JP3949186B2 - 基板載置台、プラズマ処理装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法に関し、より詳しくは、プラズマにより成膜やエッチングの処理を行うためのプラズマ処理装置及びプラズマ処理方法に関する。
成膜やエッチングの処理では、成膜レートやエッチングレートの均一性を向上させることが要望され、そのため、プラズマ中のイオンが被処理基板に均一に入射するように制御することが重要である。
【0002】
【従来の技術】
図7に従来例のプラズマ処理装置を示す。図7に示すように、プラズマ生成室1の周囲に高周波電力印加用のコイル2が巻回されており、RF電力を供給してプラズマを生成する。また、プラズマ生成室1には成膜室3がつながっており、プラズマ生成室1からプラズマを供給する。成膜室3内にはウエハ載置台4が設置され、そのウエハ載置面に処理すべきウエハ9を載置してプラズマ中のイオンにより成膜或いはエッチングを行う。さらに、ウエハ載置台4の材料は樹脂やセラミック等であり、このような材料はプラズマに曝されると、エッチングを受けたりするので、ウエハ載置台4の大きさを載置されるウエハ9の直径よりも小さくし、ウエハ載置台4が損傷を受けないようにしている。
【0003】
また、ウエハ9へのイオンの入射効率を高めるため、或いはエッチングの異方性を高めるため、ウエハ載置台4の絶縁体5内には円板状の電極6がその板面をウエハ載置面に対向させて埋め込まれている。さらに、100kHz〜20MHzの周波数のRF電力を供給するRF電源8がマッチング回路7を介して電極6に接続されている。
【0004】
上記プラズマ処理装置を用いてエッチングを行う場合、RF電力を電極6に印加すると、その交番電圧によってプラズマからイオンによる電流と電子による電流との合成電流(iS)がウエハ9に流れる。このとき、イオンに比べて動きやすい電子による電流の方がイオンによる電流よりも流れやすいため、RF電力の一周期の間にウエハ9に流れる正負の電荷の総量を等しくするように、即ち電子による電流を減少させ、或いはイオンによる電流を増加させるように、ウエハ9表面には負のセルフバイアス電圧(VSB)が発生する。
【0005】
これにより、プラズマ中のイオンはウエハ9に効率良く入射し、或いはエッチングの異方性が高められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のプラズマ処理装置を用いたエッチングにおいては、ウエハ載置台4の大きさがウエハの直径よりも小さく、また、RF電力の周波数が高くなると、ウエハ9面内各所に同じ電力を印加することが困難になる。このため、図3(b)に示すように、エッチングレートがウエハ9面内の中央部と周辺部で大きくばらついてしまう場合がある。
【0007】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて創作されたものであり、被処理基板面内の成膜レートやエッチングレートの均一性を向上させることが可能なプラズマ処理装置及びプラズマ処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、第1の発明である、プラズマ処理を行う被処理基板を載置し、前記被処理基板表面に直流バイアス電圧を発生させる交流電力を印加する電極が埋め込まれた絶縁物からなる基板載置台であって、前記電極は、前記被処理基板を固定する中央部の円板状の部分電極と、該中央部の部分電極を中心とするその周辺部であって、該中央部の部分電極に固定された前記被処理基板の周縁の外側周囲に、該中央部の部分電極に対して同心円状にかつ該中央部の部分電極よりも低い位置に配置された部分電極とで構成され、該中央部の部分電極と外側周囲の部分電極は互いに絶縁分離されて、該部分電極にはそれぞれ周波数の異なる前記交流電力を供給する交流電源が接続されていることを特徴とする基板載置台によって達成され、
第2の発明である、前記電極には直流電源が接続され、前記被処理基板を静電吸着する電極を兼ねていることを特徴とする第1の発明に記載の基板載置台によって達成され、
第3の発明である、プラズマ生成室と、前記プラズマ生成室とつながったプラズマ処理室と、前記プラズマ処理室内に設置された第1又は第2の発明のいずれかに記載の基板載置台を有することを特徴とするプラズマ処理装置によって達成され、
第4の発明である、プラズマ処理室と、前記プラズマ処理室内に互いに対向して設けられた第1の電極及び第2の電極とを有する平行平板型のプラズマ処理装置であって、前記第1の電極にはプラズマ生成用交流電力が供給され、前記第2の電極は第1又は第2の発明のいずれかに記載の基板載置台を兼ねていることを特徴とするプラズマ処理装置によって達成され、
第5の発明である、第1又は第2の発明のいずれかに記載の基板載置台に被処理基板として半導体ウエハを載置して処理を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法によって達成される。
【0009】
本発明の基板載置台においては、その基板載置台に互いに絶縁分離された複数の部分電極が埋め込まれ、各部分電極にはそれぞれ周波数の異なる交流電力を供給する交流電源が接続されている。
プラズマ及び基板載置台を含む系全体の電気的等価回路は図6(a)に示すようになり、各部分電極毎に独立に電流が流れる。また、基板載置台に埋め込まれた各部分電極に印加する交流電力の周波数の差異により、各部分電極でのセルフバイアス電圧が異なってくる。即ち、図5に示すように、周波数(f)が高くなるにつれて負のセルフバイアス電圧(VSB)の絶対値が小さくなる。
【0010】
従って、上記の基板載置台が備えられている本発明のプラズマ処理装置に適用した場合、例えば、電極の分割前にエッチングレートの小さかったところでは周波数を低くして負のセルフバイアス電圧を負の方にさらに大きくし、エッチングレートの大きかったところでは周波数を高くして負のセルフバイアス電圧の絶対値を小さくする。これにより、表面電位(VS,VS1,VS2)が異なってきて、分割前にエッチングレートの小さかったところでは表面電位が負の方に大きくなってイオンによる電流が増え、エッチングレートの大きかったところでは表面電位が負の方に小さくなってイオンによる電流が減る。
【0011】
従って、この基板載置台を用いた本発明の半導体装置の製造方法によれば、不均一の程度に応じて周波数を適当に調整することにより、均一なエッチングレートや成膜レートを得ることができる。
また、基板載置台の複数の部分電極のうち周辺部の1以上の部分電極が載置される被処理基板よりも大きい直径の同心円上にある場合、被処理基板の存在領域とその周縁に隣接する外側領域とでセルフバイアス電圧を単独に調整することができる。
【0012】
これにより、被処理基板の周縁に隣接する外側領域から被処理基板の内側の周辺部のイオンの流れを調整して、被処理基板の周辺部のイオンによる電流を調整することができる。従って、不均一の程度に応じて周波数を適当に調整することにより、均一なエッチングレートや成膜レートを得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1(b)は、本発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置のプラズマ処理室に設置される基板載置台の詳細を示す平面図と側面図である。
図1(b)に示すように、基板載置台16は絶縁体17からなり、セルフバイアス電圧を発生する部分電極18,19が絶縁体17に埋め込まれている。上の平面図に示すように、部分電極18,19のうち、中央部の部分電極18は円板状を有し、その周辺部の部分電極19は部分電極18を中心として同心円状に設けられている。各部分電極18,19の間には絶縁体17が介在して部分電極18,19同士は互いに絶縁分離されている。
【0014】
また、部分電極18,19にはそれぞれマッチング回路20,22を介して交流電源21,23が接続され、交流電源21,23から部分電極18,19にそれぞれ異なる周波数f0 ,f1 を有する交流電力(電圧成分VA ・sin(2πf0 ・t),VA ・sin(2πf1 ・t))が供給される。なお、必要な場合には、図4(a),(b)に示すように、静電吸着により基板(ウエハ)24を基板載置台16に固定させるため、部分電極18には直流電源26を接続してもよい。
【0015】
図1(a)は、上記基板載置台16が設置されたプラズマ処理装置の側面図であり、誘導結合プラズマ処理装置の例を示す。このようなプラズマ処理装置として、代表的なものには、プラズマCVD装置やプラズマエッチング装置がある。プラズマ処理装置は、図1(a)に示すように、プラズマ生成室11と、これとつながり、プラズマ生成室11で生成されたプラズマが供給されて、被処理基板に対して成膜やエッチングが行われるプラズマ処理室15とを有する。上記基板載置台16はプラズマ処理室15に設置されている。
【0016】
また、プラズマ生成室11の周囲には高周波電力をプラズマ生成室11に放出するアンテナコイル12が巻回され、このアンテナコイル12にマッチング回路13を介して高周波電力を供給するRF電源14が接続されている。
なお、プラズマ化される反応ガスをプラズマ生成室11に導入するガス導入口と、プラズマ生成室11及びプラズマ処理室15内を排気し、減圧する排気装置が接続される排気口等は図面には記載されず、省略してある。また、必要な場合、図1(a)の基板載置台16の代わりに図4に示す基板載置台16が設置されてもよい。
【0017】
次に、上記プラズマ処理装置を用いてエッチングを行う場合について、図2,図5及び図6を参照しながら説明する。図2はプラズマ処理室11内の側面図であり、図5は基板載置台に印加されるRF電力の周波数(f)と発生するセルフバイアス電圧(VSB)の関係を示す特性図であり、図6(a)はプラズマ及び基板載置台を含む系全体の電気的等価回路であり、図6(b)はセルフバイアス電圧(VSB)の発生と被処理基板の表面電位(VS )について説明する図である。
【0018】
まず、被エッチング物としてのシリコン酸化膜が表面に形成されたウエハ24を基板載置台16に載置する。排気口からプラズマ生成室11内及びプラズマ処理室15内を排気する。所定の圧力に達したら、プラズマ生成室11に流量100SCCMのCF4 ガスを導入し、プラズマ生成室11内の圧力を10mTorr に保持する。
【0019】
次いで、RF電源14からRFパワー2kWの高周波電力を放出し、プラズマ生成室11内の反応ガスをプラズマ化する。一方、基板載置台16に埋め込まれた部分電極18に周波数(f0)500kHz,電力500Wの高周波電力(電圧成分:VA・Sin(2πf0・t))を供給するとともに、部分電極19に周波数(f1)100kHz,電力500Wの高周波電力(電圧成分:VA・Sin(2πf1・t))を供給する。なお、必要な場合、図4(b)に示すように、直流電源26をフィルタ25を介して電極18に接続して直流電圧を印加し、静電吸着によりウエハ24を基板載置台16に固定する。
【0020】
この状態を保持することにより、プラズマが下流のプラズマ処理室15に流れてきてウエハが負電圧にバイアスされた状態でシリコン酸化膜がエッチングされる。
即ち、部分電極18と19とは絶縁分離されているため、図6(a)に示すように、2つの経路でそれぞれ独立にプラズマ中の電子による電流とイオンによる電流の合成電流iS が流れ、各々の部分電極18,19にそれぞれ、図5の傾向にしたがって、周波数(f0 ,f1 )に対応した負のセルフバイアス電圧VSB0 ,VSB1 が発生する。即ち、一方では、合成電流iS はウエハ24及び基板載置台16及び部分電極18を介して流れ、部分電極18により基板載置台16には負のセルフバイアス電圧VSB0 が発生する。他方では、合成電流iS は基板載置台16及び部分電極19を介して流れ、部分電極19により基板載置台16には部分電極18による負のセルフバイアス電圧よりもさらに絶対値の大きな負のセルフバイアス電圧VSB1 が発生する。
【0021】
これに対応して、ウエハ24の表面電位VS0よりもウエハ24の周縁の外側周囲の基板載置台16の表面電位VS1の方が負側に大きくなる。従って、イオン密度の分布が中央部で大きく、周辺部で小さい場合に、周辺部に引き寄せられるイオンが多くなり、ウエハ24全面でイオンによる電流が均一化される。このため、シリコン酸化膜のエッチングレートが均一化される。
【0022】
なお、図5は電極に印加した交流電力50Wで取得したデータなので、上記実施の形態に対してその数値を直接適用できないが、交流電力50W以外でも周波数(f)とセルフバイアス電圧(VSB)との関係は同じ傾向がある。また、図6(a)中、ZP0,ZP1はともにプラズマのインピーダンスであり、容量と抵抗の並列接続で表され、ZE はプラズマから筐体への経路に介在するインピーダンスである。
【0023】
上記エッチング結果を図3(a)に示す。ウエハ24の表面の中央部1点と周辺部4点の計5点でのシリコン酸化膜のエッチングレート(nm/min)が測定された。結果によればエッチングレートのバラツキは最大16nm/minだった。これに対して、図8に示す従来の構造の基板載置台4の場合の結果によれば、図3(b)に示すように、エッチングレートのバラツキは最大60nm/minだった。
【0024】
これらの結果より、本発明のプラズマ処理装置によればエッチングレートの均一性を向上させることができる。
なお、上記は本発明をエッチング装置に適用しているが、プラズマCVD装置を始めとしてプラズマを用いた処理装置に適用することができる。
また、部分電極18,19に印加する交流電力の周波数をそれぞれ500kHz,100kHzとしているが、イオン密度の分布状態により別の周波数の組み合わせでもよい。さらに、中央部の部分電極18の方を外側周囲の電極19の方より高い周波数にしているが、外側周囲の部分電極19の方を中央部の部分電極18の方より高い周波数にしてもよい。
【0025】
更に、本発明の基板載置台は、平行平板型のプラズマ処理装置にも適用することができる。この場合、対向する一方の電極にはプラズマ生成用交流電力が供給され、他方の電極は上記基板載置台を兼ねさせるようにする。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明の基板載置台においては、互いに絶縁分離された複数の部分電極が埋め込まれ、各部分電極にはそれぞれ周波数の異なる交流電力を供給する交流電源が接続されている。
ところで、基板載置台に埋め込まれた各部分電極に印加する交流電力の周波数が高くなるにつれてセルフバイアス電圧が低下するという関係がある。従って、上記の基板載置台を本発明のプラズマ処理装置に適用した場合、プラズマ中のイオン密度の分布にしたがって、基板載置台の場所ごとに周波数を調整し、負のセルフバイアス電圧を場所毎に調整することができる。
【0027】
また、基板載置台の複数の部分電極のうち周辺部の1以上の部分電極が載置される被処理基板よりも大きい直径の同心円上にある場合、被処理基板の存在領域とその周縁に隣接する外側領域とでセルフバイアス電圧を単独に調整することができる。従って、被処理基板の周縁に隣接する外側領域から被処理基板の内側の周辺部のイオンの流れを調整して、被処理基板の周辺部のイオンによる電流を調整することができる。
【0028】
以上により、本発明の半導体装置の製造方法に適用した場合、不均一の程度に応じて周波数を適当に調整することにより、均一なエッチングレートや成膜レートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置について示す側面図であり、図1(b)は、基板載置台について示す平面図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置を用いたエッチング方法について示す側面図である。
【図3】図3(a)は、本発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置を用いたエッチング方法により得られたウエハ面内のエッチングレートのバラツキについて示す平面図であり、図3(b)は、比較例に係るプラズマ処理装置を用いたエッチング方法により得られたウエハ面内のエッチングレートのバラツキについて示す平面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の他の実施の形態に係る基板載置台について示す平面図、図4(b)は、この基板載置台の側面図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に係る基板載置台に埋め込まれた電極に印加された交流電力の周波数に対する基板載置台に発生するセルフバイアス電圧の関係を示す特性図である。
【図6】図6(a)は、本発明の実施の形態に係るプラズマ処理における電気的等価回路図であり、図6(b)は、被処理基板を流れる電子による電流とイオンによる電流の合成電流(iS0)と、発生するセルフバイアス電圧(VSB1 ,VSB2 )との関係について示す図である。
【図7】図7は、従来例に係るプラズマ処理装置について示す側面図である。
【図8】図8は、従来例に係るプラズマ処理装置を用いたエッチング方法について示す側面図である。
【符号の説明】
11 プラズマ生成室、
12 アンテナコイル、
13,20,22 マッチング回路、
14 RF電源、
15 プラズマ処理室、
16 基板載置台、
17 絶縁体、
18,19 部分電極、
21,23 交流電源、
24 基板(ウエハ)、
25 フィルタ、
26 直流電源。
Claims (5)
- プラズマ処理を行う被処理基板を載置し、前記被処理基板表面に直流バイアス電圧を発生させる交流電力を印加する電極が埋め込まれた絶縁物からなる基板載置台であって、
前記電極は、前記被処理基板を固定する中央部の円板状の部分電極と、該中央部の部分電極を中心とするその周辺部であって、該中央部の部分電極に固定された前記被処理基板の周縁の外側周囲に、該中央部の部分電極に対して同心円状にかつ該中央部の部分電極よりも低い位置に配置された部分電極とで構成され、該中央部の部分電極と外側周囲の部分電極は互いに絶縁分離されて、該部分電極にはそれぞれ周波数の異なる前記交流電力を供給する交流電源が接続されていることを特徴とする基板載置台。 - 前記電極には直流電源が接続され、前記被処理基板を静電吸着する電極を兼ねていることを特徴とする請求項1記載の基板載置台。
- プラズマ生成室と、
前記プラズマ生成室とつながったプラズマ処理室と、
前記プラズマ処理室内に設置された請求項1又は請求項2のいずれかに記載の基板載置台を有することを特徴とするプラズマ処理装置。 - プラズマ処理室と、前記プラズマ処理室内に互いに対向して設けられた第1の電極及び第2の電極とを有する平行平板型のプラズマ処理装置であって、
前記第1の電極にはプラズマ生成用交流電力が供給され、前記第2の電極は請求項1又は請求項2のいずれかに記載の基板載置台を兼ねていることを特徴とするプラズマ処理装置。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の基板載置台に被処理基板として半導体ウエハを載置して処理を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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