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JP3978032B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレーターや電動道路等の乗客コンベア装置に係り、特に、狭域の場所に設置されるのに好適な乗客コンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗客コンベア装置の設置面積を小さくするために、踏段を駆動する駆動軸周囲に電動機を設置して駆動軸を直接駆動したり(例えば特開昭56−108683号公報,特表2000−505406号公報)、踏段の往路の間において踏段チェーンを直接駆動したり(例えば特開昭55−40185号公報)する構成が既に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術は、電動機等の駆動機械装置を駆動軸周囲や踏段の往路と復路間に設置できるので、乗客コンベアの構成部品を支持する主枠内に駆動機械設置用のスペースを新たに確保する必要がなく、その分、主枠の全長を短くして設置面積を小さくできるのである。
【0004】
しかし、上記構成は、移動手摺を駆動する機構についての配慮がなされておらず、さらなる設置面積の縮小が要求された場合、それ以上の設置面積の縮小は事実上困難であった。
【0005】
本発明の目的は、十分なる設置面積の縮小を行い得る乗客コンベアを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、駆動輪を皿状に形成し、この駆動輪の外周部と主枠を構成する側枠とを互いの鉛直投影が重なるように配置し、かつ前記駆動輪とは反対側に位置する主スプロケットの反踏段側であってこの主スプロケットの側面に手摺駆動スプロケットを固定し、この手摺駆動スプロケットから中間軸を介して一対の手摺駆動装置を駆動するように構成したのである。
【0007】
上記構成のように、駆動輪の外周部と主枠の側枠とを互いの鉛直投影が重なるように配置したことで、駆動輪の外周部と側枠との間に設けていた隙間がなくなり、その分前記側枠を駆動輪側に寄せることができ、その結果、主枠の幅寸法を低減できるのである。さらに、移動手摺の駆動力を駆動輪から離れた踏段の反対側から中間軸を介して付与するようにしたので、従来、主スプロケットと駆動輪間に設けられていた手摺駆動スプロケットを不要とすることができ、その分、幅寸法をさらに低減することができるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明による第1の実施の形態を図1〜図5について説明する。一般にエスカレーター1は、建築物の上階2と下階3に跨って設置された主枠4をベースに構成されている。主枠4は、図3に示すように、左右一対の側枠5A,5Bと、これら左右の側枠5A,5Bを連結する底板6や横桁7から構成され、さらに前記側枠5A,5Bは、エスカレーターの長手方向に延在する上弦材8と、下弦材9と、これら上弦材8と下弦材9とを連結する縦部材10とから構成されている。
【0009】
上記構成の主枠4の上階2側には上部機械室となる上部水平部11が形成され、下階3側には下部機械室となる下部水平部12が形成され、上部水平部11と下部水平部12とは傾斜部13よって連結されている。一般的に、上部水平部11と下部水平部12とは、その上部を夫々乗客が乗り降りするための乗降床11F,12Fで塞がれている。
【0010】
このように構成された主枠4の上部水平部11と下部水平部12の乗降床11F,12F下には、夫々一対の主スプロケット14と従スプロケット15とが軸支されている。一対の主スプロケット14は、駆動軸16に固定され、この駆動軸16は端部を軸受17によって回転自在に保持されている。この軸受17は前記側枠5A,5Bの縦部材10に固定され、その垂直投影は側枠5A,5Bの幅h(図3)内にある。
【0011】
前記主スプロケット14と従スプロケット15には無端状の踏段チェーン18が巻掛けられている。この踏段チェーン18に複数の踏段19が連結される。これら踏段19は、前記主枠4内に敷設されたガイドレール上を走行する前輪20と後輪21を備えている。そして、前記前輪20を支持し前記踏段19の幅方向両端から突出させた前輪軸22を前記踏段チェーン18に連結することで、踏段19と踏段チェーン18とを連結しているのである。
【0012】
また、前記側枠5A,5Bには、夫々欄干23が立設されており、この欄干23の周縁には移動手摺24が案内されている。この移動手摺24は、欄干23の内部に設置された手摺駆動装置25によって駆動される。この手摺駆動装置25は、前記一方側の主スプロケット14の反踏段19側に設けられた手摺駆動スプロケット26に巻掛けた動力伝達チェーン27を、前記左右の側枠5A,5Bに軸支された中間軸28の第1アイドラスプロケット29に巻掛け、さらに、中間軸28の両端側に設けた二つの第2アイドラスプロケット30に巻掛けた手摺駆動チェーン31を、前記手摺駆動装置25の構成部品である駆動ローラに設けたスプロケットに巻掛けて動力を得ている。ここで、前記手摺駆動スプロケット26は、前記主スプロケット14の外周から軸方向に突出した前輪20と干渉しないように、前記主スプロケット14の半径よりも小径をなしている。
【0013】
一方、前記駆動軸16の一端側で、前記手摺駆動スプロケット24の反踏段19側には駆動輪としての駆動スプロケット32が固定されている。この駆動スプロケット32は皿状に形成され、駆動軸16への固定部は前記主スプロケット14よりも反踏段19側にあり、外周部に形成された歯部は、前記主枠4の側枠5Aの幅h内に臨ませて平面から見て駆動スプロケット32の歯部と側枠5Aとが重なるように、いい代えれば、駆動スプロケット32の歯部と側枠5Aとは互いの鉛直投影が重なるように配置されている。このため、駆動スプロケット32の歯部と前記軸受17と前記主枠4の側枠5Aの3者も、互いの鉛直投影が互いに重なり、前記側枠5Aの幅h内に位置することになる。
【0014】
そして、前記駆動スプロケット32の歯部には動力伝達チェーン33が巻掛けられ、この動力伝達チェーン33は前記踏段19の往復通路の外側に設置された駆動機械装置34のスプロケット35に巻掛けられている。駆動機械装置34は電動機36と減速機37と制動機38等からなるが、減速機37は必ずしも必要とするものではない。
【0015】
上記のように構成したので、本来なら駆動スプロケット32の歯部が、軸受17と一方の主スプロケット14との間に位置していたことにより必要としていたスペース及び主枠4や欄干23の設置バランスを考慮して反駆動スプロケット32側にも必要としていた同等のスペースを不要とすることができ、その結果、主枠4の全幅Wfを縮小することができ、エスカレーター1の設置幅寸法Woを狭めることができる。
【0016】
加えて、左右の手摺駆動装置25を駆動軸16に夫々二つの手摺駆動スプロケットを設けて駆動していたのを一つの手摺駆動スプロケット26から中間軸28を介して駆動するようにしたので、手摺駆動スプロケット26が一つになった分、駆動軸16を短縮することができ、その結果、主枠4の全幅Wfを縮小することができ、エスカレーター1の設置幅寸法Woを狭めることができる。
【0017】
上記のような幅狭のエスカレーター1を建築物の狭域の場所、例えば駅舎の既設階段等に設置する場合、通常、図2,図3に示すように、階段39の一方の壁40側に寄せてエスカレーター1を設置し、エスカレーター1の反壁40側の欄干23を階段39とエスカレーター1との仕切壁としている。このように設置幅寸法Woのエスカレーター1を階段39に設置した場合、階段39の歩行者に利用される幅寸法は狭くなるが、エスカレーター1の設置幅寸法Woは、上述のように狭幅となっているので、階段39の利用幅寸法の減幅を必要最小限にすることができる。
【0018】
次に、本発明による第2の実施の形態を図6〜図8に基づいて説明する。ここに示す第2の実施の形態は、駆動輪として第1の実施の形態に示すような駆動スプロケット32及び駆動機械装置34を用いず、これらの代わりに、電動機50を駆動機械装置としたのである。尚、図6〜図8において図1〜図5と同符号は同等の部品を示すので、再度の説明は省略し、図1〜図5と異なる構成についてのみ説明する。具体的に説明すると、手摺駆動スプロケット26とは反対側の駆動軸16端に、駆動機械装置である電動機50を設置したのである。この電動機50は回転子51と固定子52とフレーム53を有し、回転子51は皿状に形成され、外径側を側枠5A側に変位させ、内径側を駆動軸16に固定している。前記固定子52はフレーム53に固定され、このフレーム53は前記側枠5Aに固定されている。そして、電動機50全体として、軸方向長さが電動機直径に対して短い平坦構造となって、所謂薄型電動機を構成している。この電動機50を前記主枠4の側枠5Aと重なるように、いい代えれば、電動機50と側枠5Aとが互いの鉛直投影が重なるように配置している。このように構成することにより、電動機50と前記軸受17と前記主枠4の側枠5Aの3者も、互いの鉛直投影が互いに重なることになる。
【0019】
上記のように構成したので、本来なら電動機50を側枠5Aと主スプロケット14との間に設置していたことにより必要としていたスペースを、電動機50の鉛直投影を側枠5Aに重ねることで低減することができ、また、左右の手摺駆動装置25は、第1の実施の形態と同じように、一つの手摺駆動スプロケット26から中間軸28を介して駆動するようにしたので、手摺駆動スプロケット26が一つになった分、駆動軸16を短縮することができ、その結果、主枠4の全幅Wfを縮小することができ、エスカレーター1の設置幅寸法Woを狭めることができる。
【0020】
また、電動機50は、駆動軸16と同心的で踏段19の方向転換径よりも小さい直径を有するので、前記踏段19の方向転換部における移動軌跡より長手方向外側に電動機を設置する構成に比べて、主枠4の長さを短縮することができる。前記回転子51に対向する薄型の電動機50の固定子52は、主枠4を構成する一方側の側枠5Bに固定され、電動機50と側枠5Bの鉛直投影が重なるように、側枠5Bの幅h内に配置されている。
【0021】
ところで上記第2の実施の形態は、踏段19の幅方向の両側から突出させた前輪軸22に前輪20を軸支している。このような構成においては、踏段チェーン18が主スプロケット14に巻掛けられた状態で、前輪20が電動機50の回転子51の外周部に位置することになる。そのために、電動機50の外径をそれ以上大きくすることはできない。しかし、エスカレーター1は設置階高や機種によって電動機の容量を変える必要があるので、外径を大きくできない場合には、軸方向の寸法を伸ばさねばならない。
【0022】
そこで、図9に示す第3の実施の形態は、電動機50の外径寸法を踏段19の前輪20に左右されずに変えることができる要に構成したのである。即ち、第3の実施の形態は、踏段チェーンを踏段前輪として機能するローラ56を備えたローラ付き踏段チェーン55としたのである。そして、踏段19とローラ付き踏段チェーン55との連結は、踏段19の幅方向両側から突出させた連結軸57によって行うのである。尚、図9において、図1〜図8と同一符号は同等の部品を示すので、再度の説明は省略する。
【0023】
このようなローラ付き踏段チェーン55を用いることにより、ローラ付き踏段チェーン55が主スプロケット14上に巻掛けられて通過する際に、ローラ56も主スプロケット14の外周を通過するので、主スプロケット14から電動機50側に張出す部品はなくなり、その結果、電動機50の外径を必要とする容量によって破線で示すように大径とすることができるのである。
【0024】
上記第3の実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同じ効果を奏し得ると共に、主枠4の幅を変えることなく電動機50の容量を容易に変更することができる。
【0025】
さらに、図10に示す第4の実施の形態は、第1の実施の形態に示す踏段チェーン18に代えて前輪の機能を有するローラ56を備えたローラ付き踏段チェーン55を用いたものである。このローラ付き踏段チェーン55と踏段との連結は、第3に実施の形態と同じように、踏段19の幅方向両側から突出させた連結軸57によって行っている。その他の駆動スプロケット32の駆動機構や手摺駆動装置を含む構成は、第1の実施の形態の構成と同じである。
【0026】
上記のように構成したので、第1の実施の形態において、駆動スプロケット32と主スプロケット14との間に必要としていた踏段19の前輪20用のスペースを不要とすることができるので、主スプロケット14と駆動スプロケット27との隙間を狭くすることができ、その分、駆動軸16の軸長を短縮させて主枠4の全幅Wfをさらに縮小することができる。その他は第1の実施の形態と同じ効果を奏する。
【0027】
尚、以上の各実施の形態は、乗客コンベアとしてエスカレーターを説明したが、エスカレーターに限らず、踏板間に段差が生じない電動道路にも適用することができる。この場合、各請求項の踏段を踏板と読替えることが必要である。さらに、狭域な場所の一例として駅舎の既設階段について説明したが、駅舎用既設階段に限らず、一般の建築物及び平坦通路に省スペース乗客コンベアとして使用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、設置幅寸法を大幅に低減できる乗客コンベアを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態を示すエスカレーターの概略側面図。
【図2】図1の上階付近の階段への設置状態を示す概略側面図。
【図3】図1のII−II線に沿う縦断拡大図。
【図4】図1のエスカレーターの上階付近内部を示す側面図。
【図5】図4の主枠内の平面図。
【図6】本発明による第2の実施の形態を示すエスカレーターの図3相当図。
【図7】図6の上階付近の主枠内を示す平面図。
【図8】図7の側面図。
【図9】本発明による第3の実施の形態を示すエスカレーターの図3相当図。
【図10】本発明による第4の実施の形態を示すエスカレーターの図3相当図。
【符号の説明】
1…エスカレーター、4…主枠、5A,5B…側枠、14…主スプロケット、16…駆動軸、17…軸受、18…踏段チェーン、19…踏段、25…手摺駆動装置、26…手摺駆動スプロケット、28…中間軸、32…駆動スプロケット、50…電動機、55…ローラ付き踏段チェーン。

Claims (7)

  1. 複数の踏板を幅方向の両側で連結して駆動する一対の無端状の踏段チェーンと、この踏段チェーンを両乗降口の乗降床下近傍で巻掛ける一対の主スプロケット及び一対の従スプロケットと、前記主スプロケットが固定された駆動軸に設けられた駆動輪と、この駆動輪に回転力を伝達する駆動機械装置と、前記踏段の移動方向両側に沿って立設する一対の欄干と、これら欄干の周縁に案内される一対の移動手摺と、前記駆動軸から動力を得て前記一対の移動手摺を駆動する一対の手摺駆動装置と、これら各部品を支持し一対の側枠を有する主枠とを備えた乗客コンベアにおいて、前記駆動輪を皿状に形成し、この駆動輪の外周部と前記側枠とを互いの鉛直投影が重なるように配置し、かつ前記駆動輪とは反対側に位置する主スプロケットの反踏段側であってこの主スプロケットの側面に手摺駆動スプロケットを固定し、この手摺駆動スプロケットから動力を得て駆動される中間軸を設け、この中間軸の動力を前記一対の手摺駆動装置に伝達するように構成したことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 複数の踏板を幅方向の両側で連結して駆動する一対の無端状の踏段チェーンと、この踏段チェーンを両乗降口の乗降床下近傍で巻掛ける一対の主スプロケット及び一対の従スプロケットと、前記主スプロケットが固定された駆動軸に設けられた駆動輪と、この駆動輪に回転力を伝達する駆動機械装置と、前記踏段の移動方向両側に沿って立設する一対の欄干と、これら欄干の周縁に案内される一対の移動手摺と、前記駆動軸から動力を得て前記一対の移動手摺を駆動する一対の手摺駆動装置と、これら各部品を支持し一対の側枠を有する主枠とを備えた乗客コンベアにおいて、前記駆動輪を皿状に形成し、前記駆動軸の端部を支持する軸受と前記駆動輪の外周部とを互いの鉛直投影が重なるように配置し、かつ前記駆動輪とは反対側に位置する主スプロケットの反踏段側であってこの主スプロケットの側面に手摺駆動スプロケットを固定し、この手摺駆動スプロケットから動力を得て駆動される中間軸を設け、この中間軸の動力を前記一対の手摺駆動装置に伝達するように構成したことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 複数の踏板を幅方向の両側で連結して駆動する一対の無端状の踏段チェーンと、この踏段チェーンを両乗降口の乗降床下近傍で巻掛ける一対の主スプロケット及び一対の従スプロケットと、前記主スプロケットが固定された駆動軸に設けられた駆動輪と、この駆動輪に回転力を伝達する駆動機械装置と、前記踏段の移動方向両側に沿って立設する一対の欄干と、これら欄干の周縁に案内される一対の移動手摺と、前記駆動軸から動力を得て前記一対の移動手摺を駆動する一対の手摺駆動装置と、これら各部品を支持し一対の側枠を有する主枠とを備えた乗客コンベアにおいて、前記駆動輪を皿状に形成し、前記駆動軸を支持する軸受と前記駆動輪の外周部と前記側枠とを互いの鉛直投影が重なるように配置し、かつ前記駆動輪とは反対側に位置する主スプロケットの反踏段側であってこの主スプロケットの側面に手摺駆動スプロケットを固定し、この手摺駆動スプロケットから動力を得て駆動される中間軸を設け、この中間軸の動力を前記一対の手摺駆動装置に伝達するように構成したことを特徴とする乗客コンベア。
  4. 複数の踏板を幅方向の両側で連結して駆動する一対の無端状の踏段チェーンと、この踏段チェーンを両乗降口の乗降床下近傍で巻掛ける一対の主スプロケット及び一対の従スプロケットと、前記主スプロケットが固定された駆動軸に設けられた駆動輪と、この駆動輪に回転力を伝達する駆動機械装置と、前記踏段の移動方向両側に沿って立設する一対の欄干と、これら欄干の周縁に案内される一対の移動手摺と、前記駆動軸から動力を得て前記一対の移動手摺を駆動する一対の手摺駆動装置と、これら各部品を支持し一対の側枠を有する主枠とを備えた乗客コンベアにおいて、前記駆動輪を皿状に形成し、この駆動輪を前記駆動軸端に位置させると共に、前記駆動輪と前記側枠とを、互いの鉛直投影が重なるように配置し、かつ前記駆動輪とは反対側に位置する主スプロケットの反踏段側であってこ の主スプロケットの側面に手摺駆動スプロケットを固定し、この手摺駆動スプロケットから動力を得て駆動される中間軸を設け、この中間軸の動力を前記一対の手摺駆動装置に伝達するように構成したことを特徴とする乗客コンベア。
  5. 前記駆動輪は、前記駆動機械装置の動力を伝達するチェーンを巻掛ける駆動スプロケットであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の乗客コンベア。
  6. 前記駆動機械装置は、前記駆動軸端に設置された直径が軸方向長さに比べて大きい薄型の電動機であり、前記駆動輪は、前記電動機の回転子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の乗客コンベア。
  7. 前記踏段チェーンは、前記踏段の前輪の機能を有するローラを備えたローラ付き踏段チェーンであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の乗客コンベア。
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