JP3953778B2 - 基板保持装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用のナビゲーション装置などの電子機器に利用される基板を挟持する基板保持装置と、その基板保持装置を備えた電子機器とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車載用のナビゲーション装置などの電子機器に利用される基板は、以下に説明するようにしてケースに固定されることが知られている。
【0003】
図9において、車載用のナビゲーション装置900は、ナビゲーション機能だけでなく、テレビ機能やオーディオ機能などを備えており、利用者から見て正面に配置される正面枠910と、利用者から見て背面に配置され、正面枠910とともにケースを構成する背面枠920(図10参照)と、正面枠910に配置され、様々な情報を画像表示するディスプレイ部930と、正面枠910に配置され、利用者によって操作入力される様々なスイッチ類から構成される操作入力部940とを備えている。
【0004】
ここで、操作入力部940は、ディスプレイ部930に表示されたカーソル移動の操作をするなどのためのジョイスティック装置940aや、図示していないスピーカの出力音量を調節するなどのためのボリュームツマミ940bを含んでいる。
【0005】
なお、ナビゲーション装置900は、機能性やデザイン性を向上するために、図10に示すように、ジョイスティック装置940aや、ボリュームツマミ940bが正面枠910の正面に垂直な正面方向910aに対して斜め下方向に傾斜して設置されている。
【0006】
図11に示すように、正面枠910は、樹脂製であり、内面側には、ビス971と嵌合する挿入孔911a、及び、挿入孔911aの開口部が形成されて後述する基板960に当接する当接面911bを形成するボス911と、ビス972と嵌合する挿入孔912a、及び、挿入孔912aの開口部が形成されて後述する基板960に当接する当接面912bを形成するボス912とが設けられている。
【0007】
なお、正面枠910は、図12に示すように、正面方向910aと同一な抜き方向の金型によって成型された樹脂製の部材であるので、挿入孔911a及び挿入孔912aの延在方向は、正面枠910の正面方向910aと同一方向になっている。
【0008】
また、図11に示すように、正面枠910のボス911及びボス912には、ビス971及びビス972によって取付金具950が取り付けられている。取付金具950は、ビス971を通過させる貫通孔951a、及び、ボス911の当接面911bに面接触し、貫通孔951aの開口部が形成される通過穴開口面951bを形成する固定部951と、ビス972を通過させる貫通孔952a、及び、ボス912の当接面912bに面接触し、貫通孔952aの開口部が形成される通過穴開口面952bを形成する固定部952とを備えている。また、取付金具950は、ジョイスティック装置940aを設置する基板960に係合する基板係合部953a、及び、基板係合部953aに係合する基板960に形成された穴961に挿入される挿入部953bを有する突起部953と、基板960に係合する基板係合部954a、及び、基板係合部954aに係合する基板960に形成された穴962に挿入される挿入部954bを有する突起部954と、固定部951及び固定部952を接続し、突起部953及び突起部954を突設する接続部956とを備えている。
【0009】
そして、取付金具950は、挿入部953b及び挿入部954bが、図13に示す状態で基板960の穴961及び穴962に挿入された後、先端がかしめられて図11に示す状態にされることによって、基板係合部953a及び基板係合部954aと、かしめられた挿入部953b及び挿入部954bの先端とで基板960を保持している。
【0010】
以上に述べたように、ジョイスティック装置940aを設置する基板960は、ジョイスティック装置940aが正面枠910の正面方向910aに対して傾斜して設置されるように、正面枠910の正面方向910aに対して傾斜して正面枠910に取り付けられる必要があった。また、ボリュームツマミ940bを設置する図示していない基板も、ボリュームツマミ940bが正面枠910の正面方向910aに対して傾斜して設置されるように、正面枠910の正面方向910aに対して傾斜して正面枠910に取り付けられる必要があった。
【0011】
したがって、ナビゲーション装置900は、上述したように、ジョイスティック装置940aを設置する基板960や、ボリュームツマミ940bを設置する図示していない基板を正面枠910に正面枠910の正面方向910a、即ち、正面枠910を成型する金型の抜き方向に対して傾斜して固定するために、取付金具950を内部に備えていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のナビゲーション装置900においては、基板960を取り付けた取付金具950を固定するために、ボス911及びボス912を正面枠910上に、基板960に平行な方向で基板960よりも外側に設けなければならず、取付金具950を取り付けるために比較的大きい空間が内部に必要であるという問題があった。
【0013】
そこで、本発明は、従来に比べて基板を保持するために必要な空間を減少することができる基板保持装置と、その基板保持装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の基板保持装置は、延在方向に対し傾斜して基板と当接する当接面を端部に形成したボスを内面側に有するケースと、前記基板を保持する基板保持面を形成した基板ホルダとを備え、前記ボス及び前記基板ホルダは、前記当接面及び前記基板保持面が略平行に位置するように前記当接面及び前記基板保持面で前記基板に面接触し、互いに固定されることによって、前記基板を挟持した構成を有している。
【0015】
この構成により、本発明の基板保持装置は、ボスをケース上に、基板に平行な方向で基板よりも内側に設けることができるので、従来に比べて基板を保持するために必要な空間を減少することができる。
【0016】
また、本発明の基板保持装置は、前記ケースは複数の前記ボスを有し、前記基板ホルダは複数の基板保持面と前記複数の基板保持面の周囲部を互いに接続する接続部とを有する構成を有している。
【0017】
この構成により、本発明の基板保持装置は、基板ホルダの複数の基板保持面の位置が互いに固定されるので、より安定して基板を保持することができる。
【0018】
また、本発明の基板保持装置は、前記基板ホルダは、前記基板保持面で前記基板に面接触し、前記基板及び前記接続部が空隙を形成した構成を有している。
【0019】
この構成により、本発明の基板保持装置は、基板上に部品を、基板及び接続部が形成する空隙に突出させて設置することができる。
【0020】
また、本発明の基板保持装置は、前記接続部が階段状である構成を有している。
【0021】
この構成により、本発明の基板保持装置は、基板及び接続部が一層広い空隙を形成することができるので、基板上に一層大きい部品を、基板及び接続部が形成する空隙に突出させて設置することができる。
【0022】
また、本発明の基板保持装置は、前記基板ホルダは前記基板保持面を通過する貫通孔を有し、前記ボスは前記当接面に開口部を設けた挿入孔を有し、前記基板は前記基板ホルダおよび前記ボスとの接触面部を通過する貫通孔を有し、前記基板ホルダの貫通孔と前記基板の貫通孔とを貫通し前記ボスの挿入孔に挿入される締結部材によって前記基板ホルダと前記基板と前記ボスとが締結された構成を有している。
【0023】
この構成により、本発明の基板保持装置は、電子機器において基板をケースに固定する方向を、ケースを成型する金型の抜き方向とは異ならせても、ケースのボスに形成された挿入孔の延在方向に締結部材(例えば、ビス)を案内することができる。
【0024】
また、本発明の電子機器は、基板保持装置を備えた構成を有している。
【0025】
この構成により、本発明の電子機器は、従来に比べて基板を保持するために内部に必要な空間を減少することができるので、従来に比べて小型化することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0027】
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態に係る電子機器としての車載用のナビゲーション装置の構成について説明する。
【0028】
図1は、図2のA−A矢視断面図である。図1において、車載用のナビゲーション装置100(図2参照)の利用者から見て正面に配置される樹脂製の正面枠110の内面側には、締結部材としてのビス221と嵌合する挿入孔111a、及び、挿入孔111aの開口部が形成されて後述する基板210に当接する当接面111bを形成するボス111と、締結部材としてのビス222と嵌合する挿入孔112a、及び、挿入孔112aの開口部が形成されて後述する基板210に当接する当接面112bを形成するボス112と、図示していない締結部材としてのビスと嵌合する挿入孔113a(図3参照)、及び、挿入孔113aの開口部が形成されて後述する基板210に当接する当接面113b(図3参照)を形成するボス113(図3参照)とが設けられている。ここで、図4に示すように、当接面111b、当接面112b及び当接面113b(図3参照)に略直交する方向(矢印210aの方向)は、正面枠110を成型する金型の抜き方向110aとは異なっている。また、当接面111b、当接面112b及び当接面113bは、ボス111、ボス112及びボス113の延在方向に対し傾斜している。
【0029】
また、図1において、ボス111の当接面111b、ボス112の当接面112b、及び、ボス113(図3参照)の当接面113b(図3参照)には、ボス111の挿入孔111aに対向し、ビス221を通過させる貫通孔211と、ボス112の挿入孔112aに対向し、ビス222を通過させる貫通孔212と、ボス113の挿入孔113a(図3参照)に対向し、図示していないビスを通過させる貫通孔213(図3参照)とを形成する基板210が面接触している。
【0030】
基板210には、基板ホルダ300がボス111、ボス112及びボス113とは反対側から面接触している。
【0031】
基板ホルダ300は、図5に示すように、ビス221(図1参照)を挿入する貫通孔311、貫通孔311の一方の開口部が形成され、貫通孔311の延在方向と略直交する開口形成面312、及び、貫通孔311の他方の開口部が形成され、開口形成面312に対して傾斜し、基板210(図1参照)と面接触し、基板210を保持する基板保持面313を形成する固定部310を備えている。
【0032】
また、基板ホルダ300は、ビス222(図1参照)を挿入する貫通孔321、貫通孔321の一方の開口部が形成され、貫通孔321の延在方向と略直交する開口形成面322、及び、貫通孔321の他方の開口部が形成され、開口形成面322に対して傾斜し、基板210と面接触し、基板210を保持する基板保持面323を形成する固定部320を備えている。
【0033】
また、基板ホルダ300は、図示していないビスを挿入する貫通孔331(図3参照)、貫通孔331の一方の開口部が形成され、貫通孔331の延在方向と略直交する開口形成面332(図3参照)、及び、貫通孔331の他方の開口部が形成され、開口形成面332に対して斜め下方向に傾斜し、基板210と面接触し、基板210を保持する基板保持面333(図3参照)を形成する固定部330(図3参照)を備えている。
【0034】
また、基板ホルダ300は、貫通孔311、貫通孔321及び貫通孔331を形成する部分(基板保持面313、基板保持面323及び基板保持面333の周囲部)、即ち、固定部310、固定部320及び固定部330を互いに接続する接続部360を備えている。
【0035】
なお、図1に示すように、接続部360は、基板210との間に、空隙300aを形成している。
【0036】
ここで、基板ホルダ300の貫通孔311は、基板210の貫通孔211に対向し、挿入孔111aの延在方向、即ち、正面枠110を成型する金型の抜き方向110a(図4参照)と略同一方向に延在している。また、基板ホルダ300の貫通孔321は、基板210の貫通孔212に対向し、挿入孔112aの延在方向、即ち、正面枠110を成型する金型の抜き方向110aと略同一方向に延在している。同様に、基板ホルダ300の貫通孔331(図3参照)は、基板210の貫通孔213(図3参照)に対向し、挿入孔113a(図3参照)の延在方向、即ち、正面枠110を成型する金型の抜き方向110aと略同一方向に延在している。
【0037】
したがって、開口形成面312、開口形成面322及び開口形成面332(図3参照)は、正面枠110を成型する金型の抜き方向110a、即ち、挿入孔111aの延在方向と略直交している。
【0038】
なお、正面枠110は、図3に示すように、ボス111の近傍に位置決めピン114を、ボス113の近傍に位置決めピン115をそれぞれ備えており、位置決めピン114を基板210に形成された穴214及び基板ホルダ300に形成された穴340に挿入し、位置決めピン115を基板210に形成された穴215及び基板ホルダ300に形成された穴350に挿入することによって、基板210及び基板ホルダ300の位置決めを行なっている。
【0039】
また、正面枠110及び基板ホルダ300は、本実施の形態に係る基板保持装置を構成している。
【0040】
また、ナビゲーション装置100は、ナビゲーション機能だけでなく、テレビ機能やオーディオ機能などを備えており、図2に示すように、上述した正面枠110と、利用者から見て背面に配置され、正面枠110とともにケースを構成する背面枠120(図6参照)と、正面枠110に配置され、様々な情報を画像表示するディスプレイ部130と、正面枠110に配置され、利用者によって操作入力される様々なスイッチ類から構成される操作入力部140とを備えている。
【0041】
操作入力部140は、ディスプレイ部130に表示されたカーソル移動の操作をするなどのためのジョイスティック装置140aや、図示していないスピーカの出力音量を調節するなどのためのボリュームツマミ140bを含んでいる。
【0042】
次に、本実施の形態に係るナビゲーション装置の作用について説明する。
【0043】
ナビゲーション装置100が、図1に示すように、基板ホルダ300を備えることによって、基板210の固定方向(矢印210aの方向)が、正面枠110のボス111に形成された挿入孔111aの延在方向、即ち、正面枠110を成型する金型の抜き方向110aとは異なった状態で、ビス221は挿入孔111aの延在方向に案内されることができる。
【0044】
ビス221が、基板ホルダ300の貫通孔311及び基板210の貫通孔211を通過してボス111の挿入孔111aと嵌合し、基板210をボス111の当接面111bに押圧することによって、基板210は、正面枠110を成型する金型の抜き方向110aとは異なる固定方向(矢印210aの方向)で、正面枠110に固定されることができる。
【0045】
つまり、ボス111及び基板ホルダ300は、当接面111b及び基板保持面313が略平行に位置するように当接面111b及び基板保持面313で基板210に面接触し、互いに固定されることによって、基板210を挟持することができる。
【0046】
以上においては、ボス111に関係する作用について説明したが、ボス112及びボス113についても同様である。
【0047】
以上説明したように、本実施の形態に係る基板保持装置は、ボス111、ボス112及びボス113を正面枠110上に、基板210に平行な方向で基板210よりも内側に設けることができるので、従来に比べて基板210を保持するために必要な空間を減少することができる。
【0048】
また、本実施の形態に係る基板保持装置は、基板ホルダ300が複数の基板保持面313、基板保持面323及び基板保持面333と、複数の基板保持面313、基板保持面323及び基板保持面333を互いに接続する接続部360とを有しているので、基板ホルダ300の複数の基板保持面313、基板保持面323及び基板保持面333の位置が互いに固定されるので、より安定して基板210を保持することができる。
【0049】
なお、本実施の形態に係る基板保持装置は、本実施の形態において、接続部360によって互いに接続された固定部310、固定部320及び固定部330を有する1つの基板ホルダ300を備えた構成であったが、本発明によれば、固定部310、固定部320及び固定部330をそれぞれ有する別々の基板ホルダを備えた構成であっても良い。
【0050】
また、本実施の形態に係る基板保持装置は、基板210と接続部360とが空隙300aを形成する構成であるので、基板210上に部品を、基板210と接続部360とが形成する空隙300aに突出させて設置することができていたが、本発明によれば、接続部360は、基板210との間に空隙を形成せずに基板210に面接触していても良い。
【0051】
なお、本実施の形態において、基板ホルダ300と基板210と正面枠110とを締結するためにビス221及びビス222などのビスを用いていたが、本発明によれば、基板ホルダ300と基板210と正面枠110とを締結することができればビス以外の締結部材を用いることもできる。
【0052】
また、本実施の形態において、基板ホルダ300と基板210と正面枠110とを互いに固定するために締結部材を用いていたが、本発明によれば、基板ホルダ300と基板210と正面枠110とを固定することができれば、締結部材を用いなくても良い。例えば、正面枠110のボスの端部に突起を設け、基板ホルダ300にその突起よりも小さい径の孔を設け、正面枠110のボスの端部に設けた突起を、基板210の貫通孔に挿入した後、基板ホルダ300に設けた孔にねじ込むことによって、基板ホルダ300と基板210と正面枠110とを固定することができる。
【0053】
また、ナビゲーション装置100は、本実施の形態に係る基板保持装置を備えていたので、従来に比べて基板を保持するために内部に必要な空間を減少することができるので、従来に比べて小型化することができる。
【0054】
(第2の実施の形態)
まず、第2の実施の形態に係る電子機器としての車載用のナビゲーション装置の構成について説明する。なお、本実施の形態に係るナビゲーション装置の構成のうち、第1の実施の形態に係るナビゲーション装置100の構成と同様な構成については、同一の符合を付して詳細な説明を省略する。
【0055】
図7において、本実施の形態に係るナビゲーション装置は、第1の実施の形態に係るナビゲーション装置100の基板ホルダ300(図5参照)に代えて、図8に示すように、固定部310、固定部320及び固定部330(図3参照)を接続する階段状の接続部460を備えた基板ホルダ400を備えたものである。したがって、正面枠110及び基板ホルダ400は、本実施の形態に係る基板保持装置を構成している。なお、図7に示すように、接続部460は、基板210との間に、空隙400aを形成している。
【0056】
次に、本実施の形態に係るナビゲーション装置の作用について説明する。
【0057】
本実施の形態に係るナビゲーション装置は、基板ホルダ400の接続部460が階段状であるので、基板210と接続部460とが形成する空隙400aを、図1に示す基板210と接続部360とが形成する空隙300aと比較して一層広くすることができ、第1の実施の形態に係るナビゲーション装置100と比較して、一層大きい部品を、基板210と接続部460とが形成する空隙400aに突出させて、基板210上に設置することができる。
【0058】
なお、上述の各実施の形態においては、電子機器として車載用のナビゲーション装置について説明したが、本発明によれば、電子機器は車載用のナビゲーション装置に限られるものではない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来に比べて基板を保持するために必要な空間を減少することができ、基板とともにケースに対して位置決めされた基板ホルダの、複数の基板保持面の位置が互いに固定されるので、より安定して基板を保持することができる基板保持装置と、その基板保持装置を備えた電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の内部構造の断面図
【図2】図1に示すナビゲーション装置の正面図
【図3】図1に示すナビゲーション装置の一部の分解斜視図
【図4】図1に示すナビゲーション装置の正面枠の一部の断面図
【図5】図1に示すナビゲーション装置の基板ホルダの断面図
【図6】図1に示すナビゲーション装置の上面図
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーション装置の内部構造の断面図
【図8】図7に示すナビゲーション装置の基板ホルダの断面図
【図9】従来のナビゲーション装置の正面図
【図10】図9に示すナビゲーション装置の上面図
【図11】図9に示すナビゲーション装置のB−B矢視断面図
【図12】図9に示すナビゲーション装置の正面枠の一部の断面図
【図13】図9に示すナビゲーション装置の基板ホルダの断面図
【符号の説明】
100 ナビゲーション装置(電子機器)
300 基板ホルダ
311、321、331 貫通孔
312、322、332 開口形成面
313、323、333 基板保持面
360 接続部
300a 空隙
400 基板ホルダ
460 接続部
400a 空隙
221、222 ビス
210 基板
211、212、213 貫通孔
110 正面枠(ケース)
111a、112a、113a 挿入孔
111b、112b、113b 当接面
Claims (5)
- 延在方向に対し傾斜して基板と当接する当接面を端部に形成した複数のボスを内面側に有するケースと、前記基板を保持する複数の基板保持面と前記複数の基板保持面の周囲部を互いに接続する接続部とを有した基板ホルダと、を備え、
前記基板に形成された穴と前記基板ホルダに形成された穴とに挿入され前記ケースに設けられた位置決めピンで前記ケースに対して前記基板と前記ホルダとが位置決めされ、前記ボス及び前記基板ホルダが前記当接面及び前記基板保持面が略平行に位置するように前記当接面及び前記基板保持面で前記基板に面接触し互いに固定されることによって、前記基板を挟持することを特徴とする基板保持装置。 - 前記基板ホルダは、前記基板保持面で前記基板に面接触し、前記基板及び前記接続部が空隙を形成したことを特徴とする請求項1に記載の基板保持装置。
- 前記接続部に段差が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の基板保持装置。
- 前記基板ホルダは前記基板保持面を通過する貫通孔を有し、前記ボスは前記当接面に開口部を設けた挿入孔を有し、前記基板は前記基板ホルダおよび前記ボスとの接触面部を通過する貫通孔を有し、前記基板ホルダの貫通孔と前記基板の貫通孔とを貫通し前記ボスの挿入孔に挿入される締結部材によって前記基板ホルダと前記基板と前記ボスとが締結されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の基板保持装置。
- 請求項1ないし請求項4の何れかに記載の基板保持装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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