JP3900351B2 - 差圧測定装置 - Google Patents
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Description
本体ボディ1の両側に、高圧側カバーフランジ2、低圧側カバーフランジ3が溶接等によって固定されており、両カバーフランジ2,3には測定せんとする高圧側圧力PH の高圧流体の導入口4、低圧側圧力PL の低圧流体の導入口5が設けられている。
センタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8は、それぞれ別個に圧力測定室6の壁に固定されており、センタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8の両者でもって圧力測定室6を2分している。
シリコンダイアフラム8は全体が単結晶のシリコン基板から形成されている。
シリコン基板の一方の面にボロン等の不純物を選択拡散して4っのストレインゲ―ジ80を形成し、他方の面を機械加工、エッチングし、全体が凹形のダイアフラム8を形成する。
シリコンダイアフラム8は、首部1Aを2個のセンサ室81,82に分ける。
支持体9の圧力測定室6側端面に、低融点ガラス接続等の方法でシリコンダイアフラム8が接着固定されている。
この圧力導入室10,11内に高圧側,低圧側シールダイアフラム12,13を設け、このシールダイアフラム12,13と対向する本体ボディ1の壁にシールダイアフラム12,13と類似の形状のバックプレ―ト10A,11Aが形成されている。
シールダイアフラム12,13と高圧側,低圧側バックプレ―ト10A,11Aとにより、高圧側,低圧側シールダイアフラム室12A,13Aが構成される。
この場合は、シールダイアフラム12,13と、シールリング121,131とはステンレス材よりなる。
シールダイアフラム室12A,13Aと圧力測定室6とは、連通孔14,15を介して導通されている。
封入液101,102は、センタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8とによって2分されているが、その量が、ほぼ均等になるように配慮されている。
一方、低圧側から圧力が作用した場合、低圧側シールダイアフラム13に作用する圧力が封入液102によってシリコンダイアフラム8に伝達される。
この結果、高圧側と低圧側との圧力差に応じてシリコンダイアフラム8が歪み、この歪み量がストレインゲ―ジ80によって電気的に取出され、差圧の測定が行なわれる。
この特性としては、測定圧力範囲では可能な限り一様な傾斜を持つ直線関係が求められる。
これらの特性を得るためには、センタダイアフラム7の外径を大きくする、又はセンタダイアフラム7の板厚を薄くする解決策が有効である。
ところで、この3枚ダイアフラム方式を備えた差圧測定装置は、高圧側あるいは低圧側のシールダイアフラム12,13に過大圧が印加されたときに、印加された側のシールダイアフラムが本体ボディ1に密着する。
図11は図10の部品説明図、図12は図10の動作説明図、図13は図10の組立説明図である。
そして、図に示す如く、高圧側予荷重ダイアフラム21は、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、バックプレート面10Aに接して、所定の押圧力でバックプレート面10Aに押圧取付けられる。
この場合は、低圧側過大圧伝導穴23の一端は、高圧側予荷重ダイアフラム21の中心に対向した位置に設けられている。
24は、低圧側シールダイアフラム室13の低圧側バックプレート11Aの面を覆って設けられ,低圧側バックプレート11Aの面と高圧側過大圧室25を構成する低圧側予荷重ダイアフラムである。
26は、本体ボディ1に設けられ、一端が高圧側過大圧室25に連通され、他端が高圧側伝導穴16に連通される高圧側過大圧伝導穴である。
なお、低圧側伝導穴17は、低圧側予荷重ダイアフラム24の外周端の外側位置で、低圧側シールダイアフラム室13Aに連通されている。
押圧取付け前の高圧側,低圧側予荷重ダイアフラム21,24を点線で示す。
なお、この波部21B,24Bは、実施例においては2個であるが、1個でもよく、または2個以上でもよい。
よって、予荷重ダイアフラム21,24は、片側のみで、小さな圧力で大きな排除容積を得られるダイアフラムであれば良い。
なお、差圧測定装置の使用する圧力レンジに対応して、過大圧に対して動作する圧力ポイントC点は任意に設定できる必要がある。
この結果、図12に示す特性を得ることができる。
(1)予め所定の凸形形状に形成されている予荷重ダイアフラム21,24が使用されたので、低圧でも排除容積を大きくとることができるため、予荷重ダイアフラム21,24自体を小さく設計することが可能となる。
また、材質を高強度の材料にする必要もなくなり、製造工程を簡約でき、製造コストのコストダウンを図ることができる差圧測定装置が得られる。
凸形状を成している予荷重ダイアフラム21,24の外周部分に取付平坦部21C,24Cが設けられたので、溶接時等の固定、位置決めが容易となり、均一且つ強固な溶接等の固定が可能となる差圧測定装置が得られる。
また、波形状21C,24Cを有することにより、封入液の流動性が良好となるため、応答の良い差圧測定装置が得られる。
したがって、バックプレート面に押圧取付けられた後も凸形形状を有することで、排除容積が急激に大となる点が存在し、過大圧保護に優れた差圧測定装置が得られる。
予荷重ダイアフラムは、バックプレート面に密着した状態で使用される。
このような構造は、設定圧力値を超えない範囲での使用に際し、封入液の移動が無いことから、良好な応答性を得ることができる。
このような特長を有する予荷重ダイアフラムを、差圧測定装置に適用する際には、予荷重ダイアフラムをバックプレート面に密着させて使用する。
予荷重ダイアフラム形状やバックプレート面形状に僅かなばらつきがあれば、予荷重ダイアフラムの全面をバックプレート面に密着させることは困難であり、一部の密着部を除き、予荷重ダイアフラムがバックプレート面から浮き上がってしまう。
予荷重ダイアフラムが設定圧力値以下の圧力で変形を開始すると、予荷重ダイアフラムの特長の一つである応答の速さが失われる。
このように、不完全な密着状態は、予荷重ダイアフラムの特長を生かすことができなくなる。
(1)高圧側シールダイアフラム室の高圧側バックプレート面を覆って設けられ、前記高圧側バックプレートの面と低圧側過大圧室を構成し、所定の押圧力で前記高圧側バックプレート面に押圧取付けられ、過大圧が印加されて初めて動作する凸形形状の高圧側予荷重ダイアフラムと、低圧側シールダイアフラム室の低圧側バックプレート面を覆って設けられ、前記低圧側バックプレートの面と高圧側過大圧室を構成し、所定の押圧力で前記低圧側バックプレート面に押圧取付けられ、過大圧が印加されて初めて動作する凸形形状の低圧側予荷重ダイアフラムと、前記高圧側予荷重ダイアフラムの外周端の外側位置で、前記高圧側シールダイアフラム室に連通される高圧側伝導穴と、一端が前記高圧側過大圧室に連通され、他端が前記高圧側伝導穴に連通される高圧側過大圧伝導穴と、前記低圧側予荷重ダイアフラムの外周端の外側位置で、前記低圧側シールダイアフラム室に連通される低圧側伝導穴と、一端が前記低圧側過大圧室に連通され、他端が前記低圧側伝導穴に連通される低圧側過大圧伝導穴と、前記高圧側バックプレート面と、前記低圧側バックプレート面、前記高圧側伝導穴と、前記高圧側過大圧伝導穴と、前記低圧側伝導穴と、前記低圧側過大圧伝導穴とを有する本体ボディとを具備し、前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部に接する凸部と、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向し隙間が設けられた凹部とを具備し、前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部に接する凸部と、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向し隙間が設けられた凹部とを具備したことを特徴とする差圧測定装置。
(2)前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部の曲率半径より、対応する前記高圧側バックプレート面の凸部の曲率半径が小さく、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部の曲率半径より、対応する前記低圧側バックプレート面の凸部の曲率半径が小さいことを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(3)前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し隙間が設けられた最外凹部を具備し、前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し隙間が設けられた最外凹部を具備したことを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(4)前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の高低差が小さい箇所に対応し、隙間が設けられた凹部を具備し、前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の高低差が小さい箇所に対応し、隙間が設けられた凹部を具備したことを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(5)前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し、この最外凹部から最外斜面にかけての隙間が設けられた最外凹部を具備し、 前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し、この最外凹部から最外斜面にかけての隙間が設けられた最外凹部を具備したことを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(6)前記高圧側予荷重ダイアフラムと、前記高圧側バックプレート面とが、互いの凸部同士のみが密着し、前記低圧側予荷重ダイアフラムと、前記低圧側バックプレート面とが、互いの凸部同士のみが密着することを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(7)前記高圧側予荷重ダイアフラムは、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、前記高圧側バックプレート面に接して、所定の押圧力で押圧取付けられ、押圧取付けられた後も凸形形状を有し、前記低圧側予荷重ダイアフラムは、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、前記低圧側バックプレート面に接して、所定の押圧力で押圧取付けられ、押圧取付けられた後も凸形形状を有することを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(8)前記高圧側バックプレート面に前記高圧側予荷重ダイアフラムを強制的に変形させて溶接固定する溶接工程と、前記低圧側バックプレート面に前記低圧側予荷重ダイアフラムを強制的に変形させて溶接固定する溶接工程とを備えることを特徴とする(7)記載の差圧測定装置。
(9)前記高圧側予荷重ダイアフラムは、その外周部分に平坦部が設けられ、前記低圧側予荷重ダイアフラムは、その外周部分に平坦部が設けられることを特徴とする(8)記載の差圧測定装置。
また、本体ボディの側面に設けられたバックプレート面と、このバックプレート面に取り付けられて予め荷重が付与される予荷重ダイアフラムとを具備する差圧測定装置において、前記予荷重ダイアフラムとの波形状の凸部に接する凸形状が形成され且つ前記予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向する所定箇所の凹部に隙間が設けられたバックプレートを具備したことを特徴とする。
予荷重ダイアフラムとバックプレート面とが全面接触せず、互いの凸部同士のみが密着する構造により、各凹部に設けたすきま部分が予荷重ダイアフラム自身のばらつきを吸収出来るため、予荷重ダイアフラム形状のばらつきに起因する予荷重ダイアフラムのバックプレート面からの浮き上がりを防止することが可能となる。
したがって、予荷重ダイアフラム形状のばらつきの影響を受け難く、予荷重動作ポイントの上昇/低下を抑えることができる差圧測定装置が実現できる。
予荷重ダイアフラム全体の波形状が均一な、連続する凸部と凹部の高低差が比較的小さい場合に適する差圧測定装置が実現できる。
予荷重ダイアフラム全体の波形状が不均一で予荷重ダイアフラムの剛性が比較的高い場合や、予荷重ダイアフラム凸部半径が小さい場合には、予荷重ダイアフラム凸部とバックプレートの凸部との密着面積が最大となる部分の拘束が強く、他の部分は、予荷重ダイアフラムがバックプレート面から浮き上がってしまうため、所望の予荷重動作ポイントを得ることが難しい。
予荷重ダイアフラムとバックプレート面との接触が、各凸部において線接触となるようにすることで、予荷重ダイアフラムとバックプレート面との接触部である凸部の半径がほぼ等しい場合の面接触時に発生していた一部の密着部分の影響をなくすことができるため、各凸部にて均等に接触させることができる差圧測定装置が実現できる。
予荷重ダイアフラムの最外凹部とこれに対向するバックプレート面最外凹部との間にすきまを設けることで、溶接作業時にこの部分を強く固定して最外凹部よりも内側への熱影響を低減することができる差圧測定装置が実現できる。
この部分にすきまを設けることで、予荷重ダイアフラムのバックプレート面からの浮き上がりを抑えることができる差圧測定装置が実現できる。
始めに、所定設定圧力値における予荷重ダイアフラムAに対するバックプレート面Bの形状について説明する。
図1に予荷重ダイアフラムAの形状を示す。
なお、半径Rnは所定の予荷重ダイアフラム特性を得るようにする為に、それぞれ異なる場合もある。
図3に示す如く、バックプレート面Bに、予荷重ダイアフラムAの周縁を溶接固定Dして使用される。
図において、図9と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図9と相違部分のみ説明する。
本実施例によれば、各凹部に設けたすきま部分321が、予荷重ダイアフラム31自身のばらつきを吸収できるので、予荷重動作ポイントの設定圧力値以下の圧力印加に対し、予荷重ダイアフラム31の各凸部と、バックプレート32の各凸部とを確実に密着Eさせることができる。
本実施例においては、予荷重ダイアフラム41の全ての凹部とこれに対向するバックプレート面42との間にすきま421が生じるような形状を有し、且つ、予荷重ダイアフラム形状の凸部半径Rnとバックプレート面半径rnとの関係が、予荷重ダイアフラムの凸部の曲率半径よりバックプレート面の凸部の対応する曲率半径が小さな関係にある凸部で密着Eするバックプレート面形状を示す。
本実施例においては、予荷重ダイアフラム51の最外凹部とこれに対向するバックプレート52の面の最外凹部との間にのみ、すきま521が生じるような形状を有し、且つ、最外凹部以外の凸部および凹部は全て密着Eするバックプレート面形状を有する。
本実施例は、予荷重ダイアフラム51の剛性が比較的低い場合に有効である。
本実施例においては、予荷重ダイアフラム61の波形形状で、連続する波の高低差が大きい部分と小さい部分とが混在する場合において、波の高低差が小さい箇所に対応するバックプレート62の凹部に隙間621が設けられている。
この部分にすきま621を設けることで、予荷重ダイアフラムのバックプレート面からの浮き上がりを抑えることができる差圧測定装置が実現できる。
本実施例においては、バックプレート面72の最外凹部721から最外斜面部722にかけてすきま723が設けられている。
最外凹部721が、他の部分より先にバックプレート72の面に接触すると、最も影響が大きく、接触後にこの部分が浮き上がると、予荷重を得ることができなくなってしまう。
このような状態を防止するために有効である。
8 シリコンダイアフラム
80 ストレインゲ―ジ
9 支持体
10A 高圧側バックプレ―ト
10B バックプレ―ト平坦部
10C バックプレ―ト平坦部
11A 低圧側バックプレ―ト
11B バックプレ―ト平坦部
11C バックプレ―ト平坦部
12 高圧側シールダイアフラム
12A 高圧側シールダイアフラム室
13 低圧側シールダイアフラム
13A 低圧側シールダイアフラム室
16 高圧側伝導穴
17 低圧側伝導穴
21 高圧側予荷重ダイアフラム
21A センター平坦部
21B 波部
21C アウター平坦部
21D アウター平坦部21Cの一部
22 低圧側過大圧室
23 低圧側過大圧伝導穴
24 低圧側予荷重ダイアフラム
24A センター平坦部
24B 波部
24C アウター平坦部
24D アウター平坦部24Cの一部
25 高圧側過大圧室
26 高圧側過大圧伝導穴
A 予荷重ダイアフラム
A1 凸部
B バックプレート面
B1 凸部
31 予荷重ダイアフラム
32 バックプレート
321 すきま
41 予荷重ダイアフラム
42 バックプレート
421 すきま
51 予荷重ダイアフラム
52 バックプレート
521 すきま
522 最外斜面部
523 最外凹部
61 予荷重ダイアフラム
62 バックプレート
621 すきま
71 予荷重ダイアフラム
72 バックプレート
721 最外凹部
722 最外斜面部
723 すきま
Claims (9)
- 高圧側シールダイアフラム室の高圧側バックプレート面を覆って設けられ、前記高圧側バックプレートの面と低圧側過大圧室を構成し、所定の押圧力で前記高圧側バックプレート面に押圧取付けられ、過大圧が印加されて初めて動作する凸形形状の高圧側予荷重ダイアフラムと、
低圧側シールダイアフラム室の低圧側バックプレート面を覆って設けられ、前記低圧側バックプレートの面と高圧側過大圧室を構成し、所定の押圧力で前記低圧側バックプレート面に押圧取付けられ、過大圧が印加されて初めて動作する凸形形状の低圧側予荷重ダイアフラムと、
前記高圧側予荷重ダイアフラムの外周端の外側位置で、前記高圧側シールダイアフラム室に連通される高圧側伝導穴と、
一端が前記高圧側過大圧室に連通され、他端が前記高圧側伝導穴に連通される高圧側過大圧伝導穴と、
前記低圧側予荷重ダイアフラムの外周端の外側位置で、前記低圧側シールダイアフラム室に連通される低圧側伝導穴と、
一端が前記低圧側過大圧室に連通され、他端が前記低圧側伝導穴に連通される低圧側過大圧伝導穴と、
前記高圧側バックプレート面と、前記低圧側バックプレート面、前記高圧側伝導穴と、前記高圧側過大圧伝導穴と、前記低圧側伝導穴と、前記低圧側過大圧伝導穴とを有する本体ボディとを具備し、
前記高圧側バックプレート面は、
前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部に接する凸部と、
前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向し隙間が設けられた凹部とを具備し、
前記低圧側バックプレート面は、
前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部に接する凸部と、
前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向し隙間が設けられた凹部とを具備した
ことを特徴とする差圧測定装置。 - 前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部の曲率半径より、対応する前記高圧側バックプレート面の凸部の曲率半径が小さく、
前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部の曲率半径より、対応する前記低圧側バックプレート面の凸部の曲率半径が小さい
ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。 - 前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し隙間が設けられた最外凹部を具備し、
前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し隙間が設けられた最外凹部を具備した
ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。 - 前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の高低差が小さい箇所に対応し、隙間が設けられた凹部を具備し、
前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の高低差が小さい箇所に対応し、隙間が設けられた凹部を具備した
ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。 - 前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し、この最外凹部から最外斜面にかけての隙間が設けられた最外凹部を具備し、
前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し、この最外凹部から最外斜面にかけての隙間が設けられた最外凹部を具備した
ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。 - 前記高圧側予荷重ダイアフラムと、前記高圧側バックプレート面とが、互いの凸部同士のみが密着し、
前記低圧側予荷重ダイアフラムと、前記低圧側バックプレート面とが、互いの凸部同士のみが密着する
ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。 - 前記高圧側予荷重ダイアフラムは、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、前記高圧側バックプレート面に接して、所定の押圧力で押圧取付けられ、押圧取付けられた後も凸形形状を有し、
前記低圧側予荷重ダイアフラムは、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、前記低圧側バックプレート面に接して、所定の押圧力で押圧取付けられ、押圧取付けられた後も凸形形状を有する
ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。 - 前記高圧側バックプレート面に前記高圧側予荷重ダイアフラムを強制的に変形させて溶接固定する溶接工程と、
前記低圧側バックプレート面に前記低圧側予荷重ダイアフラムを強制的に変形させて溶接固定する溶接工程とを備える
ことを特徴とする請求項7記載の差圧測定装置。 - 前記高圧側予荷重ダイアフラムは、その外周部分に平坦部が設けられ、
前記低圧側予荷重ダイアフラムは、その外周部分に平坦部が設けられる
ことを特徴とする請求項8記載の差圧測定装置。
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