JP3980246B2 - Granular detergent composition - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は粒状洗剤組成物に関し、特に衣類の黄ばみやきしみを抑制するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリオキシアルキレン脂肪酸アルキルエステル型ノニオン界面活性剤を含むノニオン洗剤は、既に公知である。しかしながら、このような界面活性剤を含有するノニオン洗剤では、洗剤の保存時又はアルカリ性の洗液中で加水分解し、脂肪酸が生成しやすく、この脂肪酸が、洗剤中に存在するアルカリビルダーとして使用されているナトリウム化合物と反応して、洗濯中にナトリウム塩となり易い。
このようなナトリウム塩が生成すると、特にすすぎ時に、水道水に含まれるカルシウムなどのアルカリ土類金属イオンと反応して、これらの金属の塩となり、衣類に残留付着している皮脂汚れ中の不飽和脂肪酸や、トリグリセライドに付着し、皮脂汚れが衣類から洗浄されるのを妨げたり、すすぎ液中に放出された不飽和脂肪酸や、トリグリセライドを同伴し、衣類へ再吸着するため、衣類の黄ばみの原因となる。また、不飽和脂肪酸由来のノニオン界面活性剤がノニオン洗剤中に含まれている場合には、それ自身が黄ばみの原因となる。
【0003】
さらに、ノニオン界面活性剤を主体とする洗剤は、特にアクリル繊維に対して乾燥後のきしみを生じさせる問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記事情に鑑てなされたもので、ノニオン界面活性剤を主体とする粒状洗剤組成物において、衣類の黄ばみが生じにくい粒状洗剤組成物を提供することを課題とする。特にポリオキシアルキレン脂肪酸アルキルエステル型ノニオン界面活性剤を含む粒状洗剤組成物において、黄ばみの発生を抑制できる粒状洗剤組成物を提供することを目的とする。
また、衣類のきしみ、特にアクリル繊維におけるきしみを抑制できる粒状洗剤組成物を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述のように、黄ばみは界面活性剤の特性に起因する場合が多い。本発明者らは、鋭意検討の結果、特定のノニオン界面活性剤と、他の特定の化合物とを組み合わせることにより、黄ばみ、きしみを抑制することができることを見出した。すなわち、前記課題を解決するために、本発明の粒状洗剤組成物は、(a)以下の一般式(I)
【化2】
(式中、R1 COは炭素数6〜22の飽和または不飽和脂肪酸残基、R2 は炭素数2〜8のアルキレン基、R3は炭素数1 〜4のアルキル基、nはOR2の平均付加モル数であって、2〜50の数を示す)で示されるノニオン界面活性剤と、(b)質量平均分子量が100〜1000のポリアルキレングリコール0.4〜5重量%および/または(c)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数1〜4)エーテル1〜10重量%と、(d)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数6〜22)エーテルとを含有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
(a)上記一般式(I)で表されるポリオキシアルキレン脂肪酸アルキルエステル型ノニオン界面活性剤において、式中、R1 COは炭素数6 〜22、好ましくは炭素数8〜18の飽和または不飽和脂肪酸残基である。R2 は炭素数2 〜8、好ましくは炭素数2〜4のアルキレン基である。R3 は炭素数1 〜4、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基であり。また、OR2 の平均付加モル数nは、2〜50、好ましくは3〜30である。2未満では界面活性性能が低下し、好ましくない。50を越えるとハンドリング性が悪化する場合がある。
なお、R1、R2、R3は直鎖状であっても分岐を有するものであってもよい。
【0007】
このノニオン界面活性剤は、例えば、脂肪酸(R1COOH)にアルコール(R3OH)を反応させた後、アルキレンオキシド(R2O)を反応させることによって製造することができる。このとき、アルキレンオキシドの平均付加モル数nは、脂肪酸のアルコールエステルの量に対して、付加反応の際に導入するアルキレンオキシドの使用量を調節することによって適宜調整することができる。
【0008】
原料の脂肪酸の具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの飽和脂肪酸、あるいはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸などを挙げることができる。好ましくはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などである。これらは1種あるいは2種以上混合して用いることができる。
同じく原料のアルコールの具体的としては、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec-ブチルアルコール、tert-ブチルアルコールなどを例示することができる。好ましくはメチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコールなどである。これらは1種あるいは2種以上混合して用いることができる。
同じく原料のアルキレンオキシドの具体例としては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドなどが挙げられる。これらは1種あるいは2種以上混合して用いることができる。
【0009】
この(a)ノニオン界面活性剤は、粒状洗剤組成物の重量に基づいて、1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%配合される。1重量%未満であると洗浄力が低下し、50重量%をこえると効果が飽和し、また他の成分の配合量が少なくなるため不都合である。
【0010】
そして、(b)質量平均分子量が100〜1000のポリアルキレングリコールと(c)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数1〜4)エーテルの一方あるいは両方を、上記(a)ノニオン界面活性剤と組み合わせることにより、黄ばみおよびきしみを抑制することができる。
(a)ノニオン界面活性剤のアルキレン基としては、エチレン基やプロピレン基、その他のアルキレン基、またはエチレン基とプロピレン基などの異なるアルキレン基を備えたものの混合物を用いることもできる。
(b)ポリアルキレングリコールは、HO(CH2CH2O)nHのポリエチレングリコール、HO(CH3CHCH2O)mHのポリプロピレングリコール、HO(CH2CH2O)n(CH3CHCH2O)mHのポリエチレンポリプロピレングリコールなどが好ましい。
その質量平均分子量は100〜1000、好ましくは150〜800とされる。質量平均分子量がこの範囲外のものは十分な効果を得ることができない。なお、前記化学式中のn、mはこの質量平均分子量を満足する正数である。
【0011】
(c)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数1〜4)エーテルは以下の一般式(III)で表されるものである。
R4O(R5O)xH (III)
式中、R4は炭素数1〜4、好ましくは1〜3の直鎖あるいは分岐のアルキル基、R5は炭素数2〜8、好ましくは2〜5のアルキレン基、Xは2〜50、好ましくは3〜30の数である。
【0012】
(b)ポリアルキレングリコールと(c)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、どちらか一方、あるいは両方を粒状洗剤組成物に配合することができる。一方のみでも黄ばみときしみを抑制することができるが、両方を配合すると、特に少量で黄ばみを抑制することができるため、好ましい。
【0013】
(b)ポリアルキレングリコールは粒状洗剤組成物の重量に対して0.4〜5重量%、好ましくは0.4〜3.0重量%配合される。0.4重量%未満であると黄ばみ、きしみを十分に防止することができず、5重量%をこえると効果が飽和する。(c)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは粒状洗剤組成物の重量に対して一般に1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%配合される。1重量%未満であると黄ばみ、きしみを十分に防止することができず、10重量%をこえると粒状洗剤組成物の臭気が劣化する場合がある。
【0014】
(d)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数6〜22)エーテルは、上述の(a)ノニオン界面活性剤と、(b)ポリアルキレングリコールと(c)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数1〜4)エーテルの一方あるいは両方と組み合わせることにより、さらにきしみを抑制するものである。特にこの(d)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数6〜22)エーテルを配合することにより、従来問題となっていたアクリル繊維のきしみも効果的に抑制することができる。
【0015】
(d)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数6〜22)エーテルは、以下の一般式(IV)で表される。
R6O(R7O)yH (IV)
式中、R6は炭素数6〜22、好ましくは8〜18の直鎖あるいは分岐のアルキル基、R7は炭素数2〜8、好ましくは2〜4のアルキレン基、yは2〜50、好ましくは3〜30の数である。
【0016】
(d)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数6〜22)エーテルは、粒状洗剤組成物の重量に対して、一般に1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%配合される。1重量%未満ではきしみ抑制効果の向上を図ることができず、50重量%をこえると効果が飽和する。
【0017】
本発明の粒状洗剤組成物には、これら(a)〜(d)の配合成分の他、通常洗剤に配合されている以下のような成分を配合することができる。これら成分は、造粒処理工程中に配合することもできるし、造粒処理により得られた洗剤粒子に混合することもできる。
【0018】
(1)有機質洗浄ビルダーとして、クエン酸ナトリウム等のクエン酸塩、コハク酸ナトリウム等のコハク酸塩、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸−マレイン酸共重合体、EDTA、イミノカルボン酸塩、ゼオライト、NTAなど。無機質洗浄ビルダーとして、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、結晶性ゼオライト、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリムなど。
(2)蛍光剤として、ビス(トリアジニルアミノ)スチルベンジスルホン酸誘導体、ビス(スルホスチリル)ビフェニル塩[チノパールCBS]など。
(3)酵素として、リパーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼなど。
(4)漂白剤として、過炭酸塩、過硼酸塩など。
(5)帯電防止剤として、ジアルキル型4級アンモニウム塩などのカチオン界面活性剤など。
(6)表面改質剤として、微粉炭酸カルシウム、微粉ゼオライト、顆粒ゼオライド、ポリエチレングリコールなど。
(7)アニオン界面活性剤として、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸石鹸など。
(8)再汚染防止剤として、カルボキシメチルセルロースなどのセルロース誘導体など。
(9)増量剤として、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウムなど。
(10)還元剤として、亜硫酸ナトリウムなど。
(11)多孔質吸油剤として、非晶質無水珪酸、珪酸カルシウムなど。
(12)油ゲル化剤として、12−ヒドロキシステアリン酸、金属石鹸など。
(13)すすぎ剤として、シリコーン油など。
(14)香料。
【0019】
本発明の粒状洗剤組成物は、例えば混練押出成形法、破砕造粒法、撹拌造粒法、転動造粒法、捏和破砕造粒法などによって造粒して製造することができ、好ましくは撹拌造粒法、捏和破砕造粒法などによって製造することができる。なお、捏和破砕造粒法は混練押出成形法と破砕造粒法を組み合わせた方法である。
【0020】
撹拌造粒法においては、好ましくは造粒器内部に撹拌翼を有し、この撹拌翼と造粒器内部壁面との間に30mm以下のクリアランスを有する内部撹拌型の造粒機に材料を投入して造粒する。
撹拌造粒機として、例えばハイスピードミキサー〔深江工業(株)製〕、シュギミキサー〔ホソカワミクロン(株)製〕、レーディゲミキサー〔(株)マツボー製〕などを例示することができる。
撹拌造粒の温度は、一般に20〜60℃、好ましくは30〜50℃、さらに好ましくは35〜50℃に設定される。20℃よりも低い場合には造粒が進行しにくくなる場合がある。60℃よりも高くなると造粒機への付着が生じ、負荷が過大となり易くなる場合がある。また、造粒処理時間は、通常1〜10分間、好ましくは2〜8分間とされる。
【0021】
捏和破砕造粒法においては、混練押出機、好ましくは、密閉式の圧密化処理装置、さらに好ましくは横型連続式のニーダーに材料を導入し、ニーダー内で剪断力を付与しながら混合して造粒物を形成し、ついで破砕造粒機、好ましくは、カッターミルによって破砕造粒し、圧密化処理を行って製造する。この場合、ニーダーの他に、一軸又は二軸スクリュー押出機などを用いることもできる。
【0022】
混練押出機として、具体的には、株式会社栗本鐵工所製のKRCニーダーなどが挙げられる。破砕造粒機としては、例えば、フィッツミル〔ホソカワミクロン(株)製のDKASO 6型〕などを使用することができる。
なお破砕造粒の際には、粉砕助剤として、例えば、結晶質アルミノケイ酸ナトリウムなどを添加することもできる。
混練押出機の温度は、一般に30〜60℃、好ましくは35〜55℃、さらに好ましくは40〜50℃に設定される。30℃よりも低いと、混練押出機への負荷が過大となり易い。60℃よりも高いと、混練物が粉砕機に付着しやすくなる。このときの処理時間は、通常0.2〜2分間、好ましくは0.5〜1分間とされる。
【0023】
破砕造粒処理は、一般に5〜30℃、好ましくは10〜25℃、さらに好ましくは10〜20℃の条件で行われる。5℃よりも低い場合には、結露が発生し易くなる。30℃よりも高くなると、粉砕機への付着が生じ易くなる。このときの処理時間は、通常、1〜30秒間、好ましくは3〜30秒間とされる。
【0024】
また、本発明の粒状洗剤組成物はノニオン界面活性剤を用いているため、表面がややべたつく場合がある。その場合は、造粒によって得られた洗剤粒子にコーティング剤を添加してコーティング処理して流動性を改良すると好ましい。
コーティング剤としては、 JIS200メッシュふるい通過分が50%以上の無機質粉末が好適であり、具体的には、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カルシウムなどの炭酸塩や、非晶質シリカ、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウムなどのケイ酸塩、ゼオライトなどのアルミノケイ酸塩などを使用することができる。コーティング剤は、粒状洗剤組成物に対して一般に0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%の割合で用いられる。
【0025】
また、本発明の粒状洗剤組成物の嵩密度は0.5〜1.2g/ml 、好ましくは0.6〜1g/mlとされる。この範囲であれば現在主流となっているコンパクト洗剤として好適である。また、平均粒径は300〜3000μm 、好ましくは350〜2000μm 、特に好ましくは400〜1000μmとされる。粒径が小さすぎると流動性などが低下し、大きすぎると溶解性などが低下する場合がある。
【0026】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明の効果を具体的に明らかにする。
(実施例、比較例、参考例)
以下のようにして粒状洗剤組成物を製造した。すなわち、表1、2に示した原料のうち、香料と酵素と粉砕助剤(アルミノ珪酸塩:10%)と粉末被覆剤(コーティング剤)(アルミノ珪酸塩:2.5%)を除いて、連続ニーダー(栗本鐵工所株式会社製KRCS-4型)に投入し、混練した後、押出機(不二パウダル株式会社製ペレッターダブル)で押出し、固形洗剤のペレットを調製した。ついで、このペレットを前記粉砕助剤の共存下で粉砕機(ホソカワミクロン株式会社製フィッツミル)を用いて破砕して洗剤粒子を得た。この洗剤粒子に香料等を噴霧した後、前記粉末被覆剤で被覆し、酵素を加えて粒状洗剤組成物を得た。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
なお、表1、2に示した使用原料は、以下の通りである。
・必須成分
(a)ノニオン界面活性剤
▲1▼:CH3(CH2)14C(O)(OCH2CH2)9OCH3(ライオン化学(株)製)
▲2▼:CH3(CH2)16C(O)(OCH2CH2)9OCH3(ライオン化学(株)製)
▲3▼:CH3(CH2)14C(O)(OCH(CH3)CH2)2(OCH2CH2)9OCH3(ライオン化学(株)製)
(b)質量平均分子量が100〜1000のポリアルキレングリコール
▲1▼:PEG300(質量平均分子量300のポリエチレングリコール)
(ライオン化学(株)製)
▲2▼:PEG1000(質量平均分子量1000のポリエチレングリコール)
(ライオン化学(株)製)
▲3▼:PEG80(質量平均分子量80のポリエチレングリコール)
(ライオン化学(株)製)…参考例
▲4▼:PEG1500(質量平均分子量1500ののポリエチレングリコール)
(ライオン化学(株)製)…参考例
(c)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数1〜4)エーテル
▲1▼:CH3O(CH2CH2O)9H (ライオン化学(株)製)
▲2▼:CH3O(CH2CH2O)9(CH(CH3)CH2O)2H (ライオン化学(株)製)
(d)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数6〜22)エーテル
▲1▼:CH3(CH2)11O(CH2CH2O)5.5H(ライオン化学(株)製)
▲2▼:CH3(CH2)12O(CH2CH2O)7(CH(CH3)CH2O)3H(ライオン化学(株)製)
・任意成分
ゼオライト:結晶性アルミノケイ酸ナトリウム
(水沢化学工業(株)製シルトンB)
炭酸ナトリウム:(旭硝子(株)製)
炭酸カリウム:(旭硝子(株)製)
α−SF(α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩):ライオン(株)製
石鹸:ライオン(株)製
亜硫曹 :亜硫酸ナトリウム(神州化学(株)製)
粘土鉱物:モンモリロナイト(SUD CHEMIE社製ラウンドロジル)
ホワイトカーボン:((株)トクヤマ製、トクシールN)
酵素:リパーゼ/プロテアーゼ/セルラーゼ/アルカラーゼ=1/1/1/1
・その他の混合物
蛍光剤:4,4'−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルジナトリウム
(チバスペシャリティケミカルズ社製チノパールCBS−X)
香料:表3に示す組成
【0030】
【表3】
【0031】
得られた粒状洗剤組成物について以下の試験を行って評価し、結果を表1、表2にあわせて示した。
[黄ばみ試験]
着用した綿の肌シャツを粒状洗剤組成物を用いて洗濯した。この洗濯を5回繰り返した後、シャツの黄ばみの状態を観察し、以下の基準で評価した。
×:かなり黄ばんでいる
△:少し黄ばんでいる
○:黄ばみがわずかに認められる
◎:ほとんど黄ばんでいない
【0032】
[きしみ性試験]
前処理済のアクリルジャージ1kgと粒状洗剤組成物15gを2槽式洗濯機(三菱電機(株)製CW−225型)に投入し、15℃、30リットルの水(3°DH)で10分間洗浄を行った後、1分間脱水した。なお、DHとはドイツ硬度であり、1°DHはCaO1mg/水100ccであることを示している。
ついで、15℃、30リットルの水で3分間のためすすぎと1分間の脱水を2回繰り返した後、被洗布を48時間屋内にて風乾し、きしみ具合いを、布の感触により、以下の基準で評価した。
◎:きしみなし
○:きしみわずか
△:きしみ少し
×:きしみ多い
【0033】
表1、2に示した結果からわかるように、実施例、参考例においては概ね黄ばみ、きしみが生じにくく、良好な結果が得られた。特に黄ばみについては、(b)ポリアルキレングリコール、(c)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数1〜4)エーテルを単独で添加するよりも、両方を添加する方が、少量で良好な結果が得られた。また、質量平均分子量が本発明の数値範囲外の(b)ポリアルキレングリコールを用いた比較例2、3の結果からわかるように、この数値範囲の下限値未満であっても上限値をこえていても黄ばみ抑制効果を得ることができないことが明らかとなった。また、きしみについては、(b)ポリアルキレングリコールおよび/または(c)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数1〜4)エーテルの添加によっても抑制することができるが、(d)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数6〜22)エーテルの併用により、さらに抑制効果が向上することができることがわかった。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の粒状洗剤組成物においては、(a)上記一般式(I)で表されるノニオン界面活性剤と、(b)質量平均分子量が100〜1000のポリアルキレングリコールおよび/または(c)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数1〜4)エーテルを組み合わせて配合することにより、衣類の黄ばみときしみを抑制することができる。また、(d)ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数6〜22)エーテルを併用することにより、きしみ抑制効果をさらに向上させることができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a granular detergent composition, and particularly suppresses yellowing and squeaking of clothing.
[0002]
[Prior art]
Nonionic detergents containing polyoxyalkylene fatty acid alkyl ester type nonionic surfactants are already known. However, nonionic detergents containing such surfactants are prone to hydrolysis during the storage of the detergent or in an alkaline washing solution to produce fatty acids, which are used as an alkali builder present in the detergent. It reacts with the sodium compound and tends to be a sodium salt during washing.
When such a sodium salt is formed, it reacts with alkaline earth metal ions such as calcium contained in tap water, particularly at the time of rinsing, to form a salt of these metals. Because it adheres to saturated fatty acids and triglycerides and prevents sebum stains from being washed from the clothing, and is released into the rinse liquid, it is accompanied by unsaturated fatty acids and triglycerides and re-adsorbs on the clothing. Cause. Moreover, when the nonionic surfactant derived from unsaturated fatty acid is contained in the nonionic detergent, it itself causes yellowing.
[0003]
Furthermore, a detergent mainly composed of a nonionic surfactant has a problem of causing a squeak after drying particularly on an acrylic fiber.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a granular detergent composition in which yellowing of clothing is unlikely to occur in a granular detergent composition mainly composed of a nonionic surfactant. In particular, an object of the present invention is to provide a granular detergent composition capable of suppressing the occurrence of yellowing in a granular detergent composition containing a polyoxyalkylene fatty acid alkyl ester type nonionic surfactant.
It is another object of the present invention to provide a granular detergent composition that can suppress squeaks in clothing, particularly squeaks in acrylic fibers.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As mentioned above, yellowing is often attributed to the properties of the surfactant. As a result of intensive studies, the present inventors have found that yellowing and squeaking can be suppressed by combining a specific nonionic surfactant with another specific compound. That is, in order to solve the above problems, the granular detergent composition of the present invention comprises (a) the following general formula (I):
[Chemical 2]
(In the formula, R 1 CO is a saturated or unsaturated fatty acid residue having 6 to 22 carbon atoms, R 2 is an alkylene group having 2 to 8 carbon atoms, R 3 is an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, and n is OR 2. And (b) a polyalkylene glycol having a mass average molecular weight of 100 to 1000 and / or 0.4 to 5% by weight, and / or It contains 1 to 10% by weight of (c) polyoxyalkylene alkyl (1 to 4 carbon atoms) ether and (d) polyoxyalkylene alkyl (6 to 22 carbon atoms) ether .
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
(A) In the polyoxyalkylene fatty acid alkyl ester type nonionic surfactant represented by the general formula (I), R 1 CO is a saturated or unsaturated group having 6 to 22 carbon atoms, preferably 8 to 18 carbon atoms. It is a saturated fatty acid residue. R 2 is an alkylene group having 2 to 8 carbon atoms, preferably 2 to 4 carbon atoms. R 3 is an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, preferably 1 to 3 carbon atoms. The average addition mole number n of OR 2 is 2 to 50, preferably 3 to 30. If it is less than 2, the surface active performance is lowered, which is not preferable. If it exceeds 50, the handleability may deteriorate.
R 1 , R 2 and R 3 may be linear or branched.
[0007]
This nonionic surfactant can be produced, for example, by reacting an alcohol (R 3 OH) with a fatty acid (R 1 COOH) and then reacting with an alkylene oxide (R 2 O). At this time, the average addition mole number n of alkylene oxide can be suitably adjusted by adjusting the usage-amount of the alkylene oxide introduce | transduced in the case of addition reaction with respect to the quantity of the alcohol ester of a fatty acid.
[0008]
Specific examples of the starting fatty acid include saturated fatty acids such as lauric acid, myristic acid, palmitic acid and stearic acid, and unsaturated fatty acids such as oleic acid, linoleic acid and linolenic acid. Preferred are lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, oleic acid and the like. These can be used alone or in combination.
Similarly, specific examples of the starting alcohol include methyl alcohol, ethyl alcohol, propyl alcohol, n-butyl alcohol, isobutyl alcohol, sec-butyl alcohol, tert-butyl alcohol, and the like. Preferred are methyl alcohol, ethyl alcohol, propyl alcohol and the like. These can be used alone or in combination.
Similarly, specific examples of the starting alkylene oxide include ethylene oxide, propylene oxide, butylene oxide, and the like. These can be used alone or in combination.
[0009]
This (a) nonionic surfactant is blended in an amount of 1 to 50% by weight, preferably 5 to 40% by weight, based on the weight of the granular detergent composition. If it is less than 1% by weight, the detergency is reduced, and if it exceeds 50% by weight, the effect is saturated and the amount of other components is reduced, which is inconvenient.
[0010]
By combining one or both of (b) a polyalkylene glycol having a mass average molecular weight of 100 to 1000 and (c) a polyoxyalkylene alkyl (1 to 4 carbon atoms) ether with the above (a) nonionic surfactant. Can suppress yellowing and squeaking.
(A) As the alkylene group of the nonionic surfactant, a mixture of ethylene groups, propylene groups, other alkylene groups, or different alkylene groups such as ethylene groups and propylene groups can be used.
(B) Polyalkylene glycol is HO (CH 2 CH 2 O) n H polyethylene glycol, HO (CH 3 CHCH 2 O) m H polypropylene glycol, HO (CH 2 CH 2 O) n (CH 3 CHCH 2 O) m H polyethylene polypropylene glycol and the like are preferred.
The mass average molecular weight is 100 to 1000, preferably 150 to 800. When the weight average molecular weight is outside this range, a sufficient effect cannot be obtained. In addition, n and m in the chemical formula are positive numbers satisfying this mass average molecular weight.
[0011]
(C) A polyoxyalkylene alkyl (C1-C4) ether is represented by the following general formula (III).
R 4 O (R 5 O) x H (III)
In the formula, R 4 is a linear or branched alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, preferably 1 to 3 carbon atoms, R 5 is an alkylene group having 2 to 8 carbon atoms, preferably 2 to 5 carbon atoms, X is 2 to 50, The number is preferably 3 to 30.
[0012]
Either (b) polyalkylene glycol or (c) polyoxyalkylene alkyl ether can be blended in the granular detergent composition. Although only one of them can suppress yellowing and blotting, it is preferable to mix both, since yellowing can be suppressed in a particularly small amount.
[0013]
(B) The polyalkylene glycol is blended in an amount of 0.4 to 5% by weight, preferably 0.4 to 3.0% by weight, based on the weight of the granular detergent composition. If it is less than 0.4 % by weight, yellowing and squeaking cannot be sufficiently prevented, and if it exceeds 5% by weight, the effect is saturated. (C) The polyoxyalkylene alkyl ether is generally added in an amount of 1 to 10% by weight, preferably 1 to 5% by weight, based on the weight of the granular detergent composition. If it is less than 1 % by weight, yellowing and squeaking cannot be sufficiently prevented, and if it exceeds 10% by weight, the odor of the granular detergent composition may deteriorate.
[0014]
(D) polyoxyalkylene alkyl (C6-C22) ether is the above-mentioned (a) nonionic surfactant, (b) polyalkylene glycol, and (c) polyoxyalkylene alkyl (C1-C4) ether. In combination with one or both of these, squeak is further suppressed. In particular, by blending this (d) polyoxyalkylene alkyl (carbon number 6 to 22) ether, it is possible to effectively suppress squeaking of acrylic fibers, which has been a problem in the past.
[0015]
(D) Polyoxyalkylene alkyl (C6-C22) ether is represented by the following general formula (IV).
R 6 O (R 7 O) y H (IV)
In the formula, R 6 is a linear or branched alkyl group having 6 to 22 carbon atoms, preferably 8 to 18 carbon atoms, R 7 is an alkylene group having 2 to 8 carbon atoms, preferably 2 to 4 carbon atoms, y is 2 to 50, The number is preferably 3 to 30.
[0016]
(D) Polyoxyalkylene alkyl (C6-C22) ether is generally 1 to 50% by weight, preferably 5 to 40% by weight, based on the weight of the granular detergent composition. If it is less than 1% by weight, the effect of suppressing squeaking cannot be improved, and if it exceeds 50% by weight, the effect is saturated.
[0017]
The granular detergent composition of the present invention can be blended with the following components that are usually blended in detergents in addition to the blending components (a) to (d). These components can also be mix | blended during a granulation process, and can also be mixed with the detergent particle | grains obtained by the granulation process.
[0018]
(1) As organic cleaning builder, citrate such as sodium citrate, succinate such as sodium succinate, polyacrylate, polyacrylic acid-maleic acid copolymer, EDTA, iminocarboxylate, zeolite, NTA etc. Examples of inorganic cleaning builders include sodium carbonate, potassium carbonate, sodium silicate, potassium silicate, crystalline zeolite, sodium tripolyphosphate, and sodium pyrophosphate.
(2) As a fluorescent agent, bis (triazinylamino) stilbene disulfonic acid derivative, bis (sulfostyryl) biphenyl salt [Tinopearl CBS] and the like.
(3) As an enzyme, lipase, protease, cellulase, amylase and the like.
(4) Percarbonate and perborate as bleaching agents.
(5) Cationic surfactants such as dialkyl quaternary ammonium salts as antistatic agents.
(6) As a surface modifier, fine calcium carbonate, fine zeolite, granule zeolite, polyethylene glycol and the like.
(7) As an anionic surfactant, α-sulfo fatty acid methyl ester salt, linear alkylbenzene sulfonate, α-olefin sulfonate, alkyl sulfate ester salt, fatty acid soap and the like.
(8) Cellulose derivatives such as carboxymethyl cellulose as anti-staining agents.
(9) As a bulking agent, sodium sulfate, sodium chloride and the like.
(10) As a reducing agent, sodium sulfite and the like.
(11) As a porous oil absorbent, amorphous anhydrous silicic acid, calcium silicate and the like.
(12) Examples of oil gelling agents include 12-hydroxystearic acid and metal soaps.
(13) Silicone oil or the like as a rinsing agent.
(14) Fragrance.
[0019]
The granular detergent composition of the present invention can be produced by granulation, for example, by kneading extrusion molding method, crushing granulation method, stirring granulation method, rolling granulation method, kneading crushing granulation method, etc. Can be produced by stirring granulation method, kneading granulation method and the like. The kneading crushing granulation method is a method in which the kneading extrusion molding method and the crushing granulation method are combined.
[0020]
In the agitation granulation method, the material is preferably fed into an internal agitation granulator having a stirring blade inside the granulator and having a clearance of 30 mm or less between the stirring blade and the inner wall surface of the granulator. And granulate.
Examples of the agitation granulator include, for example, a high-speed mixer (manufactured by Fukae Kogyo Co., Ltd.), Shugi mixer (manufactured by Hosokawa Micron Co., Ltd.), and a Redige mixer (manufactured by Matsubo Co., Ltd.).
The stirring granulation temperature is generally set to 20 to 60 ° C, preferably 30 to 50 ° C, more preferably 35 to 50 ° C. When it is lower than 20 ° C., granulation may not easily proceed. When the temperature is higher than 60 ° C., adhesion to the granulator occurs, and the load is likely to be excessive. The granulation treatment time is usually 1 to 10 minutes, preferably 2 to 8 minutes.
[0021]
In the kneading and granulating method, the material is introduced into a kneading extruder, preferably a closed-type compacting apparatus, more preferably a horizontal continuous kneader, and mixing is performed while applying a shearing force in the kneader. A granulated material is formed, and then crushed and granulated by a crushing and granulating machine, preferably a cutter mill, and subjected to a consolidation treatment. In this case, in addition to the kneader, a single screw or twin screw extruder may be used.
[0022]
Specific examples of the kneading extruder include a KRC kneader manufactured by Kurimoto Steel Corporation. As the crushing and granulating machine, for example, Fitzmill [DKASO 6 type manufactured by Hosokawa Micron Co., Ltd.] can be used.
In crushing granulation, for example, crystalline sodium aluminosilicate can be added as a grinding aid.
The temperature of the kneading extruder is generally set to 30 to 60 ° C, preferably 35 to 55 ° C, and more preferably 40 to 50 ° C. If it is lower than 30 ° C, the load on the kneading extruder tends to be excessive. When it is higher than 60 ° C., the kneaded material tends to adhere to the pulverizer. The treatment time at this time is usually 0.2 to 2 minutes, preferably 0.5 to 1 minute.
[0023]
The crushing granulation treatment is generally performed at 5 to 30 ° C, preferably 10 to 25 ° C, more preferably 10 to 20 ° C. If it is lower than 5 ° C., condensation tends to occur. When the temperature is higher than 30 ° C., adhesion to the pulverizer tends to occur. The processing time at this time is normally 1 to 30 seconds, preferably 3 to 30 seconds.
[0024]
Moreover, since the granular detergent composition of the present invention uses a nonionic surfactant, the surface may be somewhat sticky. In that case, it is preferable to improve the fluidity by adding a coating agent to the detergent particles obtained by granulation to perform coating.
The coating agent is preferably an inorganic powder having a JIS 200 mesh sieve passing rate of 50% or more. Specifically, for example, carbonates such as sodium carbonate and calcium carbonate, amorphous silica, calcium silicate, and silicic acid. Silicates such as magnesium and aluminosilicates such as zeolite can be used. The coating agent is generally used in a proportion of 0.5 to 15% by weight, preferably 1 to 10% by weight, based on the granular detergent composition.
[0025]
Further, the bulk density of the granular detergent composition of the present invention is 0.5 to 1.2 g / ml, preferably 0.6 to 1 g / ml. If it is this range, it is suitable as a compact detergent which has become mainstream now. The average particle diameter is 300 to 3000 μm, preferably 350 to 2000 μm, and particularly preferably 400 to 1000 μm. If the particle size is too small, the fluidity and the like may decrease, and if it is too large, the solubility and the like may decrease.
[0026]
【Example】
Hereinafter, an example is shown and the effect of the present invention is clarified concretely.
(Examples, comparative examples , reference examples )
A granular detergent composition was produced as follows. That is, among the raw materials shown in Tables 1 and 2, excluding fragrance, enzyme, grinding aid (aluminosilicate: 10%) and powder coating agent (coating agent) (aluminosilicate: 2.5%), The mixture was put into a continuous kneader (KRCS-4 type manufactured by Kurimoto Seiko Co., Ltd.), kneaded, and then extruded with an extruder (Pelleter Double manufactured by Fuji Paudal Co., Ltd.) to prepare pellets of solid detergent. Subsequently, the pellets were crushed using a pulverizer (Fitzmill manufactured by Hosokawa Micron Corporation) in the presence of the pulverization aid to obtain detergent particles. After spraying a fragrance | flavor etc. on this detergent particle | grain, it coat | covered with the said powder coating agent, the enzyme was added, and the granular detergent composition was obtained.
[0027]
[Table 1]
[0028]
[Table 2]
[0029]
The raw materials shown in Tables 1 and 2 are as follows.
-Essential component (a) Nonionic surfactant (1): CH 3 (CH 2 ) 14 C (O) (OCH 2 CH 2 ) 9 OCH 3 (manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.)
( 2 ): CH 3 (CH 2 ) 16 C (O) (OCH 2 CH 2 ) 9 OCH 3 (manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.)
( 3 ): CH 3 (CH 2 ) 14 C (O) (OCH (CH 3 ) CH 2 ) 2 (OCH 2 CH 2 ) 9 OCH 3 (manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.)
(B) Polyalkylene glycol having a mass average molecular weight of 100 to 1000 (1): PEG300 (polyethylene glycol having a mass average molecular weight of 300)
(Manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.)
(2): PEG1000 (polyethylene glycol having a mass average molecular weight of 1000)
(Manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.)
(3): PEG80 (polyethylene glycol having a mass average molecular weight of 80)
(Manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.) Reference Example (4): PEG 1500 (polyethylene glycol having a weight average molecular weight of 1500)
(Lion Chemical Co., Ltd.) ... Reference Example (c) Polyoxyalkylene alkyl (C1-C4) ether (1): CH 3 O (CH 2 CH 2 O) 9 H (Lion Chemical Co., Ltd.)
( 2 ): CH 3 O (CH 2 CH 2 O) 9 (CH (CH 3 ) CH 2 O) 2 H (manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.)
(D) Polyoxyalkylene alkyl (C 6-22) ether (1): CH 3 (CH 2 ) 11 O (CH 2 CH 2 O) 5.5 H (manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.)
( 2 ): CH 3 (CH 2 ) 12 O (CH 2 CH 2 O) 7 (CH (CH 3 ) CH 2 O) 3 H (manufactured by Lion Chemical Co., Ltd.)
Optional component zeolite: crystalline sodium aluminosilicate (Silton B manufactured by Mizusawa Chemical Co., Ltd.)
Sodium carbonate: (Asahi Glass Co., Ltd.)
Potassium carbonate: (Asahi Glass Co., Ltd.)
α-SF (α-sulfo fatty acid alkyl ester salt): Lion Co., Ltd. soap: Lion Co., Ltd. sulfite: Sodium sulfite (manufactured by Shinshu Chemical Co., Ltd.)
Clay mineral: Montmorillonite (SUD CHEMIE round rosyl)
White carbon: (Tokuyama, Tokuyama Co., Ltd.)
Enzyme: Lipase / Protease / Cellulase / Alcalase = 1/1/1/1
Other mixture fluorescent agent: 4,4′-bis (2-sulfostyryl) biphenyl disodium (Chino Pearl CBS-X manufactured by Ciba Specialty Chemicals)
Perfume: composition shown in Table 3
[Table 3]
[0031]
The obtained granular detergent composition was evaluated by the following tests, and the results are shown in Tables 1 and 2.
[Yellowness test]
The worn cotton skin shirt was washed with a granular detergent composition. After repeating this washing 5 times, the yellowing state of the shirt was observed and evaluated according to the following criteria.
×: considerably yellowed △: slightly yellowed ○: slightly yellowed ◎: hardly yellowed [0032]
[Squeaking test]
1 kg of pre-treated acrylic jersey and 15 g of granular detergent composition are put into a two-tank washing machine (CW-225 type manufactured by Mitsubishi Electric Corporation), and 10 minutes at 15 ° C. and 30 liters of water (3 ° DH) After washing, dehydration was performed for 1 minute. Note that DH is German hardness, and 1 ° DH is 1 mg of CaO / 100 cc of water.
Next, after rinsing with 15 liters of water at 30 ° C. for 3 minutes and dewatering for 1 minute twice, the cloth to be washed was air-dried for 48 hours indoors, Evaluated by criteria.
◎: No creaking ○: Slight crease △: Slight crease ×: Lots of squeak [0033]
As can be seen from the results shown in Tables 1 and 2, examples, generally yellowing in Reference Example, not easily squeaking occurs, good results were obtained. Especially for yellowing, a good result can be obtained in a small amount by adding both of (b) polyalkylene glycol and (c) polyoxyalkylene alkyl (1 to 4 carbon atoms) ether alone. It was. Further, as can be seen from the results of Comparative Examples 2 and 3 using (b) polyalkylene glycol having a mass average molecular weight outside the numerical range of the present invention, the upper limit is exceeded even if it is less than the lower limit of this numerical range. However, it became clear that the yellowing suppression effect could not be obtained. In addition, creaking can be suppressed by adding (b) polyalkylene glycol and / or (c) polyoxyalkylene alkyl (1 to 4 carbon atoms) ether, but (d) polyoxyalkylene alkyl (carbon). It was found that the inhibitory effect can be further improved by the combined use of Formula 6-22) ether.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, in the granular detergent composition of the present invention, (a) a nonionic surfactant represented by the above general formula (I), (b) a polyalkylene glycol having a mass average molecular weight of 100 to 1000 and / or Or (c) Yellowing and a stain of clothing can be suppressed by mix | blending combining polyoxyalkylene alkyl (C1-C4) ether. Moreover, by using together (d) polyoxyalkylene alkyl (C6-C22) ether, the squeak suppression effect can be further improved.
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