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JP3948080B2 - Camera system compatible with red-eye correction - Google Patents

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JP3948080B2
JP3948080B2 JP29551297A JP29551297A JP3948080B2 JP 3948080 B2 JP3948080 B2 JP 3948080B2 JP 29551297 A JP29551297 A JP 29551297A JP 29551297 A JP29551297 A JP 29551297A JP 3948080 B2 JP3948080 B2 JP 3948080B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストロボ撮影で生じる撮影画像の赤目を修正する赤目修正に対応可能なカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ストロボ撮影において発生する撮影画像の赤目を修正するためのカメラシステムが特開平2−64532号公報に開示されている。赤目現象とは、電子閃光装置を用いたカラー写真撮影において、人間の眼が赤色または金色に光って写ることをいう。この現象は、眼の瞳孔を通過した電子閃光装置の発光部の閃光が網膜部分で反射され、その反射光がフィルムに写って発生するものである。眼の網膜部分には毛細血管が多数存在し、その血液中のヘモグロビンが赤色であるので、その反射光が赤みを帯びて写るのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開平2−64532号公報には、銀塩カメラにおいて赤目情報をフィルム上に磁気記録しておき、プリンタでプリントするときに、赤目情報に基づいてプリントした写真を選別するもの(第3図、第6図)、あるいは、赤目情報があるときに瞳をレーザで照射して赤目修正するもの(第7図)が開示されている。一方、赤目を抑制するために撮影直前にプリ発光を行う手法が知られているが、プリ発光を行う場合に必ずしもプリ発光および赤目修正の両者の動作を行う必要がない。また、撮影モードの選択と無関係に赤目修正を行うのは適切でない場合がある。
【0004】
本発明の目的は、赤目修正が必要な場合にのみ赤目修正を行うようにしたカメラシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態を示す図1および図8に対応づけて説明すると、請求項1に記載の発明は、撮影に際して赤目現象が発生しうる撮影条件か否かを検知し、赤目現象が発生しうる条件である旨を撮影駒と関連付けて記録する赤目発生条件記録手段4と、赤目発生条件記録手段4の動作の有無を切換える記録動作切換手段5と、赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段2とを備え、記録動作切換手段5によって赤目発生条件記録手段の動作を禁止している場合にはプリ発光手段2の動作を許可し、記録動作切換手段5によって赤目発生条件記録手段4の動作をさせている場合にはプリ発光手段2の動作を禁止するようにしたことにより上述の目的が達成される。
請求項2に記載の発明は、撮影に際して赤目現象が発生しうる撮影条件であると判定された撮影駒について撮影画像の赤目部分の画像データを修正する修正手段104、103と、修正手段104、103の動作の有無を切換える修正動作切換手段109と、赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段107とを備え、修正動作切換手段109によって修正手段104、103の動作を禁止している場合にはプリ発光手段107の動作を許可し、修正動作切換手段109によって修正手段104、103の動作をさせている場合にはプリ発光手段107の動作を禁止するようにしたことにより上述の目的が達成される。
請求項3に記載の発明は、撮影に際して赤目現象が発生しうる撮影条件か否かを検知し、赤目現象が発生しうる条件である旨を撮影駒と関連付けて記録する赤目発生条件記録手段4と、赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段2と、プリ発光手段2の動作の有無を切換えるプリ発光動作切換手段6と、プリ発光動作切換手段6によってプリ発光手段2の動作を禁止している場合には赤目発生条件記録手段4を動作させ、プリ発光動作切換手段6によってプリ発光手段2の動作を許可している場合には赤目発生条件記録手段4の動作を禁止するようにしたことにより上述の目的が達成される。
請求項4に記載の発明は、赤目修正すべき旨を指示する修正指示情報を撮影駒と関連付けて記録する修正指示情報記録手段4と、赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段2と、セルフタイマー撮影およびセルフタイマー撮影でない撮影を択一的に選択するセルフタイマー撮影選択手段7とを備え、セルフタイマー撮影選択手段7によってセルフタイマー撮影が選択された撮影駒についてはプリ発光手段2によるプリ発光の有無にかかわりなく修正指示情報記録手段4を動作させ、セルフタイマー撮影選択手段7によってセルフタイマー撮影が選択されなかった撮影駒についてはプリ発光手段2によるプリ発光をしない場合にのみ修正指示情報記録手段4を動作させるようにしたことにより上述の目的が達成される。
請求項5に記載の発明は、赤目修正すべき旨を指示する修正指示情報を撮影駒と関連付けて記録する修正指示情報記録手段4と、赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段2と、リモートコントロール撮影およびリモートコントロール撮影でない撮影を択一的に選択するリモートコントロール撮影選択手段7とを備え、リモートコントロール撮影選択手段7によってリモートコントロール撮影が選択された撮影駒についてはプリ発光手段2によるプリ発光の有無にかかわりなく修正指示情報記録手段4を動作させ、リモートコントロール撮影選択手段7によってリモートコントロール撮影が選択されなかった撮影駒についてはプリ発光手段2によるプリ発光をしない場合にのみ修正指示情報記録手段4を動作させるようにしたことにより上述の目的が達成される。
請求項6に記載の発明は、赤目修正すべき旨を指示する修正指示情報を撮影駒と関連付けて記録する修正指示情報記録手段4と、赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段2と、人物撮影専用モードおよび人物撮影専用モードでない撮影モードを択一的に選択する人物撮影専用モード選択手段7とを備え、人物撮影専用モード選択手段7によって人物撮影専用モードが選択された撮影駒についてはプリ発光手段2によるプリ発光の有無にかかわりなく修正指示情報記録手段4を動作させ、人物撮影専用モード選択手段7によって人物撮影専用モードが選択されなかった撮影駒についてはプリ発光手段2によるプリ発光をしない場合にのみ修正指示情報記録手段4を動作させるようにしたことにより上述の目的が達成される。
【0006】
なお、本発明の構成を説明する上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態−
以下、図1〜図3を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第1の実施の形態について説明する。
【0008】
図1において、P1は装填した銀塩フィルムF(図2)に被写体像を光学的に記録するカメラ本体部であり、1は被写体の輝度を検出する輝度情報検出部である。2は撮影(ストロボ撮影)時に発光して被写体を照明するストロボ装置(電子閃光装置)である。ストロボ装置2はストロボ撮影前のプリ発光によって赤目の発生を抑制する目的でも用いられる。プリ発光により瞳が閉じるため、その後のストロボ撮影で赤目の発生を抑制することができる。3は撮影時に絞りやシャッタ等、カメラ各部の撮影制御部材(不図示)の制御を行う撮影制御部である。
【0009】
図1において、4は情報記録部であり、フィルムFの余白に各駒ごとに設けた撮影情報記録領域M2(図2)に赤目の修正を指示する赤目情報等の撮影情報を写し込む。情報記録部4は、例えば1つの発光ダイオードからなり、フィルム給送しながらこの発光ダイオードを所定のタイミングで点灯してフィルムFの撮影情報記録領域M2を露光し、これにより赤目情報等を記録することができる。なお、図2においてM1は被写体像が写し込まれる画像領域であり、この画像領域M1がフィルムFの各駒に相当する。PFはカメラの給送機構(不図示)と係合するフィルムパーフォレーションであり、給送機構を駆動することによりフィルムFを給送することができる。
【0010】
図1において、5は修正モード選択スイッチであり、赤目修正モードを選択するか否か、すなわち赤目が発生する撮影条件であると判定されたときに、赤目情報をフィルムFの撮影情報記録領域M2に写し込むか否かを選択するためのスイッチである。後述するように、例えば赤目修正モードが選択されていない場合には、赤目が発生する撮影条件であると判定されたときでも撮影領域M2への赤目情報の写し込みを行わないようにする。なお、赤目が発生する撮影条件か否かの判定については後述する。
【0011】
図1において、6はストロボ装置2の発光モードを切替えるための発光モード選択スイッチである。発光モード選択スイッチ6により、自動発光モード、強制発光モード、発光禁止モード、プリ発光モード(赤目軽減モード)等が選択できる。自動発光モードとは撮影条件に基づいてストロボ発光の有無を自動的に決定するモードであり、強制発光モードとは常にストロボ撮影を行うモードであり、発光禁止モードとはストロボ発光を行わずに撮影するモードであり、プリ発光モードとは赤目を軽減するために1回ストロボ発光(プリ発光)を行った後、ストロボ撮影に移行するモードである。
【0012】
図1において、7は撮影モード選択スイッチであり、セルフタイマー撮影モード(あるいはリモコン撮影モード)、ポートレート撮影モード等が選択できる。ポートレートモードとは人物撮影(肖像撮影)に適するように撮影制御を行う撮影モードである。図1において、9はカメラ本体部P1の動作を制御するカメラ制御装置であり、輝度情報検出部1、ストロボ装置2、撮影制御部3、情報記録部4、修正モード選択スイッチ5、発光モード選択スイッチ6および撮影モード選択スイッチ7と接続されている。
【0013】
図1において、P2はプリンタであり、フィルム余白の撮影情報記録領域M2に記録された撮影情報を読取る情報読取部21と、読取られた情報から赤目情報の有無を検出する赤目情報検出部22と、赤目情報が検出された駒を選別する選別部23とを備える。
【0014】
情報読取部21は、例えばフォトインタラプタから成り、フォトインタラプタの受光素子と発光素子との間にフィルム余白の撮影情報記録領域M2を位置せしめて赤目情報を読取る。上述のように、赤目修正を行うべきであると判定されている場合には撮影情報記録領域M2が露光されているから、発光素子の光が領域M2によって遮断される。一方、赤目修正を行うべきでないと判定されている場合には領域M2が露光されないから、発光素子の光が受光素子に到達する。したがって、情報読取部21は受光素子の出力の状態から領域M2の情報を読取ることができる。
【0015】
また、赤目検出部22は、例えば受光素子からの信号を基準レベルの信号と比較することにより、受光素子に光が照射されているか否かを判定するように構成される。さらに選別部23は、例えば赤目検出部22で赤目情報が記録されている駒の写真を、通常の写真(赤目情報が記録されていないネガフィルムから得られた写真)とは別のトレイにプリント後に送り出し、後作業にて写真上の瞳に加筆修正するための選別を行う。すなわち、この選別部23は、赤目情報が検出された駒を通常の写真と選別するための信号を不図示のアクチュエータに出力して、プリントされた写真の排出経路を切替える。
【0016】
次に、図3(a)を用いて、第1の実施の形態のカメラシステムの動作について説明する。図3(a)のステップS1では輝度情報検出部1の輝度情報およびストロボ装置2の使用の有無を読み込み、ステップS2へ進む。ステップS2ではステップS1で読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS3へ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。
【0017】
赤目現象はストロボ光に起因しているので、ストロボ装置2を使用しない撮影では発生しない。また、赤目現象は撮影環境が暗い場合に発生しやすいが、これは暗い場合に瞳孔の直径が大きくなるため、眼球内部へのストロボ光の入射光量および眼球内部からの反射光量のいずれも大きくなるからである。ステップS1では、このような赤目現象の発生する可能性を判定するのに必要な情報を読み込み、ステップS2において発生の可能性を判定するようにしたものである。
【0018】
ステップS3では修正モード選択スイッチ5の状態を読み込み、赤目修正モードが選択されていると判定されればステップS5へ進み、赤目修正モードが選択されていないと判定されればステップS4へ進む。ステップS4ではプリ発光を行った後、ストロボ撮影を行い、リターンする。一方、ステップS5ではプリ発光をすることなくストロボ撮影を行い、ステップS6へ進む。ステップS6では赤目情報をフィルムFの撮影情報記録領域M2に写し込んでリターンする。なお、図3(a)ではステップS4において撮影を行った場合には、その後に赤目情報の写し込みを行わないようにしているが、この場合もプリ発光が禁止された場合(ステップS5、ステップS6)と同様に、赤目情報の写し込みを行うようにしてもよい。
【0019】
次に、図3(b)を用いてプリンタP2の動作について説明する。フィルムFを現像してプリンタP2にセットすると、図3(b)の動作が実行される。まず、ステップS101において、情報読取部21で撮影情報記録領域M2に記録された撮影情報を読取る。具体的には、例えば、フィルム余白の撮影情報記録領域M2と対向するフォトインタラプタの発光素子を点灯し、受光素子の出力を検出する。次いでステップS102に進み、赤目情報の有無を判定する。例えば、発光素子の光が領域M2の赤目情報によって遮断されると受光素子は光を受光しないからその出力はローレベルであり、それにより赤目情報検出部22は赤目情報を検出する。赤目情報が有る場合にはステップS104に進んで赤目フラグを立て、その後、ステップS104において印画紙に画像領域M1のネガ像を焼き付ける。
【0020】
ステップS102で赤目情報が無いと判定されると、ステップS103をスキップしてステップS104でプリントする。その後ステップS105に進み、赤目フラグが有るか否かを判定する。赤目フラグが有ると判定されるとステップS106に進み、プリントされた写真をトレイに送り出す。赤目フラグが無いと判定されるとステップS107に進んで、プリントされた写真を通常写真用のトレイへ送り出す。
【0021】
全駒について以上のようにプリントした後、赤目写真用トレイに送り出された写真については、レタッチと呼ばれる手法で写真上の赤目を直接加筆修正する。
【0022】
第1の実施の形態のカメラシステムでは、赤目修正モードが選択されている場合には撮影時のプリ発光を禁止し(ステップS5)、プリンタP2において赤目修正すべく赤目情報をフィルムFに写し込むようにしている(ステップS6)。プリ発光を省略することにより、フィルムF上には赤目が写し込まれる可能性があるが、赤目修正を行うことが予定されている場合には、プリ発光を省略しても修正により最終的には赤目の部分が残らないため問題はない。したがって第1の実施の形態では、赤目修正モードの選択と無関係にプリ発光を行う場合と比べて、電力消費を抑制することができる。なお、プリ発光のための発光装置、例えば発光ダイオード等をストロボ装置2と別に設けてもよい。
【0023】
−第2の実施の形態−
以下、図4を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第2の実施の形態の動作について説明する。第2の実施の形態のカメラシステムの構成は第1の実施の形態のカメラシステムと同一であるため、その説明は省略する。
【0024】
図4のステップS11では輝度情報検出部1の輝度情報およびストロボ装置2の使用の有無を読み込み、ステップS12へ進む。ステップS12ではステップS11で読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS13へ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。
【0025】
ステップS13では発光モード選択スイッチ6の状態を読み込み、プリ発光モードが選択されていないと判定されればステップS14へ進む。ステップS14ではプリ発光を行わずにストロボ撮影を行い、ステップS15へ進む。ステップS15ではフィルムFの撮影情報記録領域M2に赤目情報を写し込んでリターンする。一方、ステップS13においてプリ発光モードが選択されていると判定されればステップS16へ進み、ステップS16ではプリ発光を行った後、ストロボ撮影を行ってリターンする。
【0026】
第2の実施の形態では、プリ発光モードが選択されている場合には、撮影に際して赤目情報をフィルムFに写し込まないようにしている。プリ発光モードが選択されている場合にはプリ発光が行われるため(ステップS16)、赤目が発生する可能性が極めて低く、赤目修正の必要がない。このため、第2の実施の形態ではこのような場合にはプリンターP2における赤目修正を行わないようにして、処理の簡略化を図っている。
【0027】
−第3の実施の形態−
以下、図5を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第3の実施の形態の動作について説明する。第3の実施の形態のカメラシステムの構成は第1の実施の形態のカメラシステムと同一であるため、その説明は省略する。
【0028】
図5はストロボ撮影が選択された場合の動作の一部を示している。図5のステップS21では撮影モード選択スイッチ7の状態を読み込み、セルフタイマー撮影モード(あるいはリモコン撮影モード)またはポートレート撮影モードが選択されていると判定されればステップS24へ進み、これらの撮影モードがいずれも選択されていないと判定されればステップS22へ進む。ステップS22ではプリ発光を行うか否か判断し、プリ発光を行うと判定されればステップS23へ進み、プリ発光を行わないと判定されればステップS24へ進む。ステップS23ではストロボ撮影を行い、リターンする。
【0029】
ステップS24では輝度情報検出部1の輝度情報およびストロボ装置2の使用の有無を読み込み、ステップS25へ進む。ステップS25ではステップS24で読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS26へ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。ステップS26ではストロボ撮影を行い、ステップS27へ進む。ステップS27では赤目情報をフィルムFの撮影情報記録領域M2に写し込み、リターンする。
【0030】
第3の実施の形態では、セルフタイマー撮影モード(あるいはリモコン撮影モード)またはポートレート撮影モードが選択されている場合には、赤目発生の可能性があるものと判定されていれば(ステップS25)、プリ発光の有無と無関係に赤目情報を記録するようにしている(ステップS27)。また、セルフタイマー撮影モード(あるいはリモコン撮影モード)またはポートレート撮影モードが選択されていない場合には、プリ発光を行わない場合にのみ赤目情報を記録するようにしている(ステップS23、ステップS27)。このように、セルフタイマー撮影等の撮影モードが選択されている場合には、プリ発光を行う撮影駒についても後工程で赤目修正を行うようにしたのは、これらの撮影モードでは人物が被写体となる可能性が高いため、確実に赤目を排除できる処理を採るようにしたものである。プリ発光後のストロボ撮影では通常は赤目が生じないが、この場合においても稀に赤目が発生することがあるため、赤目が発生した場合にはプリンターP2での赤目修正により対処するようにしたものである。
【0031】
−第4の実施の形態−
以下、図6を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第4の実施の形態の動作について説明する。第4の実施の形態のカメラシステムの構成は第1の実施の形態のカメラシステムと同一であるため、その説明は省略する。
【0032】
図6のステップS31では輝度情報検出部1の輝度情報およびストロボ装置2の使用の有無を読み込み、ステップS32へ進む。ステップS32ではステップS31で読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS33へ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。
【0033】
ステップS33では修正モード選択スイッチ5の状態を読み込み、修正モードが選択されていると判定されればステップS35へ進み、修正モードが選択されていないと判定されればステップS34へ進む。ステップS34では発光モード選択スイッチ6の状態を読み込み、プリ発光モードが選択されていると判定されればステップS37へ進み、プリ発光モードが選択されていないと判定されればステップS35へ進む。
【0034】
ステップS35ではプリ発光を行わずにストロボ撮影を行い、ステップS36へ進む。ステップS36ではフィルムFの撮影情報記録領域M2に赤目情報を写し込んでリターンする。一方、ステップS37ではプリ発光を行いステップS38へ進む。ステップS38ではストロボ撮影を行いリターンする。
【0035】
このように、第4の実施の形態では修正モードが選択されておらず、かつプリ発光モードが選択されている場合には、プリ発光を行い赤目情報の記録を行わない(ステップS37、ステップS38)。また、修正モードが選択されている場合、またはプリ発光モードが選択されていない場合には、プリ発光を行わず赤目情報を記録する(ステップS35、ステップS36)。
【0036】
−第5の実施の形態−
以下、図7を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第5の実施の形態の動作について説明する。第5の実施の形態のカメラシステムの構成は第1の実施の形態のカメラシステムと同一であるため、その説明は省略する。
【0037】
図7のステップS41では輝度情報検出部1の輝度情報およびストロボ装置2の使用の有無を読み込み、ステップS42へ進む。ステップS42ではステップS41で読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS43へ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。
【0038】
ステップS43では修正モード選択スイッチ5の状態を読み込み、修正モードが選択されていると判定されればステップS44へ進み、修正モードが選択されていないと判定されればステップS45へ進む。ステップS44では発光モード選択スイッチ6の状態を読み込み、プリ発光モードが選択されていると判定されればステップS45へ進み、プリ発光モードが選択されていないと判定されればステップS47へ進む。
【0039】
ステップS45ではプリ発光を行いステップS46へ進む。ステップS46ではストロボ撮影を行いリターンする。一方、ステップS47ではプリ発光を行わずにストロボ撮影を行い、ステップS48へ進む。ステップS48ではフィルムFの撮影情報記録領域M2に赤目情報を写し込んでリターンする。
【0040】
このように、第5の実施の形態では修正モードが選択されている場合、またはプリ発光モードが選択されている場合には、プリ発光を行い赤目情報の記録を行わない(ステップS45、ステップS46)。また、修正モードが選択され、かつプリ発光モードが選択されていない場合には、プリ発光を行わず赤目情報を記録する(ステップS47、ステップS48)。
【0041】
−第6の実施の形態−
以下、図8〜図10を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第6の実施の形態について説明する。第6の実施の形態は第1の実施の形態のカメラシステムで開示したシーケンス動作をデジタルカメラシステムに適用したものである。
【0042】
図8において101は光電変換素子(CCD)を用いた画像センサ、102は画像センサ101から出力されたアナログ信号を増幅するとともに、その信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ、103はデジタル化された画像信号を高画質化する各種の処理、例えば画像のγ変換等を行うとともに、画像信号に対する圧縮処理(例えばJPEG等の規格に即した処理)の他、後述する赤目修正画像処理を行う画像処理回路である。104は画像信号を記憶するメモリであり、例えばノート型パーソナルコンピュータ等に挿脱されるICカード等が用いられる。105はメモリ104に蓄積された画像信号を外部プリンタ等に転送するための伝送装置、106は画像データおよび画像データの属性情報(例えば、撮影条件等)を表示する液晶モニタである。107は被写体の輝度が低い場合に撮影時に発光して被写体を照明するストロボ装置である。108は撮影時に押込まれるレリーズスイッチである。
【0043】
図8において、109は修正モード選択スイッチであり、赤目修正モードを選択するか否か、すなわち赤目が発生する撮影条件であると判定されたときに、赤目情報をメモリ104に記録するか否かを選択するためのスイッチである。赤目修正モードが選択されていない場合には、赤目が発生する撮影条件であると判定されたときでも赤目情報の記録は行われない。
【0044】
図8において、110はストロボ装置107の発光モードを切替えるための発光モード選択スイッチである。発光モード選択スイッチ110により、自動発光モード、強制発光モード、発光禁止モード、プリ発光モード(赤目軽減モード)等が選択できる。自動発光モードとは撮影条件に基づいてストロボ発光の有無を自動的に決定するモードであり、強制発光モードとは常にストロボ撮影を行うモードであり、発光禁止モードとはストロボ発光を行わずに撮影するモードであり、プリ発光モードとは赤目を軽減するために1回ストロボ発光を行った後、ストロボ撮影に移行するモードである。
【0045】
図8において、111は撮影モード選択スイッチであり、セルフタイマー撮影モード(あるいはリモコン撮影モード)、ポートレート撮影モード等が選択できる。ポートレートモードとは人物撮影(肖像撮影)に適するように撮影制御を行う撮影モードである。また、112は動作切換選択スイッチであり、撮影を可能とする画像記録モードと、画像の再生を可能とする画像再生モードとを択一的に切換えるスイッチである。
【0046】
図8において、113はカメラ各部を制御する中央演算処理装置であり、画像センサ101、A/D変換器102、画像処理回路103、メモリ104、伝送装置105、液晶モニタ106、ストロボ装置107、レリーズスイッチ108、修正モード選択スイッチ109、発光モード選択スイッチ110、撮影モード選択スイッチ111および動作切換スイッチ112と接続されている。
【0047】
次に、第6の実施の形態のカメラシステムにおける画像記録時(撮影時)の動作について説明する。図9(a)の画像記録時の動作は、画像記録モード(撮影を可能とするモード)が選択されているときにおいてレリーズスイッチ108がオンしたことを検出するとスタートし、ステップS51では輝度情報およびストロボ使用情報を読み込む。輝度情報は画像センサ101の出力信号に基づいて得られる撮影時における被写体の輝度を示す情報である。また、ストロボ使用情報は撮影時にストロボ装置107による発光を行うか否かを示す情報である。続くステップS52ではステップS51で読み込んだ情報に基き、赤目現象が発生する可能性のある撮影条件か否かを判断し、赤目が発生しうる撮影条件であると判定されればステップS53へ進み、赤目が発生し得ない撮影条件であると判定されれば不図示のルーチンへ進む。
【0048】
赤目現象はストロボ光に起因しているので、ストロボ装置107を使用しない撮影では発生しない。また、赤目現象は撮影環境が暗い場合に発生しやすいが、これは暗い場合に瞳孔の直径が大きくなるため、眼球内部へのストロボ光の入射光量および眼球内部からの反射光量のいずれも大きくなるからである。ステップS51では、このような赤目現象の発生する可能性を判定するのに必要な情報を読み込み、ステップS52において赤目現象の発生を予測するようにしたものである。
【0049】
次に、ステップS53では修正モード選択スイッチ109の状態を読み込み、赤目修正モードが選択されていると判定されればステップS55へ進み、赤目修正モードが選択されていないと判定されればステップS54へ進む。ステップS54ではプリ発光を行った後、ストロボ撮影を行い、リターンする。このステップS54ではストロボ発光により照明された被写体像を画像センサ101を介して取込み、被写体像をメモリ104に記録する。
【0050】
一方、ステップS55ではプリ発光をすることなくストロボ撮影を行い、ステップS56へ進む。このステップS55ではステップS54における動作と同様、画像センサ101を介して取込んだ被写体像をメモリ104に記録する。ステップS56ではステップS52における判定結果に基づき、赤目現象の発生の可能性があることを示す赤目情報をメモリ104に記録し、シーケンスを終了する。赤目情報はメモリ104のアドレス内にステップS55で記録した画像と互いに関連づけて記録される。例えば、図10に示すように撮影された各画像は、ヘッダー情報001A,001B,・・・に基づいてグループ化される。図10では「001」の番号でグループ化された一の画像に関する記録情報を示している。
【0051】
図9(a)ではステップS54において撮影を行った場合には、その後に赤目情報の記録を行わないようにしているが、この場合もプリ発光が禁止された場合(ステップS55、ステップS56)と同様に、赤目情報の写し込みを行うようにしてもよい。
【0052】
次に、画像再生時における動作について説明する。図9(b)の画像再生時の動作は画像再生モードが選択されているときに実行される。図9(b)のステップS61では、操作者の入力操作により指定された再生駒の画像および記録情報をメモリ104から読み込む。ステップS62ではステップS61において読み込んだ記録情報に赤目情報が含まれているか否か判断し、赤目情報が含まれていると判定されればステップS63へ進み、赤目情報が含まれていないと判定されればステップS65へ進む。
【0053】
ステップS63では選択された駒の画像について赤目修正画像処理を行う。ステップS63の赤目修正画像処理では赤目現象が発生している眼の領域を抽出し、その領域を黒色に変換する。具体的には、例えば、周知の画像処理により選択された駒の画像の中から眼の領域を抽出し赤目修正領域をn行m列のマトリクス領域として決定する。そして、赤目修正領域が決定されたら、1行1列の画素から画像を1行ずつ走査し、赤色が検出された画素を黒に変換する。眼を抽出するにあたっては、例えば、白色および黒色の領域の配置および形状等を検出し、これに基づいて眼の領域を抽出することができる。撮影距離が一定値以下の場合に限って赤目修正画像処理を行うようにし、撮影距離が一定値以上の場合には人物撮影であっても赤目が目立たないので、眼の領域の抽出を行わないようにしてもよい。
【0054】
また、赤目修正処理に先立ち、操作者が修正領域を指定できるようにしてもよい。例えば、液晶モニタ106で画像を表示した状態において操作者がペン入力等で眼の部分を含むような領域を指定できるように構成し、指定された領域について上述の抽出処理および色の変換処理を行うようにすればよい。修正領域を予め指定することにより不必要な部分についての抽出処理等が不要になるので、赤目修正処理の時間を短縮できる。
【0055】
続いてステップS64ではメモリ104に記録された画像データを赤目修正処理後の画像データに書き換え、ステップS65へ進む。ステップS65では選択された画像を液晶モニタ106に再生表示するとともに、その画像が伝送装置105を介して出力される。ここでは、ステップS63、ステップS64において赤目修正処理されている場合には、修正後の画像が再生される。
【0056】
第6の実施の形態のカメラシステムでは、赤目修正モードが選択されている場合には撮影時のプリ発光を禁止し(ステップS55)、画像再生時に赤目修正すべく赤目情報をメモリ104に記録するようにしている(ステップS56)。プリ発光を行わずストロボ撮影をする場合には、赤目が写し込まれる可能性があるが、赤目修正を行うことが予定されている場合には、プリ発光を省略しても修正により最終的には再生画像に赤目の部分が残らないため問題はない。したがって第6の実施の形態では、赤目修正モードの選択と無関係にプリ発光を行う場合と比べて、電力消費を抑制することができる。
【0057】
赤目修正画像処理を行うタイミングは画像再生時に限定されない。
【0058】
−第7の実施の形態−
以下、図11を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第7の実施の形態の動作について説明する。第7の実施の形態のカメラシステムの構成は第6の実施の形態のカメラシステムと同一であるため、その説明は省略する。第7の実施の形態は第2の実施の形態のカメラシステムで開示したシーケンス動作をデジタルカメラシステムに適用したものである。
【0059】
図11のステップS11Aでは輝度情報およびストロボ使用情報を読み込み、ステップS12Aへ進む。ステップS12AではステップS11Aで読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS13Aへ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。
【0060】
ステップS13Aでは発光モード選択スイッチ110の状態を読み込み、プリ発光モードが選択されていないと判定されればステップS14Aへ進む。ステップS14Aではプリ発光を行わずにストロボ撮影を行い、ステップS15Aへ進む。ステップS15ではメモリ104に赤目情報を記録してリターンする。一方、ステップS13Aにおいてプリ発光モードが選択されていると判定されればステップS16Aへ進み、ステップS16Aではプリ発光を行った後、ストロボ撮影を行ってリターンする。
【0061】
第7の実施の形態では、プリ発光モードが選択されている場合には、撮影に際して赤目情報をメモリ104に記録しないようにしている。プリ発光モードが選択されている場合にはプリ発光が行われるため(ステップS16A)、赤目が発生する可能性が極めて低く、赤目修正の必要がない。このため、第7の実施の形態ではこのような場合には再生時における赤目修正を行わないようにして、処理の簡略化を図っている。
【0062】
−第8の実施の形態−
以下、図12を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第8の実施の形態の動作について説明する。第8の実施の形態のカメラシステムの構成は第6の実施の形態のカメラシステムと同一であるため、その説明は省略する。第8の実施の形態は第3の実施の形態のカメラシステムで開示したシーケンス動作をデジタルカメラシステムに適用したものである。
【0063】
図12はストロボ撮影が選択された場合の動作の一部を示している。図12のステップS21Aでは撮影モード選択スイッチ111の状態を読み込み、セルフタイマー撮影モード(あるいはリモコン撮影モード)またはポートレート撮影モードが選択されていると判定されればステップS24Aへ進み、これらの撮影モードがいずれも選択されていないと判定されればステップS22Aへ進む。ステップS22Aではプリ発光を行うか否か判断し、プリ発光を行うと判定されればステップS23Aへ進み、プリ発光を行わないと判定されればステップS24Aへ進む。ステップS23Aではストロボ撮影を行い、リターンする。
【0064】
ステップS24Aでは輝度情報およびストロボ使用情報を読み込み、ステップS25Aへ進む。ステップS25AではステップS24Aで読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS26Aへ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。ステップS26Aではストロボ撮影を行い、ステップS27Aへ進む。ステップS27Aでは赤目情報をメモリ104に記録し、リターンする。
【0065】
第8の実施の形態では、セルフタイマー撮影モード(あるいはリモコン撮影モード)またはポートレート撮影モードが選択されている場合には、赤目発生の可能性があるものと判定されていれば(ステップS25A)、プリ発光の有無と無関係に赤目情報を記録するようにしている(ステップS27A)。また、セルフタイマー撮影モード(あるいはリモコン撮影モード)またはポートレート撮影モードが選択されていない場合には、プリ発光を行わない場合にのみ赤目情報を記録するようにしている(ステップS23A、ステップS27A)。このように、セルフタイマー撮影等の撮影モードが選択されている場合には、プリ発光を行う撮影駒についても再生時に赤目修正を行うようにしたのは、これらの撮影モードでは人物が被写体となる可能性が高いため、確実に赤目を排除できる処理を採るようにしたものである。プリ発光後のストロボ撮影では通常は赤目が生じないが、この場合においても稀に赤目が発生することがあるため、赤目が発生した場合には再生時の赤目修正により対処するようにしたものである。
【0066】
−第9の実施の形態−
以下、図13を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第9の実施の形態の動作について説明する。第9の実施の形態のカメラシステムの構成は第6の実施の形態のカメラシステムと同一であるため、その説明は省略する。第9の実施の形態は第4の実施の形態のカメラシステムで開示したシーケンス動作をデジタルカメラシステムに適用したものである。
【0067】
図13のステップS31Aでは輝度情報およびストロボ使用情報を読み込み、ステップS32Aへ進む。ステップS32AではステップS31Aで読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS33Aへ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。
【0068】
ステップS33Aでは修正モード選択スイッチ109の状態を読み込み、修正モードが選択されていると判定されればステップS35Aへ進み、修正モードが選択されていないと判定されればステップS34Aへ進む。ステップS34Aでは発光モード選択スイッチ110の状態を読み込み、プリ発光モードが選択されていると判定されればステップS37Aへ進み、プリ発光モードが選択されていないと判定されればステップS35Aへ進む。
【0069】
ステップS35Aではプリ発光を行わずにストロボ撮影を行い、ステップS36Aへ進む。ステップS36Aではメモリ104に赤目情報を写し込んでリターンする。一方、ステップS37Aではプリ発光を行いステップS38Aへ進む。ステップS38Aではストロボ撮影を行いリターンする。
【0070】
このように、第9の実施の形態では修正モードが選択されておらず、かつプリ発光モードが選択されている場合には、プリ発光を行い赤目情報の記録を行わない(ステップS37A、ステップS38A)。また、修正モードが選択されている場合、またはプリ発光モードが選択されていない場合には、プリ発光を行わず赤目情報を記録する(ステップS35A、ステップS36A)。
【0071】
−第10の実施の形態−
以下、図14を用いて、本発明による赤目修正に対応可能なカメラシステムの第10の実施の形態の動作について説明する。第10の実施の形態のカメラシステムの構成は第6の実施の形態のカメラシステムと同一であるため、その説明は省略する。第10の実施の形態は第5の実施の形態のカメラシステムで開示したシーケンス動作をデジタルカメラシステムに適用したものである。
【0072】
図14のステップS41Aでは輝度情報およびストロボ使用情報を読み込み、ステップS42Aへ進む。ステップS42AではステップS41Aで読み込まれた情報に基づいて赤目が発生しうる撮影条件か否か判断し、赤目発生の可能性があるものと判定されればステップS43Aへ進み、赤目発生の可能性がないものと判定されれば不図示のルーチンへ飛ぶ。
【0073】
ステップS43Aでは修正モード選択スイッチ109の状態を読み込み、修正モードが選択されていると判定されればステップS44Aへ進み、修正モードが選択されていないと判定されればステップS45Aへ進む。ステップS44Aでは発光モード選択スイッチ110の状態を読み込み、プリ発光モードが選択されていると判定されればステップS45Aへ進み、プリ発光モードが選択されていないと判定されればステップS47Aへ進む。
【0074】
ステップS45Aではプリ発光を行いステップS46Aへ進む。ステップS46Aではストロボ撮影を行いリターンする。一方、ステップS47Aではプリ発光を行わずにストロボ撮影を行い、ステップS48Aへ進む。ステップS48Aではメモリ104に赤目情報を記録してリターンする。
【0075】
このように、第10の実施の形態では修正モードが選択されている場合、またはプリ発光モードが選択されている場合には、プリ発光を行い赤目情報の記録を行わない(ステップS45A、ステップS46A)。また、修正モードが選択され、かつプリ発光モードが選択されていない場合には、プリ発光を行わず赤目情報を記録する(ステップS47A、ステップS48A)。
【0076】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、記録動作切換手段によって赤目発生条件記録手段の動作を禁止している場合にはプリ発光手段の動作を許可し、記録動作切換手段によって赤目発生条件記録手段の動作をさせている場合にはプリ発光手段の動作を禁止するようにしたので、プリ発光手段の消費電力を抑制できる。
請求項2に記載の発明によれば、修正動作切換手段によって修正手段の動作を禁止している場合にはプリ発光手段の動作を許可し、修正動作切換手段によって修正手段の動作をさせている場合にはプリ発光手段の動作を禁止するようにしたので、プリ発光手段の消費電力を抑制できる。
請求項3に記載の発明によれば、プリ発光動作切換手段によってプリ発光手段の動作を禁止している場合には赤目発生条件記録手段を動作させ、プリ発光動作切換手段によってプリ発光手段の動作を許可している場合には赤目発生条件記録手段の動作を禁止するので、カメラシステムにおける処理を簡略化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、セルフタイマー撮影選択手段によってセルフタイマー撮影が選択された撮影駒についてはプリ発光手段によるプリ発光の有無にかかわりなく修正指示情報記録手段を動作させ、セルフタイマー撮影選択手段によってセルフタイマー撮影が選択されなかった撮影駒についてはプリ発光手段によるプリ発光をしない場合にのみ修正指示情報記録手段を動作させるようにしたので、赤目を確実に排除することができる。
請求項5に記載の発明によれば、リモートコントロール撮影選択手段によってリモートコントロール撮影が選択された撮影駒についてはプリ発光手段によるプリ発光の有無にかかわりなく修正指示情報記録手段を動作させ、リモートコントロール撮影選択手段によってリモートコントロール撮影が選択されなかった撮影駒についてはプリ発光手段によるプリ発光をしない場合にのみ修正指示情報記録手段を動作させるようにしたので、赤目を確実に排除することができる。
請求項6に記載の発明によれば、人物撮影専用モード選択手段によって人物撮影専用モードが選択された撮影駒についてはプリ発光手段によるプリ発光の有無にかかわりなく修正指示情報記録手段を動作させ、人物撮影専用モード選択手段によって人物撮影専用モードが選択されなかった撮影駒についてはプリ発光手段によるプリ発光をしない場合にのみ修正指示情報記録手段を動作させるようにしたので、赤目を確実に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のカメラシステムを示すブロック図。
【図2】銀塩フィルムを示す図。
【図3】第1の実施の形態のカメラシステムの動作を示す図であり、(a)は撮影時における動作を示すフローチャート、(b)はプリント時における動作を示すフローチャート。
【図4】第2の実施の形態のカメラシステムの動作を示すフローチャート。
【図5】第3の実施の形態のカメラシステムの動作を示すフローチャート。
【図6】第4の実施の形態のカメラシステムの動作を示すフローチャート。
【図7】第5の実施の形態のカメラシステムの動作を示すフローチャート。
【図8】第6の実施の形態のカメラシステムを示すブロック図。
【図9】第6の実施の形態のカメラシステムの動作を示す図であり、(a)は撮影時における動作を示すフローチャート、(b)は再生時における動作を示すフローチャート。
【図10】赤目情報のメモリへの記録方法を示す図。
【図11】第7の実施の形態のカメラシステムの動作を示すフローチャート。
【図12】第8の実施の形態のカメラシステムの動作を示すフローチャート。
【図13】第9の実施の形態のカメラシステムの動作を示すフローチャート。
【図14】第10の実施の形態のカメラシステムの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
2 ストロボ装置
4 情報記録部
5 修正モード選択スイッチ
6 発光モード選択スイッチ
7 撮影モード選択スイッチ
103 画像処理回路
104 メモリ
107 ストロボ装置
109 修正モード選択スイッチ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a camera system that can cope with red-eye correction for correcting red-eye of a captured image generated by flash photography.
[0002]
[Prior art]
Japanese Laid-Open Patent Publication No. 2-64532 discloses a camera system for correcting red eyes of a photographed image generated in flash photography. The red-eye phenomenon means that human eyes shine in red or gold in color photography using an electronic flash device. This phenomenon occurs when the flash of the light emitting portion of the electronic flash device that has passed through the pupil of the eye is reflected by the retina and the reflected light is reflected on the film. There are many capillaries in the retina of the eye, and the hemoglobin in the blood is red, so that the reflected light appears reddish.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Japanese Patent Laid-Open No. 2-64532 discloses a method in which red-eye information is magnetically recorded on a film in a silver salt camera, and a printed photograph is selected based on the red-eye information when printed by a printer (FIG. 3, FIG. 6), or red eye correction by irradiating the pupil with a laser when there is red-eye information (FIG. 7) is disclosed. On the other hand, in order to suppress red-eye, a method of performing pre-light emission immediately before photographing is known, but it is not always necessary to perform both pre-light emission and red-eye correction operations when performing pre-light emission. Also, it may not be appropriate to perform red-eye correction regardless of the selection of the shooting mode.
[0004]
An object of the present invention is to provide a camera system in which red-eye correction is performed only when red-eye correction is necessary.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Referring to FIG. 1 and FIG. 8 showing an embodiment, the invention according to claim 1 detects whether or not a shooting condition under which a red-eye phenomenon can occur during shooting, and the red-eye phenomenon can occur. A red-eye generation condition recording unit 4 that records the fact that the condition is associated with the photographing frame, a recording operation switching unit 5 that switches whether the red-eye generation condition recording unit 4 operates or not, Under conditions where red-eye phenomenon can occur, Pre-emission unit 2 that performs pre-emission for red-eye reduction immediately before shooting, and the operation of pre-emission unit 2 is permitted when the recording operation switching unit 5 prohibits the operation of the red-eye generation condition recording unit. When the red-eye occurrence condition recording unit 4 is operated by the recording operation switching unit 5, the above-described object is achieved by prohibiting the operation of the pre-light emitting unit 2.
According to the second aspect of the present invention, correction means 104 and 103 for correcting the image data of the red-eye portion of the photographed image with respect to the photographing frame determined to be a photographing condition that may cause a red-eye phenomenon during photographing, Corrective action switching means 109 for switching the presence or absence of the action 103; Under conditions where red-eye phenomenon can occur, A pre-flash unit 107 that performs pre-flash for red-eye reduction immediately before shooting, and when the operation of the correction units 104 and 103 is prohibited by the correction operation switching unit 109, the operation of the pre-flash unit 107 is permitted. In the case where the correction means 104 and 103 are operated by the correction operation switching means 109, the above-described object is achieved by prohibiting the operation of the pre-light emission means 107.
According to the third aspect of the present invention, the red-eye generation condition recording unit 4 detects whether or not the shooting condition can cause a red-eye phenomenon during shooting, and records the fact that the red-eye phenomenon can occur in association with the shooting frame. When, Under conditions where red-eye phenomenon can occur, The pre-light emission means 2 for performing pre-light emission for red-eye reduction immediately before photographing, the pre-light emission operation switching means 6 for switching the presence / absence of the operation of the pre-light emission means 2, and the operation of the pre-light emission means 2 by the pre-light emission operation switching means 6 If it is prohibited, the red-eye occurrence condition recording means 4 is operated. If the pre-light emission operation switching means 6 permits the operation of the pre-light emission means 2, the operation of the red-eye occurrence condition recording means 4 is prohibited. By doing so, the above-mentioned object is achieved.
The invention according to claim 4 is a correction instruction information recording means 4 for recording correction instruction information instructing that red-eye correction should be performed in association with a photographing frame; Under conditions where red-eye phenomenon can occur, A pre-flash unit 2 that performs pre-flash for red-eye reduction immediately before shooting, and a self-timer shooting selection unit 7 that alternatively selects self-timer shooting and shooting that is not self-timer shooting are provided. For the shooting frame for which the self-timer shooting is selected by the self-timer shooting selection unit 7, the correction instruction information recording unit 4 is operated regardless of the pre-flash emission by the pre-flash unit 2, and the self-timer shooting selection unit 7 does not select the self-timer shooting. The above-described object is achieved by operating the correction instruction information recording means 4 only when the pre-light emission means 2 does not perform pre-light emission.
The invention according to claim 5 is a correction instruction information recording means 4 for recording correction instruction information instructing that red-eye correction should be performed in association with a photographing frame; Under conditions where red-eye phenomenon can occur, Pre-flash means 2 for performing pre-flash for red-eye reduction immediately before shooting, and remote control shooting selection means 7 for selectively selecting remote control shooting and shooting that is not remote control shooting are provided, and remote control shooting selection means 7 For the shooting frame for which the remote control shooting is selected by the remote control shooting selection unit 7, the correction instruction information recording unit 4 is operated regardless of the pre-flash emission by the pre-flash unit 2, and the remote control shooting selection unit 7 does not select the remote control shooting. The above-described object is achieved by operating the correction instruction information recording means 4 only when the pre-light emission means 2 does not perform pre-light emission.
The invention according to claim 6 is a correction instruction information recording means 4 for recording correction instruction information instructing that red-eye correction should be performed in association with a photographing frame; Under conditions where red-eye phenomenon can occur, Pre-flash means 2 that performs pre-flash for red-eye reduction immediately before shooting, and portrait-only mode selection means 7 that selectively selects a shooting mode that is not a person shooting-only mode or a person shooting-only mode, For the shooting frame for which the person shooting dedicated mode is selected by the dedicated mode selection means 7, the correction instruction information recording means 4 is operated regardless of whether or not the pre-flash means 2 is pre-flashed. The above-mentioned object is achieved by operating the correction instruction information recording means 4 only when the pre-light emission means 2 does not perform pre-lighting for the photographing frames for which the dedicated mode has not been selected.
[0006]
In the section of the means for solving the above-described problems for explaining the configuration of the present invention, the drawings of the embodiments of the invention are used for easy understanding of the present invention. It is not limited.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
-First embodiment-
A first embodiment of a camera system that can cope with red-eye correction according to the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0008]
In FIG. 1, P1 is a camera body that optically records a subject image on a loaded silver salt film F (FIG. 2), and 1 is a luminance information detector that detects the luminance of the subject. Reference numeral 2 denotes a strobe device (an electronic flash device) that emits light during shooting (strobe shooting) to illuminate a subject. The strobe device 2 is also used for the purpose of suppressing the occurrence of red eyes by pre-emission before strobe photography. Since the pupil is closed by the pre-flash, the occurrence of red eyes can be suppressed in subsequent flash photography. Reference numeral 3 denotes an imaging control unit that controls imaging control members (not shown) of each part of the camera such as an aperture and a shutter during imaging.
[0009]
In FIG. 1, reference numeral 4 denotes an information recording unit, which shoots shooting information such as red-eye information instructing red-eye correction in a shooting information recording area M2 (FIG. 2) provided for each frame in the margin of the film F. The information recording unit 4 is composed of, for example, a single light emitting diode. The light emitting diode is turned on at a predetermined timing while feeding the film to expose the photographing information recording area M2 of the film F, thereby recording red-eye information and the like. be able to. In FIG. 2, M <b> 1 is an image area in which a subject image is imprinted, and this image area M <b> 1 corresponds to each frame of the film F. PF is a film perforation that engages with a feeding mechanism (not shown) of the camera, and the film F can be fed by driving the feeding mechanism.
[0010]
In FIG. 1, reference numeral 5 denotes a correction mode selection switch. When it is determined whether or not the red-eye correction mode is selected, that is, it is determined that the red-eye occurs, the red-eye information is recorded in the shooting information recording area M <b> 2 of the film F. This is a switch for selecting whether or not to imprint on the screen. As will be described later, for example, when the red-eye correction mode is not selected, the red-eye information is not imprinted in the photographing region M2 even when it is determined that the photographing condition causes red-eye. Note that determination as to whether or not the shooting condition is such that red-eye occurs will be described later.
[0011]
In FIG. 1, reference numeral 6 denotes a light emission mode selection switch for switching the light emission mode of the strobe device 2. The light emission mode selection switch 6 can select an automatic light emission mode, a forced light emission mode, a light emission inhibition mode, a pre-light emission mode (red-eye reduction mode), or the like. The auto flash mode is a mode that automatically determines whether or not the flash fires based on the shooting conditions. The forced flash mode is a mode that always performs flash shooting. The flash prohibited mode is a mode that does not fire the flash. The pre-flash mode is a mode in which flash shooting is performed once (pre-flash) in order to reduce red eyes, and then the flash shooting is started.
[0012]
In FIG. 1, reference numeral 7 denotes a shooting mode selection switch, which can select a self-timer shooting mode (or remote control shooting mode), a portrait shooting mode, or the like. The portrait mode is a shooting mode in which shooting control is performed so as to be suitable for portrait shooting (portrait shooting). In FIG. 1, 9 is a camera control device that controls the operation of the camera body P1, and includes a luminance information detection unit 1, strobe device 2, shooting control unit 3, information recording unit 4, correction mode selection switch 5, and light emission mode selection. The switch 6 and the shooting mode selection switch 7 are connected.
[0013]
In FIG. 1, P2 is a printer, and an information reading unit 21 that reads shooting information recorded in the shooting information recording area M2 of the film margin, and a red-eye information detection unit 22 that detects the presence or absence of red-eye information from the read information. And a sorting unit 23 that sorts the pieces in which the red-eye information is detected.
[0014]
The information reading unit 21 is composed of, for example, a photo interrupter, and reads the red-eye information by positioning a film margin shooting information recording region M2 between the light receiving element and the light emitting element of the photo interrupter. As described above, when it is determined that red-eye correction should be performed, since the photographing information recording area M2 is exposed, the light of the light emitting element is blocked by the area M2. On the other hand, when it is determined that red-eye correction should not be performed, the region M2 is not exposed, and thus the light from the light emitting element reaches the light receiving element. Therefore, the information reading unit 21 can read the information in the region M2 from the output state of the light receiving element.
[0015]
Further, the red-eye detection unit 22 is configured to determine whether or not the light receiving element is irradiated with light, for example, by comparing a signal from the light receiving element with a signal of a reference level. Further, the sorting unit 23, for example, prints a photograph of a frame on which red-eye information is recorded by the red-eye detection unit 22 on a tray different from a normal photograph (a photograph obtained from a negative film on which no red-eye information is recorded). Sending out and performing post-selection to correct and correct the pupil on the photo. That is, the sorting unit 23 outputs a signal for sorting a frame from which red-eye information is detected as a normal photograph to an actuator (not shown), and switches the discharge path of the printed photograph.
[0016]
Next, the operation of the camera system according to the first embodiment will be described with reference to FIG. In step S1 of FIG. 3A, the luminance information of the luminance information detector 1 and the presence / absence of use of the strobe device 2 are read, and the process proceeds to step S2. In step S2, it is determined based on the information read in step S1 whether or not the shooting conditions are such that red-eye can occur. If it is determined that red-eye is likely to occur, the process proceeds to step S3, where red-eye may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown).
[0017]
Since the red-eye phenomenon is caused by strobe light, it does not occur in shooting without using the strobe device 2. In addition, the red-eye phenomenon is likely to occur when the shooting environment is dark, but this increases both the amount of incident light from the strobe light inside the eyeball and the amount of reflected light from the inside of the eyeball because the pupil diameter increases when it is dark. Because. In step S1, information necessary for determining the possibility of occurrence of such a red-eye phenomenon is read, and in step S2, the possibility of occurrence is determined.
[0018]
In step S3, the state of the correction mode selection switch 5 is read. If it is determined that the red-eye correction mode is selected, the process proceeds to step S5. If it is determined that the red-eye correction mode is not selected, the process proceeds to step S4. In step S4, pre-flash is performed, flash photography is performed, and the process returns. On the other hand, in step S5, flash photography is performed without pre-flash, and the process proceeds to step S6. In step S6, the red-eye information is copied to the shooting information recording area M2 of the film F, and the process returns. In FIG. 3A, when shooting is performed in step S4, red-eye information is not copied thereafter, but in this case as well, pre-flash is prohibited (step S5, step S5). Similar to S6), red-eye information may be copied.
[0019]
Next, the operation of the printer P2 will be described with reference to FIG. When the film F is developed and set in the printer P2, the operation shown in FIG. 3B is executed. First, in step S101, the information reading unit 21 reads the shooting information recorded in the shooting information recording area M2. Specifically, for example, the light-emitting element of the photo interrupter facing the photographing information recording area M2 in the film margin is turned on, and the output of the light-receiving element is detected. Next, in step S102, the presence / absence of red-eye information is determined. For example, when the light from the light emitting element is blocked by the red eye information in the region M2, the light receiving element does not receive the light, so the output is at a low level, and the red eye information detecting unit 22 detects the red eye information. If there is red-eye information, the process proceeds to step S104 to set a red-eye flag, and then a negative image of the image area M1 is printed on the photographic paper in step S104.
[0020]
If it is determined in step S102 that there is no red-eye information, step S103 is skipped and printing is performed in step S104. Thereafter, the process proceeds to step S105 to determine whether or not there is a red-eye flag. If it is determined that the red-eye flag is present, the process proceeds to step S106, and the printed photo is sent to the tray. If it is determined that there is no red-eye flag, the process proceeds to step S107, and the printed photo is sent out to the normal photo tray.
[0021]
After all the frames have been printed as described above, the red-eye on the photo is directly added and corrected for the photos sent to the red-eye photo tray by a technique called retouching.
[0022]
In the camera system of the first embodiment, when the red-eye correction mode is selected, pre-emission during shooting is prohibited (step S5), and the red-eye information is imprinted on the film F so as to correct red-eye in the printer P2. (Step S6). If the pre-flash is omitted, red eyes may appear on the film F. However, if red-eye correction is scheduled, the correction will eventually eliminate the pre-flash. There is no problem because the red-eye part does not remain. Therefore, in the first embodiment, power consumption can be suppressed as compared with the case where the pre-light emission is performed regardless of the selection of the red-eye correction mode. Note that a light emitting device for pre-emission, such as a light emitting diode, may be provided separately from the strobe device 2.
[0023]
-Second Embodiment-
The operation of the second embodiment of the camera system that can cope with red-eye correction according to the present invention will be described below with reference to FIG. Since the configuration of the camera system of the second embodiment is the same as that of the camera system of the first embodiment, description thereof is omitted.
[0024]
In step S11 of FIG. 4, the luminance information of the luminance information detector 1 and the presence / absence of use of the strobe device 2 are read, and the process proceeds to step S12. In step S12, based on the information read in step S11, it is determined whether or not the shooting conditions are such that red-eye can occur. If it is determined that red-eye may occur, the process proceeds to step S13, where red-eye may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown).
[0025]
In step S13, the state of the light emission mode selection switch 6 is read. If it is determined that the pre-light emission mode is not selected, the process proceeds to step S14. In step S14, flash photography is performed without performing pre-flash, and the process proceeds to step S15. In step S15, red-eye information is imprinted in the photographing information recording area M2 of the film F, and the process returns. On the other hand, if it is determined in step S13 that the pre-flash mode is selected, the process proceeds to step S16. In step S16, after pre-flash is performed, flash photography is performed and the process returns.
[0026]
In the second embodiment, when the pre-flash mode is selected, red-eye information is not imprinted on the film F during shooting. Since pre-emission is performed when the pre-emission mode is selected (step S16), the possibility of red eyes is extremely low, and there is no need for red-eye correction. For this reason, in the second embodiment, the red-eye correction in the printer P2 is not performed in such a case, thereby simplifying the processing.
[0027]
-Third embodiment-
The operation of the third embodiment of the camera system that can cope with red-eye correction according to the present invention will be described below with reference to FIG. Since the configuration of the camera system of the third embodiment is the same as that of the camera system of the first embodiment, description thereof is omitted.
[0028]
FIG. 5 shows a part of the operation when the flash photography is selected. In step S21 in FIG. 5, the state of the shooting mode selection switch 7 is read. If it is determined that the self-timer shooting mode (or remote control shooting mode) or portrait shooting mode is selected, the process proceeds to step S24, and these shooting modes are selected. If it is determined that none is selected, the process proceeds to step S22. In step S22, it is determined whether or not pre-emission is performed. If it is determined that pre-emission is performed, the process proceeds to step S23, and if it is determined that pre-emission is not performed, the process proceeds to step S24. In step S23, flash photography is performed and the process returns.
[0029]
In step S24, the luminance information of the luminance information detector 1 and the presence / absence of use of the strobe device 2 are read, and the process proceeds to step S25. In step S25, it is determined based on the information read in step S24 whether or not the photographing condition is such that red-eye can occur. If it is determined that red-eye is likely to occur, the process proceeds to step S26, where red-eye may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown). In step S26, flash photography is performed, and the process proceeds to step S27. In step S27, the red-eye information is imprinted on the photographing information recording area M2 of the film F, and the process returns.
[0030]
In the third embodiment, if the self-timer shooting mode (or the remote control shooting mode) or the portrait shooting mode is selected, if it is determined that red-eye may occur (step S25). The red-eye information is recorded regardless of the presence or absence of pre-light emission (step S27). Also, when the self-timer shooting mode (or remote control shooting mode) or portrait shooting mode is not selected, red-eye information is recorded only when pre-flash is not performed (steps S23 and S27). . As described above, when a shooting mode such as self-timer shooting is selected, red-eye correction is performed in a later process for a shooting frame that performs pre-flash. Since there is a high possibility that the red eye will be removed, a process capable of reliably eliminating red eyes is adopted. Red-eye does not usually occur in flash photography after pre-flash, but even in this case, red-eye may occur rarely, so when red-eye occurs, it is dealt with by correcting red-eye in printer P2. It is.
[0031]
-Fourth embodiment-
The operation of the fourth embodiment of the camera system that can cope with red-eye correction according to the present invention will be described below with reference to FIG. Since the configuration of the camera system of the fourth embodiment is the same as that of the camera system of the first embodiment, description thereof is omitted.
[0032]
In step S31 of FIG. 6, the luminance information of the luminance information detector 1 and the presence / absence of use of the strobe device 2 are read, and the process proceeds to step S32. In step S32, based on the information read in step S31, it is determined whether or not the shooting conditions are such that red-eye can occur. If it is determined that red-eye is likely to occur, the process proceeds to step S33, where red-eye may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown).
[0033]
In step S33, the state of the correction mode selection switch 5 is read. If it is determined that the correction mode is selected, the process proceeds to step S35, and if it is determined that the correction mode is not selected, the process proceeds to step S34. In step S34, the state of the light emission mode selection switch 6 is read. If it is determined that the pre-flash mode is selected, the process proceeds to step S37, and if it is determined that the pre-flash mode is not selected, the process proceeds to step S35.
[0034]
In step S35, flash photography is performed without performing pre-flash, and the process proceeds to step S36. In step S36, red-eye information is imprinted in the photographing information recording area M2 of the film F, and the process returns. On the other hand, in step S37, pre-emission is performed and the process proceeds to step S38. In step S38, flash photography is performed and the process returns.
[0035]
As described above, in the fourth embodiment, when the correction mode is not selected and the pre-flash mode is selected, pre-flash is performed and red-eye information is not recorded (steps S37 and S38). ). When the correction mode is selected or when the pre-flash mode is not selected, the red-eye information is recorded without performing pre-flash (steps S35 and S36).
[0036]
-Fifth embodiment-
Hereinafter, the operation of the fifth embodiment of the camera system that can cope with red-eye correction according to the present invention will be described with reference to FIG. Since the configuration of the camera system of the fifth embodiment is the same as that of the camera system of the first embodiment, description thereof is omitted.
[0037]
In step S41 of FIG. 7, the luminance information of the luminance information detector 1 and the presence / absence of use of the strobe device 2 are read, and the process proceeds to step S42. In step S42, based on the information read in step S41, it is determined whether or not the shooting conditions are such that red eyes can occur. If it is determined that red eyes may occur, the process proceeds to step S43, where there is a possibility that red eyes may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown).
[0038]
In step S43, the state of the correction mode selection switch 5 is read. If it is determined that the correction mode is selected, the process proceeds to step S44. If it is determined that the correction mode is not selected, the process proceeds to step S45. In step S44, the state of the light emission mode selection switch 6 is read. If it is determined that the pre-flash mode is selected, the process proceeds to step S45, and if it is determined that the pre-flash mode is not selected, the process proceeds to step S47.
[0039]
In step S45, pre-emission is performed and the process proceeds to step S46. In step S46, flash photography is performed and the process returns. On the other hand, in step S47, flash photography is performed without performing pre-flash, and the process proceeds to step S48. In step S48, red-eye information is imprinted in the photographing information recording area M2 of the film F, and the process returns.
[0040]
As described above, in the fifth embodiment, when the correction mode is selected or when the pre-flash mode is selected, pre-flash is performed and red-eye information is not recorded (steps S45 and S46). ). When the correction mode is selected and the pre-flash mode is not selected, the red-eye information is recorded without performing the pre-flash (steps S47 and S48).
[0041]
-Sixth embodiment-
Hereinafter, a sixth embodiment of a camera system that can cope with red-eye correction according to the present invention will be described with reference to FIGS. In the sixth embodiment, the sequence operation disclosed in the camera system of the first embodiment is applied to a digital camera system.
[0042]
In FIG. 8, 101 is an image sensor using a photoelectric conversion element (CCD), 102 is an A / D converter that amplifies an analog signal output from the image sensor 101 and converts the signal into a digital signal, and 103 is digitized. In addition to performing various kinds of processing for improving the image quality of the image signal, for example, gamma conversion of the image, compression processing for the image signal (for example, processing conforming to standards such as JPEG), red-eye correction image processing described later is performed. An image processing circuit. Reference numeral 104 denotes a memory for storing image signals. For example, an IC card that is inserted into and removed from a notebook personal computer or the like is used. Reference numeral 105 denotes a transmission device for transferring an image signal stored in the memory 104 to an external printer, and 106 denotes a liquid crystal monitor that displays image data and attribute information (for example, shooting conditions) of the image data. Reference numeral 107 denotes a strobe device that illuminates the subject by emitting light when the subject has a low luminance. Reference numeral 108 denotes a release switch that is pushed in during photographing.
[0043]
In FIG. 8, reference numeral 109 denotes a correction mode selection switch, which determines whether or not to select the red-eye correction mode, that is, whether or not to record red-eye information in the memory 104 when it is determined that the shooting condition is to generate red-eye. It is a switch for selecting. If the red-eye correction mode is not selected, red-eye information is not recorded even when it is determined that the shooting condition is such that red-eye occurs.
[0044]
In FIG. 8, reference numeral 110 denotes a light emission mode selection switch for switching the light emission mode of the flash device 107. With the light emission mode selection switch 110, an automatic light emission mode, a forced light emission mode, a light emission inhibition mode, a pre-light emission mode (red-eye reduction mode), or the like can be selected. The auto flash mode is a mode that automatically determines whether or not the flash fires based on the shooting conditions. The forced flash mode is a mode that always performs flash shooting. The flash prohibited mode is a mode that does not fire the flash. The pre-flash mode is a mode for shifting to flash photography after performing flash once to reduce red eyes.
[0045]
In FIG. 8, reference numeral 111 denotes a shooting mode selection switch, which can select a self-timer shooting mode (or remote control shooting mode), a portrait shooting mode, or the like. The portrait mode is a shooting mode in which shooting control is performed so as to be suitable for portrait shooting (portrait shooting). Reference numeral 112 denotes an operation changeover selection switch that selectively switches between an image recording mode that enables photographing and an image reproduction mode that enables image reproduction.
[0046]
In FIG. 8, reference numeral 113 denotes a central processing unit that controls each part of the camera. The switch 108, the correction mode selection switch 109, the light emission mode selection switch 110, the photographing mode selection switch 111, and the operation changeover switch 112 are connected.
[0047]
Next, an operation at the time of image recording (at the time of photographing) in the camera system of the sixth embodiment will be described. The operation at the time of image recording in FIG. 9A starts when it is detected that the release switch 108 is turned on when the image recording mode (a mode that enables photographing) is selected. Read strobe usage information. The luminance information is information indicating the luminance of the subject at the time of shooting obtained based on the output signal of the image sensor 101. The strobe usage information is information indicating whether or not the strobe device 107 emits light during shooting. In the following step S52, it is determined whether or not the photographing condition is likely to cause the red-eye phenomenon based on the information read in step S51. If it is determined that the photographing condition is likely to cause red-eye, the process proceeds to step S53. If it is determined that the shooting condition is such that red eyes cannot occur, the process proceeds to a routine (not shown).
[0048]
Since the red-eye phenomenon is caused by strobe light, it does not occur in shooting without using the strobe device 107. In addition, the red-eye phenomenon is likely to occur when the shooting environment is dark, but this increases both the amount of incident light from the strobe light inside the eyeball and the amount of reflected light from the inside of the eyeball because the pupil diameter increases when it is dark. Because. In step S51, information necessary for determining the possibility of occurrence of such a red-eye phenomenon is read, and in step S52, the occurrence of the red-eye phenomenon is predicted.
[0049]
Next, in step S53, the state of the correction mode selection switch 109 is read. If it is determined that the red-eye correction mode is selected, the process proceeds to step S55. If it is determined that the red-eye correction mode is not selected, the process proceeds to step S54. move on. In step S54, after pre-flash is emitted, flash photography is performed and the process returns. In this step S54, the subject image illuminated by the strobe light emission is captured via the image sensor 101, and the subject image is recorded in the memory 104.
[0050]
On the other hand, in step S55, flash photography is performed without pre-flash, and the process proceeds to step S56. In step S55, the subject image captured via the image sensor 101 is recorded in the memory 104, as in the operation in step S54. In step S56, based on the determination result in step S52, red-eye information indicating that a red-eye phenomenon may occur is recorded in the memory 104, and the sequence is terminated. Red-eye information is recorded in the address of the memory 104 in association with the image recorded in step S55. For example, as shown in FIG. 10, the captured images are grouped based on the header information 001A, 001B,. FIG. 10 shows recording information relating to one image grouped by the number “001”.
[0051]
In FIG. 9A, when shooting is performed in step S54, red-eye information is not recorded thereafter, but in this case as well, when pre-flash is prohibited (steps S55 and S56). Similarly, red-eye information may be copied.
[0052]
Next, an operation during image reproduction will be described. The operation at the time of image reproduction in FIG. 9B is executed when the image reproduction mode is selected. In step S 61 of FIG. 9B, the image and recording information of the reproduction frame designated by the operator's input operation are read from the memory 104. In step S62, it is determined whether or not the red-eye information is included in the recording information read in step S61. If it is determined that the red-eye information is included, the process proceeds to step S63, and it is determined that the red-eye information is not included. If so, the process proceeds to step S65.
[0053]
In step S63, red-eye correction image processing is performed on the selected frame image. In the red-eye correction image processing in step S63, an eye region where the red-eye phenomenon has occurred is extracted, and the region is converted to black. Specifically, for example, an eye region is extracted from an image of a frame selected by known image processing, and a red-eye correction region is determined as a matrix region of n rows and m columns. When the red-eye correction region is determined, the image is scanned row by row from the pixels in the first row and the first column, and the pixels in which red is detected are converted to black. In extracting the eye, for example, the arrangement and shape of the white and black regions can be detected, and the eye region can be extracted based on this. Only when the shooting distance is less than a certain value, red-eye correction image processing is performed, and when the shooting distance is more than a certain value, red eyes are not noticeable even when shooting a person, so the eye area is not extracted. You may do it.
[0054]
Prior to the red-eye correction process, the operator may be able to specify a correction area. For example, it is configured so that the operator can specify an area including the eye part by pen input or the like while the image is displayed on the liquid crystal monitor 106, and the above-described extraction process and color conversion process are performed on the specified area. You just have to do it. By specifying the correction area in advance, extraction processing for unnecessary portions and the like are not necessary, so that the time for red-eye correction processing can be shortened.
[0055]
In step S64, the image data recorded in the memory 104 is rewritten with the image data after the red-eye correction process, and the process proceeds to step S65. In step S 65, the selected image is reproduced and displayed on the liquid crystal monitor 106 and the image is output via the transmission device 105. Here, when red-eye correction processing is performed in step S63 and step S64, the corrected image is reproduced.
[0056]
In the camera system of the sixth embodiment, when the red-eye correction mode is selected, pre-emission during shooting is prohibited (step S55), and red-eye information is recorded in the memory 104 to correct red-eye during image reproduction. (Step S56). When shooting with flash without pre-flash, red eyes may be captured, but if red-eye correction is planned, it will eventually be corrected even if pre-flash is omitted. There is no problem because the red-eye part does not remain in the reproduced image. Therefore, in the sixth embodiment, power consumption can be suppressed as compared with the case where the pre-light emission is performed regardless of the selection of the red-eye correction mode.
[0057]
The timing for performing the red-eye correction image processing is not limited to the time of image reproduction.
[0058]
-Seventh embodiment-
The operation of the seventh embodiment of the camera system that can cope with red-eye correction according to the present invention will be described below with reference to FIG. Since the configuration of the camera system of the seventh embodiment is the same as that of the camera system of the sixth embodiment, description thereof is omitted. In the seventh embodiment, the sequence operation disclosed in the camera system of the second embodiment is applied to a digital camera system.
[0059]
In step S11A of FIG. 11, luminance information and strobe use information are read, and the process proceeds to step S12A. In step S12A, based on the information read in step S11A, it is determined whether or not the shooting conditions are such that red-eye can occur. If it is determined that red-eye is likely to occur, the process proceeds to step S13A, where red-eye may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown).
[0060]
In step S13A, the state of the light emission mode selection switch 110 is read. If it is determined that the pre-light emission mode is not selected, the process proceeds to step S14A. In step S14A, flash photography is performed without performing pre-flash, and the process proceeds to step S15A. In step S15, the red eye information is recorded in the memory 104, and the process returns. On the other hand, if it is determined in step S13A that the pre-flash mode is selected, the process proceeds to step S16A. In step S16A, after pre-flash is performed, flash photography is performed and the process returns.
[0061]
In the seventh embodiment, when the pre-flash mode is selected, red-eye information is not recorded in the memory 104 during shooting. Since pre-emission is performed when the pre-emission mode is selected (step S16A), the possibility of red eyes is extremely low, and there is no need for red-eye correction. For this reason, in the seventh embodiment, in such a case, the red-eye correction at the time of reproduction is not performed to simplify the processing.
[0062]
-Eighth embodiment-
The operation of the eighth embodiment of the camera system compatible with red-eye correction according to the present invention will be described below with reference to FIG. Since the configuration of the camera system of the eighth embodiment is the same as that of the camera system of the sixth embodiment, description thereof is omitted. In the eighth embodiment, the sequence operation disclosed in the camera system of the third embodiment is applied to a digital camera system.
[0063]
FIG. 12 shows a part of the operation when the flash photography is selected. In step S21A of FIG. 12, the state of the shooting mode selection switch 111 is read. If it is determined that the self-timer shooting mode (or remote control shooting mode) or portrait shooting mode is selected, the process proceeds to step S24A, and these shooting modes are selected. If it is determined that none is selected, the process proceeds to step S22A. In step S22A, it is determined whether or not pre-emission is performed. If it is determined that pre-emission is to be performed, the process proceeds to step S23A, and if it is determined that pre-emission is not to be performed, the process proceeds to step S24A. In step S23A, flash photography is performed and the process returns.
[0064]
In step S24A, luminance information and strobe usage information are read, and the flow proceeds to step S25A. In step S25A, based on the information read in step S24A, it is determined whether or not the shooting conditions are such that red-eye may occur. If it is determined that red-eye may occur, the process proceeds to step S26A, where red-eye may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown). In step S26A, flash photography is performed, and the process proceeds to step S27A. In step S27A, the red-eye information is recorded in the memory 104, and the process returns.
[0065]
In the eighth embodiment, if the self-timer shooting mode (or the remote control shooting mode) or the portrait shooting mode is selected, if it is determined that there is a possibility of red eye generation (step S25A). The red-eye information is recorded regardless of the presence or absence of pre-emission (step S27A). Also, when the self-timer shooting mode (or remote control shooting mode) or portrait shooting mode is not selected, red-eye information is recorded only when pre-flash is not performed (steps S23A and S27A). . As described above, when a shooting mode such as self-timer shooting is selected, red-eye correction is performed during playback for shooting frames that perform pre-flash. In these shooting modes, a person is the subject. Since there is a high possibility, a process that can reliably eliminate red eyes is adopted. Red-eye does not usually occur in flash photography after pre-flash, but even in this case, red-eye may occur in rare cases, so if red-eye occurs, it will be dealt with by correcting the red-eye during playback. is there.
[0066]
-Ninth embodiment-
The operation of the ninth embodiment of the camera system compatible with red-eye correction according to the present invention will be described below with reference to FIG. Since the configuration of the camera system of the ninth embodiment is the same as that of the camera system of the sixth embodiment, description thereof is omitted. In the ninth embodiment, the sequence operation disclosed in the camera system of the fourth embodiment is applied to a digital camera system.
[0067]
In step S31A of FIG. 13, luminance information and strobe usage information are read, and the process proceeds to step S32A. In step S32A, based on the information read in step S31A, it is determined whether or not the shooting conditions are such that red-eye may occur. If it is determined that red-eye may occur, the process proceeds to step S33A, where red-eye may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown).
[0068]
In step S33A, the state of the correction mode selection switch 109 is read. If it is determined that the correction mode is selected, the process proceeds to step S35A, and if it is determined that the correction mode is not selected, the process proceeds to step S34A. In step S34A, the state of the light emission mode selection switch 110 is read. If it is determined that the pre-flash mode is selected, the process proceeds to step S37A, and if it is determined that the pre-flash mode is not selected, the process proceeds to step S35A.
[0069]
In step S35A, flash photography is performed without performing pre-flash, and the process proceeds to step S36A. In step S36A, the red eye information is copied into the memory 104, and the process returns. On the other hand, in step S37A, pre-emission is performed and the process proceeds to step S38A. In step S38A, flash photography is performed and the process returns.
[0070]
Thus, in the ninth embodiment, when the correction mode is not selected and the pre-flash mode is selected, pre-flash is performed and red-eye information is not recorded (steps S37A and S38A). ). When the correction mode is selected or when the pre-flash mode is not selected, red-eye information is recorded without performing pre-flash (steps S35A and S36A).
[0071]
-Tenth embodiment-
The operation of the tenth embodiment of the camera system that can cope with red-eye correction according to the present invention will be described below with reference to FIG. Since the configuration of the camera system of the tenth embodiment is the same as that of the camera system of the sixth embodiment, description thereof is omitted. In the tenth embodiment, the sequence operation disclosed in the camera system of the fifth embodiment is applied to a digital camera system.
[0072]
In step S41A of FIG. 14, luminance information and strobe use information are read, and the process proceeds to step S42A. In step S42A, based on the information read in step S41A, it is determined whether or not the shooting conditions are such that red eyes can occur. If it is determined that red eyes may occur, the process proceeds to step S43A, where there is a possibility that red eyes may occur. If it is determined that there is not, the process jumps to a routine (not shown).
[0073]
In step S43A, the state of the correction mode selection switch 109 is read. If it is determined that the correction mode is selected, the process proceeds to step S44A, and if it is determined that the correction mode is not selected, the process proceeds to step S45A. In step S44A, the state of the light emission mode selection switch 110 is read. If it is determined that the pre-flash mode is selected, the process proceeds to step S45A, and if it is determined that the pre-flash mode is not selected, the process proceeds to step S47A.
[0074]
In step S45A, pre-emission is performed and the process proceeds to step S46A. In step S46A, flash photography is performed and the process returns. On the other hand, in step S47A, flash photography is performed without performing pre-flash, and the process proceeds to step S48A. In step S48A, the red eye information is recorded in the memory 104, and the process returns.
[0075]
As described above, in the tenth embodiment, when the correction mode is selected or when the pre-flash mode is selected, pre-flash is performed and red-eye information is not recorded (steps S45A and S46A). ). When the correction mode is selected and the pre-flash mode is not selected, the red-eye information is recorded without performing the pre-flash (step S47A, step S48A).
[0076]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when the operation of the red-eye generation condition recording unit is prohibited by the recording operation switching unit, the operation of the pre-light emission unit is permitted, and the red-eye generation condition recording unit is recorded by the recording operation switching unit. Since the operation of the pre-light emitting means is prohibited when the above operation is performed, the power consumption of the pre-light emitting means can be suppressed.
According to the second aspect of the present invention, when the operation of the correction means is prohibited by the correction operation switching means, the operation of the pre-light emitting means is permitted, and the correction means is operated by the correction operation switching means. In such a case, since the operation of the pre-light emission means is prohibited, the power consumption of the pre-light emission means can be suppressed.
According to the third aspect of the present invention, when the pre-light emission operation switching means prohibits the operation of the pre-light emission means, the red-eye occurrence condition recording means is operated, and the pre-light emission operation switching means operates the pre-light emission means. Since the operation of the red-eye occurrence condition recording means is prohibited when the camera is permitted, the processing in the camera system can be simplified.
According to the fourth aspect of the present invention, the correction instruction information recording means is operated regardless of whether or not pre-light emission is performed by the pre-light emission means for the photographing frame for which self-timer photographing is selected by the self-timer photographing selection means. Since the correction instruction information recording means is operated only when the pre-light emission means does not perform pre-lighting for the photographing frames for which self-timer photographing has not been selected by the photographing selection means, it is possible to reliably eliminate red eyes.
According to the fifth aspect of the present invention, the remote control photographing selection means operates the correction instruction information recording means regardless of whether or not the pre-light emission means is pre-lighted for the photographing frame for which the remote control photographing is selected, and the remote control Since the correction instruction information recording unit is operated only when the pre-flash is not performed by the pre-light emission unit for the shooting frame for which the remote control shooting is not selected by the shooting selection unit, it is possible to reliably eliminate red eyes.
According to the sixth aspect of the present invention, the correction instruction information recording unit is operated regardless of whether or not the pre-light emission unit is pre-flashed with respect to the photographing frame in which the person shooting-only mode selection unit is selected by the person shooting dedicated mode selection unit. The correction instruction information recording unit is operated only when the pre-flash unit does not perform pre-lighting on the shooting frame for which the human-photographing mode is not selected by the human-photographing mode selection unit, so that the red-eye is surely eliminated. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a camera system according to a first embodiment.
FIG. 2 is a view showing a silver salt film.
3A and 3B are diagrams illustrating an operation of the camera system according to the first embodiment, in which FIG. 3A is a flowchart illustrating an operation at the time of shooting, and FIG. 3B is a flowchart illustrating an operation at the time of printing.
FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the camera system of the second embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the camera system of the third embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the camera system of the fourth embodiment.
FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the camera system of the fifth embodiment.
FIG. 8 is a block diagram illustrating a camera system according to a sixth embodiment.
FIGS. 9A and 9B are diagrams illustrating an operation of the camera system according to the sixth embodiment, in which FIG. 9A is a flowchart illustrating an operation at the time of shooting, and FIG. 9B is a flowchart illustrating an operation at the time of reproduction;
FIG. 10 is a diagram illustrating a method for recording red-eye information in a memory.
FIG. 11 is a flowchart showing the operation of the camera system of the seventh embodiment.
FIG. 12 is a flowchart showing the operation of the camera system of the eighth embodiment.
FIG. 13 is a flowchart showing the operation of the camera system of the ninth embodiment.
FIG. 14 is a flowchart showing the operation of the camera system of the tenth embodiment.
[Explanation of symbols]
2 Strobe device
4 Information recording section
5 Correction mode selection switch
6 Flash mode selection switch
7 Shooting mode selection switch
103 Image processing circuit
104 memory
107 Strobe device
109 Correction mode selection switch

Claims (6)

撮影に際して赤目現象が発生しうる撮影条件か否かを検知し、赤目現象が発生しうる条件である旨を撮影駒と関連付けて記録する赤目発生条件記録手段と、
前記赤目発生条件記録手段の動作の有無を切換える記録動作切換手段と、
赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段とを備え、
前記記録動作切換手段によって前記赤目発生条件記録手段の動作を禁止している場合には、前記プリ発光手段の動作を許可し、前記記録動作切換手段によって前記赤目発生条件記録手段の動作をさせている場合には前記プリ発光手段の動作を禁止するようにしたことを特徴とする赤目修正に対応可能なカメラシステム。
A red-eye generation condition recording unit that detects whether or not a shooting condition that can cause a red-eye phenomenon is detected during shooting, and records that the red-eye phenomenon is a condition that can be generated in association with a shooting frame;
Recording operation switching means for switching presence or absence of operation of the red-eye occurrence condition recording means;
Pre-flash means for pre-flash for reducing red-eye just before shooting under conditions where red-eye phenomenon may occur ,
When the operation of the red-eye generation condition recording unit is prohibited by the recording operation switching unit, the operation of the pre-light emission unit is permitted, and the operation of the red-eye generation condition recording unit is performed by the recording operation switching unit. A camera system capable of handling red-eye correction, wherein the operation of the pre-light-emitting means is prohibited.
撮影に際して赤目現象が発生しうる撮影条件であると判定された撮影駒について撮影画像の赤目部分の画像データを修正する修正手段と、
前記修正手段の動作の有無を切換える修正動作切換手段と、
赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段とを備え、
前記修正動作切換手段によって前記修正手段の動作を禁止している場合には、前記プリ発光手段の動作を許可し、前記修正動作切換手段によって前記修正手段の動作をさせている場合には前記プリ発光手段の動作を禁止するようにしたことを特徴とする赤目修正に対応可能なカメラシステム。
Correction means for correcting the image data of the red-eye portion of the photographed image with respect to the photographing frame determined to be a photographing condition that may cause a red-eye phenomenon during photographing;
Correction operation switching means for switching the presence or absence of the operation of the correction means;
Pre-flash means for pre-flash for reducing red-eye just before shooting under conditions where red-eye phenomenon may occur ,
When the operation of the correcting unit is prohibited by the correcting operation switching unit, the operation of the pre-light emitting unit is permitted, and when the correcting unit is operated by the correcting operation switching unit, the pre-lighting unit is operated. A camera system compatible with red-eye correction, characterized in that the operation of the light emitting means is prohibited.
撮影に際して赤目現象が発生しうる撮影条件か否かを検知し、赤目現象が発生しうる条件である旨を撮影駒と関連付けて記録する赤目発生条件記録手段と、
赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段と、
前記プリ発光手段の動作の有無を切換えるプリ発光動作切換手段と、
前記プリ発光動作切換手段によって前記プリ発光手段の動作を禁止している場合には前記赤目発生条件記録手段を動作させ、前記プリ発光動作切換手段によって前記プリ発光手段の動作を許可している場合には前記赤目発生条件記録手段の動作を禁止するようにしたことを特徴とする赤目修正に対応可能なカメラシステム。
A red-eye generation condition recording unit that detects whether or not a shooting condition that can cause a red-eye phenomenon is detected during shooting, and records that the red-eye phenomenon is a condition that can be generated in association with a shooting frame;
Pre-flash means for performing pre-flash for red-eye reduction immediately before shooting under conditions where red-eye phenomenon may occur ,
Pre-light emission operation switching means for switching presence or absence of operation of the pre-light emission means;
When the operation of the pre-light emission means is prohibited by the pre-light emission operation switching means, the red-eye generation condition recording means is operated, and the operation of the pre-light emission means is permitted by the pre-light emission operation switching means In the camera system capable of correcting red-eye, the operation of the red-eye generation condition recording means is prohibited.
赤目修正すべき旨を指示する修正指示情報を撮影駒と関連付けて記録する修正指示情報記録手段と、
赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段と、
セルフタイマー撮影およびセルフタイマー撮影でない撮影を択一的に選択するセルフタイマー撮影選択手段とを備え、
前記セルフタイマー撮影選択手段によってセルフタイマー撮影が選択された撮影駒については前記プリ発光手段によるプリ発光の有無にかかわりなく前記修正指示情報記録手段を動作させ、前記セルフタイマー撮影選択手段によってセルフタイマー撮影が選択されなかった撮影駒については前記プリ発光手段によるプリ発光をしない場合にのみ前記修正指示情報記録手段を動作させるようにしたことを特徴とする赤目修正に対応可能なカメラシステム。
Correction instruction information recording means for recording correction instruction information instructing that red-eye correction should be performed in association with a photographing frame;
Pre-flash means for performing pre-flash for red-eye reduction immediately before shooting under conditions where red-eye phenomenon may occur ,
Self-timer shooting selection means and self-timer shooting selection means for selectively selecting shooting that is not self-timer shooting,
For the shooting frame for which self-timer shooting is selected by the self-timer shooting selection unit, the correction instruction information recording unit is operated regardless of whether or not the pre-flash unit is pre-flashed, and the self-timer shooting selection unit performs self-timer shooting. A camera system capable of correcting red-eye correction, wherein the correction instruction information recording means is operated only when the pre-light emission by the pre-light emission means is not performed for a photographing frame for which is not selected.
赤目修正すべき旨を指示する修正指示情報を撮影駒と関連付けて記録する修正指示情報記録手段と、
赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段と、
リモートコントロール撮影およびリモートコントロール撮影でない撮影を択一的に選択するリモートコントロール撮影選択手段とを備え、
前記リモートコントロール撮影選択手段によってリモートコントロール撮影が選択された撮影駒については前記プリ発光手段によるプリ発光の有無にかかわりなく前記修正指示情報記録手段を動作させ、前記リモートコントロール撮影選択手段によってリモートコントロール撮影が選択されなかった撮影駒については前記プリ発光手段によるプリ発光をしない場合にのみ前記修正指示情報記録手段を動作させるようにしたことを特徴とする赤目修正に対応可能なカメラシステム。
Correction instruction information recording means for recording correction instruction information instructing that red-eye correction should be performed in association with a photographing frame;
Pre-flash means for performing pre-flash for red-eye reduction immediately before shooting under conditions where red-eye phenomenon may occur ,
Remote control shooting and remote control shooting selection means for selectively selecting shooting that is not remote control shooting,
For the shooting frame for which remote control shooting is selected by the remote control shooting selection unit, the correction instruction information recording unit is operated regardless of whether the pre-flash unit is pre-flashed or not, and the remote control shooting selection unit performs remote control shooting. A camera system capable of correcting red-eye correction, wherein the correction instruction information recording means is operated only when the pre-light emission by the pre-light emission means is not performed for a photographing frame for which is not selected.
赤目修正すべき旨を指示する修正指示情報を撮影駒と関連付けて記録する修正指示情報記録手段と、
赤目現象が発生しうる条件下で、撮影直前に赤目軽減のためのプリ発光を行うプリ発光手段と、
人物撮影専用モードおよび人物撮影専用モードでない撮影モードを択一的に選択する人物撮影専用モード選択手段とを備え、
前記人物撮影専用モード選択手段によって人物撮影専用モードが選択された撮影駒については前記プリ発光手段によるプリ発光の有無にかかわりなく前記修正指示情報記録手段を動作させ、前記人物撮影専用モード選択手段によって人物撮影専用モードが選択されなかった撮影駒については前記プリ発光手段によるプリ発光をしない場合にのみ前記修正指示情報記録手段を動作させるようにしたことを特徴とする赤目修正に対応可能なカメラシステム。
Correction instruction information recording means for recording correction instruction information instructing that red-eye correction should be performed in association with a photographing frame;
Pre-flash means for performing pre-flash for red-eye reduction immediately before shooting under conditions where red-eye phenomenon may occur ,
A person shooting only mode selection means for selectively selecting a shooting mode that is not a person shooting only mode and a person shooting only mode;
The photographing instruction information recording unit is operated regardless of whether or not the pre-light emission means is pre-flashed for the photographing frame in which the human-photographing mode is selected by the person photographing dedicated mode selection unit. The camera system capable of dealing with red-eye correction, wherein the correction instruction information recording means is operated only when pre-light emission by the pre-light emission means is not performed for a photographing frame for which the person-photographing-only mode is not selected. .
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