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JP3926047B2 - 情報表示装置 - Google Patents

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JP3926047B2
JP3926047B2 JP32509698A JP32509698A JP3926047B2 JP 3926047 B2 JP3926047 B2 JP 3926047B2 JP 32509698 A JP32509698 A JP 32509698A JP 32509698 A JP32509698 A JP 32509698A JP 3926047 B2 JP3926047 B2 JP 3926047B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、HTML(Hyper Text Markup Language)などを解釈し、表示を行うブラウザ、およびこれに類する情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
WWW(World Wide Web)ブラウザなどの情報表示端末は、現在パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)を主体に利用が進んでおり、テレビ装置にWWWブラウザ機能を付与された製品等も発売されている。
【0003】
一般的なWWWブラウザは、ネットワークで接続されたWWWサーバー上などにあるホームページを閲覧することが可能であり、WWWブラウザにより表示されるファイルは一般に、HTMLと呼ばれる比較的単純な言語で記述されており、ホームページの作成または更新を容易に行うことができる。
【0004】
また、HTMLファイルの特徴として、HTMLファイル内に別のHTMLファイルに対してリンクを設定することができることが挙げられる。一般的なWWWブラウザの場合、例えば、画面に表示されたHTMLファイルのリンク部を利用者が選択して実行する(選択して実行することを、以下、「クリック」という)と、リンクされた次のページに表示が移行する処理が行われ、比較的簡単な操作で、さまざまなホームページを閲覧することができる。また、WWWブラウザでは利用者がキーボードなどで入力する文字などのデータをホームページに送信することが可能であり、WWWブラウザを利用している利用者からホームページの制作者等にメッセージなどを送信することができる。
【0005】
次に、入力装置について考えた場合、WWWブラウザで様々なホームページを閲覧する場合には、画面のスクロールやリンク部をクリックするなどの操作項目を少なくできるので、必要な操作ボタンを少なく設定できる。また、操作ボタンが少ない入力装置でメッセージなどを作成する場合には、キーボードなどの専用の入力装置に比べて入力が困難であるので、操作ボタンの少ないリモートコントローラと、キーボードを併用している。
【0006】
ところが、キーボードのように操作するキーが多数ある入力装置では、操作方法が利用者に十分伝わらない場合は、利用者にとっては扱いにくい装置になってしまうことが多く、広く一般の人々が活用できるように、年齢または、使用経験に適した入力装置を備える必要がある。
【0007】
また、入力装置とWWWブラウザの機能について考えた場合、入力装置と、WWWブラウザの機能が連動する情報表示装置は開発されていない。PCを活用することによって、入力装置自体を変更したとき、その入力装置に対応した機能にWWWブラウザを変更することは可能であるが、利用者が入力装置を変更したい場合、利用者自身でWWWブラウザの機能を変更しなければならなかった。更に、PCは一般に高価であり、かつ、WWWブラウザ以外の操作は扱いが必ずしも容易ではないため、広く一般の人々が活用できる状況にはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の情報表示装置では、操作方法が利用者に十分に伝わらない場合にかえって使いにくい装置になるという問題があった。また入力装置と情報表示機能が連動しないため、広く一般の人々が活用できるように様々な利用者向けの入力装置と情報表示機能があっても、利用者が入力装置と情報表示機能とを対応させなければならず、かえって使いにくい装置になるという問題があった。
【0009】
この発明は以上のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、利用者が入力装置を選択して入力するだけで、その入力装置に対応した処理を行う情報表示装置を得るものである。
【0010】
また、第2の目的は、入力装置に対応した処理を利用者が変更できる情報表示装置を得るものである。
【0011】
また、第3の目的は、利用者が入力装置を選択して入力するだけで、利用者に適した表示サイズで情報表示を行う情報表示装置を得るものである。
【0012】
また、第4の目的は、表示サイズを利用者が変更できる情報表示装置を得るものである。
【0013】
また、第5の目的は、複数の入力装置からの情報を効率よくまとめ、情報表示処理負担を低減した情報表示装置を得るものである。
【0014】
また、第6の目的は、複数の入力装置からの情報の処理を利用者が変更できるようにした情報表示装置を得るものである。
【0015】
また、第7の目的は、入力装置の設定を変更することで、付加される機能を変更できる情報表示装置を得るものである。
【0016】
また、第8の目的は、複数の入力装置から入力される情報に順序を設定し、それら入力装置から同時に入力された場合に順序にしたがって処理を行い、情報表示の誤動作を防止した情報表示装置を得るものである。
【0017】
さらにまた、第9の目的は、複数の入力装置から入力される情報に設定された順序を利用者が変更できるようにした情報表示装置を得るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る情報表示装置においては、利用者が入力した情報を第1の信号に変換して出力する入力手段と、この出力された第1の信号を受信するとともに、この第1の信号に上記入力手段を特定する情報を付加した第2の信号を出力する入力情報付加手段と、上記利用者が入力した情報、上記入力手段を特定するための情報および表示の制御に関する情報を対応づける表示制御テーブルを記憶する表示制御テーブル記憶手段と、上記出力された第2の信号を受信するとともに、上記表示制御テーブルをもとに表示を制御する第3の信号を出力する表示制御信号生成手段と、上記第3の信号にもとづき表示処理を行って表示信号を出力する表示処理手段と、この表示信号を受信して画面表示を行う画面表示手段とを備えたものである。
【0019】
また、表示制御テーブルを変更するテーブル変更手段を備えたものである。
【0020】
また、利用者が入力した情報を第1の信号に変換して出力する入力手段と、この出力された第1の信号を受信するとともに、この第1の信号に上記入力手段を特定する情報を付加した第2の信号を出力する入力情報付加手段と、上記利用者が入力した情報、上記入力手段を特定するための情報および表示の制御に関する情報を対応づける表示制御テーブルを記憶する表示制御テーブル記憶手段と、上記出力された第2の信号を受信するとともに、上記表示制御テーブルをもとに表示を制御する第3の信号を出力する表示制御信号生成手段と、上記第3の信号にもとづき表示処理を行って第1の表示信号を出力する表示処理手段と、上記入力手段を特定するための情報、上記第1の表示信号および第2の表示信号を対応づける表示変換テーブルを記憶する表示変換テーブル記憶手段と、上記出力された第2の信号および第1の表示信号を受信するとともに、この第2の信号より得られる上記入力手段を特定するための情報、上記第1の表示信号および上記表示変換テーブルにもとづき第2の表示信号を出力する表示信号変換手段と、この第2の表示信号を受信して画面表示を行う画面表示手段とを備えたものである。
【0021】
また、表示変換テーブルを変更する表示変換テーブル変更手段を備えたものである。
【0022】
また、利用者が入力した情報を第1の信号に変換して出力する第1の入力手段と、この出力された第1の信号を受信するとともに、この第1の信号に上記第1の入力手段を特定する情報を付加した第2の信号を出力する第1の入力情報付加手段と、利用者が入力した情報を第3の信号に変換して出力する第2の入力手段と、この出力された第3の信号を受信するとともに、この第3の信号に上記第2の入力手段を特定する情報を付加した第4の信号を出力する第2の入力情報付加手段と、上記第1の入力手段で利用者が入力した情報、上記第2の入力手段で利用者が入力した情報、上記第1の入力手段を特定する情報、上記第2の入力手段を特定する情報および表示の制御に関する情報を対応づける表示制御テーブルを記憶する表示制御テーブル記憶手段と、上記出力された第2および第4の信号を受信するとともに、上記表示制御テーブルをもとに表示を制御する第5の信号を出力する表示制御信号生成手段と、上記第5の信号にもとづき表示処理を行って表示信号を出力する表示処理手段と、この表示信号を受信して画面表示を行う画面表示手段とを備えたものである。
【0023】
また、表示制御テーブルを変更する表示制御テーブル変更手段を備えたものである。
【0024】
また、利用者が入力手段を特定する情報を変更する入力情報変更手段を備えたものである。
【0025】
また、利用者が入力した情報を第1の信号に変換して出力する第1の入力手段と、この出力された第1の信号を受信するとともに、この第1の信号に上記第1の入力手段を特定する情報と優先順位に関する情報を付加した第2の信号を出力する第1の入力情報付加手段と、利用者が入力した情報を第3の信号に変換して出力する第2の入力手段と、この出力された第3の信号を受信するとともに、この第3の信号に上記第2の入力手段を特定する情報と優先順位に関する情報を付加した第4の信号を出力する第2の入力情報付加手段と、上記第1の入力手段で利用者が入力した情報、上記第2の入力手段で利用者が入力した情報および表示の制御に関する情報を対応づける表示制御テーブルを記憶する表示制御テーブル記憶手段と、上記出力された第2および/または第4の信号を受信するとともに、これら第2の信号および第4の信号に付加された優先順位に関する情報をもとに、第2および/または第4の信号を順次に出力する優先処理手段と、これら優先処理手段から出力された第2または第4の信号を受信するとともに、上記表示制御テーブルをもとに表示を制御する第5の信号を出力する表示制御信号生成手段と、上記第5の信号にもとづき表示処理を行い表示信号を出力する表示処理手段と、この表示信号を受信して画面表示を行う画面表示手段とを備えたものである。
【0026】
さらにまた、利用者が優先順位に関する情報を変更する優先情報変更手段を備えたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1である情報表示装置の概略構成図である。図において、109はインターネット網、110はホームページなど表示内容がデータとして保存され、そのデータの配信を行うWWWサーバーである。107はWWWサーバー110からのインターネット網109を経由してデータを取得、またはブラウザデータ処理手段105の要求にもとづきインターネット網上のWWWサーバー110などにデータを出力するデータ通信手段である。
【0028】
101は、利用者が入力を行い、信号101Aを出力する入力手段としてのキーボード、102は入力情報付加手段であるキーボード入力情報付加手段で、キーボード101が出力した信号101Aに、キーボード101を特定する情報を付加して信号102Aを出力する。1030は表示制御テーブル記憶手段で、キーボード101において利用者が入力した情報と、キーボード入力情報付加手段102で付加されたキーボード101を特定する情報と、表示の制御に関する情報を対応づける表示制御テーブルを記憶している。103は表示制御信号生成手段で、キーボード入力情報付加手段103が出力した信号102Aを受信して、その信号102Aに含まれるキーボード101において利用者が入力した情報と、キーボード入力情報付加手段102で付加されたキーボード101を特定する情報と、表示制御テーブル記憶手段1030に記憶されたテーブルを用いて、ブラウザ制御手段104に表示制御信号103Aを出力する。
【0029】
100は表示処理手段としてのWWWブラウザ表示処理手段で、107から入力されるデータを、表示制御信号生成手段103より出力される表示制御信号103Aにもとづき、画像表示装置108に出力する表示信号100Aを生成するもので、以下の手段で構成される。
【0030】
104は、ブラウザ制御手段で、利用者が入力した情報と入力装置を特定する情報をもとに作られた表示制御信号103Aと、ブラウザデータ処理手段105から出力される情報をもとに、ブラウザデータ処理手段105およびブラウザ画面処理手段106を制御する。105はブラウザデータ処理手段で、ブラウザ制御手段104の制御にもとづき、データ通信手段107からデータを受信し、ブラウザ用のデータを解析し、また、このブラウザデータをWWWサーバー110から取得するようにデータ通信手段107に要求を出力する。106はブラウザ画面処理手段で、ブラウザデータ処理手段105によって処理されたブラウザデータを、ブラウザ制御手段104の制御にもとづいて画像表示装置108に表示信号100Aを出力する。108はモニタやテレビなどの画像表示装置である。
【0031】
図2(a)はWWWブラウザ画面の表示例である。画面の上部は状態表示領域121、画面の下部は主表示領域122である。主表示領域122の画面内容はHTMLにより記述されており、WWWサーバー110より配信され、インターネット網109を経由してデータ通信手段107で受信されたHTMLのデータをブラウザデータ処理手段105が解析し、その解析結果をもとにブラウザ画面処理手段106により表示信号100Aに変換され、画像表示装置108の画面に表示される。
【0032】
また、主表示領域122の枠123はテキストタイプの入力フィールドであり、利用者はこの入力フィールドを選択し、テキストを入力することができる。“送信する”ボタン124をクリックすると、入力フィールド123に入力されたテキストがWWWサーバー110に送信され、“クリア”ボタン125をクリックすると123の入力フィールドに入力されたテキストはすべて削除される。これらの機能は、WWWブラウザの機能により実現されるものである。
【0033】
次に、図2(a)の画面状態で、入力フィールド123が選択されており、利用者が入力フィールド123に文字を入力する場合の動作について説明する。利用者がキーボード101において“a”のボタンを押したとする。このときキーボード101はボタン“a”が入力されたという情報を16進数の“1C”に変換し、さらにこのデータをビット列“00011100”に変換して下位ビットから送信する。この送信は電気信号によって行われる。
図3はビット列“00011100”を送信する際の電気信号101Aをあらわす信号波形であり、CLKはデータ送信の基準となるクロック信号、DATAはビット列“00011100”から作られる信号である。このDATA信号はクロック信号の立ち上がり時に、データ“0”を電圧0V、データ“1”を電圧5Vとなるように、下位ビットから順に変換したもので、クロック信号の立ち上がり時のデータは、順に“00111000”となっている。
【0034】
キーボード入力情報付加手段102は、この電気信号101Aのクロック信号の立ち上がり時のデータ信号の電圧からデータに変換し、ビット列“00011100”を再現する。そして、キーボード101を特定する情報として、16進数の“F5”、すなわちビット列で“11110101”を下位ビットから送信し、続いて再現したビット列“00011100”を下位ビットから送信する。その時の電気信号102Aの信号波形を図4に示す。クロック信号の立ち上がり時のデータはDATAの電圧から、順に“1010111100111000”となっている。
【0035】
表示制御信号生成手段103は、キーボード入力情報付加手段102により送信された電気信号102Aから、データビット列“1111010100011100”を取得し、16進数の“F51C”を得る。そして、この16進数“F51C”から、キーボード101において利用者が入力した情報をあらわす第1データ“F5”と、キーボード入力情報付加手段102で付加されたキーボード101を特定する情報を表す第2データ“1C”に分解する。
【0036】
図5は表示制御テーブル記憶手段1030に記憶されている第1データおよび第2データと、ブラウザ制御手段104に与える表示制御信号103Aとの対応を示した表示制御テーブルである。
【0037】
表示制御信号生成手段103は、表示制御テーブル記憶手段1030に記憶されている表示制御テーブルを参照し、第1データが“F5”、第2データが“1C”である場合、図5の斜線部分の“文字a入力”という情報を表示制御信号103Aに変換して出力する。
【0038】
ブラウザ制御手段104は、表示制御信号生成手段103から入力された“文字a入力”という情報と、ブラウザデータ処理手段105で解析された結果にもとづいて、入力フィールド123に文字“a”を表示させるようブラウザ画面処理手段106を制御し、ブラウザ画面処理手段106はそれにもとづいて表示信号100Aを出力し、画面表示装置108は、図2(b)に示すような、入力フィールド123に文字“a”が入力された画面を表示する。
【0039】
次に、キーボード101およびキーボード入力情報付加手段102を切り離し、代わりに、入力できる情報が日本語に限られる日本語キーボードを接続した場合の動作を説明する。
【0040】
図6は、キーボード101およびキーボード入力情報付加手段102を切り離した代わりに、日本語キーボード111および日本語キーボード入力情報付加手段112を接続した場合の概略構成図で、図1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示している。
【0041】
図において、111Aは日本語キーボード111が出力する信号で、112Aは日本語キーボード入力情報付加手段112が出力する信号である。
【0042】
いま、図2(a)の画面状態で、入力フィールド123が選択されており、利用者が日本語キーボード111において“あ”のボタンを押したとする。このとき日本語キーボード111はボタン“あ”が入力されたという情報を16進数の“1C”に変換し、前述の電気信号101Aの送信方法と同様にして、電気信号111Aを送信し、日本語キーボード入力情報付加手段112は、ビット列“00011100”を再現する。そして、日本語キーボード111を特定する情報として、16進数の“E5”、すなわちビット列で“11100101”を付加した信号112Aを送信する。
【0043】
表示制御信号生成手段103は、日本語キーボード入力情報付加手段112により送信された電気信号112Aから、16進数の“E51C”を得る。そして、この16進数“E51C”を第1データ“E5”と第2データ“1C”に分解し、表示制御テーブル記憶手段1030に記憶されている表示制御テーブルを参照し、第1データが“E5”、第2データが“1C”である場合、“文字あ入力”という情報を表示制御信号103Aに変換して出力する。
【0044】
ブラウザ制御手段104は、表示制御生成手段103によって入力された“文字あ入力”という情報と、ブラウザデータ処理手段105で解析された結果にもとづいて、入力フィールド123に文字“あ”を表示させるようブラウザ画面処理手段106を制御し、ブラウザ画面処理手段106はそれにもとづいて表示信号100Aを出力し、画面表示装置108は、図2(c)に示すような、入力フィールド123に文字“あ”が入力された画面を表示する。
【0045】
このように、キーボードなどから入力された情報に入力手段の情報を付加することと、それらの情報に対応した処理を定義することによって、利用者の手を煩わせることなく、入力装置を接続するだけで、その入力装置に対応した処理を行うことが可能な情報表示装置を実現でき、利用者は自らの操作レベルにもっとも適した入力装置を容易に利用できる。
【0046】
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2である情報表示装置の概略構成図で、図1と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0047】
図7において、ブラウザ制御手段104は、ブラウザデータ処理手段105で解析された結果と、利用者が入力した情報から、記憶手段1030に含まれる表示制御テーブルを変更するよう判断した場合、変更内容を表示制御テーブル変更手段113に出力する。表示制御テーブル変更手段113は、ブラウザ制御手段104から入力された表示制御テーブルの変更要求にしたがって、表示制御テーブル記憶手段1030に記憶されている表示制御テーブルを変更する。
【0048】
図8(a)は、利用者によってテーブルを変更したいという要求があった場合に、画像表示装置108に表示される画面を示したもので、図2と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0049】
主表示領域122の枠126a,126b,126c,126d,126eはテキストタイプの入力フィールドであり、利用者はこの入力フィールドを選択し、F1からF5のキーを押したときに接続されるホームページのアドレスをそれぞれ入力することができる。
【0050】
“確定”ボタン127をクリックすると、F1からF5のキーが126a,126b,126c,126d,126eの入力フィールドに入力されたホームページに接続されるように設定され、“初期設定”ボタン128をクリックすると初期設定時の接続先になるよう設定され、“キャンセル”ボタン129をクリックすると、キー設定を止めることができる。また、図8(a)は初期設定時の接続先が設定されているものとする。
【0051】
図9(a)は初期設定時の接続先が設定されているときの表示制御テーブル記憶手段1030に含まれる表示制御テーブルを表した図であり、131aの16進数“30”は利用者がキーボードのF1を押した場合に表示制御信号生成手段103に入力されるF1キーを押したという情報を表すデータであり、同様に131b,131cはそれぞれF2,F3を押した場合に表示制御信号生成手段103に入力されるデータである。また、132の16進数“F5”はキーボードを特定する情報である。
【0052】
135はF1を押した際にブラウザ制御手段104に与える処理を表しており、初期設定状態ではF1を押した際には“http://www.111.co.jp”に接続するようになっている。
【0053】
次に、利用者がF1キーの接続先を変更する際の動作を説明する。
図8(b)中の入力フィールド126aに示すように、F1を押したときに接続するホームページのアドレスを“http://www.000.co.jp”と入力し、“確定”ボタン127をクリックした場合、ブラウザ処理手段104は表示テーブル変更手段113に、入力装置を特定する情報が16進数の“F5”である入力装置のF1のキー設定を“http://www.000.co.jp”へ接続、という設定に変更するよう情報を通達する。テーブル変更手段113は、その情報をもとに表示制御テーブルの入力装置を特定する情報が16進数“F5”の入力装置の処理項目をすべてコピーし、新たに表示制御テーブルの入力装置を特定する情報が16進数“F5”の入力装置の処理項目を作成する(図9(b)の134列)。そしてコピー元は使用不可とするため、16進数の“F5”の後ろに*をつける(図9(b)の133列)。さらに表示制御テーブル変換手段113は、ブラウザ処理手段104からの情報によりF1を押したときの処理内容を変更し(図9(b)の136)、新しい表示制御テーブルを完成させる。
【0054】
これ以降、表示制御信号生成手段103は図9(b)に示された新しい表示制御テーブルをもとに処理を行う。
また、図8(b)のキー設定画面において、利用者が“初期設定”ボタン128をクリックした場合には、表示制御テーブル変更手段113は、図9(b)に示す表示制御テーブルの134の列を削除し、133の列の“F5*”を“F5”に変更してキー設定を初期状態に戻す。
【0055】
このように、テーブル変更手段113を設けることによって利用者が入力装置の設定を自由に行うことができ、利用者にとってより扱いやすく利用できる情報表示装置を得ることができる。
【0056】
実施の形態3.
図10は、この発明の実施の形態3である情報表示装置の概略構成図で、図1と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0057】
図10において、114は表示変換テーブル記憶手段で、キーボード入力情報付加手段102で付加されたキーボード101を特定する情報とブラウザ画面処理手段106が出力する表示信号100Aの変換を制御する情報を対応づける表示変換テーブルを記憶している。115は表示信号変換手段で、キーボード入力情報付加手段102より出力される信号102Aを入力するとともに、信号102Aより得られるキーボード101を特定するための情報と、表示変換テーブル記憶手段114に記憶されている表示変換テーブルにもとづき、ブラウザ画面処理手段106から出力される表示信号100Aを変換した表示変換信号115Aを出力する。108は表示信号変換手段115より出力される表示変換信号115Aを入力し画面表示をするモニタやテレビ等の画面表示装置である。
【0058】
次に、図11および図12をもとに具体的処理の流れを説明する。
図11(a)はWWWサーバー110上にあるホームページを表示したものであり、図2と同様に、画面の上部は状態表示領域121、画面の下部は主表示領域122である。主表示領域122の画面内容は、HTMLにより記述されており、WWWブラウザ機能により画面上に表示されている。
【0059】
また、図12は表示変換テーブル記憶手段114内にある表示変換テーブルで、キーボード入力情報付加手段102で付加されるキーボードを特定する情報と、表示信号変換手段115で入力される表示信号100Aと出力される表示変換信号115Aの入出力関係とを対応づけられている。
【0060】
この実施の形態3は、上記実施の形態1と同様に、キーボードからデータを入力すると、キーボード入力情報付加手段102は入力装置を特定する情報を含んだ信号102Aを出力し、表示信号変換手段115は、この信号102Aより入力装置を特定する情報として16進数“F5”を得る。表示信号変換手段115は、この入力装置を特定する情報“F5”と表示変換テーブル記憶手段114に含まれる表示変換テーブル(図12)をもとに、表示信号100Aを“1倍表示”するよう変換して表示変換信号115Aを出力し、画像表示装置108上に図11(a)に示すような画面を表示する。
【0061】
次に、図13に示すように、キーボード101を日本語キーボード111に、キーボード入力情報処理手段102を日本語キーボード入力情報処理手段112に切り替えた場合、日本語キーボード入力情報付加手段112で付加される情報は16進数“E5”になるので、これによって表示信号変換手段115は、図12に示す表示変換テーブルにもとづき、ブラウザ画面処理手段106より出力される表示信号100Aを“1.5倍拡大表示”するよう変換し、表示変換信号115A出力し、画面表示装置108上に図11(b)に示すような、テキストや画像が拡大された画面を表示する。
【0062】
このように、利用者が入力装置を選択し入力することによって、自動的に利用者に適した画面表示を行う情報表示装置を得ることができる。
【0063】
実施の形態4.
上記図7に示した実施の形態2では、表示制御テーブル変更手段113によって、表示制御テーブル記憶手段1030に記憶されている表示制御テーブルを変更したが、この実施の形態4では、同様な手法により、図10に示した表示変換テーブル変更手段116によって、表示変換テーブル記憶手段114に記憶されている表示変換テーブルを変更する。
【0064】
次に、図14および図15をもとに具体的な処理の流れを説明する。
図14は、利用者によって画面表示サイズを変更する要求があった場合に、画像表示装置108に表示される画面を示したもので、図2と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0065】
図14において、主表示領域122の丸いボタン151a,151b,151c,151dはラジオボタンと呼ばれるものであり、利用者はこのラジオボタンをクリックすることで、項目を選択できる。また、“確定”ボタン152をクリックすると、ラジオボタン151a,151b,151c,151dのうちどれかひとつ選択された画面表示サイズになるように設定され、“初期設定”ボタン153をクリックすると、初期設定時の画面表示サイズになるよう設定され、“キャンセル”ボタン154をクリックすると、画面表示サイズ設定を止めることができる。
【0066】
利用者が151dのラジオボタンをクリックし、“確定”ボタン152をクリックした場合、ブラウザ処理手段104は、表示変換テーブル変更手段116に入力装置を特定する情報が16進数の“F5”である入力装置の画面表示サイズが“2倍拡大表示”に変更されたことを通達する。表示変換テーブル変更手段116は、その情報をもとに図12に示す表示変換テーブルを次の手順で変更する。
【0067】
まず、表示変換テーブルの入力装置を特定する情報が16進数“F5”の入力装置の処理項目をコピーし、新たに表示変換テーブルの入力装置を特定する情報が16進数“F5”の入力装置の処理項目を作成する(図15の156列)。そしてコピー元は使用不可とするため、16進数の“F5”の後ろに*をつける(図15の155列)。さらに表示変換テーブル変更手段116は、ブラウザ処理手段104からの情報により、表示信号変換手段115で入力される表示信号100Aと出力される表示変換信号115Aの入出力関係を“2倍拡大表示”に変更し、新しい表示変換テーブルを完成させる。これ以降、表示信号変換手段115は図15に示した新しい表示変換テーブルをもとに処理を行う。
【0068】
また、図14の画面表示サイズ設定画面において、利用者が“初期設定”ボタン153をクリックした場合には、表示変換テーブル変更手段116は、図15の表示変換テーブルの156の列を削除し、155の列の“F5*”を“F5”に変更してキー設定を初期状態に戻す。
【0069】
このように、表示変換テーブル変更手段116を設けることによって利用者が入力装置に対応した画面表示サイズの設定を自由に行うことができ、より利用者に適した使用法が得られる情報表示装置を実現できる。
【0070】
実施の形態5.
図16は、この発明の実施の形態5である情報表示装置の概略構成図で、図7と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示している。
上記実施の形態1では、入力装置を取り替えた場合を示したが、この実施の形態5では、図16に示すように、キーボード101と、ブラウザの基本的な操作をすることが可能なリモートコントローラ161と、それぞれキーボード入力情報付加手段102、リモートコントローラ入力情報付加手段162と、更に、表示制御信号生成手段103は、キーボード入力情報付加手段102およびリモートコントローラ入力情報付加手段162からの信号を入力し、表示制御テーブル記憶手段1030に記憶されている表示制御テーブルにもとづき、ブラウザ制御手段104に情報を送信するように構成することもできる。
図17は、表示制御テーブル記憶手段1030に記憶されている表示制御テーブルである。
【0071】
次に、この場合の動作を説明する。
利用者がキーボード101で“下へスクロールする”を意味する“↓”ボタンを押すと、キーボード入力情報付加手段102を経て、入力処理手段103に16進数のデータ“F551”が入力される。
【0072】
表示制御信号生成手段103では、16進数“F551”の情報から、図17の表示制御テーブルを用いて“下へスクロール”するようにブラウザ制御手段104へ通達する。また、利用者がリモートコントローラ161で“下へスクロールする”を意味する“↓”ボタンを押すと、リモートコントローラ入力情報付加手段162を経て、表示制御信号生成手段103に16進数のデータ“4371”が入力される。表示制御信号生成手段103では、16進数“4371”の情報から、図17の表示制御テーブルを用いて、“下へスクロール”するようにブラウザ制御手段104へ通達する。
【0073】
このように、利用者が入力する情報が同じであって、入力手段が異なるために、表示制御信号生成手段103に入力されるデータが異なっていても、ブラウザ制御手段104へ通達される情報は同じになるように、図17の表示制御テーブルを用いて変換するので、ブラウザ制御手段104へ通達される情報の種類を統一化することができ、WWWブラウザ表示処理手段100が行う情報表示処理の負荷を増加させることなく、目的に適した入力装置を多く接続可能な情報表示装置を得ることができる。
【0074】
実施の形態6.
上記実施の形態2では、利用者がキーボード101を用いてキーボードのキーに割り当てた機能を変更する例を示したが、同様に、図16のようにキーボード101とリモートコントローラ161を接続した装置で、表示制御テーブル変更手段113を用いることにより、例えば利用者はキーボード101を用いて、リモートコントローラ161のキーに割り当てた機能を変更することが可能になり、操作性の悪い入力装置の設定を、操作性の良い入力装置で行うことができる情報表示装置を得ることができる。
【0075】
実施の形態7.
図18は、この発明の実施の形態7である情報表示装置の概略構成図で、図1と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図18において、181はキーボード入力情報付加手段102で付加されるキーボード101を特定する情報を利用者が変更できるようにした付加情報変更手段である。
【0076】
上記実施の形態1では、キーボード101を特定する情報は16進数“F5”であり、日本語キーボード111を特定する情報は16進数“E5”であったが、利用者がキーボード101を使用しているときに、付加情報変更手段181にて、キーボード101を特定する情報を16進数“F5”から16進数“E5”に変更することで、キーボード入力情報付加手段102は、キーボード101を特定する情報を16進数“E5”にして表示制御信号生成手段103へ送信する。このため、利用者はキーボード101を用いて、日本語キーボード111と同様の扱いができる。
【0077】
このように構成することによって、少ない操作キーでも多くの種類の情報を入力することが可能となる情報表示装置を得ることができる。
【0078】
実施の形態8.
図19は、この発明の実施の形態8である情報表示装置の概略構成図で、図16と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図19において、191はキーボード入力情報付加手段102から出力された情報に優先情報を付加するキーボード優先情報付加手段であり、193はキーボード優先情報付加手段191で付加される優先情報を変更するキーボード優先情報変更手段である。
【0079】
また、192はリモートコントローラ入力情報付加手段162から出力された情報に優先情報を付加するリモートコントローラ優先情報付加手段であり、194はリモートコントローラ優先情報付加手段192で付加される優先情報を変更するリモートコントローラ優先情報変更手段である。
【0080】
195は優先処理手段で、キーボード優先情報付加手段191およびリモートコントローラ優先情報付加手段192から信号を同時に入力した場合、付加されている優先情報をもとに処理順番を決定し、優先情報を削除したキーボード優先情報付加手段191からの信号および同じく優先情報を削除したリモートコントローラ優先情報付加手段192からの信号を、決定した処理順に出力する。また、優先処理手段195は、入力されるキーボード優先情報付加手段191およびリモートコントローラ優先情報付加手段192からの信号が同時でない場合、優先情報を削除したキーボード優先情報付加手段191からの信号および同じく優先情報を削除したリモートコントローラ優先情報付加手段192からの信号を、順次、表示制御信号生成手段103に出力する。表示制御信号生成手段103は、上記実施の形態5における処理と同様の処理を行う。
【0081】
次に、具体的な動作を説明する。
利用者がキーボードで“a”キーを押すのと同時に、リモートコントローラで“下へスクロールする“を意味する“↓”キーを押したとする。このとき、キーボード入力情報付加手段102は16進数“F51C”を出力し、キーボード優先情報付加手段191は、16進数“F51C”の先頭に優先情報である16進数“00”を付加し16進数“00F51C”として入力処理手段103に送信する。また、リモートコントローラ入力情報付加手段162は16進数“4371”を出力し、リモートコントローラ優先情報付加手段192は、16進数“4371”の先頭に優先情報である16進数“01”を付加し16進数“014371”として入力処理手段103に送信する。
【0082】
優先処理手段195は、キーボード優先情報付加手段191から入力された16進数“00F51C”を“00”と“F51C”に分解し、リモートコントローラ優先情報付加手段192から入力された16進数“014371”を、“01”と“4371”に分解する。そして、優先情報である“00”と“01”を比較し、優先順位の高い“00”がついている方の情報を先に出力する。すなわち、“F51C”を入力処理手段103に送信し、次に“4371”を入力処理手段103に送信する。入力処理手段103は、上記実施の形態1または5と同じ方法で処理し、ブラウザ制御手段104へ情報を送信する。
【0083】
また、キーボード優先情報変更手段193は、キーボード優先情報付加手段191で付加する16進数“00”という情報を変更することによって、キーボード101で入力した情報の処理優先度を変更できる。リモートコントローラ優先情報変更手段194も同様である。
【0084】
このように、複数の入力装置が接続されて、同時に入力が行われても、処理の手順を明確に定義できるために情報の同時入力による誤作動をなくすことができ、また、利用者が設定を変更できるので、利用者の使用方法に適した情報表示装置を実現できる。
【0085】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように構成されるので、以下に示すような効果を奏する。
【0086】
入力装置から入力される情報に、入力装置を特定する情報が含まれているため、個々の入力装置に対応した処理を行うことが可能になり、利用者は自らの操作レベルに最適の入力装置を用いて操作することができる。
【0087】
また、個々の入力装置に対応した処理を利用者が変更できる手段を有しているため、より利用者の操作レベルに適応した入力装置を用いて操作することができる。
【0088】
また、入力装置を特定できる情報があるため、その情報から表示レイアウトを決めることができ、入力装置と表示レイアウトを連動することができる。
【0089】
また、個々の入力装置に対応した表示レイアウトを利用者が変更できる手段を有しているため、利用者に適した入力装置を使用し、かつ好みに応じた表示レイアウトにすることができる。
【0090】
また、入力情報を整理する手段を有するため、複数の入力装置が接続されても、情報表示処理の負荷を増加させることがない。
【0091】
また、複数の入力装置を接続した際、ある入力装置から、別の入力装置の操作性を変更できる手段を有しているため、操作性の悪い入力装置の設定を操作性の良い入力装置で設定できる。
【0092】
また、入力装置を特定する情報を変更する手段を有するため、少ない操作キーの入力装置でも多くの種類の情報を入力することができる。
【0093】
また、複数の入力装置から同時に入力された場合の処理手順を明確に定義できるため、誤作動を防止することができ、動作を安定させることができる。
【0094】
さらにまた、複数の入力装置から同時に入力された場合の処理手順を利用者が変更できるため、利用者が自らの使用方法に適した設定をすることができ、使用方法の自由度をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の概略構成図である。
【図2】 実施の形態1の情報表示画面を示す図である。
【図3】 実施の形態1の第1の信号を示す図である。
【図4】 実施の形態1の第2の信号を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1および2の入力処理手段で使用されるテーブルを示す図である。
【図6】 実施の形態1の他の動作時の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の概略構成図である。
【図8】 実施の形態2の情報表示画面を示す図である。
【図9】 実施の形態2の入力処理手段で使用されるテーブルを示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態3および4の概略構成図である。
【図11】 実施の形態3の情報表示画面を示す図である。
【図12】 実施の形態3および4のパラメータ生成手段で使用されるテーブルを示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態3の概略構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態4の情報表示画面を示す図である。
【図15】 実施の形態4のパラメータ生成手段で使用されるテーブルを示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態5および6の概略構成図である。
【図17】 実施の形態5の入力処理手段で使用されるテーブルを示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態の概略構成図である。
【図19】 この発明の実施の形態の概略構成図である。
【符号の説明】
100 WWWブラウザ表示処理手段、101 キーボード、102 キーボード入力情報付加手段、103 表示制御信号生成手段、104ブラウザ制御手段、105 ブラウザデータ処理手段、106 ブラウザ画面処理手段、107 データ通信手段、108 画像表示装置、109 インターネット網、110 WWWサーバ、111 日本語キーボード、112 日本語キーボード入力情報付加手段、113 表示制御テーブル変更手段、114 表示変換テーブル記憶手段、115 表示信号変換手段、116 表示変換テーブル変更手段、 161 リモートコントローラ、162 リモートコントローラ入力情報付加手段、191 キーボード優先情報付加手段、192 リモートコントローラ優先情報付加手段、193 キーボード優先情報変更手段、194 リモートコントローラ優先情報変更手段、195 優先処理手段、1030 表示制御テーブル記憶手段。

Claims (6)

  1. 利用者が入力した情報を第1の信号に変換して出力する入力手段と、
    この出力された第1の信号を受信するとともに、この第1の信号に上記入力手段を特定する情報を付加した第2の信号を出力する入力情報付加手段と、
    上記利用者が入力した情報および上記入力手段を特定するための情報と、表示の制御に関する情報とを対応づける表示制御テーブルを記憶する表示制御テーブル記憶手段と、
    上記出力された第2の信号を受信するとともに、上記表示制御テーブルをもとに表示を制御する第3の信号を出力する表示制御信号生成手段と、
    ネットワークで他の機器と接続されたデータ通信手段を介して、他の機器からデータが入力され、上記第3の信号に基づき、上記入力されたデータの表示処理を行って第1の表示信号を出力する表示処理手段と、
    上記入力手段を特定するための情報および上記第1の表示信号と、表示の拡大縮小に関する情報とを対応づける表示変換テーブルを記憶する表示変換テーブル記憶手段と、
    上記出力された第2の信号を受信するとともに、この第2の信号より得られる上記入力手段を特定するための情報、上記第1の表示信号および上記表示変換テーブルに基づき第2の表示信号を出力する表示信号変換手段と、
    この第2の表示信号を受信して画面表示を行う画面表示手段と
    を含む情報表示装置。
  2. 利用者が入力した情報を第1の信号に変換して出力する第1の入力手段と、
    この出力された第1の信号を受信するとともに、この第1の信号に上記第1の入力手段を特定する情報と優先順位に関する情報を付加した第2の信号を出力する第1の入力情報付加手段と、
    利用者が入力した情報を第3の信号に変換して出力する第2の入力手段と、
    この出力された第3の信号を受信するとともに、この第3の信号に上記第2の入力手段を特定する情報と優先順位に関する情報を付加した第4の信号を出力する第2の入力情報付加手段と、
    上記第1の入力手段で利用者が入力した情報、上記第2の入力手段で利用者が入力した情報、上記第1の入力手段を特定する情報、および上記第2の入力手段を特定する情報と、表示の制御に関する情報とを対応づける表示制御テーブルを記憶する表示制御テーブル記憶手段と、
    上記出力された第2および/または第4の信号を受信するとともに、これら第2の信号および第4の信号に付加された優先順位に関する情報をもとに、第2および/または第4の信号を順次に出力する優先処理手段と、
    これら優先処理手段から出力された第2または第4の信号を受信するとともに、上記表示制御テーブルをもとに表示を制御する第5の信号を出力する表示制御信号生成手段と、
    上記第5の信号に基づき表示処理を行い表示信号を出力する表示処理手段と、
    この表示信号を受信して画面表示を行う画面表示手段と
    を含む情報表示装置。
  3. 上記表示制御テーブルを変更するための変更画面を上記表示処理手段に送信し、上記画面表示手段にて画面表示を行い、その画面指示に従って利用者が入力した情報に基づき、上記表示制御テーブルを変更するテーブル変更手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示装置。
  4. 上記表示変換テーブルを変更するための変更画面を上記表示処理手段に送信し、上記画面表示手段にて画面表示を行い、その画面指示に従って利用者が入力した情報に基づき、上記表示変換テーブルを変更する表示変換テーブル変更手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の情報表示装置。
  5. 利用者が入力手段を特定する情報を変更する入力情報変更手段を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  6. 利用者が優先順位に関する情報を変更する優先情報変更手段を有することを特徴とする請求項に記載の情報表示装置。
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