JP4093230B2 - 受信装置、受信方法及び受信装置用集積回路 - Google Patents
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Description
図1は、デジタル放送の電波を受信する受信装置100の構成を示すブロック図である。受信装置100は、アンテナ1と、チューナー回路2と、復調回路部3と、RSSI出力回路4とを備えて構成される。ここで、受信装置100の各構成要素は、アンテナ1を除いて半導体集積回路により構成されるものとしても良い。
また、図3において、RFAGC電圧=eの時、信号S1の入力レベルが−40[dBm]の時の信号RSのRSSI値は2600[mV]であり、2600[mV]を超えるとRF−AGC22から出力される信号の線形性が劣化することが分かる。これは、RSSI出力回路4に入力される信号3の線形性が信号S1の入力レベルが−40[dBm]以上になると劣化するために、RSSI出力回路4の出力となる信号RSの線形性が劣化すると考えられる。
第1の実施の形態によれば、選択局の信号の信号強度と第1の所定値との比較結果、及び、受信信号の受信強度と第2の所定値との比較結果に基づいて第1の増幅手段と第2の増幅手段の増幅率の増減を制御することにより、第1の増幅手段の線形性劣化までの余裕度を考慮して増幅率の増減を制御することが可能となる。従って、例えば受信装置が移動されて電波の受信状況が変化したといった場合でも、第1の増幅手段は、必ず線形性が保持される範囲で動作するので、受信信号の変化に対して第1の増幅手段と第2の増幅手段の増幅率を適切な増幅率に自動的に制御することができる。これにより、受信信号が時々刻々と変化しても常に最適な受信品位を確保することができ、受信装置の受信性能を上げることができる。
第1の実施の形態では、第2比較回路にて信号RSの示すRSSI値と第2所定値が比較され、第1比較回路及び第2比較回路の比較結果に基づいてRFAGC電圧及びIFAGC電圧の増減が決定される場合について説明した。しかし、図3に示した信号S1の信号レベルに対する信号RSのRSSI特性によれば、信号RSの線形性が維持される上限値は各RFAGC電圧によって異なる。第2の実施の形態は、この課題を解決するための実施形態であり、第2比較回路において比較に使用する閾値をRFAGC電圧に応じて変化させることとしたものである。尚、第2の実施の形態における受信装置の構成は、第1の実施の形態にて説明した受信装置100のAGC電圧制御回路35を図6に示すAGC電圧制御回路35aとしたものである。従って、同一の構成要素については説明を省略し、AGC電圧制御回路35aについてのみ説明する。また、図6に示すAGC電圧制御回路35aは、半導体集積回路により構成されるものとしても良い。
1 アンテナ
2 チューナー回路
21 LNA
22 RF−AGC
23、25 BPF
24 RFミキサ
26 IF−AGC
27 IFミキサ
28 LPF
3 復調回路部
31 ADC
32 FFT
33 波形等価回路
34 誤り訂正回路
35 AGC電圧制御回路
4 RSSI出力回路
Claims (10)
- アンテナで受信された受信信号を増幅する第1の増幅手段と、
この第1の増幅手段によって増幅された受信信号から目的とする選択局の周波数帯域の信号を抽出し増幅する第2の増幅手段と、
この第2の増幅手段によって増幅された選択局の信号を復調する復調手段と、
前記アンテナで受信された受信信号の信号強度を検出する受信信号強度検出手段と、
前記第2の増幅手段によって増幅された選択局の信号の信号強度を検出する増幅信号強度検出手段と、
前記増幅信号強度検出手段によって検出された前記選択局の信号の信号強度と第1の所定値とを比較する第1の比較手段と、
前記受信信号強度検出手段によって検出された前記受信信号の信号強度と第2の所定値とを比較する第2の比較手段と、
前記第1の比較手段の比較結果と前記第2の比較手段の比較結果とに基づいて、前記第1の増幅手段における増幅率と前記第2の増幅手段における増幅率とを制御するAGC電圧制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記AGC電圧制御手段は、
前記第1の比較手段によって比較した結果前記選択局の信号の信号強度が前記第1の所定値より小さく、且つ、前記第2の比較手段によって比較した結果前記受信信号の信号強度が前記第2の所定値より大きい場合に、前記第1の増幅手段における増幅率を減少させ、前記第2の増幅手段における増幅率を増加させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記AGC電圧制御手段は、
前記第1の比較手段によって比較した結果前記選択局の信号の信号強度が前記第1の所定値より小さく、且つ、前記第2の比較手段によって比較した結果前記受信信号の信号強度が前記第2の所定値より小さく、且つ、前記第1の増幅手段における増幅率の増加が不可能な場合に、前記第1の増幅手段における増幅率を維持し、前記第2の増幅手段における増幅率を増加させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記AGC電圧制御手段は、
前記第1の比較手段によって比較した結果前記選択局の信号の信号強度が前記第1の所定値より小さく、且つ、前記第2の比較手段によって比較した結果前記受信信号の信号強度が前記第2の所定値より小さく、且つ、前記第1の増幅手段における増幅率の増加が可能な場合に、前記第1の増幅手段における増幅率を増加させ、前記第2の増幅手段における増幅率を維持する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記AGC電圧制御手段は、
前記第1の比較手段によって比較した結果前記選択局の信号の信号強度が前記第1の所定値より大きく、且つ、前記第2の比較手段によって比較した結果前記受信信号の信号強度が前記第2の所定値より大きい場合に、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段における増幅率を減少させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記AGC電圧制御手段は、
前記第1の比較手段によって比較した結果前記選択局の信号の信号強度が前記第1の所定値より大きく、且つ、前記第2の比較手段によって比較した結果前記受信信号の信号強度が前記第2の所定値より小さく、且つ、前記第2の増幅手段における増幅率の減少が不可能な場合に、前記第1の増幅手段における増幅率を減少させ、前記第2の増幅手段における増幅率を維持する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記AGC電圧制御手段は、
前記第1の比較手段によって比較した結果前記選択局の信号の信号強度が前記第1の所定値より大きく、且つ、前記第2の比較手段によって比較した結果前記受信信号の信号強度が前記第2の所定値より小さく、且つ、前記第2の増幅手段における増幅率の減少が可能な場合に、前記第1の増幅手段における増幅率を維持し、前記第2の増幅手段における増幅率を減少させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記第2の所定値は前記第1の増幅手段における増幅率に応じて可変することを特徴とする請求項2〜7の何れか一項に記載の受信装置。
- アンテナで受信された受信信号を増幅する第1の増幅工程と、
この第1の増幅工程によって増幅された受信信号から目的とする選択局の周波数帯域の信号を抽出し増幅する第2の増幅工程と、
この第2の増幅工程によって増幅された選択局の信号を復調する復調工程と、
前記アンテナで受信された受信信号の信号強度を検出する受信信号強度検出工程と、
前記第2の増幅工程によって増幅された選択局の信号の信号強度を検出する増幅信号強度検出工程と、
前記増幅信号強度検出工程によって検出された前記選択局の信号の信号強度と第1の所定値とを比較する第1の比較工程と、
前記受信信号強度検出工程によって検出された前記受信信号の信号強度と第2の所定値とを比較する第2の比較工程と、
前記第1の比較工程の比較結果と前記第2の比較工程の比較結果とに基づいて、前記第1の増幅工程における増幅率と前記第2の増幅工程における増幅率とを制御するAGC電圧制御工程と、
を有することを特徴とする受信方法。 - 接続されたアンテナで受信された受信信号を増幅する第1の増幅回路と、
この第1の増幅回路によって増幅された受信信号から目的とする選択局の周波数帯域の信号を抽出し増幅する第2の増幅回路と、
この第2の増幅回路によって増幅された選択局の信号を復調する復調回路と、
前記アンテナで受信された受信信号の信号強度を検出する受信信号強度検出回路と、
前記第2の増幅回路によって増幅された選択局の信号の信号強度を検出する増幅信号強度検出回路と、
前記増幅信号強度検出回路によって検出された前記選択局の信号の信号強度と第1の所定値とを比較する第1の比較回路と、
前記受信信号強度検出回路によって検出された前記受信信号の信号強度と第2の所定値とを比較する第2の比較回路と、
前記第1の比較回路の比較結果と前記第2の比較回路の比較結果とに基づいて、前記第1の増幅回路における増幅率と前記第2の増幅回路における増幅率とを制御するAGC電圧制御回路と、
を備えることを特徴とする受信装置用集積回路。
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JP2004369390A JP4093230B2 (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | 受信装置、受信方法及び受信装置用集積回路 |
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JP2006180054A JP2006180054A (ja) | 2006-07-06 |
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