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JP3902643B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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玲 高田
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Description

この発明は、自動車のエンジンなどの内燃機関の点火プラグへ火花放電を発生させるための高電圧を供給する内燃機関用点火コイルに関するものである。
上記した内燃機関用点火コイルは、一次コイルへの通電開始時に二次コイルに誘導される高電圧を点火プラグへ印加するのを阻止し、一次コイルへの通電終了時に二次コイルに誘導される高電圧を点火プラグへ印加させるダイオードを備えている。
そして、ダイオードの本体部を固定する収容部は、二次コイルを形成する巻線を巻き付ける二次コイルボビンの側面に設けられている。
特開平9−158821号公報
従来の上記した内燃機関用点火コイルは、ダイオードの本体部を収容する収容部がダイオードの本体部の両端部分を固定する端部固定部分を対向させた構成とされているので、ダイオードの本体部が絶縁樹脂で直接モールドされている。
したがって、温度が変化することにより、ダイオードの本体部が絶縁樹脂の熱応力を受け、ダイオードの本体部が損傷して機能しなくなる恐れがある。
また、ダイオードの本体部を固定する端部固定部分の開口が二次コイルを形成する巻線の巻き付け方向と平行しているため、すなわち、開口が二次コイルボビンの周面に開放しているため、端部固定部分に固定させたダイオードの本体部から突出するリードに巻線の一端を予め巻き付けてその巻線を二次コイルボビンに巻き付けると、巻線を回転させる遠心力により、ダイオードの本体部が端部固定部分から外れ、ダイオードの位置がずれる恐れがある。
この発明は、以下のような発明である。
(1)一次コイルへの通電開始時に二次コイルに誘導される高電圧を点火プラグへ印加するのを阻止し、前記一次コイルへの通電終了時に前記二次コイルに誘導される高電圧を前記点火プラグへ印加させるダイオードを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、前記二次コイルを形成する巻線を巻き付ける二次コイルボビンの側面に、前記ダイオードの本体部を収容する一面が開口した袋形状の収容部を設け、前記ダイオードの本体部を収容する前記収容部の開口を、前記二次コイルを形成する巻線の巻き付け方向と直交させたことを特徴とする。
この発明によれば、二次コイルを形成する巻線を巻き付ける二次コイルボビンの側面に、ダイオードの本体部を収容する一面が開口した袋形状の収容部を設けたので、この収容部によってダイオードの本体部の大部分が覆われる。
したがって、温度が変化しても、ダイオードの本体部が絶縁樹脂の熱応力を直接受けなくなり、ダイオードの本体部が損傷する恐れがなくなる。
そして、ダイオードの本体部を収容する収容部の開口を、二次コイルを形成する巻線の巻き付け方向と直交させたので、すなわち、開口を二次コイルボビンの軸方向へ開放させたので、収容部に本体部を固定させたダイオードのリードに巻線の一端を予め巻き付けてその巻線を二次コイルボビンに巻き付けても、巻線を回転させる遠心力により、ダイオードの本体部が収容部から外れ、ダイオードの位置がずれる恐れがなくなる。
以下、この発明を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施例である内燃機関用点火コイルの構成を示す断面図、図2は図1に示した二次コイルボビンの平面図、図3は図2に示した二次コイルボビンの右側面図である。
これらの図において、内燃機関用点火コイル11は、コイル−鉄心組立体12と、このコイル−鉄心組立体12を収容する絶縁ケース30と、この絶縁ケース30のソケット部30sに設けられた複数の一次端子31と、絶縁ケース30の高圧タワー部30hに設けられた高圧端子32と、絶縁ケース30内に充填され、硬化することによって収容したコイル−鉄心組立体12を絶縁ケース30内に固定する、エポキシ樹脂などの絶縁樹脂33とで構成されている。
上記したコイル−鉄心組立体12は、一次コイルボビン13と、この一次コイルボビン13の外周に巻線を巻回して形成され、両端が一次端子31に接続された一次コイル14と、一次コイルボビン13および一次コイル14の外側に位置する二次コイルボビン15と、この二次コイルボビン15の側面に一体的に設けられた直方体形状をした袋形状の収容部16と、二次コイルボビン15の外周に巻線を巻回して形成され、低圧側が、例えば、一次端子31に接続された二次コイル23と、収容部16に本体部24bが収容され、一方のリード24l(アノード側)が二次コイル23の高圧側に接続されたダイオード24と、このダイオード24の他方のリード24l(カソード側)に接続されて二次コイルボビン15に取り付けられ、先端が高圧端子32に接触する接続ピン25と、一次コイル14および二次コイル23を貫通し、一次コイル14と二次コイル23とを磁気的に接続する鉄心部26とで構成されている。
そして、収容部16は、ダイオード24の本体部24bを収容できるように、二次コイルボビン15の右側から軸方向へ突出する底壁部17と、この底壁部17の左側に位置し、二次コイルボビン15の側部でもある左側壁部18と、二次コイルボビン15の右側から軸方向へ突出し、底壁部17の前後に連なる前壁部19および後壁部20と、二次コイルボビン15の右側から軸方向へ突出し、前壁部19および後壁部20に連なる天井壁部21とで構成されている。
なお、収容部16の右側壁部分は開口22とされ、二次コイルボビン15の軸方向へ開放している。
上記した前壁部19および後壁部20には、ダイオード24のリード24l,24lを挿入できるリード挿入溝19d,20dが設けられ、また、天井壁部21には、切欠21nが設けられている。
そして、鉄心部26は、一次コイル14および二次コイル23を貫通する直線鉄心部27と、この直線鉄心部27を内側に位置させて一次コイル14および二次コイル23の外側を囲む環状鉄心部28とで構成されている。
なお、直線鉄心部27の一端と環状鉄心部28との間には、磁気バイアスをかける永久磁石片29が装填されている。
次に、動作について説明する。
この内燃機関用点火コイル11の一次コイル14に所定の電圧を印加してパルス状の電流を流すことにより、二次コイル23に高電圧が発生し、この高電圧は、ダイオード24、接続ピン25、高圧端子32などを介して図示を省略した点火プラグへ供給される。
なお、一次コイル14への通電開始時に二次コイル23に誘導される高電圧はダイオード24によって点火プラグへ印加を阻止され、一次コイル14への通電終了時に二次コイル23に誘導される高電圧は、ダイオード24を介して点火プラグへ印加される。
上述したように、この発明の一実施例によれば、二次コイル23を形成する巻線を巻き付ける二次コイルボビン15の側面に、ダイオード24の本体部24bを収容する収容部16を設けたので、この収容部16によってダイオード24の本体部24bの大部分が覆われる。
したがって、温度が変化しても、ダイオード24の本体部24bが絶縁樹脂33の熱応力を直接受けなくなり、ダイオード24の本体部24bが損傷する恐れがなくなる。
そして、収容部16の開口22を、二次コイル23を形成する巻線の巻き付け方向と直交させたので、すなわち、開口22を二次コイルボビン15の軸方向へ開放させたので、収容部16に本体部24bを固定させたダイオード24のリード24lに巻線の一端を予め巻き付けてその巻線を二次コイルボビン15に巻き付けても、巻線を回転させる遠心力により、ダイオード24の本体部24bが収容部16から外れ、ダイオード24の位置がずれる恐れがなくなる。
上記した実施例では、収容部16を二次コイルボビン15の右側面に設け、収容部16の右側面を開口させた例を示したが、収容部を二次コイルボビン15の左側面に設けたり、収容部16の上下を反転させても、同様な効果を得ることができる。
この発明の一実施例である内燃機関用点火コイルの構成を示す断面図である。 図1に示した二次コイルボビンの平面図である。 図2に示した二次コイルボビンの右側面図である。
符号の説明
11 内燃機関用点火コイル
12 コイル−鉄心組立体
13 一次コイルボビン
14 一次コイル
15 二次コイルボビン
16 収容部
17 底壁部
18 左側壁部
19 前壁部
19d リード挿入溝
20 後壁部
20d リード挿入溝
21 天井壁部
21n 切欠
22 開口
23 二次コイル
24 ダイオード
24b 本体部
24l リード
25 接続ピン
26 鉄心部
27 直線鉄心部
28 環状鉄心部
29 永久磁石片
30 絶縁ケース
30s ソケット部
30h 高圧タワー部
31 一次端子
32 高圧端子
33 絶縁樹脂

Claims (1)

  1. 一次コイルへの通電開始時に二次コイルに誘導される高電圧を点火プラグへ印加するのを阻止し、前記一次コイルへの通電終了時に前記二次コイルに誘導される高電圧を前記点火プラグへ印加させるダイオードを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記二次コイルを形成する巻線を巻き付ける二次コイルボビンの側面に、前記ダイオードの本体部を収容する一面が開口した袋形状の収容部を設け
    前記ダイオードの本体部を収容する前記収容部の開口を、前記二次コイルを形成する巻線の巻き付け方向と直交させた、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
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