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JP3942682B2 - テンショナレバーの枢支構造 - Google Patents

テンショナレバーの枢支構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、補機駆動用チェーンドライブシステムのテンショナレバーをエンジン側取付面に対して揺動自在に取り付ける際に好適なテンショナレバーの枢支構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンのクランクシャフトからカムシャフト等へ回転を伝達するために用いられている補機駆動用のチェーンドライブシステムは、図7に示すように駆動側スプロケットaと被駆動側スプロケットbとの間にチェーンcが掛け渡されており、前記チェーンcの弛み側の側面には、テンショナレバーdのシューeが押し当てられている。
【0003】
前記テンショナレバーdは、その枢支端側にピボットガイド部fが設けられ、図7のD−D位置の矢印方向から見た部分断面図である図8に示すように、ピボットガイド部fには、エンジン側取付面gに形成されたねじ孔hに螺合固定された段付ボルトiの大径部jに嵌合する軸受孔kが形成されている。
【0004】
前記大径部jの軸方向長さは、テンショナレバーdのピボットガイド部fの厚みよりも若干長く、エンジン側取付面gへ段付ボルトiが固定された状態で、段付ボルトiを軸としてテンショナレバーdが、段付ボルトの頭部とエンジン側取付面gとの間で軸方向の移動を規制された状態で自由に揺動できるようになっている。
【0005】
また、図7に示すように、テンショナレバーdの他方の端部の背面側は、テンショナlの押圧プランジャmによってチェーンc側へ押圧付勢されていて、シューeを介してチェーンcに適正な張力を付与してその弛みを防止し、チェーンcの走行時の振れを防止している。
【0006】
また、図9は、従来のテンショナレバーをエンジン側取付面に揺動自在に支持するために用いられている別の枢支構造の例を示すものであって、同図の枢支構造では、テンショナレバーd’のピボットガイド部f’の軸受孔k’とボルトi’との間にカラーnが介装されている。
前記カラーnの軸方向長は、ピボットガイド部fの厚さよりも若干長く形成されており、エンジン側取付面g’のねじ孔h’にボルトi’を螺合して同図のようにカラーnを締結固定したときに、カラーnの外周面にピボットガイド部f’の軸受孔k’を嵌合して支持されているテンショナアームd’が、前記ボルトi’を軸として自由に揺動できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述した図8に示すような段付ボルトを用いているものでは、段付ボルトが特殊な形状のボルトであるため高価であるとともに、エンジン部品としての標準化が難しく、また、部品管理上の問題があった。
【0008】
また、図9に示すものでは、標準規格品のボルトを使用することができるため、ボルト自体や円筒形のカラーは安価であるが、テンショナレバーをエンジンに組み付ける作業時に、テンショナレバーとカラーとボルトの3つの部品を一つにして組み付けなければならず、テンショナレバーのピボットガイド部の軸受孔へカラーを差し込んでエンジン側取付面のねじ孔にボルトを締結する作業は、作業員が両手を使って作業しても組み付けずづらいという問題もあった。
【0009】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解消するものであって、すなわち、本発明の目的は、チェーンに摺接するシューが一体成形された樹脂製のテンショナレバーにカラーを簡単に係入して組み込むことができるとともに、テンショナレバーをエンジン側取付面へボルトで組付ける際に標準規格品のボルトを使用して予めテンショナレバーにカラーを組み込んだ単一部品として容易に部品管理でき、現場での組付作業が熟練を要することなく迅速且つ容易なテンショナレバーの枢支構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、チェーンに摺接するシューが一体成形された樹脂製のテンショナレバーの枢支端側に設けられたピボットガイド部と、ボルト挿通孔が軸方向に貫通して中心部に形成されているとともに前記ボルト挿通孔と同心の円筒状外周面が少なくとも一部に形成されたカラーと、前記ボルト挿通孔に挿通してエンジン側取付面のねじ孔に締結固定されるボルトとで構成されているテンショナレバーの枢支構造において、前記ピボットガイド部が、前記カラーの円筒状外周面が回動自在に嵌挿される軸受孔と前記カラーの円筒状外周面より大径で同心の係合鍔部が係入される該軸受孔と隣り合って同心に形成された係合周溝とを有するとともに、前記係合周溝のエンジン側取付面と反対側に位置する開口周縁部にカラーの係合鍔部が押し込まれるテーパ状案内面を有し、さらに、前記係合鍔部の軸方向両側にそれぞれ対向する係合周溝内側の環状の面がカラーの軸方向移動を規制して軸受孔から円筒状外周面の抜け出しを防止するカラー移動規制面を有していることである。
【0011】
【作用】
本発明のテンショナレバーの枢支構造によれば、チェーンに摺接するシューが一体成形された樹脂製のテンショナレバーのピボットガイド部の軸受孔にカラーをあらかじめ組み込んで一つの部品としておき、これをボルトによってエンジン側取付面に組み付ける。前記エンジン側取付面への組み付けには、テンショナレバーを片手で支持して、もう一方の手でボルトをカラーのボルト挿通孔に差し込み、そのままエンジン側取付面のねじ孔にボルトを螺合して締結するだけでよい。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明の参考例と実施例を説明する。
まず、図1は、本発明を説明するための第1参考例であるテンショナレバーの枢支構造を示すエンジンの補機駆動用のチェーンドライブシステムの概略図であって、駆動側スプロケット1と被駆動側スプロケット2との間にチェーン3が掛け渡され、前記チェーン3の弛み側には、エンジン側取付面に固定された鍔付のボルト4によって、テンショナレバー5の枢支端側に形成されているピボットガイド部6が揺動自在に支持されている。
【0013】
また、エンジン側取付面には、テンショナ7が取り付けられていて、その押圧プランジャ7Aは、テンショナレバー5の背面を押圧付勢し、テンショナレバー5に一体に固定されているシュー8をチェーン3の弛み側の側面へ押し付けてチェーン3に走行中振れが生じないように張力を付与している。
【0014】
図2は、図1のA−A線位置における矢印方向から見たピボットガイド部6の部分断面図であって、同図に示すように、ピボットガイド部6においてテンショナレバー5には軸受孔9が形成され、また、前記軸受孔9に連続して前記軸受孔9の内径よりもやや内径が拡がっている拡径部10が同心に形成されている。
前記軸受孔9は、カラー11の円筒状外周面11Aに対して揺動自在に嵌合されており、前記拡径部10内に、円筒状外周面11Aよりも径の大きい係合鍔部11Bが入り込んでいる。
【0015】
また、前記係合鍔部11Bの外側の端面には、ピボットガイド部6におけるテンショナレバー5の一方の側面を覆うように設けられているシュー8の裏面8Aが対向しており、前記裏面8Aと拡径部10の底面10Aによって係合鍔部11Bが両側から挟まれて、軸受孔9に対するカラー11の軸方向移動が規制されている。
前記裏面8Aと底面10Aとは、カラー移動規制面を構成している。
【0016】
また、カラー11の中心部には軸方向に貫通するボルト挿通孔11Cが形成され、前記ボルト4が前記ボルト挿通孔11Cを貫通してエンジン側取付面12に形成されているねじ孔13に螺合されて、カラー11が前記エンジン側取付面12に対して締結固定されている。
なお、前記ボルト4の鍔部4Aを含む頭部はシュー8に形成されている円形の開口部8Bから外部に露出している。
【0017】
前述した構成において、エンジンへの組み付け前に、テンショナレバー5の軸受孔9にカラー11をあらかじめ組み込んでおく。これは、テンショナレバー5へシュー8を取り付ける工程中で行う。
エンジン側へのテンショナレバー5の組付けに際しては、エンジン側取付面12のねじ孔13上へカラー11のボルト挿通孔11Cを一致させてボルト4をボルト挿通孔11Cへ差し込んでねじ孔13へ螺合し、その頭部を工具で締め付けることによってエンジン側取付面12に固定すると、図1に示すように、テンショナレバー5の枢支端側が、前記エンジン側取付面12に対してカラー11を支点として揺動自在に支持される。
【0018】
次に、図3及び図4は、本発明を説明するための第2参考例であるテンショナレバーの枢支構造を示すものであって、図1と同様に、チェーンドライブシステムのテンショナレバーの枢支構造として用いられているものである。
なお、前述した図1及び図2中に示されている部材と共通するものは、図3及び図4においても前述した第1参考例のものと同一の番号で示し、これらの部材の説明を省略している。
本発明の第2参考例では、図4に示すように、テンショナレバー15のシュー18がピボットガイド部16ではテンショナレバー15の両側の側面を覆うように、断面コ字状に形成されている。
【0019】
一方、テンショナレバー15には、前述した実施例のものと同様な軸受孔19が形成されており、ここにカラー21の円筒状外周面21Aが回動自在に嵌合されている。
前記カラー21の中央部には、ボルト挿通孔21Bが軸方向に貫通して形成されていて、ここに、ボルト4が貫通され、前述した図2の場合と同様にしてエンジン側取付面12にカラー21が固定されてようになっている。
本発明の第2参考例では、カラー21は、エンジン側取付面12に当接される端面側に円筒状外周面21Aよりも小径な縮径部21Cが形成されていて、前記縮径部21Cは、シュー18に形成されている軸受孔19より径の小さい円形の開口部18Cを貫通してその端面がエンジン側取付面12に当接している。
【0020】
また、前記ボルト4の鍔部4Aは、シュー18に形成されているもう一つの開口部18D内に位置した状態で、カラー21のエンジン側取付面12側と反対側にある端面に当接し、ボルトの頭部側がシュー18の外側に露出している。
この参考例では、カラー21の円筒状外周面21Aと縮径部21Cとの間で形成される環状の段部に対向しているシュー18裏面18Bの開口部18Cの周縁部分と、ボルト4の鍔部4Aに当接しているカラー21の端面と対向しているシュー18裏面18Aの開口部18Dの周縁部分によって、軸受孔19に対するカラー21の軸方向移動が規制されている。
前記裏面18Bの開口部18Cの周縁部分と裏面18Aの開口部18Dの周縁部分は、カラー移動規制面を構成している。
【0021】
次に、図5は、本発明の実施例であるテンショナレバーの枢支構造を示すエンジンの補機駆動用のチェーンドライブシステムの概略図、図6は、図5のC−C線位置における矢印方向に見た部分断面図であって、本発明の実施例では、テンショナレバー25にチェーン3に摺接するシューが一体成形されている樹脂製のものが用いられている。
なお、前述した図1及び図2中に示されている参考例の部材と共通するものは、図5及び図6においても同一の番号で示し、これらの部材の説明は省略している。
本発明の実施例におけるテンショナレバーの枢支構造においては、図6に示すようにテンショナレバー25のピボットガイド部26に、カラー31の円筒状外周面31Aに回動自在に嵌合する軸受孔29と係合周溝30とが隣り合って同心に形成されている。
【0022】
一方、前記カラー31は、前述した図2に示すカラー11と同様な形状をしており、前記係合周溝30に適合した外径を有する円筒状外周面31Aよりも径が大きくこれと同心の係合鍔部31Bを有している。
そして、前記円筒状外周面31Aに軸受孔29内が嵌合している位置では、前記係合鍔部31Bは、前記係合周溝30の中に係入されていて、軸受孔29に対するカラー31の軸方向移動が規制されている。
【0023】
前記係合周溝30に対してカラー31の係合鍔部31Bを係入する場合は、エンジン側取付面12と対向する側と反対側のテンショナレバー25の側面の係合周溝30の開口周縁部に形成されているテーパ状案内面30Aの傾斜に沿ってカラー31の係合鍔部31Bを押し込み、係合周溝30のテーパ状案内面30A周囲を弾性変形させて係合周溝30内に係合鍔部31Bを係入させる。
そして、前記係合鍔部31Bの軸方向両側にそれぞれ対向する係合周溝30内側の環状の面が、カラー移動規制面を構成している。
本発明の実施例では、テンショナレバー25がシューとが樹脂で一体成形されていて構造が簡単であるとともに、テンショナレバー25に対してカラー31の組み込みが簡単である利点を有する。
【0024】
前述した実施例では、テンショナレバーをエンジン側取付面に支持するために鍔付のボルトを用いているが、鍔を有しない通常のボルトを用いてもよく、何れにしても標準規格品のボルトを用いることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のテンショナレバーの枢支構造によれば、チェーンに摺接するシューが一体成形された樹脂製のテンショナレバーをエンジン側取付面へ取り付ける際に、テンショナレバーのピボットガイド部側にあらかじめカラーを簡単に係入して組み込んでおくことができ、テンショナレバーをエンジン側取付面へ組み付ける作業が、エンジン側取付面のねじ孔に対してテンショナレバーに組み込まれているカラーのボルト挿通孔を位置決めし、前記ボルト挿通孔にボルトを通して締結するだけで済み、現場での組付け作業を迅速且つ容易に行うことができる。
【0026】
また、段付ボルト等の高価で特殊仕様のボルトを用いる必要がなく、チェーンに摺接するシューが一体成形された樹脂製のテンショナレバーにカラーを組み込んで一つの部品として保管することができるため、部品管理が容易になるとともに部品コストを下げることができる。
【0027】
さらに、エンジン側取付面へのテンショナレバーの組付作業を熟練を要することなく効率的に行うことができる。
【0028】
また、テンショナレバーをエンジン側取付面に固定するためのボルトに標準規格品のボルトを使用できるため、部品コストを削減できるとともに、あらかじめテンショナレバーにカラーを組み込んで単一部品として管理できるので、部品管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための第1参考例であるテンショナレバーの枢支構造を示すエンジンの補機駆動用のチェーンドライブシステムの概略図。
【図2】図1のA−A線位置における矢印方向から見たピボットガイド部の部分断面図。
【図3】本発明を説明するための第2参考例であるテンショナレバーの枢支構造を示すエンジンの補機駆動用のチェーンドライブシステムの概略図。
【図4】図3のB−B線位置における矢印方向から見たピボットガイド部の部分断面図。
【図5】本発明の実施例であるテンショナレバーの枢支構造を示すエンジンの補機駆動用のチェーンドライブシステムの概略図。
【図6】図4のC−C線位置における矢印方向から見たピボットガイド部の部分断面図。
【図7】従来のテンショナレバーの枢支構造を示すピボットガイド部の概略図。
【図8】図7のD−D線位置における矢印方向から見たピボットガイド部の部分断面図。
【図9】従来の別のテンショナレバーの枢支構造におけるピボットガイド部を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 ・・・駆動側スプロケット
2 ・・・従動側スプロケット
3 ・・・チェーン
4 ・・・ボルト
4A ・・・鍔部
5,15,25 ・・・テンショナレバー
6,16,26 ・・・ピボットガイド部
7 ・・・テンショナ
7A ・・・押圧プランジャ
8,18 ・・・シュー
8A,18A,18B ・・・裏面
8B,18C,18D ・・・開口部
9,19,29 ・・・軸受孔
10 ・・・拡径部
10A ・・・底面
11,21,31 ・・・カラー
11A,21A,31A ・・・円筒状外周面
11B,31B ・・・係合鍔部
11C,21B ・・・ボルト挿通孔
12 ・・・エンジン側取付面
13 ・・・ねじ孔
21C ・・・縮径部
30 ・・・係合周溝
30A ・・・テーパ状案内面

Claims (1)

  1. チェーンに摺接するシューが一体成形された樹脂製のテンショナレバーの枢支端側に設けられたピボットガイド部と、ボルト挿通孔が軸方向に貫通して中心部に形成されているとともに前記ボルト挿通孔と同心の円筒状外周面が少なくとも一部に形成されたカラーと、前記ボルト挿通孔に挿通してエンジン側取付面のねじ孔に締結固定されるボルトとで構成されているテンショナレバーの枢支構造において、
    前記ピボットガイド部が、前記カラーの円筒状外周面が回動自在に嵌挿される軸受孔と前記カラーの円筒状外周面より大径で同心の係合鍔部が係入される該軸受孔と隣り合って同心に形成された係合周溝とを有するとともに、前記係合周溝のエンジン側取付面と反対側に位置する開口周縁部にカラーの係合鍔部が押し込まれるテーパ状案内面を有し、さらに、前記係合鍔部の軸方向両側にそれぞれ対向する係合周溝内側の環状の面がカラーの軸方向移動を規制して軸受孔から円筒状外周面の抜け出しを防止するカラー移動規制面を有していることを特徴とするテンショナレバーの枢支構造。
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