JP4092075B2 - 芳香剤等を収容した壁掛け可能な容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願の発明は、蓋付きの中空容器に収容された芳香剤や消臭剤、防虫剤等の液状体を毛細管現象により少しずつ吸い上げて発散させるようにした容器に係わり、中でも、液状の芳香剤等を収容した開閉可能な付きの中空容器を建物や部屋の壁、箪笥や物置等の所定の壁面に簡単に取り付けて使用できるようにした壁掛け可能なヒンジ蓋付き容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から一般に使用されている芳香剤や消臭剤、防虫剤等は、それぞれの各成分を空気中に発散させて目的を達成するためには、粉末状にした成分を発散可能な袋に詰めたもの、各種の成分を揮散紙等に含浸させたもの、液体をエアゾル容器に詰めて噴霧可能にしたもの、あるいは、揮発性の固形体を揮発可能な容器に収容したもの、容器に詰めた液体を毛細管現象により発散可能にしたもの等の形態にしたものが広く知られている。
【0003】
しかし、上記したような袋詰めしたものや、揮散紙等に含浸させたものは、構造が簡単で、安価に製造することができて、箪笥や物置等に於いて防虫剤として使用するのには適しいるが、建物内や室内に於いて不快な臭いを消したり、爽快な気分を感じさせる消臭剤や芳香剤として使用するには、形状や発散量の関係であまり適していない。
また、エアゾル容器は、殺虫剤のみならず、消臭剤や芳香剤等にも適しているが、薬剤を噴霧するには、その都度ノズルを押圧する噴霧操作をしなくてはならず、噴霧量は加減できるが噴霧した薬効が長続きしないという問題がある。
【0004】
そこで、室内を爽快な気分にしたり、建物内の不愉快な臭いを消したりするためには、芳香剤や消臭剤の香りを長期間にわたって発生させることができるようにしたものとして、実公平3−19883号や特開平11−89923号公報等に見るように、芳香剤や消臭剤の源を固形にしたものを各種の容器に収容して発散可能としたものや、実開昭55−54973号や実開昭63−166243号公報等に見るように、芳香剤や消臭剤となる液体を各種の容器に詰めて、毛細管現象その他の手段により空気中に発散可能させるようにしたものが、多用されるようになっている。
【0005】
上記のような構造をした各種の芳香剤や消臭剤は、容器の大きさや形状を色々な形にすることができて、薬剤の発散も長い期間に続けて発散させることはできるが、しかし、殆どのものが使用している薬剤の発散を一時的に中断することができないような構造をしたものである。
即ち、前者の固形体からなるものは、図13に示すように、合成樹脂等により成形された皿状の受容体51の中央に立設した支持体52の回りに芳香剤や防虫剤となるゲル状の組成物53を充填、固化させたものに、円錐形のコップ状をした蓋体54を支持軸55を介して前記支持体52に嵌着すると共に軸線方向に沿ってスライド可能に設けて、蓋体54と受容体51との間に前記固形組成物53を空気中に露出させるための開口部56を形成できる構造にしたものである。
【0006】
このような構造にした固体状態をした芳香剤等の容器は、蓋体54を上下方向に移動させて、固形組成物53の側面の露出度合いを変化させることにより、発散量を調節することはできるが、一度容器を開封した後には薬剤の発散を中断することはできないものである。
従って、このような容器では、芳香剤等の成分が蒸散をし続けて成分が減少することになり、気が着かない何時の間にか、前記固形状をした組成物は次第に収縮して、不揮発性の成分だけが多く残った状態となり、薬効が発揮できないようなものとなる。
【0007】
これに対して、後者の液体からなるものは、図14に示すように、合成樹脂やガラス等により成形された中空容器61内に芳香剤や防虫剤等の液体62を収容した中空容器本体の口頸部61aに、容器内の芳香剤等の液体に含浸させた吸い上げ部材63を垂設して保持する保持部材64を嵌着すると共に、前記吸い上げ部材63の先端部63aを頂壁から突出せしめて固定する蓋体64を螺合して容器内の液体を吸い上げ可能となし、更に、前記蓋体64に頂壁から突出する吸い上げ部材の先端部63aに接して液体を吸収するスポンジ等の揮散部材65を装着した保持体66を嵌合して、中空容器61から吸い上げられる芳香剤等の液体を前記揮散部材65で吸収して、該揮散部材の表面で外気に接して揮散せしめるような構造にしたものであり、必要に応じて揮散部材65を覆うようにした発散口67aを設けた飾り蓋67等が保持体66に嵌着することができる。
【0008】
上記のような構造をした液体状の芳香剤等を収容した容器61は、芳香剤等の内溶液62がなくなった場合には、すぐに内溶液を補充することが可能ではあるが、しかし、吸い上げ部材63の先端部63aを覆っていた遮蔽体を除いた後では、薬液の揮散を中断することができず、また、薬液の揮散速度を調整することができない。
そして、上記したような構造をした固体および液体からなる芳香剤や防虫剤等の容器は、いずれの形態のものも棚や台等の上に据え置き状態にして使用することを前提としたもので、据え置き以外の形態にして使用しようとすれば、吊り紐やバンド等の特別な形状をした吊り下げ具あるいは固定具を必要として面倒であり、また、一度容器を開封して芳香剤等を発散させて使い始めたら、その途中で薬剤の発散を中断させることができないので、不必要になった時にも芳香剤等が蒸散し続けて無駄になるという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本願の発明は、開閉可能なヒンジ蓋を装着した中空容器に液状体にした芳香剤や消臭剤、防虫剤等の薬液を収容して、前記ヒンジ蓋を開くことにより開閉蓋に設けた吸い上げ部材の毛細管現象により薬液を容器の外に吸い上げるようにして、吸い上げられた芳香剤等の薬液を中空容器の口頸部の外に出た吸い上げ部材の蒸発面から蒸散可能にすると共に、芳香剤等の薬液の蒸散する量を調整することができるように構成して、また、芳香剤等の薬液が蒸散している途中で中断できるようにして、不要な時には芳香剤等が蒸散して無駄になるのを防止できるようにした容器を構造が簡単で安価に製造できるようにすると共に、該容器を使用する際には、棚等に据え置きにするだけではなくて、建物等の壁面等に掛けた形にして使用することも可能にした容器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決する手段】
液体状にした芳香剤や消臭剤、防虫剤等を中空容器に収容して、該中空容器の口頸部にヒンジ蓋体を装着して開閉可能となし、該ヒンジ蓋体の外蓋の内面に設けた固定部に繊維束部材の一端部を嵌入して固定すると共に、他端部を中蓋の中央部に設けた挿通孔を貫通して容器内の液体中に浸漬せしめて吸い上げ部材となして、該吸い上げ部材の毛細管現象により中空容器内の液体状の芳香剤等を吸い上げる可能にした容器を形成する。
更に、前記芳香剤等を収容した中空容器を建物の壁面等に吊り下げた形にして使用できるようにするために、前記ヒンジ蓋体の外蓋の一部に建物の壁面等に設けたフックやネジ棒その他の支持具が挿通可能な係止孔を設けて、前記外蓋を開いた状態にして外蓋の係止孔を前記支持具に係止して壁掛け可能にした芳香剤等の容器に構成する。
【0011】
【発明の実施の態様】
中空容器1の口頸部1aに螺着するヒンジ蓋体2を、内面にネジ溝3aを設けた円筒部3と該円筒部の上端に連接した中蓋4からなる蓋体基部にヒンジ部5cを介して外蓋5を連結して開閉可能に形成し、前記中蓋4の中央部に吸い上げ部材6となる繊維束等を案内支持する挿通孔4aを設けると共に、前記外蓋5の内面中央部に前記吸い上げ部材6の端部6aを嵌合固定する固定筒部5aと該固定筒の外側に前記挿通孔4aの先端突出部に係合する係合筒部5bを設けて開閉可能なヒンジ蓋体2に形成する。
上記のように形成したヒンジ蓋体2の中蓋4の挿通孔4aに挿通した吸い上げ部材6の上端部6aを外蓋5の固定筒部5aに嵌合固定してなるヒンジ蓋体2を、中空容器1に収容した芳香剤や消臭剤、防虫剤等の液体に前記吸い上げ部材6の下端部が浸漬せしめた状態にして、中空容器1の口頸部1aに螺着して芳香剤等の容器を構成する。
【0012】
上記のように構成した芳香剤等の中空容器1は、ヒンジ蓋体2の外蓋5を開くと、外蓋の旋回に伴って容器内の芳香剤等の液体中に浸漬されていた吸い上げ部材6が中蓋4の上方に引き出されて、吸い上げ部材6が空気に接触して芳香剤等の蒸散が始まるが、開いた外蓋5には係止孔5eが設けられているので、建物等の壁面に設けられた支持具7の先端部を該係止孔5eに挿通せしめることにより、芳香剤等の中空容器1は壁面に固定された状態で芳香剤等を蒸散させることができる。
【0013】
【実施例】
以下に、本願発明の芳香剤等の液体を収容した壁掛け可能な容器を、最適な実施例に基づいて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本願の発明は、図2に示すように、液状をした芳香剤や消臭剤または防虫剤等の薬液を収容した中空容器1に開閉自在なヒンジ蓋体2を嵌着して容器本体を構成して、前記ヒンジ蓋体2の外蓋5に設けた固定筒部5aに繊維束等からなる吸い上げ部材6の上端部6aを嵌合固定すると共に、下端部6bを中蓋4に設けた挿通孔4aに挿通して容器内の液体中に浸漬せしめて、前記吸い上げ部材6の毛細管現象により液状の芳香剤等を吸い上げて蒸散せしめるように形成した芳香剤等の容器である。
【0014】
上記したヒンジ蓋体2は、図2および図3に示したように、内面に中空容器1の口頸部1aに螺合するネジ溝3aを設けた蓋体の円筒部3と該円筒部の上端に設けた中蓋4とからなる蓋部基体にヒンジ部5cを介して外蓋5を連結して開閉可能に形成したヒンジ蓋2に於いて、前記中蓋4には中央部に吸い上げ部材6を案内支持する挿通孔4aが開口端が突出するように形成されていて、また、前記外蓋5には内面中央部に吸い上げ部材6の端部6aを嵌合固定する固定筒部5aと該固定筒の外側に前記挿通孔4aの先端部4bに係合する係合筒部5bを設けられると共に、鍔部5dにフック等の支持具が係合する係止孔5eが設けられて開閉可能なヒンジ蓋を用いて形成されている。
【0015】
そして、前記したように形成されたヒンジ蓋には、繊維等を束ねて芯体状に形成した吸い上げ部材6の一端6aが前記外蓋5の固定筒部5aに嵌合して固定されると共に、該吸い上げ部材6の他端6bは前記中蓋4の挿通孔4aを貫通して中空容器1に収容した芳香剤や消臭剤、防虫剤等の液体中に浸漬するように支持されて、図4に示すように、中空容器1の口頸部1aに螺着可能な吸い上げ部材6を有するヒンジ蓋体2が構成されている。
このように構成された吸い上げ部材6を有するヒンジ蓋体2は、図2に示したように、液状をした芳香剤や消臭剤または防虫剤等の薬液が収容された中空容器1の口頸部1aに螺合されて、ヒンジ蓋に保持された吸い上げ部材6の下方部分が芳香剤等の薬液中に浸漬した状態となり、芳香剤等の薬液を吸い上げ部材6により吸い上げて蒸散をさせるようにした壁掛け可能な容器に形成される。
【0016】
図2に示したような構造をした中空容器1からなる芳香剤等の製品は、商品の包装を開封してからヒンジ蓋体2の鍔部5dを指先で押し上げると、外蓋5が開いて上方へ旋回するのに伴って吸い上げ部材6が引き上げられるので、芳香剤等の薬液が含浸された吸い上げ部材は空気に触れて蒸散し始めるようになる。
上記のように外蓋5が開かれて蒸散するようになった中空容器1は、建物の壁面等に設けられているフックや木ねじ等の支持体7の先端部を外蓋5の鍔部5dに設けられた係止孔5eに挿通することにより、図1に示したように吊り下げられた状態になって、容器内の芳香剤等の薬液を蒸散し続けることになる。
【0017】
そして、芳香剤等の薬液の蒸散を必要としなくなった場合には、壁に掛けられた中空容器1を外してから外蓋5を閉じると、外蓋5に固定された吸い上げ部材6の上方に露出していた部分は、中蓋4に設けた挿通孔4aに案内されて容器内に押し戻されて、図2に示すような最初の状態になって、露出していた部分は再び芳香剤等の薬液中に浸漬された状態となる。
【0018】
以上、説明したように、吸い上げ部材6を出し入れ自在に設けたヒンジ蓋体2を、芳香剤や消臭剤または防虫剤等の薬液が収容された中空容器1の口頸部1aに螺合せしめて構成される本願発明は、外蓋5を開いた時には芳香剤等の薬液が含浸された吸い上げ部材6が引き上げられて露出し、薬液が空気に触れて蒸散するようになると同時に、容器を壁等に掛けた状態で使用可能となり、また、外蓋5を閉じた時には露出して引き上げ部材6は容器1内に再び押し戻すことができるので、薬液の蒸散を簡単に停止させることができる。
【0019】
上記したヒンジ蓋体に於いては、中空容器1を建物の壁面に設けられたフックや木ねじ等の支持体7に引っ掛けた状態にして使用できるようにするには、図3に示したように、ヒンジ蓋を開閉するために外蓋5の縁部に設けた鍔部5dに係止孔5eを形成したものであったが、本願の発明は、このように限定されたものではなくて、図5および図6に示すように、外蓋5の天板部5fにフックや木ねじ等の支持体7を挿通させることができる係止孔5eを形成してもよい。
そのようにした場合には、芳香剤や消臭剤または防虫剤等の薬液が収容された中空容器1は、図6に示したように、天板部5fの係止孔5eに支持体7が係止されて壁面に吊り下げられた状態となって、芳香剤等の薬液を蒸散し続けることになる。
【0020】
尚、上記した実施例に於いては、中空容器1を建物の壁面等に掛けた状態にして使用できるようにするのに、外蓋5の鍔部5dまたは天板部5fにフックや木ねじ等の支持体7を挿通させて係止する係止孔5eを設けおいて、外蓋5を引っ掛けて容器を吊るすようにしたが、係止孔5eに支持体を係止して固定する以外にも容器を壁に掛けることも可能である。
本願の発明に於いては、中空容器の胴壁部またはヒンジ蓋体の外蓋や円筒部に吸着盤や接着部材等の固定手段を設けておいて、該吸着盤や接着部材等の固定手段により建物の壁面やその他の部分に中空容器を固定した状態にして、容器内の芳香剤等の薬液を蒸散させるようにして使用することも可能である。
【0021】
また、上記した実施例に於いては、芳香剤や消臭剤または防虫剤等の薬液が収容された中空容器1の口頸部1aに螺着したヒンジ蓋体2に吸い上げ部材6を固定するのに、図4に示したように、外蓋5に形成された固定筒部5a内に吸い上げ部材6の一端6aを圧入せしめて嵌合、固定したものであったが、本願の発明は、このような構造に限定されるものではない。
例えば、図10に示すように、別部材に成形された保持リング9に、図7に示すように、吸い上げ部材6の一端部6aを圧入せしめて嵌合、固定して、他端部6bをヒンジ蓋の中蓋4に設けた挿通孔4aに挿通すると共に、外蓋5に形成された前記挿通孔4aの先端部4bに係合する係合筒部5b内に前記保持リング9を圧入すると、該保持リング9の鍔部が係合筒部5bの突起部に係止して固定される。
このようして吸い上げ部材6を固定したヒンジ蓋体2を、芳香剤や消臭剤または防虫剤等の薬液が収容された中空容器1の口頸部1aに螺着せしめて、図9に示すような容器が形成される。
【0022】
上記した実施例で用いた保持リング9は、図10に示すように、合成樹脂を射出成形により小径の円筒体の一端にフランジ部9aを形成すると共に他端の内面に吸い上げ部材6の抜け止め用の突起部9bが形成されたものであるが、このような保持リング9は、図11に示したように、円筒体の下半分にスリット9cを形成しておくと、該保持リング9に吸い上げ部材6の一端部6aを圧入するのが極めて容易になる。
また、上記の保持リング9を、図12に示すように、円筒部を二つ割りにした開閉できるような構造すれば、吸い上げ部材6の一端部6aを固定するのがより一層簡単に行えるようになる。
【0023】
上記したように、吸い上げ部材6の一端部6aを別体の保持リング9に圧入せしめて嵌合、固定しておくと、中蓋4の挿通孔4aに挿通した吸い上げ部材6を外蓋の係合筒部5b内に圧入、固定するのが簡単になるので、中空容器に螺着可能にした吸い上げ部材6を設けたヒンジ蓋体2の製造が容易になる。
【0024】
【発明の効果】
本願の発明は、芳香剤や消臭剤または防虫剤等の薬液を収容した中空容器の開口部に吸い上げ部材と係止孔とを有するヒンジ蓋体を設けて、蓋部を開閉自在にすると共に蓋部で容器を壁面等に掛けれるようにしたので、吸い上げ部材の露出具合を調節して揮散量を調整することができて、また、容器の置場所を気にすることもなく、色々な所に設置することができて、更に、使用している途中でも揮散させる必要がなくなった場合には、簡単に蓋を閉めて中止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一実施例の芳香剤入り中空容器の使用状態を示す断面図である。
【図2】本願発明の第一実施例の芳香剤入り中空容器を示す断面図である。
【図3】図2に示す芳香剤入り中空容器に用いたヒンジ蓋を開いた状態の平面図である。
【図4】図3に示すヒンジ蓋に吸い上げ部材を装着した状態を示す断面図である。
【図5】第二実施例の芳香剤入り中空容器に用いたヒンジ蓋を開いた状態の平面図である。
【図6】第二実施例の芳香剤入り中空容器の使用状態を示す断面図である。
【図7】芳香剤入り中空容器のヒンジ蓋に吸い上げ部材を装着する部分断面図である。
【図8】図7に示す芳香剤入り中空容器に用いたヒンジ蓋を開いた状態の平面図である。
【図9】図7に示すヒンジ蓋に吸い上げ部材を装着した容器の部分断面図である。
【図10】図7に示すヒンジ蓋に吸い上げ部材を固定する保持リングを示す斜視図(a)と該リングの断面図(b)である。
【図11】ヒンジ蓋に吸い上げ部材を固定するための別な保持リングを示す斜視図(a)と該リングの断面図(b)である。
【図12】ヒンジ蓋に吸い上げ部材を固定するためのもう一つの保持リングを示す図である。
【図13】従来の固体状の芳香剤入り容器を示す部分断面図である。
【図14】従来の液体状の芳香剤入り容器を示す断面図である。
【符号の説明】
1. 中空容器
1a. 口頸部
2. ヒンジ蓋体
3. 円筒部
3a. ネジ溝
4. 中蓋
4a. 挿通孔
5. 外蓋
5a. 固定筒部
5b. 係合筒部
5c ヒンジ部
5d 鍔部
5e. 係止孔
5f. 天板
6. 吸い上げ部材
7. 支持体
9. 保持リング
9a. フランジ部
9b. 突起部
Claims (5)
- 円筒部の一端に中蓋を設けてなる蓋体基部にヒンジ部を介して外蓋を開閉可能に連結したヒンジ蓋体を、液体状の芳香剤や消臭剤、防虫剤等を収容した中空容器の口頸部に装着してなる容器に於いて、前記ヒンジ蓋体の中蓋の中央部に設けた挿通孔に挿通して上下動可能に支持する吸い上げ部材の上端部を外蓋の係合筒部内に設けた固定筒部に嵌合固定すると共に下端部を容器内の液体中に浸漬せしめて、前記外蓋の開閉により吸い上げ部材を上下に出し入れ自在となして、容器内の液体を吸い上げて蒸散可能に形成して、更に、前記容器の胴部または蓋体の一部に壁面等に係止可能な係止手段を一体に形成してなることを特徴とする壁掛け可能な芳香剤等の容器。
- 前記係止手段は、壁面に設けたフック等の支持具に係止する係止孔が外蓋の鍔部に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載する壁掛け可能な芳香剤等の容器。
- 前記係止手段は、壁面に設けたフック等の支持具に係止する係止孔が外蓋の天板部に設けられてなることを特徴とする請求項1に記載する壁掛け可能な芳香剤等の容器。
- 前記係止手段は、容器本体の胴壁部あるいはヒンジ蓋体の一部に吸着盤等からなる壁面に固定可能な固定手段が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載する壁掛け可能な芳香剤等の容器。
- 前記吸い上げ部材は、上端部が保持リングに固定されていて、該保持リングが外蓋の係合筒部に嵌合固定されてなることを特徴とする請求項1に記載する壁掛け可能な芳香剤等の容器。
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