JP4056758B2 - 嵌合二部材間のクリックストップ機構 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、相対移動自在に嵌合する嵌合二部材間のクリックストップ機構に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
図10は、この種の嵌合二部材間のクリックストップ機構をレンズ鏡筒の環状二部材間に適用した従来例を示す。レンズ鏡筒の固定鏡筒30の外周には、切換環31が光軸方向(紙面と垂直な方向)に移動自在に嵌まっている。この切換環31は、例えばレンズ鏡筒のAF(オートフォーカス)位置とMF(マニュアルフォーカス)位置を切り替えるもので、その内周面(固定鏡筒30との嵌合対向面)には、ともに環状をなすAF状態保持溝(クリックストップ溝)31aとMF状態保持溝(図ではAF状態保持溝のみを図示)が光軸方向に並べて形成されている。
【0003】
一方、固定鏡筒30の内周面にはネジ32により板ばね33が固定されている。固定鏡筒30に形成した径方向に貫通するボール移動孔34にはストップボール35が嵌合され、板ばね33の弾性力によりストップボール35は切換環31側に常時付勢されており、ストップボール35がAF状態保持溝31aとMF状態保持溝のいずれか一方に選択的に弾性係合することにより、切換環31がAF位置またはMF位置に位置決めされる。切換環31を例えば絞り設定環とするときには、その周方向に並べて複数のクリックストップ溝31bを形成することもある。
【0004】
しかし、このようなクリックストップ機構は、板ばね33を固定鏡筒30に固定するためのネジ32が必要となるので部品点数が増加するとともに、板ばね33を固定鏡筒30の内側から固定鏡筒30に取り付けているので、板ばね33の固定鏡筒30への組付作業が容易でなかった。
【0005】
また、板ばねの代わりに、圧縮コイルばねを用いた装置では、圧縮コイルばねの挿入孔を形成しなければならないため、その孔の長さを確保しなければならず、さらに、圧縮コイルばねの挿入作業が困難という問題がある。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、部品点数が少なく、かつ組立性の良い嵌合二部材間のクリックストップ機構を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の概要】
本発明は、相対的に移動自在に嵌合された内筒と外筒からなる嵌合二部材のいずれか一方の嵌合対向面に、クリックストップ溝を形成し、他方の嵌合対向面にのみ、板ばねを支持する板ばね挿入溝を形成し、前記板ばね挿入溝に支持された板ばねと、前記クリックストップ溝との間に、上記板ばねによってクリックストップ溝側に付勢される係合部材を介在させたことを特徴としている。
【0008】
上記板ばね挿入部は、上記板ばねの両端部を支持する一対の支持部と、この一対の支持部の間に位置する、上記板ばねの弾性変形を許容する変形許容部とを備える板ばね挿入溝であるのが好ましい。
【0009】
上記板ばね挿入溝を有する嵌合部材に、上記係合部材の移動方向をクリックストップ溝に対する挿脱方向に規制する係合部材移動孔が形成されているのが好ましい。
【0010】
また、上記クリックストップ溝が、上記嵌合二部材の相対移動方向に複数個並んでおり、かつ、上記係合部材が、上記複数のクリックストップ溝のいずれかに選択的に係合するのが好ましい。
【0011】
上記係合部材を、球状のストップボールとすることができる。
【0012】
また、上記係合部材を、上記クリックストップ溝に係合する部分が、該クリックストップ溝の長手方向とほぼ同方向に母線が向く半円柱形をなすクリックピンとするのが好ましい。
【0013】
嵌合二部材の形状には自由度があるが、レンズ鏡筒に適用する場合には環状部材である。この環状二部材が、光軸方向に相対移動自在であるときには、複数のクリックストップ溝は光軸方向に並ぶこととなる。より具体的には、環状二部材の一方は、AF位置とMF位置との間を光軸方向に移動して、カメラの撮影状態をAFとMFとに切り換える切換環とすることができる。
【0014】
環状二部材が光軸を中心に相対回転自在であるときは、複数のクリックストップ溝は円周方向に並ぶこととなる。板ばね及び板ばね挿入溝の方向は、任意に設定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、レンズ鏡筒の環状二部材(固定環と切換環)の間のクリックストップ機構に適用した第1の実施形態について図1乃至図4を参照しながら説明する。
【0016】
第1固定環1(内筒)の内側には、第1固定環1よりも径の小さい第2固定環2が配設されており、第1固定環1と第2固定環2は、図示しない後端部において固定されている。
第1固定環1の内周面には、光軸O方向への移動を不能に光軸O回りには回転自在に回転環3が支持されており、回転環3の後端部の内周面に形成されたギヤ3aには、カメラ本体(図示略)に内蔵されたモータの駆動軸に連係された回転軸4のギヤ4aが螺合している。
【0017】
回転環3と第2固定環2の間には、前端部の内周面に撮影レンズ群Lを保持する移動環5が配設されており、移動環5の後端部に突設された半径方向の動力伝達ピン6は、回転環3の前端部の内周面に形成された光軸O方向を向く回転伝達溝3bに係合している。移動環5の後端部の内周面に形成された雌ネジ5aは、固定環2の前端部の外周面に形成された雄ネジ2aに螺合している。
【0018】
第1固定環1の外側には、光軸O回りに回転自在かつ光軸方向に移動自在な環状の切換環8(外筒)が嵌合されており、切換環8の内周面(第1固定環1との嵌合対向面)にはともに環状をなすMF状態保持溝(クリックストップ溝)8aとAF状態保持溝(クリックストップ溝)8bが光軸O方向に並べて設けられている。本実施形態のクリックストップ機構は、この第1固定環1と切換環8の間に設けられている。
【0019】
第1固定環1には、切換環8との嵌合対向面に位置させて、周方向を向く板ばね挿入溝(板ばね挿入部)9が形成されている。この板ばね挿入溝9は、第1固定環1を貫通する細長い方形の変形許容部10と、変形許容部10の長さ方向の両端部に形成された段状凹部(支持部)12とを有している。変形許容部10の長さ方向の中央部には、ストップボール(係合部材)14の径に対応するボール移動孔(係合部材移動孔)11が形成されている。
【0020】
板ばね13は、この板ばね挿入溝9に挿入され(単に落とし込まれ)、両段状凹部12にその両端部が支持される。板ばね13の中央部は変形許容部10に位置し、ボール移動孔11に嵌合されたストップボール14は、板ばね13の中央部によって支持されている。板ばね13(板ばね挿入溝9)の幅は、ストップボール14(ボール移動孔11)の径より小さい。以上のMF状態保持溝8a、AF状態保持溝8b、板ばね挿入溝9、板ばね13、及びストップボール14によりクリックストップ機構が構成されている。
【0021】
このクリックストップ機構は従って、板ばね13をこの板ばね挿入溝9に落とし込み、ボール移動孔11にストップボール14を挿入した状態で、第1固定環1の外周に切換環8を嵌合させて、ストップボール14をMF状態保持溝8aまたはAF状態保持溝8bに係合させると、組立が完了する。板ばねを固定するためにねじを用いる必要がない。そして、この状態では、図1、図2及び図4の実線で示すように、板ばね13が変形許容部10内において光軸O側に弾性変形させられ、このときに生じる板ばね13の反力により、ストップボール14はMF状態保持溝8aまたはAF状態保持溝8bに選択的に弾性係合する。
【0022】
ストップボール14にAF状態保持溝8bが係合すると、切換環8はAF位置(図1の位置)に保持され、ストップボール14にMF状態保持溝8aが係合すると、切換環8はMF位置(図2の位置)に保持される。
【0023】
第1固定環1と切換環8の間には、切換環8がAF位置にあるとき、該切換環8の光軸O回りの回転を阻止するストッパ1aとロックピン15が設けられている。
【0024】
また、切換環8と第1固定環1との間には、切換環8がMF位置にあるとき、切換環8の回転を回転環3に伝達するクラッチ機構が設けられている。すなわち、切換環8の前端部に固定されたクラッチ環16の後端面には、周方向に位置を異ならせて複数の連結ピン17が後ろ向きに突設されている。連結ピン17は、クラッチ環16の後端面に形成された凹部16aに収納され、凹部16a内に配設された圧縮ばね18によって後方に付勢されており、凹部16aの直後に固定された抜け止め部材19により凹部16aから抜け止めされている。また、回転環3の前端面には、この連結ピン17に対応させて、周方向に位置を異ならせて多数のクラッチ溝3cが形成されており、切換環8をMF位置に移動させると、この連結ピン17とクラッチ溝3cが係合して、切換環8と回転環3が回転方向に一体化される。
【0025】
従って、図1に示すように、切換環8をAF位置に位置決めしたAF状態において、カメラ本体のモータを作動させて回転軸4を回転させると、回転環3が光軸O回りに回転し、回転環3の回転力は回転伝達溝3bと動力伝達ピン6を介して移動環5に伝わり、移動環5が雌ネジ5aと雄ネジ2aの螺合関係を保持したまま、回転しながら光軸O方向に沿って移動し、撮影レンズ群Lのフォーカシングがなされる。
【0026】
また、図2に示すように、切換環8をMF位置に移動させると、ロックピン15とストッパー1aとの係合が解かれ、切換環8とクラッチ環16の回転操作が可能となるとともに、回転環3のクラッチ溝3cと連結ピン17が嵌合することにより、回転環3と切換環8が回転方向に結合される。従って、切換環8(クラッチ環16)を手動操作により回転させると、移動環5が回転しながら光軸O方向に沿って移動し、撮影レンズ群Lのフォーカシングがなされる。
【0027】
このような本実施形態によれば、ネジ等の固定手段を用いることなく板ばね13を板ばね挿入溝9に挿入するだけで板ばね13の支持ができるので、部品点数を増加させることなく第1固定環1と切換環8の間のクリックストップ機構を提供することができる。
【0028】
さらに、板ばね挿入溝9にボール移動孔11を設けてあるので、ストップボール14は第1固定環1の径方向以外の方向に移動することはなく、切換環8をAF位置とMF位置に精度良く位置決めすることができる。
【0029】
次に、本発明の第2の実施形態について図5乃至図9を参照しながら説明する。
なお、第1の実施形態と同様の部材には同じ符号を付すに止め、その詳細な説明は省略する。
【0030】
本実施形態の特徴は、第1の実施形態のストップボール14の代わりに、図9に単体形状を拡大して示すクリックピン(係合部材)20を用いた点にある。
このクリックピン20は、ほぼ半円柱形の係合部20aと、この半円柱状係合部20aに滑らかに連なる略直方体形状の摺動嵌合部20bとからなっている。半円柱形の係合部20aは、その母線がAF状態保持溝8bおよびMF状態保持溝8aの長手方向(第1固定環1の円周方向)とほぼ同方向を向いており、摺動嵌合部20bは、その前後端面が光軸と直交する平面方向を向いている。また、摺動嵌合部20bの底面は、板ばね13に沿う曲面形状をなしている。
一方、第1固定筒1に形成されている周方向に長い変形許容部10の長さ方向の中央部には、嵌合部20bの前後両端部を第1固定筒1の径方向に摺動自在に嵌合させる、前後一対のピン移動孔(係合部材移動孔)21が形成されている。
【0031】
本実施形態のクリックストップ機構は、板ばね13を板ばね挿入溝9に落とし込み、ピン移動孔21にクリックピン20の嵌合部20bを嵌合し、かつ、クリックピン20の底面を板ばね13に当接させた状態で、第1固定環1の外周に切換環8を嵌合させて、クリックピン20の係合部20aをMF状態保持溝8aまたはAF状態保持溝8bに係合させると、組立が完了する。
【0032】
クリックピン20にAF状態保持溝8bが係合すると、係合部20aの前面と後面がAF状態保持溝8bの前面と後面にそれぞれ線接触して切換環8がAF位置(図5の位置)に保持され、クリックピン20にMF状態保持溝8aが係合すると、係合部20aの前面と後面がMF状態保持溝8aの前面と後面にそれぞれ線接触して切換環8がMF位置(図6の位置)に保持される。
【0033】
本実施形態によれば、クリックピン20とAF状態保持溝8bおよびMF状態保持溝8aが線接触した状態で係合するので、切換環8の切り換え時にクリックピン20とAF状態保持溝8bおよびMF状態保持溝8aとの間に生じる衝撃力が分散されるので、ストップボール14を用いる第1の実施形態より円滑にAFとMFの切換動作を行うことができる。また、点接触するストップボール14に比べ、AF状態保持溝8bおよびMF状態保持溝8aに傷ができにくくなるので、長期に渡り、MF位置にある切換環8をより円滑に光軸O回りに回転させることができる。
【0034】
以上の第1および第2の実施形態は、光軸方向に移動してAF状態とMF状態を切り換える切換環8のクリックストップ機構に本発明を適用したものであるが、回転移動する切換環のクリックストップ機構にも本発明は同様に適用できる。すなわち、切換環に、図10に鎖線で示したような周方向に並んだ複数のクリックストップ溝31bを形成して、このクリックストップ溝をストップボール14またはクリックピン20に選択的に係合させることにより、切換環8を回転方向の所定の位置に位置決めするようにしてもよい。さらに、相対移動方向も、光軸方向、周方向に限られない。螺旋状の相対運動を行う機構にも本発明は適用できる。
【0035】
また、両実施形態では、切換環8にMF状態保持溝8aとAF状態保持溝8bを形成して、第1固定環1に板ばね挿入溝9を形成したが、切換環8に板ばね挿入溝9を形成して、第1固定環1にMF状態保持溝8aとAF状態保持溝8bを形成してもよい。
【0036】
さらに、両実施形態では本発明を環状二部材の間のクリックストップ機構に適用したが、本発明は環状以外の嵌合二部材間のクリックストップ機構に広く適用することができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、部品点数が少なく、かつ組立性の良い嵌合二部材間のクリックストップ機構が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のレンズ鏡筒の上半部を示すAF撮影時の縦断側面図である。
【図2】同じく、MF撮影時の図1と同様の縦断側面図である。
【図3】同じく、第1固定環と板ばねとストップボールを示す拡大平面図である。
【図4】同じく、図1のA‐A矢視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のレンズ鏡筒の上半部を示すAF撮影時の縦断側面図である。
【図6】同じく、MF撮影時の図1と同様の縦断側面図である。
【図7】同じく、第1固定環と板ばねとクリックピンを示す拡大平面図である。
【図8】同じく、図5のB‐B矢視図である。
【図9】同じく、クリックピンの拡大斜視図である。
【図10】従来の位置決め装置の要部を示す拡大縦断正面図である。
【符号の説明】
1 第1固定環(嵌合二部材の一方の部材)
2 第2固定環
2a 雄ネジ
3 回転環
3a ギヤ
4 回転軸
4a ギヤ
5 移動環
5a 雌ネジ
6 動力伝達ピン
8 切換環(嵌合二部材の他方の部材)
8a MF状態保持溝(クリックストップ溝)
8b AF状態保持溝(クリックストップ溝)
9 板ばね挿入溝(板ばね挿入部)
10 変形許容部
11 ボール移動孔(係合部材移動孔)
12 段状凹部(支持部)
13 板ばね
14 ストップボール(係合部材)
15 ロックピン
16 クラッチ環
16a 凹部
17 連結ピン
18 圧縮ばね
19 抜け止め部材
20 クリックピン(係合部材)
20a 係合部
20b 摺動嵌合部
21 ピン移動孔(係合部材移動孔)
L 撮影レンズ群
O 光軸
Claims (10)
- 相対的に移動自在に嵌合された内筒と外筒からなる嵌合二部材のいずれか一方の嵌合対向面に、クリックストップ溝を形成し、他方の嵌合対向面にのみ、板ばねを支持する板ばね挿入溝を形成し、
前記板ばね挿入溝に支持された板ばねと、前記クリックストップ溝との間に、上記板ばねによってクリックストップ溝側に付勢される係合部材を介在させたことを特徴とする嵌合二部材間のクリックストップ機構。 - 請求項1記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記板ばね挿入溝は、上記板ばねの両端部を支持する一対の支持部と、この一対の支持部の間に位置する、上記板ばねの弾性変形を許容する変形許容部とを備える嵌合二部材間のクリックストップ機構。
- 請求項1または2記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記板ばね挿入溝を有する嵌合部材に、上記係合部材の移動方向をクリックストップ溝に対する挿脱方向に規制する係合部材移動孔が形成されている嵌合二部材間のクリックストップ機構。
- 請求項1ないし3のいずれか1項記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記クリックストップ溝が、上記嵌合二部材の相対移動方向に複数個並んでおり、かつ、上記係合部材が、上記複数のクリックストップ溝のいずれかに選択的に係合する嵌合二部材間のクリックストップ機構。
- 請求項1ないし4のいずれか1項記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記係合部材が、球状のストップボールである嵌合二部材間のクリックストップ機構。
- 請求項1ないし4のいずれか1項記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記係合部材は、上記クリックストップ溝に係合する部分が、該クリックストップ溝の長手方向とほぼ同方向に母線が向く半円柱形をなすクリックピンである嵌合二部材間のクリックストップ機構。
- 請求項1ないし6のいずれか1項記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記嵌合二部材が、レンズ鏡筒内の環状二部材である嵌合二部材間のクリックストップ機構。
- 請求項7記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記環状二部材が光軸方向に相対移動自在であり、複数のクリックストップ溝が光軸方向に並んでいる嵌合二部材間のクリックストップ機構。
- 請求項8記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記環状二部材の一方は、AF位置とMF位置との間を光軸方向に移動して、カメラの撮影状態をAFとMFとに切り換える切換環である嵌合二部材間のクリックストップ機構。
- 請求項7記載の嵌合二部材間のクリックストップ機構において、上記環状二部材が光軸を中心に相対回転自在であり、複数のクリックストップ溝が円周方向に並んでいる嵌合二部材間のクリックストップ機構。
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