JP4048936B2 - Piping joint - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は流体用配管部材、例えば、冷凍サイクルの冷媒用配管部材を連結するのに好適な配管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、冷凍サイクルの冷媒用配管部材を連結する配管継手においては、雄側継手としての第1の配管部材と雌側継手としての第2の配管部材を連結する際、配管継手の部品点数を少なくして配管作業を容易にしたり誤組付がないように行なったりすることが課題として挙げられていた。例えば、従来の配管継手においては、図18に示すような配管継手構造(特許文献1)に使用されている配管継手や、図19に示すような配管継手構造(特許文献2)に使用されている配管継手が知られている。
【0003】
前者の特許文献1に示されている配管継手では、配管外周面より膨拡状の鍔部101を有する第1の配管部材100とテーパ外面106を有する第2の配管部材105とを接続した後で、両配管部材100・105を固定する配管継手としての第1の固定部材110と第2の固定部材115とが、それぞれ第1の配管部材100と第2の配管部材105を覆うように構成されている。第1の固定部材110は、筒状に形成されるとともに内部に螺旋状の突起部111を備え、第2の固定部材115は、筒状に形成されるとともに突起部111に係合可能な爪部116を備えている。そして第1の配管部材100が第2の配管部材105に挿入された後、第2の固定部材115を第1の固定部材110に対して回転させることによって、爪部116が突起部111に係合されて第1の固定部材110と第2の固定部材115がロックされ、それに伴って、第1の固定部材110の筒部の先端に形成される鍔部係合部112が、第1の配管部材100の鍔部101を押圧し、第2の固定部材115のテーパ内面117が第2の配管部材105のテーパ外面106を押圧することによって、第1の配管部材100と第2の配管部材105とが連結可能に構成される。
【0004】
後者の特許文献2に示されている配管継手構造では、挿入部121に環状突起部122を有する配管部材120を雌側継手125の挿入受け口126に接続する際、円周上の一部を軸方向に沿って切り欠いたリング状の固定部材130を両者間に嵌め込むことによって配管部材120の軸方向への脱着を規制するように構成されている。固定部材130は、周方向に弾性を有する弾性ストッパとして形成され、雌側継手125の挿入受け口126に円周方向に形成された溝127に嵌入する円弧状凸条131を備えている。円弧状凸条131は、配管部材120が雌側継手125の挿入受け口126に挿入して環状突起部122の先端面を雌側継手125の受け面128に当接すると、環状突起部122を雌側継手125の受け面128との間で挟持するように配置される。
【0005】
従って、円弧状凸条131は、雌側継手125の挿入受け口126に形成された溝127に嵌入して環状突起部122の後方への移動を規制することにより、配管部材120の雌側継手125からの脱着を防止することができる。しかも固定部材130は円周上の一部が軸方向に沿って切り欠かれていることから、周方向に弾性を有することになって円弧状凸条131を挿入受け口126の溝127に容易に嵌め込むことができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−332563号公報(4〜5頁、図1)
【特許文献2】
特開平8−200577号公報(3〜6頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の公報に示されている配管継手のうち、前者の場合、第1の固定部材110と第2の固定部材115とを第1の配管部材100と第2の配管部材105と別に製作してそれぞれ突起部111あるいは爪部116を備えてそれぞれ係合するように構成していることから、部品点数が増えて両固定部材110・115の成形費と組付作業費がコストアップとなっていた。
【0008】
また、後者の場合、配管継手としての固定部材130は、装着する際に方向性があることから、左右逆方向に嵌め込むと配管部材120と雌側継手125との接触部が必ずしも一致するとは限らず、お互いの接触部位で隙間ができたりあるいは組付不能となってしまったりする虞れがあった。
【0009】
従って、本発明は、上述の課題を解決するものであり、コスト低減は勿論のこと、組付を容易にするとともに誤組付を発生しない配管継手を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る配管継手は、上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、第1の配管部材と第2の配管部材を接続して固定する配管継手には、筒状に形成された本体の両端からそれぞれ交互に複数の第1の溝部と第2の溝部とが等間隔で形成され、前記第1の溝部間あるいは前記第2の溝部間に形成される本体の両端薄肉部においては、第1の配管部材あるいは第2の配管部材と係止可能な係止部が設けられている。
【0011】
第1の溝部及び第2の溝部は端面が開口されていることから、第1の配管部材あるいは第2の配管部材に装着された配管継手は、挿入側のいずれかの配管部材を挿入する際に、薄肉部がいずれかの配管部材の挿入部に当接すると拡径していずれかの配管部材を挿入可能とし、いずれかの配管部材が挿入完了すると弾性復帰力によっていずれかの配管部材に係止部で係止することとなる。
【0012】
従って、第1の配管部材あるいは第2の配管部材のいずれかを相手側の配管部材にワンタッチで挿入して固定できることから、組付作業を短時間で容易に行うことができる。しかも、配管継手は、左右両端に同様な溝部と係止部が形成されていることから、左右、逆方向に装着しても、組付に支障をもたらすことはなく誤組付を起こすことはない。
【0013】
また、請求項2記載の発明では、第1の配管部材と第2の配管部材を接続して固定する配管継手には、筒状に形成された本体の両端からそれぞれ交互に一対の第1の溝部と第2の溝部とが軸心に対して対向する位置に形成され、前記第1の溝部間あるいは前記第2の溝部間に形成される薄肉部端においては、第1の配管部材あるいは第2の配管部材と係止可能な係止部がそれぞれ一対設けられている。
【0014】
つまり、この発明においては、それぞれの端部に形成された溝部の中心線を結ぶ仮想直線は左端側と右端側とでは十字状に形成されることとなる。
【0015】
第1の溝部及び第2の溝部は端面が開口されていることから、第1の配管部材あるいは第2の配管部材に装着された配管継手は、挿入側のいずれかの配管部材が挿入する際に、薄肉部がいずれかの配管部材の挿入部に当接すると拡径していずれかの配管部材を挿入可能とし、いずれかの配管部材が挿入完了すると弾性復帰力によっていずれかの配管部材に係止部で係止することとなる。
【0016】
従って、第1の配管部材あるいは第2の配管部材のいずれかを相手側の配管部材にワンタッチで挿入して固定できることから、請求項1記載の発明と同様、組付作業を短時間で容易に行うことができる。しかも、配管継手は、左右両端に同様な溝部と係止部が形成されていることから、左右、逆方向に装着しても、組付に支障をもたらすことはなく誤組付を起こさない。
【0017】
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の発明における係止部は、第1の配管部材あるいは第2の配管部材が挿入する際、第1の配管部材あるいは第2の配管部材と当接すると、第1係止部あるいは第2係止部に形成されたテーパ面部で案内されて拡径され,第1の配管部材あるいは第2の配管部材の挿入部がテーパ面部を越えると、第1係止部あるいは第2係止部は弾性復帰力によって縮径されて第1の配管部材あるいは第2の配管部材の外周面に係止することとなる。
【0018】
従って、第1の配管部材と第2の配管部材との組付をワンタッチで行うことができて短時間で組付作業を行うことができる。
【0019】
請求項4記載の発明では、薄肉部を軸方向及び径方向に弾性を有する弾性材料で形成していることから、配管継手は、第1の配管部材あるいは第2の配管部材の外周面と密着して係止できシール性を向上するとともに、請求項3記載で説明した作用を薄肉部の損傷を発生することなくスムーズに行うことができる。
【0020】
請求項5記載の発明では、第1の配管部材あるいは第2の配管部材を配管継手内に挿通する際、第1の配管部材あるいは第2の配管部材に装着されたシール部材の外径が、自然状態において配管継手の薄肉部の内径より小径に形成されていることから、シール部材の外周面を損傷することなく第1の配管部材と第2の配管部材との接続を行うことができる。
【0021】
請求項6記載の発明では、第1の配管部材あるいは第2の配管部材を配管継手内に挿通する際、自然状態における配管継手の薄肉部の内径が、第1の配管部材あるいは第2の配管部材の外径より小径に形成されていることから、薄肉部の弾性復帰力で第1の配管部材あるいは第2の配管部材を係止する際、第1の配管部材あるいは第2の配管部材の外周面とのがたつきを吸収してシール性を向上することができる。
【0022】
請求項7記載の発明は、第1の配管部材と第2の配管部材を配管継手で接続する配管継手構造であって、第1の配管部材と第2の配管部材を接続して固定する配管継手には、筒状に形成された本体の両端からそれぞれ交互に複数の第1の溝部と第2の溝部とが等間隔で形成され、前記第1の溝部間あるいは前記第2の溝部間に形成される薄肉部端においては、第1の配管部材あるいは第2の配管部材と係止可能な係止部が設けられている。
【0023】
第1の溝部及び第2の溝部は端面が開口されていることから、第1の配管部材あるいは第2の配管部材に装着された配管継手は、挿入側のいずれかの配管部材を挿入する際に、薄肉部がいずれかの配管部材の挿入部に当接すると拡径していずれかの配管部材を挿入可能とし、いずれかの配管部材が挿入完了すると弾性復帰力によっていずれかの配管部材に係止部で係止することとなる。
【0024】
従って、第1の配管部材あるいは第2の配管部材のいずれかを相手側の配管部材にワンタッチで挿入して固定できることから、組付作業を短時間で容易に行うことができる。しかも、配管継手は、左右両端に同様な溝部と係止部が形成されていることから、左右、逆方向に装着しても、組付に支障をもたらすことはなく誤組付を起こすことはない。
【0025】
また、請求項8記載の発明では、請求項7記載の発明による第1の配管部材と第2の配管部材とが、それぞれテーパ面どうしで当接されることから、配管継手で接続して固定した状態では、配管継手が軸方向に弾性を有して形成されることによって、お互いのテーパ面どうしを圧接することとなって、広い範囲で接触できシール性を向上することができる。
【0026】
さらに、請求項9記載の発明では、請求項7記載の発明による第2の配管部材の雌側継手を第1の配管部材側に延設して窓部を設けている。配管継手を第2の配管部材に装着する際に、配管継手の係止部を窓部に係合させることによって、軸方向に発生する負荷を、配管継手の係止部だけでなく雌側継手の延設筒部とともに受けることができることから、配管継手の係止部にかかる疲労を低減して配管継手の長寿命化を測ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
第1の形態の配管継手は、図1〜3に示すように、雄側継手を有する第1配管部材2を、雌側継手を有する第2の配管部材3に挿入して接続し、第1の配管部材2の先端部に装着した配管継手(以下、係止部材という。)10で第2の配管部材3を第1の配管部材2側に係止するように構成されている。
【0029】
第1の配管部材2は、冷媒を流通するために筒状に形成され、挿入側先端部が筒部21より拡径された雄側の継手部22として形成されている。継手部22には、Oリング5が嵌入される溝23が形成されるとともに、溝23の反先端部側に膨拡部24が形成され、膨拡部24の前部に先端側に向かって小径となるテーパ外面25が形成され、膨拡部24の後部に配置される筒部21と膨拡部24との段差面が係止部材10の係止部と係止する係止面26として形成されている。
【0030】
第2の配管部材3は、冷媒を流通するために筒状に形成され、挿入側先端部が筒部31より拡径された雌側の継手部32として形成されている。継手部32には第1の配管部材2の継手部22を内嵌する挿入口33と、第1の配管部材2のテーパ外面25に当接するテーパ内面34を有する挿入口先端膨拡部35を備えている。さらに、継手部33の後端面は、係止部材10の第1係止部14、あるいは第2の係止部15の内壁面に係合可能な係合面36として形成されている。
【0031】
係止部材10は、樹脂製の材料、また金属材料、あるいは樹脂製の材料と金属材料を混合させて一体的に成形して軸方向及び径方向に弾性を有して形成され、図4〜7に示すように、実施形態では、第1の配管部材2の外周面に装着するように薄肉リング状に形成され、リング状の本体リング部11の両端から、それぞれ端面を開口した溝部がそれぞれ円周上の対称位置に交互に配置されて、第1溝部12、第2溝部13として形成されている。
【0032】
第1溝部12は、図4中、本体リング部11の右端から左端付近まで延設して形成され、右端を開口している。そして第1溝部12は、実施形態においては、本体リング部11の軸心に対して、対称位置に対向するように一対形成されている。
【0033】
第2溝部13は、第1溝部12を本体リング部11の軸心に対して90°回転した位置において、図5中、本体リング部11の左端から右端付近まで延設して形成され左端を開口している。そして第2溝部13は、実施形態においては、本体リング部11の軸心に対して対称位置に対向するように一対形成されている。
【0034】
本体リング部11の両端部における溝部が形成されていない薄肉部は、軸心に向かって突出する係止部が配置されて、それぞれ第1係止部14と第2係止部15とを形成している。
【0035】
第1係止部14は、図4に示すように、第1溝部12が形成されていない本体リング部11の薄肉端部11aから第1溝部12を挟んで両側に一組配置されるとともに、軸心に向かって突出して対称位置に対向するように一組の係止部14が一対形成されている。第1係止部14の内周面は、直線部14aと直線部14aから端面に向かって大径となるテーパ面部14bとを形成している。
【0036】
第2係止部15は第2溝部13が形成されていない本体リング部11の薄肉端部11bから第2溝部13を挟んで両側に一組配置されるとともに、軸心に向かって突出してそれぞれ対称位置に対向するように一組の係止部15が一対形成されている。第2係止部15の内周面は、直線部15aと直線部15aから端面に向かって大径となるテーパ面部15bとを形成している。
【0037】
なお、第1溝部12あるいは第2溝部13は、円周上に2箇所でなく、軸心に対して等間隔であれば3箇所以上形成されていてもよく、また、第1係止部14あるいは第2係止部15も溝部を挟んだ一組が2箇所でなくても、溝部に対応して3箇所以上でもよい。
【0038】
次に、上記のように構成された配管継手構造を構成する手順を図1及び図8〜9に基づいて説明する。
【0039】
図8に示すように、係止部材10は、一方の第2係止部15の内壁面を第1の配管部材2の膨拡部24の後端係止面26に当接するとともに、第2係止部15の直線部15aを筒部21の外周面に係合するように装着している。この係止部材10を第1の配管部材2に装着する場合は、本体リング部11の第2係止部15側の第2溝部12が形成されていない薄肉端部11bを拡径して開くことによって、係止部材10を容易に第1の配管部材2の継手部22に装着することができる。
【0040】
この状態で、第2の配管部材3の継手部32を、第1の配管部材2の継手部22に対向する位置に配置させると、係止部材10の第1係止部14が第2の配管部材3の継手部32に対向する位置に配置されることになる。
【0041】
次に、図9に示すように、係止部材10を装着した第1の配管部材2を第2の配管部材3、あるいは第2の配管部材3を第1の配管部材2に進入させて両者を接続させる際、第2の配管部材3の継手部32における先端膨拡部35が、係止部材10の第1係止部14に当接することによって、第2の配管部材3の先端膨拡部35が、係止部材10の第1係止部14のテーパ面部14bを押圧することになり、第1係止部14を、第2係止部15の内側端部から薄肉端部11bを中心にして拡径する方向に撓ませる。
【0042】
第2の配管部材3の先端膨拡部35がさらに係止部材10内をさらに進入することによって、先端膨拡部35は、本体リング部11の内周面に沿って薄肉部を押圧しながら移動しつつ、第1の配管部材2の継手部22を第2の配管部材3の挿入口33に収納する。
【0043】
第2の配管部材3の先端膨拡部35が、さらに進入して第1の配管部材2の膨拡部24に形成されたテーパ外面25に、第2の配管部材3における先端膨拡部35の内周面に形成されたテーパ内面34が当接すると、図1に示すように、第1係止部14は、弾性復帰して、第1係止部14の内壁面が第2の配管部材3の継手部22の係合面36に係合するとともに、直線部14aが第2の配管部材3の一般部外周面(筒部31)に係合する。
【0044】
なお、上記の係止部材10は、第1溝部12と第2溝部13とが軸心に対して90°位相がずれた位置に形成されて、それぞれ反対側の端部に向かって延設していることから、係止部材10を左右逆方向に配置して、第1の配管部材2に装着したとしても、第2係止部15が、第2の配管部材3を挿入するにあたっては、前述の第1係止部14と同様の作用を行うこととなって、何等支障を起こすことなく第2の配管部材3を第1の配管部材2に挿入することができ、前述の作用と同様に行うことができる。
【0045】
従って、実施形態の係止部材10を使用して第1の配管部材2と第2の配管部材3とを接続させれば、係止部材10の一方の端部に配置された第1係止部14あるいは第2係止部15が、第1溝部12あるいは第2溝部13の形成によって、第2の配管部材3の挿入時に、拡径・縮径できるように形成されることから、ワンタッチで第2の配管部材3を第1の配管部材2に接続することができる。また、本体リング11の薄肉部は、軸方向及び径方向に弾性力を有していることから、係止部材10の第1係止部14が第2の配管部材3における継手部32後面の係合面36及び一般部外周面31に係合する際、第2の配管部材3ときつく嵌合するとともに第1の配管部材2側に押圧することができることから、第2の配管部材3の第1の配管部材2からの脱着を防止することができる。
【0046】
なお、本発明の配管継手は、上記の形態に限定するものではなく、例えば、第2の形態として係止部材10を第2の配管部材3に装着して第1の配管部材2を第2の配管部材3に挿入して接続することもできる。
【0047】
この場合、図10に示すように、係止部材10は、一方の第1係止部14の内壁面を第2の配管部材3の継手部32の後端係合面36に当接するとともに、係止部14の直線部14aを筒部31の外周面に係止するように装着している。この係止部材10を第2の配管部材2に装着する場合は、本体リング部11の係止部14側の第2溝部13が形成されていない薄肉端部11aを拡径して開くことによって、係止部材10を容易に第2の配管部材3の継手部32に装着することができる。
【0048】
この状態で、第1の配管部材2の継手部22を、第2の配管部材3の継手部32に対向する位置に配置させると、係止部材10の第1係止部15が第1の配管部材2の継手部22に対向する位置に配置されることになる。
【0049】
次に、図11に示すように、係止部材10を装着した第2の配管部材3を第1の配管部材2あるいは第1の配管部材2を第2の配管部材3に進入させて両者を接続すると、第1の配管部材2の継手部22における先端部が第2の配管部材3の挿入口33内に収納され、さらに第1の配管部材2の継手部22が第2の配管部材3の挿入口33内に進入する際、第1の配管部材2の膨拡部24が係止部材10の第2係止部15のテーパ面部15bを押圧することによって、第2係止部15を、第1係止部14の内側端部から薄肉端部11aを中心にして拡径する。
【0050】
そして、図12に示すように、第1の配管部材2における膨拡部24に形成されたテーパ外面25が、第2の配管部材3の先端膨拡部35の内面に形成されたテーパ内面34に当接すると、第1係止部15は、弾性復帰して、第2係止部15の内壁面が第1の配管部材3の膨拡部24に形成された後端係止面26に係合するとともに、直線部15aが第1の配管部材2の一般部外周面(筒部21)に係止する。
【0051】
従って、第1の形態または第2の形態の係止部材10を第1の配管部材あるいは第2の配管部材のいずれかに装着して第1の配管部材2と第2の配管部材3とを接続させれば、係止部材10の一方の端部に配置された第1係止部14あるいは第2係止部15が、第1溝部12あるいは第2溝部13の形成によって、第2の配管部材3の挿入時に、拡径・縮径できるように形成されることから、ワンタッチで第2の配管部材3を第1の配管部材2に接続することができる。また、本体リング11の薄肉部は、軸方向及び径方向に弾性力を有していることから、係止部材10の第2係止部15が第1の配管部材2の継手部22における後端係止部26及び一般部外周面21に係合する際、第1の配管部材2ときつく嵌合するとともに第2の配管部材3側に押圧することができることから、第1の配管部材2の第2の配管部材3からの脱着を防止することができる。
【0052】
さらに、係止部材10は、左右方向に逆に装着しても、同様に作用できることから、誤組付を起こさずに第2の配管部材3を第1の配管部材2にワンタッチで接続させることができる。
【0053】
また、第3の形態では、図13〜15に示すように第2の配管部材3Aに、先端膨拡部35Aから前方に延設した延設筒部37を設け、延設筒部37に軸心に対して対向する位置に一対の窓部38・38を形成して、係止部材10の第2係止部15を挿入可能に形成することもできる。延設筒部37の外径は第1の形態における先端膨拡部35の外径と略同径に形成されている。
【0054】
この第2の配管部材3Aに係止部材10を装着した状態で、第1の配管部材2を挿入して接続すると、図10〜12で説明した作用と同様の作用により第1の配管部材2を第2の配管部材3に挿入して接続することができる。
【0055】
つまり、図13に示すように、第1の配管部材2の継手部22を第2の配管部材3Aの延設筒部37に対向する位置に配置させた後、図14に示すように、係止部材10を装着した第2の配管部材3Aを第1の配管部材2あるいは第1の配管部材2を第2の配管部材3に進入させて両者を接続すると、第1の配管部材2の継手部22における先端部が第2の配管部材3の挿入口33内に収納され、さらに第1の配管部材2の継手部22が第2の配管部材3の挿入口33内に進入する際、第1の配管部材2の膨拡部24が係止部材10の第2係止部15のテーパ面部15bを押圧することによって、第2係止部15を、第1係止部14の内側端部から薄肉端部11aを中心にして拡径して第2係止部15を窓部38から脱着させる。
【0056】
そして、図15に示すように、第1の配管部材2における膨拡部24に形成されたテーパ外面25が、第2の配管部材3の先端膨拡部35の内面に形成されたテーパ内面34に当接すると、第1係止部15は、弾性復帰して、延設筒部37の窓部38内に進入して第2係止部15の内壁面が第1の配管部材3の膨拡部24に形成された後端係止面26に係合するとともに、直線部15aが第1の配管部材2の一般部外周面(筒部21)に係止する。
【0057】
係止部材10の第2係止部15は、第2の配管部材3Aの延設筒部37に形成された窓部38に支持されることとなって、軸方向を拘束されて第1の配管部材2を第2の配管部材3に固定される。
【0058】
この形態によって、係止部材10の第2係止部15は、第1の配管部材2の膨拡部24を第2の配管部材3A側に付与する力の反力を第2の配管部材3Aの延設筒部37とともに受けることになるから、係止部材10の疲労を少なくして係止部材10の長寿命化を図ることができる。
【0059】
また、図16に示すように、第3の形態における第2の配管部材3Aの継手部32Aの外周面を小径にして、係止部材10の第2係止部15の拡径量を小さくすることもできる。この場合、第1の配管部材2Aの継手部22Aを筒部21の外径より僅かに大きく形成して前述の形態の膨拡部24を削除する。そして、第1の配管部材2Aの継手部22Aに膨拡部がなくなった分、第2の配管部材3Bの継手部32Bを前述の形態より小径となって延設筒部37Bを含めてストレート状に形成する。延設筒部37Bには窓部38Bが形成され、第2の配管部材3Bの継手部32B端面に第1係止部14が係止されている係止部材10の第2係止部15が窓部38Bに挿入可能に構成される。
【0060】
この形態によって、係止部材10の第2係止部15の拡径量を小さくすることができ、係止部材10の疲労を少なくして長寿命化を図ることができるとともに、第1の配管部材2Aと第2の配管部材3Bとの外径が小さくなることによる加工工数を低減してコスト低減を図ることができる。
【0061】
さらに図17に示すように、係止部材10の第1係止部14及び第2係止部15の内周面(直線部14a、15a)の内径を、第1配管部材2の継手部22に装着したOリング5の外径より大きく形成して、係止部材10を第2の配管部材3Cに装着する際に、第1係止部14又は第2係止部15の内周面でOリング5を擦らずに挿入することができる。この場合、第1の配管部材2の継手部22の外径を筒部21と同径かそれより小さく形成することによって行われ、必要に応じては、第2の配管部材3Cの継手部32Cの肉厚を前述の形態の継手部32または32Bより厚く形成することとなる。これによって、Oリング5の損傷を防止することができる。
【0062】
また、係止部材10の第1係止部14(又は第2係止部15)における直線部14a(または15a)の内径を筒部21の外径より小さく形成すれば、第1係止部14(又は第2係止部15)が第1の配管部材2あるいは第2の配管部材3に係止する際にきつく嵌合できて、第1の配管部材2と第2の配管部材とをがたつきのない状態で固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態による配管継手構造を示す一部断面図である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】図1におけるB矢視図である。
【図4】図1における配管継手としての係止部材を示す一部断面図である。
【図5】図4におけるD矢視図である。
【図6】図4におけるC−C断面図である。
【図7】図4におけるE矢視図である。
【図8】第2の配管部材を第1の配管部材に挿入する作用を示す一部断面図である。
【図9】第2の配管部材を第1の配管部材への挿入作用を示す一部断面図である。
【図10】第2の形態における第1の配管部材を第2の配管部材に挿入する作用を示す一部断面図である。
【図11】同第2の配管部材を第1の配管部材への挿入作用を示す一部断面図である。
【図12】同第1の配管部材と第2の配管部材が接続した状態を示す一部断面図である。
【図13】第3の形態における第1の配管部材を第2の配管部材に挿入する作用を示す一部断面図である。
【図14】同第2の配管部材を第1の配管部材への挿入作用を示す一部断面図である。
【図15】同第1の配管部材と第2の配管部材が接続した状態を示す一部断面図である。
【図16】図15における第2の配管部材の継手部の別の形態を示す一部断面図である。
【図17】図15における配管継手構造の別の形態を示す一部断面図である。
【図18】従来の配管継手構造を示す一部断面図である。
【図19】従来のさらに別の配管継手構造を示す一部断面図である。
【符号の説明】
2 第1の配管部材
3、3A 第2の配管部材
5 Oリング
10 係止部材
11 本体リング部
12 第1溝部
13 第2溝部
14 第1係止部
14a 直線部(直線係合部)
14b テーパ面部
15 第2係止部
15a 直線部(直線係合部)
22 継手部
24 膨拡部
25 テーパ外面
26 係止面
32、32A 継手部
33 挿入口
34 テーパ内面
36 係合面
37 延設筒部
38 窓部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a piping joint suitable for connecting a fluid piping member, for example, a refrigerant piping member of a refrigeration cycle.
[0002]
[Prior art]
Generally, in a pipe joint for connecting refrigerant pipe members for a refrigeration cycle, when connecting a first pipe member as a male side joint and a second pipe member as a female side joint, the number of parts of the pipe joint is reduced. Therefore, it has been cited as an issue to make the piping work easy or to prevent erroneous assembly. For example, in a conventional pipe joint, it is used for a pipe joint used in a pipe joint structure (Patent Document 1) as shown in FIG. 18 or a pipe joint structure (Patent Document 2) as shown in FIG. There are known pipe joints.
[0003]
In the former pipe joint shown in Patent Document 1, after connecting the
[0004]
In the latter pipe joint structure shown in
[0005]
Accordingly, the
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-7-332563 (pages 4-5, FIG. 1)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 8-200277 (
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, among the pipe joints shown in the conventional publication, in the former case, the
[0008]
In the latter case, since the
[0009]
Accordingly, the present invention solves the above-described problems, and aims to provide a pipe joint that facilitates assembly and does not cause erroneous assembly, as well as reducing costs.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, a pipe joint according to the present invention has a cylindrical shape in the pipe joint for connecting and fixing the first pipe member and the second pipe member. A plurality of first groove portions and second groove portions are alternately formed from both ends of the formed main body at equal intervals, Formed between the first groove portions or between the second groove portions. The thin end portions at both ends of the main body are provided with locking portions that can be locked with the first piping member or the second piping member.
[0011]
Since the end surfaces of the first groove portion and the second groove portion are opened, the pipe joint attached to the first pipe member or the second pipe member is inserted when any of the pipe members on the insertion side is inserted. In addition, when the thin-walled portion comes into contact with the insertion portion of any piping member, the diameter is increased and any piping member can be inserted.When the insertion of any piping member is completed, the elastic restoring force is applied to any piping member. It will be locked by the locking part.
[0012]
Therefore, since either the first piping member or the second piping member can be inserted and fixed to the mating piping member with one touch, the assembling work can be easily performed in a short time. Moreover, since the same groove and locking parts are formed on both the left and right ends of the pipe joint, even if it is mounted in the left and right direction, it will not interfere with the assembly and will cause incorrect assembly. Absent.
[0013]
In the invention according to
[0014]
That is, in this invention, the virtual straight line connecting the center lines of the groove portions formed at the respective end portions is formed in a cross shape on the left end side and the right end side.
[0015]
Since the end surfaces of the first groove portion and the second groove portion are opened, the pipe joint attached to the first pipe member or the second pipe member is inserted when any of the pipe members on the insertion side is inserted. In addition, when the thin-walled portion comes into contact with the insertion portion of any piping member, the diameter is increased and any piping member can be inserted.When the insertion of any piping member is completed, the elastic restoring force is applied to any piping member. It will be locked by the locking part.
[0016]
Accordingly, since either the first piping member or the second piping member can be inserted and fixed to the mating piping member with one touch, the assembly work can be easily performed in a short time as in the first aspect of the invention. It can be carried out. In addition, since the same groove and locking portions are formed on the left and right ends of the pipe joint, even if the pipe joint is mounted in the left and right direction, the assembly is not hindered and no erroneous assembly occurs.
[0017]
In the invention described in
[0018]
Therefore, the first piping member and the second piping member can be assembled with one touch, and the assembling work can be performed in a short time.
[0019]
In the invention according to claim 4, since the thin portion is formed of an elastic material having elasticity in the axial direction and the radial direction, the pipe joint is in close contact with the outer peripheral surface of the first pipe member or the second pipe member. Thus, it can be locked and the sealing performance is improved, and the operation described in
[0020]
In the invention of
[0021]
In the invention described in claim 6, when the first piping member or the second piping member is inserted into the pipe joint, the inner diameter of the thin portion of the pipe joint in the natural state is the first piping member or the second piping. Since the outer diameter of the member is smaller than the outer diameter of the member, when the first piping member or the second piping member is locked by the elastic restoring force of the thin portion, the first piping member or the second piping member The backlash with the outer peripheral surface can be absorbed and the sealing performance can be improved.
[0022]
The invention according to claim 7 is a pipe joint structure in which the first pipe member and the second pipe member are connected by a pipe joint, and the first pipe member and the second pipe member are connected and fixed. In the joint, a plurality of first groove portions and second groove portions are alternately formed at equal intervals from both ends of the cylindrically formed main body, Formed between the first groove portions or between the second groove portions. Thin part end Is provided with a locking portion that can be locked with the first piping member or the second piping member.
[0023]
Since the end surfaces of the first groove portion and the second groove portion are opened, the pipe joint attached to the first pipe member or the second pipe member is inserted when any of the pipe members on the insertion side is inserted. In addition, when the thin-walled portion comes into contact with the insertion portion of any piping member, the diameter is increased and any piping member can be inserted.When the insertion of any piping member is completed, the elastic restoring force is applied to any piping member. It will be locked by the locking part.
[0024]
Therefore, since either the first piping member or the second piping member can be inserted and fixed to the mating piping member with one touch, the assembling work can be easily performed in a short time. Moreover, since the same groove and locking parts are formed on both the left and right ends of the pipe joint, even if it is mounted in the left and right direction, it will not interfere with the assembly and will cause incorrect assembly. Absent.
[0025]
In the invention according to claim 8, since the first piping member and the second piping member according to the invention according to claim 7 are brought into contact with each other by the tapered surfaces, they are connected and fixed by a pipe joint. In this state, since the pipe joint is formed with elasticity in the axial direction, the tapered surfaces are brought into pressure contact with each other, so that contact can be made in a wide range and the sealing performance can be improved.
[0026]
Furthermore, in the ninth aspect of the present invention, the female side joint of the second piping member according to the seventh aspect of the invention is extended to the first piping member side to provide a window portion. When the piping joint is mounted on the second piping member, by engaging the locking portion of the piping joint with the window portion, the load generated in the axial direction is not only the locking portion of the piping joint but also the female-side joint. Therefore, it is possible to reduce the fatigue applied to the engaging portion of the pipe joint and to increase the life of the pipe joint.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0028]
As shown in FIGS. 1 to 3, the pipe joint of the first embodiment is configured such that the
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The locking
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The thin portions where the groove portions at both ends of the main
[0035]
As shown in FIG. 4, the
[0036]
The
[0037]
Note that the
[0038]
Next, a procedure for configuring the pipe joint structure configured as described above will be described with reference to FIGS. 1 and 8 to 9.
[0039]
As shown in FIG. 8, the locking
[0040]
In this state, when the
[0041]
Next, as shown in FIG. 9, the
[0042]
When the tip expanded
[0043]
The tip expanded
[0044]
The locking
[0045]
Therefore, if the
[0046]
In addition, the piping joint of this invention is not limited to said form, For example, the latching
[0047]
In this case, as shown in FIG. 10, the locking
[0048]
In this state, when the
[0049]
Next, as shown in FIG. 11, the
[0050]
Then, as shown in FIG. 12, the tapered
[0051]
Therefore, the
[0052]
Further, since the locking
[0053]
Further, in the third embodiment, as shown in FIGS. 13 to 15, the
[0054]
When the
[0055]
That is, as shown in FIG. 13, after the
[0056]
And as shown in FIG. 15, the taper
[0057]
The
[0058]
With this configuration, the
[0059]
Further, as shown in FIG. 16, the outer peripheral surface of the joint portion 32A of the
[0060]
With this configuration, the diameter of the
[0061]
Further, as shown in FIG. 17, the inner diameters of the inner peripheral surfaces (
[0062]
Further, if the inner diameter of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial cross-sectional view showing a pipe joint structure according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view taken in the direction of arrow A in FIG.
FIG. 3 is a view taken in the direction of arrow B in FIG. 1;
4 is a partial cross-sectional view showing a locking member as a pipe joint in FIG. 1. FIG.
5 is a view taken in the direction of arrow D in FIG. 4;
6 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG.
7 is a view taken in the direction of arrow E in FIG.
FIG. 8 is a partial cross-sectional view showing the operation of inserting the second piping member into the first piping member.
FIG. 9 is a partial cross-sectional view showing an operation of inserting the second piping member into the first piping member.
FIG. 10 is a partial cross-sectional view showing an operation of inserting the first piping member in the second embodiment into the second piping member.
FIG. 11 is a partial cross-sectional view showing an operation of inserting the second piping member into the first piping member.
FIG. 12 is a partial cross-sectional view showing a state where the first piping member and the second piping member are connected.
FIG. 13 is a partial cross-sectional view showing an operation of inserting the first piping member into the second piping member in the third embodiment.
FIG. 14 is a partial cross-sectional view showing the operation of inserting the second piping member into the first piping member.
FIG. 15 is a partial cross-sectional view showing a state where the first piping member and the second piping member are connected to each other.
FIG. 16 is a partial cross-sectional view showing another form of the joint portion of the second piping member in FIG. 15;
FIG. 17 is a partial cross-sectional view showing another form of the pipe joint structure in FIG. 15;
FIG. 18 is a partial cross-sectional view showing a conventional pipe joint structure.
FIG. 19 is a partial cross-sectional view showing still another conventional pipe joint structure.
[Explanation of symbols]
2 First piping member
3, 3A Second piping member
5 O-ring
10 Locking member
11 Body ring
12 First groove
13 Second groove
14 First locking portion
14a Straight line part (straight line engagement part)
14b Tapered surface
15 Second locking part
15a Straight line part (straight line engagement part)
22 Joint part
24 Expansion part
25 Taper outer surface
26 Locking surface
32, 32A Joint part
33 insertion slot
34 Tapered inner surface
36 engagement surface
37 Extended tube
38 windows
Claims (9)
筒状に形成された本体の一端から軸心に対して等間隔の位置に、それぞれ端面から延設する複数の第1の溝部が形成され、
前記複数の第1の溝部間の中間位置において、前記第1の溝部と反対側の端面から延設する複数の第2の溝部が形成され、
前記本体の両端部における、前記第1の溝部間あるいは前記第2の溝部間に形成される薄肉部端に、軸心に向かって突出する係止部が複数箇所に形成され、
前記第1の溝部間に形成される薄肉部端の係止部と前記第2の溝部間に形成される薄肉部端の係止部とは、軸心方向の中心部に対して左右対称に形成され、
前記第1の配管部材または前記第2の配管部材のいずれかに装着されることを特徴とする配管継手。A pipe joint connecting a first pipe member arranged with a male side joint and a second pipe member arranged with a female side joint,
A plurality of first groove portions extending from the end surfaces are formed at equal intervals from the one end of the cylindrically formed main body to the axis,
At an intermediate position between the plurality of first groove portions, a plurality of second groove portions extending from an end surface opposite to the first groove portion are formed,
At both ends of the main body, locking portions that protrude toward the axial center are formed at a plurality of locations on the ends of the thin portions formed between the first groove portions or between the second groove portions,
The locking portion at the end of the thin portion formed between the first groove portions and the locking portion at the end of the thin portion formed between the second groove portions are bilaterally symmetrical with respect to the central portion in the axial direction. Formed,
A pipe joint mounted on either the first pipe member or the second pipe member.
筒状に形成された本体の一端から軸心に対して対向する位置に、それぞれ端面から延設する一対の第1の溝部が形成され、
前記第1の溝部に対して90°回転した位置において、前記第1の溝部と反対側の端面から延設する一対の第2の溝部が形成され、
前記本体の両端部における、前記第1の溝部間あるいは前記第2の溝部間に形成される薄肉部端に、軸心に向かって突出する係止部が軸心に対して対向する位置に少なくとも一対形成され、
前記第1の溝部間に形成される薄肉部端の係止部と前記第2の溝部間に形成される薄肉部端の係止部とは、軸心方向の中心部に対して左右対称に形成され、
前記第1の配管部材または前記第2の配管部材のいずれかに装着されることを特徴とする配管継手。A pipe joint connecting a first pipe member arranged with a male side joint and a second pipe member arranged with a female side joint,
A pair of first groove portions extending from the end faces are formed at positions facing the axial center from one end of the cylindrically formed main body,
At a position rotated by 90 ° with respect to the first groove portion, a pair of second groove portions extending from the end surface opposite to the first groove portion are formed,
At both ends of the main body, at the positions where the locking portions protruding toward the shaft center are opposed to the shaft center at the thin-walled portion ends formed between the first groove portions or between the second groove portions. A pair is formed,
The locking portion at the end of the thin portion formed between the first groove portions and the locking portion at the end of the thin portion formed between the second groove portions are bilaterally symmetrical with respect to the central portion in the axial direction. Formed,
A pipe joint mounted on either the first pipe member or the second pipe member.
前記配管継手が、筒状に形成された本体の一端から軸心に対して等間隔の位置に、それぞれ端面から延設する複数の第1の溝部が形成されるとともに、前記複数の第1の溝部間の中間位置において、前記第1の溝部と反対側の端面から延設する複数の第2の溝部が形成され、かつ、前記本体の両端部における、前記第1の溝部間あるいは前記第2の溝部間に形成される薄肉部端に、軸心に向かって突出する係止部が複数箇所に形成され、
前記第1の溝部間に形成される薄肉部端の係止部と前記第2の溝部間に形成される薄肉部端の係止部とは、軸心方向の中心部に対して左右対称に形成され、
前記配管継手が、前記第1の配管部材または前記第2の配管部材のいずれか一方の配管部材に装着されて、いずれか他方の第1の配管部材あるいは第2の配管部材を接続する際に、前記配管継手の係止部が拡径・縮径可能に構成されることを特徴とする配管継手構造。A pipe joint structure for connecting a first pipe member arranged with a male side joint and a second pipe member arranged with a female side joint with a pipe joint,
The pipe joint is formed with a plurality of first groove portions extending from the end face at positions equidistant from the axial center from one end of the cylindrically formed main body, and the plurality of first A plurality of second groove portions extending from an end surface opposite to the first groove portion are formed at an intermediate position between the groove portions, and between the first groove portions or the second groove at both end portions of the main body. At the end of the thin part formed between the groove parts, locking parts protruding toward the axial center are formed at a plurality of locations,
The locking portion at the end of the thin portion formed between the first groove portions and the locking portion at the end of the thin portion formed between the second groove portions are bilaterally symmetrical with respect to the central portion in the axial direction. Formed,
When the pipe joint, connects the first pipe member or the second mounted on one of the pipe members of the pipe member, the other one of the first piping member or the second pipe member The pipe joint structure is characterized in that the engaging part of the pipe joint is configured to be able to expand and contract.
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