JP3928675B2 - Combined generator of fuel cell and gas turbine - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、燃料電池とガスタービンの複合発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
溶融炭酸塩型燃料電池は、高効率、かつ環境への影響が少ないなど、従来の発電装置にはない特徴を有しており、水力・火力・原子力に続く発電システムとして注目を集め、現在世界各国で鋭意研究開発が行われている。特に天然ガスを燃料とする溶融炭酸塩型燃料電池を用いた発電設備では、図2に例示するように天然ガス等の燃料ガス1を水素を含むアノードガス2に改質する改質器10と、アノードガス2と酸素を含むカソードガス3とから発電する燃料電池12とを備えており、改質器で作られたアノードガス2は燃料電池に供給され、燃料電池内でその大部分(例えば80%)を消費した後、アノード排ガス4として改質器10の燃焼室に供給される。改質器10ではアノード排ガス中の可燃成分(水素、一酸化炭素、メタン等)が燃焼室で燃焼し、高温の燃焼ガスにより改質管を加熱し改質管内を通る燃料を改質する。改質室を出た燃焼排ガス5は圧力回収装置15から供給される加圧空気6と合流してカソードガス3となり、燃料電池のカソード側に必要な二酸化炭素を供給する。燃料電池内でその一部が反応したカソードガス(カソード排ガス7)は、ブロア14により燃料電池の上流側に一部が循環され、残りは圧力回収装置15で圧力回収され、熱回収装置18で熱回収されて系外に排出される。なお、この図で8は水蒸気である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、燃料電池のアノード側を出たアノード排ガス4は、従来全量を改質器10に供給して燃焼させ、その排ガスを燃料電池のカソード側に供給することにより、電池反応に必要な二酸化炭素を燃料電池にリサイクルするようになっていた。
【0004】
しかし、燃料電池及びガスタービン発電機の運転圧力が上昇するにつれて、リサイクルガス中の二酸化炭素濃度(CO2 濃度)及びカソードガス中のCO2 濃度が上昇し過ぎる問題点がある。
【0005】
すなわち、CO2 ガスは、カソードでの電池反応に必要不可欠であるが、この分圧が高くなり過ぎると(例えば0.5〜0.6ata以上)、電解質中に電極中のNiが溶出し、電池寿命が短くなる問題点がある。そのため、従来のように常圧から数ata程度の低圧では、アノード排ガスを全量リサイクルしても、CO2 分圧が低く問題がないが、運転圧力が更に上昇し、例えば10ata程度以上になる場合には、カソードガス中のCO2 分圧を低く抑えかつ電池反応に必要なCO2 量を確保する必要があった。
【0006】
本発明はかかる課題を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、燃料電池のアノード側に生じるCO2 ガスをカソード側に必要十分な量だけ循環させることができ、かつカソード側のCO2 分圧を低く抑えることができ、更に、全体の発電効率も高く維持できる燃料電池とガスタービンの複合発電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、燃料ガスを水素を含むアノードガスに改質する改質器と、アノードガスと酸素を含むカソードガスとから発電する燃料電池と、アノード排ガスを改質器の燃焼室に供給するガスリサイクルラインと、アノード排ガスをカソード排ガスで燃焼させて高温ガスを発生させる燃焼器と、該高温ガスで駆動され空気を圧縮しかつ発電するガスタービン発電機と、燃焼器に供給するアノード排ガス量を制御する制御装置と、カソードガスの圧力とCO 2 濃度を検出する圧力検出器と濃度検出器とを備え、前記燃焼室での燃焼排ガスが前記燃料電池のカソードに供給されるようになっており、該制御装置により、前記圧力検出器と前記濃度検出器から検出されたカソードガスの圧力とCO 2 濃度からカソードガス中のCO 2 分圧を演算し、該CO 2 分圧が所定の範囲になるように燃焼器に供給するアノード排ガス量を制御する、ことを特徴とする燃料電池とガスタービンの複合発電装置が提供される。
【0008】
上記本発明の構成によれば、制御装置により、燃焼器に供給するアノード排ガス量を制御してカソードガス中のCO2 分圧を所定の範囲に制御することができる。すなわち、運転圧力が低い場合には、従来と同様に燃焼器にアノード排ガスを供給せず、全量をガスリサイクルラインを介してカソードガスに混入することにより、アノード側で発生したCO2 の全量をカソード側に供給してカソードでの電池反応に供することができる。また、運転圧力が高く、CO2 分圧が問題になる場合には、アノード排ガスの一部をリサイクルすることなく燃焼器に供給して燃焼させガスタービン発電機を駆動することにより、リサイクルガス中のCO2 を減らし、CO2 分圧を下げることができる。このCO2 分圧の低下の割合は、燃焼器での燃焼量が増えるほど急激に低下するので、例えば10%程度を燃焼させることにより、10ata以上の運転圧力において、カソードガス中のCO2 分圧を低く抑えかつ電池反応に必要なCO2 量を確保することができる。
【0009】
また、カソードガスの圧力とCO2濃度を検出する圧力検出器と濃度検出器を備え、検出されたカソードガスの圧力とCO 2 濃度からカソードガス中のCO2分圧を演算し、該CO2分圧が所定の範囲になるように燃焼器に供給するアノード排ガス量を制御するので、制御装置により、アノードガスのCO2分圧とCO2量を正確に把握し、これらを所望の範囲に制御することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付して使用する。
図1は本発明による燃料電池とガスタービンの複合発電装置の構成図である。この図において、本発明の複合発電装置は、燃料ガス1を水素を含むアノードガス2に改質する改質器20と、アノードガス2と酸素を含むカソードガス3とから発電する燃料電池22と、アノード排ガス4を改質器20の燃焼室20bに供給するガスリサイクルライン23と、アノード排ガス4をカソード排ガス7で燃焼させて高温ガスを発生させる燃焼器24と、発生した高温ガスで駆動され空気を圧縮しかつ発電するガスタービン発電機25とを備えている。
【0011】
改質器20は、内部に改質触媒が充填された改質管20aと、改質管20aを加熱するための燃焼室20bとからなる。燃焼室20bには、ガスリサイクルライン23からアノード排ガス4が供給され、ガスタービン発電機18から供給される加圧空気6によりアノード排ガス4を燃焼させるようになっている。また、燃焼室20bには別に燃料ガス1の供給ラインが設けられており、必要に応じて燃料ガス1を燃焼させることができるようになっている。燃焼室20bで発生した燃焼排ガス5は、ガスタービン発電機25から供給される加圧空気6に混入され、カソードガス3として燃焼電池12のカソード側Cに供給される。
【0012】
燃料電池22は、電解質板t、アノードa(電極)、カソードc(電極)及びセパレータ板sとからなる。電解質板tは、焼結したセラミック粉末からなる平板であり、その隙間に溶融炭酸塩を高温の溶融状態で保持するようになっている。それぞれ焼結した金属粉末からなる平板状のアノードa及びカソードcは、電解質板tを間に挟持する。単一の電池(単セル)は、これらのアノードa、電解質板t及びカソードcから構成される。複数の導電性セパレータ板sは、その上下面にガス流路を有し、その間に単セルを挟持し、アノードa及びカソードcに沿ってそれぞれ水素を含むアノードガスと酸素及び炭酸ガスを含むカソードガスを流すようになっている。かかる燃料電池22を例えば約650℃の高温に保持し、アノードa及びカソードcに沿ってそれぞれアノードガスとカソードガスを流すことにより、次の反応により電気が発電される。
【0013】
アノード反応 H2 +CO3 2- →H2 O+CO2 +2e...式1
カソード反応 CO2 +1/2 O2 +2e→CO3 2- ...式2
式1、2から明らかなように、アノード反応により二酸化炭素(CO2 )が生成され、カソード反応により同量のCO2 が消費される。従って、アノード側で発生したCO2 ガスをカソード側に循環することにより、外部からCO2 を補給することなく、反応を促進することができる。
【0014】
ガスリサイクルライン23には、リサイクルブロア29が設置されており、アノード排ガス4を改質器20の燃焼室20bに供給するようになっている。これにより、アノード排ガス4の一部を改質器の燃焼室20bで燃焼させ、その排ガスをカソードガスに混入させることにより、アノード側からカソード側にCO2 ガスを循環させることができる。なお、図1に細線で示すように、アノード排ガスの一部をアノードの入口側に供給してもよい。これにより、アノード側のガス流量を増大させることができる。
【0015】
燃焼器24には、アノード排ガス4とカソード排ガス7が供給され、アノード排ガス4をカソード排ガス7で燃焼させて高温ガスを発生させるようになっている。また、燃焼器24にアノード排ガス4を供給するラインには流量調節弁26が設置され、その流量を調節できるようになっている。更に、燃焼器24には別に燃料ガス1の供給ラインが設けられており、必要に応じて燃料ガス1を燃焼させることができるようになっている。
【0016】
ガスタービン発電機25は、ガスタービンT、コンプレッサC、及び発電機Gからなり、これらが同軸又は減速機を介して連結されており、燃焼器24で発生した高温ガスでガスタービンTを駆動し、ガスタービンTで駆動されたコンプレッサCで空気を圧縮して改質器20等に供給し、同時に発電機Gを駆動して発電するようになっている。従って、本発明の複合発電装置では、燃料電池22とガスタービン25の両方で発電が行われる。
【0017】
本発明の複合発電装置は、更に、燃焼器24に供給するアノード排ガス量を制御する制御装置30とを備えている。また、燃料電池のカソード側入口又は出口(この例では両方)に、カソードガスの圧力とCO2濃度を検出する圧力検出器27a,27bと濃度検出器28a,28bを備えている。制御装置は、圧力検出器27a,27bと濃度検出器28a,28bで検出されたカソードガスの圧力とCO 2 濃度からカソードガス中のCO2分圧を演算し、このCO2分圧が所定の範囲になるように流量調節弁26を調節して燃焼器24に供給するアノード排ガス量を制御する。CO2分圧の所定の範囲とは、例えば0.6ata以下であり、Ni溶出が発生しない或いは許容できるCO2分圧に設定する。この構成により、制御装置により、カソードガスのCO2分圧とCO2量を正確に把握し、Ni溶出が発生しない或いは許容できるCO2分圧であり、かつカソード反応(式2)で必要となる量より十分に多いCO2量に制御することができる。
【0018】
上述したように本発明の構成によれば、制御装置30により、燃焼器24に供給するアノード排ガス量を制御してカソードガス中のCO2 分圧を所定の範囲に制御することができる。すなわち、運転圧力が低い場合には、従来と同様に燃焼器24にアノード排ガス4を供給せず、全量をガスリサイクルライン23を介してカソードガスに混入することにより、アノード側で発生したCO2 の全量をカソード側に供給してカソードでの電池反応に供することができる。
【0019】
また、運転圧力が高く、CO2 分圧が問題になる場合には、アノード排ガス4の一部をリサイクルすることなく燃焼器24に供給して燃焼させガスタービン発電機25を駆動することにより、リサイクルガス中のCO2 を減らし、CO2 分圧を下げることができる。このCO2 分圧の低下の割合は、燃焼器での燃焼量が増えるほど急激に低下するので、例えば10%程度を燃焼させることにより、10ata以上の運転圧力において、カソードガス中のCO2 分圧を低く抑えかつ電池反応に必要なCO2 量を確保することができる。
【0020】
なお、本発明は上述した実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】
上述したように、本発明の燃料電池とガスタービンの複合発電装置は、燃料電池のアノード側に生じるCO2 ガスをカソード側に必要十分な量だけ循環させることができ、かつカソード側のCO2 分圧を低く抑えることができ、Ni溶出を抑制し電池の長寿命化を図ることができる。また、アノード排ガスの全量を燃料電池とガスタービンで無駄なく有効に利用しているので、全体の発電効率も高く維持できる。更に、ガスタービンの燃焼器の燃料がアノード排ガスであり、反応で発生した水蒸気も大量に含まれているので、ガスタービン出力を高めると同時にNOx の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料電池とガスタービンの複合発電装置の構成図である。
【図2】溶融炭酸塩型燃料電池を用いた従来の発電設備の全体構成図である。
【符号の説明】
1 燃料ガス
2 アノードガス
3 カソードガス
4 アノード排ガス
5 燃焼排ガス
6 空気
7 カソード排ガス
8 蒸気
9 冷却水
10 改質器
12 燃料電池
14 ブロア
15 圧力回収装置
16 タービン
17 コンプレッサ
18 熱回収装置
20 改質器
20a 改質管
20b 燃焼室
22 燃料電池
24 燃焼器
25 ガスタービン発電機
26 流量調節弁
27a,27b 圧力検出器
28a,28b 濃度検出器
29 リサイクルブロア
30 制御装置[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a combined power generation device of a fuel cell and a gas turbine.
[0002]
[Prior art]
Molten carbonate fuel cells have characteristics that are not found in conventional power generators, such as high efficiency and low environmental impact, and are attracting attention as a power generation system following hydropower, thermal power, and nuclear power. Intensive research and development is conducted in each country. In particular, in a power generation facility using a molten carbonate fuel cell using natural gas as fuel, a
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the anode exhaust gas 4 exiting from the anode side of the fuel cell is required for the cell reaction by supplying the entire amount to the
[0004]
However, as the operating pressure of the fuel cell and the gas turbine generator rises, there is a problem that the carbon dioxide concentration in the recycle gas (CO 2 concentration) and the CO 2 concentration in the cathode gas increase too much.
[0005]
That is, CO 2 gas is indispensable for the cell reaction at the cathode, but when this partial pressure becomes too high (for example, 0.5 to 0.6 at or more), Ni in the electrode elutes in the electrolyte, There is a problem that the battery life is shortened. For this reason, when the anode exhaust gas is fully recycled at a low pressure from normal pressure to several ata as in the conventional case, the CO 2 partial pressure is low and there is no problem, but the operating pressure further increases, for example, about 10 ata or more. Therefore, it was necessary to keep the CO 2 partial pressure in the cathode gas low and to secure the amount of CO 2 necessary for the cell reaction.
[0006]
The present invention has been made to solve such problems. That is, the object of the present invention is to circulate the CO 2 gas generated on the anode side of the fuel cell by a necessary and sufficient amount on the cathode side, and to keep the CO 2 partial pressure on the cathode side low. An object of the present invention is to provide a fuel cell and gas turbine combined power generation device that can maintain high overall power generation efficiency.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, a reformer that reforms fuel gas into an anode gas containing hydrogen, a fuel cell that generates electricity from the anode gas and a cathode gas containing oxygen, and anode exhaust gas is supplied to the combustion chamber of the reformer. A gas recycling line, a combustor that burns anode exhaust gas with cathode exhaust gas to generate high-temperature gas, a gas turbine generator that is driven by the high-temperature gas to compress air and generate electric power, and anode exhaust gas that is supplied to the combustor and a control unit for controlling an amount and a pressure detector and a concentration detector for detecting the pressure and the CO 2 concentration of the cathode gas, so the combustion exhaust gas in the combustion chamber is supplied to the cathode of the fuel cell and which, by the control device, calculates the CO 2 partial pressure in the cathode gas from the pressure and the CO 2 concentration of the detected cathode gas from the concentration detector and the pressure detector , The CO 2 partial pressure is controlled anode exhaust gas quantity supplied to the combustor so as to have a predetermined range, combined cycle power generation system of a fuel cell and a gas turbine is provided, characterized in that.
[0008]
According to the configuration of the present invention, the control device can control the amount of anode exhaust gas supplied to the combustor to control the CO 2 partial pressure in the cathode gas within a predetermined range. That is, when the operating pressure is low, the anode exhaust gas is not supplied to the combustor as in the conventional case, and the entire amount is mixed into the cathode gas through the gas recycle line, thereby reducing the total amount of CO 2 generated on the anode side. It can supply to a cathode side and can use for the cell reaction in a cathode. If the operating pressure is high and CO 2 partial pressure becomes a problem, a part of the anode exhaust gas is supplied to the combustor without being recycled and driven to drive the gas turbine generator. The CO 2 partial pressure can be reduced and the CO 2 partial pressure can be lowered. The rate of decrease in the CO 2 partial pressure decreases rapidly as the amount of combustion in the combustor increases. For example, by burning about 10%, the CO 2 partial pressure in the cathode gas can be increased at an operating pressure of 10 at or more. The pressure can be kept low and the amount of CO 2 required for the battery reaction can be secured.
[0009]
Further, a pressure detector and a concentration detector for detecting the cathode gas pressure and the CO 2 concentration are provided, and the CO 2 partial pressure in the cathode gas is calculated from the detected cathode gas pressure and CO 2 concentration, and the CO 2 since the partial pressure controls the anode exhaust gas quantity supplied to the combustor to a predetermined range, the control device, to accurately grasp the CO 2 partial pressure and the amount of CO 2 of the anode gas, them to the desired range Can be controlled.
[0010]
【Example】
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In each drawing, common parts are denoted by the same reference numerals.
FIG. 1 is a configuration diagram of a combined power generation apparatus of a fuel cell and a gas turbine according to the present invention. In this figure, the combined power generator of the present invention includes a
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
Anode reaction H 2 + CO 3 2− → H 2 O + CO 2 + 2e. . .
Cathode reaction CO 2 +1/2 O 2 + 2e → CO 3 2− . . .
As is apparent from
[0014]
A
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The combined power generator of the present invention further includes a
[0018]
As described above, according to the configuration of the present invention, the
[0019]
Further, when the operating pressure is high and the CO 2 partial pressure becomes a problem, a part of the anode exhaust gas 4 is supplied to the
[0020]
Of course, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0021]
【The invention's effect】
As described above, the combined power generation device of the fuel cell and gas turbine of the present invention can circulate the CO 2 gas generated on the anode side of the fuel cell by a necessary and sufficient amount on the cathode side, and CO 2 on the cathode side. The partial pressure can be kept low, the elution of Ni can be suppressed, and the battery life can be extended. Moreover, since the entire amount of the anode exhaust gas is effectively used without waste by the fuel cell and the gas turbine, the overall power generation efficiency can be maintained high. Furthermore, a combustor fuel anode exhaust gas of the gas turbine, because it contains a large amount even vapor generated in the reaction, it is possible to suppress the occurrence of simultaneous NO x Increasing the gas turbine output.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a combined power generation device of a fuel cell and a gas turbine according to the present invention.
FIG. 2 is an overall configuration diagram of a conventional power generation facility using a molten carbonate fuel cell.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
該制御装置により、前記圧力検出器と前記濃度検出器から検出されたカソードガスの圧力とCO 2 濃度からカソードガス中のCO 2 分圧を演算し、該CO 2 分圧が所定の範囲になるように燃焼器に供給するアノード排ガス量を制御する、ことを特徴とする燃料電池とガスタービンの複合発電装置。A reformer that reforms the fuel gas into an anode gas containing hydrogen, a fuel cell that generates electricity from the cathode gas containing the anode gas and oxygen, a gas recycle line that supplies anode exhaust gas to the combustion chamber of the reformer, A combustor that burns anode exhaust gas with cathode exhaust gas to generate high-temperature gas, a gas turbine generator that is driven by the high-temperature gas to compress air and generate electric power, and a control device that controls the amount of anode exhaust gas supplied to the combustor And a pressure detector and a concentration detector for detecting the pressure of the cathode gas and the CO 2 concentration, and the combustion exhaust gas in the combustion chamber is supplied to the cathode of the fuel cell,
The controller calculates the CO 2 partial pressure in the cathode gas from the cathode gas pressure and CO 2 concentration detected from the pressure detector and the concentration detector , and the CO 2 partial pressure falls within a predetermined range. The combined amount of anode exhaust gas supplied to the combustor is controlled so that the combined power generation device of a fuel cell and a gas turbine.
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