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JP3951993B2 - 撮像装置及びこの撮像装置に用いられるカラーデータ計測方法 - Google Patents

撮像装置及びこの撮像装置に用いられるカラーデータ計測方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばデジタルカメラなどのカラー撮影可能な撮像装置に係り、特にカラーデータ(RGBデータ)に関する各種計測処理に用いて好適な撮像装置と、この撮像装置に用いられるカラーデータ計測方法に関する。
デジタルカメラでは、被写体に自動的にピントを合わせるためのオートフォーカス機能(AF機能)、露出を自動的に決定するオートエクスポージャー機能(AE機能)、光源によって変わる色調の違いを補正し、白のバランスを自動調整するオートホワイトバランス機能(AWB機能)などの各種機能が備えられており、これらの機能を利用して誰でも簡単な操作にて良質な画像データを得ることができる。
従来、このような機能の制御に必要となるRGBデータの計測処理に関する様々な提案が知られている(例えば、特許文献1参照)。通常、この種のデジタルカメラでは、ハードウエアとしてRGB計測回路が設けられており、このRGB計測回路により画像の各画素毎のRGBデータを計測して、その計測結果を評価することで前記のような各機能の制御を行っている。このRGB計測回路は、一般にRGBデータの各色成分を所定の領域毎に積分する回路によって構成される。
ここで、図8乃至図11を参照して、デジタルカメラに用いられるRGB計測回路に関する従来例について説明する。図8は従来のデジタルカメラにおける前処理回路の構成、図9は後処理回路の構成、図10は前記前処理回路に組み込まれたRGB計測回路の構成、図11は画像と領域番号との関係を示す図である。
デジタルカメラでは、例えばR,G,Bの原色が所定の順に配列されてなる色フィルタを用いて、撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)の出力をカラー化している。このCCDの出力は電気信号(アナログ信号)であり、その出力信号はCCDの後段に設けられたアナログ処理回路にてデジタル信号に変換された後、前処理と呼ばれる信号処理回路に入力される。なお、このデジタルカメラの全体のシステム構成については後に図1を参照して説明する。
図8に示すように、前処理回路21は、CCDの傷欠陥発生箇所の画素を隣接画素などで補正するためのキズ補正回路31、画像の黒レベルの部分を検出して適正値に補正するための黒レベル検出/補正回路32、RGBのゲイン調整を行うためのRGBゲイン調整回路33などからなる。この前処理回路21にて処理されたCCDデータは、DRAMなどからなるバッファメモリに展開された後、図9に示すような後処理回路22に与えられる。
なお、ここで言う「CCDデータ」とは、CCDから前記色フィルタの色配列に従って画素単位で順次出力される信号のことであり、例えばベイヤー方式などでR,G,Bの原色が配列されてなる原色フィルタを用いている場合には、「原色格子配列データ」などとも呼ばれる。また、「RGBデータ」とは、各画素毎にR,G,Bの各色成分値が揃ったデータを指し、「カラーデータ」とも呼ばれる。
後処理回路22は、バッファメモリに展開されたCCDデータに対してカラープロセス処理を行うための信号処理回路である。この後処理回路22は、各画素毎に足りない色を補間してRGBのカラーデータを生成するための補間処理回路41、この補間処理回路41によって生成されたRGBデータのゲイン調整を行うためのRGBゲイン調整回路42、所定の色を強調する場合に用いられる色調整回路43、ディスプレイのガンマ特性に応じた変換を行うためのガンマ変換回路44、RGB信号からYUV信号に変換するためのRGB/YUV変換回路45、また、YUV信号を波形整形するためのフィルタ処理回路46から構成される。
このような後処理回路22によるカラープロセス処理を経て1画面分の輝度信号および色差信号からなる画像データが生成される。この画像データはディスプレイに表示されると共に、シャッターキーの押下タイミングで所定の方式で圧縮処理されてメモリに記録される。
ここで、従来のデジタルカメラでは、図8に示すように前処理回路21の中にRGB計測回路50が組み込まれており、バッファメモリに展開する前のCCDの出力データを用いてRGBの計測処理を行う構成になっている。
図10にRGB計測回路50の構成を示す。このRGB計測回路50は、座標カウンタ51、領域判定回路52、積分器53、セレクタ54、レジスタ群55a〜55cから構成される。
前記前処理回路21の出力部から引き出されたCCDデータはRGBの各色成分毎のデータに分離されて積分器53に入力される。一方、座標カウンタ51によって入力値の座標が生成される。ここで、計測対象となる画像を所定サイズの領域(例えば16×16=256)に分割した場合に、領域判定回路52では、前記座標カウンタ51からの入力値の座標がどの領域に属するのかを判定し、その領域番号を積分器53に出力する。
図11にそのときの画像と領域との対応関係を示す。例えば画像が16×16の256個の領域に分割されている場合には、各領域毎に0〜255の領域番号が付されることになる。
レジスタ群55a〜55cはこの画像の分割領域数に合わせて256個のレジスタからなり、各レジスタは前記領域番号0〜255に対応して設けられている。また、レジスタ群55aはRデータ用、レジスタ群55bはGデータ用、レジスタ群55cはBデータ用といったように各色毎に用意されている。セレクタ54は、積分器53に時系列に順次入力されるR,G,Bの各色データに合わせて前記レジスタ群55a〜55cの切り替えを行う。
このような構成において、領域判定回路52によって判定された入力値の領域番号が積分器53に入力されると、積分器53はその領域番号に対するR,G,Bの値(積分値)を計測する。この場合、積分器53にはR,G,Bの各色データが順次入力されるので、セレクタ54にてレジスタ群55a〜55cを切り替えながら、各色毎に計測処理を行うことになる。
すなわち、例えばRデータが積分器53に入力された場合、セレクタ54によってRデータ用のレジスタ群55aが選択される。この状態で、積分器53は前記領域判定回路52から出力された領域番号に対応した値をレジスタ群55aの中の該当するレジスタから読み出し、そこに入力された値を加算した後、これを積分結果として書き戻す。他の色データの計測についても同様であり、Gデータの入力時にはGデータ用のレジスタ群55bを選択し、そのレジスタ群55bから領域番号に対応した値を読み出し、そこに入力された値を加算して書き戻す。Bデータの入力時にはBデータ用のレジスタ群55cを選択して、そのレジスタ群55bから領域番号に対応した値を読み出し、そこに入力された値を加算して書き戻す。
このようにして、画像の各領域中のR,G,Bの値(積分値)が順に計測され、その計測結果が各色に対応したレジスタ群55a〜55cにそれぞれ記憶される。これらのレジスタ群55a〜55cに記憶されたRGBの計測結果は、制御装置であるCPUによって読み込まれ、AE機能やAWB機能の制御などに用いられる。
特開平7−143393号公報
上述したようなデジタルカメラにおいて、例えばAWB機能であれば、その信号処理系の入力側に近い値つまりRGBゲイン調整前のRGBの値を使用することが好ましい。また、AE機能であれば、その信号処理系の出力側に近い値つまりガンマ変換後のRGBの値を使用することが好ましい。
しかしながら、従来の構成では、ハードウェア的に1箇所の計測点でのRGBの値しか計測することができなかったため、例えばガンマ変換前のRGBの値とガンマ変換後のRGBの値といったように、RGBの計測点を適宜切り替えて計測を行いたい場合に、その間の処理をすべてソフトにて代替処理しなければならず、その処理に時間がかかるなどの問題があった。
また、図8に示したようにCCDと同期して動作する前処理側にRGBの計測回路が組み込まれている場合には、CCD出力に対して1回の計測しか行うことができない。このため、複数の計測結果を必要とする場合において、何度も撮影を繰り返して計測を行わなければならなかった。
また、例えばAE機能では、RGBの各値よりも輝度(Y信号)としての値を評価することが行われる。しかしながら、図10に示したような従来の構成では、輝度信号を得るためには、RGBの各値(積分結果)からソフトによる演算処理が必要となる。この場合、RGBからの輝度値生成は3×3のマトリクス演算を必要とし、乗算を多用するため、その演算処理に時間がかかるといった問題があった。
さらに、AE機能では、輝度信号のヒストグラムの評価も必要となるが、図10に示したような従来の構成では、RGBの各値(積分結果)しか得ることができないため、ヒストグラムの計測回路を別に設けなければならないといった問題があった。
本発明は前記のような点に鑑みなされたもので、要求された箇所のカラーデータの計測をソフトによる処理を必要とせずに行うことができ、その計測結果を簡単かつ迅速に得ることのできる撮像装置及びこの撮像装置に用いられるカラーデータ計測方法を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、カラー撮影可能な撮像手段と、この撮像手段から出力されたカラー画像データに対して所定のカラー処理を実行する第1の処理手段と、この第1の処理手段により所定のカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出する第1の抽出手段と、前記第1の処理手段により所定のカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第2の抽出手段と、前記第1、第2の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択する第1の選択手段と、前記第1、第2の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択する第2の選択手段と、前記第1の選択手段により選択されたカラー画像データに基づいて所定の計測処理を実行する第1の計測手段と、前記第2の選択手段により選択されたカラー画像データに基づいて所定の計測処理を実行する第2の計測手段とを具備して構成される。
このような構成によれば、撮像素子の出力データに所定のカラープロセス処理を行う少なくとも1つの処理手段に対し、その処理手段の前後の2箇所からカラーデータを選択的に取り込んで計測処理を行うことができる。
また、前記処理手段に対して設けられた複数の計測手段により、それぞれに異なる計測処理を同時に行うことができる。
また、前記処理手段に対して設けられた複数の計測手段により、前記処理手段の前後で得られる異なるカラーデータを用いて、それぞれに同じ計測処理あるいは異なる計測処理を同時に行うことができる。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1の計測手段により実行される所定の計測処理と、前記第2の計測手段により実行される所定の計測処理とは、異なる計測処理であることを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1の計測手段により実行される所定の計測処理と、前記第1の計測手段により実行される所定の計測処理とは、同一の計測処理であることを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1の選択手段は、前記第1の抽出手段により抽出されるカラー画像データを選択し、前記第2の選択手段は、前記第2の抽出手段により抽出されるカラー画像データを選択することを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1、第2の選択手段は、前記第1の抽出手段により抽出されるカラー画像データを共に選択することを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1、第2の選択手段は、前記第2の抽出手段により抽出されるカラー画像データを共に選択することを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1、第2の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択する第3の選択手段と、この第3の選択手段により選択されたカラー画像データに基づいて所定の計測処理を実行する第3の計測手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1の処理手段により所定のカラー処理が実行された後のカラー画像データに対して、前記所定のカラー処理とは異なるカラー処理を実行する第2の処理手段と、この第2の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第3の抽出手段とを備え、前記第2の抽出手段は、前記第1の処理手段によりカラー処理が実行された後で、且つ前記第2の処理手段によりカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出し、前記第1、第2、第3の選択手段は、前記第1、第2、第3の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択することを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第2の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データに対して、前記第1、第2の処理手段により実行されるカラー処理とは異なるカラー処理を実行する第3の処理手段と、この第3の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第4の抽出手段とを備え、前記第3の抽出手段は、前記第2の処理手段によりカラー処理が実行された後で、且つ前記第3の処理手段によりカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出し、前記第1、第2、第3の選択手段は、前記第1、第2、第3、第4の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択することを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1の処理手段により所定のカラー処理が実行された後のカラー画像データに対して、前記所定のカラー処理とは異なるカラー処理を実行する第2の処理手段と、この第2の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第3の抽出手段とを備え、前記第2の抽出手段は、前記第1の処理手段によりカラー処理が実行された後で、且つ前記第2の処理手段によりカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出し、前記第1、第2の選択手段は、前記第1、第2、第3の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択することを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第2の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データに対して、前記第1、第2の処理手段により実行されるカラー処理とは異なるカラー処理を実行する第3の処理手段と、この第3の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第4の抽出手段とを備え、前記第3の抽出手段は、前記第2の処理手段によりカラー処理が実行された後で、且つ前記第3の処理手段によりカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出し、前記第1、第2の選択手段は、前記第1、第2、第3、第4の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択することを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1の処理手段は、前記撮像手段から出力されたカラー画像データに対してゲイン調整処理、色調整処理又はガンマ変換処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記撮像手段から出力されたカラー画像データを少なくとも1画面分保持するためのバッファメモリを備え、前記第1の処理手段は、前記バッファメモリから読み出されたカラー画像データに対して所定のカラー処理を実行することを特徴とする。
このような構成によれば、バッファメモリの後段でカラープロセス処理を施す処理手段に対して計測手段を設けることで、バッファメモリに保持されたデータに対し、処理時間の許す限り複数回の計測処理を行うことができる。
また、本発明は、前記撮像装置において、前記第1の選択手段により選択されたカラー画像データから計測対象に応じた計測値を生成する第1の計測値生成手段と、前記第2の選択手段により選択されたカラー画像データから計測対象に応じた計測値を生成する第2の計測値生成手段とを備え、前記第1の計測手段は、前記第1の計測値生成手段により生成された計測値に基づいて所定の計測処理を実行し、前記第2の計測手段は、前記第2の計測値生成手段により生成された計測値に基づいて所定の計測処理を実行することを特徴とする。
このような構成によれば、カラーデータから計測対象に応じた計測値を生成する計測値生成手段を備えることで、例えば輝度値などのカラーデータから生成可能な様々な計測値に対応する計測処理を行うことができる。
また、本発明は、前記撮像装置において、カラー画像データを所定サイズで分割したときの各領域を示す領域番号データまたは計測対象として入力されるカラー画像データのうちいずれか一方を選択する第1のデータ選択手段と、この第1のデータ選択手段によるデータ選択動作に応答し、前記カラー画像データまたは特定の計測対象に用いられる固定値データのうちいずれか一方を選択する第2のデータ選択手段と、前記領域番号データに対応して設けられた複数の記憶手段とを備え、前記第1、第2の計測手段は、前記第1のデータ選択手段により前記領域番号データが選択されている場合、前記第2のデータ選択手段により選択された前記カラー画像データに基づいて所定の計測処理を行い、その結果を前記各記憶手段の中の当該領域番号データに対応した記憶手段に書き込み、前記第1のデータ選択手段により前記カラー画像データが選択されている場合、前記第2のデータ選択手段により選択された前記固定値データを前記各記憶手段の中の当該カラーデータの値に対応した記憶手段に書き込むことを特徴とする。
このような構成によれば、領域番号の代わりに計測対象となるカラーデータを選択する第1のデータ選択手段と、カラーデータの代わりに固定値を選択する第2のデータ選択手段を備えることで、第1、第2の計測手段の計測結果を記憶する各領域毎の記憶手段がカウンタとして利用され、これらの記憶手段に書き込まれた固定値の集計結果から例えば輝度値のヒストグラムを簡単に得ることができる。
本発明によれば、要求された箇所のカラーデータの計測をソフトによる処理を必要とせずに行うことができ、その計測結果を簡単かつ迅速に得ることができる。
特に、撮像素子の出力データに所定のカラープロセス処理を行う少なくとも1つの処理手段に対し、その処理手段の前後の2箇所からカラーデータを選択的に取り込んで計測処理を行う構成としたため、例えばゲイン調整の前後のカラーデータ、ガンマ変換の前後のカラーデータといったように、様々な箇所のカラーデータの計測をソフトによる処理に拠らずに行うことができる。
また、前記処理手段をバッファメモリの後段でカラープロセス処理を施す処理手段に設けるようにしたことで、撮像素子の出力データに対して1回の計測に限らず、処理時間の許す限り何度でも計測を行うことができる。
また、カラーデータから計測対象に応じた計測値を生成する計測値生成手段を備えることで、例えば輝度値などのカラーデータから生成可能な様々な計測値に対する計測処理をソフトによる処理に拠らずに簡単に行うことができる。
さらに、領域番号の代わりに計測対象となるカラーデータを選択する第1の選択手段と、カラーデータの代わりに固定値を選択する第2の選択手段を備えることで、計測手段に与える値を切り替えるだけで、例えば輝度値のヒストグラムなどの特定の計測結果を簡単に得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る撮像装置のシステム構成を示すブロック図であり、ここでは撮像装置としてデジタルカメラを例にした場合の基本的なシステム構成が示されている。図2はそのデジタルカメラのCCDに設けられた色フィルタの配列の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態におけるデジタルカメラは、CCD11、CDS/AD12、カメラシステム回路13、システムバス14、DRAM15、CPU16、LCD17などを備える。
CCD11は、被写体を撮影するための撮像素子であって、入射された光量に応じた電気信号を出力する。このCCD11には、図2に示すようにR、G、Bの3原色を所定の順に配列してなる色フィルタ10が設けられている。図2の例は、一般的なベイヤー方式の配列であり、画素単位で輝度信号の寄与する割合の大きいGを市松状に配置し、残りの部分にRとBを市松状にさらに配置したものである。このような色フィルタ10を通すことで、CCD11からその色フィルタ10の色配列に従った信号(R信号、G信号、B信号)が出力される。
CDS/AD12は、CCD11から出力されるアナログの信号を処理するためのアナログ信号処理回路である。CDS(Correlated Double Sampling Circuit)とは相関二重サンプリング回路のことである。CCD11の出力信号(映像信号)はこのCDS/AD12を通じてデジタル信号に変換された後、カメラシステム回路13に入力される。
カメラシステム回路13は、前処理回路21、後処理回路22、バスI/F23、I/F選択回路24、JPEG(Joint Photograph coding Experts Group)回路25、表示生成回路26などからなる。
前処理回路21は、CDS/AD12を通じてデジタル信号に変換されたCCDデータを信号処理する回路であり、例えばキズ補正や黒レベルの補正、ゲイン調整などの処理を行う部分である(図8参照)。この前処理回路21による信号処理はCCD11に同期して行われ、処理後のCCDデータはバッファメモリとして用いられるDRAM15に保持される。
後処理回路22は、DRAM15に展開されたCCDデータに対してカラープロセス処理を行うための信号処理回路である。この後処理回路22による処理には、例えば色の補間、ゲイン調整、色調整、ガンマ変換などの各種処理が含まれる。なお、この後処理回路22の構成については後に図3を参照して説明する。
バスI/F23は、CPU16とカメラシステム回路13との間のデータの入出力処理を行うインタフェースである。I/F選択回路24は、後処理回路22によって最終的に得られた画像データを表示系または記録系に選択的に出力する。表示系には表示生成回路26が設けられており、当該画像データを図示せぬVRAMに展開処理するなどしてLCD17の画面上に表示する。一方、記録系にはJPEG回路25が設けられており、ADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して、図示せぬ記録用のメモリに記録する。
また、DRAM15は、バッファメモリとして1画面分のCCDデータを保持可能な容量を持つ。CPU16は、このデシタルカメラの全体の制御を主制御装置であり、図示せぬROMなどに記憶されたプログラムを読み込み、そのプログラムに記述された手順に従って各種処理を実行する。このデシタルカメラに備えられているAF機能、AE機能、AWB機能などの制御は、このCPU16によって行われる。
LCD17は、バックライト付きのカラー液晶パネルで構成されるもので、所定サイズの画面を有し、記録モード時には電子ファインダとしてスルー画像のモニタ表示を行う一方で、再生モード時には選択した画像等を再生表示する。
このような構成において、色フィルタ10を有するCCD11から出力される信号はCDS/AD12によってデジタル化された後、CCDデータとしてカメラシステム回路13に入力される。このカメラシステム回路13に入力されたCCDデータは、まず、前処理回路21にてキズ補正などを含む所定の処理が施された後、バスI/F23を介してバッファメモリであるDRAM15に展開される。このDRAM15に1画面分のCCDデータが展開されると、そのCCDデータが読み出されて後処理回路22に与えられ、例えば色補間処理などを含む所定のカラープロセス処理が行われる。
図3に後処理回路22の構成を示す。この後処理回路22は、補間処理回路41、RGBゲイン調整回路42、色調整回路43、ガンマ変換回路44、RGB/YUV変換回路45、フィルタ処理回路46などからなる。
補間処理回路41は、入力されたCCDデータに対し、各画素毎に足りない色を補間してRGBのカラーデータを生成する。RGBゲイン調整回路42は、この補間処理回路41によって生成されたRGBデータのゲイン調整を行う。色調整回路43は、所定の色を強調するなどの色調整処理を行う。ガンマ変換回路44は、ディスプレイのガンマ特性に応じた変換処理を行う。RGB/YUV変換回路45は、RGB信号からYUV信号に変換するための処理を行う。フィルタ処理回路46は、YUV信号を波形整形するなどのフィルタ処理を行う。
このような後処理回路22を通じて最終的に得られた画像データはLCD17に表示されると共に、シャッターの押下タイミングでJPEG回路25にて圧縮されて記録用のメモリに記録される。
ここで、本実施形態では、図3に示すように、前記後処理回路22に対してRGB計測回路60a,60b,60cが設けられている。これらのRGB計測回路60a,60b,60cは、それぞれに同じ機能を持ち、後処理回路22を構成する各処理回路のうちの少なくとも1つの処理回路の前後を計測点として、その計測点で得られるRGBデータを選択的に取り込んで計測処理を行う。
図3の例では、後処理回路22に設けられたRGBゲイン調整回路42の入力部を計測点P1、RGBゲイン調整回路42の出力部を計測点P2、ガンマ変換回路44の入力部を計測点P3、ガンマ変換回路44の出力部を計測点P4としており、これら4つの計測点P1〜4からRGBデータを抽出してRGB計測回路60a,60b,60cに与える構成としている。この場合、計測点P1からはRGBゲイン調整回路42によるゲイン調整前のRGB値が与えられ、計測点P2からはRGBゲイン調整回路42によるゲイン調整後のRGB値が与えられ、計測点P3からはガンマ変換回路44によるガンマ変換前のRGB値が与えられ、計測点P4からはガンマ変換回路44によるガンマ変換後のRGB値が与えられる。
次に、RGB計測回路60a,60b,60cの具体的な構成について説明する。なお、RGB計測回路60a,60b,60cは同じ構成であり、ここでは便宜的にRGB計測回路60aの構成として説明する。
図4に示すように、RGB計測回路60aは、計測対象選択回路61、計測値生成回路62、座標カウンタ63、領域判定回路64、積分器65、レジスタ群66から構成される。
計測対象選択回路61は、前記計測点P1〜4に対応した4組のRGBデータ入力部を持ち、そのうちの1組のRGBデータをCPU16からの指示に従って選択し、その選択したRGBデータを計測用のデータとして計測値生成回路62に出力する。計測値生成回路62は、この計測対象選択回路61によって選択されたRGBデータを入力し、そのRGBデータから計測対象に応じた計測値を生成して積分器65に出力する。なお、この計測値生成回路62の具体的な構成については後に図5を参照して説明する。
一方、座標カウンタ63からは入力値の座標が生成される。領域判定回路64は、この座標カウンタ63によって生成された座標の属する領域番号を判定し、その領域番号を積分器65に出力する。
積分器65は、画像の各領域毎に領域判定回路64から領域番号を入力すると共に計測生成回路62から計測対象に応じた計測値を入力することにより、所定の計測処理(ここでは積分処理)を行って、その計測結果をレジスタ群66に書き込む。
ここで、画像が16×16の256個の領域に分割されている場合において、各領域には0〜255の領域番号が付される(図10参照)。前記レジスタ群66は、これらの領域番号0〜255に対応した256個のレジスタからなり、積分器65から得られる計測結果を各領域毎に保持するように構成されている。
このような構成において、図3に示した後処理回路22の各計測点P1〜P4から抽出されたRGBデータは、このRGB計測回路60aの計測対象選択回路61に入力される。そして、そのうちの1組のRGBデータが選択されて計測生成回路62に与えられ、その選択されたRGBデータから計測対象に応じた計測値が生成される。計測対象に応じた計測値とは、例えば画像中のRデータの計測を行う場合であれば、当該RGBデータからR成分のみを抽出した値のことである。
一方、座標カウンタ63では入力値の座標が生成され、その座標の属する領域番号が領域判定回路64にて判定されて積分器65に入力される。積分器65は、領域判定回路64から領域番号を入力すると、その領域番号に対応した値をレジスタ群66の中の該当するレジスタから読み出し、そこに計測値生成回路62から出力した値を加算した後、積分結果として書き戻すといった処理を行う。
以下同様にして、領域判定回路64から出力される領域番号に従い、レジスタ群66の中の当該領域番号で示されるレジスタに、計測生成回路62から出力される計測値を積分処理した結果を順次書き込んでいく。全ての領域に対する計測結果がレジスタ群66に保持された時点でここでの計測処理が終了する。
なお、従来のようにR,G,Bの各色データ毎に計測処理を行う構成(図10参照)では、前記のようなレジスタ群をR,G,Bの各色毎に用意し、これらをセレクタで切り替えながらR,G,Bの各色データを時分割で計測し、その計測結果をそれぞれの色に対応したレジスタ群に保持する必要があったが、このRGB計測回路60aでは、RGBデータとして完成されたデータに基づいて計測処理を行うので、従来のようなR,G,Bの各色データ毎の切替えは不要であり、積分器65によって得られた計測結果は1つのレジスタ群66に保持されることになる。
RGB計測回路60b,60cについても同様の構成である。これらは同期しており、それぞれに計測点P1〜4のRGBデータを取り込むことにより、その中の任意の計測点のRGBデータを用いて計測処理を行う。この場合、それぞれに同じ計測点のRGBデータを用いて、例えばRGB計測回路60aはRの計測、RGB計測回路60bはY(輝度)の計測、RGB計測回路60cはRとBのバランスの計測といったように、それぞれに異なる計測処理を同時に行うことができる。
また、例えばRGB計測回路60aは計測点P1のRGBデータ、RGB計測回路60bは計測点P2のRGBデータ、RGB計測回路60cは計測点P3のRGBデータといったように、それぞれに異なる計測点のRGBデータを選択的に取り込むことにより、その選択されたRGBデータに基づいて同じ計測処理あるいは異なる計測処理を同時に行うことができる。
RGB計測回路60a,60b,60cによって得られた各計測結果は、それぞれに設けられたレジスタ群66に保持される。これらのレジスタ群66は図1に示すシステムバス14に接続されており、CPU16はシステムバス14を介して各レジスタ群66の計測結果を読み込むことにより、例えばAF機能、AE機能、AWB機能などの制御に利用する。
図5はこれらのRGB計測回路60a,60b,60cに備えられている計測値生成回路62の構成を示すブロック図である。また、図6はこの計測値生成回路62における計測値と係数およびオフセット値との関係を示す図である。
計測値生成回路62は、計測対象選択回路61によって選択された1組のRGBデータを入力とし、そのRGBデータから計測対象に応じた計測値を生成するものである。計測対象に応じた計測値を生成するとは、例えばY(輝度)の計測であれば、RGBデータの各値からY値を算出することである。
図5に示すように、この計測値生成回路62は、R,G,Bの各値に対応して設けられ、それぞれの値に予め計測対象に応じて設定された係数を乗じる乗算器71〜73と、これらの乗算器71〜73の演算結果を加算する加算器74と、加算器74の演算結果にオフセット値を加算する加算器75と、この加算器75の演算結果をクリップ処理するクリップ処理回路76とから構成される。
入力されたRGBデータのR,G,Bは乗算器71〜73のそれぞれに与えられ、そこで計測対象に応じた係数が乗算される。各係数はそれぞれに−1〜1の幅を有し、その幅の中で計測対象に応じた値が設定される。
すなわち、図6に示すように、例えば「Rの計測」を行う場合であれば、Rの係数は1.0に設定され、その他のGとBの係数は0に設定される。また、「Y(輝度)の計測」を行う場合であれば、ベイヤー方式による輝度信号の計算式(Y=0.3R+0.59G+0.11B)に従い、Rの係数は0.3、Gの係数は0.59、Bの係数は0.11に設定される。
また、「RとBのバランスの計測」であれば、Rの係数は0.5、Gの係数は0、Bの係数は−0.5に設定される。ただし、この場合には、負の係数を用いているので、それを補うためのオフセット値として0.5を加算する必要がある。このオフセット値は、各係数と同様に−1〜1の幅を有する。各係数の値およびオフセットの値は、それぞれCPU16によりレジスタ設定される。
計測対象に応じて設定される各係数によって乗算されたR,G,Bの各値は加算器74にて加算され、また、必要に応じて加算器75にてオフセット値が加算される。さらに、クリップ処理回路76により0〜1の範囲にクリップ処理された後に出力される。このクリップ処理回路76は、演算結果として得られた値が1を超えたり、−1よりも小さくならないように調整するためにある。このクリップ処理回路76を通じて出力された値は、計測対象に応じた計測値として積分器65に与えられる。
このように、計測生成回路62を備えることで、例えば輝度値などを含むRGBデータから生成できる様々な計測値を積分器65に直接与えて計測処理することができるので、従来(図10参照)のように、RGBの各値(積分結果)から計測対象に応じた計測値をその都度ソフトによって求めなくとも、積分器65を用いてその計測結果を簡単かつ迅速に得ることができる。
また、RGB値の計測点は一箇所に固定されておらず、図3に示したように、後処理回路22による処理系の中のP1〜P4の複数箇所を計測点とし、各計測点で得られるRGB値を取り込み、これらを任意選択的に使用して計測を行うことができる。したがって、RGBの計測点を変えて計測を行いたい場合に、従来のようにソフトにて代替処理しなくとも、各場所での計測結果を簡単に得ることができる。
また、このようなRGB計測回路をCCD11と同期しない後処理系に設けておくことで、あるフレームのCCDデータに対して、時間の許す限り何度でもDRAM15から読み出して複数回の計測処理を行うことが可能となる。
また、このようなRGB計測回路を複数設けておくことで、各種計測処理を同時に行うことができるといった利点がある。この場合、各RGB計測回路において、上述した計測生成回路62に設定する係数を変えておけば、何度も撮影動作を繰り返さなくとも、1回の撮影で得られたRGBデータを用いて、それぞれに異なる計測処理を同時に行うことができる。さらに、計測点を変えて同じ計測処理あるいは異なる計測処理を同時に行うことも可能である。このように、複数のRGB計測回路を適宜組み合わせて様々な計測処理を行うことにより、様々な計測結果を簡単かつ迅速に得ることができる。
なお、前記第1の実施形態では、RGB計測回路を3つ設けた場合を示したが、このRGB計測回路の数は特に限定されるものではなく、さらに多くのRGB計測回路を設けて各種計測処理を同時に行うようにしても良い。
また、図3に示すように計測点を4点として、その4点からRGBデータを取得するようにしたが、少なくとも、ある1つの処理部を対象として、その処理部の前後の2点からRGBデータを取得する構成であれば良い。また、その計測点の場所も任意であり、測定対象に応じて決めれば良い。
また、画像の領域分割数を256として、領域判定回路64にてその領域番号の判定を行うものとして説明したが、それ以外の分割数であっても良い。
また、図5に示した計測値生成回路62による計測値の生成処理の途中にオフセット値の加算処理があるが、この加算処理は必ずしも必要なものでなく、なくても良し、その値の範囲も−1〜1以外でも良い。
また、計測値の生成処理の最終段で0〜1のクリップ処理を行っているが、前記同様に、このクリップ処理は必ずしも必要なものでなく、なくても良し、そのクリップ範囲も違っていても良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、RGB計測回路を用いて別の計測対象(ここではヒストグラム)を計測することを特徴とする。
図7は本発明の第2の実施形態に係るRGB計測回路60a,60b,60cの具体的な構成を示すブロック図である。なお、RGB計測回路60a,60b,60cは同じ構成であり、ここでは便宜的にRGB計測回路60aの構成として説明する。また、前記第1の実施形態における図4の構成と同じ部分には同一符号を付して、ここでは異なる点についてのみ説明する。
第2の実施形態では、図4の構成に対して2つの選択回路67a,67bが追加されている。一方の選択回路67aは、2つの入力端子a,bを有し、領域判定回路64の出力である領域番号または計測値生成回路62の出力である計測値(計測対象に応じてRGBから生成された値)を選択して積分器65に与える。また、他方の選択回路67bも2つの入力端子a,bを有し、この選択回路67bでは、計測値生成回路62の出力である計測値(計測対象に応じてRGBから生成された値)または固定値“1”を選択して積分器65に与える。
この2つの選択回路67a,67bはCPU16からの切り替え指示に従って同期して動作し、選択回路67aがa側の入力を選択している場合は選択回路67bもa側の入力を選択し、選択回路67aがb側の入力を選択している場合は選択回路67bもb側の入力を選択することになる。
選択回路67a,67bが共にa側の入力を選択している場合には、前記第1の実施形態と同様の動作をする。すなわち、積分器65には、選択回路67aを通じて領域判定回路64から領域番号が入力され、選択回路67bを通じて計測生成回路62から計測対象となるRGBデータの値が入力される。これにより、積分器65では、領域判定回路64から出力された領域番号に従って、計測生成回路62から出力される計測値(RGBデータから生成された計測値)を計測処理し、その処理結果(積分結果)をレジスタ群66の中の当該領域番号で示されるレジスタに書き込でいく。
次に、選択回路67a,67bが共にb側の入力を選択する場合の動作について説明する。
選択回路67aがb側の入力を選択している場合には、領域番号の代わりに計測値生成回路62によってRGBデータから生成された計測値が積分器65に入力される。この場合、計測値が画像の領域分割数に応じて0〜255の値を取るとすれば、計測値が“0”のときにはレジスタ0、計測値が“1”のときにはレジスタ1、計測値が“2”のときにはレジスタ2…といったように、そのときの計測値に応じてレジスタ群66の中でデータを書き込むべきレジスタが選択されることになる。
一方、選択回路67bがb側の入力を選択している場合には、計測値の代わりに常に固定値の“1”がデータとして積分器65に入力される。これにより、積分器65では、前記選択回路67aを通じて入力される計測値に従って、前記選択回路67bを通じて入力される固定値“1”をレジスタ群66の中の当該計測値(0〜255)に対応したレジスタに書き込んでいく。
このように、選択回路67a、67bが共にb側の入力を選択した状態では、積分器65は計測値生成回路62によって生成される計測値に対応したレジスタに固定値“1”を順次加算していくといったカウンタとしての動作を行うことになる。したがって、前記第1の実施形態で説明したように、計測生成回路62を構成する乗算器71〜73に輝度信号(Y信号)生成のための係数(R係数:0.3,G係数:0.59,B係数:0.11)を設定しておけば、以下のようにして輝度のヒストグラムを得ることができる。
すなわち、前記係数の設定に伴い、RGBデータから0〜255の値を有する輝度信号(Y信号)が生成される。この輝度信号は選択回路67aを通じて積分器65に入力される。一方、この積分器65には選択回路67bを通じて固定値“1”が特定の計測対象値として入力されているので、前記輝度信号の値に応じてレジスタ群66の中の該当するレジスタに“1”がカウントされる。
例えば、輝度信号の値が“3”であれば、領域番号3に対応したレジスタに“1”がカウントされる。この場合、各レジスタの初期値は“0”であり、その初期値から“1”ずつカウントアップしていく。このようなカウント動作により、最終的にレジスタ群66の各レジスタの値を256階調の輝度のヒストグラムとして得ることができる。
このように、前記第1の実施形態の構成に選択回路67a、67bを追加し、積分器65に対する入力値を切り替えるだけの簡単な構成にて、輝度のヒストグラムを得ることができる。よって、従来のようにRGB計測回路とは別に設けていたヒストグラム専用の計測回路を不要として、機器の小型化やコストダウンを図ることができる。また、ソフトによる処理に頼らずにハードウェアで実現しているため、CPU16の処理負担を軽減でき、速やかにヒストグラムを得てAE機能の制御などに利用できる。
また、RGB計測回路60b,60cについても同様の構成である。この場合、各RGB計測回路60a,60b,60cにおいて、計測点を変えてRGBデータを取り込むようにすれば、何度も撮影動作を繰り返さずとも、1回の撮影にて得られたRGBデータを用いて、それぞれに異なる計測点での輝度のヒストグラムを同時に得ることが可能である。
また、各RGB計測回路60a,60b,60cにおいて、上述した計測生成回路62に設定する係数を変えておけば、輝度以外にも様々な計測値のヒストグラムを同時に得ることも可能である。さらに、そのときの計測点も変えるなど、様々な組み合わせが可能である。
なお、前記各RGB計測回路60a,60b,60cのすべてが同じ構成である必要はなく、例えばRGB計測回路60a,60b,60cのうちいずれか少なくとも1つを前記第2の実施形態のRGB計測回路、その他を前記第1の実施形態のRGB計測回路として構成するなど、用途に応じて様々な組み合わせが可能である。
また、前記第2の実施形態では、計測値を0〜255としたが、少なくとも2つ以上の要素を持つ範囲であれば良い。
また、積分器65の計測値入力への固定値を“1”としたが、0以外の数であれば良い。
要するに、本発明は前記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置のシステム構成を示すブロック図であり、撮像装置としてデジタルカメラを例にした場合の基本的なシステム構成を示すブロック図。 同実施形態におけるデジタルカメラのCCDに設けられた色フィルタの配列の一例を示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラに設けられた後処理回路の構成を示すブロック図。 同実施形態におけるデジタルカメラに設けられたRGB計測回路の構成を示すブロック図。 同実施形態におけるデジタルカメラに設けられた計測値生成回路の構成を示すブロック図。 同実施形態におけるデジタルカメラの計測値と係数およびオフセット値との関係を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるデジタルカメラのRGB計測回路の構成を示すブロック図。 従来のデジタルカメラにおける前処理回路の構成を示すブロック図。 従来のデジタルカメラにおける後処理回路の構成を示すブロック図。 従来のデジタルカメラにおける前処理回路に組み込まれたRGB計測回路の構成を示すブロック図。 画像と領域番号との関係を示す図。
符号の説明
10…色フィルタ、11…CCD、12…CDS/AD、13…カメラシステム回路、14…システムバス、15…DRAM、16…CPU、17…LCD、21…前処理回路、22…後処理回路、23…バスI/F、24…I/F選択回路、25…JPEG回路、26…表示生成回路、41…補間処理回路、42…RGBゲイン調整回路、43…色調整回路、44…ガンマ変換回路、45…RGB/YUV変換回路、46…フィルタ処理回路、50…RGB計測回路、51…座標カウンタ、52…領域判定回路、53…積分器、54…セレクタ、55a〜55c…レジスタ群、60a〜60c…RGB計測回路、61…計測対象選択回路、62…計測値生成回路、63…座標カウンタ、64…領域判定回路、65…積分器、66…レジスタ群、67a,67b…選択回路、71〜73…乗算器、74…加算器、75…加算器、76…クリップ処理回路。

Claims (16)

  1. カラー撮影可能な撮像手段と、
    この撮像手段から出力されたカラー画像データに対して所定のカラー処理を実行する第1の処理手段と、
    この第1の処理手段により所定のカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の処理手段により所定のカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第2の抽出手段と、
    前記第1、第2の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択する第1の選択手段と、
    前記第1、第2の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択する第2の選択手段と、
    前記第1の選択手段により選択されたカラー画像データに基づいて所定の計測処理を実行する第1の計測手段と、
    前記第2の選択手段により選択されたカラー画像データに基づいて所定の計測処理を実行する第2の計測手段と
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の計測手段により実行される所定の計測処理と、前記第2の計測手段により実行される所定の計測処理とは、異なる計測処理であることを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  3. 前記第1の計測手段により実行される所定の計測処理と、前記第1の計測手段により実行される所定の計測処理とは、同一の計測処理であることを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  4. 前記第1の選択手段は、前記第1の抽出手段により抽出されるカラー画像データを選択し、
    前記第2の選択手段は、前記第2の抽出手段により抽出されるカラー画像データを選択することを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第1、第2の選択手段は、前記第1の抽出手段により抽出されるカラー画像データを共に選択することを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記第1、第2の選択手段は、前記第2の抽出手段により抽出されるカラー画像データを共に選択することを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記第1、第2の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択する第3の選択手段と、
    この第3の選択手段により選択されたカラー画像データに基づいて所定の計測処理を実行する第3の計測手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記第1の処理手段により所定のカラー処理が実行された後のカラー画像データに対して、前記所定のカラー処理とは異なるカラー処理を実行する第2の処理手段と、
    この第2の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第3の抽出手段とを備え、
    前記第2の抽出手段は、前記第1の処理手段によりカラー処理が実行された後で、且つ前記第2の処理手段によりカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出し、
    前記第1、第2、第3の選択手段は、前記第1、第2、第3の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記第2の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データに対して、前記第1、第2の処理手段により実行されるカラー処理とは異なるカラー処理を実行する第3の処理手段と、
    この第3の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第4の抽出手段とを備え、
    前記第3の抽出手段は、前記第2の処理手段によりカラー処理が実行された後で、且つ前記第3の処理手段によりカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出し、
    前記第1、第2、第3の選択手段は、前記第1、第2、第3、第4の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択することを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記第1の処理手段により所定のカラー処理が実行された後のカラー画像データに対して、前記所定のカラー処理とは異なるカラー処理を実行する第2の処理手段と、
    この第2の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第3の抽出手段とを備え、
    前記第2の抽出手段は、前記第1の処理手段によりカラー処理が実行された後で、且つ前記第2の処理手段によりカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出し、
    前記第1、第2の選択手段は、前記第1、第2、第3の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  11. 前記第2の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データに対して、前記第1、第2の処理手段により実行されるカラー処理とは異なるカラー処理を実行する第3の処理手段と、
    この第3の処理手段によりカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する第4の抽出手段とを備え、
    前記第3の抽出手段は、前記第2の処理手段によりカラー処理が実行された後で、且つ前記第3の処理手段によりカラー処理が実行される前のカラー画像データを抽出し、
    前記第1、第2の選択手段は、前記第1、第2、第3、第4の抽出手段により抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択することを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  12. 前記第1の処理手段は、前記撮像手段から出力されたカラー画像データに対してゲイン調整処理、色調整処理又はガンマ変換処理を実行することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の撮像装置。
  13. 前記撮像手段から出力されたカラー画像データを少なくとも1画面分保持するためのバッファメモリを備え、
    前記第1の処理手段は、前記バッファメモリから読み出されたカラー画像データに対して所定のカラー処理を実行することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の撮像装置。
  14. 前記第1の選択手段により選択されたカラー画像データから計測対象に応じた計測値を生成する第1の計測値生成手段と、
    前記第2の選択手段により選択されたカラー画像データから計測対象に応じた計測値を生成する第2の計測値生成手段とを備え、
    前記第1の計測手段は、前記第1の計測値生成手段により生成された計測値に基づいて所定の計測処理を実行し、
    前記第2の計測手段は、前記第2の計測値生成手段により生成された計測値に基づいて所定の計測処理を実行することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の撮像装置。
  15. カラー画像データを所定サイズで分割したときの各領域を示す領域番号データまたは計測対象として入力されるカラー画像データのうちいずれか一方を選択する第1のデータ選択手段と、
    この第1のデータ選択手段によるデータ選択動作に応答し、前記カラー画像データまたは特定の計測対象に用いられる固定値データのうちいずれか一方を選択する第2のデータ選択手段と、
    前記領域番号データに対応して設けられた複数の記憶手段とを備え、
    前記第1、第2の計測手段は、
    前記第1のデータ選択手段により前記領域番号データが選択されている場合、前記第2のデータ選択手段により選択された前記カラー画像データに基づいて所定の計測処理を行い、その結果を前記各記憶手段の中の当該領域番号データに対応した記憶手段に書き込み、
    前記第1のデータ選択手段により前記カラー画像データが選択されている場合、前記第2のデータ選択手段により選択された前記固定値データを前記各記憶手段の中の当該カラーデータの値に対応した記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の撮像装置。
  16. 撮像素子から出力されたカラー画像データに対して所定のカラー処理を実行する処理ステップと、
    前記処理ステップにより所定のカラー処理が実行される前のカラー画像データ、及び前記所定のカラー処理が実行された後のカラー画像データを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択する第1の選択ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出される複数のカラー画像データのうち任意のカラー画像データを選択する第2の選択ステップと、
    前記第1の選択ステップにより選択されたカラー画像データに基づいて所定の計測処理を実行する第1の計測ステップと、
    前記第2の選択ステップにより選択されたカラー画像データに基づいて所定の計測処理を実行する第2の計測ステップ
    を含むカラーデータ計測方法。
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