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JP3944505B2 - 回転電機及びその製造方法 - Google Patents

回転電機及びその製造方法 Download PDF

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JP3944505B2 JP2004311228A JP2004311228A JP3944505B2 JP 3944505 B2 JP3944505 B2 JP 3944505B2 JP 2004311228 A JP2004311228 A JP 2004311228A JP 2004311228 A JP2004311228 A JP 2004311228A JP 3944505 B2 JP3944505 B2 JP 3944505B2
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Description

この発明は、円筒状のフレームの内周面に固定子磁極が圧入固定される回転電機及びその製造方法に関するものである。
この種の回転電機としては、例えば、特許文献1に示されるように、フレームが、鋳造用アルミニウム材を用いて鋳造されたものであり、このフレームに鋳込まれた鋼管の内径側に固定子鉄心が圧入固定されている。この構成では、鋼管の線膨張率は固定子鉄心の線膨張率と近似しているので、高温域まで鋼管による固定子鉄心の固定保持がなされる。
また、特許文献2に示される回転電機は、支持ブラケットの筒部に固定子鉄心を圧入し、固定子鉄心の圧入部に対向する筒部の外周部に、環状部材を嵌合している。このため、支持ブラケットの剛性が強化されて、電動機の振動・騒音を防止することができるものである。
特開2001−169500号公報 特開2002−34202号公報
このように鋼管等の鉄材からなる円筒状のフレームの内周面に、固定子鉄心の外周面を圧入固定する回転電機においては、該内周面および該外周面の寸法管理が重要である。両者の寸法のばらつきによって圧入代がばらついて、圧入荷重が変動する。固定子鉄心を確実に固定するために、更に圧入代を大きくすると圧入荷重が過大となる場合があり、その応力で固定子鉄心の内周面の真円度の悪化などによって、回転電機の性能がばらつき、またコギングトルクが増加するなどの問題を引き起こすことがあった。
回転電機の外殻となるフレームが鉄材から構成されているものにおいては、一般的に耐食性向上のために、例えば5μm程度の亜鉛めっきが行われることが多い。耐食性を更に向上させるためには、カチオン塗装等が行われることもある。前記特許文献1および2には、亜鉛めっきやカチオン塗装等の記載はないが、亜鉛めっき等を行なっている場合には、更に圧入荷重がばらつきやすいという問題があり、カチオン塗装等を行なっている場合では、固定子鉄心を圧入する内周面に塗装が付着しないようにマスキングを行なう必要があるなどの問題があった。
また、前記特許文献1および2には防水シールなどの記載がないが、回転電機のフレームとハウジング(ブラケット)との接合部におけるシール剤とフレームとの接着力がばらつきやすいという問題があり、フレームの表面処理面とシール剤との接着力を確保する必要があるなどの問題があった。
この発明は、固定子磁極のフレームへの圧入荷重が安定し回転電機の性能が安定するとともに、耐食性と防錆シール性能が良く安価な回転電機、特に、電動パワーステアリング装置用モータに適した回転電機及びその製造方法を得ることを目的とする。
この発明は、円筒状の鋼板製フレームの内周面に固定子磁極が圧入固定され、該固定子磁極の内周側には空隙を介して回転子が配設され、前記フレームと該フレームと当接するアルミニウム材からなるハウジングとの当接面に液体シール剤が塗布されて構成されている回転電機において、前記フレームは、鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を有し、該めっき層の上に、更に化成処理による潤滑皮膜を結合して設けた表面処理鋼板を、プレス加工によって円筒状に形成して構成されている。
また、この発明は、円筒状の鋼板製フレームの内周面に固定子磁極が圧入固定され、該固定子磁極の内周側には空隙を介して回転子が配設され、前記フレームと該フレームと当接するアルミニウム材からなるハウジングとの当接面に液体シール剤が塗布されて構成されている回転電機の製造方法において、鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を有し、該めっき層の上層に、更に化成処理による潤滑皮膜を結合して設けた表面処理鋼板を有底の円筒状にプレス成形して前記フレームを形成する工程と、前記フレームの内周部に前記固定子磁極の固定子鉄心外周部を圧入嵌合する工程と、前記固定子磁極の内周側に空隙を介して前記回転子を配設する工程と、前記フレームの開放端側と前記ハウジングの当接面とを液体シール剤により接着する工程とを含むものである。
この発明によれば、フレームとして用いる表面処理鋼板のめっき層の耐食性が良く硬度も高いため、めっき層を薄膜にできるとともに安定した摩擦係数を得られ、固定子磁極の圧入荷重が安定すると共に、フレームの変形、固定子磁極へのストレスも軽減できるので性能のばらつきが小さく、コギングトルクの増加も抑制された、耐食性が良く安価な回転電機を得ることができる。
特に、この発明による回転電機を電動パワーステアリング装置用モータとして用いた場合、コギングトルクやトルクリップルの増加が抑制されて操舵感が良く、好適である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のブラシレスモータの構成を示す断面図である。ブラシレ
スモータ10は、有底の円筒状に形成した鋼板製のフレーム11の内周に、固定子鉄心13に固定子コイル14を巻装した固定子磁極12が圧入によって挿着されると共に、フレーム11の開放端側にはアルミニウム材からなるハウジング15が取り付けられている。ハウジング15の中心部にはフロントベアリング16が設けられ、フレーム11の有底側にリアベアリング17が保持されている。回転子18は、鋼材から製造されるシャフトに接着により固定される永久磁石19と一体構造であり、ハウジング15にその外輪を固定されるフロントベアリング16と、フレーム11にその外輪を支持されるリアベアリング17により支持されて回転する。
図2は、固定子鉄心13に固定子コイル14を巻装した固定子磁極12が圧入されたフレーム11の側面図(ハウジング側から見た図)及び断面図であり、フレーム11は鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を形成した表面処理鋼板によって有底の円筒状にプレス成形されたものであり、この底部にはリアベアリング17の外輪を収納する形状を備えている。
図3は固定子磁極12の側面図及び断面図であり、固定子磁極12は鉄心片を積層して円環状に形成した固定子鉄心13に固定子コイル14が巻回されて構成されており、固定子鉄心13の外周面が、フレーム11の内周面に圧入固定されている。
なお、この固定子磁極12は、図4に示すように、電磁鋼板からなる鉄心片を多数枚積層して板形状に構成された固定子鉄心13Aに固定子コイル14Aを装着した後、これを図5に示すように円環状に屈曲させて構成することもできる。この場合には、固定子鉄心13Aの巻き込みが容易にでき、図3の場合と同様に固定子鉄心13Aをフレーム11に圧入固定し、製造コストを低くできる。
この様に構成されたブラシレスモータ10において、フレーム11は表面処理鋼板の防錆性能を有し、固定子磁極12のフレーム11への固定は固定子磁極12の固定子鉄心外周部をフレーム11の内周部に圧入嵌合することにより行われている。そのため接着剤、固定具等が不要のため製造コストを低くできる。
しかして、鉄鋼材料の防食に対しては溶融亜鉛めっきが一般的に行われているが、この実施の形態1においては、フレーム11として、新日本製鐵株式会社製鋼板:商品名スーパーダイマ(Super Dyma,以下SDと称する)を用いている。このSDは、めっき層成分が亜鉛を主に、2〜19質量%のアルミニウム、1〜10質量%のマグネシウム、0.01〜2質量%のシリコンを添加したもので、これらの添加元素の複合効果で耐食性を高めた高耐食性めっき鋼板である。特にシリコンは、アルミニウムを含有するめっき層の加工性を高めると同時に、マグネシウムとの複合作用によって腐食抑制効果をより高めている。SDは、その高耐食性から、主に建設部材や土木資材に使用されていた。SDとしては、亜鉛を主に、11質量%のアルミニウム、3質量%のマグネシウム、0.2質量%のシリコンを添加したものが一般的である。
図9(a)は、各種の表面処理を施した表面処理鋼板をフレーム11に用いた場合について、連続塩水噴霧による赤錆発生までの時間を比較したデータを示す図で、Aは通常の亜鉛めっき5μmを施したもの、Bは通常の亜鉛めっき8μmを施したもの、Cはカチオン塗装品に通常の亜鉛めっき5μmを施したもの、Dはめっき層の質量パーセントがアルミニウム11質量%、マグネシウム3質量%、シリコン0.2質量%、残部が亜鉛からな
るような処理(以下SD処理と呼ぶ)を施したもの、EはSD処理の上にさらに化成処理を施したものを示している。なお、化成処理としては、例えばウレタン樹脂+ワックス+添加物からなる混合物をSD処理表面の上に、1μm程度被覆する方法を用いることができる。
この比較データからSD処理を施したD,Eのケースが防錆性に優れていることが明らかである。その理由は、SD処理品は含まれるアルミニウム内にある亜鉛の溶出量が少なく抑えられるので防錆効果が長期に渡るものと考えられる。また、SD処理に化成処理を施したものはさらに僅かにその防錆効果を高めるが主たる効果はSD処理によるものと考えられる。
次に、図9(b)は、各種の表面処理を施した表面処理鋼板をフレーム11に用いた場合について、フレーム11に固定子磁極12を圧入する際の摩擦力の大小に関係するフレーム11と固定子磁極12の摩擦係数を比較したデータを示す図で、Fは通常の後めっき(亜鉛めっき)のみを施したもの、Gは通常の後めっき(亜鉛めっき)に更にワックス処理を施したもの、HはSD処理を施したもの、IはSD処理を施したものに更にワックス処理を施したもの、JはSD処理を施したものに更に化成処理を施したものを示している。
すなわち、Fのようにフレーム11表面に後めっきのみを施した場合は、摩擦が大きいため多大な圧入力を必要とし、そのためフレーム11及び固定子磁極12に変形、損傷を生じることがある。Gはこの変形等を防止するために圧入力を低減する目的でワックスを後めっき表面に塗布した場合を示す。HのSD処理については、めっき層が後めっきに比べて硬度が高いため、ワックス塗布をしなくともある程度の摩擦係数低減を図ることができる。また、IのようにSD処理にワックス処理を施すと更に低減化がある。更に、JのようにSD処理に加えて化成処理を施すことによりワックス処理の摩擦係数を上回る摩擦係数を得ることができる。この場合の化成処理はSD表面に強く結合した潤滑皮膜であるためワックス処理の皮膜より安定した摩擦を得られる。
また、図9(c)は、フレーム11とハウジング15の間に防水を目的とした液体シール剤が塗布されている場合において、図9(b)と同一の各種表面処理鋼板F−Jをフレーム11に用いた場合について、液体シール剤とフレーム11との接着力を比較したデータを示す図で、この場合には、液体シールのシール効果を確実にするために液体シール剤と特に表面処理にコーティングを施しているフレーム11との接着力を確保することが必要となる。この場合の液体シール剤としては、シリコーン(メーカ:株式会社スリーボンド)を主成分とするものを用いるのが有効である。
この比較データから分かるように、Fの後めっきと、HのSD処理と、JのSD処理+化成処理はほぼ同じ接着力を期待できシール効果が高い。しかしながら、Gの後めっき+
ワックス処理とIのSD処理+ワックス処理についてはワックスの影響で接着性が阻害さ
れシール効果は低く防水性能が期待できないことになる。
特に、JのSD処理+化成処理については接着性を確保しながら前述の摩擦係数を安定
できるため、フレーム11の表面に皮膜処理を施すことで固定子磁極12を変形・損傷無く安定して圧入でき、安定した防水性能を期待できるので製造コストを低くできかつ高い防錆性能を得ることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、フレームが鋼板の表面にアルミニウム、マ
グネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を形成した表面処理鋼板を、プレス加工によって円筒状に形成して構成されているので、めっき層の耐食性が良く硬度も高いため、めっき層を薄膜にできるとともに安定した摩擦係数を得るため固定子磁極の圧入荷重が安定する。また、フレームの変形、固定子鉄心へのストレスも軽減できるので性能のばらつきが小さく、コギングトルクの増加も抑制された、耐食性が良く安価な回転電機を得ることができる。特に、電動パワーステアリング装置用モータに用いた場合には、コギングトルクやトルクリップルの増加が抑制されて操舵感が良く、好適なものとなし得る。
特に、めっき層が、アルミニウム11質量%、マグネシウム3質量%、シリコン0.2質量%、残部が亜鉛からなるSD処理を施したものを用いた場合には、効果的に固定子磁極の圧入荷重を安定させることができ、鋼板の入手性も良く、安価な回転電機を得ることができる。
また、SD処理の上層に、更に化成処理により潤滑皮膜を設けた表面処理鋼板を用いているので、摩擦係数が減少して、更に効果的に固定子磁極の圧入荷重を安定させることができる。また、予め潤滑皮膜を設けた表面処理鋼板であるので生産性がよく、アルミニウム、マグネシウム、シリコンを含む溶融亜鉛めっき鋼板を、固定子磁極の圧入固定する回転電機のフレームとして容易に適用することができる。
更に、フレームと、該フレームと当接するアルミニウム材からなるハウジングとの当接面に、液体のシール剤を塗布しているので、気密性が向上し防水性が良く、フレームとハウジングの電食が防止されて耐久性が向上する。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態に係わる回転電機(ブラシモータ)の構成を示す断面図である。20は回転電機であるブラシモータを示し、21はヨークを形成するフレーム、22は固定子磁極で永久磁石23とこれを保持するマグネットホルダ24とで構成されている。25はハウジング、26はフロントベアリング、27はリアベアリング、28はアマチュア、29はブラシホルダである。アマチュア28は電磁鋼板を積層したコアをシャフトに固定し、コイルを装着しており、フロントベアリング26及びリアベアリング27により回転自在に支持される。
図7は固定子磁極22の側面図及び断面図である。永久磁石23は、マグネットホルダ24の支持枠に嵌合することにより支持される。
図8はフレーム21に永久磁石23及びマグネットホルダ24からなる固定子磁極22が装着される構造を示す断面図及び側面図である。
この実施の形態2においても、フレーム21は、実施の形態1と同様の表面処理鋼板を用いてプレス成形されたものであり、その内周部に永久磁石23とマグネットホルダ24から構成される固定子磁極22を圧入嵌合し固定支持する。またフレーム21にはリアベアリング27を収納する形状が備えられている。
実施の形態2の回転電機はこのように構成されているので、実施の形態1と同様に高い防錆性能を有し、永久磁石23及びマグネットホルダ24からなる固定子磁極22を、接着剤、固定具を必要とせず固定できるため製造コストを低くできる。
また、固定子磁極22は、表面処理鋼板を用いたフレーム21の内周面に圧入固定されているので、実施の形態1と同じく固定子磁極22の圧入荷重を安定させることができて、性能が安定しコギングトルクの増加も抑制された回転電機を得ることができる。
この発明の実施の形態1の構成を示すブラシレスモータの断面図である。 実施の形態1におけるフレームの側面図及び断面図である。 実施の形態1における固定子磁極の側面図及び断面図である。 実施の形態1における固定子磁極の他の例を示す巻線後(丸め前)の正面図である。 図4の固定子磁極の完成状態(丸め後)を示す側面図及び断面図である。 この発明の実施の形態2の構成を示すブラシモータの断面図である。 実施の形態2における固定子磁極の側面図及び断面図である。 実施の形態2における固定子磁極をフレームに圧入した側面図及び断面図である。 フレームに用いる各種の表面処理鋼板の比較データを示す図である。
符号の説明
10 ブラシレスモータ、11 フレーム、12 固定子磁極、13,13A 固定子鉄心、14,14A 固定子コイル、15 ハウジング、16 フロントベアリング、17
リアベアリング、18 回転子、19 永久磁石
20 ブラシモータ、21 フレーム、22 固定子磁極、23 永久磁石、24 マグネットホルダ、25 ハウジング、26 フロントベアリング、27 リアベアリング、28 アマチュア、29 ブラシホルダ

Claims (9)

  1. 円筒状の鋼板製フレームの内周面に固定子磁極が圧入固定され、該固定子磁極の内周側には空隙を介して回転子が配設され、前記フレームと該フレームと当接するアルミニウム材からなるハウジングとの当接面に液体シール剤が塗布されて構成されている回転電機において、前記フレームは、鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を有し、該めっき層の上に、更に化成処理による潤滑皮膜を結合して設けた表面処理鋼板を、プレス加工によって円筒状に形成して構成されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記表面処理鋼板のめっき層は、アルミニウム11質量%、マグネシウム3質量%、シリコン0.2質量%、残部が亜鉛からなることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 前記固定子磁極は、鉄心片を積層して形成した円環状の固定子鉄心に固定子コイルが巻回されて構成されており、該固定子鉄心の外周面が、前記フレームの内周面に圧入固定されていることを特徴とする請求項1または2記載の回転電機。
  4. 前記固定子磁極は、鉄心片を積層して板形状に構成された固定子鉄心に固定子コイルを装着した後、該固定子鉄心を円環状に屈曲させて構成されていることを特徴とする請求項記載の回転電機。
  5. 前記固定子磁極は、永久磁石および該永久磁石を保持するマグネットホルダによって構成され、前記フレームの内周面に圧入固定されていることを特徴とする請求項1または2記載の回転電機。
  6. 電動パワーステアリング装置用モータであることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の回転電機。
  7. 円筒状の鋼板製フレームの内周面に固定子磁極が圧入固定され、該固定子磁極の内周側には空隙を介して回転子が配設され、前記フレームと該フレームと当接するアルミニウム材からなるハウジングとの当接面に液体シール剤が塗布されて構成されている回転電機の製造方法において、
    鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を有し、該めっき層の上層に、更に化成処理による潤滑皮膜を結合して設けた表面処理鋼板を有底の円筒状にプレス成形して前記フレームを形成する工程と、
    前記フレームの内周部に前記固定子磁極の固定子鉄心外周部を圧入嵌合する工程と、
    前記固定子磁極の内周側に空隙を介して前記回転子を配設する工程と、
    前記フレームと前記ハウジングとの当接面に液体シール剤を塗布する工程とを
    含むことを特徴とする回転電機の製造方法。
  8. 前記表面処理鋼板のめっき層は、アルミニウム11質量%、マグネシウム3質量%、シリコン0.2質量%、残部が亜鉛からなることを特徴とする請求項7記載の回転電機の製造方法。
  9. 前記液体シール剤はシリコーン(メーカ:株式会社スリーボンド)を主成分とするものであることを特徴とする請求項7または8記載の回転電機の製造方法。
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