JP3911038B2 - 2次電池の残存容量検出方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2次電池の残存容量検出方法に関する。特に、2次電池の使用時の電圧に基づいて、そのオープン電圧を算出し、さらに、そのオープン電圧に基づいて、2次電池の残存容量を算出するようにすることにより、2次電池の残存容量を、高精度で検出することができるようにした2次電池の残存容量検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリパックの残存容量は、それが使用中(放電時と充電時との両方を含む)であるかどうかに拘らず、そのバッテリパックが内蔵する2次電池の電圧に基づいて算出されるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、2次電池の電圧は、それが使用中である場合と、そうでない場合とで変化するが、即ち2次電池に電流が流れている場合と、流れていない場合とで変化するが、その残存容量を正確に求めるには、2次電池が使用されていない状態での電圧、即ちオープン電圧を求める必要がある。従って、従来は、2次電池が使用中でなければ、比較的精度の良い残存容量を求めることができるが、2次電池が使用中の場合は、残存容量を正確に求めることが困難であった。そのため、残存容量の表示は、例えば「バッテリパックが充分に充電されている状態にある」、「バッテリパックがある程度充電された状態にある」、「バッテリパックを充電する必要がある」(ローバッテリ)といったような、いわば大雑把なものしかすることができず、ユーザは、バッテリパックが、後どれくらいの時間使用可能なのかを、正確に知ることが困難であった。
【0004】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、2次電池が使用中であっても、正確な残存容量を求めることができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の2次電池の残存容量検出方法は、2次電池の使用時の電圧をDV、その2次電池に流れる電流をDI、その2次電池の温度をT、その2次電池の劣化の度合いをF、所定の比例定数をKとするとき、2次電池が充電中であるかどうかを判定し、2次電池が充電中であると判定されたとき、充電電流が流れているときの2次電池の電圧と、充電電流をオフしたときの2次電池の電圧との差に基づいて、劣化の度合いFを検出し、2次電池のオープン電圧OCVを、式
OCV=DV+K×DI×T×F
にしたがって求め、そのオープン電圧OCVに基づいて、2次電池の残存容量を算出することを特徴とする。
【0011】
本発明の2次電池の残存容量検出方法においては、2次電池の使用時の電圧をDV、その2次電池に流れる電流をDI、その2次電池の温度をT、その2次電池の劣化の度合いをF、所定の比例定数をKとするとき、2次電池が充電中であるかどうかを判定し、2次電池が充電中であると判定されたとき、充電電流が流れているときの2次電池の電圧と、充電電流をオフしたときの2次電池の電圧との差に基づいて、劣化の度合いFを検出し、2次電池のオープン電圧OCVを、式
OCV=DV+K×DI×T×F
にしたがって求め、そのオープン電圧OCVに基づいて、2次電池の残存容量を算出するようになされている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例を説明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0017】
請求項1に記載の2次電池の残存容量検出方法は、2次電池の使用時の電圧をDV、その2次電池に流れる電流をDI、その2次電池の温度をT、その2次電池の劣化の度合いをF、所定の比例定数をKとするとき、2次電池が充電中であるかどうかを判定し(例えば、図3に示すプログラムの処理ステップS2など)、2次電池が充電中であると判定されたとき、充電電流が流れているときの2次電池の電圧と、充電電流をオフしたときの2次電池の電圧との差に基づいて、劣化の度合いFを検出し、2次電池のオープン電圧OCVを、式
OCV=DV+K×DI×T×F
にしたがって求め、そのオープン電圧OCVに基づいて、2次電池の残存容量を算出することを特徴とする。
【0019】
なお、勿論この記載は、各手段を上記したものに限定することを意味するものではない。
【0020】
図1は、本発明を適用したバッテリパックの一実施例の構成を示している。このバッテリパックは、スマートバッテリ(Smart Battery)あるいはインテリジェントバッテリなどと呼ばれるもので、2次電池E1,E2,E3,E4の監視用のIC(Integrated Circuit)としての、例えばCPU4や、その状態を検出するための電流検出部1、電圧検出部2、温度センサ3などを内蔵しており、そこに接続される充電器、あるいはコンピュータなどの負荷との間で通信を行い、バッテリパックの状態を知らせることができるようになされている。なお、充電器/負荷と通信を行うための端子は、CPU4に接続されているが、その図示は省略してある。
【0021】
2次電池E1乃至E4それぞれは、直列に接続されており、2次電池E1の+端子は、電流検出部1を介して、バッテリパックの端子+EBに、2次電池E4の−端子は、スイッチSWを介して、バッテリパックの端子−EBにそれぞれ接続されている。なお、2次電池E1乃至E4は、例えばカーボンを含んで構成されるリチウム電池や鉛電池などである。但し、2次電池E1乃至E4は、これに限られるものではなく、例えば図2に示すように、その電圧と残存容量とが1対1に対応するような特性を有するものであれば良い。なお、図2は、電圧と残存容量とが比例関係にある場合を示しているが、電圧と残存容量とは、必ずしも比例関係にある必要はない。
【0022】
電流検出部1は、2次電池E1乃至E4に流れる電流(充電電流、放電電流)を検出し、CPU4に出力するようになされている。電圧検出部2は、2次電池E1乃至E4それぞれの電圧(以下、適宜、電池電圧という)を検出し、CPU4に出力するようになされている。温度センサ3は、2次電池E1乃至E4の温度を検出し、CPU4に出力するようになされている。
【0023】
CPU4は、電圧検出部2より供給される電池電圧に対応して、通常はオン状態になっているスイッチSWをオフにし、これにより過充電および過放電を防止するようになされている。なお、スイッチSWは、例えば電界効果トランジスタなどで構成されている。
【0024】
また、CPU4は、バッテリパックが使用状態にある場合に、後述するようにして、2次電池E1乃至E4のオープン電圧を算出し、さらに、そのオープン電圧に基づいて、2次電池E1乃至E4(バッテリパック)の残存容量を算出するようにもなされている。
【0025】
表示部5は、CPU4によって算出されたバッテリパックの残存容量を表示するようになされている。容量記憶部6は、バッテリパックが使用されていないときの電池電圧、即ちオープン電圧と、2次電池E1乃至E4の残存容量との対応表(以下、適宜、残存容量対応表という)を記憶している。なお、この残存容量対応表は、実験によって求められる。即ち、残存容量対応表は、2次電池E1乃至E4が所定のオープン電圧を有するときの残存容量を測定することを、種々のオープン電圧について行うことで求められる。
【0026】
なお、電流検出部1、電圧検出部2、および温度センサ3は、常時動作しており、従って、2次電池E1乃至E4に流れている電流、その電圧、およびその温度は、CPU4に、常時供給されるようになされている。
【0027】
次に、その動作について説明する。端子+EBおよび−EBに充電器(図示せず)が接続された場合、充電器、端子+EB、電流検出部1、2次電池E1乃至E4、スイッチSW、端子−EB、充電器の経路で充電電流が流れる。このとき、電圧検出部2は、上述したように、2次電池E1乃至E4の電圧(電池電圧)を検出しており、その検出した電池電圧をCPU4に出力している。CPU4は、電圧検出部2からの電池電圧が、所定の電圧(例えば、満充電電圧より幾分高い電圧)以上となると、2次電池E1乃至E4の充電が充分なされたとみなして、スイッチSWをオフにする。これにより、過充電が防止されるようになされている。
【0028】
また、端子+EBおよび−EBに負荷(図示せず)が接続された場合、2次電池E1乃至E4、電流検出部1、端子+EB、負荷、端子−EB、スイッチSW,2次電池E1乃至E4の経路で放電電流が流れる。このとき、電圧検出部2は、やはり、上述したように、2次電池E1乃至E4の電圧(電池電圧)を検出しており、その検出した電池電圧をCPU4に出力する。CPU4は、電圧検出部2からの電池電圧が、所定の電圧(例えば、2次電池E1乃至E4が過放電状態となる電圧より幾分高い電圧)以下となると、スイッチSWをオフにする。これにより、過放電が防止されるようになされている。
【0029】
次に、このバッテリパックにおいては、2次電池E1乃至E4の残存容量が常時表示されるようになされている。即ち、バッテリパックが使用されていない状態にある場合、CPU4は、電圧検出部2から供給される電池電圧を、容量記憶部6に記憶されている残存容量対応表を参照して、残存容量に変換する。即ち、この場合、電圧検出部2から供給される電池電圧は、オープン電圧であるから、残存容量対応表を参照するだけで、正確な残存容量を得ることができる。
【0030】
その後、CPU4は、表示部5に残存容量を表示させる。なお、以上の処理は、所定の時間ごとに行われる。従って、表示部5に表示された残存容量は、所定の時間ごとに更新される。
【0031】
一方、バッテリパックが使用状態にあるとき、バッテリパックでは、図3に示すフローチャートにしたがった処理が行われることにより、所定の時間ごとに、残存容量の表示(更新)が行われる。即ち、まず最初に、ステップS1において、所定の時間をカウントするための変数Cに初期値としての、例えば0がセットされる。なお、この変数Cは、所定のクロックのタイミングで順次インクリメントされるようになされている。
【0032】
その後、ステップS2に進み、バッテリパックが充電状態にあるかどうかが、CPU4によって判定される。なお、この判定は、例えば電流検出部1から供給される電流およびその向きなどに基づいて行われる。ステップS2において、バッテリパックが充電状態にあると判定された場合、即ち、充電電流が流れている場合、ステップS3に進み、CPU4によって、スイッチSWがオフにされ、これにより充電電流がオフにされて、ステップS4に進む。ステップS4では、2次電池E1乃至E4の劣化の度合いを表す劣化係数Fが、CPU4によって求められる。
【0033】
ここで、2次電池E1乃至E4は、その劣化に伴い、内部インピーダンスが変化する。この内部インピーダンスの変化は、充電電流が流れているときの電池電圧と、充電電流をオフしたときの電池電圧との差として現れるから、CPU4では、この電池電圧の差に基づいて、劣化係数Fが求められる。
【0034】
なお、バッテリパックが充電状態にある場合には、必ず、ステップS3およびS4の処理が行われるから、劣化係数Fは、バッテリパックの充電が行われるたびに更新される。また、本実施例では、バッテリパックは、2次電池E1乃至E4の4つの2次電池を有するため、2次電池E1乃至E4それぞれで劣化係数が異なる場合がある(むしろ、そのようになるのが一般的である)。そこで、このような場合には、例えば2次電池が最も劣化していることを表す劣化係数Fが用いられる。
【0035】
劣化係数Fの算出後は、CPU4によって、スイッチSWが再びオンにされ、ステップS5に進む。
【0036】
一方、ステップS2において、バッテリパックが充電状態にないと判定された場合、ステップS3およびS4をスキップして、ステップS5に進み、変数Cが所定の数N(Nは、上述した所定の時間に相当する整数)以上であるか否かが、CPU4によって判定される。ステップS5において、変数Cが所定の数N以上でないと判定された場合、即ち、後述するステップS8で、残存容量の表示がなされてから、所定の時間が経過していない場合、ステップS2に戻り、ステップS5において、変数Cが所定の数N以上であると判定されるまで、ステップS2乃至S5の処理を繰り返す。
【0037】
そして、ステップS5において、変数Cが所定の数N以上であると判定された場合、即ち、前回の残存容量の表示がなされてから、所定の時間が経過した場合、ステップS6に進み、CPU4によって、オープン電圧が算出される。即ち、CPU4は、ステップS4で求めた(検出した)劣化係数F、並びに電流検出部1、電圧検出部2、または温度センサ3それぞれから供給される電池電圧DV、電流(充電電流または放電電流)DI、または温度Tに基づき、オープン電圧OCVを次式にしたがって算出する。
【0038】
OCV=DV+K×DI×T×F
但し、Kは所定の比例定数である。なお、この比例定数Kは、実験により求められる。
【0039】
以上のように、オープン電圧OCVを、バッテリパックの使用時の電圧DVだけでなく、そのとき流れている電流DI、そのときの温度T、および劣化係数Fを考慮して算出するようにしたので、正確なオープン電圧OCVを求めることができる。
【0040】
オープン電圧OCVの算出後、ステップS7に進み、CPU4によって、そのオープン電圧OCVに基づいて、残存容量が算出される。即ち、CPU4は、容量記憶部6に記憶されている残存容量対応表から、ステップS6で算出したオープン電圧OCVに対応する残存容量を読み出す。そして、ステップS8において、その残存容量(数値)が表示部5に出力され、これにより、表示部8において、いままで表示されていた残存容量の表示が更新され、ステップS1に戻る。
【0041】
以上のように、正確なオープン電圧から残存容量を算出するようにしたので、正確な残存容量を得ることができる。
【0042】
次に、図4は、本発明を適用した負荷/充電器の一実施例の構成を示している。この負荷/充電器は、一般的な負荷または充電器としての機能を有する負荷/充電器ブロック20に加え、図1の電流検出部1、電圧検出部2、温度センサ3、CPU4、表示部5、または容量記憶部6それぞれと同様に構成される電流検出部11、電圧検出部12、温度センサ13、CPU14、表示部15、または容量記憶部16が設けられて構成されている。
【0043】
従って、この負荷/充電器に、例えば2次電池E1乃至E4を内蔵するバッテリパックを接続した場合、図1における場合と同様にして、バッテリパックの、正確な残存容量を求めることができる。
【0044】
なお、本実施例においては、残存容量を常時表示させるために、電流検出部1、電圧検出部2、および温度センサ3を、常時動作させるようにしたが、残存容量は、必要なとき(例えば、所定のボタンが操作されたときなど)だけ表示させるようにし、電流検出部1、電圧検出部2、および温度センサ3についても、そのときだけ動作させるようにすることも可能である(但し、電圧検出部2については、残存容量を表示するためにだけでなく、過充電および過放電を検出するために動作させておく必要がある)。
【0045】
また、本実施例では、劣化係数Fの更新を、充電時に行うようにしたが、劣化係数Fの更新は、その他の場合に行うことも可能である。但し、劣化係数Fの更新時には、図3で説明したように、スイッチSWがオフにされるため、放電時には、放電電流が停止されることとなる。従って、放電時に、劣化係数Fの更新を行う場合には、負荷が、そのような状態となることを許すようなものである必要がある。
【0046】
さらに、本実施例においては、バッテリパックに、4つの2次電池を設けるようにしたが、バッテリパックに設ける2次電池の数は、特に限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】
本発明の2次電池の残存容量検出方法によれば、2次電池の使用時の電圧をDV、その2次電池に流れる電流をDI、その2次電池の温度をT、その2次電池の劣化の度合いをF、所定の比例定数をKとするとき、2次電池が充電中であるかどうかが判定され、2次電池が充電中であると判定されたとき、充電電流が流れているときの2次電池の電圧と、充電電流をオフしたときの2次電池の電圧との差に基づいて、劣化の度合いFが検出され、2次電池のオープン電圧OCVが、式
OCV=DV+K×DI×T×F
にしたがって求められ、そのオープン電圧OCVに基づいて、2次電池の残存容量が算出される。従って、2次電池のオープン電圧OCVが、その使用時の電圧DVの他、2次電池に流れている電流DI、2次電池の温度T、および2次電池の劣化の度合いFを考慮して算出されるので、正確なオープン電圧を求めることができ、その結果、正確な残存容量を求めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したバッテリパックの一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の2次電池E1乃至E4の特性(オープン電圧と残存容量との関係)を示す図である。
【図3】図1のバッテリパックの動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明を適用した負荷/充電器の一実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電流検出部
2 電圧検出部
3 温度センサ
4 CPU
5 表示部
6 容量記憶部
Claims (1)
- 2次電池の使用時の電圧をDV、その2次電池に流れる電流をDI、その2次電池の温度をT、その2次電池の劣化の度合いをF、所定の比例定数をKとするとき、前記2次電池が充電中であるかどうかを判定し、前記2次電池が充電中であると判定されたとき、充電電流が流れているときの前記2次電池の電圧と、前記充電電流をオフしたときの前記2次電池の電圧との差に基づいて、前記劣化の度合いFを検出し、
前記2次電池のオープン電圧OCVを、式
OCV=DV+K×DI×T×F
にしたがって求め、
そのオープン電圧OCVに基づいて、前記2次電池の残存容量を算出する
ことを特徴とする2次電池の残存容量検出方法。
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