に沿った断面図である。
【図9】 図5のSC−SC線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 自動車用インストルメントパネル
5 空調装置
11 ステアリングメンバ
19 空調用ダクト体
20 接続部
31 構造体
33 中央ベント吹き出し口
34、35 ダクト体
36 接続部材
37、38 ボックス
41 カバー
59 強度部材
87 ワイヤハーネス
88 幹線配索経路
88a 分岐線
90 幹線配索経路の開口
91 峡谷状の部位[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automotive instrument panel.
[0002]
[Prior art]
As a conventional automotive instrument panel, as shown in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-190791, a wire harness is routed along a steering member that extends in the vehicle width direction inside the instrument panel. The structure is fixed to the steering member by a clip or a protector.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the configuration of the conventional example, in order to route the wire harness along the steering member, the wiring harness must be routed while avoiding interference with an air conditioner or a steering column component fastened to the steering member. The wiring and assembling of the wire harness requires complicated work. In addition, when the gap between the duct and the duct fastened to the instrument panel is laid out small, there is a risk of abnormal noise due to contact between parts due to vibration during automobile travel, in order to prevent abnormal noise generation, If a non-woven fabric is interposed or urethane soundproofing material is applied, the cost will increase.
[0004]
Therefore, an object of the present invention is to provide an automotive instrument panel having a structure in which wiring of a wire harness into an instrument panel is simplified and abnormal noise is not generated by inexpensive means.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0007]
According to a second aspect of the present invention, the branch wiring path of the branch line branched from the trunk line of the wire harness according to the first aspect is arranged from the back side to the front side from the opening formed in the connection portion of the air conditioning duct body. sandwiched canyon-like site between the duct member and the connection portion center vent outlet of the air-conditioning duct body with formed by ropes composed.
[0008]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, on the back side of the synthetic resin air-conditioning duct body arranged along the vehicle width direction of the structure constituting the instrument panel, the signal to the in-vehicle electric device, the power source By forming the straight trunk line routing path of the wire harness capable of transmitting the wire etc., the routing into the instrument panel can be simplified. Moreover, since the routing means uses the existing air conditioning duct body, the noise does not occur without the cost rising. Furthermore, since the main wire routing path of the wire harness is formed in an inverted U-shaped cross section, it is easy to insert into the groove, and the steering member is disposed directly under the opening of the main wire routing path. Since the wire harness can be supported, the manufacturing cost is reduced.
[0010]
According to the invention described in
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0012]
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The air-
[0019]
[0020]
The connecting
[0021]
On the other hand, the left and
[0022]
A steering
[0023]
[0024]
As shown in FIGS. 6 to 8,
[0025]
A
[0026]
As shown in FIG. 3 , the
[0027]
As shown in FIG. 5 , the
[0028]
First and
[0029]
In addition to this, the
[0030]
Next, a method for mounting the
[0031]
Since this embodiment consists of the above, the operation will be described next.
[0032]
It is possible to transmit a signal, a power source, and the like to the in-vehicle electrical device on the back side of the synthetic resin air-
[0033]
The main line routing path 88 of the
[0034]
Since the
[0035]
The left and
[0036]
Further, since the connecting
[0037]
Before the
[0038]
Since the
[0039]
The rear end portion 51a of the
[0040]
In the color design of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an instrument panel mounted on an automobile showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing the relationship between the instrument panel and the door opening of FIG.
3 is an exploded perspective view of the instrument panel of FIG. 1. FIG.
4 is a perspective view of the module instrument of FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is an exploded perspective view of FIG. 4;
6 is a perspective view showing a state of the wire harness in the state of FIG. 4. FIG.
7 is a cross-sectional view taken along line SA-SA in FIG.
8 is a cross-sectional view taken along line SB-SB in FIG.
9 is a cross-sectional view taken along line SC-SC in FIG.
[Explanation of symbols]
1
DESCRIPTION OF
88a Opening of
Claims (2)
前記ワイヤハーネスの幹線から分岐した分岐線の分岐配索経路は、空調用ダクト体の接続部に形成した開口より裏面側から表面側に配索されてなると共に空調用ダクト体のダクト体及び接続部の中央ベント吹き出し口との間の峡谷状の部位に挟持されてなることを特徴とするインストルメントパネル。An instrument panel according to claim 1,
Branch wiring path branched branch line from the mains of the wire harness, the duct member and the connection of the air-conditioning duct body with made is routed to the surface side of the aperture formed in the connecting portion of the air-conditioning duct body from the back side An instrument panel characterized by being sandwiched by a canyon-shaped part between the central vent outlet of the part.
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