JP3908415B2 - ポンプ回路を有する半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポンプ回路を有する半導体装置に係わり、例えば電源電圧を所定の電圧に昇圧する昇圧回路あるいは所定に電圧に降圧する降圧回路を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばEEPROMからなる不揮発性半導体記憶装置において、メモリセルにデータを書き込んだり、メモリセルのデータを消去する場合、電源電圧より高い電圧を必要とする。このように高電圧を必要とする半導体装置は半導体装置内に昇圧回路を有し、この昇圧回路により電源電圧を昇圧して必要とする高電圧を発生している。また、この種の半導体装置は負の電圧を必要とする場合があり、この場合も、電源電圧を降圧することにより所要の負電圧が生成される。
【0003】
図22は、例えば( J.F.Dickson, IEEE Journal of Solid State Circuits, vol. SC-11, pp. 374-8,Jun. 1976 )に開示された従来の昇圧回路の回路構成を示し、図23は図22の動作波形を示している。この昇圧回路において、電源電圧Vccが供給される端子17aと出力端OUTとの間には、ダイオード接続されたNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと称す)17b、17c、17dが直列接続されている。発振器17eはナンド回路と複数のインバータ回路とにより構成され、この発振器17eの出力端と、前記NMOSトランジスタ17bと17cとの接続ノードN1の間にはインバータ回路17f、キャパシタ17gが直列接続されている。さらに、発振器17eの出力端と、NMOSトランジスタ17cと17dとの接続ノードN2との間にはインバータ回路17h、17i、キャパシタ17jが直列接続されている。
【0004】
上記構成において、発振器17eを構成するナンド回路の一端に供給される信号PMPがハイレベルになると、発振器17eが発振を開始する。この発振器17eの出力信号は、インバータ回路17fとキャパシタ17gの直列回路を介して接続ノードNlに供給されるとともに、インバータ回路17h、17i、キャパシタ17jの直列回路を介して接続ノードN2に供給される。このため、接続ノードN1、N2の電圧が順次上昇し、出力端OUTの電圧が上昇する。この出力電圧はこの昇圧回路の出力電流と、この出力電圧が供給される図示せぬ回路が消費する消費電流とが釣り合った電圧Vppで一定になる。この昇圧回路の電圧ゲインを向上させるため、前記NMOSトランジスタ17b、17c、17dは閾値電圧が低く設定されたトランジスタが使われる。これらトランジスタは閾値電圧がたとえ負になっても、クロックの周期が十分短ければ電圧ゲインを得ることができる。このため、これらNMOSトランジスタの閾値電圧はほぼ0Vに設定されている。
【0005】
ところで、上記昇圧回路は信号PMPがローレベルの時、動作が一時的に止まってしまう。この時、接続ノードNl、N2の電位は出力端OUTからの逆流によってVppまで上昇してしまう。その後、再び信号PMPハイレベルとなり、昇圧回路が活性化されると、昇圧回路はしばらくの間定常状態から外れた状態で動作する。この間の昇圧回路の効率、即ち入力電流に対する出力電流の比は、極めて低くなってしまう。この結果、昇圧回路の動作の安定性が損なわれてしまう。この問題はキャパシタの電圧振幅に依存し、電源電圧Vccの低下とともに顕著となる。このため、上記従来の昇圧回路は低電圧での動作が困難であった。
【0006】
図24は、例えば( J. C. Chen et al. 1996 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers, pp. 172-3, Jun. 1996 )に開示された従来の他の昇圧回路を示している。この昇圧回路は、電源電圧Vccが供給される電源端子19aと出力端OUTの間に接続されたPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタと称す)19bと、前記出力端OUTに一端が接続されたキャパシタ19cと、このキャパシタ19cの他端にキャパシタ駆動信号PMPを供給する直列接続されたインバータ回路19d、19eと、信号ACTに応じて前記PMOSトランジスタ19bを制御するNMOSトランジスタ19f、19g、PMOSトランジスタ19h、19i、及びインバータ回路19jとにより構成されている。前記NMOSトランジスタ19f、19gのソースは接地されている。また、キャパシタ駆動信号PMPは信号ACTに応じて発生される。
【0007】
図25は、図24に示す回路の動作を示している。信号ACTがローレベルのとき、昇圧回路は非動作状態であり、出力端OUTからPMOSトランジスタを介して電源電圧Vccが出力されている。動作開始時、信号ACTがハイレベルとなると、この信号ACTに応じて電源電圧Vccレベルの信号PMPがハイレベルとなる。このとき、PMOSトランジスタ19bはオフとなるため、出力電圧は出力端OUTに接続された図示せぬ負荷の容量とキャパシタ19cの容量の比で決まる電圧Vppに昇圧される。
【0008】
上記負荷容量とキャパシタの容量との比で出力電圧を昇圧する昇圧回路において、出力電圧は電源電圧Vccとキャパシタ19cの充電電圧に依存する。このため、電源電圧Vccが低下した場合、1つのキャパシタ19cだけでは出力端OUTを電圧Vppに昇圧することが困難となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、活性化、非活性化を繰り返して行う図22に示す従来の昇圧回路は、非活性状態から活性状態に移行するタイミングにおいて、接続ノードN1、N12の電位が出力端からの逆流によって上昇してしまう。このため、特に低電源電圧において昇圧回路効率が低下してしまうという問題があった。
【0010】
また、負荷容量とキャパシタの容量との比で出力電圧を昇圧する図24に示す昇圧回路では、低電源電圧では必要な昇圧電圧を得ることが不可能であった。
【0011】
さらに、上記の説明は、昇圧回路を例に行ったが降圧回路も同様の課題を有している。
【0012】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは電源電圧が低下した場合においても、所定の出力電圧を得ることが可能なポンプ回路を有する半導体装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様は、第1の電圧が供給される電圧供給ノードと出力端子の相互間に直列接続され、前記出力端子に前記第1の電圧と異なる第2の電圧を出力する複数のスイッチ素子と、第1、第2の端子を有し、前記第1の端子が前記スイッチ素子の少なくとも1つの接続ノードに接続された少なくとも1つのキャパシタと、前記キャパシタの第2の端子に接続され、制御信号が第1の論理のとき駆動信号を発生し、前記制御信号が第2の論理のとき前記駆動信号の発生を停止する信号発生器と、前記少なくとも1つの接続ノードに接続され、前記制御信号が第2の論理から前記第1の論理に変化するとき、前記少なくとも1つの接続ノードの電圧を前記第1の電圧を含み前記第2の電圧を含まない前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の電圧であって、前記出力端子側の接続ノードの電圧を前記電圧供給ノード側の接続ノードの電圧よりも前記第2の電圧に近い電圧にリセットするリセット回路とを有している。
【0019】
本発明の第2の態様は、入力信号が第1の論理及び第2の論理の両方で動作し、第1の電圧を昇圧して第1の昇圧電圧を生成し出力端子から出力する第1の昇圧回路と、出力端子が前記第1の昇圧回路の出力端子に接続され、前記入力信号が第1の論理のとき前記第1の電圧を昇圧して第2の昇圧電圧を生成して前記出力端子から出力し、前記入力信号が第2の論理のとき昇圧動作を停止する第2の昇圧回路とを有し、前記第2の昇圧回路は、電源供給端子と前記出力端子の相互間に直列接続された複数の第1のトランジスタと、第1、第2の端子を有し、前記第1の端子が複数の前記第1のトランジスタの少なくとも1つの接続ノードに接続された少なくとも1つの第1のキャパシタと、前記少なくとも1つの第1のキャパシタの前記第2の端子に接続され、前記入力信号が第1の論理のとき駆動信号を発生し、前記入力信号が第2の論理のとき前記駆動信号の発生を停止する第1の発振器と、複数の前記第1のトランジスタの少なくとも1つの接続ノードに接続され、前記入力信号が第2の論理から第1の論理に変化するとき、前記第1の電圧を含み前記第2の電圧を含まない前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の電圧であって、前記出力端子側の接続ノードの電圧を前記電圧供給端子側の接続ノードの電圧よりも前記第2の電圧に近い電圧にリセットするリセット回路とを具備している。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0027】
図2は、本発明の昇圧回路を有する半導体装置を示す。ここでは、例えば昇圧回路を有する書込み可能な半導体記憶装置、例えばフラッシュEEPROMを例に説明する。この半導体記憶装置21は、外部より書き込みデータWD、制御信号CTR、アドレス信号ADDをそれぞれ受け、このアドレス信号ADDに応じてメモリセルアレイ27に書き込みデータWDを書き込む。また、半導体記憶装置21は、制御信号CTR、アドレス信号ADDに応じてメモリセルアレイ27からデータを読み出し、これを読み出しデータRDとして出力する。
【0028】
前記書き込みデータWDは入力バッファ22を介して書込み回路23に供給される。アドレス信号ADDはアドレスバッファ24を介してカラムデコーダ25及びロウデコーダ26に供給される。カラムデコーダ25及びロウデコーダ26はアドレスに応じてメモリセルアレイ27にマトリクス状に配置された複数のメモリセルから1つのメモリセルMCを選択する。制御信号発生回路28は書込み電圧、書き込み時間等を制御するとともに、各種タイミング信号を発生する。昇圧回路29は制御信号発生回路28から供給される制御信号に応じて電源電圧を昇圧し、例えば書込み電圧を発生する。この書き込み電圧はローデコーダ26に供給される。
【0029】
一方、メモリセルアレイ27からデータを読み出す際、アドレス信号に応じて選択されたメモリセルから読み出されたデータはカラムデコーダ25を介してセンスアンプ30に供給される。このセンスアンプ30によりメモリセルからの微小な信号が論理電圧レベルまで増幅される。このセンスアンプ30の出力信号は、出力バッファ31から外部に読み出しデータRDとして出力される。
【0030】
図1は、前記昇圧回路29の具体的な構成を示している。この昇圧回路29はアクティブ時に動作するアクティブ用昇圧回路29aと、スタンバイ時に動作するスタンバイ用昇圧回路29bとにより構成されている。アクティブ用昇圧回路29aにおいて、電源Vccが供給される電源端子11と出力端OUTとの相互間にはNMOSトランジスタN11、N12、N13が直列接続されている。これらNMOSトランジスタN11、N12、N13の閾値電圧は低く設定され、例えばほぼゼロである。NMOSトランジスタN12、N13はゲートとドレインが接続され、ダイオードとして動作する。
【0031】
出力端OUTにはレベル検出器LD1が接続されている。このレベル検出器は抵抗R11、R12、NMOSトランジスタN14、演算増幅器OP1により構成されている。すなわち、出力端OUTと接地間には前記抵抗R11、R12、NMOSトランジスタN14が直列接続されている。NMOSトランジスタN14のゲートにはアクティブ時を示すアクティブ信号ACTが供給されている。抵抗R11、R12はアクティブ時に出力端OUTの電圧を検出する。抵抗R11、R12の接続ノードはアクティブ信号ACTに応じて動作する演算増幅器OP1の反転入力端に供給される。この演算増幅器OP1の非反転入力端には基準電圧Vrefが供給されている。この演算増幅器OP1の出力端はNMOSトランジスタN15を介して接地され、このNMOSトランジスタN15のゲートにはインバータ回路I11を介してアクティブ信号ACTが供給されている。
【0032】
前記演算増幅器OP1の出力端には発振器OSC1の入力端が接続されている。この発振器OSC1はナンド回路ND1と直列接続された複数のインバータ回路からなる遅延回路DL1とにより構成され、ナンド回路ND1の入力端にはアクティブ信号ACTが供給されている。この発振器OSC1の出力端はインバータ回路I12、キャパシタC11を介して前記NMOSトランジスタN11とN12の接続ノードCN1に接続されるとともに、インバータ回路I13、I14、キャパシタC12を介して前記NMOSトランジスタN12とN13の接続ノードCN2に接続されている。
【0033】
前記演算増幅器OP1の出力端は、さらに前記NMOSトランジスタN11のゲートに接続されるとともに、リセット信号発生回路RSTの入力端に接続されている。このリセット信号発生回路RSTはナンド回路ND2と、直列接続された複数のインバータ回路からなる遅延回路DL2と、ナンド回路ND2の出力端に接続されたインバータ回路I15とにより構成されている。このリセット信号発生回路RSTの出力端、すなわちインバータ回路I15の出力端から出力されるリセット信号RSTPMPはキャパシタC3を介してNMOSトランジスタN16のゲートに供給される。このNMOSトランジスタN16のドレインは電源Vccが供給される電源端子12に接続され、ソースは前記NMOSトランジスタN11とN12の接続ノードCN1に接続されている。さらに、NMOSトランジスタN16のゲートと電源電圧Vccが供給される電源端子13の相互間にはダイオード接続されたNMOSトランジスタN17が接続されている。このNMOSトランジスタN17の閾値電圧もほぼゼロに設定されている。
【0034】
前記電源端子12、13に供給される電圧は、電源電圧Vccより例えば高い電圧Vpとしてもよい。この電圧Vpは例えば電源電圧Vccを図示せぬ別の昇圧回路により昇圧した電圧である。
【0035】
一方、スタンバイ用昇圧回路29bにおいて、電源電圧Vccが供給される電源端子14と出力端OUTとの相互間にはNMOSトランジスタN21、N22、N23が直列接続されている。これらNMOSトランジスタN21、N22、N23の閾値電圧は低く設定され、例えばほぼゼロである。NMOSトランジスタN22、N23はゲートとドレインが接続され、ダイオードとして動作する。出力端OUTにはレベル検出器LD2が接続されている。すなわち、出力端OUTと接地間には抵抗R21、R22が直列接続されている。これら抵抗R21、R22の接続ノードは演算増幅器OP2の反転入力端に供給される。この演算増幅器OP2の非反転入力端には基準電圧Vrefが供給されている。
【0036】
前記演算増幅器OP2の出力端には発振器OSC2の入力端が接続されている。この発振器OSC2はナンド回路ND3と直列接続された複数のインバータ回路からなる遅延回路DL3とにより構成されている。この発振器OSC2の出力端はインバータ回路I21、キャパシタC21を介して前記NMOSトランジスタN21とN22の接続ノードに接続される。さらに、発振器OSC2の出力端はインバータ回路I22、I23、キャパシタC22を介して前記NMOSトランジスタN22とN23の接続ノードに接続されている。また、前記演算増幅器OP2の出力端は、前記NMOSトランジスタN21のゲートに接続されている。
【0037】
図3は、前記ロウデコーダ26に含まれるワード線駆動回路の具体的な構成を示している。アドレスに応じてデコードされたデコード信号Ai、Bj、Ckはナンド回路ND31の入力端に供給されている。このナンド回路ND31の出力端はNMOSトランジスタN31の電流通路の一端に接続されている。このNMOSトランジスタN31のゲートには電源電圧Vccが供給され、電流通路の他端はインバータ回路を構成するPMOSトランジスタP31のゲート、及びNMOSトランジスタN32のゲートに接続されている。これらPMOSトランジスタP31、NMOSトランジスタN32は前記昇圧回路29から出力される昇圧電圧Vppが供給される電源端子31と接地間に接続されている。これらPMOSトランジスタP31と、NMOSトランジスタN32の接続ノードはワード線WLに接続される。さらに昇圧電圧Vppが供給される電源端子32と前記NMOSトランジスタN32のゲートの相互間にはPMOSトランジスタP32が接続されている。このPMOSトランジスタP32のゲートは前記PMOSトランジスタP31と、NMOSトランジスタN32の接続ノードに接続されている。
【0038】
上記構成において、図4を参照して図1、図3に示す回路の動作について説明する。
【0039】
スタンバイ用昇圧回路29bのレベル検出器LD2を構成する抵抗R21、R22、演算増幅器OP2、及び発振器OSC2は、スタンバイ時及びアクティブ時によらず常に動作し続けている。このため、発振器OSC2の出力信号に応じてキャパシタC21、C22が順次昇圧され、NMOSトランジスタN22、N23を介して出力端OUTに電源電圧Vccより高い昇圧電圧Vppが供給される。このように、スタンバイ時において、出力端OUTにはスタンバイ用昇圧回路29bから昇圧電圧Vppが供給されている。
【0040】
一方、アクティブ信号ACTはスタンバイ時にローレベルとなっている。このため、アクティブ用昇圧回路29aは、スタンバイ時には停止している。しかし、出力端OUTにはスタンバイ用昇圧回路29bから昇圧電圧Vppが供給されているため、接続ノードCN1の電圧は低閾値電圧のNMOSトランジスタN12、N13を介して昇圧電圧Vppとなっている。
【0041】
上記状態において、データの読み出し動作モード時に、アドレス信号ADDが切り替わると、図示せぬアドレス遷移検出回路によりアドレスの切り替わりが検出され、このアドレス遷移検出回路から図4に示すように、パルス信号ATDが出力される。このパルス信号ATDに応じて、アクティブ信号ACTがハイレベルとなると、インバータ回路I11、NMOSトランジスタN15を介してリセット信号発生回路RSTが動作され、リセット信号RSTPMPが発生される。このリセット信号RSTPMPはキャパシタC3を介してNMOSトランジスタN16のゲートに供給される。このため、NMOSトランジスタN16がオンし、NMOSトランジスタN11とN12の接続ノードCN1が昇圧電圧Vppから電源電圧Vccにリセットされる。
【0042】
一方、前記アクティブ信号ACTがハイレベルとなると、発振器OSC1が活性化され発振する。この発振器OSC1の出力信号はインバータ回路I12、I13、I14を介してキャパシタC11、C12に順次供給され、これらキャパシタC11、C12を介して接続ノードCN1、CN2が順次昇圧される。このため、出力端OUTから電源電圧より高い昇圧電圧Vppが出力される。この昇圧電圧Vppは抵抗R11、R12により検出され、演算増幅器OP1において、基準電圧Vrefと比較される。この比較結果に応じて発振器OSC1の動作が制御され、昇圧電圧Vppが保持される。
【0043】
また、アクティブ信号ACTがハイレベルとなった後、ロウデコーダ26に入力されたアドレスに対応したデコード信号Ai、Bj、Ckがハイレベルとなると、選択されたワード線WLに昇圧電圧Vppが供給される。
【0044】
上記第1の実施例によれば、アドレスが切り替わり、アクティブ信号ACTがハイレベルになると、リセット信号発生回路RSTからリセット信号RSTPMPが発生され、NMOSトランジスタN16を介して接続ノードCN1が電源電圧Vccにリセットされる。このため、アクティブ用昇圧回路29aの定常状態に近い状態で動作を開始できる。したがって、動作開始時に効率が低下することを防止でき、昇圧効率をほぼ一定として動作することができる。
【0045】
尚、上記第1の実施例においては、接続ノードCN1をリセットしたが、これに限定されるものではなく、接続ノードCN1とCN2の両方をリセットしてもよい。
【0046】
図5、図6は、本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なる昇圧回路の構成例を示している。この昇圧回路は複数の内部ノードを独立にリセットできるようにされている。
【0047】
電源電圧Vccが供給される電源端子51と出力端OUTの相互間にはNMOSトランジスタ51a、51b、51c、51dが直列接続されている。前記NMOSトランジスタ51aのゲートにはインバータ回路I51を介してスタンバイ信号STBYが供給されている。前記NMOSトランジスタ51b、51c、51dはゲートと電流通路の一端が接続され、ダイオードとして動作する。前記NMOSトランジスタ51aと51bの接続ノードV1にはインバータ回路I52、I53、キャパシタC51を介してクロック信号φが供給されている。前記NMOSトランジスタ51bと51cの接続ノードV2にはインバータ回路I54、キャパシタC52を介して前記クロック信号φが供給されている。前記NMOSトランジスタ51cと51dの接続ノードV3にはインバータ回路I55、I56、キャパシタC53を介して前記クロック信号φが供給されている。
【0048】
さらに、電源電圧Vccが供給される電源端子52と、前記NMOSトランジスタ51aと51bの接続ノードV1との相互間にはNMOSトランジスタ51eが接続されている。また、電源電圧Vccが供給される電源端子53と、前記NMOSトランジスタ51bと51cの接続ノードV2との相互間にはNMOSトランジスタ51f、51gが直列接続されている。このトランジスタ51gのゲートは前記接続ノードV2に接続されている。さらに、電源電圧Vccが供給される電源端子54と、前記NMOSトランジスタ51dのゲートとの相互間にはNMOSトランジスタ51h、51i、51jが直列供給されている。NMOSトランジスタ51iのゲートはNMOSトランジスタ51iと51jの接続ノードに接続され、NMOSトランジスタ51jのゲートは前記NMOSトランジスタ51cと51dの接続ノードV3に接続されている。前記NMOSトランジスタ51e、51f、51hのゲートにはリセット信号RSTPMPがキャパシタC54を介して供給される。さらに、電源電圧Vccが供給される電源端子55と前記NMOSトランジスタ51eのゲートとの相互間にはNMOSトランジスタ51kが接続されている。このNMOSトランジスタ51kは低閾値電圧のトランジスタであり、このゲートは電源端子55に接続されている。
【0049】
前記信号φ1、φ2、φ3、φ4は、例えば図2に示す制御信号発生回路28により生成される。
【0050】
上記構成において、図6を参照して図5に示す昇圧回路の動作について説明する。スタンバイ信号STBYは、スタンバイ時にハイレベルとなっている。NMOSトランジスタ51aのゲートには、このスタンバイ信号がインバータ回路I51を介して供給される。このため、このNMOSトランジスタ51aはスタンバイ時はオフとなっている。
【0051】
一方、スタンバイ状態が解除されると、スタンバイ信号STBYはローレベルとなる。このため、NMOSトランジスタ51aはオンとなる。さらに、スタンバイ信号STBYがローレベルとなるに伴い、リセット信号RSTPMPが発生される。このリセット信号RSTPMPによってNMOSトランジスタ51e、51f、51hがオンとされ、各NMOSトランジスタ51a〜51dの接続ノードV1、V2、V3がそれぞれ電源電圧Vcc、Vcc+Vt、Vcc+2Vtにリセットされる。ここで、VtはそれぞれNMOSトランジスタ51g、51i、51jの閾値電圧である。その後、クロック信号φによって昇圧動作が開始され、出力端OUTに昇圧電圧Vppが出力される。
【0052】
上記第2の実施例によれば、スタンバイ状態が解除されると、リセット信号RSTPMPに応じてダイオード接続されたNMOSトランジスタ51a〜51dの各接続ノードV1、V2、V3がその接続ノードの昇圧電圧に応じて異なる電圧にリセットされる。したがって、昇圧動作開始時においても定常状態に近い状態で動作できるため、常に昇圧効率をほぼ一定とすることができる。
【0053】
図7、図8は、本発明の第3の実施例を示すものであり、別の昇圧回路の構成例を示している。
【0054】
電源電圧Vccが供給される電源端子71と出力端OUTの相互間にはNMOSトランジスタ71aが接続されている。このNMOSトランジスタ71aのゲートは電源端子71に接続され、NMOSトランジスタ71aはダイオードとして機能する。信号φ4の入力端と前記出力端OUTの相互間にはインバータ回路I71、I72、キャパシタC72、PMOSトランジスタ71b、キャパシタC71が直列接続されている。前記PMOSトランジスタ71bのゲートには信号φ2が供給されている。このPMOSトランジスタ71bとキャパシタC71との接続ノードV1と接地間にはNMOSトランジスタ71cが接続されている。このNMOSトランジスタのゲートにはキャパシタリセット信号φ1が供給されている。電源電圧Vccが供給される電源端子72と、前記キャパシタC72とPMOSトランジスタ71bとの接続ノードV2の相互間にはPMOSトランジスタ71d、NMOSトランジスタ71eが直列接続されている。PMOSトランジスタ71dのゲートにはキャパシタリセット信号φ3が供給されている。NMOSトランジスタ71eのゲートはドレインに接続され、ダイオードとして動作する。前記NMOSトランジスタ71a、71eは低閾値電圧のトランジスタである。前記NMOSトランジスタ71cは第1のリセット回路RST1を構成し、PMOSトランジスタ71d、NMOSトランジスタ71eは第2のリセット回路RST2を構成している。信号発生回路73はパルス信号ATDに応じて前記信号φ1乃至φ4を生成する。パルス信号ATDは図示せぬアドレス遷移検出回路によりアドレス信号の遷移が検出されたとき出力される信号である。
【0055】
上記構成において動作について説明する。図8に示すように、キャパシタリセット信号φ1、及び信号φ2は、スタンバイモード時にハイレベルとされている。このため、NMOSトランジスタ71cはオン、PMOSトランジスタ71bはオフとなっており、接続ノードV1の電位は0Vにリセットされている。したがって、出力端OUTからはNMOSトランジスタ71aを介して電源電圧Vccが出力される。また、信号φ3はスタンバイモード時にローレベルとされ、PMOSトランジスタ71dはオンとなっており、信号φ4はローレベルとなっている。このため、接続ノードV2の電位は、PMOSトランジスタ71d及びNMOSトランジスタ71eを介して電源電圧Vccとなっている。
【0056】
上記状態において、アドレス遷移検出回路によりアドレス信号の遷移が検出されると、図8に示すように、パルス信号ATDが出力される。このパルス信号ATDが入力されると、キャパシタリセット信号φ1がローレベル、キャパシタリセット信号φ3がハイレベルとなり、NMOSトランジスタ71c、PMOSトランジスタ71dがオフとなる。この後、信号φ2がローレベルとなり、PMOSトランジスタ71bがオンして二つのキャパシタC71、C72が直列接続される。これと同時に信号φ4がハイレベルとされることにより、出力端OUTの電圧はVppに昇圧される。このように、二つのキャパシタC71、C72を直列接続することにより、電圧ゲインを示す定数αを2以上にすることが可能である。このため、低電源電圧においても瞬時に昇圧電圧Vppを発生させることができる。
【0057】
上記昇圧回路は、再度パルス信号ATDが発生されると、パルス信号ATDの立ち上がりで信号φ2がハイレベルとなり、信号φ4がローレベルとなる。このため、PMOSトランジスタ71bがオフすることにより、二つのキャパシタC71、C72は非接続とされ、接続ノードV1、及び出力端OUTの電位は若干下がる。また、接続ノードV2の電位は電源電圧Vcc以下で0V以上の電位に低下する。この後、キャパシタリセット信号φ1がハイレベル、信号φ3がローレベルとなると、トランジスタ71cを介して接続ノードV1の電位は0Vにリセットされる。これに伴い、出力端OUTの電位は電源電圧Vccとなる。また、この時、接続ノードV2はトランジスタ71d、71eを介して電源電圧Vccに充電される。
【0058】
上記第3の実施例によれば、トランジスタ71bを介して二つのキャパシタC71、C72を直列に接続することができる。このため、電源電圧が低い場合でも十分高い電圧まで昇圧することができる。
【0059】
また、パルス信号ATDの立ち上がりでキャパシタC71、C72の接続ノードV1、V2をリセットし、パルス信号ATDの立ち下がりで昇圧する構成としている。このため、昇圧回路を動作させたり、非動作とすることを不定期に繰り返しても安定に動作できる。
【0060】
さらに、リセット時、トランジスタ71bをオフとした後、トランジスタ71cをオンとしている。このため、接続ノードV2の電位は電源電圧Vcc以下で0V以上の電位とされた後、電源電圧Vccに充電される。したがって、接続ノードV2を0Vまで放電しないため、少ない電流の消費で接続ノードV2を電源電圧Vccに充電できる。
【0061】
図9は、本発明の第4の実施例を示している。第4の実施例は第3の実施例を変形したものであり、三つのキャパシタC91、C92、C93を直列に接続できる構成となっている。すなわち、電源電圧Vccが供給される電源端子91と出力端OUTの相互間にはデプレションタイプのNMOSトランジスタ91aが接続されている。このNMOSトランジスタ91aのゲートには信号φ3が供給されている。信号φ4の入力端と前記出力端OUTの相互間にはインバータ回路I91、I92、キャパシタC93、PMOSトランジスタ91c、キャパシタC92、PMOSトランジスタ91b、キャパシタC91が直列接続されている。前記PMOSトランジスタ91b、91cのゲートには、昇圧電圧Vppレベルの電圧V5が供給されている。これらPMOSトランジスタ91b、91cの基板には昇圧電圧Vppが供給される。
【0062】
PMOSトランジスタ91bとキャパシタC91との接続ノードV1と接地間にはNMOSトランジスタ91dが接続されている。前記PMOSトランジスタ91cとキャパシタC92との接続ノードV3と接地間にはNMOSトランジスタ91eが接続されている。これらNMOSトランジスタ91d、91eのゲートにはキャパシタリセット信号φ1が供給されている。
【0063】
前記キャパシタC92とPMOSトランジスタ91bとの接続ノードV2と電源電圧Vccが供給される電源端子92との相互間にはデプレションタイプのNMOSトランジスタ91fが接続されている。前記キャパシタC93とPMOSトランジスタ91cとの接続ノードV4と電源電圧Vccが供給される電源端子93との相互間にはデプレションタイプのNMOSトランジスタ91gが接続されている。これらNMOSトランジスタ91f、91gのゲートには信号φ3が供給されている。
【0064】
図10は、前記電圧V5を生成する電圧発生回路100の一例を示している。この電圧発生回路100は所謂レベル変換回路であり、昇圧電圧Vppが供給される電源端子101と接地間にはPMOSトランジスタ103、NMOSトランジスタ104が直列接続され、昇圧電圧Vppが供給される電源端子102と接地間にはPMOSトランジスタ105、NMOSトランジスタ106が直列接続されている。NMOSトランジスタ104のゲートにはVccレベルの信号φ2供給され、NMOSトランジスタ106のゲートにはインバータ回路107を介して信号φ2が供給される。前記PMOSトランジスタ103、NMOSトランジスタ104の接続ノードは前記PMOSトランジスタ105のゲートに接続される。前記PMOSトランジスタ105、NMOSトランジスタ106の接続ノードは前記PMOSトランジスタ103のゲートに接続され、この接続ノードからVppレベルの電圧V5が出力される。
【0065】
上記構成において、図11を参照して動作について説明する。スタンバイ時において、キャパシタリセット信号φ1、φ3、及び信号φ2はハイレベルであり、信号φ4はローレベルである。信号φ2がハイレベルであるため、電圧発生回路100から電圧V5が出力されている。このため、NMOSトランジスタ91d、91e、91f、91gがオン、PMOSトランジスタ91b、91cがオフし、接続ノードV1、V3は接地され、接続ノードV2、V4は電源電圧Vccに充電されている。また、出力端OUTはNMOSトランジスタ91aを介して電源電圧Vccとされている。
【0066】
この状態において、パルス信号ATDが出力されると、このパルス信号ATDの立ち下がりに応じて、キャパシタリセット信号φ1、φ3、及び信号φ2が順次ローレベルとなる。このため、NMOSトランジスタ91a、91d、91e、91f、91gがオフ、PMOSトランジスタ91b、91cがオンし、キャパシタC91、C92、C93が接続され、信号φ4に応じて出力端OUTが昇圧される。この昇圧電圧は電源電圧Vccの三倍以上となる。
【0067】
再度パルス信号ATDが発生された場合、パルス信号ATDの立ち上がりに応じて、接続ノードV1、V2、V3、V4が前述した電位にリセットされ、この後、パルス信号ATDの立ち下がりに応じて、上記昇圧動作が行われる。
【0068】
上記第4の実施例によれば、電源電圧Vccの三倍以上の電圧を発生することができるため、一層電源電圧が低い場合においても確実な動作を実現できる。
【0069】
次に、本発明の第5の実施例について説明する。図1に示すように、スタンバイ用昇圧回路とアクティブ用昇圧回路とを有し、スタンバイ時はスタンバイ用昇圧回路により昇圧電圧を発生し、アクティブ状態に遷移するとアクティブ用昇圧回路の昇圧電圧を使う半導体装置においては、スタンバイ時とアクティブ時の昇圧電圧の設定レベルが同一とされている。このような昇圧回路を有する半導体装置において、素子の製造ばらつきによって両者の設定レベルがずれてしまうことがある。仮に、スタンバイ時における昇圧電圧の設定レベルがアクティブ時の設定レベルより高くなってしまうと、アクティブ状態からスタンバイ状態に切り替わったにもかかわらず、スタンバイ用昇圧回路はその電圧差を埋め合わせるように動作していまい、過渡的に電流を消費してしまうことがあった。この過渡電流はスタンバイ時間で平均化されるが、スタンバイ電流が増加していた。
【0070】
そこで、第5の実施例では、スタンバイ時に発生される昇圧電圧をアクティブ時に発生される昇圧電圧より低く設定することにより、スタンバイ電流の増加を防止している。
【0071】
すなわち、図12において、アクティブ用昇圧部120aはアクティブ用発振器120bの出力信号φAに応じて昇圧動作を行い出力端OUTに昇圧電圧VppAを発生する。アクティブ用昇圧部120aから出力される昇圧電圧はアクティブ用レベル検出器120cにより検出される。このアクティブ用レベル検出器120cは入力信号としてのアクティブ信号に応じて動作される。このアクティブ用レベル検出器120cの検出出力信号OSCAEに応じてアクティブ用発振器120bの発振動作が制御される。アクティブ用昇圧部120a、アクティブ用発振器120b、アクティブ用レベル検出器120cは、例えば図1に示すアクティブ用昇圧回路29aに相当する。
【0072】
また、スタンバイ用昇圧部121aはスタンバイ用発振器121bの出力信号φsに応じて昇圧動作を行い出力端OUTに昇圧電圧VppSを発生する。この昇圧電圧VppSはアクティブ時の昇圧電圧VppAより低く設定されている。スタンバイ用昇圧部121aから出力される昇圧電圧はスタンバイ用レベル検出器121cにより検出される。このスタンバイ用レベル検出器121cの検出出力信号OSCSEに応じてスタンバイ用発振器121bの発振動作が制御される。スタンバイ用昇圧部121a、スタンバイ用発振器121b、スタンバイ用レベル検出器121cは、例えば図1に示すスタンバイ用昇圧回路29bに相当する。
【0073】
但し、図1に示す回路において、アクティブ用昇圧回路29aのレベル検出器を構成する抵抗R11、R12と、スタンバイ用昇圧回路29bのレベル検出器を構成する抵抗R21、R22との抵抗分割比は同一である。これに対して、第5の実施例の場合、アクティブ用レベル検出器120cと、スタンバイ用レベル検出器121cとの抵抗分割比は後述するように相違されている。このため、スタンバイ時の昇圧電圧VppSがアクティブ時の昇圧電圧VppAより低く設定される。
【0074】
上記構成において、図13を参照して動作について説明する。入力信号ACTがハイレベルの時、アクティブ用発振器120bが動作し、アクティブ用昇圧部120aが動作して昇圧電圧を発生する。この時、アクティブ用レベル検出器120cが動作し、出力端OUTから出力される昇圧電圧がVppAに達すると昇圧動作が停止する。スタンバイ時の昇圧電圧VppSがアクティブ時の昇圧電圧VppAより低く設定されるため、スタンバイ時からアクティブ時へ遷移する過渡的で消費電流Iccが増加する。しかし、昇圧電圧がVppAに達すると通常のアクティブ電流IccAとなる。
【0075】
入力信号ACTがローレベルとなると、アクティブ用レベル検出器120cは非活性とされ電流を消費しない。このため、アクティブ用発振器120bを活性化する信号OSCAEがローレベルとなり、アクティブ用発振器120bも非活性とされる。したがって、スタンバイ時にはアクティブ用の回路は電流を消費しない。アクティブ時から動作し続けているスタンバイ用の回路は僅かな電流IccSしか消費しない。このため、消費電流は極めて低くなる。出力端OUTからリーク電流により昇圧電圧が低下していき、アクティブ時の設定値のVppAより低い設定値VppSになると、これがスタンバイ用レベル検出器121cにより検出され、スタンバイ用発振器121b、スタンバイ用昇圧部121aが動作される。
【0076】
図14(a)は、前記スタンバイ用レベル検出器121cの構成を示し、図14(b)は、前記アクティブ用レベル検出器120cの構成を示している。図14(a)において、昇圧電圧が供給される出力端OUTと接地間には抵抗r1Sと抵抗r2Sが直列接続されている。これら抵抗r1Sと抵抗r2Sの接続ノードは演算増幅器142の反転入力端に接続されている。この演算増幅器142の非反転入力端には基準電圧Vrefが供給され、出力端から信号OSCSEが出力される。
【0077】
図14(b)において、昇圧電圧が供給される出力端OUTと接地間には抵抗r1Aと抵抗r2Aが直列接続されている。これら抵抗r1Aと抵抗r2Aの接続ノードは演算増幅器143の反転入力端に接続されている。この演算増幅器143の非反転入力端には基準電圧Vrefが供給され、出力端から信号OSCAEが出力される。
【0078】
図14(a)に示す抵抗r1Sと抵抗r2Sの分割抵抗比(r1S+r2S)/r1Sは、図14(b)に示す抵抗r1Aと抵抗r2Aの分割抵抗比(r1A+r2A)/r1Aより小さく設定されている。このように構成することにより、前記昇圧電圧VppAとVppSの関係をVppS<VppAと設定することができる。上記設定値の差は起り得る素子の製造ばらつきが考慮されており、素子の製造ばらつきが発生した場合においても、二つの電圧値の大小関係が変わらないように設定される。
【0079】
図15(a)は、図14(a)に示す抵抗r1Sと抵抗r2SをPMOSトランジスタ150aと、PMOSトランジスタ150b〜150eとにより構成し、図15(b)は、図14(b)に示す抵抗r1Aと抵抗r2AをPMOSトランジスタ151aと、PMOSトランジスタ151b〜151fとにより構成している。このような構成としても図14(a)、図14(b)に示す構成と同様に昇圧電圧VppAとVppSの関係をVppS<VppAと設定できる。
【0080】
図16(a)、図16(b)は、図15(a)、図15(b)に示す構成をさらに変形したものであり、トランジスタの数、及び導電型を変えている。すなわち、図16(a)は、図14(a)に示す抵抗r1Sと抵抗r2SをPMOSトランジスタ160aと、PMOSトランジスタ160b、160cとにより構成している。図16(b)は、図14(b)に示す抵抗r1Aと抵抗r2AをPMOSトランジスタ161aと、NMOSトランジスタ161b、PMOSトランジスタ161c、161dとにより構成している。このような構成としても図14(a)、図14(b)に示す構成と同様に、昇圧電圧VppAとVppSの関係をVppS<VppAと設定することができる。
【0081】
図17は、本発明の第6の実施例を示すものであり、負電圧を発生するポンプ回路、すなわち降圧回路の例を示している。図17は図1に示す回路を変形したものであり、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0082】
アクティブ用降圧回路29aにおいて、出力端OUTと接地端子の相互間には、PMOSトランジスタP11、P12が直列接続されている。このトランジスタP11のゲートはインバータ回路I16を介してレベル検出器LD1を構成する演算増幅器OP1の出力端に接続されている。トランジスタP12のゲートは、トランジスタP11、P12の接続ノードCN1に接続されている。この接続ノードCN1には、キャパシタC11、インバータ回路I12を介して発振器OSC1の出力端が接続されている。リセット信号発生回路RTSの出力端はキャパシタC3を介してPMOSトランジスタP13のゲートに接続されている。このトランジスタP13の電流通路の一端は接地され、他端は前記接続ノードCN1に接続されている。さらに、前記トランジスタP13のゲートにはPMOSトランジスタP14の電流通路の一端が接続されている。このトランジスタの電流通路の他端、ゲート及び基板は接地されている。
【0083】
前記レベル検出器LD1において、PMOSトランジスタP15の電流通路の一端は電圧Vddが供給される端子15に接続されている。この電圧Vddは電源電圧Vccに依存しない電圧であり、例えばVccより低くい電圧である。このトランジスタP15のゲートには、インバータ回路I17及びレベル変換回路29cを介してアクティブ信号ACTが供給されている。このトランジスタP15の電流通路の他端は抵抗R11、R12を介して前記出力端OUTに接続されている。前記抵抗R11、R12の接続ノードは前記演算増幅器OP1の非反転入力端に接続され、反転入力端には基準電圧Vrefが供給されている。
【0084】
一方、スタンバイ用降圧回路29bにおいて、出力端OUTと接地端子の相互間には、PMOSトランジスタP21、P22が直列接続されている。このトランジスタP21のゲートはインバータ回路I24を介してレベル検出器LD2を構成する演算増幅器OP2の出力端に接続されている。トランジスタP22のゲートは、トランジスタP21、P22の接続ノードCN21に接続されている。この接続ノードCN21には、キャパシタC21、インバータ回路I21を介して発振器OSC2の出力端が接続されている。前記レベル検出器LD2において、前記出力端OUTと電圧Vddが供給される電源端子16の相互間には抵抗R21、R22が直列接続されている。これら抵抗R21、R22の接続ノードは前記演算増幅器OP2の非反転入力端に接続され、反転入力端には基準電圧Vrefが供給されている。前記PMOSトランジスタP11、P12、P14、P21、P22は閾値電圧が0Vのトランジスタである。
【0085】
図17に示す回路の動作は、基本的に図1に示す回路の動作と同様である。すなわち、スタンバイ用降圧回路29bは、スタンバイ時及びアクティブ時によらず常に動作し続けている。このため、発振器OSC2の出力信号に応じてキャパシタC21が降圧され、PMOSトランジスタN22を介して出力端OUTに電源電圧Vccより低い負電圧Vbbが供給される。
【0086】
上記状態において、データの読み出し動作モード時に、アドレス信号ADDが切り替わると、図示せぬアドレス遷移検出回路によりアドレスの切り替わりが検出され、このアドレス遷移検出回路から図4に示すように、パルス信号ATDが出力される。このパルス信号ATDに応じて、アクティブ信号ACTがハイレベルとなると、インバータ回路I11、NMOSトランジスタN15を介してリセット信号発生回路RSTが動作され、リセット信号RSTPMPBが発生される。このリセット信号RSTPMPBはキャパシタC3を介してPMOSトランジスタP13のゲートに供給される。このため、PMOSトランジスタP13がオンし、PMOSトランジスタP11とP12の接続ノードCN1が負電圧Vbbから接地電位にリセットされる。また、発振器OSC1の動作に伴い、キャパシタC11を介して接続ノードCN1が降圧される。このため、出力端OUTから電源電圧より低い負電圧Vbbが出力される。この電圧Vbbは抵抗R11、R12により検出され、演算増幅器OP1において、基準電圧Vrefと比較される。この比較結果に応じて発振器OSC1の動作が制御され、負電圧Vbbが保持される。
【0087】
上記第6の実施例によれば、負電圧Vbbを生成することができる。しかも、スタンバイ状態からアクティブ状態に切り替わった場合、接続ノードCN1がリセット回路RST及びPMOSトランジスタP13により接地電位にリセットされる。このため、降圧動作開始時に定常状態に近い状態から動作できるため、動作効率を向上できる利点を有している。
【0088】
尚、図5に示す回路により負電圧Vbbを発生する場合は次のように構成すればよい。すなわち、NMOSトランジスタをPMOSトランジスタに変更し、電源電圧Vccを接地電圧0Vとすればよい。
【0089】
図18は、本発明の第7の実施例を示すものであり、降圧回路の例を示している。この降圧回路は、図7に示す回路を変形したものである。
【0090】
出力端OUTと接地の相互間にはNMOSトランジスタ181aが接続されている。信号φ4の入力端と前記出力端OUTの相互間にはインバータ回路I181b、キャパシタC182、NMOSトランジスタ181c、キャパシタC181が直列接続されている。前記NMOSトランジスタ181cのゲートには信号φ2が供給されている。このNMOSトランジスタ181cとキャパシタC181との接続ノードV1と接地間にはPMOSトランジスタ181dが接続されている。このPMOSトランジスタ181dのゲートにはキャパシタリセット信号φ1が供給されている。前記キャパシタC182とNMOSトランジスタ181cとの接続ノードV2と接地間にはNMOSトランジスタ181eが接続されている。このNMOSトランジスタ181eのゲートは前記NMOSトランジスタ181aのゲートに接続されている。前記信号φ1はインバータ回路181fを介してレベル変換回路181gに供給される。このレベル変換回路181gを構成するNMOSトランジスタ181h、181iの電流通路の一端は前記出力端OUTに接続されている。これらトランジスタ181h、181iの電流通路の他端とゲートはPMOSトランジスタ181j、181kの電流通路の一端に接続されている。これらトランジスタ181j、181kの電流通路の他端には電源電圧Vccが供給されている。このレベル変換回路181gの出力端としてのトランジスタ181iと181kの接続ノードは前記トランジスタ181aのゲート及びトランジスタ181eのゲートに接続されている。
【0091】
上記回路の動作は基本的に図7に示す回路と同様である。図19に示すように、キャパシタリセット信号φ1、信号φ2、φ3はローレベルであり、トランジスタ181a、181e、181dはオン、トランジスタ181cはオフとなっている。このため、出力端OUT及び接続ノードV2はそれぞれ0Vとなり、接続ノードV1は電源電圧Vccに充電される。
【0092】
この状態において、アドレス遷移検出回路から出力されるパルス信号ATDに応じてキャパシタリセット信号φ1がハイレベルとされる。この信号φ1に応じて、トランジスタ181a、181d、181eがオフとされる。この後、信号φ2がハイレベルとなると、トランジスタ181cがオンとされ、キャパシタC181とC182が接続される。このため、出力端OUTの電位が若干低下する。この後、信号φ3がハイレベルとされると、出力端OUTの電圧はVbbに降圧される。このように、二つのキャパシタC181、C182を直列接続することにより、電圧ゲインを示す定数−αを−2以上にすることが可能である。このため、低電源電圧においても瞬時に昇圧電圧Vbb(=−αVcc)を発生させることができる。この後、信号φ3、φ2、φ1の順にローレベルとされると、上記と逆の動作により出力端OUTの電位が0Vとされる。
【0093】
第7の実施例によれば、電源電圧を降圧することにより負電圧Vbbを発生することができる。
【0094】
尚、図18において、インバータ回路181bには信号φ3を供給したが、これに限定されるものではなく、例えば信号φ2を供給することも可能である。信号φ2を用いた場合、図19に破線で示すように、信号φ2に応じて出力端OUTから出力される負電圧Vbbを制御できる。したがって、高速動作が可能である。しかも、信号数を削減できるため、制御を容易化できる利点を有している。
【0095】
図20、図21は、本発明の第8の実施例を示すものであり、降圧回路の例を示している。この実施例は図9に示す回路を変形したものである。図20において、出力端OUTと接地間にはPMOSトランジスタ201aが接続されている。このトランジスタ201aのゲートには信号φP2が供給されている。信号φP3の入力端と前記出力端OUTの相互間にはインバータ回路I201、キャパシタC203、NMOSトランジスタ201c、キャパシタC202、NMOSトランジスタ201b、キャパシタC201が直列接続されている。前記NMOSトランジスタ201b、201cのゲートには、電源電圧Vccレベルの信号φP2が供給されている。NMOSトランジスタ201bの基板は前記キャパシタC202とNMOSトランジスタ201bとの接続ノードV2に接続され、NMOSトランジスタ201cの基板はキャパシタC203とNMOSトランジスタ201cとの接続ノードV4に接続されている。
【0096】
NMOSトランジスタ201bとキャパシタC201との接続ノードV1と電源電圧Vccが供給される端子の相互間にはPMOSトランジスタ201dが接続されている。前記NMOSトランジスタ201cとキャパシタC202との接続ノードV3と電源電圧Vccが供給される端子の相互間にはPMOSトランジスタ201eが接続されている。これらPMOSトランジスタ201d、201eのゲートにはキャパシタリセット信号φP1が供給されている。
【0097】
前記接続ノードV2と接地間にはデプレションタイプのPMOSトランジスタ201fが接続されている。前記接続ノードV4と接地間にはデプレションタイプのPMOSトランジスタ201gが接続されている。これらPMOSトランジスタ201f、201gのゲートにはキャパシタリセット信号φP1が供給されている。
【0098】
図21を参照して図20に示す回路の動作について説明する。スタンバイ時、信号φ1、φ2、φ3は0Vであり、PMOSトランジスタ201a、201d、201e、201f、201gはオンとなっており、NMOSトランジスタ201b、201cはオフとなっている。このため、出力端OUTはトランジスタ201aを介して接地されている。また、接続ノードV1、V3はトランジスタ201d、201eを介して電源電圧Vccに充電され、接続ノードV2、V4はトランジスタ201f、201gを介して接地されている。
【0099】
上記状態において、パルス信号ATDが出力されると、このパルス信号ATDに応じて、信号φ1、φ2、φ3が順次ハイレベルとなる。このため、先ず、信号φ1に応じてトランジスタ201d、201e、201f、201gがオフとされ、この後、信号φ2に応じて、トランジスタ201aがオフ、トランジスタ201b、201cがオンとされる。このため、キャパシタC201、C202、C203がトランジスタ201b、201cを介して直列接続される。このため、出力端OUTの電圧は0Vより若干低下する。この状態で信号φ3がハイレベルになると、出力端OUTの電圧はVbbに降圧される。このように、三つのキャパシタC201、C202、C203を直列接続することにより、電圧ゲインを示す定数−αを−3以上にすることが可能である。このため、一層低電源電圧においても瞬時に昇圧電圧Vbb(=−αVcc)を発生させることができる。この後、信号φ3、φ2、φ1の順にハイレベルとされると、上記と逆の動作により出力端OUTの電位が0Vとされる。
【0100】
第8の実施例によれば、電源電圧を降圧することにより負電圧Vbbを発生することができる。
【0101】
尚、図20において、インバータ回路I201を信号φ3に代えて信号φ2により制御することも可能である。信号φ2を用いた場合、図21に破線で示すように、信号φ2に応じて出力端OUTから出力される負電圧Vbbを制御ができる。したがって、高速動作が可能である。しかも、信号数を削減できるため、制御を容易化できる利点を有している。
【0102】
また、本発明は、昇圧回路や降圧回路を有するEEPROM、フラッシュEEPROM、DRAM、SRAM、強誘電体メモリなどの書込み可能な半導体メモリだけでなく、昇圧回路や降圧回路を有する読み出し専用メモリや昇圧回路を有するアナログ集積回路等、昇圧回路や降圧回路を有する半導体装置全般へ適用することが可能である。
【0103】
その他、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
【0104】
【発明の効果】
以上、詳述したように本発明によれば、電源電圧が低下した場合においても、所定の出力電圧を得ることが可能なポンプ回路を有する半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る昇圧回路を示す回路図。
【図2】本発明が適用される半導体装置の一例を示す構成図。
【図3】図2に示すローデコーダの一例を示す回路図。
【図4】図1及び図3の動作を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例を示すものであり、昇圧回路を示す回路図。
【図6】図5の動作を示す波形図。
【図7】本発明の第3の実施例を示すものであり、昇圧回路を示す回路図。
【図8】図7の動作を示す波形図。
【図9】本発明の第4の実施例を示すものであり、昇圧回路を示す回路図。
【図10】電圧発生回路の一例を示す回路図。
【図11】図9、図10の動作を示す波形図。
【図12】本発明の第5の実施例を示すものであり、昇圧回路を示す構成図。
【図13】図12の動作を示す波形図。
【図14】図14(a)は、スタンバイ用レベル検出器の構成を示す回路図、図14(b)はアクティブ用レベル検出器の構成を示す回路図。
【図15】図15(a)は、図14(a)の変形例を示す回路図、図15(b)は図14(b)の変形例を示す回路図。
【図16】図16(a)は、図14(a)の変形例を示す回路図、図16(b)は図14(b)の変形例を示す回路図。
【図17】本発明の第6の実施例を示すものであり、降圧回路を示す回路図。
【図18】本発明の第7の実施例を示すものであり、降圧回路を示す回路図。
【図19】図18の動作を示す波形図。
【図20】本発明の第8の実施例を示すものであり、降圧回路を示す構成図。
【図21】図20の動作を示す波形図。
【図22】従来の昇圧回路の構成を示す回路図。
【図23】図22の動作を示す波形図。
【図24】従来の他の昇圧回路の構成を示す回路図。
【図25】図24の動作を示す波形図。
【符号の説明】
21…半導体記憶装置、
26…ロウデコーダ、
29…昇圧回路、
29a…アクティブ用昇圧回路、
29b…スタンバイ用昇圧回路、
OSC1、OSC2…発振器、
RST…リセット信号発生回路、
N11〜N13、N16、51a〜51k…NMOSトランジスタ、
71a〜71e、91a〜91g…NMOSトランジスタ、
181a、181c、181e、201b、201c…NMOSトランジスタ、
P11〜P19、P21、P22…PMOSトランジスタ、
181d、201a、201d〜201g…PMOSトランジスタ、
C11、C12、C21、C22、…キャパシタ、
C51〜C53、C71、C72…キャパシタ、
C91〜C93…キャパシタ、
C181、C182、C201〜C203…キャパシタ、
120a…アクティブ用昇圧部、
120b…アクティブ用発振器、
120c…アクティブ用レベル検出器、
121a…スタンバイ用昇圧部、
121b…スタンバイ用発振器、
121c…スタンバイ用レベル検出器。
Claims (8)
- 第1の電圧が供給される電圧供給ノードと出力端子の相互間に直列接続され、前記出力端子に前記第1の電圧と異なる第2の電圧を出力する複数のスイッチ素子と、
第1、第2の端子を有し、前記第1の端子が前記スイッチ素子の少なくとも1つの接続ノードに接続された少なくとも1つのキャパシタと、
前記キャパシタの第2の端子に接続され、制御信号が第1の論理のとき駆動信号を発生し、前記制御信号が第2の論理のとき前記駆動信号の発生を停止する信号発生器と、
前記少なくとも1つの接続ノードに接続され、前記制御信号が第2の論理から前記第1の論理に変化するとき、前記少なくとも1つの接続ノードの電圧を前記第1の電圧を含み前記第2の電圧を含まない前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の電圧であって、前記出力端子側の接続ノードの電圧を前記電圧供給ノード側の接続ノードの電圧よりも前記第2の電圧に近い電圧にリセットするリセット回路と を具備することを特徴とするポンプ回路を有する半導体装置。 - 前記リセット回路は、前記制御信号が第2の論理から第1の論理に変化するとき、リセット信号を発生するリセット信号発生回路と、
前記リセットの際、前記少なくとも1つの接続ノードの電圧を前記第1の電圧に基づき生成する電圧生成回路と、
前記リセット信号に応じてオンとされて前記電圧生成回路へ第1の電圧を供給するリセットトランジスタとを具備し、
前記リセットトランジスタのゲートには、一端に前記リセット信号が供給されたキャパシタの他端と、前記第1の電圧にゲート及び一端が接続された閾値電圧がほぼゼロのトランジスタの他端とが、共通に接続されることを特徴とする請求項1記載のポンプ回路を有する半導体装置。 - 前記出力端子と前記信号発生器との相互間に接続され、前記出力端子から出力される前記第2の電圧のレベルを検出し、このレベルが基準電圧より低い場合、前記信号発生器を活性化するための信号を発生する検出器をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のポンプ回路を有する半導体装置。
- 出力端子が前記出力端子に接続され、前記制御信号が前記第2の論理のとき、前記第2の電圧を発生するスタンバイ用のポンプ回路をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のポンプ回路を有する半導体装置。
- 入力信号が第1の論理及び第2の論理の両方で動作し、第1の電圧を昇圧して第1の昇圧電圧を生成し出力端子から出力する第1の昇圧回路と、
出力端子が前記第1の昇圧回路の出力端子に接続され、前記入力信号が第1の論理のとき前記第1の電圧を昇圧して第2の昇圧電圧を生成して前記出力端子から出力し、前記入力信号が第2の論理のとき昇圧動作を停止する第2の昇圧回路とを有し、
前記第2の昇圧回路は、
電源供給端子と前記出力端子の相互間に直列接続された複数の第1のトランジスタと、
第1、第2の端子を有し、前記第1の端子が複数の前記第1のトランジスタの少なくとも1つの接続ノードに接続された少なくとも1つの第1のキャパシタと、
前記少なくとも1つの第1のキャパシタの前記第2の端子に接続され、前記入力信号が第1の論理のとき駆動信号を発生し、前記入力信号が第2の論理のとき前記駆動信号の発生を停止する第1の発振器と、
複数の前記第1のトランジスタの少なくとも1つの接続ノードに接続され、前記入力信号が第2の論理から第1の論理に変化するとき、前記第1の電圧を含み前記第2の電圧を含まない前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の電圧であって、前記出力端子側の接続ノードの電圧を前記電圧供給端子側の接続ノードの電圧よりも前記第2の電圧に近い電圧にリセットするリセット回路と を具備することを特徴とするポンプ回路を有する半導体装置。 - 前記第1の昇圧回路は、
電源供給端子と前記出力端子の相互間に直列接続された複数の第2のトランジスタと、
第1、第2の端子を有し、前記第1の端子が複数の前記第2のトランジスタの少なくとも1つの接続ノードに接続された少なくとも1つの第2のキャパシタと、
前記第2のキャパシタの第2の端子に信号を供給する第2の発振器と、
前記出力端子と前記第2の発振器の相互間に接続され、前記出力端子から出力される前記第1の昇圧電圧のレベルを検出し、この検出したレベルが所定値より低い場合、前記第2の発振器を駆動するための信号を発生し、前記第2の発振器に供給する第2の検出器と を具備することを特徴とする請求項5記載のポンプ回路を有する半導体装置。 - 前記第2の昇圧回路は、
前記出力端子と前記第1の発振器の相互間に接続され、前記入力信号が第1の論理のとき、前記出力端子から出力される前記第2の昇圧電圧のレベルを検出し、この検出したレベルが所定値より低い場合、前記第1の発振器を活性化するための活性信号を発生し、前記第1の発振器に供給する第1の検出器を さらに具備することを特徴とする請求項5記載のポンプ回路を有する半導体装置。 - 前記リセット回路は、
前記第1の検出器から出力される活性信号に応じてリセット信号を発生するリセット信号発生回路と、
前記リセットの際、前記少なくとも1つの接続ノードの電圧を前記第1の電圧に基づき生成する電圧生成回路と、
前記リセット信号に応じてオンとされて前記電圧生成回路へ第1の電圧を供給するリセットトランジスタとを具備し、
前記リセットトランジスタのゲートには、一端に前記リセット信号が供給されたキャパシタの他端と、前記第1の電圧にゲート及び一端が接続された閾値電圧がほぼゼロのトランジスタの他端とが、共通に接続されることを特徴とする請求項5又は7記載のポンプ回路を有する半導体装置。
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