JP3906638B2 - Image processing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント記述言語等の命令列を用いた画像形成処理において複数の命令列を結合して画像の合成を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般オフィスや家庭へのプリンタの普及が進み、またその性能の向上もめざましいものがある。これに伴い、機密情報の漏洩といった問題が多く発生してきている。そこで、このような問題を防止するため、例えば特開平11−298717号公報に開示される技術のように、図14で示すような画像を、プリントするドキュメントの各ページに強制的に上書きするような機能をプリントドライバに追加して、そのドキュメントが機密文書であることを示す方法が知られている。
【0003】
また、例えば特開昭54−74125号公報のように、通常は目立たず、複写時に特定の文字や絵柄が浮かび上がって見える地模様を印刷した用紙にドキュメントをプリントアウトすることで、そのプリントアウトの複写を防止する方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の方法では、図14に示す画像を機密情報でないドキュメントに上書きされることを防止するため、ユーザの設定によって上書きの有無を選択できるようになっている。このため、機密情報のドキュメントをプリントアウトする際にこの選択をし忘れると上書きされなかったり、反対に上書きの選択を解除し忘れると機密情報でないドキュメントのプリントアウトに上書きされてしまうという問題がある。
【0005】
また、プリンタは通常複数のクライアントマシンとネットワークで接続されており、各クライアントマシンにそれぞれプリントドライバもインストールされている。このため、例えば図14に示す画像とは別の画像を新たに加える場合にはこれに対応するプリントドライバを個々のクライアントマシンに入れ替える必要が生じる。
【0006】
一方、後者の方法では、プリンタには複数の用紙トレイを有するものもあり、そのようなプリンタに対応したプリントドライバでは用紙トレイを選択できるようになっている。このため、前述の地模様を印刷した用紙を収納した用紙トレイとは別の用紙トレイに収納されている用紙へプリントアウトすれば通常の用紙へプリントされ、何も機密情報漏洩策を講じていないのと同じになってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するために成された画像処理装置である。すなわち、本発明は、画像形成の対象となるプリントジョブまたはプリントジョブに付随する属性に特定の情報が含まれるかを認識する認識手段と、認識手段により特定の情報が含まれると認識された場合、その特定の情報を示す画像をプリントジョブの画像に付加画像として付加する付加手段と、付加手段により付加画像が付加されたプリントジョブを出力する出力手段とを備える画像処理装置である。
【0008】
このような本発明の画像処理装置では、認識手段によってプリントジョブまたはプリントジョブに付随する属性に特定の情報が含まれているかを認識し、含まれている場合には、付加手段によってプリントジョブの画像に特定の情報を示す画像を付加画像として付加している。これにより、プリントジョブまたはプリントジョブに付随する属性に特定の情報が含まれている場合には自動的に特定の情報が付加画像として付加され、出力手段から出力されることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像処理装置における実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、第1実施形態を説明するブロック図である。すなわち、第1実施形態における画像処理装置は、決定部21、結合部22、記憶部23を備えている。ここで、入力端Aには命令列であるプリント記述言語(以下、「PDL」と言う。)のうち第1の命令列(PDL1)が入力される。また、記憶部23には第2の命令列(PDL2)が記憶される。
【0010】
決定部21は、入力端Aに入力されるPDL1を解析して、このPDL1と記憶部23に記憶されるPDL2とを結合すべき箇所を決定し、結合部22に通知する。
【0011】
結合部22は、決定部21から通知された結合すべき箇所において,記憶部23に記憶されているPDL2を読み出し、入力されたPDL1の所定箇所に読み出したPDL2を結合し、その結果生成されるPDL3を出力端Bに出力する。
【0012】
このような本実施形態では、PDL1で示される画像にPDL2で示される画像を合わせた画像の形成をPDLの段階で処理できるようになる。例えば、所定の文書をプリントアウトするにあたり、この文書の画像に図14に示す機密文書を表す画像を上書きしたり、自社のロゴを入れたり、デジタル符号(例えば、バーコード情報)やウォーターマーク、地模様を入れる処理を、PDLの段階で施すことができるようになる。
【0013】
ここで、図2(A)に示すPDLをPDL1、図2(B)に示すPDLをPDL2として本実施形態の動作を説明する。なお、各PDLのコマンドの意味および引数の内容については以下の表1、表2を参照するものとする。また、この表1および表2に示すコマンドは一例であり、コマンド名、意味、引数のいずれもこれに限定されるものではない。さらに、各コマンドは2つ以上のコマンドで構成してもよいし、あるいは2つ以上のコマンドを1つのコマンドと引数で表現してもよい。また、引数の数値形式も整数のみではなく、浮動小数点実数、固定小数点実数等の他の数値形式であってもよい。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
先ず、PDL2に記述されるDrawImageコマンドについて説明する。図2(B)の※印で示したコマンドの引数は、例えば図3に示すようなラスター画像を表現するデータであり、図2(B)の例では、描画すべきラスター画像は主走査方向・副走査方向の各解像度が600dpi、主走査方向・副走査方向の画素数がそれぞれ4960画素・7000画素、1bit/pixelのグレー画像(つまり白黒画像)となる。
【0017】
図3(A)は、PDL2によって描画される画像全体を示す図であり、当該画像はプリントアウト時には目立たない地模様としてプリントされ、このプリントアウトを複写機で複写すると、図3(B)に示すように「COPY」という文字が浮かび上がる画像である。
【0018】
図3(C)は、図3(A)中の矩形部分を拡大した画像であり、白色矩形・黒色矩形はそれぞれ白色画素・黒色画素を表わしている。図3(D)は、白色画素を‘0’、黒色画素を‘1’として図3(C)を2進数表現したものである。
【0019】
DrawImageコマンドの引数は、このようにして画像を2進数表現に変換したデータ列である。もちろん、描画すべき画像が2bit/pixel以上の画像である場合には1画素あたりのビット数毎に同様の形式で各画素を表現すればよく、また色空間が2つ以上の色成分から構成される場合には各画素の色成分を順に並べて同様の形式で表現するか、あるいはライン毎、画像全体で1つの色成分について同様の形式で表現し、その直後に他の色成分を続けて同様の形式で表現すればよい。
【0020】
上記に基づいてPDL1を見てみると、Resolutionコマンドで解像度を主走査・副走査両方向ともに600dpi、PapaerSizeコマンドで用紙サイズをA4SEF、SetPointコマンドで描画開始位置を座標(2000,3500)に指定し、FontSizeコマンドでフォントのサイズを24、FontFaceコマンドでフォントの種類をゴシック、FontColorコマンドでフォントの色を黒色に指定してDrawTextコマンドで「テスト」という文字列を描画している。
【0021】
なお、SetPointコマンドの引数は、用紙左上を原点とする主走査・副走査両方向の座標値であり、用紙サイズおよび解像度により指定できる範囲が定められる。用紙サイズがA4SEFの場合、主走査・副走査各方向の座標値が取りうる範囲はそれぞれ‘0’〜‘4960’、‘0’〜‘7015’である。従って、座標(2000,3500)は用紙中央からやや左寄りの位置になる。
【0022】
また、PDL1では、ジョブの開始を示すStartJobとジョブの終了を示すEndJobとは1つのプリントジョブには1組しか存在せず、ページの開始を示すStartPageとページの終了を示すEndPageとで挟まれたコマンド群の数は当該プリントジョブの物理ページ数、すなわちプリンタでプリントアウトされるページ数を表わし、論理ページの開始を示すStartLogicalPageと論理ページの終了を示すEndLogicalPageとで挟まれたコマンド群の数は当該コマンド群が存在する物理ページ内に印刷される論理ページ数を表わすものとする。
【0023】
従って、PDL1を解釈して印刷すると、24ポイントの黒色文字列「テスト」が座標位置(2000,3500)を描画開始位置として描画された、1つの論理ページを含む1つの物理ページがプリントアウトされる。図4(A)にPDL1のプリントアウト例を示す。
【0024】
一方、PDL2はそのままでは不完全であるが、PDL1のStartPageコマンド直後(物理ページ先頭)からEndPageコマンド直前(物理ページ後端)に挿入することによりPDL1の各物理ページにPDL2、すなわち図4(A)に示した画像が挿入される。PDL1は物理ページ数が1であるので、図4(A)に示した画像は1回挿入されることになる。
【0025】
また、StartLogicalPageコマンド直後(論理ページ先頭)からEndLogicalPageコマンド直前(論理ページ後端)に挿入することにより各論理ページに図3(A)に示した画像が1回挿入されることになる。
【0026】
PDL1の場合、物理ページ内に論理ページは1つしかないため、どちらの挿入箇所でも物理ページに図3(A)に示した画像を1回挿入することになる。現実には挿入箇所は1箇所に決定する必要があるが、論理ページは物理ページ1ページ中に2ページ以上存在することもあり、この場合オリジナルドキュメント中の2ページ以上が各々同じ倍率で縮小されて1つの用紙面に印刷される。
【0027】
PDL2をStartLogicalPageコマンド直後からEndLogicalPageコマンド直前に挿入すると、PDL2により描画される画像も同様に縮小されしまうため、好ましくない。従って、本実施形態ではEndPageコマンドの直前を挿入箇所とする。
【0028】
つまり、決定部21はPDL1からEndPageコマンドを検出して結合部22に通知し、結合部22はEndPageコマンドを一旦不図示のバッファに格納した後、記憶部23からPDL2を読み出して出力端Bに出力し、PDL2の出力が終了した後バッファに格納したEndPageコマンドを出力端Bに出力する。
【0029】
決定部21からEndPageコマンド検知が通知されていない場合、すなわちPDL1中のEndPageコマンド以外のコマンドについては、入力端Aから入力されたPDLをそのまま出力端Bに出力する。この動作により、PDL2はPDL1のEndPageコマンド直前に挿入され、PDL1はPDL2が挿入される部分以外は何も変化しない。従って、出力端Bからは図5に示すPDLが出力される。
【0030】
なお、図5中のコマンドの意味・引数については図2(A)および図2(B)に示したものと同様である。図4(B)は図5に示したPDLのプリントアウト例であり、図4(C)は図4(B)を複写した画像である。
【0031】
ところで、上記実施形態においてはPDL2において挿入すべき画像をDrawImageコマンドを用いてラスター画像として描画しているが、同じ画像を点描画や直線描画等の図形描画コマンドを用いても同様の効果を得ることができる。どちらを選択すべきかは、同じ画像を描画するのに必要なコマンドのデータ量とプリントアウトに要する時間とを勘案して決定すればよい。
【0032】
また、上記実施形態では、PDL2は1つの画像を描画するPDLであるが、2つ以上の画像を描画するPDLであってもよく、またPDL2は別個の2つ以上のPDLであってもよい。
【0033】
PDL2が別個の2つ以上のPDLである場合には、挿入箇所も同じである必要はなく、例えばPDL2が2つの別個の画像をおのおの描画するPDLから構成され、一方の画像を描画するPDLを物理ページ先頭に、他方の画像を描画するPDLを物理ページ後端に挿入してもよい。もちろん、同一箇所に両方を挿入してもかまわない。
【0034】
また、PDL2は別個の2つ以上のPDLであり、挿入時にいずれかを選択するようにしてもよい。このとき、選択基準として入力されたPDLの内容から抽出した情報を用いてもよく、また外部からいずれかを選択するよう予め設定できるようにしてもよい。
【0035】
本実施形態の画像処理装置は、例えば図6に示すような構成のネットワークシステムにおいて実装することが可能である。つまり、本ネットワークシステムは、クライアントマシン71、72、サーバー73、プリンタ74、ネットワーク75で構成され、クライアントマシン71、72にインストールされたプリントドライバにおいてドキュメントの印刷が指示されると、ドキュメントの内容がプリントドライバでプリンタ74が解釈できるPDLに変換され、サーバー73にネットワーク75を通じてプリントジョブとして伝送される。
【0036】
サーバー73には、本実施形態に係る画像処理装置がソフトウェアとして搭載されている。サーバー73は、伝送されてきたプリントジョブを本実施形態の画像処理装置により加工して、ネットワーク75を通じてプリンタ74に伝送する。
【0037】
プリンタ74では、伝送されてきたプリントジョブを解釈してプリントアウトを行う。つまり、本実施形態はサーバー73上で動作するソフトウェアとして実装している。この際、ソフトウェアの格納場所としてROM、RAM、ハードディスク、CD−ROM等の記録媒体を問わない。また、本実施形態をサーバー73に組込むハードウェアとして実装することも可能である。また、本実施形態の画像処理装置は各クライアントマシンあるいはプリンタに実装することも可能である。
【0038】
このような本実施形態により、PDLの段階で画像を合成することができ、大容量の画像データを用いた合成を行わずにすむ。また、サーバー73に本実施形態の画像処理装置を実装することで、各クライアントマシン73,74のプリントドライバを入れ替えたり、プリンタ74の仕様を変更することなく、既存のソフトウェアやハードウェアを用いて画像付加の機能を追加できるようになる。さらに、オペレータはプリントアウトを行う際に画像の合成を意識しないで自動的に合成された画像のプリントアウトを得ることができる。
【0039】
次に、第2実施形態を説明する。図7は、第2実施形態に係る画像処理装置を説明するブロック図である。すなわち、この画像処理装置は、決定部21、結合部22および記憶部23を備える点で第1実施形態と同様であるが、判定部24を備える点で相違する。
【0040】
入力端Aに入力されたPDL1は、判定部24、決定部21および結合部22に入力される。記憶部23には、予めPDL2が記憶されており、このPDL2を結合部22に出力する。
【0041】
判定部24は、入力されたPDL1を解析して特定情報(特定文書)か否かを判定し、決定部21に決定結果を通知する。決定部21は、判定部24からPDL1が特定文書と判定された場合に、入力されたPDL1を解析して、当該PDL1と記憶部23に記憶されているPDL2とを結合すべき箇所を検出し、結合部22に対して当該箇所を通知する。
【0042】
結合部22は、決定部21から通知された結合すべき箇所において、記憶部23に記憶されているPDL2を読み出し、入力されたPDL1と読み出したPDL2とを結合し、その結果生成されるプリント記述言語PDL3を出力端Bに出力する。
【0043】
以下、図8(A)に示すPDLをPDL1、図8(B)および図8(C)に示すPDLをPDL2として本実施形態の動作を説明する。なお、PDL1およびPDL2の各コマンドの意味および引数の内容については、第1実施形態で説明した表1および表2と同様である。
【0044】
先ず、PDL2のコマンドのうち、DrawImageコマンドについて詳述する。図8(B)および図8(C)中に※印で示したこのコマンドの引数は、例えば図9(A)および図9(E)に示すようなラスター画像を表現するデータであり、図8(B)の例の場合、描画すべきラスター画像は主走査・副走査両方向の解像度が600dpi、主走査・副走査各方向の画素数がそれぞれ4960画素・7000画素、1bit/pixelのグレー画像(つまり白黒画像)、図8(C)の例の場合、描画すべきラスター画像は主走査・副走査両方向の解像度が600dpi、主走査・副走査各方向の画素数がそれぞれ200画素・200画素、24bit/pixelのRGB画像である。
【0045】
図9(A)はPDL2によって描画される画像全体を示す図であり、当該画像はプリントアウト時には目立たない地模様としてプリントされ、プリントアウトを複写機により複写すると図9(B)に示すように「COPY」という文字が浮かび上がる画像である。図9(C)は、図9(A)中の矩形部分を拡大した画像であり、白色矩形・黒色矩形はそれぞれ白色画素・黒色画素を表わす。図9(D)は、白色画素を‘0’、黒色画素を‘1’として図9(C)を2進数表現したものである。
【0046】
DrawImageコマンドの引数は、このようにして画像を2進数表現に変換したデータ列である。なお、描画すべき画像が2bit/pixel以上の画像である場合には1画素あたりのビット数毎に同様の形式で各画素を表現すればよく、また色空間が2つ以上の色成分から構成される場合には各画素の色成分を順に並べて同様の形式で表現するか、あるいはライン毎、画像全体で1つの色成分について同様の形式で表現し、その直後に他の色成分を続けて同様の形式で表現すればよい。
【0047】
次に、PDL1を見てみると、Resolutionコマンドで解像度を主走査・副走査両方向ともに600dpi、PapaerSizeコマンドで用紙サイズをA4SEF、SetPointコマンドで描画開始位置を座標(2000,3500)に指定し、FontSizeコマンドでフォントのサイズを24、FontFaceコマンドでフォントの種類をゴシック、FontColorコマンドでフォントの色を黒色に指定してDrawTextコマンドで「テスト」という文字列を描画している。
【0048】
なお、SetPointコマンドの引数は、用紙左上を原点とする主走査・副走査両方向の座標値であり、用紙サイズおよび解像度により指定できる範囲が定められる。用紙サイズがA4SEFの場合、主走査・副走査各方向の座標値が取りうる範囲はそれぞれ‘0’〜‘4960’・‘0’〜‘7015’である。従って、座標(2000,3500)は用紙中央からやや左寄りの位置になる。
【0049】
また、PDL1では、ジョブの開始を示すStartJobとジョブの終了を示すEndJobとは1つのプリントジョブには1組しか存在せず、ページの開始を示すStartPageとページの終了を示すEndJobとで挟まれたコマンド群の数は当該プリントジョブの物理ページ数、すなわちプリンタでプリントアウトされるページ数を表わし、論理ページの開始を示すStartLogicalPageと論理ページの終了を示すEndLogicalPageとで挟まれたコマンド群の数は当該コマンド群が存在する物理ページ内に印刷される論理ページ数を表わすものとする。
【0050】
したがって、PDL1を解釈して印刷すると、24ポイントの黒色文字列「テスト」が座標位置(2000,3500)を描画開始位置として描画された、1つの論理ページ数を含む1つの物理ページがプリントアウトされる。図10(A)にPDL1のプリントアウト例を示す。
【0051】
一方、PDL2はそのままでは不完全であるが、PDL1のStartPageコマンド直後(物理ページ先頭)からEndPageコマンド直前(物理ページ後端)に挿入することによりPDL1の各物理ページにPDL2、すなわち図9(A)および図9(E)に示す画像が挿入される。
【0052】
PDL1は物理ページ数が1であるので、図9(A)および図9(E)に示した画像は1回挿入されることになる。また、StartLogicalPageコマンド直後(論理ページ先頭)からEndLogicalPageコマンド直前(論理ページ後端)に挿入することにより各論理ページに図9(A)および図9(E)に示す画像が1回挿入されることになる。
【0053】
PDL1の場合、物理ページ内に論理ページは1つしかないため、どちらの挿入箇所でも物理ページに図9(A)および図9(E)に示す画像を1回挿入することになる。
【0054】
現実には挿入箇所は1箇所に決定する必要があるが、論理ページは物理ページ1ページ中に2ページ以上存在することもあり、この場合オリジナルドキュメント中の2ページ以上が各々同じ倍率で縮小されて1つの用紙面に印刷される。PDL2をStartLogicalPageコマンド直後からEndLogicalPageコマンド直前に挿入すると、PDL2により描画される画像も同様に縮小されしまうため、好ましくない。従って、本実施形態ではEndPageコマンドの直前を挿入箇所とする。
【0055】
つまり、決定部21は、判定部24においてPDL1が特定文書であると判定された場合に、PDL1からEndPageコマンドを検出して結合部22に通知し、結合部22はEndPageコマンドを一旦不図示のバッファに格納した後、記憶部23からPDL2を読み出して出力端Bに出力し、PDL2の出力が終了した後バッファに格納したEndPageコマンドを出力端Bに出力する。
【0056】
決定部21からEndPageコマンド検知が通知されていない場合、すなわちPDL1中のEndPageコマンド以外のコマンドについては、入力端Aから入力されたPDLをそのまま出力端Bに出力する。
【0057】
一方、判定部24は、PDL1からDocumentNameコマンドを検出し、当該コマンドの引数としてPDL1に記述されているクライアントマシンでのドキュメント名からPDL1が特定文書であるか否かを検出する。
【0058】
ここで、本実施形態では「お客様」という言葉がドキュメント名に含まれる場合にPDL1を特定文書であると判定するとすると、図8(A)に示したPDL1の例は特定文書となり、判定部24から決定部21にPDL1が特定文書である旨を通知する。
【0059】
したがって、決定部21はPDL1からのEndPageコマンドの検出を結合部22に通知する。この動作により、PDL2はPDL1のEndPageコマンド直前に挿入され、PDL1はPDL2が挿入される部分以外は何も変化しない。そして、出力端Bからは図11に示すPDLが出力される。
【0060】
なお、図11中のコマンドの意味・引数については図8(A)および図8(B)に示したものと同様である。図10(B)は図11に示したPDLのプリントアウト例であり、図10(C)は図10(B)を複写した場合の画像である。
【0061】
ところで、上記実施形態においてはPDL2において挿入すべき画像をDrawImageコマンドを用いてラスター画像として描画しているが、同じ画像を点描画や直線描画等の図形描画コマンドを用いても同様の効果を得ることができる。どちらを選択すべきかは、同じ画像を描画するのに必要なコマンドのデータ量とプリントアウトに要する時間とを勘案して決定すればよい。
【0062】
また、上記実施形態では、PDL2は2つの画像を描画する別個のPDLであるが、1つのPDLであってもよい。また、挿入箇所も同じである必要はなく、例えば一方の画像を描画するPDLを物理ページ先頭に、他方の画像を描画するPDLを物理ページ後端に挿入してもよい。
【0063】
また、図8(B)および図8(C)に例示したPDLは別個の2つ以上のPDLであり、挿入時にいずれかを選択するようにしてもよい。このとき、選択基準として入力されたPDLの内容から抽出した情報を用いてもよく、また外部からいずれかを選択するよう予め設定できるようにしてもよい。
【0064】
また、PDL2を挿入するか否かを外部から設定できるようにしてもよい。図12は、設定画面の例を示す図である。この図において、81はコンピュータのディスプレイ上に表示されるウィンドウ、82および83はそれぞれ3つの円枠のうち1つの内側に黒点が表示されるウィンドウ81内のラジオボタンであり、ラジオボタン82は図8(B)、ラジオボタン83は図8(C)のPDLの挿入方法を指定する。
【0065】
図12においては、例として「画像1」すなわち図8(B)のPDLは特定文書に、「画像2」すなわち図8(C)のPDLは全ての文書に挿入するよう設定されている。この設定は、結合部22が決定部21から挿入箇所の通知を受けた際に参照して挿入動作を行うか否かを決定してもよいし、あるいは決定部21が結合部22に挿入箇所を通知する際に参照して通知するか否かを決定してもよい。
【0066】
この設定を本実施形態に当てはめると、図8(A)のPDL内のDocumentNameコマンドの引数に特定文書であることを示す「お客様」という言葉が含まれているため、図8(B)および図8(C)のPDLはともに図8(A)に示したPDLに挿入される。
【0067】
ここで、DocumentNameコマンドの引数に「お客様」という言葉が含まれていなかったとすると、図8(B)のPDLは挿入されず、図8(C)のPDLは挿入される。
【0068】
また、例えば設定前にパスワード入力を要求して入力されたパスワードが一致した時のみ設定が有効となるようにして当該パスワードは特定の人物のみが知りえるパスワードとして、この設定は管理者等の特定の人物のみが行えるようにしてもよい。
【0069】
また、例えば図13に示す他の実施態様のように、判定部24での判定結果に応じて課金情報を発生するようにしてもよい。なお、図13において21〜24で示される構成は図7と同じであるため説明は省略し、課金情報発生部25についてのみ説明する。
【0070】
課金情報発生部25は、判定部24がPDL1が特定文書であると判定した旨を決定部21に通知すると、特定文書のプリントアウトを検知し、通常の課金情報とは別の課金情報を発生する。
【0071】
例えば、PDL1が特定文書でなく、かつ墨版のみからなるラスター画像データを生成するPDLであった場合に10円、特定文書でなく、かつ墨版以外の色版も含むラスター画像データを生成するPDLであった場合には40円という課金情報に加えて、PDL1が特定文書であった場合には、PDL1によって生成されるラスター画像データが墨版以外の色版を含むか含まないかに関らず、墨以外の色版を使ったものとして50円という課金情報を発生する。
【0072】
つまり、PDL1が墨版のみからなるラスター画像データを生成するものであっても、特定文書である場合にはPDL2を合成して出力する。このため、PDL2が墨版以外の色版を用いるラスター画像データを生成するものであると、プリントアウトされる画像には墨版以外の色版が使われることになる。したがって、特定文書である場合には、墨版以外の色版を使うものとし、さらに特定文書のプリントアウトとしてそれに対応する課金情報を発生するようにしている。
【0073】
課金情報発生部25は、発生した課金情報を出力端Cを通じて本実施形態外部に出力する。出力された課金情報は、図示しない課金システムによって利用料金を算出するのに使用される。もちろん、発生する課金情報は上記例に限定されない。
【0074】
第2実施形態における画像処理装置は、第1実施形態と同様、図6に示すような構成のネットワークシステムにおいて実装することが可能である。つまり、サーバー73に本実施形態がソフトウェアとして搭載されており、クライアントマシン71,72からネットワーク75を介して伝送されてきたプリントジョブを本実施形態により加工し、サーバー73からネットワーク75を通じてプリンタ74へ伝送する。
【0075】
プリンタ74は、伝送されてきたプリントジョブを解釈してプリントアウトを行う。つまり、本実施形態はサーバー73上で動作するソフトウェアとして実装している。この際、ソフトウェアの格納場所としてROM、RAM、ハードディスク、CD−ROM等の記録媒体を問わない。
【0076】
また、本実施形態をサーバー73に組込むハードウェアとして実装することも可能である。さらに、本実施形態は各クライアントマシンあるいはプリンタに実装することも可能である。
【0077】
このような本実施形態の画像処理装置により、PDLの段階で画像を合成することができ、大容量の画像データを用いた合成を行わずにすむ。また、画像形成対象となるPDL1が特定文書であった場合には、そのPDL1に自動的にPDL2を結合し、特定文書であることを示す画像を強制的に上書きできるようになる。このため、特定文書でないものに誤って特定文書であることを示す画像が上書きされたり、反対に特定文書であるのに特定文書であることを示す画像の上書きを忘れたりすることが発生せず、確実に機密漏洩策を講じることが可能となる。
【0078】
次に、本発明の第3実施形態における画像処理装置を、第1実施形態と同様、図1に示すブロック図に基づき説明する。すなわち、第3実施形態における画像処理装置は、決定部21、結合部22、記憶部23を備えている。
【0079】
ここで、入力端AにはPDL1が入力される。また、記憶部23にはPDL2が記憶される。決定部21は、入力端Aに入力されるPDL1を解析して、このPDL1と記憶部23に記憶されるPDL2とを結合すべき箇所を決定し、結合部22に通知する。
【0080】
結合部22は、決定部21から通知された結合すべき箇所において、記憶部23に記憶されているPDL2を読み出し、入力されたPDL1の所定箇所に読み出したPDL2を結合し、その結果生成されるPDL3を出力端Bに出力する。
【0081】
本実施形態におけるPDL2は、第1実施形態のようなDrawImageコマンド等のラスター画像を表現するデータをもつのではなく、合成すべきラスター画像を指定し、それを重畳する旨のコマンドをもつ。すなわち、出力端Bより出力されるPDL3には、どの画像データを合成するかという情報が合成されているだけで、画線データそのものを表すコマンド列は結合されない。
【0082】
また、第3実施形態における画像処理装置は、第2実施形態と同様、図7に示すブロック図によっても説明することができる。すなわち、図1のブロック図との相違点である判定部24が、入力されたPDL1を解析して特定情報(特定文書)である否かを判定し、決定部21に決定結果を通知する。
【0083】
決定部21は、判定部24からPDL1が特定文書と判定された場合に、入力されたPDL1を解析して、当該PDL1と記憶部23に記憶されているPDL2とを結合すべき箇所を検出し、結合部22に対して当該箇所を通知する。
【0084】
結合部22は、決定部21から通知された結合すべき箇所において、記憶部23に記憶されているPDL2を読み出し、入力されたPDL1と読み出したPDL2とを結合し、その結果生成されるプリント記述言語PDL3を出力端Bに出力する。
【0085】
この場合も同様に、PDL2は、DrawImageコマンドのようなラスター画像を表現するデータではなく、画像データの重畳を指示する旨のコマンドを含む。すなわち、PDL3は、画像そのものを表すコマンド列が結合されているのではなく、どの画像を合成するのかを示すコマンド列が結合されている。
【0086】
第3実施形態における画像処理装置は、第1および第2実施形態と同様、図6に示すような構成のネットワークシステムにおいて実装することが可能である。つまり、サーバー73に本実施形態がソフトウェアとして搭載されており、クライアントマシン71,72からネットワーク75を介して伝送されてきたプリントジョブを本実施形態により加工し、サーバー73からネットワーク75を通じてプリンタ74へ伝送する。
【0087】
プリンタ74は、予め内部のメモリやハードディスク等の記憶媒体に、合成に用いられる画像データを保持しており、プリントジョブがネットワーク75を介して伝送されてくると、当該画像データをプリントジョブに合成したのち、プリントアウトを行う。
【0088】
以上のように、本実施形態はサーバー73上で動作するソフトウェアとして実装されている。この際、ソフトウェアの格納場所としてROM、RAM、ハードディスク、CD−ROM等の記録媒体を問わない。
【0089】
また、本実施形態をサーバー73に組み込むハードウェアとして実装することも可能である。さらに、本実施形態は各クライアントマシンあるいはプリンタに実装することも可能である。
【0090】
このような本実施形態の画像処理装置により、PDLの段階で画像を合成することができ、大容量の画像データを用いた合成を行わずに済む。また、サーバー73では、合成すべき画像データを指定し、当該画像データの合成を指示するコマンドのみを、入力したプリントジョブに付加するため、加工されたPDLをプリンタに伝送する際には、ネットワークの負荷を軽減することができ、高速にプリントアウトを得ることができる。
【0091】
さらに、サーバーに本実施形態の画像処理装置を実装することで、各クライアントマシン73、74のプリンタドライバを入れ替えたり、プリンタ74の仕様を変更することなく、既存のソフトウェアやハードウェアを用いて画像付加の機能を追加できるようになる。また、オペレータはプリントアウトを行う際に画像の合成を意識しないで自動的に合成されたプリントアウトを得ることができる。
【0092】
ここで、本実施形態をソフトウェアとしてサーバー73に実装する場合を例に説明を行う。図15は、第3実施形態を説明する構成図である。すなわち、第3実施形態に係るサーバー73は、印刷ジョブ一時保持手段31、印刷ジョブ属性情報取得手段32、文書特定手段33、印刷条件判定手段34から構成される。
【0093】
印刷ジョブ一時保持手段31は、クライアントコンピュータ71からネットワーク75を介してサーバー73経由でプリンタ74へ印刷ジョブを送る際、印刷ジョブをサーバー73内に一時保持する。
【0094】
印刷ジョブ属性情報取得手段32は、印刷ジョブ一時保持手段31に一時保持された印刷ジョブから、文書名、ユーザ名、クライアントコンピュータ名、印刷日時、出力プリンタ名、ロケーション情報等の印刷ジョブに付随する属性を取り込む処理を行う。
【0095】
文書特定手段33は、管理者により予め指定された印刷制限対象文書となる条件を特定する部分であり、印刷ジョブ属性情報取得手段32で取得した属性情報に基づき、印刷対象の文書が予め設定された印刷制限対象文書であるか否かを判断する。
【0096】
また、印刷条件判定手段34は、文書の印刷条件を満たしているか否かを判断する処理を行う。ここで言う印刷条件とは、例えば、あるグループに属するユーザのみ印刷可能とか、あるプリンタにのみ印刷可能とか、指定クライアントコンピュータからの印刷要求かどうかといった条件である。
【0097】
図16は、第3実施形態におけるサーバーの動作を説明するフローチャートである。なお、以下の説明で、図16に示されない符号は、図15を参照するものとする。
【0098】
先ず、クライアントコンピュータ71からネットワーク75を介してサーバー73経由で印刷ジョブを送る(ステップS101)。印刷ジョブは、サーバー73内の印刷ジョブ一時保持手段31に保持される(ステップS102)。
【0099】
次に、一時保持された印刷ジョブを印刷ジョブ属性情報取得手段32へ送り、印刷ジョブの属性情報を取り出す(ステップS103)。この属性情報としては、文書名、ユーザ名、クライアントコンピュータ名、印刷日時、出力プリンタ名、ロケーション情報等がある。
【0100】
次いで、この取得した属性情報を文書特定手段33へ送り、属性情報から印刷対象の文書が管理者により予め指定された印刷制限対象文書か否かを判断する(ステップS104)。
【0101】
ここで、印刷対象の文書が管理者により予め指定された印刷制限対象文書ではない場合(ステップS104でNo)、印刷ジョブをサーバー73からネットワーク75を介してプリンタ74へ送る(ステップS105)。
【0102】
一方、印刷対象の文書が管理者により予め指定された印刷制限対象文書であった場合(ステップS104でYes)、印刷条件判定手段34により、その文書の印刷条件を満たしているか否かを判断する(ステップS106)。ここで、印刷条件とは、例えば、あるグループに属するユーザのみ印刷可能とか、あるプリンタにのみ印刷可能とか、指定クライアントコンピュータからの印刷要求かどうかといった条件である。
【0103】
この判断で印刷条件を満たしている場合には(ステップS106でYes)、印刷ジョブをサーバー73からネットワーク75を介してプリンタ74へ送る(ステップS105)。
【0104】
一方、印刷条件を満たしていない場合には、印刷ジョブ一時保持手段31からその印刷制限対象文書に対応する印刷ジョブを削除し、印刷不可(印刷拒否)という情報をクライアントコンピュータ71に通知する(ステップS107)。
【0105】
このような処理により、管理者によって予め指定された印刷制限対象の文書で、指定された印刷条件をみたすもののみ印刷可能となり、例えば、文書ID、その他の印刷ジョブ属性で特定した機密文書などの印刷を、個人あるいはグループ単位で制限することが可能となる。
【0106】
また、管理者による印刷制限対象とする文書の指定方法は、文書名や文書ID、文書の格納フォルダやURL(Uniform Resource Locator)だけでなく、その他の印刷ジョブ属性情報を用いた文書の指定の可能なので、例えば、フルカラー印刷の文書を印刷制限対象として指定することにより、フルカラー印刷枚数の上限値等を個人、あるいはグループ単位で設定することも可能である。
【0107】
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態における画像処理装置は、第1実施形態と同様、図6に示すような構成のネットワークシステムにおいて実現することが可能である。つまり、サーバー73に本実施形態がソフトウェアとして搭載されており、クライアントマシン71,72からネットワーク75を介して伝送されてきたプリントジョブを本実施形態により加工し、サーバー73からネットワーク75を通じてプリンタ74へ伝送する。
【0108】
プリンタ74は、伝送されてきたプリントジョブを解釈してプリントアウトを行う。つまり、本実施形態はサーバー73上で動作するソフトウェアとして実装されている。この際、ソフトウェアの格納場所としてROM、RAM、ハードディスク、CD−ROM等の記録媒体を問わない。
【0109】
また、本実施形態をサーバー73に組込むハードウェアとして実装することも可能である。さらに、本実施形態は各クライアントマシンあるいはプリンタに実装することも可能である。
【0110】
ここでは、本実施形態をサーバー73にソフトウェアとして実装する場合を例として説明を行う。図17は、第4実施形態を説明する構成図である。すなわち、第4実施形態に係るサーバー73は、印刷ジョブ一時保持手段31、印刷ジョブ属性情報取得手段32、文書特定手段33、印刷条件判定手段34および印刷履歴保持手段36から構成される。
【0111】
印刷ジョブ一時保持手段31は、クライアントコンピュータ71からネットワーク75を介してサーバー73経由でプリンタ74へ印刷ジョブを送る際、印刷ジョブをサーバー73内に一時保持する。
【0112】
印刷ジョブ属性情報取得手段32は印刷文書ロケーション情報取得手段35を備えており、主として、印刷ジョブ一時保持手段31に一時保持された印刷ジョブからロケーション情報(フォルダのパスやイントラネット上のURL名等)を取り込む処理を行う。
【0113】
文書特定手段33は、管理者により予め印刷制限対象文書の格納場所として登録されている条件を特定する部分であり、印刷文書ロケーション情報取得手段35で取得した印刷対象の文書のフォルダやイントラネット上のURLなるロケーション情報に基づき、印刷対象の文書が予め設定された印刷制限対象文書であるか否かを判断する。
【0114】
また、印刷条件判定手段34は、文書の印刷条件を満たしているか否かを判断する処理を行う。ここで言う印刷条件とは、例えば、あるグループに属するユーザのみ印刷可能とか、あるプリンタにのみ印刷可能とか、指定クライアントコンピュータからの印刷要求かどうかといった条件である。
【0115】
印刷履歴保持手段36は、印刷要求のあった印刷ジョブに対応する文書名、ユーザ名、クライアントコンピュータ名、印刷日時、プリンタ名等の印刷ジョブから取得可能な属性情報を印刷履歴として自動的にログファイル等に残す機能を備えている。
【0116】
図18は、第4実施形態におけるサーバーの動作を説明するフローチャートである。なお、以下の説明で、図18に示されない符号は、図17を参照するものとする。
【0117】
先ず、クライアントコンピュータ71からネットワーク75を介してサーバー73経由で印刷ジョブを送る(ステップS201)。印刷ジョブは、サーバー73内の印刷ジョブ一時保持手段31に保持される(ステップS202)。
【0118】
次に、一時保持された印刷ジョブを印刷ジョブ属性情報取得手段32へ送り、印刷ジョブのロケーション情報を取り出す(ステップS203)。このロケーション情報としては、印刷対象文書が格納されていたフォルダのパスやイントラネット上のURL名等の情報である。
【0119】
次いで、この取得したロケーション情報を文書特定手段33へ送り、ロケーション情報から印刷対象の文書が管理者により予め印刷制限対象文書の格納場所として登録されたフォルダやイントラネット上のURLの文書(印刷制限対象文書)か否かを判断する(ステップS204)。
【0120】
ここで、印刷対象の文書が印刷制限対象文書ではない場合(ステップS204でNo)、印刷ジョブをサーバー73からネットワーク75を介してプリンタ74へ送る(ステップS205)。
【0121】
一方、印刷対象の文書が印刷制限対象文書であった場合(ステップS204でYes)、印刷条件判定手段34により、その文書の印刷条件を満たしているか否かを判断する(ステップS206)。ここで、印刷条件とは、例えば、あるグループに属するユーザのみ印刷可能とか、あるプリンタにのみ印刷可能とか、指定クライアントコンピュータからの印刷要求かどうかといった条件である。
【0122】
この判断で印刷条件を満たしている場合には(ステップS206でYes)、印刷ジョブをサーバー73からネットワーク75を介してプリンタ74へ送る(ステップS205)。
【0123】
一方、印刷条件を満たしていない場合には、印刷ジョブ一時保持手段31からその印刷制限対象文書に対応する印刷ジョブを削除し、印刷不可(印刷拒否)という情報をクライアントコンピュータ71に通知する(ステップS207)。
【0124】
このような処理で印刷を行うことにより、管理者によって予め指定されたロケーションにある文書に対して、文書自体のアクセス権や文書属性に関係なく印刷制限をかけることができ、機密文書などの印刷を個人あるいはグループ単位で制限することが可能となる。
【0125】
例えば、社内イントラネット上などに文書を公開した場合、管理者がそのURLを印刷制限ロケーションとして文書特定手段33に登録しておき、印刷条件としてユーザあるいはグループ単位で印刷権限を追加することにより、イントラネット上に公開された文書に対する読み出し権のあるユーザに対しても印刷を制限することができるようになる。なお、文書特定手段33や印刷条件判定手段34はサーバー73上にある必要はなく、ネットワーク75上のホストコンピュータ上で一括管理するようにしてもよい。
【0126】
さらに、図17に示す印刷履歴保持手段36において、管理者により予め指定されたロケーションにある文書の印刷要求があった場合は、その文書名、ユーザ名、クライアントコンピュータ名、印刷日時、プリンタ名等の印刷ジョブから取得可能な属性情報を印刷履歴として自動的にログファイル等に残すようにすることで、印刷権限のあるユーザが印刷した場合でも、制限対象となるロケーションにある文書に関してはその印刷履歴が残るため、機密文書などの漏洩の抑止力を得ることが可能となる。
【0127】
次に、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態における画像処理装置は、第1実施形態と同様、図6に示すような構成のネットワークシステムにおいて実現することが可能である。つまり、サーバー73に本実施形態がソフトウェアとして搭載されており、クライアントマシン71,72からネットワーク75を介して伝送されてきたプリントジョブを本実施形態により加工し、サーバー73からネットワーク75を通じてプリンタ74へ伝送する。
【0128】
プリンタ74は、伝送されてきたプリントジョブを解釈してプリントアウトを行う。つまり、本実施形態はサーバー73上で動作するソフトウェアとして実装されている。この際、ソフトウェアの格納場所としてROM、RAM、ハードディスク、CD−ROM等の記録媒体を問わない。
【0129】
また、本実施形態をサーバー73に組込むハードウェアとして実装することも可能である。さらに、本実施形態は各クライアントマシンあるいはプリンタに実装することも可能である。
【0130】
ここでは、本実施形態をサーバー73にソフトウェアとして実装する場合を例として説明を行う。図19は、第5実施形態を説明する構成図である。すなわち、第5実施形態に係るサーバー73は、印刷ジョブ一時保持手段31、印刷ジョブ属性情報取得手段32、文書特定手段33、印刷ジョブ加工手段37から構成される。
【0131】
印刷ジョブ一時保持手段31は、クライアントコンピュータ71からネットワーク75を介してサーバー73経由でプリンタ74へ印刷ジョブを送る際、印刷ジョブをサーバー73内に一時保持する。
【0132】
印刷ジョブ属性情報取得手段32は、印刷ジョブ一時保持手段31に一時保持された印刷ジョブから、文書名、ユーザ名、クライアントコンピュータ名、印刷日時、出力プリンタ名、ロケーション情報等の印刷ジョブに付随する属性を取り込む処理を行う。
【0133】
文書特定手段33は、管理者により予め指定された印刷制限対象文書となる条件を特定する部分であり、印刷ジョブ属性情報取得手段32で取得した属性情報に基づき、印刷対象の文書が予め設定された印刷制限対象文書であるか否かを判断する。
【0134】
また、印刷ジョブ加工手段37は、管理者により予め指定された印刷制限対象文書であれば、その文書の印刷面に印刷ジョブ属性情報を残すよう印刷ジョブを自動編集する処理を行う。例えば、印刷ジョブ属性情報として、ユーザIDや印刷日時等を透かしやウォーターマーク、バーコード等として印刷面に付加した印刷ジョブをオリジナルの印刷ジョブをもとに作成する。
【0135】
図20は、第5実施形態におけるサーバーの動作を説明するフローチャートである。なお、以下の説明で、図20に示されない符号は、図19を参照するものとする。
【0136】
先ず、クライアントコンピュータ71からネットワーク75を介してサーバー73経由で印刷ジョブを送る(ステップS301)。印刷ジョブは、サーバー73内の印刷ジョブ一時保持手段31に保持される(ステップS302)。
【0137】
次に、一時保持された印刷ジョブを印刷ジョブ属性情報取得手段32へ送り、印刷ジョブの属性情報を取り出す(ステップS303)。この属性情報としては、文書名、ユーザ名、クライアントコンピュータ名、印刷日時、出力プリンタ名、ロケーション情報等がある。
【0138】
次いで、この取得した属性情報を文書特定手段33へ送り、属性情報から印刷対象の文書が管理者により予め指定された印刷制限対象文書か否かを判断する(ステップS304)。
【0139】
ここで、印刷対象の文書が管理者により予め指定された印刷制限対象文書ではない場合(ステップS304でNo)、印刷ジョブをサーバー73からネットワーク75を介してプリンタ74へ送る(ステップS305)。
【0140】
一方、印刷対象の文書が管理者により予め指定された印刷制限対象文書であった場合(ステップS304でYes)、印刷ジョブ加工手段37により、その文書の印刷面に印刷ジョブ属性情報を残す用に印刷ジョブを自動編集する(ステップS306)。
【0141】
例えば、印刷ジョブ属性情報として、ユーザIDや印刷日時等を透かしやウォーターマーク、バーコード等として印刷面に付加した印刷ジョブをオリジナルの印刷ジョブをもとに作成する。このような印刷ジョブの作成は、追加する属性情報に応じたウォーターマークやバーコード等をプリント記述言語でオリジナルの印刷ジョブ(プリント記述言語)に追加(結合)することで実現できる。
【0142】
次いで、印刷ジョブ一時保持手段31に保持している印刷ジョブ(オリジナル)と、先のステップS306で印刷ジョブ加工手段37によって作成された加工(編集)済みの印刷ジョブとを入れ替える処理を行う(ステップS307)。
【0143】
そして、この入れ替えられた加工済みの印刷ジョブを印刷ジョブ一時保持手段31からネットワーク75を介してプリンタ74へ送る(ステップS305)。
【0144】
このような処理により、管理者によって予め印刷制限対象として登録された文書の印刷の際には、印刷ジョブを自動的に加工して、印刷ジョブ属性情報を印刷面上に自動的に付加できるため、例えば、印刷日時やユーザ名等を透かしやウォーターマーク等として出力ドキュメント上に強制的に残すことができ、出力された紙のドキュメントからその文書がいつ、誰が、どのプリンタで印刷したものか等を特定できるようになる。
【0145】
なお、上記説明した第3、第4実施形態においては、図13に示す他の実施形態、すなわち判定部24での判定結果に応じて課金情報を発生する課金情報発生部25を備える構成であっても適用可能である。
【0146】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像処理装置によれば、特定情報の画像に他の画像を自動的に付加することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を説明するブロック図である。
【図2】 PDL1、PDL2の例を示す図である。
【図3】 PDL2で描画される画像の例を示す図である。
【図4】 PDL1で描画される画像の例を示す図である。
【図5】 出力されるPDLの例を示す図である。
【図6】 ネットワークシステム構成を説明する図である。
【図7】 第2実施形態を説明するブロック図である。
【図8】 PDL1、PDL2の例を示す図である。
【図9】 PDL2で描画される画像の例を示す図である。
【図10】 PDL1のプリントアウト例を示す図である。
【図11】 出力されるPDLの例を示す図である。
【図12】 設定画面の例を示す図である。
【図13】 他の実施態様を説明するブロック図である。
【図14】 ページに上書きする画像の例を示す図である。
【図15】 第3実施形態を説明する構成図である。
【図16】 第3実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図17】 第4実施形態を説明する構成図である。
【図18】 第4実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図19】 第5実施形態を説明する構成図である。
【図20】 第5実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
21…決定部、22…結合部、23…記憶部、24…判定部、25…課金情報発生部、31…印刷ジョブ一時保持手段、32…印刷ジョブ属性情報取得手段、33…文書特定手段、34…印刷条件判定手段、35…印刷文書ロケーション情報取得手段、36…印刷履歴保持手段、37…印刷ジョブ加工手段、71、72…クライアントマシン、73…サーバー、74…プリンタ、75…ネットワーク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image processing apparatus for combining images by combining a plurality of instruction sequences in an image forming process using an instruction sequence such as a print description language.
[0002]
[Prior art]
In recent years, printers have spread to general offices and homes, and there are remarkable improvements in their performance. Along with this, many problems such as leakage of confidential information have occurred. Therefore, in order to prevent such a problem, an image as shown in FIG. 14 is forcibly overwritten on each page of a document to be printed, as in the technique disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 11-298717, for example. There is known a method for adding a function to a print driver and indicating that the document is a confidential document.
[0003]
In addition, for example, as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 54-74125, a document is printed out on a sheet of paper on which a ground pattern that is not conspicuous and a particular character or pattern appears during copying is printed out. There are known methods for preventing copying.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the former method, in order to prevent the image shown in FIG. 14 from being overwritten on a document that is not confidential information, the presence or absence of overwriting can be selected by the user's setting. For this reason, if you forget to make this selection when printing out a document with confidential information, it will not be overwritten, and conversely if you forget to deselect the overwrite, it will be overwritten on the printout of a document that is not confidential information. .
[0005]
The printer is normally connected to a plurality of client machines via a network, and a print driver is installed in each client machine. Therefore, for example, when a new image different from the image shown in FIG. 14 is newly added, it is necessary to replace the corresponding print driver with each client machine.
[0006]
On the other hand, in the latter method, some printers have a plurality of paper trays, and a paper tray can be selected by a print driver corresponding to such a printer. For this reason, if you print out to a paper stored in a paper tray that is different from the paper tray that stores the paper with the above-mentioned ground pattern printed on it, it will be printed on normal paper, and no confidential information leakage measures have been taken It will be the same.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is an image processing apparatus made to solve such problems. That is, the present invention provides a print job that is an object of image formation. Or attributes associated with the print job Recognizing means that recognizes whether or not specific information is included, and the recognizing means recognized that specific information is included If the image showing the specific information is added to the print job image An image processing apparatus includes an adding unit for adding, and an output unit for outputting a print job to which an additional image is added by the adding unit.
[0008]
In such an image processing apparatus of the present invention, the print job is recognized by the recognition unit. Or attributes associated with the print job Is included in the image of the print job, and if it is included, An image showing specific information as an additional image It is added. This allows print jobs Or attributes associated with the print job Automatically contains specific information Specific information as additional images It is added and output from the output means.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the image processing apparatus of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram illustrating the first embodiment. That is, the image processing apparatus according to the first embodiment includes a
[0010]
The
[0011]
The combining
[0012]
In this embodiment, the image formation in which the image indicated by PDL1 is combined with the image indicated by PDL1 can be processed at the PDL stage. For example, when printing out a predetermined document, an image representing the confidential document shown in FIG. 14 is overwritten on the image of the document, a company logo is inserted, a digital code (for example, barcode information), a watermark, The process of inserting the ground pattern can be performed at the PDL stage.
[0013]
Here, the operation of this embodiment will be described with the PDL shown in FIG. 2A as PDL1 and the PDL shown in FIG. 2B as PDL2. For the meaning of each PDL command and the contents of the arguments, refer to Tables 1 and 2 below. The commands shown in Table 1 and Table 2 are examples, and the command name, meaning, and argument are not limited to these. Further, each command may be composed of two or more commands, or two or more commands may be expressed by one command and an argument. Also, the numerical format of the argument is not limited to an integer, but may be another numerical format such as a floating-point real number or a fixed-point real number.
[0014]
[Table 1]
[0015]
[Table 2]
[0016]
First, the DrawImage command described in PDL2 will be described. The argument of the command indicated by * in FIG. 2B is data representing a raster image as shown in FIG. 3, for example. In the example of FIG. 2B, the raster image to be drawn is the main scanning direction. A gray image (that is, a black and white image) having 600 dpi in the sub-scanning direction and 4960 pixels, 7000 pixels, and 1 bit / pixel in the main scanning direction and the sub-scanning direction, respectively.
[0017]
FIG. 3A is a diagram showing the entire image drawn by the
[0018]
FIG. 3C is an enlarged image of the rectangular portion in FIG. 3A, and the white rectangle and the black rectangle represent white pixels and black pixels, respectively. FIG. 3 (D) is a binary representation of FIG. 3 (C), with white pixels being '0' and black pixels being '1'.
[0019]
The argument of the DrawImage command is a data string obtained by converting an image into binary representation in this way. Of course, when the image to be drawn is an image of 2 bits / pixel or more, each pixel may be expressed in the same format for each bit number per pixel, and the color space is composed of two or more color components. In this case, the color components of each pixel are arranged in order and expressed in the same format, or one color component is expressed in the same format for each line and the entire image, and the other color components are continued immediately thereafter. It may be expressed in a similar format.
[0020]
Looking at PDL1 based on the above, the resolution is 600 dpi in both the main scanning and sub-scanning directions with the Resolution command, the paper size is A4SEF with the PapaerSize command, the drawing start position is specified with coordinates (2000, 3500) with the SetPoint command, The font size is set to 24 using the FontSize command, the font type is set to Gothic using the FontFace command, the font color is set to black using the FontColor command, and the character string “test” is drawn using the DrawText command.
[0021]
The argument of the SetPoint command is a coordinate value in both main scanning and sub-scanning directions with the upper left corner of the paper as the origin, and the range that can be specified is determined by the paper size and resolution. When the paper size is A4SEF, the possible ranges of the coordinate values in the main scanning and sub-scanning directions are “0” to “4960” and “0” to “7015”, respectively. Accordingly, the coordinates (2000, 3500) are located slightly to the left from the center of the sheet.
[0022]
In PDL1, there is only one set of StartJob indicating the start of a job and EndJob indicating the end of a job in one print job, and it is sandwiched between a StartPage indicating the start of a page and an EndPage indicating the end of the page. The number of command groups represents the number of physical pages of the print job, that is, the number of pages printed out by the printer, and the number of command groups sandwiched between StartLogicalPage indicating the start of the logical page and EndLogicalPage indicating the end of the logical page. Represents the number of logical pages printed in the physical page in which the command group exists.
[0023]
Therefore, when PDL1 is interpreted and printed, one physical page including one logical page in which a 24-point black character string “test” is drawn with the coordinate position (2000, 3500) as the drawing start position is printed out. The FIG. 4A shows a printout example of PDL1.
[0024]
On the other hand, although PDL2 is incomplete as it is, it is inserted into each physical page of PDL1 by inserting it immediately after the StartPage command of PDL1 (physical page head) to immediately before the EndPage command (physical page rear end), that is, FIG. ) Is inserted. Since PDL1 has one physical page, the image shown in FIG. 4A is inserted once.
[0025]
3A is inserted once in each logical page by inserting it immediately after the StartLogicalPage command (logical page head) and immediately before the EndLogicalPage command (logical page rear end).
[0026]
In the case of PDL1, since there is only one logical page in the physical page, the image shown in FIG. 3A is inserted once into the physical page at either insertion location. In reality, it is necessary to determine the insertion location as one location, but there may be two or more logical pages in one physical page. In this case, two or more pages in the original document are reduced at the same magnification. Printed on one sheet of paper.
[0027]
If PDL2 is inserted immediately after the StartLogicalPage command and immediately before the EndLogicalPage command, the image drawn by PDL2 is similarly reduced, which is not preferable. Therefore, in the present embodiment, the insertion point is immediately before the EndPage command.
[0028]
That is, the
[0029]
When the EndPage command detection is not notified from the determining
[0030]
The meanings and arguments of the commands in FIG. 5 are the same as those shown in FIGS. 2 (A) and 2 (B). 4B is a printout example of the PDL shown in FIG. 5, and FIG. 4C is an image obtained by copying FIG. 4B.
[0031]
By the way, in the above embodiment, the image to be inserted in PDL2 is drawn as a raster image using the DrawImage command. However, the same effect can be obtained by using the graphic drawing command such as dot drawing or straight line drawing for the same image. be able to. Which should be selected may be determined in consideration of the amount of command data required to draw the same image and the time required for printout.
[0032]
In the above embodiment, the
[0033]
When PDL2 is two or more separate PDLs, the insertion positions do not need to be the same. For example, PDL2 is composed of PDLs that draw two separate images, and PDLs that draw one image A PDL for drawing the other image may be inserted at the rear end of the physical page at the top of the physical page. Of course, both may be inserted at the same location.
[0034]
PDL2 is two or more separate PDLs, and any one of them may be selected at the time of insertion. At this time, information extracted from the contents of the PDL input as the selection criterion may be used, or it may be set in advance so as to select one from the outside.
[0035]
The image processing apparatus of the present embodiment can be implemented in a network system having a configuration as shown in FIG. 6, for example. That is, this network system includes
[0036]
The
[0037]
The
[0038]
According to this embodiment, images can be combined at the PDL stage, and it is not necessary to perform combining using a large amount of image data. Further, by installing the image processing apparatus of the present embodiment on the
[0039]
Next, a second embodiment will be described. FIG. 7 is a block diagram illustrating an image processing apparatus according to the second embodiment. That is, this image processing apparatus is the same as the first embodiment in that it includes a
[0040]
The
[0041]
The
[0042]
The combining
[0043]
Hereinafter, the operation of this embodiment will be described with the PDL shown in FIG. 8A as PDL1 and the PDL shown in FIGS. 8B and 8C as PDL2. The meaning of each command of PDL1 and PDL2 and the contents of the arguments are the same as those in Tables 1 and 2 described in the first embodiment.
[0044]
First, the DrawImage command among the PDL2 commands will be described in detail. The arguments of the command indicated by * in FIGS. 8B and 8C are data representing a raster image as shown in FIGS. 9A and 9E, for example. In the case of 8B, the raster image to be drawn is a gray image with a resolution of 600 dpi in both the main scanning and sub-scanning directions, and 4960 pixels and 7000 pixels in the main scanning and sub-scanning directions, respectively, and 1 bit / pixel. In the case of the example shown in FIG. 8C, the raster image to be drawn has a resolution of 600 dpi in both the main scanning and sub scanning directions, and the number of pixels in each of the main scanning and sub scanning directions is 200 pixels and 200 pixels, respectively. , 24 bit / pixel RGB image.
[0045]
FIG. 9A is a diagram showing the entire image drawn by the
[0046]
The argument of the DrawImage command is a data string obtained by converting an image into binary representation in this way. When the image to be drawn is an image of 2 bits / pixel or more, each pixel may be expressed in the same format for each bit number per pixel, and the color space is composed of two or more color components. In this case, the color components of each pixel are arranged in order and expressed in the same format, or one color component is expressed in the same format for each line and the entire image, and the other color components are continued immediately thereafter. It may be expressed in a similar format.
[0047]
Next, looking at PDL1, the resolution command is 600 dpi in both the main and sub-scan directions, the paper size is A4SEF with the PapaerSize command, the drawing start position is specified with coordinates (2000, 3500) with the SetPoint command, and FontSize The font size is set to 24 by the command, the font type is set to Gothic by the FontFace command, the font color is set to black by the FontColor command, and the character string “test” is drawn by the DrawText command.
[0048]
The argument of the SetPoint command is a coordinate value in both main scanning and sub-scanning directions with the upper left corner of the paper as the origin, and the range that can be specified is determined by the paper size and resolution. When the paper size is A4SEF, the possible ranges of the coordinate values in the main scanning and sub-scanning directions are “0” to “4960” and “0” to “7015”, respectively. Accordingly, the coordinates (2000, 3500) are located slightly to the left from the center of the sheet.
[0049]
In PDL1, there is only one set of StartJob indicating the start of a job and EndJob indicating the end of the job in one print job, and it is sandwiched between StartPage indicating the start of the page and EndJob indicating the end of the page. The number of command groups represents the number of physical pages of the print job, that is, the number of pages printed out by the printer, and the number of command groups sandwiched between StartLogicalPage indicating the start of the logical page and EndLogicalPage indicating the end of the logical page. Represents the number of logical pages printed in the physical page in which the command group exists.
[0050]
Therefore, when PDL1 is interpreted and printed, one physical page including one logical page number in which a 24-point black character string “test” is drawn with the coordinate position (2000, 3500) as the drawing start position is printed out. Is done. FIG. 10A shows a printout example of PDL1.
[0051]
On the other hand, although PDL2 is incomplete as it is, it is inserted into each physical page of PDL1 by inserting it immediately after the StartPage command of PDL1 (physical page head) to immediately before the EndPage command (back end of physical page), that is, FIG. ) And the image shown in FIG. 9E are inserted.
[0052]
Since PDL1 has one physical page, the images shown in FIGS. 9A and 9E are inserted once. In addition, the images shown in FIGS. 9A and 9E are inserted once in each logical page by inserting it immediately after the StartLogicalPage command (first logical page) and immediately before the EndLogicalPage command (logical page rear end). become.
[0053]
In the case of PDL1, since there is only one logical page in the physical page, the images shown in FIGS. 9A and 9E are inserted once into the physical page at either insertion location.
[0054]
In reality, it is necessary to determine the insertion location as one location, but there may be two or more logical pages in one physical page. In this case, two or more pages in the original document are reduced at the same magnification. Printed on one sheet of paper. If PDL2 is inserted immediately after the StartLogicalPage command and immediately before the EndLogicalPage command, the image drawn by PDL2 is similarly reduced, which is not preferable. Therefore, in the present embodiment, the insertion point is immediately before the EndPage command.
[0055]
That is, when the
[0056]
When the EndPage command detection is not notified from the determining
[0057]
On the other hand, the
[0058]
Here, in the present embodiment, if it is determined that PDL1 is a specific document when the word “customer” is included in the document name, the example of PDL1 shown in FIG. Notifies the
[0059]
Therefore, the
[0060]
Note that the meanings and arguments of the commands in FIG. 11 are the same as those shown in FIGS. 8A and 8B. FIG. 10B is a printout example of the PDL shown in FIG. 11, and FIG. 10C is an image when FIG. 10B is copied.
[0061]
By the way, in the above embodiment, the image to be inserted in PDL2 is drawn as a raster image using the DrawImage command. However, the same effect can be obtained by using the graphic drawing command such as dot drawing or straight line drawing for the same image. be able to. Which should be selected may be determined in consideration of the amount of command data required to draw the same image and the time required for printout.
[0062]
In the above embodiment, the
[0063]
Also, the PDLs illustrated in FIGS. 8B and 8C are two or more separate PDLs, and one of them may be selected at the time of insertion. At this time, information extracted from the contents of the PDL input as the selection criterion may be used, or it may be set in advance so as to select one from the outside.
[0064]
Further, whether or not PDL2 is inserted may be set from the outside. FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a setting screen. In this figure, 81 is a window displayed on the computer display, 82 and 83 are radio buttons in the
[0065]
In FIG. 12, as an example, “
[0066]
When this setting is applied to the present embodiment, the word “customer” indicating a specific document is included in the argument of the DocumentName command in the PDL of FIG. 8A. Both PDLs of 8 (C) are inserted into the PDL shown in FIG.
[0067]
Here, if the word “customer” is not included in the argument of the DocumentName command, the PDL in FIG. 8B is not inserted, and the PDL in FIG. 8C is inserted.
[0068]
In addition, for example, when a password input is requested before setting, the setting is valid only when the input password matches, and the password is a password that only a specific person knows. It may be possible that only the person can perform.
[0069]
Further, for example, as in another embodiment shown in FIG. 13, billing information may be generated according to the determination result in the
[0070]
When the determining
[0071]
For example, when PDL1 is not a specific document and is PDL that generates raster image data consisting only of a black plate, raster image data that is not a specific document and includes a color plate other than a black plate is generated. In addition to the accounting information of 40 yen in the case of PDL, if PDL1 is a specific document, whether or not the raster image data generated by PDL1 includes a color plate other than the black plate is included. First, billing information of 50 yen is generated on the assumption that a color plate other than black is used.
[0072]
That is, even if PDL1 generates raster image data consisting only of the black plate, if it is a specific document, PDL2 is synthesized and output. Therefore, if the
[0073]
The charging
[0074]
Similar to the first embodiment, the image processing apparatus according to the second embodiment can be implemented in a network system configured as shown in FIG. That is, the present embodiment is installed as software on the
[0075]
The
[0076]
Further, the present embodiment can be implemented as hardware incorporated in the
[0077]
With such an image processing apparatus of this embodiment, it is possible to synthesize an image at the PDL stage, and it is not necessary to synthesize using a large amount of image data. Further, when the
[0078]
Next, an image processing apparatus according to a third embodiment of the present invention will be described based on the block diagram shown in FIG. 1 as in the first embodiment. That is, the image processing apparatus according to the third embodiment includes a determining
[0079]
Here, PDL1 is input to the input terminal A. The
[0080]
The combining
[0081]
The
[0082]
The image processing apparatus according to the third embodiment can also be described with reference to the block diagram shown in FIG. 7, as in the second embodiment. That is, the
[0083]
When the
[0084]
The combining
[0085]
In this case as well, PDL2 includes a command for instructing superimposition of image data, not data representing a raster image such as the DrawImage command. That is,
[0086]
Similar to the first and second embodiments, the image processing apparatus according to the third embodiment can be implemented in a network system configured as shown in FIG. That is, the present embodiment is installed as software on the
[0087]
The
[0088]
As described above, this embodiment is implemented as software that operates on the
[0089]
Further, the present embodiment can be implemented as hardware incorporated in the
[0090]
With such an image processing apparatus of this embodiment, an image can be synthesized at the PDL stage, and it is not necessary to perform synthesis using a large amount of image data. Further, since the
[0091]
Furthermore, by installing the image processing apparatus of the present embodiment on the server, it is possible to use existing software and hardware without replacing the printer driver of each
[0092]
Here, a case where the present embodiment is implemented as software on the
[0093]
The print job temporary holding
[0094]
The print job attribute
[0095]
The
[0096]
Further, the printing
[0097]
FIG. 16 is a flowchart for explaining the operation of the server in the third embodiment. In the following description, reference numerals not shown in FIG. 16 refer to FIG.
[0098]
First, a print job is sent from the
[0099]
Next, the temporarily held print job is sent to the print job attribute
[0100]
Next, the acquired attribute information is sent to the
[0101]
If the document to be printed is not a print restriction target document designated in advance by the administrator (No in step S104), the print job is sent from the
[0102]
On the other hand, when the document to be printed is a printing restriction target document designated in advance by the administrator (Yes in step S104), the printing
[0103]
If the print condition is satisfied by this determination (Yes in step S106), the print job is sent from the
[0104]
On the other hand, if the print condition is not satisfied, the print job corresponding to the print restriction target document is deleted from the print job temporary holding means 31, and the
[0105]
By such processing, it is possible to print only a document subject to printing restriction specified in advance by the administrator and satisfying the specified printing condition. For example, the confidential document specified by the document ID and other print job attributes can be printed. Printing can be restricted on an individual or group basis.
[0106]
In addition, the administrator designates a document to be subject to printing restriction by designating a document using not only the document name, document ID, document storage folder and URL (Uniform Resource Locator) but also other print job attribute information. Therefore, for example, by specifying a document for full color printing as a print restriction target, it is possible to set an upper limit value of the number of full color prints for each individual or group.
[0107]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. The image processing apparatus according to the fourth embodiment can be realized in a network system configured as shown in FIG. 6 as in the first embodiment. That is, the present embodiment is installed as software on the
[0108]
The
[0109]
Further, the present embodiment can be implemented as hardware incorporated in the
[0110]
Here, a case where the present embodiment is implemented as software in the
[0111]
The print job temporary holding
[0112]
The print job attribute
[0113]
The
[0114]
Further, the printing
[0115]
The print
[0116]
FIG. 18 is a flowchart for explaining the operation of the server in the fourth embodiment. In the following description, reference numerals not shown in FIG. 18 refer to FIG.
[0117]
First, a print job is sent from the
[0118]
Next, the temporarily held print job is sent to the print job attribute
[0119]
Next, the acquired location information is sent to the
[0120]
If the document to be printed is not a print restriction target document (No in step S204), the print job is sent from the
[0121]
On the other hand, if the document to be printed is a print restriction target document (Yes in step S204), the printing
[0122]
If the print condition is satisfied by this determination (Yes in step S206), the print job is sent from the
[0123]
On the other hand, if the print condition is not satisfied, the print job corresponding to the print restriction target document is deleted from the print job temporary holding means 31, and the
[0124]
By printing in such a process, it is possible to place a print restriction on a document at a location specified in advance by the administrator regardless of the access right or document attribute of the document itself. Can be restricted on an individual or group basis.
[0125]
For example, when a document is published on an in-house intranet or the like, the administrator registers the URL as a print restriction location in the
[0126]
Furthermore, in the print history holding means 36 shown in FIG. 17, when there is a print request for a document at a location designated in advance by the administrator, the document name, user name, client computer name, printing date and time, printer name, etc. Attribute information that can be acquired from a print job is automatically left as a print history in a log file, etc., so that even if a user with printing authority prints, the document at the restricted location is printed. Since the history remains, it is possible to obtain a deterrent against leakage of confidential documents.
[0127]
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described. The image processing apparatus according to the fifth embodiment can be realized in a network system configured as shown in FIG. 6 as in the first embodiment. That is, the present embodiment is installed as software on the
[0128]
The
[0129]
Further, the present embodiment can be implemented as hardware incorporated in the
[0130]
Here, a case where the present embodiment is implemented as software in the
[0131]
The print job temporary holding
[0132]
The print job attribute
[0133]
The
[0134]
Further, the print
[0135]
FIG. 20 is a flowchart for explaining the operation of the server in the fifth embodiment. In the following description, reference numerals not shown in FIG. 20 refer to FIG.
[0136]
First, a print job is sent from the
[0137]
Next, the temporarily held print job is sent to the print job attribute
[0138]
Next, the acquired attribute information is sent to the
[0139]
If the document to be printed is not a print restriction target document designated in advance by the administrator (No in step S304), the print job is sent from the
[0140]
On the other hand, if the document to be printed is a print restriction target document designated in advance by the administrator (Yes in step S304), the print
[0141]
For example, as the print job attribute information, a print job in which the user ID, the print date and the like are added to the print surface as a watermark, a watermark, a barcode, etc. is created based on the original print job. Such a print job can be created by adding (combining) a watermark, a barcode, or the like corresponding to the attribute information to be added to the original print job (print description language) in the print description language.
[0142]
Next, a process of replacing the print job (original) held in the print job temporary holding
[0143]
The replaced processed print job is sent from the print job temporary holding means 31 to the
[0144]
By such processing, when printing a document registered in advance as a print restriction target by the administrator, the print job can be automatically processed and the print job attribute information can be automatically added to the print surface. For example, the print date, user name, etc. can be forcibly left on the output document as a watermark, watermark, etc., and when, from whom the document was printed, and by which printer from the output paper document Can be identified.
[0145]
Note that the third and fourth embodiments described above are configured to include another embodiment shown in FIG. 13, that is, a billing
[0146]
【The invention's effect】
As described above, according to the image processing apparatus of the present invention, it is possible to automatically add another image to the image of the specific information.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a first embodiment.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of PDL1 and PDL2.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of an image drawn by PDL2.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of an image drawn by PDL1.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of output PDL.
FIG. 6 is a diagram illustrating a network system configuration.
FIG. 7 is a block diagram illustrating a second embodiment.
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of PDL1 and PDL2.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of an image drawn by PDL2.
FIG. 10 is a diagram illustrating a printout example of PDL1.
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of output PDL.
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a setting screen.
FIG. 13 is a block diagram illustrating another embodiment.
FIG. 14 is a diagram illustrating an example of an image to be overwritten on a page.
FIG. 15 is a configuration diagram illustrating a third embodiment.
FIG. 16 is a flowchart illustrating the operation of the third embodiment.
FIG. 17 is a configuration diagram illustrating a fourth embodiment.
FIG. 18 is a flowchart for explaining the operation of the fourth embodiment.
FIG. 19 is a configuration diagram illustrating a fifth embodiment.
FIG. 20 is a flowchart for explaining the operation of the fifth embodiment.
[Explanation of symbols]
21 ... Determining unit, 22 ... Combining unit, 23 ... Storage unit, 24 ... Determining unit, 25 ... Billing information generating unit, 31 ... Print job temporary holding unit, 32 ... Print job attribute information obtaining unit, 33 ... Document specifying unit, 34 ... Print condition determining means, 35 ... Print document location information obtaining means, 36 ... Print history holding means, 37 ... Print job processing means, 71, 72 ... Client machine, 73 ... Server, 74 ... Printer, 75 ... Network
Claims (8)
前記認識手段により特定の情報が含まれると認識された場合、該特定の情報を示す画像を前記プリントジョブの画像に付加画像として付加する付加手段と、
前記付加手段により付加画像が付加されたプリントジョブを出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。Recognizing means for recognizing whether or not specific information is included in a print job to be subjected to image formation or an attribute attached to the print job ;
An adding unit that adds an image indicating the specific information as an additional image to the image of the print job when the recognizing unit recognizes that the specific information is included;
An image processing apparatus comprising: an output unit that outputs a print job to which an additional image is added by the adding unit.
前記付加画像は、第2の命令列によって表現され、
前記付加手段は、前記第1の命令列と前記第2の命令列とを結合することにより付加すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。The print job is represented by a first instruction sequence,
The additional image is represented by a second instruction sequence,
The image processing apparatus according to claim 1, wherein the adding unit adds the first instruction sequence and the second instruction sequence by combining the first instruction sequence and the second instruction sequence.
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 1, wherein there are a plurality of types of additional images added by the adding unit.
ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。4. The image processing apparatus according to claim 3, wherein the plurality of types of additional images are an image that is difficult to recognize visually and an image in which a ground pattern emerges by copying by a copying machine.
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。2. The image processing apparatus according to claim 1, further comprising billing information generating means for generating billing information for the print job to which the additional image is added by the adding means.
ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。6. The image processing apparatus according to claim 5, wherein the billing information generated by the billing information generating means generates billing information when a color image is formed.
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。3. The image processing apparatus according to claim 2, wherein the second command sequence that represents the additional image added by the adding unit is a command that represents image data of the additional image.
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 2, wherein the second instruction sequence expressing the additional image added by the adding unit is a command for superimposing the additional image.
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