JP4090270B2 - Pillar garnish for curtain-type airbags - Google Patents
Pillar garnish for curtain-type airbags Download PDFInfo
- Publication number
- JP4090270B2 JP4090270B2 JP2002144045A JP2002144045A JP4090270B2 JP 4090270 B2 JP4090270 B2 JP 4090270B2 JP 2002144045 A JP2002144045 A JP 2002144045A JP 2002144045 A JP2002144045 A JP 2002144045A JP 4090270 B2 JP4090270 B2 JP 4090270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- pillar garnish
- pillar
- main body
- locking part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カーテン式エアバッグ格納自動車用ピラーガーニッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の乗員を衝突時の衝撃から安全に保護するために、車室内の正面や側面にエアバッグ装置が設けられている。前記自動車側面からの衝撃に対し乗員頭部がサイドガラス等と衝突するのを防ぐために設けられるエアバッグ装置として、カーテン式エアバッグがある。このカーテン式エアバッグは、図6に示すように、自動車のルーフサイド部51に沿ってエアバッグ61が格納され、自動車の衝突時にはインフレータ62の作動によってエアバッグ61が膨張してサイドガラスに沿って車室内下方に展開するようになっている。
【0003】
また、前記ルーフサイド部51の下方のピラー部52にはピラーガーニッシュ81が取り付けられている。前記ピラーガーニッシュ81の上部は、車室内の美観向上等の面から、天井材65の下端66に車室内側から被さっている。前記エアバッグ膨張時、前記エアバッグ61は天井材65の下端66を車室内に押して前記下端66とピラーガーニッシュ81上端の間から車室内下方に展開する。その際、前記ピラーガーニッシュ81は、前記エアバッグ61によって車室内下方へ大なる力で押されるため、前記ピラー部52からピラーガーニッシュ81が外れないようにする必要がある。
【0004】
従来、前記カーテン式エアバッグの膨張展開に対してピラーガーニッシュがピラー部から外れ難いようにするため、図6の7−7断面図である図7に示すように、ピラーガーニッシュ81をピラーガーニッシュ本体82と該ピラーガーニッシュ本体82の裏側に一体に成形された係止片84とで構成し、前記係止片84の先端の係止爪83を、ピラー部52の車体パネル53に形成された係止孔54に挿入係止することが提案されている。そして、前記エアバッグ61の膨張時には前記ピラー部の係止孔54縁部に係止爪83が係止して、前記ピラーガーニッシュ81の外れを抑える。
【0005】
しかし、前記エアバッグ61の性能は、車両毎に異なっている。特に車両のキャビン体積が大きい場合には、前記インフレータ62の出力が高くされる。前記インフレータ62の出力が高くなると、前記エアバッグ61の膨張展開時、前記ピラーガーニッシュ81に加わる応力が増大するため、前記係止爪83の強度が不足していると、前記係止爪83の部分で破損して前記係止爪83によるピラーガーニッシュ81の外れ防止作用が得られなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記係止爪83の強度を高める手段として、前記係止爪83及び係止片84の厚みを大にすることが考えられる。しかし、前記係止爪83及び係止片84とピラーガーニッシュ本体82とは、プラスチックの射出成形等によって一体に成形されているため、前記係止爪83及び係止片84のみを厚くすると、前記係止爪83及び係止片84と対応するピラーガーニッシュ本体82の表面に、成形後の収縮によるヒケ等の外観不良を発生し易くなる。なお、前記係止爪83及び係止片84のみならず、前記ピラーガーニッシュ本体82についても全体の厚みを大にして、前記ヒケを防ぐことも可能であるが、その場合にはピラーガーニッシュ全体が重くなり、しかも材料費も嵩むため、実用性に乏しい。
【0007】
また、前記ピラーガーニッシュの材料として、ポリプロピレン(PP)が多用されているが、元来PPは低温時の過大な衝撃に対してあまり強くないという欠点を有する。前記PPに代えてゴム補強された複合PPをピラーガーニッシュの材料として使用することも可能であるが、その場合には材料費が嵩むようになったり、ピラーガーニッシュの剛性が低下したりする等の新たな問題が発生するため、好ましいものとは言い難い。
【0008】
さらに他の手段として、ピラーガーニッシュ本体に固定部品挿入貫通穴を開け、前記固定部品挿入貫通穴にボルト等の固定部品をピラーガーニッシュ本体の表面側から挿入してピラー部に固定し、その後、前記固定部品挿入貫通穴に目隠し用キャップを嵌着するようにしたものも知られている。しかし、その場合には、前記目隠し用キャップの部分で、美観上違和感を与え、意匠的に好ましいとは言い難い。
【0009】
この発明は、前記の点に鑑みなされたもので、カーテン式エアバッグの膨張展開時にピラー部から外れ難く、しかも外観が優れ、さらには安価なカーテン式エアバッグ格納自動車用ピラーガーニッシュを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、係止爪をピラーガーニッシュ本体の裏側に備え、ピラー部上方のルーフサイド部に格納されたカーテン式エアバッグの膨張展開時に、前記ピラー部の係止孔縁部に前記係止爪が係止して前記ピラー部から前記ピラーガーニッシュ本体を外れ難くするピラーガーニッシュにおいて、前記ピラーガーニッシュ本体とは別の係止部品に前記係止爪が形成され、前記ピラーガーニッシュ本体の裏面には、前記係止部品を嵌着するための係止部品嵌着用座部が形成され、前記係止部品嵌着用座部は、横断面略L字形の2つの挟持片がピラーガーニッシュ本体の幅方向に所要間隔離れて対向するように突出形成されて、対向する先端間に隙間が上下方向に沿って形成されると共に、前記挟持片で囲まれた係止部品挿入空間が上下両端で開口した構成とされ、前記係止部品は、前記係止部品嵌着用座部の係止部品挿入空間に下側から挿入されて嵌着される基板と、該基板の片面に形成されて前記係止部品嵌着用座部の挟持片先端間の隙間に位置する係止片とよりなり、前記係止片 に係止爪が形成されていることを特徴とする。
【0011】
前記係止部品は、上方への移動が規制されてピラーガーニッシュ本体に嵌着されているのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るピラーガーニッシュの取付状態を示す正面図、図2は図1の2−2断面図、図3は同実施例におけるピラーガーニッシュ本体の上部裏側を、第1実施例の係止部品と第2実施例の係止部品と共に示す斜視図、図4は第1実施例の係止部品と第2実施例の係止部品に対応するピラー部の係止穴を示す概略図、図5は第2実施例の係止部品とピラー部との係止状態を図4の5−5位置の断面で示す図及びその5A矢視図である。
【0013】
図1〜図3に示すこの発明の一実施例に係るピラーガーニッシュ10は、ピラーガーニッシュ本体11と係止部品21とよりなり、カーテン式エアバッグ61が格納されたルーフサイド部51の下方のセンターピラー部52の車体パネル53に取り付けられる。なお、先に示した図6,図7と同一のものは同じ符号を用いた。符号63はエアバッグ保持用ブラケット、71はクォータピラーガーニッシュである。
【0014】
前記ピラーガーニッシュ本体11は、車体のセンターピラー部52を車室内側から覆うように横断面略コの字形状をした上下に長いプラスチック成形品からなる。前記ピラーガーニッシュ本体11は、射出成形等、公知のプラスチック成形により成形されたもので、PP等適宜のプラスチックで構成されている。
【0015】
前記ピラーガーニッシュ本体11には、図3から容易に理解されるように、裏面上部に、係止部品嵌着用座部14が形成されている。前記係止部品嵌着用座部14は、この例ではピラーガーニシュ本体11の裏面に横断面略L字形の2つの挟持片15,15がピラーガーニッシュ本体11の幅方向Wに所要間隔離れて対向するように突出形成され、対向する先端15a,15a間に隙間15bが上下方向に沿って形成されたものからなる。前記挟持片15,15で囲まれた係止部品挿入空間16は、上下両端で開口して下側から上向きに係止部品21が挿入されるようになっている。
【0016】
前記係止部品21は、基板22と該基板22の片面に略垂直に形成された係止片23とよりなる。前記係止部品21は、前記エアバッグの膨張時に係止片23及びその先端の係止爪26が破損しない強度とされ、前記強度が得られる厚みや材質にされる。前記係止部品21の材質は、特に限定されるものではないが、前記ピラーガーニッシュ本体11よりも衝撃強度の高いもの、例えば金属又はエラストマーで構成されるのが好ましい。前記エラストマーとしては、熱可塑性エラストマー(TPO)が好ましい。
【0017】
前記基板22は、前記係止部品嵌着用座部14の係止部品挿入空間16に下側から挿入可能とされ、しかも挿入により前記係止部品嵌着用座部14に嵌着可能な形状となっている。この例の基板22は、基板22の上部と下部が前記係止部品挿入空間の上下から突出する寸法からなり、前記突出する上部と下部が、前記係止部品挿入空間16の幅よりも大とされて基板22の幅方向両側に突出した抜け防止係合部24,25となっている。前記上下の抜け防止係合部24,25間に前記係止部品嵌着用座部14の挟持片15,15が嵌合することにより、前記係止部品21の上方移動が阻止される。なお、前記係止部品挿入空間16に下側から係止部品21を挿入し易くするため、前記上端の係合部24についてはコーナー部が面取りされている。また前記係止部品挿入空間16への係止部品21の挿入時には、前記係止部品嵌着用座部14の挟持片15,15が前記抜け防止係合部24に押されて変形し、前記挟持片先端15a,15a間の隙間15bが拡がって前記係止部品21の挿入を可能にする。
【0018】
前記係止片23は、前記係止部品嵌着用座部14の挟持片先端15a,15a間の隙間15bに位置することができる幅からなり、先端に下向きの係止爪26が形成されている。
【0019】
なお、前記係止部品21は第1実施例のものであるが、この発明における係止部品は前記第1実施例のものに限られるものではない。例えば、図3に示す第2実施例の係止部品21Aのように、係止片23aが先端側の両面に係止爪26a,26aを有する正面視略十字形をしたものであってもよい。符号24a,25aは基板22aの上下端に形成された抜け防止係合部である。
【0020】
また、この実施例では、前記ピラーガーニッシュ本体11の裏面には、前記係止部品嵌着用座部14の下方に、ピラー部への取付部17が形成され、公知のプラスチックあるいは金属製クリップが取り付けられるようになっている。
【0021】
さらにこの実施例では、前記ピラーガーニッシュ本体11裏面の前記係止部品嵌着用座部14の上方には、エアバッグ侵入防止リブ18が形成されている。前記エアバッグ侵入防止リブ18は、前記エアバッグ61の膨張時に、前記エアバッグ61がピラーガーニッシュ本体11の上端裏側へ侵入するのを規制して車室内に正しく膨張展開できるようにする。
【0022】
前記ピラーガーニッシュ10が取り付けられるピラー部52の車体パネル53には、前記係止部品21の係止爪26と対応する位置に係止孔54が形成され、また、前記取付部17と対応する位置にクリップ係合孔(図示せず)が形成されている。なお、前記クリップ及びクリップ係合孔は、係合及び係合解除可能なものとされる。例えば、前記クリップを外周面に係合溝のあるものとし、また前記ピラー部52のクリップ係合孔をクリップの係合溝が嵌る大きさとして、前記クリップ係合孔へのクリップの圧入により前記クリップとクリップ係合孔が係合し、前記クリップを強引に引っ張ることにより前記係合を解除できるものを挙げる。
【0023】
図4は、前記ピラー部52の車体パネル53に形成される係止孔の概略を示す正面図である。図4の(A)に示す係止孔54は、図2に示すピラー部と同様に前記第1実施例の係止部品21に対応し、図4の(B)に示す係止孔54Aは、前記第2実施例の係止部品21Aに対応する。前記第1実施例の係止孔54については、前記第1実施例の係止部品21における係止片23及び係止爪26が挿入可能な長方形の孔からなり、前記ピラーガーニッシュ10の取付に際し、前記ピラーガーニッシュ本体11裏面の係止片23をピラー部52の係止孔54に挿入した後、前記ピラーガーニッシュ10を下方へずらして前記取付部のクリップをピラー部52のクリップ係合孔に位置合わせすることによって、図2に示すように、前記係止片23の係止爪26が係止孔54の縁部に係止するようになっている。そして、その状態でピラーガーニッシュ本体11をピラー部52の車体パネル53側へ押し付け、前記クリップをピラー部のクリップ係合孔に係合させることによって、ピラーガーニッシュ10が取り付けられる。また、前記第2実施例の係止孔54Aについては、前記第2実施例の係止部品21Aにおける係止片23a及び係止爪26aが挿入可能なT字形の孔からなり、前記第1実施例の場合と同様に、前記ピラーガーニッシュ本体裏面の係止片23aを係止孔54Aに挿入後、前記ピラーガーニッシュを下方へずらしてクリップとクリップ係合孔の位置を合わせることによって、図5のように、前記係止爪26aが係止孔54Aの縁部に係止するようになっている。そして、その状態でピラーガーニッシュ本体をピラー部52の車体パネル53側へ押すことによってピラーガーニッシュが取り付けられる。なお、前記ピラーガーニッシュ10取付後の状態において、前記係止爪26,26aとピラー部52の車体パネル53との間には、図2に示すように隙間Sが存在していてもよい。
【0024】
このようにして前記ピラー部52に取り付けられたピラーガーニッシュ10は、前記エアバッグ61が膨張してルーフサイド部51の天井材65の下端66を車室内に押して前記下端66とピラーガーニッシュ本体11の上端との間から車室内に展開する際に、前記エアバッグ61によって車室内下向きに強圧される。しかし、前記車室内下向きの強圧によって、前記係止部品21,21Aの係止爪26,26aがピラー部52の係止孔54,54A縁部に、一層強固に係止されるため、前記ピラーガーニッシュ10が外れ難くなる。しかも、前記ピラーガーニッシュ本体11に対する係止部品21,21Aの上方移動が、前記係止部品の基板下部の抜け防止係合部25,25aと係止部品嵌着用座部14との衝突によって規制されるため、前記係止爪26,26aが係止孔54,54Aの縁部から離れて係止が解除される虞が少ない。さらに、前記係止部品21,21Aは、ピラーガーニッシュ本体11とは別部品からなるため、ピラーガーニッシュ本体11の成形性等に制限されることなく、エアバッグの膨張圧力等に応じた強度のものに設計でき、前記エアバッグ膨張時に係止片23,23a及び係止爪26,26aが破損するのを防止することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、この発明によれば、エアバッグ膨張時にピラー部の係止孔に係止してピラーガーニッシュを外れ難くする係止爪をピラーガーニッシュ本体とは別部品の係止部品に形成し、前記係止部品をピラーガーニッシュ本体裏面に嵌着するようにしたため、ピラーガーニッシュ本体の表面外観や成形性に制限されることなく、エアバッグの膨張圧力等に応じて係止部品の材質や厚み等を設計できる。したがって、ピラーガーニッシュ本体の表面を美観の良好なものにできるとともに、エアバッグ膨張時におけるピラーガーニッシュの外れ難さを一層向上させることができる。しかも外れ難くするために強度の高い高価な材料を用いる場合でも、係止部品のみでよいため安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るピラーガーニッシュの取付状態を示す正面図である。
【図2】 図1の2−2断面図である。
【図3】 同実施例におけるピラーガーニッシュ本体の上部裏側を第1実施例の係止部品と第2実施例の係止部品と共に示す斜視図である。
【図4】 第1実施例の係止部品と第2実施例の係止部品に対応するピラー部の係止穴を示す概略図である。
【図5】 第2実施例の係止部品とピラー部との係止状態を図4の5−5位置の断面で示す図及びその5矢視図である。
【図6】 カーテン式エアバッグが格納されたルーフサイド部と従来のピラーガーニッシュを示す図である。
【図7】 図6の7−7断面図である。
【符号の説明】
10 ピラーガーニッシュ
11 ピラーガーニッシュ本体
14 係止部品嵌着用座部
21 係止部品
23 係止片
26 係止爪
54 ピラー部の係止孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pillar garnish for a curtain-type airbag housing automobile.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, an airbag device is provided on the front and side surfaces of a vehicle interior in order to safely protect an automobile occupant from an impact at the time of collision. As an airbag device provided to prevent a passenger's head from colliding with a side glass or the like against an impact from the side of the automobile, there is a curtain airbag. As shown in FIG. 6, the curtain-type airbag includes an airbag 61 stored along the roof side portion 51 of the automobile. When the automobile collides, the airbag 61 is inflated by the operation of the inflator 62 along the side glass. It is designed to expand downward in the passenger compartment.
[0003]
A
[0004]
Conventionally, in order to prevent the pillar garnish from coming off from the pillar portion with respect to the inflating and deploying of the curtain airbag, the
[0005]
However, the performance of the airbag 61 is different for each vehicle. In particular, when the cabin volume of the vehicle is large, the output of the inflator 62 is increased. When the output of the inflator 62 is increased, stress applied to the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As means for increasing the strength of the locking claw 83, it is conceivable to increase the thickness of the locking claw 83 and the
[0007]
In addition, polypropylene (PP) is frequently used as a material for the pillar garnish, but originally PP has a drawback that it is not very strong against excessive impact at low temperatures. It is also possible to use a composite PP reinforced with rubber instead of the PP as a material for the pillar garnish. In this case, the material cost increases, and the rigidity of the pillar garnish decreases. Therefore, it is difficult to say that it is preferable.
[0008]
Furthermore, as another means, a fixed part insertion through hole is opened in the pillar garnish body, a fixing part such as a bolt is inserted into the fixed part insertion through hole from the surface side of the pillar garnish body, and then fixed to the pillar part. There is also known one in which a blindfold cap is fitted into a fixed component insertion through hole. However, in that case, it is difficult to say that the portion of the cap for blindfold gives an uncomfortable aesthetic appearance and is preferable in terms of design.
[0009]
The present invention has been made in view of the above points, and provides a pillar garnish for a car storing a curtain air bag which is difficult to come off from the pillar portion when the curtain air bag is inflated and deployed, has an excellent appearance, and is inexpensive.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, a locking claw is provided on the back side of the pillar garnish main body, and when the curtain airbag stored in the roof side part above the pillar part is inflated and deployed, the locking claw is provided at the edge of the locking hole of the pillar part. In the pillar garnish that is locked and makes it difficult to remove the pillar garnish main body from the pillar portion, the locking claw is formed in a locking part different from the pillar garnish main body, and on the back surface of the pillar garnish main body, A latching part fitting seat for fitting the latching part is formed, and the latching part fitting seat has two holding pieces having a substantially L-shaped cross section in the width direction of the pillar garnish body. The protrusions are formed so as to be opposed to each other with a gap, and a gap is formed along the vertical direction between the opposed tips, and a locking part insertion space surrounded by the sandwiching pieces opens at both the upper and lower ends. The locking part is configured to be formed on one side of the board and inserted into the locking part insertion space of the locking part fitting seat portion from below, and the locking part. It consists of a locking piece located in the gap between the front ends of the holding pieces of the fitting seat, and a locking claw is formed on the locking piece .
[0011]
It is preferable that the locking part is fitted to the pillar garnish main body with its upward movement restricted.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. 1 is a front view showing an attached state of a pillar garnish according to one embodiment of the present invention, FIG. 2 is a sectional view taken along the line 2-2 of FIG. 1, and FIG. FIG. 4 is a perspective view showing the locking component of the embodiment and the locking component of the second embodiment, and FIG. 4 shows the locking hole of the pillar portion corresponding to the locking component of the first embodiment and the locking component of the second embodiment. FIGS. 5A and 5B are a diagram illustrating a locking state between the locking component and the pillar portion according to the second embodiment in a cross-section at a position 5-5 in FIG.
[0013]
A
[0014]
The pillar garnish main body 11 is a vertically long plastic molded product having a substantially U-shaped cross section so as to cover the
[0015]
In the pillar garnish main body 11, as can be easily understood from FIG. 3, a locking
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The locking
[0019]
In addition, although the said
[0020]
In this embodiment, a mounting portion 17 for the pillar portion is formed on the back surface of the pillar garnish main body 11 below the locking component
[0021]
Furthermore, in this embodiment, an airbag intrusion prevention rib 18 is formed above the locking
[0022]
The
[0023]
FIG. 4 is a front view showing an outline of a locking hole formed in the
[0024]
In this way, the
[0025]
【The invention's effect】
As illustrated and described above, according to the present invention, the locking claw that is locked to the locking hole of the pillar portion when the airbag is inflated to make it difficult to remove the pillar garnish is a locking component that is separate from the pillar garnish main body. The locking part is fitted on the back side of the pillar garnish body, so that the locking part of the pillar garnish body is not limited by the surface appearance or formability of the pillar garnish body according to the inflation pressure of the airbag. Material and thickness can be designed. Therefore, the surface of the pillar garnish main body can be made beautiful, and the difficulty of detachment of the pillar garnish when the airbag is inflated can be further improved. Moreover, even when an expensive material with high strength is used to make it difficult to come off, it is inexpensive because only the locking parts are required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an attached state of a pillar garnish according to an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along the line 2-2 in FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing the upper back side of the pillar garnish main body together with the locking part of the first example and the locking part of the second example in the same example.
FIG. 4 is a schematic view showing a locking hole of a pillar portion corresponding to the locking component of the first embodiment and the locking component of the second embodiment.
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 in FIG. 4 and a view taken in the direction of an
FIG. 6 is a view showing a roof side portion in which a curtain type airbag is stored and a conventional pillar garnish.
7 is a cross-sectional view taken along the line 7-7 in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記ピラーガーニッシュ本体(11)とは別の係止部品(21又は21A)に前記係止爪(26又は26a)が形成され、前記ピラーガーニッシュ本体(11)の裏面には、前記係止部品(21又は21A)を嵌着するための係止部品嵌着用座部(14)が形成され、
前記係止部品嵌着用座部(14)は、横断面略L字形の2つの挟持片(15,15)がピラーガーニッシュ本体(11)の幅方向(W)に所要間隔離れて対向するように突出形成されて、対向する先端(15a,15a)間に隙間(15b)が上下方向に沿って形成されると共に、前記挟持片(15,15)で囲まれた係止部品挿入空間(16)が上下両端で開口した構成とされ、
前記係止部品(21又は21A)は、前記係止部品嵌着用座部(14)の係止部品挿入空間(16)に下側から挿入されて嵌着される基板(22又は22a)と、該基板(22又は22a)の片面に形成されて前記係止部品嵌着用座部(14)の挟持片先端(15a,15a)間の隙間(15b)に位置する係止片(23又は23a)とよりなり、前記係止片(23又は23a)に係止爪(26又は26a)が形成されていることを特徴とするカーテン式エアバッグ格納自動車用ピラーガーニッシュ。A locking claw is provided on the back side of the pillar garnish main body, and when the curtain airbag stored in the roof side part above the pillar part is inflated and deployed, the locking claw is locked to the locking hole edge of the pillar part. In the pillar garnish that makes it difficult to remove the pillar garnish body from the pillar portion,
Wherein the locking claw (26 or 26a) is formed in the pillar garnish separate locking part from the main body (11) (21 or 21A), the back surface of the pillar garnish main body (11), said locking part ( 21 or 21A) is fitted with a locking part fitting seat (14) ,
The engaging part fitting seat (14) has two sandwiching pieces (15, 15) having a substantially L-shaped cross section so as to face each other in the width direction (W) of the pillar garnish body (11) at a required interval. A locking part insertion space (16) that is formed so as to protrude and a gap (15b) is formed along the vertical direction between the opposing tips (15a, 15a), and is surrounded by the clamping pieces (15, 15). Is configured to open at both upper and lower ends,
The locking part (21 or 21A) is inserted into the locking part insertion space (16) of the locking part fitting seat (14) from the lower side (22 or 22a), A locking piece (23 or 23a) which is formed on one surface of the substrate (22 or 22a) and is located in a gap (15b) between the clamping piece tips (15a, 15a) of the locking part fitting seat (14). A curtain garnish for a curtain-type airbag-storing automobile , wherein a locking claw (26 or 26a) is formed on the locking piece (23 or 23a) .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002144045A JP4090270B2 (en) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | Pillar garnish for curtain-type airbags |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002144045A JP4090270B2 (en) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | Pillar garnish for curtain-type airbags |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003335182A JP2003335182A (en) | 2003-11-25 |
JP4090270B2 true JP4090270B2 (en) | 2008-05-28 |
Family
ID=29703813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002144045A Expired - Fee Related JP4090270B2 (en) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | Pillar garnish for curtain-type airbags |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4090270B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5267903B2 (en) * | 2007-08-20 | 2013-08-21 | スズキ株式会社 | Vehicle pillar trim mounting structure |
JP5321491B2 (en) * | 2010-02-09 | 2013-10-23 | トヨタ自動車株式会社 | Arrangement structure of curtain airbag |
-
2002
- 2002-05-20 JP JP2002144045A patent/JP4090270B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003335182A (en) | 2003-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6672027B2 (en) | Pillar trim mounting structure | |
JP3321560B2 (en) | Airbag door structure | |
US7232151B2 (en) | Airbag device | |
JP4508383B2 (en) | Air bag built-in pillar garnish mounting structure | |
JPH10181512A (en) | Arrangement structure of air bag device for automobile | |
US20120119532A1 (en) | Vehicle interior trim panel | |
US6824201B2 (en) | Pillar trim structure | |
JP2003137054A (en) | Insert member of air bag door | |
JP2009113714A (en) | Interior trim mounting structure of automobile | |
JP4090270B2 (en) | Pillar garnish for curtain-type airbags | |
KR100970696B1 (en) | Mounting Structure of Air Bag Module | |
JP6035960B2 (en) | Pillar garnish | |
JP4134882B2 (en) | Curtain airbag device | |
JP4638835B2 (en) | clip | |
JP4317066B2 (en) | Airbag device for side impact of automobile | |
JP4259197B2 (en) | Arrangement structure of head airbag device | |
JP4112412B2 (en) | Curtain airbag device | |
JP5568452B2 (en) | Airbag device for passenger seat | |
JP2003095054A (en) | Structure of fixing part of pillar garnish for curtain type air bag | |
JP4252421B2 (en) | Pillar garnish mounting structure for curtain airbag | |
JP2003247517A (en) | Mounting structure of pillar garnish for curtain type air bag and clip | |
JP4260042B2 (en) | Foam molding | |
JP2004026053A (en) | Air bag door | |
JP2002347554A (en) | Pillar garnish structure for automobile stored with curtain type air bag | |
JP3881097B2 (en) | Fixed structure of pillar garnish with built-in airbag |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071211 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4090270 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |