JP4050031B2 - 時分割ユニバーサルマルチプルアクセスネットワーク - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ伝送ネットワークに関する。特に、本発明はネットワークステーションによる共通通信媒体への複数のアクセスをサポートする方法に関する。本発明は、ユニバーサルマルチプルアクセスプロトコルを改良したものである。
【0002】
【従来の技術】
代表的な半二重通信ネットワークには、通信用の共通媒体に接続された複数のステーションが含まれる。媒体上の通信は、複数のアクセスと帯域幅割振りを定めた特定のプロトコル(複数の場合もある)に従って行われる。これらのプロトコルは、各ステーションが実行すべき事象のシーケンスを決定し、ステーション間の干渉、すなわち「衝突(collision)」の発生を回避または低減する。プロトコルの実行には通常、物理的媒体にアクセスし、ステーション間のバイナリデータ伝送を制御するのに必要なプロトコルを実行するメディアアクセスコントローラ(MAC)が含まれる。
【0003】
イーサネットプロトコルはより一般的なプロトコルのひとつであり、すべてのステーションが均等にネットワークにアクセスできる。ネットワーク上の各ステーションまたはノードには、衝突検出機能を有するキャリアセンスマルチプルアクセスを使用するネットワークインタフェースカードがある。これは通常、CSMA/CDと呼ばれる。このプロトコルによれば、伝送前に、ステーションは媒体上のトラフィックを探す。媒体上でトラフィックが感知されないと、ステーションは伝送を開始する。伝送が開始された後には、伝送ステーションが媒体をモニタし、別のステーションがその媒体にアクセスしたことによる衝突がないかを判断する。衝突が検出されると、プロトコルは両方のステーションに伝送を停止させ、任意の時間待機させ、伝送を再試行する。
【0004】
ネットワーク媒体にアクセスするための別の方法は、「タイムスロットマルチプルアクセス」と呼ばれるものである。ユニバーサルマルチプルアクセス、つまりUMAはタイムスロットマルチプルアクセスプロトコルの具体的な実施例である。このプロトコルは、各ステーションが、割り当てられたタイムスロット中にラウンドロビン(round robin)配置の媒体にアクセスするというアクセステクニックを用いる。中央ネットワークマネージャ(マスタステーション)は、初期化ビーコン(「ビーコン」とは、全ステーション向けメッセージ)を使って、新しいステーションのそれぞれに対してひとつまたは複数のタイムスロットを割り当てることにより、ネットワークを初期化する。すべてのステーションは各々のアクセス時間を、それぞれに割り当てられたタイムスロットの開始時にタイムアウト(time out)するように初期化する。すべてのステーションは、ひとつのステーションがネットワークにアクセスする時は必ずアクセスタイマを止め、そのタイマを各伝送の終了時に再開する。各UMAステーションは、それに割り当てられたタイムスロット内にのみ伝送を行うことができる。この方法は、ステーション間の仮想時間トークンを通すことと等しい。UMAの実施例は1998年6月30日にカルカント他に発行された米国特許第5,774,658号に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
UMAプロトコル等のタイムスロットマルチプルアクセス法には、ネットワークにアクセスするための所定数のタイムスロット、境界のあるアクセス待ち時間、およびスロット割合に基いて各ステーションに割り振られる帯域幅量の下限をネットワークに提供するという利点がある。(待ち時間は単純に「遅延」であり、「アクセス待ち時間」はネットワークへのアクセスを開始してからデータを実際に送信することができる時までの待ち時間である。)たとえば、大きな帯域幅を必要とするデバイスには、複数のタイムスロットが割り当てられる。UMAには、各ステーションが所定の伝送時間を割り当てられることから、衝突を回避するという利点もある。ステーションがそれに割り当てられたタイムスロット中に伝送を開始すると、タイムスロットの時間測定は中断され、伝送が終了すると時間測定は再開される。したがって、伝送時間はタイムスロットより長くなる場合がある。
【0006】
しかし、これらの方法では、ネットワーク上の各ステーションに割り振られた帯域幅を管理する上で所望の柔軟性を得ることができない。そのひとつの原因が、各ステーションの最大待ち時間と最小スループットがタイムスロットの総数に依存しているという事実である。タイムスロットの数が変わると、ひとつのステーションに割り当てられた待ち時間とスループット(throughput)は、そのステーションに割り当てられたタイムスロット数が全スロットの変化を補償するだけ変更されれば変わらない。タイムスロット数はネットワークの一部となりうる最大ステーション数と個々のステーションに割り振ることのできる帯域幅の最低量の両方を決定する。これは、スロットによって割り当てられた伝送時間に関するスロットの幅に関係なくあてはまる。そこで、改良されたマルチプルアクセスネットワークが必要となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このニーズは、本発明により、複数のステーションによるネットワーク媒体へのアクセスを制御する方法を提供することによって満たされ、この方法は、
a)タイムスロットの数を決定するステップと、
b)前記タイムスロットにスロットサイクルを割り当てるステップであって、前記タイムスロットの少なくとも1つに複数のスロットサイクルを割り当てるステップと、
c)前記ステーションのそれぞれが必要とする帯域幅に応じて、前記タイムスロットに割り当てられたスロットサイクル毎に、前記複数のステーションのいずれか1つを割り当てるステップであって、少なくとも1つの前記タイムスロットにおけるスロットサイクルに複数の異なる前記ステーションを割り当てる、ステップと、
d)前記各ステーションが前記ステップ(c)において割り当てられたスロットサイクルの間にデータ伝送を行うように前記各ステーションを作動させるステップと、を含む。また、前記ステップ(d)において、前記複数のステーションのいずれか1つによるデータ伝送が、前記タイムスロットの順に繰り返され、前記各タイムスロットにおいて、当該タイムスロットに割り当てられたスロットサイクルの順に、当該スロットサイクルに割り当てられたステーションがデータ伝送を行うように、前記各ステーションを作動させることが望ましい。
【0008】
本発明は、ユニバーサルマルチプルアクセスプロトコル等の既知のタイムスロットマルチプルアクセス方法を拡張し、各タイムスロットのアクセスウィンドウを「スロットサイクル」と定義する。ネットワーク内の各ステーションには、ひとつまたは複数のスロットサイクルが割り当てられ、割り当てられたスロットサイクルについてのアクセスサイクルが終了すると、スロットサイクルカウンタが進む。これにより、そのスロットに割り当てられたサイクル総数のモジューロ(modulo)である各スロットの増大サイクル数ができる。(「モジューロ」(基数(k))はモジューロkで割った残りの整数である。)ステーションはそれに割り当てられたサイクルとタイムスロット(以下、「スロットサイクル」という)中のみネットワークにアクセスできる。各ステーションには、初期化ビーコンまたは同期ビーコンを通じて、ひとつまたは複数のスロットサイクルが割り当てられる。この同期ビーコンには、タイムスロットkについてのスロット数(k)、サイクル数(j)、最大サイクル数(M(k))が含まれる。各ステーションは、そのタイムスロットの開始を決定するのに使われるアクセスタイマに沿ってそのスロットサイクルカウンタを保持する。このように、本発明によってネットワーク上のステーションに帯域幅を割り振る自由度が広がる。たとえば大きな帯域幅を必要とするステーションには、全スロットサイクルを含め、タイムスロット全体だけでなく、他のタイムスロット中のスロットサイクルを割り当てることができる。同様に、ほとんど帯域幅を必要としないステーションには、特定のタイムスロット内の限られた数のスロットサイクル、あるいはひとつのみ割り当ててもよい。これにより、タイムスロット全体が割り当てられる場合より小さな帯域幅を与えられる。
【0009】
割り当てられたタイムスロット中にのみネットワーク媒体へのネットワークステーションのアクセスを制御するための改良されたタイムスロットマルチプルアクセス法であり、その中で、タイムスロットのシーケンスが繰り返し循環する。改良点は、ひとつのタイムスロットにラウンドロビン選択によって複数のステーションを割り当てることにより、タイムスロットが複数のステーションで共有されることである。
【0010】
ユニバーサルマルチプルアクセス(UMA)は、時間を割り当てられたスロットに分割するという点で、時分割多元接続(TDMA)と似ているが、TDMAと異なり、UMAはステーションがデータフレームを別のステーションに転送するたびに各スロットのスケジューリングが変わる。その結果、すべてのオンラインステーションによってモニタされるネットワーク伝送に基いてタイムスロットスケジューリングのローテーションが得られる。タイムスロットシーケンスの周期的なリセットは、アクティブノードが同期ビーコンを伝送する時に行われる。同期ビーコンに指定された送り主も、タイムスロット割当と同様のローテーションとなる。
【0011】
標準的UMAプロトコルによれば、標準的UMA同期ビーコンがマスタステーションによって放送されるたびに、各スロットの持ち主は次の持ち主にローテートされる。タイムスロットの最後の持ち主にアクセスが与えられると、所有権はローテーションで最初の持ち主に戻る。本発明に関し、スロットのシーケンスは、各ステーションがそのモジューロM(k)のサイクルカウンタを進めた後、繰り返される。サイクルカウントがMの最大値に達すると、マスタステーションは標準的同期ビーコンの代わりに特別なマスタ同期ビーコンを放送する。このメッセージは、すべてのスロットを各々の最初のステーション(サイクル0)に再度割り当て、タイムスロットシーケンスをリセットする。マスタ同期ビーコンは、この最低値より多いサイクル分だけ遅延される。標準的UMAのひとつの限界は、タイムスロットの数をステーションの数と同じ以上にしなければならないことである。標準的UMAの2つめの限界は、スロットが割り当てられるステーションはいずれもひとつのスロットしか持たないことである。アクセス時間だけがローテーションされる。すべてのタイムスロットが割り当てられると、新しいステーションは前に割り当てられたタイムスロットが使える状態になるまで、あるいは新しいスロットが追加されるまでアクセスを拒否される。割り当てられたステーションの中に、非常に少ない帯域幅しか使用していないものがある場合でもアクセスを与えることは不可能である。本発明は、複数のステーションでタイムスロットを共有することを可能にする。これは、ひとつまたは複数の、3つの数からなるアクセスベクトルを各ステーションに割り当てることで実現できる。3つの数からなるアクセスベクトルは、1)タイムスロット数、2)そのタイムスロット内のスロットサイクル数、3)そのタイムスロットに割り当てられるスロットサイクル総数に対応する。本発明では、各タイムスロットの持ち主はメンバステーション内でローテーションすることができる。本発明の方法によれば、各タイムスロットに異なる数のメンバステーションを割り当て、各ステーションを複数のスロット内のスロットサイクルに割り当てることが可能である。
【0012】
このように、本発明の方法を用いれば、ネットワークへのアクセスは、そのタイムスロットのひとつまたは複数の中のサイクル数を、アクセスが必要なステーション数の増加に合わせて増やすことができるかぎり、低サービス品質(QoS)要件のステーションについて拒否されることはない。スループットを維持しなければならないステーションは、これら新しい低QoSステーションを追加しても影響を受けない。各スロットに異なる数のスロットサイクルを割り当てる方法は、ネットワーク上の実行階層(ティア:tier)つまりサービス品質(QoS)を作るのに使用できる。割り振られていない帯域幅は、割り当てられていないスロットサイクルを作ることによってネットワーク内の他のステーションに戻すことができる。割り当てられていないスロットサイクルは、同じスロットに割り当てられた他のステーションが利用できる帯域幅を減らし、その帯域幅を他のスロットに戻す効果を持つ。この帯域幅を使用する優先権は、割り当てられていないスロットサイクルを持つスロットの時間的にすぐ後のスロットに与えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1(a)と(b)は、ひとつの考えられるネットワークシステムについて、本発明による時間共有スロットを簡単に示す。図1(a)はスロットサイクル(10)のタイムスロット(12)への割振りを示し、図1(b)はスロットサイクルのステーションへの割当を示す。この例において、各行は割り振られたタイムスロット(列で示す)のひとつのサイクルを示す。割り振られたタイムスロットは、「スロット0」、「スロット1」、「スロット2」、「スロット3」、「スロット4」の5つである。図中の連続する各行は、タイムスロットシーケンス中の新サイクルを示す。このように、「スロット1サイクル・・・」列の行3において、”3(E)”はステーション”E”がサイクル番号3のスロット1に割り当てられることを意味する。番号3は、スロット1に割り当てられた各ステーションによって計算された値である。最初の列へのエントリが”0(A)”であるため、このタイムスロットに割り当てられているステーションは1つだけである。標準的UMAによるスロット所有権(つまり優先権)のローテーションは本発明においては必要条件ではないため、明確化を期すよう、図1ではローテーションを示していない。タイムスロット”0”についての1スロット−1ステーション割当は、標準的UMAと同じである。
【0014】
タイムスロットはそれぞれ、異なる数のスロットサイクルを提供するよう定義されている。タイムスロット0にはひとつだけスロットサイクルが割り振られている。タイムスロット1には5つのサイクルが割り当てられ、タイムスロット2には2つのサイクル、スロット3には4つのサイクル、スロット4には14のサイクルがそれぞれ割り当てられている。図1に示されるサイクルを見ると、a)ステーション”A”にはスロットゼロについてのスロットサイクルが全部割り振られ、b)ステーション”B”,”C”,”D”,”E”,”F”にはタイムスロットの5つめごとのサイクルが割り振られ、c)ステーション”G”にはスロット2の2つめごとのサイクルとスロット3の4つめごとのサイクルが与えられ、d)ステーション”I”にはスロット3の4サイクルのうち2つが与えられ、e)ステーション”R”にはスロット4の14個ずつのサイクルのうち1つが与えられていることがわかる。
【0015】
このネットワーク例には24のステーションがあり、スロットは5つのみで、それぞれステーション”A”によって所有されている。低いサービス品質のみ必要とするステーションはスロット4に割り当てられる。図1のスロット4に割り当てられるステーション数は多いが、スロット0を含む他のスロットに関わる待ち時間には影響を与えていない。ステーション”G”にスロット3における余分なスロットサイクルを割り当てる場合、ステーション”H”のスループットは、ステーション”G”のそれが増えても影響を受けなかった。
【0016】
本発明では、各タイムスロットの所有権をM(k)のメンバステーション内でローテーションすることができる。”k”はタイムスロット数である。本発明によれば、各スロットには異なる数のメンバステーションを割り当てることができる。スロットkのM(k)=1の場合、標準的UMAプロトコルと同様に、そのスロットには1つのステーションが割り当てられる。M(k)=2の場合、2つのステーションがアクセスを共有し、以下同様に続く。M(k)はスロットkについての「総サイクル」ということもできる。特定のサイクルにおける特定のタイムスロットは「スロットサイクル」である。スロット”k”におけるひとつまたは複数のスロットサイクルが割り当てられた各ステーションには、それに割り当てられたサイクル数をカウントするためのモジューロとして使用されるM(k)の数値が与えられる。
【0017】
図1(b)の最後の列(14)は、そのステーションにデータ伝送がないと、各スロットサイクルの最後のタイムスロットの後に標準的な同期ビーコンが伝送されることを示している。マスタ同期ビーコンは、そのタイムスロットが最も多いスロットサイクルを有するスロットのスロットサイクル数に対応する回数だけ循環した後に伝送される。
【0018】
次に図2においては、標準的ネットワークの略図が示されている。本発明の目的において、「ネットワーク」という言葉はコンピュータネットワーク、通信ネットワークあるいはその他データの送受信その他の転送を行うためのシステムを意味する。データには画像、ビデオ、グラフィクス、テキスト等が含まれる。データはネットワーク上で、2つまたはそれ以上のデバイス間で伝送できる。図2(a)と2(b)は、標準的ネットワーク構成のブロック図である。ネットワークは、データその他の情報をネットワーク上の他のステーションに伝送する複数のステーション20を含む。限定された数のステーションしか図2には示されていないが、ネットワークは多数のステーションを含めることができることは理解されるであろう。ネットワークは、バス、リング、スターまたは混合など、さまざまなタイプのトポロジを持つことが可能である。本発明の方法は、フォールトトレラントトポロジでも利用できる。フォールトトレラントトポロジを用いれば、媒体のチャンネルのうちひとつまたは複数が故障してもステーション間の接続は保たれる。図2(a)において、30として示される通信媒体と接続されたネットワークが示されている。図2(a)において30で示される通信媒体は、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、電話線、ツイストペアラインその他のデジタルライン等、既知の通信媒体のいずれでもよい。さらに、本発明の方法は、図2(b)に示す物理的接続のない、通信媒体が電磁スペクトルの一部に対応する無線ネットワークにも使用できる。ネットワークの一部となるには、ステーションはマスタステーション”I”の範囲内になければならない。
【0019】
図3は、一般に40で示されるネットワークアダプタのブロック図であり、これによってネットワークステーション20と通信媒体30との間の通信が可能になる。ネットワークアダプタは通常、ネットワークステーション20とアダプタの残りのインタフェースを制御するインタフェースコントローラ41、受信ユニット42、送信ユニット43、アダプタから通信媒体30までのコネクタ44を備える。図中45で概略が示されているように、各種コンポーネントが適当な回路で接続される。本発明の方法が利用されるのは、ネットワークアダプタ内部である。
【0020】
<実施の形態の図面で使用される略称の定義>
CAN=現行アクセス数。ローテーション優先権アルゴリズムにおいて、有効データフレームまたは同期ビーコンを受信した、あるいはこれらいずれかのメッセージを送信した後にアクセスウィンドウを持つことになる最初のスロット{0,1,...,Nslots−1}。これは当初、このステーションに割り当てられたタイムスロット、kにリセットされる。
【0021】
CAT=現行アクセスタイマ。あるステーションがネットワークにアクセスする、あるいは同期ビーコンを送信するための適正な時間を決定するのに使用される継続時間タイマ。これは、フロー図に示されているアルゴルズムに従ってリセット、スタート、ストップされる。
【0022】
Taw=「アクセスウィンドウ」の継続時間である。
【0023】
CATW=現行アクセスタイマウィンドウ。現行アクセスタイマが作動している「アクセスウィンドウ」のユニットで測定される継続時間。この数値は、0からNslots−1までの間で変化する。各「アクセスウィンドウ」は継続時間Tawである。図11は、CATに関するCATWのグラフである。これは、図中において「底(フロア:floor)」記号(端数切り捨て)が示すように、「階段関数」とも言われる。
【0024】
CAW=現行アクセスウィンドウまたはタイムスロットの絶対数。この数値は、0からNslots−1の範囲で変化する。
【0025】
PATW=前のCATW。
【0026】
FAW=最初のアクセスウィンドウ。ラウンドロビンアクセスアルゴリズムにおいて、有効なデータフレームまたは同期ビーコンの受信あるいはこれらのフレームのいずれかの送信の後にアクセスウィンドウを所有する最初のスロット、{0,1,...,Nslots−1}。これは当初、タイムスロット0にセットされる。
【0027】
Nslots=このネットワークに関するタイムスロット総数。
【0028】
M(j)=各種ステーションに割り当てることのできるタイムスロットjに関するスロットサイクル総数。
【0029】
k=このステーションに割り当てられるタイムスロット。
【0030】
CC(k,s)=ネットワークにアクセスするためにこのステーションsに割り当てられたスロットkのサイクルカウント。
【0031】
Q=パラメータ。Qは常に、それに割り当てられる最大の総サイクル数を持つスロットが、確実に少なくともそれと同数のアクセスウィンドウを「見る」ようにするために必要な最小カウントと少なくとも同じ大きさである。これにより、そのスロットに割り当てられたすべてのステーションは、マスタリセットが発行される前に1回は伝送する機会を持ち、すべてのサイクルカウンタがゼロにリセットされる。Qが小さすぎると、一部のステーションは、そのサイクル(アクセスウィンドウ)が発生しないため、ネットワークにアクセスできない。したがって、Qはj={0,1,2,...,Nslots−1}についてのMaxM(j)(以下、M(m))と同等またはそれ以上とされる。スロット優先権がローテーションされ、最大M(j)の指数mがこのステーションに割り当てられたスロットkではない場合、スロットmの少なくともM(m)のアクセスウィンドウがネットワークのトラフィックに関係なく発生することを保証するために、”(Nslots−1)”の乗数が必要となる。スロットアクセスが全く間断なく連続する場合、Q>=2*M(m)となる。これは、同期ビーコンの前に必要なアイドルアクセスウィンドウの数が(>=Nslots)でないかぎりあてはまり、同期メッセージ前の最後のアクセスウィンドウは常に最後のスロット、Nslots−1番に属する。こうした条件下で、Qは>=M(m)+1である。”+1”はスロットkがスロットmの前、つまりk<mである可能性を説明する。
【0032】
SWO=同期ウィンドウオフセットで、このステーションに割り当てられたアクセスウィンドウの整数である。このオフセットにより、このステーションは最後のスロットのアクセスウィンドウからこのステーションが同期ビーコンを発行しなければならない時までの時間を決定することができる。ただし、これはラウンドロビンアクセスの例だけについてである。この数値は、スロットとスロットサイクルに加え、各ステーションに割り当てられる。数値0が割り当てられたステーションは常に、それができなくなるまで同期ビーコンを発行する。
【0033】
TM=ステーションが伝送モードを変えた後すぐに伝送される次のビーコンのタイプ。
【0034】
SCC=スロットサイクルカウンタ。これは、マスタ同期ビーコンがスケジュールされる、または受信されるまで、k番目のスロットサイクルアクセス時間が発生するたびに、1ずつ増える。この時、SCCはゼロにリセットされる。
【0035】
CACC=現行アクセスサイクルカウンタ。その数値は、このステーションに属するタイムスロットkに属する時間、CACC=CC(k,s)を決定するのに使用される(SCC)ModM(k)である。
【0036】
TRT=受信から送信に切り換える時間。
【0037】
TTR=送信から受信に切り換える時間。
【0038】
図4(図6、7)は、UMAアーキテクチャにおける本発明の2つの類似する実施形態のフローチャートである。第一の実施の形態(実施の形態1、実線で示す)には、サモイレンコ特許(1996年11月19日発行米国特許第5,576,702号)に従って、一定量だけ現行アクセス数、CANをローテーションさせることが含まれ、第二の実施の形態(実施の形態2、破線で示す)には、ニア他特許(1989年1月17日発行米国特許第4,799,052号)に従って、一番最近送信されたものの後にスロットが割り当てられたステーションに優先権を与えるよう、現行アクセス数を変えることが含まれる。このフローチャートは、前述のコントローラにおける受信ユニットの動作を説明する。動作中、受信ユニットはブロック300でテストを行い、メッセージが受信されたかを判断する。メッセージを受信中である場合、これは一般的なネットワークにおいては、フレームシーケンスのプリアンブルとスタートが受信され、さらにブロック310のように有効なヘッダが受信されたことを意味するが、現行アクセスタイマ、CATはブロック320でストップ、リセットされる。しかしながら、ブロック310においてメッセージ(ヘッダ)が有効でないと、ブロック420においてPATWをCATWと同等にセットし、次にCATWを底(フロア:floor)(CAT/Taw)の結果と同等にセットする。メッセージの受信が330の判断に従って完了すると、ブロック340においてメッセージはテストされ、そのメッセージのタイプが同期ビーコンかどうかを判断する。メッセージが同期ビーコンでないと、CANは、実施の形態1においてはブロック350で(CAN−1)ModNslotsに、また実施の形態2においてはブロック351で(CAN−CATW−1)にセットされる。次に、360においてメッセージはこのステーション用のものであるかを判断するようテストされる。このステーション用のものであると、ブロック370においてプロセスデータパケットフラッグがセットされ、ステーションに対して受信したデータパケットを処理するよう示す。メッセージがこのステーション用のものでない場合、適当な遅延とブロック380におけるCAT再開の後にロジックはパスに戻り、通信チャンネルがアイドル状態かをテストする(ブロック300)。
【0039】
ブロック340に戻り、メッセージが同期ビーコンであると、CANはブロック390でリセットされる。メッセージは400においてテストされ、それがマスタ同期ビーコンか否かが判断される。それがマスタ同期ビーコンであれば、ブロック410において、現行アクセスサイクルカウンタ(CACC)とスロットサイクルカウンタ(SCC)は0にセットされる。適当な遅延とブロック380におけるCAT再開の後にロジックはパスに戻り、通信チャンネルがアイドル状態かをテストする。標準的同期ビーコンの場合、CACCとSCCはリセットされない。
【0040】
ブロック300に戻り、通信媒体がアイドル状態であると、現行アクセスタイマはブロック420においてまだ作動していなければ、スタートする。このブロックはまた、CATWの初期値をPATWとして保存した後、アクセスウィンドウインターバルの数のユニットで、CATの現在の数値、CATWを計算する。CATWの数値はまずブロック429でテストされ、それが変わっているか、つまり新しいアクセスウィンドウが始まっているかが判断される。変わっていない場合、前のアクセスウィンドウがまだあり、ウィンドウに関するテストはそれ以上必要ない。変わっていれば、ブロック430でCATWの新しい数値がテストされ、時間がこのステーション用のタイムスロットに入っているかが判断される。そうであれば、ブロック440において、”temp”は現行アクセスサイクルカウンタ(CACC)にセットされ、スロットサイクルカウンタ(SCC)は1だけ進められ、CACCは、スロットkに割り当てられたサイクル総数である1ModM(k)だけ進められる。次に、ブロック450では、”temp”がテストされ、これがこのステーションに割り当てられたスロットサイクルであるか判断される。そうであれば、ブロック455では伝送フレーム準備状態がテストされ、ステーションが伝送すべきデータを持っているかが判断される。そのデータがある場合、CANは、実施の形態1においてはブロック460で(CAN−1)ModNslotsに、実施の形態2においてはブロック461で(CAN−CATW−1)ModNslotsにセットされる。さらに、伝送メッセージ(TM)フラッグがデータフレームにセットされ、図5(図8、9)について説明したように、ロジックは伝送シーケンスに進む。ブロック450のテストでスロットサイクルがこのステーションに割り当てられていない場合、あるいはブロック455で伝送準備のできたデータがない場合、ロジックはバスに戻り、ブロック300で通信チャンネルがアイドル状態かどうかをテストする。
【0041】
次に、ブロック430に戻り、時間がこのステーションに割り振られたタイムアクセスウィンドウにない場合、ブロック470で現行アクセスタイマ(CAT)はテストされ、アイドルタイムがこのステーションに割り振られた(Nslots+k)の時間数値に達したかが判断される。これに達していなければ、ロジックはパスに戻り、ブロック300において通信チャンネルがアイドル状態かが判断される。限界時間に到達している場合、このステーションは次の同期ビーコンを送信しなければならない。このために、ブロック475において現行アクセス数はこのステーションに割り振られたスロットにセットされ、現行アクセスタイマはリセットされる。次に、スロットサイクルカウンタ(SCC)は実施の形態1においてはブロック480で、また実施の形態2においてはブロック481でQと比較される。Qは、2つの連続するマスタ同期ビーコンの間で、そのスロットが所有する各サイクル、mについて少なくともひとつのアクセスウィンドウが存在するよう保証するための数値であり、割り当てられたサイクルの最大数、M(m)を持つスロットとして定義される。図1に示す例において、mはスロット4、M(m)は14である。
【0042】
実施の形態1について、Qの数値はブロック480で示される。この数がなぜ選ばれるかの例は、以下のケースによって説明することができる。図4(図6、7)または5(図8、9)に示されるアルゴリズムの実施形態のひとつを実行するステーションにはスロットkが割り当てられている。このステーションはそれに割り当てられている各アクセスウィンドウ中にデータを伝送できる。ただし、現在のサイクルも割り当てられたサイクルである場合とする。M(m)=M(k+2)は、それに割り当てられる最大サイクル数とする。ステーションkとk+1の両方にすべてのサイクルが割り当てられているとする。さらに、このネットワークにおけるステーションkとステーションk+1を除くその他のステーションはすべて、しばらくネットワークにアクセスしないものとする。このような条件下で、ステーションkは、スロットk+1に割り当てられるステーションによってカウントされる各アクセスウィンドウについて、スロットkのNslots−1のアクセスウィンドウをカウントする。これは、スロットk+1はステーションkによって「ブロック」され、これが各サイクルのアクセスを行い、優先権連鎖においてはk+1の前にとどまるためである。したがって、Qは、M(m)アクセスウィンドウがスロットmに割り当てられたステーションによってカウントされるようにするために、この上限(Nslots−1)*M(m)と等しくセットしなければならない。
【0043】
実施の形態2において、ブロック481には、Qを2*M(m)と選択した理由を証明する特別なケースが示される。この場合、ひとつのステーションkだけがネットワークにアクセスしており、周期的にアクセスする。kのアクセス間にはひとつの同期ビーコンがある。説明のために、スロット数は5、k=1、m=3である。アクセスウィンドウの反復シーケンスは01234012Sで、”S”は同期ビーコンである。この最悪の場合において、我々がウィンドウ1をカウントしているアクセスウィンドウについては、予想しなければならないカウントを持つウィンドウ3の2倍のアクセスウィンドウがカウントされる。このネットワークトラフィックパターンはあまりないかもしれないが、Qはすべてのスロットサイクルによるアクセスを保証するよう選択しなければならない。したがって、Qについては数値、2*M(m)が使用される。
【0044】
ブロック480と481に戻り、SCCがQと等しいと、マスタリセットはCACCとSCCを0にセットしてすべてのサイクルカウンタをリセットし、ブロック485においてTMがマスタ同期にセットされ、ロジックは伝送シーケンスに進む。ブロック480または481において、SCCがQと等しくなければ、490でTMは標準同期にセットされ、ロジックは伝送シーケンスに進む。
【0045】
時分割(シェアドタイム:shared time)トークンの発明を先行技術に取り入れることができ、いずれの実施形態もスロットおよびそれに対応するサイクルについてアクセスウィンドウが同じ数にならないことが証明された。本発明の2つの好ましい実施の形態のフローチャートを図5(図8、9)に示す。図4(図6、7)から変わったブロックには新しい番号が付与されている。これら2つの実施形態は、アクセス番号(スロット番号)がこのプロトコルによって変わらないという点で、前の2例と異なる。図4(図6、7)に示すステーションのアクセス番号は常にそれに割り当てられた数値kに等しい。
【0046】
ブロック357から始まり、これら2つの実施形態は変化する現行アクセス数、CNAを使用しなくなり、その代わりに変化する第一のアクセスウィンドウ、FAWを使用する。前の実施形態において、第一のアクセスウィンドウは常にゼロであり、スロットのアクセス番号が変化した。ここで、スロットはアクセス番号kに固定されており、FAWは第一のアクセスウィンドウ位置にセットする。第一のアクセスウィンドウは常に、そのメッセージが受信または送信されたばかりのスロットのすぐ後のスロットの数である。FAWはモジューロNslotsであり、これにより、最後のスロットへのアクセスが行われた後にサイクルへのアクセスが最初のスロットに戻る。スロットは前と同じく0,1,...Nslots−1と番号がつけられる。ブロック357は、メッセージがブロック300,310,320,330,340で受信された時に、ブロック427において計算されたCATWの数値を使って、FAWを計算する。同様に、図5(図8、9)のブロック397は図4(図6、7)のブロック390にあたり、同期ビーコンを受信した場合に、CANではなくFAWをリセットしなければならないという要件を満足する。
【0047】
ブロック467は、このステーションがそれ自身のスロットサイクルにおけるデータを伝送しようとしている時に、FAWの数値をセットする。そのスロットの数値は常にkであるため、次のスロットは定数、k+1となる。
【0048】
ブロック300のアイドル状態にある分枝(ブロック427)を見ると、CAWは、最初のアクセスウィンドウとしてFAWの現在の数値を使って計算される。現行アクセスウィンドウが自分のスロットkに属するか否かのチェックはブロック437に示されている。現行アクセスウィンドウがスロットkに属する場合、サイクルカウンタ(ブロック440)の管理と自分のサイクル(ブロック450)のチェックは前の実施形態と同じである。
【0049】
ブロック477は487とともに第三の実施の形態を示し、ブロック478はブロック488とともに本発明の第四の実施の形態を示す。数量SWOは同期ウィンドウオフセットであり、数値はそのスロットとサイクルとともにこのステーションに割り当てられる。SWO=0のステーションは、SWO=0の数値が再度割り当てられるまで、あるいはステーションがオフラインになるまで、常に同期ビーコンを送信する。スロットとサイクル数の影響を受けないことは、マスタステーションのローテーションが望ましくない無線ネットワークにおいて特に有益である。マスタステーションが常にすべてのネットワークステーションの範囲にあることが必要な場合、またはステーションがタイムスロットとサイクルの割当も管理しなければならない場合はとりわけそうである。以下の説明のために、常にSWO=0のステーションがあると仮定する。
【0050】
実施の形態3(図5(図8、9)の実線)は、アイドル状態のアクセスウィンドウ(スロット)のチェックにおいて、実施の形態2(図4(図6、7))と類似している。ブロック477はNslotsのアイドル状態のスロットがないかをチェックしてから、ブロック487でマスタ同期が必要かをテストする。2*M(m)は、スロットmについてM(m)のアクセスウィンドウが発生したことを保証するのに使用される。
【0051】
実施の形態4(図5(図8、9)の破線を含む)は、ブロック477のテストに代えてブロック478に示すテストを使う。これは、FAWを指数として使い、Nslotsを記入した照合テーブルを使って実行できる。このテストは、同期ビーコンの伝送をトリガするのに必要なアイドル状態のスロット数を、下限Nslotsから上限2*Nslots−1の範囲で変え、これによって同期ビーコンは常に、最後のスロットのアクセスウィンドウの後で送信される。利点のひとつは、すべてのスロットは、同期ビーコン間のアクセスウィンドウ数が必ずちょうど同じ(既知数)になることである。このために、実施の形態4は「同等ステーションアクセス」と呼ばれ、スロットmのM(m)は任意のスロットkについてのアクセスウィンドウをカウントすることによってカウントできる。
【0052】
図10は伝送プロセスのフローチャートである。データがあり、ステーションが伝送する時間になったと判断されると、ブロック500においてロジックはインタフェースカード、トランシーバ等を伝送モードに切り換える。次に、ロジックは、ユニットがこの伝送を終了するのに必要な時間だけ待機し(ブロック510)、ブロック520でフレームデータを伝送する。ブロック530でインタフェースカードは受信モードに切り換えられ、この伝送が終了するのに適した時間だけ待機し(ブロック540)、その後ブロック550においてロジックがCATをスタートさせ、受信モードに戻る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるタイムスロットとスロットサイクルを使った帯域幅の割振りを示す、ごく簡素化した略図である。
【図2】 代表的ネットワークの簡略図である。
【図3】 代表的なネットワークインタフェースカードの簡略図である。
【図4】 インタフェースカードまたはその他のインプリメンテーションにおける受信MACロジックの動作を示すフローチャートの配置を示す図である。
【図5】 インタフェースカードまたはその他のインプリメンテーションにおける別の受信MACロジックの動作を示すフローチャートの配置を示す図である。
【図6】 インタフェースカードまたはその他のインプリメンテーションにおける受信MACロジックの動作を示すフローチャートである。
【図7】 インタフェースカードまたはその他のインプリメンテーションにおける受信MACロジックの動作を示すフローチャートである。
【図8】 インタフェースカードまたはその他のインプリメンテーションにおける別の受信MACロジックの動作を示すフローチャートである。
【図9】 インタフェースカードまたはその他のインプリメンテーションにおける別の受信MACロジックの動作を示すフローチャートである。
【図10】 インタフェースカードまたはその他のインプリメンテーションにおける送信MACロジックの動作を示すフローチャートである。
【図11】 CATに関するCATWのグラフである。
【符号の説明】
10 スロットサイクル、12 タイムスロット、20 ネットワークステーション、30 通信媒体、40 ネットワークアダプタ、41 インタフェースコントローラ、42 受信ユニット、43 送信ユニット、44 コネクタ。
Claims (3)
- 複数のステーションによるネットワーク媒体へのアクセスを制御する方法であって、
a)タイムスロットの数を決定するステップと、
b)前記タイムスロットにスロットサイクルを割り当てるステップであって、前記タイムスロットの少なくとも1つに複数のスロットサイクルを割り当てるステップと、
c)前記ステーションのそれぞれが必要とする帯域幅に応じて、前記タイムスロットに割り当てられたスロットサイクル毎に、前記複数のステーションのいずれか1つを割り当てるステップであって、少なくとも1つの前記タイムスロットにおけるスロットサイクルに複数の異なる前記ステーションを割り当てる、ステップと、
d)前記各ステーションが前記ステップ(c)において割り当てられたスロットサイクルの間にデータ伝送を行うように前記各ステーションを作動させるステップと、
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法において、
前記ステップ(d)において、前記複数のステーションのいずれか1つによるデータ伝送が、前記タイムスロットの順に繰り返され、前記各タイムスロットにおいて、当該タイムスロットに割り当てられたスロットサイクルの順に、当該スロットサイクルに割り当てられたステーションがデータ伝送を行うように、前記各ステーションを作動させる、
ことを特徴とする方法。 - 請求項1又は2に記載の方法を実行するために採用されるネットワークアダプタ。
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