Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP3907483B2 - Synthesis of ionic metal complexes - Google Patents

Synthesis of ionic metal complexes Download PDF

Info

Publication number
JP3907483B2
JP3907483B2 JP2002009342A JP2002009342A JP3907483B2 JP 3907483 B2 JP3907483 B2 JP 3907483B2 JP 2002009342 A JP2002009342 A JP 2002009342A JP 2002009342 A JP2002009342 A JP 2002009342A JP 3907483 B2 JP3907483 B2 JP 3907483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion
reaction
general formula
halogen
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002009342A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003212879A (en
Inventor
辻岡  章一
高瀬  浩成
幹弘 高橋
芳美 磯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP2002009342A priority Critical patent/JP3907483B2/en
Priority to US10/285,680 priority patent/US6849752B2/en
Priority to DE60225651T priority patent/DE60225651T2/en
Priority to EP02024608A priority patent/EP1308449B1/en
Publication of JP2003212879A publication Critical patent/JP2003212879A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3907483B2 publication Critical patent/JP3907483B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リチウム電池、リチウムイオン電池、電気二重層キャパシタ等の電気化学ディバイス用支持電解質、ポリオレフィン等の重合触媒、また、有機合成用触媒として利用されるイオン性金属錯体の合成法に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、PF6 -、BF4 -、AsF6 -のようなルイス酸とFイオンの結合したイオン性錯体がその溶解性、イオン解離性、反応に対する高活性という特性のため、電気化学ディバイス用支持電解質、ポリオレフィン等の重合触媒、また、有機合成用触媒等の用途に使用されてきた。
【0003】
応用範囲が多種多様化している中で、それぞれの用途に対する最適なイオン性錯体が探索されており、その性質として耐熱性、耐加水分解性、低毒性、リサイクル性等が求められている。そういう中で従来のように単純に中心元素にフッ素、酸素などが結合した形の錯体だけではなく、有機系の配位子が中心元素に結合した様式の錯体も多数見られるようになってきた。その合成法も多様である。例えば、中心元素に相当する元素の水酸化物と酸性度の高い活性水素を持った配位子の中和反応、中心元素に相当する元素のハロゲン化物とアルカリ金属等高い乖離性を持った配位子の脱塩反応、等が挙げられるが配位子と中心元素の組み合わせによっては反応性が低い場合もあり、自由に設計通りの錯体を得ることが困難な場合も多い。
【0004】
本発明者らは、かかる従来技術の問題点に鑑み鋭意検討の結果、配位子とハロゲン含有化合物とを原料として有機溶媒中において、Al、B、またはSiを含む反応助剤の存在下で反応させることにより新規な錯体の合成法を見出し本発明に到達したものである。
【0005】
すなわち本発明は、一般式(1)で示される化学構造式よりなるイオン性金属錯体を合成するに際し、一般式(2)で示される化合物と一般式(3)または一般式(4)で示されるハロゲン含有化合物とを、有機溶媒中において、Al、B、またはSiを含む反応助剤の存在下で反応させることを特徴とする一般式(1)で示されるイオン性金属錯体の合成法を提供するものである。
【0006】
【化2】

Figure 0003907483
【0007】
ただし、Mは、、または、Aa+は、金属イオン、水素イオン、またはオニウムイオン、aは、、bは、、pは、、mは、1〜、nは、0〜、qは、0または1をそれぞれ表し、X1は、O1、R2は、それぞれ独立で、H、ハロゲン、C1〜C10のアルキル、またはC1〜C10のハロゲン化アルキル、Rは、C1〜C10のアルキレン、C1〜C10のハロゲン化アルキレン、C 〜C20のアリーレン、またはC 〜C20のハロゲン化アリーレンは、フッ素をそれぞれ表し、E1、E2は、水素、は、フッ素をそれぞれ表す。
【0008】
以下に、本発明をより詳細に説明する。
【0009】
ここで、本発明の目的とする合成されるイオン性金属錯体は、中心元素に無機及び有機系の配位子が結合した構造を有するものであればよく、好ましくは一般式(1)で示される構造を有するものである。
【0010】
【化3】
Figure 0003907483
【0011】
式中のMは、遷移金属、周期律表の III族、IV族、またはV族元素から選ばれるもので、好ましくはB、P、である。Aa+は、金属イオン、水素イオンまたはオニウムイオンで好ましくはLiイオン、4級アルキルアンモニウムイオンまたは水素イオンである。具体的なAa+としてはリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、バリウムイオン、セシウムイオン、銀イオン、亜鉛イオン、銅イオン、コバルトイオン、鉄イオン、ニッケルイオン、マンガンイオン、チタンイオン、鉛イオン、クロムイオン、バナジウムイオン、ルテニウムイオン、イットリウムイオン、ランタノイドイオン、アクチノイドイオン、テトラブチルアンモニウムイオン、テトラエチルアンモニウムイオン、テトラメチルアンモニウムイオン、トリエチルメチルアンモニウムイオン、トリエチルアンモニウムイオン、ピリジニウムイオン、イミダゾリウムイオン、水素イオン、テトラエチルホスホニウムイオン、テトラメチルホスホニウムイオン、テトラフェニルホスホニウムイオン、トリフェニルスルホニウムイオン、トリエチルスルホニウムイオン、トリフェニルメチルイオン等が挙げられる。
【0012】
a+のカチオンの価数aは1から3が好ましく、3より大きい場合、結晶格子エネルギーが大きくなるため、溶媒に溶解することが困難になるという問題が起こる。そのため溶解度を必要とする場合は1がより好ましい。アニオンの価数bも同様に1から3が好ましく、特に1がより好ましい。カチオンとアニオンの比を表す定数pは、両者の価数の比b/aで必然的に決まってくる。
【0013】
1とR2は、それぞれ独立で、H、ハロゲン、C1〜C10のアルキル、またはC1〜C10のハロゲン化アルキルから選ばれるものよりなるが、好ましくはR1とR2の少なくとも一方がフッ素化アルキルであり、さらに好ましくはR1とR2の少なくとも一方がトリフルオロメチル基である。R1とR2に電子吸引性のハロゲンやハロゲン化アルキルが存在することにより、中心のMの負電荷が分散し、アニオンの電気的安定性が増すため、非常にイオン解離しやすくなり、溶媒への溶解度やイオン伝導度、触媒活性などが大きくなる。また、その他の耐熱性、化学的安定性、耐加水分解性も向上する。特にこのハロゲンがフッ素の場合がより効果が大きく、さらにはトリフルオロメチル基の場合が最も効果が大きくなる。
【0014】
3は、C1〜C10のアルキレン、C1〜C10のハロゲン化アルキレン、C 〜C20のアリーレン、またはC 〜C20のハロゲン化アリーレンから選ばれるものよりなるが、好ましくは中心のMとキレートリングを形成したとき、5〜10員環を作るものが良い。10員環よりも大きい場合はキレート効果が小さくなるため、好ましくない。また、R3が水酸基やカルボキシル基を構造内に有する場合は、この部分でさらに、中心のMに結合を作ることも可能である。これらのアルキレン及びアリーレンはその構造中に置換基、ヘテロ原子を持ってもよい。具体的には、アルキレン及びアリーレン上の水素の代わりにハロゲン、鎖状又は環状のアルキル基、アリール基、アルケニル基、アルコキシ基、アリーロキシ基、スルホニル基、アミノ基、シアノ基、カルボニル基、アシル基、アミド基、水酸基、オクソ基(=O)、また、アルキレン及びアリーレン上の炭素の代わりに、窒素、イオウ、酸素が導入された構造等を挙げることができる。さらには、複数存在するR3はそれぞれが結合してもよい。
【0015】
フッ素が良い。
【0016】
1 は、であり、これらのヘテロ原子を介してMに結合する。ここで、O以外で結合することは、不可能ではないが合成上非常に煩雑なものとなる。
【0019】
また、ここまでに説明した配位子の数に関係する定数mおよびnは中心のMの種類によって決まってくるものであるが、mは1から3、nは0から4が好ましい。
【0020】
次にこの錯体の具体例を次に示す。
【0021】
【化4】
Figure 0003907483
【0022】
以上のような錯体を合成する本発明の方法について説明する。この方法は配位子と錯体の中心元素の供給源になるハロゲン含有化合物とを原料として反応助剤の存在下に有機溶媒中で反応させることを特徴とするものである。
【0023】
配位子としては中心元素の供給源になるハロゲン含有化合物の有するハロゲンと結合しさらに脱離させるために活性な水素、アルカリ金属、またはアルカリ土類金属を有するものがよく、具体的にはアルコール類、その金属アルコキシド、カルボン酸類、そのカルボン酸塩、スルホン酸類、そのスルホン酸塩、スルフィン酸類、そのスルフィン酸塩、等が挙げられる。さらに好ましくはこの化合物が一般式(2)で示される構造を有する化合物である。
【0024】
【化5】
Figure 0003907483
【0025】
式中のE1、E2以外の記号は、一般式(1)のものと同様である。ここで、E1、E2は、水素を示す。
【0026】
次に、中心元素の供給源になるハロゲン含有化合物は遷移金属、周期律表のIII族、IV族、またはV族を中心元素として有しており、この中心元素に少なくとも一つのハロゲンが結合したもので、ハロゲンのみが結合したものでもよいし、その他の置換基も結合していてもよい。好ましくはこのハロゲン含有化合物は一般式(3)または一般式(4)で示される構造を有する化合物である。
【0027】
【化6】
Figure 0003907483
【0028】
式中のR8以外の記号は、一般式(1)のものと同様である。ここで、R8は、ハロゲンを示し、好ましくはフッ素を示す。具体例としては、LiPF6、LiBF4、LiAlCl4、LiPF3(CF33、LiBF3(Ph)、BF3、PF5、等が挙げられる(ただし、Phは、フェニル基を表す。)。
【0029】
反応助剤は、周期律表の I族、II族、III族、またはIV族元素を含むもので、好ましくは、Al、B、またはSiを含むものである。これらの元素とハロゲンの強力な結合ができることにより本発明における目的の反応の進行を助ける。また、これらの反応助剤は、前記元素の塩化物、臭化物、ヨウ化物、アルコキシ化合物、カルボキシ化合物から選ばれるものより成り、好ましくはこれらの反応助剤が、AlCl3、BCl3、SiCl4から選ばれるものより成る。一般式(2)と一般式(3)または一般式(4)の化合物が混合されたとき、わずかに発生するE18およびE28をこの反応助剤を用いて、反応を利用して除外することにより平衡が目的とする錯体の方向にずれて目的の反応が進行する。このとき副生物が沈殿、もしくは蒸気圧の高い成分として系外に取り除きやすいように配位子、中心元素の供給源になるハロゲン含有化合物、反応助剤を選択することが望ましい。
【0030】
反応させる量比は、特に限定するものではないが、配位子は中心元素の供給源になるハロゲン含有化合物に対して1から8倍モル反応させる。反応助剤は中心元素の供給源になるハロゲン含有化合物に対して0.1から10倍モルで反応させる。
【0031】
以上述べた合成法に用いられる溶媒は、化合物の構造にもよるが原料となる化合物を極微量でも溶解するもので、系内の化合物と反応を起こさないものが良く、好ましくは比誘電率が2以上のものが良い。ここで全く溶解力のない溶媒を使用した場合、反応が非常に遅くなるため好ましくない。わずかにでも溶解度があれば、目的のイオン性金属錯体の溶解度が非常に大きいため、反応は速やかに進行する。例えば、カーボネート類、エステル類、エーテル類、ラクトン類、ニトリル類、アミド類、スルホン類、アルコール類、芳香族類等が使用でき、単一の溶媒だけでなく、二種類以上の混合溶媒でもよい。具体例としては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジメトキシエタン、アセトニトリル、プロピオニトリル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、ニトロメタン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、γ−ブチロラクトン、トルエン、エタノール、メタノール等を挙げることができる。
【0032】
反応温度については、−80℃から100℃、好ましくは0℃から80℃が用いられる。これは−80℃より低い温度では反応が十分に進行せず、100℃以上では溶媒、原料の分解が起こる場合がある。また、十分な反応速度を得て、なおかつ全く分解を起こさないためには0℃から80℃の範囲が最適である。
【0033】
本発明で用いる原料は、加水分解性を有するものも多いため、低水分の空気、窒素、アルゴン等の雰囲気中で合成を行うことが望ましい。
【0034】
以上の方法で得られたイオン性金属錯体はその溶液を濃縮して結晶を析出させる再結晶法や溶液に貧溶媒を大量に投入して析出させる再沈法、そして得られた固体を洗浄する方法等により精製することも可能である。
【0035】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はかかる実施例により限定されるものではない。
【0036】
実施例1
露点−50℃のグローブボックス中でヘキサフルオロ−2−ヒドロキシイソブチリックアシッド(HOC(CF3)2COOH)3.09g、テトラフルオロホウ酸リチウム(LiBF4)1.37g、ジメチルカーボネート20mlを混合し、十分に撹拌し、溶解させた。次に、反応助剤である四塩化ケイ素1.38gを室温でこの混合液に撹拌しながらゆっくりと添加した。添加開始と同時に激しく気体を発生して反応が進行した。添加終了後、3時間撹拌を続け完全に気体の発生が停止したのを確認して反応終了とした。得られた反応液から60℃、133Paの減圧条件でジメチルカーボネートを除去し、白色の固体3.87gが生成物として得られた。この白色生成物は、以下のホウ酸リチウム誘導体である。
【0037】
【化7】
Figure 0003907483
【0038】
実施例2
露点−50℃のグローブボックス中でヘキサフルオロ−2−ヒドロキシイソブチリックアシッド(HOC(CF3)2COOH)3.09g、テトラフルオロホウ酸リチウム(LiBF4)1.37g、ジエチルカーボネート20mlを混合し、十分に撹拌し、溶解させた。次に、反応助剤である三塩化アルミニウム1.30gを室温でこの混合液に撹拌しながらゆっくりと添加した。添加開始と同時に乳白色の沈殿が発生した。添加終了後、3時間撹拌を続けた。得られた反応液から沈殿をろ別し、ろ液から80℃、133Paの減圧条件でジエチルカーボネートを除去し、実施例1と同様のホウ酸リチウム誘導体3.79gを得た。
【0039】
実施例3
露点−50℃のグローブボックス中でヘキサフルオロ−2−ヒドロキシイソブチリックアシッド(HOC(CF3)2COOH)3.08g、ヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6)2.21g、ジメチルカーボネート20mlを混合し、十分に撹拌し溶解させた。次に、反応助剤である四塩化ケイ素1.38gを室温でこの混合液に撹拌しながらゆっくりと添加した。添加開始と同時に激しく気体を発生して反応が進行した。添加終了後、5時間撹拌を続け完全に気体の発生が停止したのを確認し、NMRにより原料の消失を確認して反応終了とした。得られた反応液をろ過したのち、そのろ液を60℃、133Paの減圧条件で乾燥することにより、以下に示すリン酸リチウム誘導体2.93gを得た。
【0040】
【化8】
Figure 0003907483
【0041】
実施例4
露点−50℃のグローブボックス中でヘキサフルオロ−2−ヒドロキシイソブチリックアシッド(HOC(CF3)2COOH)6.18g、テトラフルオロホウ酸リチウム(LiBF4)1.37g、アセトニトリル50mlを混合し、十分に撹拌し溶解させた。次に、反応助剤である四塩化ケイ素2.75gを室温でこの混合液に撹拌しながらゆっくりと添加した。添加開始と同時に激しく気体を発生して反応が進行した。添加終了後、3時間撹拌を続け完全に気体の発生が停止したのを確認して反応終了とした。得られた反応液から60℃、133Paの減圧条件でアセトニトリルを除去し、以下に示すホウ酸リチウム誘導体を得た。
【0042】
【化9】
Figure 0003907483
【0043】
【発明の効果】
本発明は、リチウム電池、リチウムイオン電池、電気二重層キャパシタ等の電気化学ディバイス用支持電解質、ポリオレフィン等の重合触媒、または有機合成用触媒等として利用される錯体を容易にかつ効率よく合成することを可能にしたものである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for synthesizing an ionic metal complex used as a supporting electrolyte for electrochemical devices such as lithium batteries, lithium ion batteries, and electric double layer capacitors, a polymerization catalyst such as polyolefin, and a catalyst for organic synthesis.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, ionic complexes such as PF 6 , BF 4 , AsF 6 −, which are a combination of Lewis acids and F ions, have the characteristics of solubility, ionic dissociation, and high activity against the reaction. It has been used for applications such as electrolytes, polymerization catalysts such as polyolefins, and organic synthesis catalysts.
[0003]
In the diversified range of applications, optimum ionic complexes for each application are being searched for, and their properties are required to include heat resistance, hydrolysis resistance, low toxicity, recyclability, and the like. Under such circumstances, not only the complex in which fluorine, oxygen, etc. are simply bonded to the central element as in the past, but also a number of complexes in which organic ligands are bonded to the central element have come to be seen. . There are also various synthetic methods. For example, neutralization reaction of a ligand having an elemental hydroxide corresponding to the central element and active hydrogen having a high acidity, or a highly dissociating arrangement such as a halide of the element corresponding to the central element and an alkali metal. A ligand desalting reaction may be mentioned, but depending on the combination of the ligand and the central element, the reactivity may be low, and it is often difficult to obtain a complex as designed freely.
[0004]
As a result of intensive studies in view of the problems of the prior art, the present inventors, in an organic solvent using a ligand and a halogen-containing compound as raw materials, in the presence of a reaction aid containing Al, B, or Si. The inventors have found a novel method for synthesizing a complex by reaction, and have reached the present invention.
[0005]
That is, when synthesizing an ionic metal complex having the chemical structural formula represented by the general formula (1), the present invention represents the compound represented by the general formula (2) and the general formula (3) or the general formula (4). A method for synthesizing an ionic metal complex represented by the general formula (1), wherein the halogen-containing compound is reacted in an organic solvent in the presence of a reaction aid containing Al, B, or Si. It is to provide.
[0006]
[Chemical 2]
Figure 0003907483
[0007]
Where M is B or P , A a + is a metal ion, hydrogen ion or onium ion, a is 1 , b is 1 , p is 1 , m is 1 to 3 , and n is 0 ~ 4, q represents 0 or 1, respectively, X 1 is, O, R 1, R 2 are, each independently, H, halogen halogen, alkyl of C 1 -C 10 or C 1 -C 10, Alkyl, R 3 is C 1 -C 10 alkylene, C 1 -C 10 halogenated alkylene, C 6 -C 20 arylene, or C 6 -C 20 halogenated arylene , R 4 is fluorine . E 1 and E 2 each represent hydrogen, and R 8 represents fluorine .
[0008]
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
[0009]
Here, the ionic metal complex to be synthesized which is the object of the present invention may be one having a structure in which inorganic and organic ligands are bonded to the central element, and preferably represented by the general formula (1). It has a structure.
[0010]
[Chemical 3]
Figure 0003907483
[0011]
M in the formula is selected from a transition metal, a group III, group IV, or group V element of the periodic table , and is preferably B or P. A a + is a metal ion, a hydrogen ion or an onium ion, preferably a Li ion, a quaternary alkylammonium ion or a hydrogen ion. Specific A a + includes lithium ion, sodium ion, potassium ion, magnesium ion, calcium ion, barium ion, cesium ion, silver ion, zinc ion, copper ion, cobalt ion, iron ion, nickel ion, manganese ion, titanium Ion, lead ion, chromium ion, vanadium ion, ruthenium ion, yttrium ion, lanthanoid ion, actinoid ion, tetrabutylammonium ion, tetraethylammonium ion, tetramethylammonium ion, triethylmethylammonium ion, triethylammonium ion, pyridinium ion, imidazo Rium ion, hydrogen ion, tetraethylphosphonium ion, tetramethylphosphonium ion, tetraphenylphosphonium Ion, triphenylsulfonium ion, triethyl sulfonium ions, triphenylmethyl ion, and the like.
[0012]
The valence a of the cation of A a + is preferably 1 to 3, and if it is larger than 3, the crystal lattice energy becomes large, which makes it difficult to dissolve in a solvent. Therefore, when solubility is required, 1 is more preferable. Similarly, the valence b of the anion is preferably 1 to 3, and more preferably 1. The constant p representing the ratio of cation to anion is inevitably determined by the valence ratio b / a of both.
[0013]
R 1 and R 2 are each independently selected from the group consisting of H, halogen, C 1 -C 10 alkyl, or C 1 -C 10 halogenated alkyl, preferably at least R 1 and R 2 One is a fluorinated alkyl, and more preferably at least one of R 1 and R 2 is a trifluoromethyl group. The presence of electron-withdrawing halogen or alkyl halide in R 1 and R 2 disperses the negative charge of the center M and increases the electrical stability of the anion. Solubility, ionic conductivity, catalytic activity, etc. increase. In addition, other heat resistance, chemical stability, and hydrolysis resistance are also improved. In particular, when the halogen is fluorine, the effect is greater, and when the halogen is a trifluoromethyl group, the effect is greatest.
[0014]
R 3 consists of one selected from C 1 -C 10 alkylene, C 1 -C 10 halogenated alkylene, C 6 -C 20 arylene, or C 6 -C 20 halogenated arylene, preferably When a chelate ring is formed with the central M, it is preferable to make a 5- to 10-membered ring. When it is larger than the 10-membered ring, the chelate effect is reduced, which is not preferable. Further, when R 3 has a hydroxyl group or a carboxyl group in the structure, it is possible to further form a bond at the center M at this portion. These alkylene and arylene may have a substituent or a hetero atom in the structure. Specifically, instead of hydrogen on alkylene and arylene, halogen, chain or cyclic alkyl group, aryl group, alkenyl group, alkoxy group, aryloxy group, sulfonyl group, amino group, cyano group, carbonyl group, acyl group , An amide group, a hydroxyl group, an oxo group (═O), and a structure in which nitrogen, sulfur, or oxygen is introduced instead of carbon on alkylene and arylene. Further, a plurality of R 3 may be bonded to each other.
[0015]
R 4 is fluorine is good.
[0016]
X 1 is, O, a, bonded to M via these heteroatoms. Here, it is not impossible to combine other than O, but it becomes very complicated in synthesis.
[0019]
The constants m and n related to the number of ligands described so far are determined by the type of M at the center, and m is preferably 1 to 3, and n is preferably 0 to 4.
[0020]
Next, specific examples of this complex are shown below.
[0021]
[Formula 4]
Figure 0003907483
[0022]
The method of the present invention for synthesizing the complex as described above will be described. This method is characterized by reacting a ligand and a halogen-containing compound serving as a source of the central element of the complex in an organic solvent in the presence of a reaction aid.
[0023]
As the ligand, those having active hydrogen, alkali metal, or alkaline earth metal to bind to and further desorb from the halogen contained in the halogen-containing compound serving as the source of the central element, specifically, alcohol , Metal alkoxides, carboxylic acids, carboxylates, sulfonic acids, sulfonates, sulfinates, sulfinates, and the like. More preferably, this compound is a compound having a structure represented by the general formula (2).
[0024]
[Chemical formula 5]
Figure 0003907483
[0025]
Symbols other than E 1 and E 2 in the formula are the same as those in the general formula (1). Here, E 1 and E 2 represent hydrogen .
[0026]
Next, the halogen-containing compound serving as the source of the central element has a transition metal, group III, group IV, or group V of the periodic table as a central element, and at least one halogen is bonded to the central element. However, it may be bonded only with halogen, or may be bonded with other substituents. Preferably, the halogen-containing compound is a compound having a structure represented by the general formula (3) or the general formula (4).
[0027]
[Chemical 6]
Figure 0003907483
[0028]
Symbols other than R 8 in the formula are the same as those in the general formula (1). Here, R 8 represents halogen, preferably fluorine. Specific examples include LiPF 6 , LiBF 4 , LiAlCl 4 , LiPF 3 (CF 3 ) 3 , LiBF 3 (Ph), BF 3 , PF 5 , etc. (where Ph represents a phenyl group). .
[0029]
The reaction aid contains a group I, II, III, or IV element of the periodic table, and preferably contains Al, B, or Si . The strong bonding between these elements and halogen helps the progress of the target reaction in the present invention. These reaction aids are composed of chlorides, bromides, iodides, alkoxy compounds and carboxy compounds of the above elements. Preferably, these reaction aids are selected from AlCl 3 , BCl 3 and SiCl 4. Consists of what will be chosen. When the compound of the general formula (2) is mixed with the compound of the general formula (3) or the general formula (4), E 1 R 8 and E 2 R 8 which are slightly generated are used for the reaction using this reaction aid. As a result, the target reaction proceeds with the equilibrium shifted in the direction of the target complex. At this time, it is desirable to select a ligand, a halogen-containing compound serving as a source of the central element, and a reaction aid so that by-products can be easily removed from the system as a precipitate or a component having a high vapor pressure.
[0030]
The amount ratio of the reaction is not particularly limited, but the ligand is reacted in a molar amount of 1 to 8 times with respect to the halogen-containing compound serving as the source of the central element. The reaction aid is reacted in a molar amount of 0.1 to 10 times with respect to the halogen-containing compound that serves as the source of the central element.
[0031]
The solvent used in the synthesis method described above is a solvent that dissolves even a very small amount of the starting compound, although it depends on the structure of the compound, and does not cause a reaction with the compound in the system, and preferably has a relative dielectric constant. Two or more are good. If a solvent having no dissolving power is used here, the reaction becomes very slow, which is not preferable. If there is even a slight solubility, the reaction proceeds rapidly because the solubility of the target ionic metal complex is very large. For example, carbonates, esters, ethers, lactones, nitriles, amides, sulfones, alcohols, aromatics, etc. can be used, and not only a single solvent but also two or more mixed solvents may be used. . Specific examples include propylene carbonate, ethylene carbonate, diethyl carbonate, dimethyl carbonate, methyl ethyl carbonate, dimethoxyethane, acetonitrile, propionitrile, tetrahydrofuran, 2-methyltetrahydrofuran, dioxane, nitromethane, N, N-dimethylformamide, dimethyl sulfoxide. , Sulfolane, γ-butyrolactone, toluene, ethanol, methanol and the like.
[0032]
About reaction temperature, -80 degreeC to 100 degreeC, Preferably 0 to 80 degreeC is used. This is because the reaction does not proceed sufficiently at a temperature lower than −80 ° C., and decomposition of the solvent and the raw material may occur at 100 ° C. or higher. Further, the range of 0 ° C. to 80 ° C. is optimal in order to obtain a sufficient reaction rate and no decomposition at all.
[0033]
Since many of the raw materials used in the present invention have hydrolyzability, it is desirable to perform the synthesis in an atmosphere of low moisture air, nitrogen, argon or the like.
[0034]
The ionic metal complex obtained by the above method is a recrystallization method in which the solution is concentrated to precipitate crystals, a reprecipitation method in which a large amount of poor solvent is added to the solution to precipitate, and the resulting solid is washed. Purification by a method or the like is also possible.
[0035]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention concretely, this invention is not limited by this Example.
[0036]
Example 1
Mixing 3.09 g of hexafluoro-2-hydroxyisobutyric acid (HOC (CF 3 ) 2 COOH), 1.37 g of lithium tetrafluoroborate (LiBF 4 ) and 20 ml of dimethyl carbonate in a glove box with a dew point of −50 ° C. The mixture was sufficiently stirred and dissolved. Next, 1.38 g of silicon tetrachloride as a reaction aid was slowly added to the mixture at room temperature with stirring. At the same time as the start of the addition, gas was vigorously generated and the reaction proceeded. After completion of the addition, stirring was continued for 3 hours, and the reaction was terminated after confirming that gas generation had completely stopped. Dimethyl carbonate was removed from the obtained reaction solution under reduced pressure conditions at 60 ° C. and 133 Pa, and 3.87 g of a white solid was obtained as a product. This white product is the following lithium borate derivative.
[0037]
[Chemical 7]
Figure 0003907483
[0038]
Example 2
In a glove box with a dew point of −50 ° C., 3.09 g of hexafluoro-2-hydroxyisobutyric acid (HOC (CF 3 ) 2 COOH), 1.37 g of lithium tetrafluoroborate (LiBF 4 ), and 20 ml of diethyl carbonate are mixed. The mixture was sufficiently stirred and dissolved. Next, 1.30 g of aluminum trichloride as a reaction aid was slowly added to this mixture at room temperature with stirring. A milky white precipitate formed at the start of the addition. Stirring was continued for 3 hours after the addition. The precipitate was filtered off from the resulting reaction solution, and diethyl carbonate was removed from the filtrate under reduced pressure conditions of 80 ° C. and 133 Pa to obtain 3.79 g of a lithium borate derivative similar to that in Example 1.
[0039]
Example 3
Mixing 3.08 g of hexafluoro-2-hydroxyisobutyric acid (HOC (CF 3 ) 2 COOH), 2.21 g of lithium hexafluorophosphate (LiPF 6 ), and 20 ml of dimethyl carbonate in a glove box with a dew point of −50 ° C. The solution was sufficiently stirred and dissolved. Next, 1.38 g of silicon tetrachloride as a reaction aid was slowly added to the mixture at room temperature with stirring. At the same time as the start of the addition, gas was vigorously generated and the reaction proceeded. After completion of the addition, stirring was continued for 5 hours, and it was confirmed that gas generation had completely stopped. The disappearance of the raw material was confirmed by NMR, and the reaction was completed. After filtering the obtained reaction liquid, the filtrate was dried under reduced pressure conditions at 60 ° C. and 133 Pa to obtain 2.93 g of the lithium phosphate derivative shown below.
[0040]
[Chemical 8]
Figure 0003907483
[0041]
Example 4
6.18 g of hexafluoro-2-hydroxyisobutyric acid (HOC (CF 3 ) 2 COOH), 1.37 g of lithium tetrafluoroborate (LiBF 4 ), and 50 ml of acetonitrile are mixed in a glove box with a dew point of −50 ° C. Stir well and dissolve. Next, 2.75 g of silicon tetrachloride as a reaction aid was slowly added to this mixture at room temperature with stirring. At the same time as the start of the addition, gas was vigorously generated and the reaction proceeded. After completion of the addition, stirring was continued for 3 hours, and the reaction was terminated after confirming that gas generation had completely stopped. Acetonitrile was removed from the obtained reaction solution under a reduced pressure condition of 60 ° C. and 133 Pa to obtain a lithium borate derivative shown below.
[0042]
[Chemical 9]
Figure 0003907483
[0043]
【The invention's effect】
The present invention easily and efficiently synthesizes a complex used as a supporting electrolyte for electrochemical devices such as lithium batteries, lithium ion batteries, and electric double layer capacitors, a polymerization catalyst such as polyolefin, or a catalyst for organic synthesis. Is made possible.

Claims (3)

一般式(1)で示される化学構造式よりなるイオン性金属錯体を合成するに際し、一般式(2)で示される化合物と一般式(3)または一般式(4)で示されるハロゲン含有化合物とを、有機溶媒中において、Al、B、またはSiを含む反応助剤の存在下で反応させることを特徴とする一般式(1)で示されるイオン性金属錯体の合成法。
Figure 0003907483
ただし、Mは、、または
a+は、金属イオン、水素イオンまたはオニウムイオン、
aは、
bは、
pは、
mは、1〜
nは、0〜
qは、0または1をそれぞれ表し、
1は、O
、Rは、それぞれ独立で、H、ハロゲン、C1〜C10のアルキル、またはC1〜C10のハロゲン化アルキル、
3は、C1〜C10のアルキレン、C1〜C10のハロゲン化アルキレン、C 〜C20のアリーレン、またはC 〜C20のハロゲン化アリーレン
は、フッ素、
1、E2は、水素、
は、フッ素をそれぞれ表す。
In synthesizing an ionic metal complex having the chemical structural formula represented by the general formula (1), a compound represented by the general formula (2) and a halogen-containing compound represented by the general formula (3) or the general formula (4) In an organic solvent in the presence of a reaction aid containing Al, B, or Si , a method for synthesizing an ionic metal complex represented by the general formula (1).
Figure 0003907483
Where M is B or P
A a + is a metal ion, hydrogen ion or onium ion,
a is 1 ,
b is 1 ,
p is 1 ,
m is 1 to 3 ,
n is 0 to 4 ,
q represents 0 or 1 respectively;
X 1 is O 2 ,
R 1 and R 2 are each independently H, halogen, C 1 -C 10 alkyl, or C 1 -C 10 alkyl halide,
R 3 is C 1 -C 10 alkylene, C 1 -C 10 halogenated alkylene, C 6 -C 20 arylene, or C 6 -C 20 halogenated arylene ,
R 4 is fluorine,
E 1 and E 2 are hydrogen,
R 8 represents each fluorine .
反応助剤が、AlCl3、BCl3、またはSiCl4であることを特徴とする請求項1記載のイオン性金属錯体の合成法。2. The method for synthesizing an ionic metal complex according to claim 1, wherein the reaction aid is AlCl 3 , BCl 3 , or SiCl 4 . a+が、Liイオン、4級アルキルアンモニウム、または水素イオンのいずれかであることを特徴とする請求項1記載のイオン性金属錯体の合成法。The method for synthesizing an ionic metal complex according to claim 1, wherein A a + is any one of Li ion, quaternary alkyl ammonium, and hydrogen ion.
JP2002009342A 2001-11-05 2002-01-18 Synthesis of ionic metal complexes Expired - Fee Related JP3907483B2 (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009342A JP3907483B2 (en) 2002-01-18 2002-01-18 Synthesis of ionic metal complexes
US10/285,680 US6849752B2 (en) 2001-11-05 2002-11-01 Process for synthesizing ionic metal complex
DE60225651T DE60225651T2 (en) 2001-11-05 2002-11-04 Process for the preparation of ionic metal complexes
EP02024608A EP1308449B1 (en) 2001-11-05 2002-11-04 Process for synthesizing ionic metal complex

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009342A JP3907483B2 (en) 2002-01-18 2002-01-18 Synthesis of ionic metal complexes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003212879A JP2003212879A (en) 2003-07-30
JP3907483B2 true JP3907483B2 (en) 2007-04-18

Family

ID=27647360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002009342A Expired - Fee Related JP3907483B2 (en) 2001-11-05 2002-01-18 Synthesis of ionic metal complexes

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3907483B2 (en)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5211422B2 (en) * 2005-01-24 2013-06-12 セントラル硝子株式会社 Synthesis of ionic complexes
JP5315971B2 (en) * 2008-12-16 2013-10-16 セントラル硝子株式会社 Method for producing difluorobis (oxalato) lithium phosphate solution
JP6031828B2 (en) * 2012-05-30 2016-11-24 セントラル硝子株式会社 Method for producing tetrafluoro (oxalato) phosphate solution
JP2014122185A (en) * 2012-12-21 2014-07-03 Central Glass Co Ltd Method for producing ionic metal complex salt containing organic compound as ligand
CN108910919B (en) * 2018-09-05 2020-09-29 九江天赐高新材料有限公司 Preparation method of electronic-grade lithium difluorobis (oxalate) phosphate

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003212879A (en) 2003-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3907446B2 (en) Synthesis of ionic metal complexes
US6849752B2 (en) Process for synthesizing ionic metal complex
JP3824465B2 (en) Synthesis of ionic complexes
JP5753073B2 (en) Boron or aluminum complex
JP4564092B2 (en) Method for producing perfluoroalkanesulfonic acid ester
JP3498905B2 (en) Electrolyte for electrochemical devices
US7557233B2 (en) Method for synthesizing ionic complex
JP2004534735A (en) Boron chelate complex
JP3907483B2 (en) Synthesis of ionic metal complexes
JP2004533473A (en) Novel strong acid, its production method and its use
JP3969924B2 (en) Method for producing ionic metal complex
JP2006111538A (en) Method for synthesizing ionic metal complex
JP2001302675A (en) Ionic metal complex
JP4454528B2 (en) Ionic complex
JP5054932B2 (en) Process for producing ionic compounds
JP2014185094A (en) Production method of carboxy sulfonium salt
JP2002187892A (en) Addition compound of ionic metal complex
JP2002030038A (en) Trifluorolactic acid ester compound, method for producing the same, molecular aggregate containing the compound as constitution unit and method for constructing the aggregate

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040902

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees